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JP2019087188A - 車両制御装置、車両制御方法、及びプログラム - Google Patents

車両制御装置、車両制御方法、及びプログラム Download PDF

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JP2019087188A
JP2019087188A JP2017217097A JP2017217097A JP2019087188A JP 2019087188 A JP2019087188 A JP 2019087188A JP 2017217097 A JP2017217097 A JP 2017217097A JP 2017217097 A JP2017217097 A JP 2017217097A JP 2019087188 A JP2019087188 A JP 2019087188A
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雄悟 上田
Yugo Ueda
雄悟 上田
明祐 戸田
Akihiro Toda
明祐 戸田
克明 佐々木
Katsuaki Sasaki
克明 佐々木
敦 荒井
Atsushi Arai
敦 荒井
優輝 茂木
Yuki Mogi
優輝 茂木
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Abstract

【課題】施設の複数の出入口の中から車両の入出場がより簡便に行われる出入口を選択することができる車両制御装置、車両制御方法、及びプログラムを提供すること。【解決手段】施設への出入口のうち車両が通過可能な出入口の位置を認識する認識部と、自車両の乗員の操作に依らずに、前記自車両の操舵または加減速のうち一方または双方を制御して前記車両を走行させる運転制御部であって、前記認識部により認識された車両が通過可能な出入口が複数ある場合に、交差点からの距離が遠い方の出入口に前記自車両を進入させる運転制御部と、を備える車両制御装置である。【選択図】図1

Description

本発明は、車両制御装置、車両制御方法、及びプログラムに関する。
近年、車両を自動的に制御することについて研究が進められている。これに関連し、車両を施設の出入口にナビゲーションする技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2016−223823号公報
しかしながら従来の技術は、施設に複数の出入口がある場合、自車両の出入りが簡便となる出入口を選択するものではなかった。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、施設の複数の出入口の中から車両の入出場がより簡便に行われる出入口を選択することができる車両制御装置、車両制御方法、及びプログラムを提供することを目的の一つとする。
(1):施設への出入口のうち車両が通過可能な出入口の位置を認識する認識部と、自車両の乗員の操作に依らずに、前記自車両の操舵または加減速のうち一方または双方を制御して前記車両を走行させる運転制御部であって、前記認識部により認識された車両が通過可能な出入口が複数ある場合に、交差点からの距離が遠い方の出入口に前記自車両を進入させる運転制御部と、を備える車両制御装置である。
(2):(1)に記載の車両制御装置であって、前記運転制御部は、前記認識部により認識された車両が通過可能な出入口が複数ある場合に、進入を促す看板がある出入口を優先して、前記自車両を進入させるものである。
(3):(1)または(2)に記載の車両制御装置であって、前記認識部は、前記自車両を進入させようとした出入口から他車両が出てきたことを認識し、前記運転制御部は、前記認識部により前記自車両を進入させようとした出入口から他車両が出てきたことが認識された場合に、車両が通過可能な他の出入口に前記自車両を進入させるものである。
(4):(1)から(3)のうち何れか1つに記載の車両制御装置であって、記運転制御部は、前記認識部により認識された車両が通過可能な出入口が複数ある場合に、前記自車両が左折で進入可能な出入口を優先して前記自車両を進入させるものである。
(5):(1)から(4)のうち何れか1つに記載の車両制御装置であって、前記運転制御部は、前記認識部により認識された車両が通過可能な出入口が複数ある場合に、出入口から出た後に左折することで、予め設定された目的地に向かうことができる出入口を優先して前記自車両に利用させるものである。
(6):認識部が、施設への出入口のうち車両が通過可能な出入口の位置を認識し、運転制御部が、自車両の乗員の操作に依らずに、前記自車両の操舵または加減速のうち一方または双方を制御して前記自車両を走行させ、車両が通過可能な出入口が複数ある場合に、交差点からの距離が遠い方の出入口に前記自車両を進入させる車両制御方法である。
(7):自車両に搭載されるコンピュータに、施設への出入口のうち車両が通過可能な出入口の位置を認識させ、前記自車両の乗員の操作に依らずに、前記自車両の操舵または加減速のうち一方または双方を制御して前記自車両を走行させ、車両が通過可能な出入口が複数ある場合に、交差点からの距離が遠い方の出入口に前記自車両を進入させる、プログラムである。
(1)、(6)、(7)によれば、施設の複数の出入口の中から車両の入出場がより簡便に行われる出入口を選択することができる。
(2)によれば、施設の複数の出入口のうち、車両が進入しやすい出入口を選択することができる。
(3)によれば、出入口から他車両mが出てきている際に、他の出入口から車両を進入させることで、出入口の前で車両を過剰に待機させることを防止することができる。
(4)によれば、施設へより簡便に進入できる出入口を選択することができ、施設への進入に要する時間を短縮することができる。
(5)によれば、施設から出場する際に、出場が簡便に行われる出入口を選択することができ、目的地への到達時間を短縮することができる。
実施形態に係る車両制御装置を利用した車両システム1の構成図である。 第1制御部120および第2制御部160の機能構成図である。 交差点に位置する施設Cの一例を示す図である。 複数の出入口Gが存在する施設Cの一例を示す図である。 出入口Gから他車両mが出場する状態の一例を示す図である。 施設Cから出場する自車両Mの経路の一例を示す図である。 自動運転制御装置100において実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。 自動運転制御装置100において使用され得る複数の構成を示す図である。
以下、図面を参照し、本発明の車両制御装置、車両制御方法、およびプログラムの実施形態について説明する。
[全体構成]
図1は、実施形態に係る車両制御装置を利用した車両システム1の構成図である。車両システム1が搭載される車両は、例えば、二輪や三輪、四輪等の車両であり、その駆動源は、ディーゼルエンジンやガソリンエンジンなどの内燃機関、電動機、或いはこれらの組み合わせである。電動機を備える場合、電動機は、内燃機関に連結された発電機による発電電力、或いは二次電池や燃料電池の放電電力を使用して動作する。
車両システム1は、例えば、カメラ10と、レーダ装置12と、ファインダ14と、物体認識装置16と、通信装置20と、HMI(Human Machine Interface)30と、車両センサ40と、ナビゲーション装置50と、MPU(Map Positioning Unit)60と、運転操作子80と、自動運転制御装置100(車両制御装置)と、走行駆動力出力装置200と、ブレーキ装置210と、ステアリング装置220とを備える。これらの装置や機器は、CAN(Controller Area Network)通信線等の多重通信線やシリアル通信線、無線通信網等によって互いに接続される。なお、図1に示す構成はあくまで一例であり、構成の一部が省略されてもよいし、更に別の構成が追加されてもよい。
カメラ10は、例えば、CCD(Charge Coupled Device)やCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)等の固体撮像素子を利用したデジタルカメラである。カメラ10は、車両システム1が搭載される車両(以下、自車両Mと称する)の任意の箇所に一つまたは複数が取り付けられる。前方を撮像する場合、カメラ10は、フロントウインドシールド上部やルームミラー裏面等に取り付けられる。カメラ10は、例えば、周期的に繰り返し自車両Mの周辺を撮像する。カメラ10は、ステレオカメラであってもよい。
レーダ装置12は、自車両Mの周辺にミリ波などの電波を放射すると共に、物体によって反射された電波(反射波)を検出して少なくとも物体の位置(距離および方位)を検出する。レーダ装置12は、自車両Mの任意の箇所に一つまたは複数が取り付けられる。レーダ装置12は、FM−CW(Frequency Modulated Continuous Wave)方式によって物体の位置および速度を検出してもよい。
ファインダ14は、LIDAR(Light Detection and Ranging)である。ファインダ14は、自車両Mの周辺に光を照射し、散乱光を測定する。ファインダ14は、発光から受光までの時間に基づいて、対象までの距離を検出する。照射される光は、例えば、パルス状のレーザー光である。ファインダ14は、自車両Mの任意の箇所に一つまたは複数が取り付けられる。
物体認識装置16は、カメラ10、レーダ装置12、およびファインダ14のうち一部または全部による検出結果に対してセンサフュージョン処理を行って、物体の位置、種類、速度などを認識する。物体認識装置16は、認識結果を自動運転制御装置100に出力する。また、物体認識装置16は、必要に応じて、カメラ10、レーダ装置12、およびファインダ14の検出結果をそのまま自動運転制御装置100に出力してよい。
通信装置20は、例えば、セルラー網やWi−Fi網、Bluetooth(登録商標)、DSRC(Dedicated Short Range Communication)などを利用して、自車両Mの周辺に存在する他車両と通信し、或いは無線基地局を介して各種サーバ装置と通信する。
HMI30は、自車両Mの乗員に対して各種情報を提示すると共に、乗員による入力操作を受け付ける。HMI30は、各種表示装置、スピーカ、ブザー、タッチパネル、スイッチ、キーなどを含む。
車両センサ40は、自車両Mの速度を検出する車速センサ、加速度を検出する加速度センサ、鉛直軸回りの角速度を検出するヨーレートセンサ、自車両Mの向きを検出する方位センサ等を含む。
ナビゲーション装置50は、例えば、GNSS(Global Navigation Satellite System)受信機51と、ナビHMI52と、経路決定部53とを備え、HDD(Hard Disk Drive)やフラッシュメモリなどの記憶装置に第1地図情報54を保持している。GNSS受信機51は、GNSS衛星から受信した信号に基づいて、自車両Mの位置を特定する。自車両Mの位置は、車両センサ40の出力を利用したINS(Inertial Navigation System)によって特定または補完されてもよい。ナビHMI52は、表示装置、スピーカ、タッチパネル、キーなどを含む。ナビHMI52は、前述したHMI30と一部または全部が共通化されてもよい。経路決定部53は、例えば、GNSS受信機51により特定された自車両Mの位置(或いは入力された任意の位置)から、ナビHMI52を用いて乗員により入力された目的地までの経路(以下、地図上経路)を、第1地図情報54を参照して決定する。第1地図情報54は、例えば、道路を示すリンクと、リンクによって接続されたノードとによって道路形状が表現された情報である。第1地図情報54は、道路の曲率やPOI(Point Of Interest)情報などを含んでもよい。経路決定部53により決定された地図上経路は、MPU60に出力される。また、ナビゲーション装置50は、経路決定部53により決定された地図上の方向に基づいて、ナビHMI52を用いた経路案内を行ってもよい。なお、ナビゲーション装置50は、例えば、乗員の保有するスマートフォンやタブレット端末等の端末装置の機能によって実現されてもよい。また、ナビゲーション装置50は、通信装置20を介してナビゲーションサーバに現在位置と目的地を送信し、ナビゲーションサーバから返信された地図上経路を取得してもよい。
MPU60は、例えば、推奨車線決定部61として機能し、HDDやフラッシュメモリなどの記憶装置に第2地図情報62を保持している。推奨車線決定部61は、ナビゲーション装置50から提供された経路を複数のブロックに分割し(例えば、車両進行方向に関して100[m]毎に分割し)、第2地図情報62を参照してブロックごとに推奨車線を決定する。推奨車線決定部61は、左から何番目の車線を走行するといった決定を行う。推奨車線決定部61は、経路において分岐箇所や合流箇所などが存在する場合、自車両Mが、分岐先に進行するための合理的な経路を走行できるように、推奨車線を決定する。
第2地図情報62は、第1地図情報54よりも高精度な地図情報である。第2地図情報62は、例えば、車線の中央の情報あるいは車線の境界の情報等を含んでいる。また、第2地図情報62には、道路情報、交通規制情報、住所情報(住所・郵便番号)、施設情報、電話番号情報などが含まれてよい。第2地図情報62は、通信装置20を用いて他装置にアクセスすることにより、随時、アップデートされてよい。
運転操作子80は、例えば、アクセルペダル、ブレーキペダル、シフトレバー、ステアリングホイール、異形ステア、ジョイスティックその他の操作子を含む。運転操作子80には、操作量あるいは操作の有無を検出するセンサが取り付けられており、その検出結果は、自動運転制御装置100、もしくは、走行駆動力出力装置200、ブレーキ装置210、およびステアリング装置220のうち一部または全部に出力される。
自動運転制御装置100は、例えば、第1制御部120と、第2制御部160とを備える。第1制御部120と第2制御部160は、それぞれ、例えば、CPU(Central Processing Unit)などのハードウェアプロセッサがプログラム(ソフトウェア)を実行することにより実現される。また、これらの構成要素のうち一部または全部は、LSI(Large Scale Integration)やASIC(Application Specific Integrated Circuit)、FPGA(Field-Programmable Gate Array)、GPU(Graphics Processing Unit)などのハードウェア(回路部;circuitryを含む)によって実現されてもよいし、ソフトウェアとハードウェアの協働によって実現されてもよい。
図2は、第1制御部120および第2制御部160の機能構成図である。第1制御部120は、例えば、認識部130と、行動計画生成部140とを備える。第1制御部120は、例えば、AI(Artificial Intelligence;人工知能)による機能と、予め与えられたモデルによる機能とを並行して実現する。例えば、「交差点を認識する」機能は、ディープラーニング等による交差点の認識と、予め与えられた条件(パターンマッチング可能な信号、道路標示などがある)に基づく認識とが並行して実行され、双方に対してスコア付けして総合的に評価することで実現される。これによって、自動運転の信頼性が担保される。
認識部130は、カメラ10、レーダ装置12、およびファインダ14から物体認識装置16を介して入力される情報に基づいて、自車両Mの周辺にある物体の位置、および速度、加速度等の状態を認識する。物体の位置は、例えば、自車両Mの代表点(重心や駆動軸中心など)を原点とした絶対座標上の位置として認識され、制御に使用される。物体の位置は、その物体の重心やコーナー等の代表点で表されてもよいし、表現された領域で表されてもよい。物体の「状態」とは、物体の加速度やジャーク、あるいは「行動状態」(例えば車線変更をしている、またはしようとしているか否か)を含んでもよい。また、認識部130は、カメラ10の撮像画像に基づいて、自車両Mがこれから通過するカーブの形状を認識する。認識部130は、カーブの形状をカメラ10の撮像画像から実平面に変換し、例えば、二次元の点列情報、或いはこれと同等なモデルを用いて表現した情報を、カーブの形状を示す情報として行動計画生成部140に出力する。
また、認識部130は、例えば、自車両Mが走行している車線(走行車線)を認識する。例えば、認識部130は、第2地図情報62から得られる道路区画線のパターン(例えば実線と破線の配列)と、カメラ10によって撮像された画像から認識される自車両Mの周辺の道路区画線のパターンとを比較することで、走行車線を認識する。なお、認識部130は、道路区画線に限らず、道路区画線や路肩、縁石、中央分離帯、ガードレールなどを含む走路境界(道路境界)を認識することで、走行車線を認識してもよい。この認識において、ナビゲーション装置50から取得される自車両Mの位置やINSによる処理結果が加味されてもよい。また、認識部130は、一時停止線、障害物、赤信号、料金所、施設の出入口、看板、その他の道路事象を認識する。
認識部130は、走行車線を認識する際に、走行車線に対する自車両Mの位置や姿勢を認識する。認識部130は、例えば、自車両Mの基準点の車線中央からの乖離、および自車両Mの進行方向の車線中央を連ねた線に対してなす角度を、走行車線に対する自車両Mの相対位置および姿勢として認識してもよい。また、これに代えて、認識部130は、走行車線のいずれかの側端部(道路区画線または道路境界)に対する自車両Mの基準点の位置などを、走行車線に対する自車両Mの相対位置として認識してもよい。
また、認識部130は、上記の認識処理において、認識精度を導出し、認識精度情報として行動計画生成部140に出力してもよい。例えば、認識部130は、一定期間において、道路区画線を認識できた頻度に基づいて、認識精度情報を生成する。また、認識部130に含まれる出入口認識部131の機能については後述する。
行動計画生成部140は、原則的には推奨車線決定部61により決定された推奨車線を走行し、更に、自車両Mの周辺状況に対応できるように、自動運転において順次実行されるイベントを決定する。行動計画生成部140は、起動したイベントに応じて、自車両Mが将来走行する目標軌道を生成する。また、行動計画生成部140に含まれる施設進入制御部141の機能については後述する。
第2制御部160は、行動計画生成部140によって生成された目標軌道を、予定の時刻通りに自車両Mが通過するように、走行駆動力出力装置200、ブレーキ装置210、およびステアリング装置220を制御する。
第2制御部160は、例えば、取得部162と、速度制御部164と、操舵制御部166とを備える。取得部162は、行動計画生成部140により生成された目標軌道(軌道点)の情報を取得し、メモリ(不図示)に記憶させる。速度制御部164は、メモリに記憶された目標軌道に付随する速度要素に基づいて、走行駆動力出力装置200またはブレーキ装置210を制御する。操舵制御部166は、メモリに記憶された目標軌道の曲がり具合に応じて、ステアリング装置220を制御する。速度制御部164および操舵制御部166の処理は、例えば、フィードフォワード制御とフィードバック制御との組み合わせにより実現される。一例として、操舵制御部166は、自車両Mの前方の道路の曲率に応じたフィードフォワード制御と、目標軌道からの乖離に基づくフィードバック制御とを組み合わせて実行する。
走行駆動力出力装置200は、車両が走行するための走行駆動力(トルク)を駆動輪に出力する。走行駆動力出力装置200は、例えば、内燃機関、電動機、および変速機などの組み合わせと、これらを制御するECUとを備える。ECUは、第2制御部160から入力される情報、或いは運転操作子80から入力される情報に従って、上記の構成を制御する。
ブレーキ装置210は、例えば、ブレーキキャリパーと、ブレーキキャリパーに油圧を伝達するシリンダと、シリンダに油圧を発生させる電動モータと、ブレーキECUとを備える。ブレーキECUは、第2制御部160から入力される情報、或いは運転操作子80から入力される情報に従って電動モータを制御し、制動操作に応じたブレーキトルクが各車輪に出力されるようにする。ブレーキ装置210は、運転操作子80に含まれるブレーキペダルの操作によって発生させた油圧を、マスターシリンダを介してシリンダに伝達する機構をバックアップとして備えてよい。なお、ブレーキ装置210は、上記説明した構成に限らず、第2制御部160から入力される情報に従ってアクチュエータを制御して、マスターシリンダの油圧をシリンダに伝達する電子制御式油圧ブレーキ装置であってもよい。
ステアリング装置220は、例えば、ステアリングECUと、電動モータとを備える。電動モータは、例えば、ラックアンドピニオン機構に力を作用させて転舵輪の向きを変更する。ステアリングECUは、第2制御部160から入力される情報、或いは運転操作子80から入力される情報に従って、電動モータを駆動し、転舵輪の向きを変更させる。
[施設の出入口の認識処理について]
次に、認識部130により認識される処理、及び認識された処理に基づいて行動計画生成部140で実行される処理の内容について説明する。以下、左側通行の法規が適用される場合について説明する。右側通行の法規が適用される道路では、以下の説明において左右が逆の内容となる。
認識部130は、例えば、出入口認識部131を備える(図2参照)。行動計画生成部140は、例えば、施設進入制御部141を備える。ここで、ナビゲーション装置50と、行動計画生成部140と、第2制御部とを合わせたものが「運転制御部」の一例である。
図3は、交差点に位置する施設Cの一例を示す図である。施設Cは、例えば、交差点Xが存在する道路Lに面している店舗等である。施設Cの敷地内には、例えば、駐車スペースPが設けられている。施設Cの敷地と道路Lとの境界には、例えば、駐車スペースPに車両を誘導するために、複数の出入口Gn(nは任意の自然数)が設けられている。以下、出入口を総称する場合は出入口Gと記載する。
行動計画生成部140は、例えば、ナビゲーション装置50の経路案内に基づいて、自車両Mが目的地や経由地に設定された施設Cの所定距離手前に位置する場合、施設Cへ進入するイベントを起動する。行動計画生成部140は、施設Cへ進入するイベントを起動すると、出入口認識部131などに処理を依頼する。
出入口認識部131は、依頼を受けて、施設Cへ入出場するための出入口Gの認識処理を開始する。出入口認識部131は、例えば、物体認識装置16の認識結果に基づいて、施設Cへの出入口Gのうち車両が通過可能な出入口Gの位置を認識する。車両が通過可能な出入口Gとは、施設Cの敷地において道路Lに面した場所に設けられており、且つ、車両の通行が可能なように車幅より十分に広い幅が設けられた車両用の通行スペースのことである。
施設進入制御部141は、出入口認識部131による認識結果に基づいて、自車両Mの乗員の操作に依らずに、自車両Mの操舵または加減速のうち一方または双方を制御して自車両Mを走行させる。施設進入制御部141は、例えば、速度制御部164、操舵制御部166の一方または双方を制御する。
次に、施設の出入口の具体的な認識処理について説明する。出入口認識部131は、例えば、道路Lと施設Cの敷地との道路境界Wを認識する。出入口認識部131は、例えば、認識した道路境界Wに沿って施設Cへの出入口Gがあるか否かを判定する。
出入口認識部131は、例えば、道路境界Wに沿って延在するガードレールの切れ目、道路境界Wに沿って配置された植樹等の切れ目、車両用に設けられたスロープ、地面に描かれた車両誘導用のマーキング、車両の進入を促す看板S等の出入口Gに関する認識対象を認識する。この他、出入口認識部131は、第2地図情報62に記憶された施設Cに関する情報(例えば、施設Cの出入口Gの位置等に関する情報)を合わせることによって、出入口Gに関する認識処理を行ってもよい。
出入口認識部131は、出入口Gの認識対象の認識結果に基づいて、施設Cの敷地に存在する認識対象を出入口Gであると認識する。この他、出入口認識部131は、道路境界Wに交差する方向に出入りする他車両mを認識し、他車両mが道路境界Wを乗り越えた位置を出入口Gとして認識してもよい。
施設進入制御部141は、出入口認識部131により認識された出入口Gが左折で進入できるか否かを判定する。施設進入制御部141は、出入口Gが左折で進入できないと判定した場合、経路決定部53に予め設定された経路のリルートの処理を依頼する。経路決定部53は、依頼を受けて、施設Cに左折で進入可能な経路にリルートを行う。施設進入制御部141は、出入口Gが左折で進入できると判定した場合、出入口Gが複数個あるか否かを判定する。
図3の例では、自車両Mは、走行中の車線L1において、交差点Xから目的地に設定された施設Cから所定距離手前に位置している。施設Cは交差点Xの角地に位置している。施設Cは車線L1と、車線L1に交差する車線L5とに面している。自車両Mが走行する車線L1に交差して、左折先の車線L2,L3の対向車線L4,L5がある。施設Cには複数の出入口G1,G2が設けられている。
出入口G1は車線L1に面している。出入口G2は、L5に面している。自車両Mは、施設Cの出入口G1,G2を認識する。出入口認識部131は、認識した出入口G1,G2が左折で進入できるか否かを判定する。自車両Mが出入口G2に進入するためには、車線L1を左折後に車線L3を走行し、自車両Mの走行車線である車線L3の対向車線である車線L4,L5を横切るように右折して施設Cに進入する必要がある。
そこで、施設進入制御部141は、複数の出入口G1,G2のうち、自車両Mが左折で進入可能な出入口G1を右折で進入が必要な出入口G2よりも優先的に選択し、選択した出入口G1に自車両Mを進入させる。施設進入制御部141がこのような処理を行うのは、自車両Mが右折で施設Cに進入しようとすると、対向車線である車線L4,L5の交通が途切れるまで走行車線に留まる必要があり、時間を要すると共に、後続の交通の妨げとなる可能性があるためである。
図4は、複数の出入口Gが存在する施設Cの一例を示す図である。図4の例は、図3で示した施設Cの交差点における配置が異なる。図4の例では、自車両Mが走行する車線L7に面して出入口G3,G4が配置されている。車線L7に交差する左折先の車線L8に面して出入口G5,G6が配置されている。自車両Mが施設C側の車線L7を走行している場合、出入口認識部131は、施設Cの敷地における車線L2,L3に面した複数の出入口G3~G6を認識する。出入口G3の交差点Xからの距離A1は、出入口G4の交差点Xからの距離A2より長い。
即ち、出入口G3は出入口G4より交差点Xからの距離が遠い。更に、出入口認識部131により出入口Gに車両の進入を促す看板Sがあることが認識された場合、施設進入制御部141は、看板Sに従った出入口Gを選択する。出入口認識部131が例えば、看板Sを認識した場合、出入口Gの選択結果を施設進入制御部141に出力する。施設進入制御部141は、看板Sが設置されている出入口G3を出入口G4に対して優先して選択する。
また、出入口認識部131が看板Sを認識しなかった場合、施設進入制御部141は、走行中の車線L2において出入口G3,G4のうち、交差点Xから距離が遠い出入口G3を選択する。施設進入制御部141は、選択結果に基づいて、走行中の車線において交差点Xからの距離が遠い方の出入口G3から施設C内に自車両Mを進入させる。施設進入制御部141がこのような処理を行うのは、交差点Xに近い出入口G4に面した車線L2には、信号待ちの複数の他車両mが存在し、出入口G4から自車両Mが施設に進入するのに時間を要する可能性があるためである。
図5は、出入口Gから他車両mが出場する状態の一例を示す図である。図5の施設Cの例は、図4と同様である。出入口認識部131は、認識した出入口Gにおいて出入りする他車両mを認識する。施設進入制御部141は、出入口認識部131の認識結果に基づいて、選択した出入口Gから他車両mが出てきているか否かを判定する。
施設進入制御部141は、選択した出入口Gから他車両mが出てきていないと判定した場合、判定結果に基づいて、選択した出入口Gから自車両Mを進入させる。施設進入制御部141は、出入口Gから他車両mが出てきていると判定した場合、出入口認識部131に他の出入口Gの認識処理を依頼する。出入口認識部131は、依頼を受けて他の出入口Gの認識処理を開始する。施設進入制御部141は、出入口認識部131の認識結果に基づいて、他の出入口Gがあるか否かを判定する。
他の出入口Gがあると判定した場合、施設進入制御部141は、他の出入口Gを選択する。施設進入制御部141は、他の出入口Gがないと判定した場合、自車両Mを施設へ入出場させる。施設進入制御部141は、自車両Mを出入口Gの手前で他車両mが出場するまで待機させる。施設進入制御部141は、他車両mが出場した後、出入口Gに自車両Mを進入させる。
図5の例では、出入口G3に自車両Mが進入しようとした際に、出入口G3から他車両mが出てきた場合、施設進入制御部141は、他の出入口G4を選択する。施設進入制御部141は、選択した他の出入口G4に自車両Mを進入させる。このような処理によって、自車両Mが出入口G3に進入するために出入口G3の前で過剰に待機することが防止される。
図6は、施設Cから出場する自車両Mの経路の一例を示す図である。図6の例では、交差点Xに位置する施設Cにおいて、車線L9に面して出入口G8が配置され、車線9に交差する車線10に出入口G7が配置されている。自車両Mが施設Cから出場する際、出入口認識部131は、出入口G7,G8を認識する。施設進入制御部141は、経路決定部53により予め設定された目的地の方向に基づいて、出場時の出入口Gを選択する。施設進入制御部141は、経路決定部53により設定された目的地の方向に基づいて、複数の出入口Gが施設Cから出た後に左折することで目的地に向かうことができるか否かを判定する。
施設進入制御部141は、施設Cから出た後に左折することで目的地に向かうことができると判定した場合、左折することで目的地に向かうことができる出入口Gを優先して選択する。施設進入制御部141は、選択した出入口Gを利用して施設Cから自車両Mを出場させる。
図6の例では、車線L9の進行方向に向かった先に目的地があると仮定する。自車両Mが施設Cから出る際に、施設進入制御部141は、経路決定部53により予め設定された目的地の方向に基づいて、左折で出庫できる出入口G8を右折で出場する出入口G7よりも優先的に選択する。施設進入制御部141は、選択した出入口G8を利用して施設Cから左折によって自車両Mを出場させる。
施設進入制御部141がこのような処理を行うのは、左折で出場可能な出入口G8を利用する場合、右折で出場する出入口G7を利用する場合に比して、自車両Mが車線L6に合流するタイミングが早くなり、目的地に向かう時間を短縮することができるからである。
次に、自動運転制御装置100において実行される処理の流れについて説明する。図7は、自動運転制御装置100において実行される処理の流れの一例を示すフローチャートである。出入口認識部131は、自車両Mが施設Cの所定距離手前に位置する場合、施設Cへの出入口Gを認識する(ステップS100)。施設進入制御部141は、出入口認識部131により認識された出入口Gが左折で進入できるか否かを判定する(ステップS102)。
ステップS102で肯定的な判定を得た場合、施設進入制御部141は、出入口認識部131により認識された出入口Gが複数個あるか否かを判定する(ステップS104)。ステップS102で否定的な判定を得た場合、施設進入制御部141は、経路決定部53に施設Cに左折で入場する経路にリルートする処理を依頼する。経路決定部53は、施設Cに左折で進入可能な経路にリルートを行う(ステップS106)。経路決定部53は、リルートを行った後、処理をステップS102に戻す。
ステップS104で肯定的な判定を得た場合、施設進入制御部141は、出入口認識部131の認識結果に基づいて、出入口Gに車両の進入を促す看板Sがあるか否かを判定する(ステップS108)。ステップS104で否定的な判定を得た場合、施設進入制御部141は、処理をステップS112に進める。ステップS108で否定的な判定を得た場合、施設進入制御部141は、交差点Xから遠い方の出入口Gを選択し(ステップS110)処理をステップS112に進める。
ステップS108で肯定的な判定を得た場合、施設進入制御部141は、看板Sに従った出入口Gを選択し(ステップS109)、処理をステップS112に進める。施設進入制御部141は、出入口認識部131の認識結果に基づいて、選択した出入口Gから他車両mが出てきているか否かを判定する(ステップS112)。ステップS112で肯定的な判定を得た場合、施設進入制御部141は、出入口認識部131の認識結果に基づいて、他の出入口Gがあるか否かを判定する(ステップS116)。
ステップS116で肯定的な判定を得た場合、施設進入制御部141は、他の出入口Gを選択し(ステップS118)、処理をステップS104に戻す。ステップS116で否定的な判定を得た場合、施設進入制御部141は、自車両Mを出入口Gの手前で他車両mが出場するまで待機させ(ステップS120)、処理をステップS112に戻す。ステップS112で否定的な判定を得た場合、施設進入制御部141は、選択した出入口Gから自車両Mを進入させる(ステップS114)。
施設進入制御部141は、自車両Mが施設Cから出る際に、経路決定部53により予め設定された目的地の方向に基づいて、複数の出入口Gが施設Cから出た後に左折することで目的地に向かうことができるか否かを判定する(ステップS122)。
ステップS122で肯定的な判定を得た場合、施設進入制御部141は、左折で出場できる出入口Gを優先して選択する。施設進入制御部141は、選択した出入口Gから自車両Mを出場させ、フローチャートの処理を終了する(ステップS124)。ステップS122で否定的な判定を得た場合、出入口認識部131は、経路決定部53に処理を依頼し、経路決定部53は、依頼を受けて、施設Cから左折で出場して目的地に向かうことができる経路をリルートする。そして、施設進入制御部141は、施設Cから左折で出場して、リルートされた経路で目的地に向かうように自車両Mを制御する(ステップS126)。これにより、本フローチャートの処理は終了する。上記の各ステップは、適宜順番が入れ替えられてもよい。また、本フローチャートにおいて、入場、出場の処理を一つのフローで説明したが、それぞれ別のフローとしても良い。
以上説明した実施形態によれば、車両システム1は、施設Cの複数の出入口Gの中から自車両Mの入出場がより簡便に行われる出入口Gを選択することができる。このようにして、車両システム1は、施設Cへの入出場の際に、自車両Mが過剰に待機することを低減することができる。更に、車両システム1は、道路を通行する他車両mの交通を乱すことなく施設Cに自車両Mを出入りさせることができる。
以下、実施形態のハードウェア側面について説明する。図8は、自動運転制御装置100において使用され得る複数の構成を示す図である。自動運転制御装置100は、通信コントローラ100−1、CPU100−2、ワーキングメモリとして使用されるRAM100−3、ブートプログラムなどを格納するROM100−4、フラッシュメモリやHDDなどの記憶装置100−5、ドライブ装置100−6などが、内部バスあるいは専用通信線によって相互に接続された構成となっている。
通信コントローラ100−1は、図1に示す自動運転制御装置100以外の構成要素との通信を行う。記憶装置100−5には、CPU100−2が実行するプログラム100−5aが格納されている。このプログラムは、DMA(Direct Memory Access)コントローラ(不図示)などによってRAM100−3に展開されて、CPU100−2によって実行される。これによって、認識部130、行動計画生成部140、取得部162、速度制御部164、操舵制御部166のうち一部または全部が実現される。
上記説明した実施形態は、以下のように表現できる。
記憶装置と、
前記記憶装置に格納されたプログラムを実行するハードウェアプロセッサと、を備え、
前記ハードウェアプロセッサは、前記プログラムを実行することにより、
施設への出入口のうち車両が通過可能な出入口の位置を認識し、
自車両の乗員の操作に依らずに、前記自車両の操舵または加減速のうち一方または双方を制御して前記自車両を走行させ、車両が通過可能な出入口が複数ある場合に、交差点からの距離が遠い方の出入口に前記自車両を進入させる、
ように構成されている、車両制御装置。
以上、本発明を実施するための形態について実施形態を用いて説明したが、本発明はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変形及び置換を加えることができる。
1…車両システム、10…カメラ、12…レーダ装置、14…ファインダ、16…物体認識装置、20…通信装置、40…車両センサ、50…ナビゲーション装置、51…GNSS受信機、53…経路決定部、54…第1地図情報、61…推奨車線決定部、62…第2地図情報、80…運転操作子、100…自動運転制御装置、100−1…通信コントローラ、100−2…CPU、100−3…RAM、100−4…ROM、100−5…記憶装置、100−5a…プログラム、100−6…ドライブ装置、120…第1制御部、130…認識部、131…出入口認識部、140…行動計画生成部、141…施設進入制御部、160…第2制御部、162…取得部、164…速度制御部、166…操舵制御部、200…走行駆動力出力装置、210…ブレーキ装置、220…ステアリング装置

Claims (7)

  1. 施設への出入口のうち車両が通過可能な出入口の位置を認識する認識部と、
    自車両の乗員の操作に依らずに、前記自車両の操舵または加減速のうち一方または双方を制御して前記車両を走行させる運転制御部であって、前記認識部により認識された車両が通過可能な出入口が複数ある場合に、交差点からの距離が遠い方の出入口に前記自車両を進入させる運転制御部と、
    を備える車両制御装置。
  2. 前記運転制御部は、前記認識部により認識された車両が通過可能な出入口が複数ある場合に、進入を促す看板がある出入口を優先して、前記自車両を進入させる、
    請求項1に記載の車両制御装置。
  3. 前記認識部は、前記自車両を進入させようとした出入口から他車両が出てきたことを認識し、
    前記運転制御部は、前記認識部により前記自車両を進入させようとした出入口から他車両が出てきたことが認識された場合に、車両が通過可能な他の出入口に前記自車両を進入させる、
    請求項1または2に記載の車両制御装置。
  4. 前記運転制御部は、前記認識部により認識された車両が通過可能な出入口が複数ある場合に、前記自車両が左折で進入可能な出入口を優先して前記自車両を進入させる、
    請求項1から3のうち何れか1項に記載の車両制御装置。
  5. 前記運転制御部は、前記認識部により認識された車両が通過可能な出入口が複数ある場合に、出入口から出た後に左折することで、予め設定された目的地に向かうことができる出入口を優先して前記自車両に利用させる、
    請求項1から4のうち何れか1項に記載の車両制御装置。
  6. 認識部が、施設への出入口のうち車両が通過可能な出入口の位置を認識し、
    運転制御部が、自車両の乗員の操作に依らずに、前記自車両の操舵または加減速のうち一方または双方を制御して前記自車両を走行させ、車両が通過可能な出入口が複数ある場合に、交差点からの距離が遠い方の出入口に前記自車両を進入させる、
    車両制御方法。
  7. 自車両に搭載されるコンピュータに、
    施設への出入口のうち車両が通過可能な出入口の位置を認識させ、
    前記自車両の乗員の操作に依らずに、前記自車両の操舵または加減速のうち一方または双方を制御して前記自車両を走行させ、
    車両が通過可能な出入口が複数ある場合に、交差点からの距離が遠い方の出入口に前記自車両を進入させる、
    プログラム。
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