JP2019096031A - 推定プログラム、推定装置、及び推定方法 - Google Patents
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Abstract
【課題】移動する撮像装置により撮影した映像から推定される撮像装置の姿勢の推定精度を向上させる。【解決手段】コンピュータは、移動する撮像装置によって撮影された映像に含まれる複数の画像から、複数の線分を検出する(ステップ702)。次に、コンピュータは、それらの線分の中から、画像の中央を含む中央領域に存在する線分の傾きを推定する(ステップ704、ステップ705)。そして、コンピュータは、推定した傾きを3次元空間における鉛直方向に対応付けることで、撮像装置の姿勢を推定する(ステップ705)。【選択図】図7
Description
本発明は、推定プログラム、推定装置、及び推定方法に関する。
危険運転時の映像を自動的に記録するドライブレコーダとして、販売元の訓練された作業者が特殊な作業空間で車両に取り付ける装置から、ユーザが手軽に取り付けられる廉価な装置まで、様々な種類の装置が普及している。さらに、走行中の映像を記録するだけではなく、映像を利用した車線逸脱警報(Lane Departure Warning:LDW)等、交通事故削減に向けた安心安全機能を付加することで、製品価値の差別化が促進されている。
高精度なLDWを実現するためには、車両に対する車載カメラの取付位置及び姿勢を高精度に検出して、走行環境における車両の状況を正しく認識することが望ましい。車載カメラの取付位置及び姿勢は、専用マーカを用いて専用の作業場で人手によって較正することもでき、走行中の映像を利用して自動的に較正することもできる。しかし、大量に流通する車載カメラに対して、1台ずつ人手で取付位置及び姿勢を較正する作業は負荷が大きく、現実的ではないため、走行中の映像を利用した自動較正が望まれる。
車両に搭載された撮像装置によって撮影された映像から、撮像装置のロール角を推定する技術が知られている(例えば、特許文献1及び2を参照)。
車載カメラによって撮影された映像から直線を検出し、検出した直線の傾きに基づいて車載カメラのロール角を推定する場合、ロール角の推定精度が低下することがある。
なお、かかる問題は、LDWを実施する場合に限らず、移動する撮像装置の姿勢に基づいて他の画像処理を行う場合においても生ずるものである。
1つの側面において、本発明は、移動する撮像装置により撮影した映像から推定される撮像装置の姿勢の推定精度を向上させることを目的とする。
1つの案では、推定プログラムは、以下の処理をコンピュータに実行させる。
(1)コンピュータは、移動する撮像装置によって撮影された映像に含まれる複数の画像から、複数の線分を検出する。
(2)コンピュータは、検出した複数の線分の中から、画像の中央を含む中央領域に存在する線分の傾きを推定する。
(3)コンピュータは、推定した傾きを3次元空間における鉛直方向に対応付けることで、撮像装置の姿勢を推定する。
(1)コンピュータは、移動する撮像装置によって撮影された映像に含まれる複数の画像から、複数の線分を検出する。
(2)コンピュータは、検出した複数の線分の中から、画像の中央を含む中央領域に存在する線分の傾きを推定する。
(3)コンピュータは、推定した傾きを3次元空間における鉛直方向に対応付けることで、撮像装置の姿勢を推定する。
1つの実施形態によれば、移動する撮像装置により撮影した映像から推定される撮像装置の姿勢の推定精度を向上させることができる。
以下、図面を参照しながら、実施形態を詳細に説明する。
図1は、車両に搭載された撮像装置の例を示している。この例では、車体101の前面に撮像装置102が取り付けられている。撮像装置102としては、Charged-Coupled Device(CCD)、Complementary Metal-Oxide-Semiconductor(CMOS)等の撮像素子を有するカメラを用いることができる。この場合、車体101の前後方向の中心線111から撮像装置102までの横方向の距離114(横オフセット)と、車体101の底面から撮像装置102までの高さ115とを用いて、車体101に対する撮像装置102の取付位置を表すことができる。
図1は、車両に搭載された撮像装置の例を示している。この例では、車体101の前面に撮像装置102が取り付けられている。撮像装置102としては、Charged-Coupled Device(CCD)、Complementary Metal-Oxide-Semiconductor(CMOS)等の撮像素子を有するカメラを用いることができる。この場合、車体101の前後方向の中心線111から撮像装置102までの横方向の距離114(横オフセット)と、車体101の底面から撮像装置102までの高さ115とを用いて、車体101に対する撮像装置102の取付位置を表すことができる。
また、車体101に対する撮像装置102の姿勢は、ロール角121、ピッチ角122、及びヨー角123を用いて表すことができる。ロール角121は、中心線111の周りの回転角であり、ピッチ角122は、中心線111と直交する横方向の直線112の周りの回転角であり、ヨー角123は、中心線111及び直線112と直交する垂直方向の直線113の周りの回転角である。
図2は、上述した特許文献1に記載された、撮像装置のロール角と画像との関係の例を示している。図2(a)は、撮像装置のロール角が0度の状態で撮影された画像の例を示している。ロール角が0度の状態では、画像に写っている路面201は、左右対称の形状を有する。
一方、図2(b)は、撮像装置のロール角が存在する状態で撮影された画像の例を示している。ロール角が存在する状態では、画像に写っている路面202は、左右非対称の形状を有する。
特許文献1の画像処理装置は、ロール角が存在する状態において、実世界で鉛直方向を向く直線(鉛直直線)は、図2(b)に示すように、画像内の位置に依らずに一定の傾きを有するものとみなす。そして、画像処理装置は、車両の走行中に撮影された映像から観測される直線の代表的な傾きに基づいて、ロール角を推定する。
しかしながら、“鉛直直線は画像内の位置に依らずに一定の傾きを有する”という前提は、ピッチ角が0度である場合にのみ成立する。ロール角に加えてピッチ角も存在する場合、鉛直直線の傾きは、画像内の位置に応じて変化する。
図3は、位置に応じて変化する傾きを有する線分を含む画像の例を示している。画像に写っている線分301〜線分307は、実世界の3次元空間内では、路面311に対して垂直な直線であるが、ロール角及びピッチ角が存在する場合、これらの線分の傾きは、画像内の位置に依って異なる。そこで、以下では、鉛直直線の画像内における傾きについて、数式を用いて考察する。
図4は、実世界における世界座標系とカメラ座標系との関係の例を示している。図4のX軸、Y軸、及びZ軸によって表される世界座標系は、車体101に取り付けられた撮像装置102の位置を原点とし、xc軸、yc軸、及びzc軸によって表されるカメラ座標系も、撮像装置102の位置を原点としている。カメラ座標系は、世界座標系に対してピッチ角p、ロール角r、及びヨー角yを有する。3次元空間内の点の世界座標(X,Y,Z)からカメラ座標(xc,yc,zc)への変換は、次式により記述される。
カメラ座標(xc,yc,zc)によって表される点を撮像装置102から観測すると、画像平面における画像座標(px,py)は、次式により記述される。
B=−sr*cp (14)
C=cr*sy+sr*sp*cy (15)
D=sr*cy+cr*sp*sy (16)
E=cr*cp (17)
F=sr*sy−cr*sp*cy (18)
G=−cp*sy (19)
H=sp (20)
I=cp*cy (21)
式(11)のfxは、画素の水平方向のサイズを単位とする焦点距離を表し、式(12)のfyは、画素の垂直方向のサイズを単位とする焦点距離を表す。したがって、fx及びfyの単位は、ピクセルである。
ヨー角yは、図4のY軸の周りの回転角であり、考察対象である鉛直直線の画像内における傾きに対して影響を及ぼさない。そこで、以下では簡単のため、ヨー角yは0度であると仮定して、実世界の3次元空間内の点P1(X1,Y1,Z1)と点P2(X1,Y2,Z1)とを通る鉛直直線の画像内における傾きTを計算する。
まず、ピッチ角pが0度である場合、式(11)〜式(21)より、点P1の画像座標(px1,py1)と点P2の画像座標(px2,py2)は、次式により表される。
px1=fx*(cr*X1−sr*Y1) (31)
py1=fy*(sr*X1+cr*Y1) (32)
px2=fx*(cr*X1−sr*Y2) (33)
py2=fy*(sr*X1+cr*Y2) (34)
py1=fy*(sr*X1+cr*Y1) (32)
px2=fx*(cr*X1−sr*Y2) (33)
py2=fy*(sr*X1+cr*Y2) (34)
傾きTは、式(31)〜式(34)を用いて、次式のように計算される。
式(35)の傾きTは、点P1及び点P2の座標に依らず、定数であるfx、fy、cr、及びsrのみを用いて表される。したがって、ピッチ角pが0度である場合、鉛直直線の傾きTは、画像内の位置に依らずに一定の傾きになる。
一方、ピッチ角pが存在する場合は、式(11)〜式(21)より、画像座標(px1,py1)は、X1、Y1、及びZ1を変数とする関数となり、画像座標(px2,py2)は、X1、Y2、及びZ1を変数とする関数となる。したがって、傾きTは、点P1及び点P2の座標に応じて変化するため、画像内の位置に依って異なる。
一例として、ピッチ角p及びロール角rがともに20度である場合の傾きTを計算してみる。この場合、3次元空間内の点(−5000,1500,10000)と点(−5000,−1500,10000)とを通る鉛直直線の画像内における傾きTは、式(11)〜式(21)より、−5.51*(fy/fx)となる。また、点(5000,1500,10000)と(5000,−1500,10000)とを通る鉛直直線の傾きTは、−1.75*(fy/fx)となる。このように、ロール角r及びピッチ角pが存在する場合、鉛直直線の傾きTは、画像内の位置に依って異なることが分かる。
したがって、“鉛直直線は画像内の位置に依らずに一定の傾きを有する”という前提に基づく特許文献1の推定方法では、撮像装置102のロール角rを正しく推定することが困難である。
ただし、ロール角r及びピッチ角pが存在する場合であっても、画像の中央で観測される鉛直直線の傾きTは、ピッチ角pの影響を受けることなく、ロール角rに依って決定される。画像の中央で観測される鉛直直線は、3次元空間内の点(0,Y1,Z1)と点(0,Y2,Z1)とを通る直線である。この鉛直直線の傾きTは、式(11)〜式(21)を用いて、次式のように計算される。
式(36)の傾きTは、式(35)の傾きTと同様に、点P1及び点P2の座標に依らず、fx、fy、cr、及びsrのみを用いて表される。fx及びfyは定数である。したがって、ピッチ角pが存在する場合であっても、画像の中央で観測される鉛直直線の傾きTは、ロール角rのみに依って決定されることが分かる。実施形態では、この点に着目して、画像の中央で観測される鉛直直線を利用することで、ロール角rを推定する。
実施形態の推定装置は、記憶部、検出部、及び推定部を含む。記憶部は、撮像装置によって撮影された映像を記憶し、検出部は、映像に含まれる複数の画像から、複数の線分を検出する。推定部は、それらの線分の中から、画像の中央を含む中央領域に存在する線分の傾きを推定し、推定した傾きを3次元空間における鉛直方向に対応付けることで、撮像装置の姿勢を推定する。
このような推定装置によれば、移動する撮像装置により撮影した映像から推定される撮像装置の姿勢の推定精度を向上させることができる。
図5は、実施形態の推定装置を含む第1の推定システムの機能的構成例を示している。図5の推定システムは、例えば、車両に搭載され、撮像装置501及び推定装置502を含む。推定装置502は、記憶部511、検出部512、推定部513、及び処理部514を含み、推定部513は、チェック部521及び姿勢推定部522を含む。
撮像装置501は、図1の撮像装置102に対応し、車両の停止時又は走行中に、車両の進行方向(前方)の映像531を撮影して、推定装置502へ出力する。推定装置502は、撮像装置501が出力する映像531を記憶部511に格納する。映像531は、時系列の複数の画像を含み、各時刻の画像は、フレームと呼ばれることもある。
検出部512は、映像531に含まれる各時刻の画像から線分を検出し、検出した線分を、線分候補532として記憶部511に格納する。例えば、検出部512は、直線検出アルゴリズムの一種である、Sobelフィルタ、Canny法等のフィルタ処理を用いて、画像から線分を検出することができる。線分候補532は、3次元空間内の鉛直直線に対応する画像内の線分の候補を表す。路面が水平であると仮定した場合、鉛直直線は、路面に垂直な直線である。
記憶部511は、検出部512が検出した線分を、その線分が検出された画像内の領域に対応付けて記憶することができる。例えば、画像が水平方向にM個(Mは3以上の奇数)の領域に分割されている場合、検出部512は、各線分をいずれかの領域に対応付けて記憶する。
図6は、画像内のM個の領域の例を示している。図6の画像は、縦長の領域A1〜領域AMに分割されている。領域の個数Mは、撮像装置501の画角、解像度等に基づいて決定することができる。例えば、Mは、21〜31の範囲の奇数であってもよい。
この場合、検出部512は、検出した線分に対してラベリング処理を行い、その線分の下端が属する領域Ai(i=1〜M)に対応付けて、検出した線分を記録する。このような線分検出処理を時系列の複数の画像に対して繰り返すことで、領域A1〜領域AMそれぞれに対して、検出された線分が蓄積される。
直線検出アルゴリズムによって検出される線分には、3次元空間における様々な方向の直線に対応する線分が含まれる可能性がある。そこで、検出部512は、各線分の直線性、長さ、傾き、エッジ強度等の特徴に基づいて、その線分が鉛直直線に対応する線分であるか否かを判定し、鉛直直線に対応する線分のみを線分候補532として記録してもよい。
推定部513のチェック部521は、線分候補532に含まれる線分の中から、画像の中央を含む中央領域に存在する線分を選択し、選択した線分の本数が、所定数N以上であるか否かをチェックする。例えば、図6の領域A1〜領域AMのうち、領域A(M+1)/2に対応付けられた線分が、中央領域に存在する線分として選択される。このとき、チェック部521は、現在時刻の画像から検出された線分のみを選択するのではなく、過去から現在までに至る複数の時刻の画像から検出された線分を選択する。
中央領域に存在する線分の本数が所定数N以上である場合、姿勢推定部522は、それらの線分の傾きに対する統計処理を行って、代表的な傾きの推定値を求める。そして、姿勢推定部522は、求めた推定値と撮像装置501の焦点距離とを用いて、撮像装置501のロール角rを推定し、そのロール角rを示す姿勢情報533を記憶部511に格納する。
車両が走行している路面の周辺で安定して観測できる複数の直線のうち、大多数を占める直線は、路面から鉛直方向に延びる鉛直直線であるとみなすことが可能である。そこで、姿勢推定部522は、中央領域に存在する線分の傾きに対して統計処理を行うことで、例えば、最も頻度の高い傾きを代表的な傾きの推定値として求め、その推定値を式(36)の傾きTに代入することで、ロール角rを計算することができる。
代表的な傾きの推定値を安定して求めるためには、所定数Nとしてできるだけ大きな値を設定することが望ましい。例えば、Nは、数百〜数千の範囲の整数であってもよい。線分の傾きに対する統計処理としては、例えば、投票処理を用いることができる。また、線分候補532から鉛直直線に対応しない線分が除外されている場合は、統計処理として、平均値、中央値等を求める演算処理を用いてもよい。
姿勢推定部522は、推定したロール角rを用いて、撮像装置501のピッチ角p及びヨー角yをさらに推定し、ロール角r、ピッチ角p、及びヨー角yを示す姿勢情報533を生成することもできる。
処理部514は、姿勢情報533を用いて、映像531に対する画像処理を行う。映像531に対する画像処理は、白線、歩行者等を検出する処理であってもよい。処理部514は、画像処理の結果に基づいて、LDW、又は車両に対する制御を行うこともできる。
図5の推定システムによれば、撮像装置501のロール角r及びピッチ角pが存在する場合であっても、走行中に撮影した映像531から、ピッチ角pの影響を受けない線分を抽出して、ロール角rを高精度に推定することができる。
図7は、図5の推定装置502が行う第1の推定処理の例を示すフローチャートである。まず、推定装置502は、撮像装置501が出力する各時刻の画像を映像531に記録する(ステップ701)。そして、検出部512は、その画像から線分を検出し(ステップ702)、検出した線分を、その線分が属する領域Aiに対応付けて、線分候補532に記録する(ステップ703)。
次に、チェック部521は、線分候補532に含まれる線分のうち、中央領域に存在する線分の本数を、所定数Nと比較する(ステップ704)。中央領域に存在する線分の本数がN未満である場合(ステップ704,NO)、推定装置502は、次の時刻の画像について、ステップ701以降の処理を繰り返す。
一方、中央領域に存在する線分の本数がN以上である場合(ステップ704,YES)、姿勢推定部522は、それらの線分の傾きを用いて、撮像装置501のロール角rを推定し、そのロール角rを示す姿勢情報533を生成する(ステップ705)。
ところで、通常の走行シーンでは、画像の中央部分において鉛直直線が観測されることは稀であるため、所定時間内に中央領域に存在するN本の線分を検出することは困難である。
図8は、中央部分に線分を含まない画像の例を示している。図8の画像は、図2(a)の画像に対応し、その中央部分801には、鉛直直線に対応する線分が存在しない。このような画像が時系列に続く映像から、ピッチ角pの影響を受けない線分を抽出して、ロール角rを推定することは難しい。しかし、通常の走行シーンの映像は、以下のような特徴を有している。
(C1)画像の水平方向において中央領域よりも左右の端部に近い端部領域では、鉛直直線を安定して観測することができる。
(C2)端部領域で観測される鉛直直線に対応する線分の傾きは、画像内の位置に依って異なるが、これらの線分を利用して、中央領域で観測されるはずの仮想的な鉛直直線に対応する線分の傾きを推定することができる。
(C1)画像の水平方向において中央領域よりも左右の端部に近い端部領域では、鉛直直線を安定して観測することができる。
(C2)端部領域で観測される鉛直直線に対応する線分の傾きは、画像内の位置に依って異なるが、これらの線分を利用して、中央領域で観測されるはずの仮想的な鉛直直線に対応する線分の傾きを推定することができる。
そこで、以下の実施形態では、これらの特徴に着目し、中央領域の左右両側で観測される鉛直直線を利用して、中央領域に存在すると仮定した鉛直直線に対応する線分の傾きを推定し、推定した傾きからロール角rを推定する。これにより、中央領域に存在するN本の線分が検出されない場合であっても、ロール角rを高精度に推定することができる。
通常の走行シーンでは、路面の左右両側に、路面から鉛直方向に延びる建物、電柱等の縦長の物体が多く存在する。また、車両の進行方向(前方)を撮像した映像における建物、電柱等の物体は、車両に近づくにつれて中央領域から端部に向かって移動するとともに大きくなる。すなわち、映像に写っている物体の輪郭は、中央領域よりも端部においてより明確になるため、上記(C1)の特徴を有する映像が撮影されると考えられる。
図9は、端部に多くの線分を含む画像の例を示している。図9の画像に写っている路面902は、水平方向における中心線901に関して左右対称の形状を有し、路面902の左右両側では、中心線901から左右の端部へ向かうほど多くの線分が検出される。これらの線分は、建物、電柱等の縦長の物体の輪郭を表す鉛直直線に対応している。
また、上記(C2)の特徴を利用することで、鉛直直線に対応する線分の画像内の位置と傾きとの関係をモデル化することができる。これにより、実際には鉛直直線を観測することが困難な中央領域において、鉛直直線が観測されたと仮定した場合の線分の傾きを推定することができる。
図10は、画像内の位置と線分の傾きとの関係の例を示している。図10の横軸は、画像内の水平方向における画素単位の位置を表す。原点は、水平方向における画像の中心線に対応する。縦軸は、鉛直直線に対応する線分の傾きをラジアン単位の角度に換算した値を表す。
例えば、図4の世界座標系において、原点からZ軸方向に距離10000だけ離れた位置に存在する、X軸と平行な直線を想定する。この直線上のX=−5000〜5000の範囲において間隔200で存在する複数の鉛直直線の傾きTを、式(11)〜式(21)を用いて計算すると、グラフ1001が得られる。この場合、傾きTは、fx=fyとして計算されている。グラフ1001から分かるように、路面上で観測される鉛直直線の傾きTは、画像内の位置に応じて滑らかに変化し、それらの関係をモデル化することができる。
図11は、中央領域の左右両側で観測される鉛直直線を利用してロール角rを推定する、第2の推定システムの機能的構成例を示している。図11の推定システムは、図5の推定システムにおいて、推定部513内に線分推定部1101を追加した構成を有する。
推定部513のチェック部521は、画像の中央領域に存在する線分の本数が所定数Nよりも少ない場合、線分候補532に含まれる線分の中から、画像の左端に近い左端部領域に存在する線分と、画像の右端に近い右端部領域に存在する線分とを選択する。
例えば、図6のように画像が分割されている場合、画像の左端からK個(Kは1以上の整数)の領域(A1〜AK)が左端部領域として選択され、画像の右端からK個の領域(AM−K+1〜AM)が右端部領域として選択される。この場合、チェック部521は、各領域Ai(i=1〜K,M−K+1〜M)に存在する線分を選択し、選択した線分の本数が、その領域Aiに対して設定された所定数Ni以上であるか否かをチェックする。
図9に示したように、通常の走行シーンでは、画像の中央領域から左右の端部へ向かうほど多くの線分が検出される。したがって、所定数Niは、中央の領域A(M+1)/2において最小となり、左右の端部へ向かうに連れて大きくなり、領域A1及び領域AMにおいて最大となるように、設定することが望ましい。この場合、次式が成り立つ。
N1≧N2≧・・・≧N(M+1)/2≦・・・≦NM−1≦NM (41)
式(41)のN(M+1)/2は、図5の推定システムにおいて、中央の領域A(M+1)/2に対して設定される所定数Nに対応する。このような所定数Niを用いることで、左端部領域及び右端部領域それぞれにおいて、端部に近くなるほど多くの線分を確保することが可能になる。
左端部領域及び右端部領域に含まれる複数の領域Aiにおいて、線分の本数が所定数Ni以上である場合、線分推定部1101は、それらの線分の傾きを用いて、中央領域における線分の代表的な傾きの推定値を求める。この推定値は、中央領域において鉛直直線が観測されたと仮定した場合のその鉛直直線の傾きTを表す。なお、左端部領域又は右端部領域に含まれる一部の領域Aiにおいて、線分の本数が所定数Ni未満である場合、その領域Aiの線分は推定値の計算に利用されない。
例えば、線分推定部1101は、各領域Aiに存在する線分の傾きに対して統計処理を行うことで、その領域Aiにおける代表的な傾きを表す推定値を求める。そして、線分推定部1101は、水平方向における各領域Aiの位置xと、各領域Aiの傾きの推定値tとの関係を示すモデルを生成し、そのモデルを用いて、中央領域における代表的な傾きの推定値を求める。モデルとしては、t=ax+bのような直線の方程式、t=ax3+bx2+cx+dのような曲線の方程式等を用いることができる。a、b、c、及びdは、定数である。
また、線分推定部1101は、各領域Aiの傾きの推定値の代わりに、各領域Aiに存在するすべての線分の傾きを用いて、各線分の位置xと各線分の傾きtとの関係を示すモデルを生成することもできる。
姿勢推定部522は、線分推定部1101が求めた中央領域における代表的な傾きの推定値と、撮像装置501の焦点距離とを用いて、撮像装置501のロール角rを推定し、そのロール角rを示す姿勢情報533を生成する。
図11の推定システムによれば、画像の中央領域からN本の線分が検出されない場合であっても、左右の端部領域から検出された線分を利用して、ロール角rを高精度に推定することができる。
図12は、図11の推定装置502が行う第2の推定処理の例を示すフローチャートである。図12のステップ1201〜ステップ1204の処理は、図7のステップ701〜ステップ704の処理と同様である。ステップ1204のNは、式(41)のN(M+1)/2に対応する。
中央領域に存在する線分の本数がN以上である場合(ステップ1204,YES)、姿勢推定部522は、それらの線分の傾きを用いて、撮像装置501のロール角rを推定し、そのロール角rを示す姿勢情報533を生成する(ステップ1205)。
一方、中央領域に存在する線分の本数がN未満である場合(ステップ1204,NO)、チェック部521は、端部領域の線分が確保されたか否かをチェックする(ステップ1206)。このとき、チェック部521は、左端部領域及び右端部領域に含まれる各領域Aiの線分の本数を所定数Niと比較する。そして、チェック部521は、複数の領域Aiの線分の本数がNi以上である場合、端部領域の線分が確保されたと判定し、それ以外の場合、端部領域の線分が確保されていないと判定する。
端部領域の線分が確保されていない場合(ステップ1206,NO)、推定装置502は、次の時刻の画像について、ステップ1201以降の処理を繰り返す。
一方、端部領域の線分が確保された場合(ステップ1206,YES)、線分推定部1101は、それらの線分の傾きを用いて、中央領域における代表的な傾きの推定値を求める(ステップ1207)。そして、姿勢推定部522は、線分推定部1101が求めた推定値を用いて、撮像装置501のロール角rを推定し、そのロール角rを示す姿勢情報533を生成する(ステップ1205)。
図5及び図11の推定システムの構成は一例に過ぎず、推定システムの用途又は条件に応じて、一部の構成要素を省略又は変更してもよい。例えば、撮像装置501及び推定装置502は、車両に搭載される代わりに、移動ロボット等の別の移動体に搭載されていてもよい。推定装置502の外部の装置が映像531に対する画像処理を行う場合、推定装置502の処理部514を省略することができる。
推定装置502は、車両の外部に設けられたサーバであってもよい。この場合、車両に搭載された撮像装置501は、通信ネットワークを介して、推定装置502へ映像531を送信し、推定装置502は、通信ネットワークを介して、LDW、又は車両に対する制御を行う。また、推定装置502は、映像531に対する画像処理の結果を、ドライバのための学習教材として利用することもできる。
記憶部511、検出部512、推定部513、及び処理部514を単一の装置に実装する代わりに、複数の装置に分散させて実装することも可能である。
図7及び図12のフローチャートは一例に過ぎず、推定システムの構成又は条件に応じて一部の処理を省略又は変更してもよい。例えば、検出部512は、映像531に含まれるすべての時刻の画像から線分を検出する代わりに、所定期間内の一部の時刻の画像から線分を検出してもよい。
図1の撮像装置102の取付位置は一例に過ぎず、撮像装置102は、車体101の上面、側面、底面等に取り付けられていてもよい。図2、図3、図8、及び図9の画像は一例に過ぎず、撮影される画像と画像から検出される線分は、走行シーンに応じて変化する。図4の世界座標系とカメラ座標系は一例に過ぎず、別の座標系を用いてもよい。
図6に示した画像の分割方法は一例に過ぎず、別の分割方法を用いて画像を分割してもよい。図10のグラフは一例に過ぎず、画像内の位置と線分の傾きとの関係を示す別のモデルを用いてもよい。式(1)〜式(36)は一例に過ぎず、鉛直直線の画像内における傾きTを、別の計算式により求めてもよい。式(41)は一例に過ぎず、領域Aiに対する所定数Niを別の方法で設定してもよい。
図13は、図5及び図11の推定装置502として用いられる情報処理装置(コンピュータ)の構成例を示している。図13の情報処理装置は、Central Processing Unit(CPU)1301、メモリ1302、入力装置1303、出力装置1304、補助記憶装置1305、媒体駆動装置1306、及びネットワーク接続装置1307を備える。これらの構成要素はバス1308により互いに接続されている。
メモリ1302は、例えば、Read Only Memory(ROM)、Random Access Memory(RAM)、フラッシュメモリ等の半導体メモリであり、処理に用いられるプログラム及びデータを格納する。メモリ1302は、図5及び図11の記憶部511として用いることができる。
CPU1301(プロセッサ)は、例えば、メモリ1302を利用してプログラムを実行することにより、図5及び図11の検出部512、推定部513、処理部514、チェック部521、及び姿勢推定部522として動作する。CPU1301は、メモリ1302を利用してプログラムを実行することにより、図11の線分推定部1101としても動作する。
入力装置1303は、例えば、キーボード、ポインティングデバイス等であり、オペレータ又はユーザからの指示及び情報の入力に用いられる。出力装置1304は、例えば、表示装置、プリンタ、スピーカ等であり、オペレータ又はユーザへの問い合わせ又は指示、及び処理結果の出力に用いられる。処理結果は、姿勢情報533、映像531に対する画像処理の結果、又はドライバに対する警報であってもよい。
補助記憶装置1305は、例えば、磁気ディスク装置、光ディスク装置、光磁気ディスク装置、テープ装置等である。補助記憶装置1305は、ハードディスクドライブ又はフラッシュメモリであってもよい。情報処理装置は、補助記憶装置1305にプログラム及びデータを格納しておき、それらをメモリ1302にロードして使用することができる。補助記憶装置1305は、図5及び図11の記憶部511として用いることができる。
媒体駆動装置1306は、可搬型記録媒体1309を駆動し、その記録内容にアクセスする。可搬型記録媒体1309は、メモリデバイス、フレキシブルディスク、光ディスク、光磁気ディスク等である。可搬型記録媒体1309は、Compact Disk Read Only Memory(CD−ROM)、Digital Versatile Disk(DVD)、Universal Serial Bus(USB)メモリ等であってもよい。オペレータ又はユーザは、この可搬型記録媒体1309にプログラム及びデータを格納しておき、それらをメモリ1302にロードして使用することができる。
このように、処理に用いられるプログラム及びデータを格納するコンピュータ読み取り可能な記録媒体は、メモリ1302、補助記憶装置1305、又は可搬型記録媒体1309のような、物理的な(非一時的な)記録媒体である。
ネットワーク接続装置1307は、Local Area Network、Wide Area Network等の通信ネットワークに接続され、通信に伴うデータ変換を行う通信インタフェース回路である。情報処理装置は、プログラム及びデータを外部の装置からネットワーク接続装置1307を介して受け取り、それらをメモリ1302にロードして使用することができる。
なお、情報処理装置が図13のすべての構成要素を含む必要はなく、用途又は条件に応じて一部の構成要素を省略することも可能である。例えば、情報処理装置がオペレータ又はユーザと対話を行わない場合は、入力装置1303及び出力装置1304を省略してもよい。また、可搬型記録媒体1309又は通信ネットワークを利用しない場合は、媒体駆動装置1306又はネットワーク接続装置1307を省略してもよい。
開示の実施形態とその利点について詳しく説明したが、当業者は、特許請求の範囲に明確に記載した本発明の範囲から逸脱することなく、様々な変更、追加、省略をすることができるであろう。
図1乃至図13を参照しながら説明した実施形態に関し、さらに以下の付記を開示する。
(付記1)
移動する撮像装置によって撮影された映像に含まれる複数の画像から、複数の線分を検出し、
前記複数の線分の中から、画像の中央を含む中央領域に存在する線分の傾きを推定し、
前記推定した傾きを3次元空間における鉛直方向に対応付けることで、前記撮像装置の姿勢を推定する、
処理をコンピュータに実行させるための推定プログラム。
(付記2)
前記コンピュータは、前記複数の線分の中から選択した前記中央領域に存在する線分の本数が所定数よりも多い場合、前記中央領域に存在する複数の線分の傾きに対する統計処理を行って、前記推定した傾きを求め、前記推定した傾きと前記撮像装置の焦点距離とを用いて、前記撮像装置のロール角を求めることを特徴とする付記1記載の推定プログラム。
(付記3)
前記コンピュータは、前記複数の線分の中から選択した前記中央領域に存在する線分の本数が所定数よりも少ない場合、画像の水平方向において前記中央領域よりも一方の端部に近い第1端部領域に存在する線分の傾きと、前記中央領域よりも他方の端部に近い第2端部領域に存在する線分の傾きとを用いて、前記推定した傾きを求め、前記推定した傾きと前記撮像装置の焦点距離とを用いて、前記撮像装置のロール角を求めることを特徴とする付記1又は2記載の推定プログラム。
(付記4)
前記コンピュータは、前記第1端部領域を前記水平方向に分割した複数の領域それぞれから、前記一方の端部に近くなるほど多い本数の線分を選択し、前記第2端部領域を前記水平方向に分割した複数の領域それぞれから、前記他方の端部に近くなるほど多い本数の線分を選択し、前記第1端部領域から選択した線分の傾きと前記第2端部領域から選択した線分の傾きとを用いて、前記推定した傾きを求めることを特徴とする付記3記載の推定プログラム。
(付記5)
移動する撮像装置によって撮影された映像を記憶する記憶部と、
前記映像に含まれる複数の画像から、複数の線分を検出する検出部と、
前記複数の線分の中から、画像の中央を含む中央領域に存在する線分の傾きを推定し、前記推定した傾きを3次元空間における鉛直方向に対応付けることで、前記撮像装置の姿勢を推定する推定部と、
を備えることを特徴とする推定装置。
(付記6)
前記推定部は、前記複数の線分の中から選択した前記中央領域に存在する線分の本数が所定数よりも多い場合、前記中央領域に存在する複数の線分の傾きに対する統計処理を行って、前記推定した傾きを求め、前記推定した傾きと前記撮像装置の焦点距離とを用いて、前記撮像装置のロール角を求めることを特徴とする付記5記載の推定装置。
(付記7)
前記推定部は、前記複数の線分の中から選択した前記中央領域に存在する線分の本数が所定数よりも少ない場合、画像の水平方向において前記中央領域よりも一方の端部に近い第1端部領域に存在する線分の傾きと、前記中央領域よりも他方の端部に近い第2端部領域に存在する線分の傾きとを用いて、前記推定した傾きを求め、前記推定した傾きと前記撮像装置の焦点距離とを用いて、前記撮像装置のロール角を求めることを特徴とする付記5又は6記載の推定装置。
(付記8)
前記推定部は、前記第1端部領域を前記水平方向に分割した複数の領域それぞれから、前記一方の端部に近くなるほど多い本数の線分を選択し、前記第2端部領域を前記水平方向に分割した複数の領域それぞれから、前記他方の端部に近くなるほど多い本数の線分を選択し、前記第1端部領域から選択した線分の傾きと前記第2端部領域から選択した線分の傾きとを用いて、前記推定した傾きを求めることを特徴とする付記7記載の推定装置。
(付記9)
移動する撮像装置によって撮影された映像を記憶する記憶部と、
前記映像に含まれる複数の画像から、複数の線分を検出する検出部と、
前記複数の線分の中から、画像の中央を含む中央領域に存在する線分の傾きを推定し、前記推定した傾きを3次元空間における鉛直方向に対応付けることで、前記撮像装置の姿勢を推定する推定部と、
前記撮像装置の姿勢を用いて、前記映像に対する画像処理を行う処理部と、
を備えることを特徴とする推定システム。
(付記10)
コンピュータが、
移動する撮像装置によって撮影された映像に含まれる複数の画像から、複数の線分を検出し、
前記複数の線分の中から、画像の中央を含む中央領域に存在する線分の傾きを推定し、
前記推定した傾きを3次元空間における鉛直方向に対応付けることで、前記撮像装置の姿勢を推定する、
ことを特徴とする推定方法。
(付記11)
前記コンピュータは、前記複数の線分の中から選択した前記中央領域に存在する線分の本数が所定数よりも多い場合、前記中央領域に存在する複数の線分の傾きに対する統計処理を行って、前記推定した傾きを求め、前記推定した傾きと前記撮像装置の焦点距離とを用いて、前記撮像装置のロール角を求めることを特徴とする付記10記載の推定方法。
(付記12)
前記コンピュータは、前記複数の線分の中から選択した前記中央領域に存在する線分の本数が所定数よりも少ない場合、画像の水平方向において前記中央領域よりも一方の端部に近い第1端部領域に存在する線分の傾きと、前記中央領域よりも他方の端部に近い第2端部領域に存在する線分の傾きとを用いて、前記推定した傾きを求め、前記推定した傾きと前記撮像装置の焦点距離とを用いて、前記撮像装置のロール角を求めることを特徴とする付記10又は11記載の推定方法。
(付記13)
前記コンピュータは、前記第1端部領域を前記水平方向に分割した複数の領域それぞれから、前記一方の端部に近くなるほど多い本数の線分を選択し、前記第2端部領域を前記水平方向に分割した複数の領域それぞれから、前記他方の端部に近くなるほど多い本数の線分を選択し、前記第1端部領域から選択した線分の傾きと前記第2端部領域から選択した線分の傾きとを用いて、前記推定した傾きを求めることを特徴とする付記12記載の推定方法。
(付記1)
移動する撮像装置によって撮影された映像に含まれる複数の画像から、複数の線分を検出し、
前記複数の線分の中から、画像の中央を含む中央領域に存在する線分の傾きを推定し、
前記推定した傾きを3次元空間における鉛直方向に対応付けることで、前記撮像装置の姿勢を推定する、
処理をコンピュータに実行させるための推定プログラム。
(付記2)
前記コンピュータは、前記複数の線分の中から選択した前記中央領域に存在する線分の本数が所定数よりも多い場合、前記中央領域に存在する複数の線分の傾きに対する統計処理を行って、前記推定した傾きを求め、前記推定した傾きと前記撮像装置の焦点距離とを用いて、前記撮像装置のロール角を求めることを特徴とする付記1記載の推定プログラム。
(付記3)
前記コンピュータは、前記複数の線分の中から選択した前記中央領域に存在する線分の本数が所定数よりも少ない場合、画像の水平方向において前記中央領域よりも一方の端部に近い第1端部領域に存在する線分の傾きと、前記中央領域よりも他方の端部に近い第2端部領域に存在する線分の傾きとを用いて、前記推定した傾きを求め、前記推定した傾きと前記撮像装置の焦点距離とを用いて、前記撮像装置のロール角を求めることを特徴とする付記1又は2記載の推定プログラム。
(付記4)
前記コンピュータは、前記第1端部領域を前記水平方向に分割した複数の領域それぞれから、前記一方の端部に近くなるほど多い本数の線分を選択し、前記第2端部領域を前記水平方向に分割した複数の領域それぞれから、前記他方の端部に近くなるほど多い本数の線分を選択し、前記第1端部領域から選択した線分の傾きと前記第2端部領域から選択した線分の傾きとを用いて、前記推定した傾きを求めることを特徴とする付記3記載の推定プログラム。
(付記5)
移動する撮像装置によって撮影された映像を記憶する記憶部と、
前記映像に含まれる複数の画像から、複数の線分を検出する検出部と、
前記複数の線分の中から、画像の中央を含む中央領域に存在する線分の傾きを推定し、前記推定した傾きを3次元空間における鉛直方向に対応付けることで、前記撮像装置の姿勢を推定する推定部と、
を備えることを特徴とする推定装置。
(付記6)
前記推定部は、前記複数の線分の中から選択した前記中央領域に存在する線分の本数が所定数よりも多い場合、前記中央領域に存在する複数の線分の傾きに対する統計処理を行って、前記推定した傾きを求め、前記推定した傾きと前記撮像装置の焦点距離とを用いて、前記撮像装置のロール角を求めることを特徴とする付記5記載の推定装置。
(付記7)
前記推定部は、前記複数の線分の中から選択した前記中央領域に存在する線分の本数が所定数よりも少ない場合、画像の水平方向において前記中央領域よりも一方の端部に近い第1端部領域に存在する線分の傾きと、前記中央領域よりも他方の端部に近い第2端部領域に存在する線分の傾きとを用いて、前記推定した傾きを求め、前記推定した傾きと前記撮像装置の焦点距離とを用いて、前記撮像装置のロール角を求めることを特徴とする付記5又は6記載の推定装置。
(付記8)
前記推定部は、前記第1端部領域を前記水平方向に分割した複数の領域それぞれから、前記一方の端部に近くなるほど多い本数の線分を選択し、前記第2端部領域を前記水平方向に分割した複数の領域それぞれから、前記他方の端部に近くなるほど多い本数の線分を選択し、前記第1端部領域から選択した線分の傾きと前記第2端部領域から選択した線分の傾きとを用いて、前記推定した傾きを求めることを特徴とする付記7記載の推定装置。
(付記9)
移動する撮像装置によって撮影された映像を記憶する記憶部と、
前記映像に含まれる複数の画像から、複数の線分を検出する検出部と、
前記複数の線分の中から、画像の中央を含む中央領域に存在する線分の傾きを推定し、前記推定した傾きを3次元空間における鉛直方向に対応付けることで、前記撮像装置の姿勢を推定する推定部と、
前記撮像装置の姿勢を用いて、前記映像に対する画像処理を行う処理部と、
を備えることを特徴とする推定システム。
(付記10)
コンピュータが、
移動する撮像装置によって撮影された映像に含まれる複数の画像から、複数の線分を検出し、
前記複数の線分の中から、画像の中央を含む中央領域に存在する線分の傾きを推定し、
前記推定した傾きを3次元空間における鉛直方向に対応付けることで、前記撮像装置の姿勢を推定する、
ことを特徴とする推定方法。
(付記11)
前記コンピュータは、前記複数の線分の中から選択した前記中央領域に存在する線分の本数が所定数よりも多い場合、前記中央領域に存在する複数の線分の傾きに対する統計処理を行って、前記推定した傾きを求め、前記推定した傾きと前記撮像装置の焦点距離とを用いて、前記撮像装置のロール角を求めることを特徴とする付記10記載の推定方法。
(付記12)
前記コンピュータは、前記複数の線分の中から選択した前記中央領域に存在する線分の本数が所定数よりも少ない場合、画像の水平方向において前記中央領域よりも一方の端部に近い第1端部領域に存在する線分の傾きと、前記中央領域よりも他方の端部に近い第2端部領域に存在する線分の傾きとを用いて、前記推定した傾きを求め、前記推定した傾きと前記撮像装置の焦点距離とを用いて、前記撮像装置のロール角を求めることを特徴とする付記10又は11記載の推定方法。
(付記13)
前記コンピュータは、前記第1端部領域を前記水平方向に分割した複数の領域それぞれから、前記一方の端部に近くなるほど多い本数の線分を選択し、前記第2端部領域を前記水平方向に分割した複数の領域それぞれから、前記他方の端部に近くなるほど多い本数の線分を選択し、前記第1端部領域から選択した線分の傾きと前記第2端部領域から選択した線分の傾きとを用いて、前記推定した傾きを求めることを特徴とする付記12記載の推定方法。
101 車体
102、501 撮像装置
111、901 中心線
112、113 直線
114 距離
115 高さ
121 ロール角
122 ピッチ角
123 ヨー角
201、202、311、902 路面
301〜307 線分
502 推定装置
511 記憶部
512 検出部
513 推定部
514 処理部
521 チェック部
522 姿勢推定部
531 映像
532 線分候補
533 姿勢情報
801 中央部分
1001 グラフ
1101 線分推定部
1301 CPU
1302 メモリ
1303 入力装置
1304 出力装置
1305 補助記憶装置
1306 媒体駆動装置
1307 ネットワーク接続装置
1308 バス
1309 可搬型記録媒体
102、501 撮像装置
111、901 中心線
112、113 直線
114 距離
115 高さ
121 ロール角
122 ピッチ角
123 ヨー角
201、202、311、902 路面
301〜307 線分
502 推定装置
511 記憶部
512 検出部
513 推定部
514 処理部
521 チェック部
522 姿勢推定部
531 映像
532 線分候補
533 姿勢情報
801 中央部分
1001 グラフ
1101 線分推定部
1301 CPU
1302 メモリ
1303 入力装置
1304 出力装置
1305 補助記憶装置
1306 媒体駆動装置
1307 ネットワーク接続装置
1308 バス
1309 可搬型記録媒体
Claims (6)
- 移動する撮像装置によって撮影された映像に含まれる複数の画像から、複数の線分を検出し、
前記複数の線分の中から、画像の中央を含む中央領域に存在する線分の傾きを推定し、
前記推定した傾きを3次元空間における鉛直方向に対応付けることで、前記撮像装置の姿勢を推定する、
処理をコンピュータに実行させるための推定プログラム。 - 前記コンピュータは、前記複数の線分の中から選択した前記中央領域に存在する線分の本数が所定数よりも多い場合、前記中央領域に存在する複数の線分の傾きに対する統計処理を行って、前記推定した傾きを求め、前記推定した傾きと前記撮像装置の焦点距離とを用いて、前記撮像装置のロール角を求めることを特徴とする請求項1記載の推定プログラム。
- 前記コンピュータは、前記複数の線分の中から選択した前記中央領域に存在する線分の本数が所定数よりも少ない場合、画像の水平方向において前記中央領域よりも一方の端部に近い第1端部領域に存在する線分の傾きと、前記中央領域よりも他方の端部に近い第2端部領域に存在する線分の傾きとを用いて、前記推定した傾きを求め、前記推定した傾きと前記撮像装置の焦点距離とを用いて、前記撮像装置のロール角を求めることを特徴とする請求項1又は2記載の推定プログラム。
- 前記コンピュータは、前記第1端部領域を前記水平方向に分割した複数の領域それぞれから、前記一方の端部に近くなるほど多い本数の線分を選択し、前記第2端部領域を前記水平方向に分割した複数の領域それぞれから、前記他方の端部に近くなるほど多い本数の線分を選択し、前記第1端部領域から選択した線分の傾きと前記第2端部領域から選択した線分の傾きとを用いて、前記推定した傾きを求めることを特徴とする請求項3記載の推定プログラム。
- 移動する撮像装置によって撮影された映像を記憶する記憶部と、
前記映像に含まれる複数の画像から、複数の線分を検出する検出部と、
前記複数の線分の中から、画像の中央を含む中央領域に存在する線分の傾きを推定し、前記推定した傾きを3次元空間における鉛直方向に対応付けることで、前記撮像装置の姿勢を推定する推定部と、
を備えることを特徴とする推定装置。 - コンピュータが、
移動する撮像装置によって撮影された映像に含まれる複数の画像から、複数の線分を検出し、
前記複数の線分の中から、画像の中央を含む中央領域に存在する線分の傾きを推定し、
前記推定した傾きを3次元空間における鉛直方向に対応付けることで、前記撮像装置の姿勢を推定する、
ことを特徴とする推定方法。
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20200807 |
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