JP2019001475A - 包装袋 - Google Patents
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Abstract
Description
例えば、特許文献1には、対向する2枚のシート材を備え、各シート材の端部同士が互いに接合されて内容物を密閉するように形成され、各シート材の一端から他端に延びる引き裂き予定線に沿って両シート材を引き裂くことにより開封される包装袋であって、各シート材のそれぞれは、前記引き裂き予定線と、該引き裂き予定線に並行するようにその両側に配されたそれぞれ1以上の引き裂き予定補助線とを有し、一方のシート材の前記引き裂き予定線は、少なくとも一部が屈曲しており、各シート材は、前記屈曲により、引き裂き後に形成される開口縁形状が互いに異なるように形成されている、包装袋が開示されている。
以下の発明の態様は、本発明の構成を例示するものであり、本発明の多様な構成の理解を容易にするために、項別けして説明するものである。各項は、本発明の技術的範囲を限定するものではなく、発明を実施するための最良の形態を参酌しつつ、各項の構成要素の一部を置換し、削除し、又は、更に他の構成要素を付加したものについても、本願発明の技術的範囲に含まれ得るものである。
(2)項に記載の包装袋では、使用者は、摘み部を、切り込み線状部に沿って非切り込み部を支点に2枚のシートに対して立設させるように回動させて、引き続き、切り取り予定部に沿って引っ張ることで、切り込み予定部を一方のシートから容易に切り取ることができる。なお、摘み部自体は、2枚のシートが接合された接合領域の一部であるが、切り取り予定部は一方のシートのみに形成されているため、使用者が摘み部を引っ張ると、2枚のシートが共に切り取られることはなく、一方のシートのみが切り取り予定部に沿って切り取られる。ところで、摘み部は、2枚のシートが接合された接合領域に設けられるため、開封前に包装袋の密閉性が失われることはない。
(3)項に記載の包装袋では、切り取り予定部が、密閉空間に関与していない2枚のシートの一辺の周縁域における接合領域と平行で直線状に形成されているので、開封時における使用者の力加減や力を入れる方向に関わらず、切り取り予定部を一方のシートから容易に切り取ることができる。また、摘み部は、対向する二辺の周縁域における接合領域の両方に設けられているので、使用者は、何れか一方の摘み部を把持して、切り取り予定部を切り取ることができるので、切り取り予定部の切り取り方向の自由度が向上される。しかも、一方の摘み部が切り取り始点として利用され、他方の摘み部が切り取り終点として利用できるので、切り取り予定部の切り取りをより円滑に行うことができる。
(4)項に記載の包装袋では、誘導線(シートを切断容易とする弱化線と同様)としては、例えば、複数のミシン目線を不連続に配置して形成されてもよく、連続した一本のミシン目線よって形成されてもよい。又、ミシン目は、一方のシートを貫通しない程度の深さに、切り込みが設けられることで構成される。また、誘導線は、2本の誘導線のみであってもよく、当該2本の誘導線間に1本以上の別の誘導線を備えてもよい。要するに、2本の誘導線の間に、当該2本の誘導線の切り取りを促す複数の誘導線を含んでもよい。すなわち、誘導線の形状、数量、配置、形成方法等は限定されることなく、切り取り予定部の切り取りを誘導する、従来既知のあらゆる誘導線を用いてもよい。
(5)項に記載の包装袋では、摘み部を把持して切り取り予定部に沿って引っ張る際、摘み部を弱化線によって他方のシートから容易に引き千切ることができ、一方のシートのみを確実に切り取り予定部に沿って切り取ることができる。
(6)項に記載の包装袋では、摘み部を把持して切り取り予定部に沿って引っ張る際、摘み部を複数本の弱化線によって確実に他方のシートから引き千切ることができる。なお、弱化線は、少なくとも3本以上形成するほうが好ましい。
(7)項に記載の包装袋では、摘み部の形成できる範囲を広範囲にすることができ、摘み部を形成する際の摘み部の位置精度を緩和することができ、製造に係る効率化を図ることができる。
(8)項に記載の包装袋では、経済性に優れたポリエチレンテレフタレートがシートの材料として用いられていることで、製造コストを低減させることができる。
図1は、本発明の実施の形態に係る包装袋1を示しており、本包装袋1には、複数枚の貼付剤が密封収納されている。なお、図1(a)は包装袋1の表面を示し、図1(b)は包装袋1の裏面を示している。図1に示すように、包装袋1は、4つの角が丸みを帯びた矩形状を呈した2枚のシート2F、2Rにより構成される。包装袋1は、2枚のシート2F、2Rの四辺の周縁域同士が接着されて接合領域BR1、BR2、BR3、BR4が形成されて構成される。接合領域BR1、BR2、BR3、BR4の幅寸法W1は略同じである。各シート2F、2Rは、図4に示すように、表面5から裏面6に向かって順次積層される、ポリエチレンテレフタレート(PET)製のフィルム層7、ポリエチレン(PE)製のフィルム層8、アルミニウム箔層9及びポリエチレン(PE)製のフィルム層10からなる積層体で構成される。
包装袋1を最初に開封する際に、まず、図3(a)に示すように、使用者が摘み部22、22の何れか一方を把持して、該摘み部22を、切り込み線状部25に沿って摘み部22の非切り込み部26を支点に、一方のシート2Fに対して回動させて該シート2Fから立設させた状態にする。このような状態から、使用者が、摘み部22を紙面手前左方向に引き上げながらシート2Fに対して引っ張ると、図3(b)に示すように、摘み部22を始点として切り取り予定部10が切り取られていく。
他の実施形態に係る包装袋1では、摘み部22が設けられる、対向する二辺の周縁域における接合領域BR2、BR4の部位の幅寸法(切り取り予定部10の延在方向の長さ)W4が、その他の周縁域における接合領域BR2、BR4の幅寸法W1よりも大きく(幅広)形成される。
これにより、摘み部22を形成できる範囲を、図1に示す実施形態よりも広範囲にすることができる。
Claims (8)
- 矩形状の重なり合う2枚のシートの四辺の周縁域同士が接着されて接合領域が形成され、該2枚のシートの内面同士を密着可能にする密閉手段が、前記各シートの四辺のうちの一辺の周縁域における接合領域から内方の位置に長手方向または幅方向に沿って設けられ、該密閉手段と、前記2枚のシートの三辺の周縁域における接合領域とで囲まれる密閉空間に貼付剤などの薬剤が密閉される包装袋であって、
前記密閉手段と、前記2枚のシートの一辺の周縁域における接合領域との間に対向する二辺の周縁域における接合領域間に亘って延びる帯状の開封用の切り取り予定部が、前記2枚のシートのうちの一方のシートに設けられ、
対向する二辺の周縁域における接合領域の少なくとも一方に、前記切り取り予定部の切り取り始点となる摘み部を設けてなる、包装袋。 - 前記摘み部は、それが設けられた接合領域内に形成された、前記2枚のシートを貫通する少なくとも一部が彎曲もしくは屈曲した線状の切り込み線状部と、前記切り取り予定部の端部に近接して、前記切り込み線状部の2つの端部間に延びる非切り込み部と、を備える、請求項1記載の包装袋。
- 前記切り取り予定部は、前記密閉空間に関与していない、2枚のシートの一辺の周縁域における接合領域と平行に設けられるとともに、前記摘み部は、前記対向する二辺の周縁域における接合領域の両方に設けられる、請求項1または2記載の包装袋。
- 前記切り取り予定部は、前記一方のシートに、切り取りを誘導する複数の誘導線を形成してなる、請求項1乃至3のうちいずれか一項記載の包装袋。
- 前記2枚のシートのうちの他方のシートにおいて、前記摘み部と近接して、且つ、前記一方のシートにおける前記切り取り予定部と対向する位置に、前記摘み部が前記他方のシートから引き千切れ容易となる弱化線が設けられる、請求項1乃至4のうちいずれか一項記載の包装袋。
- 前記弱化線は、前記切り取り予定部と直交または斜交する方向に沿って、複数本、少なくとも前記切り取り予定部の幅全体に亘って形成されている、請求項5記載の包装袋。
- 前記摘み部が設けられる、対向する二辺の周縁域における接合領域の少なくとも一方の部位は、その他の周縁域における接合領域よりも、より幅広である、請求項1乃至6のうちいずれか一項記載の包装袋。
- 前記2枚のシートは、少なくともポリエチレンテレフタレート製のフィルム層を含む積層体からなる、請求項1乃至7のうちいずれか一項記載の包装袋。
Priority Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2017115182A JP2019001475A (ja) | 2017-06-12 | 2017-06-12 | 包装袋 |
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|---|---|
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Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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