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JP2019008182A - 画像形成装置及び画像形成方法 - Google Patents

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JP2019008182A JP2017124622A JP2017124622A JP2019008182A JP 2019008182 A JP2019008182 A JP 2019008182A JP 2017124622 A JP2017124622 A JP 2017124622A JP 2017124622 A JP2017124622 A JP 2017124622A JP 2019008182 A JP2019008182 A JP 2019008182A
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Abstract

【課題】ユーザの利便性を向上させることができる画像形成装置及び画像形成方法を提供することである。【解決手段】実施形態の画像形成装置は、読取部と、色判定部と、消色トナー選択部と、画像形成部と、定着部と、定着温度制御部とを有する。読取部は、シート上の第一の画像を読取る。色判定部は、前記読取られた前記第一の画像の色を判定する。消色トナー選択部は、前記色判定部によって判定された色に基づいて、前記第一の画像を形成する消色トナーが消色する消色温度で定着する第二の消色トナーを選択する。画像形成部は、前記消色トナー選択部によって選択された前記第二の消色トナーによって前記シートに新たな第二の画像を形成する。定着部は、シートを加熱する。定着温度制御部は、前記定着部を制御して前記定着部の温度を前記消色温度に設定する。【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、画像形成装置及び画像形成方法に関する。
従来、所定の温度以上で消色する消色トナーによって画像形成が行われたシートを再利用して新たな画像を形成することが行われている。このような場合には、新たな画像の形成前に、再利用しようとするシートに形成されている画像を消色する必要があった。そのため、ユーザはその都度画像形成装置に対して、画像を消色する操作を行う必要があり、利便性が悪い場合があった。
特開2014−145980号公報
本発明が解決しようとする課題は、ユーザの利便性を向上させることができる画像形成装置及び画像形成方法を提供することである。
実施形態の画像形成装置は、読取部と、色判定部と、消色トナー選択部と、画像形成部と、定着部と、定着温度制御部とを有する。読取部は、シート上の第一の画像を読取る。色判定部は、前記読取られた前記第一の画像の色を判定する。消色トナー選択部は、前記色判定部によって判定された色に基づいて、前記第一の画像を形成する消色トナーが消色する消色温度で定着する第二の消色トナーを選択する。画像形成部は、前記消色トナー選択部によって選択された前記第二の消色トナーによって前記シートに新たな第二の画像を形成する。定着部は、シートを加熱する。定着温度制御部は、前記定着部を制御して前記定着部の温度を前記消色温度に設定する。
実施形態における画像形成装置の概略を示す断面図。 実施形態における画像形成部の構成例を示す図。 実施形態における定着部の構成例を示す図。 実施形態における画像形成装置の制御に関する機能構成を示す概略ブロック図。 実施形態における画像形成装置の設定情報テーブルの具体例を示す図。 実施形態における消色トナーの定着温度と消色温度との具体例を表した表。 実施形態におけるマークの具体例を表す図。 定着部の温度と、あるシートへの画像形成処理の回数と、そのシートに対して画像形成に使用する消色トナーと、そのシートに形成されるマークとの関係を説明する図。 実施形態における画像形成装置によってシートが再利用されることを説明する説明図。 実施形態における画像形成装置が、消色トナーで画像が形成されたシートの再利用を行う処理の流れを表すフローチャート。 実施形態における画像形成装置が、消色トナーで画像が形成されたシートの再利用を行う処理の流れを表すフローチャート。
以下、実施形態の画像形成装置及び画像形成方法を、図面を参照して説明する。なお、以下、簡単のためにシートの下地色が白色の場合を仮定して説明を行うが、必ずしも、シートの下地色は白色でなくてもよい。
図1は、本実施形態における画像形成装置1の概略を示す断面図である。画像形成装置1は、給紙部11、搬送ローラ12、読取部13、レジストローラ14、画像形成部15、定着部16、経路変更部17、排紙部18、画像読取部19、コントロールパネル20及びディスプレイ21を備える。シートは、図の搬送路110上を、給紙部11から排紙部18まで搬送される。なお、シートは、画像形成装置によって画像が形成される対象であり、例えば封筒、ICチップを有する紙、OHPシート、特殊加工されたシート(ラミネートシート紙、耐水紙)等であってもよい。
給紙部11は、シートを給紙する。具体的には、給紙部11は、給紙カセット111とピックアップローラ112とを備える。給紙カセット111は、シートを収容する。ピックアップローラ112は、給紙カセット111からシートを一枚ずつ取り出し、シートを画像形成装置1の搬送路に送り出す。尚、給紙カセット111は、複数個あってもよい。給紙カセット111が複数個存在する場合、ピックアップローラ112は、それぞれのカセットに対して1つずつ設けられる。
搬送ローラ12−1〜12−3は、シートを搬送する。搬送ローラ12−1は、ピックアップローラ112によって供給されたシートを、読取部13まで搬送する。搬送ローラ12−2は、定着部16から再利用可能トレイ181までシートを搬送する。搬送ローラ12−3は、定着部16から再利用不可能トレイ182までシートを搬送する。
読取部13は、CCD(Charge Coupled Device)やCOMS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)センサ等のイメージセンサを用いて構成される。読取部13はレジストローラ14に対してシートの搬送方向の上流側に位置する。読取部13は、搬送されてきたシートを読取る。読取部13は、読取った画像を示す画像情報を生成する。
レジストローラ14は、定着部16のニップ部の温度が所定の温度に達するまでシートを待機させ、所定の温度に達したら搬送路に送り出す。以下、定着部16のニップ部の温度を定着部16の温度という。
画像形成部15は、画像形成の対象となる画像の画像情報に基づいてシート上に画像情報が示す画像を形成する。例えば、画像情報は、画像読取部19によって生成された画像情報又は後述する通信部24を介して受信された画像情報であってもよい。画像形成部15は、イエロー(Y),マゼンダ(M),シアン(C)、ブラック(K)の各色の消色トナーを用いて画像を形成する。なお、消色トナーは、消色温度で消色するトナーである。以下、トナーがシートに定着する温度を定着温度といい、トナーが消色する温度を消色温度という。消色温度は、一般に定着温度よりも高い温度である。
定着部16は、画像形成部15によってシート上に形成されたトナーをシートに定着させる。定着部16は、シートを定着温度に加熱することでトナーをシートに定着させ、シートを消色温度に加熱することでシートに定着されたトナーを消色する。
経路変更部17は、定着部16を通過したシートの搬送経路を変更する駆動部である。具体的には、シートが再利用可能トレイ181又は再利用不可能トレイ182に搬送されるように経路を変更する。
排紙部18は、再利用可能トレイ181と、再利用不可能トレイ182とを備える。再利用可能トレイ181は、再利用可能なシート(以下「再利用可能シート」という。)を積載する。再利用不可能トレイ182は、再利用不可能なシート(以下「再利用不可能シート」という。)を積載する。再利用可能シートとは、画像の形成または消色が可能なシートのことを意味し、再利用不可能シートとは、新たに画像を形成することが不可能と判断されたシートまたは画像の消え残りが生じることで消色が不可能と判断されたシートのことを意味する。
画像読取部19は、CCDやCOMSセンサ等のイメージセンサを用いて構成される。画像読取部19は、読み取り対象の画像を光の明暗として読み取る。画像読取部19は、読み取った画像情報を、例えば、後述する補助記憶装置23などに記録する。
コントロールパネル20は、複数のボタンを有する。コントロールパネル20は、ユーザの操作を受け付ける。コントロールパネル20は、ユーザによって行われた操作に応じた信号を、画像形成装置1の制御部(図示せず)に出力する。
ディスプレイ21は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の画像表示装置である。ディスプレイ21は、画像形成装置1に関する種々の情報を表示する。なお、コントロールパネル20とディスプレイ21とはタッチパネルなどを用いて一体に構成されてもよい。
図2は、画像形成部15の構成例を示す図である。画像形成部15は、各色ごとのプロセスユニット151と、二次転写ローラ152と、二次転写対向ローラ153とを備える。図2では、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの各色に対応する上記機能部をそれぞれ、Y、M、C、Kで区別している。例えば、151−Y は、イエロー用のプロセスユニット151を表す。
プロセスユニット151は、無端ベルトである中間転写ベルト154にトナー像を形成する。プロセスユニット151は、感光体ドラム1501、帯電器1502、露光装置1503、現像装置1504、感光体クリーナー1505及び一次転写ローラ1506を備える。図2では、プロセスユニット151と同様に、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの各色に対応する上記機能部をそれぞれ、Y、M、C、Kで区別している。例えば、1501−Mは、マゼンダ用の感光体ドラム1501を表す。
感光体ドラム1501は、自身の表面に静電潜像を生成する。感光体ドラム1501は、像担持体であり、例えば、円柱状のドラムである。感光体ドラム1501は、外周面に感光体物質を有し、光が照射された部分だけ静電気を放出する性質を有する。帯電器1502は、感光体ドラム1501の表面に静電気を帯電させる。帯電器1502は、例えば針電極である。露光装置1503は、感光体ドラム1501の表面に形成対象の画像の静電潜像を形成する。露光装置1503は、例えばレーザー照射装置である。現像装置1504は、感光体ドラム1501の表面にトナーを供給し、静電潜像をトナーで現像する。感光体クリーナー1505は、感光体ドラム1501の残留トナーを除去する。一次転写ローラ1506は、感光体ドラム1501の表面に現像された静電潜像を中間転写ベルト154に転写する。
二次転写ローラ152は、中間転写ベルト154上のトナー像をシートに転写する。二次転写対向ローラ153は、中間転写ベルト154を挟んで二次転写ローラ152と対向する位置に存在し、自身と二次転写ローラ152との間に上記シートを挟み、画像が転写されたシートを搬送する。
画像形成部15は、非消色トナーのトナーカートリッジを備えてもよい。画像形成部15は、消色トナーによる画像を形成するだけでなく、非消色トナーを用いた画像を形成してもよい。
図3は、定着部16の構成例を示す図である。定着部16は、ヒートローラ1601、HRランプ1602、HRサーミスタ1603、加圧ベルト1610、加圧パッド1611、パッドホルダー1612、加圧ローラ1613、テンションローラ1614、ベルトヒートローラ1615、加圧ベルトランプ1616及び加圧サーミスタ1617を備える。
ヒートローラ1601は、シートに転写された画像の定着又は消色のためにシートを加熱する。例えば、ヒートローラ1601は円筒状に形成される。ヒートローラ1601は例えば、内部にHRランプ1602を備える。ヒートローラ1601は、HRランプ1602の発熱によって加熱されることで、シートを加熱する。
HRサーミスタ1603は、ヒートローラ1601の表面温度を計測する。HRサーミスタ1603によって計測されたヒートローラ1601の表面温度は、後述する定着ニップ部の温度とほぼ同じ温度である。そのため、本実施形態において定着部16の温度は、HRサーミスタ1603によって測定された温度とする。ただし、定着部16の温度はニップ部の温度を反映する温度であれば、どのような測定方法によって取得された温度であってもよい。
加圧ベルト1610は、加圧ローラ1613、テンションローラ1614及びベルトヒートローラ1615によって保持される。加圧ベルト1610は、加圧パッド1611、加圧ローラ1613及びベルトヒートローラ1615によってヒートローラ1601に加圧接触される。この加圧接触によって、加圧ベルト1610とヒートローラ1601との間に定着ニップ部が形成される。
加圧パッド1611は、加圧ベルト1610を挟みヒートローラ1601に加圧接触される。パッドホルダー1612は、加圧パッド1611をヒートローラ1601に加圧接触される加圧ローラ1613は、加圧ローラ1613は、加圧ベルト1610をヒートローラ1601に加圧接触させる。
テンションローラ1614は、加圧ローラ1613及びベルトヒートローラ1615から離れた位置に配置され、加圧ベルト1610に対し張力を与える。
加圧ベルトランプ1616は、ベルトヒートローラ1615の内部に設けられる。加圧ベルトランプ1616は、発熱することによってベルトヒートローラ1615を加熱する。加圧ベルトランプ1616は、例えばハロゲンランプを用いて構成される。
加圧サーミスタ1617は、加圧ベルト1610の表面温度を計測する。表面温度は、ベルトローラの付近の温度である。
図4は、画像形成装置1の制御に関する機能構成を示す概略ブロック図である。画像形成装置1は、バスで接続されたCPU(Central Processing Unit)やメモリ22や補助記憶装置23などを備え、プログラムを実行することによって通信部24、搬送制御部25、レジスト制御部26、色判定部27、マーク判定部28、排紙先判定部29及び定着温度制御部30を備える装置として機能する。なお、画像形成装置1の各機能の全て又は一部は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)やPLD(Programmable Logic Device)やFPGA(Field Programmable Gate Array)等のハードウェアを用いて実現されてもよい。プログラムは、コンピュータ読み取り可能な記録媒体に記録されてもよい。コンピュータ読み取り可能な記録媒体とは、例えばフレキシブルディスク、光磁気ディスク、ROM、CD−ROM等の可搬媒体、コンピュータシステムに内蔵されるハードディスク等の記憶装置である。プログラムは、電気通信回線を介して送信されてもよい。
メモリ22は、各機能部が用いるデータを一時的に記憶する。メモリ22は、例えば、半導体メモリである。
補助記憶装置23は、読取部13が生成した画像情報や、画像読取部19によって読取られた画像の画像情報や、他の情報処理装置から入力された画像情報などを記憶する。補助記憶装置23は、例えば、ハードディスク又はSSD(Solid State Drive)を用いて構成される。補助記憶装置23に記憶された画像情報は、ネットワークを介して他の情報処理装置に送信されてもよい。補助記憶装置23は、設定情報テーブルD101を記憶する。設定情報テーブルD101は、画像形成装置1の定着と消色とに関する情報である。
図5は、画像形成装置1の設定情報テーブルD101の具体例を示す図である。設定情報テーブルD101は、“消色印字色”ごとにレコードをもつ。各レコードは、“消色印字色“、”印字色“、”定着器温度“、”マーク形成“の各値をもつ。”消色印字色“は、消色される色を表す。”消色印字色“は、‘Y’、‘M’、‘C’、‘K’及び‘無色’を表す値を持つ。‘Y’、‘M’、‘C’及び‘K’はそれぞれ、読取部13が読取った画像の色がイエロー、マゼンダ、シアン、ブラックであったことを表す。‘無色’は、読取部13が読取る画像が存在しなかったことを表す”印字色“は、‘Y’,‘M’,‘C’及び‘K’の値を持つ。‘Y’、‘M’、‘C’及び‘K’はそれぞれ、イエロー、マゼンダ、シアン、ブラックの各トナーで画像を形成することを表す。”定着器温度“は、温度範囲を表す。図5の場合は、温度範囲を最低温度と最高温度との2つの温度で表す。定着部16は、”消色印字色“の各レコードに応じて、その二つの温度で表される範囲内の温度にまで加熱される。二つの値が表す温度のうち、低い温度は、対応する”消色印字色“で表される色のトナーの消色温度であり、高い温度は、対応する印字色で表される色のトナーが消色されない温度である。”マーク形成“は、定着器温度の値が示す温度範囲内の温度でトナーの定着又は消色を行う際に、再利用不可マーク又は再利用限界マークを形成するか否かを示す情報(以下「マーク形成条件」という。)である。‘再利用不可マーク形成‘は、再利用不可マークをシート上に形成することを表す。再利用不可マークは、画像の形成又は消色の回数が所定の回数を超えたために、シートが再利用不可能なシートであることを表すマークである。’再利用限界マーク形成‘は、再利用限界マークをシート上に形成することを表す。再利用限界マークは、シートに対する画像の消色の処理が、一度限り可能であることを表すマークである。なお、”定着器温度“が表す温度範囲内の温度は、画像形成温度の具体例である。
図4に戻る。通信部24は、通信インターフェースを用いて構成される。通信インターフェースは、他の通信装置と通信する。
搬送制御部25は、搬送ローラ12−1〜12−3のローラの回転速度や回転方向などのローラの動作条件と、経路変更部17とを制御する。
レジスト制御部26は、レジストローラ14のローラの回転速度や回転方向などのローラの動作条件を制御する。
色判定部27は、読取部13によって読取られた画像の色が、予め補助記憶装置23に記憶されている色の何れであるかを判定する。マーク判定部28は、読取部13が読取った画像に、予め補助記憶装置23に記憶されているマークを検出する処理を行い、マークが存在するか否かを判定する。マークが存在する場合には、予め補助記憶装置23に記憶されているマークのいずれであるかを判定する。排紙先判定部29は、色判定部27又はマーク判定部28の判定結果に基づいて、シートの排紙先を判定する。尚、マーク判定部28は画像形成判定部の具体例である。
定着温度制御部30は、設定情報テーブルD101の各レコードを参照して、定着部16の温度が、参照したレコードが示す温度範囲内の温度であるように、定着部16を制御する。例えば、読取部13によって読取られた画像の色がマゼンダ(M)であった場合、定着温度制御部30は、設定情報テーブルD101の消色印字色がMであるレコードを参照し、イエロー(Y)の消色トナーで新たな画像を形成するとともに、定着部16の温度が180℃〜185℃の間の温度になるように定着部16を制御する。
図6は、消色トナーの定着温度と消色温度との具体例を表した表である。例えば、黄色(Y)の消色トナーの定着温度は、180℃である。また、黄色の消色トナーの消色温度は、190℃である。そのため、黄色の消色トナーは、180℃以上、190℃未満の温度で加熱されることでシートに定着され、190℃以上の温度で加熱されることで消色する。
図7は、マークS1の具体例を表す。マークS1は、再利用不可マークである、図7に表されるように、シートP1の端に三本の同じ長さの線として形成される。マークS1はマーク形成条件を示すマークであることを画像形成装置1が判定可能であれば、どのようなトナーで形成されたどのような画像であってもよい。マークS1は、画像形成処理が行われた条件の違いを異なる色によって表しても良い。マークS1は、画像形成処理が行われた条件を示すマークであることを画像形成装置1が判定可能な箇所に形成されていれば、シートP1上のどこに形成されていてもよい。
図8は、定着部16の温度と、あるシートへの画像形成処理の回数と、そのシートに対して画像形成に使用する消色トナーと、そのシートに形成されるマークとの関係を説明する図である。表D103は、“印字回数”によって定まる画像形成処理の具体例を表す表である。表D103に示す“定着器温度”、“マーク形成”及び“色”の各値は、図5及び図6と同様である。例えば、定着部16の温度が170℃〜175℃に設定された場合、シアン(C)の消色トナーで形成された画像が消色されるとともに、マゼンダ(M)の消色トナーが定着されることで新たな画像が形成される。“印字回数”は、画像形成装置1が一枚のシートへの画像形成処理を複数回行う際に、画像形成装置1が何回目にどの消色トナーを用いて画像形成を行うかを表す。例えば、印字回数が3回目のレコードは、3回目の画像形成を行う際の画像形成の条件を表しており、読取部13で読取られる色が、シアン(C)であり、マゼンダ(M)の消色トナーで画像が形成されることを表す。読取部13で読取られた画像の色は、ひとつ前の画像形成処理の際に使用された消色トナーの色であって、シアンは(C)は2回目の画像形成処理で画像の形成に使用される消色トナーの色である。
表D103の印字回数の“―”は、画像形成装置1が、画像の形成を行わず画像の消色のみを行うことを表す。例えば、4回目の画像の形成を行ったシートに対して再度、画像形成装置1が画像形成を行おうとした場合に、画像形成装置1は消色のみを行うことを表す。すなわち、画像形成装置1は、消色温度が190℃より低いトナーを消色し新たな画像の形成を行わない。そのため、消色が行われたシートに画像は形成されておらず無色である。ただし、シートに再利用不可マークは、形成されている。シートが無色の場合、シートが新しいシートなのか、印字回数が限界を超えたシートなのか区別ができない。そのため、マークの有無によって、画像形成装置1は、新たな画像の形成が可能か否かを判定する。
また、3回目の画像形成処理においては、シートへのマークの形成は行われないが、4回目の画像形成処理においては、再利用限界マークがシートに形成される。5回目の画像形成処理においては、シートに再利用不可マークが形成される。
図9は、本実施形態の画像形成装置1によってシートが再利用されることを説明する説明図である。図9(A)は、シートP2表面に、塗りつぶされた三角で表される画像Aが形成されていることを表す。図9(B)は、図9(A)のシートP2の上に、斜線で表される星形の画像Bのトナー像が形成された様子を表す。なお、画像Bを形成する消色トナーの定着温度は、画像Aを形成する消色トナーの消色温度よりも高い温度である。図9(C)は、図9(B)のシートP2が加熱されて、画像Aが消色され、画像Bが定着された様子を表す。前述したように、画像Bの定着を行う温度は、画像Aを形成する消色トナーの消色温度よりも高い。そのため、画像BがシートP2に定着された際には、画像Aは消色されており、シートP2には、画像Bのみが形成されている。
図10及び図11は、画像形成装置1が、消色トナーで画像が形成されたシートの再利用を行う処理の流れを表すフローチャートである。読取部13は、給紙部11が給紙したシート上の消色トナーで形成された画像を読取る(ACT101)。色判定部27は、ACT101で読取られた画像の色を判定する(ACT102)。色判定部27は、ACT101において読取られた画像の色が無色か否かを判定する(ACT103)。ACT103の判定において、読取られた画像の色が無色であると判定された場合、マーク判定部28は、読取部13によって読取られた画像にマークがあるか否か判定する(ACT104)。マーク判定部28によって、読取部13によって読取られた画像にマークがあると判定された場合(ACT104:Yes)、そのマークは、図8の表D103に表されるように、再利用不可マークである。そのため、排紙先判定部29は、シートを再利用不可能トレイ182に排紙することを判定する。排紙先判定部29の判定結果に基づいて、搬送制御部25は、シートが再利用不可能トレイ182に搬送されるように経路変更部17を制御する。搬送制御部25の制御にしたがって、シートは、再利用不可能トレイ182に搬送される(ACT105)。
ACT104において、マークが検出されなかった場合(ACT104:No)、定着温度制御部30は、設定情報テーブルD101の“消色印字色”の値が‘無色’であるレコードを参照する。定着温度制御部30は、定着部16の温度が“定着器温度”の値が示す温度範囲内の温度(例えば153℃)に達するまでシートを定着部16に搬送しないように、レジスト制御部26を介してレジストローラ14を制御する。なお、定着部16の加熱は、ACT104で開始されると仮定する。定着部16の温度が“定着器温度”の値が示す温度範囲内の温度に達した後、画像形成部15は、新たなトナー像をシート上に形成する(ACT106)。新たなトナー像は、設定情報テーブルD101の“消色印字色”の値が‘無色’であるレコードの“印字色”の値が表すブラック(K)の消色トナーによって形成される。形成されたトナー像は、定着部16によってシート上に定着される(ACT107)。排紙先判定部29は、画像を形成する消色トナーの色がブラック(K)であるため、シートが再利用可能であると判定し、ブラック(K)の色の消色トナーで画像が形成されたシートの排紙先を再利用可能トレイ181と、判定する。シートは、再利用可能トレイ181に搬送される(ACT108)。
一方、ACT103において、読取部13が読取った画像の色が、無色ではないと判定された場合(ACT103:No)、色判定部27は、読取部13が読取った画像の色がブラック(K)であるか否かを判定する(ACT109)。読取部13が読取った画像の色がブラック(K)であった場合(ACT109:Yes)、定着温度制御部30は、設定情報テーブルD101の“消色印字色”の値が‘K‘であるレコードを参照する。定着温度制御部30は、定着部16の温度が“定着器温度”の値が示す温度範囲内の温度(例えば163℃)に達するまでシートを定着部16に搬送しないように、レジスト制御部26を介してレジストローラ14を制御する。なお、定着部16の加熱は、例えば、ACT109で開始されると仮定する。定着部16の温度が“定着器温度”の値が示す温度範囲内の温度に達した後、画像形成部15は、新たなトナー像をシート上に形成する(ACT110)。新たなトナー像は、設定情報テーブルD101の“消色印字色”の値が‘K’であるレコードに対応する“印字色”の値が表すシアン(C)の消色トナーによって形成される。その後、シートは、160℃〜165℃に加熱された定着部16に搬送される。その後、シート上に形成されたシアン(C)のトナー像は、定着部16で定着される(ACT111)。一方、予めシート上に形成されていたブラック(K)の画像は消色される。排紙先判定部29は、画像を形成する消色トナーの色がシアン(C)であるため、シートが再利用可能であると判定し、シートの排紙先を再利用可能トレイ181と、判定する。シートは、再利用可能トレイ181に搬送される(ACT108)。
一方、ACT109において、読取部13が読取った画像の色が、ブラック(K)ではないと判定された場合(ACT109:No)、色判定部27は、色がシアン(C)であるか否かを判定する(ACT112)。色がシアン(C)であった場合(ACT112:Yes)、定着温度制御部30は、設定情報テーブルD101の“消色印字色”の値が‘C’であるレコードを参照する。定着部16の温度が“定着器温度”の値が示す温度範囲内の温度(例えば173℃)に達するまでシートを搬送しないように、レジスト制御部26を介してレジストローラ14を制御する。なお、定着部16の加熱は、例えば、ACT112で開始されると仮定する。定着部16の温度が“定着器温度”の値が示す温度範囲内の温度に達した後、画像形成部15は、新たなトナー像をシート上に形成する(ACT113)。新たなトナー像は、設定情報テーブルD101の“消色印字色”の値が‘C’であるレコードに対応する“印字色”の値が表すマゼンダ(M)の消色トナーによって形成される。その後、シートは、170℃〜175℃に加熱された定着部16に搬送される。シート上に形成されたマゼンダ(M)のトナー像は、定着部16で定着される(ACT114)。一方、予めシート上に形成されていたシアン(C)の画像は消色される。排紙先判定部29は、画像を形成する消色トナーの色がマゼンダ(M)であるため、シートが再利用可能であると判定し、シートの排紙先を再利用可能トレイ181と、判定する。シートは、再利用可能トレイ181に搬送される(ACT108)。
一方、ACT112において、読取部13が読取った画像の色が、シアン(C)ではないと判定された場合(ACT112:No)、色判定部27は、色がマゼンダ(M)であるか否かを判定する(ACT115)。色がマゼンダ(M)であった場合(ACT115:Yes)、定着温度制御部30は、設定情報テーブルD101の“消色印字色”の値が‘M’であるレコードを参照する。定着部16の温度が“定着器温度”の値が示す温度範囲内の温度(例えば183℃)に達するまでシートを搬送しないように、レジスト制御部26を介してレジストローラ14を制御する。なお、定着部16の加熱は、例えば、ACT115で開始されると仮定する。定着部16の温度が“定着器温度”の値が示す温度範囲内の温度に達した後、画像形成部15は、新たなトナー像をシート上に形成する(ACT116)。新たなトナー像は、設定情報テーブルD101の“消色印字色”の値が‘M’であるレコードに対応する“印字色”の値が表すイエロー(Y)の消色トナーによって形成される。さらに定着温度制御部30は、“消色印字色”の値が‘M’であるレコードの“マーク形成”の値にしたがって、画像形成部15を制御し、シート上に非消色トナーによる再利用限界マークを形成する(ACT117)。その後、シートは、180℃〜185℃に加熱された定着部16に搬送される。シート上に形成されたイエロー(Y)のトナー像と再利用限界マークは、定着部16で定着され、シート上に画像と再利用限界マークとが形成される(ACT118)。一方、予めシート上に形成されていたマゼンダ(M)の画像は消色される。排紙先判定部29は、画像を形成する消色トナーの色がイエロー(Y)であるため、シートが再利用可能であると判定し、シートの排紙先を再利用可能トレイ181と、判定する。シートは、再利用可能トレイ181に搬送される(ACT108)。
一方、ACT115において、読取部13が読取った画像の色が、マゼンダ(M)ではないと判定された場合(ACT115:No)、色判定部27は、色がイエロー(Y)であるか否かを判定する(ACT119)。色がマゼンダ(Y)であった場合(ACT119:Yes)、定着温度制御部30は、設定情報テーブルD101の“消色印字色”の値が‘M’であるレコードを参照する。定着部16の温度が“定着器温度”の値が示す温度範囲内の温度(例えば193℃)に達するまでシートを搬送しないように、レジスト制御部26を介してレジストローラ14を制御する。なお、定着部16の加熱は、例えば、ACT119で開始されると仮定する。定着部16の温度が“定着器温度”の値が示す温度範囲内の温度に達した後、定着温度制御部30は、“消色印字色”の値が‘Y’であるレコードが有する“マーク形成”のレコードの値にしたがって、画像形成部15を制御し、シート上に非消色トナーによる再利用不可マークを形成する(ACT120)。その後、シートは、190℃〜195℃に加熱された定着部16に搬送される。シート上にシート上に形成された再利用不可マークは、定着部16で定着され、シート上に再利用不可マークが形成される(ACT121)。一方、予めシート上に形成されていたイエロー(Y)の画像は消色される。排紙先判定部29は、再利用不可マークが形成されたシートには画像の消色のみが行われて新たな画像が形成されなかったため、シートが再利用不可能であると判定し、シートの排紙先を再利用不可能トレイ182と、判定する。シートは、再利用不可能トレイ182に搬送される(ACT108)。
一方、ACT115において、読取部13が読取った画像の色が、イエロー(Y)ではないと判定された場合(ACT119:No)、画像形成装置1は、ディスプレイ21に、それ以上画像形成できないことと消色できないこととを示すエラーを表示する。
(変形例)
なお、画像形成装置1は、消色トナー選択部を備えても良い。消色トナー選択部は、色判定部27が判定した色を表す値を“消色印字色”の値とするレコードを参照する。消色トナー選択部は、そのレコードの“印字色”の値が表す色の消色トナーを画像の形成に使用する消色トナーとして選択する。消色トナー選択部は、判定した消色トナーを示す情報を画像形成部15に通知する。
実施形態の定着温度制御部30は、定着部16の制御に際して、必ずしも読取部13が読取った画像に基づいて、定着部16が所定の温度であるように定着部16を制御しなくてもよい。定着温度制御部30は、例えば、コントロールパネル20を介して取得した所定の情報に基づいて、定着部16が所定の温度であるように定着部16を制御してもよい。定着温度制御部30がコントロールパネル20を介して取得する所定の情報は、例えば、ユーザが指示した温度を示す情報であってもよい。
以上説明した実施形態によれば、これから消色する画像を形成している消色トナーの消色温度と同じ温度帯を定着温度とする消色トナーを新たな画像の形成に使用することにより、消色処理と新たな画像の形成とを一度に行うことが可能となる。そのため、ユーザは画像の形成のたびに、画像形成装置に対して画像を消色する操作を行う必要がなくなり、ユーザの利便性を向上させることが可能となる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
1…画像形成装置1、11…給紙部11、12…搬送ローラ、13…読取部、14…レジストローラ、15…画像形成部、16…定着部、17…経路変更部、18…排紙部、19…画像読取部、20…コントロールパネル、21…ディスプレイ

Claims (5)

  1. シート上の第一の画像を読取る読取部と、
    前記読取られた前記第一の画像の色を判定する色判定部と、
    前記色判定部によって判定された色に基づいて、前記第一の画像を形成する消色トナーが消色する消色温度で定着する第二の消色トナーを選択する消色トナー選択部と、
    前記消色トナー選択部によって選択された前記第二の消色トナーによって前記シートに新たな第二の画像を形成する画像形成部と、
    シートを加熱する定着部と、
    前記定着部を制御して前記定着部の温度を前記消色温度に設定する定着温度制御部と、
    を備える画像形成装置。
  2. 前記画像形成部は、前記第二の画像を形成する際に、所定の条件にしたがって、前記シートへの新たな画像の形成と、既に形成された画像の消色とのいずれか一方又は両方が可能な回数を示すマークをシート上に形成する、
    請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記読取部による読取結果に基づいて前記マークの検出をし、前記検出の結果に基づいて新たな画像形成を行うか否かを判定する画像形成判定部と、
    をさらに備え、
    前記画像形成判定部によって、シートに関して、新たな画像形成を行わないと判定された場合、前記定着部は、前記第一の画像を形成するトナーを消色する温度でシートを加熱する、
    請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 第一の温度で消色する第一の消色トナーで形成された画像を有するシートを給紙する給紙部と、
    前記シートを搬送する搬送部と、
    前記搬送されるシートに、前記第一の温度で加熱することで定着し、かつ前記第一の温度よりも高い第二の温度で消色する第二の消色トナーで新たな画像を形成する画像形成部と、
    シートを加熱する加熱部と、
    前記加熱部の温度を前記第一の温度に設定し、前記搬送部を制御して前記第一の消色トナー及び前記第二の消色トナーにより形成された画像を有するシートを前記加熱部に搬送する制御部と、
    を備える画像形成装置。
  5. シート上の第一の画像を読取り、
    読取られた第一の画像の色を判定し、
    判定された色に基づいて、前記第一の画像を形成する消色トナーが消色する消色温度で定着する第二の消色トナーを選択し、
    選択された前記第二の消色トナーによって前記シートに新たな第二の画像を形成し、
    定着部の温度を前記消色温度に設定する、
    画像形成方法。
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