JP2019093918A - トレイの保持構造 - Google Patents
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Abstract
【課題】トレイをカップホルダに簡単かつ確実に取り付けることができるとともに、取り付け後はトレイに人の足等が当たっても外れずに確実に保持でき、しかも、トレイを取り外したいときは簡単に取り外せるトレイの保持構造を提供する。【解決手段】アームレスト10とカップホルダ20とを座席の前後方向に相対的に移動可能に組み付け、トレイ40の挿入部43に形成された係合孔44と、アームレスト10に保持され、先端部が挿入部43の係合孔44内に弾性的に挿脱されるロック部材30と、を備えた。ロック部材30は、カップホルダ20へのトレイ40の取付け時に、第1コイルスプリング16によってトレイ40の挿入部43の係合孔44内に弾性的に係合し、カップホルダ20からのトレイ40の取外し時に、アームレスト10の移動によりカップホルダ20の外方に後退して挿入部43の係合孔44との係合が解除される。【選択図】図2
Description
本発明は、座席のアームレストに設けられたカップホルダに飲食物等用のトレイを保持させるためのトレイの保持構造に関する。
劇場や映画館等の座席には、飲料用のカップやボトル等を保持するためのカップホルダが設けられており、こうしたカップホルダにスナック類等を載せるトレイを支持可能に構成したものがある。このような構成に関しては、例えば、特許文献1に、カップホルダの凹部の底面の中心に丸孔を穿設し、トレイの下方に突出する取付軸を丸孔に嵌挿することにより、トレイをカップホルダに着脱可能且つ回動可能に取り付けるトレイ装置が開示されている。また、特許文献2には、カップホルダの上端部を円筒状に形成し、トレイの下面に、前記円筒の曲率に合致する曲率の円弧状をなし、前記カップホルダの上端部に嵌合する幅の下向き凹溝を有する取付部を突設したトレイ装置が開示されている。
しかし、従来、カップホルダは、座席の肘掛けの先端部や、背もたれの背面に設けられている。このようなカップホルダに支持されたトレイは、座席の着座者のすぐ前や、座席周囲の通路上にはみ出して位置しているため、座席への着座時や起立時、通路の歩行時等に人の足等が当たり易い。このため、取付軸を丸孔に嵌挿するという差し込みのみでトレイをカップホルダに支持させる構成においては、トレイに人の足等が当たると、トレイがカップホルダからすぐに外れてしまうという不具合があった。そして、トレイの取付部の凹溝をカップホルダの上縁部に嵌合する構成においては、取付部の全体をカップホルダに差し入れるものに比べて差し込みが浅くなるため、トレイに人の足等が当たると、トレイがカップホルダからより簡単に外れてしまうという不具合があった。
なお、トレイの下方への突出部をカップホルダに強く圧入して嵌挿し取り付けるものは、トレイを持ち上げて取り外すときに、トレイが勢い余って飛び上がり、トレイ上の飲食物等がこぼれ落ちてしまうことがあり、また、圧入により嵌挿したとしてもトレイに人の足等が強く当たれば、やはりトレイは簡単に外れ、カップホルダから落下してしまうことがあった。
この点に関して、特許文献1には、取付軸の下端部に、カップホルダの丸孔の下縁部周囲に係合する係脱可能な係止部を設けたトレイ装置も開示されている。また、特許文献3のトレイ装置は、トレイに筒状の取付部を突設し、この取付部の底面に係止鉤片を設け、カップホルダの底部に係止孔を設けたものが開示されている。これらのトレイ装置の場合は、カップホルダの底面の丸孔とトレイの取付軸の係止部とが係合し、あるいは、カップホルダの底部の係止孔とトレイの取付部の係止鉤片とが係合するので、トレイがカップホルダから外れ易いという不具合を解消することができる。
しかし、特許文献1あるいは3に記載された、トレイの取付部の底面とカップホルダの底部とに係止手段を設けた構成のものは、開口部から遠く離間したトレイの取付部の底面及びカップホルダの底部において係止させなければならないから、トレイを取り付けにくかった。加えて、トレイの取付部の底面とカップホルダの底部とに係止手段が設けられているので、確実に係止されているかを確認しにくく取付けの確実性に欠けていた。
また、トレイを取り外す際には、外側からカップホルダの底部まで手を回してトレイの取付軸の係止部を摘み、係止を解除する必要があったり、トレイの取付部の係止鉤片を所定角度開動させて係止を解除する必要があったりするので、トレイを取り外しにくかった。
そこで、本発明は、トレイをカップホルダに簡単かつ確実に取り付けることができるとともに、取り付け後はトレイに人の足等が当たっても外れずに確実に保持でき、しかも、トレイを取り外したいときは簡単に取り外すことができるトレイの保持構造の提供を課題とするものである。
上記問題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
座席のアームレストに設けられた筒状のカップホルダにトレイを保持するトレイの保持構造であって、
前記アームレストと前記カップホルダとは、前記座席の前後方向に相対的に移動可能に組み付けられており、
前記トレイは、前記カップホルダ内に嵌挿される挿入部が下方に突設されており、
前記挿入部に形成された係合孔と、
前記アームレストに保持され、先端部が前記挿入部の係合孔内に弾性的に挿脱されるロック部材と、
を備え、
前記ロック部材は、前記カップホルダへの前記トレイの取付け時に、付勢部材によって前記トレイの挿入部の係合孔内に弾性的に係合し、前記カップホルダからの前記トレイの取外し時に、前記アームレストまたは前記カップホルダの前記移動により前記カップホルダの外方に後退して前記挿入部の係合孔との係合が解除されることを要旨とする。
座席のアームレストに設けられた筒状のカップホルダにトレイを保持するトレイの保持構造であって、
前記アームレストと前記カップホルダとは、前記座席の前後方向に相対的に移動可能に組み付けられており、
前記トレイは、前記カップホルダ内に嵌挿される挿入部が下方に突設されており、
前記挿入部に形成された係合孔と、
前記アームレストに保持され、先端部が前記挿入部の係合孔内に弾性的に挿脱されるロック部材と、
を備え、
前記ロック部材は、前記カップホルダへの前記トレイの取付け時に、付勢部材によって前記トレイの挿入部の係合孔内に弾性的に係合し、前記カップホルダからの前記トレイの取外し時に、前記アームレストまたは前記カップホルダの前記移動により前記カップホルダの外方に後退して前記挿入部の係合孔との係合が解除されることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1の記載において、前記カップホルダは、円筒状に形成され、前記トレイの挿入部は、円筒状または円柱状に形成され、前記挿入部の係合孔は、周方向に長い長孔で形成され、前記トレイは、前記カップホルダの軸心回りに回動可能に保持されていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2の記載において、カップホルダは、前記座席に固定されている、換言すれば、アームレストは移動可能となっていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1または請求項2の記載において、アームレストは、前記座席に固定されている、換言すれば、カップホルダは移動可能となっていることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1または請求項2の記載において、カップホルダは、前記座席に固定されている、換言すれば、アームレストは移動可能となっていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1または請求項2の記載において、アームレストは、前記座席に固定されている、換言すれば、カップホルダは移動可能となっていることを要旨とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至請求項4のいずれかの記載において、移動側の前記アームレストまたは前記カップホルダは、人為的操作により固定側の前記カップホルダまたは前記アームレストから離間する方向に移動し、前記操作が解除された後、元位置に弾性復帰することを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれかの記載において、座席は、映画館用シートであることを要旨とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至請求項5のいずれかの記載において、座席は、映画館用シートであることを要旨とする。
本発明のトレイの保持構造によると、ロック部材は、カップホルダへのトレイの取付け時に、付勢部材によってトレイの挿入部の係合孔内に弾性的に係合し、トレイの取外し時に、アームレストまたはカップホルダの移動に伴ってカップホルダの外方に後退し挿入部の係合孔との係合が解除されるから、トレイはカップホルダに簡単かつ確実に取り付けることができる。また、トレイを取り付けた後は、ロック部材が挿入部の係合孔内に前進して係合することにより、トレイをカップホルダに確実に保持でき、トレイに人の足等が当たっても外れない。加えて、トレイを取り外したいときは、アームレストまたはカップホルダを移動させるだけでロック部材は挿入部の係合孔との係合が解除されることにより、簡単に取り外すことができる。
また、トレイが、カップホルダの軸心回りに回動可能に保持されている場合は、トレイを最適な位置、向きに自在に調整できるから、トレイを使い易い。
そして、カップホルダが座席に固定されている場合は、ロック部材はアームレストと一体となって移動し、それによりトレイの挿入部の係合孔との係合が解除されるが、その際、アームレストは手で把持して座席の背もたれ側すなわち着座者の手前側に移動することになるので、アームレストを移動させ易い。
また、アームレストが座席に固定されている場合は、ロック部材はカップホルダが移動することによりカップホルダの挿入部から離間し、トレイの挿入部の係合孔との係合が解除されるが、その際、カップホルダは通常は手などがほとんど触れない箇所にあり、トレイを取り外すときだけ手で把持して前方側に移動させることになるから、不用意にロック部材の係合を解除してしまうのをより回避することができる。
そして、カップホルダが座席に固定されている場合は、ロック部材はアームレストと一体となって移動し、それによりトレイの挿入部の係合孔との係合が解除されるが、その際、アームレストは手で把持して座席の背もたれ側すなわち着座者の手前側に移動することになるので、アームレストを移動させ易い。
また、アームレストが座席に固定されている場合は、ロック部材はカップホルダが移動することによりカップホルダの挿入部から離間し、トレイの挿入部の係合孔との係合が解除されるが、その際、カップホルダは通常は手などがほとんど触れない箇所にあり、トレイを取り外すときだけ手で把持して前方側に移動させることになるから、不用意にロック部材の係合を解除してしまうのをより回避することができる。
移動側のアームレストまたはカップホルダが、人為的操作により固定側のカップホルダまたはアームレストから離間する方向に移動する場合は、アームレストを人為的に操作して移動させることによりトレイを取り外すことができることになるのであるから、これは、何らかの拍子にトレイが外れてしまい不測の事態を招き兼ねないので着座者に明確にトレイを取り外すための行為をなさしめるという意味で効果を奏する。
座席が、映画館用シートである場合は、座席廻りや通路が狭いために人の足等が接触してトレイが外れ易い映画館用シートにおいて特に顕著な効果を奏する。
座席が、映画館用シートである場合は、座席廻りや通路が狭いために人の足等が接触してトレイが外れ易い映画館用シートにおいて特に顕著な効果を奏する。
本発明について、本発明による典型的な実施形態の非限定的な例を挙げ、言及された複数の図面を参照しつつ以下の詳細な記述にて更に説明するが、同様の参照符号は図面のいくつかの図を通して同様の部位を示す。
本発明のトレイの保持構造が適用される座席の斜視図である。
本発明の第一実施形態のトレイの保持構造を示す斜視図である。
図2の保持構造の分解斜視図である。
図2の保持構造の平面図である。
図4のA−A切断線による断面図である。
図2の保持構造に取り付けられるトレイを裏面側からみた斜視図である。
図2の保持構造にトレイを取り付ける方法を示す縦断面図である。
図7のカップホルダに取付後のトレイの回動状態を示す平面図である。
カップホルダからトレイを取り外すときの保持構造を示す斜視図である。
本発明の第二実施形態のトレイの保持構造におけるカップホルダにトレイを取り付ける方法を示す横断面図である。
本発明の第二実施形態のトレイの保持構造におけるカップホルダにトレイを取り付ける方法を示す横断面図である。
本発明のトレイの保持構造のカップホルダにドリンクカップを収容した状態を示す縦断面図である。
ここで示される事項は例示的なものおよび本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
〈第一実施形態〉
まず、本発明の第一実施形態のトレイの保持構造を図に基づいて説明する。本実施形態では、座席は映画館に設置されたシートを例示する。なお、以下の説明において、前方とは、着座者が向いている前側を意味し、後方とは、着座者の背中側すなわちシートの背もたれ側を意味する。
まず、本発明の第一実施形態のトレイの保持構造を図に基づいて説明する。本実施形態では、座席は映画館に設置されたシートを例示する。なお、以下の説明において、前方とは、着座者が向いている前側を意味し、後方とは、着座者の背中側すなわちシートの背もたれ側を意味する。
図1において、座席50は左右両側にアームレスト10が設けられ、各アームレスト10の前方先端部にカップホルダ20が設けられている。更に、着座者からみて右側のカップホルダ20には、トレイ40の裏面側から下方に向けて突設された挿入部43が嵌挿されることによってトレイ40が取り付けられている。カップホルダ20は、飲物用のカップを載せるために設けられたものであるが、本発明のカップホルダ20はこれを利用して主にトレイ40を取り付けるものとなっている。なお、図1において、アームレスト10及びカップホルダ20は左右両側に設けられているが、左右いずれか一方のみに設けてもよい。これらアームレスト10、カップホルダ20及びトレイ40の挿入部43は、トレイ40の保持構造1を構成している。
アームレスト10とカップホルダ20とは、座席50の前後方向に相対的に移動可能に組み付けられている。例えば、図2乃至図5に示すように、カップホルダ20は、その後方側に段差を有して矩形平板状の基台21が座席50の背もたれ51側に向けて一体に延設され、その基台21の上部全体にアームレスト10が覆うように被せられて組み付けられており、かつ、アームレスト10は、カップホルダ20に対して前後に所定距離スライド移動できるようになっている。ここで、本第一実施形態において、カップホルダ20は基台21と一体になって座席50に固定されている。なお、カップホルダ20は、広義には、基台21を含んでいる。
カップホルダ20は、より詳細には、木あるいは合成樹脂等の材料により形成され、円形のホルダ穴22が設けられており、ホルダ穴22は、円筒状、厳密にいえば内周面が僅かに傾斜面となっている円錐台形状に形成され、下面側に向かうに従って縮径している。基台21は、カップホルダ20の上面に対して段差により一段低くなっており、両側面の高さ方向中間位置には後述するアームレスト10のフランジ14が嵌合する嵌合溝23が長さ方向全体に設けられている。
更に、カップホルダ20は、ホルダ穴22とアームレスト10側の端部との間における左右の幅方向の中央部分に、後述するロック部材30が貫通して往復動可能な挿通孔24が設けられている。挿通孔24は、一端側がホルダ穴22の周壁に至り、その開口はホルダ穴22の内部に臨み、他端側がアームレスト10との境界をなす段差部に至り、その開口はアームレスト10の前方側の端面に臨んでいる。
アームレスト10は、合成樹脂等により略C字状の一定断面に形成され、表面にはレザー等の表皮材11が貼り付けられていて、上面に肘が載置されるようになっている。アームレスト10の中央板部12は、カップホルダ20と基台21との段差にほぼ等しい一定の板厚に形成されている。アームレスト10の中央板部12の幅方向両側縁には下方に向けて側板部13が設けられ、更に両側板部13の下端からは内部空間側に向けて折曲されたフランジ14が設けられている。両フランジ14は、カップホルダ20の基台21の側面の嵌合溝23に嵌合し、嵌合溝23内をアームレスト10の長さ方向にスライドにより移動可能となっている。
この構成により、アームレスト10の両側の側板部13及びフランジ14を幅方向に弾性的に拡開させつつ、アームレスト10を、その前端部からロック部材30が少なくとも前方に突出している長さだけカップホルダ20から離間した位置において、カップホルダ20の基台21の真上から下方に移動させて基台21上に被せ、両側のフランジ14を基台21の嵌合溝23に嵌合させた後、カップホルダ20側に移動させることにより、アームレスト10をカップホルダ20に組み付けることができる。また、カップホルダ20の基台21の後端部側から、基台21の嵌合溝23にアームレスト10のフランジ14を嵌合させつつそのままアームレスト10を水平方向にスライド移動させることにより、カップホルダ20に組み付けることもできる。
更に、アームレスト10の中央板部12のカップホルダ20側の端部寄りには、第1収容空間15が設けられているとともに、反対側の端部寄りには、シートの背もたれ51側に開口する第2収容空間18が設けられている。第1収容空間15は、偏平な矩形箱状の空間に形成され、内部の幅方向中央部分には、付勢部材としての第1コイルスプリング16がアームレスト10の長さ方向に沿って取り付けられている。第1コイルスプリング16は、後述のロック部材30と第1収容空間15の後方側壁面15aとの間に設けられている。第1収容空間15の前方側壁面15c即ちカップホルダ20側の壁面の幅方向中央部分からは、第1収容空間15より小さい一定幅を有する貫通孔17が形成されている。貫通孔17の第1収容空間15側の開口の両側縁部には段部15bが左右均等に形成されている。貫通孔17の他側の開口即ちカップホルダ20側の開口は、カップホルダ20に臨んでカップホルダ20の挿通孔24と連通している。
アームレスト10の第2収容空間18は、偏平な矩形箱状の空間に形成され、内部の幅方向中央部分には、第2コイルスプリング19がアームレスト10の長さ方向に沿って取り付けられている。第2コイルスプリング19は、一端が座席50の背もたれ51に接続され、他端は第2収容空間18の前方側壁面18aに接続されている。
カップホルダ20の挿通孔24及びこれと連通するアームレスト10の貫通孔17の内部にはロック部材30が両孔内に移動可能に収容されている。ロック部材30は合成樹脂等により一定幅の平板状に形成されている。ロック部材30の前方側すなわちホルダ穴22側の先端面31は、平面視においてトレイ40の挿入部43の周壁の曲率に対応した湾曲面に形成され、かつ、上方から下方にかけてホルダ穴22の内部に向けて傾斜する傾斜面に形成されている。一方、ロック部材30の後方側すなわちアームレスト10側の端部はT字状に形成され、両側方に突片32が突出している。この突片32は、第1コイルスプリング16の付勢力により、貫通孔17の第1収容空間15側の開口の段部15bにおいて第1収容空間15の前方側壁面15cに弾性的に当接している。
次に、トレイ40は、図6に示すように、合成樹脂で一体に形成され、上面にスナック食品等が載置される皿部41及びドリンクカップ60が収容されるカップ収容部42が設けられている。更に、トレイ40の角部の下面には、カップホルダ20内に嵌挿される挿入部43が下方に突設されている。挿入部43は、略円筒状に形成され、突出する先端の底面は閉塞されまたは丸孔が設けられている。挿入部43は、カップホルダ20に対応した形状、大きさに形成され、厳密にいえばホルダ穴22の内周面に合わせて周壁が僅かに傾斜面となっている円錐台形状に形成され、先端底面側に向かうに従って縮径している。
更に、挿入部43の周壁には、カップホルダ20に取り付けたときにホルダ穴22の内周面におけるロック部材30の挿通孔24の開口と面する側であって、その開口に対応する高さとなる箇所に、ホルダ穴22内に突出するロック部材30の先端部が挿入されて係合する係合孔44が設けられている。この係合孔44は、貫通する孔であるとともに挿入部43の周壁において周方向に長い長孔で形成され、長孔の幅は平板状のロック部材30の板厚より僅かに大きく形成されている。トレイ40の挿入部43に形成された係合孔44が長孔に形成されていることにより、トレイ40は、カップホルダ20の軸心回りに所定の回動角度の範囲で回動させることが可能となっている。
トレイ40を回動させることができる範囲は、係合孔44の長さに関連して適宜設定でき、アームレスト10にトレイ40が衝突しない回動角度とするのが好ましい。具体的には、アームレスト10にトレイ40を真っ直ぐに保持させた状態を基準位置として、この基準位置から右側か左側への上限の回動角度は、60度以上で120度以下の範囲が好ましい。
次に、このように構成された本実施形態のトレイ40の保持構造1による、カップホルダ20へのトレイ40の保持について説明する。
トレイ40が取り付けられていない状態においては、図5に示すように、カップホルダ20のホルダ穴22の内周面における挿通孔24の開口からロック部材30の先端部がホルダ穴22内に突出している。この状態において、トレイ40をカップホルダ20に取り付けて保持させるには、トレイ40の挿入部43側の角部の先端をカップホルダ20の幅方向のほぼ中間部分に位置させ、トレイ40の挿入部43の係合孔44をホルダ穴22の挿通孔24の開口の位置に対応させて、トレイ40の挿入部43を上方からホルダ穴22にそのまま嵌め込んでいけばよい。
トレイ40が取り付けられていない状態においては、図5に示すように、カップホルダ20のホルダ穴22の内周面における挿通孔24の開口からロック部材30の先端部がホルダ穴22内に突出している。この状態において、トレイ40をカップホルダ20に取り付けて保持させるには、トレイ40の挿入部43側の角部の先端をカップホルダ20の幅方向のほぼ中間部分に位置させ、トレイ40の挿入部43の係合孔44をホルダ穴22の挿通孔24の開口の位置に対応させて、トレイ40の挿入部43を上方からホルダ穴22にそのまま嵌め込んでいけばよい。
こうしてトレイ40の挿入部43を嵌め込んでいくと、図7(a)に示すように、挿入部43の底部の周縁が最初にロック部材30の傾斜している先端面31に当接しこれを下方に押圧する。ここで、ロック部材30は、第1コイルスプリング16によってカップホルダ20の挿通孔24内を弾性的に進退する。このため、ロック部材30の傾斜面となっている先端面31にトレイ40の挿入部43が当接し押圧すると、ロック部材30は弾性的に挿通孔24内をアームレスト10側に後退するので、挿入部43はホルダ穴22内を更に下方に挿入可能となる。以下、カップホルダ20の挿入部43の押し下げに追随してロック部材30の先端面31は次第にホルダ穴22外に後退していく。
そして、挿入部43の係合孔44がロック部材30の先端部の位置まで下降すると、図7(b)に示すように、ロック部材30は第1コイルスプリング16の付勢力により反転してホルダ穴22内に前進し、係合孔44内に進入、係合する。この状態になると、挿入部43の係合孔44の上端縁はロック部材30の上面に掛止するので、挿入部43はそれ以上に下降するのが阻止され、その定位置でロック部材30によって支持され、トレイ40は保持される。なお、この状態において、挿入部43の上端の接合部におけるトレイ40の下面がカップホルダ20の上面と当接し、あるいは、挿入部43の周壁とホルダ穴22の内周面とが全面的に密接するように設定しておけば、トレイ40は、より安定してカップホルダ20に保持される。
トレイ40をカップホルダ20に取り付けた後は、トレイ40は、図8に示すように、カップホルダ20の軸心回りに回動させて使用することができる。
次に、カップホルダ20に取り付けたトレイ40を取り外すときは、座席50に固定されているカップホルダ20に対してアームレスト10を手で把持して、図9に示すように、第2収容空間18内の第2コイルスプリング19の付勢力に抗して座席50の背もたれ51側にスライド移動させる。その移動によりアームレスト10の後方端部は座席50の背もたれ51の内部に進入し収容される。なお、図9では、図示の都合上トレイ40の本体部分の図示を省略し、挿入部43のみが記載してある。
ここで、ロック部材30の後方側すなわちアームレスト10側の端部はT字状に形成され、両側の突片32が第1収容空間15の幅方向に突出し、貫通孔17と第1収容空間15との境界部の段部15bにおいて第1収容空間15の前方側壁面15cに当接している。したがって、ロック部材30もアームレスト10と一体となって座席50の背もたれ51側に移動する。その結果、第1コイルスプリング16が最長に伸びている状態でロック部材30の先端部はトレイ40の挿入部43の係合孔44から離間し、挿入部43の係合孔44とロック部材30との係合は解除され、トレイ40全体をそのまま持ち上げて取り外すことが可能となる。こうしてトレイ40を取り外した後は、アームレスト10を把持している手を離せば、第2収容空間18内の第2コイルスプリング19の付勢力によりアームレスト10は自ずとトレイ40と当接する元の位置に弾性復帰する。そして、ロック部材30の先端部も元のホルダ穴22内に突出する状態に復帰する。
次に、本実施形態のトレイ40の保持構造1の作用を説明する。
トレイ40は、上方から挿入部43をカップホルダ20内に挿入していくだけで、ロック部材30は挿入部43による押し下げによって弾性的に後退し、更に挿入部43の係合孔44がロック部材30の高さ方向の位置まで下降すると、ロック部材30は弾性復帰して係合孔44内に前進して係合する。これにより、トレイ40をカップホルダ20に簡単に取り付けることができる。そして、挿入部43の上部開口からロック部材30の先端部が係合孔44から内部に突出しているのを視認でき、また、ロック部材30が係合孔44に係合するときの手の感触により係合したことを認識できるので、それにより、確実にトレイ40を取り付けることができる。
トレイ40は、上方から挿入部43をカップホルダ20内に挿入していくだけで、ロック部材30は挿入部43による押し下げによって弾性的に後退し、更に挿入部43の係合孔44がロック部材30の高さ方向の位置まで下降すると、ロック部材30は弾性復帰して係合孔44内に前進して係合する。これにより、トレイ40をカップホルダ20に簡単に取り付けることができる。そして、挿入部43の上部開口からロック部材30の先端部が係合孔44から内部に突出しているのを視認でき、また、ロック部材30が係合孔44に係合するときの手の感触により係合したことを認識できるので、それにより、確実にトレイ40を取り付けることができる。
また、トレイ40を取り付けた後は、ロック部材30が挿入部43の係合孔44内に前進して係合することにより、トレイ40をカップホルダ20に確実に保持でき、トレイ40に人の足等が当たっても外れて脱落することがない。
加えて、トレイ40を取り外したいときは、アームレスト10を手で把持して後方である座席50の背もたれ51側にスライドにより移動させるだけで、ロック部材30はアームレスト10と一体となって挿入部43の係合孔44との係合が解除され、ホルダ穴22の外側に後退するので、簡単に取り外すことができる。また、このとき、アームレスト10は手で把持して座席50の背もたれ51側すなわち着座者の手前側に移動することになるので、アームレスト10を移動させ易い。
更に、カップホルダ20及びトレイ40の挿入部43は円筒状に形成され、挿入部43の係合孔44は、周壁において周方向に長い長孔で形成され、トレイ40は、一定の範囲でカップホルダ20の軸心回りに回動可能に保持されているから、トレイ40を最適な位置、向きに自在に調整することができ、トレイ40を使い易い。
加えて、アームレスト10を人為的に操作して移動させることによりトレイ40を取り外すことができる。これは、何らかの拍子にトレイ40が外れてしまって不測の事態を招き兼ねないので、着座者に明確にトレイ40を取り外すための行為をなさしめるという意味で効果を奏する。
〈第二実施形態〉
次に、本発明の第二実施形態のトレイの保持構造を図10及び図11に基づいて説明する。第一実施形態では、カップホルダ20が座席50に固定され、アームレスト10が移動可能となっているのに対し、第二実施形態は、アームレスト10が座席50に固定され、カップホルダ20が移動可能となっており、その点において、第一実施形態と異なる。以下、異なる点を中心に説明する。
次に、本発明の第二実施形態のトレイの保持構造を図10及び図11に基づいて説明する。第一実施形態では、カップホルダ20が座席50に固定され、アームレスト10が移動可能となっているのに対し、第二実施形態は、アームレスト10が座席50に固定され、カップホルダ20が移動可能となっており、その点において、第一実施形態と異なる。以下、異なる点を中心に説明する。
図10(a)は、第二実施形態の保持構造2における、トレイ40を取付前のアームレスト10及びカップホルダ20を示す。アームレスト10は、全体的には四角筒状に形成されているが、後方端部側は四角柱状に形成されており、四角筒状部分の両側の内壁面の高さ方向略中間位置には、内部側に突出する断面コ字状の嵌合突起10aが長さ方向全体に設けられている。アームレスト10は、座席50に固定されている。一方、カップホルダ20は大部分が四角柱状に形成され、第一実施形態と同様のホルダ穴22が形成されており、後方側にはその外周壁全体が四角筒状のアームレスト10によって覆われた四角柱状の基台21が延設されている。基台21の幅方向の両側面には、第一実施形態と同様に、アームレスト10の嵌合突起10aが嵌合する嵌合溝23が長さ方向全体に至って設けられている。カップホルダ20は手で把持して移動させることができ、アームレスト10から離間して前方に移動可能となっている。
更に、第1コイルスプリング16を収容する第1収容空間15はカップホルダ20側に形成されている。ロック部材30は第一実施形態と同様の形状に形成され、後方側はT字状に形成されて幅方向の両側に、第1収容空間15の前方側壁面15cと当接する突片32が突出している。更に、第1収容空間15の内部においては、断面矩形の棒状あるいは平板状のスプリング支持突起10bがアームレスト10に一体に突設されており、スプリング支持突起10bはカップホルダ20内を上下方向に貫通して第1収容空間15内に突出している。第1コイルスプリング16はロック部材30の後側の端面とスプリング支持突起10bとの間に取り付けられている。
更に、アームレスト10の後方端部側の四角柱状部分の前方側壁面10cとカップホルダ20の基台21の後方側壁面21aとの間には第2収容空間18が形成され、その内部には第2コイルスプリング19が取り付けられている。なお、図示しないが、アームレスト10の外表面には全体的にレザー等の表皮材が貼り付けられている。
このように構成された保持構造2において、トレイ40をカップホルダ20に取り付けるときには、第一実施形態と同様に、トレイ40の挿入部43を上方からホルダ穴22内に挿入していけば、図10(a)に示すようにホルダ穴22内に突出していたロック部材30の先端部は、図10(b)に示すように、トレイ40の挿入部43の押し込みによりホルダ穴22の外方に後退し、更に押し込んでいく途中で挿入部43の係合孔44内に進入し係合する。係合状態を図11(a)に示す。これにより、トレイ40はカップホルダ20に保持される。なお、図10(b)及び図11において、トレイ40は挿入部43のみを図示し、皿部41の図示は省略してある。
次に、トレイ40をカップホルダ20から取り外すには、図11(b)に示すように、カップホルダ20を手で把持し、第2コイルスプリング19の付勢力に抗して固定側のアームレスト10に対し前方に移動させる。このとき、トレイ40もカップホルダ20とともに移動する。また、ロック部材30は、第1コイルスプリング16が最長に伸びている状態でこの第1コイルスプリング16を介してアームレスト10の第1収容空間15内のスプリング支持突起10bに保持されている。その結果、ロック部材30の先端部はトレイ40の挿入部43の係合孔44から離間し、挿入部43の係合孔44とロック部材30の先端部との係合は解除されるから、その後にトレイ40全体をそのまま持ち上げて取り外すことができる。トレイ40を取り外した後は、カップホルダ20を把持している手を離せば、第2収容空間18内の第2コイルスプリング19によりカップホルダ20は自ずとアームレスト10と当接する元の位置に弾性復帰する。そして、ロック部材30の先端部も元のホルダ穴22内に突出する状態に復帰する。
第二実施形態の保持構造2は、このように、アームレスト10が座席50に固定され、ロック部材30はアームレスト10側に保持されているので、ロック部材30は、カップホルダ20が移動することによりカップホルダ20の挿入部43から離間し、トレイ40の挿入部43の係合孔44との係合が解除される。この構成により、カップホルダ20は通常は手などがほとんど触れない箇所にあり、トレイ40を取り外すときだけ手で把持して前方側に移動させることになるから、不用意にカップホルダ20を移動させてロック部材30の係合を解除してしまうのをより回避することができる。
なお、上記各実施形態においては、カップホルダ20を利用してこれにトレイ40が取り付けられるものを示しているが、このカップホルダ20は、勿論、本来用いられているように、ドリンクカップを保持するものとして使用することもできる。すなわち、図12に示すように、カップホルダ20の先端部裏面に板材を折り曲げたカップ受け25を突設することにより、ホルダ穴22にドリンクカップ60を挿入し、カップ受け25で支持させることもできる。
この場合、ロック部材30は先端部がドリンクカップ60の周壁に当接し、第1コイルスプリング16の付勢力により周壁を押圧して保持する。これにより、ドリンクカップ60は安定してカップホルダ20に保持される。ここで、第1コイルスプリング16の付勢力が大き過ぎると、紙製あるいは合成樹脂製のドリンクカップ60を変形あるいは押し潰してしまうことがあるし、付勢力が小さ過ぎると、保持力が低下しまう。したがって、第1コイルスプリング16の付勢力は、ドリンクカップ60の材質、形状、強度、剛性等を考慮して最適値に設定される。
ドリンクカップ60を取り外すときは、上記各実施形態と同様に、アームレスト10またはカップホルダ20を移動させてドリンクカップ60の周壁へのロック部材30の押圧を解除して取り外せばよい。したがって、本発明の保持構造によれば、従来の、ドリンクカップ60をカップホルダ20に圧入により嵌挿させて保持させるものである場合には、ドリンクカップ60を取り外すときに持ち上げる際の反動でドリンクカップ60が勢い余って飛び上がり、内部の飲料がこぼれ落ちてしまうおそれがあるが、それを防止することができる。
なお、本発明のカップホルダ20は、トレイ40を取り付けないときは、スプーンやフォークなどを入れる容器として利用することもできる。
ところで、上記各実施形態のロック部材30は、平板状に形成されているが、これに限られるものではなく、四角棒状、丸棒状等に形成してもよい。
また、ロック部材30のカップホルダ20側の先端面31は、上方から下方にかけてホルダ穴22内に向けて傾斜する傾斜面に形成されているが、断面が鋭角三角形状である楔形状や砲弾形状等に形成してもよい。
また、ロック部材30のカップホルダ20側の先端面31は、上方から下方にかけてホルダ穴22内に向けて傾斜する傾斜面に形成されているが、断面が鋭角三角形状である楔形状や砲弾形状等に形成してもよい。
更に、上記各実施形態の保持構造において、カップホルダ20は後方側に平板状の基台21が座席50の背もたれ51側に向けて一体に延設され、その基台21の上部全体にアームレスト10が覆うように被せて組み付けられているが、この組付構造に限られるものではない。
加えて、アームレスト10及びカップホルダ20は、上記各実施形態に記載の形状、形態に限られるものではない。
また、各コイルスプリングが収容される各収容空間は、矩形箱状の空間に形成されているが、この形状に限られるものでもない。
加えて、アームレスト10及びカップホルダ20は、上記各実施形態に記載の形状、形態に限られるものではない。
また、各コイルスプリングが収容される各収容空間は、矩形箱状の空間に形成されているが、この形状に限られるものでもない。
更に、上記各実施形態のカップホルダ20のホルダ穴22は、円筒状、より厳密には内周面が僅かに傾斜した円錐台形状に形成され、これに対応して、トレイ40の挿入部43は、円筒状、より厳密には周壁が僅かに傾斜した円錐台形状に形成されているが、これらカップホルダ20のホルダ穴22及びトレイ40の挿入部43はこの形状に限られるものではなく、角筒状等に形成してもよい。
そして、ロック部材30、アームレスト10及びカップホルダ20は、各コイルスプリングにより所定方向に弾性的に付勢されているが、付勢部材としては、他に、板ばねなどを用いてもよい。
加えて、上記各実施形態では、トレイ40を取り外した後、アームレスト10あるいはカップホルダ20は第2コイルスプリング19によって元位置に弾性復帰するものとしているが、必ずしもこれに限られるものではなく、手動により元位置に復帰させ、元位置に係合手段などを設けて定位置に保持させるものとしてもよい。
また、アームレスト10あるいはカップホルダ20は、手で把持して移動させているが、必ずしもこれに限られるものではなく、電動等により移動させることを妨げるものでもない。
また、アームレスト10あるいはカップホルダ20は、手で把持して移動させているが、必ずしもこれに限られるものではなく、電動等により移動させることを妨げるものでもない。
更には、トレイ40の挿入部43の係合孔44は、周壁の周方向に長い長孔に形成して、トレイ40を所定範囲で回動できるものとしているが、本発明を実施する場合には、回動せず一定方向に保持するものとすることを妨げるものではない。
なお、トレイ40の挿入部43は、内部に径の小さいドリンクカップやスプーン、フォーク等を収容することもできる。また、挿入部43は、中実の略円柱状や角柱状等に形成してもよい。
更に、上記各実施形態においては、座席50は、映画館に設置されたシートを例示しているが、本発明は、座席50が劇場のシートやホテルのロビーのシートなどである場合にも同様に適用することができる。
1,2;保持構造、10;アームレスト、16;第1コイルスプリング、19;第2コイルスプリング、20;カップホルダ、30;ロック部材、40;トレイ、43;挿入部、44;係合孔、50;座席。
Claims (6)
- 座席のアームレストに設けられた筒状のカップホルダにトレイを保持するトレイの保持構造であって、
前記アームレストと前記カップホルダとは、前記座席の前後方向に相対的に移動可能に組み付けられており、
前記トレイは、前記カップホルダ内に嵌挿される挿入部が下方に突設されており、
前記挿入部に形成された係合孔と、
前記アームレストに保持され、先端部が前記挿入部の係合孔内に弾性的に挿脱されるロック部材と、
を備え、
前記ロック部材は、前記カップホルダへの前記トレイの取付け時に、付勢部材によって前記トレイの挿入部の係合孔内に弾性的に係合し、前記カップホルダからの前記トレイの取外し時に、前記アームレストまたは前記カップホルダの前記移動により前記カップホルダの外方に後退して前記挿入部の係合孔との係合が解除されることを特徴とするトレイの保持構造。 - 前記カップホルダは、円筒状に形成され、
前記トレイの挿入部は、円筒状または円柱状に形成され、
前記挿入部の係合孔は、周方向に長い長孔で形成され、
前記トレイは、前記カップホルダの軸心回りに回動可能に保持されていることを特徴とする請求項1に記載のトレイの保持構造。 - 前記カップホルダは、前記座席に固定されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のトレイの保持構造。
- 前記アームレストは、前記座席に固定されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載のトレイの保持構造。
- 移動側の前記アームレストまたは前記カップホルダは、人為的に操作することにより固定側の前記カップホルダまたは前記アームレストから離間する方向に移動し、前記操作が解除された後、元位置に弾性復帰することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載のトレイの保持構造。
- 前記座席は、映画館用シートであることを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載のトレイの保持構造。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017225154A JP2019093918A (ja) | 2017-11-22 | 2017-11-22 | トレイの保持構造 |
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|---|---|
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|---|---|
| JP (1) | JP2019093918A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN112155360A (zh) * | 2020-09-02 | 2021-01-01 | 安徽久工健业有限责任公司 | 一种按摩椅扶手 |
| JP2025016879A (ja) * | 2023-07-24 | 2025-02-05 | 株式会社ニフコ | 乗物用テーブル装置 |
-
2017
- 2017-11-22 JP JP2017225154A patent/JP2019093918A/ja active Pending
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