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JP2019092871A - スロットマシン - Google Patents

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JP2019092871A
JP2019092871A JP2017225096A JP2017225096A JP2019092871A JP 2019092871 A JP2019092871 A JP 2019092871A JP 2017225096 A JP2017225096 A JP 2017225096A JP 2017225096 A JP2017225096 A JP 2017225096A JP 2019092871 A JP2019092871 A JP 2019092871A
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JP2017225096A
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小倉 敏男
Toshio Ogura
敏男 小倉
正文 中嶋
Masabumi Nakajima
正文 中嶋
善人 田名後
Yoshito Tanajiri
善人 田名後
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Sankyo Co Ltd
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Sankyo Co Ltd
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Abstract

【課題】有利状態に関連する処理に際して設定値に応じて決定される割合の異なる決定結果であるか同じ決定結果であるかを容易に特定することができるスロットマシンを提供すること。【解決手段】メイン制御部41は、抽選種別設定処理において、内部抽選により決定された当選番号がハズレまたは設定差あり役である場合には、抽選種別0を設定する一方、選番号が有利区間抽選、AT抽選の対象となる設定差なし役である場合には、抽選種別2〜4を設定し、当選番号が有利区間抽選、AT抽選の対象とならない設定差なし役である場合には、抽選種別1を設定する。また、有利区間処理及びAT抽選処理では、抽選種別0または抽選種別1が設定されている場合には、有利区間抽選、AT抽選を行わず、抽選種別2〜4が設定されている場合には、当該抽選種別2〜4を用いて有利区間抽選、AT抽選を行う。【選択図】図12

Description

本発明は、各々が識別可能な複数種類の識別情報を変動表示可能な可変表示部の表示結果に応じて所定の入賞が発生可能なスロットマシンに関する。
この種のスロットマシンとしては、設定値に応じて当選確率が異なる入賞と、設定値に関わらず当選確率が共通の入賞と、を備え、設定値に関わらず当選確率が共通の入賞が当選した場合には、遊技者にとって有利な特典を付与し得る一方で、設定値に応じて当選確率が異なる入賞が当選した場合には特典を付与しないようにしたものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
特許第6112524号公報
特許文献1に記載のスロットマシンのように、設定値に関わらず当選確率が同じ入賞が当選した場合には、遊技者にとって有利な特典を付与し得る一方で、設定値に応じて当選確率が異なる入賞が当選した場合には特典を付与しないようにする場合に、特典を付与するか否かを決定する際に、当選した入賞の種類を確認し、その結果に応じて特典を付与するか否かを決定することとなるが、入賞の種類毎に設定値に応じて当選確率が異なる役であるか同じ役であるかを特定する必要があり、特典を付与するか否かを決定する際の処理が煩雑なものとなってしまう。
本発明は、このような問題点に着目したものであり、有利状態に関連する処理に際して設定値に応じて決定される割合の異なる決定結果であるか同じ決定結果であるかを容易に特定することができるスロットマシンを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、本発明の手段1のスロットマシンは、
各々が識別可能な複数種類の識別情報(図柄)を変動表示可能な可変表示部(リール2L、2C、2R)を備え、
前記可変表示部の変動表示を停止することで表示結果を導出し、該表示結果に応じて入賞が発生可能なスロットマシン(スロットマシン1)において、
表示結果が導出される前に、導出が許容される表示結果を決定する事前決定手段(内部抽選)と、

遊技者にとって有利な有利状態(有利区間)に関連する有利関連処理(有利区間抽選、AT抽選)を行う有利関連処理手段と、
前記事前決定手段の決定結果(当選番号)に応じた種別(抽選種別)が設定される種別設定領域と、
複数種類の設定値(設定値1〜6)のうちからいずれかの設定値を設定可能な設定手段と、
を備え、
前記事前決定手段の決定結果(当選番号)は、入賞の発生が許容される入賞決定結果(抽選対象役の当選)と、入賞の発生が許容されない非入賞決定結果(ハズレ)と、を含み、さらに入賞決定結果は、設定値に応じて決定される割合の異なる第1入賞決定結果(設定差あり役)と、設定値に関わらず決定される割合が同じ第2入賞決定結果(設定差なし役)と、を含み、
前記事前決定手段の決定結果(当選番号)が前記非入賞決定結果(ハズレ)または前記第1入賞決定結果(設定差あり役)である場合には、前記種別設定領域に非有利種別(抽選種別0)が設定され、
前記事前決定手段の決定結果(当選番号)が有利関連処理(有利区間抽選、AT抽選)の対象となる前記第2入賞決定結果(設定差なし役)である場合には、前記種別設定領域に第1有利種別(抽選種別2〜4)が設定され、
前記事前決定手段の決定結果(当選番号)が有利関連処理(有利区間抽選、AT抽選)の対象とならない前記第2入賞決定結果(設定差なし役)である場合には、前記種別設定領域に第2有利種別(抽選種別1)が設定され、
前記有利関連処理は、前記種別設定領域に非有利種別(抽選種別0)または第2有利種別(抽選種別1)が設定されている場合には、前記有利関連処理(有利区間抽選、AT抽選)を行わず、前記種別設定領域に第1有利種別(抽選種別2〜4)が設定されている場合には、当該第1有利種別を用いて前記有利関連処理(有利区間抽選、AT抽選)を行う
ことを特徴としている。
この特徴によれば、事前決定手段の決定結果が非入賞決定結果または前記第1入賞決定結果である場合、すなわち設定値に応じて決定される割合の異なる決定結果である場合には、種別設定領域に非有利種別が設定され、事前決定手段の決定結果が有利関連処理の対象となる第2入賞決定結果である場合、すなわち設定値に応じて決定される割合が同じであり、かつ有利関連処理の対象となる決定結果である場合には、種別設定領域に第1有利種別が設定され、事前決定手段の決定結果が有利関連処理の対象とならない前記第2入賞決定結果である場合、すなわち設定値に応じて決定される割合が同じであるが有利関連処理の対象とならない決定結果である場合には、種別設定領域に第2有利種別が設定され、種別設定領域に非有利種別または第2有利種別が設定されている場合には、有利関連処理を行わず、種別設定領域に第1有利種別が設定されている場合には、当該第1有利種別を用いて有利関連処理を行うので、有利関連処理を行う際に、個々の決定結果が設定値に応じて決定される割合の異なる決定結果であるか同じ決定結果であるかを判断する必要がなく、種別設定領域に設定された種別によって、設定値に応じて決定される割合の異なる決定結果であるか同じ決定結果であるかを容易に特定することができる。
また、事前決定手段の決定結果が非入賞決定結果または前記第1入賞決定結果である場合、すなわち設定値に応じて決定される割合の異なる決定結果である場合には、種別設定領域に非有利種別が設定され、事前決定手段の決定結果が有利関連処理の対象とならない前記第2入賞決定結果である場合、すなわち設定値に応じて決定される割合が同じであるが有利関連処理の対象とならない決定結果である場合には、種別設定領域に第2有利種別が設定されるので、事前決定手段の決定結果が設定値に応じて決定される割合の異なる決定結果であるために有利関連処理を行わない場合と、事前決定手段の決定結果が設定値に応じて決定される割合の同じ決定結果であっても有利関連処理を行わない場合と、で区別した制御を行うことが可能となる。
尚、手段1において遊技者にとって有利な有利状態とは、遊技者にとって有利な表示結果が導出される確率、遊技者にとって有利な表示結果の導出が許容される確率が通常よりも高くなること、遊技者にとって有利な表示結果を導出させるための操作態様が報知されること、遊技者にとって有利な特典が付与される確率が通常よりも高くなること等により、遊技者にとって有利となる状態である。
また、手段1において有利状態に関連する有利関連処理とは、有利状態に制御する処理、有利状態の有利度を変更する処理、有利状態に制御するか否かを決定する処理、有利状態の有利度を決定する処理などが該当する。
本発明の手段2のスロットマシンは、手段1に記載のスロットマシンであって、
前記事前決定手段が決定結果(当選番号)を決定する段階において、当該決定結果が前記第1入賞決定結果(設定差あり役)である場合に設定値に応じて決定される割合の異なる決定結果である旨を示す特定データ(ハズレ及び設定差ありフラグ)を設定する特定データ設定手段を備え、
前記種別設定手段は、第1有利種別(抽選種別2〜4)または第2有利種別(抽選種別1)を設定する有利種別設定手段を含み、
前記有利種別設定手段は、前記特定データ(ハズレ及び設定差ありフラグ)が設定されている場合には、第1有利種別(抽選種別2〜4)も第2有利種別(抽選種別1)も前記種別設定領域に設定せず、前記特定データが設定されていない場合には、前記事前決定手段の決定結果(当選番号)に応じて第1有利種別または第2有利種別を前記種別設定領域に設定し、
前記事前決定手段は、決定対象(抽選対象役)が前記第1入賞決定結果(設定差あり役)であるか、前記第2入賞決定結果(設定差なし役)であるか、を判定する判定処理(種別係数Eを設定する処理)を行い、該判定処理により前記第1入賞決定結果であると判定された場合と、前記第2入賞決定結果であると判定された場合と、で異なる処理(設定差あり役である場合には、設定値に応じた判定値データを選択するために現在位置アドレスを進める処理を行う一方で、設定差なし役である場合には、当該処理を行わないように処理する。)を行い、
前記特定データ設定手段は、前記判定処理(種別係数Eを設定する処理)により前記第1入賞決定結果(設定差あり役)であると判定された場合に前記特定データ(ハズレ及び設定差ありフラグ)を設定する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、有利関連処理に用いられる第1有利種別または第2有利種別を設定する際に、個々の決定結果が設定値に応じて決定される割合の異なる決定結果であるか同じ決定結果であるかを判断する必要がなく、特定データが設定されているか否かによって、設定値に応じて決定される割合の異なる決定結果であるか同じ決定結果であるかを容易に特定することができる。
また、事前決定手段が第1入賞決定結果であるか、前記第2入賞決定結果であるか、に応じて異なる処理を行うために、いずれの決定結果であるかを判定する判定処理を利用することで、特定データを設定するために第1入賞決定結果であるかを個別に判定することなく特定データを設定することができる。
本発明の手段3のスロットマシンは、手段1または2に記載のスロットマシンであって、
前記事前決定手段が決定結果(当選番号)を決定する段階において、当該決定結果が前記非入賞決定結果(ハズレ)である場合に設定値に応じて決定される割合の異なる決定結果である旨を示す特定データ(ハズレ及び設定差ありフラグ)を設定する特定データ設定手段を備え、
前記種別設定手段は、第1有利種別(抽選種別2〜4)または第2有利種別(抽選種別1)を設定する有利種別設定手段を含み、
前記有利種別設定手段は、前記特定データ(ハズレ及び設定差ありフラグ)が設定されている場合には、第1有利種別(抽選種別2〜4)も第2有利種別(抽選種別1)も前記種別設定領域に設定せず、前記特定データが設定されていない場合には、前記事前決定手段の決定結果(当選番号)に応じて第1有利種別または第2有利種別を前記種別設定領域に設定し、
前記事前決定手段(内部抽選)は、決定対象(抽選対象役)となる全ての入賞決定結果毎に当該入賞決定結果を決定するか否かを判定する入賞判定処理(当選か否かを判定する処理)を行い、決定対象となる全ての入賞決定結果の入賞判定処理において入賞決定結果(当選)を決定しないと判定した場合に非入賞決定結果(ハズレ)を決定し、
前記特定データ設定手段は、決定対象(抽選対象役)となる全ての入賞決定結果の入賞判定処理(当選か否かを判定する処理)において入賞決定結果(当選)を決定しないと判定した場合に前記特定データ(ハズレ及び設定差ありフラグ)を設定する
ことを特徴としている。
この特徴によれば、有利関連処理に用いられる第1有利種別または第2有利種別を設定する際に、個々の決定結果が設定値に応じて決定される割合の異なる決定結果であるか同じ決定結果であるかを判断する必要がなく、特定データが設定されているか否かによって、設定値に応じて決定される割合の異なる決定結果であるか同じ決定結果であるかを容易に特定することができる。
また、事前決定手段が入賞決定結果を決定するか否かを判定ための入賞判定処理を利用することで、特定データを設定するために非入賞決定結果であるかを個別に判定することなく特定データを設定することができる。
本発明の手段4のスロットマシンは、手段1〜3のいずれかに記載のスロットマシンであって、
前記事前決定手段が決定結果(当選番号)を決定する段階において、当該決定結果が前記非入賞決定結果(ハズレ)または前記第1入賞決定結果(設定差あり役)である場合に設定値に応じて決定される割合の異なる決定結果である旨を示す特定データ(ハズレ及び設定差ありフラグ)を設定する特定データ設定手段を備え、
前記種別設定手段は、第1有利種別(抽選種別2〜4)または第2有利種別(抽選種別1)を設定する有利種別設定手段と、非有利種別(抽選種別0)を前記種別設定領域に設定する非有利種別設定手段と、を含み、
前記有利種別設定手段は、前記特定データ(ハズレ及び設定差ありフラグ)が設定されている場合には、第1有利種別(抽選種別2〜4)も第2有利種別(抽選種別1)も前記種別設定領域に設定せず、前記特定データが設定されていない場合には、前記事前決定手段の決定結果(当選番号)に応じて第1有利種別(抽選種別2〜4)または第2有利種別(抽選種別1)を前記種別設定領域に設定し、
前記非有利種別設定手段は、ゲームの終了から次ゲームにおいて前記事前決定手段(内部抽選)による決定が行われる前のタイミングで非有利種別(抽選種別0)を前記種別設定領域に設定し、
前記特定データ(ハズレ及び設定差ありフラグ)が設定されている場合には、前記有利種別設定手段により第1有利種別(抽選種別2〜4)または第2有利種別(抽選種別1)が前記種別設定領域に設定されないことにより、前記種別設定領域に設定された非有利種別(抽選種別0)が維持される
ことを特徴としている。
この特徴によれば、有利関連処理に用いられる第1有利種別または第2有利種別を設定する際に、個々の決定結果が設定値に応じて決定される割合の異なる決定結果であるか同じ決定結果であるかを判断する必要がなく、特定データが設定されているか否かによって、設定値に応じて決定される割合の異なる決定結果であるか同じ決定結果であるかを容易に特定することができる。
また、設定値に応じて決定される割合の異なる決定結果となる場合に、以前のゲームにおける第1有利種別や第2有利種別が種別設定領域に残ってしまうことを防止できる。
本発明の手段6のスロットマシンは、手段1〜5のいずれかに記載のスロットマシンであって、
前記第1有利種別は、複数種類の決定結果(抽選種別2)に対応する有利種別(当選番号45、44、41〜38)を含む
ことを特徴としている。
この特徴によれば、事前決定手段の決定結果が異なっていても対応する第1有利種別が共通の場合に、有利関連処理について共通の処理を行わせることができる。
尚、本発明は、本発明の請求項に記載された発明特定事項のみを有するものであって良いし、本発明の請求項に記載された発明特定事項とともに該発明特定事項以外の構成を有するものであっても良い。
本発明が適用された実施例のスロットマシンの正面図である。 リールの図柄配列を示す図である。 スロットマシンの構成を示すブロック図である。 特別役及び小役の種類、特別役及び小役の図柄組合せ、特別役及び小役に関連する技術事項について説明するための図である。 再遊技役の種類、再遊技役の図柄組合せ、及び再遊技役に関連する技術事項について説明するための図である。 遊技状態の遷移について説明するための図である。 内部抽選における抽選対象役について、抽選対象となる遊技状態、設定差及び有利区間抽選の有無等について説明するための図である。 抽選対象役に含まれる入賞役の組合せについて説明するための図である。 押し順ベル当選時のリール制御について説明するための図である。 押し順リプレイ当選時のリール制御について説明するための図である。 ナビ報知表示及び払出枚数表示の表示態様について説明するための図である。 メイン制御部が行うメイン処理の制御内容を示すフロー図である。 内部抽選テーブル(検索データテーブル)について説明するための図である。 内部抽選テーブル(判定値データテーブル)について説明するための図である。 メイン制御部が行う内部抽選処理の制御内容を示すフロー図である。 メイン制御部が行う内部抽選処理の制御内容を示すフロー図である。 抽選種別について説明するための図である。 メイン制御部が行う抽選種別設定処理の制御内容を示すフロー図である。 抽選種別テーブル及び抽選種別の設定結果について説明するための図である。 抽選種別設定処理の変形例について説明するためのフロー図である。 メイン報知のタイミングについて説明するための図である。 メイン報知及びサブ報知の報知態様について説明するための図である。 メイン報知のタイミング及びBB示唆演出の有無の一例について説明するための図である。 メイン報知のタイミング及びBB示唆演出の有無の一例について説明するための図である。 メイン報知のタイミング及びBB示唆演出の有無の一例について説明するための図である。 メイン報知のタイミング及びBB示唆演出の有無の一例について説明するための図である。 メイン報知の開始について説明するための図である。 メイン報知の終了について説明するための図である。 メイン報知及びサブ報知の開始について説明するための図である。 メイン報知及びサブ報知の終了について説明するための図である。 抽選対象役の判定値の一例について説明するための図である。 問題のある抽選種別の設定処理の例を示すフロー図である。
本発明に係るスロットマシンを実施するための形態を実施例に基づいて以下に説明する。
本発明が適用されたスロットマシンの実施例について図面を用いて説明する。本実施例のスロットマシン1は、図1に示すように、前面が開口する筐体1aと、この筐体1aの側端に回動自在に枢支された前面扉1bと、から構成されている。スロットマシン1の内部には、互いに識別可能な複数種類の図柄が所定の順序で、それぞれ同数ずつ配列されたリール2L、2C、2R(以下、左リール、中リール、右リール)が水平方向に並設されており、図1に示すように、これらリール2L、2C、2Rに配列された図柄のうち連続する3つの図柄が、スロットマシン1の正面の略中央に設けられた透視窓3において各々上中下三段に表示されて遊技者側から見えるように配置されている。また、図2に示すように、各リールには、各々が識別可能な複数種類の図柄(「赤7」、「白7」、「網7」、「黒BAR」、「白BAR」、「チェリー」、「スイカ」、「ベル」、「リプレイ」、「プラム」)が所定の順序で配列されている。
尚、本実施例では、3つのリールを用いた構成を例示しているが、リールを1つのみ用いた構成、2つのリールを用いた構成、4つ以上のリールを用いた構成としても良い。また、本実施例では、リール2L、2C、2Rにより図柄を可変表示させる可変表示部を構成しているが、可変表示部は、リール以外であっても良く、例えば、外周面に複数の図柄が配置されたベルトを移動させることで図柄を変動表示させることが可能な構成でも良い。また、本実施例では、物理的なリールにて可変表示部を構成しているが、液晶表示器などの画像表示装置にて可変表示部を構成しても良い。
スロットマシン1の正面には、図1に示すように、メダルを投入可能なメダル投入部4、メダルが払い出されるメダル払出口9、クレジット(遊技者所有の遊技用価値として記憶されているメダル数)を用いて、その範囲内において遊技状態に応じて定められた規定数(本実施例では、3)の賭数のうち最大の賭数を設定する際に操作されるMAXBETスイッチ6、クレジットとして記憶されているメダル及び賭数の設定に用いたメダルを精算する(クレジット及び賭数の設定に用いた分のメダルを返却させる)際に操作される精算スイッチ10、ゲームを開始する際に操作されるスタートスイッチ7、リール2L、2C、2Rの回転を各々停止する際に操作されるストップスイッチ8L、8C、8Rが遊技者により操作可能にそれぞれ設けられている。
また、スロットマシン1の正面には、図1に示すように、クレジットとして記憶されているメダル枚数が表示されるクレジット表示器11、入賞の発生により払い出されたメダル枚数やエラー発生時にその内容を示すエラーコード、ストップスイッチ8L、8C、8Rの操作態様に対応する操作情報(ナビ情報)等が表示される遊技補助表示器12、賭数が1設定されている旨を点灯により報知する1BETLED14、賭数が2設定されている旨を点灯により報知する2BETLED15、賭数が3設定されている旨を点灯により報知する3BETLED16、メダルの投入が可能な状態を点灯により報知する投入要求LED17、スタートスイッチ7の操作によるゲームのスタート操作が有効である旨を点灯により報知するスタート有効LED18、ウェイト(前回のゲーム開始から一定期間経過していないためにリールの回転開始を待機している状態)中である旨を点灯により報知するウェイト中LED19、リプレイゲーム中である旨を点灯により報知するリプレイ中LED20、後述の有利区間に制御されている旨を点灯により報知する有利区間LED25、が設けられた遊技用表示部13が設けられている。
MAXBETスイッチ6の内部には、MAXBETスイッチ6の操作による賭数の設定操作が有効である旨を点灯により報知するBETスイッチ有効LED21(図3参照)が設けられており、ストップスイッチ8L、8C、8Rの内部には、該当するストップスイッチ8L、8C、8Rによるリールを停止させる操作が有効である旨を点灯により報知する左、中、右停止有効LED22L、22C、22R(図3参照)がそれぞれ設けられている。
また、スロットマシン1の正面には、画像等を表示可能な液晶表示器51、後述するCZ(チャンスゾーン)中である旨を点灯によって示唆するCZランプ57、後述するAT(アシストタイム)中である旨を点灯によって示唆するATランプ58が、設けられている。
液晶表示器51は、液晶素子に対して電圧が印加されていない状態で透過性を有する液晶パネルを有しており、前面扉1bの各リール2L、2C、2Rの手前側(遊技者側)に表示領域51aが配置されるように設けられている。液晶表示器51の背面側の各リール2L、2C、2Rは、液晶表示器51の表示領域51aのうち透視窓3に対応する透過領域51b及び透視窓3を介して遊技者側から視認可能である。
CZランプ57は、白色で点灯可能であり、消灯状態では「CZ」の文字が視認できず、点灯状態となることで「CZ」の文字が視認可能となり、CZの制御中である旨を示唆することが可能となっている。CZランプ57の点灯状態または消灯状態に基づいてCZの制御中であるか否かを認識できるようになっている。
ATランプ58は、複数色で点灯可能であり、消灯状態では「AT」の文字が視認できず、点灯状態となることで「AT」の文字が視認可能となり、ATの制御中である旨を示唆することが可能となっている。また、後述するようにATには3種類のAT(通常AT、有利AT、特別AT)が設けられており、制御中のATの種類に応じた色彩の点灯態様で点灯可能である。具体的には、通常AT中は、ATランプ58は白色に点灯するように制御され、有利AT中は、赤色で点灯するように制御され、特別AT中は、赤色で点滅するように制御される。ATランプ58の点灯状態または消灯状態に基づいてATの制御中であるか否かを認識でき、ATランプ58の点灯態様に基づいて、制御中のATの種類を認できるようになっている。
スロットマシン1の内部には、所定のキー操作によりスロットマシン1の外部からエラー状態を解除するためのリセット操作を検出するリセットスイッチ23、設定値の変更中や設定値の確認中にその時点の設定値が表示される設定値表示器24、メダル投入部4から投入されたメダルの流路を、スロットマシン1の内部に設けられた後述のホッパータンク(図示略)側またはメダル払出口9側のいずれか一方に選択的に切り替えるための流路切替ソレノイド30、メダル投入部4から投入され、ホッパータンク側に流下したメダルを検出する投入メダルセンサ31a〜31cを有するメダルセレクタが設けられている。
スロットマシン1の内部には、前述したリール2L、2C、2R、リールモータ32L、32C、32R、各リール2L、2C、2Rのリール基準位置をそれぞれ検出可能なリールセンサ33L、33C、33R(図3参照)からなるリールユニット、メダル投入部4から投入されたメダルを貯留するホッパータンク(図示略)、ホッパータンクに貯留されたメダルをメダル払出口9より払い出すためのホッパーモータ34b(図3参照)、ホッパーモータ34bの駆動により払い出されたメダルを検出する払出センサ34c(図3参照)からなるホッパーユニットが設けられている。
ホッパーユニット34の側部には、ホッパータンクからあふれたメダルが貯留されるオーバーフロータンク35が設けられている。オーバーフロータンク35の内部には、貯留されたメダルが満タン状態となったことを検出する満タンセンサ35aが設けられている。
また、スロットマシン1の内部には、設定変更状態または設定確認状態に切り替えるための設定キースイッチ37、通常時においてはエラー状態を解除するためのリセットスイッチとして機能し、設定変更状態においては後述する内部抽選の当選確率(出玉率)の設定値を変更するための設定スイッチとして機能するリセット/設定スイッチ38が設けられている。
尚、設定キースイッチ37、リセット/設定スイッチ38は、スロットマシン1の内部に設けられており、所定のキー操作により開放可能な前面扉1bを開放しない限り操作不可能とされており、所定のキーを所持する店員のみが操作可能となる。特に、設定キースイッチ37は、さらにキー操作を要することから、遊技店の店員の中でも、設定キースイッチ37の操作を行うキーを所持する店員のみ操作が可能とされている。また、リセットスイッチ23は、前面扉1bを開放する必要はないが、所定のキーを用いたキー操作を必要とするため、所定のキーを所持する店員のみが操作可能となる。
図3に示すように、スロットマシン1には、遊技制御基板40、演出制御基板90が設けられており、遊技制御基板40によって遊技の制御が行われ、演出制御基板90によって遊技状態に応じた演出の制御が行われる。
遊技制御基板40には、前述したMAXBETスイッチ6、スタートスイッチ7、ストップスイッチ8L、8C、8R、精算スイッチ10、リセットスイッチ23、投入メダルセンサ31a〜31c、リールセンサ33L、33C、33R、払出センサ34c、満タンセンサ35a、設定キースイッチ37、リセット/設定スイッチ38が接続されており、これら接続されたスイッチ類の検出信号が入力されるようになっている。また、遊技制御基板40には、前述したクレジット表示器11、遊技補助表示器12、1〜3BETLED14〜16、投入要求LED17、スタート有効LED18、ウェイト中LED19、リプレイ中LED20、BETスイッチ有効LED21、左、中、右停止有効LED22L、22C、22R、設定値表示器24、有利区間LED25、流路切替ソレノイド30、リールモータ32L、32C、32R、ホッパーモータ34bが接続されており、これら電気部品は、遊技制御基板40に搭載されたメイン制御部41の制御に基づいて駆動されるようになっている。
遊技制御基板40には、メインCPU41a、ROM41b、RAM41c、I/Oポート41dを備えたマイクロコンピュータにより構成され、遊技の制御を行うメイン制御部41が搭載されている。
メイン制御部41は、遊技の進行に伴う操作が検出されることに応じて遊技を進行させるための各種の制御を行うとともに、サブ制御部91に各種のコマンドを送信する。メイン制御部41からサブ制御部91へ送信されるコマンドは一方向のみで送られ、サブ制御部91からメイン制御部41へ向けてコマンドが送られることはない。
また、遊技制御基板40には、スロットマシン1の外部に設けられたデータ表示器(図示略)が外部出力基板(図示略)を介して接続されている。後述するように、メイン制御部41は、有利区間であるか否かを特定可能な有利区間信号を外部出力基板を介してデータ表示器に対して出力可能であり、データ表示器は、当該有利区間信号に基づいて有利区間であるか否かを示唆するようになっている。具体的には、有利区間信号に基づいて有利区間である旨が特定される期間にわたり、当該データ表示器が有する7セグメント表示の表示態様を「1」を示す表示態様に制御することで、有利区間である旨を示唆する。一方、有利区間信号に基づいて有利区間である旨が特定されない期間にわたり、該7セグメント表示の表示態様を「0」を示す表示態様に制御することで、有利区間でない旨を示唆する。
演出制御基板90には、上述の液晶表示器51、CZランプ57、ATランプ58(図1参照)や、音声を出力可能なスピーカ、リール2L、2C、2Rの所定位置を背面側から照射可能なリール(図示略)等の演出装置が接続されており、これら演出装置の出力状態は、演出制御基板90に搭載されたサブ制御部91により制御可能となっている。サブ制御部91は、メイン制御部41から送信されるコマンドを受けて、演出を行うための各種の制御等を行うようになっている。
本実施例のスロットマシン1は、設定値に応じてメダルの払出率が変わる構成である。詳しくは、内部抽選等の遊技者に対する有利度に影響する抽選において設定値に応じた当選確率を用いることにより、メダルの払出率が変わるようになっている。設定値は1〜6の6段階からなり、6が最も払出率が高く、5、4、3、2、1の順に値が小さくなるほど払出率が低くなる。すなわち設定値として6が設定されている場合には、遊技者にとって最も有利度が高く、5、4、3、2、1の順に値が小さくなるほど有利度が段階的に低くなる。
設定値を変更するためには、設定キースイッチ37をon状態としてからスロットマシン1の電源をonする必要がある。設定キースイッチ37をon状態として電源をonすると、設定値表示器24にRAM41cから読み出された設定値が表示値として表示され、リセット/設定スイッチ38の操作による設定値の変更が可能な設定変更状態に移行する。設定変更状態において、リセット/設定スイッチ38が操作されると、設定値表示器24に表示された表示値が1ずつ更新されていく(設定値6からさらに操作されたときは、設定値1に戻る)。そして、スタートスイッチ7が操作されると表示値を設定値として確定する。そして、設定キースイッチ37がoffされると、確定した表示値(設定値)がメイン制御部41のRAM41cに格納され、遊技の進行が可能な状態に移行する。
本実施例のスロットマシン1は、遊技状態に応じて設定可能な賭数の規定数が定められており、遊技状態に応じて定められた規定数の賭数が設定されたことを条件にゲームを開始させることが可能となる。尚、本実施例では、遊技状態に応じた規定数の賭数が設定された時点で、入賞ラインLNが有効化される。
入賞ラインとは、各リール2L、2C、2Rの透視窓3に表示された図柄の組合せが入賞図柄の組合せであるかを判定するために設定されるラインである。本実施例では、図1に示すように、リール2Lの中段、リール2Cの中段、リール2Rの中段、すなわち中段に水平方向に並んだ図柄に跨がって設定された入賞ラインLNのみが入賞ラインとして定められている。尚、本実施例では、1本の入賞ラインのみを適用しているが、複数の入賞ラインを適用しても良い。
そして、本実施例では、全てのリール2L、2C、2Rが停止した際に、有効化された入賞ライン(本実施例の場合、常に入賞ラインLNが有効化されるため、以下では、有効化された入賞ラインLNを単に入賞ラインと呼ぶ)上に役と呼ばれる図柄の組合せが揃うと入賞となる。役は、同一図柄の組合せであっても良いし、異なる図柄を含む組合せであっても良い。
また、本実施例では、入賞ラインLNに入賞を構成する図柄の組合せが揃ったことを認識しやすくするために、入賞ラインLNとは別に、無効ラインLM1〜4(LM1は、左中右リールの各上段にわたるラインであり、LM2は、左中右リールの各中段にわたるラインであり、LM3は、左中右リールの各下段にわたるラインであり、LM4は、左リールの下段、中リールの中段、右リールの上段にわたるラインである。)を設定している。無効ラインLM1〜4は、これら無効ラインLM1〜4に揃った図柄の組合せによって入賞が判定されるものではなく、入賞ラインLNに特定の入賞を構成する図柄の組合せが揃った際に、無効ラインLM1〜4のいずれかに指標となる図柄の組合せ(例えば、ベル‐ベル‐ベル)が揃う構成とすることで、入賞ラインLNに特定の入賞を構成する図柄の組合せが揃ったことを認識しやすくするものである。
本実施例のスロットマシン1においてゲームを行う場合には、まず、メダルをメダル投入部4から投入するか、あるいはMAXBETスイッチ6を操作してクレジットを使用して賭数を設定する。遊技状態に応じて定められた規定数の賭数が設定されると、入賞ラインLN(図1参照)が有効となり、スタートスイッチ7の操作が有効な状態、すなわち、ゲームが開始可能な状態となる。尚、遊技状態に対応する規定数のうち最大数を超えてメダルが投入された場合には、その分はクレジットに加算される。
ゲームが開始可能な状態でスタートスイッチ7を操作すると、各リール2L、2C、2Rが回転され、各リール2L、2C、2Rの図柄が連続的に変動される。リール2L、2C、2Rが回転されている状態で、いずれかのストップスイッチ8L、8C、8Rを操作すると、対応するリール2L、2C、2Rに対して停止制御が行われ、当該リールの回転が停止され、当該リールの図柄が透視窓3に表示結果として導出表示される。
停止制御では、各ストップスイッチについて操作が行われたときから最大停止遅延時間(本実施例では、190ms(ミリ秒))以内に、操作に対応するリール2L、2C、2Rの回転を停止させる制御が行われる。リール2L、2C、2Rを1分間に80回転させ、80(回転)×21(1リール当たりの図柄コマ数、例えば、21コマ)=1680コマ分の図柄を変動させるので、予め定められた最大停止遅延時間(190ms)が経過するまでの間では、最大で4コマ分の図柄を引き込むことができることとなる。つまり、停止制御では、ストップスイッチ8L、8C、8Rが操作されたときに表示されている図柄と、そこから4コマ先までにある図柄、合計5コマ分(引込範囲)の図柄から一の図柄を選択して、リール2L、2R、2Rに導出させることが可能である。
これにより、停止制御では、各リール2L、2C、2Rについて対応するストップスイッチ8L、8C、8Rが操作されることで回転を停止させる際に、後述する内部抽選にて当選している入賞役を構成する図柄が、ストップスイッチが操作されたときの図柄から4コマ先までの引込範囲内にある場合には、当該図柄を入賞ラインLN上に引き込んで、ストップスイッチが操作されたリールの回転を停止させる一方で、内部抽選にて当選している入賞役を構成する図柄が、当該引込範囲内にない場合には、内部抽選にて当選していない入賞役を構成する図柄が、入賞ラインLN上に停止しないように、いずれの入賞役も構成しない図柄を入賞ラインLN上に引き込んで、ストップスイッチが操作されたリールの回転を停止させるように制御することが可能である。
そして全てのリール2L、2C、2Rが停止されることで1ゲームが終了し、入賞ラインLN上に予め定められた図柄の組合せ(以下、役とも呼ぶ)が各リール2L、2C、2Rの表示結果として停止した場合には入賞が発生し、その入賞に応じて定められた枚数のメダルが遊技者に対して付与され、クレジットに加算される。また、クレジットが上限数(本実施例では50)に達した場合には、メダルが直接メダル払出口9(図1参照)から払い出されるようになっている。また、入賞ラインLN上に、遊技状態の移行を伴う図柄の組合せが各リール2L、2C、2Rの表示結果として停止した場合には図柄の組合せに応じた遊技状態に移行するようになっている。
尚、本実施例では、スタートスイッチ7の操作が有効な状態でスタートスイッチ7の操作が検出されたときにゲームが開始し、全てのリールが停止したときにゲームが終了する。また、ゲームを実行するための1単位の制御(ゲーム制御)は、前回のゲームの終了に伴う全ての制御が完了したときに開始し、当該ゲームの終了に伴う全ての制御が完了したときに終了する。
本実施例のスロットマシン1において、入賞となる役の種類は、遊技状態に応じて定められ、メダルの払い出しを伴う小役と、賭数の設定を必要とせずに次のゲームを開始可能となる再遊技役と、遊技者にとって有利な遊技状態(特別状態)への移行を伴う特別役と、がある。以下では、小役と再遊技役をまとめて一般役とも呼ぶ。遊技状態に応じて定められた各役の入賞が発生するためには、内部抽選に当選して、当該役の当選フラグが設定されている必要がある。内部抽選は、メイン制御部41が、上述の各役への入賞を許容するか否かを、全てのリール2L、2C、2Rの表示結果が導出される以前(具体的には、スタートスイッチ7の検出時)に乱数を用いて決定するものである。
尚、各役の当選フラグのうち、小役及び再遊技役の当選フラグは、当該フラグが設定されたゲームにおいてのみ有効とされ、次のゲームでは無効となるが、特別役の当選フラグは、当該フラグにより許容された役の組合せが揃うまで有効とされ、許容された役の組合せが揃ったゲームにおいて無効となる。すなわち特別役の当選フラグが一度当選すると、例え、当該フラグにより許容された役の組合せを揃えることができなかった場合にも、その当選フラグは無効とされずに、次のゲームへ持ち越されるようになっている。
また、内部抽選において、予め定められた所定の操作態様(例えば、停止操作順、操作タイミング)で停止操作が行われる場合に他の操作態様で停止操作が行われた場合よりも有利となる小役、再遊技役(以下、ナビ対象役と呼ぶ場合がある。)が当選し得るようになっている。ナビ対象役には、例えば、予め定められた所定の操作態様で停止操作が行われる場合に他の操作態様で停止操作が行われる場合に停止する停止態様よりも有利な停止態様となる役や、予め定められた所定の操作態様で停止操作が行われる場合に他の操作態様で停止操作が行われる場合よりも有利な停止態様が停止する割合が高い役等を含む。また、有利な停止態様とは、メダルの付与を伴う停止態様だけでなく、有利な遊技状態への移行を伴う停止態様、不利な遊技状態への移行が回避される停止態様なども含む。
メイン制御部41は、内部抽選結果に応じて遊技者にとって有利となるストップスイッチ8L、8C、8Rの操作態様を特定可能なナビ情報を遊技補助表示器12の点灯態様により報知するナビ報知を実行可能な報知期間となるアシストタイム(AT)に制御可能である。メイン制御部41は、ATに制御される権利が遊技者に対して付与されることで、ATの制御を開始してATに制御する。そして、ATに制御している場合には、ナビ対象役に当選することにより、ナビ報知を実行して、遊技者にとって有利となるストップスイッチ8L、8C、8Rの操作態様(例えば、押し順、操作タイミング等)を遊技補助表示器12を用いて報知するとともに、遊技者にとって有利となる操作態様を特定可能なコマンドをサブ制御部91に対して送信することで、当該操作態様を液晶表示器51等を用いて報知するナビ演出を実行させる。ナビ報知及びナビ演出により報知される操作態様にて、ストップスイッチ8L、8C、8Rを操作することで、内部抽選にて当選した押し順役を確実に入賞させることができるようになっている。また、ATに制御している期間では、当該期間中にわたり有利区間LED25を点灯状態として、ATの制御を行っている旨を報知するようになっている。
[入賞役について]
次に、本実施例のスロットマシン1における入賞役について、図4及び図5に基づいて説明する。
図4に示すように、入賞役のうち特別役には、BBが含まれる。また、入賞役のうち小役には、中段チェリー、右上がりチェリー、下段チェリー、上段スイカ、中段ベル、右下がりベル、上段ベル1、上段ベル2、上段ベル3、上段ベル4、上段ベル5、上段ベル6、上段ベル7、上段ベル8、1枚役1、1枚役2が含まれる。
中段チェリーは、「チェリー−チェリー−チェリー」の図柄組合せが入賞ラインLNに停止したときに入賞となる。中段チェリーが入賞すると、1枚のメダルが払出される。
上段ベル1は、「リプレイ−白BAR−白BAR」の図柄組合せ、上段ベル2は、「リプレイ−白BAR−黒BAR」の図柄組合せ、上段ベル3は、「リプレイ−黒BAR−白BAR」の図柄組合せ、上段ベル4は、「リプレイ−黒BAR−黒BAR」の図柄組合せが入賞ラインLNに停止したときにそれぞれ入賞となり、上段ベル5は、「プラム−白BAR−白BAR」の図柄組合せ、上段ベル6は、「プラム−白BAR−黒BAR」の図柄組合せ、上段ベル7は、「プラム−黒BAR−白BAR」の図柄組合せ、上段ベル8は、「プラム−黒BAR−黒BAR」の図柄組合せ、上段ベル8は、「リプレイa−プラム−プラム」の図柄組合せが入賞ラインLNに停止したときにそれぞれ入賞となる。これら上段ベル1〜8が入賞すると3枚のメダルが払い出される。
また、上段ベル1〜8を構成する左リール2Lの「リプレイ」及び「プラム」、中リールの「黒BAR」及び「白BAR」、右リール2Rの「黒BAR」及び「白BAR」は、それぞれ「ベル」の1つ下の位置に配置されているので、上段ベル1〜8の図柄組合せのいずれかが停止すると、「ベル−ベル−ベル」の組合せが上段、すなわち無効ラインLM1に停止することとなる。
また、上段ベル1〜8を構成する左リールの「リプレイ」及び「プラム」、中右リールの「黒BAR」及び「白BAR」、右リール2Rの「黒BAR」及び「白BAR」は、各リールにおいて5図柄以内に配置されていない箇所があるため(図2参照)、各リールについて適切なタイミング(各リール2L、2C、2Rについて、当選している上段ベル1〜8を構成する図柄を入賞ラインLN上に引き込むことが可能なタイミング)で停止操作を行うことで、上段ベル1〜8を構成する図柄を入賞ラインLN上に停止させることができる。すなわち、上段ベル1〜8が当選した場合には、各リール2L、2C、2Rについて適切なタイミングで停止操作が行われなければ、上段ベル1〜8が入賞することがないようになっている。以下、上段ベル1〜8を区別する必要がない場合には、単に上段ベルと呼ぶ場合がある。
図5に示すように、入賞役のうち再遊技役には、通常リプレイ、制御用リプレイ1、制御用リプレイ2、制御用リプレイ3、転落リプレイ1、転落リプレイ2、昇格リプレイ、チェリーリプレイ、右下がりリプレイが含まれる。
チェリーリプレイは、「チェリー−ベル−リプレイ」、「チェリー−黒BAR−リプレイ」、「チェリー−白BAR−リプレイ」、「ベル−リプレイ−リプレイ」のいずれかの図柄組合せが入賞ラインLNに停止したときに入賞となり、チェリーリプレイが入賞すると、再遊技が付与される。チェリーリプレイを構成する左リール2Lの「チェリー」は、上述の中段チェリーを構成する左リール2Lの「チェリー」と同じである一方で、チェリーリプレイを構成する中リール2Cの「黒BAR」、「白BAR」及び右リール2Rの「リプレイ」は、上述の中段チェリーを構成する中リール2C及び右リール2Rの図柄(「チェリー」)と異なる。
[遊技状態の遷移及び各遊技状態の概要について]
次に、メイン制御部41が制御する遊技状態(RT1〜RT4、内部中(非RT)、BB)の遷移及び各遊技状態の概要について、図6に基づいて説明する。
図6に示すように、スロットマシン1では、制御可能な遊技状態として、RT1、RT2、RT3、RT4、内部中(非RT)、及びBB(ビッグボーナス)が設けられている。RT1及びRT4は、RT2、RT3及び内部中よりもリプレイの当選確率が高い遊技状態である。以下、RT1及びRT4を有利RTと呼ぶ場合がある。
設定変更された後には、まずRT2に制御される。RT2においては、押し順ベルが当選したときに右下がりベルまたは中段ベルの入賞を取りこぼされると取りこぼし目が導出され、当該取りこぼし目の導出を条件に、RT1に遊技状態が移行される。RT1においては、転落リプレイ1が入賞すると、RT3に遊技状態が移行される。一方、RT1においては、昇格リプレイが入賞すると、RT4に遊技状態が移行される。RT3においては、32ゲーム消化されると、RT1に遊技状態が移行される。RT4においては、押し順ベルが当選したときに右下がりベルまたは中段ベルの入賞を取りこぼされると取りこぼし目が導出され、当該取りこぼし目の導出を条件に、RT1に遊技状態が移行される。また、RT4においては、転落リプレイ2が入賞することによっても、RT1に遊技状態が移行される。RT1〜4のいずれにおいても、BB当選すると、内部中に遊技状態が移行される。
また、RT1及びRT4においては、有利区間ゲーム数が1500ゲームに達することで有利区間が終了されると、有利RTも終了される。ここで、RT2は、設定変更後に移行する初期状態の遊技状態であり、かつリプレイの合算確率がRT1やRT4よりも低い遊技状態である。有利区間が終了することによって、初期状態の遊技状態に移行されて、ART(ATの制御が行われており、かつ有利RTに制御されている状態)が終了する。
内部中においては、BBに入賞すると、BBに遊技状態が移行される。尚、RT1〜4のいずれかでBB当選したゲームで当該BBを入賞させることができれば、内部中を経由することなく、BBに遊技状態が移行される。BBは、当該BB中におけるメダルの払出枚数が350枚を超えることで終了され、BBが終了すると、RT2に遊技状態が移行される。
[抽選対象役について]
次に、メイン制御部41が行う内部抽選において抽選の対象となる抽選対象役について、図7及び図8に基づいて説明する。
抽選対象役とは、スロットマシン1が実行する内部抽選の対象となる役である。内部抽選は、メイン制御部41によって実行され、導出を許容する図柄組合せ(入賞を許容する入賞役)を決定する処理である。尚、内部抽選によって図柄組合せの導出が許容されると、当該図柄組合せに対応する入賞役に当選したことになる。
図7は、抽選テーブルの例であり、役番号欄には抽選対象役ごとに割り当てられた役番号1〜50が示され、抽選対象役欄には抽選対象役の名称が示され、遊技状態欄には遊技状態の種類ごとに抽選対象となる抽選対象役が示され(「〇」は、抽選対象となる役である旨を示し、「−」は、抽選対象とならない役である旨を示す。)、設定差欄には設定差の有無が示され(該当するものを丸印で示す。)、有利区間移行・AT抽選欄には有利区間移行時または移行後のAT抽選の有無が示され(該当するものを丸印で示す。)、メイン報知タイミング欄には先報知及び後報知のいずれであるかが示される(該当するものを丸印で示す。)。
図7に示すように、抽選対象役には、BBチェリー、BBベル、中段チェリー1、中段チェリー2、強チェリー1、強チェリー2、強チェリー3、弱チェリー1、弱チェリー2、弱チェリー3、弱チェリー4、スイカ1、スイカ2、スイカ3、スイカ4、BB+中段チェリー1、BB+中段チェリー2、BB+強チェリー1、BB+強チェリー2、BB+強チェリー3、BB、ベル、左ベル1、左ベル2、左ベル3、左ベル4、中ベル1、中ベル2、中ベル3、中ベル4、右ベル1、右ベル2、右ベル3、右ベル4、1枚役、チェリーリプレイ1、チェリーリプレイ2、スイカリプレイ1、スイカリプレイ2、通常リプレイ、昇転リプレイ1、昇転リプレイ2、昇転リプレイ3、昇転リプレイ4、昇転リプレイ5、昇転リプレイ6、維持転リプレイ1、維持転リプレイ2、維持転リプレイ3、維持転リプレイ4、維持転リプレイ5、維持転リプレイ6が含まれる。各抽選対象役には、予め役番号が割り当てられており、抽選テーブルでは、割り当てられた役番号の大きい抽選対象役から順に上から並べられている。
メイン制御部41は、賭数設定後、スタートスイッチ7が操作されたときに、内部抽選を行う。メイン制御部41は、後述する内部抽選処理において、役番号の大きい抽選対象役から順に当選したか否かを判定する。例えば、内部抽選処理において、メイン制御部41は、所定範囲内(0〜65535)の整数から乱数値を取得する。各抽選対象役には所定範囲内(0〜65535)の整数のうちから予め遊技状態及び設定値に応じた判定値数が割り当てられている。例えば、中段チェリー1はいずれのRT状態においても判定値数として4が割り当てられている。メイン制御部41は、取得した乱数値に対して、役番号の大きい抽選対象役から順に判定値数を加算していき、加算結果がオーバーフローした(65535を超えた)ときに、その時点で加算対象となっていた判定値数の抽選対象役を当選役に決定する。このように、メイン制御部41は、予め割り当てられた役番号の大きい順に各抽選対象役に対して内部抽選を行う。
各抽選対象役は、カテゴリごとに区分されて役番号が割り当てられている。本実施例におけるカテゴリとは、抽選対象役の性質や役割、あるいは機能などによって区分されるグループを意味する。例えば、本実施例におけるカテゴリには、BB中に抽選対象となるカテゴリ、有利区間当選するカテゴリ、有利区間当選しないカテゴリ、設定差ありのカテゴリ、設定差なしのカテゴリ、メイン報知のタイミングが先報知になるカテゴリ、メイン報知のタイミングが後報知になり得るカテゴリ、RT状態に応じて当選確率(判定値数)が変化しないカテゴリ、RT状態に応じて当選確率(判定値数)が変化するカテゴリ、特別役のカテゴリ、小役のカテゴリ、再遊技役のカテゴリ、及び押し順役のカテゴリが含まれる。有利区間当選するカテゴリの役は、有利区間当選しないカテゴリの役よりも、数字の大きい役番号が割り当てられている。具体的には、有利区間当選して有利区間に移行される移行対象役には役番号35〜48が割り当てられ、移行対象役でない役には役番号1〜34が割り当てられている。これにより、移行対象役は、移行対象役でない役よりも優先的に内部抽選が行われる。尚、BB中に抽選対象となるカテゴリの抽選対象役(役番号49、50)についても、有利区間当選して有利区間に移行される移行対象役(役番号50)には移行対象役でない役(役番号49)よりも、数字の大きい役番号が割り当てられており、移行対象役は、移行対象役でない役よりも優先的に内部抽選が行われるようになっている。
役番号35〜48が割り当てられた移行対象役のうち、メイン報知のタイミングが先報知になるカテゴリの役は、メイン報知のタイミングが後報知になり得るカテゴリの役よりも、数字の大きい役番号が割り当てられている。具体的には、メイン報知のタイミングが先報知になるカテゴリの役には役番号38〜48が割り当てられ、メイン報知のタイミングが後報知になり得るカテゴリの役には役番号35〜37が割り当てられている。
役番号1〜34が割り当てられた移行対象役でない役のうち、遊技状態に応じて当選確率(判定値数)が変化しないカテゴリの役は、遊技状態に応じて当選確率(判定値数)が変化するカテゴリの役よりも、数字の大きい役番号が割り当てられている。具体的には、遊技状態に応じて当選確率(判定値数)が変化しないカテゴリの役には役番号13〜31が割り当てられ、遊技状態に応じて当選確率(判定値数)が変化するカテゴリの役には役番号1〜12が割り当てられている。
さらに、上述した役番号の割り当て規則を前提とした上で、特別役のカテゴリ、小役のカテゴリ、再遊技役のカテゴリの順に、数字の大きい役番号が割り当てられている。尚、同じ種類の役(例えば、チェリー、スイカ、押し順ベル、昇転リプレイ、維持転リプレイなど)は、役番号の数字が連続するようにまとめられている。
図7に示すように、設定差なしのカテゴリの役は移行対象役になり得るが、設定差ありのカテゴリの役は移行対象役にならない。例えば、役番号46の強チェリー1、及び役番号35のBB+強チェリー1は、設定差なしのカテゴリの役であり、移行対象役に定められている。一方、役番号33のBB+強チェリー2は、設定差ありのカテゴリの役であり、移行対象役に定められていない。その他の設定差のある役についても同様に、移行対象役に定められていない。尚、設定差なしのカテゴリの役であっても、移行対象役に定められていない場合もある。例えば、役番号32のBB+強チェリー3は、設定差なしのカテゴリの役であるが、移行対象役に定められていない。
強チェリー1、強チェリー2、及び強チェリー3は、いずれも右上がりチェリーの図柄組合せを導出可能な役であるが、役番号に応じて、BB当選の有無、設定差の有無、及び有利区間当選の有無が異なる。例えば、役番号46の強チェリー1は、BB当選なし、設定差なし、有利区間当選ありの役である。役番号35のBB+強チェリー1は、BB当選あり、設定差なし、有利区間当選ありの役である。役番号33のBB+強チェリー2は、BB当選あり、設定差あり、有利区間当選なしの役である。役番号32のBB+強チェリー3は、BB当選あり、設定差なし、有利区間当選なしの役である。このように、右上がりチェリーの図柄組合せを導出可能な強チェリー役は、BB当選及び有利区間当選のいずれかが決定される役である。
図8は、抽選対象役により入賞が許容される役の組合せについて説明するための図である。図8に示すように、各抽選対象役は、単数あるいは複数の入賞役の組合せであり、内部抽選にて一の抽選対象役が当選することで、当該抽選対象役に含まれる入賞役が当選することとなる。
例えば、中段チェリー1、2のいずれにおいても、中段チェリーが含まれる。このため、中段チェリー1、2のいずれに当選したときでも、ストップスイッチ8Lの操作タイミングに応じて左リール2Lの中段にチェリー図柄が停止する。また、チェリーリプレイ1、2のいずれにおいても、チェリーリプレイが含まれる。このため、チェリーリプレイ1、2のいずれに当選したときでも、ストップスイッチ8Lの操作タイミングに応じて左リール2Lの中段にチェリー図柄が停止する。
[リール制御について]
次に、内部抽選にて抽選対象役のうち左ベル1〜4、中ベル1〜4、右ベル1〜4が当選したときに、メイン制御部41が行うリール制御について、図9に基づいて説明する。以下、左ベル1〜4、中ベル1〜4、右ベル1〜4をまとめて押し順ベルと呼ぶ場合がある。
メイン制御部41は、内部抽選にて押し順ベル(左ベル1〜4、中ベル1〜4、右ベル1〜4)のいずれかが当選したときのリールの停止制御において、左ベル1〜4、中ベル1〜4、右ベル1〜4に応じて予め定められた操作態様(本実施例では、操作順)でストップスイッチ8L、8C、8Rが操作されることで、該当する操作態様に対応する入賞役の図柄組合せを入賞ラインLNに停止させるように制御を行う。
図9に示すように、例えば、内部抽選にて左ベル1〜4のうちのいずれかが当選し、ストップスイッチ8L、8C、8Rが左リールを第1に停止させる操作順(左中右、左右中の操作順、以下左第1停止操作と呼ぶ場合がある)で操作される場合には、左ベル1〜4に含まれる入賞役のうち中段ベルを構成する図柄を入賞ラインLNに引き込んで停止させるように、リールの停止制御を行って、右下がりベルの図柄組合せをリール2L、2C、2Rに導出させる。一方、左ベル1〜4のうちのいずれかが当選し、ストップスイッチ8L、8C、8Rが中リールを第1に停止させる操作順(中左右、中右左の操作順、以下中第1停止操作と呼ぶ場合がある)または、右リールを第1に停止させる操作順(右左中、右中左の操作順、以下右第1停止操作と呼ぶ場合がある)で操作される場合には、左ベル1〜4に含まれる入賞役のうち当選している上段ベルを構成する図柄を入賞ラインLNに引き込んで停止させるように、リールの停止制御を行って、当選している上段ベルの図柄組合せをリール2L、2C、2Rに導出させるか、当選している上段ベルを構成する図柄を入賞ラインLNに停止させることができない場合には、はずれの出目をリール2L、2C、2Rに導出させるように、リールの停止制御を行う。
また、内部抽選にて中ベル1〜4のうちのいずれかが当選し、ストップスイッチ8L、8C、8Rが中第1停止操作で操作される場合には、中ベル1〜4に含まれる入賞役のうち中段ベルを構成する図柄を入賞ラインLNに引き込んで停止させるように、リールの停止制御を行って、中段ベルの図柄組合せをリール2L、2C、2Rに導出させる。一方、中ベル1〜4のうちのいずれかが当選し、ストップスイッチ8L、8C、8Rが左第1停止操作または右第1停止操作で操作される場合には、中ベル1〜4に含まれる入賞役のうち当選している上段ベルを構成する図柄を入賞ラインLNに引き込んで停止させるように、リールの停止制御を行って、当選している上段ベルの図柄組合せをリール2L、2C、2Rに導出させるか、当選している上段ベルを構成する図柄を入賞ラインLNに停止させることができない場合には、はずれの出目をリール2L、2C、2Rに導出させるように、リールの停止制御を行う。
また、内部抽選にて右ベル1〜4のうちのいずれかが当選し、ストップスイッチ8L、8C、8Rが中第1停止操作で操作される場合には、右ベル1〜4に含まれる入賞役のうち中段ベルを構成する図柄を入賞ラインLNに引き込んで停止させるように、リールの停止制御を行って、中段ベルの図柄組合せをリール2L、2C、2Rに導出させる。一方、右ベル1〜4のうちのいずれかが当選し、ストップスイッチ8L、8C、8Rが左第1停止操作または中第1停止操作で操作される場合には、右ベル1〜4に含まれる入賞役のうち当選している上段ベルを構成する図柄を入賞ラインLNに引き込んで停止させるように、リールの停止制御を行って、当選している上段ベルの図柄組合せをリール2L、2C、2Rに導出させるか、当選している上段ベルを構成する図柄を入賞ラインLNに停止させることができない場合には、はずれの出目をリール2L、2C、2Rに導出させるように、リールの停止制御を行う。
このように本実施例では、左ベル1〜4、中ベル1〜4、右ベル1〜4のいずれかが当選した場合には、当選役の種類に応じた操作順で停止操作を行うことで、右下がりベルまたは中段ベルが必ず入賞する一方で、当選役の種類に応じた操作順以外の操作順で停止操作を行うことで、上段ベルが入賞することもあるが、上段ベルが入賞しないこともある。このため、左ベル1〜4、中ベル1〜4、右ベル1〜4の当選時には、当選役の種類に応じた操作順で操作されたか否かによって払い出されるメダル数の期待値を変えることができる。以下では、左ベル1〜4、中ベル1〜4、右ベル1〜4の当選時に、確実に中段ベルの入賞を発生させることが可能となる操作態様(左ベル1〜4当選時は、左第1停止操作、中ベル1〜4当選時は、中第1停止操作、右ベル1〜4当選時は、右第1停止操作)を、正解押し順と呼ぶ場合がある。また、左ベル1〜4、中ベル1〜4、右ベル1〜4の当選時に、対応する正解押し順によりストップスイッチ8L、8C、8Rが操作されることで発生する入賞(中段ベルの入賞)を、特定入賞と呼ぶ場合がある。
次に、内部抽選にて抽選対象役のうち昇転リプレイ1〜6、維持転リプレイ1〜6が当選したときに、メイン制御部41が行うリール制御について、図10に基づいて説明する。以下、昇転リプレイ1〜6、維持転リプレイ1〜6をまとめて押し順リプレイと呼ぶ場合がある。
メイン制御部41は、内部抽選にて押し順リプレイ(昇転リプレイ1〜6、維持転リプレイ1〜6)のいずれかが当選したときのリールの停止制御において、昇転リプレイ1〜6、維持転リプレイ1〜6に応じて予め定められた操作態様(本実施例では、操作順)でストップスイッチ8L、8C、8Rが操作されることで、該当する操作態様に対応する入賞役の図柄組合せを入賞ラインLNに停止させるように制御を行う。
図10に示すように、例えば、内部抽選にて押し順リプレイのうち昇転リプレイ1が当選し、ストップスイッチ8L、8C、8Rが左中右の操作順での操作態様(順押しの操作態様)で操作される場合には、昇転リプレイ1に含まれる入賞役のうち昇格リプレイを構成する図柄を入賞ラインLNに引き込んで停止させるように、リールの停止制御を行って、昇格リプレイの図柄組合せをリール2L、2C、2Rに導出させる。一方、昇転リプレイ1が当選し、ストップスイッチ8L、8C、8Rが順押し以外の操作順(左右中、中左右、中右左、右左中、右中左の操作順)で操作される場合には、リプレイGR1に含まれる入賞役のうち転落リプレイ1を構成する図柄を入賞ラインLNに引き込んで停止させるようにリールの停止制御を行って、転落リプレイ1の図柄組合せをリール2L、2C、2Rに導出させる。
また、内部抽選にて押し順リプレイのうち昇転リプレイ2〜6のいずれかが当選した場合にも、昇転リプレイ1が当選した場合と同様に、昇転リプレイ2〜6に応じた操作順でストップスイッチ8L、8C、8Rの操作される場合には、当選している昇転リプレイ2〜6に含まれる入賞役のうち昇格リプレイを構成する図柄を入賞ラインLNに引き込んで停止させるように、リールの停止制御を行って、昇格リプレイの図柄組合せをリール2L、2C、2Rに導出させる。一方、昇転リプレイ2〜6のいずれかが当選し、昇転リプレイ2〜6に応じた操作順以外の操作順でストップスイッチ8L、8C、8Rの操作される場合には、当選している昇転リプレイ2〜6に含まれる入賞役のうち転落リプレイ1を構成する図柄を入賞ラインLNに引き込んで停止させるようにリールの停止制御を行って、転落リプレイ1の図柄組合せをリール2L、2C、2Rに導出させる。
このように本実施例では、昇転リプレイ1〜6のいずれかが当選した場合には、当選役の種類に応じた操作順で停止操作を行うことで、昇格リプレイ1が必ず入賞する一方で、当選役の種類に応じた操作順以外の操作順で停止操作を行うことで、転落リプレイ1が入賞する。このため、昇転リプレイ1〜6の当選時には、当選役の種類に応じた操作順で操作されたか否かによって、遊技状態をRT4に移行させるか、RT3に移行させることができる。以下では、昇転リプレイ1〜6の当選時に、確実に昇転リプレイ1の入賞を発生させることが可能となる操作態様(昇転リプレイ1の当選時は、左中右(順押し)、昇転リプレイ2の当選時は、左右中(挟み押し)、昇転リプレイ3の当選時は、中左右(中左押し)、昇転リプレイ4の当選時は、中右左(中右押し)、昇転リプレイ5の当選時は、右左中(逆挟み押し)、昇転リプレイ6の当選時は、右中左(逆押し))を、正解押し順と呼ぶ場合がある。
また、図10に示すように、例えば、内部抽選にて押し順リプレイのうち維持転リプレイ1が当選し、ストップスイッチ8L、8C、8Rが左中右の操作順での操作態様(順押しの操作態様)で操作される場合には、維持転リプレイ1に含まれる入賞役のうち通常リプレイを構成する図柄を入賞ラインLNに引き込んで停止させるように、リールの停止制御を行って、通常リプレイの図柄組合せをリール2L、2C、2Rに導出させる。一方、維持転リプレイ1が当選し、ストップスイッチ8L、8C、8Rが順押し以外の操作順で操作される場合には、維持転リプレイ1に含まれる入賞役のうち転落リプレイ2を構成する図柄を入賞ラインLNに引き込んで停止させるようにリールの停止制御を行って、転落リプレイ2の図柄組合せをリール2L、2C、2Rに導出させる。
また、内部抽選にて押し順リプレイのうち維持転リプレイ2〜6のいずれかが当選した場合にも、維持転リプレイ1が当選した場合と同様に、維持転リプレイ2〜6に応じた操作順でストップスイッチ8L、8C、8Rの操作される場合には、当選している維持転リプレイ2〜6に含まれる入賞役のうち通常リプレイを構成する図柄を入賞ラインLNに引き込んで停止させるように、リールの停止制御を行って、通常リプレイの図柄組合せをリール2L、2C、2Rに導出させる。一方、維持転リプレイ2〜6のいずれかが当選し、維持転リプレイ2〜6に応じた操作順以外の操作順でストップスイッチ8L、8C、8Rの操作される場合には、当選している維持転リプレイ2〜6に含まれる入賞役のうち転落リプレイ2を構成する図柄を入賞ラインLNに引き込んで停止させるように、リールの停止制御を行って、転落リプレイ2の図柄組合せをリール2L、2C、2Rに導出させる。
このように本実施例では、維持転リプレイ1〜6のいずれかが当選した場合には、当選役の種類に応じた操作順で停止操作を行うことで、通常リプレイが必ず入賞する一方で、当選役の種類に応じた操作順以外の操作順で停止操作を行うことで、転落リプレイ2が入賞する。このため、維持転リプレイ1〜6の当選時には、当選役の種類に応じた操作順で操作されたか否かによって、遊技状態をRT1に移行させるか、RT1に移行させずにRT4に維持させることができる。以下では、維持転リプレイ1〜6の当選時に、確実に通常リプレイの入賞を発生させることが可能となる操作態様(維持転リプレイ1の当選時は、左中右(順押し)、維持転リプレイ2の当選時は、左右中(挟み押し)、維持転リプレイ3の当選時は、中左右(中左押し)、維持転リプレイ4の当選時は、中右左(中右押し)、維持転リプレイ5の当選時は、右左中(逆挟み押し)、維持転リプレイ6の当選時は、右中左(逆押し))を、正解押し順と呼ぶ場合がある。
[遊技区間について]
メイン制御部41は、遊技状態(RT状態)とは異なる状態の概念として、複数種類の遊技区間に制御することが可能である。遊技区間には、通常区間、有利区間、及び待機区間が含まれる。
通常区間は、内部抽選結果に応じて遊技者にとって有利となるストップスイッチ8L、8C、8Rの操作態様を特定可能なナビ情報を報知不可能な区間である。有利区間は、ナビ情報を報知可能な区間であり、ストップスイッチ8L、8C、8Rの操作態様を遊技者に指示する指示機能(ナビ)に係る性能を持つ区間である。有利区間においては、最大払出枚数が得られる入賞が発生するナビが少なくとも1回実行される。具体的には、上述の押し順ベルに当選したときに、正解手順を報知するナビが実行される。有利区間は、最大払出枚数が得られる入賞が発生するナビが少なくとも1回実行される点で、通常区間よりも遊技者にとって有利な区間(状態)である。
メイン制御部41は、設定変更後に、まずは通常区間に制御し、有利区間への移行が決定されたことに基づいて有利区間に制御する。メイン制御部41は、所定の条件が成立したときに有利区間への移行を決定する。本実施例においては、メイン制御部41は、通常区間において内部抽選で移行対象役に当選したときに、通常区間から有利区間へ移行させるか否かを決定する有利区間抽選を行い、当該有利区間抽選にて当選することで、有利区間への移行が決定される。移行対象役には、上述の抽選対象役のうち、BBチェリー、中段チェリー1、2、強チェリー1、弱チェリー1〜4、スイカ1〜4、チェリーリプレイ1、2、及びスイカリプレイ1、2が含まれる。また、中段チェリー1、2、及び強チェリー1は、BBと同時当選し得る役である。
メイン制御部41は、有利区間において複数の制御状態に制御することが可能である。有利区間中の制御状態には、CZ、通常AT、有利AT、及び特別ATが含まれ、メイン制御部41は、有利区間においてこれらのいずれかの制御状態に制御するようになっている。
通常区間において内部抽選で移行対象役のうち強チェリー1、2、弱チェリー1、2、スイカ1、2、チェリーリプレイ1、2、スイカリプレイ1、2、BB+強チェリー1のいずれかに当選すると、有利区間抽選では、有利区間としてCZへ移行させるか否かが決定される。一方、通常区間において内部抽選で移行対象役のうち中段チェリー1、中段チェリー2、BB+中段チェリー1、BB+中段チェリー2のいずれかに当選したときには、有利区間抽選では、有利区間として通常ATに移行させるか否かが決定される。つまり、中段チェリー1、2は、有利区間抽選にて当選することでATの付与が確定する役である。有利区間抽選にて当選することで有利区間(CZまたは通常AT)への移行が決定されることとなる。有利区間への移行が決定されることを、有利区間当選ともいう。
CZは、通常区間よりもATへの制御に関する有利度合いが高い状態である。ATへの制御に関する有利度合いが高いとは、通常区間よりもATへの移行が決定されやすいこと、及びATに制御するための権利であるATゲームが通常区間よりも多く付与されることなどが挙げられる。
AT(通常AT、有利AT、及び特別AT)は、CZよりも有利度合いが高い状態である。例えば、ATでは、CZよりもナビが実行され得る期間が長く保障されている。あるいは、ATでは、CZよりもナビが実行され得る回数が多く保障されている。このように、ATは、CZよりもナビの実行期間が長く保障されているため、例えば、押し順ベル当選時に右下がりベルまたは中段ベルを入賞させるゲームを増やすことができ、CZよりも有利度合いが高くなる。
通常AT、有利AT、及び特別ATは、それぞれATゲーム数の上乗せ確率が異なる。特別ATは、通常AT及び有利ATよりもATゲーム数の上乗せ確率が高く、通常AT及び有利ATよりもナビが実行され得る期間が長く保障されている。有利ATは、通常ATよりもATゲーム数の上乗せ確率が高く、通常ATよりもナビが実行され得る期間が長く保障されている。有利区間中においては、所定条件が成立することで、CZから、通常AT、有利AT、特別ATといった順に段階的にランクが上がる。例えば、有利区間中においては、CZ中に行われた内部抽選の結果に基づいて指示機能に係る抽選が行われ、当該指示機能に係る抽選で当選すると、ATに制御される。
通常区間において、BBに当選した場合、BBに入賞するまで有利区間への制御が待機される待機区間に制御される。待機区間においては、BBに入賞したときに有利区間に制御される。
有利区間に制御されている場合、所定の終了条件が成立したことに基づいて通常区間に移行する。所定の終了条件には、有利区間の種類に関わらず当該有利区間中に更新される数値が規定値に達したときに成立する条件が含まれる。本実施例においては、メイン制御部41は、有利区間中の消化ゲーム数(有利区間G数とも称す)をカウントする。メイン制御部41は、有利区間G数が1500ゲームに達すると、有利区間に関するデータを全て初期化し、実行中の有利区間を終了することで通常区間に移行する。この場合、例えば、実行中の有利区間がCZである場合、CZゲーム数が未だ残っていてもCZが終了する。また、例えば、実行中の有利区間が通常ATである場合、ATゲーム数が未だ残っていてもATが終了する。
尚、有利区間G数が1500ゲームに達した場合、有利区間から通常区間に移行するとともに、設定変更後の初期遊技状態(RT2)に制御する。
また、所定の終了条件には、有利区間G数が1500ゲームに達する前に成立可能な条件であって有利区間に制御するための権利がなくなったときに成立する条件が含まれる。有利区間に制御するための権利としては、CZに制御するためのCZゲーム数、ATに制御するためのATゲーム数などがある。本実施例においては、メイン制御部41は、CZゲーム数やATゲーム数といった有利区間に制御するためのゲーム数が0に達すると、実行中の有利区間が終了して通常区間に移行する。
[メイン報知について]
有利区間への移行が決定した場合、メイン制御部41は、有利区間LED25を点灯させ、さらに、遊技補助表示器12の第8セグメント(図11(a)参照)を点灯させる。有利区間LED25及び遊技補助表示器12の第8セグメントが点灯することで有利区間である旨を示唆することをメイン報知とも称する。メイン報知が行われた以降では、有利区間に制御される。メイン報知が行われることによって、有利区間である旨が遊技者に示唆される。
メイン報知には、先報知と後報知とがある。先報知は、有利区間への移行が決定したゲーム内で行われる。先報知が行われるタイミングを先報知タイミングとも称する。具体的には、先報知タイミングは、有利区間への移行が決定してから当該有利区間への移行が決定したゲームの次ゲームの賭数設定(リプレイ入賞による自動賭数設定も同様)が行われるまでのいずれかのタイミングであれば良い。例えば、先報知タイミングは、有利区間への移行が決定したゲームの第3停止操作が離されて図柄組合せが導出されたタイミング(例えば、ストップスイッチ8L、8C、8Rのうちの最終操作されたストップスイッチに対する押下が離されたタイミング)であっても良い。
後報知は、有利区間への移行の決定がBB当選とともに行われることで待機区間に制御された場合に行われ得る報知である。後報知が行われるタイミングを後報知タイミングとも称する。具体的には、後報知タイミングは、BBの図柄組合せが導出された以降のいずれかのタイミングであれば良い。例えば、後報知タイミングは、BBの図柄組合せが導出されてBB入賞したときのタイミングであっても良い。
本実施例においては、有利区間への移行が決定する一方、内部抽選でBB当選しなかった場合、当該有利区間抽選で当選したゲーム内のタイミング(先報知タイミング)で先報知が行われる。
また、本実施例においては、有利区間への移行が決定するとともに内部抽選でBB当選した場合、有利区間への移行の決定契機となった移行対象役の種類に応じて、当該有利区間への移行が決定したゲーム内のタイミング(先報知タイミング)で先報知が行われるときと、BBの図柄組合せが導出された以降のタイミング(後報知タイミング)で後報知が行われるときとがある。
先報知が行われた場合、それ以降の内部中では有利区間に制御されて有利区間LED25及び遊技補助表示器12の第8セグメントが点灯し続ける。内部中における有利区間では、指示機能に係る処理として、ナビが実行され得る。但し、内部中における有利区間では、指示機能に係る抽選(例えば、AT抽選や上乗せ抽選)は実行されない。一方、先報知が行われずに後報知が行われる場合、内部中は待機区間に制御される。内部中における待機区間では、指示機能に係る処理が実行されない。つまり、内部中における待機区間では、ナビ及び指示機能に係る抽選(例えば、AT抽選や上乗せ抽選)のいずれも実行されない。その後、BB入賞とともに後報知が行われ、それ以降のBB中では有利区間に制御されて有利区間LED25が点灯し続ける。BB中における有利区間では、指示機能に係る処理として、ナビや指示機能に係る抽選が実行され得る。
メイン制御部41は、有利区間を終了させて通常区間に移行させるときには、有利区間LED25及び遊技補助表示器12の第8セグメントを消灯させる。そして、通常区間中にわたり当該、有利区間LED25及び遊技補助表示器12の第8セグメントを消灯状態に制御する。
[ナビについて]
有利区間中において、メイン制御部41は、内部抽選処理において当選したナビ対象役に応じた正解手順を特定可能なナビ情報(例えば、押し順)を遊技補助表示器12を用いて報知するナビを実行するための処理を実行する。尚、ストップスイッチ8L、8C、8Rの操作態様には、ストップスイッチ8L、8C、8Rを操作する順番(押し順)と、ストップスイッチ8L、8C、8Rを操作するタイミング(操作タイミング)とが含まれる。
メイン制御部41は、有利区間中においてナビ対象役に当選したときには、当該ナビ対象役に対応する正解手順を特定可能な押し順コマンドを出力する。サブ制御部91は、押し順コマンドに基づきナビを実行する。サブ制御部91は、ナビ情報(例えば、押し順)を示す画像を液晶表示器51に表示するなど、演出によってナビを実行する。サブ制御部91によって実行される演出によるナビをナビ演出という。有利区間中において、サブ制御部91は、液晶表示器51を用いて、押し順コマンドに応じた正解手順を特定可能なナビ情報(例えば、押し順)を報知するための処理を実行する。このように、メイン制御部41及びサブ制御部91双方において、正解手順を特定可能な情報を報知することによりナビが実行される。
図11(a)は、ナビ対象役の例、正解手順となる押し順、遊技補助表示器12におけるナビの表示例、及び液晶表示器51におけるナビの表示例を説明するための図である。例えば、後述する左ベル1など、正解手順として左第1停止が定められているナビ対象役に当選したときには、遊技補助表示器12において「1−」といった情報が表示されるとともに、液晶表示器51において「123」または「132」といった情報が表示される。これにより、左から1番目のリール2Lを第1停止させることを報知できる。尚、サブ制御部91は、「123」及び「132」のいずれでナビを実行するかを抽選で決定するものであってもよく、また、「123」及び「132」のうちのいずれか一方のみによりナビを実行するものであっても良い。
また、ナビを実行する場合には、遊技補助表示器12において数値(図11(b)では「8」)を表示するための第1〜第7セグメントを正解手順に対応させて点灯制御する。遊技補助表示器12には、数値を表示するための第1〜第7セグメントの他に、右下に第8セグメントのドット(図11(b)では「。」)が設けられている。有利区間中においては、第8セグメントが点灯し続ける。これにより、遊技補助表示器12によって有利区間である旨を示唆することができる。
メイン制御部41は、遊技補助表示器12においてナビを行うためのナビ報知表示データを設定する。具体的に、図11(a)に示す表示例となるように遊技補助表示器12の各セグメントを点灯状態とするナビ報知表示データを出力バッファに設定することで、遊技補助表示器12においてナビを実行するように制御する。一方、ナビを実行しない場合には、ナビ報知表示データとして出力バッファの初期値を設定、すなわち遊技補助表示器12の出力バッファを初期化して、遊技補助表示器12のセグメントを全て消灯状態に設定することで、遊技補助表示器12を非表示に制御する。これにより、遊技補助表示器12によるナビが実行されない。
メイン制御部41は、ゲームが進行して、全てのリール2L、2C、2Rが停止されたときに、いずれかの役の入賞が発生しているか否かを判定し、払い出しを伴ういずれかの役(小役)の入賞が発生している場合には、当該入賞の発生により払い出されるメダルの枚数を払出枚数表示データとして出力バッファに設定して、遊技補助表示器12に払い出されるメダル枚数を表示させる。
図11(b)に示すように、払出枚数表示データを出力バッファに設定する際には、メダルの払出枚数を表示させるように遊技補助表示器12の各セグメントを点灯状態とする払出枚数表示データを出力バッファに設定することで、遊技補助表示器12にメダルの払出枚数を表示するように制御する。例えば、8枚のメダルが払い出されるときには、遊技補助表示器12を構成する左側の表示器と右側の表示器とのうちの右側の表示器の第1〜第7セグメントを点灯させる。これにより、遊技補助表示器12に払い出されるメダルの枚数を表示させる。
メイン制御部41及びサブ制御部91によるナビでは、RT1において昇転リプレイ1〜6のいずれかが当選したときには、昇格リプレイが入賞する停止順を識別可能に報知し、RT4において維持転リプレイ11〜6のいずれかが当選したときには、通常リプレイが入賞する停止順を識別可能に報知し、RT1においてもRT4においても押し順ベルが当選したときには、右下がりベルまたは中段ベル入賞する停止順を識別可能に報知することで、遊技状態及び当選した役の種類に応じて遊技者にとって有利となる停止順が識別可能に報知される。このため、遊技者は、ナビに従った停止順で停止操作を行うことにより、意図的にRT1において昇格リプレイを入賞させてRT4へ移行させること、右下がりベルまたは中段ベルを入賞させることができ、RT4において通常リプレイを入賞させてRT4を維持すること、転落リプレイ2の入賞を回避すること、右下がりベルまたは中段ベルを入賞させること、取りこぼし目の停止を回避することができる。
本実施例においてメイン制御部41は、後述するAT抽選処理においてATに制御するか否かを決定するAT抽選を行う。そして、当該AT抽選にて当選した場合に、ATに制御する。ATの制御を開始した後、RT4へ移行するまでの状態を準備状態とも呼ぶ。メイン制御部41は、準備状態において、ナビ対象役(押し順ベル、押し順リプレイ)の当選時にナビ報知を実行する。この際、RT1においては、昇転リプレイ1〜6の当選時にナビの対象となり、昇転リプレイ1〜6の当選時に昇格リプレイを入賞させる停止順がナビ報知により報知されるので、報知された停止順に従って停止操作を行うことにより昇格リプレイを入賞させてRT1からRT4に移行させることが可能となる。また、準備状態に移行後は、押し順ベルの当選時に右下がりベルまたは中段ベルを入賞させる停止順が報知されるので、報知された停止順に従って停止操作を行うことにより、確実に8枚のメダルを獲得することが可能となる。
メイン制御部41は、RT1において昇格リプレイが入賞してRT4に移行することで準備状態を終了する。これに伴いメイン制御部41は、所定ゲーム数を、RAM91cに割り当てられたATの残りゲーム数として設定し、ATの残りゲーム数の計数を開始する。RT4に移行した後も、押し順ベルの当選時に右下がりベルまたは中段ベルを入賞させる停止順が報知されるので、報知された停止順に従って停止操作を行うことにより、確実に8枚のメダルを獲得することが可能となるとともに、取りこぼし目の停止を回避し、RT1へ移行してしまうことを回避できる。また、RT4に移行した後は、維持転リプレイ1〜6の当選時に通常リプレイを入賞させる停止順が報知されるので、報知された停止順に従って停止操作を行うことにより、転落リプレイ2の入賞を回避し、RT1へ移行してしまうことを回避できる。
また、ATの開始後、1ゲーム消化する毎に残りゲーム数が1減算されるとともに、残りゲーム数が0となった場合には、ATの制御を終了する。これに伴いナビ報知が実行されなくなるので、押し順ベルの当選時に取りこぼし目の停止を回避すること、維持転リプレイ1〜6の当選時に転落リプレイ2の入賞を回避することが不可能となり、取りこぼし目の停止または転落リプレイ2の入賞によりRT1に移行することで一連のATの制御が終了することとなる。また、ATの開始後、残りゲーム数が0となる前に内部抽選にてATの残りゲーム数の上乗せが当選した場合には、当選したゲーム数をATの残りゲーム数に加算する。
また、ATの開始後、残りゲーム数が0となる前に特別役が当選した場合にはRT4の終了によりATを中断し、これに伴いATのゲーム数の計数も中断する。AT中に特別役が当選し、ATが中断した場合には、その後、当選した特別役の入賞を経てボーナス状態に制御し、当該ボーナス状態の終了後に移行するRT2において取りこぼし目が停止してRT1に移行した時点でATの制御を再開し、これに伴い準備状態を経てRT4に再度移行することでATの残りゲーム数の計数を再開する。
また、メイン制御部41は、AT中の押し順ベルの当選時に、右下がりベルまたは中段ベルが入賞する停止順をナビにより報知するようになっており、報知された停止順を無視して停止操作を行った場合には、上段ベルが入賞してRT4が維持される場合もあるが、取りこぼし目が停止してRT1へ移行してしまう場合もある。また、維持転リプレイ1〜6の当選時、報知された停止順を無視して停止操作を行った場合には、転落リプレイ2が入賞してRT1へ移行してしまうこととなる。AT中に、RT4からRT1に移行した場合にはATは継続し、1ゲーム消化する毎にATの残りゲーム数を1減算させつつ、準備状態と同様に、RT1における昇転リプレイ1〜6の当選時に昇格リプレイを入賞させる停止順をナビにより報知し、報知された停止順に従って停止操作が行われることにより昇格リプレイを入賞させてRT1からRT4に移行させることが可能である。
次に、メイン制御部41が行う各種処理の制御内容について、図12〜図18に基づいて説明する。
[メイン処理及びタイマ割込み処理について]
メイン制御部41が基本処理として行うメイン処理の制御内容について、図12に基づいて説明する。尚、メイン処理は、一単位の遊技毎に繰り返し実行される。そして、メイン処理の一周期が遊技の一単位に相当している。
メイン制御部41は、メイン処理として遊技制御基板40に接続された各種スイッチ類の検出状態が変化するまでは制御状態に応じた処理を繰り返しループし、各種スイッチ類の検出状態の変化に応じて段階的に移行する処理を実行する。
図12に示すように、メイン処理では、まず、遊技が開始されるまで待機する遊技開始待ち処理(Sa1)を行う。遊技開始待ち処理では、賭数を設定可能な状態で待機し、遊技状態に応じた規定数の賭数が設定され、スタートスイッチ7が操作された時点でゲームを開始させる処理を行う。また、スタートスイッチ7が操作された時点で内部抽選用の乱数値をラッチしてRAM41cの所定領域に記憶させる。
次いで、遊技が開始されることに伴って内部抽選を行う内部抽選処理を行う(Sa2)。内部抽選処理では、後述するように、Sa1のステップにおいてスタートスイッチ7が操作されたときにラッチされた内部抽選用の乱数値に基づいて各抽選対象役への入賞を許容するか(すなわち、表示結果の導出を許容するか否か)どうかを決定する処理を行う。また、内部抽選の抽選結果として設定差のある抽選対象役が当選する場合及びいずれの役も当選しないハズレの場合に、当該遊技における内部抽選の抽選結果が設定差のある抽選対象役の当選またはハズレである旨を特定可能なフラグ(ハズレ及び設定差ありフラグ)をRAM41cの所定領域に設定する処理を行う。
そして、Sa2のステップにおいて内部抽選処理を行った後は、RAM41cの所定領域にハズレ及び設定差ありフラグが設定されているか否かを判定し(Sa3)、ハズレ及び設定差ありフラグが設定されていないと判定した場合には、BB初当たりフラグ、BBの内部中フラグがRAM41cの所定領域に設定されているか否か判定する(Sa4、Sb5)。Sa4のステップにおいてBB初当たりフラグが設定されていると判定した場合、及びSa4のステップにおいてBB初当たりフラグが設定されていないと判定し、かつSa5のステップにおいてBBの内部中フラグが設定されていないと判定した場合には、後述するように内部抽選の結果に応じた種別(抽選種別)を設定する抽選種別設定処理を行う(Sa6)。尚、BB初当たりフラグは、当該遊技の終了時に行われる遊技終了時設定処理においてクリアされるようになっている。また、内部中フラグは、当該遊技以降の遊技の終了時に行われる遊技終了時設定処理において、当選して持ち越されているBBが入賞したと判定されるときにクリアされるようになっている。
Sa3のステップにおいてハズレ及び設定差ありフラグが設定されていないと判定し、抽選種別設定処理を行った後、及びSa3のステップにおいてハズレ及び設定差ありフラグが設定されていると判定した場合には、有利区間に移行させるか否かを決定する有利区間抽選を実行する有利区間抽選処理を行う(Sa7)。また、Sa4のステップにおいてBB初当たりフラグが設定されていないと判定し、かつSa5のステップにおいてBBの内部中フラグが設定されていると判定した場合には、Sa6のステップにおける抽選種別設定処理を行わずに、Sa7のステップに進み、有利区間抽選処理を行う(Sa5)。
有利区間処理では、遊技区間を通常区間に制御しているときに、移行対象役が当選している旨を特定可能な抽選種別(本実施例では、抽選種別2〜4)が設定されていることが特定される場合に、当該抽選種別に基づいて有利区間(CZまたは通常AT)に移行させるか否かを決定する有利区間抽選を行う。そして、当該有利区間抽選に当選することで、遊技区間を有利区間に移行させて、有利区間に関する制御(例えば、メイン報知を行うための制御等)を開始させる。一方、有利区間抽選に当選しなかった場合には、遊技区間を通常区間に維持し、有利区間に関する制御を行わない。尚、移行対象役が当選していない旨を特定可能な抽選種別や、設定差のある抽選対象役が当選している旨を特定可能な抽選種別が特定される場合には、有利区間抽選に関する処理や有利区間に移行させる処理を行わずに、有利区間処理を終了させる。
そして、Sa7のステップにおいて有利区間抽選処理を行った後は、ATの制御に関する抽選を行うAT抽選処理を行う(Sa8)。遊技区間を有利区間に制御しているときに、移行対象役が当選している旨を特定可能な抽選種別(本実施例では、抽選種別2〜4)が設定されていることが特定される場合に、有利区間の種別を昇格させるか否かを決定する昇格抽選を行い、当該昇格抽選にて当選する毎に有利区間をCZ、通常AT、有利AT、特別ATの順に昇格させるように制御する。例えば、有利区間をCZに制御しているときに、昇格抽選にて当選した場合には、通常ATに昇格させるとともに、所定数のATのゲーム数(例えば、1セット40ゲーム)を付与して、上述のATの制御を開始する。また、例えば、有利区間を通常AT、有利ATに制御しているときに、昇格抽選にて当選した場合には、有利区間の種別を1つ昇格させて有利ATまたは特別ATに移行させ、ATの制御を継続する。また、例えば、有利区間を特別ATに制御しているときに、昇格抽選にて当選した場合には、有利区間の種別を特別ATに維持する。
また、AT抽選処理では、有利区間として通常AT、有利AT、特別ATのいずれかに制御しているときに、移行対象役が当選している旨の抽選種別(本実施例では、抽選種別2〜4)が設定されていることが特定される場合には、抽選種別に応じて所定数のATのゲーム数(例えば、1セット40ゲーム)を上乗せするか否かを決定する上乗せ抽選を行う。そして、当該上乗せ抽選に当選することで、所定数のATのゲーム数を上乗せしてATの制御を継続させるように制御する。尚、移行対象役が当選していない旨を特定可能な抽選種別や、設定差のある抽選対象役が当選している旨を特定可能な抽選種別が特定される場合には、AT抽選や上乗せ抽選に関する処理を行わずに、AT抽選処理を終了させる。
そして、Sa8のステップにおいてAT抽選処理を行った後は、内部抽選の結果に応じた内部当選コマンド等を送信する内部当選コマンド送信処理を行う(Sa9)。内部当選コマンド送信処理では、内部抽選にて当選した役の当選番号(ハズレを含む)に基づいて、当選した抽選対象役のグループ(例えば、押し順ベル等(図7参照))を特定可能な内部当選コマンドをサブ制御部91に対して送信するように制御する。また、遊技区間が有利区間であり、かつATの残りゲーム数が1以上であり、ナビ報知を行う場合には、ナビ報知により報知される操作態様を特定可能な操作態様コマンドをサブ制御部91に対して送信するように制御する。
そして、Sa7のステップにおいて内部当選コマンド送信処理を行った後は、リール2L、2C、2Rを回転及び停止させる制御を行うリール制御処理(Sa10)、全てのリール2L、2C、2Rが停止されて遊技が終了される際に各種設定等を行う遊技終了時設定処理(Sa11)を行った後、Sa1のステップの遊技開始待ち処理に戻り上述の各処理を順次繰り返し実行する。
また、メイン処理では、ゲームの進行に応じてコマンドを生成してコマンドキューに設定するコマンド格納処理を適宜実行し、設定されたコマンドは、その後のタイマ割込処理(メイン)において実行されるコマンド送信処理によりサブ制御部91に対して送信されるようになっている。
タイマ割込処理(メイン)は、メイン制御部41により一定時間間隔(本実施例では、約0.56ミリ秒)毎に行われる処理である。タイマ割込処理の実行間隔は、メイン処理において制御状態に応じて繰り返す処理が一巡する時間とタイマ割込処理の実行時間とを合わせた時間よりも長い時間に設定されており、今回と次回のタイマ割込処理との間で必ず制御状態に応じて繰り返す処理が最低でも一巡することとなる。
このように、メイン処理では、内部抽選処理によりハズレ及び設定差ありフラグがRAM41cの所定領域に設定されているか否かを判定して、当該フラグが設定されている場合には、抽選種別設定処理を行わないように制御する。これにより、ハズレ及び設定差ありフラグが設定されている場合には、抽選種別1〜4を抽選種別設定処理により設定せず、内部抽選処理の開始時に初期化されることで設定された抽選種別0を維持するように制御する。
また、メイン処理では、内部抽選処理によりハズレ及び設定差ありフラグがRAM41cの所定領域に設定されているか否かを判定して、ハズレ及び設定差ありフラグが設定されていないことを条件に、抽選種別設定処理を行って、内部抽選処理において設定された当選番号に応じた抽選種別1〜4を設定させるように制御する。
また、メイン処理では、BBの内部中フラグ及びBB初当たりフラグがRAM41cの所定領域に設定されているか否かを判定して、BB初当たりフラグが設定されておらず、内部中フラグが設定されている場合には、抽選種別設定処理を行わないように制御することで、抽選種別設定処理により抽選種別1〜4を設定せず、抽選種別0を維持する一方、BB内部中フラグ及びBB初当たりフラグが共に設定されている場合、BBの内部中フラグ及びBB初当たりフラグのどちらも設定されていないことを条件に、抽選種別設定処理を行って、内部抽選処理において設定された当選番号に応じた抽選種別1〜4に更新するように制御するようになっている。
[内部抽選処理及び内部抽選テーブルについて]
次に、本実施例のメイン制御部41が行う内部抽選処理の制御内容、及び当該内部抽選処理において用いられる内部抽選テーブルについて、図13〜図16に基づいて説明する。
内部抽選処理は、上述の抽選対象役のいずれかが当選したか否かを判定する処理であり、メイン処理における遊技開始待ち処理にてスタートスイッチ7が操作された時点でラッチされた内部抽選用の乱数値に、抽選対象役毎に予め定められた判定値を内部抽選テーブルから読み出して順次加算し、加算により得られた数値が所定数(本実施例では、65536)を上回る場合に、加算した判定値に対応する抽選対象役が当選したと判定する一方、内部抽選用の乱数値にすべての抽選対象役の判定値を加算し終えたときに、加算により得られた数値が所定数(本実施例では、65536)を上回らない場合に、いずれの抽選対象役も当選しない、いわゆるハズレと判定する。
本実施例のメイン制御部41が備えるROM41bは、複数の記憶領域を有しており、内部抽選処理において用いられる内部抽選テーブルは、ROM41bにおいて複数の記憶領域にわたって予め登録されている。ROM41bの各記憶領域には、1バイトの領域毎に一のアドレスが予め割り振られており、特定のアドレスに基づいてROM41bの特定の記憶領域を特定することが可能となっており、メイン制御部41は、内部抽選処理において、所定のアドレスに基づいてROM41bの所定領域を特定して当該所定領域に内部抽選テーブルとして予め登録されている所定データを取得するができるようになっている。
図13及び図14に示すように、内部抽選テーブルは、内部抽選処理の初期設定に用いられる初期設定用データが格納されている初期設定用データテーブル、判定値データが格納されている判定値データテーブル、判定値データテーブル内の判定値データを検索するための検索データが格納されている検索データテーブルにより構成されており、内部抽選テーブルインデックス(内部抽選テーブルの先頭アドレス)により特定されるROM41bの記憶領域以降における複数の連続する記憶領域にわたり記憶されている。
また、内部抽選テーブルでは、当該内部抽選テーブルの先頭アドレスとなる内部抽選テーブルインデックスにより特定されるROM41bの記憶領域から所定数の記憶領域にわたり初期設定用データテーブルが記憶されており、当該初期設定用データテーブルの後方の記憶領域に検索データテーブルが記憶され、さらに当該検索データテーブルの後方の記憶領域に判定値データテーブルが記憶されている。
図13に示すように、初期設定用データテーブルでは、非BB中の当選番号の初期値(本実施例では、48)、非BB中の検索データが記憶されている検索テーブルの先頭アドレスまでの差分値を特定可能な検索データテーブル初期アドレス指定データ1、BB中の当選番号の初期値(本実施例では、50)、BB中の検索データが記憶されている検索テーブルの先頭アドレスまでの差分値を特定可能な検索データテーブル初期アドレス指定データ2等が予め記憶されている。内部抽選テーブルインデックスにより特定されるROM41bの記憶領域には、非BB中の当選番号の初期値が記憶され、当該記憶領域の次アドレスの記憶領域には、検索データテーブル初期アドレス指定データ1が記憶され、当該記憶領域の次アドレスの記憶領域には、BB中の当選番号の初期値が記憶され、当該記憶領域の次アドレスの記憶領域には、検索データテーブル初期アドレス指定データ2が記憶されている。
また、図13に示すように、検索データテーブルでは、各抽選対象役の判定値データが記憶されている判定値データテーブルのアドレスを特定可能な検索データが抽選対象役毎に予め記憶されている。各抽選対象役の検索データは、抽選対象役の役番号の順序で配置されており、役番号の大きい抽選対象役の検索データが検索データテーブルの記憶領域のうち前方側に記憶され、役番号の小さい抽選対象役の検索データが検索データテーブルの記憶領域のうち後方側に記憶されるように配置されている。抽選対象役の役番号は、抽選対象役を役番号の大きい順で配置した際に、BB中の抽選対象役、有利区間に係る抽選対象役、待機区間に係る抽選対象役、有利区間に係らない抽選対象役のうち遊技状態に応じて判定値データが変動しない抽選対象役、有利区間に係らない抽選対象役のうち遊技状態に応じて判定値データが変動する抽選対象役の順序で抽選対象役が整列されるように割り振られており、検索データテーブルにおいて、各抽選対象役の検索データも当該順序で配置されている。
また、検索データテーブルでは、BB中の抽選対象役、有利区間に係る抽選対象役、待機区間に係る抽選対象役、有利区間に係らない抽選対象役のうち遊技状態に応じて判定値データが変動しない抽選対象役については、これらの抽選対象役の検索データのみが順次配置されている一方で、有利区間に係らない抽選対象役のうち遊技状態に応じて判定値データが変動する抽選対象役については、各抽選対象役の検索データとともに、遊技状態に応じて判定値データが変動する旨を特定可能な変動あり判定用データ及び検索データの記憶されているROM41bのアドレスを特定可能な差分データが配置されている。以下、変動あり判定用データ及び差分データをまとめて検索データ特定用データと呼ぶ場合がある。
また、検索データテーブルでは、有利区間に係らない抽選対象役のうち遊技状態に応じて判定値データが変動する抽選対象役について、各抽選対象役の検索データ特定用データ群が各抽選対象役の検索データ群よりも前方側に配置されている。各抽選対象役の検索データ特定用データ群の中では、所定の抽選対象役の変動あり判定用データが記憶されている記憶領域の次アドレスの記憶領域に当該抽選対象役の差分データが記憶されており、各抽選対象役の変動あり判定用データと差分データとが交互に配置されている。また、各抽選対象役の検索データ群の中では、所定の抽選対象役について、各遊技状態の検索データが非RT(内部中、BB中)、RT4、RT3、RT2、RT1の順で連続する記憶領域に順次配置されている。
尚、本実施例では、検索データは、後述の判定値データテーブルの基準アドレス(先頭アドレス)と所定の判定値データが記憶されている記憶領域のアドレスとの差分値である。また、差分データは、当該差分データが記憶されている記憶領域のアドレスと所定の検索データが記憶されている記憶領域のアドレスとの差分値である。
図14に示すように、判定値データテーブルでは、各抽選対象役の判定値データが予め記憶されている。判定値データテーブルの先頭アドレスを判定値データテーブルの基準アドレスと呼ぶ。各抽選対象役の判定値データは、判定値データテーブルの基準アドレスにより特定される記憶領域の次の記憶領域から順次配置されている。
また、判定値データテーブルでは、各抽選対象役の判定値データは、スロットマシン1において設定されている設定値に応じて判定値データが変動しない抽選対象役(以下、設定差なし役と呼ぶ場合がある。)の判定値データと、設定値に応じて判定値データが変動する抽選対象役(以下、設定差あり役と呼ぶ場合がある。)の判定値データと、に区分けされて配置されており、設定差なし役の判定値データ群が設定差あり役の判定値データ群よりも前方側に配置されている。また、設定差あり役の判定値データ群の中では、所定の抽選対象役について、設定値毎の判定値データが、設定値1、2、3、4、5、6の順序で連続する記憶領域に配置されており、設定値が小さい判定値データが設定値の大きい判定値データより前方に配置されている。
また、判定値データには、1バイトのデータ長を有する1バイトデータと、2バイトのデータ長を有する2バイトデータと、が含まれ、判定値データテーブルでは、各抽選対象役の判定値データが、設定差なし役の1バイトデータと、設定差なし役の2バイトデータと、設定差あり役の1バイトデータと、設定差あり役の2バイトデータと、に区分けされて配置されており、設定差なし役の1バイトデータ群の後方に設定差なし役の2バイトデータ群が配置され、当該設定差なし役の2バイトデータ群の後方に設定差あり役の1バイトデータが配置され、当該設定差あり役の1バイトデータ群の後方に設定差あり役の2バイトデータ群が配置されている。また、ROM41bは、一のアドレスにより特定される記憶領域に1バイト分のデータを記憶可能であり、2バイトデータは、連続する2つの記憶領域に1バイトずつに分けられるとともに、下位バイトのデータが上位バイトのデータの前方側の記憶領域に配置されるように記憶されている。
また、以下、設定差なし役の1バイトデータ群と設定差なし役の2バイトデータ群との境界を第1データ境界と呼び、当該第1データ境界となる設定差なし役の2バイトデータ群の先頭アドレスの値を第1データ境界値と呼ぶ。また、設定差なし役の2バイトデータ群と設定差あり役の1バイトデータ群との境界、すなわち設定差なし役の判定値データ群と設定差あり役の判定値データ群との境界を第2データ境界と呼び、当該第2データ境界となる設定差あり役の1バイトデータ群の先頭アドレスの値を第2データ境界値と呼ぶ。また、設定差あり役の1バイトデータ群と設定差あり役の2バイトデータ群との境界を第3データ境界と呼び、当該第3データ境界となる設定差あり役の2バイトデータ群の先頭アドレスの値を第3データ境界値と呼ぶ。
次いで、内部抽選処理の制御内容について図15及び図16に基づいて説明する。
図15に示すように、内部抽選処理では、まず、後述の抽選種別設定処理により設定されるデータであり、RAM41cの所定領域に設定されている抽選種別データを0に初期化する(Sb1)。その後、遊技状態判定処理を行って(Sb2)、現在制御されている遊技状態がRT1〜4、内部中(非RT)、BB(非RT)のいずれであるかを判定し、現在の遊技状態を特定可能な遊技状態データをRAM41cの所定領域に設定する。
そして、後述の加算処理で用いる加算値(A)を0に設定する(Sb3)。その後、遊技状態データを参照して、現在の遊技状態がBBであるか否かを判定して(Sb4)、BBであると判定した場合には、Sb3のステップにおいて設定した加算値(A)を所定数(本実施例では、2)に補正する一方、BBでないと判定した場合には、Sb3のステップにおいて設定した加算値(A)を0に維持する。
そして、ROM41bの所定領域に予め登録されているデータ(内部抽選テーブルインデックス(内部抽選テーブルの先頭アドレス))を取得して、現在位置アドレス(HL)に設定して(Sb6)、加算処理を行う(Sb7)。加算処理では、当該処理の開始時に設定されている加算値(A)を現在位置アドレス(HL)に加算して、現在位置アドレス(HL)を加算値(A)分だけ進める処理を行う。
Sb7のステップにおいて加算処理を行うことで、現在位置アドレスは、内部抽選テーブルインデックスにより特定される当該内部抽選テーブルの先頭アドレスから、加算値(A)の値分進められることとなり、現在制御されている遊技状態がBBでない場合には、内部抽選テーブルの先頭アドレス(本実施例では、アドレスna)が現在位置アドレスとなる一方、遊技状態がBBである場合には、内部抽選テーブルの先頭アドレス(アドレスna)から所定数(本実施例では、2)分進んだアドレス(本実施例では、アドレスnb)が現在位置アドレスとなる。
そして、Sb7のステップにおける加算処理により得られた現在位置アドレス(HL)に対応するROM41bの記憶領域に予め記憶されているデータ(非BB中の当選番号の初期値(本実施例では、48)またはBB中の当選番号の初期値(本実施例では、50))を取得して、当選番号(B)の初期値としてRAM41cの所定領域に設定する(Sb8)。その後、現在位置アドレス(HL)を1つ進めて(Sb9)、当該現在位置アドレス(HL)に対応するROM41bの記憶領域に予め記憶されているデータ(検索データ初期アドレス指定データ1または検索データ初期アドレス指定データ2)を取得して、加算値(A)に設定し(Sb10)、加算処理を行う(Sb11)。
Sb11のステップにおいて加算処理を行うことで、現在位置アドレスは、当該加算処理の開始時のアドレス(アドレスna+1またはアドレスnb+1)から加算値(A)の値分進められる。加算値(A)には、Sb10のステップの処理により検索データ初期アドレス指定データ1の値または検索データ初期アドレス指定データ2の値が設定されている。検索データ初期アドレス指定データ1には、当該検索データ初期アドレス指定データ1が記憶されている記憶領域のアドレス(アドレスna+1)から、検索データテーブルにおいて非BB中の当選番号の初期値に対応する抽選対象役の検索データが記憶されている記憶領域のアドレス(例えば、アドレスnd)の1つ前のアドレスまでの差分を示す値が設定されており、検索データ初期アドレス指定データ2には、当該検索データ初期アドレス指定データ2が記憶されている記憶領域のアドレス(アドレスnb+1)から、検索データテーブルにおいてBB中の当選番号の初期値に対応する抽選対象役の検索データが記憶されている記憶領域のアドレス(例えば、アドレスnc)の1つ前のアドレスまでの差分を示す値が設定されている。よって、Sb11のステップの加算処理により、現在制御されている遊技状態がBBでない場合には、検索データテーブルにおいて非BB中の初期値となる当選番号(本実施例では、48)の抽選対象役の検索データのアドレスの1つ前のアドレスが現在位置アドレス(アドレスnd−1)となる一方、遊技状態がBBである場合には、検索データテーブルにおいてBB中の初期値となる当選番号(本実施例では、50)の抽選対象役の検索データのアドレスの1つ前のアドレス(アドレスnc−1)が現在位置アドレス(HL)となる。
Sb11のステップにて加算処理を行った後は、上述のメイン処理の遊技開始待ち処理にてスタートスイッチ7が操作された時点でラッチされた内部抽選用の乱数値を取得して、RAM41cの所定領域に設定する(Sb12)。
そして、当該内部抽選処理における後述の処理によりハズレ及び設定差ありフラグが設定され得るRAM41cの所定領域を0に初期化して、ハズレ及び設定差ありフラグが設定されている場合には、当該フラグをクリアする(Sb13)。ハズレ及び設定差ありフラグは、当該遊技における内部抽選の抽選結果が設定差のある抽選対象役の当選またはハズレであるか否かを特定可能なデータである。
そして、現在位置アドレス(HL)を1進める(Sb14)。これにより、現在位置アドレス(HL)は、遊技状態がBBであるか否かに応じて、検索データテーブルにおいて非BB中の当選番号の初期値に対応する抽選対象役の検索データが記憶されている記憶領域のアドレス(アドレスnd)または、検索データテーブルにおいてBB中の当選番号の初期値に対応する抽選対象役の検索データが記憶されている記憶領域のアドレス(アドレスnc)となる。
そして、当該現在位置アドレス(HL)の値をRAM41cの所定領域に記憶させることで退避させる(Sb15)。その後、当該現在位置アドレス(HL)に対応するROM41bの記憶領域に予め記憶されているデータを取得して(Sb16)、当該データの値を予め定められた判定用値と比較して、当該データが、現在の当選番号(B)に対応する抽選対象役の判定値が遊技状態に応じて変動する旨を示す変動あり判定用データであるか否かを判定する(Sb17)。
Sb14のステップにより1つ進められた現在位置アドレス(HL)により特定されるROM41bの記憶領域(例えば、アドレスnc、アドレスnd、アドレスneの記憶領域等)には、現在の当選番号(B)に対応する抽選対象役が遊技状態に応じて判定値データの変動しない役である場合、例えば、現在位置アドレス(HL)がアドレスncやアドレスnd等である場合には、当該抽選対象役の判定値データを判定値データテーブルから特定するための検索データが予め記憶されている一方で、現在の当選番号(B)に対応する抽選対象役が遊技状態に応じて判定値データの変動する役である場合、例えば、現在位置アドレス(HL)がアドレスne等である場合には、変動あり判定用データが予め記憶されている。抽選対象役の種類にかかわらず、検索データの値は、所定値よりも小さい一方、判定用データの値は、当該所定値よりも必ず大きくなるように設定されており、現在位置アドレス(HL)の記憶領域に記憶されているデータを所定値と比較することで、判定用データであるか否かを判定できるようになっている。
Sb17のステップにおいて、Sb16のステップで取得されたデータが変動あり判定用データであると判定した場合には、Sb15のステップにて退避させた現在位置アドレス(HL)を復帰させて(Sb18)、当該現在位置アドレス(HL)を1つ進める(Sb19)。これにより、現在位置アドレスは、現在の当選番号(B)に対応する抽選対象役についての変動あり判定用データが記憶されているアドレス(例えば、アドレスne)の1つ次アドレス(例えば、アドレスne+1)となる。
そして、該現在位置アドレス(HL)を再び退避させる(Sb20)。その後、現在位置アドレス(HL)に対応するROM41bの記憶領域(例えば、アドレスne+1の記憶領域)に記憶されているデータ(差分データ)を加算値(A)に設定し(Sb21)、加算処理を行う(Sb22)。
Sb22のステップにおいて加算処理を行うことで、現在位置アドレス(HL)は、当該加算処理の開始時のアドレスから加算値(A)の値分進められる。加算値(A)には、Sb21のステップの処理により現在の当選番号(B)の抽選対象役についての変動あり判定用データが記憶されているアドレス(例えば、アドレスne)の1つ次アドレス(例えば、アドレスne+1)に記憶されているデータ(差分データ)が設定されている。当該データ(差分データ)は、現在位置アドレスから、現在の当選番号(B)に対応する抽選対象役について、非RTである場合における判定値データを判定値データテーブルから特定するための検索データが記憶されている記憶領域のアドレス(例えば、アドレスnf)までの差分値を示すデータである。よって、Sb22のステップの加算処理により、現在の当選番号(B)に対応する抽選対象役の非RT時における判定値データの検索データが記憶されている記憶領域のアドレス(アドレスnf)が現在位置アドレス(HL)となる。
Sb22のステップにおいて加算処理を行った後は、スロットマシン1での遊技状態の最大値(RT1〜4のうちの4)からSb2のステップにて設定された遊技状態の現在値(例えば、現在制御されている遊技状態がRT1である場合は、1)を減算することで、遊技状態の最大値と現在値との差分値を算出し、当該差分値を加算値(A)に設定する(Sb23)。また、Sb23のステップにて設定した加算値(A)に1加算して得られる値が遊技状態の最大値未満となる場合には、加算値(A)を1加算した値に修正し、加算値(A)に1加算して得られる値が遊技状態の最大値以上となる場合には、加算値(A)を0に修正する(Sb24)。そして、更に加算処理を行う(Sb25)。
Sb25のステップにおいて加算処理を行うことで、現在位置アドレス(HL)は、当該加算処理の開始時のアドレスから加算値(A)の値分進められる。加算値(A)には、Sb23のステップ及びSb24のステップにより、遊技状態の最大値+1と現在値との差分値または補正値(例えば、現在の遊技状態がRT2である場合には、3、現在の遊技状態が非RT(内部中、BB)である場合には、0等)が設定されており、現在位置アドレス(HL)が加算値(A)の分進められることで、現在制御されている遊技状態の検索データが記憶されている記憶領域のアドレスまで進められることとなる。また、加算処理では、加算値(A)の分進められた新たな現在位置アドレス(HL)に対応するROM41bの記憶領域に記憶されているデータ(本実施例では、現在の遊技状態の検索データの値)が取得される。
Sb25のステップにおいて加算処理を行った後は、当該加算処理により取得された現在の遊技状態の検索データに基づいて、現在の当選番号(B)に対応する抽選対象役が現在の遊技状態において内部抽選での抽選対象であるか否かを判定する(Sb26)。一方、Sb17のステップにおいてSb16のステップで取得されたデータが変動あり判定用データでないと判定した場合には、Sb18〜Sb25のステップの処理を行わず、Sb16のステップにおいて取得されたデータすなわち遊技状態にかかわらず判定値データが変動しない抽選対象役の検索データに基づいてSb26のステップの処理を行って、抽選対象であるか否かを判定する。
検索データは、内部抽選での抽選対象である場合には、所定値以上の値(本実施例では、1以上の値)が設定される一方、内部抽選での抽選対象でない場合には、所定値未満の値(本実施例では、0)が設定されるようになっており、検索データが所定値未満あるか否かを判定することで、現在の当選番号(B)の抽選対象役が抽選対象であるか否かを判定できるようになっている。
Sb26のステップにおいて、現在の当選番号(B)に対応する抽選対象役が現在の遊技状態において内部抽選での抽選対象であると判定した場合には、現在位置アドレス(HL)に対応するROM41bの記憶領域に記憶されている検索データを取得し、加算値(A)に設定する(Sb27)。また、後述の処理により設定されるデータであり、RAM41cの所定領域に設定されている種別係数E及び抽選判定用データEDを0に初期化する(Sb28)。
そして、Sb27のステップにおいて取得した検索データの値を上述の判定値データテーブルの第1データ境界値と比較することで、当該検索データに基づいて特定される現在の当選番号(B)に対応する抽選対象役の判定値データが、設定差なし役の1バイトデータであるか否かを判定する(Sb29)。検索データの値が第1データ境界値より小さい場合には、当該検索データに基づいて特定される判定値データが設定差なし役の1バイトデータであると判定する。一方、検索データの値が第1データ境界値以上である場合には、当該検索データに基づいて特定される判定値データが設定差なし役の1バイトデータでないと判定する。
Sb29のステップにおいて、検索データに基づいて特定される判定値データが設定差なし役の1バイトデータであると判定した場合には、種別係数Eを0で維持して、後述するSb36に進む。一方、当該判定値データが設定差なし役の1バイトデータでないと判定した場合には、種別係数Eを1加算して1に更新した後(Sb30)、Sb27のステップにおいて取得した検索データの値を、上述の判定値データテーブルの第2データ境界値と比較することで、当該検索データに基づいて特定される判定値データが、設定差なし役の2バイトデータであるか否かを判定する(Sb31)。検索データの値が第1データ境界値よりも大きく、かつ第2データ境界値より小さい場合には、当該検索データに基づいて特定される判定値データが設定差なし役の2バイトデータであると判定する。一方、検索データの値が第2データ境界値以上である場合には、当該検索データに基づいて特定される判定値データが設定差なし役の2バイトデータでないと判定する。
Sb31のステップにおいて、検索データに基づいて特定される判定値データが設定差なし役の2バイトデータであると判定した場合には、種別係数Eを1で維持して、後述するSb36に進む。一方、当該判定値データが設定差なし役の2バイトデータでないと判定した場合には、種別係数Eを1加算して2に更新し(Sb32)、ハズレ及び設定差ありフラグをRAM41cの所定領域に設定する(Sb33)。その後、Sb27のステップにおいて取得した検索データの値を、上述の判定値データテーブルの第3データ境界値と比較することで、当該検索データに基づいて特定される判定値データが、設定差あり役の1バイトデータであるか否かを判定する(Sb34)。検索データの値が第2データ境界値よりも大きく、かつ第3データ境界値より小さい場合には、当該検索データに基づいて特定される判定値データが設定差あり役の1バイトデータであると判定する。一方、検索データの値が第3データ境界値以上である場合には、当該検索データに基づいて特定される判定値データが設定差あり役の1バイトデータでないと判定する。
Sb34のステップにおいて、検索データに基づいて特定される判定値データが設定差あり役の1バイトデータであると判定した場合には、種別係数Eを2で維持して、後述するSb36に進む。一方、当該判定値データが設定差あり役の1バイトデータでないと判定した場合であり、当該判定値データが設定差あり役の2バイトデータである場合には、種別係数Eを1加算して3に更新した後(Sb35)、Sb36に進む。
図16に示すように、Sb36のステップでは、ROM41bの所定領域に記憶されている判定値データテーブルの基準アドレスを取得して、現在位置アドレス(HL)を判定値データテーブルの先頭アドレスを設定し(Sb36)、加算処理を行う(Sb37)。
Sb37のステップにおいて加算処理を行うことで、現在位置アドレス(HL)は、当該加算処理の開始時のアドレスから加算値(A)の値分進められる。加算値(A)には、Sb27のステップにより、現在の当選番号に対応する抽選対象役の検索データが設定されており、現在位置アドレス(HL)には、Sb36のステップにより判定値データテーブルの先頭アドレスが設定されているので、現在位置アドレス(HL)が加算値(A)の分進められることで、判定値データテーブルにおいて現在の当選番号に対応する抽選対象役の判定値データが記憶されている記憶領域の先頭アドレス(例えば、アドレスma、アドレスmb、アドレスmc、アドレスmd、アドレスme、アドレスmf、アドレスmg等)が現在位置アドレス(HL)となる。
Sb37のステップにおいて加算処理を行った後、設定値チェック処理を行い(Sb38)、現在のスロットマシン1に設定されている設定値を取得し、当該設定値を1減算して補正した値を加算値(A)に設定する(Sb39)。
そして、上述のSb28〜Sb35のステップにおいて設定された種別係数Eを参照して、Sb27のステップにおいて取得された検索データに基づいて特定される判定値データが設定差あり役のデータであるか否かを判定する(Sb40)。Sb40のステップにおいて、種別係数Eの値が2以上であり、検索データに基づいて特定される判定値データが設定差あり役のデータであると判定した場合には、さらに種別係数Eに基づいて当該判定値データが設定差あり役の2バイトデータであるか否かを判定する(Sb41)。Sb41のステップにおいて、種別係数Eの値が3であり、当該判定値データが設定差あり役の2バイトデータであると判定した場合には、Sb39のステップにおいて設定された加算値(A)を2倍に更新する(Sb42)。
そして、Sb41のステップにおいて、当該判定値データが設定差あり役の2バイトデータであると判定した場合には、Sb42のステップにおいて2倍に更新した加算値(A)を現在位置アドレス(HL)に加算した後(Sb43)、後述するSb44のステップへ進む。また、Sb41のステップにおいて、当該判定値データが設定差あり役の2バイトデータでないと判定した場合には、Sb39のステップにおいて設定された加算値(A)を現在位置アドレス(HL)に加算した後(Sb43)、Sb44のステップへ進む。一方、Sb40のステップにおいて、種別係数Eの値が2より小さく、検索データに基づいて特定される判定値データが設定差あり役の判定値データでない、すなわち設定差なし役の判定値データであると判定した場合には、Sb41〜Sb43のステップの処理を行わずに、Sb44のステップへ進む。
Sb43のステップにおいて、現在位置アドレス(HL)に加算値(A)が加算することで、加算値(A)にはSb43のステップで設定値に応じた値が設定されるので、スロットマシン1に現在設定されている設定値に応じて判定値データの変動する役である場合には、判定値テーブル基準アドレスに検索データの値が加算されたアドレス(例えば、アドレスme、アドレスmg等)に、さらに設定値に応じた値(例えば、設定値が6である場合には、5アドレス分または10アドレス分)が加算されたアドレス(例えば、アドレスme+5、アドレスmg+10等)が現在位置アドレス(HL)として設定されている状態でSb44のステップに進む。一方、Sb40のステップにおいて検索データに基づいて特定される判定値データが設定差あり役の判定値データでないと判定され、Sb43のステップの処理が行われない場合、すなわち検索データに基づいて特定される判定値データが設定差なし役の判定値データである場合には、判定値テーブル基準アドレスに検索データの値が加算されたアドレス(例えば、アドレスma、アドレスmb、アドレスmc、アドレスmd等)が現在位置アドレス(HL)として設定されている状態でSb44のステップに進む。
そして、Sb44のステップでは、Sb37のステップまたはSb43のステップにおいて設定された現在位置アドレス(HL)により特定されるROM41bの記憶領域に予め記憶されている判定値データを取得し、抽選判定用データの1バイト目D(下位バイト)に設定する。その後、種別係数Eに基づいて当該判定値データが1バイトデータであるか否かを判定する(Sb45)。Sb45のステップにおいて、種別係数Eが0または2であり、当該判定値データが1バイトデータでないと判定した場合、すなわち当該判定値データが2バイトデータである場合には、現在位置アドレス(HL)を1つ進めた後(Sb46)、当該現在位置アドレス(HL)により特定されるROM41bの記憶領域に予め記憶されている判定値データを取得し、抽選判定用データの2バイト目E(上位バイト)に設定して(Sb47)、Sb48のステップへ進む。一方、Sb45のステップにおいて、種別係数Eが0または2であり、当該判定値データが1バイトデータであると判定した場合には、Sb46及びSb47のステップの処理を行わず、Sb48のステップへ進む。
そして、Sb48のステップでは、内部抽選用の乱数値に抽選判定用データ値を加算する(Sb48)。
そして、Sb48のステップにて内部抽選用の乱数値に抽選判定用データ値を加算した後、及びSb26のステップにおいて、現在の当選番号(B)に対応する抽選対象役が現在の遊技状態において内部抽選での抽選対象でないと判定した場合には、Sb49のステップに進み、Sb15またはSb20のステップのうち最後に行われたステップにおいてRAM41cの所定領域に退避させていた現在位置アドレス(HL)を復帰させる(Sb49)。これにより、現在位置アドレス(HL)として、検索データテーブルにおける現在の当選番号(B)の検索データが記憶されているROM41bの記憶領域のアドレスが、再び設定されることとなる。
そして、Sb26のステップにおいて現在の当選番号(B)の抽選対象役が抽選対象であると判定された場合には、Sb48のステップにおいて抽選判定用データが加算された後の内部抽選用の乱数値に基づいて、現在の当選番号(B)の抽選対象役が当選したか否かを判定し(Sb50)、Sb26のステップにおいて現在の当選番号(B)の抽選対象役が抽選対象でないと判定された場合には、抽選判定用データが加算されていない内部抽選用の乱数値に基づいて、現在の当選番号(B)の抽選対象役が当選したか否かを判定する(Sb50)。
Sb50のステップでは、抽選判定用データが加算された後の内部抽選用の乱数値が所定数(本実施例では、65536)を上回っており、当該内部抽選用の乱数値がオーバーフローしている場合には、現在の当選番号(B)の抽選対象役が当選したと判定し、Sb54のステップに進む。一方、Sb50のステップでは、抽選判定用データが加算された後の内部抽選用の乱数値が所定数(本実施例では、65536)を上回っておらず、当該内部抽選用の乱数値がオーバーフローしていない場合には、現在の当選番号(B)の抽選対象役は当選していないと判定し、当選番号(B)を1減算した後(Sb51)、減算後の当選番号(B)が0であるか否かを判定する(Sb52)。
Sb52のステップにおいて、減算後の当選番号(B)が0でないと判定した場合には、Sb13のステップに戻り、Sb13〜Sb50またはSb52までのステップの処理を繰り返し行う。一方、Sb52のステップにおいて、減算後の当選番号(B)が0である判定した場合には、現在制御されている遊技状態に応じて抽選対象となり得るすべての当選番号(本実施例では、非BB中は、1〜48、BB中は、49〜50)について当選か否かの判定が行われたが、いずれの当選番号についても当選したかった、すなわちハズレであると判定して、ハズレ及び設定差ありフラグをRAM41cの所定領域に設定した後(Sb53)、Sb54のステップに進む。
そして、Sb54のステップでは、Sb50のステップにて当選と判定したときの当選番号(B)またはSb52のステップにより減算された後の当選番号(B)(ハズレの場合の0)を抽選結果としてRAM41cの所定領域に設定する(Sb54)。その後、当該当選結果に基づいて、小役のみの当選番号を取得して小役番号としてRAM41cの所定領域に設定する。例えば、抽選結果に基づいてBBと小役が同時に当選する抽選対象役(例えば、BB+中段チェリー1等)が当選している場合には、当該小役のみが当選する抽選対象役(例えば、中段チェリー1等)の当選番号を取得し、小役番号として設定する。
そして、BBの当選が持ち越されている旨を示すBBの内部中フラグがRAM41cの所定領域に設定されているか否かを判定し(Sb56)、当該BBの内部中フラグが設定されていないと判定した場合には、Sb54のステップにおいて設定された抽選結果に基づいてBBが当選したか否かを判定し(Sb57)、BBが当選したと判定した場合には、BBの内部中フラグをRAM41cの所定領域に設定し(Sb58)、当該遊技においてBBが当選したことで内部中に移行される旨を特定可能なBB初当たりフラグをRAM41cの所定領域に設定した後(Sb59)、内部抽選処理を終了させて、メイン処理に戻る。一方、Sb56のステップにおいて内部中フラグが設定されていると判定した場合、及びSb57のステップにおいてBBが当選していないと判定した場合には、Sb58及びSb59のステップの処理を行うことなく、内部抽選処理を終了させて、メイン処理に戻る。
このように、内部抽選処理において決定する当選番号は、入賞の発生が許容される抽選対象役の役番号と、いずれの抽選対象役の入賞の発生も許容されないハズレに対応する番号(0)と、を含む。
また、内部抽選処理において抽選対象となる抽選対象役は、設定値に応じて当選される割合の異なる設定差あり役と、設定値に関わらず当選される割合が同じ設定差なし役と、を含む。
また、内部抽選処理では、当選番号を決定する段階において、当選番号が設定差あり役の役番号である場合に、設定差のある抽選対象役の当選またはハズレである旨を示すハズレ及び設定差ありフラグをRAM41cの所定領域に設定する。
また、内部抽選処理では、当選番号を決定する段階において、当選番号がいずれの抽選対象役も当選していないハズレである場合に、設定差のある抽選対象役の当選またはハズレである旨を示すハズレ及び設定差ありフラグをRAM41cの所定領域に設定する。
また、内部抽選処理では、抽選対象役が設定値に応じて当選される割合の異なる設定差あり役であるか、設定値に関わらず当選される割合が同じ設定差なし役であるか、に応じて種別係数Eを設定する処理を行う。そして、該種別係数Eを設定する際に、設定差あり役であると判定して種別係数E(2、3)を設定した場合には、設定値に応じた判定値データを選択するために現在位置アドレスを進める処理を行う一方で、設定差なし役である場合には、当該処理を行わないように処理することで、設定差あり役であると判定した場合と、設定差なし役であると判定した場合と、で異なる処理を行うようになっている。
また、内部抽選処理では、種別係数Eを設定する処理を行う際に、設定差なし役であるか否かを判定して、設定差なし役でないと判定した場合に、その後、設定差あり役であるか否かを判定する構成であり、設定差なし役であるか否かを判定して設定差なし役でないと判定したときに、ハズレ及び設定差ありフラグをRAM41cの所定領域に設定するようになっている。
また、内部抽選処理では、予め定められたすべての抽選対象役について当選しているか否かを順次判定する処理を行い、すべての抽選対象役について処理が終了して、いずれの抽選対象役も当選していないと判定される場合にハズレと決定して、当選番号として所定値(本実施例では、0)を設定する。そして、当該すべての抽選対象役について当選しているか否かを判定する処理が終了して、すべての抽選対象役について当選していないと判定したときに、ハズレ及び設定差ありフラグを設定するようになっている。
また、内部抽選処理では、特別役(BB)が当選したときに、BBの持越し中である旨を特定可能な内部中フラグ及び当該遊技にてBBが当選した旨を特定可能なBB初当たりフラグをRAM41cの所定領域に設定する。そして、当該遊技の終了時にBB初当たりフラグをクリアし、当選しているBBが入賞したときに内部中フラグをクリアするようになっている。
尚、本実施例では、内部抽選処理の開始時に、RAM41cの所定領域に設定されている抽選種別を初期化する構成であるが、抽選種別を抽選種別設定処理が開始されるときまでに初期化する構成でも良く、例えば、当該遊技の開始時において行われる遊技開始待ち処理、前回の遊技の終了時に行われる遊技終了時設定処理等において抽選種別を初期化する構成でも良い。
また、内部抽選において当選役の判定に用いられる判定値データ(以下、判定値数と呼ぶ場合がある)が記憶されている判定値データテーブルでは、判定値データは、抽選対象役毎に定められており、各抽選対象役に予め割り当てられた役番号の数字が大きい順にROM41bの所定領域に格納されている。
具体的には、判定値データのデータ構造では、設定差なしのカテゴリの役に定められた判定値のデータと、設定差ありのカテゴリの役に定められた判定値のデータとが区分されている。例えば、設定差ありの役番号(例えば、14、27、28、30、33、34)の抽選対象役の判定値のデータは、その他の設定差なしの役の判定値のデータと区分されている。このように、設定差の有無に応じて判定値のデータの配置箇所が分かれている。
設定差なしのカテゴリの役に定められた判定値のデータのうち、1バイトデータに収まる判定値のデータ(設定差なし1バイトデータ)と、1バイトデータに収まらないが2バイトデータに収まる判定値のデータ(設定差なし2バイトデータ)とで区分されている。尚、1バイトデータに対応する判定値数は256である。このため、256を超える判定値数が定められた抽選対象役は、2バイトデータ内に配置される。例えば、1バイトデータに収まる判定値数(例えば、4等)の中段チェリー1は、1バイトデータ内に配置されている。一方、1バイトデータに収まらないが2バイトデータに収まる判定値数(例えば、1149等)の左ベル1は、2バイトデータ内に配置されている。このように、設定差の有無及びバイトデータの容量に応じて判定値のデータの配置箇所が分かれている。
さらに、設定差なし1バイトデータにおいては、互いに同じ判定値数が定められた抽選対象役は、判定値のデータがまとめられている。例えば、互いに同じ判定値数(例えば、4等)が定められた中段チェリー1、2は、判定値のデータがまとめられている。さらに、設定差なし1バイトデータにおいては、役番号の数字が大きい順に各抽選対象役に定められた判定値のデータが格納されている。例えば、設定差なし1バイトデータにおいては、役番号48の中段チェリー1、役番号47の中段チェリー2の順に判定値のデータが配置されている。また、設定差なし2バイトデータにおいては、互いに同じ判定値数が定められた抽選対象役は、判定値のデータがまとめられている。例えば、互いに同じ判定値数(例えば、1149等)が定められた抽選対象役(例えば、左ベル1〜4、中ベル1〜4、右ベル1〜4等)は、判定値のデータがまとめられている。このように、設定差なしの抽選対象役のうち、判定値数が同じ抽選対象役同士はまとめられている。さらに、設定差なし2バイトデータにおいては、役番号の数字が大きい順に各抽選対象役に定められた判定値のデータが格納されている。例えば、設定差なし2バイトデータにおいては、役番号26の左ベル1、役番号25の左ベル2の順に判定値のデータが配置されている。
設定差ありの抽選対象役に定められた判定値のデータのうち、1バイトデータに収まる判定値のデータ(設定差あり1バイトデータ)と、1バイトデータに収まらないが2バイトデータに収まる判定値のデータ(設定差あり2バイトデータ)とが区分されている。例えば、1バイトデータに収まる各設定値に対応する判定値数(例えば、22〜69等)のBBは、1バイトデータ内に配置されている。さらに、設定差あり1バイトデータにおいては、役番号の数字が大きい順に各抽選対象役に定められた判定値のデータが格納されている。例えば、設定差あり1バイトデータにおいては、役番号34のBB、役番号33のBB+強チェリー2の順に判定値のデータが配置されている。また、1バイトデータに収まらないが2バイトデータに収まる各設定値に対応する判定値数(例えば、3074〜4254等)のベルは、2バイトデータ内に配置されている。さらに、設定差あり2バイトデータにおいては、役番号の数字が大きい順に各抽選対象役に定められた判定値のデータが格納されている。例えば、設定差あり2バイトデータにおいては、役番号27のベル、役番号14の1枚役の順に判定値のデータが配置されている。このように、設定差ありの抽選対象役のうち、判定値数が同じ抽選対象役同士はまとめられ、さらに役番号の数字が大きい順に各抽選対象役に定められ判定値のデータが格納されている。
[抽選種別及び抽選種別設定処理について]
次に、本実施例のメイン制御部41が行う抽選種別設定処理の制御内容及び当該抽選種別設定処理により設定される抽選種別について、図17〜図19に基づいて説明する。
図17に示しように、メイン制御部41が設定する抽選種別には、抽選種別0〜4が含まれる。設定種別0は、内部抽選の抽選結果が設定差あり役であり、かつ有利区間関連の抽選(有利区間抽選、AT抽選)を行う対象でない役である旨を特定可能なデータであり、設定差があり、かつ有利区間抽選・AT抽選なしの役(図7参照)である抽選対象役に対して付与され得る。また、設定種別1は、内部抽選の抽選結果が設定差なし役であり、かつ有利区間関連の抽選(有利区間抽選、AT抽選)を行う対象でない役である旨を特定可能なデータであり、設定差がなく、かつ有利区間抽選・AT抽選なしの役(図7参照)である抽選対象役に対して付与され得る。また、設定種別2は、内部抽選の抽選結果が設定差なし役であり、かつ有利区間関連の抽選(有利区間抽選、AT抽選)を低確率αで行う対象の役である旨を特定可能なデータであり、設定差がなく、かつ有利区間抽選・AT抽選ありの役(図7参照)のうち予め定められた第1群の抽選対象役に対して付与され得る。また、設定種別3は、内部抽選の抽選結果が設定差なし役であり、かつ有利区間関連の抽選(有利区間抽選、AT抽選)を中確率β(低確率αよりも高い確率)で行う対象の役である旨を特定可能なデータであり、設定差がなく、かつ有利区間抽選・AT抽選ありの役(図7参照)のうち予め定められた第2群の抽選対象役に対して付与され得る。また、設定種別4は、内部抽選の抽選結果が設定差なし役であり、かつ有利区間関連の抽選(有利区間抽選、AT抽選)を高確率γ(低確率α及び中確率βよりも高い確率)で行う対象の役である旨を特定可能なデータであり、設定差がなく、かつ有利区間抽選・AT抽選ありの役(図7参照)のうち予め定められた第3群の抽選対象役に対して付与され得る。
また、メイン制御部41は、抽選種別0〜4をRAM41cの所定領域に設定することが可能であり、上述の内部抽選処理により抽選種別を初期化することで0に設定され、メイン処理により後述の実行条件が成立したと判定される場合に後述の抽選種別設定処理が行われることで、当該抽選種別設定処理により抽選種別は0から所定の値(1〜4)に更新されるようになっている。
具体的には、図18に示すように、抽選種別設定処理では、まず、上述のメイン処理における内部抽選処理(Sa2)にてRAM41cの所定領域に設定されている当選番号を取得した後(Sc1)、抽選種別選択処理を行って(Sc2)、抽選種別テーブルを用いて当選番号に対応して予め定められている抽選種別の値(1〜4のいずれか)を特定して選択する。そして、当該抽選種別選択処理により選択された値を当該遊技中の抽選種別としてRAM41cの所定領域に設定する(Sc3)。その後、抽選種別設定処理を終了させて、メイン処理に戻る。
図19(a)に示すように、抽選種別選択処理にて用いられる抽選種別テーブルでは、設定差なし役の当選番号に対応する抽選種別(1〜4)が規定されており、当選番号に基づいて対応する抽選種別を特定可能となっている。例えば、当選番号が49、32、31、29、26〜15、13〜1である場合には、これらの当選番号に基づいて抽選種別1を特定可能である。また、当選番号が45、44、41〜38である場合には、これらの当選番号に基づいて抽選種別2を特定可能である。当選番号が46、43、42、35である場合には、これらの当選番号に基づいて抽選種別3を特定可能である。当選番号が50、48、47、37、36である場合には、これらの当選番号に基づいて抽選種別4を特定可能である。
これにより、抽選種別設定処理を行うことで、内部抽選処理によりハズレ及び設定差ありフラグが設定されない場合、すなわち内部抽選の抽選結果が設定差なし役(図7参照)である場合には、内部抽選にて当選している抽選対象役の当選番号に応じて抽選種別1〜4を設定するようになっている。
一方、上述のように、内部抽選処理によりハズレ及び設定差ありフラグが設定されている場合には、抽選種別設定処理を行わないので、内部抽選処理のSb1のステップにおいて初期化されたときの値で抽選種別を維持することで、内部抽選の抽選結果が設定差あり役(図7参照)である場合及びいずれの役も当選しないハズレである場合には、内部抽選にて当選している抽選対象役の当選番号(ハズレを含む)に基づかずに抽選種別0を設定するようになっている。
ハズレ及び設定差ありフラグが設定されているか否かに基づいてメイン制御部41が抽選種別設定処理を行うこと及び当該処理を行わないことによる抽選種別の付与結果を図19(b)に示す。
図19(b)に示すように、ハズレ及び設定差ありフラグが設定されているか否かに基づいて抽選種別設定処理を行うこと及び当該処理を行わないことで、設定差あり役である抽選対象役(当選番号:34、33、30、28、27、14)及びハズレ(当選番号:0)に対して抽選種別0が設定される。また、設定差なし役のうちの第1群の抽選対象役(当選番号:49、32、31、29、26〜15、13〜1)に対して抽選種別1が設定される。また、設定差なし役のうちの第2群の抽選対象役(当選番号:45、44、41〜38)に対して抽選種別2が設定される。また、設定差なし役のうちの第3群の抽選対象役(当選番号:46、43、42、35)に対して抽選種別3が設定される。また、設定差なし役のうちの第4群の抽選対象役(当選番号:50、48、47、37、36)に対して抽選種別4が設定されることとなる。
このように、抽選種別設定処理では、抽選種別を当選番号に応じた値に更新することが可能であり、抽選種別には、有利区間抽選、AT抽選を行わない旨を示す抽選種別0、1、有利区間抽選、AT抽選を行う旨を示す抽選種別2〜4を含む。また、抽選種別0は、設定あり役である旨を示し、抽選種別1〜4は、設定なし役である旨を示す。
また、抽選種別0〜4は、複数種類の当選番号に対応する抽選種別を含み、抽選種別設定処理では、複数の当選番号に対して共通の値の抽選種別が設定され得るようになっている。
尚、本実施例では、メイン制御部41は、抽選種別に基づいて有利区間抽選、AT抽選を行う対象役であるか否かを特定可能であり、有利区間処理(Sb7)及びAT抽選処理(Sb8)において、設定されている抽選種別に基づいて有利区間抽選、AT抽選の対象役であると特定される場合に、有利区間抽選、AT抽選を行い、当該抽選に当選することで有利区間に移行させたり、ATに制御する構成であるが、抽選種別に基づいて有利区間に移行させるか否かや、有利区間に制御するゲーム数を上乗せするか否かといった有利区間に関する制御の内容を特定可能であり、メイン制御部41は、抽選種別に基づいて直接的に有利区間に関する制御を行う構成でも良い。
例えば、図20に示すように、抽選種別として0〜4等を含み、抽選種別0は、設定差あり役であり、有利区間に関連する制御を行わないように制御する役である旨を特定可能なデータとし、抽選種別1は、設定差なし役であり、有利区間に関連する制御を行わないように制御する役である旨を特定可能なデータとし、抽選種別2は、設定差なし役であり、有利区間に移行されていない場合には、有利区間に移行させるように制御する一方で、有利区間に移行されてATに制御されている場合には、ATに制御するゲーム数を上乗せしないように制御する役である旨を特定可能なデータとし、抽選種別3は、設定差なし役であり、有利区間に移行されていない場合には、有利区間に移行させるように制御する一方で、有利区間に移行されてATに制御されている場合には、ATに制御するゲーム数を上乗せするように制御する役である旨を特定可能なデータとし、抽選種別4は、設定差なし役であり、有利区間に移行されていない場合には、有利区間に移行させるように制御する一方で、有利区間に移行されてATに制御されている場合には、ATに制御するゲーム数を抽選種別3より多く上乗せするように制御する役である旨を特定可能なデータとして、抽選種別を設定した後の各種処理では、メイン制御部41は、当該抽選種別に基づいて有利区間に関する制御を行う構成でも良い。このような構成では、内部抽選のみで有利区間への移行の有無の決定やATに制御するゲーム数の上乗せ数の決定を行うことができ、有利区間に関する制御を簡素化することができる。
例えば、図32に示すように、メイン制御部41が、内部抽選(Za1)により決定された当選番号を取得し(Za2)、当該当選番号が設定差あり役またはハズレの当選番号であるか否かを判定し(Za3)、設定差あり役またはハズレの当選番号でない場合に、設定種別設定処理を行って(Za4〜Za6)、抽選種別1〜4を設定する一方、設定差あり役またはハズレの当選番号である場合に、抽選種別0を設定し(Za7)、その後、有利区間処理(Za8)、AT抽選処理(Za9)を行うことで、抽選種別0〜4に基づいて有利区間抽選やAT抽選を行う構成では、設定差あり役またはハズレの当選番号に直接的に基づいて抽選種別0が設定されて、有利区間処理やAT抽選処理が行われることとなってしまう。
これに対して、本実施例では、内部抽選処理において、当該処理の開始時に抽選種別を0に初期化し、その後、当選番号を決定する段階で、抽選結果である当選番号が設定差あり役である場合及びいずれの抽選対象役も当選しないハズレである場合にハズレ及び設定差ありフラグを設定し、メイン処理において、ハズレ及び設定差ありフラグが設定されているか判定して、当該フラグが設定されてない場合には、抽選種別設定処理を行って、抽選種別の値を当選番号に応じた値に更新し、当該フラグが設定されている場合には、抽選種別設定処理を行わず、抽選種別の値を初期値(0)で維持することで、当選番号に応じた抽選種別を設定する構成である。このような構成では、内部抽選の抽選結果が設定値に応じて当選となる割合が異なる役(ハズレを含む)である場合には、ハズレ及び設定差ありフラグが設定されていることに基づいて抽選種別設定処理を行わないように制御し、抽選種別の値を初期値(0)に維持することで、抽選種別を設定するので、設定値に応じて当選となる割合が異なる役(ハズレを含む)について当選番号に基づかずに抽選種別を設定することが可能である。
[作用効果1]
従来のスロットマシンとして、設定値に応じて当選確率が異なる入賞と、設定値に関わらず当選確率が共通の入賞と、を備え、設定値に関わらず当選確率が共通の入賞が当選した場合には、遊技者にとって有利な特典を付与し得る一方で、設定値に応じて当選確率が異なる入賞が当選した場合には特典を付与しないように構成したものがある。
このような構成のスロットマシンでは、設定値に関わらず当選確率が同じ入賞が当選した場合には、遊技者にとって有利な特典を付与し得る一方で、設定値に応じて当選確率が異なる入賞が当選した場合には特典を付与しないようにする場合に、特典を付与するか否かを決定する際に、当選した入賞の種類を確認し、その結果に応じて特典を付与するか否かを決定することとなるが、入賞の種類毎に設定値に応じて当選確率が異なる役であるか同じ役であるかを特定する必要があり、特典を付与するか否かを決定する際の処理が煩雑なものとなってしまう。
これに対して、本実施例のスロットマシン1は、メイン制御部41により各種処理を実行可能であり、抽選種別設定処理を行うことで、内部抽選処理により決定された当選番号に応じた抽選種別を設定可能であり、有利区間処理及びAT抽選処理を行うことで、抽選種別を用いて遊技者にとって有利な有利区間に関連する有利関連処理として、有利区間へ移行させるか否かを決定する有利区間抽選及びATの制御を行うか否かを決定するAT抽選を行うことが可能であり、複数種類の設定値1〜6のうちからいずれかの設定値を設定可能な構成であり、内部抽選処理において決定する当選番号は、入賞の発生が許容される抽選対象役の役番号と、いずれの抽選対象役の入賞の発生も許容されないハズレに対応する番号(0)と、を含み、さらに抽選対象役は、設定値に応じて当選される割合の異なる設定差あり役と、設定値に関わらず当選される割合が同じ設定差なし役と、を含む構成であり、スロットマシンは、内部抽選処理において当選番号を決定する段階において、当選番号が設定差あり役の役番号である場合に、設定差のある抽選対象役の当選またはハズレである旨を示すハズレ及び設定差ありフラグを設定可能であり、メイン処理においてハズレ及び設定差ありフラグが設定されているか否かを判定して、当該フラグが設定されている場合には、抽選種別設定処理を行わないように制御することで、ハズレ及び設定差ありフラグが設定されている場合には、抽選種別1〜4を抽選種別設定処理により設定せず、ハズレ及び設定差ありフラグが設定されていない場合には、内部抽選処理において設定された当選番号に応じた抽選種別1〜4を抽選種別設定処理により設定する構成である。
この構成によれば、内部抽選処理において当選番号を決定する段階において、当選番号の抽選対象役が設定値に応じて当選される割合の異なる設定差あり役である場合に設定差のある抽選対象役の当選またはハズレである旨を示すハズレ及び設定差ありフラグを設定し、当該フラグが設定されている場合には抽選種別設定処理により抽選種別1〜4を設定せず、当該フラグが設定されていない場合には、当選番号に応じた抽選種別を抽選種別設定処理により設定し、設定された抽選種別を用いて有利区間に関連する有利区間処理及びAT抽選処理が行われるので、有利区間処理及びAT抽選処理に用いられる抽選種別を設定する際に、個々の当選番号が設定値に応じて当選される割合の異なる役であるか同じ役であるかを判断する必要がなく、ハズレ及び設定差ありフラグが設定されているか否かによって、設定値に応じて当選される割合の異なる役であるか同じ役であるかを容易に特定することができる。
本実施例のスロットマシン1は、メイン制御部41により各種処理を実行可能であり、抽選種別設定処理を行うことで、内部抽選処理により決定された当選番号に応じた抽選種別を設定可能であり、有利区間処理及びAT抽選処理を行うことで、抽選種別を用いて遊技者にとって有利な有利区間に関連する有利関連処理として、有利区間へ移行させるか否かを決定する有利区間抽選及びATの制御を行うか否かを決定するAT抽選を行うことが可能であり、複数種類の設定値1〜6のうちからいずれかの設定値を設定可能な構成であり、内部抽選処理において決定する当選番号は、入賞の発生が許容される抽選対象役の役番号と、いずれの抽選対象役の入賞の発生も許容されないハズレに対応する番号(0)と、を含み、さらに抽選対象役は、設定値に応じて当選される割合の異なる設定差あり役と、設定値に関わらず当選される割合が同じ設定差なし役と、を含む構成であり、スロットマシンは、内部抽選処理において当選番号を決定する段階において、当選番号がいずれの抽選対象役も当選していないハズレを示す番号(0)である場合に、設定差のある抽選対象役の当選またはハズレである旨を示すハズレ及び設定差ありフラグを設定可能であり、メイン処理においてハズレ及び設定差ありフラグが設定されているか否かを判定して、当該フラグが設定されている場合には、抽選種別設定処理を行わないように制御することで、ハズレ及び設定差ありフラグが設定されている場合には、抽選種別1〜4を抽選種別設定処理により設定せず、ハズレ及び設定差ありフラグが設定されていない場合には、内部抽選処理において設定された当選番号に応じた抽選種別1〜4を抽選種別設定処理により設定する構成である。
この構成によれば、内部抽選処理において当選番号を決定する段階において、当選番号がいずれの抽選対象役も当選していないハズレを示す番号(0)である場合に設定差のある抽選対象役の当選またはハズレである旨を示すハズレ及び設定差ありフラグを設定し、当該フラグが設定されている場合には抽選種別設定処理により抽選種別1〜4を設定せず、当該フラグが設定されていない場合には、当選番号に応じた抽選種別を抽選種別設定処理により設定し、設定された抽選種別を用いて有利区間に関連する有利区間処理及びAT抽選処理が行われるので、有利区間処理及びAT抽選処理に用いられる抽選種別を設定する際に、個々の当選番号が設定値に応じて当選される割合の異なる役であるか同じ役であるかを判断する必要がなく、ハズレ及び設定差ありフラグが設定されているか否かによって、設定値に応じて当選される割合の異なる役であるか同じ役であるかを容易に特定することができる。
本実施例のスロットマシン1は、内部抽選処理において、抽選対象役が設定値に応じて当選される割合の異なる設定差あり役であるか、設定値に関わらず当選される割合が同じ設定差なし役であるか、に応じて種別係数Eを設定する処理を行い、該種別係数Eを設定する処理により設定差あり役であると判定して種別係数E(2、3)を設定した場合には、設定値に応じた判定値データを選択するために現在位置アドレスを進める処理を行う一方で、設定差なし役である場合には、当該処理を行わないように処理することで、設定差あり役であると判定した場合と、設定差なし役であると判定した場合と、で異なる処理を行う構成であり、種別係数Eを設定する処理では、設定差なし役であるか否かを判定して、設定差なし役でないと判定した場合に、設定差あり役であるか否かを判定する構成であり、種別係数Eを設定する処理において、設定差なし役であるか否かを判定した際に、設定差なし役でないと判定した場合にハズレ及び設定差ありフラグを設定する構成である。
この構成によれば、内部抽選処理において設定差あり役であるか、設定差なし役であるか、に応じて異なる処理を行うために、いずれの役であるかを判定して種別係数Eを設定する処理を利用して、ハズレ及び設定差ありフラグを設定することで、当該フラグを設定するために設定差あり役であるかを個別に判定することなく該フラグを設定することができる。
尚、本実施例では、メイン制御部41は、内部抽選処理にて種別係数Eを設定する処理において、設定差なし役であるか否かを判定した際に、設定差なし役でないと判定した場合にハズレ及び設定差ありフラグを設定する構成であるが、現在の当選番号(B)の判定値データが設定差あり役のものであるか否かを種別係数Eに基づいて判定する処理を行い(Sb40)、設定差あり役のものであると判定した場合に所定処理(Sb41〜Sb43)を行う際に、ハズレ及び設定差ありフラグを設定する構成、すなわち所定処理(Sb41〜Sb43)を行うための分岐となる判定処理(Sb40)を利用してハズレ及び設定差ありフラグを設定する構成でも良い。このような構成では、所定処理を行うための判定処理を利用して、ハズレ及び設定差ありフラグを設定することで、当該フラグを設定するために設定差あり役であるかを個別に判定することなく該フラグを設定することができる。
本実施例のスロットマシン1は、内部抽選処理において当選番号を決定する段階において、内部抽選の抽選結果がいずれいの役も当選しないハズレである場合にハズレ及び設定差ありフラグを設定可能であり、内部抽選処理では、すべての抽選対象役について抽選対象役毎に当選しているか否かを判定する処理を行い、すべての抽選対象役について当選していないと判定した場合にハズレと決定する構成であり、内部抽選処理においてすべての抽選対象役について当選していないと判定した場合にハズレ及び設定差ありフラグを設定する構成である。
この構成によれば、内部抽選処理において抽選対象役について当選しているか否かを判定ための処理を利用して、ハズレ及び設定差ありを設定することで、当該フラグを設定するために内部抽選結果がハズレであるかを個別に判定することなく当該フラグを設定することができる。
本実施例のスロットマシン1は、抽選種別設定処理を行うことで、抽選種別を当選番号に応じた値に更新することが可能であり、抽選種別には、有利区間抽選、AT抽選を行わない旨を示す抽選種別0を含む構成である。
この構成によれば、有利区間抽選を行う有利区間処理やAT抽選を行うAT抽選処理において、設定されている抽選種別を参照することで、内部抽選の抽選結果である当選番号やハズレ及び設定差ありフラグを参照することなく、有利区間抽選、AT抽選を行わないことを特定することができる。
本実施例のスロットマシン1は、抽選種別設定処理を行うことで、内部抽選により決定された当選番号に応じた抽選種別1〜4を設定することが可能な構成であり、内部抽選処理において、当該処理の開始時であり、いずれかの抽選対象役が当選しているか否かを判定する前のタイミングで、抽選種別を初期化することで抽選種別0を設定し、メイン処理において、ハズレ及び設定差ありフラグが設定されているか否かを判定して、当該フラグが設定されている場合には、抽選種別設定処理を行わないことで、抽選種別1〜4が前記種別設定領域に設定されないことにより、内部抽選処理の開始時に設定された抽選種別0が維持される構成である。
この構成によれば、内部抽選の抽選結果が設定値に応じて決定される割合の異なる設定差あり役となる場合に、以前のゲームにおいて設定された抽選種別の値が残ってしまうことを防止できる。
本実施例のスロットマシン1は、内部抽選処理及び抽選種別設定処理を行うことで、内部抽選により決定された当選番号に応じた抽選種別0〜4を設定することが可能な構成であり、抽選種別0〜4は、複数種類の当選番号に対応する抽選種別を含む構成である。
この構成によれば、内部抽選の抽選結果である当選番号が異なっていても、共通の抽選種別を設定することが可能であり、対応する抽選種別が共通の場合に、有利区間処理やAT抽選処理において、共通の抽選種別が設定されていることに基づいて共通の処理を行わせることができる。
本実施例のスロットマシン1は、内部抽選処理において設定差あり役が当選した場合及びいずれの抽選対象役も当選しなかった場合にハズレ及び設定差ありフラグを設定可能であり、メイン処理では、ハズレ及び設定差ありフラグが設定されているか否かを判定して、当該フラグが設定されていない場合に、抽選種別設定処理を行うこと構成であり、抽選種別設定処理では、内部抽選処理により設定された当選番号が設定差なし役である場合であって、有利区間抽選やAT抽選の対象となる設定差なし役である場合には、抽選種別2〜4を設定し、当選番号が有利区間抽選やAT抽選の対象とならない設定差なし役である場合には、抽選種別1を設定する構成である。
この構成によれば、内部抽選の抽選結果が設定値に応じて当選される割合の異なる設定差あり役であるために有利区間抽選やAT抽選を行わない場合と、内部抽選の抽選結果が設定値にかかわらず当選される割合が同じ設定差なし役であっても有利区間抽選やAT抽選を行わない場合と、で異なる抽選種別を設定して区別した制御を行うことが可能となる。
[作用効果2]
従来のスロットマシンとして、ボーナス等への移行を伴う特別入賞の当選が持ち越されていない場合に遊技者にとって有利な特典を付与し得る一方で、特別入賞の当選が持ち越されている場合には特典を付与しないように構成したものがある。
このような構成のスロットマシン1では、特別入賞の当選が持ち越されていない場合に遊技者にとって有利な特典を付与し得る一方で、特別入賞の当選が持ち越されている場合には特典を付与しないようにする場合に、特典を付与するか否かを決定する際に、特別入賞の当選が持ち越されているか否かを確認し、その結果に応じて特典を付与するか否かを決定することとなるが、前回のゲームにおける特別入賞の当選状況と今回のゲームにおける特別入賞の当選状況などを比較する必要があり、特典を付与するか否かを決定する際の処理が煩雑なものとなってしまう。
これに対して、本実施例のスロットマシン1は、メイン制御部41により各種処理を実行可能であり、抽選種別設定処理を行うことで、内部抽選処理により決定された当選番号に応じた抽選種別を設定可能であり、有利区間処理及びAT抽選処理を行うことで、抽選種別を用いて遊技者にとって有利な有利区間に関連する有利関連処理として、有利区間へ移行させるか否かを決定する有利区間抽選及びATの制御を行うか否かを決定するAT抽選を行うことが可能であり、特別役の図柄組合せが遊技の結果としてリール2L、2C、2Rに停止することで、特別状態としてBB(ビックボーナス)に制御することが可能であり、内部抽選にて特別役が当選し、当該特別役の図柄組合せがリール2L、2C、2Rに停止しなかったときに、当該特別役の当選を次以降の遊技に持ち越すことが可能であり、内部抽選処理において、当該遊技において特別役が当選した場合には、特別役が当選している旨を示す内部中フラグを設定すること及び当該遊技において特別役が当選したことを示すBB初当たりフラグを設定するとともに、当選番号を決定する段階において、特別役の当選が持ち越されている場合には、内部中フラグが設定され、かつBB初当たりフラグが設定されていない状態となる構成であり、メイン処理において内部中フラグ及びBB初当たりフラグが設定されているか否かを判定して、BB初当たりフラグが設定されていないが、内部中フラグが設定されている場合には、抽選種別設定処理を行わないように制御することで、抽選種別1〜4を抽選種別設定処理により設定させない一方で、BB初当たりフラグが設定されており、かつ内部中フラグが設定されている場合、及びBB初当たりフラグと内部中フラグとが共に設定されていない場合には、抽選種別設定処理を行うように制御して、内部抽選処理において設定された当選番号に応じた抽選種別1〜4を当該抽選種別設定処理により設定させる構成である。
この構成によれば、内部抽選処理において当選番号を決定する段階において、特別役の当選が持ち越されている場合には、内部中フラグが設定され、かつBB初当たりフラグが設定されていない状態となり、BB初当たりフラグが設定されていないが、内部中フラグが設定されている場合には抽選種別設定処理により抽選種別1〜4を設定せず、BB初当たりフラグが設定されており、かつ内部中フラグが設定されている場合、及びBB初当たりフラグと内部中フラグとが共に設定されていない場合には、当選番号に応じた抽選種別を抽選種別設定処理により設定し、設定された抽選種別を用いて有利区間に関連する有利区間処理及びAT抽選処理が行われるので、有利区間処理及びAT抽選処理に用いられる抽選種別を設定する際に、前回の遊技における特別役の当選状況と今回の遊技における特別役の当選状況との比較を行うことなく、内部中フラグ及びBB初当たりフラグの設定状況によって、特別役の当選が持ち越されているか否かを容易に特定することができる。
尚、本実施例では、メイン制御部41は、内部抽選処理において、抽選結果に応じてハズレ及び設定ありフラグをRAM41cの所定領域に設定することが可能であるとともに、BBの内部中フラグが設定されていない状況であり、かつ当該遊技においてBBが当選したと判定した場合に、BBの内部中フラグ及びBB初当たりフラグをRAM41cの所定領域に設定することが可能であり、その後、メイン処理において、ハズレ及び設定ありフラグ、BBの内部中フラグ及びBB初当たりフラグの設定状況を判定して、ハズレ及び設定ありフラグが設定されておらず、かつBB初当たりフラグが設定されている場合、及びハズレ及び設定ありフラグが設定されておらず、かつBB初当たりフラグ及びBBの内部中フラグが設定されていない場合に、抽選種別設定処理を行って、当選番号に応じた抽選種別を設定する構成であるが、内部抽選処理において、抽選結果に応じてハズレ及び設定ありフラグをRAM41cの所定領域に設定することが可能であるとともに、BBが当選して内部中に移行された後、少なくとも1の遊技が行われたが、依然BBの当選が持ち越されている状況であると判定されるとき(例えば、本実施例の内部抽選処理におけるSb56のステップによりBBの内部中フラグが設定されていると判定したときに等)に、ハズレ及び設定ありフラグをRAM41cの所定領域に設定して、メイン処理において、ハズレ及び設定ありフラグが設定されていない場合に、抽選種別設定処理を行う構成でも良い。このような構成では、メイン処理において、ハズレ及び設定ありフラグが設定されているか否かを判定するのみで、BBの内部中でない状態でBBに当選した場合には、抽選種別設定処理を行うようにする一方で、BBの当選が持ち越されている状況であるときには、抽選種別設定処理を行わないように制御することができる。
本実施例のスロットマシン1は、抽選種別設定処理を行うことで、抽選種別を当選番号に応じた値に更新することが可能であり、抽選種別には、有利区間抽選、AT抽選を行わない旨を示す抽選種別0を含む構成である。
この構成によれば、有利区間抽選を行う有利区間処理やAT抽選を行うAT抽選処理において、設定されている抽選種別を参照することで、内部抽選の抽選結果である当選番号や内部中フラグを参照することなく、有利区間抽選、AT抽選を行わないことを特定することができる。
本実施例のスロットマシン1は、抽選種別設定処理を行うことで、内部抽選により決定された当選番号に応じた抽選種別1〜4を設定することが可能な構成であり、内部抽選処理において、当該処理の開始時であり、いずれかの抽選対象役が当選しているか否かを判定する前のタイミングで、抽選種別を初期化することで抽選種別0を設定し、メイン処理において、内部中フラグが設定されているか否かを判定して、当該フラグが設定されている場合には、抽選種別設定処理を行わないことで、抽選種別1〜4が前記種別設定領域に設定されないことにより、内部抽選処理の開始時に設定された抽選種別0が維持される構成である。
この構成によれば、特別役の当選が持ち越されている場合に、以前のゲームにおいて設定された抽選種別の値が残ってしまうことを防止できる。
本実施例のスロットマシン1は、内部抽選処理において特別役の当選が持ち越されている場合に内部中フラグを設定可能であり、メイン処理では、内部中フラグが設定されているか否かを判定して、当該フラグが設定されていない場合に、抽選種別設定処理を行う構成であり、抽選種別設定処理では、内部抽選処理により設定された当選番号が設定差なし役である場合であって、有利区間抽選やAT抽選の対象となる設定差なし役である場合には、抽選種別2〜4を設定し、当選番号が有利区間抽選やAT抽選の対象とならない設定差なし役である場合には、抽選種別1を設定する構成である。
この構成によれば、特別役の当選が持ち越されているために有利区間抽選やAT抽選を行わない場合と、特別役の当選が持ち越されていない場合であっても有利区間抽選やAT抽選を行わない場合と、で異なる抽選種別を設定して区別した制御を行うことが可能となる。
[作用効果3]
従来のスロットマシンとして、設定値に応じて当選確率が異なる入賞と、設定値に関わらず当選確率が共通の入賞と、を備え、設定値に関わらず当選確率が共通の入賞が当選した場合には、遊技者にとって有利な特典を付与し得る一方で、設定値に応じて当選確率が異なる入賞が当選した場合には特典を付与しないように構成したものがある。
このような構成のスロットマシンでは、設定値に関わらず当選確率が同じ入賞が当選した場合には、遊技者にとって有利な特典を付与し得る一方で、設定値に応じて当選確率が異なる入賞が当選した場合には特典を付与しないようにする場合に、特典を付与するか否かを決定する際に、当選した入賞の種類を確認し、その結果に応じて特典を付与するか否かを決定することとなるが、入賞の種類毎に設定値に応じて当選確率が異なる役であるか同じ役であるかを特定する必要があり、特典を付与するか否かを決定する際の処理が煩雑なものとなってしまう。
これに対して、本実施例のスロットマシン1は、メイン制御部41により各種処理を実行可能であり、抽選種別設定処理を行うことで、内部抽選処理により決定された当選番号に応じた抽選種別を設定可能であり、有利区間処理及びAT抽選処理を行うことで、抽選種別を用いて遊技者にとって有利な有利区間に関連する有利関連処理として、有利区間へ移行させるか否かを決定する有利区間抽選及びATの制御を行うか否かを決定するAT抽選を行うことが可能であり、複数種類の設定値1〜6のうちからいずれかの設定値を設定可能な構成であり、内部抽選処理において決定する当選番号は、入賞の発生が許容される抽選対象役の役番号と、いずれの抽選対象役の入賞の発生も許容されないハズレに対応する番号(0)と、を含み、さらに抽選対象役は、設定値に応じて当選される割合の異なる設定差あり役と、設定値に関わらず当選される割合が同じ設定差なし役と、を含む構成であり、抽選種別設定処理では、内部抽選により決定された当選番号がハズレまたは設定差あり役である場合には、抽選種別0が設定される一方、選番号が有利区間抽選、AT抽選の対象となる設定差なし役である場合には、抽選種別2〜4が設定され、また、当選番号が有利区間抽選、AT抽選の対象とならない設定差なし役である場合には、抽選種別1が設定され、有利区間処理及びAT抽選処理では、抽選種別0または抽選種別1が設定されている場合には、有利区間抽選、AT抽選を行わず、抽選種別2〜4が設定されている場合には、当該抽選種別2〜4を用いて有利区間抽選、AT抽選を行う構成である。
この構成によれば、内部抽選処理において決定された当選番号がハズレまたは設定差あり役である場合、すなわち設定値に応じて当選となる割合の異なる役である場合には、抽選種別0が設定され、内部抽選処理において決定された当選番号が有利区間抽選、AT抽選の対象となる設定差なし役である場合、すなわち設定値に応じて当選となる割合が同じ役であり、かつ有利区間抽選、AT抽選の対象となる役である場合には、抽選種別2〜4が設定され、内部抽選処理において決定された当選番号が有利区間抽選、AT抽選の対象とならない設定差なし役である場合、すなわち設定値に応じて当選となる割合が同じ役であるが有利区間抽選、AT抽選の対象とならない役である場合には、抽選種別1が設定され、抽選種別0または抽選種別1が設定されている場合には、有利区間抽選、AT抽選を行わず、抽選種別2〜4が設定されている場合には、当該抽選種別2〜4を用いて有利区間抽選、AT抽選を行うので、有利区間抽選、AT抽選を行う際に、内部抽選にて当選した役が設定値に応じて当選となる割合の異なる役であるか同じ役であるかを個々に判断する必要がなく、抽選種別によって、設定値に応じて当選となる割合の異なる役であるか同じ役であるかを容易に特定することができる。
また、内部抽選処理において決定された当選番号がハズレまたは設定差あり役である場合、すなわち設定値に応じて当選となる割合の異なる役である場合には、抽選種別0が設定され、内部抽選処理において決定された当選番号が有利区間抽選、AT抽選の対象とならない設定差なし役である場合、すなわち設定値に応じて当選となる割合が同じ役であるが有利区間抽選、AT抽選の対象とならない役である場合には、抽選種別1が設定されるので、内部抽選処理において決定された当選番号が設定値に応じて当選となる割合の異なる役であるために有利区間抽選、AT抽選を行わない場合と、当選番号が設定値に応じて当選となる割合の同じ役であっても有利区間抽選、AT抽選を行わない場合と、で区別した制御を行うことが可能となる。
本実施例のスロットマシン1は、内部抽選処理において当選番号を決定する段階において、当選番号がいずれの抽選対象役も当選しない旨を示すハズレまたは設定差あり役である場合に設定差のある抽選対象役の当選またはハズレである旨を示すハズレ及び設定差ありフラグを設定可能であるとともに、内部抽選処理において、当該処理の開始時であり、いずれかの抽選対象役が当選しているか否かを判定する前のタイミングで、抽選種別を初期化することで抽選種別0を設定し、メイン処理において、ハズレ及び設定差ありフラグが設定されているか否かを判定して、当該フラグが設定されている場合には、抽選種別設定処理を行わないことで、抽選種別1〜4が前記種別設定領域に設定されないことにより、内部抽選処理の開始時に設定された抽選種別0が維持される構成である。
この構成によれば、有利区間抽選、AT抽選に用いられる抽選種別2〜4または抽選種別1を設定する際に、個々の当選番号が設定値に応じて当選となる割合の異なる設定差あり役であるか同じ設定差なし役であるかを判断する必要がなく、ハズレ及び設定差ありフラグが設定されているか否かによって、設定差あり役であるか設定差なし役であるかを容易に特定することができる。また、内部抽選処理の開始時に抽選種別を初期化するので、内部抽選処理により決定された当選番号が、設定差あり役である場合に、以前の遊技における抽選種別1〜4が残ってしまうことを防止できる。
尚、本実施例では、遊技者にとって有利な有利状態として、遊技者にとって有利となる有利区間を適用する構成であるが、遊技者にとって有利な表示結果が導出される確率、遊技者にとって有利な表示結果の導出が許容される確率が通常よりも高くなる状態、遊技者にとって有利な表示結果を導出させるための操作態様が報知される状態、遊技者にとって有利な特典が付与される確率が通常よりも高くなる状態等を適用する構成であれば良い。
また、本実施例では、有利状態に関連する有利関連処理には、有利状態に制御するか否かを決定する処理であり、有利区間に移行させるか否かを決定する有利区間抽選を抽選種別に基づいて行う有利区間処理や、有利状態の有利度を変更する処理であり、ATに制御するか否かの決定やATのゲーム数を上乗せするか否かを決定するAT抽選を抽選種別に基づいて行うAT抽選処理、これらの処理に用いられる抽選種別を設定する抽選種別設定処理等が該当する。また、有利区間に移行させる旨の決定がされたことで、有利区間に移行させる処理、有利区間への移行に伴い有利区間LED25を点灯制御する処理なども該当する。また、例えば、内部抽選の抽選結果に基づいて有利区間に移行させるか否かの決定や、ATに制御するか否かの決定、ATのゲーム数を決定する構成においては、有利状態に関連する有利関連処理として、内部抽選の抽選結果に基づいて有利区間に移行させる処理、ATに制御する処理、ATのゲーム数を上乗せする処理等も該当する。
[BB示唆演出について]
中段チェリー1、2、及び強チェリー1は、単独当選することもあるし、BBと同時当選することもある。このようなBBと同時当選可能な抽選対象役が当選したときには、当該抽選対象役が当選したゲーム以降のゲームにおいて、BB当選しているか否かを示唆するBB示唆演出が実行され得る。
例えば、強チェリー1に当選したときには、ストップスイッチの操作タイミングに応じて右上がりにチェリー図柄が揃う。このとき、遊技者は、強チェリー1に当選したことを認識でき、さらにBBにも当選していることを期待する。そこで、強チェリー1に当選したゲーム以降でBB示唆演出が実行される。
例えば、BB示唆演出では、キャラクタによるバトル演出が行われ、当該バトル演出の結果として味方キャラクタが敵キャラクタに勝利すればBB当選確定となる。BB当選の確定報知では、例えば、「WIN」の文字画像が液晶表示器51に表示される。そして、BB当選が確定すれば、当選を持ち越しているBBを入賞させることができるゲーム(例えば、内部抽選でハズレになったゲーム)において、7図柄揃いを促す「7を狙え」の文字画像が液晶表示器51に表示される。一方、バトル演出の結果として味方キャラクタが敵キャラクタに敗北すればBB当選がなかったことになる。尚、BB示唆演出は、1ゲーム内で完結するものであっても良いし、複数ゲームに亘る連続演出であっても良い。
このように、BBと同時当選可能な抽選対象役が当選した以降のゲームでBB示唆演出が実行されることにより、BB当選していることに対して遊技者に期待させることができ、遊技の興趣を向上させることができる。
[メイン報知のタイミングについて]
図21は、メイン報知のタイミングについて説明するための図である。図21に示すように、役番号35〜48、50の各移行対象役には、役の種類ごとにメイン報知のタイミングが定められている。
具体的には、BB当選しない移行対象役に当選した場合、先報知が行われる。この場合の先報知タイミングとしては、スタートスイッチ7によるスタート操作時、ストップスイッチによる第1停止操作時、ストップスイッチによる第2停止操作時、ストップスイッチによる第3停止操作時、第3停止操作が離されて表示結果が導出されたとき、払出終了時、及びリプレイ入賞による自動賭数設定の完了時(例えば、3BET目が完了したとき)といった各タイミングが設けられている。例えば、役番号48の中段チェリー1に当選した場合、第3停止操作が離されて表示結果が導出されたときに、有利区間LED25及び遊技補助表示器12の第8セグメントの点灯によってメイン報知が行われる。
BB当選する移行対象役に当選した場合、先報知及び後報知のいずれかが行われる。この場合の先報知タイミングとしては、第3停止操作が離されて表示結果が導出されたタイミングが設けられている。後報知タイミングとしては、BBの図柄組合せが導出されてBB入賞したゲーム内のタイミングが設けられている。メイン制御部41は、BB当選する移行対象役に当選したときに、抽選によって先報知及び後報知のいずれかに決定する(本実施例においては、先報知50%、後報知50%で、それぞれ決定される)。
尚、役の種類ごとに先報知または後報知を行うための処理は、上述の遊技開始待ち処理、リール制御処理、遊技終了処理に含まれており、各処理においてメイン報知を実行するタイミングが特定されるときにメイン報知が行われ、有利区間LED25及び遊技補助表示器12の第8セグメントが点灯されるように制御するようになっている。
[メイン報知及びサブ報知の点灯態様について]
図22を参照しながら、メイン制御部41による有利区間ランプ19の点灯制御によって行われるメイン報知と、サブ制御部91によるCZランプ57及びATランプ58の点灯制御によって行われるサブ報知とについて説明する。図22は、メイン報知及びサブ報知の態様について説明するための図である。CZランプ57が点灯することでCZへの制御中である旨を示唆すること、及びATランプ58が点灯することでATへの制御中である旨を示唆することをまとめてサブ報知とも称する。
先ず、通常区間におけるメイン報知について説明する。通常区間においては、メイン報知は行われない。具体的には、図22に示すように、通常区間においては、有利区間ランプ19は、消灯したままである。
次に、通常区間におけるサブ報知について説明する。通常区間においては、サブ報知は行われない。具体的には、通常区間においては、CZランプ57及びATランプ58は、いずれも消灯しており、CZやATの文字が表示されない。
次に、有利区間におけるメイン報知について説明する。有利区間においては、メイン報知が行われる。しかし、メイン報知は、有利区間の種類に応じてその態様を変化させない。具体的には、有利区間では、CZ、通常AT、有利AT、特別ATの順に遊技区間が昇格し得る。先ず、通常区間からCZに移行すると、有利区間ランプ19が白色に点灯する。その後、CZから通常AT、有利AT、特別ATの順に遊技区間が昇格しても、有利区間ランプ19は白色に点灯したままである。
このように、メイン報知では、有利区間の種類に関わらず一定の態様で有利区間の制御中である旨が示唆される。
尚、メイン報知における有利区間ランプ19の点灯色は、図22に示す例(白色)に限らず、青色や黄色など他の色であっても良い。また、メイン報知における有利区間ランプ19の点灯態様は、図22に示す例(点灯)に限らず、点滅など他の態様であっても良い。ただし、いずれの態様を採用したとしても、メイン報知では、有利区間の種類に関わらず一定の態様で有利区間の制御中である旨が示唆される。
次に、有利区間におけるサブ報知について説明する。有利区間においては、サブ報知が行われる。さらに、サブ報知は、有利区間の種類に応じてその態様を変化させる。具体的には、通常区間からCZに移行すると、CZランプ57が白色で点灯する。CZランプ57が点灯することで、CZランプ57において「CZ」の文字が表示される。その後、CZから通常ATに移行すると、CZランプ57が消灯し、代わりにATランプ58が白色で点灯する。CZランプ57が消灯することで、CZランプ57において「CZ」の文字が消えるが、ATランプ58が点灯することで、ATランプ58において「AT」の文字が表示される。
その後、通常ATから有利ATに移行すると、ATランプ58が赤色で点灯する。このように、通常ATから有利ATに移行すると、ATランプ58の点灯色が変化する。その後、有利ATから特別ATに移行すると、ATランプ58が点灯から点滅に変わる。このように、有利ATから特別ATに移行すると、ATランプ58の点灯態様が変化する。
このように、サブ報知では、有利区間の種類に応じた態様で有利区間の制御中である旨が示唆される。
尚、サブ報知におけるCZランプ57の点灯色は、図22に示す例(白色)に限らず、青色や黄色など他の色であっても良い。また、サブ報知におけるCZランプ57の点灯態様は、図22に示す例(点灯)に限らず、点滅など他の態様であっても良い。同様に、サブ報知におけるATランプ58の点灯色は、図22に示す例(通常ATが白色、有利AT及び特別ATが赤色)に限らない。例えば、通常AT、有利AT、及び特別ATのそれぞれが異なる点灯色で点灯しても良い。また、サブ報知におけるATランプ58の点灯態様は、図22に示す例(通常AT及び有利ATが点灯、特別ATが点滅)に限らない。例えば、通常AT、有利AT、及び特別ATのそれぞれが異なる点灯態様で点灯しても良い。具体的には、通常ATが点灯、有利ATが遅い点滅、特別ATが早い点滅であっても良い。
以上、図22に示すように、メイン制御部41による有利区間ランプ19の点灯制御によって行われるメイン報知では、有利区間の種類に関わらず一定の態様で有利区間の制御中である旨が示唆される。一方、サブ制御部91によるCZランプ57及びATランプ58の点灯制御によって行われるサブ報知では、有利区間の種類に応じた態様で有利区間の制御中である旨が示唆される。
メイン制御部41が備えるRAM41cは、サブ制御部91が備えるRAM91cよりも記憶容量が小さい。このため、メイン報知の態様を、有利区間の種類に関わらず一定にすることで、記憶容量の増大を極力抑えることができる。また、メイン制御部41による有利区間の制御中である旨の示唆に係る処理負担の増大を極力抑えることもできる。一方、サブ制御部91が備えるRAM91cでは、サブ報知に必要なデータをある程度記憶させておくことができる。このため、サブ報知の態様を、有利区間の種類に応じて変化させることで、メイン報知による有利区間の制御中である旨の示唆の簡素化を補うことができる。
具体的には、メイン報知は、通常区間であるか、あるいは有利区間であるかのみを遊技者に示唆するものであり、有利区間の種類までは示唆することができない。しかし、サブ報知によって有利区間の種類までは示唆することで、遊技の興趣を向上させることができる。
[メイン報知のタイミング及びBB示唆演出の有無の一例について]
図23〜図26は、メイン報知のタイミング及びBB示唆演出の有無の一例について説明するための図である。
図23(a)は、移行対象役がBBと同時当選し、かつ有利区間当選によって先報知が行われる場合の一例を示す。図23(a)に示すように、タイミングt1で移行対象役がBBと同時当選しかつ有利区間当選した場合、当該移行対象役が当選したゲーム内のタイミングt2で先報知が行われる。その後、タイミングt3で有利区間に制御される。また、このとき、BB示唆演出の実行が開始する。
複数ゲームに亘ってBB示唆演出が実行された後、内部抽選でハズレになったタイミングt4でBB当選の確定報知が行われる。例えば、内部抽選でハズレになったゲームのスタート操作時に「WIN」の文字画像が液晶表示器51に表示され、その後、7図柄揃いを促す「7を狙え」の文字画像が液晶表示器51に表示される。タイミングt5においてBBが入賞すると、次のゲームのタイミングt6からBBに制御される。それ以降は、BB中における有利区間となる。
図23(b)は、移行対象役がBBと同時当選し、かつ有利区間当選しなかった場合の一例を示す。図23(b)に示す例では、図23(a)に示す例と異なり、メイン報知が行われず有利区間にも制御されない。それ以外の制御については、図23(a)に示す例と同じである。
図24(c)は、移行対象役がBBと同時当選せず、かつ有利区間当選によって先報知が行われる場合の一例を示す。さらに、図24(c)は、BB示唆演出が実行される場合の一例である。尚、BB当選していないため、このBB示唆演出は所謂ガセ演出になる。
図24(c)に示すように、タイミングt1で移行対象役が単独当選しかつ有利区間当選した場合、当該移行対象役が当選したゲーム内でBBに制御されるか否かを示唆する発展演出が実行される。そして、当該ゲーム内のタイミングt2で先報知が行われる。その後、タイミングt3で有利区間に制御される。また、このとき、BB示唆演出の実行が開始する。
複数ゲームに亘ってBB示唆演出が実行されている期間では、前兆状態に制御され、BB示唆演出が実行された後のタイミングt4でBB当選のハズレ報知(例えば、「LOSE」の文字画像が液晶表示器51に表示)が行われると、それ以降、BBへは制御されないが、CZに制御される。このように、先報知が行われないときに発展演出が実行された後にBB示唆演出が実行されると、BBへの制御に対して遊技者に期待させることができる。また、BB当選のハズレ報知が行われてBBに制御されなくとも、それ以降はCZに制御されるため、遊技の興趣を向上させることができる。
図24(d)は、移行対象役がBBと同時当選せず、かつ有利区間当選によって先報知が行われる場合の一例を示す。図24(d)に示す例では、図24(c)に示す例と異なり、BB示唆演出が実行されない。例えば、タイミングt1で移行対象役が単独当選しかつ有利区間当選した場合、当該移行対象役が当選したゲーム内でCZ演出が実行される。これにより、遊技者に対してCZへの制御を確定報知することができる。その後、先報知が行われた以降、前兆状態を経由することなくCZに制御される。
図25(e)は、移行対象役がBBと同時当選せず、かつ有利区間当選しなかった場合の一例を示す。さらに、図25(e)は、BB示唆演出が実行される場合の一例である。尚、BB当選していないため、このBB示唆演出は所謂ガセ演出になる。
図25(e)に示すように、タイミングt1で移行対象役が単独当選しかつ有利区間当選しなかった場合、メイン報知が行われない。次のゲームのタイミングt2でBB示唆演出の実行が開始する。
複数ゲームに亘ってBB示唆演出が実行された後、タイミングt3でBB当選のハズレ報知が行われる。例えば、「LOSE」の文字画像が液晶表示器51に表示される。
図25(f)は、移行対象役がBBと同時当選せず、かつ有利区間当選しなかった場合の一例を示す。図25(f)に示す例では、図25(e)に示す例と異なり、BB示唆演出が実行されない。それ以外の制御については、図25(e)に示す例と同じである。
図26(g)は、移行対象役がBBと同時当選し、かつ有利区間当選によって後報知が行われる場合の一例を示す。
図26(g)に示すように、タイミングt1で移行対象役がBBと同時当選しかつ有利区間当選しているが、この例では先報知が行われない。このため、移行対象役に当選したゲームの次ゲームのタイミングt2で待機区間に制御される。また、このとき、BB示唆演出の実行が開始する。
複数ゲームに亘ってBB示唆演出が実行された後、内部抽選でハズレになったタイミングt3でBB当選の確定報知が行われる。タイミングt4においてBBが入賞するときには、後報知が行われる。その後、次のゲームの賭数設定が可能となったタイミングt5からBBに制御されるとともに、有利区間に制御される。それ以降は、BB中における有利区間となる。
以上、図24(c)、(d)に示すように、移行対象役がBBと同時当選せず、かつ有利区間当選したときには、先報知が行われる。このため、移行対象役が当選したゲーム内において、有利区間に制御される旨を遊技者に認識させることができる。一方、図23(b)、図25(e)、図26(g)に示すように、先報知が行われなかったときには、それ以降のタイミングでBB示唆演出が実行される。このため、移行対象役が当選したゲーム内において先報知が行われなかったとしても、BB示唆演出によってBB当選を遊技者に期待させることができる。これにより、遊技者が注目する有利区間への制御の示唆やBBへの制御の示唆について遊技の興趣を向上させることができる。
図23(a)、図26(g)に示すように、移行対象役がBBと同時当選し、かつ有利区間当選したときには、先報知が行われる場合と、後報知が行われる場合とがある。このため、先報知タイミングで先報知が行われなかったとしてもBB当選していることが否定されず、BB当選に対して遊技者に期待させることができる。
図21に示すように、移行対象役がBBと同時当選し、かつ有利区間当選したときには、当選した抽選対象役の種類に応じて異なる割合でメイン報知のタイミングが異なるため、メイン報知のタイミングが単調なものとならず、遊技の興趣を向上させることができる。
図26(g)に示すように、移行対象役がBBと同時当選し、かつ有利区間当選したときには、BB入賞に対応する7図柄揃いが導出された以降で有利区間に制御される。これにより、移行対象役がBBと同時当選し、かつ有利区間当選したときには、BB入賞に対応する7図柄揃いが導出された以降において、移行対象役がBBと同時当選せず、かつ有利区間当選したときと同じように有利区間に制御することができる。
移行対象役の当選を契機に有利区間への移行が決定されるため、有利区間への移行は、入賞結果に関わらない。よって、図23(a)、図24(c)、(d)に示すように、当選した移行対象役が入賞しなくても、先報知が行われる。このため、移行対象役が入賞したか否かに応じてメイン報知が行われるか否かが左右されない。したがって、移行対象役を入賞させることができる遊技者と、入賞させることができない遊技者との間で有利度合いに差が出ない。
[メイン報知の開始と終了について]
図27は、メイン報知の開始について説明するための図である。図27では、BB当選しかつAT当選する役番号36、37の抽選対象役(BB+中段チェリー1、2)に当選し、その後、待機区間を経由してBB入賞したゲームにおいてメイン報知が行われる場合(後報知の場合)についての一例が示されている。例えば、図27に示すタイミングt1は、図26(g)に示すタイミングt3に対応し、図27に示すタイミングt4は、図26(g)に示すタイミングt4に対応する。
図27に示すように、タイミングt1で持ち越しているBBに入賞可能なゲームが開始した後、タイミングt2で第1停止操作が離され、タイミングt3で第2停止操作が離される。タイミングt4で第3停止操作が離されて7図柄揃いの図柄組合せが導出されると、BB入賞が発生する。このとき、メイン制御部41によってフリーズが行われ、タイミングt4からタイミングt5まで遊技の進行が遅延する。この例では、次のゲームのための賭数設定の有効化が遅延する。
タイミングt4では、「BONUS確定」の文字画像が液晶表示器51に表示され、BB入賞したことが遊技者に示唆される。フリーズ中においては、「BONUS確定」の文字画像から「BIG BONUS」の文字画像へと変化し、さらに、「BIG BONUS」の文字画像から「BIG BONUS +AT」の文字画像へと変化する。これにより、フリーズ中において、BBに制御されること、及びATへの移行が確定したことが遊技者に示唆される。
このように、フリーズ中において、AT確定となるBBを示唆する演出が実行される。尚、ATではなくCZの付与が確定する役番号35の抽選対象役(BB+強チェリー1)に当選していた場合、「BIG BONUS +AT」の文字画像へと変化することなく、「BIG BONUS」の文字画像の表示が維持される。また、「BIG BONUS +AT」の文字画像に限らず、「SUPER BIG BONUS」のように、通常のBBよりもATが付与された分、遊技者にとって有利であることを示唆する名称でBB突入を報知しても良い。
タイミングt4でBB入賞に対応する7図柄揃いが導出されたときには、メイン報知(後報知)が行われ、有利区間に制御される。このとき、メイン制御部41によって、外部出力基板1000を介して、スロットマシン1の外部に設けられたデータ表示器に有利区間信号が外部出力される。タイミングt5でフリーズが終了すると、次の遊技のための賭数設定が有効化される。
次に、図28は、メイン報知の終了について説明するための図である。図28では、有利区間の最終ゲームで押し順ベルに当選した場合についての一例が示されている。
図28に示すように、タイミングt1で有利区間の最終ゲームが開始した後、タイミングt2で第1停止操作が離され、タイミングt3で第2停止操作が離される。タイミングt4で第3停止操作が離されて右下がりベルまたは中段ベルの図柄組合せが導出されると、払出が開始する。タイミングt4では、最終ゲームで表示されていた「LAST」の文字画像が液晶表示器51に表示されている。
タイミングt5で払出が完了すると、メイン制御部41によってフリーズが行われ、タイミングt5からタイミングt6まで遊技の進行が遅延する。この例では、次のゲームのための賭数設定の有効化が遅延する。フリーズ中においては、「LAST」の文字画像からリザルト画面へと変化する。リザルト画面では、「RESULT」の文字画像と、有利区間における消化ゲーム数に関する「1000G」の文字画像と、獲得枚数(あるいは払出枚数)に関する「 枚」(具体的な数字はブランクになっている)の文字画像とが表示される。尚、獲得枚数はブランクに限らず、複数種類の数字が回転したり、「?」の文字画像が表示されたりといったように、獲得枚数を遊技者に予想させるような画像が表示されても良い。その後、「RESULT 1000G 2000枚」の文字画像が表示される。このように、フリーズ中にリザルト画面が表示されることで、有利区間における消化ゲーム数及び獲得枚数(あるいは払出枚数)が遊技者に示唆される。
タイミングt6でフリーズが終了したときには、メイン報知が終了するとともに有利区間が終了する。このとき、メイン制御部41による有利区間信号の外部出力も終了する。そして、次のゲームのための賭数設定が有効化される。
尚、図27に示す例は、BB当選しかつ有利区間当選した場合について示しているが、BB当選することなくAT当選した場合についても同様の処理が行われても良い。例えば、役番号48の中段チェリーに当選した場合に、タイミングt4で第3停止操作が離されてチェリー図柄揃いの図柄組合せが導出されたときにフリーズが行われても良い。そして、タイミングt4でチェリー図柄揃いが導出されたときには、メイン報知(先報知)が行われ、有利区間に制御されるとともに、有利区間信号が外部出力されても良い。尚、フリーズやメイン報知は、中段チェリーに当選したことを条件に実行されてもよく、チェリー図柄揃いの図柄組合せが導出されなくても実行されても良い。
さらに、図28に示す例は、押し順ベルに当選した場合について示しているが、通常区間から有利区間に移行する場合と同様に役番号48の中段チェリーに当選した場合についても同様の処理が行われても良い。例えば、中段チェリーに当選した場合に、タイミングt4で第3停止操作が離されてチェリー図柄揃いが導出され、タイミングt5で払出が完了したときにフリーズが行われても良い。そして、タイミングt6でフリーズが終了したときには、メイン報知が終了するとともに有利区間が終了し、有利区間信号の外部出力も終了しても良い。
[メイン報知及びサブ報知の開始について]
図29は、メイン報知及びサブ報知の開始について説明するための図である。図29では、役番号48の中段チェリー1に当選してATが付与される場合の一例と、役番号41のチェリーリプレイ1に当選してCZが付与される場合の一例とが示されている。例えば、図29に示すタイミングt1は、図24(d)に示すタイミングt1に対応し、図29に示すタイミングt4は、図24(d)に示すタイミングt2に対応する。
まず、役番号48の中段チェリー1に当選してATが付与された場合の一例について説明する。タイミングt1で中段チェリー1に当選したゲームが開始した後、タイミングt2で第1停止操作が離され、タイミングt3で第2停止操作が離される。タイミングt4で第3停止操作が離されると、メイン報知(先報知)が行われ、有利区間に制御される。その後、タイミングt5で次のゲームのための賭数設定が行われ、タイミングt6で賭数設定が完了すると、サブ報知が行われる。このときのサブ報知では、ATランプ58が点灯する。
次に、役番号41のチェリーリプレイ1に当選してCZが付与された場合の一例について説明する。タイミングt1でチェリーリプレイ1に当選したゲームが開始した後、タイミングt2で第1停止操作が離され、タイミングt3で第2停止操作が離される。タイミングt4で第3停止操作が離されてチェリーリプレイ1が入賞すると、タイミングt5で次のゲームのための賭数設定が自動的に行われる。タイミングt6で賭数設定が完了すると、メイン報知(先報知)が行われ、有利区間に制御される。その後、タイミングt7で次のゲームのスタート操作が行われ、タイミングt8でリールが回転開始すると、サブ報知が行われる。このときのサブ報知では、CZランプ57が点灯する。
尚、役番号48の中段チェリー1に当選してATが付与される場合と、役番号41のチェリーリプレイ1に当選してCZが付与される場合とで、メイン報知が行われるタイミングは異なる一方で、サブ報知が行われるタイミングは同じであっても良い。このようにすれば、小役及び再遊技役のいずれに当選したのかに関わらず、一定のタイミングでサブ報知が行われるため、有利区間に制御されたことが遊技者に認識させやすくすることができる。また、AT及びCZのいずれに決定されたのかに関わらず、一定のタイミングでサブ報知が行われるため、有利区間に制御されたことが遊技者に認識させやすくすることができる。
[メイン報知及びサブ報知の終了について]
図30は、メイン報知及びサブ報知の終了について説明するための図である。図30では、有利区間の最終ゲームで押し順ベルに当選した場合の一例と、有利区間の最終ゲームで押し順リプレイに当選した場合の一例とが示されている。具体的には、有利区間の終了条件には、有利区間G数が1500ゲームに達することで成立する第1終了条件と、当該第1終了条件以外の終了条件であって、CZゲーム数やATゲーム数などの有利区間に制御するための権利が全て消化されることで成立する第2終了条件とが含まれる。図30では、第1終了条件または第2終了条件が成立する有利区間の最終ゲームで押し順ベルや押し順リプレイに当選した場合の一例について説明する。
まず、有利区間の最終ゲームで押し順ベルに当選した場合の一例について説明する。タイミングt1で有利区間の最終ゲームが開始した後、タイミングt2で第1停止操作が離され、タイミングt3で第2停止操作が離される。有利区間中においては、遊技補助表示器12の第8セグメントのドットを用いてメイン報知が行われている。さらに、タイミングt1で開始したゲーム中では、押し順ベルに当選しているため、遊技補助表示器12の7セグメントを用いて正解手順が報知されている。また、有利区間中においては、サブ報知が行われている。
タイミングt4で第3停止操作が離されて右下がりベルまたは中段ベルの図柄組合せが導出されると、払出が開始する。また、遊技補助表示器12の7セグメントを用いたナビが終了する。一方、遊技補助表示器12の第8セグメントは点灯したままである。
タイミングt5で払出が完了すると、サブ報知が終了する。そして、メイン制御部41によってフリーズが行われ、タイミングt5からタイミングt6まで遊技の進行が遅延する。この間、遊技補助表示器12の7セグメントでは、払出枚数が表示される。タイミングt6でフリーズが終了すると、遊技補助表示器12の第8セグメントが消えることでメイン報知が終了するとともに有利区間が終了する。
尚、遊技補助表示器12の7セグメントを用いたナビは、第3停止操作されたタイミングで終了しても良い。また、遊技補助表示器12の7セグメントを用いたナビは、タイミングt4で第3停止操作が離されて右下がりベルまたは中段ベルの図柄組合せが導出されてからタイミングt5でフリーズが開始するまでに終了しても良い。
次に、有利区間の最終ゲームで押し順リプレイに当選した場合の一例について説明する。タイミングt1で有利区間の最終ゲームが開始した後、タイミングt2で第1停止操作が離され、タイミングt3で第2停止操作が離される。有利区間中においては、遊技補助表示器12の第8セグメントを用いてメイン報知が行われている。さらに、タイミングt1で開始したゲーム中では、押し順リプレイに当選しているため、遊技補助表示器12の7セグメントを用いて正解手順が報知されている。また、有利区間中においては、サブ報知が行われている。
タイミングt4で第3停止操作が離されて押し順リプレイに対応する図柄組合せが導出されると、サブ報知が終了する。そして、タイミングt5でメイン制御部41によってフリーズが行われ、タイミングt5からタイミングt6まで遊技の進行が遅延する。また、遊技補助表示器12の7セグメントを用いたナビが終了する。一方、遊技補助表示器12の第8セグメントは点灯したままである。
タイミングt6でフリーズが終了し、タイミング7で次のゲームの賭数設定が完了するまでに、遊技補助表示器12の第8セグメントが消えることでメイン報知が終了するとともに有利区間が終了する。
尚、遊技補助表示器12の7セグメントを用いたナビは、第3停止操作されたタイミングで終了しても良い。また、遊技補助表示器12の7セグメントを用いたナビは、タイミングt4で第3停止操作が離されて押し順リプレイに対応する図柄組合せが導出されてからタイミングt5でフリーズが開始するまでに終了しても良い。
[作用効果4]
図24(c)、(d)に示すように、移行対象役がBBと同時当選せず、かつ有利区間当選したときには、先報知が行われる。一方、図23(a)、図26(g)に示すように、移行対象役がBBと同時当選し、かつ有利区間当選したときには、先報知が行われる場合と、後報知が行われる場合とがある。これにより、先報知タイミングでメイン報知が行われなかったとしてもBB当選していることが否定されず、BB当選に対して遊技者に期待させることができる。したがって、遊技者が注目するBB状態や有利区間への制御の示唆について遊技の興趣を向上させることができる。また、役番号33のBB+強チェリー2のように、BBとチェリー役との同時当選役であっても、設定差のある抽選対象役が当選した場合には、有利区間への移行が決定されない。これにより、BBに当選した場合であっても必ずしも有利区間に移行するものではないので、遊技が多様となり遊技の興趣を向上させることができる。
図7に示すように、役番号46の強チェリー1に当選したときには有利区間への移行が決定し、役番号35の強チェリー1に当選したときにはBBに当選しかつ有利区間への移行が決定し、役番号33の強チェリー2または役番号32の強チェリー3に当選したときにはBBに当選する。このように、強チェリー役に当選したときには有利区間当選及びBB当選のいずれかとなり、強チェリー役に対応する右上がりチェリーの図柄組合せが導出されたときには遊技者に何らかの恩恵が与えられるため、遊技の興趣を向上させることができる。
図7に示すように、抽選対象役の中には、設定差なしかつ有利区間当選ありの抽選対象役である役番号46の強チェリー1や役番号35のBB+強チェリー1、設定差なしかつ有利区間当選なしの抽選対象役である役番号32のBB+強チェリー3、設定差ありかつ有利区間当選なしの抽選対象役である役番号33のBB+強チェリー2が設けられている。このように、役番号(抽選対象役)を分けて設定差の有無及び有利区間当選の有無を管理することで、内部抽選に用いる判定値の設計が容易になる。
図7に示すように、抽選対象役のそれぞれには役番号が予め定められている。そして、メイン制御部41によって行われる内部抽選では、役番号の大きい抽選対象役から順に判定値数の加算処理が行われ、役番号の大きい抽選対象役から優先的に当選するか否かが判定される。これにより、好適に内部抽選を行うことができる。
図7に示すように、役番号は、有利区間当選するカテゴリの役(役番号35〜48)、特別役のカテゴリの役(役番号32〜34)、小役のカテゴリの役(役番号14〜31)、再遊技役のカテゴリの役(役番号1〜13)の順に大きい数字が割り当てられるように区分されている。このように、抽選対象役をカテゴリに分けてまとめることで、内部抽選に用いる判定値の設計が容易になる。
図7に示すように、役番号は、有利区間当選するカテゴリの役(役番号35〜48)、有利区間当選しないカテゴリの役(役番号1〜34)の順に大きい数字が割り当てられるように区分されている。このように、抽選対象役を有利区間当選の有無に分けてまとめることで、有利区間当選の有無に用いる判定値の管理が容易になる。
図7に示すように、有利区間当選しないカテゴリの役の役番号は、遊技状態(内部中を除くRT状態)に応じて当選確率が変化しないカテゴリの役(役番号13〜34)、遊技状態(内部中を除くRT状態)に応じて当選確率が変化するカテゴリの役(役番号1〜12)の順に大きい数字が割り当てられるように区分されている。このように、抽選対象役をRT状態に応じて当選確率が変動するか否かに分けてまとめることで、内部抽選に用いる判定値の設計が容易になる。
図7及び図21に示すように、有利区間当選するカテゴリの役の役番号は、メイン報知のタイミングが先報知になるカテゴリの役(役番号38〜48)、メイン報知のタイミングが後報知になり得るカテゴリの役(役番号35〜37)の順に大きい数字が割り当てられるように区分されている。このように、抽選対象役をメイン報知のタイミングに分けてまとめることで、内部抽選に用いる判定値の設計が容易になり、またメイン報知に係る処理が容易になる。
尚、本実施例においては、図7に示すように、有利区間当選するカテゴリの役のうち、メイン報知のタイミングが先報知になるカテゴリの役(役番号38〜48)、メイン報知のタイミングが後報知になり得るカテゴリの役(役番号35〜37)の順に大きい数字が割り当てられるように区分されているが、これに限らず、有利区間当選するカテゴリの役のうち、特別役のカテゴリの役が最上位となるように役番号を付与しても良い。
図14に示すように、ROM41bに格納された遊技進行用のプログラムに含まれる判定値数のデータ構造においては、設定差なしの抽選対象役に定められた判定値データと、設定差ありの抽選対象役に定められた判定値データとが区分されている。このように、設定差の有無に応じて判定値データの配置箇所を分けることで、内部抽選に用いる判定値の設計が容易になる。
図14に示すように、設定差なしの抽選対象役に定められた判定値データは、判定値数に対応するバイトデータの容量に応じて1バイトデータと2バイトデータとに区分されている。そして、判定値数のデータ構造においては、設定差なしでありかつ1バイトデータ、設定差なしでありかつ2バイトデータ、設定差ありでありかつ1バイトデータ、設定差ありでありかつ2バイトデータの順に配置されている。このように、設定差の有無及びバイトデータの容量に応じて判定値データの配置箇所を分けることで、内部抽選に用いる判定値の設計が容易になる。
図14に示すように、判定値数のデータ構造においては、判定値数が同じ抽選対象役同士はまとめられており、役番号の大きい順に配置されている。これにより、判定値数のデータ構造に含まれるバイトデータの容量を削減することができる。
図27に示すように、役番号36、37の抽選対象役(BB+中段チェリー1、2)に当選し、待機区間を経由して通常区間から有利区間に移行する場合、タイミングt4で第3停止操作が離されてBB入賞に対応する7図柄揃いが導出された後にフリーズが開始する。そして、メイン報知は、BB入賞に対応する7図柄揃いが導出されたタイミングt4で開始する。一方、図28に示すように、有利区間の最終ゲームで押し順ベルに当選し、当該有利区間から通常区間に移行する場合、タイミングt4で第3停止操作が離されて中段ベルの図柄組合せが導出されてフリーズが開始する。そして、メイン報知は、フリーズが終了したタイミングt6で終了する。このように、通常区間から有利区間に移行する場合と、有利区間から通常区間に移行する場合とのそれぞれにおいて、同じような流れで図柄組合せが導出された後にフリーズが開始するものであるが、メイン報知の開始タイミングとメイン報知の終了タイミングとは異なる。これにより、通常区間から有利区間に移行する場合と、有利区間から通常区間に移行する場合とで、状況に応じて好適に有利区間に制御されていることを示唆することができる。
図27に示す例において、BB当選することなくAT当選する役番号48の中段チェリーに当選して通常区間から有利区間に移行する場合、タイミングt4で第3停止操作が離されてチェリー図柄揃いが導出されたときにフリーズが開始する。そして、メイン報知は、チェリー図柄揃いが導出されたタイミングt4で開始する。一方、図28に示す例において、役番号48の中段チェリーに当選して有利区間から通常区間に移行する場合、タイミングt4で第3停止操作が離されてチェリー図柄揃いが導出されたときにフリーズが開始する。そして、メイン報知は、フリーズが終了したタイミングt6で終了する。このように、通常区間から有利区間に移行する場合と、有利区間から通常区間に移行する場合とのそれぞれにおいて、同じ役番号48の中段チェリーに当選し、かつ同じような流れで図柄組合せが導出された後にフリーズが開始するものであるが、メイン報知の開始タイミングとメイン報知の終了タイミングとは異なる。これにより、通常区間から有利区間に移行する場合と、有利区間から通常区間に移行する場合とで、状況に応じて好適に有利区間に制御されていることを示唆することができる。
図27に示すように、タイミングt4で第3停止操作が離されてチェリー図柄揃いが導出されたときに、フリーズが開始するとともにメイン報知が行われる一方で、フリーズ中においては、サブ制御部91の制御に基づき液晶表示器51によってAT確定となるBBを示唆する演出が実行される。これにより、AT確定となるBBを示唆する演出が実行されるより前にメイン報知が行われるため、メイン報知よりも先に遊技者にAT確定が認識されてしまうことがない。
図28に示すように、メイン報知が終了する前のフリーズ中においてリザルト画面が表示され、有利区間における消化ゲーム数及び獲得枚数(あるいは払出枚数)が遊技者に示唆される。これにより、有利区間における遊技の結果が遊技者に示唆された後にメイン報知が終了するため、遊技者が遊技の結果を確認した後に有利区間が終了するといったように好適な流れで有利区間に係る処理を行うことができる。
図27に示すように、タイミングt4でBB入賞に対応する7図柄揃いが導出されたときにメイン報知が開始するとともに有利区間信号の外部出力が開始する。一方、図28に示すように、フリーズが終了したタイミングt6でメイン報知が終了するとともに有利区間信号の外部出力が終了する。このように、有利区間信号が外部出力されている期間と、メイン報知の継続期間とを合わせることにより、有利区間信号に基づくデータ表示器における有利区間の示唆期間と、有利区間ランプ19における有利区間の示唆期間とが合わないことによって遊技者に不満を感じさせることがない。
図29に示すように、役番号48の中段チェリー1に当選してATが付与された場合、第3停止操作が離されたタイミングt4でメイン報知が開始する。一方、役番号41のチェリーリプレイ1に当選してCZが付与された場合、次のゲームのための賭数設定が完了したタイミングt6でメイン報知が開始する。このように、通常区間から有利区間に移行する契機となった移行対象役がリプレイであるか否かに応じて、メイン報知の開始タイミングが異なるため、好適に有利区間に制御されていることを示唆することができる。さらに、通常区間から有利区間に移行する契機となった移行対象役がリプレイであるか否かに応じて、メイン報知のタイミングが多様になり、遊技の興趣を向上させることができる。
図29に示すように、役番号41のチェリーリプレイ1に当選してCZが付与された場合、次のゲームのための賭数設定が完了したタイミングt6でメイン報知が開始する。これにより、リプレイ当選によって有利区間に移行する場合に行われる自動賭数設定を利用したリプレイ特有のタイミングでメイン報知を開始することができる。
図21に示すように、役番号41のチェリーリプレイ1が当選したことに基づいて有利区間に移行する場合、次のゲームのための賭数設定が完了したタイミングでメイン報知が開始する。一方、役番号40のチェリーリプレイ2が当選したことに基づいて有利区間に移行する場合、第3停止操作が行われたタイミングでメイン報知が開始する。このように、同じ再遊技役であっても、当選した再遊技役の種類に応じてメイン報知が開始するタイミングを異ならせることができ、遊技の興趣を向上させることができる。また、図21に示すように、役番号48の中段チェリー1が当選したことに基づいて有利区間に移行する場合、第3停止操作が離されたタイミングでメイン報知が開始する。一方、役番号47の中段チェリー2が当選したことに基づいて有利区間に移行する場合、スタート操作が行われたタイミングでメイン報知が開始する。このように、同じ小役であっても、当選した小役の種類に応じてメイン報知が開始するタイミングを異ならせることができ、遊技の興趣を向上させることができる。
図21に示すように、役番号が割り当てられた抽選対象役ごとに、メイン報知のタイミングが定められている。これにより、抽選対象役の種類に応じてメイン報知が開始するタイミングを異ならせることができ、遊技の興趣を向上させることができる。
図21に示すように、役番号37のBB+中段チェリー1が当選したことに基づいて有利区間に移行する場合、50%の確率でBB入賞ゲームでメイン報知が開始する。このように、BBに当選したときには、小役や再遊技役が単独当選したときとは異なるタイミングでメイン報知が開始するため、遊技の興趣を向上させることができる。さらに、中段チェリー1、中段チェリー2、または強チェリーの場合、BBと同時当選するか否かに応じてメイン報知が開始するタイミングが異なるため、遊技の興趣を向上させることができる。尚、BBに当選したときには、100%の確率でBB入賞ゲームでメイン報知が開始するようにすれば、小役や再遊技役が単独当選したときと完全に異なるタイミングでメイン報知を開始することができる。
役番号41のチェリーリプレイ1に対応するチェリーリプレイの図柄組合せ(チェリー−ベル/黒BAR/白BAR−リプレイ)と、役番号48の中段チェリー1に対応する中段チェリーの図柄組合せ(チェリー−チェリー−チェリー)とでは、ともに左リール2Lの中段にチェリー図柄が位置する一方で、他の中リール2C及び右リール2Rに互いに異なる図柄が位置する。これにより、役番号41のチェリーリプレイ1に当選したときと、役番号48の中段チェリー1に当選したときとで、導出された図柄組合せについて、見た目上、分かり難くすることができる。したがって、メイン報知が開始するタイミングが導出された図柄組合せによって遊技者に認識されてしまうことを極力防止することができ、メイン報知が開始するか否かに対する遊技者の期待感を極力持続させることができる。
図29に示すように、通常区間から有利区間に移行する場合、有利区間への移行を制御するメイン制御部41によって有利区間である旨の示唆が最初に行われ、その後、サブ制御部91の制御によって有利区間である旨の示唆が行われる。これにより、メイン制御部41による有利区間である旨の示唆と、サブ制御部91による有利区間である旨の示唆とを好適に行うことができ、好適に有利区間に制御されていることを示唆することができる。
図29に示すように、役番号48の中段チェリー1が当選したことに基づいて有利区間に移行する場合、当該中段チェリー1が当選したゲーム中に第3停止操作が離されてチェリー図柄揃いが導出されたタイミングt4でメイン報知が行われ、その後、次のゲームの開始のための賭数設定が完了したタイミングt6でサブ報知が行われる。このように、有利区間の移行契機となった移行対象役が当選したゲーム中にメイン報知が行われるため、移行対象役が当選したことによって有利区間に移行したことを遊技者に認識させやすくすることができる。
図29に示すように、役番号48の中段チェリー1に当選してATが付与される場合、第3停止操作が離されたタイミングt4でメイン報知が行われる。一方、役番号41のチェリーリプレイ1に当選してCZが付与される場合、次のゲームのための賭数設定が完了したタイミングt6でメイン報知が行われる。このように、有利区間の種類に応じてメイン報知が開始するタイミングが異なるため、メイン報知が開始するタイミングに対して遊技者に注目させることができる。
尚、本実施例においては、抽選対象役の種類に応じて予め有利区間の種類が定められていたが、同じ役番号の抽選対象役に当選した場合においても抽選によって有利区間の種類を変化させても良い。例えば、役番号48の中段チェリー1に当選した場合、CZ及びATのいずれを付与するかを抽選によって決定しても良い。あるいは、番号41のチェリーリプレイ1に当選した場合、CZ1及びCZ2(CZ1よりもATへの制御に関する有利度合いが高い)のいずれを付与するかを抽選によって決定しても良い。この場合において、抽選で決定された有利区間の種類に応じて、メイン報知が開始するタイミングを異ならせても良い。
図29に示すように、役番号48の中段チェリー1に当選してATが付与される場合、次のゲームのための賭数設定が完了したタイミングt6でサブ報知が行われる。一方、役番号41のチェリーリプレイ1に当選してCZが付与される場合、次のゲームを開始するスタート操作が行われたタイミングt8でサブ報知が行われる。このように、有利区間の種類に応じてサブ報知が開始するタイミングが異なるため、サブ報知が開始するタイミングに対して遊技者に注目させることができる。
尚、本実施例においては、抽選対象役の種類に応じて予め有利区間の種類が定められていたが、同じ役番号の抽選対象役に当選した場合においても抽選によって有利区間の種類を変化させても良い。例えば、役番号48の中段チェリー1に当選した場合、CZ及びATのいずれを付与するかを抽選によって決定しても良い。あるいは、番号41のチェリーリプレイ1に当選した場合、CZ1及びCZ2(CZ1よりもATへの制御に関する有利度合いが高い)のいずれを付与するかを抽選によって決定しても良い。この場合において、抽選で決定された有利区間の種類に応じて、サブ報知が開始するタイミングを異ならせても良い。
図30に示すように、有利区間の最終ゲームにおいて、第3停止操作が離されたタイミングt4で遊技補助表示器12の7セグメントを用いたナビの表示が消え、その後、フリーズが終了するタイミングt6で遊技補助表示器12の第8セグメントの点灯が終了する。このように、最初にナビ情報の表示が終了し、その後、遊技補助表示器12の第8セグメントを用いたメイン報知が終了するため、有利区間の終了を遊技者に好適に認識させることができる。
図11に示すように、遊技補助表示器12は、7セグメントを用いてナビ情報を表示し、第8セグメントのドットを用いて有利区間である旨を示唆する。このように、一の遊技補助表示器12を用いて、ナビの機能と、メイン報知の機能とを実現することができるため、コストを削減することができる。
尚、本実施例においては、有利区間ランプ19及び遊技補助表示器12の第8セグメントの両方を用いてメイン報知が行われるが、遊技補助表示器12の第8セグメントのみを用いてメイン報知が行われても良い。あるいは、有利区間ランプ19のみを用いてメイン報知が行われても良い。
第3停止操作が行われたタイミングで遊技補助表示器12の7セグメントを用いたナビの表示が消えても良い。このようにすれば、遊技補助表示器12における表示情報が切り替わることを遊技者に認識させやすい。
図30に示すように、有利区間の最終ゲームにおいて、第3停止操作が離されたタイミングt4で遊技補助表示器12の7セグメントを用いたナビの表示が消える。これにより、ナビの表示内容を遊技者に認識させつつ、第3停止操作が離されることによって導出された表示結果も遊技者に認識させることができる。
図30に示すように、有利区間の最終ゲームで押し順ベルに当選した場合、タイミングt4で表示結果が導出されてからタイミングt5でフリーズが開始するまでに遊技補助表示器12のナビの表示が消え、フリーズが終了したタイミングt6で遊技補助表示器12の第8セグメントが消灯する。このように、最初に遊技補助表示器12のナビの表示が消え、その後、遊技補助表示器12の第8セグメントが消灯するため、有利区間が終了したことを遊技者に好適に認識させることができる。
図30に示すように、有利区間の最終ゲームで押し順リプレイに当選した場合、タイミングt4で表示結果が導出されてからタイミングt5でフリーズが開始するまでに遊技補助表示器12のナビの表示が消え、タイミングt6でフリーズが終了してからタイミングt7で次のゲームの賭数設定が完了するまでに遊技補助表示器12の第8セグメントが消灯する。このように、最初に遊技補助表示器12のナビの表示が消え、その後、遊技補助表示器12の第8セグメントが消灯するため、有利区間が終了したことを遊技者に好適に認識させることができる。
以上、本発明における主な実施するための形態について説明してきたが、本発明は、上記の実施例に限られず、種々の変形、応用が可能である。以下、本発明に適用可能な上記の実施例の変形例について説明する。
本実施例においては、図7に示すように、役番号が割り当てられた抽選対象役の種類に応じて、有利区間当選の有無が予め定められていた。しかし、これに限らず、1の抽選対象役に定められた判定値の中に、有利区間当選する判定値と、有利区間当選しない判定値とが定められても良い。また、本実施例においては、役番号が割り当てられた抽選対象役の種類に応じて、設定差の有無が予め定められていた。しかし、これに限らず、1の抽選対象役に定められた判定値の中に、設定変更によって設定された設定値に応じて差が出る判定値と、設定変更によって設定された設定値に応じて差が出ない判定値とが定められても良い。
例えば、図31は、抽選対象役の判定値の一例について説明するための図である。図31(a)においては、上述した本実施例における弱チェリー1〜4を一の抽選対象役(弱チェリー)としたときの例を示す。弱チェリーの判定値数は、役番号45の弱チェリー1の判定値数(例えば、200)と、役番号44の弱チェリー2の判定値数(例えば、200)と、役番号31の弱チェリー3の判定値数(例えば、100)と、役番号30の弱チェリー4の判定値数(例えば、50〜100(設定値1の場合:50、設定値2の場合:60、設定値3の場合:70、設定値4の場合:80、設定値5の場合:90、設定値6の場合:100))とを合算することで算出できる。例えば、設定値1の場合、合算された判定値数は650となり、設定値6の場合、合算された判定値数は700となる。合算された判定値数のうち、設定値に応じて差が出ない判定値数は、役番号45の弱チェリー1の判定値数200と、役番号44の弱チェリー2の判定値数200と、役番号31の弱チェリー3の判定値数200と、設定値1における役番号30の弱チェリー4の判定値数50とが合算された判定値数650となる。また、設定値に応じて差が出ない判定値数650のうち、有利区間当選する判定値数は、役番号45の弱チェリー1の判定値数200と、役番号44の弱チェリー2の判定値数200とが合算された判定値数400となる。また、合算された判定値数のうち、設定値に応じて差が出る判定値数は、650〜700となり、この間の判定値数は、有利区間抽選に用いられず、有利区間当選しない判定値数である。
このようにすれば、抽選対象役を分けることなく、一の抽選対象役(例えば、弱チェリー)を用いて、設定値に応じて差が出ない判定値、設定値に応じて差が出る判定値、有利区間当選する判定値、及び有利区間当選しない判定値を設けることができる。さらに、有利区間当選する判定値が、設定値に依存することがない。
また、図31(b)においては、上述した本実施例におけるBB+強チェリー1〜3を一の抽選対象役(BB+強チェリー)としたときの例を示す。BB+強チェリーの判定値数は、役番号35のBB+強チェリー1の判定値数(例えば、100)と、役番号32のBB+強チェリー3の判定値数(例えば、100)と、役番号33のBB+強チェリー2の判定値数(例えば、10〜60(設定値1の場合:10、設定値2の場合:20、設定値3の場合:30、設定値4の場合:40、設定値5の場合:50、設定値6の場合:60))とを合算することで算出できる。例えば、設定値1の場合、合算された判定値数は210となり、設定値6の場合、合算された判定値数は260となる。合算された判定値数のうち、設定値に応じて差が出ない判定値数は、役番号35のBB+強チェリー1の判定値数100と、役番号32のBB+強チェリー3の判定値数100と、設定値1における役番号33のBB+強チェリー2の判定値数10とが合算された判定値数210となる。また、設定値に応じて差が出ない判定値数210は、有利区間抽選に用いられ、有利区間当選する判定値数である。また、合算された判定値数のうち、設定値に応じて差が出る判定値数は、210〜260となり、この間の判定値数は、有利区間抽選に用いられず、有利区間当選しない判定値数である。
このようにすれば、抽選対象役を分けることなく、一の抽選対象役(例えば、BB+強チェリー)を用いて、設定値に応じて差が出ない判定値、設定値に応じて差が出る判定値、有利区間当選する判定値、及び有利区間当選しない判定値を設けることができる。さらに、有利区間当選する判定値が、設定値に依存することがない。
本実施例においては、図21に示すように、当選した抽選対象役の種類とメイン報知のタイミングとが予め紐付けられていた。しかし、これに限らず、当選した抽選対象役の種類に紐付けられることなく、先報知及び後報知のうちのいずれにするかを抽選によって決定しても良い。例えば、中段チェリー1に当選した場合、複数種類の先報知タイミングのいずれでメイン報知するかを抽選によって決定しても良い。
本実施例においては、図21に示すように、BB+中段チェリー1、BB+中段チェリー2、またはBB+強チェリー1に当選した場合、抽選によって先報知及び後報知のいずれかに決定されていた。しかし、これに限らず、BB+中段チェリー1、BB+中段チェリー2、またはBB+強チェリー1に当選した場合、当選した抽選対象役の種類とメイン報知のタイミングとが予め紐付けられていても良い。例えば、BB+中段チェリー1に当選した場合、先報知が行われ、BB+強チェリー1に当選した場合、後報知が行われても良い。
本実施例においては、役番号35〜48の抽選対象役に当選した場合、100%の確率で有利区間への移行が決定するものであった。しかし、これに限らず、役番号35〜48の抽選対象役に当選した場合、有利区間抽選が行われ、当該有利区間抽選で当選した場合に有利区間への移行が決定するものであっても良い。また、この場合において、内部抽選での当選確率が高い第1抽選対象役は、内部抽選での当選確率が第1抽選対象役よりも低い第2抽選対象役よりも、有利区間抽選で高い確率で有利区間への移行が決定するものであっても良い。さらに、第2抽選対象役に当選したときには、第1抽選対象役に当選したときよりも高い確率で先報知に決定するようにしても良い。このようにすれば、後報知よりも頻繁に先報知が行われるようになる。
本実施例においては、メイン制御部41は、メイン報知を行ったときに有利区間信号を外部出力するものであった。そして、データ表示器は、有利区間信号を受信している間、常に7セグメント表示で「1」を示すことで有利区間である旨を外部に示唆するものであった。しかし、外部出力に関する処理は、このようなものに限らない。
例えば、メイン制御部41は、有利区間として、前兆状態、CZ、及びATを設け、通常区間において内部抽選で移行対象役に当選した場合、メイン報知を行ったときに有利区間信号を外部出力するものであっても良い。その後、メイン制御部41は、まずは前兆状態に制御しても良い。データ表示器は、有利区間信号を受信したときには、例えば7セグメント表示で「1」を示すことで前兆状態である旨を外部に示唆しても良い。また、メイン制御部41は、前兆状態において、指示機能に係る抽選を行い、その結果として、CZへの移行を決定するか、ATへの移行を決定するか、あるいはそのまま有利区間が終了するかを決定しても良い。メイン制御部41は、CZへの移行が決定されたときには、有利区間信号に加えて、CZである旨を示すCZ信号を外部出力し、ATへの移行が決定されたときには、有利区間信号に加えて、ATである旨を示すAT信号を外部出力し、そのまま有利区間が終了するときには、有利区間信号の外部出力を停止しても良い。データ表示器は、有利区間信号に加えてCZ信号を受信したときには、例えば7セグメント表示で「2」を示すことでCZである旨を外部に示唆し、有利区間信号に加えてAT信号を受信したときには、例えば7セグメント表示で「3」を示すことでATである旨を外部に示唆しても良い。一方、データ表示器は、有利区間信号、CZ信号、及びAT信号のいずれも受信していないときには、7セグメント表示で「0」を示すことで通常区間である旨を外部に示唆しても良い。このようにすれば、データ表示器は、メイン制御部41からの信号に基づき、通常区間、前兆状態、CZ、及びATのいずれの状態であるかを外部に示唆することができる。尚、データ表示器は、有利区間信号のみを受信しても、前兆状態である旨を外部に示唆しなくても良い。
さらに、上述した変形例において、メイン制御部41は、メイン報知を行ったときに有利区間信号を外部出力する一方、データ表示器は、その有利区間信号を受信しなくても良い。この場合、データ表示器は、有利区間信号を受信しなくても、CZ信号を受信したときにはCZである旨を外部に示唆し、AT信号を受信したときにはATである旨を外部に示唆しても良い。また、メイン制御部41によって外部出力された有利区間信号は、例えば、有利区間の滞在割合が基準を満たしているか否かを試験するための試験信号として用いられても良い。
本実施例においては、移行対象役がBBと同時当選しなかった場合、BB示唆演出が予め決められた所定確率(例えば、50%)で実行されるものであった。しかし、これに限らず、移行対象役がBBと同時当選しなかった場合、BB示唆演出を実行するか否かを抽選によって決定しても良い。この場合において、例えば、BBと同時当選する確率の高い移行対象役に当選したときには、BBと同時当選する確率の低い移行対象役に当選したときよりも高い確率でBB示唆演出を実行しても良い。このようにすれば、BBと同時当選する確率の高い移行対象役に当選したときは、BBと同時当選する確率の低い移行対象役に当選したときよりも先報知が行われる確率が低いが、その分、BB示唆演出を高い確率で実行することができる。
また、移行対象役がBBと同時当選せず、かつCZ当選した場合において、BB示唆演出を実行する場合、先報知が行われていればBB示唆演出中では有利区間(CZ)に制御されることになる。このため、このBB示唆演出中にATに当選した場合、BB示唆演出の結果を利用して、AT当選の確定報知を行っても良い。
本実施例においては、移行抽選役がBBと同時当選した場合において先報知が行われたときには、内部中における有利区間に制御して、指示機能に係る処理として、ナビや指示機能に係る抽選(例えば、AT抽選や上乗せ抽選)が実行されるものであった。しかし、これに限らず、内部中における有利区間に制御する一方で、このような内部中における有利区間では、指示機能に係る処理を実行することなく、その後、BB入賞によってBBに制御された以降で指示機能に係る処理を実行しても良い。
また、移行対象役がBBと同時当選した場合において先報知が行われたときには、その後の内部中においては有利区間に制御することなく、その後、BB入賞によってBBに制御された以降で有利区間に制御しても良い。
また、移行対象役がBBと同時当選した場合において先報知が行われたときには、BB示唆演出によってBB当選の確定報知が行われた以降で指示機能に係る処理を実行しても良い。
本実施例においては、図7に示すように、BBを1種類のみ設けていたが、BBを2種類以上設けても良い。例えば、特別役として、BB1とBB2の2種類を設けても良い。この場合において、中段チェリー1、2や強チェリー1〜3などの移行対象役は、BB1と同時当選する一方で、BB2とも同時当選するものであっても良い。
具体的には、BB1+中段チェリー1、BB1+中段チェリー2、BB1+強チェリー1、BB1+強チェリー2、及びBB1+強チェリー3といった、BB1と移行対象役との同時当選群に加えて、BB2+中段チェリー1、BB2+中段チェリー2、BB2+強チェリー1、BB2+強チェリー2、及びBB2+強チェリー3といったBB2と移行対象役との同時当選群を、抽選対象役に含めても良い。
さらに、移行対象役がボーナス(BB1またはBB2)と同時当選し、かつ有利区間当選したときには、当選した同時当選群の種類に応じて異なる割合でメイン報知のタイミングを異ならせても良い。
例えば、BB1+中段チェリー1に当選しかつ有利区間当選したときには先報知が行われるのに対して、BB2+中段チェリー1に当選しかつ有利区間当選したときには後報知が行われても良い。あるいは、BB1+中段チェリー1に当選しかつ有利区間当選したときには先報知が行われるのに対して、BB2+強チェリー1に当選しかつ有利区間当選したときには後報知が行われても良い。BB1、BB2、及び移行対象役がいずれの組合せであっても、移行対象役がボーナス(BB1またはBB2)と同時当選し、かつ有利区間当選したときには、当選した同時当選群の種類に応じて異なる割合でメイン報知のタイミングを異ならせても良い。
また、上述した例は、BBであったが、RBなどのBB以外の種類のボーナスにおいても、当選した同時当選群の種類に応じて異なる割合でメイン報知のタイミングを異ならせても良い。
本実施例においては、図22に示すように、CZの種類が1種類で、ATの種類が3種類であり、その種類に応じた態様でサブ報知が行われるものであった。しかし、CZの種類は1種類に限らず、例えば、ATに制御される確率が段階的に異なる複数種類のCZを備え、当該CZの種類に応じた態様でサブ報知が行われるものであっても良い。
本実施例においては、前面扉1bにおける化粧パネル1cに設けられたCZランプ57やATランプ58によってサブ報知が行われるものであった。しかし、化粧パネル1cに設けられたランプに限らず、有利区間である旨を示唆するものであればいずれの手段を用いても良い。例えば、液晶表示器51の画面に表示される画像(例えば、CZ中を示唆する画像、AT中を示唆する画像)によって有利区間への制御中である旨を示唆しても良いし、スピーカ53、54による音声(例えば、CZ中を示唆する音声、AT中を示唆する音声)によって有利区間への制御中である旨を示唆しても良い。これらの場合において、CZの種類やATの種類に応じた態様でサブ報知が行われても良い。
以上、本発明の実施例を図面により説明してきたが、本発明はこの実施例に限定されるものではなく、本発明の主旨を逸脱しない範囲における変更や追加があっても本発明に含まれることは言うまでもない。
前記実施例では、本発明を遊技用価値としてメダル並びにクレジットを用いて賭数が設定されるスロットマシンに適用した例について説明したが、遊技用価値として遊技球を用いて賭数を設定するスロットマシンや、遊技用価値としてクレジットのみを使用して賭数を設定する完全クレジット式のスロットマシンに適用しても良い。遊技球を遊技用価値として用いる場合は、例えば、メダル1枚分を遊技球5個分に対応させることができ、前記実施例で賭数として3を設定する場合は、15個の遊技球を用いて賭数を設定するものに相当する。
さらに、メダル及び遊技球等の複数種類の遊技用価値のうちいずれか1種類のみを用いるものに限定されるものではなく、例えば、メダル及び遊技球等の複数種類の遊技用価値を併用できるものであっても良い。すなわち、メダル及び遊技球等の複数種類の遊技用価値のいずれを用いても賭数を設定してゲームを行うことが可能であり、かつ入賞の発生によってメダル及び遊技球等の複数種類の遊技用価値のいずれをも払い出し得るスロットマシンを適用しても良い。
1 スロットマシン
2L、2C、2R リール
6 MAXBETスイッチ
7 スタートスイッチ
8L、8C、8R ストップスイッチ
41 メイン制御部
91 サブ制御部

Claims (1)

  1. 各々が識別可能な複数種類の識別情報を変動表示可能な可変表示部を備え、
    前記可変表示部を変動表示した後、前記可変表示部の変動表示を停止することで表示結果を導出し、該表示結果に応じて入賞が発生可能なスロットマシンにおいて、
    特定表示結果と特別表示結果とを含む複数種類の表示結果のうちのいずれかの導出を許容する事前決定手段と、
    表示結果を導出させるために操作される導出操作手段と、
    前記導出操作手段の操作態様を報知可能な報知状態に制御する報知状態手段と、
    前記事前決定手段によって前記特定表示結果の導出が許容されたことに基づき、前記報知状態への制御が通常状態よりも高まる有利状態に制御するか否かを決定する有利決定手段と、
    前記特別表示結果が導出されたときに特別状態に制御する特別状態手段と、
    前記有利状態への制御が決定された旨を示唆する有利状態示唆手段と、
    第1設定値と第2設定値とを含む複数種類の設定値のうちからいずれかの設定値を設定可能な設定手段と、
    を備え、
    前記事前決定手段の決定結果には、前記特別表示結果の導出が許容されるとともに前記特定表示結果の導出が許容される同時決定結果と、前記特別表示結果の導出が許容されることなく前記特定表示結果の導出が許容される非同時決定結果と、が含まれ、
    前記有利状態示唆手段は、
    前記事前決定手段の決定結果が前記非同時決定結果でありかつ前記有利状態への制御が決定されたときには、第1タイミングで当該有利状態への制御が決定された旨を示唆し、
    前記事前決定手段の決定結果が前記同時決定結果でありかつ前記有利状態への制御が決定されたときには、前記第1タイミングと当該第1タイミングよりも後の第2タイミングとを含む複数種類のタイミングのうちのいずれかで、当該有利状態への制御が決定された旨を示唆し、
    前記同時決定結果には、前記第1設定値に設定されたときと前記第2設定値に設定されたときとで前記事前決定手段によって決定される割合が異なる特定同時決定結果があり、
    前記事前決定手段の決定結果が前記特定同時決定結果であるときには、前記有利状態に制御する旨が決定されず、
    前記事前決定手段の決定結果には、設定値に関わらず決定される割合が同じであり、前記有利決定手段の決定対象とならない非対象決定結果と、設定値に関わらず決定される割合が同じであり、前記有利決定手段の決定対象となる対象決定結果と、が含まれる、スロットマシン。
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