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JP2019094086A - 携帯用薬剤容器およびその製造方法 - Google Patents

携帯用薬剤容器およびその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】薬剤を霧状に噴霧するデイフューザー機能を有する使い捨て方式の携帯用薬剤容器を提供する。【解決手段】可撓性材料からなる熱可塑性樹脂のシート又はフイルムからなる偏平角形の容器本体1内に弾力性の硬質プラスチック薄板を折り曲げた板ばね3を内蔵させ、前記容器本体1に挿通され、一端が前記容器本体1の底部付近に開口し、他端に小径のノズル孔6が設けられ、前記挿通された前記容器本体1との間隙が気密に接着されてなる排出ノズル2を備え、板ばね3の弾性力を利用して容器本体1の減容・拡大を可能にし、減容時の加圧力により薬剤を空気とともにノズル孔6からスプレイする。【選択図】図1

Description

この発明は、消臭剤、芳香剤、消毒液、殺虫剤、虫よけ剤などの薬剤を携行するために用いる携帯用薬剤容器及びその使用方法に関し、とくに、その内部に収容した消臭剤や芳香剤などの薬剤(本明細書では薬液ともいう)を、1回の使用で使いきった後に使い捨てにすることのできる使い捨て型の携帯用薬剤容器に関する。
芳香剤は、その消臭効果やリラクゼーション効果が着目されて、近年日常生活において広く用いられるようになってきた。また、天然素材から抽出された精油を原料とするアロマオイルには、心身をリラックスさせ、自然治癒力を高める効果があることが認識され、アロマセラピーの概念が普及するようになってきた。
アロマセラピー等の芳香剤の使用は、自宅において行われるのが常であるが、時として外出先で芳香剤の使用を必要とする場合も少なくない。例えば勤務先のオフィスや旅行時の宿泊先等においてアロマの芳香によりリラックスしたいと考えるケ−スもある。また、外出先で人に面会する前や、自宅に帰宅する前に、飲食物等から衣服に付着した臭気を消臭するために消臭剤の使用を必要とするケ−スもある。さらに、不特定多数の人が使用するテーブル、椅子、手すり、ドアノブ、トイレ便座などの除菌に消毒液の使用を必要とするケースもある。
このように外出先で芳香剤や消臭剤などの薬剤を使用するためには、薬剤を封入した携帯用容器を携行することが必要となる。そのため近年、携帯容器に関する宣伝広告がインターネットのウエブサイト上に多数見受けられるようになってきた。また、携帯容器の構造や機能の改善に関する特許出願も多数提出されるようになっている。
例えば、特許文献1には、内部の芳香剤をこぼすことなく、小分けして持ち運びでき、必要に応じてその芳香を嗅ぐことができるようにした芳香容器が開示されている。図9は、この先行文献の芳香容器の形状を示す図である。この芳香容器は、蓋体21とキャップ状容器22と、蓋体21とキャップ状容器22との間に挟着されるリングパッキン23とを備えている。蓋体21の下部には底部開口する短尺の筒部24が一体に突設され、その外周に雄ねじ部25を刻設している。
蓋体21の下部には底部開口する短尺の筒部24が一体に突設され、その外周に雄ねじ部25を刻設している。さらにこの筒部24にはその内外を貫通する通気孔26が開口されている。キャップ状容器22の上部内周面には雌ねじ部27が刻設されている。さらにこのキャップ状容器22の内部には吸液体28が充填されている。蓋体21を開けた状態から、蓋体21の雄ねじ部25をキャップ状容器22の雌ねじ部27に完全に螺合した、内外は非通気状態に保持され、この状態からねじを緩めることによって、内外の通気性が得られるという構造になっている。
また、特許文献2には、芳香剤の消耗の節約のために、芳香剤の蒸発もしくは昇華を抑制し、好きなときに容易に好みの香りを、ワンタッチ操作で好みの量だけ身近に放散することのできる携帯薬剤器が開示されている。図10は、この特許文献2の携帯薬剤器の形状を示す図である。
この携帯薬剤器は、通気孔31を有した隔壁を介して大気に放散でき、胸ポケット等に保持できるペン状の外部容器32の内部に、芳香剤等の薬剤33を仕込み、薬剤の消耗の節約のため大気開放端にキャップ34を被せて薬剤の放散を防ぐようにしている。
好きな時に容易に好みの量を放散するには、キャップ34を外し薬剤の大気放散面積を蒸発制御筒35で変え、クリップ36で胸ポケット縁に保持し、薬剤を鼻の近くで迅速に放散させて達成できる。
この発明によれば、通常は薬剤の消耗を防ぎ、好きな時に容易に薬剤を胸の体温で加熱することで迅速に通気部から放散でき、かつポケット等の布地に薬剤が染み込まないようにさせるという効果がある。
特許文献3には、液状芳香剤等の携帯等用容器が開示されている。この発明は液状の芳香剤(香水類)、防臭剤(消臭剤類、脱臭剤類)などの携帯等用容器として、常に液状の芳香剤等の芳香・防臭作用が奏されるとともに、液漏れのおそれが無く嵩張らないものを提供することを目的としている。図11は、この特許文献3の携帯等用容器の形状を示す図である。
この容器は、小径の通気用開口部41を備えた小形の不透液性のプラスチックフィルム製袋42の内部に、通気用開口部41を通して液状の芳香剤43を所定量装入した後、通気用開口部41の外側に不透液性と通気性を有する微多孔性フィルム類のシート44を貼付接着して密閉するという構造のものである。
さらに、特許文献4には、薬剤揮散袋及びこれを収納する薬剤揮散容器が開示されている。この発明は、その内部に液状薬剤が収容された軟質フイルムからなる内側袋体を、外側袋体(外側袋体の一面は多孔質シートで形成されている)内に収容して携行するという構成のものである。
薬剤を揮散させるときには、「外側袋体の外部から内側袋体に外力を加えてこれを破損させ、外側袋体内部に漏れ出した薬剤を多孔質シートから外気中に揮散させる」という使い方を意図しているものである。
しかしこの方式は、薬剤揮散容器の携行中に、意図していない時に内側袋体に外力が加わって破損するおそれがあり、携帯用容器としての実用性に疑問が残ると考えられる。
特開平10−179705号公報 特開2000−325458号公報 特開2003−310734号公報 特開2015−123992号公報
前述した特許文献1〜3の携帯用容器は、いずれも初めに収容した芳香剤等の薬剤が消費された後、新たに芳香剤等を補充して、繰り返し使用する「詰め替え」方式の容器である。かかる容器には、芳香剤等を補充するための開口部と、補充後に開口部を密封するための封止手段が必要不可欠である。
具体的に説明すると、特許文献1及び2のケ−スでは、胴部が円筒形の容器を縦に立てて使用し、上部を開放端として、この開放端にネジ付きの蓋を被せて、螺合により密封する。また、特許文献3のケ−スでは、胴部が円筒形の容器を横に寝かせて使用し、胴部側面中央付近に開口部を設けている。芳香剤等の補充後、開口部を覆うように薄手のプラスチックフィルムを接着・貼付して開口部を密封する。
しかし、かかる「詰め替え」方式の容器は、開口部を有しているため、常に液漏れの危険性にさらされている。とくに、芳香剤は浸透性と揮発性の高い液体であるため、僅かな隙間、例えばネジの金属接合面からでも芳香剤成分が滲み出して、周囲に匂いが染み付くという「匂いもれ」の現象が起り易い。
また、携帯用薬剤容器は、ハンドバック、ポーチ等の小物入れに、他の携帯品と一緒に収容されるのが通例である。そのため、匂いもれが起こると、小物入れの内部や他の携帯品に匂いが染み付いてしまい、場合によっては大きなトラブルの原因になる可能性もある。
さらに、携帯用薬剤容器のユーザーが常に匂いもれの不安に悩まされること自体が問題であるという見方をすることもできる。
そこで、携帯用薬剤容器を詰め替え方式ではなく、1回使用する毎に容器を使い捨てる「使い捨て」方式のものにすれば、薬剤を補充するための開口部を設ける必要はなくなる。そのため、上述のような匂いもれに起因する各種の問題を抜本的に解決することが可能になるのでないかと考えられる。
携帯用薬剤容器を使い捨て方式にするとコストの問題が生じるが、近年、プラスチック加工技術の急速な進歩により、その製品の大量かつ安価な製造が可能になり、食品や医薬品等の分野では、使い捨て容器が包装の主流になっている。このことを勘案すれば、使い捨て薬剤容器に関してもコスト面での採算も取り得る。
一方において、携帯用薬剤容器を使い捨て方式にするための最大の課題は、如何にしてこの容器のディフューザ機能を確保するかという問題である。例えば芳香剤はその芳香成分を空中に拡散させて、その香りを楽しむものである。したがって、芳香剤溶液を容器から取り出すときに、これを微粒化又は揮発させて、その微粒子又は蒸気を空中に放散する、いわゆる「ディフューザ機能」を必要不可欠とする場合が多い。かかる機能は消臭剤においても、消毒液においても同様である。
芳香剤溶液のディフューザ機能としては、主に加熱式のものとスプレ−式のものがあげられる。加熱式は芳香剤溶液を温めて蒸気を放散させる方式であり、スプレ−式は容器出口に小径のノズルを配し、容器内を加圧して、液体をスプレ−状に噴霧させる方式である。
使い捨て式の携帯用芳香剤容器は、1回に使用する量の芳香剤すなわち極少量の芳香剤を収容する容器であり、極めて小形かつ空間容積の少ない容器である(以下、「超小形容器」という)。かかる超小形容器にディフューザ機能を付与することは、従来の技術の延長線上では実現不可能であり、新たな発想を必要とする。
そこで、本発明は、携帯用薬剤容器の構造に新たな発想を加えて、超小形容器においても容器内の薬液をスプレ−噴霧することを可能にし、もってディフューザ機能を有する使い捨て方式の携帯用芳香剤容器を提供することを課題としている。
上記課題を解決するための本発明の携帯用薬剤容器は、
可撓性のある熱可塑性樹脂のシート又はフイルムからなる容器本体と、
前記容器本体に挿通され、一端が前記容器本体の底部付近に開口し、他端に小径のノズル孔が設けられ、前記挿通された前記容器との間隙が気密に接着されてなる排出ノズルと、
前記容器本体内に配置され、弾力性の硬質プラスチック薄板を折り曲げた板ばねと、
前記排出ノズルの上部を覆うように、前記容器本体に気密に接着されたノズルカバー
とを備えたことを特徴とするものである。
この携帯用薬剤容器においては、前記容器本体の前記開口部と前記排出ノズルの外周との間の接着及び前記容器本体の前記天井面上面と前記ノズルカバー下端との間の接着を熱可塑性樹脂の熱圧着により行うことが好ましい。
また、本発明の携帯用薬剤容器の製造方法は、少なくとも一端が開口する可撓性のある熱可塑性樹脂のシート又はフイルムからなる袋状又は円筒状の容器の前記開口から、端部に小径のノズル孔が設けられた排出ノズルを挿入し、
前記袋状又は円筒状の容器が、前記ノズル孔を覆うノズルカバーと、薬剤が注入される容器本体とに区分されるように前記熱可塑性樹脂のシート又はフィルムを気密に圧着し圧着代を形成し、前記ノズル孔からの外気の流入を遮断し、
前記開口から所望の量の薬液と、弾力性の硬質プラスチック薄板を折り曲げた板ばねとを、前記容器本体内に導入し、
前記板ばねに外力を加えて圧接状態とし、前記容器本体内の空気を前記排出ノズルから排出し、
前記板ばねの圧接状態を維持した状態で前記開口を気密に圧着し圧着代を形成することを特徴とする携帯用薬剤容器の製造方法
ものである。
本発明により、超小形の携帯用薬剤容器においても容器内の液体をスプレ−噴霧することを可能にし、これにより、ディフューザ機能を有する使い捨て方式の携帯用薬剤容器を提供することが可能になった。
本発明の携帯用薬剤容器を用いれば、容器が完全に密閉された状態でこれを携行することができ、薬剤使用後の容器は直ちに捨てることができるので、薬剤容器からの臭いや薬液漏れのトラブルを完全に回避することができる。
以下、実施例の図面を参照して、本発明の好ましい実施形態について説明する。 図1及び図2は、本発明の実施例である携帯用薬剤容器の形状・構造を示す図である。図1は、容器に薬剤を密封する前の状態又は容器内の薬剤を使用した後の状態を示し、図2は、容器内に密封された薬剤を使用する前の状態を示す。
図1において、図1(a)は容器の正面図、図1(b)は図1(a)のX−X面の断面図、図1(c)は一部を破断して示した斜視図である。
図に見られるように、この容器は、容器本体1、排出ノズル2、板ばね3及びノズルカバー4等から構成されている。
容器本体1は、可撓性を有する熱可塑性樹脂のシート又はフイルムからなる偏平角形の袋状体又は箱状体である。熱可塑性樹脂であればその材質に特に限定を要しないが、本実施例ではポリエチレン製の厚さ0.08mmのフイルムを熱圧着により袋状に成形したものを用いた。なお、このシート又はフイルムは、樹脂単層又は多層(樹脂のみ、又は樹脂と金属箔を組み合わせたもの)のいずれであってもよく、多層の場合その外層又は中間層に微細孔、特殊延伸等の加工を施してもよい。
排出ノズル2は、容器本体1の天井面5に設けられた開口部を通して容器本体1内に挿通された樹脂製パイプで、その下端は容器底部に開口し、その上端付近に小径のノズル孔6が形成されている。排出ノズル2の外周と天井面5の開口部との間隙は気密に接着されて、容器内の空気が漏れないようになっている。
本実施例では、排出ノズル2の先端が90度曲げられており、ノズル孔6は横向きの部分に形成されているが、排出ノズル2の先端は真っ直ぐ上方に向いていても差し支えない。要は、薬剤をどの方向にスプレ−するのが望ましいかで選択すればよい。
板ばね3は、長方形の弾力性のある硬質プラスチック薄板製で、その上下が同一幅で同一方向に折り曲げられてなり、折り曲げ面に外力を加えることにより、圧接状態(折り曲げ面が底面に近接する状態)にすることができ、外力を除くことにより、元の状態に復元できるように構成されている。なお、板ばね3は長方形に限定されず、正方形、平行四辺形など、矩形であって良く、要は、板ばねに形成できるものであればその形状は問わない。
板ばね3は、その底面(折り曲げられていない面)全体が容器本体1の一方の側面内側に沿うように又は接触するように、容器本体1内に収容されている。すなわち、可塑性樹脂からなる容器本体1を、熱圧着により組み立てる際に、板ばね3が容器本体1内に収容された状態で組立てを行えばよい。
ノズルカバー4は、排出ノズル2の上部を気密に覆っている。これは、排出ノズル2から外気が容器内に侵入するのを防止するためのもので、上面が封止され、下面が開放された樹脂製円筒からなる。この樹脂製円筒の下端は容器本体1の天井上面5に気密に接着される。
本実施例においては、ノズルカバー4の下端と容器本体1の天井上面5との間の接着は、熱可塑性樹脂の熱圧着により行った。
また、この樹脂製円筒の基部(下端)付近全周に、外力を加えてこの円筒を破断させるための切り込み7が形成されている。この切り込み7を形成する理由については後述する。
図2においても、図2(a)は容器の正面図、図2(b)は図2(a)のX−X面の断面図である(斜視図は省略)。図1と図2の状態の違いは、図1は板ばねが非圧接でノズルカバーが分離された状態で、図2は板ばねが圧接されノズルカバーが接着された状態であるという点である。
図2は、容器本体1内に薬剤を封入して、容器を携行する状態を示している。この状態では、ノズルカバーが接着されているので、薬剤は密封され、匂いもれを起こす懸念は全く無い。また、本発明の携帯用薬剤容器は、極めて小形軽量であり、携行時に板ばね3が圧接されて、容器は薄手になっており、携行に便利なことが特徴の一つである。
図3は、本実施例の携帯用薬剤容器の寸法を示す図である。図に見られるように、この容器は高さ50mm、幅ともに約40mm程度で、板ばねが圧接された状態では、厚みは5mm程度である。したがって、この容器は、衣服のポケットに入れて携行することにも、全く問題ない。
図4は、本実施例で用いた板ばねの形状を示す図である。この板ばね3は、長方形の弾力性のある硬質プラスチック製の薄板からなり、その上下が同一方向に折り曲げられて板ばねを形成している。折り曲げ面8の折り曲げ幅W及び折り曲げ角θ(折り曲げ面8と底面9との間の角)は、上下でほぼ同一になっている。
折り曲げ幅W及び折り曲げ角θの値は、とくに限定を要しないが、Wは10〜15mm程度、θは20°〜40°程度にすればよい。板ばね3の底面9の大きさは、容器本体1内に余裕を持って収容できる大きさ、すなわち本実施例では、容器本体が約40mm(幅)×35mm(高さ)及び底面9は35×30mm程度の大きさであればよい。
本実施例の板ばね3は、その折り曲げ面8の長手方向中央付近に、上下ともに切り欠き部10が形成されている。この切り欠き部10は、板ばねを容器本体1内に収容した時に、排出ノズル2の直管部を挿通するためのものである。したがって、切り欠き部10の幅は、排出ノズル2の直管部の外径よりやや大きくすればよい。
また、板ばね3が圧接状態にあるか否かで、板ばね3と上記の直管部との位置関係がかなり大きく変化するので、切り欠き部10は、折り曲げ面8の幅方向のほぼ全長に亘って形成されている。
板ばね3の材質は、バネとして十分な弾力性を有するものであればよく、とくに限定を要しないが、本実施例ではポリエチレンテレフタレート製で、厚み0.5mmの薄板を板ばね状に折り曲げたものを使用した。また、本実施例における板ばね3の折り曲げ幅Wは約15mm,折り曲げ角θは約30度であった。
次に、本発明の携帯用薬剤容器の使用方法について説明する。図5は、本発明の一実施例における携帯用薬剤容器に薬剤を充填・密封する作業手順の説明図である。まず、図5(a)に見られるように、ノズルカバー4が容器本体1に接着されていない状態で、1回の使用で消費される量の薬剤を前記容器本体内に充填する。容器内に薬剤を導入する方法は、例えば、板ばね3を押さえて容器を減容した状態で、排出ノズル2の先端を薬剤溶液内に浸漬し、徐々に板ばねを緩めて、所望の量の薬剤を吸い込むようにすればよい。
次いで、一旦容器本体1が倒立した状態(ノズル先端が下側に向いた状態)で、容器の外から板ばね3を指で押さえて、容器本体1内の空気の大部分を容器外に排出する。その後、図5(b)に示すように、容器が正立した状態で、板ばね3を押さえたまま、ノズルカバー4を排出ノズル2に被せて、ノズルカバー4の基部を容器本体1の天井面に気密に接着する。本実施例では、この接着は、熱可塑性樹脂の熱圧着により行った。
排出ノズル2を、ノズルカバー4により気密に封止することにより、容器本体1内への空気の供給は完全に阻止される。そのため、板ばね3を押さえている指を離しても、板ばね3は殆ど復元しない。すなわち、板ばね3が容器を拡大させようとすると、容器内が減圧になり、外気の圧力によって復元が阻止されるためである。
したがって、図5(c)に示すように。指を離しても板ばね3が圧接され、容器が減容した状態が維持される。外出の際には、図5(c)の状態の容器を携行すればよい。
図6は、本発明の携帯用薬剤容器内の薬液を放出して使用する手順を示す説明図である。図6(a)に示すように、図5(c)の状態の容器のノズルカバー4の上部に、横方向からの外力を加えて、これを切り込み7の部分で破断させる。切り込み7は、この破断を僅かな力で可能にするために設けられているものである。
図6(b)に示すように、ノズルカバー4を取り外すことによって、排出ノズル2のノズル孔6から外気の吸引が可能になり、板ばね3が復元して容器本体1が拡大する。この状態で、図6(c)に示すように、指で板ばね3を圧接すれば、容器内の薬剤がノズル孔6より高速で噴出する。排出ノズル2の内部に形成されている旋回溝(図示していない)により液滴に旋回の角速度が与えられ、薬剤が噴霧状態で放出される。
図7及び図8は、本発明の他の実施例における携帯用薬剤容器に薬剤を充填・密封する作業手順の説明図で、図7は前半の工程を、図8は後半の工程を示す。図7及び図8において、(a)、(b)、(c)各図のいずれも、上段は正面図、下段は側面図である。
まず、図7(a)に示すように、熱可塑性樹脂のシートからなる袋状体11の内部に排出ノズル2を挿入する。排出ノズル2は倒立状態(ノズル先端が下側に向いた状態)にし、ノズル先端が袋状体11の底部近くに位置するように深く挿入する。なお、この実施例の袋状体11は円筒形であって、両端部が開口しているが、下部の開口が気密に閉じてあってもよい。
次いで、図7(b)に示すように、圧着代12の部分(図のハッチングの部分)
を熱圧着して、上下2枚のシート密着・接合する。なお、上述したような下部の開口が閉じられている袋状体11を用いる場合には、袋状体11の下端の密着・接合は不要である。かかる密着・接合により、ノズル孔6は外気と遮断・密閉される。
さらに、切断線13(破線で示す)の部分を鋏、カッター等で切断し、余分の圧着代14の部分を切除することは好ましい。
これにより、図7(c)に見られるように、容器本体1とノズルカバー4の部分が圧着代12により区分される。また、排出ノズル2の周囲は、圧着代12により気密に封止されている。さらに、ノズルカバー4の基部に、切り込み7を容易に形成することができる。
次いで、図8(a)に示すように、容器本体1の底部(図では上部)の開口部(未接着部)から、板ばね3を本体内に挿入する。この際、板ばね3の底面9が、容器本体1の一方の壁面に沿うようにし、かつ排出ノズル2が板ばね3の中央の切り欠き部10内に収まるように、板ばね3を本体内に配置する。
次いで、図8(b)に示すように、容器本体1の外側から板ばね3を圧接して、薬剤の滴下ノズル15から容器本体1内に、所定量の薬剤を注入する。さらに、図8(c)に示すように、板ばね3を圧接した状態を保ちつつ、容器本体1の開口部を熱圧着により気密に封止する。封止後に板ばね3に加えられている外力を除いても、圧接状態が維持されることは、図5(c)の説明において述べたと同様である。
上述のように、本発明は、可撓性材料からなる薬剤容器の中に小形の板ばねを収容して、その弾性力を利用することにより、容器の減容・拡大を可能にし、薬剤溶液をノズルから高速で放出することにより、薬剤溶液をスプレイ状に噴出させることを可能にしたものである。
本発明の実施例である携帯用薬剤容器の形状・構造を示す図である。 本実施例の携帯用薬剤容器の形状の他の例を示す図である。 本実施例の携帯用薬剤容器の寸法を示す図である。 本実施例で用いた板ばねの形状を示す図である。 本発明の一実施例における携帯用薬剤容器に薬剤を充填・密封する作業手順の説明図である。 本発明の携帯用薬剤容器内の薬剤を放出して使用する手順を示す説明図である。 本発明の他の実施例における携帯用薬剤容器に薬剤を充填・密封する作業手順の前半の工程の説明図である。 本発明の他の実施例における携帯用薬剤容器に薬剤を充填・密封する作業手順の後半の工程の説明図である。 従来技術の一例である芳香容器の形状を示す図である。 従来技術の他の例である携帯薬剤器の形状を示す図である。 従来技術の第三の例である液状薬剤等の携帯等容器の形状を示す図である。
1:容器本体
2:排出ノズル
3:板バネ
4:ノズルカバー
5:容器本体の天井面
6:ノズル孔
7:切り込み
8:折り曲げ面
9:底面
10:切り欠き部
11:袋状体
12;圧着代
13;切断線
14:余分の圧着代
15:滴下ノズル
21:蓋体
22:キャップ状容器
23:リングパッキン
24:短尺の筒部
25:雄ねじ部
26:通気孔
27:雌ねじ部
28:吸液体
31:通気孔
32:外部容器
33:薬剤
34:キャップ
35:蒸発制御筒
36:クリップ
41:通気用開口部
42:プラスチックフィルム製袋
43:薬剤
44:微多孔製フイルム類の袋1


Claims (6)

  1. 可撓性のある熱可塑性樹脂のシート又はフイルムからなる容器本体と、
    前記容器本体に挿通され、一端が前記容器本体の底部付近に開口し、他端に小径のノズル孔が設けられ、前記挿通された前記容器との間隙が気密に接着されてなる排出ノズルと、
    前記容器本体内に配置され、弾力性の硬質プラスチック薄板を折り曲げた板ばねと、
    前記排出ノズルの上部を覆うように、前記容器本体に気密に接着されたノズルカバー
    とを備えたことを特徴とする携帯用薬剤容器。
  2. 前記容器本体と前記排出ノズルの外周、前記容器本体と前記ノズルカバーとは、熱可塑性樹脂の熱圧着により固着されていることを特徴とする請求項1記載の携帯用薬剤容器。
  3. 前記容器本体と前記ノズルカバーとの接着部に切込みが形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の携帯用薬剤容器。
  4. 少なくとも一端が開口する可撓性のある熱可塑性樹脂のシート又はフイルムからなる袋状又は円筒状の容器の前記開口から、端部に小径のノズル孔が設けられた排出ノズルを挿入し、
    前記袋状又は円筒状の容器が、前記ノズル孔を覆うノズルカバーと、薬剤が注入される容器本体とに区分されるように前記熱可塑性樹脂のシート又はフィルムを気密に圧着し圧着代を形成し、前記ノズル孔からの外気の流入を遮断し、
    前記開口から所望の量の薬液と、弾力性の硬質プラスチック薄板を折り曲げた板ばねとを、前記容器本体内に導入し、
    前記板ばねに外力を加えて圧接状態とし、前記容器本体内の空気を前記排出ノズルから排出し、
    前記板ばねの圧接状態を維持した状態で前記開口を気密に圧着し圧着代を形成することを特徴とする携帯用薬剤容器の製造方法。
  5. 前記ノズルカバーの圧着代に、外力により前記ノズルカバーが容易に取り除かれるように切り込みを設けたことを特徴とする請求項4に記載の携帯用薬剤容器の製造方法。
  6. 前記ノズルカバーに沿って形成された前記圧着代より外側の前記熱可塑性樹脂のシート又はフィルムを切断除去することを特徴とする請求項4又は5に記載の携帯用薬剤容器の製造方法。

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