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JP2019088762A - 脱臭装置、冷蔵庫 - Google Patents

脱臭装置、冷蔵庫 Download PDF

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JP2019088762A
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Kenichi Murata
賢一 村田
大成 李
Taisei Ri
大成 李
一利 竹之下
Kazutoshi Takenoshita
一利 竹之下
博音 大成
Hiroto Onari
博音 大成
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Samsung Electronics Co Ltd
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Abstract

【課題】低温を維持しなければならない環境でも使用することができる技術を提供する。
【解決手段】空気の流れを発生させるファン10と、ファン10の下流側に配置されて、通過する空気中の臭気物質を吸着すると共に加熱されることにより当該臭気物質を脱離する吸着材20と、ファン10の下流側であって吸着材20の上流側に配置されて、吸着材20に流入する空気を加熱する上流側ヒータ30と、吸着材20から脱離した臭気物質を分解する触媒50と、触媒50を通過した空気を冷却する冷却部70と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、脱臭装置、冷蔵庫に関する。
従来、活性炭などの臭気物質の吸着材を備えた脱臭装置が提案されている。ただし、吸着材は飽和状態に達したのち吸着性能が低下することから、触媒などの臭気物質を分解する材料も用いられている。
例えば、特許文献1に記載の脱臭装置は、以下のように構成されている。すなわち、有害物質を吸着するとともに加熱により該有害物質を脱離して再生する吸着剤を有する吸着構造体と、該吸着構造体から脱離した有害物質を分解する酸化触媒を担持させてなり、該酸化触媒を再生時に活性化させるための電気ヒータを具備した触媒構造体とを備えた脱臭装置において、前記吸着構造体の再生時には該吸着構造体から脱離した有害物質を前記触媒構造体に導く空気通路を形成する通路形成手段を付設して、再生時において吸着構造体から脱離した有害物質を、通路形成手段により触媒構造体に導き、ここで電気ヒータにより活性化された酸化触媒により無害な物質に分解されるようにしている。
特開2000−5565号公報
臭気物質などの有害物質を吸着する吸着手段を再生するためには、電気ヒータなどの加熱手段にて触媒を活性化する必要がある。そのため、吸着手段を再生する際の触媒を通過した空気は温かくなる。脱臭装置から出る空気が温かいと、例えば冷蔵庫の冷蔵室内のように低温を維持しなければならない環境で使用することが困難となる。
本発明は、低温を維持しなければならない環境でも使用することができる脱臭装置、冷蔵庫を提供することを目的とする。
上記の目的を達成する本発明は、空気の流れを発生させる送風手段と、前記送風手段の下流側に配置されて、通過する空気中の臭気物質を吸着すると共に加熱されることにより当該臭気物質を脱離する吸着手段と、前記送風手段の下流側であって前記吸着手段の上流側に配置されて、前記吸着手段に流入する空気を加熱する上流側加熱手段と、前記吸着手段から脱離した前記臭気物質を分解する分解手段と、前記分解手段を通過した空気を冷却する冷却手段と、を備える脱臭装置である。
そして、前記送風手段の駆動を制御する送風制御部をさらに備え、前記送風制御部は、前記上流側加熱手段が空気を加熱するときには当該上流側加熱手段が加熱しないときよりも風量が低下するように前記送風手段の駆動を制御しても良い。
また、前記分解手段を加熱するための分解加熱手段をさらに備えていても良い。
また、前記分解手段の下流側に当該分解手段を通過した空気を冷却するための冷却用ヒートシンクが設けられていても良い。
また、前記送風手段の下流側であって前記吸着手段の上流側に当該送風手段にて送られた空気を加熱するための加熱用ヒートシンクが設けられていても良い。
また、前記冷却手段は、前記冷却用ヒートシンクと前記加熱用ヒートシンクとの間に配置され、当該冷却用ヒートシンク側で吸熱し、当該加熱用ヒートシンク側で放熱する熱交換素子を有していても良い。
また、前記吸着手段、前記分解手段、前記冷却手段を収容すると共に、空気が入る入口と空気が出る出口とが形成され、当該入口から当該出口までの空気の流路がU字状である筐体をさらに備えていても良い。
また、前記筐体は、内部に空気層が形成された二重構造でも良い。
上記の目的を達成する本発明は、空気の流れを発生させる送風手段と、前記送風手段の下流側に配置されて、通過する空気中の臭気物質を吸着すると共に加熱されることにより当該臭気物質を分解する吸着分解手段と、前記送風手段の下流側であって前記吸着分解手段の上流側に配置されて、前記吸着分解手段に流入する空気を加熱する加熱手段と、前記吸着分解手段を通過した空気の装置外への排出を抑制する抑制手段と、を備える脱臭装置である。
また、前記吸着分解手段は、前記送風手段の下流側に配置されて、通過する空気中の臭気物質を吸着すると共に加熱されることにより当該臭気物質を脱離する吸着手段と、前記吸着手段から脱離した前記臭気物質を分解する分解手段と、を備えていても良い。
また、前記抑制手段は、前記送風手段、前記加熱手段、前記吸着分解手段を収容すると共に空気が入る入口と空気が出る出口とが形成された筐体内で、当該吸着分解手段を通過した空気を、当該入口及び当該出口を閉じた状態で循環させても良い。
また、前記入口及び前記出口の開閉を連動して行う開閉手段と、前記加熱手段が空気を加熱するときに前記入口及び前記出口を閉じるように前記開閉手段を制御する開閉制御手段と、をさらに備えていても良い。
また、前記加熱手段は、前記吸着分解手段に接触しない状態で、当該吸着分解手段を加熱しても良い。
また、前記送風手段の駆動を制御する送風制御部をさらに備え、前記送風制御部は、前記加熱手段が空気を加熱するときには当該加熱手段が空気を加熱しないときよりも風量が低下するように前記送風手段の駆動を制御しても良い。
また、前記加熱手段は、前記吸着分解手段に接触した状態で、当該吸着分解手段を加熱しても良い。
また、前記送風手段の駆動を制御する送風制御部をさらに備え、前記送風制御部は、前記加熱手段が空気を加熱するときには停止するように前記送風手段の駆動を制御しても良い。
また、前記加熱手段の周囲に、伝熱効果及び安全性を向上するための部品が設けられていても良い。
上記の目的を達成する本発明は、空気の流れを発生させる送風手段と、前記送風手段の下流側に配置されて、通過する空気中の臭気物質を吸着すると共に加熱されることにより当該臭気物質を分解する吸着分解手段と、前記送風手段の下流側に配置されて、前記吸着分解手段を加熱する加熱手段と、前記吸着分解手段を通過した空気の装置外への排出を抑制する抑制手段と、を備える脱臭装置である。
また、前記抑制手段は、前記送風手段、前記加熱手段、前記吸着分解手段を収容すると共に空気が入る入口と空気が出る出口とが形成された筐体内で、当該吸着分解手段を通過した空気を、当該入口及び当該出口を閉じた状態で循環させても良い。
また、前記入口及び前記出口の開閉を連動して行う開閉手段と、前記加熱手段が前記吸着分解手段を加熱するときに前記入口及び前記出口を閉じるように前記開閉手段を制御する開閉制御手段と、をさらに備えていても良い。
また、前記開閉手段は、一部品により構成されていても良い。
また、前記開閉制御手段は、熱膨張率の異なる2種類の金属を結合した金属板であっても良い。
また、前記加熱手段の熱を前記開閉制御手段に伝達するための部品が設けられていても良い。
また、前記加熱手段は、前記吸着分解手段に接触した状態で、当該吸着分解手段を加熱しても良い。
また、上記の目的を達成する本発明は、物品を冷蔵する冷蔵室と、前記冷蔵室内に配置された、上述した脱臭装置を備える冷蔵庫である。
本発明によれば、低温を維持しなければならない環境でも使用することができる脱臭装置、冷蔵庫を提供することができる。
(a)は、第1の実施形態に係る脱臭装置の外観を示す正面図である。(b)は、(a)のIb−Ib部の断面における装置内部の概略構成図である。 制御装置のブロック図である。 脱臭装置が吸着モードであるときの空気の流れを示す図である。 脱臭装置が再生モードであるときの空気の流れ及び熱の移動を示す図である。 (a)は、第1の実施形態に係る脱臭装置が適用された冷蔵庫の概略正面図である。(b)は、冷蔵庫の冷蔵室内を上方から示す図である。 (a)は、第3の実施形態に係る脱臭装置の上面図である。(b)は、(a)のVIb−VIb部の断面における装置内部の概略構成図である。 制御装置のブロック図である。 脱臭装置が吸着モードであるときの空気の流れを示す図である。 脱臭装置が再生モードであるときの熱の移動を示す図である。 (a)は、第4の実施形態に係る脱臭装置の上面図である。(b)は、(a)のXb−Xb部の断面における装置内部の概略構成図である。(c)は、(a)のXc−Xc部の断面における装置内部の概略構成図である。 制御装置のブロック図である。 (a)〜(c)は、脱臭装置が吸着モードであるときの空気の流れを示す図である。 (a)〜(c)は、脱臭装置が再生モードであるときの熱の移動を示す図である。 (a)は、第5の実施形態に係る脱臭装置の上面図である。(b)は、(a)のXIVb−XIVb部の断面における装置内部の概略構成図である。 (a)は、ヒータの熱が伝わっていないときのバイメタル板の状態を示した図である。(b)は、ヒータの熱が伝わっているときのバイメタル板の状態を示した図である。 制御装置のブロック図である。 (a),(b)は、脱臭装置が吸着モードであるときの空気の流れを示す図である。 (a),(b)は、脱臭装置が再生モードであるときの熱の移動を示す図である。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態について詳細に説明する。
<第1の実施形態>
図1(a)は、第1の実施形態に係る脱臭装置1の外観を示す正面図である。図1(b)は、図1(a)のIb−Ib部の断面における装置内部の概略構成図である。
第1の実施形態に係る脱臭装置1は、空気の流れを発生させる送風手段の一例としてのファン10と、ファン10の下流側に配置されて、通過する空気中の臭気物質を吸着すると共に加熱されることにより当該臭気物質を脱離する吸着手段の一例としての吸着材20とを備えている。
また、脱臭装置1は、ファン10の下流側であって吸着材20の上流側に配置されて、吸着材20に流入する空気を加熱する上流側加熱手段の一例としての上流側ヒータ30と、ファン10にて送られた空気を加熱するための加熱用ヒートシンク40とを備えている。
また、脱臭装置1は、吸着材20から脱離した臭気物質を分解する分解手段の一例としての触媒50と、触媒50を加熱するための分解加熱手段の一例としての下流側ヒータ60と、触媒50を通過した空気を冷却する冷却手段の一例としての冷却部70とを備えている。
また、脱臭装置1は、触媒50の下流側に配置されて触媒50を活性化するため熱を保持する熱保持用ヒートシンク80と、熱保持用ヒートシンク80の下流側に配置されて、熱保持用ヒートシンク80を通過した空気を冷却するための冷却用ヒートシンク85とを備えている。
また、脱臭装置1は、吸着材20、上流側ヒータ30、加熱用ヒートシンク40、触媒50、下流側ヒータ60、冷却部70、熱保持用ヒートシンク80及び冷却用ヒートシンク85を収容すると共に、空気が入る入口91と空気が出る出口92とが形成された直方体状の筐体90を備えている。筐体90は、入口91から入り、出口92から出る空気の流路がUターンするように、入口91と出口92との間を隔てると共に、吸着材20を通過した空気が触媒50の方へ向かわせる隔壁95を有している。隔壁95が設けられていることにより、筐体90は、入口91から出口92までの空気の流路がU字状となる。
また、脱臭装置1は、ファン10の駆動、上流側ヒータ30の作動、下流側ヒータ60の作動、冷却部70の作動などを制御する制御装置100を備えている。
第1の実施形態に係る脱臭装置1は、空気中の臭気物質を吸着材20にて吸着する吸着モードと、吸着材20から臭気物質を脱離させて吸着材20を再生すると共に脱離した臭気物質を触媒50にて分解させる再生モードとに切り替え可能な装置である。そして、脱臭装置1は、吸着モードと再生モードとを交互に行い、吸着材20の高度な脱臭性能を長い期間維持することを実現している。
以下に、脱臭装置1が備える構成要素について詳述する。
ファン10は、筐体90の入口91に配置されている。ファン10は、回転軸11と、回転軸11周りに配置された複数の羽根12と、回転軸11を回転駆動させるモータ(不図示)とを有している。第1の実施形態に係るファン10は、図1(a)で見た場合に回転軸11が前後方向、図1(b)で見た場合に回転軸11が上下方向となるように配置されている。そして、ファン10は、入口91を介して筐体90外の空気を筐体90の内部に取り込むと共に、出口92を介して筐体90外に排出する。モータは、制御装置100により回転速度が制御される。
吸着材20は、通過する空気中の臭気物質を吸着して脱臭処理を行うと共に加熱されることにより当該臭気物質を脱離する活性炭を有する。
上流側ヒータ30は、吸着材20の上流であって加熱用ヒートシンク40の下流に配置されている。上流側ヒータ30は、予め定められた時間の間通電された場合に、吸着材20又は吸着材20に流入する空気を、吸着材20に吸着した臭気物質を除去可能な所定の温度にまで上昇させることができる。上流側ヒータ30は、制御装置100により通電が制御される。
加熱用ヒートシンク40は、上流側に配置された上流側加熱用ヒートシンク41と、下流側に配置された下流側加熱用ヒートシンク42とを有している。
上流側加熱用ヒートシンク41、下流側加熱用ヒートシンク42は、伝熱特性の良いアルミニウム、鉄、銅などの金属にて成形されている。
触媒50は、熱伝導性が高い基材の両面に酸化触媒が担持された触媒担持フィルタであることを例示することができる。酸化触媒としては、Ag、Pd、Pt、Mn、Rh、Fe、Coのうちから選ばれた1種以上の金属またはこれらの金属の酸化物であることを例示することができる。
下流側ヒータ60は、吸着材20の下流であって触媒50の上流に配置されている。下流側ヒータ60は、予め定められた時間の間通電された場合に、触媒50又は触媒50に流入する空気を、吸着材20から脱離した臭気物質を分解可能な所定の温度にまで上昇させることができる。下流側ヒータ60は、制御装置100により通電が制御される。
冷却部70は、冷却用ヒートシンク85と加熱用ヒートシンク40との間に配置されると共に、ON状態で、冷却用ヒートシンク85側で吸熱し、加熱用ヒートシンク40側で放熱する、ペルチェ素子等の熱交換機能を有する電子素子を有する。冷却部70のON/OFFは、制御装置100により制御される。
熱保持用ヒートシンク80は、隔壁95を介して下流側加熱用ヒートシンク42と対向する位置に配置されている。
冷却用ヒートシンク85は、隔壁95を介して上流側加熱用ヒートシンク41と対向する位置に配置されている。冷却用ヒートシンク85と隔壁95との間に冷却部70が配置されている。
熱保持用ヒートシンク80及び冷却用ヒートシンク85は、伝熱特性の良いアルミニウム、鉄、銅などの金属にて成形されている。
筐体90は、隔壁95よりも入口91側に形成された第1収容室96と、隔壁95よりも出口92側に形成された第2収容室97とを有している。
第1収容室96には、入口91側から順に、上流側加熱用ヒートシンク41、下流側加熱用ヒートシンク42、上流側ヒータ30及び吸着材20が配置されている。
第2収容室97には、出口92側から順に、冷却用ヒートシンク85、熱保持用ヒートシンク80、触媒50、下流側ヒータ60が配置されている。
隔壁95を介して、上流側加熱用ヒートシンク41と冷却用ヒートシンク85とが対向し、下流側加熱用ヒートシンク42と熱保持用ヒートシンク80とが対向する。上流側ヒータ30は、下流側加熱用ヒートシンク42と吸着材20との間に配置され、下流側ヒータ60は、吸着材20と触媒50との間に配置されている。
上述した配置により、ファン10にて入口91を介して筐体90内に入った空気は、上流側加熱用ヒートシンク41、下流側加熱用ヒートシンク42、上流側ヒータ30、吸着材20、下流側ヒータ60、触媒50、熱保持用ヒートシンク80、冷却用ヒートシンク85を順に通過して出口92から筐体90外へ出ていく。
筐体90における外壁98は、内部に空気層99が形成された二重構造である。これにより、筐体90内部と外部との間の断熱が図られている。
図2は、制御装置100のブロック図である。
制御装置100は、ファン10を回転駆動するモータ(不図示)の回転速度を制御するファン制御部101と、上流側ヒータ30の温度を制御する上流側ヒータ温度制御部102と、下流側ヒータ60の温度を制御する下流側ヒータ温度制御部103と、冷却部70のON/OFFを制御する冷却制御部104とを備えている。
制御装置100は、演算処理を行うCPU(不図示)と、CPUにて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM(不図示)と、CPUの作業用メモリ等として用いられるRAM(不図示)とを備えている。そして、CPUがプログラムを実行することで、ファン制御部101、上流側ヒータ温度制御部102、下流側ヒータ温度制御部103及び冷却制御部104を実現する。
ファン制御部101は、ファン10の回転速度を高速と低速との2段階に切り替える。ファン制御部101は、吸着モードであるときには、ファン10の回転速度を高速とし、再生モードであるときには、ファン10の回転速度を低速とする。
上流側ヒータ温度制御部102は、ファン制御部101がファン10の回転速度を低速にしているとき(再生モードであるとき)に、予め定められた時間の間通電することで上流側ヒータ30を所定の温度にまで上昇させる。他方、上流側ヒータ温度制御部102は、ファン制御部101がファン10の回転速度を高速にしているとき(吸着モードであるとき)には通電しない。
下流側ヒータ温度制御部103は、ファン制御部101がファン10の回転速度を低速にしているとき(再生モードであるとき)に、予め定められた時間の間通電することで下流側ヒータ60を所定の温度にまで上昇させる。他方、下流側ヒータ温度制御部103は、ファン制御部101がファン10の回転速度を高速にしているとき(吸着モードであるとき)には通電しない。
冷却制御部104は、ファン制御部101がファン10の回転速度を低速にしているとき(再生モードであるとき)に、冷却部70をON状態とし、ファン制御部101がファン10の回転速度を高速にしているとき(吸着モードであるとき)に、OFF状態とする。
<脱臭装置1の作用>
図3は、脱臭装置1が吸着モードであるときの空気の流れを示す図である。
図4は、脱臭装置1が再生モードであるときの空気の流れ及び熱の移動を示す図である。
第1の実施形態に係る脱臭装置1は、吸着モードであるときに、ファン制御部101がファン10の回転速度を高速とし、冷却制御部104が冷却部70をOFF状態とする。また、上流側ヒータ温度制御部102,下流側ヒータ温度制御部103は、それぞれ上流側ヒータ30,下流側ヒータ60に通電せずに温度を高めない。このとき、ファン10にて筐体90内部に吸い込まれた空気は、第1収容室96、第2収容室97を通って出口92から出ていく。その際、空気に含まれる臭気物質が吸着材20に吸着される。また、触媒50が触媒担持フィルタである場合には、空気に含まれる臭気物質は触媒50にも吸着される。
一方、脱臭装置1は、触媒50による臭気物質の分解速度が吸着材20の吸着速度よりも遅いことに鑑み、再生モードであるときに、ファン制御部101がファン10の回転速度を低速にする。冷却制御部104は、冷却部70をON状態とし、上流側ヒータ温度制御部102,下流側ヒータ温度制御部103は、それぞれ上流側ヒータ30,下流側ヒータ60に通電して温度を高める。このときも、ファン10にて筐体90内部に吸い込まれた空気は、第1収容室96、第2収容室97を通って出口92から出ていくが、空気の通過速度は、吸着モードであるときの速度よりも小さい。
吸着材20は、上流側ヒータ30及び下流側ヒータ60により暖められると共に、上流側加熱用ヒートシンク41及び下流側加熱用ヒートシンク42にて暖められた空気が流入する。それゆえ、吸着材20は加熱され、吸着していた臭気物質を脱離する。これにより、吸着材20は再生する。
触媒50は、下流側ヒータ60により暖められると共に、上流側加熱用ヒートシンク41及び下流側加熱用ヒートシンク42にて暖められた後に吸着材20を通過した空気が流入する。それゆえ、触媒50は、加熱されて活性化し、吸着材20から脱離した臭気物質を分解する。また、触媒50が触媒担持フィルタである場合には、吸着していた臭気物質をも分解する。
熱保持用ヒートシンク80には、触媒50を通過した空気が流入する。そして、熱保持用ヒートシンク80は、高温を維持する。熱保持用ヒートシンク80の周囲の熱が、隔壁95を介して対向する下流側加熱用ヒートシンク42に伝わる。これにより、下流側加熱用ヒートシンク42の温度が高められ、吸着材20に流入する空気の温度が高まる。
冷却用ヒートシンク85には、熱保持用ヒートシンク80を通過した空気が流入する。冷却部70は、脱臭装置1が再生モードであるときにはON状態であるので、冷却用ヒートシンク85側で吸熱し、上流側加熱用ヒートシンク41側で放熱する。つまり、冷却用ヒートシンク85側の温度を低下させ、上流側加熱用ヒートシンク41側の温度を高める。その結果、出口92から出ていく空気が冷却用ヒートシンク85にて冷却される。他方、上流側加熱用ヒートシンク41の温度が高められ、下流側加熱用ヒートシンク42及び吸着材20に流入する空気の温度が高まる。
上述したように、第1の実施形態に係る脱臭装置1においては、吸着材20にて脱臭(臭気物質除去)を行うので、省エネルギーで素早い吸着速度を実現することができる。また、第1の実施形態に係る脱臭装置1においては、吸着材20を再生させるので、再生させない場合に比べて、吸着材20の吸着性能(脱臭性能)を長期間維持することができる。そして、再生するために触媒50を用い、吸着材20で濃縮した臭気を触媒50に曝露させることで、分解速度を高めている。また、吸着材20を再生させるために、筐体90内部の温度を高めたとしても、冷却部70及び冷却用ヒートシンク85の作用により、出口92から出ていく空気が冷却される。また、筐体90の外壁98は、内部に空気層99が形成された二重構造であるため、筐体90内部と外部との間の断熱が図られている。それゆえ、脱臭装置1は、加熱に用いた熱を排出しない。その結果、例えば冷蔵庫の冷蔵室内のように、低温を維持しなければならない環境でも第1の実施形態に係る脱臭装置1を使用することができる。
なお、上述した脱臭装置1において、吸着モードと再生モードとを交互に行うタイミングは特に限定されない。例えば、脱臭装置1は、吸着モードを予め定められた吸着モード期間行った後に再生モードに切り替え、その後、再生モードを予め定められた再生モード期間行った後に吸着モードに切り替えるようにしても良い。吸着モード期間と再生モード期間とは同じでも良いし、異なっていても良い。
また、脱臭装置1は、臭気を検出する臭気センサ(不図示)を、例えば吸着材20の下流に備え、臭気センサが検出する臭気の量が予め定められた量以上となったときに、吸着モードから再生モードに切り替えても良い。かかる場合、脱臭装置1は、再生モードを再生モード期間行った後に吸着モードに切り替えると良い。
図5(a)は、第1の実施形態に係る脱臭装置1が適用された冷蔵庫200の概略正面図である。図5(b)は、冷蔵庫200の冷蔵室内を上方から示す図である。
冷蔵庫200は、図5(a)に示すように、物品を冷蔵する冷蔵室210と、冷蔵室210を開閉する扉220と、物品が載せられる複数の棚230と、上述した脱臭装置1とを備えている。
脱臭装置1は、図5(a)に示すように、複数の棚230の内の一番上の棚230と、冷蔵室210を区画する上部の壁211との間に配置されている。また、脱臭装置1は、図5(b)に示すように、冷蔵室210内の奥側、つまり扉220よりも冷蔵室210を区画する後部の壁212に近い位置に配置されている。また、脱臭装置1は、ファン10が配置された筐体90の入口91が前方、筐体90の出口92が後方となるように配置されている。
そして、脱臭装置1は、吸着モードであるときに、冷蔵室210内の空気を前方から吸い込み、空気中の臭気物質を吸着すると共に、空気を後方から排出する。このようにして、脱臭装置1は、冷蔵室210内の空気の臭気物質を除去する。
他方、脱臭装置1は、再生モードであるときに、吸着材20を再生させる。再生する際に筐体90内の空気が加熱されるが、冷却部70及び冷却用ヒートシンク85を備えていることにより、筐体90の出口92から排出される空気は冷却されている。それゆえ、冷蔵室210内の温度は、低温に維持される。
なお、冷蔵室210内に配置された脱臭装置1においても、吸着モードと再生モードとを交互に行うタイミングは特に限定されない。例えば、脱臭装置1は、冷蔵庫200の扉220が頻繁に開閉される時間帯で吸着モードを行い、冷蔵庫200の扉220があまり開閉されない時間帯で再生モードを行うと良い。冷蔵庫200の扉220が頻繁に開閉される時間帯は、予め設定された時間帯(例えば午前7時〜午後9時)でも良いし、ユーザが設定した時間帯でも良い。冷蔵庫200の扉220があまり開閉されない時間帯は、予め設定された時間帯(例えば午後9時〜午前7時)でも良いし、ユーザが設定した時間帯でも良い。
<第2の実施形態>
第2の実施形態に係る脱臭装置1は、第1の実施形態に係る脱臭装置1に対して冷却部70を備えていない点が異なる。
冷却用ヒートシンク85と上流側加熱用ヒートシンク41との間に冷却部70を備えていない構成の第2の実施形態に係る脱臭装置1においても、冷却用ヒートシンク85にて熱交換が行われる。それゆえ、再生モードであるときに、筐体90内部の温度を高めたとしても、冷却用ヒートシンク85の作用により、出口92から出ていく空気が冷却される。その結果、第2の実施形態に係る脱臭装置1は、加熱に用いた熱を排出しない。従って、例えば冷蔵庫の冷蔵室内のように、低温を維持しなければならない環境でも第2の実施形態に係る脱臭装置1を使用することができる。
<第3の実施形態>
図6(a)は、第3の実施形態に係る脱臭装置3の上面図である。なお、この上面図には脱臭装置3の内部構造も一部示している。図6(b)は、図6(a)のVIb−VIb部の断面における装置内部の概略構成図である。
第3の実施形態に係る脱臭装置3は、空気の流れを発生させる送風手段の一例としてのファン310を備えている。
また、脱臭装置3は、ファン310の下流側に配置されて、通過する空気中の臭気物質を吸着すると共に加熱されることにより当該臭気物質を分解する吸着分解手段の一例としての触媒350と、触媒350に流入する空気を加熱する加熱手段の一例としてのヒータ360と、伝熱効果及び安全性を向上するための部品の一例としての金属部品365とを備えている。
また、脱臭装置3は、触媒350を通過した空気の装置外への排出を抑制する抑制手段の一例としての開閉機構であるシャッター371及びダンパー372並びにその開閉を同時に行うソレノイド373とを備えている。
また、脱臭装置3は、ファン310、触媒350、ヒータ360、金属部品365、シャッター371、ダンパー372及びソレノイド373を収容すると共に、空気が入る入口391と空気が出る出口392とが形成された略直方体状の筐体390を備えている。
また、脱臭装置3は、ファン310の駆動、ヒータ360の作動、ソレノイド373の駆動などを制御する制御装置300を備えている。
第3の実施形態に係る脱臭装置3は、空気中の臭気物質を触媒350にて吸着する吸着モードと、吸着された臭気物質を触媒350にて分解させて触媒350を再生する再生モードとに切り替え可能な装置である。そして、脱臭装置3は、吸着モードと再生モードとを交互に行い、触媒350の高度な脱臭性能を長い期間維持することを実現している。
以下に、脱臭装置3が備える構成要素について詳述する。
ファン310は、回転軸311と、回転軸311周りに配置された複数の羽根312と、回転軸311を回転駆動させるモータ(不図示)とを有している。第3の実施形態に係るファン310は、図6(a)で見た場合に回転軸311が右方向にやや傾いた前後方向、図6(b)で見た場合に回転軸311が右方向にやや傾いた上下方向となるように配置されている。そして、ファン310は、入口391を介して筐体390外の空気を筐体390の内部に取り込むと共に、空気を触媒350に流入させる。モータは、制御装置300により回転速度が制御される。
触媒350は、ガス吸着機能を有する多孔質構造体からなり熱伝導性が高い基材の両面に酸化触媒が担持された触媒担持フィルタであることを例示することができる。酸化触媒としては、Ag、Pd、Pt、Mn、Rh、Fe、Co、I、P、Ti、Kのうちから選ばれた1種以上の物質またはこれらの物質の酸化物であることを例示することができる。これらの酸化触媒は、触媒担持フィルタに吸着された臭気成分の分解プロセスにおいて発生しうる副産物の臭気成分を無臭化または低臭化する。例えば、メチルメルカプタン(CHSH)の分解プロセスで発生しうる二硫化メチル((CH)は、メチルメルカプタンに対して低臭である。或いは、触媒350は、光触媒としても良い。
ヒータ360は、ファン310の下流であって触媒350の上流に配置されている。ヒータ360は、予め定められた時間の間通電された場合に、触媒350に流入する空気を、触媒350に吸着された臭気物質を分解可能な所定の温度にまで上昇させることができる。ヒータ360は、制御装置300により通電が制御される。なお、このように、ヒータ360として、冷蔵庫本体の霜取りヒータを用いずに、冷蔵庫本体からの電源供給で動作する専用のヒータを用いることで、脱臭装置3が冷凍サイクルを阻害しないようにしている。また、触媒350を活性化させるヒータ360の温度は100℃以下とし、家電製品(特に冷蔵庫)に適用できる温度帯を使用するものとする。触媒350は、低温条件でも分解能力があるが、高温加熱条件(100℃以下)で活性化されることで分解力が向上する。
金属部品365は、ヒータ360及び触媒350の周囲に、伝熱効果及び安全性を向上するために設けられる。金属部品365としては、例えば、SUSを用いることができる。
シャッター371は、筐体390の下面に沿って配置される。シャッター371は、筐体390の下面の入口391の配置及びサイズと略同じ配置及びサイズの穴を有しており、筐体390の下面に沿ってスライド可能になっている。
ダンパー372は、筐体390内において出口392の近くに配置される。ダンパー372は、シャッター371が筐体390の下面に沿ってスライドすることに連動して回動可能になっている。
すなわち、シャッター371及びダンパー372は、入口391及び出口392の開閉を連動して行う開閉手段の一例である。
ソレノイド373は、筐体390内の空気の流れを妨げない位置に配置されている。ソレノイド373は、ON状態で、シャッター371を筐体390の下面に沿ってスライドさせて入口391を閉じ、空気が入ってこないようにすると共に、ダンパー372を回動させて出口392を閉じ、空気が出ていかないようにする。すなわち、ソレノイド373は、ヒータ360が空気を加熱するときに入口391及び出口392を閉じるようにシャッター371及びダンパー372を制御する開閉制御手段の一例である。ソレノイド373のON/OFFは、制御装置300により制御される。なお、図は、ソレノイド373がON状態で入口391及び出口392が閉じられた状態を示している。
筐体390は、入口391及び出口392が形成された中央部分の収容室396を有している。
収容室396には、入口391側から順に、シャッター371、ファン310、ヒータ360、触媒350及びダンパー372が配置されている。
上述した配置により、ファン310にて入口391を介して筐体390内に入った空気は、ヒータ360、触媒350を順に通過して出口392から筐体390外へ出ていったり筐体390内を循環したりする。
筐体390は、収容室396の両側に空気層399が形成された二重構造である。これにより、筐体390内部と外部との間の断熱が図られている。
図7は、制御装置300のブロック図である。
制御装置300は、ファン310を回転駆動するモータ(不図示)の回転速度を制御するファン制御部301と、ヒータ360の温度を制御するヒータ温度制御部303と、ソレノイド373のON/OFFを制御するソレノイド制御部304とを備えている。
制御装置300は、演算処理を行うCPU(不図示)と、CPUにて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM(不図示)と、CPUの作業用メモリ等として用いられるRAM(不図示)とを備えている。そして、CPUがプログラムを実行することで、ファン制御部301、ヒータ温度制御部303及びソレノイド制御部304を実現する。
ファン制御部301は、ファン310の回転速度を高速と低速との2段階に切り替える。ファン制御部301は、吸着モードであるときには、ファン310の回転速度を高速とし、再生モードであるときには、ファン310の回転速度を低速とする。すなわち、ファン制御部301は、ヒータ360が空気を加熱するときにはヒータ360が空気を加熱しないときよりも風量が低下するようにファン310の駆動を制御する送風制御部の一例である。
ヒータ温度制御部303は、ファン制御部301がファン310の回転速度を低速にしているとき(再生モードであるとき)に、予め定められた時間の間通電することでヒータ360を所定の温度にまで上昇させる。他方、ヒータ温度制御部303は、ファン制御部301がファン310の回転速度を高速にしているとき(吸着モードであるとき)には通電しない。
ソレノイド制御部304は、ファン制御部301がファン310の回転速度を低速にしているとき(再生モードであるとき)に、ソレノイド373をON状態とし、ファン制御部301がファン310の回転速度を高速にしているとき(吸着モードであるとき)に、OFF状態とする。
<脱臭装置3の作用>
図8は、脱臭装置3が吸着モードであるときの空気の流れを示す図である。
図9は、脱臭装置3が再生モードであるときの熱の移動を示す図である。
第3の実施形態に係る脱臭装置3は、吸着モードであるときに、ファン制御部301がファン310の回転速度を高速とし、ソレノイド制御部304がソレノイド373をOFF状態とする。また、ヒータ温度制御部303は、ヒータ360に通電せずに温度を高めない。このとき、ファン310にて筐体390内部に吸い込まれた空気は、収容室396を通って出口392から出ていく。その際、空気に含まれる臭気物質が触媒350に吸着される。
一方、脱臭装置3は、触媒350による臭気物質の分解速度が触媒350の吸着速度よりも遅いことに鑑み、再生モードであるときに、ファン制御部301がファン310の回転速度を低速にする。ソレノイド制御部304は、ソレノイド373をON状態とし、ヒータ温度制御部303は、ヒータ360に通電して温度を高める。このときも、ファン310にて筐体390内部に吸い込まれた空気は、収容室396を出口392の方に流れるが、ダンパー372が出口392を閉じているので、収容室396の下側を通って入口391付近に達する。そして、シャッター371が入口391を閉じているので、入口391から出ていくこともなく、ファン310にて再び筐体390内部に吸い込まれる。なお、このときの空気の通過速度は、吸着モードであるときの速度よりも小さい。
触媒350は、ヒータ360により暖められた空気が流入する。それゆえ、触媒350は、加熱されて活性化し、吸着していた臭気物質を分解する。
なお、この第3の実施形態では、ソレノイド373が開閉機構であるシャッター371及びダンパー372を駆動するようにしたが、この限りではない。例えば、シャッター371及びダンパー372の駆動は、モータ等により行っても良い。また、シャッター371の開閉は、ファン310の運転の有無により行っても良い。更に、シャッター371及びダンパー372の開閉は、熱により収縮及び膨張する材料をシャッター371及びダンパー372に使用することで行っても良い。
また、この第3の実施形態では、ヒータ360について非接触方式を採用した。すなわち、ファン310の下流であって触媒350の上流の送風路内にヒータ360を配置する構成を採用した。この構成は、送風路内の空気を加熱し、触媒350の全面を均一に活性化温度まで上昇させることを可能にするものである。
しかしながら、ヒータ360については接触方式を採用しても良い。すなわち、ヒータ360を触媒350の外周に直接接触させた構成を採用しても良い。このような構成としては、第一に、ヒータ360がコードヒータである場合にこれを触媒350に直接巻き付けた構成がある。第二に、触媒350をヒータ360内蔵のヒータ内蔵型触媒とする構成がある。第三に、ヒータ360が複数の面をつなげたタイプの面状ヒータである場合に触媒350の外周の1面または2〜4面にこれを接触させた構成がある。第四に、ヒータ360がフィルムタイプの面状ヒータである場合に触媒350の外周にこれを巻き付けた構成がある。第五に、ヒータ360がPTC(Positive Temperature Coefficient)ヒータである場合に触媒350の外周にこれを接触させた構成がある。
また、この第3の実施形態では、ヒータ360について非接触方式を採用したため、脱臭装置3が再生モードであるときに、ファン制御部301がファン310の回転速度を低速にしたが、この限りではない。ヒータ360について接触方式を採用した場合は、脱臭装置3が再生モードであるときに、ファン制御部301がファン310の回転を停止するようにしても良い。この場合、ファン制御部301は、ヒータ360が空気を加熱するときには停止するようにファン310の駆動を制御する送風制御部の一例となる。
更に、この第3の実施形態では、ヒータ360及び触媒350の周囲に金属部品365を設けたが、この限りではない。例えば、ヒータ360の周辺に温度ヒューズや温度センサ等の温度過昇防止装置を設けても良い。
上述したように、第3の実施形態に係る脱臭装置3においては、触媒350を再生させるので、再生させない場合に比べて、触媒350の吸着性能(脱臭性能)を長期間維持することができる。そして、再生するために触媒350を用い、触媒350に吸着した臭気を触媒350に曝露させることで、分解速度を高めている。また、触媒350を再生させるために、筐体390内部の温度を高めたとしても、開閉機構を閉じることで、加熱に用いた熱を循環させるようにする。また、筐体390は、内部に空気層399が形成された二重構造であるため、筐体390内部と外部との間の断熱が図られている。それゆえ、脱臭装置3は、加熱に用いた熱を排出しない。その結果、例えば冷蔵庫の冷蔵室内のように、低温を維持しなければならない環境でも第3の実施形態に係る脱臭装置3を使用することができる。更に、触媒350に吸着した臭気物質の分解時に臭気が発生したとしても、開閉機構を閉じることで、臭気も冷蔵庫内へ排出しない。
また、第3の実施形態では、ヒータ360として非接触方式及び接触方式のいずれを採用しても良いものとした。非接触方式、つまり、ファン310の下流側であって触媒350の上流側の送風路内にヒータ360を配置した構成を採用した場合、触媒350の全面に加温することができ、安価とすることができる。一方、接触方式、つまり、ヒータ360を触媒350に直接接触させた構成を採用した場合、構成を簡素化することができる。
更に、第3の実施形態では、ヒータ360の周囲に、伝熱効果及び安全性を向上するための金属部品365を設けた。これにより、異常時の延焼を防止することができる。
なお、上述した脱臭装置3において、吸着モードと再生モードとを交互に行うタイミングは特に限定されない。例えば、脱臭装置3は、吸着モードを予め定められた吸着モード期間行った後に再生モードに切り替え、その後、再生モードを予め定められた再生モード期間行った後に吸着モードに切り替えるようにしても良い。吸着モード期間と再生モード期間とは同じでも良いし、異なっていても良い。
また、脱臭装置3は、臭気を検出する臭気センサ(不図示)を、例えば触媒350の下流に備え、臭気センサが検出する臭気の量が予め定められた量以上となったときに、吸着モードから再生モードに切り替えても良い。かかる場合、脱臭装置3は、再生モードを再生モード期間行った後に吸着モードに切り替えると良い。
第3の実施形態に係る脱臭装置3が適用された冷蔵庫については、図5(a),(b)に示された第1の実施形態に係る脱臭装置1が適用された冷蔵庫と同様なので、説明を省略する。但し、第1の実施形態では、脱臭装置1が、筐体90の入口91が前方、筐体90の出口92が後方となるように配置されているが、第3の実施形態では、脱臭装置3が、筐体390の入口391が下方、筐体390の出口392が前方となるように配置される。
<第4の実施形態>
図10(a)は、第4の実施形態に係る脱臭装置4の上面図である。なお、この上面図には脱臭装置3の内部構造も一部示している。図10(b)は、図10(a)のXb−Xb部の断面における装置内部の概略構成図であり、図10(c)は、図10(a)のXc−Xc部の断面における装置内部の概略構成図である。
第4の実施形態に係る脱臭装置4は、空気の流れを発生させる送風手段の一例としてのファン410を備えている。
また、脱臭装置4は、ファン410の下流側に配置されて、通過する空気中の臭気物質を吸着すると共に加熱されることにより当該臭気物質を脱離する吸着手段の一例としての吸着材420と、ファン410の下流側であって吸着材420の上流側に配置されて、吸着材420に流入する空気を加熱する上流側加熱手段の一例としての上流側ヒータ430とを備えている。
また、脱臭装置4は、吸着材420から脱離した臭気物質を分解する分解手段の一例としての触媒450と、吸着材420の下流側であって触媒450の上流側に配置されて、触媒450に流入する空気を加熱する分解加熱手段の一例としての下流側ヒータ460とを備えている。
また、脱臭装置4は、触媒450を通過した空気の装置外への排出を抑制する抑制手段の一例としての開閉機構であるシャッター471及びダンパー472並びにその開閉を同時に行うソレノイド473と、上流側ヒータ430及び下流側ヒータ460の熱が外部に伝わらないようにする断熱材494とを備えている。
また、脱臭装置4は、ファン410、吸着材420、上流側ヒータ430、触媒450、下流側ヒータ460、シャッター471、ダンパー472、ソレノイド473及び断熱材494を収容すると共に、空気が入る入口491と空気が出る出口492とが形成された略直方体状の筐体490を備えている。
また、脱臭装置4は、ファン410の駆動、上流側ヒータ430の作動、下流側ヒータ460の作動、ソレノイド473の駆動などを制御する制御装置400を備えている。
第4の実施形態に係る脱臭装置4は、空気中の臭気物質を吸着材420にて吸着する吸着モードと、吸着材420から臭気物質を脱離させて吸着材420を再生すると共に脱離した臭気物質を触媒450にて分解させる再生モードとに切り替え可能な装置である。そして、脱臭装置4は、吸着モードと再生モードとを交互に行い、吸着材420の高度な脱臭性能を長い期間維持することを実現している。
以下に、脱臭装置4が備える構成要素について詳述する。
ファン410は、回転軸411と、回転軸411周りに配置された複数の羽根412と、回転軸411を回転駆動させるモータ(不図示)とを有している。第4の実施形態に係るファン410は、図10(a)で見た場合に回転軸411が左方向にやや傾いた前後方向、図10(b)で見た場合に回転軸411が左方向にやや傾いた上下方向となるように配置されている。そして、ファン410は、入口491を介して筐体490外の空気を筐体490の内部に取り込むと共に、空気を吸着材420に流入させる。モータは、制御装置400により回転速度が制御される。
吸着材420は、通過する空気中の臭気物質を吸着して脱臭処理を行うと共に加熱されることにより当該臭気物質を脱離する活性炭を有する。
上流側ヒータ430は、ファン410の下流であって吸着材420の上流に配置されている。上流側ヒータ430は、予め定められた時間の間通電された場合に、吸着材420又は吸着材420に流入する空気を、吸着材420に吸着した臭気物質を除去可能な所定の温度にまで上昇させることができる。上流側ヒータ430は、制御装置400により通電が制御される。なお、このように、上流側ヒータ430として、冷蔵庫本体の霜取りヒータを用いずに、冷蔵庫本体からの電源供給で動作する専用のヒータを用いることで、脱臭装置4が冷凍サイクルを阻害しないようにしている。
触媒450は、熱伝導性が高い基材の両面に酸化触媒が担持された触媒担持フィルタであることを例示することができる。酸化触媒としては、Ag、Pd、Pt、Mn、Rh、Fe、Co、I、P、Ti、Kのうちから選ばれた1種以上の物質またはこれらの物質の酸化物であることを例示することができる。これらの酸化触媒は、触媒担持フィルタに吸着された臭気成分の分解プロセスにおいて発生しうる副産物の臭気成分を無臭化または低臭化する。例えば、メチルメルカプタン(CHSH)の分解プロセスで発生しうる二硫化メチル((CH)は、メチルメルカプタンに対して低臭である。或いは、触媒450は、光触媒としても良い。
下流側ヒータ460は、吸着材420の下流であって触媒450の上流に配置されている。下流側ヒータ460は、予め定められた時間の間通電された場合に、触媒450又は触媒450に流入する空気を、吸着材420から脱離した臭気物質を分解可能な所定の温度にまで上昇させることができる。下流側ヒータ460は、制御装置400により通電が制御される。なお、このように、下流側ヒータ460として、冷蔵庫本体の霜取りヒータを用いずに、冷蔵庫本体からの電源供給で動作する専用のヒータを用いることで、脱臭装置4が冷凍サイクルを阻害しないようにしている。また、触媒450を活性化させる下流側ヒータ460の温度は100℃以下とし、家電製品(特に冷蔵庫)に適用できる温度帯を使用するものとする。触媒450は、低温条件でも分解能力があるが、高温加熱条件(100℃以下)で活性化されることで分解力が向上する。
シャッター471は、筐体490の下面に沿って配置される。シャッター471は、筐体490の下面の入口491の配置及びサイズと略同じ配置及びサイズの穴を有しており、筐体490の下面に沿ってスライド可能になっている。
ダンパー472は、筐体490内において出口492の近くに配置される。ダンパー472は、シャッター471が筐体490の下面に沿ってスライドすることに連動して回動可能になっている。
すなわち、シャッター471及びダンパー472は、入口491及び出口492の開閉を連動して行う開閉手段の一例である。
ソレノイド473は、筐体490内の空気の流れを妨げない位置に配置されている。ソレノイド473は、ON状態で、シャッター471を筐体490の下面に沿ってスライドさせて入口491を閉じ、空気が入ってこないようにすると共に、ダンパー472を回動させて出口492を閉じ、空気が出ていかないようにする。すなわち、ソレノイド473は、上流側ヒータ430及び下流側ヒータ460が空気を加熱するときに入口491及び出口492を閉じるようにシャッター471及びダンパー472を制御する開閉制御手段の一例である。ソレノイド473のON/OFFは、制御装置400により制御される。なお、図は、ソレノイド473がON状態で入口491及び出口492が閉じられた状態を示している。
断熱材494は、上流側ヒータ430及び下流側ヒータ460の熱が脱臭装置4外に伝わらないようにして、筐体490内部と外部との間の断熱を図るために設けられている。
筐体490は、入口491及び出口492が形成された中央部分の第1収容室496と、第1収容室496の片側に形成された第2収容室497とを有している。
第1収容室496及び第2収容室497には、入口491側から順に、シャッター471、ファン410、上流側ヒータ430、吸着材420、下流側ヒータ460、触媒450及びダンパー472が配置されている。
上述した配置により、ファン410にて入口491を介して筐体490内に入った空気は、上流側ヒータ430、吸着材420、下流側ヒータ460、触媒450を順に通過して出口492から筐体490外へ出ていったり筐体490内を循環したりする。
筐体490は、第1収容室496の第2収容室497とは反対側及び第2収容室497の第1収容室496とは反対側に空気層499が形成された二重構造である。これにより、筐体490内部と外部との間の断熱が図られている。
図11は、制御装置400のブロック図である。
制御装置400は、ファン410を回転駆動するモータ(不図示)の回転速度を制御するファン制御部401と、上流側ヒータ430の温度を制御する上流側ヒータ温度制御部402と、下流側ヒータ460の温度を制御する下流側ヒータ温度制御部403と、ソレノイド473のON/OFFを制御するソレノイド制御部404とを備えている。
制御装置400は、演算処理を行うCPU(不図示)と、CPUにて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM(不図示)と、CPUの作業用メモリ等として用いられるRAM(不図示)とを備えている。そして、CPUがプログラムを実行することで、ファン制御部401、上流側ヒータ温度制御部402、下流側ヒータ温度制御部403及びソレノイド制御部404を実現する。
ファン制御部401は、ファン410の回転速度を高速と低速との2段階に切り替える。ファン制御部401は、吸着モードであるときには、ファン410の回転速度を高速とし、再生モードであるときには、ファン410の回転速度を低速とする。すなわち、ファン制御部401は、上流側ヒータ430及び下流側ヒータ460が空気を加熱するときには上流側ヒータ430及び下流側ヒータ460が空気を加熱しないときよりも風量が低下するようにファン410の駆動を制御する送風制御部の一例である。
上流側ヒータ温度制御部402は、ファン制御部401がファン410の回転速度を低速にしているとき(再生モードであるとき)に、予め定められた時間の間通電することで上流側ヒータ430を所定の温度にまで上昇させる。他方、上流側ヒータ温度制御部402は、ファン制御部401がファン410の回転速度を高速にしているとき(吸着モードであるとき)には通電しない。
下流側ヒータ温度制御部403は、ファン制御部401がファン410の回転速度を低速にしているとき(再生モードであるとき)に、予め定められた時間の間通電することで下流側ヒータ460を所定の温度にまで上昇させる。他方、下流側ヒータ温度制御部403は、ファン制御部401がファン410の回転速度を高速にしているとき(吸着モードであるとき)には通電しない。
ソレノイド制御部404は、ファン制御部401がファン410の回転速度を低速にしているとき(再生モードであるとき)に、ソレノイド473をON状態とし、ファン制御部401がファン410の回転速度を高速にしているとき(吸着モードであるとき)に、OFF状態とする。
<脱臭装置4の作用>
図12(a)〜(c)は、脱臭装置4が吸着モードであるときの空気の流れを示す図である。
図13(a)〜(c)は、脱臭装置4が再生モードであるときの熱の移動を示す図である。
第4の実施形態に係る脱臭装置4は、吸着モードであるときに、ファン制御部401がファン410の回転速度を高速とし、ソレノイド制御部404がソレノイド473をOFF状態とする。また、上流側ヒータ温度制御部402,下流側ヒータ温度制御部403は、それぞれ上流側ヒータ430,下流側ヒータ460に通電せずに温度を高めない。このとき、ファン410にて筐体490内部に吸い込まれた空気は、第1収容室496、第2収容室497を通り、再び第1収容室496に戻って出口492から出ていく。その際、空気に含まれる臭気物質が吸着材420に吸着される。また、触媒450が触媒担持フィルタである場合には、空気に含まれる臭気物質は触媒450にも吸着される。
一方、脱臭装置4は、触媒450による臭気物質の分解速度が吸着材420の吸着速度よりも遅いことに鑑み、再生モードであるときに、ファン制御部401がファン410の回転速度を低速にする。ソレノイド制御部404は、ソレノイド473をON状態とし、上流側ヒータ温度制御部402,下流側ヒータ温度制御部403は、それぞれ上流側ヒータ430,下流側ヒータ460に通電して温度を高める。このときも、ファン410にて筐体490内部に吸い込まれた空気は、第1収容室496、第2収容室497を通り、再び第1収容室496に戻るが、ダンパー472が出口492を閉じているので、第1収容室496の下側を通って入口491付近に達する。なお、このときの空気の通過速度は、吸着モードであるときの速度よりも小さい。
吸着材420は、上流側ヒータ430及び下流側ヒータ460により暖められると共に、上流側ヒータ430にて暖められた空気が流入する。それゆえ、吸着材420は加熱され、吸着していた臭気物質を脱離する。これにより、吸着材420は再生する。
触媒450は、下流側ヒータ460により暖められると共に、上流側ヒータ430にて暖められた後に吸着材420を通過し、その後、下流側ヒータ460にて暖められた空気が流入する。それゆえ、触媒450は、加熱されて活性化し、吸着材420から脱離した臭気物質を分解する。また、触媒450が触媒担持フィルタである場合には、吸着していた臭気物質をも分解する。
なお、この第4の実施形態では、ソレノイド473が開閉機構であるシャッター471及びダンパー472を駆動するようにしたが、この限りではない。例えば、シャッター471及びダンパー472の駆動は、モータ等により行っても良い。また、シャッター471の開閉は、ファン410の運転の有無により行っても良い。更に、シャッター471及びダンパー472の開閉は、熱により収縮及び膨張する材料をシャッター471及びダンパー472に使用することで行っても良い。
また、この第4の実施形態では、上流側ヒータ430及び下流側ヒータ460について非接触方式を採用した。すなわち、ファン410の下流であって吸着材420の上流の送風路内に上流側ヒータ430を配置し、吸着材420の下流であって触媒450の上流の送風路内に下流側ヒータ460を配置する構成を採用した。この構成は、送風路内の空気を加熱し、吸着材420及び触媒450の全面を均一に活性化温度まで上昇させることを可能にするものである。
しかしながら、上流側ヒータ430及び下流側ヒータ460については接触方式を採用しても良い。すなわち、上流側ヒータ430を吸着材420の外周に直接接触させた構成や、下流側ヒータ460を触媒450の外周に直接接触させた構成を採用しても良い。このような構成の具体例については、第3の実施形態で述べたので、ここでの説明は省略する。
また、この第4の実施形態では、上流側ヒータ430及び下流側ヒータ460について非接触方式を採用したため、脱臭装置4が再生モードであるときに、ファン制御部401がファン410の回転速度を低速にしたが、この限りではない。上流側ヒータ430及び下流側ヒータ460について接触方式を採用した場合は、脱臭装置3が再生モードであるときに、ファン制御部401がファン410の回転を停止するようにしても良い。この場合、ファン制御部401は、上流側ヒータ430及び下流側ヒータ460が空気を加熱するときには停止するようにファン410の駆動を制御する送風制御部の一例となる。
更に、この第4の実施形態でも、上流側ヒータ430及び吸着材420の周囲と、下流側ヒータ460及び触媒450の周囲とに金属部品を設けても良い。或いは、例えば、上流側ヒータ430及び吸着材420の周辺と、下流側ヒータ460及び触媒450の周辺とに温度ヒューズや温度センサ等の温度過昇防止装置を設けても良い。
上述したように、第4の実施形態に係る脱臭装置4においては、吸着材420にて脱臭(臭気物質除去)を行うので、省エネルギーで素早い吸着速度を実現することができる。また、第4の実施形態に係る脱臭装置4においては、吸着材420を再生させるので、再生させない場合に比べて、吸着材420の吸着性能(脱臭性能)を長期間維持することができる。そして、再生するために触媒450を用い、吸着材420で濃縮した臭気を触媒450に曝露させることで、分解速度を高めている。また、吸着材420を再生させるために、筐体490内部の温度を高めたとしても、開閉機構を閉じることで、加熱に用いた熱を循環させるようにする。また、筐体490は、内部に空気層499が形成された二重構造であるため、筐体490内部と外部との間の断熱が図られている。それゆえ、脱臭装置4は、加熱に用いた熱を排出しない。その結果、例えば冷蔵庫の冷蔵室内のように、低温を維持しなければならない環境でも第4の実施形態に係る脱臭装置4を使用することができる。更に、吸着材420に吸着した臭気物質の分解時に臭気が発生したとしても、開閉機構を閉じることで、臭気も冷蔵庫内へ排出しない。
また、第4の実施形態では、上流側ヒータ430及び下流側ヒータ460として非接触方式及び接触方式のいずれを採用しても良いものとした。非接触方式、つまり、ファン410の下流側であって吸着材420の上流側の送風路内に上流側ヒータ430を配置し、吸着材420の下流側であって触媒450の上流側の送風路内に下流側ヒータ460を配置した構成を採用した場合、吸着材420及び触媒450の全面に加温することができ、安価とすることができる。一方、接触方式、つまり、上流側ヒータ430を吸着材420に直接接触させ、下流側ヒータ460を触媒450に直接接触させた構成を採用した場合、構成を簡素化することができる。
更に、第4の実施形態では、上流側ヒータ430及び下流側ヒータ460の周囲に、伝熱効果及び安全性を向上するための金属部品を設けても良いこととした。このような金属部品を設けることで、異常時の延焼を防止することができる。
なお、上述した脱臭装置4において、吸着モードと再生モードとを交互に行うタイミングは特に限定されない。例えば、脱臭装置4は、吸着モードを予め定められた吸着モード期間行った後に再生モードに切り替え、その後、再生モードを予め定められた再生モード期間行った後に吸着モードに切り替えるようにしても良い。吸着モード期間と再生モード期間とは同じでも良いし、異なっていても良い。
また、脱臭装置4は、臭気を検出する臭気センサ(不図示)を、例えば吸着材420の下流に備え、臭気センサが検出する臭気の量が予め定められた量以上となったときに、吸着モードから再生モードに切り替えても良い。かかる場合、脱臭装置4は、再生モードを再生モード期間行った後に吸着モードに切り替えると良い。
第4の実施形態に係る脱臭装置4が適用された冷蔵庫については、図5(a),(b)に示された第1の実施形態に係る脱臭装置1が適用された冷蔵庫と同様なので、説明を省略する。但し、第1の実施形態では、脱臭装置1が、筐体90の入口91が前方、筐体90の出口92が後方となるように配置されているが、第4の実施形態では、脱臭装置4が、筐体490の入口491が下方、筐体490の出口492が前方となるように配置される。
<第5の実施形態>
図14(a)は、第5の実施形態に係る脱臭装置5の上面図である。なお、この上面図には脱臭装置5の内部構造も一部示している。図14(b)は、図14(a)のXIVb−XIVb部の断面における装置内部の概略構成図である。
第5の実施形態に係る脱臭装置5は、空気の流れを発生させる送風手段の一例としてのファン510を備えている。
また、脱臭装置5は、ファン510の下流側に配置されて、通過する空気中の臭気物質を吸着すると共に加熱されることにより当該臭気物質を分解する吸着分解手段の一例としての触媒550と、ファン510の下流側に配置されて、触媒550を加熱する加熱手段の一例としてのヒータ560とを備えている。
また、脱臭装置5は、触媒550を通過した空気の装置外への排出を抑制する抑制手段の一例としての開閉機構であるシャッター571及びその開閉を行うバイメタル板573と、ヒータ560の熱をバイメタル板573に伝達するための部品の一例としての金属部品565とを備えている。
また、脱臭装置5は、ファン510、触媒550、ヒータ560、金属部品565、シャッター571及びバイメタル板573を収容すると共に、空気が入る入口591と空気が出る出口592とが形成された略直方体状の筐体590を備えている。
また、脱臭装置5は、ファン510の駆動、ヒータ560の作動などを制御する制御装置500を備えている。
第5の実施形態に係る脱臭装置5は、空気中の臭気物質を触媒550にて吸着する吸着モードと、吸着された臭気物質を触媒550にて分解させて触媒550を再生する再生モードとに切り替え可能な装置である。そして、脱臭装置5は、吸着モードと再生モードとを交互に行い、触媒550の高度な脱臭性能を長い期間維持することを実現している。
以下に、脱臭装置5が備える構成要素について詳述する。
ファン510は、回転軸511と、回転軸511周りに配置された複数の羽根512と、回転軸511を回転駆動させるモータ(不図示)とを有している。第5の実施形態に係るファン510は、図14(a)で見た場合に回転軸511が左方向にやや傾いた前後方向、図14(b)で見た場合に回転軸511が左方向にやや傾いた上下方向となるように配置されている。そして、ファン510は、入口591を介して筐体590外の空気を筐体590の内部に取り込むと共に、空気を触媒550に流入させる。モータは、制御装置500により回転速度が制御される。
触媒550は、ガス吸着機能を有する多孔質構造体からなり熱伝導性が高い基材の両面に酸化触媒が担持された触媒担持フィルタであることを例示することができる。酸化触媒としては、Ag、Pd、Pt、Mn、Rh、Fe、Co、I、P、Ti、Kのうちから選ばれた1種以上の物質またはこれらの物質の酸化物であることを例示することができる。これらの酸化触媒は、触媒担持フィルタに吸着された臭気成分の分解プロセスにおいて発生しうる副産物の臭気成分を無臭化または低臭化する。例えば、メチルメルカプタン(CHSH)の分解プロセスで発生しうる二硫化メチル((CH)は、メチルメルカプタンに対して低臭である。或いは、触媒550は、光触媒としても良い。
ヒータ560は、ファン510の下流に配置されている。ヒータ560は、予め定められた時間の間通電された場合に、触媒550に吸着された臭気物質を分解可能な所定の温度にまで触媒550の温度を上昇させることができる。ヒータ560は、制御装置500により通電が制御される。なお、このように、ヒータ560として、冷蔵庫本体の霜取りヒータを用いずに、冷蔵庫本体からの電源供給で動作する専用のヒータを用いることで、脱臭装置5が冷凍サイクルを阻害しないようにしている。また、触媒550を活性化させるヒータ560の温度は100℃以下とし、家電製品(特に冷蔵庫)に適用できる温度帯を使用するものとする。触媒550は、低温条件でも分解能力があるが、高温加熱条件(100℃以下)で活性化されることで分解力が向上する。
金属部品565は、ヒータ560とバイメタル板573との間に、伝熱効果を向上するために設けられる。金属部品565としては、例えば、SUSを用いることができる。なお、図15(a),(b)を参照して後述するように、バイメタル板573は一方の端部しか固定されていないので、金属部品565は、ヒータ560とバイメタル板573のその固定された端部とを接続するように設けるとよい。
シャッター571は、筐体590の下面に沿って配置される。シャッター571は、筐体590の下面の入口591及び出口592の配置及びサイズと略同じ配置及びサイズの穴を有しており、筐体590の下面に沿ってスライド可能になっている。すなわち、シャッター571は、入口591及び出口592の開閉を連動して行う開閉手段の一例である。なお、第5の実施形態において、開閉手段は、シャッター571という一部品により構成されている。
バイメタル板573は、筐体590内のヒータ560の熱が伝わる位置に配置されている。バイメタル板573は、熱膨張率の異なる2種類の金属を結合した金属板である。熱膨張率の異なる2種類の金属としては、例えば、熱膨張率が高い方の金属として、鉄ニッケルクロム合金を用い、熱膨張率が低い方の金属として、ニッケル約36%の鉄ニッケル合金を用いることができる。バイメタル板573は、ヒータ560の熱が伝わると、後述するように、第1突起部5711及び第2突起部5712を通じて、シャッター571を筐体590の下面に沿ってスライドさせて入口591及び出口592を閉じ、空気が入ってこないようにすると共に空気が出ていかないようにする。すなわち、バイメタル板573は、ヒータ560が触媒550を加熱するときに入口591及び出口592を閉じるようにシャッター571を制御する開閉制御手段の一例である。なお、図は、バイメタル板573にヒータ560の熱が伝わった状態で入口591及び出口592が閉じられた状態を示している。
筐体590は、入口591及び出口592が形成された中央部分の第1収容室596と、第1収容室596の片側に形成された第2収容室597とを有している。
第1収容室596には、入口591側から順に、シャッター571、ファン510、及び、ヒータ560が接触した触媒550が配置され、シャッター571は、出口592側にも配置されている。第2収容室597は、出口592が閉じられている場合に、空気がファン510側へ戻る通路として設けられている。
上述した配置により、ファン510にて入口591を介して筐体590内に入った空気は、ヒータ560が接触した触媒550を通過して出口592から筐体590外へ出ていったり筐体590内を循環したりする。
筐体590は、第1収容室596の第2収容室597とは反対側及び第2収容室597の第1収容室596とは反対側に空気層599が形成された二重構造である。これにより、筐体590内部と外部との間の断熱が図られている。
ここで、バイメタル板573によるシャッター571のスライド制御について更に詳細に説明する。
図15(a)は、ヒータ560の熱が伝わっていないときのバイメタル板573の状態を示した図である。図15(b)は、ヒータ560の熱が伝わっているときのバイメタル板573の状態を示した図である。バイメタル板573の配置は、図14(a)において触媒550、ヒータ560及び金属部品565を取り除いたときの配置に一致させてある。バイメタル板573において、第1端部5731は、固定された端部であるが、第2端部5732は、固定されていない状態でシャッター571の第1突起部5711及び第2突起部5712に接する端部である。
ヒータ560の熱が伝わっていないとき、バイメタル板573は、本来の直線的な形状をなしているので、第1突起部5711及び第2突起部5712を押すことはなく、シャッター571は入口591及び出口592を開く位置に移動する。
一方、ヒータ560の熱が伝わっているとき、バイメタル板573は、第2端部5732側が右側に湾曲しているので、第1突起部5711及び第2突起部5712を押すことになり、シャッター571は入口591及び出口592を閉じる位置に移動する。
図16は、制御装置500のブロック図である。
制御装置500は、ファン510を回転駆動するモータ(不図示)の回転速度を制御するファン制御部501と、ヒータ560の温度を制御するヒータ温度制御部503とを備えている。
制御装置500は、演算処理を行うCPU(不図示)と、CPUにて実行されるプログラムや各種データ等が記憶されたROM(不図示)と、CPUの作業用メモリ等として用いられるRAM(不図示)とを備えている。そして、CPUがプログラムを実行することで、ファン制御部501及びヒータ温度制御部503を実現する。
ファン制御部501は、ファン510の回転速度を高速と低速との2段階に切り替える。ファン制御部501は、吸着モードであるときには、ファン510の回転速度を高速とし、再生モードであるときには、ファン510の回転速度を低速とする。すなわち、ファン制御部501は、ヒータ560が触媒550を加熱するときにはヒータ560が触媒550を加熱しないときよりも風量が低下するようにファン510の駆動を制御する送風制御部の一例である。
ヒータ温度制御部503は、ファン制御部501がファン510の回転速度を低速にしているとき(再生モードであるとき)に、予め定められた時間の間通電することでヒータ560を所定の温度にまで上昇させる。他方、ヒータ温度制御部503は、ファン制御部501がファン510の回転速度を高速にしているとき(吸着モードであるとき)には通電しない。
<脱臭装置5の作用>
図17(a),(b)は、脱臭装置5が吸着モードであるときの空気の流れを示す図である。
図18(a),(b)は、脱臭装置5が再生モードであるときの熱の移動を示す図である。
第5の実施形態に係る脱臭装置5は、吸着モードであるときに、ファン制御部501がファン510の回転速度を高速とし、ヒータ温度制御部503は、ヒータ560に通電せずに温度を高めない。このとき、ファン510にて筐体590内部に吸い込まれた空気は、第1収容室596を通って出口592から出ていく。その際、空気に含まれる臭気物質が触媒550に吸着される。
一方、脱臭装置5は、触媒550による臭気物質の分解速度が触媒550の吸着速度よりも遅いことに鑑み、再生モードであるときに、ファン制御部501がファン510の回転速度を低速にし、ヒータ温度制御部503は、ヒータ560に通電して温度を高める。このときも、ファン510にて筐体590内部に吸い込まれた空気は、第1収容室596を通って出口592付近に達するが、シャッター571が出口592を閉じているため、第2収容室597を通って、ファン510の下側に達する。
触媒550は、ヒータ560により暖められる。それゆえ、触媒550は、加熱されて活性化し、吸着していた臭気物質を分解する。
なお、この第5の実施形態では、ヒータ560について接触方式を採用した。すなわち、ヒータ560を触媒550の外周に直接接触させた構成を採用した。
しかしながら、ヒータ560については非接触方式を採用しても良い。すなわち、ファン510の下流であって触媒550の上流の送風路内にヒータ560を配置する構成を採用しても良い。この構成は、送風路内の空気を加熱し、触媒550の全面を均一に活性化温度まで上昇させることを可能にするものである。
また、この第5の実施形態では、脱臭装置5が再生モードであるときに、ファン制御部501がファン510の回転速度を低速にしたが、この限りではない。ファン制御部501がファン510の回転を間欠的にしてもよい。この場合、ファン制御部501は、ヒータ560が触媒550を加熱するときには間欠的に回転するようにファン510の駆動を制御する送風制御部の一例となる。また、ヒータ560について接触方式を採用した場合は、脱臭装置5が再生モードであるときに、ファン制御部501がファン510の回転を停止するようにしても良い。この場合、ファン制御部501は、ヒータ560が触媒550を加熱するときには停止するようにファン510の駆動を制御する送風制御部の一例となる。
上述したように、第5の実施形態に係る脱臭装置5においては、触媒550を再生させるので、再生させない場合に比べて、触媒550の吸着性能(脱臭性能)を長期間維持することができる。そして、再生するために触媒550を用い、触媒550に吸着した臭気を触媒550に曝露させることで、分解速度を高めている。また、触媒550を再生させるために、筐体590内部の温度を高めたとしても、開閉機構を閉じることで、加熱に用いた熱を循環させるようにする。また、筐体590は、内部に空気層599が形成された二重構造であるため、筐体590内部と外部との間の断熱が図られている。それゆえ、脱臭装置5は、加熱に用いた熱を排出しない。その結果、例えば冷蔵庫の冷蔵室内のように、低温を維持しなければならない環境でも第5の実施形態に係る脱臭装置5を使用することができる。更に、触媒550に吸着した臭気物質の分解時に臭気が発生したとしても、開閉機構を閉じることで、臭気も冷蔵庫内へ排出しない。
また、第5の実施形態では、ヒータ560として非接触方式及び接触方式のいずれを採用しても良いものとした。非接触方式、つまり、ファン510の下流側であって触媒550の上流側の送風路内にヒータ560を配置した構成を採用した場合、触媒550の全面に加温することができ、安価とすることができる。一方、接触方式、つまり、ヒータ560を触媒550に直接接触させた構成を採用した場合、構成を簡素化することができる。
なお、上述した脱臭装置5において、吸着モードと再生モードとを交互に行うタイミングは特に限定されない。例えば、脱臭装置5は、吸着モードを予め定められた吸着モード期間行った後に再生モードに切り替え、その後、再生モードを予め定められた再生モード期間行った後に吸着モードに切り替えるようにしても良い。吸着モード期間と再生モード期間とは同じでも良いし、異なっていても良い。
また、脱臭装置5は、臭気を検出する臭気センサ(不図示)を、例えば触媒550の下流に備え、臭気センサが検出する臭気の量が予め定められた量以上となったときに、吸着モードから再生モードに切り替えても良い。かかる場合、脱臭装置5は、再生モードを再生モード期間行った後に吸着モードに切り替えると良い。
第5の実施形態に係る脱臭装置5が適用された冷蔵庫については、図5(a),(b)に示された第1の実施形態に係る脱臭装置1が適用された冷蔵庫と同様なので、説明を省略する。但し、第1の実施形態では、脱臭装置1が、筐体90の入口91が前方、筐体90の出口92が後方となるように配置されているが、第5の実施形態では、脱臭装置5が、筐体590の下面が冷蔵庫の下方を向くように、かつ、筐体590の下面において、入口591が後方、出口592が前方となるように配置される。
1,3,4,5…脱臭装置、10,310,410,510…ファン、20,420…吸着材、30,430…上流側ヒータ、40…加熱用ヒートシンク、50,350,450,550…触媒、60,460…下流側ヒータ、70…冷却部、80…熱保持用ヒートシンク、85…冷却用ヒートシンク、90,390,490,590…筐体、100,300,400,500…制御装置、360,560…ヒータ、365,565…金属部品、371,471,571…シャッター、372,472…ダンパー、373,473…ソレノイド、573…バイメタル板

Claims (25)

  1. 空気の流れを発生させる送風手段と、
    前記送風手段の下流側に配置されて、通過する空気中の臭気物質を吸着すると共に加熱されることにより当該臭気物質を脱離する吸着手段と、
    前記送風手段の下流側であって前記吸着手段の上流側に配置されて、前記吸着手段に流入する空気を加熱する上流側加熱手段と、
    前記吸着手段から脱離した前記臭気物質を分解する分解手段と、
    前記分解手段を通過した空気を冷却する冷却手段と、
    を備える脱臭装置。
  2. 前記送風手段の駆動を制御する送風制御部をさらに備え、
    前記送風制御部は、前記上流側加熱手段が空気を加熱するときには当該上流側加熱手段が加熱しないときよりも風量が低下するように前記送風手段の駆動を制御する
    請求項1に記載の脱臭装置。
  3. 前記分解手段を加熱するための分解加熱手段をさらに備えている
    請求項1又は2に記載の脱臭装置。
  4. 前記分解手段の下流側に当該分解手段を通過した空気を冷却するための冷却用ヒートシンクが設けられている
    請求項1から3のいずれか1項に記載の脱臭装置。
  5. 前記送風手段の下流側であって前記吸着手段の上流側に当該送風手段にて送られた空気を加熱するための加熱用ヒートシンクが設けられている
    請求項4に記載の脱臭装置。
  6. 前記冷却手段は、前記冷却用ヒートシンクと前記加熱用ヒートシンクとの間に配置され、当該冷却用ヒートシンク側で吸熱し、当該加熱用ヒートシンク側で放熱する熱交換素子を有する
    請求項5に記載の脱臭装置。
  7. 前記吸着手段、前記分解手段、前記冷却手段を収容すると共に、空気が入る入口と空気が出る出口とが形成され、当該入口から当該出口までの空気の流路がU字状である筐体をさらに備える
    請求項1から6のいずれか1項に記載の脱臭装置。
  8. 前記筐体は、内部に空気層が形成された二重構造である
    請求項7に記載の脱臭装置。
  9. 空気の流れを発生させる送風手段と、
    前記送風手段の下流側に配置されて、通過する空気中の臭気物質を吸着すると共に加熱されることにより当該臭気物質を分解する吸着分解手段と、
    前記送風手段の下流側であって前記吸着分解手段の上流側に配置されて、前記吸着分解手段に流入する空気を加熱する加熱手段と、
    前記吸着分解手段を通過した空気の装置外への排出を抑制する抑制手段と、
    を備える脱臭装置。
  10. 前記吸着分解手段は、
    前記送風手段の下流側に配置されて、通過する空気中の臭気物質を吸着すると共に加熱されることにより当該臭気物質を脱離する吸着手段と、
    前記吸着手段から脱離した前記臭気物質を分解する分解手段と、
    を備えている請求項9に記載の脱臭装置。
  11. 前記抑制手段は、前記送風手段、前記加熱手段、前記吸着分解手段を収容すると共に空気が入る入口と空気が出る出口とが形成された筐体内で、当該吸着分解手段を通過した空気を、当該入口及び当該出口を閉じた状態で循環させる
    請求項9又は10に記載の脱臭装置。
  12. 前記入口及び前記出口の開閉を連動して行う開閉手段と、
    前記加熱手段が空気を加熱するときに前記入口及び前記出口を閉じるように前記開閉手段を制御する開閉制御手段と、
    をさらに備えている請求項11に記載の脱臭装置。
  13. 前記加熱手段は、前記吸着分解手段に接触しない状態で、当該吸着分解手段を加熱する
    請求項9又は10に記載の脱臭装置。
  14. 前記送風手段の駆動を制御する送風制御部をさらに備え、
    前記送風制御部は、前記加熱手段が空気を加熱するときには当該加熱手段が空気を加熱しないときよりも風量が低下するように前記送風手段の駆動を制御する
    請求項13に記載の脱臭装置。
  15. 前記加熱手段は、前記吸着分解手段に接触した状態で、当該吸着分解手段を加熱する
    請求項9又は10に記載の脱臭装置。
  16. 前記送風手段の駆動を制御する送風制御部をさらに備え、
    前記送風制御部は、前記加熱手段が空気を加熱するときには停止するように前記送風手段の駆動を制御する
    請求項15に記載の脱臭装置。
  17. 前記加熱手段の周囲に、伝熱効果及び安全性を向上するための部品が設けられている
    請求項9又は10に記載の脱臭装置。
  18. 空気の流れを発生させる送風手段と、
    前記送風手段の下流側に配置されて、通過する空気中の臭気物質を吸着すると共に加熱されることにより当該臭気物質を分解する吸着分解手段と、
    前記送風手段の下流側に配置されて、前記吸着分解手段を加熱する加熱手段と、
    前記吸着分解手段を通過した空気の装置外への排出を抑制する抑制手段と、
    を備える脱臭装置。
  19. 前記抑制手段は、前記送風手段、前記加熱手段、前記吸着分解手段を収容すると共に空気が入る入口と空気が出る出口とが形成された筐体内で、当該吸着分解手段を通過した空気を、当該入口及び当該出口を閉じた状態で循環させる
    請求項18に記載の脱臭装置。
  20. 前記入口及び前記出口の開閉を連動して行う開閉手段と、
    前記加熱手段が前記吸着分解手段を加熱するときに前記入口及び前記出口を閉じるように前記開閉手段を制御する開閉制御手段と、
    をさらに備えている請求項19に記載の脱臭装置。
  21. 前記開閉手段は、一部品により構成されている
    請求項20に記載の脱臭装置。
  22. 前記開閉制御手段は、熱膨張率の異なる2種類の金属を結合した金属板である
    請求項20に記載の脱臭装置。
  23. 前記加熱手段の熱を前記開閉制御手段に伝達するための部品が設けられている
    請求項20に記載の脱臭装置。
  24. 前記加熱手段は、前記吸着分解手段に接触した状態で、当該吸着分解手段を加熱する
    請求項18に記載の脱臭装置。
  25. 物品を冷蔵する冷蔵室と、
    前記冷蔵室内に配置された請求項1から24のいずれか1項に記載の脱臭装置と、
    を備える冷蔵庫。
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