JP2019034606A - 鞍乗型車両の車体フレーム - Google Patents
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Abstract
【課題】リアクッションとスイングアームとを連結するリンク部材を車体フレームに支持する構造の剛性を高め、スイングアームに作用した荷重をリアクッションに正確に伝達できるようにする。【解決手段】鞍乗型車両の車体フレーム11は左フレーム部22、右フレーム部23、上連結部26および下連結部27を有するボディフレーム21を備えている。また、車体フレーム11は、パワーユニットの後部下側を支持する後下マウント部43と、スイングアームとリアクッションとを連結するリンク部材を接続するリンク部材接続部53とを有している。後下マウント部43およびリンク部材接続部53は下連結部27の前部および後部にそれぞれ形成されている。【選択図】図5
Description
本発明は鞍乗型車両の車体フレームに関する。
近年、自動二輪車等の鞍乗型車両の多くは、単一のリアクッションを用いてスイングアームを車体フレームに支持する構造(モノショック)を採用している。このような構造においては、多くの場合、リアクションとスイングアームとをリンク部材を介して連結する。リンク部材を介してリアクションとスイングアームとを連結することにより、後輪軸のストローク量に対するリアクッションのストローク量を調節することができる。
通常、リンク部材は3つの接続点を有している。第1の接続点はリアクッションの端部に接続され、第2の接続点はスイングアームに接続されている。そして、第3の接続点は、車体フレームにおいてスイングアームのピボットが接続された部分の下側に接続されている。
下記の特許文献1には、一対のメインパイプ(4、4)の後端部に溶接された一対のブラケット(5、5)に、単一の油圧緩衝器(14)を用いてリヤアーム(10)を支持する構造が記載されている。この構造において、油圧緩衝器(14)とリアアーム(10)とはリンク機構(15)を介して連結されている。このリンク機構(15)は、リレーアーム(17)および一対のリレーアーム(19、19)を有している。リレーアーム(17)の前端部は、一対のブラケット(5、5)のそれぞれの下端部を連結するクロスチューブ(9b)にブラケット(16)を介して枢支されている。また、一対のリレーアーム(19、19)の後端部はリヤアーム(10)の前端部下面に枢支されている。また、リレーアーム(17)の後端部と、一対のリレーアーム(19、19)の前端部とは相互に回動自在に連結されており、この連結部分に油圧緩衝器(14)の下端部(14b)が連結されている。なお、特許文献1にはこの構造を適用した自動二輪車が記載されており、その自動二輪車においてエンジン(8)はメインパイプ(4、4)とダウンチューブ(7)との間に搭載されている。
特許文献1に記載された、リンク機構(15)を介して油圧緩衝器(14)とリアアーム(10)とを連結する構造では、特許文献1の第2図に示されている通り、リレーアーム(17)が枢支されたブラケット(16)がクロスチューブ(9b)の軸方向中間部のみに支持されている。このため、リレーアーム(17)を介してブラケット(16)に伝達された荷重がクロスチューブ(9b)の軸方向中間部に集中して作用する。それゆえ、リレーアーム(17)およびブラケット(16)を介してクロスチューブ(9b)に作用した荷重によりクロスチューブ(9b)が曲がるおそれがある。このような構造では、リヤアーム(10)に上下方向に作用する荷重がリンク機構(15)を介して油圧緩衝器(14)に正確に伝達されず、油圧緩衝器(14)の性能が設計通りに発揮されないおそれがある。
本発明は例えば上述したような問題に鑑みなされたものであり、本発明の課題は、リアクッションとスイングアームとを連結するリンク部材を車体フレームに支持する構造の剛性を高め、スイングアームに作用した荷重をリアクッションに正確に伝達することができる鞍乗型車両の車体フレームを提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明は、鞍乗型車両の車体フレームであって、パワーユニットの前上方に設けられたヘッドパイプと、前記ヘッドパイプから前記パワーユニットの上側を後方へ伸長するタンクレールと、前記タンクレールの後端側から前記パワーユニットの左後側および右後側を下方へそれぞれ伸長する一対のサイドフレーム部、前記一対のサイドフレーム部の上部間を連結する上連結部、および前記一対のサイドフレーム部の下部間を連結する下連結部を有するボディフレームと、前記タンクレールにおける前端側または前記ヘッドパイプに直接または連結部材を介して連結され、前記パワーユニットの前部を支持する前マウント部と、前記パワーユニットの後部を支持する後マウント部と、前記一対のサイドフレーム部にそれぞれ設けられ、スイングアームの前端部を支持するスイングアーム支持部と、前記スイングアームとリアクッションとを連結するリンク部材を接続するリンク部材接続部とを備え、前記後マウント部は前記下連結部の前部に形成され、前記リンク部材接続部は前記下連結部の後部に形成されていることを特徴とする。
本発明によれば、リアクッションとスイングアームとを連結するリンク部材を車体フレームに支持する構造の剛性を高め、スイングアームに作用した荷重をリアクッションに正確に伝達することができる。
本発明の実施形態の車体フレームは、ヘッドパイプ、タンクレール、ボディフレーム、前マウント部、後マウント部、スイングアーム支持部およびリンク部材接続部を備えている。
ヘッドパイプはパワーユニットの前上方に設けられている。タンクレールはヘッドパイプからパワーユニットの上側を後方へ伸長している。
ボディフレームは、一対のサイドフレーム部、上連結部および下連結部を有している。一対のサイドフレーム部はタンクレールの後端側からパワーユニットの左後側および右後側を下方へそれぞれ伸長している。上連結部は一対のサイドフレーム部の上部間を連結している。下連結部は一対のサイドフレーム部の下部間を連結している。
前マウント部は、パワーユニットの前部を支持する機能を有し、タンクレールにおける前端側またはヘッドパイプに直接または連結部材を介して連結されている。なお、連結部材は、例えば、ヘッドパイプまたはタンクレールの前端側から下方へ伸長するダウンフレーム等である。
スイングアーム支持部は、スイングアームの前端部を支持する機能を有し、ボディフレームの一対のサイドフレーム部にそれぞれ設けられている。
後マウント部はパワーユニットの後部を支持する機能を有し、下連結部の前部に形成されている。
リンク部材接続部は、スイングアームとリアクッションとを連結するリンク部材を接続する機能を有し、下連結部の後部に形成されている。
本発明の実施形態の車体フレームにおいて、パワーユニットの前部は前マウント部(または前マウント部および連結部材)を介して車体フレームの前部、すなわちタンクレールにおける前端側またはヘッドパイプに接続される。また、パワーユニットの後部は後マウント部を介してボディフレームの下連結部の前部に接続される。また、リンク部材はボディフレームの下連結部の後部に接続される。
この構造によれば、パワーユニットの後部とリンク部材とが単一の部材である下連結部の前部と後部にそれぞれ接続されているので、リンク部材に作用した荷重を、下連結部を介してパワーユニットの後部に円滑に伝達することができる。さらに、パワーユニットの後部に伝達された荷重を、パワーユニットを介して車体フレームの前部に円滑に伝達することができる。これにより、リンク部材に作用した荷重を下連結部、パワーユニットおよび車体フレームの前部により受けることができる。すなわち、リンク部材に作用した荷重を下連結部、パワーユニットおよび車体フレームの前部に分散させることができ、リンク部材に作用した荷重が下連結部に集中することを抑制することができる。
このように、本発明の実施形態の車体フレームによれば、リンク部材を車体フレームに支持する構造を、下連結部、パワーユニットおよび車体フレームの前部が一体化した構造体により形成することができ、これにより、リンク部材を車体フレームに支持する構造の剛性を高めることができる。したがって、スイングアームに作用した荷重をリアクッションに正確に伝達することができる。
(鞍乗型車両)
図1は本発明の実施例の車体フレーム11が設けられた鞍乗型車両1を左方から見た状態を示している。図2は鞍乗型車両1においてパワーユニット64、リアクッション79およびリンク部材80等を示している。なお、以下の実施例において、部品や部材の配置や形状等につき方向を述べる際には、鞍乗型車両1の運転者を基準とする。各図の右下に描いた矢印が指す前(F)、後(B)、左(L)、右(R)、上(U)および下(D)は鞍乗型車両1の運転者を基準とした方向を示している。
図1は本発明の実施例の車体フレーム11が設けられた鞍乗型車両1を左方から見た状態を示している。図2は鞍乗型車両1においてパワーユニット64、リアクッション79およびリンク部材80等を示している。なお、以下の実施例において、部品や部材の配置や形状等につき方向を述べる際には、鞍乗型車両1の運転者を基準とする。各図の右下に描いた矢印が指す前(F)、後(B)、左(L)、右(R)、上(U)および下(D)は鞍乗型車両1の運転者を基準とした方向を示している。
図1において、鞍乗型車両1は例えば自動二輪車である。鞍乗型車両1は、その骨格を形成する車体フレーム11を備えている。車体フレーム11の前部には、ステアリングシャフト61が支持され、ステアリングシャフト61にはブラケットを介してフロントフォーク62が支持され、フロントフォーク62には前輪63が支持されている。
また、車体フレーム11の前後方向の略中間部には、エンジンおよびトランスミッション等を含むパワーユニット64が支持されている。パワーユニット64は、クランクケース65、シリンダ66およびシリンダヘッド67を備えている。また、クランクケース65の後部にはトランスミッションケース68が一体的に形成されている。また、パワーユニット64の下方にはマフラ75が設けられている。また、シリンダヘッド67の前部に設けられた排気ポートとマフラ75とは排気管76により接続されている。
また、車体フレーム11の後部下側にはスイングアーム77の前端部が支持され、スイングアーム77の後端側には後輪78が支持されている。また、図2に示すように、スイングアーム77はリアクッション79により車体フレーム11に支持されている。後述するように、リアクッション79の上端部は、ボディフレーム21の上部に設けられたリアクッション接続部52に接続されている。リアクッション79の下端部は、リンク部材80および接続部材81を介してスイングアーム77の前下部に接続されている。また、リンク部材80の前部は、ボディフレーム21の下部に設けられたリンク部材接続部53に接続されている。
また、図1に示すように、車体フレーム11の上側には燃料タンク83が設けられ、燃料タンク83の後方には運転シート84が設けられている。また、運転シート84の下方には、運転者が足を掛ける左右一対のステップ85が設けられており、各ステップ85はステー86およびステー取付部材87を介して車体フレーム11に取り付けられている。
(車体フレーム)
図3は車体フレーム11を左方から見た図であり、図4は車体フレーム11を上方から見た図であり、図5は車体フレーム11を前方左下側から見た図である。なお、図5ではシートフレーム35等の図示を省略している。また、図6はボディフレーム21を後方から見た図であり、図7はボディフレーム21の分解図である。
図3は車体フレーム11を左方から見た図であり、図4は車体フレーム11を上方から見た図であり、図5は車体フレーム11を前方左下側から見た図である。なお、図5ではシートフレーム35等の図示を省略している。また、図6はボディフレーム21を後方から見た図であり、図7はボディフレーム21の分解図である。
図3および図4に示すように、車体フレーム11は、ヘッドパイプ12、一対の上タンクレール13、一対の下タンクレール14、一対のダウンフレーム15、複数の補強フレーム17、ボディフレーム21、複数のシートフレーム35、ブリッジフレーム36および複数の補強シートフレーム37を備えている。また、車体フレーム11は、図5に示すように、パワーユニット64を支持するための一対の前マウント部41、後上マウント部42および後下マウント部43を有している。さらに、車体フレーム11は、図3に示すように、スイングアーム77の前端部を支持するスイングアーム支持部51、リアクッション79の上端部を接続するリアクッション接続部52、およびリンク部材80の前部を接続するリンク部材接続部53を有している。
ヘッドパイプ12は、例えば鋼鉄等の金属により形成された筒状の部材であり、図1に示すように、鞍乗型車両1の前上部、すなわちパワーユニット64の前上方に配置されている。ヘッドパイプ12内にはステアリングシャフト61が回転可能に支持される。
各上タンクレール13、各下タンクレール14、各ダウンフレーム15および各補強フレーム17は例えば鋼鉄等の金属により形成されたパイプである。一対の上タンクレール13は、それらの前端部がヘッドパイプ12の上部にそれぞれ接続され、後端側がパワーユニット64の左上側および右上側を下方へ傾斜しつつ後方へそれぞれ伸長している。また、一対の上タンクレール13は、図4に示すように、それらの前端部分が互いに接近しているが、後方へ伸長するに連れて左右方向に大きく拡がる。その後、一対の上タンクレール13は、図1と図4とを比較しながら見るとわかる通り、平面視でパワーユニット64のシリンダヘッド67を越えた辺りで、後方へ伸長するに連れて互いに徐々に接近している。
一対の下タンクレール14は、一対の上タンクレール13の下方に配置されている。一対の下タンクレール14は、それらの前端部がヘッドパイプ12の下部にそれぞれ接続され、後端側がパワーユニット64の左上側および右上側を下方へ傾斜しつつ後方へそれぞれ伸長している。また、一対の下タンクレール14は、図4に示すように、一対の上タンクレール13と同様の軌跡を辿って後方へそれぞれ伸長しているが、一対の上タンクレール13よりも外側を通っている。
一対のダウンフレーム15は、図5に示すように、それらの前端部が一対の下タンクレール14の前端側にそれぞれ接続され、後端側が僅かに後方へ傾斜しつつ下方へそれぞれ伸長している。また、各ダウンフレーム15の下端部には、パワーユニット64の前部を支持するための前マウント部41が設けられている。
補強フレーム17は、上タンクレール13と下タンクレール14との間、および下タンクレール14においてダウンフレーム15の上端部が接続された部分よりも後方の部分とダウンフレーム15の下端部との間等にそれぞれ設けられている。
ボディフレーム21は、各上タンクレール13の後端部および各下タンクレール14の後端部をそれぞれ支持する機能、各シートフレーム35を支持する機能、パワーユニット64の後部を支持する機能、スイングアーム77の前端部を支持する機能、およびリアクッション79を支持する機能等を併せ持ったフレームである。ボディフレーム21は、図1に示すように、パワーユニット64の後方に配置されている。
ボディフレーム21は、図6に示すように、左フレーム部22、右フレーム部23、上連結部26および下連結部27を有している。左フレーム部22は、左側の上タンクレール13および左側の下タンクレール14のそれぞれの後端部からパワーユニット64の左後側を下方へ伸長している。右フレーム部23は、右側の上タンクレール13および右側の下タンクレール14のそれぞれの後端部からパワーユニット64の右後側を下方へ伸長している。上連結部26は左フレーム部22と右フレーム部23のそれぞれの上部間を連結している。下連結部27は左フレーム部22と右フレーム部23のそれぞれの下部間を連結している。
図7に示すように、左フレーム部22は、内側板部24と外側板部25とを互いに接合することにより形成されている。すなわち、内側板部24および外側板部25は、金属板をプレス加工することによりそれぞれ形成されている。内側板部24の前側の縁部および後ろ側の縁部はそれぞれ左方に突出するように折り曲げられている。また、外側板部25の前側の縁部および後ろ側の縁部はそれぞれ右方に突出するように折り曲げられている。左フレーム部22は、内側板部24の前側および後ろ側の縁部と、外側板部25の前側および後ろ側の縁部とを互いに合わせ、内側板部24の前側の縁部と外側板部25の前側の縁部とを溶接し、内側板部24の後ろ側の縁部と外側板部25の後ろ側の縁部とを溶接することにより形成されている。一方、右フレーム部23は、左フレーム部22と左右対称の構造を有し、左フレーム部22と同様に、内側板部24と外側板部25とを互いに接合することにより形成されている。一方、上連結部26および下連結部27はそれぞれ、例えば鉄またはアルミニウム等の金属により形成され、これらは例えば鋳造により成形されている。左フレーム部22および右フレーム部23のそれぞれの上端部は上連結部26の左部および右部にそれぞれ例えば溶接により接合されている。また、左フレーム部22および右フレーム部23のそれぞれの下端部は下連結部27の左部および右部にそれぞれ例えば溶接により接合されている。
また、図3に示すように、ボディフレーム21の左上部前側には2つのタンクレール接続部29が設けられている。これらタンクレール接続部29のうち、上側のタンクレール接続部29には左側の上タンクレール13の後端部が接続され、下側のタンクレール接続部29には左側の下タンクレール14の後端部が接続されている。また、図4に示すように、ボディフレーム21の右上部前側にも2つのタンクレール接続部29が設けられている。これらタンクレール接続部29のうち、上側のタンクレール接続部29には右側の上タンクレール13の後端部が接続され、下側のタンクレール接続部29には右側の下タンクレール14の後端部が接続されている。
また、図7に示すように、左側の2つのタンクレール接続部29は、左フレーム部22の外側板部25と上連結部26とを合わせた部分に形成されている。左側の上タンクレール13および下タンクレール14のそれぞれの後端部は上連結部26および外側板部25にそれぞれ溶接されている。同様に、右側の2つのタンクレール接続部29は、右フレーム部23の外側板部25と上連結部26とを合わせた部分に形成されており、右側の上タンクレール13および下タンクレール14のそれぞれの後端部は上連結部26および外側板部25にそれぞれ溶接されている。
また、図6に示すように、ボディフレーム21の上面、具体的には上連結部26の上面には、複数のシートフレーム35をボディフレーム21に接続するための3つのシートフレーム接続部30が設けられている。また、各シートフレーム接続部30には内周面にねじが形成されたボルト穴がそれぞれ形成されている。
車体フレーム11は、図4に示すように、4本のシートフレーム35を備えている。これらのうち1本のシートフレーム35の前端部は、左前側のシートフレーム接続部30に例えばボルト締めにより接続され、もう1本のシートフレーム35の前端部は右前側のシートフレーム接続部30に例えばボルト締めにより接続されている。また、残りの2本のシートフレーム35の前端部は後側のシートフレーム接続部30に例えばボルト締めにより接続されている。また、各シートフレーム35の後端側は、ボディフレーム21の上面から上方へ傾斜しつつ後方へ伸長している。また、各シートフレーム35の後端部にはブリッジフレーム36が接続されている。また、それぞれのシートフレーム35間には補強シートフレーム37が接続されている。各シートフレーム35、ブリッジフレーム36および各補強シートフレーム37は例えば鋼鉄等の金属により形成されたパイプである。
また、図6に示すように、ボディフレーム21の左フレーム部22の後面において上部および下部にはステー固定部材31がそれぞれ固定されている。これらステー固定部材31には、図1に示すように、鞍乗型車両1の左側においてステップ85およびステー86を支持するためのステー取付部材87が取り付けられる。同様に、右フレーム部23の後面において上部および下部にもステー固定部材31がそれぞれ固定されている。これらステー固定部31には、鞍乗型車両1の右側においてステップ85およびステー86を支持するためのステー取付部材87が取り付けられる。
一方、パワーユニット64の前部を支持する一対の前マウント部41は、図5に示すように、一対のダウンフレーム15の下端部にそれぞれ設けられている。各前マウント部41は、金属材料により形成された円柱状のマウント部材41Aを有している。また、マウント部材41Aには、当該マウント部材41Aをその軸方向に貫通する挿通孔41Bが形成されている。マウント部材41Aはその軸方向が鞍乗型車両1の左右方向となるように配置されており、マウント部材41Aの周面の一部はダウンフレーム15の下端部に例えば溶接により固定されている。
図2に示すように、パワーユニット64の前部、例えばシリンダ66またはシリンダヘッド67の前部において、その左側および右側の面には取付面71がそれぞれ形成され、各取付面71には締結穴が形成され、当該締結穴の内周面にはねじが形成されている。左側の前マウント部41とパワーユニット64の前部とは、当該前マウント部41およびパワーユニット64を当該前マウント部41の右端面とパワーユニット64の前部左側の取付面71とが互いに接触するように配置し、マウントボルトの軸部を当該前マウント部41の左方から当該前マウント部41の挿通孔41Bを通し、当該マウントボルトの軸部をパワーユニット64の前部左側の取付面71に形成された締結穴に締着することにより接続される。同様に、右側の前マウント部41とパワーユニット64の前部とは、当該前マウント部41およびパワーユニット64を当該前マウント部41の左端面とパワーユニット64の前部右側の取付面71とが互いに接触するように配置し、マウントボルトの軸部を当該前マウント部41の右方から当該前マウント部41の挿通孔41Bを通し、当該マウントボルトの軸部をパワーユニット64の前部右側の取付面71に形成された締結穴に締着することにより接続される。
後上マウント部42は、図5に示すように、ボディフレーム21の上連結部26の前部に設けられている。後上マウント部42は上連結部26に例えば鋳造により一体形成されている。後上マウント部42は一対のブラケット部42Aを有している。これらブラケット部42Aは上連結部26の前面における左側および右側からそれぞれ前方へ突出している。また、各ブラケット部42Aには、当該ブラケット部42Aを左右方向に貫通する挿通孔42Bが形成されている。
図2に示すように、パワーユニット64の後部上側、具体的にはトランスミッションケース68の後部上側には後上方に突出する取付部72が設けられ、取付部72には当該取付部72を左右方向に貫通する貫通孔が形成されている。後上マウント部42とパワーユニット64の後部上側とは、ブラケット部42A間に取付部72を配置し、左側のブラケット部42Aに形成された挿通孔42B、取付部72に形成された貫通孔、および右側のブラケット部42Aに形成された挿通孔42Bにマウントボルトの軸部をそれぞれ通し、当該マウントボルトの軸部の先端側にナットを締着することにより接続される。
後下マウント部43は、図5に示すように、ボディフレーム21の下連結部27の前部に設けられている。後下マウント部43には、パワーユニット64の後部下側に設けられた取付部73(図2参照)が接続される。後下マウント部43については後述する。
一方、スイングアーム支持部51は、図3および図6に示すように、ボディフレーム21の左フレーム部22の上下方向略中間部および右フレーム部23の上下方向略中間部にそれぞれ設けられている。各スイングアーム支持部51には、当該スイングアーム支持部51を左右方向に貫通する挿通孔51Aが形成されている。
スイングアーム支持部51間にはスイングアーム77の前端部が回動可能に支持される。具体的には、各スイングアーム支持部51とスイングアーム77の前端部とは、左側および右側のスイングアーム支持部51間にスイングアーム77の前端部を配置し、左側のスイングアーム支持部51に形成された挿通孔51A、スイングアーム77の前端部に形成された貫通孔、および右側のスイングアーム支持部51に形成された挿通孔51Aにピボットシャフトをそれぞれ通し、当該ピボットシャフトの両端部を左側および右側のスイングアーム支持部51にナット等を用いてそれぞれ締結することにより接続されている。
リアクッション接続部52はボディフレーム21の上連結部26の後部に設けられている。リアクッション接続部52には、図2に示すように、リアクッション79の上端部が回動可能に接続される。具体的には、上連結部26の後部において左右方向中央部には凹部が形成され、当該凹部の左右方向両側のブラケット状の部分には、当該各部分を左右方向に貫通する挿通孔52A(図3参照)が形成されている。リアクッション79の上端部は、各挿通孔52A、およびリアクッション79の上端部に形成された貫通孔にボルトを通し、当該ボルトにナットを締着することにより、リアクション接続部52に接続されている。
リンク部材接続部53はボディフレーム21の下連結部27の後部に設けられている。リンク部材接続部53にはリンク部材80の前部が回動可能に接続される。リンク部材接続部53については後述する。
また、リンク部材80は、図2に示すように、三角形の板状に形成され、3つの頂部に接続点がそれぞれ形成されている。リンク部材80において、後上側の接続点にはリアクッション79の下端部が回動可能に接続される。下側の接続点には接続部材81の前端部が回動可能に接続され、接続部材81の後端部は、スイングアーム77の前下部に設けられた取付部77Aに回動可能に接続される。前側の接続点はリンク部材接続部53に回動可能に接続される。
(後下マウント部・リンク部材接続部)
図8はボディフレーム21の下連結部27を図3中の矢示VIII方向から見た状態を示している。図9は下連結部27を図3中の矢示IX方向から見た状態を示している。図10は下連結部27を図3中の矢示X方向から見た状態を示している。図11は図8中の矢示XI−XI方向から見た下連結部27の断面を示している。これらの図を用いて、後下マウント部43およびリンク部材接続部53について詳細に説明する。
図8はボディフレーム21の下連結部27を図3中の矢示VIII方向から見た状態を示している。図9は下連結部27を図3中の矢示IX方向から見た状態を示している。図10は下連結部27を図3中の矢示X方向から見た状態を示している。図11は図8中の矢示XI−XI方向から見た下連結部27の断面を示している。これらの図を用いて、後下マウント部43およびリンク部材接続部53について詳細に説明する。
図8に示すように、後下マウント部43は、下連結部27の前部に形成された前側凹部43A、および下連結部27において前側凹部43Aの左右両側のブラケット状の部分にそれぞれ形成された挿通孔43Bを有している。
後下マウント部43は例えば鋳造により下連結部27に一体形成されている。
後下マウント部43は例えば鋳造により下連結部27に一体形成されている。
前側凹部43Aは、下連結部27における左右方向中央部に配置されている。また、下連結部27は当該下連結部27を前上方から見た場合に、下辺が上辺よりも短い略四角形(下向きの台形)の形状を有しており、後下マウント部43は、下連結部27において上記四角形の下辺に当たる部分に形成されている。また、図11に示すように、前側凹部43Aは下連結部27の前面27Aから下面27Cにかけての領域に形成されている。
挿通孔43Bは、図8に示すように、下連結部27において前側凹部43Aの左右両側のブラケット状の部分を左右方向にそれぞれ貫通している。また、挿通孔43Bにおいて、左右方向内側の開口部は前側凹部43A内にそれぞれ開口し、左右方向外側の開口部は下連結部27の左面および右面にそれぞれ開口している。
図10に示すように、後下マウント部43には、パワーユニット64の後部下側に設けられた取付部73が接続される。すなわち、図2に示すように、パワーユニット64の後部下側、具体的にはトランスミッションケース68の後部下側には後下方に突出する取付部73が設けられ、取付部73には当該取付部73を左右方向に貫通する貫通孔が形成されている。後下マウント部43とパワーユニット64の後部下側とは、図10に示すように、前側凹部43A内に取付部73を配置し、前側凹部43Aの左側のブラケット状の部分に形成された挿通孔43B、取付部73に形成された貫通孔、および前側凹部43Aの右側のブラケット状の部分に形成された挿通孔43Bにマウントボルト44の軸部をそれぞれ通し、マウントボルト44の軸部の先端側にナットを締着することにより接続される。
一方、リンク部材接続部53は、図9に示すように、下連結部27の後部に形成された後側凹部53A、および下連結部27において後側凹部53Aの左右両側のブラケット状の部分にそれぞれ形成された挿通孔53Bを有している。リンク部材接続部53は例えば鋳造により下連結部27に一体形成されている。
後側凹部53Aは、下連結部27における左右方向中央部に配置されており、後下マウント部43の前側凹部43Aと左右方向における位置が一致するように配置されている。また、鞍乗型車両1の後方視において、リンク部材接続部53は、下辺が上辺よりも短い略四角形の形状を有する下連結部27において当該四角形の下辺に当たる部分に形成されている。また、図11に示すように、後側凹部53Aは下連結部27の後面27Bから下面27Cにかけての領域に形成されている。また、下連結部27の下面27Cにおいて、前側凹部43Aと後側凹部53Aとは互いに接近しているものの、両者は繋がってはいない。前側凹部43Aと後側凹部53Aとは、下連結部27の下端部の一部により形成された壁部27Dにより分離されている。
挿通孔53Bは、図9に示すように、下連結部27において後側凹部53Aの左右両側のブラケット状の部分を左右方向にそれぞれ貫通している。また、挿通孔53Bにおいて、左右方向内側の開口部は後側凹部53A内にそれぞれ開口し、左右方向外側の開口部は下連結部27の左面および右面にそれぞれ開口している。
図10に示すように、リンク部材接続部53には、リンク部材80の前部が接続される。すなわち、図2に示すように、三角形の板状に形成されたリンク部材80の前側の頂部には、当該部分を左右方向に貫通する貫通孔が形成されている。リンク部材接続部53とリンク部材80の前部とは、図10に示すように、後側凹部53A内にリンク部材80の前部を配置し、後側凹部53Aの左側のブラケット状の部分に形成された挿通孔53B、リンク部材80の前部に形成された貫通孔、および後側凹部53Aの右側のブラケット状の部分に形成された挿通孔53Bに接続ボルト45の軸部をそれぞれ通し、接続ボルト54の軸部の先端側にナットを締着することにより回動可能に接続される。
以上説明した通り、本発明の実施例の車体フレーム11では、後下マウント部43が下連結部27の前部に形成され、リンク部材接続部53が下連結部27の後部に形成されている。したがって、リンク部材80が下連結部27の後部に接続され、パワーユニット64の後部下側が下連結部27の前部に接続される。さらに、パワーユニット64の前部が各ダウンフレーム15の下端部に固定された前マウント部41に接続される。それゆえ、リンク部材80にその後方または下方から作用する荷重は、下連結部27、パワーユニット64、各ダウンフレーム15およびヘッドパイプ12へ順次伝達される。これにより、リンク部材80に作用した荷重を、下連結部27、パワーユニット64、各ダウンフレーム15およびヘッドパイプ12でそれぞれ受けることができる。すなわち、リンク部材80に作用した荷重を下連結部27、パワーユニット64、各ダウンフレーム15およびヘッドパイプ12に分散させることができ、リンク部材80に作用した荷重が下連結部27に集中することを抑制することができる。このように、車体フレーム11によれば、リンク部材80を車体フレーム11に支持する構造を、下連結部27、パワーユニット64、各ダウンフレーム15およびヘッドパイプ12が一体化した構造体により形成することができ、これにより、リンク部材80を車体フレーム11に支持する構造の剛性を高めることができる。そして、リンク部材80を高い剛性を有する構造体に支持することにより、スイングアーム77に作用した荷重をリアクッション79に正確に伝達することができる。
また、後下マウント部43およびリンク部材接続部53が単一の部材である下連結部27にそれぞれ形成されているので、リンク部材80に作用する荷重を、下連結部27を介してパワーユニット64へ円滑に伝達することができる。
さらに、下連結部27において、後下マウント部43およびリンク部材接続部53がいずれも左右方向中央部に配置されており、両者が互いに接近しているので、リンク部材80に作用する荷重を、リンク部材接続部53から後下マウント部43へ円滑に伝達することができる。これにより、リンク部材80に作用する荷重を、下連結部27を介してパワーユニット64へ円滑に伝達する効果を高めることができる。
また、本実施例の車体フレーム11において、下連結部27を前上方または後方から見たとき、下連結部27は下辺が上辺よりも短い略四角形の形状を有しており、後下マウント部43およびリンク部材接続部53はそれぞれ下連結部27において上記略四角形の下辺に当たる部分に形成されている。すなわち、下連結部27を前上方または後方から見たとき、下連結部27は下方に向かって幅が小さくなる下向きの台形の形状を有している。その結果、下連結部27の左部および右部のそれぞれの形状は三角形状である。それゆえ、下連結部27の剛性を高めることができる。そして、このような形状を有する下連結部27に後下マウント部43およびリンク部材接続部53を形成することにより、後下マウント部43およびリンク部材接続部53の剛性を高めることができる。
また、後下マウント部43は下連結部27に形成された前側凹部43Aにより形成され、前側凹部43Aは下連結部27の前面27Aから下面27Cにかけての領域に形成されている。すなわち、前側凹部43Aは、下連結部27の上記四角形の下辺に当たる部分に形成されている。この結果、前側凹部43Aの左右両側のブラケット状の部分の形状は、下連結部27を前上方から見た場合にそれぞれ三角形状である。したがって、後下マウント部43の剛性を高めることができる。
また、リンク部材接続部53は下連結部27に形成された後側凹部53Aにより形成され、後側凹部53Aは下連結部27の後面27Bから下面27Cにかけての領域に形成されている。すなわち、後側凹部53Aは、下連結部27の上記四角形の下辺に当たる部分に形成されている。この結果、後側凹部53Aの左右両側のブラケット状の部分の形状は、下連結部27を後方から見た場合にそれぞれ三角形状である。したがって、リンク部材接続部53の剛性を高めることができる。
また、図5に示すように、下連結部27が下方に向かって幅が小さくなる下向きの台形の形状を有しているので、鞍乗型車両1において、ボディフレーム21の下部の左側および右側に空間が形成されている。これにより、鞍乗型車両1における部品のレイアウトの自由度を高めることができる。例えば、鞍乗型車両1では、ボディフレーム21の下部の右側の空間を利用してマフラ75を配置している。
なお、上記実施例では、一対の上タンクレール13および一対の下タンクレール14を設ける場合を例にあげたが、タンクレールの本数は限定されない。また、上記実施例では、一対のダウンフレーム15に前マウント部41をそれぞれ設けたが、前マウント部は、タンクレールにおける前端側またはヘッドパイプに直接設けてもよい。また、上記実施例の車体フレーム11は、ダイヤモンドフレームまたはバックボーンフレームに近い構造であるが、本発明はシングルクレードルフレームまたはダブルクレードルフレームにも適用することができる。また、本発明は例えばアルミダイカストのツインスパーフレームにも適用することができる。また、リンク部材とリアクッションとの接続方法や、リンク部材とスイングアームとの接続方法については実施例で述べた接続方法に限定されない。また、本発明は、自動二輪車に限らず、例えば自動三輪車、四輪バギー車等、他の種類の鞍乗型車両にも適用することができる。
また、上記実施例において、各ダウンフレーム15が特許請求の範囲に記載の「連結部材」の具体例である。また、左フレーム部22および右フレーム部23が特許請求の範囲に記載の「一対のサイドフレーム部」の具体例である。また、後下マウント部43が特許請求の範囲に記載の「後マウント部」の具体例である。また、前側凹部43Aが特許請求の範囲に記載の「第1の凹部」の具体例であり、後側凹部53Aが特許請求の範囲に記載の「第2の凹部」の具体例である。
また、本発明は、請求の範囲および明細書全体から読み取ることのできる発明の要旨または思想に反しない範囲で適宜変更可能であり、そのような変更を伴う鞍乗型車両の車体フレームもまた本発明の技術思想に含まれる。
1 鞍乗型車両
11 車体フレーム
12 ヘッドパイプ
13 上タンクレール(タンクレール)
14 下タンクレール(タンクレール)
15 ダウンフレーム(連結部材)
21 ボディフレーム
22 左フレーム部(サイドフレーム部)
23 右フレーム部(サイドフレーム部)
26 上連結部
27 下連結部
41 前マウント部
43 後下マウント部(後マウント部)
43A 前側凹部(第1の凹部)
43B 挿通孔
51 スイングアーム支持部
53 リンク部材接続部
53A 後側凹部(第2の凹部)
53B 挿通孔
64 パワーユニット
77 スイングアーム
79 リアクッション
80 リンク部材
11 車体フレーム
12 ヘッドパイプ
13 上タンクレール(タンクレール)
14 下タンクレール(タンクレール)
15 ダウンフレーム(連結部材)
21 ボディフレーム
22 左フレーム部(サイドフレーム部)
23 右フレーム部(サイドフレーム部)
26 上連結部
27 下連結部
41 前マウント部
43 後下マウント部(後マウント部)
43A 前側凹部(第1の凹部)
43B 挿通孔
51 スイングアーム支持部
53 リンク部材接続部
53A 後側凹部(第2の凹部)
53B 挿通孔
64 パワーユニット
77 スイングアーム
79 リアクッション
80 リンク部材
Claims (4)
- 鞍乗型車両の車体フレームであって、
パワーユニットの前上方に設けられたヘッドパイプと、
前記ヘッドパイプから前記パワーユニットの上側を後方へ伸長するタンクレールと、
前記タンクレールの後端側から前記パワーユニットの左後側および右後側を下方へそれぞれ伸長する一対のサイドフレーム部、前記一対のサイドフレーム部の上部間を連結する上連結部、および前記一対のサイドフレーム部の下部間を連結する下連結部を有するボディフレームと、
前記タンクレールにおける前端側または前記ヘッドパイプに直接または連結部材を介して連結され、前記パワーユニットの前部を支持する前マウント部と、
前記パワーユニットの後部を支持する後マウント部と、
前記一対のサイドフレーム部にそれぞれ設けられ、スイングアームの前端部を支持するスイングアーム支持部と、
前記スイングアームとリアクッションとを連結するリンク部材を接続するリンク部材接続部とを備え、
前記後マウント部は前記下連結部の前部に形成され、前記リンク部材接続部は前記下連結部の後部に形成されていることを特徴とする車体フレーム。 - 前記後マウント部および前記リンク部材接続部はいずれも前記下連結部における左右方向中央部に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の車体フレーム。
- 前記下連結部は前記鞍乗型車両の前方視または後方視において下辺が上辺よりも短い略四角形の形状を有し、前記後マウント部および前記リンク部材接続部はそれぞれ前記下連結部において前記略四角形の下辺に当たる部分に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の車体フレーム。
- 前記後マウント部は、前記パワーユニットに設けられた取付部を挿入するための第1の凹部を有し、当該第1の凹部は前記下連結部の前面または下面に形成され、かつ前記リンク部材接続部は、前記リンク部材の一部を挿入するための第2の凹部を有し、当該第2の凹部は前記下連結部の後面または下面に形成されていることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の車体フレーム。
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