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JP2019003487A - 車載通信装置、車両異常検出システム、車両異常通知方法及びコンピュータプログラム - Google Patents

車載通信装置、車両異常検出システム、車両異常通知方法及びコンピュータプログラム Download PDF

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JP2019003487A JP2017118716A JP2017118716A JP2019003487A JP 2019003487 A JP2019003487 A JP 2019003487A JP 2017118716 A JP2017118716 A JP 2017118716A JP 2017118716 A JP2017118716 A JP 2017118716A JP 2019003487 A JP2019003487 A JP 2019003487A
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Shinichi Aiba
慎一 相羽
井上 雅之
Masayuki Inoue
雅之 井上
博志 立石
Hiroshi Tateishi
博志 立石
翔悟 上口
Shogo Kamiguchi
翔悟 上口
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Abstract

【課題】車両から車外の装置へ直接的に通信を行うことができない場合であっても、車両に係る異常を通知することが期待できる車載通信装置、車両異常検出システム、車両異常通知方法及びコンピュータプログラムを提供する。【解決手段】本実施の形態に係る車載通信装置は、車両の位置情報を取得する位置情報取得部と、サーバ装置との間で通信を行う第1通信部と、他車両との通信を行う第2通信部と、車両の異常を検出する異常検出部と、異常を検出した場合に第1通信部にてサーバ装置へ異常を通知する第1異常通知部と、サーバ装置との通信を行うことができない場合に、第2通信部にて他車両へ異常及び位置情報を通知する第2異常通知部と、他車両からの異常通知を第2通信部にて受信した場合に、第1通信部にてサーバ装置へ他車両の異常を通知する第1他車両異常通知部とを備える。【選択図】図2

Description

本発明は、車両にて異常が発生した場合に外部への異常通知を行う車載通信装置、車両異常検出システム、車両異常通知方法及びコンピュータプログラムに関する。
近年、車両の事故発生などの緊急時に、車両から緊急コールセンタなどを介して最寄りの警察又は消防等へ自動通報を行う車両緊急通報システム、例えばeCall又はERA-GLONASS等のシステムが実用化されている。この車両緊急通報システムにおいては、車両の乗員の意識の有無に関係なく通報が自動的に行われ、車両の位置情報などの情報が通報時に緊急コールセンタなどへ送信される。このような車両緊急通報システムが広く普及することによって、事故の発生から救助までの時間が短縮されることが期待される。
特許文献1においては、車両に事故が発生した場合に、自動的に救助要請信号を通報すると共に、事故が発生した車両の乗員を特定する車両事故救助支援システムが提案されている。この車両事故救助支援システムでは、車両に搭載された緊急通報装置が、事故が発生したと判断した場合に救助要請信号を送信する。救助要請信号には、車両の位置情報と、車両の乗員のクレジット情報とが含まれている。車両外に設置された救助支援装置は、車両からの救助要請信号を受信し、救助要請信号に含まれる位置情報から車両の位置を特定する。また救助支援装置は、救助要請信号に含まれるクレジット情報をクレジット会社に送信して所有者の照合を依頼し、照合結果を受信して車両の乗員を特定する。
特開2006−11812号公報
上述の車両緊急通報システム及び特許文献1に記載の車両事故救助支援システムでは、車両に搭載された通信装置と、車両外の緊急コールセンタなどに設置された装置との間で通信を行うことを前提としている。しかしながら、例えば車両が山間部などを走行しており、車両の通信装置が車両外の装置との間で通信を行うことができない状況で事故などが発生する可能性がある。このような場合には、車両から緊急コールセンタなどへの自動的な通報を行うことはできず、救助が遅れる可能性がある。
本発明は、斯かる事情に鑑みてなされたものであって、その目的とするところは、車両から車外の装置へ直接的に通信を行うことができない場合であっても、車両に係る異常を通知することが期待できる車載通信装置、車両異常検出システム、車両異常通知方法及びコンピュータプログラムを提供することにある。
本発明に係る車載通信装置は、車両の位置情報を取得する位置情報取得部と、車両外に設けられたサーバ装置との間で通信を行う第1通信部と、他車両との間で通信を行う第2通信部と、前記車両に係る異常を検出する異常検出部と、前記異常検出部が異常を検出した場合に、前記第1通信部にて前記サーバ装置へ異常を通知する第1異常通知部と、前記第1通信部が前記サーバ装置との通信を行うことができず、前記第1異常通知部が前記サーバ装置へ異常を通知できない場合に、前記第2通信部にて他車両へ異常及び前記位置情報取得部が取得した位置情報を通知する第2異常通知部と、他車両からの異常通知を前記第2通信部にて受信した場合に、前記第1通信部にて前記サーバ装置へ前記他車両の異常を通知する第1他車両異常通知部とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る車載通信装置は、前記第1通信部が前記サーバ装置との通信を行うことができず、前記第1他車両異常通知部が前記サーバ装置へ異常を通知できない場合に、前記他車両から受信した異常通知に係る情報を記憶しておく記憶部を備え、前記第1他車両異常通知部は、前記第1通信部が前記サーバ装置との通信を行うことが可能となった場合に、前記記憶部に記憶した情報に基づいて前記サーバ装置への異常通知を行うことを特徴とする。
また、本発明に係る車載通信装置は、前記第1通信部が前記サーバ装置との通信を行うことができず、前記第1他車両異常通知部が前記サーバ装置へ異常を通知できない場合に、前記第2通信部にて更に別の車両へ前記他車両の異常を通知する第2他車両異常通知部を備えることを特徴とする。
また、本発明に係る車載通信装置は、前記車両の運転者の状態を検出する運転者状態検出部を備え、前記異常検出部は、前記運転者状態検出部の検知結果に基づいて、前記車両の異常を検出することを特徴とする。
また、本発明に係る車載通信装置は、前記車両に搭載された電子機器に対するサイバー攻撃を検出するサイバー攻撃検出部を備え、前記異常検出部は、前記サイバー攻撃検出部の検出結果に基づいて、前記車両の異常を検出することを特徴とする。
また、本発明に係る車両異常検出システムは、上述のいずれか1つに記載され、前記位置情報取得部が取得した位置情報を前記第1通信部にて前記サーバ装置へ継続的に送信する位置情報送信部を更に有する車載通信装置と、車両の車載通信装置との間で通信を行う通信部、前記車載通信装置が継続的に送信する位置情報を前記通信部にて受信する位置情報受信部、前記車載通信装置からの異常通知を前記通信部にて受信する異常通知受信部、並びに、前記異常通知受信部にて受信した異常通知又は前記位置情報受信部による位置情報の受信の有無に基づいて前記車両に係る異常を検出する異常検出部を有する前記サーバ装置とを備えることを特徴とする。
また、本発明に係る車両異常検出システムは、前記サーバ装置が、前記位置情報受信部が前記車両の前記車載通信装置から継続的な位置情報を受信しない場合に、前記車両のユーザに関連付けられた通信装置との間で通信を行うユーザ通信部を有し、前記異常検出部は、前記ユーザ通信部による前記通信装置との通信を行うことができない場合に、前記車両の異常を検出することを特徴とする。
また、本発明に係る車両異常検出システムは、前記サーバ装置が、前記位置情報受信部が受信した位置情報を記憶する記憶部と、前記位置情報受信部が前記車両からの位置情報を受信しないことに基づいて前記異常検出部が前記車両の異常を検出した場合に、前記記憶部に記憶した位置情報に基づいて、前記車両の位置を推定する車両位置推定部とを有することを特徴とする。
また、本発明に係る車両異常検出システムは、前記サーバ装置が、前記異常検出部が前記車両の異常を検出した場合に、救助機関に通報を行う通報部を有することを特徴とする。
また、本発明に係る車両異常通知方法は、車両の位置情報を取得し、前記車両に係る異常を検出し、異常を検出した場合に、第1通信部にてサーバ装置へ異常を通知し、前記第1通信部が前記サーバ装置との通信を行うことができず、前記サーバ装置へ異常を通知できない場合に、第2通信部にて他車両へ異常及び位置情報を通知し、他車両からの異常通知を前記第2通信部にて受信した場合に、前記第1通信部にて前記サーバ装置へ前記他車両の異常を通知することを特徴とする。
また、本発明に係るコンピュータプログラムは、車両外に設けられたサーバ装置との間で通信を行う第1通信部と、他車両との間で通信を行う第2通信部とを備えるコンピュータに、車両の位置情報を取得し、前記車両に係る異常を検出し、異常を検出した場合に、前記第1通信部にて前記サーバ装置へ異常を通知し、前記第1通信部が前記サーバ装置との通信を行うことができず、前記サーバ装置へ異常を通知できない場合に、前記第2通信部にて他車両へ異常及び位置情報を通知し、他車両からの異常通知を前記第2通信部にて受信した場合に、前記第1通信部にて前記サーバ装置へ前記他車両の異常を通知する処理を実行させることを特徴とする。
本発明においては、車両に搭載された車載通信装置が、車両外に設けられたサーバ装置との間で通信を行う第1通信部と、他車両との間で通信を行う第2通信部とを備える。車載通信装置は、車両に係る異常を検出した場合に、まず第1通信部にてサーバ装置へ異常を通知する。このときに第1通信部がサーバ装置との通信を行うことができず、サーバ装置へ異常を通知することができない場合、車載通信装置は、第2通信部にて他車両へ異常を通知する。
車載通信装置は、第2通信部にて他車両から異常通知を受信した場合、第1通信部にてサーバ装置へ他車両の異常を通知する。
例えばサーバ装置との通信を行うことができない場所で走行不能となった車両から、近隣を走行している他車両へ異常を通知することができる。これにより車載通信装置は、他車両がサーバ装置との通信を行うことができる場所を走行していれば、他車両を介してサーバ装置へ異常を通知することが可能となる。
また本発明において車載通信装置は、他車両から異常通知を受信したが、第1通信部によるサーバ装置との通信を行うことができない場合、他車両から受信した異常通知に係る情報を記憶しておく。その後、車載通信装置は、第1通信部によるサーバ装置との通信が可能となった場合に、記憶しておいた情報に基づいて他車両の異常をサーバ装置へ通知する。
サーバ装置との通信を行うことができない場所で異常が発生した車両から近隣の走行している他車両へ異常が通知されたとしても、この他車両もまたサーバ装置との通信を行うことができない可能性がある。しかし異常が発生していない他車両は走行を続けることによっていずれはサーバ装置との通信を行うことが可能な場所へ至る可能性が高く、サーバ装置へ異常を通知することができる。
また本発明において車載通信装置は、他車両から異常通知を受信したが、第1通信部によるサーバ装置との通信を行うことができない場合、第2通信部にて更に別の車両へ異常を通知する。これにより、異常が発生した車両から、複数の他車両を介在してサーバ装置へ異常を通知することが可能となる。
また本発明において車載通信装置は、例えば車両に加わる衝撃を検出する、又は、車両のエアバッグの作動を検出する等により車両の異常を検出する構成とすることができる。また車載通信装置は、例えば車両の運転者の状態を車内カメラ又はセンサ等により検出し、運転者の状態に異常が発生した場合に車両の異常を検出する構成とすることができる。また車載通信装置は、例えば車両に搭載された一又は複数の電子機器に対して乗っ取り又はDoS(Denial of Service)攻撃等のサイバー攻撃が行われたことを検出した場合に車両の異常を検出する構成とすることができる。車載通信装置が検出する車両の異常は、上記のものに限らず、様々な異常であってよい。
また本発明においては、車載通信装置は車両の位置情報を取得して第1通信部にて継続的にサーバ装置へ位置情報を送信する。サーバ装置は、車両から継続的に送信される位置情報を受信すると共に、この位置情報の受信の有無に応じて車両の異常を検出する。例えばサーバ装置は、車両からの位置情報を所定時間以上に亘って受信しない場合に、この車両に異常が発生したと判断することができる。これによりサーバ装置は、車両から異常を直接的に通知された場合及び他車両を介して間接的に通知された場合に加えて、車両から位置情報を受信しない場合に自らの判断でこの車両の異常を検出することができる。
また本発明においてサーバ装置は、車両が継続的に送信する位置情報を受信しない場合に、この車両のユーザに関連付けられた通信装置(例えば携帯電話機またはスマートフォン等)との間で通信を行う。ユーザの通信装置との通信を行うことができる場合、サーバ装置は例えばユーザに車両の異常の発生の有無及び救援の要否等を問い合わせることができる。ユーザの通信装置との通信を行うことができない場合、サーバ装置は、車両に異常が発生したと判断する。
これにより例えば車載通信装置の故障、車載通信装置及びサーバ装置間の通信網の不具合等によりサーバ装置が車両の異常を誤検出し、不要な救援要請などが行われることを防止できる。
また本発明においてサーバ装置は、車両から受信した位置情報を記憶しておき、車両の異常を検出した場合には記憶しておいた位置情報に基づいて車両の位置を推定する。サーバ装置は、例えば最後に車両から受信した位置情報及び最後の受信からの経過時間等の情報に基づいて、最後の車両の位置から所定距離以内の範囲を車両の位置と推定することができる。これに加えてサーバ装置は、例えばサーバ装置及び車両の車載通信装置の通信を行うことができない地域の情報を予め取得しておき、この通信不可地域と車両の最終位置から所定距離以内の範囲とが重なる領域を、車両の位置と推定することができる。また更にサーバ装置は、車両が走行可能な道路に関する情報を予め取得しておき、前記の推定領域内に存在する道路上及びその周辺を車両の位置と推定することができる。なお、車両の位置の推定方法は一例であって、これに限るものではない。
サーバ装置がこのような車両の位置推定を行うことによって、通信を行うことができない場所に存在する車両への救援を迅速に行うことが期待できる。
また本発明においてサーバ装置は、車両における異常の発生を検出した場合に、例えば警察又は消防等の救助機関に通報を行い、車両の救援を要請する。これにより異常が発生した又は発生している可能性が高い車両に対して、迅速に救援が行われることが期待できる。
本発明による場合は、車両の異常を検出した車載通信装置が、サーバ装置との直接的な通信を行うことができない場合に、他車両を介してサーバ装置へ異常を通知する構成とすることにより、車載通信装置及びサーバ装置が直接的な通信を行うことができない場所で車両に異常が発生した場合であっても、サーバ装置へ車両の異常を通知することができる。
本実施の形態に係る車両異常検出システムの構成を示す模式図である。 サーバ装置との通信が不可能な場所で異常が発生した場合の異常通知を説明するための模式図である。 車載通信装置の構成を示すブロック図である。 サーバ装置の構成を示すブロック図である。 車載通信装置が行う異常通知処理の手順を示すフローチャートである。 車載通信装置が行う他車両の異常通知処理の手順を示すフローチャートである。 サーバ装置が行う処理の手順を示すフローチャートである。 変形例に係る車両異常検出システムにおける異常通知を説明するための模式図である。 変形例に係る車載通信装置の構成を示すブロック図である。 変形例に係る車載通信装置が行う他車両の異常通知処理の手順を示すフローチャートである。
<システム概要>
図1は、本実施の形態に係る車両異常検出システムの構成を示す模式図である。本実施の形態に係る車両異常検出システムは、車両1に搭載された車載通信装置10と、車外の適所に設置されたサーバ装置3とが、例えば携帯電話通信網などの無線ネットワークを利用した通信を行うことによって情報を送受信し、車両に係る異常を検出して救助機関7への救助要請をサーバ装置3が行う構成である。また車両1の車載通信装置10は、いわゆる車車間通信を行う機能を有しており、自車両1から無線信号が到達可能な範囲に存在する他車両1の車載通信装置10との間で無線通信を行うことができる。またサーバ装置3は、携帯電話通信網などを利用して、車両1のユーザが所持する携帯電話機5との間で通信を行うことができる。図1においては、携帯電話通信網を利用した通信を破線の矢印で示し、いわゆる車車間通信による無線通信を一点鎖線の矢印で示してある。なお実線の矢印で示すサーバ装置3及び救助機関7との間の通信は、有線又は無線のどのようなネットワークを介して行われてもよく、例えばインターネット又は専用回線等のネットワークを採用することができる。
本実施の形態に係る車両異常検出システムは、例えば車両1において事故、故障、サイバー攻撃又は運転者の不調等の異常が生じた場合に、この異常を検出した車載通信装置10がサーバ装置3へ自動的に異常の発生を通知する。このときに車載通信装置10は、GPS(Global Positioning System)などに基づく車両1の位置情報を異常発生の通知と共にサーバ装置3へ送信する。車載通信装置10から異常発生の通知を受信したサーバ装置3は、救助機関7に対して異常が発生した車両1の位置情報などを送信し、車両1の救助を要請する。救助機関7は、例えば警察、消防、レスキュー、自動車ロードサービス、自動車保険会社、又は、自動車製造会社等の種々の機関であってよく、サーバ装置3は救助機関7に設けられた通信装置(図示は省略する)などに対して救援要請のメッセージを送信する。なおサーバ装置3は、車両1にて発生した異常の種別を把握できる場合には、異常の種別に応じた救援機関7へ救援要請を行う構成としてよい。
ただし、車両1にて異常が発生して走行不能状態となった場所が、例えば携帯電話通信網の通信範囲外であり、車載通信装置10がサーバ装置3と通信を行うことができない場合があり得る。図2は、サーバ装置3との通信が不可能な場所で異常が発生した場合の異常通知を説明するための模式図である。本実施の形態に係る車両異常検出システムでは、異常が発生して走行不可能状態となった車両1aの車載通信装置10がサーバ装置3との通信を行うことができず、車両1aに生じた異常をサーバ装置3へ通知することができない場合、車載通信装置10は、車車間通信を利用して無線通信を行うことが可能な他の車両1bを検索する。無線通信可能な他の車両1bが存在する場合、車載通信装置10は、車車間通信を利用して他の車両1bに搭載された車載通信装置10へ異常を通知する。なお異常が発生した車両1aの車載通信装置10は、例えば救助機関7からの救助が行われるまで、無線通信可能な他の車両1bの検索及び他の車両1bへの異常通知を継続的に行ってよい。
異常が発生した車両1aからの通知を受信した車両1bの車載通信装置10は、もしサーバ装置3との通信が可能であれば、車両1aにて異常が発生した旨をサーバ装置3へ通知する。サーバ装置3との通信が不可能である場合、車両1bの車載通信装置10は、車両1aからの異常通知に関する情報、例えば車両1の位置情報及び異常種別等の情報を記憶しておく。その後、車両1bが走行することによってサーバ装置3との通信不可範囲から脱出し、車両1bの車載通信装置10がサーバ装置3との通信を行うことが可能となった場合、車載通信装置10は記憶した情報に基づいて、異常が発生した車両1aに関する異常をサーバ装置3へ通知する。
なおサーバ装置3との通信不可範囲で走行不能状態となった車両1aの周囲に他の車両1bが存在するとは限らない。そこで本実施の形態に係る車両異常検出システムでは、異常が発生した車両1aからサーバ装置3へ直接的に又は他車両1bを介して間接的に異常を通知することができない場合に備えて、サーバ装置3にて車両1の異常を検出する処理を行う。このために車両1の車載通信装置10は、例えば数秒〜数分に1回程度の周期で、自身の位置情報をサーバ装置3へ送信する処理を継続的に行っている。サーバ装置3は、車両1から継続的に送信される位置情報を受信し、例えば数時間〜数日分程度の情報を記憶しておく。
サーバ装置3は、車両1から継続的に送信されるべき位置情報を受信しない状態が例えば十数分〜数十分程度の所定期間に亘って続く場合、この車両1に異常が発生した可能性があると判断する。異常発生の可能性があると判断したサーバ装置3は、この車両1のユーザに関して登録されている携帯電話機5に対して、異常発生の有無を問い合わせる通信を行う。この問合わせに対して携帯電話機5から異常が発生していない旨の応答が得られた場合、サーバ装置3は車両1に異常は発生していないと判断する。これに対して、携帯電話機5との通信を行うことができない場合及び問い合わせに対して異常が発生している旨の応答が得られた場合、サーバ装置3は、車両1に異常が発生していると判断し、救助機関7に救助要請を行う。
なお本実施の形態においてサーバ装置3及び携帯電話機5の通信は、サーバ装置3及び車載通信装置10の通信と同様に、携帯電話通信網を利用している。このため、車載通信装置10がサーバ装置3との通信を行うことができない状況においては、サーバ装置3は携帯電話機5との通信を行うことができない可能性があるが、例えば携帯電話通信網を提供する通信会社が異なる場合などには通信可能な範囲が相違するため、サーバ装置3が携帯電話機5との通信を行うことができる可能性もある。サーバ装置3による携帯電話機5への問い合わせは、必ずしも行われなくてよく、この場合には車両1から所定期間に亘って位置情報を受信しない場合にサーバ装置3は車両1に異常が発生していると判断すればよい。
また車両1に異常が発生していると判断したサーバ装置3は、それ以前にこの車両1から受信して記憶した位置情報に基づいて、車両1の位置を推定する処理を行い、推定した位置を救助要請と共に救助機関7へ与える。サーバ装置3は、例えば最後に受信した位置情報が示す位置を中心に、位置情報を最後に受信した時刻からの経過時間と、位置情報を最後に受信した際の車両1の速度とに基づく距離を半径とした円内を車両1の位置と推定することができる。車両1の速度は、位置情報の変化に基づいてサーバ装置3が算出してもよく、車両1から位置情報と共に速度情報を受信する構成としてもよい。
またサーバ装置3は、車載通信装置10との通信を行う携帯電話通信網の通信不可能範囲に関する情報を記憶しておき、上記のように推定した円範囲と、携帯電話通信網の通信不可能範囲とが重なる範囲を、車両1の位置と推定することができる。また更にサーバ装置3は、道路形状又は地形等の情報を記憶しておき、上記のように推定した範囲内に存在する道路上と、その周辺の車両1が侵入する可能性がある場所とを抽出して車両1の位置と推定することができる。
サーバ装置3から救援要請を受けた救助機関7は、救援要請と共に与えられる車両1の位置又は推定位置に基づいて、例えば救急車両、救急隊員、レッカー車又は修理作業員等を派遣することができる。
<装置構成>
図3は、車載通信装置10の構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る車載通信装置10は、例えば車両1の車内ネットワークを構成する通信線が複数接続され、複数の通信線間の通信を中継するゲートウェイ装置として提供される。車載通信装置10は、処理部11、記憶部12、車内通信部13、第1通信部14、第2通信部15及びGPS受信部16等を備えて構成されている。処理部11は、例えばCPU(Central Processing Unit)又はMPU(Micro-Processing Unit)等の演算処理装置を用いて構成されており、記憶部12に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、通信の中継処理に必要な種々の演算処理及び制御処理等を行うことができる。また本実施の形態において処理部11は、記憶部12に記憶された異常通知プログラム12aを読み出して実行することにより、車両1の異常を検出してサーバ装置3へ通知する処理を行うことができる。
記憶部12は、例えばフラッシュメモリ又はEEPROM(Electrically Erasable Programmable Read Only Memory)等の不揮発性のメモリ素子を用いて構成されている。記憶部12は、処理部11が実行するプログラム及びこのプログラムの実行に必要なデータ等を記憶する。本実施の形態において記憶部12は、処理部11が車両1の異常の検出及び通知等の処理を行うための異常検知プログラム12aを記憶している。異常検知プログラム12aは、例えば車載通信装置10の製造工程などにおいて回路基板に搭載される前に記憶部12に対して直接的に書き込まれてもよく、車載通信装置10の通信機能を利用して書き込まれてもよい。また例えば異常検知プログラム12aは、メモリカード又は光ディスク等の記録媒体に記録されて提供され、車載通信装置10又は車両1に設けられたメモリカードスロット又は光ディスクドライブ等の装置にて記録媒体から異常検知プログラム12aが読み出され、記憶部12に書き込まれる構成であってもよい。
車内通信部13は、車両1内に配される通信線が接続され、例えばCAN(Controller Area Network)などの通信プロトコルに従い、車両1内に配されたECU(Electronic Control Unit)2及び車内カメラ17等の電子機器との間で通信を行う。車内通信部13は、処理部11からデジタルデータとして与えられる送信用のメッセージを電気信号に変換して通信線へ出力することにより、メッセージの送信を行う。また車内通信部13は、通信線の電位をサンプリングして取得することによりメッセージを受信し、受信したメッセージを処理部11へ与える。本実施の形態に係る車載通信装置10は、上述のようにゲートウェイ装置として提供されるものであるため、車内通信部13を複数備えている。車載通信装置10の処理部11は、一の車内通信部13にて受信したメッセージを他の車内通信部13から送信することによって、通信線間のメッセージ中継を行う。
第1通信部14は、例えば携帯電話通信網を介した通信を行うことによって、サーバ装置3との間で通信を行う。第1通信部14は、処理部11から与えられた送信用のメッセージを無線信号に変換して車両1の適所に配されたアンテナから出力することによりサーバ装置3へメッセージを送信する。また第1通信部14は、アンテナにて受信した無線信号をデジタルデータに変換することでサーバ装置3からのメッセージを受信し、受信したメッセージを処理部11へ与える。
第2通信部15は、いわゆる車車間通信にて他車両1に搭載された車載通信装置10との間で無線通信を行う。第2通信部15は、処理部11から与えられた送信用のメッセージを車車間通信の通信プロトコルに適した無線信号に変換してアンテナから出力することにより、他車両1の車載通信装置10へメッセージを送信する。また第2通信部15は、アンテナにて受信した無線信号をデジタルデータに変換することで他車両1の車載通信装置10からのメッセージを受信し、受信したメッセージを処理部11へ与える。
GPS受信部16は、GPSの人工衛星から送信される電波を受信し、受信した電波に含まれる情報を処理部11へ与える。処理部11は、GPS受信部16から与えられた情報に基づいて、車両1の位置(例えば緯度及び経度)を特定する処理を行うことができる。なお本実施の形態においては、処理部11がGPS受信部16による受信情報に基づいて車両1の位置を特定する構成とするが、これに限るものではなく、例えば処理部11はGPSの受信情報に加えて車速センサ、加速度センサ及びジャイロセンサ等のセンサから得られる情報を用いて車両1の位置を特定してもよい。
また本実施の形態に係る車載通信装置10は、車両1内に設けられた通信線を介してECU2及び車内カメラ17等との間で通信を行うことができる。ECU2は、例えば車両1のエンジンの動作を制御するエンジンECU、車両1のABS(Antilock Brake System)の制御を行うECU、又は、車両1のボディ系電装品の制御を行うボディECU等の様々なECUであってよい。車内カメラ17は、例えば車両1内の運転席近傍に設けられ、運転席に座る運転手を含む車室内を撮像する。本実施の形態においては、車内カメラ17にて撮像された車室内の画像が車内通信にて車載通信装置10へ与えられ、車載通信装置10は車内カメラ17が撮像した画像に基づいて車両1の運転手の状態を検出する処理を行う。
また本実施の形態に係る車載通信装置10は、記憶部12に記憶された異常通知プログラム12aを処理部11が読み出して実行することにより、位置情報取得部11a、位置情報送信部11b、異常検出部11c、運転者状態検出部11d、サイバー攻撃検出部11e、第1異常通知部11f、第2異常通知部11g及び第1他車両異常通知部11h等が処理部11にソフトウェア的な機能ブロックとして実現される。
位置情報取得部11aは、GPS受信部16から与えられるGPSの人工衛星からの受信情報に基づいて車両1の位置を特定することにより、車両1の位置情報を取得する処理を行う。位置情報取得部11aは、車両1の位置情報の取得を周期的に行う。位置情報送信部11bは、位置情報取得部11aが取得した位置情報を、第1通信部14にてサーバ装置3へ送信する処理を行う。位置情報送信部11bは、例えば数秒〜数分に1回程度の周期でサーバ装置3への位置情報の送信を継続的に行っている。なお位置情報取得部11aが位置情報を取得する周期と、位置情報送信部11bが位置情報を送信する周期とは、必ずしも一致しなくてよい。
異常検出部11cは、車両1に何らかの異常が発生したことを検出する処理を行う。なお本実施の形態において異常検出部11cが検出する異常は、車両1が走行不可能となり、ユーザに対して救助が必要となる程度の異常であるものとし、車両1の走行に影響のない機器の故障などは異常に含めない。異常検出部1cが検出する異常は、例えば車両1の事故、エンジンの故障、タイヤのパンク又はガソリン切れ(ガス欠)等のように、車両1が走行不可能となる異常である。異常検出部11cは、車両1に搭載されたセンサ又はECU2等から得られる情報を収集し、これらの異常の発生を検知する。異常検出部11cは、例えば車両1のエアバッグの作動の有無、又は、車両1に加わる衝撃若しくは加速度等のセンサによる検知結果等に基づいて、事故の発生を検出することができる。また異常検出部11cは、例えばエンジンECUから得られる情報に基づいてエンジンの故障を検出することができ、例えばタイヤの空気圧センサから得られる情報に基づいてタイヤのパンクを検出することができ、例えば燃料計の計測結果に基づいてガソリン切れを検出することができる。
運転者状態検出部11dは、車内カメラ17が撮像した車両1の車室内の画像を車内通信部13にて取得し、取得した撮像画像に基づいて車両1の運転手の状態を検出する処理を行う。車内カメラ17は、車両1の車室内の少なくとも運転席の周辺、運転席に座る運転者の顔を撮像することができる位置に配される。運転者状態検出部11dは、例えば車内カメラ17の撮像画像から顔検出処理を行って運転者の顔を抽出し、運転者の目の開度又は顔色等を判定することによって、運転者が正常状態であるか又は異常状態であるかを判定する。運転者状態検出部11dは、例えば運転者の目が閉じられた状態が一定時間以上に亘って継続している場合に運転者が異常状態であると判定することができる。なお運転者状態検出部11dによる運転者の状態の検出方法は、上記のものに限らず、どのような方法を採用してもよい。運転者状態検出部11dは、車内カメラ17の撮像画像を用いるのではなく、運転者の状態を判定し得るセンサなどを用いてもよい。
サイバー攻撃検出部11eは、車両1に搭載された電子機器に対するサイバー攻撃を検出する処理を行う。サイバー攻撃検出部11eは、例えば車内通信部13にて各通信線について所定時間当たりの通信量を算出し、通信量が閾値を超えた場合にサイバー攻撃が行われていると判定することができる。これにより例えば、車両1内の電子機器が乗っ取られ、この電子機器がDoS攻撃を行った場合に、この攻撃をサイバー攻撃検出部11eが検出することができる。なおサイバー攻撃検出部11eによるサイバー攻撃の検出方法は、上記のものに限らず、どのような方法を採用してもよい。
第1異常通知部11fは、異常検出部11c、運転者状態検出部11d又はサイバー攻撃検出部11eが車両1の異常(ただし本実施の形態においては、車両1が走行不可能となる程度の異常)を検出した場合に、第1通信部14にてサーバ装置3へ異常を通知する処理を行う。このときに第1異常通知部11fは、車両1の識別情報、車両1のユーザの識別情報、位置情報取得部11aが取得した車両1の位置情報及び検出された異常の種別等の情報をサーバ装置3へ送信する。
第2異常通知部11gは、第1通信部14がサーバ装置3との通信を行うことができず、第1異常通知部11fがサーバ装置3へ異常を通知することができない場合に、第2通信部15にて他の車両1へ異常を通知する処理を行う。まず第2異常通知部11gは、自車両1の周辺に無線通信可能な他車両1が存在するか否かの探索を行う。このときに第2異常通知部11gは、例えば何らかのメッセージを第2通信部15にて自車両1の周囲へ無線送信し、このメッセージに対する応答を受信したか否かに応じて他車両1が存在するか否かを判断することができる。無線通信可能な他車両1が存在する場合、第2異常通知部11gは、この他車両1に対して異常を通知するメッセージを無線送信する。このときに第2異常通知部11gは、車両1の識別情報、車両1のユーザの識別情報、位置情報取得部11aが取得した車両1の位置情報及び検出された異常の種別等の情報を異常通知と共に他車両1へ送信する。
本実施の形態に係る車両異常検出システムでは、上記の第2異常通知部11gにより異常が発生した車両1から他の車両1へ異常が通知されるため、車載通信装置10は他車両1から異常通知を受信する可能性がある。第1他車両異常通知部11hは、他車両から異常が発生した旨の通知を第2通信部15にて受信した場合に、通知と共に受信する他車両1の識別情報及び位置情報等を記憶部12に記憶する。その後、第1他車両異常通知部11hは、第1通信部14にてサーバ装置3へ他車両1の異常を通知する。このときに第1他車両異常通知部11hは、記憶部12に記憶した車両1の識別情報及び位置情報等を異常通知と共にサーバ装置3へ送信する。ただし第1通信部14がサーバ装置3との通信を行うことができない場合、第1他車両異常通知部11hは、所定時間待機した後でサーバ装置3との通信を試み、サーバ装置3との通信が可能となった際に記憶部12に記憶しておいた情報に基づいて他車両1の異常を通知する。第1他車両異常通知部11hは、他車両1の異常通知を完了するまでサーバ装置3との通信を試み続ける。
図4は、サーバ装置3の構成を示すブロック図である。本実施の形態に係るサーバ装置3は、例えば車両1の製造会社又は販売会社等が管理運営する装置であり、汎用のコンピュータシステムに専用のサーバプログラム32aをインストールすることで本実施の形態に係る車両異常検出システムのサーバ装置3として動作させることができる。サーバ装置3は、処理部31、記憶部32及び通信部33等を備えて構成されている。処理部31は、CPU又はMPU等の演算処理装置を用いて構成されており、記憶部32に記憶されたプログラムを読み出して実行することにより、種々の演算処理及び制御処理等を行うことができる。また本実施の形態において処理部31は、記憶部32に記憶されたサーバプログラム32aを読み出して実行することにより、車両1の異常に応じて救援を要請する処理及び車両1の異常を検出する処理等を行うことができる。
記憶部32は、例えばハードディスクなどの大容量の記憶装置を用いて構成されている。記憶部32は、処理部31が実行するプログラム及びこのプログラムの実行に必要なデータ等を記憶する。本実施の形態において記憶部32は、処理部31が救援要請及び異常検出等の処理を行うためのサーバプログラム32aを記憶している。サーバプログラム32aは、例えば光ディスク又はメモリカード等の記録媒体99に記録されて提供され、サーバ装置3のディスクドライブ又はカードスロット等に装着された記録媒体99からサーバプログラム32aが読み出されて記憶部32にインストールされる。また記憶部32には、サーバ装置3が管理対象とする車両1について、この車両1から受信した位置情報を記憶する位置情報DB(データベース)32bと、車両1のユーザに関する情報を記憶するユーザ情報DB32cとが設けられている。
通信部33は、例えばインターネット及び携帯電話通信網等の一又は複数のネットワークを利用して、車両1の車載通信装置10、車両1のユーザが所持する携帯電話機5、及び、救助機関7に設けられた通信装置等との間で通信を行う。通信部33は、処理部31から与えられた送信用のメッセージを車載通信装置10、携帯電話機5又は救助機関7へ送信すると共に、これらから受信したメッセージを処理部31へ与える。
また本実施の形態に係るサーバ装置3は、記憶部32に記憶されたサーバプログラム32aを処理部31が読み出して実行することにより、位置情報受信部31a、異常通知受信部31b、異常検出部31c、ユーザ通信部31d、車両位置推定部31e及び通報部31f等が処理部31にソフトウェア的な機能ブロックとして実現される。位置情報受信部31aは、車両1の車載通信装置10が所定周期で継続的に送信する位置情報を通信部33にて受信し、受信した位置情報を記憶部32の位置情報DB32bに記憶する処理を行う。位置情報DB32bには、例えば車両1の識別情報に対応付けて、この車両1から受信した所定期間内の位置情報が記憶される。異常通知受信部31bは、車両1の車載通信装置10から送信される異常通知を通信部33にて受信する処理を行う。
異常検出部31cは、車両1の車載通信装置10から周期的に送信される位置情報の受信の有無に応じて、この車両1の異常を検出する処理を行う。異常検出部31cは、例えば十数分〜数十分程度の所定期間に亘って車両1からの位置情報を受信しない場合に、この車両1に異常が発生した可能性があると判断する。ユーザ通信部31dは、異常検出部31cが車両1に異常が発生した可能性があると判断した場合に、記憶部32のユーザ情報DB32cに記憶されたこの車両1のユーザの携帯電話機5へ、異常発生の有無を問い合わせる処理を行う。この問合わせに対して異常が発生している旨の応答が得られた場合、又は、携帯電話機5との通信を行うことができない場合、異常検出部31cは、この車両1に異常が発生したと判断する。問い合わせに対して異常が発生していない旨の応答が得られた場合、異常検出部31cは、この車両1に異常は発生していないと判断する。
車両位置推定部31eは、異常検出部31cが異常を検出した車両1について、その時点における車両1の位置を推定する処理を行う。車両位置推定部31eは、例えばこの車両1から最後に受信した位置情報が示す位置を中心に、位置情報を最後に受信した時刻からの経過時間と、位置情報を最後に受信した際の車両1の速度とに基づく距離を半径とした円内を車両1の位置と推定する。車両1の速度は、位置情報の変化に基づいて算出してもよく、車両1から位置情報と共に速度情報を受信する構成であってもよい。また、車載通信装置10との通信を行う携帯電話通信網の通信不可能範囲に関する情報を記憶部32記憶しておき、車両位置推定部31eは、上記のように推定した円範囲と、携帯電話通信網の通信不可能範囲とが重なる範囲を、車両1の位置と推定してもよい。更に、道路形状又は地形等の情報を記憶部32に記憶しておき、車両位置推定部31eは、上記のように推定した範囲内に存在する道路上と、その周辺の車両1が侵入する可能性がある場所とを抽出して車両1の位置と推定してもよい。なお車両位置推定部31eによる車両1の位置推定方法は、上記のものに限らず、どのような方法を採用してもよい。
通報部31fは、異常通知受信部31bが車両1から異常が発生した旨の通知を受信した場合、又は、異常検出部31cが車両1の異常を検出した場合に、通信部33にて救助機関7へ車両1の異常を通報し、車両1のユーザの救援を要請する処理を行う。このときに通報部31fは、車両1の異常の種別が判明している場合には、異常の種別に応じた救助機関7へ通報を行ってよい。
<処理手順>
図5は、車載通信装置10が行う異常通知処理の手順を示すフローチャートである。本実施の形態に係る車載通信装置10の処理部11の位置情報取得部11aは、GPS受信部16から与えられる情報を取得し、取得した情報に基づいて車両1の位置を算出することにより、車両1の位置情報を取得する(ステップS1)。処理部11の位置情報送信部11bは、ステップS1にて算出した車両1の位置情報を、第1通信部14にてサーバ装置3へ送信する(ステップS2)。次いで処理部11は、異常検出部11c、運転者状態検出部11d及びサイバー攻撃検出部11eの検出結果に基づいて、車両1が走行不可能となる異常を検出する処理を行う(ステップS3)。処理部11は、車両異常検出処理の結果から、車両1に異常があるか否かを判定する(ステップS4)。異常がない場合(S4:NO)、処理部11は、ステップS1へ処理を戻し、位置情報の取得、位置情報の送信及び車両異常検出処理を周期的に繰り返して行う。
車両1に異常があると判定した場合(S4:YES)、処理部11の第1異常通知部11fは、第1通信部14にてサーバ装置3との通信が可能であるか否かを判定する(ステップS5)。サーバ装置3と通信が可能である場合(S5:YES)、第1異常通知部11fは、通信部14にてサーバ装置3へ車両1の異常を通知し(ステップS6)、処理を終了する。
サーバ装置3との通信が可能でない場合(S5:NO)、処理部11の第2異常通知部11gは、第2通信部15にて車両1の周辺に存在する他車両1を探索する(ステップS7)。第2異常通知部11gは、探索の結果に基づいて、周辺に他車両1が存在するか否かを判定する(ステップS8)。他車両1が存在しない場合(S8:NO)、第2異常通知部11gは、ステップS5へ処理を戻す。他車両1が存在する場合(S8:YES)、第2異常通知部11gは、この他車両1へ第2通信部15にて異常を通知し(ステップS9)、ステップS5へ処理を戻す。
図6は、車載通信装置10が行う他車両1の異常通知処理の手順を示すフローチャートである。本実施の形態に係る車載通信装置10の処理部11の第1他車両異常通知部11hは、第2通信部15にて他の車両1から異常通知を受信したか否かを判定する(ステップS21)。他車両1から異常通知を受信していない場合(S21:NO)、第1他車両異常通知部11hは、他車両1からの異常通知を受信するまで待機する。他車両1から異常通知を受信した場合(S21:YES)、第1他車両異常通知部11hは、他車両1から受信した異常通知に関する情報、例えば他車両1の識別情報及び位置情報等を記憶部12に記憶する(ステップS22)。
次いで第1他車両異常通知部11hは、第1通信部14にてサーバ装置3との通信が可能であるか否かを判定する(ステップS23)。サーバ装置3との通信が可能ではない場合(S23:NO)、第1他車両異常通知部11hは、サーバ装置3との通信が可能となるまで待機する。サーバ装置3との通信が可能である場合(S23:YES)、第1他車両異常通知部11hは、ステップS22にて記憶部12に記憶した情報に基づいて、第1通信部14にて他車両1の異常をサーバ装置3へ通知し(ステップS24)、処理を終了する。
図7は、サーバ装置3が行う処理の手順を示すフローチャートである。本実施の形態に係るサーバ装置3の処理部31の位置情報受信部31aは、通信部33にて車両1の車載通信装置10から送信される位置情報を受信したか否かを判定する(ステップS31)。位置情報を受信した場合(S31:YES)、位置情報受信部31aは、受信した位置情報を記憶部32の位置情報DB32に記憶して(ステップS32)、ステップS34へ処理を進める。位置情報を受信していない場合(S31:NO)、処理部31の異常検出部31cは、車両1からの位置情報を所定時間に亘って受信していないかの判定を行う(ステップS33)。位置情報を受信していない状況が所定時間に達していない場合(S33:NO)、処理部31はステップS34へ処理を進める。
ステップS32にて受信した位置情報を記憶した後、又は、ステップS33にて位置情報を受信していない状況が所定時間に達していないと判定した場合、処理部31の異常通知受信部31bは、通信部33にて車両1の車載通信装置10からの異常通知を受信したか否かを判定する(ステップS34)。異常通知を受信していない場合(S34:NO)、処理部31は、ステップS1へ処理を戻す。異常通知を受信した場合(S34:YES)、処理部31の通報部31fは、通信部33にて救助機関7の通信装置へ救援要請を送信し(ステップS39)、処理を終了する。
ステップS33にて車両1からの位置情報を所定時間に亘って受信していないと判定した場合(S33:YES)、処理部31のユーザ通信部31dは、記憶部32のユーザ情報DB32cに登録された車両1のユーザの携帯電話機5へ問い合わせを行う(ステップS35)。処理部31の異常検出部31cは、ユーザ通信部31dの問合わせに対する携帯電話機5からの応答の有無を判定する(ステップS36)。携帯電話機5からの応答がない場合(S36:NO)、異常検出部31cは、車両1に異常が発生したと判断し、ステップS38へ処理を進める。携帯電話機5からの応答がある場合(S36:YES)、異常検出部31cは、携帯電話機5から車両1に異常がある旨の応答を受信したか否かを判定する(ステップS37)。異常がない旨の応答を受信した場合(S37:NO)、異常検出部31cは、車両1に異常が発生していないと判断し、ステップS31へ処理を戻す。異常がある旨の応答を受信した場合(S37:YES)、異常検出部31cは、車両1に異常が発生したと判断し、ステップS38へ処理を進める。
異常検出部31cが車両1に異常が発生したと判断した後、処理部31の車両位置推定部31eは、記憶部32の位置情報DB32に記憶された車両1の位置情報に基づいて、異常が発生した車両1の位置を推定する処理を行う(ステップS38)。その後、処理部31の通報部31fは、ステップS38にて推定した位置と共に、救助機関7の通信装置へ救援要請を送信し(ステップS39)、処理を終了する。
<まとめ>
本実施の形態に係る車両異常検出システムでは、車両1に搭載された車載通信装置10が、車両外に設けられたサーバ装置3との間で通信を行う第1通信部14と、他車両1に搭載された車載通信装置10との間で通信を行う第2通信部15とを備える。車載通信装置10は、車両1に係る異常を検出した場合に、まず第1通信部14にてサーバ装置3へ異常を通知する。このときに第1通信部14がサーバ装置3との通信を行うことができず、サーバ装置3へ異常を通知することができない場合、車載通信装置10は、第2通信部15にて他車両1へ異常を通知する。
また車載通信装置10は、他車両1からの異常通知を第2通信部15にて受信した場合、第1通信部14にてサーバ装置3へ他車両1の異常を通知する。これにより、例えばサーバ装置3との通信を行うことができない場所で走行不能となった車両1から、近隣を走行している他車両1へ異常を通知することができる。これにより車載通信装置10は、他車両1がサーバ装置3との通信を行うことができる場所を走行していれば、この他車両1を介してサーバ装置3へ異常を通知することが可能となる。
また車載通信装置10は、他車両1からの異常通知を第2通信部15にて受信したが、第1通信部14によるサーバ装置3との通信を行うことができない場合、他車両1から受信した異常通知に係る情報を記憶部12に記憶しておく。その後、車載通信装置10は、第1通信部14によるサーバ装置3との通信が可能となった場合に、記憶部12に記憶しておいた情報に基づいて、他車両1の異常をサーバ装置3へ通知する。サーバ装置3との通信を行うことができない場所で異常が発生した車両1から近隣を走行している他車両1へ異常が通知されたとしても、この他車両1もまたサーバ装置3との通信を行うことができない可能性がある。しかし異常が発生していない他車両1は走行を続けることによってサーバ装置3との通信を行うことが可能な場所へ至る可能性が高く、サーバ装置3へ異常を通知することができる。
また車載通信装置10は、例えば車両1に加わる衝撃を検出する又は車両1のエアバッグの作動を検出する等により、車両1の異常を検出構成とすることができる。また車載通信装置10は、例えば車両1の運転者の状態を車内カメラ17又はセンサ等により検出し、運転者の状態に異常が発生した場合に車両1の異常を検出する構成とすることができる。また車載通信装置10は、例えば車両1に搭載された一又は複数の電子機器に対して乗っ取り又はDoS攻撃等のサイバー攻撃が行われたことを検出した場合に車両1の異常を検出する構成とすることができる。車載通信装置10が検出する車両1の異常は、これらに限らず、様々な異常であってよい。
また車載通信装置10は、車両1の位置情報を取得して第1通信部14にて継続的にサーバ装置へ位置情報を送信する。サーバ装置3は、車両1から継続的に送信される位置情報を受信すると共に、この位置情報の受信の有無に応じて車両1の異常を検出する。例えばサーバ装置3は、車両1からの位置情報を所定時間以上に亘って受信しない場合に、この車両1に異常が発生したと判断することができる。これによりサーバ装置3は、車両1から異常を直接的に通知された場合及び他車両1を介して間接的に通知された場合に加えて、車両1から位置情報を受信しない場合に自らの判断でこの車両1の異常を検出することができる。
またサーバ装置3は、車両1が継続的に送信する位置情報を所定期間以上に亘って受信しない場合に、この車両1のユーザに関連付けられた携帯電話機5との間で通信を行う。ユーザの携帯電話機5との通信を行うことができる場合、サーバ装置3は、例えばユーザに車両1の異常の発生の有無及び救援の要否等を問い合わせることができる。ユーザの携帯電話機5との通信を行うことができない場合、サーバ装置3は、車両1に異常が発生したと判断する。これにより例えば車載通信装置10の故障、車載通信装置10及びサーバ装置3間のネットワークの不具合等によりサーバ装置3が車両1の異常を誤検出し、不要な救援要請などが行われることを防止できる。
またサーバ装置3は、車両1から受信した位置情報を記憶部3の位置情報DB32に記憶しておき、車両1の異常を検出した場合には記憶しておいた位置情報に基づいて車両1の位置を推定する処理を行う。サーバ装置3は、例えば最後に車両1から受信した位置情報及び最後の受信からの経過時間等の情報に基づいて、最後の車両1の位置から所定距離以内の範囲を現時点での車両1の位置と推定することができる。これに加えてサーバ装置3は、例えばサーバ装置3及び車両1の車載通信装置10の通信を行うことができない地域の情報を予め取得しておき、この通信不可地域と車両1の最終位置から所定距離以内の範囲とが重なる領域を、車両1の位置と推定することができる。また更にサーバ装置3は、車両1が走行可能な道路に関する情報を予め取得しておき、前記の推定領域内に存在する道路上及びその周辺を車両1の位置と推定することができる。なお、車両1の位置の推定方法は一例であって、これに限るものではない。サーバ装置3がこのような車両1の位置推定を行うことによって、通信を行うことができない場所に存在する車両1への救援を迅速に行うことが期待できる。
またサーバ装置3は、車両1における異常の発生を検出した場合に、例えば警察又は消防等の救助機関7に通報を行い、車両1の救援を要請する。これにより異常が発生した又は発生している可能性が高い車両1に対して、迅速に救援が行われることが期待できる。
なお本実施の形態においては、GPSの信号を受信するGPS受信部16、車両1外の装置との通信を行う第1通信部14及び第2通信部15を車載通信装置10が備える構成としたが、これに限るものではなく、GPS受信部16、第1通信部14及び第2通信部15と同様の機能を有する別の装置を車両1に搭載し、この別装置と車載通信装置10との間で車内通信を行って情報を授受する構成としてもよい。また車両1の異常検出とサーバ装置3への異常通知とを別の装置で行う構成としてもよい。また車載通信装置10は車両1に搭載されるゲートウェイ装置としたが、これに限るものではなく、車両1に搭載されたいずれかのECU2に異常検出及び異常通知の機能を付与してもよく、車両1の異常検出及び異常通知を行う専用の装置を車両1に搭載してもよい。
また車載通信装置10が異常を検出した場合にサーバ装置3へ異常を通知する構成としたが、これに限るものではなく、例えば車両1の運転席近傍にスイッチなどの操作部を設け、この操作部に対するユーザの操作がなされた場合に車載通信装置10がサーバ装置3へ異常を通知する構成としてもよい。また車載通信装置10は、車両1の運転者の状態検出及び車両1の電子機器に対するサイバー攻撃の検出等を行う構成としたが、これに限るものではなく、運転者の状態検出及び/又はサイバー攻撃の検出を行わない構成としてもよい。また車載通信装置10が検出する車両1の異常は、車両1が走行不可能となる異常としたが、これに限るものではなく、車両1が走行可能であっても車載通信装置10がサーバ装置3へ異常を通知する構成としてよい。
またサーバ装置3は異常が発生した可能性のある車両1のユーザが所持する携帯電話機5へ問い合わせを行うと共に、車両1からの異常通知又は車両1の異常検出に応じて救助機関7へ救援要請を行う構成としたが、これに限るものではない。携帯電話機5への問合わせ、及び/又は、救助機関7への救援要請は、例えばサーバ装置3を管理するオペレータなどが行う構成としてもよい。この場合、サーバ装置3は、車両1の異常通知を受信した場合及び車両1の異常を検出した場合に、オペレータに対して異常を知らせることができる構成であればよい。
(変形例)
図8は、変形例に係る車両異常検出システムにおける異常通知を説明するための模式図である。変形例に係る車両異常検出システムでは、車両1aにて異常が発生して走行不可能状態となり、且つ、車両1aがサーバ装置3との通信を行うことができない場合、車車間通信を利用して周囲の他車両1bへ異常を通知する。車両1bは、車両1aから異常を通知され、且つ、サーバ装置3との通信を行うことができない場合、車車間通信を利用して周囲の他車両1cへ異常を通知する。車両1cは、車両1bから異常を通知され、且つ、サーバ装置3との通信を行うことができない場合、車車間通信を利用して周囲の他車両1dへ異常を通知する。車両1dは、車両1cから異常を通知され、且つ、サーバ装置3との通信を行うことができない場合、車車間通信を利用して周囲の他車両1eへ異常を通知する。車両1eは、車両1dから異常を通知され、且つ、サーバ装置3との通信を行うことができる場合、サーバ装置3へ異常を通知する。
このように変形例に係る車両異常検出システムでは、異常が発生した車両1aから複数の車両1b〜1dを介してサーバ装置3との通信が可能な車両1eへ異常が通知され、車両1eからサーバ装置3へ異常が通知される。これにより車両1aにて発生した異常を迅速にサーバ装置3へ通知することができ、車両1aに対して迅速に救助を行うことができる。
図9は、変形例に係る車載通信装置110の構成を示すブロック図である。変形例に係る車載通信装置110は、図3に示した車載通信装置10に対して、処理部11内に第2他車両異常通知部11iを追加した構成である。第2他車両異常通知部11iは、第2通信部15にて他車両1からの異常通知を受信し、且つ、第1通信部14がサーバ装置3との通信を行うことができず、第1他車両異常通知部11hがサーバ装置3へ異常を通知することができない場合に、第2通信部15にて更に別の車両1へ異常を通知する処理を行う。まず第2他車両異常通知部11iは、自車両1の周辺に無線通信可能な他車両1が存在するか否かの探索を行う。このときに第2他車両異常通知部11iは、受信済みの異常通知の送信元となる他車両1については探索の対象外とする。無線通信可能な他車両1が存在する場合、第2他車両異常通知部11iは、この他車両1に対して異常を通知するメッセージを無線送信する。
図10は、変形例に係る車載通信装置110が行う他車両1の異常通知処理の手順を示すフローチャートである。変形例に係る車載通信装置110の処理部11の第1他車両異常通知部11hは、第2通信部15にて他車両1から異常通知を受信したか否かを判定する(ステップS51)。他車両1から異常通知を受信していない場合(S51:NO)、第1他車両異常通知部11hは、他車両1からの異常通知を受信するまで待機する。他車両1から異常通知を受信した場合(S51:YES)、第1他車両異常通知部11hは、他車両1から受信した異常通知に関する情報、例えば他車両1の識別情報及び位置情報等を記憶部12に記憶する(ステップS52)。
次いで第1他車両異常通知部11hは、第1通信部14にてサーバ装置3との通信が可能であるか否かを判定する(ステップS53)。サーバ装置3との通信が可能である場合(S53:YES)、第1他車両異常通知部11hは、ステップS52にて記憶部12に記憶した情報に基づいて、第1通信部14にて他車両1の異常をサーバ装置3へ通知し(ステップS54)、処理を終了する。
サーバ装置3との通信が可能ではない場合(S53:NO)、処理部11の第2他車両異常通知部11iは、第2通信部15にて車両1の周辺に存在する他車両1を探索する(ステップS55)。第2他車両異常通知部11iは、探索の結果に基づいて、周辺に他車両1が存在するか否かを判定する(ステップS56)。他車両1が存在しない場合(S56:NO)、第2他車両異常通知部11iは、ステップS53へ処理を戻す。他車両1が存在する場合(S56:YES)、第2他車両異常通知部11iは、この他車両1へ第2通信部15にて異常を通知し(ステップS57)、ステップS53へ処理を戻す。
以上の構成の変形例に係る車両異常検出システムでは、車載通信装置110が他車両1から異常通知を受信したが、第1通信部14によるサーバ装置3との通信を行うことができない場合、第2通信部15にて更に別の車両へ異常を通知する。これにより、異常が発生した車両1から複数の他車両1を介してサーバ装置3へ異常を通知することが可能となる。
1,1a〜1e 車両
2 ECU
3 サーバ装置
5 携帯電話機
7 救助機関
10 車載通信装置
11 処理部
11a 位置情報取得部
11b 位置情報送信部
11c 異常検出部
11d 運転者状態検出部
11e サイバー攻撃検出部
11f 第1異常通知部
11g 第2異常通知部
11h 第1他車両異常通知部
11i 第2他車両異常通知部
12 記憶部
12a 異常通知プログラム
13 車内通信部
14 第1通信部
15 第2通信部
16 GPS受信部
17 車内カメラ
31 処理部
31a 位置情報受信部
31b 異常通知受信部
31c 異常検出部
31d ユーザ通信部
31e 車両位置推定部
31f 通報部
32 記憶部
32a サーバプログラム
32b 位置情報DB
32c ユーザ情報DB
33 通信部

Claims (11)

  1. 車両の位置情報を取得する位置情報取得部と、
    車両外に設けられたサーバ装置との間で通信を行う第1通信部と、
    他車両との間で通信を行う第2通信部と、
    前記車両に係る異常を検出する異常検出部と、
    前記異常検出部が異常を検出した場合に、前記第1通信部にて前記サーバ装置へ異常を通知する第1異常通知部と、
    前記第1通信部が前記サーバ装置との通信を行うことができず、前記第1異常通知部が前記サーバ装置へ異常を通知できない場合に、前記第2通信部にて他車両へ異常及び前記位置情報取得部が取得した位置情報を通知する第2異常通知部と、
    他車両からの異常通知を前記第2通信部にて受信した場合に、前記第1通信部にて前記サーバ装置へ前記他車両の異常を通知する第1他車両異常通知部と
    を備えることを特徴とする車載通信装置。
  2. 前記第1通信部が前記サーバ装置との通信を行うことができず、前記第1他車両異常通知部が前記サーバ装置へ異常を通知できない場合に、前記他車両から受信した異常通知に係る情報を記憶しておく記憶部を備え、
    前記第1他車両異常通知部は、前記第1通信部が前記サーバ装置との通信を行うことが可能となった場合に、前記記憶部に記憶した情報に基づいて前記サーバ装置への異常通知を行うこと
    を特徴とする請求項1に記載の車載通信装置。
  3. 前記第1通信部が前記サーバ装置との通信を行うことができず、前記第1他車両異常通知部が前記サーバ装置へ異常を通知できない場合に、前記第2通信部にて更に別の車両へ前記他車両の異常を通知する第2他車両異常通知部を備えること
    を特徴とする請求項1又は請求項2に記載の車載通信装置。
  4. 前記車両の運転者の状態を検出する運転者状態検出部を備え、
    前記異常検出部は、前記運転者状態検出部の検知結果に基づいて、前記車両の異常を検出すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1つに記載の車載通信装置。
  5. 前記車両に搭載された電子機器に対するサイバー攻撃を検出するサイバー攻撃検出部を備え、
    前記異常検出部は、前記サイバー攻撃検出部の検出結果に基づいて、前記車両の異常を検出すること
    を特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1つに記載の車載通信装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれか1つに記載され、前記位置情報取得部が取得した位置情報を前記第1通信部にて前記サーバ装置へ継続的に送信する位置情報送信部を更に有する車載通信装置と、
    車両の車載通信装置との間で通信を行う通信部、前記車載通信装置が継続的に送信する位置情報を前記通信部にて受信する位置情報受信部、前記車載通信装置からの異常通知を前記通信部にて受信する異常通知受信部、並びに、前記異常通知受信部にて受信した異常通知又は前記位置情報受信部による位置情報の受信の有無に基づいて前記車両に係る異常を検出する異常検出部を有する前記サーバ装置と
    を備えることを特徴とする車両異常検出システム。
  7. 前記サーバ装置は、前記位置情報受信部が前記車両の前記車載通信装置から継続的な位置情報を受信しない場合に、前記車両のユーザに関連付けられた通信装置との間で通信を行うユーザ通信部を有し、
    前記異常検出部は、前記ユーザ通信部による前記通信装置との通信を行うことができない場合に、前記車両の異常を検出すること
    を特徴とする請求項6に記載の車両異常検出システム。
  8. 前記サーバ装置は、
    前記位置情報受信部が受信した位置情報を記憶する記憶部と、
    前記位置情報受信部が前記車両からの位置情報を受信しないことに基づいて前記異常検出部が前記車両の異常を検出した場合に、前記記憶部に記憶した位置情報に基づいて、前記車両の位置を推定する車両位置推定部と
    を有することを特徴とする請求項6又は請求項7に記載の車両異常検出システム。
  9. 前記サーバ装置は、前記異常検出部が前記車両の異常を検出した場合に、救助機関に通報を行う通報部を有すること
    を特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれか1つに記載の車両異常検出システム。
  10. 車両の位置情報を取得し、
    前記車両に係る異常を検出し、
    異常を検出した場合に、第1通信部にてサーバ装置へ異常を通知し、
    前記第1通信部が前記サーバ装置との通信を行うことができず、前記サーバ装置へ異常を通知できない場合に、第2通信部にて他車両へ異常及び位置情報を通知し、
    他車両からの異常通知を前記第2通信部にて受信した場合に、前記第1通信部にて前記サーバ装置へ前記他車両の異常を通知すること
    を特徴とする車両異常通知方法。
  11. 車両外に設けられたサーバ装置との間で通信を行う第1通信部と、他車両との間で通信を行う第2通信部とを備えるコンピュータに、
    車両の位置情報を取得し、
    前記車両に係る異常を検出し、
    異常を検出した場合に、前記第1通信部にて前記サーバ装置へ異常を通知し、
    前記第1通信部が前記サーバ装置との通信を行うことができず、前記サーバ装置へ異常を通知できない場合に、前記第2通信部にて他車両へ異常及び位置情報を通知し、
    他車両からの異常通知を前記第2通信部にて受信した場合に、前記第1通信部にて前記サーバ装置へ前記他車両の異常を通知する
    処理を実行させることを特徴とするコンピュータプログラム。
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