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JP2019025562A - ロボット制御装置及び生産システム - Google Patents

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JP2019025562A JP2017145406A JP2017145406A JP2019025562A JP 2019025562 A JP2019025562 A JP 2019025562A JP 2017145406 A JP2017145406 A JP 2017145406A JP 2017145406 A JP2017145406 A JP 2017145406A JP 2019025562 A JP2019025562 A JP 2019025562A
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賀彦 樽井
Yoshihiko Tarui
賀彦 樽井
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Fanuc Corp
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Abstract

【課題】ロボット動作プログラムの作成作業に含まれる、移動位置の教示を簡単に行うことができるロボット制御装置を提供する。
【解決手段】ロボット300を制御するロボット制御装置400であって、通信可能に接続される数値制御装置100と、数値制御装置100から予め設定された外部信号を受信する信号受信部410と、外部信号に対して予め対応づけられたセットアッププログラム450を記憶するプログラム記憶部430と、数値制御装置100からの外部信号を信号部410を介して受信すると、外部信号に予め対応づけられたセットアッププログラム450を起動するプログラム起動部420と、を備え、セットアッププログラム450は起動されると、ロボット300の現在位置を教示位置として予めセットアッププログラム450に設定された位置レジスタに格納する。
【選択図】図1

Description

本発明は、ロボット制御装置及び生産システムに関する。
昨今、工作機械を用いた加工において、サイクルタイム短縮のため、ワークの着脱作業に産業用ロボットが用いられるようになってきている。
加工に使用される工作機械やロボットは、各々制御装置によって制御されている。ここで、旋盤やマシニングセンタのような一般的な工作機械の制御装置を、工作機械制御装置という。そして、特定の用途向けに設計された専用工作機械の場合には、PLC(プログラマブル・ロジック・コントローラ)ソフトウェアを、工作機械制御装置で実行する。
工作機械制御装置は、一般に、工作機械を操作するための表示器や操作パネルを備えている。表示器や操作パネルは、加工状況が目視で確認できるように、工作機械の前方の位置に固定的に設置されていることが多い。
他方、ロボットの制御装置は、ロボット制御装置と呼ばれる。ロボット制御装置は、ユーザによって持ち運び可能な、ロボットを操作するための教示操作盤を備える。
また、工作機械及びロボットのいずれの制御装置の場合でも、制御装置に設けられた表示器や操作盤による表示や操作の対象は、その制御装置によって制御される工作機械やロボットに限定されていることが一般的である。
そのような工作機械及びロボットから構成されるシステムを構築するためには、工作機械用の加工プログラムの作成を含むロボット側の設定を行わなければならない。
システム構築に必要なロボット側の設定作業は、例えばネットワーク接続の設定、信号の割り付け、及びロボット動作プログラムの作成作業を含む。ここで、ロボット動作プログラムの作成作業は、動作シーケンスの作成、必要な数値パラメータの入力、及び移動位置の教示を含む。
ロボット側の設定作業は、ロボットの教示操作盤で行う必要があるが、工作機械のユーザは、ロボットの教示操作盤の扱いに不慣れであり、自力で直接設定を行うことは難しい。
例えば、ロボットの操作を機械制御部で可能とするロボットと機械の結合システムが開示されている(例えば、特許文献1)。
特開2001−154717号公報
特許文献1に開示された発明は、ロボット20を搭載した射出成形機10の制御部12にロボット20を操作するための各種プログラムが格納されていることを前提としており、ロボットの動作プログラムを射出成形機10の制御部12で作成するものである。そして、射出成形機10の制御部12で作成したロボットの動作プログラムをロボットの制御部22に送信する構成となっている。
このように、特許文献1に開示された発明は、従来の工作機械制御装置には、そのまま適用することが困難である。
これに対して、出願人は、ロボット動作プログラムの作成作業に含まれる、動作シーケンスの作成、及び必要な数値パラメータの入力を簡単にするための発明を出願済みである(特願2017−098040)。
したがって、従来の工作機械制御装置と従来のロボット制御装置とが備える機能を用いて、ロボット動作プログラムの作成作業に含まれる、移動位置の教示を簡単に行うことができるロボット制御装置及び生産システムが求められている。
本発明は、上述した課題を解決するために、予め、ロボット制御装置側に教示位置を記憶させるためのセットアッププログラムと、ロボット動作プログラムとを搭載することで、工作機械制御装置側で、従来の工作機械制御装置とロボット制御装置との通信に使用しているI/O機能をそのまま転用して、当該セットアッププログラムを起動することで、ロボットの移動位置の教示を可能とするロボット制御装置及び生産システムを提供することを目的としている。
(1)本発明のロボット制御装置(例えば、後述の「ロボット制御装置400」)は、ロボット(例えば、後述の「ロボット300」)を制御し、通信可能に接続される外部機器(例えば、後述の「数値制御装置100」)と、前記外部機器から予め設定された外部信号を受信する信号受信手段(例えば、後述の「信号受信部410」)と、前記外部信号に対して予め対応づけられたセットアッププログラム(例えば、後述の「セットアッププログラム450」)を記憶するプログラム記憶手段(例えば、後述の「プログラム記憶部430」)と、前記外部機器からの前記外部信号を前記信号受信手段を介して受信すると、前記外部信号に予め対応づけられたセットアッププログラムを起動するプログラム起動手段(例えば、後述の「プログラム起動部420」)と、を備え、前記セットアッププログラムは起動されると、前記ロボットの現在位置を教示位置として予め前記セットアッププログラムに設定された位置レジスタに格納する。
(2) (1)に記載の外部機器は、表示部(例えば、後述の「表示器70」)と、前記表示部に前記ロボットに対して今回教示すべき教示位置のみを表示する教示位置表示制御手段(例えば、後述の「教示位置表示制御部110」)と、前記ロボットの軸を動作させるロボット軸送り手段(例えば、後述の「ロボット軸送り部120」)と、前記教示位置に予め対応付けられた前記外部信号を前記ロボット制御装置に送信する信号送信手段(例えば、後述の「信号送信部140」)と、を備え、前記教示位置表示制御手段は、前記信号送信手段により前記外部信号が前記ロボット制御装置に送信されると、前記表示部に前記ロボットに対して次に教示すべき教示位置のみを表示するようにしてもよい。
(3) (2)に記載のロボット制御装置(例えば、後述の「ロボット制御装置400」)において、前記教示位置表示制御手段は、さらに、前記信号送信手段により最後の教示位置に対応付けられた前記外部信号が前記ロボット制御装置に送信されると、前記表示部に位置教示終了を表示するようにしてもよい。
(4) (1)から(3)までのいずれかに記載のロボット制御装置(例えば、後述の「ロボット制御装置400」)において、前記プログラム記憶手段は、さらに、前記ロボットを移動させるロボット動作プログラム(例えば、後述の「動作プログラム460」)を記憶し、前記プログラム起動手段は、さらに、前記ロボット動作プログラムを起動し、前記ロボット動作プログラムは起動されると、前記セットアッププログラムによって前記教示位置が格納された前記位置レジスタを呼び出すようにしてもよい。
(5) (1)から(4)までのいずれかに記載のロボット制御装置(例えば、後述の「ロボット制御装置400」)において、前記外部機器は、工作機械制御装置(例えば、後述の「数値制御装置100」)であってもよい。
(6) 本発明の生産システム(例えば、後述の「生産システム1000」)は、ロボット(例えば、後述の「ロボット300」)を制御するロボット制御装置(例えば、後述の「ロボット制御装置400」)と、前記ロボット制御装置に対して接続され、前記ロボットと組み合わせて使用する工作機械を制御する工作機械制御装置(例えば、後述の「数値制御装置100」)と、を備え、前記工作機械制御装置は、表示部(例えば、後述の「表示器70」)と、前記表示部に前記ロボットに対して今回教示すべき教示位置のみを表示する教示位置表示制御手段(例えば、後述の「教示位置表示制御部110」)と、前記ロボットの軸を動作させるロボット軸送り手段(例えば、後述の「ロボット軸送り部120」)と、前記教示位置に予め対応付けられた外部信号を前記ロボット制御装置に送信する信号送信手段(例えば、後述の「信号送信部140」)と、を備え、前記教示位置表示制御手段は、前記信号送信手段により前記外部信号が前記ロボット制御装置に送信されると、前記表示部に前記ロボットに対して次に教示すべき教示位置のみを表示し、前記ロボット制御装置は、前記工作機械制御装置から予め設定された前記外部信号を受信する信号受信手段(例えば、後述の「信号受信部410」)と、前記外部信号に対して予め対応づけられたセットアッププログラム(例えば、後述の「セットアッププログラム450」)を記憶するプログラム記憶手段(例えば、後述の「プログラム記憶部430」)と、前記工作機械制御装置からの前記外部信号を前記信号受信手段を介して受信すると、前記外部信号に予め対応づけられたセットアッププログラムを起動するプログラム起動手段(例えば、後述の「プログラム起動部420」)と、を備え、前記セットアッププログラムは起動されると、前記ロボットの現在位置を教示位置として予め前記セットアッププログラムに設定された位置レジスタに格納する。
本発明によれば、ロボット制御装置側に教示位置を記憶させるためのセットアッププログラムと、ロボット動作プログラムと、を予め搭載することで、工作機械制御装置側で、従来の工作機械制御装置とロボット制御装置との通信に使用しているI/O機能をそのまま転用して、当該セットアッププログラムを起動することで、ロボットの移動位置の教示を可能とするロボット制御装置及び生産システムを提供することができる。
本発明の一実施形態に係る生産システムのシステム構成を示す模式図である。 数値制御装置の構成を示すブロック図である。 ロボット300の各軸及び直交軸を示す図である。 ロボット300の移動位置の一例を示す図である。 ロボット制御装置が実行するセットアッププログラムの一例を示す図である。 ロボット制御装置が実行する動作プログラムの一例を示す図である。 数値制御装置が実行する位置教示操作に係る画面の一例を示す図である。 数値制御装置が実行するロボットの手動操作に係る画面の一例を示す図である。 ロボットの動作順序に対応した教示位置表示画面の例を示す図である。 ロボットの動作順序に対応した教示位置表示画面により起動されるセットアッププログラムの一例を示す図である。 ロボットの動作順序に対応した教示位置表示画面の例を示す図である。 ロボットの動作順序に対応した教示位置表示画面により起動されるセットアッププログラムの一例を示す図である。 ロボットの動作順序に対応した教示位置表示画面の例を示す図である。 ロボットの動作順序に対応した教示位置表示画面により起動されるセットアッププログラムの一例を示す図である。 教示作業終了を示す教示位置表示画面の例を示す図である。 ロボットの動作順序に対応した動作プログラムの一例を示す図である。
(実施形態)
本実施形態に係る生産システム1000の構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態に係る生産システム1000のシステム構成を示す模式図である。本実施形態では、外部機器として数値制御装置100を例示するが、数値制御装置に限定されない。
図1に示すように、生産システム1000は、数値制御装置(CNC:Computerized Numerical Control)100と、工作機械200と、ロボット300と、ロボット制御装置400と、を含んで構成される。数値制御装置100と工作機械200との間、数値制御装置100とロボット制御装置400との間、及びロボット制御装置400とロボット300との間は、例えば、接続インタフェースを介して直接に接続、又はLAN(Local Area Network)等のネットワークを介して通信可能に接続されている。なお、ネットワークにおける具体的な通信方式や、有線接続及び無線接続のいずれであるか等については、特に限定されない。
数値制御装置100は、設定されたパラメータ及びプログラムに従って、工作機械200に備えられたサーボモータ等を制御する。
図2は、数値制御装置100の要部のハードウェア構成を示すブロック図である。
数値制御装置100において、CPU11は数値制御装置100を全体的に制御するプロセッサである。CPU11は、ROM12に格納されたシステムプログラムをバス20を介して読み出し、該システムプログラムに従って数値制御装置100全体を制御する。
RAM13には、一時的な計算データや表示データ及び表示器70を介してオペレータが入力した各種データが格納される。また、一般にRAMへのアクセスはROMへのアクセスよりも高速であることから、ROM12に格納されたシステムプログラムをあらかじめRAM13上に展開しておき、CPU11はRAM13からシステムプログラムを読み込んで実行してもよい。
不揮発性メモリ14は、磁気記憶装置またはフラッシュメモリ、MRAM、FRAM(登録商標)、EEPROM、あるいは図示しないバッテリでバックアップされるSRAMやDRAMであり、数値制御装置100の電源がオフされても記憶状態が保持される不揮発性メモリとして構成される。不揮発性メモリ14中には、インタフェース15や表示器70または通信部27を介して入力された加工プログラム等が記憶される。
インタフェース15は、数値制御装置100と外部機器72との接続を可能とするものである。外部機器72側からは加工プログラムや各種パラメータ等が読み込まれる。また、数値制御装置100内で編集した加工プログラムは、外部機器72を介して外部記憶手段に記憶させることができる。インタフェース15は表示器70上に存在してもよい。外部機器72の例としてはコンピュータ、USBメモリ、CFast、CFカード、SDカード等が挙げられる。
PMC(Programmable Machine Controller)16は、数値制御装置100に内蔵されたシーケンスプログラムで工作機械の補助装置(例えば自動工具交換装置)にI/Oユニット17を介して信号を出力し制御する。また、工作機械の本体に配備された操作盤の各種スイッチ等の信号を受け、必要な信号処理をした後、CPU11に渡す。なお、PMC16は、一般に、PLC(Programmable Logic Controller)とも呼ばれる。
操作盤71はPMC16に接続される。操作盤71は手動パルス発生器等を備えていてもよい。
表示器70はディスプレイやキーボード等を備えた手動データ入力装置である。インタフェース18は表示用の画面データを表示器70のディスプレイに送るほか、表示器70のキーボードからの指令やデータを受けてCPU11に渡す。
各軸の軸制御回路30〜34はCPU11からの各軸の移動指令量を受けて、各軸の指令をサーボアンプ40〜44に出力する。
サーボアンプ40〜44はこの指令を受けて、各軸のサーボモータ50〜54を駆動する。各軸のサーボモータ50〜54は位置・速度検出器を内蔵し、この位置・速度検出器からの位置・速度フィードバック信号を軸制御回路30〜34にフィードバックし、位置・速度のフィードバック制御を行う。なお、図2に示すブロック図では、位置・速度のフィードバックについては省略している。
スピンドル制御回路60は、工作機械への主軸回転指令を受け、スピンドルアンプ61にスピンドル速度信号を出力する。スピンドルアンプ61はこのスピンドル速度信号を受けて、工作機械のスピンドルモータ62を指令された回転速度で回転させ、工具を駆動する。
スピンドルモータ62には歯車あるいはベルト等でパルスエンコーダ63が結合され、パルスエンコーダ63が主軸の回転に同期して帰還パルスを出力し、その帰還パルスはバス20を経由してCPU11によって読み取られる。
工作機械200は、例えば、旋盤、フライス盤、放電加工機、研削盤、マシニングセンタ、レーザー加工機等が挙げられる。
ロボット300は、ロボット制御装置400に設定されたロボット動作プログラム(以下、単に「動作プログラム460」ともいう)及びパラメータの設定値に基づいて生成される動作指令にしたがって、例えば、ワーク置き場に載置された未加工ワークを取得し、工作機械200の作業台上の受渡領域の所定位置に未加工ワークを運搬する。
ロボット300は、例えば、6軸多関節型のロボットである。ロボット300の各関節部の駆動軸及びハンド部310の駆動軸は、モータ部(図示せず)によって駆動するが、ロボット制御装置400によって制御される。
ロボット300は、図3に示すように、J1軸からJ6軸の6軸及びロボット300の先端にX軸、Y軸、及びZ軸の直交軸を備える。図3は、ロボット300の各軸及び直交軸を示す図である。ここで、J1軸からJ3軸を基本軸と呼び、J4軸からJ6軸を手首軸と呼ぶ。ロボット300は、ロボット制御装置400により、各軸及び直交軸を移動させることで、ハンド部310を所定の位置に移動させる。
ロボット制御装置400は、動作プログラム460及びパラメータの設定値に基づいて生成される動作指令をロボット300に対して出力し、ロボット300に所定の動作を行わせる。ロボット制御装置400の一般的な構成については、図2で数値制御装置100について説明したものと、表示器70に代えて教示操作盤を用いる点を除いてほぼ同様の構成になっているため、ここでは、詳細な説明を省略する。
本実施形態の生産システム1000は、例えば、作業空間において、工作機械200を制御する数値制御装置100と、ロボット300を制御するロボット制御装置400とが連携しながら、ロボット300のハンド310(以下特に断らない限り「ロボット300」とも略称する)を所定の位置に移動させる。
図4にロボット300の移動位置の一例を示す。図4には、ロボット300の移動位置として、工作機械内ワーク交換位置A、加工済みワーク置き位置B、及び未加工ワーク取り位置Cが例示されている。
この例の場合、生産システム1000は、作業空間において、工作機械200を制御する数値制御装置100と、ロボット300を制御するロボット制御装置400とが連携しながら、ロボット300を順次、例えば、工作機械内ワーク交換位置A、加工済みワーク置き位置B、未加工ワーク取り位置C、その後ふたたび工作機械内ワーク交換位置Aに、サイクリックに移動させる。
より具体的には、ロボット制御装置400はロボット300を、例えば、工作機械内の工作機械内ワーク交換位置Aに移動させ、工作機械内ワーク交換位置Aから加工済みワークを取出させる。次に、ロボット制御装置400はロボット300を加工済みワークを把持させたまま、コンベア2上に設定された加工済みワーク置き位置Bに移動させて、加工済みワークを加工済みワーク置き位置Bに置く。次に、ロボット制御装置400はロボット300をコンベア1上の未加工ワークの置かれている所定の未加工ワーク取り位置Cに移動させ、未加工ワーク取り位置Cから未加工ワークを取出させる。次にロボット制御装置400はロボット300を未加工ワークを把持させたまま、工作機械内の工作機械内ワーク交換位置Aに移動させ、当該未加工ワークを工作機械内ワーク交換位置Aに装着させる。その後、数値制御装置100が工作機械200を制御することにより未加工ワークを加工処理した後、次に、ロボット制御装置400はふたたびロボット300を、工作機械内の工作機械内ワーク交換位置Aに移動させ、工作機械内ワーク交換位置Aから加工済みワークを取出させる。次に、ロボット制御装置400はロボット300を加工済みワークを把持させたまま、コンベア2上に設定された加工済みワーク置き位置Bに移動させて、加工済みワークを加工済みワーク置き位置Bに置く、という連携作業を繰り返す。
このような作業を行うために、ロボット制御装置400の動作プログラムに対して、予め移動させる位置を教示することで、所定の移動位置から次の移動位置に移動する移動パスを設定する必要がある。
工作機械200とロボット300とを連携させて加工処理を行う場合、ロボット制御装置400に対して、予め、ロボット300を移動させる位置、前述の例では例えば、工作機械内ワーク交換位置A、加工済みワーク置き位置B、及び未加工ワーク取り位置Cをそれぞれ教示することで、動作プログラムに対して所定の移動位置から次の移動位置に移動する移動パスを設定する必要がある。そうすることで、ロボット制御装置400は、動作プログラム460により、ロボット300を作業空間上適正な位置に移動するように制御することができる。なお、本実施形態においては、教示位置を前述した例に基づいて説明するが、生産システム1000におけるロボット300の教示位置はこれに限定されない。
<セットアッププログラムについて>
ロボット制御装置400に対して、予め、ロボット300の移動させる位置、前述の例では例えば、工作機械内ワーク交換位置A、加工済みワーク置き位置B、及び未加工ワーク取り位置Cを教示する必要がある。このため、本発明においては、ロボット制御装置400は、各教示位置を予め記憶するために、各教示位置に対応するセットアッププログラム450を複数、プログラム記憶部420に備える。例えば、教示位置がN個あった場合、各教示位置に対応するセットアッププログラム450をN個備える。例えば、教示位置を教示位置(i)(1≦i≦N)とした場合、教示位置(i)に対して、セットアッププログラム450(i)(1≦i≦N)を備える。
教示位置(i)に対応するセットアッププログラム450(i)は、セットアッププログラム450(i)に対応付けられた外部信号(i)をトリガーとして起動されると、起動された時のロボット300の位置(具体的には、ロボット300のハンド310の位置)を、各教示位置(i)毎に予め対応付けられたレジスタ(i)に記憶する。
図5Aにセットアッププログラム450の一例を示す。図5Aに示すように、各教示位置に対応するセットアッププログラム450は、各教示位置に対応するレジスタに、当該セットアッププログラム450が起動された時点の位置を記憶するように構成される。図5Aに示すセットアッププログラム450は、起動されると、5行目に記載されているように、起動された時点のハンドの位置を20番レジスタに記憶するように構成される。
<動作プログラムについて>
ロボット制御装置400は、予め作成された動作プログラム460を実行することにより、ロボット300を動作させる。動作プログラム460は、ロボット300の動作を指示する動作シーケンス、各動作等における必要な数値パラメータ(例えば、移動パスにおける移動速度等)、及び教示位置を設定することで作成される。
本実施形態においては、教示位置の設定を除いて、動作プログラム460の動作シーケンス、及び各動作等における必要な数値パラメータが予め作成されているものとする。
図5Bに動作プログラム460の一例を示す。図5Bに示すように、動作プログラム460は、各教示位置に対応する位置レジスタを参照することで、移動先の位置座標値を取得するように構成されている。
図5Bのプログラム例には、4行目に位置決めのために20番レジスタを参照する命令が記載されている。ここで、20番レジスタには、前述したように、20番レジスタに対応づけられた教示位置を記憶するためのセットアッププログラム450により、予め各軸の位置データが設定される。そうすることにより、当該動作プログラム460を実行すると、20番レジスタに記憶された当該教示位置(各軸の位置データ)を読み出すことで、ロボット300の各軸の位置動作を当該教示位置(各軸の位置データ)に基づいて実行することができる。
次に、ロボット制御装置300の備えるセットアッププログラム450に教示位置を記憶させるために、数値制御装置100及びロボット制御装置400の備える構成について説明する。
<数値制御装置100>
図1に戻ると、図1に示すように、数値制御装置100は、教示位置表示制御部110と、ロボット軸送り部120と、信号送信部140と、を備える。
教示位置表示制御部110は、表示部としての表示器70のディスプレイ(以下「ディスプレイ」という)に、ロボット300に教示すべき1つの教示位置を表示する教示位置表示画面701を出力する。図6の右側に教示位置表示画面701の一例を示す。
図6の右側に示すように、教示位置表示画面701は、今回教示すべき教示位置を表示する教示位置表示領域7011と、実行ボタン7012と、戻りボタン7013と、指示領域7015と、を含む。
オペレータは、教示位置表示領域7011に表示された今回教示すべき教示位置を参照して、後述するジョグ送り画面702を介してロボット300を手動操作することで、ロボット300を今回教示すべき教示位置に移動させる。オペレータは、ロボット300を今回教示すべき教示位置に移動したことを確認すると、教示位置表示画面701に表示された実行ボタン7012を押す。実行ボタン7012が押されることで、今回教示すべき教示位置に対応するセットアッププログラム450を起動させるための外部信号を生成する。
その後、教示位置表示制御部110は、今回教示すべき教示位置に対応するセットアッププログラム450を起動させるための外部信号を信号送信部140を介してロボット制御装置400に送信すると、教示位置表示領域7011に次に教示すべき教示位置、すなわちロボット300を次に移動させるべき位置を表示する。なお、戻りボタン7013が押されると、1つ前の教示表示画面に戻る。そうすることで、例えば、1つ前の教示位置表示画面701に表示された前回教示すべき教示位置の教示をやり直すことが可能となる。
各教示位置に対応する実行ボタン7012が順次押下されて、最後の教示位置に対応する実行ボタン7012が押された場合、教示位置表示制御部110は、教示位置表示領域7011に教示作業の終了したことを表示するとともに、実行ボタン7012に換えて、後述する終了ボタン7014を表示する。教示位置表示制御部110は、終了ボタン7013が押されたことを検出すると、教示位置表示制御を終了し、例えば初期画面に遷移してもよい。
ロボット軸送り部120は、ディスプレイに、ロボット300の各軸(J1軸からJ6軸)又は直交軸(X軸からZ軸)を選択して、プラス方向又はマイナス方向に移動を指示するためのジョグ送り画面702を出力する。図6の左側にジョグ送り画面702の一例を示す。
図6の左側に示すように、ジョグ送り画面702は、ジョグ軸表示領域7021を備え、現在選択されているジョグの種類を表示するジョグ表示ボックス7026と、軸選択ボックス7024と、を含む。また、ジョグ送り画面702は、各軸ジョグ又は直交ジョグを選択するためのジョグの種類を選択するためのジョグ選択ボタン7022と、移動方向ボタン7023と、指示領域7025と、を含む。移動方向ボタン7023は、例えば軸のプラス方向に移動させるボタン7023aと、軸のマイナス方向に移動させるボタン7023bと、を含む。
ロボット軸送り部120は、ジョグ選択ボタン7022によりジョグの種類が選択されると、ジョグ表示ボックス7026に選択されたジョグの種類を表示する。さらに、軸選択ボックス7024には、(ジョグの種類が各軸の場合)J1軸からJ6軸のいずれかを選択可能とし、また(ジョグの種類が直交軸の場合)X軸からZ軸のいずれかを選択することを可能とする。
図7にジョグ選択ボタン7022によりジョグの種類が選択される様子及び軸選択ボックス7024により軸を選択する様子を示す。図7に示すように、ジョグ選択ボタン7022により各軸が選択されると、ロボット軸送り部120は、軸選択ボックス7024に、J1軸からJ6軸のいずれかを選択できるボックスを表示する。また、ジョグ選択ボタン7022により直交軸が選択されると、ロボット軸送り部120は、軸選択ボックス7024に、X軸からZ軸のいずれかを選択できるボックスを表示する。
軸選択ボックス7024により、(ジョグの種類が各軸の場合)J1軸からJ6軸のいずれかが、また(ジョグの種類が直交軸の場合)X軸からZ軸のいずれかが選択されると、ジョグ軸送り部120は、移動方向ボタン7023(ボタン7023a、又はボタン7023b)の操作に応答して、ロボット制御装置400に対して、選択されている軸の移動方向ボタンが押されている間、選択されている移動方向ボタンの方向に軸を移動させるように指令する。
そうすることで、オペレータは、教示位置表示画面701に表示された今回教示すべき1つの教示位置に基づき、ロボット300をジョグ操作により移動させることができる。
そして、前述したように、オペレータによりロボット300を今回教示すべき教示位置に移動したことが確認され、教示位置表示画面701に表示された実行ボタン7012が押されたことを教示位置表示制御部110が検出すると、今回教示すべき教示位置に対応するセットアッププログラム450を起動させるための外部信号を生成して、信号送信部140を介してロボット制御装置400に対して送信する。
それにより、ロボット制御装置400において、当該外部信号をトリガーとして、予め当該外部信号に割り付けられた、当該教示位置に対応するセットアッププログラム450が起動され、起動された時のロボット300の位置(具体的には、ロボット300のハンド310の位置)が、当該教示位置に予め対応付けられたレジスタに記憶される。
信号送信部140は、前述のとおり、教示位置表示画面701に表示された実行ボタン7012が押されたことに応答して教示位置表示制御部110により作成される外部信号をロボット制御装置400に送信する。
<ロボット制御装置400>
次に、ロボット制御装置400について説明する。
図1に示すように、ロボット制御装置400は、信号受信部410と、プログラム起動部420と、プログラム記憶部430と、を備える。
信号受信部410は、数値制御装置100(信号送信部140)から送信される、所定の教示位置に対応するセットアッププログラム450を起動させるための外部信号を受信する。
プログラム起動部420は、信号受信部410で受信した外部信号に予め割り付けられている、所定の教示位置に対応するセットアッププログラム450のマクロ起動により、当該セットアッププログラム450を起動して実行させる。
前述したとおり、所定の教示位置に対応するセットアッププログラム450は起動されると、起動された時のロボット300の位置(具体的には、ロボット300のハンド310の位置)を当該教示位置に予め対応付けられたレジスタに記憶する。
こうすることで、各教示位置に対応づけられているレジスタに当該教示位置(各軸の位置データ)が記憶されることになる。
プログラム記憶部430は、各教示位置に対応するセットアッププログラム450、及びロボット300の動作プログラム460が予め記憶されている。
なお、本願発明を実行するにあたっては、例えば、メーカ側がセットアッププログラム450、及びロボット300の動作プログラム460を用意すること、また、予め外部信号を各所定の教示位置に対応するセットアッププログラム450に割り付けることで、ユーザは、ロボットの位置教示を容易に実行することができる。そして、全ての教示位置に対応するセットアッププログラム450の起動が終了すると、ロボット制御装置400に対して、動作プログラム460を実行させることが可能となる。
次に、ロボット制御装置400に対する位置教示を、数値制御装置100から実行する場合の処理の流れを具体例に沿って説明する。この例におけるシステムの動作順序は、(1)ロボット300を、工作機械内の工作機械内ワーク交換位置Aに移動させて、工作機械200で加工が終了した加工済みワークをつかませる動作、(2)ロボット300を、加工済みワークを把持させたまま、コンベア上の加工済みワーク置き位置Bに移動させて、加工済みワークを加工済みワーク置き位置Bに置かせる動作、(3)ロボット300を、コンベア上の未加工ワーク取り位置Cに移動させて、未加工のワークをつかませる動作、(4)ロボット300を、未加工のワークを把持させたまま、工作機械内の工作機械内ワーク交換位置Aに移動させ、工作機械200に装着させる動作、その後、数値制御装置100が工作機械200を制御することにより未加工ワークを加工処理した後、次に、ふたたび(1)ロボット制御装置400がロボット300を、工作機械内の工作機械内ワーク交換位置Aに移動させ、工作機械内ワーク交換位置Aから加工済みワークを取出させ、(2)ロボット300を加工済みワークを把持させたまま、コンベア2上に設定された加工済みワーク置き位置Bに移動させて、加工済みワークを加工済みワーク置き位置Bに置く、という連携作業を繰り返す。
図8A、図9A、図10A及び図11は、ロボットの動作順序に対応した教示位置表示画面の例を示す図である。図8B、図9B、図10Bは、ロボットの動作順序に対応した教示位置表示画面により起動されるセットアッププログラム450の一例を示す図である。
以下、図8Aから図11を参照しながら、ロボット制御装置400に対する位置教示の処理について説明する。
図8Aに示すように、数値制御装置100(教示位置表示制御部110)は、ディスプレイの右側に、工作機械200内の工作機械内ワーク交換位置Aを教示する教示位置表示画面701を表示させる。
これに対して、オペレータは、ロボット300を、数値制御装置100(ロボット軸送り部120)によって表示されるジョグ送り画面702を介して、手動操作を行うことで、ロボット300を工作機械100内の工作機械内ワーク交換位置Aに移動させる。オペレータにより、ロボット300を工作機械内の工作機械内ワーク交換位置Aに移動させたことが確認され、教示位置表示画面701に表示された実行ボタン7012が押されたことに応答して、教示位置表示制御部110は、今回教示すべき教示位置となる工作機械内ワーク交換位置Aに対応するセットアッププログラム450Aを起動させるための外部信号を生成し、一定時間オンとする。
ロボット制御装置400(信号受信部410)が外部信号を受信すると、当該外部信号により、プログラム記憶部430に記憶されている工作機械内ワーク交換位置Aに対応するセットアッププログラム450Aが起動される。図8Bに示すように、工作機械内ワーク交換位置Aに対応するセットアッププログラム450Aは、5行目に記載されているように、21番レジスタである位置レジスタ[21]に、ロボット300のその時点の位置データ(すなわち、工作機械内ワーク交換位置Aの位置データ)を格納する。
次に、数値制御装置100(教示位置表示制御部110)は、図9Aに示すように、次の教示位置となる、コンベア2上の加工済みワーク置き位置Bを表示する教示位置表示画面701を表示する。
オペレータは、ロボット300を、数値制御装置100(ロボット軸送り部120)によって表示されるジョグ送り画面702を介して、手動操作を行うことで、ロボット300をコンベア2上の加工済みワーク置き位置Bに移動させる。オペレータにより、ロボット300をコンベア2上の加工済みワーク置き位置Bに移動させたことが確認され、教示位置表示画面701に表示された実行ボタン7012が押されたことに応答して、教示位置表示制御部110は、今回教示すべき教示位置となるコンベア2上の加工済みワーク置き位置Bに対応するセットアッププログラム450Bを起動させるための外部信号を生成し、一定時間オンとする。
ロボット制御装置400(信号受信部410)が外部信号を受信すると、当該外部信号により、コンベア2上の加工済みワーク置き位置Bに対応するセットアッププログラム450Bが起動される。図9Bに示すように、加工済みワーク置き位置Bに対応するセットアッププログラム450Bは、5行目に記載されているように、22番レジスタである位置レジスタ[22]に、ロボット300のその時点の位置データ(すなわち、コンベア2上の加工済みワーク置き位置Bの位置データ)を格納する。
次に、数値制御装置100(教示位置表示制御部110)は、図10Aに示すように、次の教示位置となる、コンベア1上の未加工ワーク取り位置Cを表示する教示位置表示画面901を表示する。
オペレータは、ロボット300を、数値制御装置100(ロボット軸送り部120)によって表示されるジョグ送り画面702を介して、手動操作を行うことで、ロボット300をコンベア1上の未加工ワーク取り位置Cに移動させる。オペレータにより、ロボット300をコンベア1上の未加工ワーク取り位置Cに移動させたことが確認され、教示位置表示画面701に表示された実行ボタン7012が押されたことに応答して、教示位置表示制御部110は、今回教示すべき教示位置となるコンベア1上の未加工ワーク取り位置Cに対応するセットアッププログラム450Cを起動させるための外部信号を生成し、一定時間オンとする。
ロボット制御装置400(信号受信部410)が外部信号を受信すると、当該外部信号によりコンベア1上の未加工ワーク取り位置Cに対応するセットアッププログラム450Cが起動される。図10Bに示すように、コンベア1上の未加工ワーク取り位置Cに対応するセットアッププログラム450Cは、5行目に記載されているように、20番レジスタである位置レジスタ[20]に、ロボット300のその時点の位置データ(すなわち、コンベア1上の未加工ワーク取り位置C)を格納する。
次に、数値制御装置100(教示位置表示制御部110)は、図11に示すように、終了画面を表示して、全ての教示位置の教示が終了する。
このようにして、外部信号により、セットアッププログラム450A、セットアッププログラム450B、セットアッププログラム450Cを順次起動することにより、位置レジスタ[21]に工作機械内ワーク交換位置Aの位置データが格納され、次に位置レジスタ[22]にコンベア上の加工済みワーク置き位置Bの位置データが格納され、次に位置レジスタ[20]に、コンベア上の未加工ワーク取り位置Cが格納される。
次に、各位置レジスタ[20]〜[22]に位置データが格納された後に実行されるロボット300の動作プログラム460について説明する。図12は、ロボットの動作順序に対応した動作プログラム460の一例を示す図である。
動作プログラム460は、11行目から14行目において、(1)ロボット300を、工作機械内の工作機械内ワーク交換位置Aに移動させて、工作機械200で加工が終了した加工済みワークをつかませる動作を行う。ここでは、工作機械内ワーク交換位置Aの位置データが格納された位置レジスタ[21]が使用される。
次に動作プログラム460は、16行目から19行目において、(2)ロボット300を、加工済みワークを把持させたまま、コンベア2上の加工済みワーク置き位置Bに移動させて、加工済みワークを加工済みワーク置き位置Bに置かせる動作を行う。ここでは、コンベア2上の加工済みワーク置き位置Bの位置データが格納された位置レジスタ[22]が使用される。
次に動作プログラム460は、21行目から24行目において、(3)ロボット300を、コンベア1上の未加工ワーク取り位置Cに移動させて、未加工のワークをつかませる動作を行う。ここでは、コンベア1上の未加工ワーク取り位置Cの位置データが格納された位置レジスタ[20]が使用される。
次に動作プログラム460は、26行目から29行目において、(4)ロボット300を、未加工のワークを把持させたまま、工作機械内の工作機械内ワーク交換位置Aに移動させ、工作機械200に装着させる動作を行う。ここでは、工作機械内ワーク交換位置Aの位置データが格納された位置レジスタ[21]が使用される。
その後、数値制御装置100が工作機械200を制御することにより未加工ワークを加工処理した後、動作プログラム460は、ふたたび9行目のラベル[100]に移行し、再び(1)ロボット300を、工作機械内の工作機械内ワーク交換位置Aに移動させて、工作機械200で加工が終了した加工済みワークをつかませる動作を行う。ここでは、工作機械内ワーク交換位置Aの位置データが格納された位置レジスタ[21]が使用される。
以下、動作プログラム460は、このような繰り返し処理を行い、31行目に記載されているように、外部信号(DI信号)がサイクル停止要求の場合に、移動動作を終了させる。
以上のように、動作シーケンス、及び各動作等における必要な数値パラメータが予め作成され、各教示位置に対応する位置レジスタを参照することで、各教示位置の位置データを取得するように構成された動作プログラム460と、教示位置ごとに起動されることで(教示位置となる)教示位置データを当該教示位置に対応する位置レジスタに記憶するセットアッププログラム450と、を用意することで、ロボット動作プログラム460の作成作業に含まれる、移動位置の教示を簡単に行うことができる。
以上のように、生産システム1000において、動作プログラム460の作成作業に含まれる、移動位置の教示を簡単に行うことができる。
さらに、本実施形態においては、工作機械側(数値制御装置100)の生成する信号とロボット側(ロボット制御装置400)との間で、例えばPLCソフトウェア又は論理回路を用いて、信号を割り付けることにより、セットアッププログラム450を起動する構成とした。
そうすることで、工作機械(数値制御装置100)及びロボット(ロボット制御装置400)に特別な構成を追加修正する必要なく、既存の構成により、本発明を実施することができる。また、当業者にとって扱いに慣れているPLCソフトウェア又は論理回路による信号の割り付けを利用することで、工作機械(数値制御装置100)の扱いに慣れている当業者は、容易に本発明を実施することができる。
本発明で使用する動作プログラム460を初めとするプログラムは、様々なタイプの非一時的なコンピュータ可読媒体(non−transitory computer readable medium)を用いて格納され、コンピュータに供給することができる。非一時的なコンピュータ可読媒体は、様々なタイプの実体のある記録媒体(tangible storage medium)を含む。非一時的なコンピュータ可読媒体の例は、磁気記録媒体(例えば、フレキシブルディスク、磁気テープ、ハードディスクドライブ)、光磁気記録媒体(例えば、光磁気ディスク)、CD−ROM(Read Only Memory)、CD−R、CD−R/W、半導体メモリ(例えば、マスクROM、PROM(Programmable ROM)、EPROM(Erasable PROM)、フラッシュROM、RAM(random access memory))を含む。また、プログラムは、様々なタイプの一時的なコンピュータ可読媒体(transitory computer readable medium)によってコンピュータに供給されてもよい。一時的なコンピュータ可読媒体の例は、電気信号、光信号、及び電磁波を含む。一時的なコンピュータ可読媒体は、電線及び光ファイバ等の有線通信路、又は無線通信路を介して、プログラムをコンピュータに供給できる。
また、本実施形態は、本発明の好適な実施形態ではあるが、上記実施形態のみに本発明の範囲を限定するものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々の変更を施した形態での実施が可能である。
<変形例1>
本実施形態では、数値制御装置100により、ロボット制御装置400に対する外部信号を生成したが、数値制御装置に限定されない。例えば、数値制御装置100に換えて、PC、タブレットマシン等の任意の外部機器を使用することができる。
<変形例2>
本実施形態では、教示位置として、工作機械内ワーク交換位置A、コンベア上の加工済みワーク置き位置B、及びコンベア上の未加工ワーク取り位置Cを例示したが、これに限定されない。前述したように、教示位置は任意の個数(N個)存在してもよい。この場合、教示位置に対応して、N個の異なるセットアッププログラム、N個の異なる位置レジスタ、N個の異なる外部信号を予め作成(用意)しておくことで、作業者は、本実施形態と同様に、位置教示を容易にできる。
<変形例3>
本実施形態では、各種操作ボタンとして、ディスプレイ上に設けた例えばタッチボタンを例示したが、これに限定されない。操作ボタンとして例えば、キーボード上の操作ボタンを適用してもよい。
<変形例4>
本実施形態では、外部機器(例えば数値制御装置100)の表示部にジョグ送り画面によるインタフェースを設けて、ロボット300に対するジョグ送り操作を行うことを例示したが、これに限定されない。
ロボット300に対する位置教示のための教示手段として、任意の公知手段を適用してもよい。例えば、ロボット300を手動操作で動作させ、ロボット300に教示を希望する位置姿勢をとらせてもよい。また、ロボット制御装置400に接続された教示操作盤に設けられた操作キー(ジョグ移動キー)のキー操作に基づいてジョグ送り操作をしてもよい。
(変形例5)
本実施形態では、数値制御装置100が1台の工作機械200を制御するものとして説明したが、これに限定されない。数値制御装置100が複数台の工作機械200を制御するものであってもよい。また、ロボット制御装置400についても、複数のロボット300を制御するものであってもよい。さらに、複数台の数値制御装置100と、複数台のロボット制御装置400とがネットワークを介して接続されていてもよい。
(変形例6)
本実施形態では、ロボット制御装置400には、例えば動作プログラム460が1つ記憶されているものを例に説明したが、これに限定されない。ロボット制御装置400に、複数の動作プログラム460が記憶されていてもよい。この場合、各動作プログラム460に対応するセットアッププログラム群を用意することで、本実施形態の具体例と同様の効果を奏することができる。
100 数値制御装置
110 教示位置表示制御部
120 ロボット軸送り部
140 信号送信部
200 工作機械
300 ロボット
310 ハンド部
400 ロボット制御装置
410 信号受信部
420 プログラム起動部
430 プログラム記憶部
1000 生産システム

Claims (6)

  1. ロボットを制御するロボット制御装置であって、
    通信可能に接続される外部機器と、
    前記外部機器から予め設定された外部信号を受信する信号受信手段と、
    前記外部信号に対して予め対応づけられたセットアッププログラムを記憶するプログラム記憶手段と、
    前記外部機器からの前記外部信号を前記信号受信手段を介して受信すると、前記外部信号に予め対応づけられたセットアッププログラムを起動するプログラム起動手段と、を備え、
    前記セットアッププログラムは起動されると、前記ロボットの現在位置を教示位置として予め前記セットアッププログラムに設定された位置レジスタに格納する、
    ロボット制御装置。
  2. 前記外部機器は、
    表示部と、
    前記表示部に前記ロボットに対して今回教示すべき教示位置のみを表示する教示位置表示制御手段と、
    前記ロボットの軸を動作させるロボット軸送り手段と、
    前記教示位置に予め対応付けられた前記外部信号を前記ロボット制御装置に送信する信号送信手段と、
    を備え、
    前記教示位置表示制御手段は、
    前記信号送信手段により前記外部信号が前記ロボット制御装置に送信されると、前記表示部に前記ロボットに対して次に教示すべき教示位置のみを表示する、
    請求項1に記載のロボット制御装置。
  3. 前記教示位置表示制御手段は、さらに、
    前記信号送信手段により最後の教示位置に対応付けられた前記外部信号が前記ロボット制御装置に送信されると、前記表示部に位置教示終了を表示する、
    請求項2に記載のロボット制御装置。
  4. 請求項1から請求項3に記載の何れか1項に記載のロボット制御装置において、
    前記プログラム記憶手段は、さらに、
    前記ロボットを移動させるロボット動作プログラムを記憶し、
    前記プログラム起動手段は、さらに、
    前記ロボット動作プログラムを起動し、
    前記ロボット動作プログラムは起動されると、前記セットアッププログラムによって前記教示位置が格納された前記位置レジスタを呼び出す、ロボット制御装置。
  5. 前記外部機器は、工作機械制御装置である、請求項1から請求項4に記載のロボット制御装置。
  6. ロボットを制御するロボット制御装置と、
    前記ロボット制御装置に対して接続され、前記ロボットと組み合わせて使用する工作機械を制御する工作機械制御装置と、
    を備えた生産システムであって、
    前記工作機械制御装置は、
    表示部と、
    前記表示部に前記ロボットに対して今回教示すべき教示位置のみを表示する教示位置表示制御手段と、
    前記ロボットの軸を動作させるロボット軸送り手段と、
    前記教示位置に予め対応付けられた外部信号を前記ロボット制御装置に送信する信号送信手段と、
    を備え、
    前記教示位置表示制御手段は、
    前記信号送信手段により前記外部信号が前記ロボット制御装置に送信されると、前記表示部に前記ロボットに対して次に教示すべき教示位置のみを表示し、
    前記ロボット制御装置は、
    前記工作機械制御装置から予め設定された前記外部信号を受信する信号受信手段と、
    前記外部信号に対して予め対応づけられたセットアッププログラムを記憶するプログラム記憶手段と、
    前記工作機械制御装置からの前記外部信号を前記信号受信手段を介して受信すると、前記外部信号に予め対応づけられたセットアッププログラムを起動するプログラム起動手段と、を備え、
    前記セットアッププログラムは起動されると、前記ロボットの現在位置を教示位置として予め前記セットアッププログラムに設定された位置レジスタに格納する、
    生産システム。
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