JP2019097120A - 通信システム - Google Patents
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Abstract
【課題】基地局装置の故障に対して適切に対処可能な通信システムを提供する。
【解決手段】通信システムは、複数の無線ビームによって無線通信を行う基地局装置と、基地局装置の保守管理を行う保守管理装置とを含む。基地局装置は、ビーム形成の正常性確認のための正常性確認ビームを送信する(ステップSt1201)。保守管理装置は、基地局装置の正常性確認ビームを受信する(ステップSt1202)。保守管理装置は、基地局装置の正常性確認ビームの受信状態の変動から当該正常性確認ビームの異常を検知した場合には、基地局装置に故障の可能性があることを基地局装置の上位装置に通知する(ステップSt1204,St1205)。
【選択図】図11
【解決手段】通信システムは、複数の無線ビームによって無線通信を行う基地局装置と、基地局装置の保守管理を行う保守管理装置とを含む。基地局装置は、ビーム形成の正常性確認のための正常性確認ビームを送信する(ステップSt1201)。保守管理装置は、基地局装置の正常性確認ビームを受信する(ステップSt1202)。保守管理装置は、基地局装置の正常性確認ビームの受信状態の変動から当該正常性確認ビームの異常を検知した場合には、基地局装置に故障の可能性があることを基地局装置の上位装置に通知する(ステップSt1204,St1205)。
【選択図】図11
Description
本発明は、通信システムに関する。
移動体通信システムの規格化団体である3GPP(3rd Generation Partnership Project)において、無線区間についてはロングタームエボリューション(Long Term Evolution:LTE)と称し、コアネットワークおよび無線アクセスネットワーク(以下、まとめて、ネットワークとも称する)を含めたシステム全体構成については、システムアーキテクチャエボリューション(System Architecture Evolution:SAE)と称される通信方式が検討されている(例えば、非特許文献1〜4)。この通信方式は3.9G(3.9 Generation)システムとも呼ばれる。
LTEのアクセス方式としては、下り方向はOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)、上り方向はSC−FDMA(Single Carrier Frequency Division Multiple Access)が用いられる。また、LTEは、W−CDMA(Wideband Code Division Multiple Access)とは異なり、回線交換を含まず、パケット通信方式のみになる。
非特許文献1(5章)に記載される、3GPPでの、LTEシステムにおけるフレーム構成に関する決定事項について、図1を用いて説明する。図1は、LTE方式の通信システムで使用される無線フレームの構成を示す説明図である。図1において、1つの無線フレーム(Radio frame)は10msである。無線フレームは10個の等しい大きさのサブフレーム(Subframe)に分割される。サブフレームは、2個の等しい大きさのスロット(slot)に分割される。無線フレーム毎に1番目および6番目のサブフレームに下り同期信号(Downlink Synchronization Signal)が含まれる。同期信号には、第一同期信号(Primary Synchronization Signal:P−SS)と、第二同期信号(Secondary Synchronization Signal:S−SS)とがある。
3GPPでの、LTEシステムにおけるチャネル構成に関する決定事項が、非特許文献1(5章)に記載されている。CSG(Closed Subscriber Group)セルにおいてもnon−CSGセルと同じチャネル構成が用いられると想定されている。
物理報知チャネル(Physical Broadcast Channel:PBCH)は、基地局装置(以下、単に「基地局」という場合がある)から移動端末装置(以下、単に「移動端末」という場合がある)などの通信端末装置(以下、単に「通信端末」という場合がある)への下り送信用のチャネルである。BCHトランスポートブロック(transport block)は、40ms間隔中の4個のサブフレームにマッピングされる。40msタイミングの明白なシグナリングはない。
物理制御フォーマットインジケータチャネル(Physical Control Format Indicator Channel:PCFICH)は、基地局から通信端末への下り送信用のチャネルである。PCFICHは、PDCCHsのために用いるOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)シンボルの数を、基地局から通信端末へ通知する。PCFICHは、サブフレーム毎に送信される。
物理下り制御チャネル(Physical Downlink Control Channel:PDCCH)は、基地局から通信端末への下り送信用のチャネルである。PDCCHは、後述のトランスポートチャネルの1つである下り共有チャネル(Downlink Shared Channel:DL−SCH)のリソース割り当て(allocation)情報、後述のトランスポートチャネルの1つであるページングチャネル(Paging Channel:PCH)のリソース割り当て(allocation)情報、DL−SCHに関するHARQ(Hybrid Automatic Repeat reQuest)情報を通知する。PDCCHは、上りスケジューリンググラント(Uplink Scheduling Grant)を運ぶ。PDCCHは、上り送信に対する応答信号であるAck(Acknowledgement)/Nack(Negative Acknowledgement)を運ぶ。PDCCHは、L1/L2制御信号とも呼ばれる。
物理下り共有チャネル(Physical Downlink Shared Channel:PDSCH)は、基地局から通信端末への下り送信用のチャネルである。PDSCHには、トランスポートチャネルである下り共有チャネル(DL−SCH)、およびトランスポートチャネルであるPCHがマッピングされている。
物理マルチキャストチャネル(Physical Multicast Channel:PMCH)は、基地局から通信端末への下り送信用のチャネルである。PMCHには、トランスポートチャネルであるマルチキャストチャネル(Multicast Channel:MCH)がマッピングされている。
物理上り制御チャネル(Physical Uplink Control Channel:PUCCH)は、通信端末から基地局への上り送信用のチャネルである。PUCCHは、下り送信に対する応答信号(response signal)であるAck/Nackを運ぶ。PUCCHは、CQI(Channel Quality Indicator)レポートを運ぶ。CQIとは、受信したデータの品質、もしくは通信路品質を示す品質情報である。またPUCCHは、スケジューリングリクエスト(Scheduling Request:SR)を運ぶ。
物理上り共有チャネル(Physical Uplink Shared Channel:PUSCH)は、通信端末から基地局への上り送信用のチャネルである。PUSCHには、トランスポートチャネルの1つである上り共有チャネル(Uplink Shared Channel:UL−SCH)がマッピングされている。
物理HARQインジケータチャネル(Physical Hybrid ARQ Indicator Channel:PHICH)は、基地局から通信端末への下り送信用のチャネルである。PHICHは、上り送信に対する応答信号であるAck/Nackを運ぶ。物理ランダムアクセスチャネル(Physical Random Access Channel:PRACH)は、通信端末から基地局への上り送信用のチャネルである。PRACHは、ランダムアクセスプリアンブル(random access preamble)を運ぶ。
下り参照信号(リファレンスシグナル(Reference Signal):RS)は、LTE方式の通信システムとして既知のシンボルである。以下の5種類の下りリファレンスシグナルが定義されている。セル固有参照信号(Cell-specific Reference Signal:CRS)、MBSFN参照信号(MBSFN Reference Signal)、移動端末固有参照信号(UE-specific Reference Signal)であるデータ復調用参照信号(Demodulation Reference Signal:DM−RS)、位置決定参照信号(Positioning Reference Signal:PRS)、チャネル状態情報参照信号(Channel State Information Reference Signal:CSI−RS)。通信端末の物理レイヤの測定として、リファレンスシグナルの受信電力(Reference Signal Received Power:RSRP)測定がある。
非特許文献1(5章)に記載されるトランスポートチャネル(Transport channel)について、説明する。下りトランスポートチャネルのうち、報知チャネル(Broadcast Channel:BCH)は、その基地局(セル)のカバレッジ全体に報知される。BCHは、物理報知チャネル(PBCH)にマッピングされる。
下り共有チャネル(Downlink Shared Channel:DL−SCH)には、HARQ(Hybrid ARQ)による再送制御が適用される。DL−SCHは、基地局(セル)のカバレッジ全体への報知が可能である。DL−SCHは、ダイナミックあるいは準静的(Semi-static)なリソース割り当てをサポートする。準静的なリソース割り当ては、パーシステントスケジューリング(Persistent Scheduling)ともいわれる。DL−SCHは、通信端末の低消費電力化のために通信端末の間欠受信(Discontinuous reception:DRX)をサポートする。DL−SCHは、物理下り共有チャネル(PDSCH)へマッピングされる。
ページングチャネル(Paging Channel:PCH)は、通信端末の低消費電力を可能とするために通信端末のDRXをサポートする。PCHは、基地局(セル)のカバレッジ全体への報知が要求される。PCHは、動的にトラフィックに利用できる物理下り共有チャネル(PDSCH)のような物理リソースへマッピングされる。
マルチキャストチャネル(Multicast Channel:MCH)は、基地局(セル)のカバレッジ全体への報知に使用される。MCHは、マルチセル送信におけるMBMS(Multimedia Broadcast Multicast Service)サービス(MTCHとMCCH)のSFN合成をサポートする。MCHは、準静的なリソース割り当てをサポートする。MCHは、PMCHへマッピングされる。
上りトランスポートチャネルのうち、上り共有チャネル(Uplink Shared Channel:UL−SCH)には、HARQ(Hybrid ARQ)による再送制御が適用される。UL−SCHは、ダイナミックあるいは準静的(Semi-static)なリソース割り当てをサポートする。UL−SCHは、物理上り共有チャネル(PUSCH)へマッピングされる。
ランダムアクセスチャネル(Random Access Channel:RACH)は、制御情報に限られている。RACHは、衝突のリスクがある。RACHは、物理ランダムアクセスチャネル(PRACH)へマッピングされる。
HARQについて説明する。HARQとは、自動再送要求(Automatic Repeat reQuest:ARQ)と誤り訂正(Forward Error Correction)との組合せによって、伝送路の通信品質を向上させる技術である。HARQには、通信品質が変化する伝送路に対しても、再送によって誤り訂正が有効に機能するという利点がある。特に、再送にあたって初送の受信結果と再送の受信結果との合成をすることで、更なる品質向上を得ることも可能である。
再送の方法の一例を説明する。受信側にて、受信データが正しくデコードできなかった場合、換言すればCRC(Cyclic Redundancy Check)エラーが発生した場合(CRC=NG)、受信側から送信側へ「Nack」を送信する。「Nack」を受信した送信側は、データを再送する。受信側にて、受信データが正しくデコードできた場合、換言すればCRCエラーが発生しない場合(CRC=OK)、受信側から送信側へ「Ack」を送信する。「Ack」を受信した送信側は次のデータを送信する。
非特許文献1(6章)に記載される論理チャネル(ロジカルチャネル:Logical channel)について、説明する。報知制御チャネル(Broadcast Control Channel:BCCH)は、報知システム制御情報のための下りチャネルである。論理チャネルであるBCCHは、トランスポートチャネルである報知チャネル(BCH)、あるいは下り共有チャネル(DL−SCH)へマッピングされる。
ページング制御チャネル(Paging Control Channel:PCCH)は、ページング情報(Paging Information)およびシステム情報(System Information)の変更を送信するための下りチャネルである。PCCHは、通信端末のセルロケーションをネットワークが知らない場合に用いられる。論理チャネルであるPCCHは、トランスポートチャネルであるページングチャネル(PCH)へマッピングされる。
共有制御チャネル(Common Control Channel:CCCH)は、通信端末と基地局との間の送信制御情報のためのチャネルである。CCCHは、通信端末がネットワークとの間でRRC接続(connection)を有していない場合に用いられる。下り方向では、CCCHは、トランスポートチャネルである下り共有チャネル(DL−SCH)へマッピングされる。上り方向では、CCCHは、トランスポートチャネルである上り共有チャネル(UL−SCH)へマッピングされる。
マルチキャスト制御チャネル(Multicast Control Channel:MCCH)は、1対多の送信のための下りチャネルである。MCCHは、ネットワークから通信端末への1つあるいはいくつかのMTCH用のMBMS制御情報の送信のために用いられる。MCCHは、MBMS受信中の通信端末のみに用いられる。MCCHは、トランスポートチャネルであるマルチキャストチャネル(MCH)へマッピングされる。
個別制御チャネル(Dedicated Control Channel:DCCH)は、1対1にて、通信端末とネットワークとの間の個別制御情報を送信するチャネルである。DCCHは、通信端末がRRC接続(connection)である場合に用いられる。DCCHは、上りでは上り共有チャネル(UL−SCH)へマッピングされ、下りでは下り共有チャネル(DL−SCH)にマッピングされる。
個別トラフィックチャネル(Dedicated Traffic Channel:DTCH)は、ユーザ情報の送信のための個別通信端末への1対1通信のチャネルである。DTCHは、上りおよび下りともに存在する。DTCHは、上りでは上り共有チャネル(UL−SCH)へマッピングされ、下りでは下り共有チャネル(DL−SCH)へマッピングされる。
マルチキャストトラフィックチャネル(Multicast Traffic channel:MTCH)は、ネットワークから通信端末へのトラフィックデータ送信のための下りチャネルである。MTCHは、MBMS受信中の通信端末のみに用いられるチャネルである。MTCHは、マルチキャストチャネル(MCH)へマッピングされる。
CGIとは、セルグローバル識別子(Cell Global Identifier)のことである。ECGIとは、E−UTRANセルグローバル識別子(E-UTRAN Cell Global Identifier)のことである。LTE、後述のLTE−A(Long Term Evolution Advanced)およびUMTS(Universal Mobile Telecommunication System)において、CSG(Closed Subscriber Group)セルが導入される。
CSG(Closed Subscriber Group)セルとは、利用可能な加入者をオペレータが特定しているセル(以下「特定加入者用セル」という場合がある)である。特定された加入者は、PLMN(Public Land Mobile Network)の1つ以上のセルにアクセスすることが許可される。特定された加入者がアクセスを許可されている1つ以上のセルを「CSGセル(CSG cell(s))」と呼ぶ。ただし、PLMNにはアクセス制限がある。
CSGセルは、固有のCSGアイデンティティ(CSG identity:CSG ID)を報知し、CSGインジケーション(CSG Indication)にて「TRUE」を報知するPLMNの一部である。予め利用登録し、許可された加入者グループのメンバーは、アクセス許可情報であるところのCSG IDを用いてCSGセルにアクセスする。
CSG IDは、CSGセルまたはセルによって報知される。LTE方式の通信システムにCSG IDは複数存在する。そして、CSG IDは、CSG関連のメンバーのアクセスを容易にするために、移動端末(UE)によって使用される。
通信端末の位置追跡は、1つ以上のセルからなる区域を単位に行われる。位置追跡は、待受け状態であっても通信端末の位置を追跡し、通信端末を呼び出す、換言すれば通信端末が着呼することを可能にするために行われる。この通信端末の位置追跡のための区域をトラッキングエリアと呼ぶ。
3GPPにおいて、Home−NodeB(Home−NB;HNB)、Home−eNodeB(Home−eNB;HeNB)と称される基地局が検討されている。UTRANにおけるHNB、およびE−UTRANにおけるHeNBは、例えば家庭、法人、商業用のアクセスサービス向けの基地局である。非特許文献2には、HeNBおよびHNBへのアクセスの3つの異なるモードが開示されている。具体的には、オープンアクセスモード(Open access mode)と、クローズドアクセスモード(Closed access mode)と、ハイブリッドアクセスモード(Hybrid access mode)とが開示されている。
また3GPPでは、リリース10として、ロングタームエボリューションアドヴァンスド(Long Term Evolution Advanced:LTE−A)の規格策定が進められている(非特許文献3、非特許文献4参照)。LTE−Aは、LTEの無線区間通信方式を基本とし、それにいくつかの新技術を加えて構成される。
LTE−Aシステムでは、100MHzまでのより広い周波数帯域幅(transmission bandwidths)をサポートするために、二つ以上のコンポーネントキャリア(Component Carrier:CC)を集約する(「アグリゲーション(aggregation)する」とも称する)、キャリアアグリゲーション(Carrier Aggregation:CA)が検討されている。CAについては、非特許文献1に記載されている。
CAが構成される場合、移動端末はネットワーク(Network:NW)と唯一つのRRC接続(RRC connection)を有する。RRC接続において、一つのサービングセルがNASモビリティ情報とセキュリティ入力を与える。このセルをプライマリセル(Primary Cell:PCell)と呼ぶ。下りリンクで、PCellに対応するキャリアは、下りプライマリコンポーネントキャリア(Downlink Primary Component Carrier:DL PCC)である。上りリンクで、PCellに対応するキャリアは、上りプライマリコンポーネントキャリア(Uplink Primary Component Carrier:UL PCC)である。
移動端末の能力(ケーパビリティ(capability))に応じて、セカンダリセル(Secondary Cell:SCell)が、PCellとともに、サービングセルの組を形成するために構成される。下りリンクで、SCellに対応するキャリアは、下りセカンダリコンポーネントキャリア(Downlink Secondary Component Carrier:DL SCC)である。上りリンクで、SCellに対応するキャリアは、上りセカンダリコンポーネントキャリア(Uplink Secondary Component Carrier:UL SCC)である。
一つのPCellと一つ以上のSCellとからなるサービングセルの組が、一つの移動端末に対して構成される。
また、LTE−Aでの新技術としては、より広い帯域をサポートする技術(Wider bandwidth extension)、および多地点協調送受信(Coordinated Multiple Point transmission and reception:CoMP)技術などがある。3GPPでLTE−Aのために検討されているCoMPについては、非特許文献1に記載されている。
モバイルネットワークのトラフィック量は、増加傾向にあり、通信速度も高速化が進んでいる。LTEおよびLTE−Aが本格的に運用を開始されると、更に通信速度が高速化されることが見込まれる。
また、3GPPにおいて、将来の膨大なトラフィックに対応するために、スモールセルを構成するスモールeNB(以下「小規模基地局装置」という場合がある)を用いることが検討されている。例えば、多数のスモールeNBを設置して、多数のスモールセルを構成することによって、周波数利用効率を高めて、通信容量の増大を図る技術などが検討されている。具体的には、端末(User Equipment:UE)が2つのeNBと接続して通信を行うデュアルコネクティビティ(Dual Connectivity;略称:DC)などがある。DCについては、非特許文献1に記載されている。
非特許文献1(4章)に記載されるDC構成について、図2を用いて説明する。図2は、DC時の構成を示すシステム構成図である。DCを行うeNBのうち、一方を「マスターeNB(略称:MeNB)」といい、他方を「セカンダリeNB(略称:SeNB)」という場合がある。C−planeが、MMEとMeNBの間においてS1−MMEインタフェースで通信され、MeNBとSeNBの間においてX2−Cインタフェースで通信される。U−planeが、S−GWとMeNBの間およびSeNBの間においてS1−Uインタフェースで通信され、MeNBとSeNBの間においてX2−Uインタフェースで通信される。eNBとUEの間の通信については、C−planeがMeNBとUEの間で通信され、U−planeがMeNBとUEの間およびSeNBとUEの間で通信される。
さらに、高度化する移動体通信に対して、2020年以降にサービスを開始することを目標とした第5世代(以下「5G」という場合がある)無線アクセスシステムが検討されている。3GPPにおいても、エヌジーラン(New Generation Radio Access Network:NG−RAN)として5Gのアーキテクチャがまとめられている(非特許文献5参照)。5G無線アクセスシステムでは、LTE基地局をeNBといい、5G基地局をgNBという場合があり、5GのコアネットワークのC−planeを処理する機能をAMF(Access and mobility Management Function)といい、U−planeを処理する機能をUPF(User Plane Function)という場合がある。
5G無線アクセスシステムでは、LTEシステムに対して、システム容量は1000倍、データの伝送速度は100倍、データの処理遅延は10分の1(1/10)、通信端末の同時接続数は100倍として、更なる低消費電力化、および装置の低コスト化を実現することが要件として挙げられている。
このような要求を満たすために、周波数を広帯域で使用してデータの伝送容量を増やすことが検討されている。広帯域な無線周波数帯域を確保するために、ミリ波の高い周波数帯域も使用する検討が進められている。非特許文献6では、Indoor hotspot,Dense urban,High speedといったユースケースにおいて30GHz帯,70GHz帯の無線周波数帯を使用することが想定されている。
また、周波数利用効率を上げてデータの伝送速度を上げることも検討されている。これらを実現するために、空間多重を可能とする、多素子アンテナを用いたMIMO(Multiple Input Multiple Output)およびビームフォーミングなどの技術が検討されている。
LTE−AにおいてもMIMOの検討は引き続き行われており、MIMOの拡張としてRelease13より、2次元のアンテナアレイを用いるFD(Full Dimension)−MIMOが検討されている。FD−MIMOについては非特許文献7に記載されている。
5G無線アクセスシステムは、2020年から予定されているサービス開始当初は、LTEシステムと混在して配置されることが検討されている。LTE基地局と5G基地局とをDC構成で接続し、LTE基地局をMeNBとし、5G基地局をセカンダリgNB(略称:SgNB)とすることで、セル範囲の大きいLTE基地局でC−planeデータを処理し、LTE基地局と5G基地局とでU−plane処理をする構成が考えられている(非特許文献8参照)。
NG−RANにおいては、C−planeが、AMFとMeNBの間においてNG−Cインタフェースで通信され、MeNBとSgNBの間においてXn−Cインタフェースで通信される。U−planeが、UPFとMeNBの間およびUPFとSgNBの間においてNG−Uインタフェースで通信され、MeNBとSgNBの間においてXn−Uインタフェースで通信される。
図3に示すように、SgNBが5G基地局となっており、gNBが送信するビームの中からUEが選択したビームを用いて通信が行われる。図3においては、gNBが送信するbeam#1〜#3の中から、UEがbeam#2を選択して通信している。
3GPP TS36.300 V14.3.0
3GPP S1−083461
3GPP TR 36.814 V9.0.0
3GPP TR 36.912 V10.0.0
3GPP TR38.300 V0.4.1
3GPP TR38.913 V14.2.0
3GPP TS36.897 V13.0.0
3GPP TR38.801 V14.0.0
3GPP TR32.541 V14.0.0
従来の移動体通信システムにおいては、基地局が正常に動作しているかの確認方法として、基地局が自身の異常を検出して上位装置に報告する方法がある(非特許文献9の5.4.1章を参照)。また、図4に示すように、基地局のエリア圏内に存在する移動端末からの呼接続の頻度の低下を上位装置が検知する方法が検討されている(非特許文献9の5.4.2章を参照)。
一方、5Gの基地局(gNB)を含むNG−RANのDC構成においては、C−planeの通信は基地局(MeNB)との間で行われるので、呼接続の頻度の低下を検知しても基地局(SgNB)の故障を検出できないという問題がある。また、基地局(gNB)にてビームを形成して移動端末(UE)と通信するので、ビームの送信出力が落ちて移動端末との間でU−planeの通信ができなくなっている場合(図5に示すようにSgNB#1とUE#1の間で通信ができなくなっている場合)、gNBの故障を検出できないという問題がある。また、SgNBのビームが異常な形成状態となりUEの方向とは異なる方向に向いて通信ができなくなっている場合(図5に示すようにSgNB#2とUE#2の間の通信ができなくなっている場合)も、gNBの故障を検出できないという問題がある。
また、設置した基地局の保守は、上述の手段等を用いて基地局装置の故障を検出し、必要に応じて、故障した基地局の装置を交換することで、実施されてきた。このような保守形態によって、移動体通信システムのサービスが維持されてきた。5Gのシステムにおいては無線信号に高周波数帯域を用いるので、設置される基地局の数は従来に比べ大幅に増大することが予想される。また、5G基地局に、超多素子アンテナを用いたAPAA(Active Phased Array Antenna)を適用した場合、一部の素子だけが故障するケースも十分に考えられる。一部の素子だけが故障したケースにおいても従来と同様の装置交換による保守を実施すると、運用コスト(CAPEX)および設備コスト(OPEX)が従来に比べ大幅に増大するという問題がある。
本発明は、上記のような問題を解決するためになされたものであり、基地局装置の故障に対して適切に対処可能な通信システムを提供することを目的とする。
本発明によれば、複数の無線ビームによって無線通信を行う基地局装置と、前記基地局装置の保守管理を行う保守管理装置とを備え、前記基地局装置は、ビーム形成の正常性確認のための正常性確認ビームを送信し、前記保守管理装置は、前記基地局装置の前記正常性確認ビームを受信し、前記正常性確認ビームの受信状態の変動から前記正常性確認ビームの異常を検知した場合には、前記基地局装置に故障の可能性があることを前記基地局装置の上位装置に通知する、通信システムが提供される。
また、本発明によれば、通信端末装置と、複数のアンテナ素子で構成される多素子アンテナを用いて前記通信端末装置と無線通信可能に構成された基地局装置とを備え、前記多素子アンテナの一部のアンテナ素子が故障した場合、前記基地局装置は、故障したアンテナ素子の数量に応じて前記多素子アンテナの輻射電力値を算出し、算出した輻射電力値を前記基地局装置の報知情報に含めて報知する、通信システムが提供される。
また、本発明によれば、通信端末装置と、複数のアンテナ素子で構成される多素子アンテナを用いて前記通信端末装置と無線通信可能に構成された基地局装置とを備え、前記多素子アンテナの一部のアンテナ素子が故障した場合、前記基地局装置は、故障していないアンテナ素子の制御パラメータを、故障したアンテナ素子に応じた補正パラメータによって補正する、通信システムが提供される。
本発明によれば、基地局装置の故障に対して適切に対処可能な通信システムを提供することができる。
本発明の目的、特徴、局面、および利点は、以下の詳細な説明と添付図面とによって、より明白となる。
実施の形態1.
5Gでは、APAAによってビームを形成し該ビームを移動端末の方向に向けて、通信を行う。このため、基地局の送信波同士の干渉を従来に比べて抑えることが可能であり、従来に比べて基地局を密集して設置することも可能である。実施の形態1では、このような特徴を生かした故障検出技術を説明する。具体的には、5G基地局間でタイミングを同期させて互いの基地局の方向にビームを形成し、互いに無線信号を正常に出力できているかを確認する方法が有効である。
5Gでは、APAAによってビームを形成し該ビームを移動端末の方向に向けて、通信を行う。このため、基地局の送信波同士の干渉を従来に比べて抑えることが可能であり、従来に比べて基地局を密集して設置することも可能である。実施の形態1では、このような特徴を生かした故障検出技術を説明する。具体的には、5G基地局間でタイミングを同期させて互いの基地局の方向にビームを形成し、互いに無線信号を正常に出力できているかを確認する方法が有効である。
ビーム正常性確認の方法として、例えば次の方法が適用可能である。各SgNBが、保有するビーム毎に、各ビーム固有の下り参照信号(BRS:Beam specific Reference Signal)を、ビーム正常性確認のために周期的に送信する。そのBRSを、隣接するSgNBが受信する。隣接するSgNBが、BRSを(換言すれば、BRSを含んだビームを)周期的に受信できなくなったことを検出すると、ビームの正常性はNGである、すなわちビーム異常と判断する。
以下、より具体的な例を挙げて説明する。
図6は、実施の形態1について、無線基地局のビーム形成の正常性確認をgNBによって行う通信システムの構成図である。図6の例では、通信システム100は、コアネットワーク(AMF/UPF)110に接続された基地局(MeNB)120と、MeNB120に接続された複数の5G基地局(SgNB)130と、SgNB130を介してMeNB120に接続される移動端末(UE)140とを含んでいる。なお、通信システム100の構成要素および各構成要素の数は、図6の例に限定されるものではない。かかる点は後述の例においても同様である。
図7に示すように、MeNB120は、保守管理テーブル121と、ビーム保守管理スケジューリング機能部122とを含んでいる。保守管理テーブル121は、MeNB120の配下のSgNB130を管理するためのテーブルである。ビーム保守管理スケジューリング機能部122は、保守管理テーブル121を管理し、また、SgNB130のビーム正常性確認を行うタイミングおよび周期を決定する。
図8に、保守管理テーブル121の一例を示す。図8の例では保守管理テーブル121に、SgNBに関する情報として、IDと、無線リソースに関する情報と、ビームに関する情報と、BRS送信タイミングと、BRS受信タイミングとが、SgNBごとに記録されている。BRSは、上述のように、ビーム正常性確認のために送受信される。なお、保守管理テーブル121に記録する情報は、図8の例に限定されるものではない。
図9に示すように、SgNB130はビーム保守管理機能部132を含んでいる。ビーム保守管理機能部132は、5Gの通信のタイミングをスケジューリングする通常のスケジューリング機能部131に対して、ビーム正常性確認を行うタイミングおよび周期に応じて、ビーム正常性確認動作を指示する。また、SgNB130は、MeNB120の保守管理テーブル121(図7参照)に対応した保守管理テーブル133を含んでいる。ここではSgNB130の保守管理テーブル133の記録情報は、MeNB120の保守管理テーブル121の記録情報と同じとするが、これらのテーブル121,133の記録情報に相違があっても構わない。
図10〜図12に、上述の通信システム100において5G基地局(SgNB)130同士でビームの正常性確認を行う動作を説明するシーケンス図を示す。図10〜図12は境界線BL1011,BL1112の位置で繋がっている。
ステップSt1101において、コアネットワーク110は、MeNB120配下のSgNB130のビーム正常性確認を行う周期(保守管理周期)を、あらかじめMeNB120に通知する。ステップSt1101は、コアネットワーク110がMeNB120との間でS1リンクを確立する際に行われる。あるいは、ステップSt1101は、コアネットワーク110がMME Configuration Update等のメッセージを送信する際に、該メッセージに保守管理周期の情報を付加することによって、行われてもよい。
ステップSt1102において、MeNB120は、コアネットワーク110から通知された保守管理周期の情報を、保守管理テーブル121に登録する。
MeNB120は、配下のSgNB130からXn Setup Requestによって接続の確立を要求されたならば(ステップSt1103)、そのSgNB130の情報をステップSt1104において保守管理テーブル121に追加する。SgNB130の情報は例えば、IDと、無線リソースに関する情報と、SgNBのビームに関する情報である(図8参照)。
その後、ステップSt1105においてMeNB120は、既に保守管理テーブル121に登録されている、SgNBの情報と保守管理周期の情報とに基づいて、どのタイミングでどのSgNB130に、ビーム正常性確認のためのBRSを送信または受信させるかをスケジューリングする。そして、MeNB120は、スケジューリング結果に基づき、ビーム正常性確認のためのBRSの送信タイミングおよび周期を、配下のSgNB130に対して通知する(図10のステップSt1106,St1107を参照)。図10に例示するように、MeNB120からSgNB130に対する該通知は例えば、Xn Setup Responseのメッセージや、eNB Configuration Updateのメッセージを用いて行うことが可能である。他のメッセージを用いてもよい。
SgNB130は、MeNB120から通知されたビーム正常性確認のタイミング、周期、リソースの情報を、保守管理テーブル133に格納する。また、SgNB130は、ビーム正常性確認のタイミングおよび周期でビーム保守管理機能部132が動作するように、タイマーをセットする。これにより、ビーム正常性確認タイミングが到来してタイマーによってビーム保守管理機能部132が起動されると、ビーム正常性確認動作St1200(図11および図12を参照)が実行される。
図11に示すビーム正常性確認動作St1200では、SgNB#1がビーム正常性確認のためのBRSを送信し、該BRSをSgNB#2が受信する。より具体的には、SgNB#1ではビーム保守管理機能部132が、タイマーによって起動されると、BRSの送信をスケジューリング機能部131に指示する(ステップSt1201)。これに対し、SgNB#2ではビーム保守管理機能部132が、タイマーによって起動されると、BRSの受信をスケジューリング機能部131に指示する(ステップSt1202)。
SgNB#2は、ステップSt1203において、受信したビームのID、電力等を記録する。そして、SgNB#2は、ステップSt1204において今回の記録を過去の記録と比較し、受信ビームに関する変動を検知した場合にはステップSt1205においてMeNB120に変動検知を通知する。例えば、過去のビーム正常性確認の時には受信できていたビームが受信できなくなった場合、あるいはビームの受信電力が低下した場合、SgNB#2はその旨をMeNB120に通知する。また、MeNB120への通知は、複数回連続でビームを受信できなくなった場合や、ビームの受信電力の低下率が閾値を超えた場合等に行うのが好ましい。すなわち、MeNB120への通知を行うか否かの判断に、ヒステリシスや基準を適用するのが好ましい。
MeNB120が、ステップSt1205によって配下のSgNB130(ここではSgNB#2)からビーム正常性確認における変動の通知を受信した場合、MeNB120はステップSt1206においてビーム不良の有無を判断する。例えば、MeNB120は、ビーム不良の可能性があるSgNB130(ここではSgNB#1)との間のXn Interfaceの確立状態(例えば、Xn Interfase Release済み等)を確認する。そして、MeNB120は、当該SgNB#1が運用状態にあるにも関わらず、ビーム正常性を確認できなくなっている場合には、故障の可能性があると判断し、ステップSt1207においてコアネットワーク110に対して、SgNB#1の異常を通知する。
図12に示すように、次のビーム正常性確認タイミングが到来してビーム正常性確認動作St1200が起動すると、図11のケースとは逆に、SgNB#2がビーム正常性確認のためのBRSを送信し(ステップSt1201)、該BRSをSgNB#1が受信する(ステップSt1202)。つまり、BRSを受信するSgNB#1が、ステップSt1203〜St1205を実行する。
上述では、ビーム正常性確認のためのタイミングおよび周期を決定するビーム保守管理スケジューリング機能部122を、MeNB120に設ける例を説明した。しかし、この例に限定されるものではない。例えば、コアネットワークがビーム正常性確認のためのスケジューリングを行ってもよい。また、SgNBが、Xn Setup Requestのメッセージ等に含まれる隣接セルの情報(Neighbour Information)や、Automatic Neighbour Relation(ANR)機能によって更新されるNeighbour Relation Tableの情報を基にして、自律的に、隣接するSgNBのビーム正常性確認を行ってもよい。
また、上述では、MeNB120とSgNB130でDCが構成される例を説明した。しかし、この例に限定されるものではない。例えば、Standalone型のgNBにおいて自律的に、隣接するgNBのビーム正常性確認を行ってもよい。また、コアネットワークは、SgNBの異常通知を受信した場合に、異常が検出されたSgNBのエリアをカバーするように、隣接するSgNBに対してビームの形成方向の変更を指示してもよい。
以上のように実施の形態1によれば、5Gの通信システムを構成する装置に、隣接するSgNB間のビーム正常性確認機能を持たせることによって、SgNBのビームの異常を、従来に比べて精度よく検出することが可能となる。
実施の形態1によれば、例えば次のような構成が提供される。
複数の無線ビームによって無線通信を行う基地局装置と、基地局装置の保守管理を行う保守管理装置とを備える通信システムが提供される。より具体的には、基地局装置は、ビーム形成の正常性確認のための正常性確認ビームを送信する。保守管理装置は、基地局装置の正常性確認ビームを受信する。また、保守管理装置は、基地局装置の正常性確認ビームの受信状態の変動から当該正常性確認ビームの異常を検知した場合には、基地局装置に故障の可能性があることを基地局装置の上位装置に通知する。
ここで、上述の例では、保守管理装置が基地局装置と通信可能な位置に存在する他の基地局装置によって構成されるケースを説明した。
また、上述の例では、他の基地局装置も、正常性確認ビームを送信可能に構成され、基地局装置は、他の基地局装置の正常性確認ビームを受信するケースを説明した。より具体的には、基地局装置は、他の基地局装置の正常性確認ビームの受信状態の変動から、他の基地局装置の正常性確認ビームの異常を検知した場合には、他の基地局装置に故障の可能性があることを他の基地局装置の上位装置に通知する。なお、他の基地局装置の上位装置は、基地局装置の上位装置と同じであってもよいし、異なっていてもよい。
上述の構成は、実施の形態1を含む本明細書の開示および示唆に基づいて、様々に変形することが可能である。上述の構成およびその変形した構成によれば、上述の課題を解決し、上述の効果を得ることができる。
実施の形態1の変形例1.
隣接するSgNBが互いのビームが届く範囲に設置されていない場合、SgNBのビームの正常性確認を、該SgNBのビームの届く範囲に設置されている、HeNBと5G移動端末(以下、5G UEという場合もある)とを用いて行う構成が有効である。
隣接するSgNBが互いのビームが届く範囲に設置されていない場合、SgNBのビームの正常性確認を、該SgNBのビームの届く範囲に設置されている、HeNBと5G移動端末(以下、5G UEという場合もある)とを用いて行う構成が有効である。
ビーム正常性確認の方法として、例えば次の方法が適用可能である。gNBが、保有するビーム毎に、各ビーム固有の下り参照信号(BRS:Beam specific Reference Signal)をビーム正常性確認のために周期的に送信する。そのBRSを、HeNBに接続された5G UEが受信する。5G UEが、BRSを(換言すれば、BRSを含んだビームを)周期的に受信できなくなったことを検出すると、ビームの正常性はNGである、すなわちビーム異常と判断する。
以下、より具体的な例を挙げて説明する。
図13は、実施の形態1の変形例1について、無線基地局のビーム形成の正常性確認をHeNBおよび5G UEによって行う通信システムの構成図である。図13の例では、通信システム200は、コアネットワーク(AMF/UPF)210に接続された基地局(MeNB)220と、MeNB220に接続された5G基地局(SgNB)230と、コアネットワーク210に接続されたHeNB240と、HeNB240に接続された5G UE250(以下、単にUE250という場合もある)とを含んでいる。
MeNB220およびSgNB230は、通常の通信システムで用いられる基地局と同様である。HeNB240と、該HeNB240に接続されたUE250とが、実施の形態1の変形例1に関連する。このため、以下では、通常のシステム構成と異なる構成および動作を主に説明する。
ビームの正常性確認を行いたいSgNBのビームの届く範囲に設置されたHeNB240に対して、UE250を、有線または無線のインタフェースで接続し、HeNB240とUE250の間で専用のインタフェースによる接続を設けた構成とする。
図14に示すように、HeNB240は、保守管理テーブル241と、ビーム保守管理機能部242とを含んでいる。保守管理テーブル241は、コアネットワーク210から通知されたSgNB230のビームの保守管理周期と、接続されたUE250を介して受信したSgNB230のビームの情報と、を管理するためのテーブルである。ビーム保守管理機能部242は、保守管理テーブル241を管理する。また、ビーム保守管理機能部242は、SgNB230のビーム正常性確認を、UE250を用いて行う。
図15に、上述の通信システム200において、HeNB240およびUE250を用いて、SgNB230のビームの正常性確認を行う動作を説明するシーケンス図を示す。
ステップSt2101において、コアネットワーク110は、HeNB240が設置されたエリアに存在するSgNB(ここではSgNB130)のビーム正常性確認を行う周期(保守管理周期)を、あらかじめHeNB240に通知する。ステップSt2101は、コアネットワーク210がHeNB240との間でS1リンクを確立する際に行われる。あるいは、ステップSt2101は、コアネットワーク210がMME Configuration Update等のメッセージを送信する際に、該メッセージに保守管理周期の情報を付加することによって、行われてもよい。
ステップSt2102において、HeNB240は、コアネットワーク210から通知された保守管理周期の情報を、保守管理テーブル241に登録する。
そして、HeNB240は、コアネットワーク210から通知されたビーム正常性確認の周期で、ビーム保守管理機能部242が動作するように、タイマーをセットする。これにより、タイマーによってビーム保守管理機能部242が起動されると、ビーム正常性確認動作St2200が実行される。
ビーム正常性確認動作St2200では、ビーム保守管理機能部242がタイマーによって起動されると、ビーム保守管理機能部242は、接続されているUE250に対して、専用のインタフェースを用いて、SgNB230のBRSの受信を指示する(ステップSt2201)。
HeNB240に接続されているUE250は、HeNB240からのBRS受信指示を受けて、通常の5GシステムのBRS受信手順によってBRSを受信する(ステップSt2202)。UE250は、BRSの受信が完了すると、HeNB240に対してBRS受信結果を通知する(ステップSt2203)。
HeNB240は、ステップSt2204において、UE250から通知されたBRS受信結果(ビームのID、電力等)を、保守管理テーブル241に記録する。そして、ステップSt2205において、HeNB240は、今回の記録を過去の記録と比較し、受信ビームに関する変動を検知した場合にはステップSt206においてコアネットワーク210に変動検知を通知する。例えば、過去のビーム正常性確認の時には受信できていたビームが受信できなくなった場合、あるいはビームの受信電力が低下した場合、HeNB240はその旨をコアネットワーク210に通知する。また、コアネットワーク210への通知は、複数回連続でビームを受信できなくなった場合や、ビームの受信電力の低下率が閾値を超えた場合等に行うのが好ましい。すなわち、コアネットワーク210への通知を行うか否かの判断に、ヒステリシスや基準を適用するのが好ましい。
上述では、ビーム正常性確認のためのビーム保守管理機能部242を、HeNB240に設ける例を説明した。しかし、この例に限定されるものではない。例えば、HeNB240に接続されたUE250に、ビーム保守管理機能部242と同様の機能を設けてもよい。この場合、UE250は、上述のBRS受信に加えて、過去のBRS受信結果の保持および変動検出を行う。
また、HeNBにはビーム正常性確認に関する機能を設けず、HeNBを、ビーム正常性確認用の5G UEとコアネットワークとの間の接続の経路として用いてもよい。この場合、上述のビーム正常性確認のための機能は、5G UEに設ける。
以上のように実施の形態1の変形例1によれば、5Gの通信システムを構成する装置に、隣接するSgNB間のビーム正常性確認機能を持たせることによって、SgNBのビームの異常を、従来に比べて精度よく検出することが可能となる。
実施の形態1の変形例1によれば、例えば次のような構成が提供される。
複数の無線ビームによって無線通信を行う基地局装置と、基地局装置の保守管理を行う保守管理装置とを備える通信システムが提供される。より具体的には、基地局装置は、ビーム形成の正常性確認のための正常性確認ビームを送信する。保守管理装置は、基地局装置の正常性確認ビームを受信する。また、保守管理装置は、基地局装置の正常性確認ビームの受信状態の変動から当該正常性確認ビームの異常を検知した場合には、基地局装置に故障の可能性があることを基地局装置の上位装置に通知する。
ここで、上述の例では、保守管理装置が、基地局装置と通信可能な位置に存在する通信端末装置と、通信端末装置が接続された他の基地局装置とによって構成されるケースを説明した。より具体的には、通信端末装置が、基地局装置の正常性確認ビームを受信し、通信端末装置または他の基地局装置が、基地局装置の正常性確認ビームの異常検知を行い、他の基地局装置が、異常検知時における上位装置への通知を行う。
上述の構成は、実施の形態1の変形例1を含む本明細書の開示および示唆に基づいて、様々に変形することが可能である。上述の構成およびその変形した構成によれば、上述の課題を解決し、上述の効果を得ることができる。
実施の形態2.
APAA(Active Phased Array Antenna)を構成する素子の一部が故障した場合、運用コスト(CAPEX)および設備コスト(OPEX)の観点からも装置交換を前提とせずに、素子の一部が故障した状態のままでシステムの運用を継続するのが有効である。
APAA(Active Phased Array Antenna)を構成する素子の一部が故障した場合、運用コスト(CAPEX)および設備コスト(OPEX)の観点からも装置交換を前提とせずに、素子の一部が故障した状態のままでシステムの運用を継続するのが有効である。
図16に、実施の形態2に係る5G基地局300のブロック図を示す。図16に示すように、5G基地局300は、素子故障検出機能部301と、輻射電力算出部302と、信号処理部303とを含んでいる。素子故障検出機能部301は、APAAの素子毎の故障を検出する。輻射電力算出部302は、故障した素子の数量に応じてAPAAの輻射送信電力の値を算出する。信号処理部303は、5G基地局300の報知情報の信号を処理する。なお、5G基地局300は、通常の5G UE等とともに、通信システムを構成する。
図17に、APAAの素子に故障が検出された場合における5G基地局300の動作を説明するフローチャートを示す。図17の例によれば、ステップSt3001において、APAAに備えられた素子故障検出機能部301が素子の故障を検出した場合、ステップSt3002において素子故障検出機能部301は故障した素子の情報を輻射電力算出部302に通知する。ステップSt3003において輻射電力算出部302は、故障した素子の数量に応じて(換言すれば、故障していない素子の数量に応じて)、輻射電力の値を算出する。ステップSt3004において輻射電力算出部302は、算出した輻射電力値を、APAAが接続されている5G基地局300の信号処理部303に通知する。ステップSt3005において信号処理部303は、輻射電力算出部302から取得した輻射電力値を、5G基地局300の報知情報に反映する。すなわち、輻射電力算出部302によって算出された輻射電力値が、報知情報に含められて、報知される。
これにより、UEは、受信した報知情報に含まれている輻射電力値に基づいて、5G基地局300を利用する。あるいは、UEは、受信した輻射電力値に基づいて、5G基地局300以外の他の基地局を利用することを判断してもよい(例えば、他の基地局にハンドオーバすることを判断してもよい)。
素子の故障の検出は、1素子毎に行ってもよいし、複数の素子からなるブロックに分割してブロック毎に行ってもよい。また、運用の継続が不可と判断される故障素子数を運用パラメータとして保有し、検出された故障素子の数量がその運用パラメータを超えた場合(すなわち該運用パラメータを閾値として利用する)には、装置の故障としてコアネットワーク側に通知する手順としてもよい。
以上のように実施の形態2によれば、APAAについて故障が検出された素子の数量に応じて、一部の素子が故障をした場合における輻射電力値を報知情報に反映することによって、APAAの素子の一部が故障した状態においても運用を継続する通信システムを構成することが可能となる。
実施の形態2によれば、例えば次のような構成が提供される。
通信端末装置と、複数のアンテナ素子で構成される多素子アンテナを用いて通信端末装置と無線通信可能に構成された基地局装置とを備える通信装置が提供される。より具体的には、多素子アンテナの一部のアンテナ素子が故障した場合、基地局装置は、故障したアンテナ素子の数量に応じて多素子アンテナの輻射電力値を算出し、算出した輻射電力値を基地局装置の報知情報に含めて報知する。
上述の構成は、実施の形態2を含む本明細書の開示および示唆に基づいて、様々に変形することが可能である。上述の構成およびその変形した構成によれば、上述の課題を解決し、上述の効果を得ることができる。
実施の形態2の変形例1.
図18に、実施の形態2の変形例1に係る5G基地局400のブロック図を示す。図18に示すように、5G基地局400は、素子オフ機能部401と、補正テーブル402とを含んでいる。素子オフ機能部401は、APAAの素子の一部の故障を検出した場合に、その故障素子の動作をオフにする。補正テーブル402には、各素子を素子毎にオフにした場合について、オフにした素子の影響を抑制して所望のビームを得るためには残りの素子のビーム制御パラメータをどのように補正すればよいかに関する補正情報(例えば補正パラメータ)が、あらかじめ記録されている。なお、5G基地局300は、通常の5G UE等とともに、通信システムを構成する。
図18に、実施の形態2の変形例1に係る5G基地局400のブロック図を示す。図18に示すように、5G基地局400は、素子オフ機能部401と、補正テーブル402とを含んでいる。素子オフ機能部401は、APAAの素子の一部の故障を検出した場合に、その故障素子の動作をオフにする。補正テーブル402には、各素子を素子毎にオフにした場合について、オフにした素子の影響を抑制して所望のビームを得るためには残りの素子のビーム制御パラメータをどのように補正すればよいかに関する補正情報(例えば補正パラメータ)が、あらかじめ記録されている。なお、5G基地局300は、通常の5G UE等とともに、通信システムを構成する。
APAAの素子の一部について故障が検出された場合、5G基地局400は、その故障素子の動作を素子オフ機能部401によってオフにする。そして、5G基地局400は、補正テーブル402に基づいて、故障素子に応じた補正パラメータを取得し、その補正パラメータを適用してAPAAの動作を制御する。
上述では、補正テーブル402が、各素子を素子毎にオフにした場合の補正情報を有する例を説明した。しかし、この例に限定されるものではない。例えば、補正テーブルは、複数の素子を同時にオフにした場合について、オフにする素子の組み合わせ毎に、補正情報を有してもよい。あるいは、APAAの素子を複数のブロックに分割し、そのブロック毎の補正情報を補正テーブルに記録してもよい。
実施の形態2の変形例1によっても、APAAの素子の一部が故障した状態においても運用を継続する通信システムを構成することが可能となる。
実施の形態2の変形例1によれば、例えば次のような構成が提供される。
通信端末装置と、複数のアンテナ素子で構成される多素子アンテナを用いて通信端末装置と無線通信可能に構成された基地局装置とを備える通信システムが提供される。より具体的には、多素子アンテナの一部のアンテナ素子が故障した場合、基地局装置は、故障していないアンテナ素子の制御パラメータを、故障したアンテナ素子に応じた補正パラメータによって補正する。
上述の構成は、実施の形態2の変形例1を含む本明細書の開示および示唆に基づいて、様々に変形することが可能である。上述の構成およびその変形した構成によれば、上述の課題を解決し、上述の効果を得ることができる。
実施の形態2の変形例2.
図19に、実施の形態2の変形例2について、APAAの素子に故障が検出された場合における通信システムの動作を説明するシーケンス図を示す。図19の例によれば、5G基地局においてAPAAの素子の一部に故障が検出された場合(ステップSt4001)、5G基地局はステップSt4002において、該5G基地局が接続されているMeNBまたはコアネットワークに対して、APAAの一部の素子が故障した状態を通知する。
図19に、実施の形態2の変形例2について、APAAの素子に故障が検出された場合における通信システムの動作を説明するシーケンス図を示す。図19の例によれば、5G基地局においてAPAAの素子の一部に故障が検出された場合(ステップSt4001)、5G基地局はステップSt4002において、該5G基地局が接続されているMeNBまたはコアネットワークに対して、APAAの一部の素子が故障した状態を通知する。
故障通知を受信したMeNBまたはコアネットワークは、ステップSt4003において、隣接する5G基地局に対して、故障の5G基地局のビームを受信し、その受信信号のIQデータを報告するように、指示する。指示を受けた隣接の5G基地局は、ステップSt4004において、故障の5G基地局のビームを受信し、その受信信号のIQデータを報告する。なお、図19の例では説明を簡単にするために、隣接の5G基地局は、受信信号のIQデータを、指示を出したMeNBまたはコアネットワークに報告するものとしているが、報告先は例えば、コアネットワーク側の他の装置または専用のクラウドサーバであってもよい。
隣接5G基地局から報告を受信したMeNBまたはコアネットワークは、ステップSt4005において、5G基地局の故障状況に応じて、ビーム制御の補正パラメータを算出する。そして、MeNBまたはコアネットワークは、算出した補正パラメータを、ステップSt4006において、故障の5G基地局に送信する。なお、上述と同様に、MeNBまたはコアネットワークの代わりに、例えばコアネットワーク側の他の装置または専用のクラウドサーバが、補正パラメータの算出および送信を行ってもよい。
故障の5G基地局は、ステップSt4007において、受信した補正パラメータに基づいてビーム制御パラメータを補正する。
上述では、故障の5G基地局のビームの受信およびIQデータの取得を、隣接する5G基地局が行う例を説明した。しかし、この例に限定されるものではない。例えば、5G基地局のキャリブレーション専用に設置された5G端末装置を用いてもよいし、専用の移動車両または飛翔体(図20の飛翔体500を参照)に設置された5G端末装置を用いてもよい。故障の5G基地局は、上述の5G端末装置を用いて測定された情報を基に算出された補正用パラメータを、MeNBまたはコアネットワークから受信し、受信した補正パラメータを、自身のAPAAの素子の制御パラメータに反映する。
実施の形態2の変形例2によっても、APAAの素子の一部が故障した状態においても運用を継続する通信システムを構成することが可能となる。
実施の形態2の変形例2によれば、例えば次のような構成が提供される。
通信端末装置と、複数のアンテナ素子で構成される多素子アンテナを用いて通信端末装置と無線通信可能に構成された基地局装置とを備える通信システムが提供される。より具体的には、多素子アンテナの一部のアンテナ素子が故障した場合、基地局装置は、故障していないアンテナ素子の制御パラメータを、故障したアンテナ素子に応じた補正パラメータによって補正する。
ここで、実施の形態2の変形例2によれば、通信システムは、基地局装置から送信される無線ビームの状態を測定する測定装置と、測定装置によって測定された、基地局装置の無線ビームの状態に基づいて、補正パラメータを生成する、保守管理装置とをさらに備える。
上述の例では、測定装置が、基地局装置と通信可能な位置に存在する他の基地局装置によって構成されるケースを説明した。より具体的には、他の基地局装置が例えば、上述の隣接する5G基地局であるケースを説明した。また、測定装置が、基地局装置と通信可能な位置に存在する通信端末装置によって構成されるケースも説明した。より具体的には、通信端末装置が例えば、5G端末装置(5G基地局のキャリブレーション専用に設置された5G端末装置、または、専用の移動車両または飛翔体に設置された5G端末装置)であるケースを説明した。
また、上述の例では、保守管理装置が例えば、MeNB、コアネットワーク、コアネットワーク側の他の装置、または、専用のクラウドサーバであるケースを説明した。
上述の構成は、実施の形態2の変形例2を含む本明細書の開示および示唆に基づいて、様々に変形することが可能である。上述の構成およびその変形した構成によれば、上述の課題を解決し、上述の効果を得ることができる。
なお、本発明は、その発明の範囲内において、各実施の形態および各変形例を自由に組み合わせたり、各実施の形態および各変形例を適宜、変形、省略することが可能である。
本発明は詳細に説明されたが、上記した説明は、すべての局面において、例示であって、本発明がそれに限定されるものではない。例示されていない無数の変形例が、本発明の範囲から外れることなく想定され得るものと解される。
100,200 通信システム、110,210 コアネットワーク(AMF/UPF)、120,220 基地局(MeNB)、130,230 5G基地局(SgNB)、140,250 移動端末(UE)、240 HeNB、300,400 5G基地局。
Claims (9)
- 複数の無線ビームによって無線通信を行う基地局装置と、
前記基地局装置の保守管理を行う保守管理装置と
を備え、
前記基地局装置は、ビーム形成の正常性確認のための正常性確認ビームを送信し、
前記保守管理装置は、
前記基地局装置の前記正常性確認ビームを受信し、
前記正常性確認ビームの受信状態の変動から前記正常性確認ビームの異常を検知した場合には、前記基地局装置に故障の可能性があることを前記基地局装置の上位装置に通知する、
通信システム。 - 前記保守管理装置は、前記基地局装置と通信可能な位置に存在する他の基地局装置によって構成される、請求項1に記載の通信システム。
- 前記他の基地局装置も、前記正常性確認ビームを送信可能に構成され、
前記基地局装置は、
前記他の基地局装置の前記正常性確認ビームを受信し、
前記正常性確認ビームの受信状態の変動から前記正常性確認ビームの異常を検知した場合には、前記他の基地局装置に故障の可能性があることを前記他の基地局装置の上位装置に通知する、
請求項2に記載の通信システム。 - 前記保守管理装置は、前記基地局装置と通信可能な位置に存在する通信端末装置と、前記通信端末装置が接続された他の基地局装置とによって構成され、
前記通信端末装置が、前記基地局装置の前記正常性確認ビームを受信し、
前記通信端末装置または前記他の基地局装置が、前記正常性確認ビームの異常検知を行い、
前記他の基地局装置が、異常検知時における前記上位装置への通知を行う、
請求項1に記載の通信システム。 - 通信端末装置と、
複数のアンテナ素子で構成される多素子アンテナを用いて前記通信端末装置と無線通信可能に構成された基地局装置と
を備え、
前記多素子アンテナの一部のアンテナ素子が故障した場合、前記基地局装置は、故障したアンテナ素子の数量に応じて前記多素子アンテナの輻射電力値を算出し、算出した輻射電力値を前記基地局装置の報知情報に含めて報知する、
通信システム。 - 通信端末装置と、
複数のアンテナ素子で構成される多素子アンテナを用いて前記通信端末装置と無線通信可能に構成された基地局装置と
を備え、
前記多素子アンテナの一部のアンテナ素子が故障した場合、前記基地局装置は、故障していないアンテナ素子の制御パラメータを、故障したアンテナ素子に応じた補正パラメータによって補正する、
通信システム。 - 前記基地局装置から送信される無線ビームの状態を測定する測定装置と、
前記測定装置によって測定された、前記基地局装置の前記無線ビームの状態に基づいて、前記補正パラメータを生成する、保守管理装置と
をさらに備える、請求項6に記載の通信システム。 - 前記測定装置は、前記基地局装置と通信可能な位置に存在する他の基地局装置によって構成される、請求項7に記載の通信システム。
- 前記測定装置は、前記基地局装置と通信可能な位置に存在する通信端末装置によって構成される、請求項7に記載の通信システム。
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Citations (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH10276127A (ja) * | 1997-03-28 | 1998-10-13 | Saitama Nippon Denki Kk | 故障検出機能付き無線基地局装置及びそれを用いた移動体通信システム |
| JP2007228481A (ja) * | 2006-02-27 | 2007-09-06 | Kyocera Corp | 基地局装置及び無線通信エリア制御方法 |
| WO2011114430A1 (ja) * | 2010-03-15 | 2011-09-22 | 富士通株式会社 | 無線基地局及び無線パラメータの調整方法 |
| WO2016168985A1 (en) * | 2015-04-21 | 2016-10-27 | Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) | Method and apparatus for monitoring radio link quality |
| WO2016194152A1 (ja) * | 2015-06-02 | 2016-12-08 | 富士通株式会社 | 移動端末装置 |
-
2017
- 2017-11-27 JP JP2017227033A patent/JP2019097120A/ja active Pending
Patent Citations (5)
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