JP2019097563A - 飲料組成物 - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の課題は、オルニチンを強化しながらも、オルニチン由来のぬめり感が低減され、ぬめり感の後引きも抑制された飲料組成物を提供することにある。
(A)オルニチン及びその塩から選択される少なくとも1種 0.05〜5質量%、及び
(B)非重合体カテキン類
を含有し、
成分(A)と成分(B)との質量比[(B)/(A)]が0.05〜3である、飲料組成物を提供するものである。
成分(A)は、L体でも、D体でも、これらの混合物であってもよいが、L体が好ましい。成分(A)は、天然由来品でも、化学合成品でもよく、更に市販品であってもよい。天然由来品としては、例えば、シジミからの抽出物が挙げられ、また化学合成品としては、例えば、発酵法により製造したものが挙げられる。なお、天然由来品、化学合成品は、必要によりカラムクロマトグラフィ等により精製しても構わない。
中でも、成分(A)としては、オルニチンの塩が好ましく、オルニチン塩酸塩がより好ましく、L−オルニチン塩酸塩が更に好ましい。
有機酸としては、例えば、クエン酸、グルコン酸、リンゴ酸、酒石酸、アスコルビン酸、コハク酸、乳酸、フマル酸、アジピン酸、フィチン酸、フマル酸等が挙げられる。また、無機酸としては、例えば、リン酸等が挙げられる。塩としては、例えば、カリウム、ナトリウム等のアルカリ金属塩を挙げることができる。中でも、嗜好性向上の観点から、クエン酸、グルコン酸、コハク酸、乳酸、リンゴ酸、酒石酸、リン酸及びそれらの塩から選ばれる1種又は2種以上が好ましく、とりわけ、クエン酸が好ましい。塩としては、カリウム、ナトリウム等のアルカリ金属塩が好ましい。
例えば、本発明の飲料組成物が液状である場合、飲料の形態は、ストレート飲料のみならず、濃縮液状、ゼリー状、スラリー状等の形態でもよい。中でも、利便性の観点からストレート飲料が好ましい。ここで、本明細書において「ストレート飲料」とは、希釈せずにそのまま飲用できる飲料をいう。濃縮液状である場合、その固形分濃度はストレート飲料よりも高濃度であれば適宜選択可能であり、特に限定されない。ゼリー状である場合、容器に備え付けられた吸い口やストローから飲料を吸引できれば、その固形分濃度は特に限定されず、適宜選択可能である。また、本発明の飲料組成物が固形状である場合、常温(20℃±15℃)において固体であればその形状は特に限定されず、粉末状、顆粒状、錠状、棒状、板状、ブロック状等の種々の形状とすることができる。本発明の固形状飲料組成物中の固形分量は通常95質量%以上、好ましくは97質量%以上である。なお、かかる固形分量の上限は特に限定されず、100質量%であってもよい。ここで、本明細書において「固形分量」とは、試料を105℃の電気恒温乾燥機で3時間乾燥して揮発物質を除いた残分の質量をいう。
更に、本発明の飲料組成物がストレート飲料である場合、加熱殺菌済でもよい。加熱殺菌方法としては、適用されるべき法規(日本にあっては食品衛生法)に定められた条件に適合するものであれば特に限定されるものではない。例えば、レトルト殺菌法、高温短時間殺菌法(HTST法)、超高温殺菌法(UHT法)等を挙げることができる。また、飲料組成物の容器の種類に応じて加熱殺菌法を適宜選択することも可能であり、例えば、金属缶のように、飲料組成物を容器に充填後、容器ごと加熱殺菌できる場合にあってはレトルト殺菌を採用することができる。また、PETボトル、紙容器のようにレトルト殺菌できないものについては、飲料組成物をあらかじめ上記と同等の殺菌条件で加熱殺菌し、無菌環境下で殺菌処理した容器に充填するアセプティック充填や、ホットパック充填等を採用することができる。
試料0.5gを精秤後、10w/v%スルホルサリチル酸溶液25mLを加え、更に3mol/L水酸化ナトリウム溶液を加え混和する。その後、クエン酸ナトリウム緩衝液でpH2.2に調整し、100mLに定容したものを、メンブレンフィルター(GLクロマトディスク13A,孔径0.2μm,ジーエルサイエンス(株))にて濾過後、アミノ酸自動分析に供する。
・機種:JLC−500/V(日本電子株式会社)
・カラム:LCR−6,φ4mm×120mm(日本電子株式会社)
・移動相:クエン酸リチウム緩衝液(P−12〜P−15,P−21)(日本電子株式会社)
・反応液:日本電子用ニンヒドリン発色液キット−II(和光純薬工業株式会社)
・流量:移動相0.50mL/min,反応液0.30mL/min
・測定波長:570nm
純水で溶解希釈した試料を、高速液体クロマトグラフ(型式SCL−10AVP、島津製作所製)を用い、オクタデシル基導入液体クロマトグラフ用パックドカラム(L−カラムTM ODS、4.6mmφ×250mm:財団法人 化学物質評価研究機構製)を装着し、カラム温度35℃でグラジエント法により測定する。移動相A液は酢酸を0.1mol/L含有する蒸留水溶液、B液は酢酸を0.1mol/L含有するアセトニトリル溶液とし、流速は1mL/分、試料注入量は10μL、UV検出器波長は280nmの条件で行う。なお、グラジエント条件は以下の通りである。
時間 A液濃度 B液濃度
0分 97% 3%
5分 97% 3%
37分 80% 20%
43分 80% 20%
43.5分 0% 100%
48.5分 0% 100%
49分 97% 3%
60分 97% 3%
飲料組成物30mLを50mLのビーカーに量り取り、pHメータ(HORIBA コンパクトpHメータ、堀場製作所製)を用いて、20℃に温度調整をして測定した。
各飲料組成物の「ぬめり感の強さ」、「ぬめり感の後引き」について、専門パネル4名が下記の基準にしたがって飲用試験を行うことに合意したうえで実施した。飲用試験では、各飲料組成物について下記の評価基準にて評価し、その後専門パネルの評点の平均値を求めた。なお、評点の平均値は、小数第2位を四捨五入するものとする。
実施例5の飲料組成物のぬめり感の強さの評点を「5」とし、実施例2の飲料組成物のぬめり感の強さの評点を「3」とし、比較例1の飲料組成物のぬめり感の強さの評点を「1」として、評価を行った。具体的な評価基準は以下のとおりである。
5:ぬめり感がない(実施例5と同等である)
4:ぬめり感がほとんどない(実施例5に比べぬめり感がややあるが、実施例2に比べてぬめり感がない)
3:ぬめり感が僅かにある(実施例2と同等である)
2:ぬめり感がややある(実施例2に比べてぬめり感がややあるが、比較例1に比べてぬめり感がない)
1:ぬめり感がある(比較例1と同等である)
実施例5の飲料組成物のぬめり感の後引きの評点を「5」とし、実施例2の飲料組成物のぬめり感の後引きの評点を「3」とし、比較例1の飲料組成物のぬめり感の後引きの評点を「1」として、評価を行った。具体的な評価基準は以下のとおりである。
5:ぬめり感の後引きがない(実施例5と同等である)
4:ぬめり感の後引きがほとんどない(実施例5に比べぬめり感の後引きがややあるが、実施例2に比べてぬめり感の後引きがない)
3:ぬめり感の後引きが僅かにある(実施例2と同等である)
2:ぬめり感の後引きがややある(実施例2に比べてぬめり感の後引きがややあるが、比較例1に比べてぬめり感の後引きがない)
1:ぬめり感の後引きがある(比較例1と同等である)
表1に示す各成分を配合してストレート飲料を調製し、得られた各ストレート飲料について分析及び官能評価を行った。その結果を表1に併せて示す。
クエン酸以外の表2に示す各成分を配合後、10分間撹拌して溶解させた。その後、クエン酸でpH3.8になるように調整し、耐熱性容器に充填後、85℃で30分間加熱した後、冷却し容器詰ゼリー飲料を調製した。得られたゼリー飲料について実施例5と同様に分析及び官能評価を行った。その結果を表2に併せて示す。
Claims (3)
- 次の成分(A)及び(B);
(A)オルニチン及びその塩から選択される少なくとも1種 0.05〜5質量%、及び
(B)非重合体カテキン類
を含有し、
成分(A)と成分(B)との質量比[(B)/(A)]が0.05〜3である、飲料組成物。 - 成分(B)の含有量が0.05〜2質量%である、請求項1記載の飲料組成物。
- pHが2〜7.8である、請求項1又は2に記載の飲料組成物。
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