JP2019006250A - 車体前部の構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】ダッシュパネルの上部のカウルトップ部材の変形の容易性を確保して歩行者の保護性能を損なうことなくダッシュパネル周りの剛性を向上させる。【解決手段】カウルトップ部材5の下部のカウルトッププレート16の両端部と、ダッシュクロスメンバ7の両端部を、一対のブレース材11で連結し、ダッシュパネル6の中央寄りの位置でカウルトッププレート16とダッシュクロスメンバ7とを一対の縦方向連結部材31で連結し、車幅方向に面が形成される枠状の構造体をダッシュパネル6に重ねて配し、ダッシュパネル6周りの剛性を向上させる。【選択図】図1
Description
本発明は、車体前部の構造に関する。
車両の車室前部には、フロントガラスの下縁を支持するカウルトップ部材が車幅方向に延びて設けられている。カウルトップ部材は、その両端が左右両側のピラーから前方に延びるアッパーフレームの基端部に結合されており、下部に車室と車室前方の領域とを仕切るダッシュパネルが設けられている。カウルトップ部材は、上方に開いた凹状の断面に形成され、歩行者等が衝突した際に下方へ変形して衝撃を吸収できるよう比較的変形し易い構造とされている。
一方、アッパーフレームには、カウルトップ部材の他、サスペンションを支持するストラット支持部(ストラットタワー)が支持(結合)されているため、アッパーフレームの基端部、すなわちアッパーフレームとピラーとの結合部には、サスペンションの上下動による入力があり応力が集中しやすい部位となっている。
左右のストラット支持部の位置がサスペンションからの入力により相対的にずれると、操縦安定性が低下するため、アッパーフレーム(サスペンション支持部)間の剛性を向上させることが有効である。しかしながら、単純にカウルトップ部材を補強して剛性を向上させると歩行者保護の性能に悪影響を及ぼしてしまう虞があり、歩行者保護との両立が難しかった。
また、左右ストラット支持部間での相対変位を抑えるために、左右のストラット支持部に亘り艤装品であるタワーバーを接続したものや、ストラット支持部とダッシュパネルとを連結したものもあるが、コストやレイアウトの面で不利であった(例えば、特許文献1)。
本発明は上記状況に鑑みてなされたもので、ダッシュパネルの上部のカウルトップ部材の変形の容易性を確保した状態で、ダッシュパネル周りの剛性を向上させることができる車体前部の構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための請求項1に係る本発明の車体前部の構造は、車両の車幅方向両外側のピラーから車両前方へ延設される一対のアッパーフレームと、上方に開放された断面凹状に形成されて車幅方向に延びて配され、前記車両のフロントガラスの下縁を支持するカウルトップ本体と、カウルトップ本体の下面との間に車幅方向に延びる閉断面を構成するカウルトッププレートとを有して構成され、両端が前記アッパーフレームの基端部に結合されるカウルトップ部材と、前記カウルトッププレートに結合されて下方に配され、車室と車室前方の領域とを仕切るダッシュパネルと、前記ダッシュパネルの下縁で車幅方向に延設されて前記ダッシュパネルとの間に閉断面を形成するダッシュクロスメンバと、前記アッパーフレームの基端部の側壁に沿って閉断面を形成するよう上下方向に延びて配され、上部が前記カウルトッププレートの端部に結合され、下部が前記ダッシュクロスメンバの端部に結合される一対のブレース材と、ダッシュパネルの車幅方向の中央寄りの位置で上下方向に延びて配され、前記カウルトップ部材と前記ダッシュクロスメンバとを連結する一対の縦方向連結部材と、を備えたことを特徴とする。
請求項1に係る本発明では、カウルトップ部材の下部のカウルトッププレートの両端部と、ダッシュクロスメンバの両端部を、一対のブレース材で連結し、ダッシュパネルの中央寄りの位置でカウルトッププレートとダッシュクロスメンバとを一対の縦方向連結部材で連結したので、車幅方向に面が形成される枠状の構造体がダッシュパネルに重ねて配されるので、ダッシュパネル6周りの剛性を向上させることができる。
また、カウルトップ部材のカウルトップ本体が上方に開放した凹状に形成されてカウルトップ部材の上部が変形しやすい構成とされているので、ダッシュパネルの上部のカウルトップ部材の変形の容易性を確保した状態で、ダッシュパネル周りの剛性を向上させることが可能となる。
このため、歩行者保護性能を犠牲にすることなく、左右のストラットタワーを支持するアッパーフレーム間の剛性を向上させることができるので、左右のアッパーフレームおよびストラットタワーの倒れ(変位)が抑制され、走行安定性を向上させることができる。
そして、請求項2に係る本発明の車体前部の構造は、請求項1に記載の車体前部の構造において、前記ダッシュパネルの左右前方で前記アッパーフレームに接合されて設けられ、サスペンション装置のショックアブソーバを支える左右一対のストラット支持部と、一端が前記縦方向連結部材に連結され、他端が前記ストラット支持部の前記車両の後側の縦壁に連結される一対の補強部材と、を備えたことを特徴とする。
請求項2に係る本発明では、ストラットタワーをカウルトッププレート、ダッシュクロスメンバ、一対のブレース材、一対の縦方向連結部材で補強したダッシュパネルで支持することができるので、ストラットタワー自体の剛性が向上されると共に、左右のストラットタワーのピッチ間剛性および上下、前後方向での捩れに対する剛性が向上され、ストラットタワーの倒れ(変位)を効率よく抑制することができるので、走行安定性をより一層向上させることができる。また、車両前方から入力された荷重をダッシュパネル側へ分散させることができる。
また、請求項3に係る本発明の車体前部の構造は、請求項2に記載の車体前部の構造において、前記車両のフロアの車幅方向中央部において、上方に突出して車両前後方向に延びるトンネル状に形成されたバックボーンを備え、前記ダッシュクロスメンバは、前記バックボーンのトンネル形状に対応した湾曲部を有し、前記縦方向連結部材の下端は、前記湾曲部の立ち上がり部に接続されていることを特徴とする。
請求項3に係る本発明では、車両前方から入力された荷重を車両前後方向に延びるバックボーンの縦壁部に沿って車両の後方に効率よく分散させることが可能となる。これにより、車室の前方の領域(例えば、エンジンの後方)でのエネルギー吸収効率を高めることができる。
また、請求項4に係る本発明の車体前部の構成は、請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車体前部の構造において、前記ピラーの下部と前記アッパーフレームに亘り掛け渡される掛け渡し部材とを備え、前記掛け渡し部材の前記ピラー側の端部が、前記ダッシュクロスメンバの端部と前記ピラーとの結合部に結合されていることを特徴とする。
請求項4に係る本発明では、ブレース材の端部が結合されるダッシュクロスメンバの端部とピラーとの結合部がピラーの下部とアッパーフレームとの間で筋交いの役割を果たす掛け渡し部材によって補強されるので、ダッシュパネル周りの車体の剛性をより確実に向上させることができる。
本発明の車体前部の構造は、ダッシュパネルの上部のカウルトップ部材の変形の容易性を確保した状態で、ダッシュパネル周りの剛性を向上させることが可能になる。
図1には本発明の一実施例に係る車体前部の構造を説明するためにエンジンルームを前方側から見た状況、図2には図1の平面視の状況、図3にはエンジンルームを斜め前方の下側から見た外観、図4にはカウルトップ部の断面状況である図1中のIV−IV線の状況、図5には本発明の一実施例に係る車体前部の構造の構成部品を分解して表した状況を示してある。
主に、図1から図3に示すように、車体の下部の車幅方向の左右両側には車体の前後方向に延びるサイドメンバ1が左右一対で配されている。また、サイドメンバ1の車幅方向の両外側には、左右一対のフロントピラー2から車体の前方に延びるアッパーフレーム3が左右一対で配されている。
サイドメンバ1の先端同士はフロントエンドクロスメンバ21で連結され、アッパーフレーム3の前端は、連結部材22を介して互いに連結されると共に、サイドメンバ1側に連結されている。
フロントピラー2のアッパーフレーム3の基端部が結合されている部位同士は、フロントガラスの下縁を支持するカウルトップ部材5により連結されている。即ち、カウルトップ部材5は、車両のフロントガラスの下縁で車幅方向に延びて配され、左右両端がフロントピラー2のアッパーフレーム3の基端部が結合されている部位、本実施形態では、アッパーフレーム3の基端部に結合されている。
カウルトップ部材5の下方には、車室と車室の前方の領域(車室前方:例えば、エンジンルーム)を仕切るダッシュパネル6が配され、ダッシュパネル6の下縁には、車幅方向に延びて、ダッシュパネル6との間に閉断面を構成するダッシュクロスメンバ7が設けられている。ダッシュクロスメンバ7の両端側は、サイドメンバ1の上部に結合されると共に、ダッシュクロスメンバ7の両端部はフロントピラー2の下部に結合されている。
ダッシュパネル6の下部(ダッシュクロスメンバ7の下部)は、車室のフロア24に連結されている。フロア24の幅方向中央部には、上方に突き出して車両前後方向に延設されるトンネル状に形成されたバックボーン25が設けられている。バックボーン25は壁面が車両前後方向に延びて配されている。そして、ダッシュクロスメンバ7は、バックボーン25の形状に合わせて、車幅方向の中央部が、立上がり部7aを起点として上方に凹んだ形状(上方に突出した形状)とされている。
左右のアッパーフレーム3の基端部とカウルトップ部材5の結合部(カウルトップ部材5の端部)の下部には、補強のためのブレース材11がそれぞれ配されている。ブレース材11は、断面コ字型で開口が車幅方向外側(アッパーフレーム3側)を向いた状態で上下方向に延びて配され、アッパーフレーム3の内側壁であるインナパネルに接合されてインナパネルとの間に閉断面を形成するよう上下方向に延びている。
ブレース材11は、上端部がカウルトップ部材5の端部に結合されており、下部がフロントピラー2の下部に結合されるダッシュクロスメンバ7の端部に結合されている。つまり、ブレース材11は、アッパーフレーム3のインナパネルに沿って上下方向に延び、カウルトップ部材5の両端部とダッシュクロスメンバ7の両端部を連結している。
主に、図3に示すように、フロントピラー2の下部とアッパーフレーム3の下面とに亘り掛け渡し部材9が配され、掛け渡し部材9の端部が、フロントピラー2のダッシュクロスメンバ7の両端部が結合される部位とアッパーフレーム3の下面にそれぞれ接合されている。つまりアッパーフレーム3を下方から支持するように掛け渡し部材9がフロントピラー2とアッパーフレーム3の間に掛け渡されて筋交いの役割を果たすとともに、ダッシュクロスメンバ7の両端部のフロントピラー2との結合部を補強している。これにより、アッパーフレーム3の周囲の剛性を高めることができる。
一方、カウルトップ部材5は、断面コ字型のカウルトップアッパー13、及び、カウルトップロア14からなるカウルトップ本体15と、カウルトップ本体15の下面に設けられるカウルトッププレート16とを備えている。
主に、図1、図2、図4、図5に示すように、カウルトップアッパー13は、フロントガラスの下縁に沿って車幅方向に延設されてフロントガラスの下縁を支持する。カウルトップロア14は、カウルトップアッパー13の下方で上方に開いた凹状の断面に形成され、後壁部14aの端部がカウルトップアッパー13の後端部13aと結合され、前部側がカウルトップアッパー13より前方に延びて前壁部14bを形成している。
これらカウルトップアッパー13及びカウルトップロア14によって、カウルトップ本体15は、断面が上方に開放された凹状に構成され、前部側が比較的変形し易い構成とされている。なお本実施形態では、カウルトップアッパー13の前端部13bがカウルトップロア14の後壁部に結合されて閉断面を形成することでカウルトップアッパー13(カウルトップ本体15)の剛性を確保している。
カウルトッププレート16は、カウルトップ本体15の下面、即ち、カウルトップロア14の下面に車幅方向に沿って延びて配され、カウルトップロア14の下面との間に車幅方向に延びる閉断面を形成する断面ハット型に形成されている。カウルトッププレート16は、カウルトップアッパー13よりも前方側で、カウルトップロア14の下面に沿って車幅方向に延びる閉断面を形成している。
カウルトッププレート16の前端縁16aは、カウルトップロア14の前壁部14bよりも上方側かつ前方へ延設されている。このカウルトッププレート16により、カウルトップロア14(カウルトップ本体15)の下面を車幅方向に亘って補強して剛性を向上している。
尚、カウルトップ本体15の上部(凹状の断面の上部)は、図示しないデッキガーニッシュで覆われており、デッキガーニッシュには、外気を取り入れる空気取り入れ口が形成されている。また、カウルトップ本体15の断面内には、ワイパーの駆動機構等が配されている。
カウルトップ部材5を、カウルトップアッパー13、及び、カウルトップロア14からなる断面凹状のカウルトップ本体15と、カウルトップ本体15(カウルトップロア14)の下面に車幅方向に沿って延びて配されて閉断面を形成するカウルトッププレート16とで構成し、カウルトッププレート16の前端縁16aを上側に延在させることにより、ダッシュパネル6の上部の部位であるカウルトップ部材5に歩行者保護のための衝撃吸収エリアを確保しつつカウルトップ部材5(カウルトップ本体15)の剛性を向上させることができる。
カウルトッププレート16の後面には、ダッシュパネル6の上端部が結合され、ダッシュパネル6の上端部は、カウルトップアッパー13よりも前側に配置されている。また、カウルトッププレート16の車幅方向両端部には、ブレース材11の上端部が連結されている。つまり、カウルトッププレート16の両端部とダッシュクロスメンバ7の両端部との間をブレース材11で上下に連結している。
これにより、カウルトッププレート16、一対のブレース材11、ダッシュクロスメンバ7により車幅方向に面が形成されるダッシュパネル6の外周に枠状の構造体を配した状態とすることで、ダッシュパネル6周りを補強している。
また、ダッシュパネル6の車両前側で、カウルトップ部材5(カウルトッププレート16の下面)とダッシュクロスメンバ7の立上がり部7a(湾曲部)との間には、上下方向に一対で延びる縦方向連結部材31がそれぞれ備えられている。即ち、ダッシュパネル6の中央寄りの部分でカウルトップ部材5とダッシュクロスメンバ7とを一対の縦方向連結部材31で連結することで、ダッシュパネル6の周囲に構成される枠状の構造体を補強するとともに、ダッシュパネル6の中央部分における剛性を向上させている。
また、ダッシュパネル6の左右前方には、サスペンション装置のショックアブソーバ(ストラット)を支持するストラット支持部としてのストラットタワー8が左右一対で設けられている。ストラットタワー8は、ストラットの上端が支持される上壁面部8aと、上壁面部8aの内側及び前後面を形成する縦壁面部8bとにより構成されている(主に図5参照)。
ストラットタワー8は、ダッシュパネル6に対して前後方向に間隔を設けた位置で、サイドメンバ1とアッパーフレーム3との間に配され、車体の幅方向外側の上壁面部8aの縁がアッパーフレーム3に接合され、車体の幅方向内側の縦壁面部8bの下縁がサイドメンバ1に接合されている。
ストラットタワー8の縦壁面部8bの車室側の面と、縦方向連結部材31との間は、湾曲した形状の補強部材32で連結されている。即ち、補強部材32は、一端が縦方向連結部材31に連結され、他端がストラットタワー8の車両の後方側の面に連結される一対の部材とされている。
つまり、ストラットタワー8が、カウルトッププレート16、一対のブレース材11、ダッシュクロスメンバ7、一対の縦方向連結部材31からなる枠状の構造体で補強されたダッシュパネル6に支持されている。これによりストラットタワー8の変位(倒れ)が抑制されている。
上記で説明したように、本発明の車体前部の構造では、上方に開放される凹状のカウルトップ部材5の下部にカウルトップロア14との間で閉断面を形成するのカウルトッププレート16を設け、カウルトッププレート16の両端部とダッシュクロスメンバ7の両端部とを一対のブレース材11で連結するとともに、カウルトッププレート16とダッシュクロスメンバ7の中央部(バックボーン25)付近を一対の縦方向連結部材31で連結している。
このため、カウルトップ部材5のカウルトッププレート16、一対のブレース材11、ダッシュクロスメンバ7、一対の縦方向連結部材31により、車幅方向に面が形成される枠状の構造体がダッシュパネル6に重ねて配されて、ダッシュパネル6周りの剛性が向上される。
また、カウルトップ本体15が上方に開放した凹状とされ、カウルトッププレート16の前端縁16aを上方に延在させて変形し易い構成とすることにより、ダッシュパネル6の上部の部位であるカウルトップ部材5の上部に歩行者保護のための衝撃吸収エリアを確保することができる。
このため、ダッシュパネル6の上部のカウルトップ部材5の変形の容易性を確保して歩行者保護性能を損なうことなく、カウルトップ部材5下部の剛性を高めてダッシュパネル6周りの車両の剛性を高くすることができる。したがって、左右のストラットタワー8を支持するアッパーフレーム3間の剛性が向上されるので、左右のアッパーフレーム3およびストラットタワー8の倒れ(変位)が抑制され、走行安定性を向上させることができる。
更に、ストラットタワー8の縦壁面部8bの車室側の面と縦方向連結部材31とを補強部材32で連結することで、左右のストラットタワー8をダッシュパネル6を補強する縦方向連結部材31を含む枠状の構造体で支持した構成としたので、ストラットタワー8自体の剛性が向上されると共に、左右のストラットタワー8のピッチ間剛性および上下、前後方向での捩れに対する剛性が向上される。
そのため、ストラットタワー8の倒れ(変位)を効率よく抑制して走行安定性をより一層向上させることができるする。更に、補強部材32、及び、縦方向連結部材31を介してストラットタワー8車両の前方から入力される荷重をダッシュクロスメンバ7に的確に分散させることができる。
また、縦方向連結部材31の下端は、ダッシュクロスメンバ7のバックボーン25のトンネル形状に対応した湾曲部(立上がり部7a)に接続されているので、ダッシュクロスメンバ7でも比較的剛性が高い部位(絞り加工された部位)に縦方向連結部材31の下端を接続することができる。したがって、ストラットタワー8に入力した荷重を、ダッシュクロスメンバ7から車両前後方向に延びる壁部を有するバックボーン25に効率よく伝達することができる。
例えば、本実施形態のようにストラットタワー8がダッシュパネル6から間隔を設けて配置される場合、衝突荷重が前方から入力されるとサイドメンバ1がダッシュパネル6の前方で上下方向に折れてしまう可能性があるが、補強部材32が、ストラットタワー8と縦方向連結部材31の間に連結されているので、補強部材32が突っ張りとなりサイドメンバ1の上下方向への変位を抑制してサイドメンバ1が上下に折れるのを防止することができる。
また、図6に示すように、前面衝突等により車体の前方から荷重の入力があると(矢印[1])、荷重はサイドメンバ1に伝わり後方に分散される。サイドメンバ1に入力された荷重は、ストラットタワー8から補強部材32を介してダッシュクロスメンバ7に伝わり、バックボーン25に分散することができる(矢印[2])。したがって、車両前方からサイドメンバ1に入力された荷重を車両前後方向に延びるバックボーン25の縦壁部に沿って車両の後方に効率よく分散させることが可能となる。これにより、車室の前方の領域(例えば、エンジンの後方)でのエネルギー吸収効率を高めることができる。
本発明は、車体前部の構造の産業分野で利用することができる。
1 サイドメンバ
2 フロントピラー
3 アッパーフレーム
5 カウルトップ部材
6 ダッシュパネル
7 ダッシュクロスメンバ
8 ストラットタワー
9 掛け渡し部材
11 ブレース材
13 カウルトップアッパー
14 カウルトップロア
15 カウルトップ本体
16 カウルトッププレート
21 フロントエンドクロスメンバ
22 連結部材
24 フロア
25 バックボーン
31 縦方向連結部材
32 補強部材
2 フロントピラー
3 アッパーフレーム
5 カウルトップ部材
6 ダッシュパネル
7 ダッシュクロスメンバ
8 ストラットタワー
9 掛け渡し部材
11 ブレース材
13 カウルトップアッパー
14 カウルトップロア
15 カウルトップ本体
16 カウルトッププレート
21 フロントエンドクロスメンバ
22 連結部材
24 フロア
25 バックボーン
31 縦方向連結部材
32 補強部材
Claims (4)
- 車両の車幅方向両外側のピラーから車両前方へ延設される一対のアッパーフレームと、
上方に開放された断面凹状に形成されて車幅方向に延びて配され、前記車両のフロントガラスの下縁を支持するカウルトップ本体と、カウルトップ本体の下面との間に車幅方向に延びる閉断面を構成するカウルトッププレートとを有して構成され、両端が前記アッパーフレームの基端部に結合されるカウルトップ部材と、
前記カウルトッププレートに結合されて下方に配され、車室と車室前方の領域とを仕切るダッシュパネルと、
前記ダッシュパネルの下縁で車幅方向に延設されて前記ダッシュパネルとの間に閉断面を形成するダッシュクロスメンバと、
前記アッパーフレームの基端部の側壁に沿って閉断面を形成するよう上下方向に延びて配され、上部が前記カウルトッププレートの端部に結合され、下部が前記ダッシュクロスメンバの端部に結合される一対のブレース材と、
前記ダッシュパネルの車幅方向の中央寄りの位置で上下方向に延びて配され、前記カウルトップ部材と前記ダッシュクロスメンバとを連結する一対の縦方向連結部材と、を備えた
ことを特徴とする車体前部の構造。 - 請求項1に記載の車体前部の構造において、
前記ダッシュパネルの左右前方で前記アッパーフレームに接合されて設けられ、サスペンション装置のショックアブソーバを支える左右一対のストラット支持部と、
一端が前記縦方向連結部材に連結され、他端が前記ストラット支持部の前記車両の後側の縦壁に連結される一対の補強部材と、を備えた
ことを特徴とする車体前部の構造。 - 請求項2に記載の車体前部の構造において、
前記車両のフロアの車幅方向中央部において、上方に突出して車両前後方向に延びるトンネル状に形成されたバックボーンを備え、
前記ダッシュクロスメンバは、前記バックボーンのトンネル形状に対応した湾曲部を有し、
前記縦方向連結部材の下端は、前記湾曲部の立ち上がり部に接続されている
ことを特徴とする車体前部の構造。 - 請求項1から請求項3のいずれか一項に記載の車体前部の構造において、
前記ピラーの下部と前記アッパーフレームに亘り掛け渡される掛け渡し部材とを備え、
前記掛け渡し部材の前記ピラー側の端部が、前記ダッシュクロスメンバの端部と前記ピラーとの結合部に結合されている
ことを特徴とする車体前部の構造。
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