JP2019033369A - データ処理装置及びその制御方法、並びにプログラム - Google Patents
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Abstract
Description
図1(A)は、本実施形態に係るデータ処理装置を含むネットワーク構成例を示す図である。本実施形態では、クラウド(クラウド上のサーバ)と複数のセンサ(S1,S2,S3,...)とが設けられている。クラウドは、ネットワーク内の各センサと有線又は無線により通信可能に接続され、各センサから出力されるデータ(センサデータ)を収集することができ、収集したセンサデータに対するデータ処理を行う。なお、クラウドの配下には、任意の数のセンサを設けることが可能である。
本実施形態のデータ処理装置(図1(A)のクラウド又は図1(B)のゲートウェイ装置)は、センサデータを収集し、事前の機械学習によって生成した計算モデル(判定器)を用いて、収集したデータに対するデータ処理を行う機能を有する。具体的には、データ処理装置は、以下の3段階の処理を行う。
データ処理装置はまず、過去に収集したセンサデータを用いて機械学習を行うことによって、収集したセンサデータに対するデータ処理に用いる計算モデル(判定器)を生成する。
●判定処理
次に、データ処理装置は、前処理により生成された判定器を用いて、自装置の配下にあるセンサから(及び必要に応じて周辺のゲートウェイ装置から)収集したセンサデータに対するデータ処理を行う。なお、データ処理装置がゲートウェイ装置である場合、必要に応じて処理結果をクラウドへ送信する。
●フィードバック処理
更に、データ処理装置は、判定処理においてネットワーク内の各センサから新たに収集されたセンサデータを用いた機械学習によって、判定器を定期的に更新する。これにより、判定処理に使用される判定器を、各センサから収集されるセンサデータの日々の変動に対応可能にする。
図2は、本実施形態に係るデータ処理装置20の機能構成例を示すブロック図である。図2に示すように、データ処理装置20は、大きく分けて、前処理部21、判定処理部22、フィードバック処理部23、及びデータ記憶部24を有する。前処理部21、判定処理部22、及びフィードバック処理部23は、上述の前処理、判定処理、及びフィードバック処理をそれぞれ実現する機能ユニットである。なお、前処理部21、判定処理部22、及びフィードバック処理部23は、ハードウェア若しくはソフトウェア、又はそれらの組み合わせによって、データ処理装置20において実現されうる。ソフトウェアによって実現される場合、データ処理装置20が備える1つ以上のCPU等のプロセッサ(図示せず)が、ROM等の記憶装置(図示せず)に格納された制御プログラムを読み出して実行することによって実現されうる。
前処理部21は、ネットワーク内の各センサから過去に収集されたセンサデータを用いた機械学習によって、対象センサについての判定のためにセンサデータに対してデータ処理を行う判定器を生成する。生成された判定器は、判定処理部22によって、新たに収集したセンサデータに対するデータ処理に用いられ、対象センサについての判定結果と、当該判定結果の信頼度とを出力する。
判定処理部22は、前処理部21によって決定されたセンサがスリープモードで動作するよう、データ記憶部24に格納されている制御情報に従って、当該センサの動作モードを制御する。判定処理部22は、スリープモードへの移行をセンサに指示するためのスリープ移行指示を含む制御信号を、センサに送信することによって、当該センサをスリープモードに移行させることが可能である。
フィードバック処理部23は、判定処理部22による判定処理に使用されたセンサデータを取得し、取得したセンサデータを用いて機械学習を行うことによって、判定処理に使用されている判定器を定期的に更新する。なお、フィードバック処理部23は、更新後の判定器をデータ記憶部24に格納することによって、当該更新後の判定器を判定処理部22による判定処理に使用可能にする。
図3は、データ処理装置20において実行されるスリープ移行制御の処理手順を示すフローチャートである。図4は、センサS1,S2,... が入力層であり、センサS1が対象センサである場合の、対応する判定器によるデータ処理の例を示す図であり、ニューラルネットワークを機械学習に適用した例を示している。
移行条件1は、機械学習において、対象センサから出力されるセンサデータを使用する場合と、当該センサデータを使用せずに対象センサの周辺に存在するセンサから出力されるセンサデータのみを使用する場合とで、対応する判定器による判定結果が同一であり、判定結果の信頼度として同一の信頼度が得られたことである。移行条件1が満たされる場合、対象センサをスリープモードで動作させ、当該対象センサのセンサデータを使用しなくとも、判定器によって同一の判定結果を同一の信頼度で得ることができる。即ち、判定器の判定精度を維持しながら消費電力の低減を実現できる。
移行条件2は、機械学習において得られた、判定器に対応する対象センサの重要度を示す指標値が、所定の閾値より低いことである。当該指標値は、例えば図4に示すように、判定器によるデータ処理において、対象センサS1から出力されるセンサデータに対して適用される重み値(w1,w2,w3,w4)である。この指標は、対象センサS1自体のセンサデータが、機械学習においてどの程度重要であるかを表す指標である。
移行条件3は、対象センサに対応する判定器による、過去に収集されたセンサデータに基づく判定結果として、特定の判定結果が得られた確率が、所定の閾値より低いことである。特定の判定結果は、例えば異常を示す判定結果である。このように、異常を示す判定結果が得られた確率が低い場合、当該判定器による判定の対象となるエリアについては、その状況が正常である可能性が高い。即ち、異常である状況を検出するための判定を行う必要性は低い(即ち、対象センサについて、判定器による判定に関連する重要度が低い)と考えられる。このため、判定器に対応する対象センサをスリープモードへ移行させたとしても、判定器の判定精度が低下する可能性が低く、判定精度を維持しながら消費電力を低減することが可能になりうる。
図5は、データ処理装置20において実行されるスリープ復帰制御の処理手順を示すフローチャートである。
復帰条件1は、スリープモードで動作中のセンサ(対象センサ)を、当該センサについての判定器による判定結果の信頼度が(それ以前より)低下したことである。あるいは、復帰条件1は、当該判定結果の信頼度が所定の閾値より低くなったことでもよい。この場合、判定処理部22は、対象センサに対応する判定器の判定精度を向上させるために、当該対象センサを通常モードに復帰させて、当該対象センサのセンサデータを判定に使用できるようにする。
復帰条件2は、スリープモードで動作中のセンサ(対象センサ)を、当該センサについての判定器による判定結果として特定の判定結果(本実施形態では、異常を示す判定結果)が得られたことである。この場合、判定処理部22は、より高い精度で対象センサによるセンシング対象のエリアの状況について判定器による判定を行うために、当該対象センサを通常モードに復帰させて、当該対象センサのセンサデータを判定に使用できるようにする。
復帰条件3は、スリープモードで動作中のセンサ(第1センサ)を、当該センサの周辺に存在するセンサ(第2センサ)についての判定器の判定精度を向上させる必要があることである。この場合、第2センサに対応する判定器による判定を、より高い精度で行うために、第1センサを通常モードに復帰させ、当該第1センサのセンサデータを判定に使用できるようにする。復帰条件3の適用例としては、判定処理部22は、第2センサが第1センサよりも上述の重要度が高く、かつ、第2センサに対応する判定器の判定結果として特定の判定結果(本実施形態では、異常を示す判定結果)が得られたことを条件として、第1センサを通常モードに復帰させる。
22:判定処理部
23:フィードバック処理部
24:データ記憶部
Claims (15)
- ネットワーク内の各センサと通信可能であり、各センサからセンサデータを収集してデータ処理を行うデータ処理装置であって、
対象センサについての判定のためにセンサデータに対してデータ処理を行う判定器であって、前記対象センサについての判定結果と当該判定結果の信頼度とを出力する前記判定器を、前記ネットワーク内の各センサから過去に収集されたセンサデータを用いた機械学習によって生成する生成手段と、
前記ネットワーク内の複数のセンサのうちで、センサデータを出力しない省電力モードで動作させるセンサを、前記機械学習によって決定する決定手段であって、前記機械学習において、前記判定器による判定に関連する前記対象センサの重要度が低いことを示す条件を、前記対象センサが満たした場合に、前記対象センサを、前記省電力モードで動作させるセンサとして決定する、前記決定手段と、
前記決定手段によって決定されたセンサが前記省電力モードで動作するよう、当該センサの動作モードを制御する制御手段と、
を備えることを特徴とするデータ処理装置。 - 前記条件は、前記機械学習において、前記対象センサから出力されるセンサデータを使用する場合と、前記対象センサから出力されるセンサデータを使用せずに当該対象センサの周辺に存在するセンサから出力されるセンサデータのみを使用する場合とで、前記判定結果の信頼度として同一の信頼度が得られたことを含む
ことを特徴とする請求項1に記載のデータ処理装置。 - 前記条件は、前記機械学習において得られた、前記対象センサの重要度を示す指標値が、閾値より低いことを含む
ことを特徴とする請求項1又は2に記載のデータ処理装置。 - 前記指標値は、前記判定器による前記データ処理において、前記対象センサから出力されるセンサデータに対して適用される重み値である
ことを特徴とする請求項3に記載のデータ処理装置。 - 前記条件は、過去に収集されたセンサデータに基づく前記判定器による判定結果として特定の判定結果が得られた確率が、閾値より低いことを含む
ことを特徴とする請求項1から4のいずれか1項に記載のデータ処理装置。 - 前記ネットワーク内の各センサから新たに収集されたセンサデータを用いた前記機械学習によって、前記生成手段によって生成された前記判定器を定期的に更新する更新手段を更に備え、
前記決定手段は、更に、前記判定器が更新されるごとに、前記省電力モードで動作させるセンサを前記機械学習によって決定する
ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載のデータ処理装置。 - 前記制御手段は、前記省電力モードで動作中のセンサを、当該センサについての前記判定器による前記判定結果の信頼度が低下したことを条件として、センサデータを出力する非省電力モードに復帰させる
ことを特徴とする請求項1から6のいずれか1項に記載のデータ処理装置。 - 前記制御手段は、前記省電力モードで動作中のセンサを、当該センサについての前記判定器による判定結果として特定の判定結果が得られたことを条件として、センサデータを出力する非省電力モードに復帰させる
ことを特徴とする請求項1から7のいずれか1項に記載のデータ処理装置。 - 前記制御手段は、前記省電力モードで動作中の第1センサを、当該第1センサの周辺に存在する第2センサについての前記判定器の判定精度を向上させる必要があることを条件として、センサデータを出力する非省電力モードに復帰させる
ことを特徴とする請求項1から8のいずれか1項に記載のデータ処理装置。 - 前記第2センサは、前記第1センサよりも前記重要度が高く、
前記制御手段は、前記第2センサについての前記判定器による判定結果として特定の判定結果が得られたことを条件として、前記第1センサを前記省電力モードから前記非省電力モードに復帰させる
ことを特徴とする請求項9に記載のデータ処理装置。 - 前記制御手段は、前記省電力モードで動作中の各センサを前記非省電力モードに復帰させるか否かを定期的に決定する
ことを特徴とする請求項7から10のいずれか1項に記載のデータ処理装置。 - 前記制御手段は、前記非省電力モードへの復帰後、所定の期間内に、当該復帰に関連した条件を満たさなくなったセンサを、再び前記省電力モードに移行させる
ことを特徴とする請求項7から11のいずれか1項に記載のデータ処理装置。 - 前記判定器は、前記データ処理により、前記対象センサが配置されたエリアの状況が正常であるか異常であるかを判定し、
前記特定の判定結果は、前記エリアの状況が異常であることを示す判定結果である
ことを特徴とする請求項5、8及び10のいずれか1項に記載のデータ処理装置。 - ネットワーク内の各センサと通信可能であり、各センサからセンサデータを収集してデータ処理を行うデータ処理装置の制御方法であって、
対象センサについての判定のためにセンサデータに対してデータ処理を行う判定器であって、前記対象センサについての判定結果と当該判定結果の信頼度とを出力する前記判定器を、前記ネットワーク内の各センサから過去に収集されたセンサデータを用いた機械学習によって生成する生成工程と、
前記ネットワーク内の複数のセンサのうちで、センサデータを出力しない省電力モードで動作させるセンサを、前記機械学習によって決定する決定工程であって、前記機械学習において、前記判定器による判定に関連する前記対象センサの重要度が低いことを示す条件を、前記対象センサが満たした場合に、前記対象センサを、前記省電力モードで動作させるセンサとして決定する、前記決定工程と、
前記決定工程において決定されたセンサが前記省電力モードで動作するよう、当該センサの動作モードを制御する制御工程と、
を含むことを特徴とするデータ処理装置の制御方法。 - 請求項14に記載のデータ処理装置の制御方法の各工程をコンピュータに実行させるためのプログラム。
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