[go: up one dir, main page]

JP2019082090A - 建物 - Google Patents

建物 Download PDF

Info

Publication number
JP2019082090A
JP2019082090A JP2017211341A JP2017211341A JP2019082090A JP 2019082090 A JP2019082090 A JP 2019082090A JP 2017211341 A JP2017211341 A JP 2017211341A JP 2017211341 A JP2017211341 A JP 2017211341A JP 2019082090 A JP2019082090 A JP 2019082090A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
veranda
building
floor
wall
handrail
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2017211341A
Other languages
English (en)
Other versions
JP7101468B2 (ja
Inventor
哲央 大石
Tetsuhisa Oishi
哲央 大石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Asahi Kasei Homes Corp
Original Assignee
Asahi Kasei Homes Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Asahi Kasei Homes Corp filed Critical Asahi Kasei Homes Corp
Priority to JP2017211341A priority Critical patent/JP7101468B2/ja
Publication of JP2019082090A publication Critical patent/JP2019082090A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP7101468B2 publication Critical patent/JP7101468B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Residential Or Office Buildings (AREA)

Abstract

【課題】災害による被害を受けた場合でも、少なくとも一定期間は居住することができる建物を提供する。【解決手段】2階以上の階を有する建物1において、1階に、ピロティ11と、ピロティ11と隣接する玄関と、上階に続く階段室と、が設けられ、2階以上の階に、居室と、トイレ(水回り空間)と、洗面脱衣所(水回り空間)と、浴室(水回り空間)と、キッチン(水回り空間)と、設備機器と、が設けられ、ピロティ11は、1方向に開口し、他の3方向が壁部111〜113に囲まれている。【選択図】図1

Description

本発明は、建物に関する。
2階以上の建物において、1階に駐車スペースなどに利用できるピロティと、玄関が設けられ、主に2階以上を居住スペースとして使用する建物が知られている(例えば、特許文献1参照)。
ところで、水害が発生した場合や、地震や火災などにより近隣の建物や塀などが倒壊した場合、建物の上階よりも1階の方が被害を受けやすい。このため、2階に居住スペースが設けられた建物は、災害による居住スペースの被害を抑えることができる。
特開平5−263538号公報
しかしながら、居住に必要となる設備機器が1階に設置されている場合、災害時に2階以上の居住スペースの被害が抑えられたとしても、設備機器が被害を受けてしまうと、設備機器が復旧しないと災害後に居住することが困難となる。
そこで、本発明は、災害による被害を受けた場合でも、少なくとも一定期間は居住することができる建物を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る建物は、2階以上の階を有する建物において、1階に、ピロティと、前記ピロティと隣接する玄関と、上階に続く階段室と、が設けられ、2階以上の階に、居室と、水回り空間と、設備機器と、が設けられ、前記ピロティは、1方向に開口し、他の3方向が壁部に囲まれていることを特徴とする。
本発明では、災害の被害を受けにくい2階以上の階に居室と、水回り空間と、設備機器と、が設けられていることにより、災害による被害を受けた場合でも、少なくとも一定期間は建物に居住することができる。
また、ピロティは、3方向が壁部に囲まれていることにより、水害時の漂流物や地震や火災による倒壊物によるピロティの内部および玄関の被害を抑えることができる。また、災害時の漂流物や倒壊物によって玄関が塞がれることを防止できるとともに、ピロティに駐車した車の被害を抑えることができる。
また、本発明に係る建物では、前記設備機器は、蓄電設備を含んでいてもよい。
このような構成とすることにより、災害時に電力の供給が停止した場合でも蓄電された電気を使用することができる。
また、本発明に係る建物では、前記設備機器は、屋根に設けられた太陽光発電設備を含んでいてもよい。
このような構成とすることにより、災害時に電力の供給が停止した場合でも発電した電気を使用することができる。
また、本発明に係る建物では、2階以上の階に設けられ、躯体に形成された屋内側に窪んだ凹部空間に設けられた躯体内ベランダを有していてもよい。
躯体内ベランダは凹部空間に形成されていることにより、躯体から突出するベランダと比べて雨風や火災時の火炎が入り込むことが少なく、ベランダに出て避難器具(吊下げ式の避難梯子等)を用いて地上に避難する準備を行う際の安全を確保することができる。
また、本発明に係る建物では、前記躯体内ベランダは、間口方向の端部寄りに設けられていてもよい。
このような構成とすることにより、躯体内ベランダから建物の外部へ避難する場合に、躯体内ベランダの下方にピロティの開口部が形成されている場合でも、躯体内ベランダの間口方向の端部から避難器具を用いてピロティの側方の外壁を伝って下方に降りることができる。
また、本発明に係る建物では、前記躯体内ベランダの手すりの下側に設けられて、地上まで前記手すりと同一面に形成された外壁を有していてもよい。
このような構成とすることにより、躯体内ベランダの手すりから避難器具を下ろした場合に、避難器具を外壁に沿って安定した状態に設置することができる。
また、本発明に係る建物では、前記躯体内ベランダは、2階以上の複数の階にそれぞれ設けられ、2階以上の複数の階にそれぞれ設けられた複数の前記躯体内ベランダは、少なくとも一部が上下方向に重ならない位置に配置され、前記手すりは、他の前記躯体内ベランダと上下方向に重ならない位置に設けられていてもよい。
このような構成とすることにより、異なる階に設けられた躯体内ベランダそれぞれの手すりから避難器具を下ろした場合に、それぞれの避難器具が互いに干渉することを防止できる。また、避難経路を複数確保することができる。
また、本発明に係る建物では、前記躯体内ベランダと一体に設けられ前記躯体の外側に突出する突出ベランダを有し、前記突出ベランダは、前記躯体内ベランダと前記突出ベランダとを結ぶ第1方向に交差する第2方向の一方側の端部が、前記躯体内ベランダの前記第2方向の一方側の端部よりも前記第2方向の他方側に配置されていて、前記手すりは、前記躯体内ベランダの前記第2方向の一方側の端部と、前記突出ベランダの前記第2方向の一方側の端部と、を結ぶように設けられていてもよい。
手すりの側方に突出ベランダが設けられていることにより、手すりを乗り越えて避難する場合に、突出ベランダに手や足を掛けることができ、手すりを乗り越えやすい。
また、本発明に係る建物では、前記手すりは、前記躯体内ベランダにおける外縁部よりも内側において床部から立ち上がる止水壁の上部に設けられていてもよい。
このような構成とすることにより、手すりを乗り越えて避難する場合に、躯体内ベランダにおける外縁部と止水壁との間に足を掛けることができ手すりを乗り越えやすい。
本発明によれば、災害による被害を受けた場合でも、少なくとも一定期間は居住することができる。
本発明の実施形態による建物の一例を示す斜視図である。 本発明の実施形態による建物の一例を示す南側の立面図である。 本発明の実施形態による建物の1階を示す平面図である。 本発明の実施形態による建物の2階を示す平面図である。 本発明の実施形態による建物の3階を示す平面図である。 本発明の実施形態による建物の屋根伏図である。 止水壁を説明する図で、図5のA−A線断面に対応する図である。 本発明の実施形態による建物の4階を示す平面図である。 本発明の実施形態の変形例による建物の一例を示す斜視図である。 本発明の実施形態の変形例による建物の一例を示す南側の立面図である。 本発明の実施形態の他の変形例による建物の一例を示す斜視図である。 本発明の実施形態の他の変形例による建物の一例を示す南側の立面図である。 本発明の実施形態の変形例による建物の一例を示す他の斜視図1である。 本発明の実施形態の変形例による建物の一例を示す他の斜視図2である。 本発明の実施形態の変形例による建物の一例を示す他の正面図(南側の立面図)である。 本発明の実施形態の変形例による建物の一例を示す背面図(北側の立面図)である。 本発明の実施形態の変形例による建物の一例を示す右側面図(東側の立面図)である。 本発明の実施形態の変形例による建物の一例を示す左側面図(西側の立面図)である。 本発明の実施形態の変形例による建物の一例を示す平面図(屋根伏図)である。 図17のC部分における図15のB−B線拡大断面図である。 本発明の実施形態の変形例による建物の一例を示す斜視参考図である。 本発明の実施形態の他の変形例による建物の一例を示す他の斜視図1である。 本発明の実施形態の他の変形例による建物の一例を示す他の斜視図2である。 本発明の実施形態の他の変形例による建物の一例を示す他の正面図(南側の立面図)である。 本発明の実施形態の他の変形例による建物の一例を示す背面図(北側の立面図)である。 本発明の実施形態の他の変形例による建物の一例を示す右側面図(東側の立面図)である。 本発明の実施形態の他の変形例による建物の一例を示す左側面図(西側の立面図)である。 本発明の実施形態の他の変形例による建物の一例を示す平面図(屋根伏図)である。 図26のD部分における図24のE−E線拡大断面図である。 本発明の実施形態の他の変形例による建物の一例を示す斜視参考図である。
以下、本発明の実施形態による建物について、図1乃至図8に基づいて説明する。
図1および図2に示すように、本実施形態による建物1は、南北方向に長い長方形状で南側が道路に接し、北側、東側、西側が隣地と接している土地に建てられている。建物1は、4階建てで、平面形状が南北に長い長方形状に形成されている。本実施形態では、南北方向が建物1の奥行方向(第1方向)となり、東西方向が建物1の間口方向(第2方向)となる。
図3に示すように、建物1の1階部分10には、南側にピロティ11が設けられていて、ピロティ11の北側に玄関121、ホール122、および2〜3階に繋がる階段室131およびエレベータシャフト132が設けられている。本実施形態では、建物1の1階に、ホール122を仕切ることが可能な仕切り戸123が設けられている。
ピロティ11は、南側に開口し、東側および西側には、建物1の外壁(壁部)111,112が設けられ、北側には、1階の屋内とピロティ11とを仕切る壁部113が設けられている。ピロティ11の東側および西側の外壁には開口部が設けられていない。ピロティ11は、外部から玄関121にアクセスするための通路として使用されるとともに、駐車スペースとして使用される。
本実施形態では、ピロティ11の南側における東側の端部近傍には、ピロティ11の東側の外壁111の南側の端部から西側に延びる壁部114が設けられている。ピロティ11の内部における壁部114の北側は、自転車などを設置可能なスペースとなっている。この壁部114にも開口部が設けられていない。
本実施形態では、建物1の1階は、2〜3階よりも階高が小さく設定されている。
図4に示すように、建物1の2階部分20には、南側に居室201が設けられていて、居室201の北側に、階段室131、エレベータシャフト132、トイレ202、洗面化粧台と洗濯機置場を備えた洗面脱衣所203、浴室204、およびウォークインクローゼットなどの収納室205が設けられている。
居室201の南側の外壁15bには東西方向の中間部に引違サッシ206が設けられている。引違サッシ206は、2階部分20の床よりも上方に設けられている。引違サッシ206の室内側または室外側には、転落防止用の手すりが設けられていてもよい。
引違サッシ206は、3階のベランダ4の下側に設けられている。
図5に示すように、建物1の3階部分30には、キッチン302、ダイニングルームおよびリビングルームとして使用する居室301、階段室131およびエレベータシャフト132が設けられている。居室301は、南側に面しており、居室301の南側にはベランダ4が設けられている。
建物1の3階は、西側の部分が北側に窪んでいてアルコーブ2(凹部空間)2が形成されている。アルコーブ2は、北側、東側および西側が建物1の外壁31〜33に囲まれている。アルコーブ2の北側に配置された外壁31を第1外壁31とし、アルコーブ2の東側に配置された外壁32を第2外壁32とし、アルコーブ2の西側に配置された外壁33を第3外壁33とする。
第1外壁31は、建物1の3階の東側の部分(アルコーブ2が形成されていない部分)の南側の外壁34(以下、第4外壁34とする)よりも90〜120cm北側に配置されている。
第2外壁32は、第1外壁31の東側の端部31aから南側に延びている。第2外壁32は、建物1における東西方向の中間部に配置されている。
第3外壁33は、第1外壁31の西側の端部31bから南側に延びている。第3外壁33は、建物1における西側の端部1aに配置されている。
第2外壁32および第3外壁33は、南北方向の寸法が第1外壁31と第4外壁34との南北方向の間隔(90〜120cm)と略同じ寸法に設定されている。第2外壁32の南側の端部32aは、第4外壁34の西側の端部34aと接続されている。
アルコーブ2の北側には、第1外壁31を介して居室301が設けられていて、アルコーブ2の東側には第2外壁32を介して居室301から使用する収納部301aが設けられている。
第1外壁31には、掃き出し型の引違サッシ311が設けられている。
ベランダ4は、アルコーブ2に設けられた躯体内ベランダ41と、躯体内ベランダ41の南側に躯体内ベランダ41と一体に設けられ第4外壁34よりも南側に突出する突出ベランダ42と、を有している。
躯体内ベランダ41は、アルコーブ2に設けられている。すなわち、躯体内ベランダ41は、建物1における西側部分に配置されている。躯体内ベランダ41の西側の端部41aは、建物1における西側の端部1aに配置されている。
躯体内ベランダ41は、第1〜第3外壁31〜33に囲まれている。躯体内ベランダ41は、第1外壁31の引違サッシ311を開口することにより、3階の居室301に出入りできるように構成されている。
突出ベランダ42は、躯体内ベランダ41の南側に設けられた本体部421と、本体部421から東側にのびて躯体内ベランダ41よりも東側に設けられた延伸部422と、を有している。
本体部421は、西側の端部421aが躯体内ベランダ41の西側の端部41aよりも東側に配置されている。本実施形態では、本体部421の西側の端部421aは、躯体内ベランダ41の西側の端部41aよりも90〜120cmの東側に配置されている。
本体部421は、東側の端部421b(延伸部422との境界部)が躯体内ベランダ41の東側の端部41bと東西方向に同じ位置に配置されている。
躯体内ベランダ41のうちの、東側の部分で南側に突出ベランダ42が配置されている部分(図5の一点鎖線よりも右側の部分)を第1躯体内ベランダ411とし、西側の部分で南側に突出ベランダ42が配置されていない部分(図5の一点鎖線よりも左側の部分)を第2躯体内ベランダ412とする。
延伸部422は、第4外壁34の南側に沿って設けられている。本実施形態では、延伸部422の東西方向の寸法は、本体部421の西側の端部421aと躯体内ベランダ41の西側の端部41aとの間隔(90〜120cm)と略同じ寸法となるように設定されている。このため、本実施形態では、躯体内ベランダ41の東西方向の寸法と突出ベランダ42の東西方向の寸法とは略同じ寸法となっている。
第4外壁34には、居室301から延伸部422に出入りするための出入口が設けられていない。このため、居室301から延伸部422にアクセスするには、第1外壁31に設けられた引違サッシ311を開けて、躯体内ベランダ41および突出ベランダ42の本体部421を介してアクセスするように構成されている。
本実施形態では、突出ベランダ42には、本体部421と延伸部422との間に延伸部422を仕切るための仕切り423が設けられている。仕切り423は、本体部421と延伸部422とを連通で可能に設けられている。例えば、仕切り423は、突出ベランダ42に着脱可能に設けられていて、突出ベランダ42から取り外すことで本体部421と延伸部422とを連通させるように構成されている。また、例えば、仕切り423は、本体部421と延伸部422とを連通させる開口部と開口部を開閉する扉が設けられていて、開口部を開閉することで本体部421と延伸部422とを連通させるように構成されている。
本実施形態では、居室301で使用する空調設備17の室外機171が延伸部422に設置されている。このため、仕切り423は、ベランダ4における室外機171が設けられるスペースを仕切っている。なお、空調設備17の室内機172は、居室301における収納部301aの上方に設けられていて、室内機172から室外機171に接続される配管173は、室内機172から収納部301aの上方を通り、収納部301a、または第4外壁34の内部または第4外壁34の外部を通って下側に延びて室外機171に接続されている。
突出ベランダ42は、南側の縁部、東側の縁部および西側の縁部に沿って平面視形状が コの字型状(C字形状)の第1手すり424が設けられている。第1手すり424は、例えば、110cm〜130cm程の高さで、壁面を貫通する開口部が形成されていない壁となっている。本実施形態では、第1手すり424を介してベランダ4の内部からベランダ4の外部、およびベランダ4の外部からベランダ4の内部を見通せないように構成されている。
第2躯体内ベランダ412の南側の縁部近傍には、南側の最縁部よりもやや北側に床面から上方に立ち上がった止水壁413が設けられ、止水壁413の上部に第2手すり414が設けられている。
図6に示すように、建物1は、外周部に設けられる梁部18の外側に外装パネル19が設けられている。外装パネル19には、軽量気泡コンクリート(ALC)パネルやPCパネルなどが用いられている、
止水壁413は、2階の梁部18の上に設けられ梁部18に固定される立ち上がり部415と、立ち上がり部415と連続し外装パネル19に固定される防水鋼板416と、を有している。立ち上がり部415は、南側に設けられた外装パネル19よりも北側に設けられている。立ち上がり部415の上端部415aは、第2躯体内ベランダ412の床部412aおよび外装パネル19の上端部19aよりも上側に配置されている。
防水鋼板416の上部には、水切り金物417が設けられている。水切り金物417は、防水鋼板416に堆積した塵埃が雨水とともに外装パネル19の表面に伝い落ちることを防止するために設けられている。水切り金物417は、第2躯体内ベランダ412の南側の縁部全体にわたって設けられている。
水切り金物417は、外装パネル19の表面側から立ち上がり部415に向かうに従って漸次上側に向かうように傾斜する板金で形成されている。
図2に示すように、第2手すり414は、上端部414aが第1手すり424の上端部424aと略同じ高さとなるように形成されている。第2手すり414は、壁面が南北方向を向くように設けられている。第2手すり414は、例えば、透明のアクリル板や、上下方向に延び東西方向に間隔をあけた複数の桟からなる柵や、開口部が形成された板状の部材などで、第2躯体内ベランダ412から外側を見通せるように構成されている。
本実施形態では、第2躯体内ベランダ412の下側に2階の南側の外壁15bが設けられ、その下側に1階のピロティ11の開口部が設けられている。第2躯体内ベランダ412の下側の2階の南側の外壁15bには、第2手すり414よりも南側に突出する庇などの突出物が設けられていない。
図7に示すように、建物1の4階部分40には、居室401、トイレ402、階段室131およびエレベータシャフト132が設けられている。居室401は、南側に面しており、居室の南側にはベランダ16が設けられている。4階の南側の外壁15aは、1〜3階の南側の外壁15bよりも北側に後退して配置されている。4階の南側の外壁15aが後退した部分にベランダ16が設けられている。ベランダ16には屋根502が掛けられている。
図8に示すように、屋根501には太陽光発電設備のパネル502が設けられている。
本実施形態では、建物1に設置される給湯設備、給電設備、通信情報設備および空調設備などの設備機器は、建物1の2階以上の階に設けられている。建物1に設置される分電盤や情報分電盤も建物1の2階以上の階に設けられている。また、本実施形態では、建物1に設置される設備機器として蓄電設備が設けられている。また、建物1に設置される設備機器として上述した太陽光発電設備も設けられている。
本実施形態では、建物1の1階用のコンセント、照明器具、スイッチ等への電気配線は、分電盤で分岐されており、仮に建物1の1階部分10が浸水したとしても、1階用の回路のブレーカーを遮断することで、上階では、照明器具や電気機器の使用を継続することができる。
1階用のコンセント、照明器具、スイッチ等への電気配線は、床下を経由せず上方から下方に降ろすようにするのが好ましい。
コンセントは、各階の床から20〜30cmの高さに設けるのが一般的であるが、1階部分10においては、より高い位置(例えば地域における過去の浸水時の最高水位よりも高い位置)に設けるようにしてもよい。
次に、上述した本発明の実施形態による建物の作用・効果について図面を用いて説明する。
上述した本発明の実施形態による建物1では、災害の被害を受けにくい2階以上の階に居室201,301,401と、トイレ(水回り空間)202,402と、洗面脱衣所(水回り空間)203と、浴室(水回り空間)204と、キッチン(水回り空間)302と、設備機器と、が設けられていることにより、災害による被害を受けた場合でも、少なくとも一定期間は建物1に居住することができる。
また、ピロティ11は、開口する南側以外の3方向が壁部111〜113に囲まれていることにより、水害時の漂流物や地震や火災による倒壊物によるピロティ11の内部および玄関121の被害を抑えることができる。また、災害時の漂流物や倒壊物によって玄関121が塞がれることを防止できるとともに、ピロティ11に駐車した車の被害を抑えることができる。
また、本実施形態による建物1では、設備機器として蓄電設備が設けられていることにより、災害時に電力の供給が停止した場合でも蓄電された電気を使用することができる。
また、本実施形態による建物1では、設備機器として、太陽光発電設備が設けられていることにより、災害時に電力の供給が停止した場合でも発電した電気を使用することができる。
また、本実施形態による建物1では、3階のベランダ4の躯体内ベランダ41はアルコーブ2に形成されていることにより、躯体から突出するベランダと比べて雨風や火災時の火炎が入り込むことが少なく、ベランダ4に出て吊下げ式の避難梯子等の避難器具43(図2参照)を用いて地上に避難する準備を行う際の安全を確保することができる。
また、本実施形態による建物1では、躯体内ベランダ41は、建物1の西側寄りに設けられていることにより、躯体内ベランダ41から建物1の外部へ避難するために躯体内ベランダ41の第2手すり414から避難器具43を下ろした場合に、躯体内ベランダ41の下方にピロティ11の開口部が形成されていても、避難器具43を用いてピロティ11の西側の外壁112を伝って下方に降りることができる。
また、本実施形態による建物1では、第2手すり414の東側に突出ベランダ42が設けられていることにより、第2手すり414を乗り越えて避難する場合に、突出ベランダ42に手や足を掛けることができ、第2手すり414を乗り越えやすい。
また、本実施形態による建物1では、第2手すり414は、躯体内ベランダ41における外縁部よりも内側において床部から立ち上がる止水壁413の上部に設けられていることにより、第2手すり414を乗り越えて避難する場合に、躯体内ベランダ41における外縁部と止水壁413との間に足を掛けることができ第2手すり414を乗り越えやすい。
以上、本発明による建物1の実施形態について説明したが、本発明は上記の実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上記の実施形態では、建物1には、設備機器として蓄電設備および太陽光発電設備が設けられているが、蓄電設備および太陽光発電設備のいずれか1つまたは両方が設けられていなくてもよい。
また、上記の実施形態では、建物1には、水回り空間としてトイレ202,402と、洗面脱衣所203と、浴室204と、キッチン302が設けられているが、これ以外の給水、給湯を行う機器が設置された空間が設けられていてもよい。
また、上記の実施形態では、建物1にアルコーブ2が形成され、アルコーブ2に躯体内ベランダ41が形成されているが、アルコーブ2が形成されていなくてもよく、ベランダの形態は適宜設定されてよい、
また、上記の実施形態では、躯体内ベランダ41は、建物1の西側寄りに設けられているが東寄りや東西方向の中間部に設けられていてもよい。
また、上記の実施形態では、躯体内ベランダ41の南側に突出ベランダ42が設けられ、第2手すり414の東側に突出ベランダ42が配置されているが、躯体内ベランダ41の南側に突出ベランダ42が設けられていなくてもよい。
また、上記の実施形態では、第2躯体内ベランダ412の下側には2階の南側の外壁15bが設けられ、その下側には、1階のピロティ11の開口部が設けられている。これに対し、躯体内ベランダ41の第2手すり414の下側の1階および2階それぞれの南側の外壁15bが同一面に形成され、ピロティ11の開口部は、第2手すり414よりも東側に設けられていてもよい。このようにすることにより、躯体内ベランダ41の第2手すり414から避難器具43を下ろした場合に、避難器具43を1階および2階それぞれの南側の外壁15bに沿って安定した状態に設置することができる。
また、上記の実施形態では、躯体内ベランダ41における南側の最縁部よりも内側に床部412aから立ち上がる止水壁413が設けられているが、ベランダ4における止水の形態は適宜設定されてよい。
また、上記の実施形態では、第2手すり414は、止水壁413の上部に設けられているが、床部412aに直接設けられていてもよい。
また、上記の実施形態では、突出ベランダ42の下側に2階の引違サッシ206が設けられているが、設けられていなくてもよい。
また、上記の実施形態では、ピロティ11の南側における東側の端部近傍には、ピロティ11の東側の外壁111の南側の端部から西側に延びる壁部114が設けられているが、ピロティ11の南側全体が開口していてもよい。
また、上記の実施形態では、建物1は南北に長い形状に形成され、3階の南側にベランダ4が設けられているが、建物1の形状やベランダ4が設けられる位置は、適宜設定されてよい。
例えば、図9および図10に示す3階建てのピロティ11を有する建物1Bのように、2階および3階それぞれに左右方向にずれた状態でアルコーブ2B1,2B2が形成されて、アルコーブ2B1,2B2それぞれに躯体内ベランダ41B1,41B2が設けられていてもよい。このようにすることにより、2階および3階それぞれに設けられた躯体内ベランダ41B1,41B2それぞれの手すり44から避難器具を下ろした場合に、それぞれの避難器具が互いに干渉することを防止できる。また、避難経路を複数確保することができる。
また、図11および12に示す4階建てのピロティ11を有する建物1Cのように、2階〜4階それぞれに南側から見て千鳥となる状態(東西方向に交互となる状態)でアルコーブ2C1〜2C3が形成されて、アルコーブ2C1〜2C3それぞれに躯体内ベランダ41C1〜41C3が設けられていてもよい。
1,1B,1C 建物
2,2B1,2B2,2C1〜2C3 アルコーブ(凹部空間)
11 ピロティ
15b 外壁
121 玄関
131 階段室
4 ベランダ
41,41B1,41B2,41C1〜41C3 躯体内ベランダ
42 突出ベランダ
111,112 外壁(壁部)
113 壁部
201,301,401 居室
202,402 トイレ(水回り空間)
203 洗面脱衣所(水回り空間)
204 浴室(水回り空間)
302 キッチン(水回り空間)
411a 床部
413 止水壁
414 第2手すり(手すり)
502 パネル(太陽光発電設備)

Claims (9)

  1. 2階以上の階を有する建物において、
    1階に、ピロティと、前記ピロティと隣接する玄関と、上階に続く階段室と、が設けられ、
    2階以上の階に、居室と、水回り空間と、設備機器と、が設けられ、
    前記ピロティは、1方向に開口し、他の3方向が壁部に囲まれていることを特徴とする建物。
  2. 前記設備機器は、蓄電設備を含むことを特徴とする請求項1に記載の建物。
  3. 前記設備機器は、屋根に設けられた太陽光発電設備を含むことを特徴とする請求項1又は2に記載の建物。
  4. 2階以上の階に設けられ、躯体に形成された屋内側に窪んだ凹部空間に設けられた躯体内ベランダを有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の建物。
  5. 前記躯体内ベランダは、間口方向の端部寄りに設けられていることを特徴とする請求項4に記載の建物。
  6. 前記躯体内ベランダの手すりの下側に設けられて、地上まで前記手すりと同一面に形成された外壁を有することを特徴とする請求項4または5に記載の建物。
  7. 前記躯体内ベランダは、2階以上の複数の階にそれぞれ設けられ、
    2階以上の複数の階にそれぞれ設けられた複数の前記躯体内ベランダは、少なくとも一部が上下方向に重ならない位置に配置され、
    前記手すりは、他の前記躯体内ベランダと上下方向に重ならない位置に設けられていることを特徴とする請求項6記載の建物。
  8. 前記躯体内ベランダと一体に設けられ前記躯体の外側に突出する突出ベランダを有し、
    前記突出ベランダは、前記躯体内ベランダと前記突出ベランダとを結ぶ第1方向に交差する第2方向の一方側の端部が、前記躯体内ベランダの前記第2方向の一方側の端部よりも前記第2方向の他方側に配置されていて、
    前記手すりは、前記躯体内ベランダの前記第2方向の一方側の端部と、前記突出ベランダの前記第2方向の一方側の端部と、を結ぶように設けられていることを特徴とする請求項6または7に記載の建物。
  9. 前記手すりは、前記躯体内ベランダにおける外縁部よりも内側において床部から立ち上がる止水壁の上部に設けられていることを特徴とする請求項8に記載の建物。
JP2017211341A 2017-10-31 2017-10-31 建物 Active JP7101468B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017211341A JP7101468B2 (ja) 2017-10-31 2017-10-31 建物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2017211341A JP7101468B2 (ja) 2017-10-31 2017-10-31 建物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2019082090A true JP2019082090A (ja) 2019-05-30
JP7101468B2 JP7101468B2 (ja) 2022-07-15

Family

ID=66670230

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2017211341A Active JP7101468B2 (ja) 2017-10-31 2017-10-31 建物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP7101468B2 (ja)

Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0713905U (ja) * 1993-08-10 1995-03-10 ミサワホーム株式会社 インナーバルコニユニット
JPH0874431A (ja) * 1994-09-02 1996-03-19 Kawamoto Kunichika 住 宅
JPH10246515A (ja) * 1997-03-05 1998-09-14 Takeshi Ueda 救命設備
JPH112033A (ja) * 1997-06-11 1999-01-06 Sekisui House Ltd 多世帯住宅
JP2000345615A (ja) * 1999-06-04 2000-12-12 Sekisui Chem Co Ltd ユニット建物
JP2001090184A (ja) * 1999-09-21 2001-04-03 Daiken Trade & Ind Co Ltd 木造建築物における壁構造とその施工方法
JP2001115659A (ja) * 1999-10-20 2001-04-24 Sekisui House Ltd 住宅建物
JP2012021309A (ja) * 2010-07-14 2012-02-02 Toyota Home Kk バルコニーの防水構造
JP2014189945A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Misawa Homes Co Ltd 蓄電池の設置構造
JP2014201960A (ja) * 2013-04-04 2014-10-27 旭化成ホームズ株式会社 建物
JP2015190166A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 大和ハウス工業株式会社 建物

Patent Citations (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0713905U (ja) * 1993-08-10 1995-03-10 ミサワホーム株式会社 インナーバルコニユニット
JPH0874431A (ja) * 1994-09-02 1996-03-19 Kawamoto Kunichika 住 宅
JPH10246515A (ja) * 1997-03-05 1998-09-14 Takeshi Ueda 救命設備
JPH112033A (ja) * 1997-06-11 1999-01-06 Sekisui House Ltd 多世帯住宅
JP2000345615A (ja) * 1999-06-04 2000-12-12 Sekisui Chem Co Ltd ユニット建物
JP2001090184A (ja) * 1999-09-21 2001-04-03 Daiken Trade & Ind Co Ltd 木造建築物における壁構造とその施工方法
JP2001115659A (ja) * 1999-10-20 2001-04-24 Sekisui House Ltd 住宅建物
JP2012021309A (ja) * 2010-07-14 2012-02-02 Toyota Home Kk バルコニーの防水構造
JP2014189945A (ja) * 2013-03-26 2014-10-06 Misawa Homes Co Ltd 蓄電池の設置構造
JP2014201960A (ja) * 2013-04-04 2014-10-27 旭化成ホームズ株式会社 建物
JP2015190166A (ja) * 2014-03-28 2015-11-02 大和ハウス工業株式会社 建物

Also Published As

Publication number Publication date
JP7101468B2 (ja) 2022-07-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2019082090A (ja) 建物
JP2008190203A (ja) 建物
JP2008190202A (ja) 建物
KR20160122557A (ko) 복층구조 공동주택
JP6663176B2 (ja) 建物
JP6889215B2 (ja) 建物
JP2006037709A (ja) 建物
JP6541304B2 (ja) バルコニー構造および住宅
JP5627069B2 (ja) 多層建物
JP5279319B2 (ja) 住戸および集合住宅
JP2017106230A (ja) 多層長屋
KR20170106254A (ko) 고층 건물의 화재 대피용 대피시설물
JP5323576B2 (ja) 多機能サッシュ
JP2019082089A (ja) 建物
JP3890075B2 (ja) 集合住宅の用途に供する建築物
JP2003056188A (ja) 片廊下型集合住宅
JP4966369B2 (ja) 集合住宅
JP2006077455A (ja) 建物
JP6166933B2 (ja) 建物の改築方法、及び建物
JP6203160B2 (ja) 複数層建築物
JP2015203292A (ja) 住宅
JP4597545B2 (ja) 重層長屋住宅
JP5411517B2 (ja) 3階建共同住宅
JP6580405B2 (ja) 建物
JP2015203294A (ja) 住宅

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20201029

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20210817

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20211015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20211207

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220207

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220405

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20220531

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20220614

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20220705

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 7101468

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150