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JP2019073329A - 包装容器 - Google Patents

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Abstract

【課題】箱型の状態と平坦な状態との間で可逆的に変形をさせることができる包装容器であって、しかも、安全に変形解体することができる包装容器を提供すること。【解決手段】包装容器は、互いに重なる矩形状の第1の部分と第2の部分とを備え、4つの端縁の各々において、少なくとも対向する2つの端縁に形成されたサイドシール部、または、折り返し部のいずれかによって接続しており、平坦な状態において、シート材を折り曲げ、シート材の折り返し部を伸展させて、第1の部分と第2の部分との間に空隙を形成し、サイドシール部を側面に沿わせて箱型の状態に変形でき、箱型の状態において、サイドシール部を、4つの側面から離脱させ、シート材を伸展させ、シート材を折り返すことにより、平坦な状態に変形できる。そして、平坦な状態における隅部に90度以下の直角又は鋭角を設けないため、安全に変形解体できる。【選択図】図1

Description

本発明は、包装容器に関するものである。
シート材を箱型に折り曲げ、端部を重ね合わせてシールすることにより形成される包装容器が知られている。
例えば、特許文献1には、紙を基材とするシート材を用いた容器本体のサイドシールに剥離可能なプルタブを設けて、プルタブが、易剥離性のテープ状フィルムによる剥離層を介して剥離可能に設けられている包装容器(液体包装用紙容器)が開示されている。この包装容器は、プルタブを引っ張ることによってサイドシール部を剥離して、あるいは側面板に設けたプルタブを引っ張ることによって側面板を切り破って、それをきっかけとして解体することができる。
特開平9−290822号号公報
このような問題に対処するため、本出願人は、特願2017−143706号を特許出願した。この特許出願に係る発明によれば、箱型の状態と平坦な状態との間で変形をさせることができ、一度平坦な状態に潰した後でも再び箱型の状態に戻すことにより再使用することが可能な包装容器を得ることができる。
しかしながら、この包装容器においては、平坦な状態ではその四隅に鋭利な部分が生じるため、箱型の状態から平坦な状態に変形してこれを解体しようとすると、この四隅の部分で手指を傷付けるおそれがあった。
そこで、本発明は、前記特願2017−143706号に記載の発明を前提として、箱型の状態から平坦な状態に変形して解体するに際して、手指を傷付けるおそれのない包装容器を提供することを目的とする。
すなわち、本発明の課題は、箱型の状態と平坦な状態との間で変形をさせることができ、一度平坦な状態に潰した後でも再び箱型の状態に戻すことにより再使用することが可能な包装容器であって、しかも、手指を傷付けることなく安全に変形して解体できる包装容器を提供することである。
すなわち、請求項1に記載の発明は、シート材で形成され、箱型の状態と平坦な状態との間で変形可能な包装容器であって、
前記平坦な状態において互いに重なる矩形状の第1の部分と第2の部分とを備え、
前記第1の部分に開口が形成され、
前記第1の部分および前記第2の部分は、
4つの端縁の各々において、互いにシールされてその内側に直線状の第1の罫線が形成されたサイドシール部、または、直線状に形成された第2の罫線に沿って前記シート材が折り返された折り返し部のいずれかによって接続しており、前記開口を除いて密閉性を有
し、
前記サイドシール部は、少なくとも対向する2つの端縁に形成されており、
前記平坦な状態において、
前記第1の罫線に沿って前記シート材を折り曲げ、またはさらに、前記第2の罫線に沿って前記シート材の折り返し部を伸展させて、前記第1の部分と前記第2の部分との間に空隙を形成するとともに前記第1の部分の前記開口を含む上面と前記第2の部分の前記上面に対向する下面と、4つの側面とを形成し、
前記サイドシール部を、前記側面に沿わせて重ねることにより、前記箱型の状態に変形することができ、
前記箱型の状態において、
前記サイドシール部を、前記4つの側面から離脱させ、
前記第1の罫線に沿って前記シート材を伸展させ、またはさらに、前記第2の罫線に沿って前記シート材を折り返して、前記第1の部分と前記第2の部分との間の空隙を解消し、
前記第1の部分と第2の部分とを互いに重ねることにより、前記平坦な状態に変形することができる包装容器であって、
前記平坦な状態における4つの隅部のうち、少なくとも1つの隅部において、その端縁が90度以下の直角又は鋭角を有していない、
ことを特徴とする包装容器である。
次に、請求項2に記載の発明は、前記平坦な状態における4つの隅部のすべてにおいて、その端縁が90度以下の直角又は鋭角を有していないことを特徴とする請求項1に記載の包装容器である。
次に、請求項3に記載の発明は、前記端縁が曲線で構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の包装容器である。
次に、請求項4に記載の発明は、前記端縁が直線で構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の包装容器である。
次に、請求項5に記載の発明は、前記第1の部分または前記第2の部分の前記箱型の状態において前記側面となる部分の少なくとも一部およびこれに重なる部分に、互いに着脱可能な接合部材を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の包装容器である。
本発明によれば、前記特願2017−143706号に記載の発明と同様に、箱型の状態と平坦な状態との間で変形をさせることができ、一度平坦な状態に潰した後でも再び箱型の状態に戻すことにより再使用することが可能な包装容器を提供することができる。
しかも、本発明の包装容器は、平坦な状態としたとき、その4つの隅部のうち、少なくとも1つの隅部において、その端縁が90度以下の直角又は鋭角を有していないため、この隅部で手指を傷付けるおそれがなく、箱型の状態から平坦な状態に変形して安全に解体することが可能となる。
図1は、本発明の第1の実施形態に係る包装容器の箱型の状態における斜視図である。 図2は、本発明の第1の実施形態に係る包装容器の平坦な状態における斜視図である。 図3は、本発明の第1の実施形態に係る包装容器のブランクの平面図である。 図4は、本発明の第1の実施形態に係る包装容器の変形の様子を示す図である。 図5は、本発明の第1の実施形態に係る包装容器の罫線の断面図である。 図6は、包装容器の変形方法の変形例を示す図である。 図7は、本発明の変形例に係る包装容器の平面図である。 図8は本発明の第2の実施形態に係る包装容器に係り、図8(a)はその箱型の状態における斜視図、図8(b)は平坦な状態における斜視図である。 図9は、本発明の第2の実施形態に係る包装容器のブランクの平面図である。 図10は本発明の第3の実施形態に係る包装容器に係り、図10(a)はその箱型の状態における斜視図、図10(b)は平坦な状態における斜視図である。 図11は、本発明の第3の実施形態に係る包装容器のブランクの平面図である。 図12は比較例に係る包装容器に係り、図12(a)はその箱型の状態における斜視図、図12(b)は平坦な状態における斜視図である。 図13は、比較例に係る包装容器のブランクの平面図である。
本発明の実施形態に係る包装容器について、図を参照して説明する。なお、実施形態及び各変形例において、同一または対応する構成には、同一の参照符号を付して説明を省略する。また、以下の説明では、便宜上、包装容器を箱型の状態として正立させた状態での上下を上下方向と呼ぶ。
<第1の実施形態>
本発明の一実施形態に係る包装容器100は、シート材を所定の形状に裁断したブランクの端部を重ね合わせてシールすることにより形成された、箱型の状態と平坦な状態との間で変形可能な容器である。
(箱型の状態)
図1の(a)に、箱型の状態にある包装容器100の斜視図を示す。また、包装容器100の形状を明確にするために、図1の(b)に、後述するサイドシール部140を対向する一対の第1の側面121と、対向する一対の第2の側面122とにより構成される側面120に沿わせて折り曲げる前の包装容器100の斜視図を示す。
図1の(a)、図1の(b)に示すように、箱型の状態にある包装容器100は、開口111が形成された上面110と、下面130と、対向する一対の第1の側面121と、対向する一対の第2の側面122とにより空隙(収容空間)を形成する。
図1の(b)に示すように、第1の側面121は、上面110と連接した上側第1の側面121aと、下面130と連接した下側第1の側面121bとの2つの面により構成される。なお、第1の側面121を構成する上側第1の側面121a及び下側第1の側面121bの高さは、特に限定されないが10mm以上800mm以下で好適に用いることができる。また、第2の側面122の高さも、特に限定されないが20mm以上800mm以下で好適に用いることができる。
第1の側面121及び第2の側面122の両側端のそれぞれには、三角形状に折り曲げられた状態で連接された折り曲げ片150が、第1の側面121及び第2の側面122との境において折り曲げ可能に連接されている。折り曲げ片150の第1の側面121側の面は、上側第1の側面121aの両側端に連接する面と、下側第1の側面121bの両側端に連接する面とに分かれて構成されている。
第1の側面121及び第1の側面121の両側端に連接する折り曲げ片150の上下方向中央からは、シート材の端部をシールして形成される所定幅のサイドシール部140が、第1の側面121a及び折り曲げ片150との境で折り曲げ可能に連接されている。
より詳細には、サイドシール部140は、上側第1の側面121a及び上側第1の側面121aの両側端に連接する折り曲げ片150の下端と、下側第1の側面121b及び下側第1の側面121bの両側端に連接する折り曲げ片150の上端とのそれぞれから延出する所定幅の第1のシール代191を互いにシールすることにより形成される。
なお、図1(a)に示すように、これらサイドシール部140の4つの隅部140a,140b,140c,140dは、いずれも、円弧状の曲線によって面取りされており、このため、これら4つの隅部140a〜140dの端縁は円弧状の曲線で構成されて、この位置に90度以下の直角又は鋭角が設けられていない。これらサイドシール部140の4つの隅部140a〜140dは、後述するように、この包装容器100を平坦な状態に変形させたとき、その4隅を構成する部位であり、この部位に90度以下の直角又は鋭角が存在しないため、このように平坦な状態に変形させて解体する際に、鋭利な部位で手指を傷付けることがない。
次に、サイドシール部140と第1の側面121及びその両側端の折り曲げ片150との間のシート材上に、直線状の第1の罫線171が形成されている。また、第2の側面122及びその両側端の折り曲げ片150の上下方向中央のシート材上に、直線状の第2の罫線172が形成されている。
図1の(a)に示すように、箱型の状態の包装容器100では、サイドシール部140を第1の罫線171に沿って第1の側面121に向かって折り曲げた後、折り曲げ片150を第2の側面122に沿って折り曲げることにより、サイドシール部140を第1の側面121及び第2の側面122に沿って折り曲げている。
(平坦な状態)
図2に、平坦な状態にある包装容器100の斜視図を示す。図2の(a)は、平坦な状態にある包装容器100の上面110を上方にした状態を示す斜視図である。図2の(b)は、平坦な状態にある包装容器100の下面130を上方にした状態を示す斜視図である。
図2に示すように、平坦な状態にある包装容器100は、互いに重なる矩形状の第1の部分201と第2の部分202とにより構成される。
第1の部分201は、上面110と、一対の上側第1の側面121aと、一対の第2の側面122の第2の罫線172よりも上側の部分と、折り曲げ片150の第1の罫線171及び第2の罫線172よりも上側と、サイドシール部140を構成する第1のシール代191の上側面とを含む。
また、第2の部分202は、下面130と、一対の下側第1の側面121bと、一対の第2の側面122の第2の罫線172よりも下側の部分と、折り曲げ片150の第1の罫線171及び第2の罫線172よりも下側と、サイドシール部140を構成する第1のシール代191の下側面とを含む。
第1の部分201及び第2の部分202では、4つの端縁のうち、対向する端縁に、シート材を互いにシールしたサイドシール部140が位置する。そして、サイドシール部140の内側のシート材上に、第1の罫線171が位置する。また、第1の部分201及び第2の部分202の残りの2つの端縁では、第2の罫線172に沿ってシート材が折り返されて折り返し部180を形成している。このようにして形成された包装容器100は、開口111を除いて密閉性を有している。
なお、サイドシール部140の4つの隅部140a〜140dは、この平坦な状態にある包装容器100の4つの隅部を構成する。そして、前述のように、この4つの隅部140a〜140dが円弧状の曲線によって面取りされているため、平坦な状態にある包装容器100の4つの隅部のdの端縁は円弧状の曲線で構成されて、この位置に90度以下の直角又は鋭角が設けられていない。そして、このため、箱型の状態から平坦な状態に変形して解体する際に、鋭利な部位で手指を傷付けることがなく、安全に解体できる。
(ブランク)
図3に、包装容器100のブランクの一例であるブランク101の平面図(展開図)を示す。ブランク101は、1枚のシート材を所定形状に裁断し、点線で示す罫線により箱型の状態における各面等を構成する領域を区画することにより形成される。
ブランク101に用いるシート材としては、特に限定されないが、例えば紙製の基材層に、熱可塑性樹脂層やシーラント層を積層した積層フィルムを好適に用いることができる。これ以外にも、必要な機能に応じて、バリア層や機能性フィルム等を適宜追加してもよい。
図3に示すように、ブランク101では、下面130の対向する2つの端縁に一対の第2の側面122が連接され、下面130の残りの2つの端縁に一対の下側第1の側面121bが連接されている。そして、隣接する第2の側面122と下側第1の側面121bとの間に、4つの折り曲げ片150が連接されている。なお、この端部は、紙製の基材層の断面が容器内面に暴露しないように、既知の方法で端面保護されていてもよい。
一方の第2の側面122の下面130に対向する端縁には、上面110が連接されている。上面110の第2の側面122が連接された端縁と直交する端縁には、一対の上側第1の側面121aが連接されている。
また、他方の第2の側面122及び他方の第2の側面122に連接された折り曲げ片150の、下面130及び下側第1の側面121bに対向する端縁には、他方の第2の側面122及びこれに連接する折り曲げ片150と、上面110及びこれに連接する上側第1の側面121aとをシールして連接するためのトップシール部用の第2のシール代192が所定幅にわたって連接されている。
折り曲げ片150、上側第1の側面121a、下側第1の側面121bの、上面110、下面130、及び第2の側面122に対向する端縁、及びトップシール部用の第2のシール代192の折り曲げ片150が連接された端縁と直交する端縁には、サイドシール部140を形成するための一対の第1のシール代191が所定幅にわたって連接されている。図3において、第1のシール代191及び第2のシール代192は、ハッチングを付して示す。
第1のシール代191と、折り曲げ片150、上側第1の側面121a、下側第1の側面121b及び第2のシール代192との間には、上述の直線状の第1の罫線171が形成されている。また、第2の側面122、第2の側面122に連接する一対の折り曲げ片150、及び第1のシール代191には、第2の側面122及び折り曲げ片150の中央を通る上述の直線状の第2の罫線172が形成されている。そして、この図3から分かる
ように、第2の罫線172の上下端には切り欠けが設けられており、この切り欠けは円弧状の端縁を有している。これら切り欠けの設けられた部位が、平坦な状態にある包装容器100の4つの隅部140a〜140dを構成する部位である。
なお、折り曲げ片150上には、折り曲げ片150の第1のシール代191側の端縁と第2の罫線172との接点から、上面110及び下面130の角まで対角線状に延伸する罫線が形成されている。
(変形方法)
次に、平坦な状態にある包装容器100を箱型の状態へ変形させる方法を説明する。図4の(a)から図4の(d)に、容器本体100の変形方法に係る各手順を説明する図を示す。
初めに、図4の(a)に示すように、平坦な状態にある包装容器100のシート材を第1の罫線171に沿って折り曲げ、または、第2の罫線172に沿ってシート材の折り返し部180を伸展させることによって、第1の部分201と第2の部分202とを引き離して、第1の部分201と第2の部分202との間に空隙を形成するとともに、上面110と、下面130と、第1の側面121と、第2の側面122とを形成する。このとき、第1の罫線171に沿ったシート材の折り曲げと、第2の罫線172に沿った折り返し部180を伸展とは、同時に行ってもよい。
このときの、第1の罫線171及び第2の罫線172の周辺の断面図を図5に示す。図5の(a)に、A−A’線で切断した第1の罫線171周辺の断面を示す。また、図5の(b)に、B−B’線で切断した第2の罫線172周辺の断面を示す。
図5の(a)に示すように、包装容器100を平坦な状態から箱型の状態にすることにより、シート材は第1の罫線171に沿って折り曲がる。また、図5の(b)に示すように、包装容器100を平坦な状態から箱型の状態にすることにより、シート材は第2の罫線172に沿って折り返し部180が伸展する。
なお、図5では、第1の罫線171及び第2の罫線172は、シート材の表面から裏面に向かって凹んだ形状としたが、第1の罫線171及び第2の罫線172の形状はこれに限定されず、例えば、裏面に向かって凸状の直線としてもよい。
次に、図4の(b)に黒矢印で示すように、サイドシール部140を第1の罫線171に沿って上方または下方に折り曲げる。
次に、図4の(c)に黒矢印で示すように、折り曲げ片150を第2の側面122へ向かって折り込む。これにより、サイドシール部140を、第1の側面121と第2の側面122とに沿わせて重ねることができる。
この際、折り曲げ片150は、第2の側面122の表面へ貼り付けてもよい。折り曲げ片150を第2の側面122へ貼り付ける方法としては、例えば、ヒートシール、ホットメルト接着剤等を用いる方法がある。また、面ファスナー、スナップボタン等の着脱可能な接合部材によって貼り付けることで、箱型の状態から平坦な状態へ変形させた包装容器100を再び箱型の状態として使用することができ、平坦な状態にした包装容器100の再使用が可能となる。
以上の手順により、図4の(d)に示すように、平坦な状態にあった包装容器100を箱型の状態へ変形させることができる。
箱型の状態の包装容器100は、上述と反対の手順により平坦な状態にすることができる。
具体的には、初めに、箱型の状態の包装容器100の折り曲げ片150を、第2の側面122から離脱させる。
次に、第1の罫線171に沿ってシート材を伸展させ、または、第2の罫線172に沿ってシート材を折り返す(すなわち、図5の右の図の状態から左の図の状態へとする)。このとき、第1の罫線171に沿ったシート材の伸展と、第2の罫線172に沿ったシート材の折り返しとは、同時に行ってもよい。
次に、第1の部分201と第2の部分202との間の空隙を解消し、第1の部分201と第2の部分202とを互いに重ねることにより、包装容器100を平坦な状態に変形することができる。
なお、このように箱型の状態から平坦な状態に変形する際、その変形工程の全体に渡って、90度以下の直角又は鋭角が外部に露出することがないから、手指を傷付けることなく、安全に変形でき、また、その解体も安全に行うことができる。
(変形方法の変形例)
包装容器100を箱型の状態へ変形させる方法は、上記の方法に限定されない。変形例に係る変形方法を図6に示す。図6の変形方法と図4の変形方法との相違点は、サイドシール部140の折り曲げ方向、及び折り曲げ片150の折り込み方向である。
図6の(b)に示すように、変形例に係る変形方法では、黒矢印で示すように、サイドシール部140を第1の罫線171に沿って上方に折り曲げる。そして、図6の(c)に示すように、折り曲げ片150を第1の側面121へ向かって折り込む。
これにより、図6の(d)に示すように、平坦な状態にあった包装容器100を、サイドシール部140が側面120の上方において第1の側面121と第2の側面122とに沿わせて重ねられた状態へ変形させることができる。このようにして変形させた包装容器100も、上述と反対の手順により平坦な状態にすることができる。この場合にも、手指を傷付けることなく、安全に変形することが可能である。
(包装容器の変形例)
包装容器100では、サイドシール部140を、矩形状の第1の部分201及び第2の部分202の対向する2つの端縁に設けたが、サイドシール部140の数は2つに限定されない。
図7に、変形例に係る包装容器300及び包装容器400の平坦な状態における平面図を示す。包装容器100と、包装容器300及び包装容器400との相違点はサイドシール部140、第1の罫線171、及び第2の罫線172の形成位置である。
図7の(a)に示すように、包装容器300はハッチングを付して示したサイドシール部141が3つの端縁にわたって形成されている。サイドシール部141の内側には直線状の第1の罫線171が形成され、残りの1つの端縁に第2の罫線172が形成されている。包装容器300は、例えばブランク101と同じように、1枚の略長方形状のブランクの対向する端縁に一対の第1のシール代及び一対の第2のシール代をそれぞれ設けて、ブランクを中央で折曲げた後、各シール代をシールすることにより形成することができる
また、図7の(b)に示すように、包装容器400はサイドシール部142が4つの端縁全てにわたって形成されている。サイドシール部142の内側には直線状の第1の罫線171が形成されている。包装容器400に、第2の罫線172は形成されていない。包装容器400は、例えば第1の部分及び第2の部分をそれぞれ正方形状のブランクで形成して、端縁を全てシールすることにより形成することができる。
<第2の実施形態>
次に、図8は本発明の第2の実施形態に係る包装容器100を示すもので、図8(a)はその箱型の状態における斜視図、図8(b)は平坦な状態における斜視図である。
この第2の実施形態に係る包装容器は、サイドシール部140の4つの隅部140a〜140d、すなわち、平坦な状態における包装容器100の4つの隅部140a〜140dが直線によって面取りされている点で、第1の実施形態に係る包装容器と異なっている。この点を除き、第1の実施形態に係る包装容器100と同一である。なお、これら4つの隅部140a〜140dには、角度135度の鈍角が存在するが、90度以下の直角又は鋭角は設けられていない。
このように、この実施形態に係る包装容器100は、平坦な状態における4つの隅部140a〜140dが直線によって面取りされており、その端縁が直線で構成されてこの位置に90度以下の直角又は鋭角が設けられていない。そして、このため、この包装容器100も、これを解体する際には、鋭利な部位で手指を傷付けることがなく、安全に解体できる。
なお、図9にそのブランクを示す。
<第3の実施形態>
次に、図10は本発明の第2の実施形態に係る包装容器100を示すもので、図10(a)はその箱型の状態における斜視図、図10(b)は平坦な状態における斜視図である。
この第3の実施形態に係る包装容器は、サイドシール部140の4つの隅部140a〜140dのうち、すなわち、平坦な状態における包装容器100の4つの隅部140a〜140dのうち、2つの隅部140a,140dが円弧状の曲線で面取りされており、他の2つの隅部140b,140cが直線によって面取りされている点で、第1の実施形態に係る包装容器と異なっている。この点を除き、第1の実施形態に係る包装容器100と同一である。
このように、この実施形態に係る包装容器100は、平坦な状態における4つの隅部140a〜140dが円弧状の曲線と直線によって面取りされており、その端縁が円弧状の曲線又は直線で構成されて、この位置に90度以下の直角又は鋭角が設けられていない。そして、このため、この包装容器100も、これを解体する際には、鋭利な部位で手指を傷付けることがなく、安全に解体できる。
なお、図11にそのブランクを示す。
(実施例1)
この例は、図1〜図5に示す第1の実施形態に係る包装容器である。その構造は前述の
とおりなので、詳細な説明を省略する。平坦な状態における4つの隅部140a〜140dが円弧状の曲線で面取りされて、その端縁はこの円弧状の曲線で構成されている。
(実施例2)
この例は、図8〜図9に示す第2の実施形態に係る包装容器である。その構造は前述のとおりなので、詳細な説明を省略する。平坦な状態における4つの隅部140a〜140dが直線で面取りされて、その端縁はこの直線で構成されている。このため、これら4つの隅部140a〜140dには角度135度の鈍角が存在するが、90度以下の直角又は鋭角は設けられていない。
(実施例3)
この例は、図10〜図11に示す第3の実施形態に係る包装容器である。その構造は前述のとおりなので、詳細な説明を省略する。平坦な状態における4つの隅部140a〜140dのうち、2つの隅部140a,140dが円弧状の曲線で面取りされており、他の2つの隅部140b,140cが直線によって面取りされている。そして、このため、2つの隅部140a,140dの端縁は円弧状の曲線で構成されており、2つの隅部140b,140cの端縁はこの直線で構成されている。このため、2つの隅部140b,140cには角度135度の鈍角が存在するが、4つの隅部140a〜140dのいずれにも90度以下の直角又は鋭角は設けられていない。
(比較例)
この例は、特願2017−143706号に記載の包装容器である。すなわち、4つの隅部140a〜140dのいずれについても角度90度の直角で構成している。その他の点については実施例1〜3と同様である。この比較例に係る包装容器を図12〜図13に示す。図12(a)はその箱型の状態における斜視図、図12(b)は平坦な状態における斜視図である。また、図13はそのブランクの平面図である。
(評価)
これら実施例1〜3及び比較例の包装容器について、10名をモニターとして、箱型の状態から平坦な状態に変形してもらい、その変形作業において、危険を感じるか否かを調査した。この結果を表1に示す。なお、表中、数字は危険を感じなかった人数を示す。
Figure 2019073329
比較例の包装容器においては10名中9名が危険を感じたのに対して、実施例1〜3の包装容器では危険を感じた者は皆無であった。この結果から、本発明の包装容器が、箱型の状態と平坦な状態との間で可逆的に変形をさせることができ、しかも、安全性に優れていることが理解できる。
本発明は、液体を充填する包装容器に好適に用いることができる
100、300、400 包装容器
101 ブランク
110 上面
111 開口
120 側面
121 第1の側面
122 第2の側面
130 下面
140 サイドシール部
140a,140b,140c,140d 隅部
150 折り曲げ片
171 第1の罫線
172 第2の罫線
180 折り返し部
191 第1のシール代
192 第2のシール代
201 第1の部分
202 第2の部分

Claims (5)

  1. シート材で形成され、箱型の状態と平坦な状態との間で変形可能な包装容器であって、
    前記平坦な状態において互いに重なる矩形状の第1の部分と第2の部分とを備え、
    前記第1の部分に開口が形成され、
    前記第1の部分および前記第2の部分は、
    4つの端縁の各々において、互いにシールされてその内側に直線状の第1の罫線が形成されたサイドシール部、または、直線状に形成された第2の罫線に沿って前記シート材が折り返された折り返し部のいずれかによって接続しており、前記開口を除いて密閉性を有し、
    前記サイドシール部は、少なくとも対向する2つの端縁に形成されており、
    前記平坦な状態において、
    前記第1の罫線に沿って前記シート材を折り曲げ、またはさらに、前記第2の罫線に沿って前記シート材の折り返し部を伸展させて、前記第1の部分と前記第2の部分との間に空隙を形成するとともに前記第1の部分の前記開口を含む上面と前記第2の部分の前記上面に対向する下面と、4つの側面とを形成し、
    前記サイドシール部を、前記側面に沿わせて重ねることにより、前記箱型の状態に変形することができ、
    前記箱型の状態において、
    前記サイドシール部を、前記4つの側面から離脱させ、
    前記第1の罫線に沿って前記シート材を伸展させ、またはさらに、前記第2の罫線に沿って前記シート材を折り返して、前記第1の部分と前記第2の部分との間の空隙を解消し、
    前記第1の部分と第2の部分とを互いに重ねることにより、前記平坦な状態に変形することができる包装容器であって、
    前記平坦な状態における4つの隅部のうち、少なくとも1つの隅部において、その端縁が90度以下の直角又は鋭角を有していない、
    ことを特徴とする包装容器。
  2. 前記平坦な状態における4つの隅部のすべてにおいて、その端縁が90度以下の直角又は鋭角を有していないことを特徴とする請求項1に記載の包装容器。
  3. 前記端縁が曲線で構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の包装容器。
  4. 前記端縁が直線で構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の包装容器。
  5. 前記第1の部分または前記第2の部分の前記箱型の状態において前記側面となる部分の少なくとも一部およびこれに重なる部分に、互いに着脱可能な接合部材を有することを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の包装容器。
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