JP2019031237A - 制御装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】自動変速機の変速時に発生する車両加速度の変化を、運転者の嗜好に合わせて調整することが可能な制御装置を実現する。【解決手段】制御装置40は、自動変速機12の変速動作中に、自動変速機12から出力部材21側に伝達される出力トルクを、入力部材20の回転加速度に基づき推定し、推定した出力トルクと、変速動作中の車両駆動トルクの目標変化パターンに規定された目標値との差に応じたトルクを、回転電機11に出力させる出力トルク調整制御を実行する。【選択図】図1
Description
本発明は、車両用駆動装置を制御対象とする制御装置に関する。
内燃機関に駆動連結される入力部材と第1車輪に駆動連結される出力部材とを結ぶ動力伝達経路に、入力部材の回転を変速して出力部材側に伝達する自動変速機を備えると共に、上記動力伝達経路における自動変速機よりも出力部材側に、又は、上記動力伝達経路から独立した第2車輪に駆動力を伝達可能に、回転電機が設けられた車両用駆動装置が知られている。このような車両用駆動装置を制御対象とする制御装置は、車両(車輪)の駆動のために要求される車両要求トルクに基づき、内燃機関要求トルク(車両要求トルクのうちの内燃機関の負担分)と、回転電機要求トルク(車両要求トルクのうちの回転電機の負担分)とを決定する。そして、制御装置は、回転電機要求トルクを出力するように回転電機を駆動制御する。例えば特開2016−119746号公報(特許文献1)の段落0024には、運転者の出力要求に基づきモータを駆動するために用いる要求トルクを決定し、その時点のモータの回転数で要求トルクが得られるようにモータの出力を制御することが記載されている。
ところで、上記のような車両用駆動装置では、一般に、自動変速機の変速時に、トルク比の変化や、入力部材(内燃機関)の回転速度変化に伴うイナーシャトルクの発生により、車両加速度が変化する。そして、このような車両加速度の変化が体感できる変速フィーリングを好む運転者も存在すれば、そうでない運転者も存在する。また、同じ運転者であっても、状況や気分によって変速フィーリングの嗜好が異なり得る。そのため、自動変速機の変速時に発生する車両加速度の変化を、運転者の嗜好に合わせて調整可能であることが望ましい。しかしながら、特許文献1には、自動変速機の変速時の車両加速度の変化についての記載はない。
そこで、自動変速機の変速時に発生する車両加速度の変化を、運転者の嗜好に合わせて調整することが可能な制御装置の実現が望まれる。
上記に鑑みた、内燃機関に駆動連結される入力部材と第1車輪に駆動連結される出力部材とを結ぶ動力伝達経路に、前記入力部材の回転を変速して前記出力部材側に伝達する自動変速機を備え、前記動力伝達経路における前記自動変速機よりも前記出力部材側に、又は、前記動力伝達経路から独立した第2車輪に駆動力を伝達可能に、回転電機が設けられた車両用駆動装置を制御対象とする制御装置の特徴構成は、前記自動変速機の変速動作中に、前記自動変速機から前記出力部材側に伝達される出力トルクを、前記入力部材の回転加速度に基づき推定し、推定した前記出力トルクと、前記変速動作中の車両駆動トルクの目標変化パターンに規定された目標値との差に応じたトルクを、前記回転電機に出力させる出力トルク調整制御を実行する点にある。
上記の特徴構成によれば、自動変速機の変速動作中に出力トルク調整制御が実行され、出力トルク調整制御により、自動変速機の出力トルクと、車両駆動トルクの目標変化パターンに規定された目標値との差に応じたトルクが、回転電機から出力される。よって、自動変速機の出力トルクが変化する自動変速機の変速動作中であっても、回転電機の出力トルクの制御により、車両駆動トルクを目標変化パターンに従って変化させることができ、この結果、自動変速機の変速時に発生する車両加速度の変化を、運転者の嗜好に合わせて調整することが可能となる。
なお、上記の特徴構成によれば、出力トルク調整制御に必要な自動変速機の出力トルクを、入力部材の回転加速度という、実際の値を比較的容易に取得することが可能な物理量に基づく推定値とすることができるため、比較的簡素なセンサ構成で出力トルクの推定精度を適切に確保することができるという利点もある。
なお、上記の特徴構成によれば、出力トルク調整制御に必要な自動変速機の出力トルクを、入力部材の回転加速度という、実際の値を比較的容易に取得することが可能な物理量に基づく推定値とすることができるため、比較的簡素なセンサ構成で出力トルクの推定精度を適切に確保することができるという利点もある。
制御装置の更なる特徴と利点は、図面を参照して説明する実施形態についての以下の記載から明確となる。
制御装置の実施形態について、図面を参照して説明する。なお、本明細書では、「回転電機」は、モータ(電動機)、ジェネレータ(発電機)、及び必要に応じてモータ及びジェネレータの双方の機能を果たすモータ・ジェネレータのいずれをも含む概念として用いている。また、本明細書では、「駆動連結」とは、2つの回転要素が駆動力を伝達可能に連結された状態を意味する。この概念には、2つの回転要素が一体回転するように連結された状態や、2つの回転要素が1つ以上の伝動部材を介して駆動力を伝達可能に連結された状態が含まれる。このような伝動部材には、回転を同速で又は変速して伝達する各種の部材(軸、歯車機構、ベルト、チェーン等)が含まれ、回転及び駆動力を選択的に伝達する係合装置(摩擦係合装置や噛み合い式係合装置等)が含まれてもよい。
図1に示すように、制御装置40は車両用駆動装置1を制御対象とする制御装置である。制御装置40による制御対象の車両用駆動装置1は、内燃機関10に駆動連結される入力部材20と第1車輪31に駆動連結される出力部材21とを結ぶ動力伝達経路に、入力部材20の回転を変速して出力部材21側に伝達する自動変速機12を備える。そして、制御装置40による制御対象の車両用駆動装置1では、上記動力伝達経路における自動変速機12よりも出力部材21側に回転電機11が設けられ、又は、上記動力伝達経路から独立した第2車輪32に駆動力を伝達可能に回転電機11が設けられる。本実施形態の車両用駆動装置1(図1参照)は、前者のように回転電機11が設けられる例であり、後に説明するその他の実施形態の車両用駆動装置1(図5参照)は、後者のように回転電機11が設けられる例である。本実施形態では、第1車輪31及び第2車輪32の一方が、車両2の前輪とされ、第1車輪31及び第2車輪32の他方が、車両2の後輪とされる。
このように、制御装置40による制御対象の車両用駆動装置1は、車輪の駆動力源として内燃機関10及び回転電機11の双方を備えた車両2(ハイブリッド車両)を駆動するための駆動装置である。車両用駆動装置1は、内燃機関10及び回転電機11の少なくとも一方のトルクを車輪に伝達させて車両2を走行させる。図1に示すように、本実施形態では、内燃機関10及び回転電機11のいずれもが第1車輪31(本例では後輪)に駆動連結されている。なお、内燃機関は、機関内部における燃料の燃焼により駆動されて動力を取り出す原動機(ガソリンエンジンやディーゼルエンジン等)である。
図1に示すように、入力部材20は、自動変速機12の入力部材(変速入力部材)として機能する部材(ここでは、軸部材)である。入力部材20は、内燃機関10に駆動連結される。入力部材20は、内燃機関10の出力軸(クランクシャフト等)と一体回転するように連結され、或いは、ダンパや流体継手(トルクコンバータ等)等の他の部材を介して内燃機関10の出力軸に駆動連結される。
出力部材21は、自動変速機12と第1車輪31との間の動力伝達経路に設けられる伝動部材である。本実施形態では、出力部材21は、差動歯車装置23(出力用差動歯車装置)と第1車輪31とを連結する軸部材(ドライブシャフト)である。差動歯車装置23は、例えば、傘歯車式の差動歯車機構を用いて構成される。差動歯車装置23には、自動変速機12から出力部材21側に伝達される出力トルクTo(図3、図4参照)が、自動変速機12の出力部材として機能する変速出力部材22を介して入力される。そして、差動歯車装置23は、入力された回転及びトルクを左右2つの出力部材21(すなわち、左右2つの第1車輪31)に分配して伝達する。これにより、内燃機関10及び回転電機11のうちの少なくとも内燃機関10のトルクを第1車輪31に伝達させて車両を走行させるハイブリッド走行モードの実行中に、自動変速機12側から差動歯車装置23に伝達されるトルクによって第1車輪31が駆動されて、車両2が走行する。
上述したように、本実施形態では、回転電機11は、入力部材20と出力部材21とを結ぶ動力伝達経路における自動変速機12よりも出力部材21側に設けられている。すなわち、本実施形態では、回転電機11は、第1車輪31に駆動力を伝達可能に設けられている。具体的には、回転電機11は、変速出力部材22と一体回転するように連結されている。よって、回転電機11の出力トルクは、変速出力部材22において自動変速機12の出力トルクToと合成されて、差動歯車装置23に伝達される。ハイブリッド走行モードの実行中は、回転電機11は、車両2(車輪)に伝達することが要求される車両要求トルク(すなわち、車両2(車輪)を駆動する車両駆動トルクTdの要求値)に対する不足分を補うようにトルクを出力する。また、内燃機関10及び回転電機11のうちの回転電機11のトルクのみを車輪(本実施形態では、第1車輪31)に伝達させて車両を走行させる電動走行モードの実行中は、回転電機11のトルクによって車輪(第1車輪31)が駆動されて、車両2が走行する。以下では、回転電機11のトルクの正負について、車両を前進させる方向のトルク(前進加速方向のトルク)を正トルクとし、正トルクとは反対方向のトルクを負トルクとする。
図示は省略するが、回転電機11は、ケース等の非回転部材に固定されるステータと、ステータに対して回転自在に支持されるロータと、を備えている。回転電機11として、例えば、ロータがステータに対して径方向内側に配置されるインナロータ型の回転電機を用いることができる。回転電機11は、直流電力と交流電力との間の電力変換を行うインバータ装置を介して、バッテリやキャパシタ等の蓄電装置と電気的に接続されており、蓄電装置から電力の供給を受けて力行し、或いは、内燃機関10のトルクや車両2の慣性力等により発電した電力を蓄電装置に供給して蓄電させる。
自動変速機12は、入力部材20の回転を変速して出力部材21側に伝達する(出力する)。自動変速機12による変速後の回転は、出力部材21に対して直接又は他の部材を介して伝達され、本実施形態では、変速出力部材22を介して出力部材21に伝達される。本実施形態では、自動変速機12は、変速比の異なる複数の変速段を形成可能な有段の自動変速機であり、入力部材20の回転を、形成されている変速段に応じた変速比で変速して出力部材21側に(変速出力部材22に)伝達する。ここでは、「変速比」を、変速出力部材22の回転速度に対する入力部材20の回転速度の比とする。
図1に簡略化して示すように、自動変速機12は、複数の変速用係合装置50を備えている。そして、変速用係合装置50のそれぞれの係合の状態に応じて、複数の変速段のうちのいずれかの変速段が形成される。具体的には、複数の変速用係合装置50のうちの2つ以上(例えば、2つ)が係合すると共にそれ以外が解放した状態で、各段の変速段が形成される。自動変速機12として、単数又は複数の遊星歯車機構を用いて構成される遊星歯車式の変速機構を用いることができ、この場合、各遊星歯車機構の差動状態が変速用係合装置50により制御されることで、形成される変速段が変更される。例えば、複数の変速用係合装置50には、1つ以上のクラッチ51と、1つ以上のブレーキ52とが含まれる。本実施形態では、変速用係合装置50は摩擦係合装置(湿式多板クラッチや湿式多板ブレーキ等)である。
制御装置40は、CPU(Central Processing Unit)等の演算処理装置を中核部材として備えると共に、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)等の当該演算処理装置が参照可能な記憶装置を備えている。そして、ROM等の記憶装置に記憶されたソフトウェア(プログラム)又は別途設けられた演算回路等のハードウェア、或いはそれらの両方により、制御装置40の各機能が実現される。制御装置40が備える演算処理装置は、各プログラムを実行するコンピュータとして動作する。制御装置40が、互いに通信可能な複数のハードウェア(複数の分離したハードウェア)の集合によって構成されても良い。この場合に、制御装置40が、車両2に搭載される車内装置と、車両2の外部に設けられて、車内装置と通信ネットワーク(例えば、インターネット等)を介して通信可能な車外装置とに分離され、後述する制御装置40の少なくとも一部の機能が、車外装置に設けられる構成とすることもできる。
車両2には各種センサが備えられており、制御装置40は、当該各種センサの検出情報を取得可能に構成されている。本実施形態では、図1に示すように、制御装置40が検出情報を取得可能な複数のセンサには、第1センサ61、第2センサ62、及び第3センサ63が含まれる。
第1センサ61は、入力部材20の回転加速度α(角加速度)を取得するためのセンサであり、制御装置40は、第1センサ61の検出情報に基づき入力部材20の回転加速度αを取得する。本実施形態では、第1センサ61は、入力部材20の回転速度N(角速度)を検出する回転センサであり、制御装置40は、第1センサ61が検出した入力部材20の回転速度Nに基づき(具体的には、当該回転速度Nを時間微分して)、入力部材20の回転加速度α(回転速度Nの時間変化率)を取得する。
第2センサ62は、車速(車両2の走行速度)を取得するためのセンサであり、制御装置40は、第2センサ62の検出情報に基づき車速を取得する。第2センサ62は、車輪(第1車輪31又は第2車輪32)と常に連動して回転する回転部材の回転速度を検出するように設けられる。本実施形態では、第2センサ62は、変速出力部材22の回転速度を検出する回転センサであり、制御装置40は、第2センサ62が検出した変速出力部材22の回転速度に基づき車速を取得する。
第3センサ63は、アクセル開度を取得するためのセンサであり、制御装置40は、第3センサ63の検出情報に基づきアクセル開度を取得する。本実施形態では、第3センサ63は、車両2に設けられたアクセルペダルの操作量を検出するアクセル操作量センサであり、制御装置40は、第3センサ63が検出したアクセルペダルの操作量に基づきアクセル開度を取得する。これらの第1センサ61、第2センサ62、及び第3センサ63以外にも、車両2には、制御装置40が検出情報を取得可能なセンサとして、回転電機11に電気的に接続された蓄電装置の充電状態(蓄電量)を検出するためのセンサ等が設けられている。
制御装置40は、アクセル開度、車速、蓄電装置の充電状態等のセンサ検出情報に基づいて、車両要求トルク(車両駆動トルクTdの要求値)、車両2の走行モード、自動変速機12に形成させる目標変速段等を決定する。制御装置40が決定可能な車両2の走行モードには、上述したハイブリッド走行モードと電動走行モードとが含まれる。そして、制御装置40は、決定された車両要求トルクや走行モードに基づき、車両要求トルクのうちの内燃機関10の負担分である内燃機関要求トルクと、車両要求トルクのうちの回転電機11の負担分である回転電機要求トルクとを決定する。基本的に、内燃機関要求トルクと回転電機要求トルクとの和が車両要求トルクに等しくなるように、内燃機関要求トルク及び回転電機要求トルクのそれぞれが決定される。電動走行モードの実行中は、内燃機関要求トルクはゼロに設定される。また、回転電機11に発電を行わせる際には、回転電機要求トルクは負トルクに設定される。
制御装置40は、内燃機関要求トルクを出力するように内燃機関10を制御すると共に、回転電機要求トルクを出力するように回転電機11を制御する。制御装置40は、上述したインバータ装置を介して、回転電機11の駆動を制御する。本実施形態では、制御装置40とは別に、内燃機関10の動作制御を行う内燃機関制御装置が車両2に設けられ、制御装置40は、この内燃機関制御装置を介して(すなわち、この内燃機関制御装置に対して内燃機関要求トルク、内燃機関10の始動要求、内燃機関10の停止要求等を指令することで)、内燃機関10を制御する。
制御装置40は、自動変速機12が備える複数の変速用係合装置50のそれぞれの係合の状態を、決定された目標変速段を形成するように制御する。本実施形態では、変速用係合装置50は油圧駆動式の摩擦係合装置であり、制御装置40は、変速用係合装置50のそれぞれに供給される油圧を、油圧制御装置を介して制御することで、変速用係合装置50のそれぞれの係合の状態を制御する。各変速用係合装置50の係合の状態は、供給されている油圧に応じて、直結係合状態、滑り係合状態、及び解放状態のいずれかに制御される。直結係合状態では、摩擦係合装置の一対の係合部材間(入力側係合部材と出力側係合部材との間)に回転速度差(滑り)がない状態で、静摩擦により一対の係合部材間でトルクが伝達され、滑り係合状態では、摩擦係合装置の一対の係合部材間に回転速度差がある状態で、動摩擦により一対の係合部材間でトルクが伝達される。
制御装置40は、アクセル開度及び車速と、変速段との関係を規定した変速マップを参照して、目標変速段を決定する。変速マップには、アップシフト線とダウンシフト線とが規定されており、アクセル開度及び車速が変化してアップシフト線を跨ぐと、目標変速段が1段アップシフトされ、アクセル開度及び車速が変化してダウンシフト線を跨ぐと、目標変速段が1段ダウンシフトされる。なお、アップシフトとは、変速比を相対的に小さくする側(高速段側)への変速段の変更であり、ダウンシフトとは、変速比を相対的に大きくする側(低速段側)への変速段の変更である。制御装置40は、自動変速機12に形成される変速段を切り替える変速制御を行う際には、変速段の切り替えのために解放される変速用係合装置50(解放側係合装置)を解放させると共に、変速段の切り替えのために係合される変速用係合装置50(係合側係合装置)を係合させる。変速制御の実行により、トルク相とイナーシャ相との2相を伴う変速動作が行われる。トルク相では、基本的に変速比が一定に維持された状態で、自動変速機12から出力部材21側に出力される出力トルクToに対する自動変速機12に対して入力部材20側から入力されるトルクの比率であるトルク比が、変速前の変速段に応じたトルク比から変速後の変速段に応じたトルク比に変化する。また、イナーシャ相では、基本的にトルク比が一定に維持された状態で、変速比が変速前の変速段に応じた変速比から変速後の変速段に応じた変速比に変化する。
ところで、自動変速機12の変速時には、トルク比の変化や、入力部材20(内燃機関10)の回転速度変化に伴うイナーシャトルクの発生により、車両加速度が変化する。本開示に係る制御装置40は、自動変速機12の変速動作中に以下に述べる出力トルク調整制御を実行することで、自動変速機12の変速時に発生する車両加速度の変化を、運転者の嗜好に合わせて調整することを可能としている。
出力トルク調整制御は、自動変速機12から出力部材21側に伝達される出力トルクToを、入力部材20の回転加速度αに基づき推定し、推定した出力トルクToと、変速動作中の車両駆動トルクTdの目標変化パターンAに規定された目標値との差に応じたトルクを、回転電機11に出力させる制御である。このような出力トルク調整制御を制御装置40が自動変速機12の変速動作中に実行することで、自動変速機12の出力トルクToが変化する自動変速機12の変速動作中であっても、回転電機11の出力トルクの制御により、車両駆動トルクTdを目標変化パターンAに従って変化させることができ、この結果、自動変速機12の変速時に発生する車両加速度の変化を、運転者の嗜好に合わせて調整することが可能となっている。
自動変速機12の変速動作は、トルク相とイナーシャ相との2相を伴って行われる。すなわち、自動変速機12の変速動作中の期間には、トルク相の期間とイナーシャ相の期間とが含まれる。そして、本実施形態では、制御装置40は、自動変速機12の変速動作中におけるイナーシャ相の期間において、出力トルク調整制御を実行するように構成されている。具体的には、制御装置40は、自動変速機12の変速動作の開始後、入力部材20の回転加速度αの変化の開始に合わせて出力トルク調整制御を開始し、入力部材20の回転加速度αの変化の終了に合わせて出力トルク調整制御を終了するように構成されている。
具体的には、図2に、出力トルク調整制御の処理手順の一例を示すように、制御装置40は、自動変速機12の変速動作中に、入力部材20の回転加速度αの変化が開始されると(ステップ#01:Yes)、出力トルク調整制御を開始する(ステップ#02,#03)。本実施形態では、制御装置40は、第1センサ61の検出情報に基づき入力部材20の回転加速度αを取得する。制御装置40は、自動変速機12の変速動作の開始後、入力部材20の回転加速度αの取得処理を繰り返し実行し、取得した回転加速度αに基づき、回転加速度αの変化の開始判定を行う(ステップ#01)。例えば、自動変速機12の変速動作の開始時の回転加速度αと、新たに取得した回転加速度αとの差(絶対値)が、判定閾値以上となったことを条件に、回転加速度αの変化が開始したと判定する構成や、単位時間当たりの回転加速度αの変化量(絶対値)が判定閾値以上となったことを条件に、回転加速度αの変化が開始したと判定する構成とすることができる。
制御装置40は、入力部材20の回転加速度αの変化が開始されると(ステップ#01:Yes)、入力部材20の回転加速度αの変化が終了するまでの間(ステップ#04:No)、自動変速機12の出力トルクToの推定処理(ステップ#02)と、推定した出力トルクToに基づき回転電機11の目標トルクを決定して、当該決定した目標トルクを出力するように回転電機11を駆動制御する処理(ステップ#03)とを繰り返し実行する。
自動変速機12の出力トルクToの推定処理(ステップ#02)では、制御装置40は、第1センサ61の検出情報に基づき入力部材20の回転加速度αを取得し、取得した回転加速度αに基づき、自動変速機12の出力トルクToを推定する。制御装置40は、演算により又はマップを参照して、或いはこれらの併用により、取得した回転加速度αに応じた出力トルクToの推定値を取得する。マップは、予め実験等で求めて制御装置40が参照可能な記憶装置に記憶される。
マップは、例えば、回転加速度α及び他の指標(単数又は複数の指標)と、出力トルクToとの関係を規定した出力トルクマップとすることができる。他の指標として、内燃機関10の出力トルク、特定の時点(変速動作の開始時点、トルク相の開始時点、イナーシャ相の開始時点等)からの経過時間、変速用係合装置50(例えば、係合側係合装置)に対する油圧指令値を例示することができる。また、マップを、回転加速度αとイナーシャトルクとの関係を規定したイナーシャトルクマップ、或いは、回転加速度α及び他の指標(単数又は複数の指標)とイナーシャトルクとの関係を規定したイナーシャトルクマップとすることもできる。この場合、制御装置40は、例えば、イナーシャトルクマップを参照して取得したイナーシャトルクを、トルク相でのトルク比の増減(増加又は減少)に伴う変化を考慮した出力トルクToの基準推定値に重畳した値を、出力トルクToの推定値として取得する。出力トルクToの基準推定値は、イナーシャトルクを考慮しない出力トルクToの推定値であり、例えば、内燃機関10の出力トルク等に基づきマップを参照して取得される。
制御装置40は、このように推定した出力トルクToと、変速動作中の車両駆動トルクTdの目標変化パターンAに規定された目標値との差に応じたトルク(例えば、当該差に等しいトルク)を、回転電機11の目標トルクとして決定する(ステップ#03)。なお、ここでの差は、出力トルクTo及び車両駆動トルクTdを、同一の回転部材(例えば、変速出力部材22)でのトルクに換算した場合の差である。目標変化パターンAに規定された車両駆動トルクTdの目標値が推定した出力トルクToよりも小さい場合には、回転電機11の目標トルクは負トルクに設定され、目標変化パターンAに規定された車両駆動トルクTdの目標値が推定した出力トルクToよりも大きい場合には、回転電機11の目標トルクは正トルクに設定される。なお、車両駆動トルクTdと出力トルクToとの大小関係は、絶対値ではなく、符号(正負)を考慮した大小関係である。
制御装置40は、出力トルク調整制御の実行中、取得した回転加速度αに基づき、回転加速度αの変化の終了判定を行う(ステップ#04)。例えば、自動変速機12の変速動作の開始時の回転加速度αと変速前後でのトルク比の変化量とに基づき定まる値(自動変速機12の変速動作の開始時の回転加速度αに基づく、変速動作の終了時の回転加速度αの推定値)と、新たに取得した回転加速度αとの差(絶対値)が、判定閾値未満となったことを条件に、回転加速度αの変化が終了したと判定する構成や、単位時間当たりの回転加速度αの変化量(絶対値)が判定閾値未満となったことを条件に、回転加速度αの変化が終了したと判定する構成とすることができる。
次に、本実施形態に係る出力トルク調整制御の具体的内容について、図3及び図4に示す例を参照して説明する。なお、図3及び図4では、ハイブリッド走行モードでの走行中において、オンアップシフトの変速動作中に出力トルク調整制御が行われる状況を想定している。なお、オンアップシフトは、車輪(第1車輪31)に前進加速方向のトルクが伝達されている状態(すなわち、車両駆動トルクTdが正トルクの状態)でのアップシフトである。また、ここでは、変速動作の開始前(時刻T01以前)において、回転電機11の出力トルクがゼロである状況を想定している。
図3に示す例では、時刻T01或いはそれより前の時点で目標変速段が高速段側に変更され、時刻T01において変速制御(アップシフト制御)が開始されている。すなわち、時刻T01において自動変速機12の変速動作が開始する。図3に係合側係合装置に対する油圧指令値Pの時間tに対する変化を示すように、時刻T01において係合側係合装置を係合させる制御が開始される。そして、係合側係合装置が伝達トルク容量を持ち始めた後、係合側係合装置の係合圧の増大(伝達トルク容量の増大)に伴いトルク比が次第に増加し、これに応じて、自動変速機12の出力トルクToが次第に減少する(時刻T02〜時刻T03)。時刻T02〜時刻T03の期間がトルク相の期間である。
時刻T03において、入力部材20の回転速度Nを、変速前同期回転速度Nbから変速後同期回転速度Naに向けて変化させるための制御(イナーシャ相を開始させるための制御)が行われる。例えば、内燃機関10のトルクダウンや、係合側係合装置の係合圧の増圧等により、イナーシャ相が開始される。ここで、変速前同期回転速度Nbは、変速出力部材22の回転速度に変速前の変速段の変速比を乗算した回転速度であり、変速後同期回転速度Naは、変速出力部材22の回転速度に変速後の変速段の変速比を乗算した回転速度である。時刻T03においてイナーシャ相が開始されることで、入力部材20の回転加速度αが変化し、制御装置40がこの変化を検出することで、出力トルク調整制御が時刻T03において開始される。
図3では、変速動作中の車両駆動トルクTdの目標変化パターンAとして、イナーシャトルクによる車両加速度の変動を抑えるパターン(具体的には、イナーシャ相において車両駆動トルクTdが一定値に維持されるパターン)を用いる場合を想定している。そのため、図3に示すように、入力部材20の回転速度Nが時刻T04において変速後同期回転速度Naに到達してイナーシャ相が終了するまでの間、自動変速機12の出力トルクToの推定値がイナーシャトルクに応じた分だけ時刻T03或いは時刻T04での出力トルクToよりも大きくなる。すなわち、時刻T03〜時刻T04において、目標変化パターンAに規定された車両駆動トルクTdの目標値が推定した出力トルクToよりも小さくなり、回転電機11は、推定した出力トルクToと目標変化パターンAに規定された車両駆動トルクTdの目標値との差に応じた負トルクを出力するように制御される。この結果、時刻T03〜時刻T04における車両駆動トルクTdが目標変化パターンAに従って変化する。
次に、図4に示す例について説明する。図4に示す例での時刻T11,T12,T13,T14は、図3に示す例での時刻T01,T02,T03,T04にそれぞれ対応するが、図4に示す例では、図3とは異なる目標変化パターンAに基づき出力トルク調整制御を実行する場合を想定している。すなわち、図4では、目標変化パターンAとして、イナーシャトルクによる車両加速度の変動を抑えるパターンではなく、イナーシャトルクによる車両加速度の変動を大きくする(誇張する)パターンを用いる場合を想定している。そのため、図3に示す例とは異なり、時刻T13〜時刻T14において、目標変化パターンAに規定された車両駆動トルクTdの目標値が推定した出力トルクToよりも大きくなり、回転電機11は、推定した出力トルクToと目標変化パターンAに規定された車両駆動トルクTdの目標値との差に応じた正トルクを出力するように制御される。
例えば、車両2の運転者が車両加速度の変化が体感できる変速フィーリングを好む場合には、図4に示す例のような目標変化パターンAに基づき出力トルク調整制御を実行することで、自動変速機12の変速時に発生する車両加速度の変化が大きい運転フィーリングを運転者に与えることができる。この際、入力部材20の回転加速度αの変化の開始に合わせて出力トルク調整制御が開始されると共に、入力部材20の回転加速度αの変化の終了に合わせて出力トルク調整制御が終了されるため、入力部材20の回転速度Nを運転者が視認可能な場合(例えば、タコメータが運転席に設けられる場合)において、運転者の視覚に合わせた車両加速度の変化を実現することも可能となる。また、車両2の運転者が車両加速度の変化を体感し難い変速フィーリングを好む場合には、図3に示す例のような目標変化パターンAに基づき出力トルク調整制御を実行することで、自動変速機12の変速時に発生する車両加速度の変化が少ない運転フィーリングを運転者に与えることができる。
また、制御装置40が、車両駆動トルクTdに対する応答性の要求であるトルク応答性要求が第1状態である場合には、トルク応答性要求が第1状態よりも応答性の要求が高い第2状態である場合に比べて、トルク差ΔTが小さくなる目標変化パターンAに基づき出力トルク調整制御を実行する構成とすることもできる。ここで、トルク差ΔTは、図4に示すように、目標変化パターンAに規定される、入力部材20の回転加速度αの変化中の車両駆動トルクTdの目標値と入力部材20の回転加速度αの変化の終了時の車両駆動トルクTdの目標値との差(絶対値)の最大値である。図3に示す例での目標変化パターンAは、トルク差ΔTがゼロとなる変化パターンであるため、図3に示す例での目標変化パターンAは、図4に示す例での目標変化パターンAよりもトルク差ΔTが小さくなる目標変化パターンAである。トルク応答性要求が第1状態であるか第2状態であるかの判定処理を、例えば図2に示す例でのステップ#01とステップ#02との間に行うことができる。なお、図4に示す目標変化パターンAでは、入力部材20の回転加速度αの変化中の車両駆動トルクTdの目標値が、入力部材20の回転加速度αの変化の終了時の車両駆動トルクTdの目標値よりも大きくなるが、入力部材20の回転加速度αの変化中の車両駆動トルクTdの目標値が、入力部材20の回転加速度αの変化の終了時の車両駆動トルクTdの目標値よりも小さくなる目標変化パターンA(例えば、図4に示す時刻T13以降の目標変化パターンAを上下に反転させた変化パターン)を用いることもできる。
なお、トルク応答性要求での応答性(トルク応答性)は、運転者による車両駆動トルクTdを変更させる操作(アクセルペダル操作等)が行われてから、当該操作が車両駆動トルクTdに反映されるまでの時間についての応答性であり、当該時間が短くなるに従って応答性が高くなる。トルク応答性要求は、例えば、アクセル開度、アクセル開度の変化率、車両モード、及び車速のうちの、少なくともいずれか1つに基づいて定められる。アクセル開度、アクセル開度の変化率、及び車速については、例えば、これらが大きくなるに従って高くなるようにトルク応答性要求が決定される。また、車両モードについては、運転者によって選択されている車両モード(エコノミーモード、ノーマルモード、スポーツモード等)に対応するトルク応答性の程度に応じて、トルク応答性要求が決定される。そして、トルク応答性要求を、要求の度合いが高くなるに従って大きくなる数値(指標)で表した場合に、当該数値が閾値未満である状態を第1状態とし、当該数値が閾値以上である状態を、第1状態よりも応答性の要求が高い第2状態とすることができる。
ここでは、オンアップシフトの変速動作中に行われる出力トルク調整制御について具体的に説明したが、オフダウンシフトの変速動作中に出力トルク調整制御を行うこともできる。また、オフアップシフトの変速動作中に出力トルク調整制御を行うことや、オンダウンシフトの変速動作中に出力トルク調整制御を行うことも可能である。ここで、オフダウンシフトは、車両駆動トルクTdが負トルクの状態でのダウンシフトであり、オフアップシフトは、車両駆動トルクTdが負トルクの状態でのアップシフトであり、オンダウンシフトとは、車両駆動トルクTdが正トルクの状態でのダウンシフトである。
〔その他の実施形態〕
次に、制御装置のその他の実施形態について説明する。
次に、制御装置のその他の実施形態について説明する。
(1)上記の実施形態では、制御装置40が、自動変速機12の変速動作の開始後、入力部材20の回転加速度αの変化の開始に合わせて出力トルク調整制御を開始し、入力部材20の回転加速度αの変化の終了に合わせて出力トルク調整制御を終了する構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、例えば、制御装置40が、特定の時点からの経過時間或いは入力部材20の回転速度N等に基づきイナーシャ相の開始判定及び終了判定を行い、イナーシャ相が開始したと判定したことを条件に出力トルク調整制御を開始し、イナーシャ相が終了したと判定したことを条件に出力トルク調整制御を終了する構成とすることもできる。なお、図3に示す例のように、トルク相の終了後にイナーシャ相が開始される場合には、イナーシャ相が開始したと判定したことに代えて、トルク相が終了したと判定したことを条件に出力トルク調整制御を開始する構成としてもよい。また、イナーシャ相の終了後にトルク相が開始される場合には、イナーシャ相が終了したと判定したことに代えて、トルク相が開始したと判定したことを条件に出力トルク調整制御を終了する構成としてもよい。
(2)上記の実施形態では、回転電機11が、入力部材20と出力部材21とを結ぶ動力伝達経路における自動変速機12よりも出力部材21側に設けられる構成を例として説明した。しかし、そのような構成に限定されることなく、回転電機11が、上記動力伝達経路から独立した第2車輪32に駆動力を伝達可能に設けられる構成(第2車輪32に駆動連結される構成)とすることもできる。このような構成の例を図5に示す。図5に示す例では、左右2つの第2車輪32(例えば後輪)に、独立した回転電機11がそれぞれ駆動連結されている。この場合、回転電機11として、当該回転電機11のケースの一部が車輪(第2車輪32)の内側の空間に配置されるインホイールタイプの回転電機を用いることができる。このように2つの回転電機11を用いて2つの第2車輪32を駆動する場合には、回転電機要求トルクを2つの回転電機11で分担して負担するように、2つの回転電機11の駆動が制御される。なお、図5に示す例とは異なり、1つの回転電機11が差動歯車装置を介して左右2つの第2車輪32に駆動連結される構成とすることもできる。
(3)なお、上述した各実施形態で開示された構成は、矛盾が生じない限り、他の実施形態で開示された構成と組み合わせて適用すること(その他の実施形態として説明した実施形態同士の組み合わせを含む)も可能である。その他の構成に関しても、本明細書において開示された実施形態は全ての点で単なる例示に過ぎない。従って、本開示の趣旨を逸脱しない範囲内で、適宜、種々の改変を行うことが可能である。
〔上記実施形態の概要〕
以下、上記において説明した制御装置の概要について説明する。
以下、上記において説明した制御装置の概要について説明する。
内燃機関(10)に駆動連結される入力部材(20)と第1車輪(31)に駆動連結される出力部材(21)とを結ぶ動力伝達経路に、前記入力部材(20)の回転を変速して前記出力部材(21)側に伝達する自動変速機(12)を備え、前記動力伝達経路における前記自動変速機(12)よりも前記出力部材(21)側に、又は、前記動力伝達経路から独立した第2車輪(32)に駆動力を伝達可能に、回転電機(11)が設けられた車両用駆動装置(1)を制御対象とする制御装置(40)であって、前記自動変速機(12)の変速動作中に、前記自動変速機(12)から前記出力部材(21)側に伝達される出力トルク(To)を、前記入力部材(20)の回転加速度(α)に基づき推定し、推定した前記出力トルク(To)と、前記変速動作中の車両駆動トルク(Td)の目標変化パターン(A)に規定された目標値との差に応じたトルクを、前記回転電機(11)に出力させる出力トルク調整制御を実行する。
上記の構成によれば、自動変速機(12)の変速動作中に出力トルク調整制御が実行され、出力トルク調整制御により、自動変速機(12)の出力トルク(To)と、車両駆動トルク(Td)の目標変化パターン(A)に規定された目標値との差に応じたトルクが、回転電機(11)から出力される。よって、自動変速機(12)の出力トルク(To)が変化する自動変速機(12)の変速動作中であっても、回転電機(11)の出力トルクの制御により、車両駆動トルク(Td)を目標変化パターン(A)に従って変化させることができ、この結果、自動変速機(12)の変速時に発生する車両加速度の変化を、運転者の嗜好に合わせて調整することが可能となる。
なお、上記の構成によれば、出力トルク調整制御に必要な自動変速機(12)の出力トルク(To)を、入力部材(20)の回転加速度(α)という、実際の値を比較的容易に取得することが可能な物理量に基づく推定値とすることができるため、比較的簡素なセンサ構成で出力トルク(To)の推定精度を適切に確保することができるという利点もある。
なお、上記の構成によれば、出力トルク調整制御に必要な自動変速機(12)の出力トルク(To)を、入力部材(20)の回転加速度(α)という、実際の値を比較的容易に取得することが可能な物理量に基づく推定値とすることができるため、比較的簡素なセンサ構成で出力トルク(To)の推定精度を適切に確保することができるという利点もある。
ここで、前記自動変速機(12)の変速動作の開始後、前記入力部材(20)の回転加速度(α)の変化の開始に合わせて前記出力トルク調整制御を開始し、前記入力部材(20)の回転加速度(α)の変化の終了に合わせて前記出力トルク調整制御を終了する構成とすると好適である。
この構成によれば、出力トルク調整制御を、自動変速機(12)の変速動作によって入力部材(20)と出力部材(21)との間の回転速度比(変速比)が変化するイナーシャ相の期間に行うことができる。よって、イナーシャトルクの発生により自動変速機(12)の出力トルク(To)が大きく変化し得るイナーシャ相の期間において、回転電機(11)の出力トルクの制御により、車両駆動トルク(Td)を目標変化パターン(A)に従って変化させることができる。
また、前記目標変化パターン(A)に規定される、前記入力部材(20)の回転加速度(α)の変化中の前記車両駆動トルク(Td)の目標値と前記入力部材(20)の回転加速度(α)の変化の終了時の前記車両駆動トルク(Td)の目標値との差の最大値をトルク差(ΔT)として、前記車両駆動トルク(Td)に対する応答性の要求であるトルク応答性要求が第1状態である場合には、前記トルク応答性要求が前記第1状態よりも前記応答性の要求が高い第2状態である場合に比べて、前記トルク差(ΔT)が小さくなる前記目標変化パターン(A)に基づき前記出力トルク調整制御を実行する構成とすると好適である。
この構成によれば、トルク応答性要求が第1状態である場合には、運転者が滑らかな運転フィーリングを求めていることを考慮して、入力部材(20)の回転加速度(α)の変化の終了前の期間(終了時を終点とする期間)における車両駆動力(Td)の変化が小さくなる目標変化パターン(A)に基づき、出力トルク調整制御を実行することができる。また、トルク応答性要求が第2状態である場合には、運転者が応答性の良い運転フィーリングを求めていることを考慮して、入力部材(20)の回転加速度(α)の変化の終了前の期間における車両駆動力(Td)の変化が大きくなる目標変化パターン(A)に基づき、出力トルク調整制御を実行することができる。よって、上記の構成によれば、入力部材(20)の回転加速度(α)の変化の終了前の期間における車両加速度の変化を、その時点での運転者の嗜好に合わせて調整することが可能となる。
本開示に係る制御装置は、上述した各効果のうち、少なくとも1つを奏することができれば良い。
1:車両用駆動装置
10:内燃機関
11:回転電機
12:自動変速機
20:入力部材
21:出力部材
31:第1車輪
32:第2車輪
40:制御装置
A:目標変化パターン
Td:車両駆動トルク
To:出力トルク
ΔT:トルク差
α:回転加速度
10:内燃機関
11:回転電機
12:自動変速機
20:入力部材
21:出力部材
31:第1車輪
32:第2車輪
40:制御装置
A:目標変化パターン
Td:車両駆動トルク
To:出力トルク
ΔT:トルク差
α:回転加速度
Claims (3)
- 内燃機関に駆動連結される入力部材と第1車輪に駆動連結される出力部材とを結ぶ動力伝達経路に、前記入力部材の回転を変速して前記出力部材側に伝達する自動変速機を備え、前記動力伝達経路における前記自動変速機よりも前記出力部材側に、又は、前記動力伝達経路から独立した第2車輪に駆動力を伝達可能に、回転電機が設けられた車両用駆動装置を制御対象とする制御装置であって、
前記自動変速機の変速動作中に、前記自動変速機から前記出力部材側に伝達される出力トルクを、前記入力部材の回転加速度に基づき推定し、推定した前記出力トルクと、前記変速動作中の車両駆動トルクの目標変化パターンに規定された目標値との差に応じたトルクを、前記回転電機に出力させる出力トルク調整制御を実行する制御装置。 - 前記自動変速機の変速動作の開始後、前記入力部材の回転加速度の変化の開始に合わせて前記出力トルク調整制御を開始し、前記入力部材の回転加速度の変化の終了に合わせて前記出力トルク調整制御を終了する請求項1に記載の制御装置。
- 前記目標変化パターンに規定される、前記入力部材の回転加速度の変化中の前記車両駆動トルクの目標値と前記入力部材の回転加速度の変化の終了時の前記車両駆動トルクの目標値との差の最大値をトルク差として、
前記車両駆動トルクに対する応答性の要求であるトルク応答性要求が第1状態である場合には、前記トルク応答性要求が前記第1状態よりも前記応答性の要求が高い第2状態である場合に比べて、前記トルク差が小さくなる前記目標変化パターンに基づき前記出力トルク調整制御を実行する請求項1又は2に記載の制御装置。
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112498331A (zh) * | 2019-08-26 | 2021-03-16 | 上海汽车集团股份有限公司 | 一种车辆换挡调速的控制方法及装置 |
-
2017
- 2017-08-09 JP JP2017154439A patent/JP2019031237A/ja active Pending
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112498331A (zh) * | 2019-08-26 | 2021-03-16 | 上海汽车集团股份有限公司 | 一种车辆换挡调速的控制方法及装置 |
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