JP2019082143A - 密閉型圧縮機 - Google Patents
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Abstract
【課題】電動機部の運転の効率化を図りつつ、固定子の変形を抑制できる密閉型圧縮機を提供する。【解決手段】密閉型圧縮機10は、複数の磁性体板22が積層された積層体に貫通孔部26が形成されて成る固定子20、及び、回転子30を有する電動機部14と、電動機部により駆動される圧縮機部15と、これらを収容した密閉容器12と、貫通孔部に挿入されたスリーブ40と、ネジ部53が設けられた軸部51とこの一端部に設けられた頭部52とを有し、スリーブに軸部が挿入された状態で密閉容器内の所定の取付部にネジ部を締結することで、固定子を密閉容器内に固定するボルト50と、スリーブが挿入される挿入孔部を有し、ボルトを取付部に締結するにつれて圧縮され、積層体を積層方向に押圧する弾性部材と、を備え、積層方向において、スリーブの寸法Lは積層体の寸法H及び圧縮された弾性部材の最小寸法Wcに対して、L≧H+Wcの関係を満たす。【選択図】図1
Description
本発明は、密閉型圧縮機に関する。
従来の密閉型圧縮機として、特許文献1の密閉型圧縮機が知られている。この密閉型圧縮機では、固定子及び回転子から成る電動機部、これにより駆動される圧縮機部、及び、これらを収容する密閉ケースを備えている。密閉ケース内のフレームの下部に固定子が固定されている
特許文献1のような固定子は、一般的に、複数の電磁鋼板を積層して構成された鉄心を有しており、鉄心に設けられた穴に挿入されたボルトによってフレームに固定されている。この電動機部については、運転効率の向上のために、電磁鋼板の薄型化が求められている。しかしながら、電磁鋼板の厚みを薄くすると、ボルトを締め付けた際の力によって電磁鋼板が変形する可能性がある。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、電動機部の運転の効率化を図りつつ、固定子の変形を抑制することができる密閉型圧縮機を提供することを目的としている。
本発明のある態様に係る密閉型圧縮機は、複数の磁性体板が積層された積層体に、該積層体の積層方向に貫通する貫通孔部が形成されて成る固定子、及び、回転子を有する電動機部と、前記電動機部により駆動される圧縮機部と、前記電動機部及び前記圧縮機部を収容した密閉容器と、前記貫通孔部に挿入されたスリーブと、ネジ部が設けられた軸部と該軸部の一端部に設けられた頭部とを有し、前記スリーブに前記軸部が挿入された状態で前記密閉容器内の所定の取付部に前記ネジ部を締結することで、前記固定子を前記密閉容器内に固定するボルトと、前記スリーブが挿入される挿入孔部を有し、前記ボルトを前記取付部に締結するにつれて圧縮され、前記積層体を前記積層方向に押圧する弾性部材と、を備え、前記積層方向において、前記スリーブの寸法Lは前記積層体の寸法H及び圧縮された前記弾性部材の最小寸法Wcに対して、L≧H+Wcの関係を満たす。
この密閉型圧縮機では、前記積層方向において、前記スリーブの寸法Lは前記積層体の寸法H及び圧縮されていない前記弾性部材の非圧縮寸法Wuに対して、L<H+Wuの関係を満たしてもよい。また、密閉型圧縮機では、前記スリーブは非磁性体により形成されていてもよい。さらに、密閉型圧縮機では、前記弾性部材は、スプリングワッシャであってもよい。また、密閉型圧縮機では、前記弾性部材は、前記頭部の座面と前記積層体との間に配置されていてもよい。さらに、密閉型圧縮機では、前記積層体と前記弾性部材との間に配置された平ワッシャをさらに備え、前記積層方向において、前記スリーブの寸法Lは、前記積層体の寸法H、前記弾性部材の最小寸法Wc及び非圧縮寸法Wu、並びに、前記平ワッシャの寸法Fに対して、H+Wc+F≦L<H+Wu+Fの関係を満たしていてもよい。
本発明は、密閉型圧縮機において電動機部の運転の効率化を図りつつ、固定子の変形を抑制することができるという効果を奏する。
本発明の上記目的、他の目的、特徴、及び利点は、添付図面参照の下、以下の好適な実施態様の詳細な説明から明らかにされる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら具体的に説明する。なお、以下では全ての図面を通じて同一又は相当する要素には同一の参照符号を付して、その重複する説明を省略する。
(実施の形態)
<密閉型圧縮機>
実施の形態に係る密閉型圧縮機10は、図1に示すように、圧縮機本体11及びこれを収容する密閉容器12を備え、圧縮機本体11によって冷媒ガスを高温高圧状態にして密閉容器12から吐出する装置である。例えば、密閉型圧縮機10は、自販機、冷凍ショーケース、除湿機及び冷蔵庫等の用途に適用することができる。
<密閉型圧縮機>
実施の形態に係る密閉型圧縮機10は、図1に示すように、圧縮機本体11及びこれを収容する密閉容器12を備え、圧縮機本体11によって冷媒ガスを高温高圧状態にして密閉容器12から吐出する装置である。例えば、密閉型圧縮機10は、自販機、冷凍ショーケース、除湿機及び冷蔵庫等の用途に適用することができる。
圧縮機本体11は、密閉容器12に対してサスペンションスプリング13によって弾性的に支持されており、電動機部14、及び、これにより駆動される圧縮機部15を備えている。電動機部14は、固定子20、及び、これに対して回転する回転子30を有しており、例えば、突極集中巻方式のDCブラシレスモータが用いられる。
回転子30は、内部に円柱状空間を有した円筒形状であって、固定子20の内側に配置され、永久磁石(図示せず)を内蔵している。なお、ここでは、回転子30を固定子20の内側に収容するインナーロータ型について説明するが、固定子20を回転子30の内側に収容するアウターロータ型についても同様であるため、その説明を省略する。また、固定子20の詳細については、後述する。
圧縮機部15は、電動機部14の上方に配設されており、シャフト16、ブロック17、ピストン18及び連結部19を備えている。シャフト16は、主軸16a及び偏心軸(図示せず)により構成されている。主軸16aは、その下部が電動機部14の回転子30の円柱状空間に挿入されて固定されている。偏心軸は、主軸16aの上端から延び、その中心軸が主軸16aの中心軸と一致せずに平行に設けられている。
ブロック17は、主軸受17a及びシリンダ17bにより構成されている。主軸受17aは、主軸16aの中心軸に平行に延びる円柱状の貫通孔を内部に有し、この貫通孔に主軸16aが回転可能な状態で挿入されており、その内周面で主軸16aを径方向に支持している。また、主軸受17aは、主軸16aの中心軸に垂直なスラスト面(図示せず)を有し、このスラスト面により偏心軸の荷重を支えている。
シリンダ17bは、主軸16aの中心軸に垂直な方向に延びる円柱形状の内部空間を有している。この内部空間の一端側はバルブプレート17eにより塞がれ、他端側からピストン18の一端部が往復可能に挿入されている。このシリンダ17bの内周面、ピストン18及びバルブプレート17eによって囲まれた内部空間に圧縮室17cが形成される。
ピストン18の他端部が連結部19によって偏心軸に連結されている。このため、回転子30によって主軸16a、及び、主軸16aに接続する偏心軸が回転し、この回転を連結部19がピストン18の往復運動に変換する。ピストン18は圧縮室17c内で往復運動することによって、密閉容器12内に封入された冷媒ガスを圧縮室17c内に吸入して、圧縮室17cから外部へ吐出している。
<固定子>
図1及び図2に示すように、固定子20は円筒形状の鉄心21を有しており、鉄心21は、複数の磁性体板22が積層された積層体により構成されている。磁性体板22は、中央に円形状の孔(中央孔23)を有する環状の円盤形状であって、例えば、絶縁被膜で覆われた電磁鋼板及びアモルファス等の強磁性体が用いられる。磁性体板22は、電動機部14の効率の観点から、磁性体板22を積層する方向(積層方向)における寸法(厚み)が薄く、例えば、0.2mm以下であって、好ましくは0.1mm以下である。磁性体板22には、中央孔23に加えて、中央孔23の周囲を取り囲むように複数の円形状の孔(周囲孔24)が設けられている。
図1及び図2に示すように、固定子20は円筒形状の鉄心21を有しており、鉄心21は、複数の磁性体板22が積層された積層体により構成されている。磁性体板22は、中央に円形状の孔(中央孔23)を有する環状の円盤形状であって、例えば、絶縁被膜で覆われた電磁鋼板及びアモルファス等の強磁性体が用いられる。磁性体板22は、電動機部14の効率の観点から、磁性体板22を積層する方向(積層方向)における寸法(厚み)が薄く、例えば、0.2mm以下であって、好ましくは0.1mm以下である。磁性体板22には、中央孔23に加えて、中央孔23の周囲を取り囲むように複数の円形状の孔(周囲孔24)が設けられている。
鉄心21は、積層された円盤形状の磁性体板22によって円柱形状であって、磁性体板22の中央孔23によって形成される孔(収容孔部25)、及び、磁性体板22の周囲孔24によって形成される孔(貫通孔部26)を有している。収容孔部25及び貫通孔部26は、円柱形状であって、積層方向に鉄心21を貫通している。収容孔部25内には、回転子30が収容される。この収容孔部25を画定する鉄心21の内周面と、回転子30の外周面とは、互いに対向し、積層方向に平行に設けられている。
貫通孔部26にはスリーブ40が挿入されている。スリーブ40は非磁性体で形成されており、非磁性体としては、例えば、強度及びコストの観点からステンレス等の金属が挙げられる。このようにスリーブ40が非磁性体であるため、スリーブ40が磁性体板22を積層方向に貫通しても、隣接する磁性体板22間において絶縁被膜により形成される絶縁状態は維持される。これにより、固定子20における渦電流損の増加を低減することができる。
スリーブ40は、図2及び図3に示すように、円柱形状の内部空間(ボルト孔部41)を有する円筒形状であって、ボルト孔部41が延びる方向の寸法Lが鉄心21の積層方向の寸法Hよりも大きい。また、スリーブ40の外径は貫通孔部26の内径よりも僅かに小さく、外周面は貫通孔部26を画定する鉄心21の内周面に沿って接触している。また、ボルト孔部41にボルト50の軸部51が挿入されており、スリーブ40の内径(ボルト孔部41の直径)は軸部51の直径よりも僅かに大きく設定されている。
ボルト50は、図1及び図2に示すように、固定子20を密閉容器12内の所定の取付部に取り付けるための固定部材であって、軸部51及び頭部52を有する。取付部は、例えば、ブロック17であって、ブロック17に開口部17dが設けられ、開口部17dを画定するブロック17の内周面に螺旋状の溝が形成されている。
軸部51は、ネジ部53を有する棒状部材であって、スリーブ40のボルト孔部41に挿入されており、その一端に頭部52が接続されている。このネジ部53は、螺旋状の山が設けられており、ブロック17の開口部17dにおける螺旋状の溝に締結される。これにより、ボルト50は固定子20をブロック17に取り付けらる。なお、軸部51は、中心軸に平行な方向において、直径が一定であってもよいし、図2に示す頭部52との接続部分51a等、他の部分よりも直径が大きい部分を含んでいてもよい。
頭部52は、円柱形状であって、円盤形状の鍔部54を有している。鍔部54は、軸部51よりも直径が大きく、軸部51に対して直交する方向において頭部52の本体の外面から外側に突出している。鍔部54の頭部52の本体側と反対側の面が、頭部52の座面52aである。頭部52は、一端が密閉容器12に固定されたサスペンションスプリング13の他端内に挿入されている。このサスペンションスプリング13が鍔部54に当たって固定されることにより、固定子20を含む圧縮機本体11が密閉容器12に対して支持される。
固定子20の鉄心21とボルト50の頭部52との間には、平ワッシャ60及びスプリングワッシャ70が介在している。平ワッシャ60は、図2及び図4に示すように、中央に円形状の孔(第1挿入孔部61)を有する環状の円盤形状であって、例えば、剛性を有するステンレス等の金属によって形成されている。第1挿入孔部61の直径(平ワッシャ60の内径)は、スリーブ40が挿入されるように、スリーブ40の外径よりも僅かに大きく設定されている。平ワッシャ60の環状の両端面62、63間の寸法(厚み)Fは、圧縮等によって変化しない又はほぼ変化せずに一定である。
スプリングワッシャ70は、図2及び図5に示すように、中央に円形状の孔(第2挿入孔部71)を有する環状の円盤形状である。スプリングワッシャ70は、例えば、剛性を有するステンレス等の金属によって形成されており、耐薬品性、コスト、弾性力及び剛性に優れている。第2挿入孔部71の直径(スプリングワッシャ70の内径)は、スリーブ40が挿入されるように、スリーブ40の外径よりも僅かに大きく設定されている。
スプリングワッシャ70は、切欠き部72によって周方向に切断されていて、周方向において切欠き部72を挟むスプリングワッシャ70の両端73、74を有している。図5(a)に示すように、第2挿入孔部71が延びる方向(厚み方向)においてスプリングワッシャ70に対して圧力が作用していない場合(非圧縮時)では、スプリングワッシャ70の両端73、74間の寸法(非圧縮寸法Wu、厚み)は、スプリングワッシャ70の環状の両端面75、76間の寸法(最小寸法、厚み)Wcよりも大きい。
これに対して、図5(b)に示すように、厚み方向においてスプリングワッシャ70に対して圧力が作用した場合(圧縮時)では、圧力に応じてスプリングワッシャ70の両端73、74間の差が縮まり、両端73、74間の寸法(厚み)は小さくなる。そして、スプリングワッシャ70の両端73、74間の差が0になって、厚みは、最も小さくなり、スプリングワッシャ70の最小寸法Wcとなる。このようにスプリングワッシャ70は、圧縮により厚みが変化することにより弾性力を有する弾性部材である。
<固定子の取付方法>
図2〜図5に示すように、スリーブ40にボルト50の軸部51を挿入する。それから、ボルト50の頭部52側から、スプリングワッシャ70、平ワッシャ60及び固定子20の順になるように、スプリングワッシャ70の第2挿入孔部71、平ワッシャ60の第1挿入孔部61、及び、固定子20の貫通孔部26にスリーブ40を挿入する。これにより、スプリングワッシャ70が頭部52の鍔部54の座面52aに当たり、軸部51のネジ部53が固定子20から突出する。そして、ネジ部53をブロック17の開口部17dに締結することにより、固定子20をブロック17に取り付ける。
図2〜図5に示すように、スリーブ40にボルト50の軸部51を挿入する。それから、ボルト50の頭部52側から、スプリングワッシャ70、平ワッシャ60及び固定子20の順になるように、スプリングワッシャ70の第2挿入孔部71、平ワッシャ60の第1挿入孔部61、及び、固定子20の貫通孔部26にスリーブ40を挿入する。これにより、スプリングワッシャ70が頭部52の鍔部54の座面52aに当たり、軸部51のネジ部53が固定子20から突出する。そして、ネジ部53をブロック17の開口部17dに締結することにより、固定子20をブロック17に取り付ける。
ここで、ネジ部53をブロック17に締結するにつれて、開口部17dに挿入されるネジ部53の寸法が長くなる。これに伴い、ブロック17とボルト50の鍔部54との間の寸法が短くなり、鍔部54と鉄心21との間でスプリングワッシャ70が圧縮される。これにより、スプリングワッシャ70は鉄心21を積層方向に押圧する。ただし、積層方向において、スリーブ40の寸法Lは、鉄心21の寸法H、平ワッシャ60の寸法F及び圧縮されたスプリングワッシャ70の最小寸法Wcに対して、L≧H+F+Wcの関係を満たすように設定されている。
このため、スリーブ40がブロック17及び鍔部54に当たった状態で、この間の寸法がH+F+Wcより短くなることがなく、鉄心21の寸法Hが確保される。これにより、固定子20の磁性体板22の厚みが0.2mm以下と非常に薄く剛性が小さい場合であっても、鉄心21の磁性体板22が破損することが防止される。さらに、鉄心21に過度な応力が発生しないため、応力による固定子20の鉄損を増加を軽減することができる。
一方、積層方向において、スリーブ40の寸法Lは、鉄心21の寸法H、平ワッシャ60の寸法F及び圧縮されたスプリングワッシャ70の最小寸法Wcに対して、L<H+F+Wuの関係を満たすように設定されている。これにより、スリーブ40がブロック17及び鍔部54に当たった状態で、スプリングワッシャ70の厚みは非圧縮時の寸法Wuよりも小さくなる。
よって、スプリングワッシャ70は圧縮されて、固定子20を弾性支持する。このため、固定子20はブロック17に確実に取り付けられる。また、固定子20はブロック17の面に押し付けられて角度調整される。このブロック17の面は、固定子20の内周面が回転子30の外周面と平行になるように設定されている。これにより、回転子30が固定子20に接触することなく回転することができ、騒音及び破損等の不具合を抑制することができる。
また、平ワッシャ60は、スプリングワッシャ70と固定子20との間において、スプリングワッシャ70から固定子20に作用する面圧を小さくする。よって、固定子20の破損の低減、及び、鉄損の増加をさらに低減することができる。
<変形例1>
上記実施の形態の密閉型圧縮機10は、平ワッシャ60を備えていたが、平ワッシャ60を備えていなくてもよい。この場合、スプリングワッシャ70が固定子20及びボルト50の頭部52と接触するように、これらの間に配置されている。
上記実施の形態の密閉型圧縮機10は、平ワッシャ60を備えていたが、平ワッシャ60を備えていなくてもよい。この場合、スプリングワッシャ70が固定子20及びボルト50の頭部52と接触するように、これらの間に配置されている。
そして、積層方向において、スリーブ40の寸法Lは固定子20の鉄心21の寸法H及び圧縮されたスプリングワッシャ70の最小寸法Wcに対して、L≧H+Wcの関係を満たすように設定される。これにより、スプリングワッシャ70が最小寸法Wcまで圧縮されても、スリーブ40は鉄心21の寸法Hを確保するため、鉄心21の破損及び鉄損の増加を防止することができる。
また、積層方向において、スリーブ40の寸法Lは固定子20の鉄心21の寸法H及び圧縮されていないスプリングワッシャ70の非圧縮寸法Wuに対して、L<H+Wuの関係を満たすように設定される。これにより、スプリングワッシャ70が圧縮されるため、固定子20はスプリングワッシャ70によって弾性支持されて、ブロック17に確実に取り付けられる。
<変形例2>
上記全ての実施の形態の密閉型圧縮機10では、スプリングワッシャ70を弾性部材として用いたが、弾性部材はこれに限定されない。例えば、弾性部材として、螺旋状スプリング及びゴム等の弾性を有する材料を用いてもよい。
上記全ての実施の形態の密閉型圧縮機10では、スプリングワッシャ70を弾性部材として用いたが、弾性部材はこれに限定されない。例えば、弾性部材として、螺旋状スプリング及びゴム等の弾性を有する材料を用いてもよい。
<変形例3>
上記全ての実施の形態の密閉型圧縮機10では、スプリングワッシャ70は頭部52と固定子20との間に配置されていたが、スプリングワッシャ70の位置はこれに限定されない。例えば、スプリングワッシャ70は、固定子20とブロック17との間に配置されていてもよい。
上記全ての実施の形態の密閉型圧縮機10では、スプリングワッシャ70は頭部52と固定子20との間に配置されていたが、スプリングワッシャ70の位置はこれに限定されない。例えば、スプリングワッシャ70は、固定子20とブロック17との間に配置されていてもよい。
<変形例4>
上記全ての実施の形態の密閉型圧縮機10では、固定子20はブロック17に取り付けられたが、固定子20が取り付けられる部分(取付部)は密閉容器12内であれば、これに限定されない。
上記全ての実施の形態の密閉型圧縮機10では、固定子20はブロック17に取り付けられたが、固定子20が取り付けられる部分(取付部)は密閉容器12内であれば、これに限定されない。
上記説明から、当業者にとっては、本発明の多くの改良や他の実施の形態が明らかである。従って、上記説明は、例示としてのみ解釈されるべきであり、本発明を実行する最良の態様を当業者に教示する目的で提供されたものである。本発明の精神を逸脱することなく、その構造及び/又は機能の詳細を実質的に変更できる。
本発明の密閉型圧縮機は、電動機部の運転の効率化を図りつつ、固定子の変形を抑制することができる密閉型圧縮機等として有用である。
10 :密閉型圧縮機
12 :密閉容器
14 :電動機部
15 :圧縮機部
20 :固定子
21 :鉄心(積層体)
22 :磁性体板
23 :中央孔
26 :貫通孔部
30 :回転子
40 :スリーブ
50 :ボルト
51 :軸部
52 :頭部
52 :座面
52a :ネジ部
60 :平ワッシャ
70 :スプリングワッシャ(弾性部材)
71 :第2挿入孔部(挿入孔部)
12 :密閉容器
14 :電動機部
15 :圧縮機部
20 :固定子
21 :鉄心(積層体)
22 :磁性体板
23 :中央孔
26 :貫通孔部
30 :回転子
40 :スリーブ
50 :ボルト
51 :軸部
52 :頭部
52 :座面
52a :ネジ部
60 :平ワッシャ
70 :スプリングワッシャ(弾性部材)
71 :第2挿入孔部(挿入孔部)
Claims (6)
- 複数の磁性体板が積層された積層体に、該積層体の積層方向に貫通する貫通孔部が形成されて成る固定子、及び、回転子を有する電動機部と、
前記電動機部により駆動される圧縮機部と、
前記電動機部及び前記圧縮機部を収容した密閉容器と、
前記貫通孔部に挿入されたスリーブと、
ネジ部が設けられた軸部と該軸部の一端部に設けられた頭部とを有し、前記スリーブに前記軸部が挿入された状態で前記密閉容器内の所定の取付部に前記ネジ部を締結することで、前記固定子を前記密閉容器内に固定するボルトと、
前記スリーブが挿入される挿入孔部を有し、前記ボルトを前記取付部に締結するにつれて圧縮され、前記積層体を前記積層方向に押圧する弾性部材と、を備え、
前記積層方向において、前記スリーブの寸法Lは前記積層体の寸法H及び圧縮された前記弾性部材の最小寸法Wcに対して、L≧H+Wcの関係を満たす、密閉型圧縮機。 - 前記積層方向において、前記スリーブの寸法Lは前記積層体の寸法H及び圧縮されていない前記弾性部材の非圧縮寸法Wuに対して、L<H+Wuの関係を満たす、請求項1に記載の密閉型圧縮機。
- 前記スリーブは非磁性体により形成されている、請求項1又は2に記載の密閉型圧縮機。
- 前記弾性部材は、スプリングワッシャである、請求項1〜3のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機。
- 前記弾性部材は、前記頭部の座面と前記積層体との間に配置されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機。
- 前記積層体と前記弾性部材との間に配置された平ワッシャをさらに備え、
前記積層方向において、前記スリーブの寸法Lは、前記積層体の寸法H、前記弾性部材の最小寸法Wc及び非圧縮寸法Wu、並びに、前記平ワッシャの寸法Fに対して、H+Wc+F≦L<H+Wu+Fの関係を満たす、請求項1〜5のいずれか一項に記載の密閉型圧縮機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017210028A JP2019082143A (ja) | 2017-10-31 | 2017-10-31 | 密閉型圧縮機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017210028A JP2019082143A (ja) | 2017-10-31 | 2017-10-31 | 密閉型圧縮機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2019082143A true JP2019082143A (ja) | 2019-05-30 |
Family
ID=66670766
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017210028A Pending JP2019082143A (ja) | 2017-10-31 | 2017-10-31 | 密閉型圧縮機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2019082143A (ja) |
-
2017
- 2017-10-31 JP JP2017210028A patent/JP2019082143A/ja active Pending
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