JP2019032137A - 熱源機 - Google Patents
熱源機 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2019032137A JP2019032137A JP2017154478A JP2017154478A JP2019032137A JP 2019032137 A JP2019032137 A JP 2019032137A JP 2017154478 A JP2017154478 A JP 2017154478A JP 2017154478 A JP2017154478 A JP 2017154478A JP 2019032137 A JP2019032137 A JP 2019032137A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drain
- neutralizer
- water level
- water
- valve
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 174
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims abstract description 82
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims abstract description 41
- 239000000567 combustion gas Substances 0.000 claims abstract description 15
- 239000012530 fluid Substances 0.000 claims abstract description 15
- 238000011084 recovery Methods 0.000 claims abstract description 4
- 238000002485 combustion reaction Methods 0.000 claims description 13
- 230000002378 acidificating effect Effects 0.000 claims description 5
- 239000002253 acid Substances 0.000 abstract 1
- 238000006386 neutralization reaction Methods 0.000 description 9
- 238000005192 partition Methods 0.000 description 7
- 230000003472 neutralizing effect Effects 0.000 description 6
- 239000003795 chemical substances by application Substances 0.000 description 5
- 239000008399 tap water Substances 0.000 description 3
- 235000020679 tap water Nutrition 0.000 description 3
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 230000005611 electricity Effects 0.000 description 2
- 230000008014 freezing Effects 0.000 description 2
- 238000007710 freezing Methods 0.000 description 2
- 230000002528 anti-freeze Effects 0.000 description 1
- 230000000903 blocking effect Effects 0.000 description 1
- 238000000071 blow moulding Methods 0.000 description 1
- KNZUAMRYQXIWSR-RUAUHYFQSA-N curan Chemical compound C1=CC=C2[C@@]3([C@@H]4C5)CCN4C[C@@H](CC)[C@H]5[C@@H](C)[C@@H]3NC2=C1 KNZUAMRYQXIWSR-RUAUHYFQSA-N 0.000 description 1
- 230000006378 damage Effects 0.000 description 1
- 238000001704 evaporation Methods 0.000 description 1
- 230000008020 evaporation Effects 0.000 description 1
- 238000002474 experimental method Methods 0.000 description 1
- 239000000446 fuel Substances 0.000 description 1
- 239000007789 gas Substances 0.000 description 1
- 238000009434 installation Methods 0.000 description 1
- 238000012423 maintenance Methods 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 1
Images
Landscapes
- Details Of Fluid Heaters (AREA)
- Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)
Abstract
【課題】 サイフォン現象の発生を防止して中和器内の水封状態を保つことができる熱源機を提供する。【解決手段】 燃焼器2と、燃焼器2により発生された燃焼ガスから熱回収を行なうことによって被加熱流体の加熱を行なう熱交換器5,6と、ドレン用の流入口22および排出口23を有し、かつ熱回収に伴って発生した酸性のドレンを流入口22から内部に流入させて、このドレンを中和させてから排出口23より排出させる中和器20と、中和器20の排出口23に接続されたドレンの排出経路に設けられた開閉弁50と、中和器20内に貯留されるドレンの水位が、中和器20内が水封状態となる水位であって、かつ排出口23の最下部よりも低い所定の水位以上であることを検知する水位検知手段と、水位検知手段が非検知状態から検知状態になると開閉弁50を開くように制御する弁制御手段とを備えている。【選択図】 図1
Description
本発明は、燃焼ガスから熱回収を行う際に発生する酸性のドレン(凝縮水)を中和するための中和器を備えた熱源機に関する。
従来の熱源機では、熱交換効率を向上させるために、バーナの燃焼により発生する燃焼ガスから顕熱を回収する一次熱交換器と、一次熱交換器通過後の燃焼ガスから潜熱を回収する二次熱交換器と、この二次熱交換器で発生する酸性のドレンを中和する中和器とを有する構成のものがある。
このような熱源機では、燃焼ガスが中和器を通過して外部へ漏れないようにするために、中和器において水封状態を実現するように構成したものがある(例えば特許文献1,2参照)。
特許文献1,2では、中和器には、その上部にドレンが流入する導入口が設けられ、側部に中和器内で中和されたドレンが排出される排出口が設けられている。そして排出口にドレン排水管が接続され、ドレン排水管に開閉弁が設けられており、中和器内にドレンが十分貯留されて水封状態となった後に、開閉弁を開くようにしている。
上記のような中和器を備えた熱源機において、中和器内にドレンが大量に貯留されたときに開閉弁を開くと、中和器内のドレンが勢いよく排出されて、サイフォン現象が生じ、水封破壊を起こす虞がある。
本発明は上記のような課題を解決するためになされたもので、サイフォン現象の発生を防止して中和器内の水封状態を保つことができる熱源機を提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明のある態様に係る熱源機は、燃焼器と、前記燃焼器により発生された燃焼ガスから熱回収を行なうことによって被加熱流体の加熱を行なう熱交換器と、ドレン用の流入口および排出口を有し、かつ前記熱回収に伴って発生した酸性のドレンを前記流入口から内部に流入させて、このドレンを中和させてから前記排出口より排出させる中和器と、前記中和器の排出口に接続されたドレンの排出経路に設けられた開閉弁と、前記中和器内に貯留されるドレンの水位が、前記中和器内が水封状態となる水位であって、かつ前記排出口の最下部よりも低い所定の水位以上であることを検知する水位検知手段と、前記水位検知手段が非検知状態から検知状態になると前記開閉弁を開くように制御する弁制御手段と、を備えている。
この構成によれば、水位検知手段は、中和器内に貯留されるドレンの水位が、中和器内が水封状態となる水位であって、かつ排出口の最下部よりも低い所定の水位以上であることを検知するようにしているので、ドレンの水位が上昇して水位検知手段が非検知状態から検知状態になって開閉弁が開かれる時点では、ドレンの水位は排出口の最下部よりも低い水位である。よって、開閉弁が開かれた時点においてドレンが排出口から排出されることはなく、その後、中和器内のドレンの貯留量が増加してドレンの水位が排出口の最下部以上になると、ドレンが排出口から排出され、排出経路を通って外部へ排出される。このように、開閉弁が開かれた時点でドレンが勢いよく中和器から排出されることがないので、サイフォン現象が生じることがなく、中和器内の水封状態を保つことができる。
前記弁制御手段は、前記水位検知手段が検知状態から非検知状態になると前記開閉弁を閉じるように制御するようにしてもよい。
この構成によれば、中和器内のドレンの水位が下降して水位検知手段が検知状態から非検知状態になると開閉弁を閉じることにより、中和器内の水封破壊が生じたとしても外部への燃焼ガスの漏洩を防止することができる。また、水位検知手段が非検知状態になる時点(開閉弁が閉じられる時点)では、中和器内のドレンの水位は排出口の最下部よりも低い水位(所定の水位未満)となっており、それまでに排出経路内のドレンは外部へ排出され、排出経路内にドレンが残留しないため、冬場の低い気温によって排出経路内でドレンが凍結することを防止できる。
前記熱交換器で加熱される被加熱流体を外部の暖房端末と前記熱交換器との間で循環させる循環流路が形成され、前記熱交換器へ流入する被加熱流体の温度を検出する温度センサと、前記水位検知手段が非検知状態のときに前記温度センサで検出される被加熱流体の温度がドレンの発生しやすい温度として予め定められた所定温度となるように、前記燃焼器の燃焼量と前記循環流路を循環する被加熱流体の流量のうち少なくとも一方を制御する温度制御手段と、をさらに備えていてもよい。
このような構成の熱源機は、暖房用の熱源機であって、水位検知手段が非検知状態のときに、温度センサで検出される熱交換器へ流入する被加熱流体の温度がドレンの発生しやすい所定温度となるようにすることにより、ドレンの発生量を増加させて、中和器内を早く水封状態ないし水封検知状態としたり、中和器内の水封破壊を防止したりすることができる。
前記水位検知手段は、前記中和器内において水平方向に互いに離れて配置され、上下方向に延びる一対の電極を有し、この一対の電極の両方の下端部がドレンに浸かることにより検知状態となるよう構成されていてもよい。
この構成によれば、一対の電極に同一構成の電極を用いることができる。
本発明は、以上に説明した構成を有し、サイフォン現象の発生を防止して中和器内の水封状態を保つことができる熱源機を提供することができるという効果を奏する。
以下、好ましい実施の形態を、図面を参照しながら説明する。なお、以下では全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。また、本発明は、以下の実施形態に限定されない。
(実施形態)
図1は、本発明の実施形態の一例の熱源機の概略構成を示す模式図である。この熱源機1は、筐体1aの内部に各種部品等が設けられた熱源機本体と、リモコン61とを備えている。この熱源機1は、暖房端末70に接続されている。暖房端末70としては、床暖房パネル、ファンコンベクタ等が用いられる。
図1は、本発明の実施形態の一例の熱源機の概略構成を示す模式図である。この熱源機1は、筐体1aの内部に各種部品等が設けられた熱源機本体と、リモコン61とを備えている。この熱源機1は、暖房端末70に接続されている。暖房端末70としては、床暖房パネル、ファンコンベクタ等が用いられる。
熱源機1は、筐体1aの内部に、燃料(石油、ガス等)を燃焼するバーナからなる燃焼器2と、燃焼器2へ燃焼用の空気を供給する送風機3と、燃焼室4内に配置された熱交換器(一次熱交換器5及び二次熱交換器6)と、中和器20と、制御装置60などを備えている。
一次熱交換器5は、燃焼器2の燃焼により発生した燃焼ガスから顕熱を回収し、一次受熱管5aを流通する水等の循環水(被加熱流体)を加熱するものである。また、二次熱交換器6は、一次熱交換器5を通過した燃焼ガスから潜熱を回収し二次受熱管6aを流通する循環水を加熱するものである。そして、一次熱交換器5、二次熱交換器6の順に通過した燃焼ガスは排気口16より外部に排気される。
一次熱交換器5の一次受熱管5aと二次熱交換器6の二次受熱管6aとは連結管7で接続されている。また、一次受熱管5aの出水側端部に暖房往き管8の一端が接続され、暖房往き管8の他端に外部配管71を介して暖房端末70の入水側端部が接続されている。また、二次受熱管6aの入水側端部に暖房戻り管9の一端が接続され、暖房戻り管9の他端に外部配管72を介して暖房端末70の出水側端部が接続されている。これらの暖房端末70と外部配管71,72と暖房戻り管9と二次受熱管6aと連結管7と一次受熱管5aと暖房往き管8とで循環水が循環する循環流路10が形成されている。
また、暖房戻り管9には、循環ポンプ11及び暖房タンク12が設けられている。循環ポンプ11は、循環流路10の循環水を循環させるためのポンプである。暖房タンク12は、循環流路10を循環する循環水の温度変化による体積変動を吸収するためのタンクである。暖房タンク12には膨張タンク13が接続されている。この膨張タンク13は、循環水が高温となって体積膨張したときに暖房タンク12から溢れる分を吸収するとともに、逆に循環水が低温となって体積収縮したときに暖房タンク12へ循環水を補充するよう構成されている。
暖房往き管8には、同往き管8内の循環水の温度を検出する温度センサT1が設けられ、暖房戻り管9には、同戻り管9内の循環水の温度を検出する温度センサT2が設けられている。
二次熱交換器6の下方には、二次熱交換器6で発生する酸性のドレン(凝縮水)Wを回収するドレン受け部14が設けられている。ドレン受け部14には、ドレン導入管15の上端が接続され、ドレン導入管15の下端が中和器20の流入口22に接続されている。中和器20の排出口23には、緩衝槽30が設けられている。そして、緩衝槽30の排出口32には、ドレン排水管33の一端が接続されている。ドレン排水管33の途中あるいは他端に、二方弁(開放又は閉鎖の切替弁)からなる開閉弁50が設けられている。ドレン受け部14で回収されたドレンWは、ドレン導入管15を通って流入口22から中和器20へ流入し、中和器20内で中和されて排出口23から排出される。この排出口23から排出されるドレンWは、開閉弁50が開弁状態のときに、ドレンの排出経路(緩衝槽30およびドレン排水管33)を通って外部へ排出される。
図2は、中和器20及び緩衝槽30の具体例を示す縦断面図である。
中和器20は、中空の容器21を備えている。容器21は、例えば、ブロー成形などで成形される。図2において、容器21の右側端部は、緩衝槽30になっており、本例では、中和器20と緩衝槽30とが一体的に構成されている。
中和器20は、中空の容器21を備えている。容器21は、例えば、ブロー成形などで成形される。図2において、容器21の右側端部は、緩衝槽30になっており、本例では、中和器20と緩衝槽30とが一体的に構成されている。
中和器20は、容器21の内部に仕切壁21a〜21cが設けられ、仕切壁21a、21bにはスリット状の開口からなる通流口28a、28bが設けられている。仕切壁21a〜21cによって、中和器20内が、中和剤Nが入っていない水位検知室24と、中和剤Nが内部に充填された中和室25とに区画され、一方の通流口28aを通過するドレンWの流路が矢印で示されるように設けられる。なお、他方の通流口28bは、一方の通流口28aが詰まったときなどのための予備の通路として通流口28aよりも上方に設けられている。
中和室25の下流方向(図の右端)には緩衝槽30が設けられ、中和室25と緩衝槽30とは、スリット状の開口からなる排出口23を介して連通している。この排出口23は、矢印80方向から視た場合、上下方向に細長い開口となっている。また、水位検知室24と中和室25との間の通流口28a、28bは、上方から視た場合、図2において左右方向に細長い開口となっている。これらの排出口23及び通流口28a、28bは、それぞれ、塊状の中和剤Nが通過できない幅の狭いスリット状の開口からなり、塊状の中和剤Nが中和室25から出ることはない。
なお、容器21の上部には、中和剤Nを中和室25へ入れるための開閉蓋27が設けられている。また、容器21の左下部には、メンテナンス時において中和器20内のドレンを排出する水抜き時に使用する排水部29が設けられている。
中和器20の流入口22から水位検知室24へ流入したドレンWは、通常、矢印で示されるように、水位検知室24から通流口28aを介して中和室25に流れ出て、中和室25を通って下流方向へと流れ、中和室25から排出口23を通って緩衝槽30へと排出され、開閉弁50が開弁状態のときに緩衝槽30からドレン排水管33を通って、外部へ排出されるようになっている。なお、緩衝槽30の内部31は、一定量のドレンWを貯留することができる容積を有している。
中和器20は、仕切壁21cの下端部よりも排出口23の最下部23aが上方に位置する水封構造になっている。この水封構造は、ドレンWが容器21の内部に溜って仕切壁21cの下端部よりも高い水位となることによって、ドレンWとともに水位検知室24に流れ込んだ燃焼ガスが、通流口28a、28bを通って中和室25を通過するのを遮断し、中和器20の外部に排出されないように水封するためのものである。すなわち、中和室25内に溜まったドレンWが仕切壁21cの下端部よりも高い水位となることによって、燃焼ガスが中和器20から緩衝槽30へ流れ出ない水封状態となる。
水位検知室24は、ドレンWが流入する流入口22の下方が異物貯留部24aになっている。水位検知室24の上壁26には、流入口22と、容器21内が詰ったときの水位上昇を検知するオーバーフロー電極40と、中和器20の内部が水封された状態(水封状態)であることを検知するための水封電極45とが設けられている。オーバーフロー電極40は1本設けられ、水封電極45は図2の紙面直交方向に並んで一対設けられており、オーバーフロー電極40と水封電極45の配置は一例である。一対の水封電極45は、水平方向に離れて配置されていればよく、例えば、図1のように左右方向に並んで配置されていてもよい。
一対の水封電極45は、これら両方の下端部46がドレンWに浸かることで一対の水封電極45間が通電して水封状態が検知されるようになっている。すなわち、中和器20内のドレンWが水封電極45の下端部46に達する水位が水封検知水位(所定の水位)Mである。
この水封検知水位Mは、中和器20内が水封状態となる最も低い水位(仕切壁21cの下端部)よりも高い水位であるので、一対の水封電極45によって水封状態であることが検知されている状態のとき、すなわち、中和器20内のドレンWの水位が水封検知水位M以上の水位のときには、中和器20内は確実に水封状態となっている。
また、一対の水封電極45の両方の下端部46は、中和器20の排出口23の最下部23aを通る水平面Lに対して所定距離Gだけ下方に位置している。すなわち、一対の水封電極45によって水封状態であることが検知される水封検知水位Mに対して、排出口23の最下部23aが所定距離Gだけ上方位置となっている。これにより、中和器20内に溜まるドレンWの水位が上昇して、一対の水封電極45によって水封状態であることが検知された時点(検知開始時点)においては、ドレンWが排出口23から緩衝槽30へ流れ出ない状態である。
なお、一対の水封電極45には、筐体1a内に設けられた所定の電源(図示せず)から、例えば、所定の電圧が常時印加されており、一対の水封電極45間の通電を検知する検知部(通電検知部)が設けられている。ここで、中和器20内のドレンWが水封検知水位M以上の水位になると、一対の水封電極45間が通電し、通電検知部から通電を検知したことを示す通電検知信号が出力され、制御装置60へ入力される。一方、中和器20内のドレンWが水封検知水位M未満の水位のときには、一対の水封電極45間は通電せず、通電検知部から通電検知信号は出力されず、制御装置60へ通電検知信号は入力されない。ここで、一対の水封電極45及び通電検知部等によって水位検知手段が構成されている。なお、通電検知部を制御装置60に含むように構成されていてもよい。
本例では、一対の水封電極45を上下方向に長い同一長さとし、両方の下端部46が同一高さレベルとなるように配置している。これにより、一対の水封電極45として、同一構成のものを使用することができる。
制御装置60は、CPU、ROMおよびRAM等を備え、例えば、マイクロコントローラ等で構成されている。制御装置60には、燃焼器2、送風機3、循環ポンプ11、開閉弁50などを制御するための信号経路が接続されている。また、制御装置60には、上述の通電検知信号、及び、温度センサT1,T2などの出力信号を入力するための信号経路が接続されている。制御装置60では、例えば、CPUがROMに記憶された制御プログラムをRAMに読み出し実行することで熱源機1の各種制御を実行することができ、弁制御手段および温度制御手段等としても機能する。なお、制御装置60は、集中制御する単独の制御装置によって構成されていてもよいし、互いに協働して分散制御する複数の制御装置によって構成されていてもよい。
また、制御装置60は、リモコン61と通信可能に接続されており、互いに情報の授受を行う。リモコン61は、使用者が熱源機1の運転操作等を行うためのもので、暖房運転の開始または停止を指示する運転スイッチ、及び、暖房端末70へ送りだす循環水の温度を設定する温度設定スイッチなどの操作部と、温度設定スイッチで設定した温度等を表示する表示部とを備えている。
次に、熱源機1の動作の一例について説明する。図3は、熱源機1の動作の一例を示すフローチャートである。この動作は、制御装置60の制御によって実現される。
まず、使用者がリモコン61の運転スイッチを操作して暖房運転の開始を指示すると、その運転開始指示が制御装置60に入力される(ステップS1)。なお、運転開始前(運転停止状態のとき)は、開閉弁50は閉弁状態となるよう制御されている。
制御装置60は、運転開始指示が入力されると、水封検知状態であるか否かを判断する(ステップS2)。このステップS2では、制御装置60は、前述の通電検知部から通電検知信号が入力されているとき(すなわち通電検知部が検知状態のとき)には、水封検知状態であると判断し、通電検知信号が入力されていないとき(すなわち通電検知部が非検知状態のとき)には、水封検知状態ではないと判断する(後述のステップS4,S7も同様)。
制御装置60は、ステップS2において水封検知状態でない場合には、ドレン増量運転を開始し、水封検知状態となるまでドレン増量運転を継続する(ステップS3,S4)。ドレン増量運転については後述する。
制御装置60は、ステップS2またはステップS4において、水封検知状態であると判断したときは、開閉弁50を開いて(ステップS5)、通常運転を開始する(ステップS6)。そして、通常運転中にも水封検知状態であるか否かの判断を行い(ステップS7)、水封検知状態である間は、通常運転を継続する(ステップS6,S7)。一方、通常運転中に水封検知状態でなくなった場合には、開閉弁50を閉じて(ステップS8)、ステップS3に戻ってドレン増量運転を開始する。
なお、ステップS7において、開閉弁50を閉じるときの水封検知状態ではないという判断は、通電検知部からの通電検知信号が、所定時間(例えば1分間)の間、継続して入力されないことを条件とするようにしてもよい。これにより、容器21内のドレンWの水面高さが振れることによって開閉弁50が不安定な状態となること、及びドレン増量運転と通常運転とが短時間で繰り返されることを回避できる。
通常運転(通常の暖房運転)を行う場合、制御装置60は、燃焼器2、送風機3及び循環ポンプ11を作動させる。そして、通常運転中、暖房する室温がリモコン61の操作部で設定された暖房設定温度付近の温度になるように、燃焼器2の燃焼量の調整(間欠的な燃焼による調整も含む)により適宜制御している。また、運転中は、燃焼器2の燃焼が実行されているか燃焼器2の燃焼が停止しているかに関わらず、循環ポンプ11の駆動は常時行われており、暖房端末70には循環水が継続的に循環される。そして、二次熱交換器6において発生するドレンは、ドレン受け14で回収されてドレン導入管15を介して中和器20へ流入する。
この通常の暖房運転では、暖房端末70が設置された部屋の温度が高くなるにつれて、二次熱交換器6への入水温度(二次受熱管6aへ流入する循環水の温度)が上昇する。そして、二次熱交換器6への入水温度が例えば後述の所定温度Tsを超えて高い温度になると、ドレンが発生しにくい状態あるいは発生しない状態となる。このような状態で暖房運転が継続した場合、中和器20内へ流入する燃焼ガスにより中和器20内のドレンが加熱されてそのドレンが蒸発することも考えられる。よって、熱源機1の設置直後や、中和器20の水抜き直後などの使用時においては、中和器20内が水封状態ないし水封検知状態となりにくい。
一方、ドレン増量運転を行うことで、ドレンが発生しやすくなり、ドレンの発生量を増加させることができる。このドレン増量運転を行う場合、制御装置60は、燃焼器2、送風機3及び循環ポンプ11を作動させ、温度センサT2で測定される二次熱交換器6への入水温度が、ドレンの発生しやすい温度として予め定められた所定温度Ts(例えば、45℃以下の所定温度)となるように、燃焼器2の燃焼量の調整(言い換えれば、単位時間当たりの発熱量の調整であり、間欠的な燃焼による調整も含む)、および/または、循環ポンプ11の流量の調整をして、暖房運転を行う。所定温度Tsは、実験等によって求められた値である。
なお、必ずしもドレン増量運転を行う必要はないが、ドレン増量運転を行うことで、ドレンの発生量を増加させて、中和器20内を早く水封状態ないし水封検知状態とすることができ、開閉弁50が閉じっぱなしとなって、開閉弁50に不具合が生じるのを回避できる。また、ドレンの蒸発等による中和器20内の水封破壊を防止できる。
本実施形態では、中和器20内に貯留されるドレンの水位が、中和器20内が水封状態となる水位であって、かつ排出口23の最下部23aよりも低い水封検知水位M以上であることを検知して開閉弁50を開くようにしているので、ドレンの水位が上昇して開閉弁50が開かれる時点では、ドレンの水位は排出口23の最下部23aよりも低い水位である。よって、開閉弁50が開かれた時点においてドレンが排出口23から排出されることはなく、その後、中和器20内のドレンの貯留量が増加してドレンの水位が排出口23の最下部23a以上になると、ドレンが排出口23から排出され、排出経路(緩衝槽30およびドレン排水管33)を通って外部へ排出される。このように、開閉弁50が開かれた時点でドレンが勢いよく中和器20から排出されることがないので、サイフォン現象が生じることがなく、中和器20内の水封状態を保つことができる。
また、中和器20内のドレンの水位が下降して水封検知水位M未満になると開閉弁50を閉じることにより、中和器20内の水封破壊が生じたとしても外部への燃焼ガスの漏洩を防止することができる。また、開閉弁50が閉じられる時点では、中和器20内のドレンの水位は排出口23の最下部23aよりも低い水位となっており、それまでに排出経路(緩衝槽30およびドレン排水管33)内のドレンは外部へ排出され、排出経路内にドレンが残留しないため、冬場の低い気温によって排出経路内でドレンが凍結することを防止できる。
なお、本実施形態では、暖房端末70が接続される暖房用の熱源機1を例に説明したが、給湯用の熱源機等にも本発明を適用することができる。給湯用の熱源機の場合には、例えば、二次熱交換器6(二次受熱管6a)の入水側端部に接続され外部から水道水が入水される入水管と、一次熱交換器5(一次受熱管5a)の出水側端部に接続された出湯管と、入水管へ入水される水道水の一部を出湯管へ供給するために入水管と出湯管とをつなぐバイパス管と、バイパス管を通過する流量を調整する流量調整弁と、入水管に設けられた流量センサと、二次熱交換器6へ流入する水の温度を検出する入水温度センサ等を有している。そして、出湯管は、外部配管を介してカラン等の給湯栓に接続されている。
この場合、給湯栓が開かれて、上記流量センサで検出される入水管への入水流量が最低作動流量以上になると、制御装置60は、給湯運転を実施し、燃焼器2及び送風機3を作動し、上記入水温度センサで検出される二次熱交換器6へ流入する水の温度に基づいて、一次熱交換器5から出湯管へ流出される湯の温度が所定温度になるように燃焼器2の燃焼量を制御するようになっている。そして、一次熱交換器5から出湯管へ流出された湯と、バイパス管を通して出湯管へ分岐入水させた水とを混合させて温調させることにより、給湯栓から給湯設定温度の湯が流出される。なお、給湯用の熱源機の場合には、暖房用の熱源機1において説明したドレン増量運転は行われない。
また、給湯用の熱源機の場合、被加熱流体は水道水等の水であるが、例えば図1に示すような暖房用の熱源機1の場合、被加熱流体(循環水)は水に限らず、不凍液等でもよい。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本発明は、サイフォン現象の発生を防止して中和器内の水封状態を保つことができる熱源機等として有用である。
1 熱源機
2 燃焼器
5 一次熱交換器
6 二次熱交換器
10 循環流路
11 循環ポンプ
20 中和器
22 流入口
23 排出口
23a 排出口の最下部
30 緩衝槽
33 ドレン排水管
45 水封電極
50 開閉弁
60 制御装置
70 暖房端末
T1,T2 温度センサ
2 燃焼器
5 一次熱交換器
6 二次熱交換器
10 循環流路
11 循環ポンプ
20 中和器
22 流入口
23 排出口
23a 排出口の最下部
30 緩衝槽
33 ドレン排水管
45 水封電極
50 開閉弁
60 制御装置
70 暖房端末
T1,T2 温度センサ
Claims (4)
- 燃焼器と、
前記燃焼器により発生された燃焼ガスから熱回収を行なうことによって被加熱流体の加熱を行なう熱交換器と、
ドレン用の流入口および排出口を有し、かつ前記熱回収に伴って発生した酸性のドレンを前記流入口から内部に流入させて、このドレンを中和させてから前記排出口より排出させる中和器と、
前記中和器の排出口に接続されたドレンの排出経路に設けられた開閉弁と、
前記中和器内に貯留されるドレンの水位が、前記中和器内が水封状態となる水位であって、かつ前記排出口の最下部よりも低い所定の水位以上であることを検知する水位検知手段と、
前記水位検知手段が非検知状態から検知状態になると前記開閉弁を開くように制御する弁制御手段と、
を備えた熱源機。 - 前記弁制御手段は、
前記水位検知手段が検知状態から非検知状態になると前記開閉弁を閉じるように制御する、
請求項1に記載の熱源機。 - 前記熱交換器で加熱される被加熱流体を外部の暖房端末と前記熱交換器との間で循環させる循環流路が形成され、
前記熱交換器へ流入する被加熱流体の温度を検出する温度センサと、
前記水位検知手段が非検知状態のときに前記温度センサで検出される被加熱流体の温度がドレンの発生しやすい温度として予め定められた所定温度となるように、前記燃焼器の燃焼量と前記循環流路を循環する被加熱流体の流量のうち少なくとも一方を制御する温度制御手段と、
をさらに備えた請求項1または2に記載の熱源機。 - 前記水位検知手段は、
前記中和器内において水平方向に互いに離れて配置され、上下方向に延びる一対の電極を有し、この一対の電極の両方の下端部がドレンに浸かることにより検知状態となるよう構成された、
請求項1〜3のいずれかに記載の熱源機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017154478A JP2019032137A (ja) | 2017-08-09 | 2017-08-09 | 熱源機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017154478A JP2019032137A (ja) | 2017-08-09 | 2017-08-09 | 熱源機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2019032137A true JP2019032137A (ja) | 2019-02-28 |
Family
ID=65523308
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017154478A Pending JP2019032137A (ja) | 2017-08-09 | 2017-08-09 | 熱源機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2019032137A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113531649A (zh) * | 2021-07-12 | 2021-10-22 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 空调室内机、空调器、空调器的控制方法、装置及处理器 |
Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009150576A (ja) * | 2007-12-19 | 2009-07-09 | Noritz Corp | 中和器を備えた温水装置 |
| JP2017003138A (ja) * | 2015-06-05 | 2017-01-05 | 株式会社コロナ | 潜熱回収型温水暖房装置 |
-
2017
- 2017-08-09 JP JP2017154478A patent/JP2019032137A/ja active Pending
Patent Citations (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2009150576A (ja) * | 2007-12-19 | 2009-07-09 | Noritz Corp | 中和器を備えた温水装置 |
| JP2017003138A (ja) * | 2015-06-05 | 2017-01-05 | 株式会社コロナ | 潜熱回収型温水暖房装置 |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN113531649A (zh) * | 2021-07-12 | 2021-10-22 | 珠海格力节能环保制冷技术研究中心有限公司 | 空调室内机、空调器、空调器的控制方法、装置及处理器 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5121378B2 (ja) | 給湯器 | |
| JP2008185296A (ja) | 温水装置 | |
| JP2009150576A (ja) | 中和器を備えた温水装置 | |
| JP2011106761A (ja) | 中和装置及びこれを備えた潜熱回収型給湯器 | |
| JP5064811B2 (ja) | 燃焼装置 | |
| JP5165606B2 (ja) | 潜熱回収型給湯機 | |
| JP2019032137A (ja) | 熱源機 | |
| JP5224115B2 (ja) | 温水装置 | |
| JP4535957B2 (ja) | 熱供給システム | |
| JP2964066B2 (ja) | 温水暖房システム | |
| JP5922953B2 (ja) | 給湯装置 | |
| KR20130051385A (ko) | 폐온수 재활용 시스템 | |
| JP2006090564A (ja) | 潜熱回収型温水暖房装置 | |
| JP5010201B2 (ja) | ドレン中和器 | |
| JP5999420B2 (ja) | 熱源機 | |
| JP2017003138A (ja) | 潜熱回収型温水暖房装置 | |
| JP5835567B2 (ja) | 潜熱回収型燃焼装置 | |
| JP4867282B2 (ja) | 給湯装置 | |
| JP2013204839A (ja) | 給湯装置のドレン排水構造 | |
| JP6334322B2 (ja) | 給湯装置 | |
| JP4546850B2 (ja) | 熱源装置のドレン排出方法及び熱源装置 | |
| JP6958108B2 (ja) | 熱源機 | |
| JP2020134043A (ja) | ドレン中和器 | |
| JP2020173038A (ja) | 熱供給システム | |
| JP2008076022A (ja) | 加熱装置及び加熱装置の熱交換器破損検出方法 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200722 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20210610 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20210615 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20211207 |