JP2019014451A - シートベルト装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ウェビングへの制限部材の組付けを容易にする。【解決手段】シートベルト装置10では、ウェビング20がメインブーツ36に収容されている。ここで、メインブーツ36にスリット50が形成されて、スリット50によってメインブーツ36が周方向において分割されている。このため、メインブーツ36内にスリット50を介してウェビング20を収容でき、ウェビング20へのメインブーツ36の組付けを容易にできる。【選択図】図3
Description
本発明は、乗員保護用のシートベルト装置に関する。
特許文献1に記載のシートベルト装置では、ウェビングの一端が車体側に支持されると共に、ウェビングの一端側部分がブーツに収容されており、ウェビングの湾曲がブーツによって制限される。
ところで、シートベル装置の組付けにおいては、ウェビングへのブーツの組付けが容易であることが好ましい。
本発明は、上記事実を鑑みて成されたものであり、ウェビングへの制限部材の組付けが容易なシートベルト装置を提供することを目的とする。
本発明の第1の態様は、一端側が車体側に支持され、車両の乗員に装着されるウェビングと、内部に前記ウェビングの一端側部分が収容されて前記ウェビングの湾曲を制限すると共に、先端側が車体のドア開口に対向される制限部材と、前記制限部材に設けられ、前記制限部材を周方向において分割する分割部と、を備える。
本発明の第2の態様は、第1の態様において、前記制限部材が前記ウェビングに係止される。
本発明の第3の態様は、第1の態様又は第2の態様において、前記制限部材よりも軟質にされ、内部に前記ウェビングの一端側部分が収容されると共に、前記制限部材の先端側を被覆する被覆部材を備える。
本発明の第4の態様は、第3の態様において、前記被覆部材を前記制限部材に係止させる縫製部材を備える。
本発明の第5の態様は、第1の態様から第4の態様の何れか1つにおいて、前記制限部材の車外側に前記分割部が設けられる。
本発明の第1の態様では、ウェビングの一端側が車体側に支持されており、車両の乗員にウェビングが装着される。また、制限部材内にウェビングの一端側部分が収容されて制限部材がウェビングの湾曲を制限すると共に、制限部材の先端側が車体のドア開口に対向される。
ここで、制限部材に分割部が設けられており、分割部が制限部材を周方向において分割する。このため、制限部材内に分割部を介してウェビングを収容でき、ウェビングに制限部材を容易に組付けることができる。
本発明の第2の態様では、制限部材がウェビングに係止される。このため、制限部材に対するウェビングの移動を規制できる。
本発明の第3の態様では、被覆部材内にウェビングの一端側部分が収容されており、被覆部材が、制限部材よりも軟質にされると共に、制限部材の先端側を被覆する。このため、制限部材の先端に乗員が接触するのを抑制できる。
本発明の第4の態様では、縫製部材が被覆部材を制限部材に係止させる。このため、被覆部材を制限部材に容易に係止できる。
本発明の第5の態様では、制限部材の車外側に分割部が設けられて、制限部材の車内側が制限部材の車外側に比し剛性を高くされる。このため、制限部材が車外側に変形された際に、制限部材に生じる車内側への復元力を大きくでき、制限部材の車外側への変形を容易に復元できる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1には、本実施の形態に係るシートベルト装置10が設けられた車両の主要部の概略が正面図にて示されており、図2には、車両の主要部の概略が車幅内方から見た斜視図にて示されている。また、図3には、シートベルト装置10の主要部が車両斜め前方から見た斜視図にて示されている。なお、図1には、シートベルト装置10の装着状態(下記ウェビング20の装着状態)が示され、図2には、シートベルト装置10の非装着状態(下記ウェビング20の非装着状態)が示されている。また、各図では、車両の前方が矢印UPにて示され、上方が矢印UPにて示され、車両幅方向の外方が矢印OUTにて示されている。
図1及び図2に示すように、シートベルト装置10は、車両12において座席としての後席であるシート14に設けられており、シート14に着座する乗員が下記ウェビング20を装着することで、車両衝突時等の車両緊急時において乗員が保護される。また、車両12には、シート14の車幅外方にドア16(ヒンジドア又はスライドドア)が配置されており(図1参照)、乗員の乗降時の際には、ドア16が開かれてドア開口18が開放される(図2参照)。
図2に示すように、シートベルト装置10は、長尺帯状のウェビング20及びウェビング格納手段(格納手段)としてのウェビング巻取装置(リトラクタ)22を備えており、ウェビング巻取装置22がシート14のシートバック14A上部の車両後側において車体に固定されている。ウェビング巻取装置22は、スプール(巻取軸)24を備えており、スプール24には、ウェビング20の長手方向基端部が係止されている。スプール24は、軸線回りに巻取方向(ウェビング巻取方向)及び引出方向(ウェビング引出方向)へ回転可能にされており、ウェビング20は、長手方向基端側からスプール24の外周部に巻取られてウェビング巻取装置22に格納されている。
ウェビング巻取装置22は、ロック機構及び付勢機構を備えている(何れも図示省略)。ウェビング巻取装置22では、車両緊急時にロック機構が作動されることによってスプール24の引出方向への回転が制限され、スプール24からのウェビング20の引出しが制限される。また、ウェビング巻取装置22では、付勢機構によってスプール24が巻取方向に付勢されて、ウェビング20がスプール24への巻取方向に付勢される。
図1から図3に示すように、シートバック14Aの車幅外方かつ上方には、ウェビングガイド26(ショルダアンカ等でも良い)が配置されており、ウェビングガイド26は、ウェビング巻取装置22の車両前方において車体(又はシート14において骨格を構成する部材等でも良い)に取付けられている。ウェビング20の長手方向先端側(長手方向基端側とは反対側)は、ウェビングガイド26のスリット孔26Aからシートバック14Aの車両前方に引出されている。また、ウェビング20の長手方向先端部は、アンカプレート28に係止されており、アンカプレート28がシート14の車幅外方かつ下方において車体(シート14において骨格を構成する部材等でも良い)に固定されている。これにより、ウェビング20は、乗員の非装着状態においてウェビング巻取装置22とアンカプレートとの間の長手方向が略上下方向にされている。
図1及び図2に示すように、ウェビング20には、タング(タングプレート)30が設けられている。タング30には、ウェビング20が挿通されており、タング30は、ウェビングガイド26より下側においてウェビング20の長手方向に移動可能にされている。
シート14のシートクッション14Bの車幅内方には、バックル32が設けられており、バックル32は、車体又はシート14において骨格を構成する部材等に取付けられている。バックル32は、タング30を保持でき、シート14に着座した乗員の体にウェビング20が掛回された状態でタング30がバックル32に保持されることによって乗員の体にウェビング20が装着されて、シートベルト装置10の装着状態にされる。
図1に示すように、乗員の体にウェビング20が装着された状態では、ウェビング20におけるタング30とアンカプレート28との間の部分がラップウェビング20Aとされ、乗員の腰部がラップウェビング20Aとシートクッション14Bとの間に拘束される。また、ウェビング20におけるウェビングガイド26とタング30との間の部分がショルダウェビング20Bとされ、乗員の肩部及び胸部等がショルダウェビング20Bとシートバック14Aとの間に拘束される。
図1及び図2に示すように、シートベルト装置10は、制限部材としての扁平略筒形状のメインブーツ36、及び被覆部材としての扁平略筒形状のサブブーツ38を備えている。図4には、メインブーツ36及びサブブーツ38が平面図にて示されている。なお、図3及び図4では、メインブーツ36の長手方向が矢印Lにて示され、メインブーツ36の幅方向が矢印Wにて示されている。
図1から図3に示すように、メインブーツ36及びサブブーツ38は、アンカプレート28とタング30との間に配置されており、メインブーツ36がアンカプレート28側に配置され、サブブーツ38がタング30側に配置されている。
メインブーツ36は、可撓性を有する所定硬さ(所定ショア硬さD)の樹脂製にされており、本実施の形態では、低密度ポリエチレン(LDPE)が用いられている。図3及び図4に示すように、メインブーツ36には、各々が略帯状にされかつ対向されて周壁を構成する壁部40、42が形成されており、メインブーツ36は、幅方向(矢印W方向)両端部において周壁を構成する連結部44により壁部40、42が連結されて一体に形成されている。連結部44は、壁部40、42の間においてメインブーツ36の幅方向外側に凸状に湾曲されて形成されており、メインブーツ36は、開口(壁部40、42間の開口)が長孔にされている。
メインブーツ36の開口の大きさは、ウェビング20の幅方向が壁部40、42の幅方向にされた状態で、ウェビング20が挿入可能な大きさにされており、ウェビング20は、厚さ方向両側の表面が壁部40、42の内面に対向されて、壁部40、42の間に挿入される。これにより、ウェビング20がメインブーツ36に収容されている。
壁部40、42の各々の長手方向一端側には、被覆部としての略矩形状の延設部46が設けられており、延設部46の各々は、壁部40、42の幅方向に沿う幅寸法が壁部40、42の幅寸法より小さく(短く)されている。延設部46の各々の壁部40、42側には、幅寸法が徐々に大きくされた拡幅部48が設けられており、延設部46は、拡幅部48によって幅寸法が徐々に広げられることで、壁部40、42の幅寸法に近づけられて壁部40、42に連結されている。壁部40、42の延設部46は、連結部44が設けられずに互いに切り離されていることで、各々が互いの接離方向に湾曲(弾性変形)可能にされている。
メインブーツ36の一方の壁部40側の幅方向中央部には、分割部としてのスリット50が形成されており、スリット50は、メインブーツ36の長手方向に略平行な直線状にされて延設部46の先端から延設部46とは反対側の基端までの全域に渡って形成されている。メインブーツ36の壁部40側は、スリット50により壁部40A、40Bに切離されており、壁部40A、40Bの各々が連結部44を介して壁部42に連結されている。これにより、メインブーツ36は、壁部40A、40Bが壁部42側から離間する方向に弾性変形することで、壁部40A、40Bの間(スリット50部分の開口)が広げられる。
壁部40、42には、係止部としての円孔の係止孔52が形成されており、壁部40、42の延設部46の各々には、係止部としての長孔の係止孔54が形成されている。壁部40の係止孔52は、壁部40の長手方向の複数個所においてスリット50を挟んで対(壁部40Aと壁部40Bと)に穿孔(貫通形成)されている。壁部40側の延設部46の係止孔54は、延設部46における長手方向の中間部にスリット50を挟んで幅方向の両側に対で穿孔されており、係止孔54の各々の長手方向は、壁部40の長手方向に略平行にされている。
壁部42の係止孔52は、壁部40の係止孔52の各々と同軸上にされて穿孔されており、壁部42側の延設部46の係止孔54は、壁部40側の延設部46の係止孔54に重なる位置及び向きに穿孔されている。
また、メインブーツ36には、壁部40、42の長手方向中間位置において、幅方向の両側に強度低下部としての半円形の切込み56が形成されており、連結部44の各々が切込み56によって分割されて(部分的に切取られて)、切込み56部分では、壁部40、42が連結されていない。
図1から図3に示すように、メインブーツ36は、ウェビング20に対して、延設部46とは反対側の基端部がアンカプレート28側にされると共に、スリット50が形成された壁部40側が車幅外方に向くように配置される。また、図1及び図2に示すように、メインブーツ36は、シートクッション14B座面(上面)の車幅外方に切込み56が位置するように配置される。
これにより、図2において二点鎖線で示すように、乗員のウェビング20非装着状態において、メインブーツ36は、切込み56よりも上方側がシートクッション14Bの座面から上方に突出されると共に、ウェビング20の長手方向先端側部分がアンカプレート28を中心にして車両前後方向(上下方向)に回動された際に、先端部(上端部)が車幅外方においてドア開口18に対向される。なお、メインブーツ36の切込み56よりもアンカプレート28側(延設部46とは反対側)の長さは、メインブーツ36がアンカプレート28から離間する長さにされている。
図3に示すように、ウェビング20とメインブーツ36とは、縫製部材としての縫製糸58によって縫製されてメインブーツ36がウェビング20に係止される。縫製糸58は、壁部40の係止孔52及び壁部42の係止孔52の一方から挿入されて他方から引出される。この際、縫製糸58がウェビング20に挿通される。また、縫製糸58は、壁部40、42の各々において対となっている係止孔52に跨るように巻掛けられる。これにより、ウェビング20とメインブーツ36とが長手方向の複数個所で縫製糸58により縫製され、ウェビング20にメインブーツ36が係止される。
図3及び図4に示すように、メインブーツ36の壁部40には、長手方向の中間部よりも延設部46とは反対側にスリット60が形成されており、スリット60は、壁部40(壁部40A、40B)の幅方向に略平行に形成されている。図3に示すように、ウェビング20には、アンカプレート28側の所定位置に製造番号等のラベル62が設けられており、ラベル62は、ウェビング20長手方向の一側部分がウェビング20幅方向に沿ってウェビング20に縫製されている。メインブーツ36にウェビング20が収容されたときに、ラベル62がメインブーツ36にかかる場合、ラベル62のウェビング20への縫製側とは反対側部分がスリット60から引出される。これにより、ウェビング20に設けたラベル62が視認可能にされている。
一方、サブブーツ38は、メインブーツ36よりも軟質の樹脂製にされており、本実施の形態では、所定硬さ(所定ショア硬さA)の軟質のポリ塩化ビニル(軟質ポリ塩化ビニル)が用いられている。サブブーツ38は、メインブーツ36と同様に扁平に形成されており、長手方向両側の開口が長孔状にされている。また、サブブーツ38は、開口の長手方向の寸法がメインブーツ36の外形幅方向の寸法と同様にされ、サブブーツ38の開口の幅寸法がメインブーツ36の外形厚さ方向(壁部40、42の厚さ方向)の寸法より小さくされている。
サブブーツ38には、ウェビング20が挿通されると共に、メインブーツ36が延設部46側から圧入される。このため、サブブーツ38には、メインブーツ36の延設部46全体が収容されると共に、メインブーツ36の壁部40、42の延設部46側の端部が収容されて被覆される。
サブブーツ38の長手方向の中間部には、連通部としての円孔の係止孔64が複数形成されており、係止孔64は、サブブーツ38に収容されたメインブーツ36の延設部46の各々の係止孔54に対向されて穿孔されている。また、サブブーツ38では、一方の側壁の係止孔64から挿入された縫製糸58が他方の側壁の係止孔64から引出される。この際、縫製糸58が一対の延設部46の各々の係止孔54及びウェビング20に挿通されると共に、サブブーツ38の各々の側壁において対となっている係止孔64に跨るように縫製糸58が巻掛けられる。これにより、縫製糸58によってサブブーツ38がメインブーツ36の延設部46と共にウェビング20に縫製され、ウェビング20及びメインブーツ36にサブブーツ38が係止される。
次に本実施の形態の作用を説明する。
上記構成のシートベルト装置10のウェビング20には、アンカプレート28とタング30との間にメインブーツ36及びサブブーツ38が設けられており、ウェビング20へのメインブーツ36及びサブブーツ38の組付けを説明する。
上記構成のシートベルト装置10のウェビング20には、アンカプレート28とタング30との間にメインブーツ36及びサブブーツ38が設けられており、ウェビング20へのメインブーツ36及びサブブーツ38の組付けを説明する。
ウェビング20は、タング30に挿通されると共に、長手方向先端部にアンカプレート28が取付けられており、アンカプレート28が車体に固定される。メインブーツ36はアンカプレート28側に配置され、サブブーツ38はタング30側に配置されている。
サブブーツ38は、メインブーツ36のウェビング20への取付けに先立って、ウェビング20のタング30とアンカプレート28との間に取付けられる。このため、サブブーツ38は、タング30をウェビング20に取付ける際に、ウェビング20に取付けても良い。また、サブブーツ38は、軟質にされているので、アンカプレート28を車体に固定するのに先立って、開口を広げてアンカプレート28側からウェビング20を挿入してウェビング20に取付けることもできる。
ここで、メインブーツ36の壁部40側にスリット50が形成されており、スリット50によりメインブーツ36が周方向において壁部40A側と壁部40B側とに分割されている。このため、メインブーツ36の壁部40A、40Bを弾性変形させることで、スリット50の開口(壁部40A、40Bの間)が広げられて、広げられたスリット50の開口からメインブーツ36内にウェビング20を挿入できる。このため、メインブーツ36の長手方向寸法が大きい場合及びウェビング20の長手方向先端部にアンカプレート28が取付けられる場合でも、メインブーツ36内にウェビング20を挿入でき、ウェビング20にメインブーツ36を容易に組付けることができる。
また、メインブーツ36は、延設部46が予めウェビング20に配置されたサブブーツ38に挿入(圧入)され、サブブーツ38と共にウェビング20に対する位置調整が行われる。さらに、メインブーツ36の壁部40、42の係止孔52を用いて、壁部40、42をウェビング20に縫製糸58によって縫製すると共に、メインブーツ36の延設部46の係止孔54及びサブブーツ38の係止孔64を用いてサブブーツ38及び延設部46をウェビング20に縫製糸58によって縫製することで、メインブーツ36及びサブブーツ38がウェビング20に係止されて組付けられる。このため、ウェビング20にメインブーツ36及びサブブーツ38を容易に係止(固定)でき、ウェビング20にメインブーツ36及びサブブーツ38を容易に組付けることができる。さらに、ウェビング20がメインブーツ36及びサブブーツ38に対し長手方向へ相対移動するのを規制できる。しかも、メインブーツ36の壁部40A、40B間が縫製糸58によって縫製されるため、メインブーツ36の壁部40A、40B間(スリット50)が不要に開くことを抑制できる。
さらに、メインブーツ36の延設部46がサブブーツ38内に挿入されており、サブブーツ38の係止孔64が円孔にされる一方、延設部46の係止孔54が長孔にされてメインブーツ36の長手方向に長くされている。このため、延設部46がサブブーツ38内に挿入された際に、延設部46の係止孔54がサブブーツ38の係止孔64を介して露出し易いことで、サブブーツ38及び延設部46をウェビング20に容易に縫製できる。
また、メインブーツ36によってウェビング20の長手方向先端側部分の湾曲が制限されており、乗員のウェビング20非装着状態で、ウェビング20の長手方向先端側部分がアンカプレート28を中心として車両前後方向に回動された際に、メインブーツ36の先端部が車幅外側においてドア開口18に対向される。このため、バックル32によるタング30の保持が解除されて、乗員へのウェビング20の装着が解除されることで、ウェビング巻取装置22においてスプール24にウェビング20が付勢機構によって巻取られる際に、ウェビング20の長手方向先端側部分が車室の障害物(例えばドア開口18近傍のタイヤハウス)に引掛かることをメインブーツ36によって抑制できる。
さらに、乗員のウェビング20非装着状態では、サブブーツ38がタング30のアンカプレート28側への下降を規制することで、タング30がシートクッション14B座面から所定高さ位置に保持される。このため、タング30のアンカプレート28側への下降を規制するストッパをウェビング20に別途設ける必要をなくすことができ、構成を簡単にできる。
また、メインブーツ36の延設部46全体がサブブーツ38により被覆されており、サブブーツ38がメインブーツ36よりも軟質にされている。このため、比較的硬質の延設部46(特に延設部46の周縁部分)に乗員が接触することを抑制できる。
一方、乗員がウェビング20を装着する際には、ラップウェビング20Aが乗員の腰部に掛回される。この際、メインブーツ36の壁部40、42が切込み56部分において折曲げられるので、ウェビング20の装着をメインブーツ36が阻害するのを抑制できる。しかも、メインブーツ36の長手方向先端部は、延設部46になっており、壁部40、42側部分に比して弾性変形し易くなっている。このため、ウェビング20が乗員に密着するのをメインブーツ36が妨げるのを抑制できて、乗員がウェビング20を緊密に装着できる。
一方、乗員がウェビング20の装着を解除(バックル32によるタング30の保持解除)すると、切欠き56部分において折れるように弾性変形していたメインブーツ36が直線状に復元する。このため、ウェビング20が乗員から円滑に離れて、乗員にウェビング20が引掛かるのを抑制できる。
また、例えば乗員が降車する際に、ウェビング20が車幅外方に引張られると、メインブーツ36が例えば切欠き56部分で車幅外方に折れるように弾性変形する。ここで、メインブーツ36の車幅外側である壁部40側にスリット50が設けられて、メインブーツ36の車幅内側である壁部42側がメインブーツ36の壁部40側に比し剛性を高くされている。このため、ウェビング20に対する車幅外方への引張力が解除された際には、メインブーツ36に生じる車幅内側への復元力を大きくでき、メインブーツ36の車幅外方への弾性変形を容易に復元できる。
なお、本実施の形態では、分割部としてメインブーツ36の長手方向に平行にされた直線状のスリット50を形成した。しかしながら、分割部は、直線に限らず曲線であっても良く、また、メインブーツ36の長手方向に対して傾斜されて設けられても良い。
また、本実施の形態では、メインブーツ36の下端をアンカプレート28から離してウェビング20に取付けた。しかしながら、メインブーツ36は、アンカプレート28に係止されても良い。この場合、メインブーツ36の下端部にアンカプレート28を収容して、メインブーツ36をウェビング20に係止しても良く、また、アンカプレート28にメインブーツ36の下端部を係止させても良い。
また、本実施の形態では、ウェビング20へのメインブーツ36及びサブブーツ38の係止に用いる係止部材として縫製糸58を適用した。しかしながら、係止部材は、ステープル等の糸状材料を用いても良い。
さらに、本実施の形態では、被覆部材としてのサブブーツ38に軟質のポリ塩化ビニル(軟質ポリ塩化ビニル)を用いた。しかしながら、被覆部材は、これに限らず、軟質の樹脂(硬さがショア硬さAで表される樹脂)であれば、何れの樹脂を用いても良い。
10 シートベルト装置
20 ウェビング
36 メインブーツ(制限部材)
38 サブブーツ(被覆部材)
50 スリット(分割部)
20 ウェビング
36 メインブーツ(制限部材)
38 サブブーツ(被覆部材)
50 スリット(分割部)
Claims (5)
- 一端側が車体側に支持され、車両の乗員に装着されるウェビングと、
内部に前記ウェビングの一端側部分が収容されて前記ウェビングの湾曲を制限すると共に、先端側が車体のドア開口に対向される制限部材と、
前記制限部材に設けられ、前記制限部材を周方向において分割する分割部と、
を備えるシートベルト装置。 - 前記制限部材が前記ウェビングに係止される請求項1記載のシートベルト装置。
- 前記制限部材よりも軟質にされ、内部に前記ウェビングの一端側部分が収容されると共に、前記制限部材の先端側を被覆する被覆部材を備える請求項1又は請求項2記載のシートベルト装置。
- 前記被覆部材を前記制限部材に係止させる縫製部材を備える請求項3記載のシートベルト装置。
- 前記制限部材の車外側に前記分割部が設けられる請求項1から請求項4の何れか1項記載のシートベルト装置。
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017135073A Pending JP2019014451A (ja) | 2017-07-10 | 2017-07-10 | シートベルト装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2019014451A (ja) |
Citations (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS517890B1 (ja) * | 1970-09-28 | 1976-03-11 | ||
| JPS59145643A (ja) * | 1983-02-09 | 1984-08-21 | Honda Motor Co Ltd | シ−トベルト装置 |
| JPS59124544U (ja) * | 1983-02-09 | 1984-08-22 | 本田技研工業株式会社 | シ−トベルト構造 |
| JPS59127651U (ja) * | 1983-02-14 | 1984-08-28 | 本田技研工業株式会社 | シ−トベルト自立用ブ−ツ |
| JPS59147546U (ja) * | 1983-03-24 | 1984-10-02 | 株式会社東海理化電機製作所 | 後席用シ−トベルト装置 |
| JPH0735203U (ja) * | 1993-12-09 | 1995-06-27 | 日野自動車工業株式会社 | シートベルトのウェビング保護装置 |
-
2017
- 2017-07-10 JP JP2017135073A patent/JP2019014451A/ja active Pending
Patent Citations (6)
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|---|---|---|---|---|
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