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JP2019081894A - 希土類アルミン酸塩蛍光体及びその製造方法 - Google Patents

希土類アルミン酸塩蛍光体及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】飽和輝度を高くすることができる希土類アルミン酸塩蛍光体及びその製造方法を提供する。【解決手段】Y、La、Lu、Gd及びTbからなる群から選択される少なくとも一種の希土類元素Lnと、Ceと、Alと、必要に応じてGa及びScから選択される少なくとも一種の元素M1を含み、前記希土類元素LnとCeの合計のモル比が3であり、Alと前記元素M1の合計のモル比が5と0.95以上1.05以下の変数kの積であり、Ceのモル比が、0.003以上0.017以下の変数nと3の積である希土類アルミン酸塩の組成を有し、励起波長450nmにおける発光ピーク波長λp(nm)と、前記変数nが、関係式λp≧1590n+531を満たすことを特徴する希土類アルミン酸塩蛍光体である。【選択図】図1

Description

本発明は、希土類アルミン酸塩蛍光体及びその製造方法に関する。
発光ダイオード(Light Emitting Diode:以下「LED」ともいう。)や半導体レーザーダイオード(Laser Diode:以下「LD」ともいう。)の発光素子とともに、車載用や一般照明用の発光装置、液晶表示装置のバックライト、プロジェクター用の光源装置に用いられる蛍光体として、イットリウム等の希土類を含むイットリウムアルミニウムガーネット系蛍光体(以下、「YAG系蛍光体」ともいう)が知られている。また、ルテチウムを含むルテチウムアルミニウムガーネット系蛍光体(以下、「LuAG系蛍光体」ともいう)も知られている。本明細書において、YAG系蛍光体もLuAG系蛍光体も含めて、希土類元素を含むガーネット結晶構造を有するアルミン酸塩の蛍光体を希土類アルミン酸塩蛍光体という。
希土類アルミン酸塩蛍光体のなかでも、Ceで賦活された希土類アルミン酸塩蛍光体は、電子線、真空紫外線、青色光等の粒子線又は電磁波の照射により励起されて、黄色から緑色に発光する。Ceで賦活された希土類アルミン酸塩蛍光体は、短残光であるため、クリアな画像を得ることができる。Ceで賦活された希土類アルミン酸塩蛍光体は、短残光であるため、例えば、特許文献1に示すプロジェクター用の光源装置に用いられている。
特開2015−138168号公報
しかしながら、発光装置又は光源装置において、Ceで賦活された希土類アルミン酸塩蛍光体は、励起光の光密度が一定以上に高くなると、蛍光体の発光過程が励起エネルギー密度の上昇に追いつかなくなり、蛍光体が輝度飽和を起こす傾向がある。レーザー光源は光密度が非常に高いため、レーザー出力を上げていくと、特定のレーザー出力で照射された希土類アルミン酸塩蛍光体が輝度飽和を起こし、発光強度が急激に低下する。図5は、蛍光体に半導体レーザーを照射した場合において、蛍光体に照射するレーザー出力と蛍光体の発光強度との関係を示し、レーザー出力に対する蛍光体の輝度が飽和する様子を示すイメージ図である。図5に示すように、Ceで賦活された希土類アルミン酸塩蛍光体は、励起光であるレーザー出力が大きくなると、発光強度が直線的に高くなるが、飽和輝度を超えると急激に発光強度が低下する。そのため、励起光の入力に対する発光強度の出力の伸びが直線的に大きく、高い飽和輝度を有する希土類アルミン酸塩蛍光体が望まれている。
そこで本発明の一態様は、飽和輝度を高くすることができる希土類アルミン酸塩蛍光体及びその製造方法を提供することを目的とする。
前記課題を解決するための手段は、以下の態様を包含する。
本発明の第一の態様は、Y、La、Lu、Gd及びTbからなる群から選択される少なくとも一種の希土類元素Lnと、Ceと、Alと、必要に応じてGa及びScから選択される少なくとも一種の元素M1を含み、
前記希土類元素LnとCeの合計のモル比が3であり、Alと前記元素M1の合計のモル比が5と0.95以上1.05以下の変数kの積であり、Ceのモル比が、0.003以上0.017以下の変数nと3の積である希土類アルミン酸塩の組成を有し、
励起波長450nmにおける発光ピーク波長λ(nm)と、前記変数nが、関係式λ≧1590n+531を満たすことを特徴する希土類アルミン酸塩蛍光体である。
本発明の第二の態様は、Y、La、Lu、Gd及びTbからなる群から選択される少なくとも一種の希土類元素Lnを含む化合物、Ceを含む化合物、Alを含む化合物、並びに必要に応じてGa及びScから選択される少なくとも一種の元素M1を含む化合物を、前記希土類元素LnとCeの合計のモル比が3であり、Alと前記元素M1の合計のモル比が5であり、Ceのモル比が0.003以上0.017以下の変数nと3の積となるように仕込み組成を調節して混合した第一の原料混合物を焼成して第一焼成物を得る第一焼成工程と、
前記第一焼成物と、Y、La、Lu、Gd及びTbからなる群から選択される少なくとも一種の希土類元素Lnを含む化合物、Ceを含む化合物、Alを含む化合物、並びに必要に応じてGa及びScから選択される少なくとも一種の元素M1を含む化合物を、前記希土類元素LnとCeの合計のモル比が3であり、Alと前記元素M1の合計のモル比が5であり、Ceのモル比が0.003以上0.017以下の変数nと3の積となるように仕込み組成を調節して混合した第二の原料混合物を含む混合物を焼成して第二焼成物を得る第二焼成工程を少なくとも1回含む、希土類アルミン酸塩蛍光体の製造方法である。
本発明の一態様によれば、飽和輝度を高くすることができる希土類アルミン酸塩蛍光体及びその製造方法を提供することができる。
図1は、実施例1−1から1−3に係る希土類アルミン酸塩蛍光体及び比較例1−1から1−3に係る希土類アルミン酸塩蛍光体の各組成におけるCeのモル比を希土類元素LnとCeの合計のモル比3で除した変数nと、各希土類アルミン酸塩蛍光体の発光ピーク波長(nm)の関係をプロットしたグラフである。 図2は、実施例1−2に係る希土類アルミン酸塩蛍光体と、比較例1−2に係る希土類アルミン酸塩蛍光体に関し、蛍光体に照射したレーザーダイオードの出力(LD出力)と各蛍光体の発光強度との関係を示すグラフである。 図3は、実施例1−2に係る希土類アルミン酸塩蛍光体の断面を示すSEM写真である。 図4は、比較例1−2に係る希土類アルミン酸塩蛍光体の断面を示すSEM写真である 図5は、蛍光体に照射されたレーザー光の出力(レーザー出力)と、レーザー光の入力に対する蛍光体の発光強度との関係を示すイメージ図である。
以下、本発明に係る希土類アルミン酸塩蛍光体及びその製造方法を実施形態に基づいて説明する。ただし、以下に示す実施形態は、本発明の技術思想を具体化するための例示であって、本発明は、以下の希土類アルミン酸塩蛍光体及びその製造方法に限定されない。なお、色名と色度座標との関係、光の波長範囲と単色光の色名との関係等は、JIS Z8110に従う。
希土類アルミン酸塩蛍光体
第一の実施形態に係る希土類アルミン酸塩蛍光体は、Y、La、Lu、Gd及びTbからなる群から選択される少なくとも一種の希土類元素Lnと、Ceと、Alと、必要に応じてGa及びScから選択される少なくとも一種の元素M1を含み、前記希土類元素LnとCeの合計のモル比が3であり、Alと前記元素M1の合計のモル比が5と0.95以上1.05以下の変数kの積であり、Ceのモル比が、0.003以上0.017以下の変数nと3の積である希土類アルミン酸塩の組成を有し、励起波長450nmにおける発光ピーク波長λ(nm)と、前記変数nが、関係式λ≧1590n+531を満たすものである。
前記希土類アルミン酸塩蛍光体は、蛍光体の組成において、Ceのモル比を希土類元素LnとCeの合計のモル比3で除した変数nが0.003以上0.017以下の範囲である場合に、励起波長450nmにおける発光ピーク波長λp(nm)と、前記変数nが関係式λp≧1590n+531を満たすものであり、蛍光体に照射される励起光の出力に対する発光強度の伸びが直線的に大きく、高い飽和輝度を有する。すなわち、励起波長450nmにおける発光ピーク波長λpが一定値の場合に、希土類アルミン酸塩蛍光体の組成におけるCeのモル比を希土類元素LnとCeの合計のモル比3で除した変数nの値が関係式λp≧1590n+531を満たすように変数nが小さい値である希土類アルミン酸塩蛍光体は、輝度飽和が緩和され、希土類アルミン酸塩蛍光体の飽和輝度が高くなる。希土類アルミン酸塩蛍光体の組成において、変数nが小さくなると、飽和輝度は高くなるものの、希土類アルミン酸塩蛍光体の発光ピーク波長は短くなる傾向がある。前記希土類アルミン酸塩蛍光体は、前記発光ピーク波長λp(nm)と前記変数nが関係式λp≧1590n+531を満たすものである。すなわち、飽和輝度を高くするために、蛍光体の組成に含まれるCeのモル比を低減しても発光ピーク波長の短波側へのシフトを抑制することができる。希土類アルミン酸塩蛍光体の組成において、前記変数nが0.003未満であると、Ceの賦活量が少なすぎて十分な発光輝度を得ることができない。希土類アルミン酸塩蛍光体の組成において、前記変数nが0.017を超えると、Ceの賦活量が多くなりすぎて濃度消光が起こりやすくなり、前記発光ピーク波長λpと前記変数nが関係式λp≧1590n+531を満たす場合であっても、飽和輝度を高くすることができない場合がある。
前記希土類アルミン酸塩蛍光体の組成において、前記変数nは、前記希土類アルミン酸塩蛍光体を発光装置に用いた場合に励起光の入力に対する発光強度の輝度飽和を改善するために、好ましくは0.003以上0.016以下の範囲であり、より好ましくは0.003以上0.015以下の範囲である。
前記希土類アルミン酸塩蛍光体の組成は、下記式(I−1)で表されることが好ましい。
(Ln1−nCe(Al1−mM15k12 (I−1)
(式(I−1)中、Lnは、Y、La、Lu、Gd及びTbからなる群から選択される少なくとも一種の希土類元素であり、M1は、Ga及びScから選択される少なくとも一種の元素であり、k、n、mは、それぞれ0.95≦k≦1.05、0.003≦n≦0.017、0≦m≦0.02を満たす数である。)
前記式(I−1)で表される組成を有する希土類アルミン酸塩蛍光体は、励起波長450nmにおける発光ピーク波長λp(nm)と、前記変数nが関係式λp≧1590n+531を満たすものであり、希土類アルミン酸塩蛍光体に照射される励起光の入力に対する発光強度の伸びが直線的に大きく、高い飽和輝度を有する。
前記希土類アルミン酸塩蛍光体の組成において、希土類元素Lnは、Al及び必要に応じてGa及びScから選択される少なくとも一種の元素M1とともに、ガーネット構造の結晶構造を構成する元素である。前記希土類アルミン酸塩蛍光体の組成において、希土類元素Lnは、好ましくはY、Lu及びTbからなる群から選択される少なくとも一種を含み、より好ましくはY及びLuから選択される少なくとも一種を含み、さらに好ましくはYを含む。前記希土類アルミン酸塩蛍光体の組成において、希土類元素LnがYを含むことにより、黄色を含む発光スペクトルを得ることができる。
前記希土類アルミン酸塩蛍光体の組成において、Ceは賦活元素であり、変数nは、賦活元素の賦活量である。前記希土類アルミン酸塩蛍光体の組成において、前記希土類アルミン酸塩蛍光体に含まれるCeのモル比を希土類元素LnとCeの合計のモル比3で除した値である変数nが、0.003以上0.017以下の範囲であることが好ましい。前記希土類アルミン酸塩蛍光体の組成において、励起波長450nmにおける発光ピーク波長λp(nm)と前記変数nが、関係式λp≧1590n+531を満たす場合に、前記変数nは、0.003≦n≦0.017であり、好ましくは0.003≦n≦0.016、より好ましくは0.003≦n≦0.015である。
前記希土類アルミン酸塩蛍光体の組成において、必要に応じて含まれるGa及びScから選択される少なくとも一種の元素M1は、Alとともにガーネット構造の結晶骨格を形成する。前記元素M1はより好ましくはGaを含む。前記希土類アルミン酸塩蛍光体の組成において、変数mは、元素M1のモル比をAlと元素M1の合計のモル比5kで除した値である。変数mは、0でもよく、0<m≦0.02であってもよい。前記希土類アルミン酸塩蛍光体の組成において、変数mが0≦m≦0.02であると、安定なガーネット構造を有し、所望の発光輝度を有する希土類アルミン酸塩蛍光体とすることができる。
前記希土類アルミン酸塩蛍光体の組成において、変数kは、Alと元素M1の合計のモル比5の係数であり、希土類アルミン酸塩蛍光体の組成において、Alと元素M1の合計のモル比は、5に満たない場合や5を超える場合がある。変数kは、結晶構造の安定性の観点から、好ましくは0.95以上1.05以下、より好ましくは0.98以上1.02以下、よりさらに好ましくは0.99以上1.01以下である。
前記希土類アルミン酸塩蛍光体は、FSSS法(フィッシャーサブシーブサイザー:Fisher sub-sieve sizer)により測定した平均粒径(Fisher sub-sieve sizer’s number)が15μm以上であることが好ましい。前記希土類アルミン酸塩蛍光体は、FSSS法により測定した平均粒径が15μm以上であると、所望の高い発光輝度を有する。
前記希土類アルミン酸塩蛍光体のFSSS法により測定した平均粒径は、より好ましくは16μm以上、さらに好ましくは17μm以上、よりさらに好ましくは18μm以上である。前記希土類アルミン酸塩蛍光体の平均粒径は大きい方が好ましいが、希土類アルミン酸塩蛍光体に照射される励起光の入力に対する飽和輝度が高く、光密度が高いレーザー光の励起によっても均一な色調を得るためには、希土類アルミン酸塩蛍光体のFSSS法により測定した平均粒径が50μm以下であればよく、好ましくは40μm以下である。
前記希土類アルミン酸塩蛍光体は、蛍光体粒子の断面視において、前記希土類アルミン酸塩蛍光体の組成を含む複数の層を有することができる。前記希土類アルミン酸塩蛍光体粒子の断面視における複数の層は、後述する製造方法によって、第一焼成工程により得られる第一焼成物と、第一焼成物を用いた少なくとも1回以上の第二焼成工程によって形成することができる。
希土類アルミン酸塩蛍光体の製造方法
第二の実施形態に係る希土類アルミン酸塩蛍光体の製造方法は、Y、La、Lu、Gd及びTbからなる群から選択される少なくとも一種の希土類元素Lnを含む化合物、Ceを含む化合物、Alを含む化合物、並びに必要に応じてGa及びScから選択される少なくとも一種の元素M1を含む化合物を、前記希土類元素LnとCeの合計のモル比が3であり、Alと前記元素M1の合計のモル比が5であり、Ceのモル比が0.003以上0.017以下の変数nと3の積となるように仕込み組成を調節して混合した第一の原料混合物を焼成して第一焼成物を得る第一焼成工程と、前記第一焼成物と、Y、La、Lu、Gd及びTbからなる群から選択される少なくとも一種の希土類元素Lnを含む化合物、Ceを含む化合物、Alを含む化合物、並びに必要に応じてGa及びScから選択される少なくとも一種の元素M1を含む化合物を、前記希土類元素LnとCeの合計のモル比が3であり、Alと前記元素M1の合計のモル比が5であり、Ceのモル比が0.003以上0.017以下の変数nと3の積となるように仕込み組成を調節して混合した第二の原料混合物を含む混合物を焼成して第二焼成物を得る第二焼成工程を少なくとも1回含む。
第一の原料混合物又は第二の原料混合物の準備工程
原料は、Y、La、Lu、Gd及びTbからなる群から選択される少なくとも一種の希土類元素Lnを含む化合物、Ceを含む化合物、Alを含む化合物、並びに必要に応じてGa及びScから選択される少なくとも一種の元素M1を含む化合物を用いることができる。これらの化合物を用いて第一の原料混合物又は第二の原料混合物を準備する。本明細書において、第一の原料混合物は、第一の原料混合物を焼成することによって得られた後述する第一焼成物又は第二焼成物を含まない原料混合物をいう。また、本明細書において第二の原料混合物は、第一焼成物又は第二焼成物を含む原料混合物をいう。
希土類元素Lnを含む化合物、Ceを含む化合物、Alを含む化合物、Ga及びScから選択される少なくとも一種の元素M1を含む化合物は、酸化物、金属塩が挙げられる。金属塩としては、例えば、シュウ酸塩、炭酸塩、塩化物、硝酸塩又は硫酸塩が挙げられる。原料として用いる化合物は、水和物の形態であってもよい。
酸化物としては、具体的には、Y、La、Lu、Gd、Tb、CeO、Al、Ga、Scが挙げられる。
金属塩としては、具体的には、YCl、Y(C、Y(CO、Y(NO、Y(SO、LaCl、La(C、La(CO、La(NO、La(SO、LuCl、Lu(C、Lu(NO、Lu(SO、GdCl、TbCl、CeCl、Ce(SO、AlCl、Al(NO、Al(SO、GaCl、Ga(NO、ScCl、Sc(NOが挙げられる。
第一の原料混合物又は第二の原料混合物は、仕込み組成として、前記希土類元素LnとCeの合計のモル比が3であり、Alと前記元素M1の合計のモル比が5であり、Ceのモル比が0.003以上0.017以下の変数nと3の積となるように各原料を調節する。第一の原料混合物又は第二の原料混合物は、仕込み組成として、好ましくはCeのモル比が0.003以上0.016以下の変数nと3の積となるようにCeを含む化合物を調節し、より好ましくはCeのモル比が0.003以上0.015以下の変数nと3の積となるようにCeを含む化合物を調節する。
第一の原料混合物又は第二の原料混合物は、前記元素M1を含む化合物を用いる場合には、仕込み組成として、前記元素M1のモル比が0以上0.02以下の変数mと5の積となるように各原料を調節して混合することが好ましい。第一の原料混合物又は第二の原料混合物は、前記元素M1を含む化合物が含まれなくてもよい。
第一の原料混合物又は第二の原料混合物は、仕込み組成が下記式(I−2)で表されるように、各原料が混合されていることが好ましい。
(Ln1−nCe(Al1−mM112 (I−2)
(式(I−2)中、Lnは、Y、La、Lu、Gd及びTbからなる群から選択される少なくとも一種の希土類元素であり、M1は、Ga及びScから選択される少なくとも一種の元素であり、n、mは、それぞれ0.003≦n≦0.017、0≦m≦0.02を満たす数である。)
第一の原料混合物又は第二の原料混合物は、仕込み組成が前記式(I−2)で表されるように、各原料が混合されていることによって、所望の発光輝度を有する希土類アルミン酸塩蛍光体を得ることができる。第一の原料混合物又は第二の原料混合物は、Yを含む化合物が含まれていることが好ましい。
第一の原料混合物又は第二の原料混合物は、フラックスとしてBa、Sr、Ca、Mg及びMnからなる群から選択される少なくとも一種の元素を含む化合物を0.5質量%以上10質量%以下含むことが好ましい。第一焼成工程及び/又は第二焼成工程における第一の原料混合物又は第二の原料混合物は、前記フラックスとして前記化合物を0.5質量%以上10質量%以下含むことが好ましい。第一の原料混合物又は第二の原料混合物にフラックスが含まれると、原料同士の反応が促進され、固相反応がより均一に進行しやすい。これは、第一の原料混合物又は第二の原料混合物を焼成する温度が、フラックスとして用いるハロゲン化物の液相の生成温度とほぼ同じであるか、前記生成温度よりも高い温度であるため、反応が促進されると考えられる。
フラックスとして用いるBa、Sr、Ca、Mg及びMnからなる群から選択される少なくとも一種の元素を含む化合物は、ハロゲン化物であることが好ましい。フラックスとして用いる化合物は、ハロゲン化物の中でも、好ましくはフッ化物及び/又は塩化物であり、より好ましくはフッ化物である。フラックスとして用いる化合物は、さらに好ましくはBaFである。フラックスにBaFを用いることにより、希土類アルミン酸塩蛍光体のガーネット結晶構造が安定して、ガーネット結晶構造の組成に成りやすいからである。フラックスとして用いる化合物は、フラックスを含む第一の原料混合物又は第二の原料混合物の全体量を100質量%とした場合に、フラックスとしての化合物の含有量が0.5質量%以上10質量%以下であることが好ましい。第一の原料混合物又は第二の原料混合物中のフラックスの含有量が前記範囲であると、原料同士の反応がより促進され、固相反応がよりさらに均一に進行して、目的の組成を有する希土類アルミン酸塩蛍光体が得られやすい。フラックスを含む第一の原料混合物又は第二の原料混合物の全体量を100質量%とした場合、第一の原料混合物又は第二の原料混合物中のフラックスの含有量は、より好ましくは1.0質量%以上8.0質量%以下であり、さらに好ましくは1.5質量%以上7.0質量%以下である。
第一の原料混合物又は第二の原料混合物は、目的の仕込み組成となるように調節して、各原料を秤量した後、例えばボールミル、振動ミル、ハンマーミル、ロールミル、ジェットミル等の乾式粉砕機を用いて粉砕混合してもよく、乳鉢と乳棒等を用いて粉砕混合してもよく、例えばリボンブレンダー、ヘンシェルミキサー、V型ブレンダー等の混合機を用いて混合してもよく、乾式粉砕機と混合機の両方を用いて粉砕混合してもよい。また、混合は、乾式混合でもよく、溶媒等を加えて湿式混合してもよい。混合は、乾式混合することが好ましい。湿式よりも乾式の方が工程時間を短縮でき、生産性の向上に繋がるからである。
第一焼成工程
第一焼成工程は、第一の原料混合物を焼成して、第一焼成物を得る工程である。本明細書において、第一焼成物は、焼成物を含んでいない第一の原料混合物を焼成して得られたものをいう。第一の焼成工程において、原料混合物は、黒鉛等の炭素材質、窒化ホウ素(BN)、酸化アルミニウム(アルミナ)、タングステン(W)、モリブデン(Mo)の材質のルツボ、ボートに配置して第一焼成を行うことができる。第一焼成は、例えば、電気炉、ガス炉等を使用することができる。
第一焼成工程における焼成温度は、得られる第一焼成物の結晶構造の安定性の観点から、好ましくは1400℃以上1800℃以下、より好ましくは1450℃以上1700℃以下である。
第一焼成工程における焼成時間は、昇温速度、熱処理雰囲気等によって異なり、焼成温度に達してから、好ましくは1時間以上、より好ましくは3時間以上、さらに好ましくは5時間以上であり、好ましくは20時間以下、より好ましくは18時間以下、さらに好ましくは15時間以下である。第一焼成工程における焼成時間は、焼成温度に達してから好ましくは5時間以上20時間以下であり、より好ましくは8時間以上15時間以下である。
第一焼成工程における雰囲気は、還元性雰囲気であることが好ましい。還元性雰囲気は還元性のある水素ガスを含む窒素雰囲気であることが好ましい。還元性雰囲気中、水素ガスは、好ましくは1体積%以上、より好ましくは5体積%以上、さらに好ましくは10体積%以上である。還元性雰囲気中、窒素ガスは、好ましくは70体積%以上、より好ましく80体積%以上、さらに好ましくは90体積%以上である。還元力の高い雰囲気中において、第一の原料混合物は反応性がよくなり、加圧することなく大気圧下で焼成して第一焼成物を得ることができる、また、還元力の高い雰囲気中で第一の原料混合物を焼成することによって、4価のCe(Ce4+)が3価のCe(Ce3+)に還元されて、第一焼成物中で発光に寄与する3価のCeが占める割合が増大した第一焼成物を得ることができる。
分散処理工程
得られた第一焼成物は、湿式分散し、湿式ふるい、及び沈降分級を含む分散処理工程を行なうことが好ましい。得られた第一焼成物は、具体的には、湿式分散し、湿式ふるいにより粗大粒子を除去した後、沈降分級を行なって微小粒子を除去することが好ましい。沈降分級は2回以上行なってもよく、沈降分級の回数は、生産性を向上する観点から20回以下であることが好ましい。分散処理によって、得られた第一焼成物の粒径を揃えることができる。湿式分散に用いる水性媒体としては水を用いることができる。湿式分散には、アルミナボールやジルコニアボール等の分散媒を用いてもよい。また、湿式分散する時間は、生産性を考慮して、好ましくは4時間以上50時間以下であり、さらに好ましくは5時間以上40時間以下である。
酸洗浄処理工程
得られた第一焼成物は、酸洗浄処理を行うことが好ましい。第一焼成物は、分散処理後、酸洗浄処理を行うことがより好ましい。第一焼成物は酸洗浄処理によって、第一焼成物の表面に付着している不純物が除去される。酸洗浄には、入手しやすく安価であるため、塩酸水溶液を用いることが好ましい。塩酸水溶液中に含まれる塩酸の濃度は、表面の不純物を除去し、第一焼成物の結晶構造に影響を与えない濃度であることが好ましく、好ましくは1質量%以上20質量%以下であり、より好ましくは5質量%以上18質量%以下である。
第二焼成工程
第二焼成工程は、第一焼成物と、Y、La、Lu、Gd及びTbからなる群から選択される少なくとも一種の希土類元素Lnを含む化合物、Ceを含む化合物、Alを含む化合物、並びに必要に応じてGa及びScから選択される少なくとも一種の元素M1を含む化合物を、前記希土類元素LnとCeの合計のモル比が3であり、Alと前記元素M1の合計のモル比が5であり、Ceのモル比が0.003以上0.017以下の変数nと3の積となるように仕込み組成を調節して混合した第二の原料混合物を含む混合物を焼成して第二焼成物を得る工程である。
本明細書において、第二焼成工程は、第一焼成物と第二の原料混合物を焼成して第二の焼成物を得ることをいう。第二焼成工程における焼成物は、第一の原料混合物を焼成して得られた第一焼成物であっても、第一焼成物と第二の原料混合物を焼成して得られた第二焼成物であってもよい。第二焼成工程は、少なくとも1回行う。第二焼成工程は、発光装置に用いた場合に飽和輝度が高く、蛍光体の組成におけるCeのモル比を低減しても発光ピーク波長が短波側へのシフトを抑制することができる希土類アルミン酸塩蛍光体を得るために、2回以上行うことが好ましい。生産性の向上の観点から第二焼成工程は2回行うことがより好ましい。
第二焼成工程によって得られる第二焼成物は、第一焼成物をコアとして、1回の第二焼成工程によって1層の層状の焼成物が形成される。第二焼成工程を2回繰り返すと、第一焼成物をコアとして、1回目の焼成工程によって1層の層状の焼成物が形成された第二焼成物が得られ、2回目の焼成工程によって、第一焼成物をコアとして、1層の層状の第二焼成物の表面にさらに2層目の層状の第二焼成物が形成される。
第二焼成工程は、第一焼成物と原料混合物とを含む第二の原料混合物を焼成して第一焼成物をコアとして、第二焼成工程によって1層の層状の第二焼成物が形成されたものであってもよく、第二焼成工程を2回以上行って、第一焼成物をコアとして第二焼成工程ごとに2層以上の第二焼成物が形成されたものであってもよい。本明細書において、第二焼成物を2回以上繰り返して行なった場合、例えば2回目の第二焼成工程によって得られた焼成物であっても第二焼成物といい、例えば3回目の第二焼成工程によって得られた焼成物であっても第二焼成物という。
得られる希土類アルミン酸塩蛍光体は、第一焼成工程により得られる第一焼成物と、第一焼成物を用いた少なくとも1回の第二焼成工程によって蛍光体粒子の断面視において、希土類アルミン酸塩蛍光体の組成を含む複数の層を有することができる。
複数回の焼成を行って比較的大きな粒径の蛍光体を得ることにより、一回だけの焼成で比較的大きな粒径の蛍光体を得るよりも、蛍光体の結晶性を高くすることができると考えられるので、特に高い結晶性が求められるLD用の蛍光体として適したものが得られる。
第一焼成工程によって得られた第一焼成物をコアとして、第二焼成工程を行うことにより、コアにおいてCeが拡散した比較的大きな粒径の希土類アルミン酸塩蛍光体が得られると推測される。第一焼成物をコアとして第二焼成工程を行うと、コアとなる第一焼成物のガーネット構造中においてCeがより拡散し、第一焼成物であるコアにおいて、より均質な焼成物が得られると推測される。Ceが偏析すると、局所的なCeの濃度増加によって、賦活剤であるCeと別のCeの相互作用による発光特性への悪影響が起こる可能性がある。第二の実施形態に係る製造方法によって得られた第二焼成物からなる希土類アルミン酸塩蛍光体は、局所的なCeの濃度増加による発光特性への悪影響を招くことなく、希土類アルミン酸塩蛍光体の組成におけるCeのモル比を少なくすることができる。また、第二の実施形態に係る製造方法によって得られる第二焼成物は、第一焼成物であるコアにCeが偏析することがなく、より均質になると推測される。そのため、組成におけるCeのモル比を小さくした場合であっても、発光ピーク波長が短くなることなく、すなわち、色調の変動を抑制するとともに、飽和輝度を高くすることができる。言い換えると、色調を同じくして、Ceのモル比を小さくして、飽和輝度を高くすることができる。また、第二の実施形態に係る製造方法によって、組成におけるCeのモル比を小さくしても、より均質な第二焼成物が得られる。そのため、前記第二焼成物からなる希土類アルミン酸塩蛍光体は、前記変数nと、励起波長450nmにおける希土類アルミン酸塩蛍光体の発光ピーク波長λp(nm)とが関係式λp≧1590n+531を満たす。
第二焼成工程において用いる第二の原料混合物は、準備工程おいて得られた原料混合物の一部を第一の原料混合物として第一焼成工程に用い、第二焼成工程において、前記原料混合物の他の一部を第二の原料混合物として用いてもよい。第二の原料混合物は、準備工程おいて得られた第一の原料混合物とは別に、準備工程おいて得られた第一の原料混合物と同様に、仕込み組成を調節した第二の原料混合物を得て、この新たに製造した第二の原料混合物を用いてもよい。第二焼成工程において用いる第二の原料混合物の原料は、準備工程に用いた第一の原料混合物の原料と同様の原料を用いることが好ましい。第二焼成工程において用いる第二の原料混合物は、準備工程おける第一の原料混合物の仕込み組成と同様となるように調節されることが好ましい。第二焼成工程において用いる第二の原料混合物は、前記式(I−2)で表される仕込み組成となるように調節されることが好ましい。第二焼成工程において用いる第二の原料混合物は、準備工程において得られる第一の原料混合物と同様に、フラックスを含むことが好ましい。フラックスは、準備工程おける第一の原料混合物に含まれるフラックスと同様のフラックス及びその量を用いることができる。第二焼成工程において用いる第二の原料混合物は、準備工程における第一の原料混合物と同様の方法で各原料を混合することができる。第二焼成は、第一焼成と同様のルツボ、ボートに第一焼成物及び第二の原料混合物を含む混合物を入れて行なうことができる。
第二焼成工程において、第二の原料混合物100質量%に対する第一焼成物又は第二焼成物の質量割合は、好ましくは20質量%以上83質量%以下の範囲内であり、より好ましくは22質量%以上77質量%以下の範囲内であり、さらに好ましく25質量%以上67質量%以下の範囲内であり、よりさらに好ましくは29質量%以上59質量%以下の範囲内である。
第二焼成工程において、第一焼成物又は第二焼成物と第二の原料混合物を含む混合物は、第一焼成工程と同様の材質のルツボ、ボートに配置して第二焼成を行うことができる。第二焼成は、例えば、電気炉、ガス炉等を使用することができる。
第二焼成工程における焼成温度は、得られる第二焼成物の結晶構造の安定性の観点から、好ましくは1400℃以上1800℃以下、より好ましくは1450℃以上1700℃以下である。
第二焼成工程における焼成時間は、昇温速度、熱処理雰囲気等によって異なり、焼成温度に達してから、好ましくは1時間以上、より好ましくは3時間以上、さらに好ましくは5時間以上であり、好ましくは20時間以下、より好ましくは18時間以下、さらに好ましくは15時間以下である。第二焼成工程における焼成時間は、焼成温度に達してから好ましくは5時間以上20時間以下であり、より好ましくは8時間以上15時間以下である。
第二焼成工程における雰囲気は、還元性雰囲気であることが好ましく、還元性雰囲気としては、第一焼成工程における還元性雰囲気と同様の雰囲気で第二焼成を行うことがより好ましい。
分散処理工程
得られた第二焼成物は、第一焼成物と同様に、湿式分散し、湿式ふるいにより粗大粒子を除去した後、沈降分級を行なって微小粒子を除去する分散処理を行うことが好ましい。沈降分級は複数回行なってもよく、沈降分級の回数は、得られる第二焼成物の粒径を揃えるために2回以上行ってもよく、生産性を向上する観点から、20回以下であることが好ましい。分散処理工程は、第一焼成工程後に行ってもよく、第二焼成工程後に行ってもよい。分散処理工程は、第一焼成工程後には行うことなく、第二焼成工程後のみに行ってもよい。第二焼成工程を2回以上行う場合には、2回以上行なう第二焼成工程ごとに第二焼成工後に分散処理を行ってもよく、複数回の第二焼成工程を続けて行ったのち、最後の第二焼成工程後に分散処理を行ってもよい。
酸洗浄処理工程
得られた第二焼成物は、第一焼成物と同様に、酸洗浄処理を行うことが好ましい。第二焼成物は、分散処理工程後、酸洗浄処理工程を行うことがより好ましい。第二焼成物は酸洗浄処理によって、第二焼成物の表面に付着している不純物が除去される。酸洗浄工程は、第一焼成工程後に行ってもよく、第二焼成工程後に行ってもよい。酸洗浄処理工程は、第一焼成工程後には行うことなく、第二焼成工程後のみに行ってもよい。第二焼成工程を2回以上行う場合には、2回以上行なう第二焼成工程ごとに第二焼成工後に酸洗浄処理工程を行ってもよく、複数回の第二焼成工程を続けて行ったのち、最後の第二焼成工程後に酸洗浄処理工程を行ってもよい。
第一の実施形態に係る希土類アルミン酸塩蛍光体又は第二の実施形態に係る製造方法によって得られた希土類アルミン酸塩蛍光体は、発光素子と組み合わせることによって、発光素子から発せられた光を変換し、発光素子からの光と希土類アルミン酸塩蛍光体で波長変換された混色光を発する発光装置を構成することが可能となる。発光素子は、例えば、350nm以上500nm以下の波長範囲の光を発する発光素子を用いることができる。発光素子には、例えば、窒化物系半導体(InAlGa1−X−YN、0≦X、0≦Y、X+Y≦1)を用いた半導体発光素子を用いることができる。励起光源として半導体発光素子を用いることによって、高効率で入力に対する出力のリニアリティが高く、機械的衝撃にも強い安定した発光装置を得ることができる。
第一の実施形態に係る希土類アルミン酸塩蛍光体又は第二の実施形態に係る製造方法によって得られた希土類アルミン酸塩蛍光体は、レーザー光源と組み合わせることによって、レーザー光源から発せられ、ダイクロイックミラーやコリメート光学系で集光された励起光を変換するプロジェクター用の光源装置を構成することが可能となる。前記希土類アルミン酸塩蛍光体は、レーザー光源のように光密度が大きい励起光の入力に対する飽和輝度を高くするために、組成におけるCeのモル比を小さくした場合であっても、発光ピーク波長の短波側へのシフトを抑制することができる。
第一の実施形態に係る希土類アルミン酸塩蛍光体又は第二の実施形態に係る製造方法によって得られた希土類アルミン酸塩蛍光体は、これらの希土類アルミン酸塩蛍光体を有する蛍光体ユニットと、光源とを備えたプロジェクター用光源装置に適用することができる。プロジェクター用光源装置に用いる蛍光体ユニットは、例えば前記希土類アルミン酸塩蛍光体を含む蛍光体層を有する。前記蛍光体ユニットは、前記希土類アルミン酸塩蛍光体を含む蛍光体層のほかに、反射膜、基板、接着層を備えていてもよい。蛍光体ユニットは、モータに回転可能に支持されたホイール基板上に蛍光体層を備えたものであってもよい。プロジェクター用光源装置に用いる光源は、半導体レーザーであることが好ましい。
前記プロジェクター用光源装置を用いたプロジェクターは、前記プロジェクター用の光源装置から発せられた白色の混色光を、ダイクロイックミラー、反射ミラー、及びリレーレンズ等を備えた色分離光学系によって赤色光成分、緑色光成分及び青色光成分に分離し、分離した各色の光成分を各色用の液晶パネルの画像形成領域に入射し、入射した色光を画像情報に応じて変調してカラーの画像光を形成する。
以下、本発明を実施例により具体的に説明する。本発明は、これらの実施例に限定されるものではない。
実施例1−1から1−3原料混合物の準備工程
酸化イットリウム(Y)、酸化セリウム(CeO)、酸化アルミニウム(Al)、酸化ガリウム(Ga)を、表1に示す仕込み組成となるように調節して秤量した。仕込み組成において、Ceのモル比が、変数nと3の積であり、変数nがそれぞれ0.003、0.008、0.015となるように原料を調節した。調節した各原料に、フラックスとしてフッ化バリウム(BaF)を添加し、各原料とフラックスをボールミルで混合して第一の原料混合物を得た。第一の原料混合物中のBaFの含有量は、第一の原料混合物100質量%に対して2.5質量%である。
第一焼成工程
得られた第一の原料混合物をアルミナルツボに入れ、還元性雰囲気において、1500℃で10時間焼成して第一焼成物を得た。
第二焼成工程
得られた第一焼成物と、前記仕込み組成と同じ仕込み組成となるように調節し、フラックスとしてフッ化バリウム(BaF)を添加した第二の原料混合物とを、第一焼成物と第二の原料混合物とが質量比で1:1となるように等量混合し、この混合物をアルミナルツボに入れ、第一焼成工程と同じ還元性雰囲気、1500℃で10時間焼成して第二焼成物を得た。この第二焼成工程を2回繰り返した。2回目の第二焼成工程において、第二焼成物と第二の原料混合物とは質量比で1:1となるように等量混合し、2回目の第二焼成工程を行って、第二焼成物を得た。1回目の第二焼成工程によって得られた焼成物も第二焼成物であり、2回目の第二焼成工程によって得られた焼成物も第二焼成物である。
分散処理工程
第二焼成工程を2回繰り返して得られた第二焼成物と、分散媒であるアルミナボールと、純水を容器に入れ、回転させながら30時間分散させた。その後湿式ふるいにより、粗大粒子を除去した。次いで、沈降分級を行なって微小粒子を除去した。
酸洗浄処理工程
沈降分級により得られた第二焼成物を塩酸の濃度が17質量%の塩酸水溶液で酸洗浄し、その後水洗いして、分離乾燥し、酸洗浄処理後の第二焼成物を実施例1−1から1−3の希土類アルミン酸塩蛍光体として得た。
比較例1−1から1−3
原料混合物の準備工程
酸化イットリウム(Y)、酸化セリウム(CeO)、酸化アルミニウム(Al)、酸化ガリウム(Ga)を、表1に示す仕込み組成となるように調節して秤量した。仕込み組成において、Ceのモル比が、変数nと3の積で表される場合、変数nがそれぞれ0.005、0.01、0.017となるように原料を調節した。調節した各原料に、フラックスとしてフッ化バリウム(BaF)を添加し、各原料とフラックスをボールミルで混合して第一の原料混合物を得た。第一の原料混合物中のBaFの含有量は、第一の原料混合物100質量%に対して2.5質量%である。
焼成工程
得られた第一の原料混合物をアルミナルツボに入れ、還元性雰囲気において、1500℃で10時間焼成して第一焼成物を得た。
分散処理工程
得られた第一焼成物と、分散媒であるアルミナボールと、純水を容器に入れ、回転させながら6時間分散させた。その後湿式ふるいにより、粗大粒子を除去した。次いで、沈降分級を行なって微小粒子を除去した。
酸洗浄処理工程
沈降分級により得られた第一焼成物を塩酸の濃度が17質量%の塩酸水溶液で酸洗浄し、その後水洗いして、分離乾燥し、酸洗浄処理後の第一焼成物を比較例1−1から1−3の希土類アルミン酸塩蛍光体として得た。
平均粒径
焼成物について、Fisher Sub-Sieve Sizer Model 95(Fisher Scientific社製)を用いて、気温25℃、湿度70%RHの環境下において、1cm分の試料を計り取り、専用の管状容器にパッキングした後、一定圧力の乾燥空気を流し、差圧から比表面積を読み取り、FSSS法による平均粒径を算出した。結果を表1に示す。
組成分析
得られた蛍光体について、ICP−AES(誘導結合プラズマ発光分析装置)(製品名:Perkin Elmer(パーキンエルマー)社製)により、希土類アルミン酸塩蛍光体を構成する各元素(Y、Ce、Al、Ga、O)の質量百分率(質量%)を測定し、各元素の質量百分率の値から各元素のモル比を算出した。表1に示したY、Ce、Al、Ga、Oのモル比は、YとCeの合計のモル比である3を基準として算出した値である。Ceのモル比をYとCeの合計のモル比3で除した値を変数nとした。Gaのモル比をAlとGaの合計のモル比5と変数kの積で除した値を変数mとした。変数kは5の係数であり、変数kと5の積は、Alと元素M1の合計のモル比である。変数n、変数m、変数kを表1に記載した。また、変数nを1590n+531の式に当てはめて算出した計算値を表1に記載した。図1は、実施例1−1から1−3に係る希土類アルミン酸塩蛍光体の組成におけるCeのモル比をYとCeの合計のモル比3で除した変数nと発光ピーク波長λpとの関係をプロットしたグラフと、比較例1−1から1−3に係る希土類アルミン酸塩蛍光体の組成におけるCeのモル比をYとCeの合計のモル比3で除した変数nと発光ピーク波長(nm)との関係をプロットしたグラフである。
発光ピーク波長
実施例1−1から1―3に係る希土類アルミン酸塩蛍光体、比較例1−1から1−3に係る希土類アルミン酸塩蛍光体について、量子効率測定装置(大塚電子株式会社製、QE−2000)を用いて、励起波長450nmの光を各蛍光体に照射し、室温(25℃±5℃)における発光スペクトルを測定し、発光スペクトルが最大となる波長を発光ピーク波長(nm)として測定した。結果を表1に示す。
発光強度(%)
実施例1−2に係る希土類アルミン酸塩蛍光体、比較例1−2に係る希土類アルミン酸塩蛍光体を含むサンプルに対して、レーザーダイオードから波長が455nmのレーザー光を、スポット径2.29×2.53mmで照射し、サンプルから放出された光を、カットフィルターを通してフォトダイオードで検知し、フォトダイオードモニターユニットで各希土類アルミン酸塩蛍光体を含むサンプルの発光強度の測定を行った。結果を図2に示す。
SEM画像
実施例1−2に係る希土類アルミン酸塩蛍光体と、比較例1−2に係る希土類アルミン酸塩蛍光体とをエポキシ樹脂に包埋し、希土類アルミン酸塩蛍光体の断面がでるように切削し、表面を紙やすりで研磨した後、クロスセクションポリッシャー(CP)で表面を仕上げ、走査型電子顕微鏡(Scanning Electron Microscope:SEM)を用いて、各希土類アルミン酸塩蛍光体の断面SEM画像を得た。図3は、実施例1−2に係る希土類アルミン酸塩蛍光体の断面を示すSEM写真であり、図4は、比較例1−2に係る希土類アルミン酸塩蛍光体の断面を示すSEM写真である。
表1に示すように、実施例1−1から1−3の希土類アルミン酸塩蛍光体は、これらの希土類アルミン酸塩蛍光体の組成におけるCeのモル比をCeとYの合計のモル比3で除した変数nが0.003以上0.017以下であり、発光ピーク波長λpは、前記変数nを1590n+531の式に代入して算出した計算値よりも大きかった。すなわち、実施例1−1から1−3の希土類アルミン酸塩蛍光体は、前記変数nと450nmにおける蛍光体の発光ピーク波長λp(nm)が関係式λp≧1590n+531を満たしていた。
一方、比較例1−1から1−3の希土類アルミン酸塩蛍光体は、これらの希土類アルミン酸塩蛍光体の組成におけるCeのモル比をCeとYの合計のモル比3で除した変数nが0.003以上0.017以下の範囲を満たしているものの、発光ピーク波長λpは、前記変数nを1590n+531の式に代入して算出した計算値よりも小さかった。すなわち、比較例1−1から1−3の希土類アルミン酸塩蛍光体は、前記変数nと450nmにおける蛍光体の発光ピーク波長λp(nm)との関係が、λp<1590n+531となっており、関係式λp≧1590n+531を満たしていなかった。
図1は、実施例1−1から1−3に係る希土類アルミン酸塩蛍光体の組成におけるCeのモル比をCeとYの合計のモル比3で除した変数nと各希土類アルミン酸塩蛍光体の発光ピーク波長λpとの関係をプロットしたグラフと、比較例1−1から1−3に係る希土類アルミン酸塩蛍光体の組成におけるCeのモル比をCeとYの合計のモル比3で除した変数nと各希土類アルミン酸塩蛍光体の発光ピーク波長(nm)との関係をプロットしたグラフである。図1に示すように、450nmにおける各蛍光体の発光ピーク波長λpが537nm、544nm、555nmと同じであっても、比較例に係る希土類アルミン酸塩蛍光体よりも、実施例に係る希土類アルミン酸塩蛍光体の方が、組成におけるCeのモル比が小さくなる。そのため、Ceのモル比を小さくして、飽和輝度を向上させることができる。実施例の希土類アルミン酸塩蛍光体は、蛍光体の組成においてCeのモル比が比較例の希土類アルミン酸塩蛍光体のCeのモル比より小さい場合であっても、発光ピーク波長が短くなることがない。
図2は、実施例1−2に係る希土類アルミン酸塩蛍光体と、比較例1−2に係る希土類アルミン酸塩蛍光体に関し、蛍光体に照射したレーザー光の出力(LD出力)と各蛍光体の発光強度との関係を示すグラフである。図2に示すように、実施例1−2に係る希土類アルミン酸塩蛍光体は、比較例1−2に係る希土類アルミン酸塩蛍光体と比べて、蛍光体に照射されるレーザー出力に対する発光強度の直線性の伸びが大きく、高い飽和輝度を有する。
図3は、実施例1−2に係る希土類アルミン酸塩蛍光体の断面を示すSEM写真である。図3に示すように、実施例1−2に係る希土類アルミン酸塩蛍光体は、第一焼成工程によって得られた第一焼成物がコアとなり、2回の第二焼成工程によって、第一焼成物のコアの周囲に2層の焼成物が形成されている。図3のSEM写真に示されるように、実施例1−2に係る希土類アルミン酸塩蛍光体は、蛍光体粒子の断面視において、コア、第1層、第2層の3層を有し、各層の境界は色が濃くなっていた。図3のSEM写真に示すように、実施例1−2に係る希土類アルミン酸塩蛍光体は、蛍光体粒子の断面視において、コア、第1層、第2層の3層の区別は可能であるものの、コアと、第1層と、第2層の境界以外に大きな色の濃淡は確認できない。このことから、実施例1−2に係る希土類アルミン酸塩蛍光体は、コア、第1層、第2層ともに均質であると推測できる。
図4は、比較例1−2に係る希土類アルミン酸塩蛍光体の断面を示すSEM写真である。図4に示すように、比較例1−2に係る希土類アルミン酸塩蛍光体の断面において、SEM写真上で色が変化している部分が確認でき、均質ではないと推測される。
本発明の一態様による希土類アルミン酸塩蛍光体又はその製造方法によって得られた希土類アルミン酸塩蛍光体は、LEDやLDの発光素子と組み合わせて、車載用や一般照明用の発光装置、液晶表示装置のバックライト、プロジェクター用の光源装置に利用することができる。

Claims (15)

  1. Y、La、Lu、Gd及びTbからなる群から選択される少なくとも一種の希土類元素Lnと、Ceと、Alと、必要に応じてGa及びScから選択される少なくとも一種の元素M1を含み、
    前記希土類元素LnとCeの合計のモル比が3であり、Alと前記元素M1の合計のモル比が5と0.95以上1.05以下の変数kの積であり、Ceのモル比が、0.003以上0.017以下の変数nと3の積である希土類アルミン酸塩の組成を有し、
    励起波長450nmにおける発光ピーク波長λ(nm)と、前記変数nが、関係式λ≧1590n+531を満たすことを特徴する希土類アルミン酸塩蛍光体。
  2. 前記組成が下記式(I−1)で表される、請求項1に記載の希土類アルミン酸塩蛍光体。
    (Ln1−nCe(Al1−mM15k12 (I−1)
    (式(I−1)中、Lnは、Y、La、Lu、Gd及びTbからなる群から選択される少なくとも一種の希土類元素であり、M1は、Ga及びScから選択される少なくとも一種の元素であり、k、n、mは、それぞれ0.95≦k≦1.05、0.003≦n≦0.017、0≦m≦0.02を満たす数である。)
  3. 前記LnがYを含む、請求項1又は2に記載の希土類アルミン酸塩蛍光体。
  4. 前記M1がGaを含む、請求項1から3のいずれか1項に記載の希土類アルミン酸塩蛍光体。
  5. FSSS法により測定した平均粒径が15μm以上である、請求項1から4のいずれか1項に記載の希土類アルミン酸塩蛍光体。
  6. 前記希土類アルミン酸塩蛍光体粒子の断面視において、前記組成を含む複数の層を有する、請求項1から5のいずれか1項に記載の希土類アルミン酸塩蛍光体。
  7. 請求項1から6のいずれか1項に記載の希土類アルミン酸塩蛍光体を有する蛍光体ユニットと、光源とを備えた、プロジェクター用光源装置。
  8. 前記光源が半導体レーザーである、請求項7に記載のプロジェクター用光源装置。
  9. 請求項7又は8に記載の光源装置を用いたプロジェクター。
  10. Y、La、Lu、Gd及びTbからなる群から選択される少なくとも一種の希土類元素Lnを含む化合物、Ceを含む化合物、Alを含む化合物、並びに必要に応じてGa及びScから選択される少なくとも一種の元素M1を含む化合物を、前記希土類元素LnとCeの合計のモル比が3であり、Alと前記元素M1の合計のモル比が5であり、Ceのモル比が0.003以上0.017以下の変数nと3の積となるように仕込み組成を調節して混合した第一の原料混合物を焼成して第一焼成物を得る第一焼成工程と、
    前記第一焼成物と、Y、La、Lu、Gd及びTbからなる群から選択される少なくとも一種の希土類元素Lnを含む化合物、Ceを含む化合物、Alを含む化合物、並びに必要に応じてGa及びScから選択される少なくとも一種の元素M1を含む化合物を、前記希土類元素LnとCeの合計のモル比が3であり、Alと前記元素M1の合計のモル比が5であり、Ceのモル比が0.003以上0.017以下の変数nと3の積となるように仕込み組成を調節して混合した第二の原料混合物とを含む混合物を焼成して第二焼成物を得る第二焼成工程を少なくとも1回含む、希土類アルミン酸塩蛍光体の製造方法。
  11. 前記第一焼成物及び/又は前記第二焼成物を酸洗浄処理する工程を含む、請求項10に記載の希土類アルミン酸塩蛍光体の製造方法。
  12. 前記第一焼成工程における第一の原料混合物及び/又は前記第二焼成工程における第二の原料混合物が、フラックスとしてBa、Sr、Ca、Mg及びMnからなる群から選択される少なくとも一種の元素を含む化合物を0.5質量%以上10質量%以下含む、請求項10又は11に記載の希土類アルミン酸塩蛍光体の製造方法。
  13. 前記第一焼成工程及び/又は前記第二焼成工程における焼成温度が1400℃以上1800℃以下であり、焼成時間が5時間以上20時間以下である、請求項10から12のいずれか1項に記載の希土類アルミン酸塩蛍光体の製造方法。
  14. 前記第一焼成工程及び/又は前記第二焼成工程における雰囲気が、還元性雰囲気である、請求項10から13のいずれか1項に記載の希土類アルミン酸塩蛍光体の製造方法。
  15. 前記仕込み組成が下記式(I−2)で表される、請求項10から14のいずれか1項に記載の希土類アルミン酸塩蛍光体の製造方法。
    (Ln1−nCe(Al1−mM112 (I−2)
    (式(I−2)中、Lnは、Y、La、Lu、Gd及びTbからなる群から選択される少なくとも一種の希土類元素であり、M1は、Ga及びScから選択される少なくとも一種の元素であり、n、mは、それぞれ0.003≦n≦0.017、0≦m≦0.02を満たす数である。)
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