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JP2019008122A - 検出装置、電子楽器、検出方法及び制御プログラム - Google Patents

検出装置、電子楽器、検出方法及び制御プログラム Download PDF

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JP2019008122A
JP2019008122A JP2017123408A JP2017123408A JP2019008122A JP 2019008122 A JP2019008122 A JP 2019008122A JP 2017123408 A JP2017123408 A JP 2017123408A JP 2017123408 A JP2017123408 A JP 2017123408A JP 2019008122 A JP2019008122 A JP 2019008122A
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千寿 外山
Chihiro Toyama
千寿 外山
一貴 春日
Kazutaka Kasuga
一貴 春日
林 龍太郎
Ryutaro Hayashi
龍太郎 林
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

【課題】操作者が身体の一部を用いて機器を操作する場合に、より正しい操作位置を決定することができる検出装置、電子楽器、検出方法及び制御プログラムを提供する。【解決手段】電子楽器100のマウスピース10を咥えた状態で、リード部11に配列された複数のセンサ30〜39から得られるセンサ出力値の分布に基づいて、最大値max(1-10)となるセンサ出力値を抽出する。抽出された最大値max(1-10)のセンサの位置から奥側(ヒール側)のセンサ出力値に着目し、最大値max(1-10)の所定割合に設定された閾値THを跨ぐセンサ出力値を有する、隣接する2つのセンサを抽出する。抽出された2つのセンサの位置番号PL、PR、及び、そのセンサ出力値VPL、VPRを用いて(16)式に基づいてリップポジションPS(Rear)を決定する。【選択図】図9

Description

本発明は、操作位置を検出する検出装置、電子楽器、操作位置の検出方法及び操作位置を検出するための制御プログラムに関する。
従来、サクソフォンやクラリネット等のアコースティック管楽器の形状や演奏方法を模した電子管楽器が知られている。このような電子管楽器の演奏においては、アコースティック管楽器と同様のキー位置に設けられたスイッチ(音高キー)を操作することにより楽音の音程が指定される。また、マウスピース内に吹き込む息の吹圧により音量が制御されるとともに、マウスピースを口に咥えたときの唇の位置や舌の接触状態、噛み圧等により音色が制御される。
そのため、従来の電子管楽器のマウスピースには、演奏時に吹き込まれる息による吹奏圧や唇の位置、舌の接触状態、噛み圧等を検出するための各種のセンサが設けられている。例えば特許文献1には、電子管楽器のマウスピースのリード部に、静電容量方式のタッチセンサを複数配置し、この複数のセンサの検出値と配置位置とに基づいて演奏者の唇や舌の接触状態や接触位置を検出する技術が記載されている。
特開2017−58502号公報
上述したような電子管楽器において、例えばアコースティックな奏法のようにマウスピースを咥えた状態を保持しながら演奏する場合、リード部の同じ位置が長い時間咥えられることになる。このとき、リード部の吹込口側(ティップ側)は長い間、演奏者の口腔内に位置することになる。
一般に、静電容量方式のタッチセンサにおいては、湿気や温度の影響で検出値が変動することが知られている。そのため、マウスピースを長時間咥えることによる口腔内の湿気や温度の上昇や、舌をリード部に接触させて震えを止める奏法であるタンギングによる直接的な影響等により、マウスピース(リード部)の中央付近から吹込口側(ティップ側)に配置されたセンサの検出値のばらつきが大きくなる傾向がある。これにより、従来の電子管楽器においては、最終的に検出される唇の位置(リップポジション)がばらついて、アコースティックな吹奏感や演奏者が意図する楽音のエフェクト(例えば、ピッチベンドやビブラート等の音色効果)を十分に実現することができない場合があった。
なお、リード部のセンサの検出値のばらつきについては、上述した原因に限られるものではなく、例えばマウスピースの咥え方や演奏時間、演奏者の性別や年齢、体質等の様々な要因によっても発生するものである。また、検出値がばらつくセンサの位置についても、上述したリード部の吹込口側(ティップ側)だけではなく、リード部の電子管楽器本体側となる基端部側(ヒール側)においても発生することがある。
また、唇以外の指などの身体の一部を用いて演奏を行う電子楽器や、身体の一部を用いて演奏以外の各種の操作を行う電子機器などにおいても、機器の状態や操作環境によっては最終的に検出される操作位置がばらついて、所望の操作が実現できない場合があるという、同様の問題が発生することがある。
そこで、本発明は、上述した問題点に鑑みて、操作者が身体の一部を用いて機器を操作する場合に、より正しい操作位置を決定することができる検出装置、電子楽器、検出方法及び制御プログラムを提供することを目的とする。
本発明に係る検出装置は、
特定の方向に決められた間隔で配列された複数のセンサと、
前記複数のセンサの出力値に基づいて、前記特定の方向における操作位置を決定する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記複数のセンサの出力値の最大値と最小値の間に設定された閾値に、より近い値の前記出力値を有する前記センサの配列位置に基づいて、前記特定の方向における操作位置を決定することを特徴とする。
本発明によれば、操作者が身体の一部を用いて機器を操作する場合に、より正しい操作位置を決定することができる。
本発明に係る検出装置を適用した電子楽器の一実施形態の全体構造を示す外観図である。 一実施形態に係る電子楽器の機能構成の一例を示すブロック図である。 一実施形態に係る電子楽器に適用されるマウスピースの一例を示す概略図である。 演奏者の口腔とマウスピースとの接触状態を示す概略図である。 演奏者がマウスピースを咥えた状態におけるリップ検出部及びタン検出部の出力特性の一例、及び、リップポジションの算出例を示す図(その1)である。 演奏者がマウスピースを咥えた状態におけるリップ検出部及びタン検出部の出力特性の一例、及び、リップポジションの算出例を示す図(その2)である。 複数のセンサからのセンサ出力値の分布において、センサ出力値が特徴的に下降し始める位置を特定する手法を説明するための図である。 一実施形態に係る電子楽器における制御方法のメインルーチンを示すフローチャートである。 一実施形態に係る電子楽器の制御方法に適用されるリップ検出部の処理を示すフローチャートである。 一実施形態に係る電子楽器の制御方法の変形例を示すフローチャートである。
以下、本発明に係る検出装置、電子楽器、検出方法及び制御プログラムの実施形態について図面を参照しながら詳しく説明する。ここでは、操作位置を検出する検出装置を適用した電子楽器、並びに、当該操作位置の検出方法及び操作位置を検出するための制御プログラムを適用した電子楽器の制御方法の例を示して説明する。
<電子楽器>
図1は、本発明に係る検出装置を適用した電子楽器の一実施形態の全体構造を示す外観図である。図1(a)は本実施形態に係る電子楽器の側面図であり、図1(b)は電子楽器の正面図である。また、図中、IA部は電子楽器100の一部透視部分を示す。
本発明に係る検出装置が適用される電子楽器100は、例えば図1(a)、(b)に示すように、アコースティック管楽器のサクソフォンの形状を模した外観を有し、管状の筐体を有する管体部100aの一端側(図面上方端側)にマウスピース10が取り付けられ、他端側(図面下方端側)に楽音を出力するスピーカを有するサウンドシステム9が設けられている。
また、管体部100aの側面には、演奏者(ユーザ)が指で操作することにより、音高を決定する演奏キーや、楽曲のキーに合わせて音高を変える機能等を設定する設定キー等を有する操作子1が設けられている。また、例えば図1(b)のIA部に示すように、管体部100aの内部に設けられた基板上には、息圧検出部2、制御手段としてのCPU(Central Processing Unit)5、ROM(Read Only Memory)6、RAM(Random Access Memory)7、音源8が設けられている。
図2は、本実施形態に係る電子楽器の機能構成の一例を示すブロック図である。
本実施形態に係る電子楽器100は、図2に示すように、概略、操作子1と、息圧検出部2と、リップ検出部3と、タン検出部4と、CPU5と、ROM6と、RAM7と、音源8と、サウンドシステム9とを有し、これらのうち、サウンドシステム9を除く各部がバス9aを介して相互に接続されている。ここで、リップ検出部3及びタン検出部4は、後述するマウスピース10のリード部に設けられている。なお、図2に示す機能構成は、本発明に係る電子楽器を実現するための一例であり、この構成に限定されるものではない。また、図2に示す電子楽器の機能構成のうち、少なくともリップ検出部3と、タン検出部4と、CPU5とは、本発明に係る検出装置を構成する。
操作子1は、上述した演奏キー、設定キー等の各種キーに対する演奏者によるキー操作を受け付けて、その操作情報をCPU5に出力する。ここで、操作子1に設けられる設定キーは、具体的には、楽曲のキーに合わせて音高を変える機能のほか、音高の微調整を行う機能や音色を設定する機能を有するとともに、リップ検出部3において検出されたリップ(下唇)の接触状態に応じて微調整されるモードを楽音の音色、音量、高さの中から予め選択する機能を有している。
息圧検出部2は、演奏者によりマウスピース10に吹き込まれた息の圧力(息圧)を検出し、その息圧情報をCPU5に出力する。リップ検出部3は、演奏者のリップの接触を検出する静電容量方式のタッチセンサを有し、リップの接触位置又は接触範囲、及び、その接触面積や接触強度に応じた静電容量をリップの検出情報としてCPU5に出力する。タン検出部4は、演奏者のタン(舌部)の接触を検出する静電容量方式のタッチセンサを有し、タンの接触の有無、及び、その接触面積に応じた静電容量をタンの検出情報としてCPU5に出力する。
CPU5は、電子楽器100の各部を制御する制御部として機能する。CPU5は、ROM6に記憶された所定のプログラムを読み出してRAM7に展開し、展開されたプログラムと協働して各種の処理を実行する。例えば、CPU5は、操作子1から入力された操作情報と、息圧検出部2から入力された息圧情報と、リップ検出部3から入力されたリップの検出情報と、タン検出部4から入力されたタンの検出情報と、に基づいて、楽音の生成を音源8に指示する。
具体的には、CPU5は、操作子1から入力された操作情報としての音高情報に基づいて、楽音の音高を設定する。また、CPU5は、息圧検出部2から入力された息圧情報に基づいて、楽音の音量を設定し、リップ検出部3から入力されたリップの検出情報に基づいて、楽音の音色、音量、高さの少なくとも1つを微調整し、タン検出部4から入力されたタン(舌部)の検出情報に基づいて、タンが接触しているか否かを判定して楽音のノートオン/オフを設定する。
ROM6は、読み出し専用の半導体メモリであり、電子楽器100における動作や処理を制御するための各種のデータやプログラムが記憶されている。特に、本実施形態においては、後述する電子楽器の制御方法に適用されるリップポジションの決定方法(本発明に係る操作位置の検出方法に対応する)を実現するためのプログラムが記憶されている。RAM7は、揮発性の半導体メモリであり、ROM6から読み出されたデータやプログラム、あるいは、プログラムの実行中に生成されたデータ、操作子1や息圧検出部2、リップ検出部3、タン検出部4から出力された各検出情報を一時的に格納するワークエリアを有する。
音源8は、シンセサイザであり、操作子1からの操作情報や、リップ検出部3からのリップの検出情報、タン検出部4からのタンの検出情報に基づいたCPU5の楽音の生成指示に従い、楽音を生成して楽音信号をサウンドシステム9に出力する。サウンドシステム9は、音源8から入力された楽音信号に信号増幅等の処理を施し、内蔵のスピーカから楽音として出力する。
(マウスピース)
次いで、本実施形態に係る電子楽器に適用されるマウスピースの構造について説明する。
図3は、本実施形態に係る電子楽器に適用されるマウスピースの一例を示す概略図である。ここで、図3(a)はマウスピースの断面図(図3(b)中のIIIA−IIIA線における断面図)であり、図3(b)はマウスピースのリード部側を示す下面図である。
マウスピース10は、図3(a)、(b)に示すように、概略、マウスピース本体10aと、リード部11と、固定金具12と、を有し、マウスピース本体10aの開口部13に対して、演奏者が息を吹き込む吹込口となる僅かな隙を有するように、薄板状のリード部11が固定金具12により組み付け固定されている。すなわち、リード部11は、一般的なアコースティック管楽器のリードと同様に、マウスピース本体10aの下方側(図3(a)の下方側)の位置に組み付けられ、固定金具12により固定された基端部(以下、「ヒール」と記す)を固定端として、吹込口側(以下、「ティップ側」と記す)が自由端を形成する。
また、リード部11は、例えば図3(a)、(b)に示すように、薄板状の絶縁性部材からなるリード基板11aと、リード基板11aの長手方向に、ティップ側(一端側)からヒール側(他端側)に向かって配列された複数のセンサ20、30〜40と、を有している。ここで、センサ20は、タン検出部4が有する静電容量方式のタッチセンサであり、センサ30〜40は、リップ検出部3が有する静電容量方式のタッチセンサである。これらセンサ20、30〜40はいずれも、センシングパッドとしての電極を有している。また、センサ30〜40を形成する各電極は、ほぼ等しい幅及び長さを有し、リード部11のティップ側からヒール側に向かってほぼ均等間隔で配列されている。なお、図3(b)においては、センサ30〜40を形成する各電極を長方形状で示したが、本発明はこれに限定するものではなく、例えばV字形状や波形状等の平面形状を有しているものであってもよく、また、各電極は任意の寸法や個数に設定されているものであってもよい。
次いで、上述したマウスピースと演奏者の口腔との接触状態について説明する。
図4は、演奏者の口腔とマウスピースとの接触状態を示す概略図である。
電子楽器100の演奏時においては、演奏者は、例えば図4に示すように、上側前歯E1をマウスピース本体10aの上部に当て、下側前歯E2を下側のリップ(下唇)LPで巻き込み、リード部11に押し付ける。これにより、マウスピース10は、上側前歯E1とリップLPとにより上下方向から挟み込まれて保持される。
また、演奏時の口腔内部のタン(舌部)は、図4に示すように、電子楽器100の奏法により、タンがリード部11に触れている状態(図中、実線のタンTN1で表記)と、タンがリード部11に触れていない状態(図中、二点鎖線のタンTN2で表記)と、のいずれかとなる。
そして、図3に示したリード部11に配列されたセンサ20、30〜40は、各々の電極へのリップLPの接触状態、及び、タンの接触状態(タンTN1:接触、又は、タンTN2:非接触)を検出し、その検出情報をCPU5に対して出力する。CPU5は、センサ20から出力される検出情報に基づいて、タンが接触したことを判断するとともに、センサ30〜40から出力される検出情報に基づいて、リード部11におけるリップLPの接触位置(リップポジション)を算出する。
(リップ検出部及びタン検出部の出力特性)
次いで、上述したマウスピースを演奏者が咥えた状態におけるリップ検出部及びタン検出部の出力特性について説明する。
図5、図6は、演奏者がマウスピースを咥えた状態におけるリップ検出部及びタン検出部の出力特性の一例、及び、リップポジションの算出例を示す図である。ここで、図5(a)は演奏者がマウスピースを咥えているだけの(タンギングを行っていない)状態におけるリップ検出部及びタン検出部のセンサ出力値(検出情報)の分布例を示す図であり、図5(b)、(c)はそれぞれ図5(a)に示したセンサ出力値に基づいて算出されるリップポジションの例(比較例、本実施形態)である。また、図6(a)は演奏者がマウスピースを咥え、タンギングを行っている状態におけるリップ検出部及びタン検出部のセンサ出力値(検出情報)の分布例を示す図であり、図6(b)、(c)はそれぞれ図6(a)に示したセンサ出力値に基づいて算出されるリップポジションの例(比較例、本実施形態)である。
上述したように、本実施形態に係るマウスピース10においては、リード部11へのリップ(下唇)LPやタン(舌部)の接触状態を、リード基板11aに配列された複数のセンサ20、30〜40の各電極における静電容量に基づいて検出する方式を採用している。ここで、複数のセンサ20、30〜40がリード基板11aの長手方向に一列に配置されているため、演奏者がマウスピース10を普通に咥え、タンギングを行っていない状態では、図5(a)に示すように、リード部11にリップLPが触れている領域のセンサ(例えばセンサ32〜38)が反応して、そのセンサ出力値が大きい値を示す。一方、リップLPが触れている領域の前後(ティップ側及びヒール側)のセンサ(例えばセンサ30、40)からのセンサ出力値は、相対的に低い値を示す。すなわち、この場合の各センサ20、30〜40からのセンサ出力値の分布は、図5(a)に示すように、演奏者によりリップLPを最も強く接触させた位置のセンサからのセンサ出力値を最大値とする山形を示す特徴を有している。なお、図5(a)に示したセンサ出力値の分布図において、横軸はリード基板11a上にティップ側からヒール側に向かって配列された各センサ20、30〜40の位置PS0、PS1、・・・PS10、PS11を示し、縦軸は各位置PS0、PS1、・・・PS10、PS11のセンサ20、30〜40から出力される電圧値(センサ出力値)を示す。以下、図6(a)においても同じ。
また、演奏中にタンギングが行われた状態、すなわち、演奏者がマウスピースを咥えた状態で、図4中のタンTN1に示したようにタンギングが行われ、タンTN1の一部がリード部11のティップ側の端部に接触した状態では、センサ20が反応して、図6(a)に示すように、そのセンサ出力値が突出して大きい値を示す。このとき、タンTN1が触れているセンサ20に近接して配列されたセンサ(例えばセンサ30〜32)も反応して、そのセンサ出力値が大きくなることがある。
(リップポジションの算出方法)
次いで、演奏者がマウスピースを咥えた際に、リップを最も強く接触させた位置であるリップの接触位置(リップポジション)を算出する手法について説明する。
上述したようなセンサ出力値の分布に基づいて、リップポジションを算出する方法としては、一般的な重心位置の算出方法を適用することができる。具体的には、重心位置は、リップの接触状態を検出する複数のセンサからのセンサ出力値mと、各センサの位置を示す番号xとに基づいて、次の(11)式により算出される。
Figure 2019008122
上記の(11)式において、nは重心位置の算出に用いるセンサ出力値の数である。ここでは、図5(a)に示した各センサ20、30〜40からのセンサ出力値のうち、リード部11の一番ティップ側、及び、一番ヒール側の両端部に配置されたセンサ20、40からのセンサ出力値を除外した、10個(n=10)のセンサ30〜39のセンサ出力値mを重心位置の算出に用いる。また、これらのセンサ30〜39の位置PS1〜PS10に対応して、各センサの位置番号x(=1、2、・・・10)が設定されている。
ここで、センサ20からのセンサ出力値を除外する理由は、図6(a)に示したように、タンギングによりそのセンサ出力値が突出して大きい値を示す場合があり、正確なリップポジションの算出に及ぼす影響を排除するためである。また、センサ40からのセンサ出力値を除外する理由は、マウスピース10の一番奥側(すなわち、ヒール側)に配置され、演奏時にリップLPが接触する機会がほとんどなく、実質的にリップポジションの算出に用いられないためである。なお、センサ40からのセンサ出力値は、マウスピース10の温度検出にも用いられ、各センサ20、30〜40からのセンサ出力値への温度の影響をオフセットする処理に用いられる。
図5(a)に示したセンサ出力値に基づいて、上記の(11)式を用いて重心位置を算出してリップポジションを求めると、図5(b)に示すように、「68」という数値が得られる。ここで、図5(b)に示すTotal1は、上記の(11)式の分子であって、各センサ30〜39におけるセンサ出力値mと位置番号xとの積の合計値である。また、Total2は、上記の(11)式の分母であって、各センサ30〜39からのセンサ出力値mの合計値である。なお、図5(b)に示したリップポジションPS(1-10)は、音源8において利用されるMIDI信号に変換する(0〜127の値に割り当てる)ために、7ビットで表現した数値である。
ところで、上記の(11)式を用いた重心位置の算出を、図6(a)に示したように、タンギングを行っている場合のセンサ出力値に対して適用した場合、上述したように、タンが触れているセンサ20、及び、その近傍のセンサや演奏者の口腔内に位置するセンサ(例えばセンサ30〜32)からのセンサ出力値がタンギングや口腔内の湿気や温度の変化の影響を受けて変動(増大)することがある。そのため、上述したようなセンサ出力値に対して重心位置の算出方法を適用する手法においては、リップポジションを正確に求めることができない場合がある。
具体的には、図5(a)、(b)に示したように、演奏者がマウスピースを普通に咥え、タンギングを行っていない状態では、リップポジションPS(1-10)は7ビット表現で「68」であったが、図6(a)、(b)に示すように、タンギングを行っている状態では、リップポジションPS(1-10)は「65」と大幅に変化してしまい、後述する発音処理において演奏者が意図する吹奏感や楽音のエフェクトを実現できなくなる。なお、図5(b)及び図6(b)に示したように、各センサ30〜39からのセンサ出力値に対して、上記の(11)式を用いて重心位置xを算出してリップポジションを求める手法を、便宜的に「比較例」と表記する。
そこで、本実施形態においては、センサ20、30〜40のうち、リード部11のティップ側及びヒール側の両端部に配置されたセンサ20、40を除外した、各センサ30〜39からのセンサ出力値について、まず、最大値max(1-10)となるセンサの位置を抽出する。そして、当該位置からマウスピース10の奥側(又は、リード部11のヒール側)に配置されたセンサのセンサ出力値に対して、センサ出力値が下降し始める特徴的な変化を示す位置を特定して、リップ(下唇)LPの外縁部分を示すリップポジションとして決定する一連の手法を採用している。
ここで、センサ出力値が下降し始める位置を特定してリップポジションとして決定する手法を適用するのは、次に示すような理由に基づくものである。(1)リード基板11aのリップ(下唇)LPが接している部分よりヒール側(すなわち、マウスピース10の奥側)は演奏者の口腔外であるので、タンギングや口腔内の湿気や温度の変化に起因するノイズのセンサ出力値への影響(変動)が、リップLPの外縁部分を概ね境界として遮断又は抑制される。
(2)タン(舌部)が接触するリード基板11aのティップ側のセンサ20から十分離れた位置のセンサ出力値の変化を判定するので、タンギングによるセンサ出力値への影響を受けにくい。(3)信号処理の観点から、センサ出力値の分布から最大値を抽出する処理や、最大値となる位置からセンサ出力値が特徴的に下降し始める位置を特定する処理を、比較的容易かつ正確に実行することができる。 これにより、本実施形態に係る手法によれば、タンギングや口腔内の湿気や温度の変化の影響をほとんど受けることなく正確なリップポジションを算出することが可能になる。
(リップポジションの決定方法)
以下、本実施形態に適用されるリップポジションの決定方法について詳細に説明する。
図7は、複数のセンサからのセンサ出力値の分布において、センサ出力値が特徴的に下降し始める位置を特定する手法を説明するための図である。図7(a)は、センサからのセンサ出力値の変化を示す図であり、図7(b)は、リップポジションを決定する際の模式図である。
本実施形態に適用されるリップポジションの決定方法においては、まず、上述したリード部11に配列された各センサ30〜39からのセンサ出力値から、最大値max(1-10)となるセンサ出力値を抽出する。次いで、抽出されたセンサ出力値の最大値max(1-10)の所定割合、例えば7〜8割(70〜80%)となる範囲の値を閾値THとして設定する。
次いで、センサ30〜39からのセンサ出力値の分布において、センサ出力値が最大値max(1-10)となるセンサの位置からマウスピース10の奥側(ヒール側)に配置されたセンサを対象にして、センサ出力値が上記の閾値THを跨ぐ、隣接する2つのセンサを抽出する。
ここで、センサ出力値が最大値max(1-10)となるセンサの位置から奥側(ヒール側)に配置されたセンサでは、図5(a)、図6(a)に示したように、当該最大値max(1-10)となる位置から奥側(ヒール側)に向かうにしたがってセンサ出力値が下降(減少)することになる。そのため、センサ出力値が閾値THを跨ぐとは、図7(a)に示すように、上記最大値max(1-10)となる位置から奥側に配置された任意の隣接する2つのセンサについて、次の(12)式の関係が成り立つことを意味する。ここで、図7(a)及び(12)式において、PLは、隣接する2つのセンサのうち、リード部11のティップ側に配置されたセンサの位置番号であり、PRは、リード部11のヒール側に配置されたセンサの位置番号である。また、VPLは、位置番号PLのセンサからのセンサ出力値であり、VPRは、位置番号PRのセンサからのセンサ出力値である。
PL>TH>VPR ・・・(12)
そして、上記の(12)式の関係に基づいて抽出された隣接する2つのセンサの位置番号PL、PR、及び、それらのセンサからのセンサ出力値VPL、VPRについて、図7(b)に示す三角形の辺の長さの関係から、リップポジションPS(Rear)は、次のように表される。すなわち、相似形状を有する三角形の辺の長さの関係、及び、隣接する2つのセンサの位置番号に基づいて、次の(13)式から(14)式が得られる。
Figure 2019008122
図7(b)に示す三角形から求めるべきリップポジションPS(Rear)は、次の(15)式で表されるので、上記の(14)式を用いて(16)式のように表される。
Figure 2019008122
このように、本実施形態においては、閾値THを挟む2つのセンサを抽出し、これらのセンサからのセンサ出力値の範囲内における閾値THの割合に対応させて、当該センサの位置の範囲内における位置を特定し、この特定した位置をリップポジションとして決定する。
なお、上記の(16)式により算出されたリップポジションPS(Rear)は、1.0から10.0までの少数を含む数値を取り得るが、これを音源8において利用される7ビットのMIDI信号に変換する(0〜127の値に割り当てる)ためには、次の(17)式に示すように、(16)式により算出された数値から1を減算した後に127/9が乗算される。
Figure 2019008122
ここで、上述したリップポジションの決定方法において、センサ出力値が特徴的に下降し始める位置を特定する際に、各センサ30〜39からのセンサ出力値の最大値max(1-10)の所定割合(例えば、7〜8割)となる値を閾値THとして設定する手法を適用するのは、次のような理由に基づくものである。
発明者らの検証によれば、マウスピース10を咥えることによりリップ(下唇)LPがリード基板11aと接触している部分においても、各センサからのセンサ出力値はそれぞれが一定の数値を示すものではなく、ある程度の幅(ばらつき)を有する数値として検出されることが判明している。このセンサ出力値の数値幅(ばらつき)は、過去の実験結果から概ね±10%程度の幅を有していることが確認されている。そこで、本実施形態においては、この数値幅に一定のマージンを加味して、センサ出力値の最大値max(1-10)の7〜8割(70〜80%)の値を、リップポジションPS(Rear)を決定する際の閾値THとして設定した。
このように、本実施形態によれば、図5(c)に示すように、演奏者がマウスピース10を普通に咥え、タンギングを行っていない状態と、図6(c)に示すように、タンギングを行っている状態とで、上述した算出方法に基づいて決定されたリップポジションは7ビット表現(PS(7bit))でいずれも「118」となり、同一又は同等のリップポジションPS(Rear)が得られた。これにより、タンギングや口腔内の湿気や温度の変化の影響をほとんど受けることなく、正確なリップポジションを算出することができることが確認された。
なお、本実施形態においては、リップポジションを決定する際の閾値THとして、上述した知見に基づいて各センサからのセンサ出力値の最大値の7〜8割となる値を設定する手法について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、センサ出力値が最大値となるセンサの位置からマウスピース10の奥側(ヒール側)に配置された、隣接する2つのセンサからのセンサ出力値について、急激に下降する特徴的な変化を示す位置を特定することができるものであれば、上記の閾値THとして良好に適用することができる。具体的には、閾値THは、少なくとも複数のセンサからのセンサ出力値の最大値と最小値の間に設定されていればよい。
したがって、閾値THは、上記の最大値となるセンサ出力値の7〜8割の値に限定されるものではなく、例えば最大値の7割以下の値を閾値THとして設定するものであってもよいし、最大値から所定値を減算した値を閾値THとして設定するものであってもよい。また、閾値THの他の設定方法として、例えば、リップポジションの算出に用いる各センサ30〜39からのセンサ出力値の平均値(=Total2/10)や、当該平均値の1/2(=Total2/10×1/2)を閾値THとして適用するものであってもよい。さらに他の設定方法として、各センサ30〜39からのセンサ出力値の中央値に対して所定割合を乗算した値を閾値THとして適用するものであってもよい。
また、本実施形態においては、リップポジションを決定する手法として、センサ出力値が予め設定された閾値THを跨ぐ、隣接する2つのセンサを抽出する手法について説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。すなわち、センサ出力値が最大値となるセンサの位置からマウスピース10の奥側(ヒール側)に配置されたセンサにおいて、センサ出力値が急激に下降する特徴的な変化を示す位置を特定することができる手法であれば、良好に適用することができる。例えば、上記の閾値THにより近いセンサ出力値を有する単独のセンサを抽出して、当該センサの位置に基づいてリップポジションを決定するものであってもよいし、閾値THにより近いセンサ出力値を有しつつ、当該センサ出力値が閾値THを跨ぐことなく、かつ、隣接する2つ以上の複数のセンサを抽出して、当該センサの位置に基づいてリップポジションを決定するものであってもよい。ここで、単独又は複数のセンサを抽出する場合(本実施形態を含む)には、マウスピース10の奥側(ヒール側)に配置されたセンサから優先して抽出するものであってもよく、この場合には、決定されたリップポジションから予め設定されたリップ(下唇)LPの厚み分だけマウスピース10の吹込口側(ティップ側)に位置を補正して、リップの口腔内側の端部(内縁部分)を示すリップポジションを決定するものであってもよい。
(電子楽器の制御方法)
次に、本実施形態に係る電子楽器における制御方法について説明する。ここで、本実施形態に係る電子楽器の制御方法は、上述した電子楽器100のCPU5において、特定のリップ検出部の処理プログラムを含む制御プログラムを実行することにより実現されるものである。
図8は、本実施形態に係る電子楽器における制御方法のメインルーチンを示すフローチャートである。
本実施形態に係る電子楽器の制御方法は、図8に示すフローチャートのように、まず、演奏者(ユーザ)が電子楽器100の電源を投入すると、CPU5は電子楽器100の各種設定を初期化するイニシャライズ処理を実行する(ステップS802)。
次いで、CPU5は、演奏者が電子楽器100のマウスピース10を咥えることによりリップ検出部3から出力されるリップ(下唇)の検出情報に基づく処理を実行する(ステップS804)。このリップ検出部3の処理は、上述したリップポジションの決定方法を含むものであり、詳しくは後述する。
次いで、CPU5は、マウスピース10へのタン(舌部)の接触状態に応じてタン検出部4から出力されるタンの検出情報に基づく処理を実行する(ステップS806)。また、CPU5は、マウスピース10に吹き込まれた息に応じて息圧検出部2から出力される息圧情報に基づく処理を実行する(ステップS808)。
次いで、CPU5は、操作子1の操作情報に含まれる音高情報に応じたキーコードを発生させ、音源8に供給して楽音の音高を設定するキースイッチ処理を実行する(ステップS810)。このとき、CPU5は、リップ検出部3の処理(ステップS804)において、リップ検出部3から入力されたリップの検出情報を用いて算出されたリップポジションに基づいて、楽音の音色、音量、高さを調整する処理を実行する。また、CPU5は、タン検出部4の処理(ステップS806)において、タン検出部4から入力されたタンの検出情報に基づいて、楽音のノートオン/オフを設定する処理を実行し、息圧検出部2の処理(ステップS808)において、息圧検出部2から入力された息圧情報に基づいて、楽音の音量を設定する処理を実行する。CPU5は、これらの一連の処理により、演奏者の演奏動作に応じた楽音を生成するための楽音信号を生成する。そして、音源8は、CPU5からの楽音の生成指示に基づいて、サウンドシステム9を動作させる発音処理を実行する(ステップS812)。
その後、CPU5は、その他の必要な処理(ステップS814)を実行して一連の処理動作が終了すると、上述したステップS804からS814の処理を再度繰り返し実行する。なお、図8に示したフローチャートにおいては図示を省略したが、CPU5は、上述した一連の処理動作(ステップS802〜S814)の実行中に、演奏が終了したり中断したりする状態の変化を検出した場合には、処理動作を強制的に終了する。
(リップ検出部の処理)
次いで、上述したメインルーチンに示したリップ検出部3の処理について説明する。
図9は、本実施形態に係る電子楽器の制御方法に適用されるリップ検出部の処理を示すフローチャートである。
図8に示した電子楽器の制御方法に適用されるリップ検出部3の処理は、図9に示すフローチャートのように、まず、CPU5は、リード基板11aに配列された複数のセンサ20、30〜40のうち、リップLPの接触状態を検出するリップ検出部3の全てのセンサ30〜40からのセンサ出力値を取得して、RAM7の所定の記憶領域に現在の出力値として記憶させる(ステップS902)。これにより、RAM7の所定の記憶領域に記憶されているセンサ出力値が、現在のセンサ出力値に順次更新される。
次いで、CPU5は、取得したセンサ30〜40からのセンサ出力値(現在の出力値)に基づいて、演奏者が現在、マウスピース10を咥えているか否かを判断する(ステップS904)。ここで、演奏者がマウスピース10を咥えているか否かを判断する手法としては、例えば、センサ30〜39の10個(又は、センサ30〜40の11個)のセンサ出力値の合計を算出し、当該合計値が所定の閾値(例えば、800)を越えている場合には、演奏者がマウスピース10を咥えていると判断し、合計値が上記閾値以下の場合には、マウスピース10を咥えていないと判断する手法を適用することができる。
なお、マウスピース10を咥えているか否かの判断は、上記の手法に限定されるものではなく、他の手法を適用するものであってもよい。例えば、センサ30〜39の10個(又は、センサ30〜40の11個)のセンサ出力値が全て所定値以下である場合には、マウスピース10を咥えていないと判断し、センサ30〜39のうち、半数以上のセンサ出力値が上記の所定値を超過している場合には、マウスピース10を咥えていると判断する手法を適用するものであってもよい。
上記のステップS904において、演奏者がマウスピース10を咥えていないと判断された場合(ステップS904のNo)には、CPU5は、リップ検出部3の処理を終了して、図8に示したメインルーチンの処理に戻る。
一方、上記のステップS904において、演奏者がマウスピース10を咥えていると判断された場合(ステップS904のYes)には、CPU5は、上述したリップポジションの決定方法に基づいた一連の処理動作を実行する。
具体的には、CPU5は、まず、リップ検出部3の全てのセンサ30〜40からのセンサ出力値から、最大値となるセンサ出力値を抽出する(ステップS906)。そして、CPU5は、抽出されたセンサ出力値の最大値に対して所定割合(例えば、7〜8割)を乗算した値を閾値THに設定する(ステップS908)。これらのセンサ出力値の最大値及び閾値THは、RAM7の所定の記憶領域に記憶される。
次いで、CPU5は、センサ出力値が最大値となるセンサの位置からマウスピース10の奥側(ヒール側)に配置されたセンサを対象範囲として、センサ出力値が上記の閾値THを跨ぐ、隣接する2つのセンサを抽出して、それらの位置番号を取得する処理を実行する(ステップS910)。CPU5は、このステップS910の処理において、センサ出力値が閾値THを跨ぐ2つのセンサが抽出されたか(見つかったか)否かを判断する(ステップS912)。ここで、ステップS912において、抽出される隣接する2つのセンサのうちの、マウスピース10の吹込口側(ティップ側)のセンサの位置番号PLは、1〜9までの範囲の位置を取り得ることになる。そのため、CPU5は、ステップS912において、抽出されたティップ側のセンサの位置番号PLが上記の範囲内にあるか否かの判断も行う。
ステップS912において、該当する2つのセンサが抽出された場合(ステップS912のYes)には、上述した(16)式に基づいて、リップポジションPS(Rear)を算出する(ステップS914)。算出されたリップポジションPS(Rear)は、RAM7の所定の記憶領域に記憶される。その後、CPU5は、リップ検出部3の処理を終了して、図8に示したメインルーチンの処理に戻る。
一方、ステップS912において、該当する2つのセンサが抽出されなかった場合(ステップS912のNo)には、CPU5は、エラーや警告を演奏者に報知する(ステップS916)。また、CPU5は、上記のステップS912において、抽出されたティップ側のセンサの位置番号PLが0や10になり、1〜9までの範囲を逸脱していると判断した場合にも、ステップS916においてエラー動作や警告動作を実行する。ここで、演奏者にエラー情報や警告を報知する手法は、特に限定されるものではないが、例えばエラーメッセージや警告音をサウンドシステム9から出力するものであってもよい。また、他の例として、電子楽器100が図示を省略した発光部や表示部を有している場合には、当該発光部や表示部における発光パターンや表示内容により、また、電子楽器100が振動部(バイブレータ)を有している場合には、当該振動部における振動パターンにより、エラー情報や警告を報知するものであってもよい。その後、CPU5は、リップ検出部3の処理を終了して、図8に示したメインルーチンの処理に戻る。
このように、本実施形態においては、電子楽器100のマウスピース10を咥えた状態で、リード部11に配列された複数のセンサ30〜39から得られるセンサ出力値の分布に基づいて、最大値max(1-10)となるセンサ出力値のセンサの位置から奥側(ヒール側)のセンサ出力値に着目し、その値が特徴的に下降し始める位置を特定してリップポジションとして決定する。
これにより、本実施形態によれば、演奏者が電子楽器のマウスピースを咥えて演奏を行う際に、タンギングや口腔内の湿気や温度の変化の影響をほとんど受けることなく、より正確なリップポジションを決定することができ、アコースティック管楽器における吹奏感や楽音のエフェクト(例えば、ピッチベンドやビブラート等)により近づけることができる。
(変形例)
次に、上述した実施形態に係る電子楽器の制御方法の変形例について説明する。ここで、本変形例が適用される電子楽器の外観及び機能構成は上述した実施形態と同等であるので、その説明を省略する。
図10は、本実施形態に係る電子楽器の制御方法の変形例を示すフローチャートである。
本変形例に係る電子楽器の制御方法は、図8のフローチャートに示したメインルーチンのリップ検出部の処理(ステップS804)に適用され、特に、リップポジションとなる位置を特定するために用いる閾値THの設定方法に特徴を有している。なお、図10に示すフローチャートにおいて、ステップS1002〜S1014は、図9に示したフローチャートのS902〜S914と同等であるので、詳細な説明を省略する。
本変形例においては、まず、CPU5は、上述した実施形態と同様に、リード部11に配列されたリップ検出部3の全てのセンサ30〜40からのセンサ出力値から、最大値となるセンサ出力値を抽出し(ステップS1006)、当該最大値に対して所定割合を乗算した値を閾値THとして設定する(ステップS1008)。ここで、本変形例においては、上記の所定割合の初期値として、例えば8割(80%)を設定する。
次いで、CPU5は、センサ出力値が最大値となるセンサの位置からマウスピース10の奥側(ヒール側)に配置されたセンサを対象範囲として、センサ出力値が閾値THを跨ぐ、隣接する2つのセンサを抽出する処理(ステップS1010)において、該当する2つのセンサが抽出されたか否かを判断する(ステップS1012)。閾値THを跨ぐ2つのセンサが抽出されなかった場合(ステップS1012のNo)には、CPU5は、閾値THを設定するための上記の割合を、初期値の8割(80%)から例えば7割(70%)に低くする変更を行って、閾値THを再設定する(ステップS1016)。ここで、CPU5は、変更された割合(例えば、7割)、又は、再設定された閾値THが予め設定した限界値よりも小さいか否かを判断する(ステップS1018)。
具体的には、変更された割合が例えば4割(40%)未満である場合、又は、再設定された閾値THが最大値の例えば4割(40%)未満である場合(ステップS1018のYes)には、CPU5は、上述した実施形態に示したステップS916と同様に、演奏者に対してエラーや警告を報知する(ステップS1020)。
一方、変更された割合が例えば4割(40%)以上である場合、又は、再設定された閾値THが最大値の例えば4割(40%)以上である場合(ステップS1018のNo)には、CPU5は、ステップS1010に戻って、センサ出力値が再設定された閾値THを跨ぐ、隣接する2つのセンサを抽出する処理を実行する。
このような、ステップS1010、S1012、S1016、S1018の一連の処理動作は、ステップS1012において、センサ出力値が閾値THを跨ぐ2つのセンサが抽出されるまで、閾値TH(又は閾値THを設定するための割合)を変更して繰り返し実行される。
ここで、閾値THを設定するための上記の割合は、例えば初期値を上述した実施形態と同様に8割に設定し、閾値THを再設定するたびに7割、6割、5割・・・と1割ずつ低下させて、4割未満になるまで継続する。なお、閾値THの変更設定の手法は、本変形例に示したものに限定されるものではなく、1回のみ設定し直すものであってもよいし、より細かい間隔で複数回設定するものであってもよい。
このような電子楽器の制御方法においては、閾値THが順次小さくなるように設定されて、リップポジションを決定するための処理(閾値を跨ぐ2つのセンサ出力値を有するセンサの位置を抽出する処理)が繰り返し実行される。これにより、マウスピースを咥えたときや演奏時のリップやタンの接触状態の違いや、口腔内の湿気や温度の変化傾向の違い等がある場合であっても、より広範な状況に対応してより正確なリップポジションを決定することができる。
なお、上述した実施形態においては、リップ検出部3のセンサからのセンサ出力値の分布において、センサ出力値が最大値となるセンサの位置よりもマウスピース10の奥側(ヒール側)に配置されたセンサを対象にして、センサ出力値が特徴的に下降し始める位置を特定してリップポジションとして決定する手法を説明した。本発明は、同様の技術思想に基づいて、センサ出力値が最大値となるセンサの位置よりもマウスピース10の吹込口側(ティップ側)に配置されたセンサを対象にして、センサ出力値が特徴的に上昇し始める位置を特定して、リップ(下唇)LPの口腔内側の端部(内縁部分)を示すリップポジションとして決定するものであってもよい。この場合、上述した実施形態において説明したように、口腔内に位置するリード部11に配列されたセンサからのセンサ出力値は、タンギングや口腔内の湿気や温度の変化の影響を受けて変動する。そのため、このようなリップLPの内縁部分を示すリップポジションとして決定する手法を、上述したサクソフォン型等の電子楽器のマウスピースに対して適用した場合、正確なリップポジションを決定することができない場合があるが、例えば、タンギングを行わない奏法の電子楽器であれば良好に適用することができる。加えて、口腔内の湿気や温度によるセンサ出力値への影響については、例えばセンサ40からのセンサ出力値を用いてマウスピース10の温度変化を検出することができるので、センサ出力値への温度の影響を打ち消すようにオフセット処理を行うことにより、リップポジションを比較的正確に決定することができる。
また、上述した実施形態においては、サクソフォン型の外観を有する電子楽器100を示して説明したが、本発明に係る電子楽器はこれに限定されるものではない。すなわち、演奏者が口に咥えて、リードを用いるアコースティック管楽器と同様の演奏を表現する電子楽器(電子管楽器)であれば、クラリネット等の他のアコースティック管楽器を模した電子楽器(電子管楽器)に適用するものであってもよい。
また、電子管楽器では、複数の指を用いて複数の演奏用の操作子を操作する他、例えば、親指の位置にタッチセンサを設け、このタッチセンサにより検出される親指の位置に応じて発生する楽音のエフェクトなどを制御するようにしたものもある。このような電子管楽器に本発明に係る操作位置を検出する検出装置や検出方法を適用して、1つの指で操作可能な位置に、指の接触や近接を検出する複数のセンサを配列させ、この複数のセンサにより検出される複数の検出値に基づいて1つの指による操作位置を検出するようにしてもよい。
また、電子楽器に限らず、操作者が、身体の一部を用いて操作を行うような電子機器においても、本発明に係る操作位置を検出する検出装置や検出方法を適用して、身体の一部で操作可能な位置に、身体の一部の接触や近接を検出する複数のセンサを設け、この複数のセンサにより検出される複数の検出値に基づいて身体の一部による操作位置を検出するようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、マウスピース10のリード部11に物理的に分離された複数のセンサ20、30〜40を配列した構成を示したが、これらのセンサは、物理的に分離された複数のセンサでなくてもよい。すなわち、リード基板11aの長手方向に沿って設けられた1つのセンサの検出領域を電気的に複数に分割することにより、上述した複数のセンサ20、30〜40と同等の機能を実現するものであってもよいし、また、1つのセンサの複数の領域からソフトウェア的に時分割で検出値を読み出すことにより、上述した複数のセンサ20、30〜40と同等の機能を実現するようにしてもよい。
以上、本発明のいくつかの実施形態について説明したが、本発明は、上述した実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲とを含むものである。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
[1]
特定の方向に決められた間隔で配列された複数のセンサと、
前記複数のセンサの出力値に基づいて、前記特定の方向における操作位置を決定する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記複数のセンサの出力値の最大値と最小値の間に設定された閾値に、より近い値の前記出力値を有する前記センサの配列位置に基づいて、前記特定の方向における操作位置を決定することを特徴とする検出装置。
[2]
演奏者が口に咥えるマウスピースを備え、
前記複数のセンサは、前記マウスピースのリード部の一端側から他端側に向かって配列され、夫々が唇の接触状態を検出し、
前記制御部は、
前記閾値により近い値の前記出力値を有する前記センサの配列位置に基づいて、前記リード部の一端側から他端側の範囲内での唇の位置である前記操作位置を決定することを特徴とする[1]に記載の検出装置。
[3]
前記制御部は、前記閾値により近い値の前記出力値を有し、かつ、互いに隣接して配置された複数の前記センサの配列位置に基づいて、前記特定の方向における操作位置を決定することを特徴とする[1]又は[2]に記載の検出装置。
[4]
前記制御部は、前記閾値を跨ぐ前記出力値を有する複数の前記センサの配列位置に基づいて、前記操作位置を決定することを特徴とする[3]に記載の検出装置。
[5]
前記制御部は、前記閾値を跨ぐ前記出力値を有する2つの前記センサの、前記出力値の範囲内における前記閾値の割合に対応させて特定した、前記2つのセンサの前記配列位置の範囲内における位置を前記操作位置に決定することを特徴とする[4]に記載の検出装置。
[6]
前記閾値は、前記複数のセンサの前記最大値となる前記出力値よりも所定値又は所定割合だけ低い値に設定されていることを特徴とする[1]乃至[5]のいずれかに記載の検出装置。
[7]
[1]乃至[6]のいずれかに記載の検出装置と、
楽音を生成する音源と、を備え、
前記制御部は、
前記決定した操作位置に基づいて前記音源に生成させる楽音を制御することを特徴とする電子楽器。
[8]
前記複数のセンサは、演奏者の身体の一部を検出することを特徴とする[7]に記載の電子楽器。
[9]
前記電子楽器はマウスピースを有する電子管楽器であり、
前記複数のセンサは前記マウスピースのリード部に配列されて演奏者の唇を検出することを特徴とする[8]に記載の電子楽器。
[10]
一端側から他端側に向かって唇の接触状態を検出する複数のセンサが配列されたリード部と、
前記複数のセンサの出力値に基づいて、前記リード部上での前記唇の接触位置を決定する制御部と、を備え、
前記制御部は、
前記複数のセンサの出力値の最大値と最小値の間に設定された閾値に、より近い値の前記出力値を有する前記センサを抽出し、抽出した前記センサの配列位置に基づいて、前記唇の接触位置を決定し、
前記決定した唇の接触位置に基づいて楽音の発生を制御することを特徴とする電子楽器。
[11]
前記閾値は、前記複数のセンサの前記最大値となる前記出力値の7割乃至8割の範囲の値に設定されていることを特徴とする[10]に記載の電子楽器。
[12]
前記制御部は、前記閾値により近い値の前記出力値を有する前記センサを、前記リード部の他端側に配列された前記センサから優先して抽出することを特徴とする[10]又は[11]に記載の電子楽器。
[13]
前記制御部は、前記リード部の他端側に配列された前記センサの配列位置に基づいて、前記唇の接触位置を決定した場合には、前記唇の厚み分だけ前記リード部の一端側に前記接触位置を補正することを特徴とする[12]に記載の電子楽器。
[14]
前記制御部は、前記閾値により近い値の前記出力値を有する前記センサを抽出できなかった場合には、より低い値に変更した前記閾値により近い値の前記出力値を有する前記センサを再度抽出することを特徴とする[10]乃至[13]のいずれかに記載の電子楽器。
[15]
電子機器が、
特定の方向に決められた間隔で配列された複数のセンサの出力値を夫々取得し、
前記複数のセンサの出力値の最大値と最小値の間に設定された閾値に、より近い値の前記出力値を有する前記センサの配列位置に基づいて、前記特定の方向における操作位置を決定する、
ことを特徴とする検出方法。
[16]
コンピュータに、
特定の方向に決められた間隔で配列された複数のセンサの出力値を夫々取得させ、
前記複数のセンサの出力値の最大値と最小値の間に設定された閾値に、より近い値の前記出力値を有する前記センサの配列位置に基づいて、前記特定の方向における操作位置を決定させる、
ことを特徴とする制御プログラム。
3 リップ検出部
4 タン検出部
5 CPU(制御部)
10 マウスピース
11 リード部
11a リード基板
20、30〜40 センサ
100 電子楽器
LP リップ(下唇)
TN1、TN2 タン(舌部)
PS0〜PS11 センサの位置
PS(Rear) リップポジション
max(1-10) 最大値
TH 閾値

Claims (16)

  1. 特定の方向に決められた間隔で配列された複数のセンサと、
    前記複数のセンサの出力値に基づいて、前記特定の方向における操作位置を決定する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記複数のセンサの出力値の最大値と最小値の間に設定された閾値に、より近い値の前記出力値を有する前記センサの配列位置に基づいて、前記特定の方向における操作位置を決定することを特徴とする検出装置。
  2. 演奏者が口に咥えるマウスピースを備え、
    前記複数のセンサは、前記マウスピースのリード部の一端側から他端側に向かって配列され、夫々が唇の接触状態を検出し、
    前記制御部は、
    前記閾値により近い値の前記出力値を有する前記センサの配列位置に基づいて、前記リード部の一端側から他端側の範囲内での唇の位置である前記操作位置を決定することを特徴とする請求項1に記載の検出装置。
  3. 前記制御部は、前記閾値により近い値の前記出力値を有し、かつ、互いに隣接して配置された複数の前記センサの配列位置に基づいて、前記特定の方向における操作位置を決定することを特徴とする請求項1又は2に記載の検出装置。
  4. 前記制御部は、前記閾値を跨ぐ前記出力値を有する複数の前記センサの配列位置に基づいて、前記操作位置を決定することを特徴とする請求項3に記載の検出装置。
  5. 前記制御部は、前記閾値を跨ぐ前記出力値を有する2つの前記センサの、前記出力値の範囲内における前記閾値の割合に対応させて特定した、前記2つのセンサの前記配列位置の範囲内における位置を前記操作位置に決定することを特徴とする請求項4に記載の検出装置。
  6. 前記閾値は、前記複数のセンサの前記最大値となる前記出力値よりも所定値又は所定割合だけ低い値に設定されていることを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の検出装置。
  7. 請求項1乃至6のいずれかに記載の検出装置と、
    楽音を生成する音源と、を備え、
    前記制御部は、
    前記決定した操作位置に基づいて前記音源に生成させる楽音を制御することを特徴とする電子楽器。
  8. 前記複数のセンサは、演奏者の身体の一部を検出することを特徴とする請求項7に記載の電子楽器。
  9. 前記電子楽器はマウスピースを有する電子管楽器であり、
    前記複数のセンサは前記マウスピースのリード部に配列されて演奏者の唇を検出することを特徴とする請求項8に記載の電子楽器。
  10. 一端側から他端側に向かって唇の接触状態を検出する複数のセンサが配列されたリード部と、
    前記複数のセンサの出力値に基づいて、前記リード部上での前記唇の接触位置を決定する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記複数のセンサの出力値の最大値と最小値の間に設定された閾値に、より近い値の前記出力値を有する前記センサを抽出し、抽出した前記センサの配列位置に基づいて、前記唇の接触位置を決定し、
    前記決定した唇の接触位置に基づいて楽音の発生を制御することを特徴とする電子楽器。
  11. 前記閾値は、前記複数のセンサの前記最大値となる前記出力値の7割乃至8割の範囲の値に設定されていることを特徴とする請求項10に記載の電子楽器。
  12. 前記制御部は、前記閾値により近い値の前記出力値を有する前記センサを、前記リード部の他端側に配列された前記センサから優先して抽出することを特徴とする請求項10又は11に記載の電子楽器。
  13. 前記制御部は、前記リード部の他端側に配列された前記センサの配列位置に基づいて、前記唇の接触位置を決定した場合には、前記唇の厚み分だけ前記リード部の一端側に前記接触位置を補正することを特徴とする請求項12に記載の電子楽器。
  14. 前記制御部は、前記閾値により近い値の前記出力値を有する前記センサを抽出できなかった場合には、より低い値に変更した前記閾値により近い値の前記出力値を有する前記センサを再度抽出することを特徴とする請求項10乃至13のいずれかに記載の電子楽器。
  15. 電子機器が、
    特定の方向に決められた間隔で配列された複数のセンサの出力値を夫々取得し、
    前記複数のセンサの出力値の最大値と最小値の間に設定された閾値に、より近い値の前記出力値を有する前記センサの配列位置に基づいて、前記特定の方向における操作位置を決定する、
    ことを特徴とする検出方法。
  16. コンピュータに、
    特定の方向に決められた間隔で配列された複数のセンサの出力値を夫々取得させ、
    前記複数のセンサの出力値の最大値と最小値の間に設定された閾値に、より近い値の前記出力値を有する前記センサの配列位置に基づいて、前記特定の方向における操作位置を決定させる、
    ことを特徴とする制御プログラム。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN114203135A (zh) * 2021-12-09 2022-03-18 天津大学 一种基于统一律制的智能便携电子乐器
JP7574583B2 (ja) 2020-09-10 2024-10-29 カシオ計算機株式会社 電子管楽器、電子管楽器の制御方法及びプログラム

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