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JP2019073062A - 空気入りタイヤ - Google Patents

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JP2019073062A JP2017198497A JP2017198497A JP2019073062A JP 2019073062 A JP2019073062 A JP 2019073062A JP 2017198497 A JP2017198497 A JP 2017198497A JP 2017198497 A JP2017198497 A JP 2017198497A JP 2019073062 A JP2019073062 A JP 2019073062A
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Abstract

【課題】スノー路面での操縦安定性とウエット路面での操縦安定性とを改善すると共に、車外騒音を低減することを可能にした空気入りタイヤを提供する。【解決手段】車両に対する装着方向が指定された空気入りタイヤにおいて、内側ショルダー陸部21及び外側ショルダー陸部25の各々に、タイヤ周方向に延びる細溝31,35と、タイヤ幅方向に延びる複数本のラグ溝41,45が形成され、各細溝とそれに対応する主溝11,14との間にタイヤ周方向に延在する細リブ51,55が区画され、内側中間陸部22に車両内側へ開口する複数本のラグ溝42Aが形成され、センター陸部23に車両内側へ開口する複数本のラグ溝43Aが形成され、外側中間陸部24に車両外側へ開口する複数本のラグ溝44Aが形成され、車両外側の主溝13に開口するラグ溝が存在せず、陸部22〜24の各々には補助サイプ62〜64と主サイプ72〜74とが形成されている。【選択図】図2

Description

本発明は、車両に対する装着方向が指定された空気入りタイヤに関し、更に詳しくは、スノー路面での操縦安定性とウエット路面での操縦安定性を改善すると共に、車外騒音を低減することを可能にした空気入りタイヤに関する。
車両に対する装着方向が指定された空気入りタイヤにおいて、トレッド部にタイヤ周方向に延びる4本の主溝を形成し、これら主溝により5列の陸部を区画すると共に、主溝間に位置する各陸部に、タイヤ幅方向に延び、車両内側の主溝に連通する一方で、車両外側の主溝に連通せずに陸部内で終端する複数本のラグ溝を形成することが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このように構成される空気入りタイヤでは、主溝間に位置する陸部に形成されたラグ溝は、いずれも一端が主溝に開口し、他端が陸部内で終端する構造を有するため、各陸部の剛性を十分に維持しながら、ウエット路面において優れた操縦安定性を発揮することが期待されている。また、これらラグ溝はいずれも車両内側に向かって開口しているため、走行時におけるポンピング音やパターンノイズが車両内側に向かって放射され、車外騒音を低減することが期待されている。しかしながら、近年では、ウエット路面での操縦安定性及び騒音性能を更に改善することが求められている。また、オールシーズン用のタイヤでは、ウエット路面のみならずスノー路面においても優れた操縦安定性を発揮することが求められている。
国際公開WO2015/005194号
本発明の目的は、スノー路面での操縦安定性とウエット路面での操縦安定性を改善すると共に、車外騒音を低減することを可能にした空気入りタイヤを提供することにある。
上記目的を達成するための本発明の第1の空気入りタイヤは、タイヤ周方向に延在して環状をなすトレッド部と、該トレッド部の両側に配置された一対のサイドウォール部と、これらサイドウォール部のタイヤ径方向内側に配置された一対のビード部とを備えると共に、車両に対する装着方向が指定された空気入りタイヤにおいて、
前記トレッド部にタイヤ周方向に延びる4本の主溝が形成され、これら主溝により5列の陸部が区画され、前記4本の主溝が車両内側から車両外側に向かって順次配列された第1主溝、第2主溝、第3主溝及び第4主溝を含み、前記5列の陸部が車両内側から車両外側に向かって順次配列された内側ショルダー陸部、内側中間陸部、センター陸部、外側中間陸部及び外側ショルダー陸部を含み、
前記内側ショルダー陸部及び前記外側ショルダー陸部の各々に、タイヤ周方向に延びる細溝と、タイヤ幅方向に延びる複数本のラグ溝が形成され、各細溝とそれに対応する第1主溝又は第4主溝との間にタイヤ周方向に延在する細リブが区画され、
前記内側中間陸部に一端が車両内側の第1主溝に開口して他端が内側中間陸部内で閉止する複数本のラグ溝が形成され、前記センター陸部に一端が車両内側の第2主溝に開口して他端がセンター陸部内で閉止する複数本のラグ溝が形成され、前記外側中間陸部に一端が車両外側の第4主溝に開口して他端が外側中間陸部内で閉止する複数本のラグ溝が形成され、車両外側の第3主溝に開口するラグ溝が存在せず、
前記内側中間陸部、前記センター陸部及び前記外側中間陸部の各々には、前記ラグ溝の閉止端から延在して該ラグ溝の閉止端側に位置する主溝に連通する複数本の補助サイプと、タイヤ周方向に隣り合うラグ溝の相互間に位置する主サイプとが形成されていることを特徴とするものである。
また、上記目的を達成するための本発明の第2の空気入りタイヤは、タイヤ周方向に延在して環状をなすトレッド部と、該トレッド部の両側に配置された一対のサイドウォール部と、これらサイドウォール部のタイヤ径方向内側に配置された一対のビード部とを備えると共に、車両に対する装着方向が指定された空気入りタイヤにおいて、
前記トレッド部にタイヤ周方向に延びる4本の主溝が形成され、これら主溝により5列の陸部が区画され、前記4本の主溝が車両内側から車両外側に向かって順次配列された第1主溝、第2主溝、第3主溝及び第4主溝を含み、前記5列の陸部が車両内側から車両外側に向かって順次配列された内側ショルダー陸部、内側中間陸部、センター陸部、外側中間陸部及び外側ショルダー陸部を含み、
前記内側ショルダー陸部及び前記外側ショルダー陸部の各々に、タイヤ周方向に延びる細溝と、タイヤ幅方向に延びる複数本のラグ溝が形成され、各細溝とそれに対応する第1主溝又は第4主溝との間にタイヤ周方向に延在する細リブが区画され、
前記内側中間陸部に一端が車両内側の第1主溝に開口して他端が内側中間陸部内で閉止する複数本のラグ溝が形成され、前記センター陸部に一端が車両外側の第3主溝に開口して他端がセンター陸部内で閉止する複数本のラグ溝が形成され、前記外側中間陸部に一端が車両外側の第4主溝に開口して他端が外側中間陸部内で閉止する複数本のラグ溝が形成され、車両内側の第2主溝に開口するラグ溝が存在せず、
前記内側中間陸部、前記センター陸部及び前記外側中間陸部の各々には、前記ラグ溝の閉止端から延在して該ラグ溝の閉止端側に位置する主溝に連通する複数本の補助サイプと、タイヤ周方向に隣り合うラグ溝の相互間に位置する主サイプとが形成されていることを特徴とするものである。
本発明者は、車両に対する装着方向が指定された空気入りタイヤについて、一端が閉止されたラグ溝の配置について鋭意研究を重ねた結果、これらラグ溝の全てを車両内側に向かって開口させた場合、ラグ溝に起因して発生したパターンノイズがタイヤハウス内で反射して車両外側に放出される際に、放射音が合算されて騒音の増大要因になること、更には、ウエット路面を走行する際にラグ溝から放出された水がタイヤハウス内に残ってウエット路面での操縦安定性の悪化要因となることを知見し、本願発明に至ったのである。
即ち、第1の空気入りタイヤでは、内側中間陸部とセンター陸部に形成されたラグ溝は車両内側に向かって開口し、外側中間陸部に形成されたラグ溝は車両外側に向かって開口するので、これらラグ溝からの放射音が車両内側と車両外側に分散されて車外騒音が低減され、しかも、ウエット路面の走行時にはラグ溝からの排水が車両内側と車両外側に分散されてウエット路面での操縦安定性が向上する。また、内側中間陸部、センター陸部及び外側中間陸部の各々には、ラグ溝の閉止端から延在して該ラグ溝の閉止端側に位置する主溝に連通する複数本の補助サイプと、タイヤ周方向に隣り合うラグ溝の相互間に位置する主サイプとが形成されているので、これら主サイプ及び補助サイプがラグ溝と協働してエッジ効果を発揮し、スノー路面において優れた操縦安定性を発揮することができる。これにより、スノー路面での操縦安定性とウエット路面での操縦安定性を改善すると共に、車外騒音を低減することが可能になる。特に、第1の空気入りタイヤは、スノー路面での操縦安定性の改善と車外騒音の低減において有利である。
また、第2の空気入りタイヤでは、内側中間陸部に形成されたラグ溝は車両内側に向かって開口し、センター陸部と外側中間陸部に形成されたラグ溝は車両外側に向かって開口するので、これらラグ溝からの放射音が車両内側と車両外側に分散されて車外騒音が低減され、しかも、ウエット路面の走行時にはラグ溝からの排水が車両内側と車両外側に分散されてウエット路面での操縦安定性が向上する。また、内側中間陸部、センター陸部及び外側中間陸部の各々には、ラグ溝の閉止端から延在して該ラグ溝の閉止端側に位置する主溝に連通する複数本の補助サイプと、タイヤ周方向に隣り合うラグ溝の相互間に位置する主サイプとが形成されているので、これら主サイプ及び補助サイプがラグ溝と協働してエッジ効果を発揮し、スノー路面において優れた操縦安定性を発揮することができる。これにより、スノー路面での操縦安定性とウエット路面での操縦安定性を改善すると共に、車外騒音を低減することが可能になる。特に、第2の空気入りタイヤは、スノー路面での操縦安定性の改善とウエット路面での操縦安定性の改善において有利である。
いずれの構造においても、内側ショルダー陸部及び外側ショルダー陸部の各々に、タイヤ周方向に延びる細溝と、タイヤ幅方向に延びる複数本のラグ溝が形成され、各細溝とそれに対応する第1主溝又は第4主溝との間にタイヤ周方向に延在する細リブが区画されるが、これらは内側ショルダー陸部及び外側ショルダー陸部の剛性を確保しながら、ウエット路面での操縦安定性を改善する上で有効である。
本発明において、外側中間陸部の幅W3に対する該外側中間陸部に形成されたラグ溝の長さL3の比L3/W3は0.1以上0.8以下であることが好ましい。センター陸部の幅W2に対する該センター陸部に形成されたラグ溝の長さL2の比L2/W2は0.1以上0.8以下であることが好ましい。内側中間陸部の幅W1に対する該内側中間陸部に形成されたラグ溝の長さL1の比L1/W1は0.1以上0.8以下であることが好ましい。これにより、スノー路面での操縦安定性を良好に維持しながら、ウエット路面での操縦安定性を改善し、車外騒音を低減することができる。
外側中間陸部に形成されたラグ溝のタイヤ周方向に対する傾斜角度θ3は30°以上85°以下であることが好ましい。センター陸部に形成されたラグ溝のタイヤ周方向に対する傾斜角度θ2は30°以上85°以下であることが好ましい。内側中間陸部に形成されたラグ溝のタイヤ周方向に対する傾斜角度θ1は30°以上85°以下であることが好ましい。これにより、スノー路面での操縦安定性を良好に維持しながら、ウエット路面での操縦安定性を改善し、車外騒音を低減することができる。
内側ショルダー陸部に形成されたラグ溝は細溝を横切って細リブ内で終端し、内側ショルダー陸部における細リブの幅Wiに対するラグ溝の細リブへの突き出し長さLiの比Li/Wiが0.2以上0.8以下であることが好ましい。同様に、外側ショルダー陸部に形成されたラグ溝は細溝を横切って細リブ内で終端し、外側ショルダー陸部における細リブの幅Woに対するラグ溝の細リブへの突き出し長さLoの比Lo/Woが0.2以上0.8以下であることが好ましい。これにより、スノー路面での操縦安定性を良好に維持しながら、ウエット路面での操縦安定性を改善し、車外騒音を低減することができる。
また、内側中間陸部、センター陸部及び外側中間陸部に形成されたラグ溝は直線形状を有することが好ましい。ラグ溝が直線形状を有することにより、ラグ溝により細分化されたブロック部分が駆動時及び制動時に同一方向に倒れるため、雪柱せん断力が増大し、スノー路面での操縦安定性を改善することができる。
主サイプの両端はそれぞれ該主サイプの両側に位置する主溝に連通していることが好ましい。主サイプの両端が主溝に連通することにより、陸部が変形し易くなるため、スノー路面での操縦安定性を改善することができる。
内側中間陸部、センター陸部及び外側中間陸部の少なくとも1つにおいて、主サイプ及び補助サイプが屈曲形状を有することが好ましい。主サイプ及び補助サイプが屈曲形状を有することにより、エッジ成分が多方面に作用するので、スノー路面での操縦安定性を改善することができる。
本発明において、内側ショルダー陸部及び外側ショルダー陸部の各々には、タイヤ周方向に隣り合うラグ溝の相互間に位置する主サイプが形成されており、外側ショルダー陸部に形成された主サイプは第4主溝に連通し、内側ショルダー陸部に形成された主サイプは第1主溝に対して非連通である構造を採用することができる。この場合、旋回時に荷重が多く掛かる外側ショルダー陸部の主サイプが第4主溝に連通していることで、スノー路面での操縦安定性を効果的に改善することができる。
また、本発明において、内側ショルダー陸部及び外側ショルダー陸部の各々に、タイヤ周方向に隣り合うラグ溝の相互間に位置する主サイプが形成されており、内側ショルダー陸部に形成された主サイプは第1主溝に連通し、外側ショルダー陸部に形成された主サイプは第4主溝に対して非連通である構造を採用することができる。この場合、旋回時に荷重が多く掛かる外側ショルダー陸部の主サイプが第4主溝に連通しないことで、接地面積の増加に伴って凝着摩擦力が増加し、ウエット路面での操縦安定性を効果的に改善することができる。
本発明において、内側ショルダー陸部に形成されたラグ溝の閉止端と第1主溝との間には両者を繋ぐ補助サイプが存在し、外側ショルダー陸部に形成されたラグ溝の閉止端と第4主溝との間には両者を繋ぐ補助サイプが存在しない構造を採用することができる。この場合、外側ショルダー陸部に形成されたラグ溝の閉止端と第4主溝とを繋ぐ補助サイプが存在しないことで車外騒音を低減し、内側ショルダー陸部に形成されたラグ溝の閉止端と第1主溝とを繋ぐ補助サイプを設けることでスノー路面での操縦安定性を改善することができる。
また、本発明において、外側ショルダー陸部に形成されたラグ溝の閉止端と第4主溝との間には両者を繋ぐ補助サイプが存在し、内側ショルダー陸部に形成されたラグ溝の閉止端と第1主溝との間には両者を繋ぐ補助サイプが存在しない構造を採用することができる。この場合、外側ショルダー陸部に形成されたラグ溝の閉止端と第4主溝とを繋ぐ補助サイプを設けることで、排水性が良化してウエット路面での操縦安定性を改善することができる。
本発明の第1実施形態からなる空気入りタイヤを示す子午線断面図である。 図1の空気入りタイヤのトレッドパターンを示す展開図である。 図2のトレッドパターンを拡大して示す平面図である。 本発明の第2実施形態からなる空気入りタイヤを示す子午線断面図である。 図4の空気入りタイヤのトレッドパターンを示す展開図である。 図5のトレッドパターンを拡大して示す平面図である。
以下、本発明の構成について添付の図面を参照しながら詳細に説明する。図1〜図3は本発明の第1実施形態からなる空気入りタイヤを示すものである。この空気入りタイヤは、車両装着時におけるタイヤ表裏の装着方向が指定されたタイヤである。図1〜図3において、INは車両装着時の車両内側であり、OUTは車両装着時の車両外側である。
図1に示すように、本実施形態の空気入りタイヤは、タイヤ周方向に延在して環状をなすトレッド部1と、該トレッド部1の両側に配置された一対のサイドウォール部2,2と、これらサイドウォール部2のタイヤ径方向内側に配置された一対のビード部3,3とを備えている。
一対のビード部3,3間にはカーカス層4が装架されている。このカーカス層4は、タイヤ径方向に延びる複数本の補強コードを含み、各ビード部3に配置されたビードコア5の廻りにタイヤ内側から外側へ折り返されている。ビードコア5の外周上には断面三角形状のゴム組成物からなるビードフィラー6が配置されている。
一方、トレッド部1におけるカーカス層4の外周側には複数層のベルト層7が埋設されている。これらベルト層7はタイヤ周方向に対して傾斜する複数本の補強コードを含み、かつ層間で補強コードが互いに交差するように配置されている。ベルト層7において、補強コードのタイヤ周方向に対する傾斜角度は例えば10°〜40°の範囲に設定されている。ベルト層7の補強コードとしては、スチールコードが好ましく使用される。ベルト層7の外周側には、高速耐久性の向上を目的として、補強コードをタイヤ周方向に対して例えば5°以下の角度で配列してなる少なくとも1層のベルトカバー層8が配置されている。ベルトカバー層8の補強コードとしては、ナイロンやアラミド等の有機繊維コードが好ましく使用される。
なお、上述したタイヤ内部構造は空気入りタイヤにおける代表的な例を示すものであるが、これに限定されるものではない。
図2に示すように、トレッド部1には、タイヤ周方向に延びる4本の主溝10が形成され、これら4本の主溝10により5列の陸部20が区画されている。主溝10は主要な排水機能を担持する溝であり、その溝幅が6.0mm〜12.0mmの範囲に設定され、その溝深さが6.0mm〜10.0mmの範囲に設定されている。主溝10は車両内側から車両外側に向かって順次配列された第1主溝11、第2主溝12、第3主溝13及び第4主溝14を含み、5列の陸部20は車両内側から車両外側に向かって順次配列された内側ショルダー陸部21、内側中間陸部22、センター陸部23、外側中間陸部24及び外側ショルダー陸部25を含んでいる。
内側ショルダー陸部21には、タイヤ周方向に延びる1本の細溝31が形成されると共に、タイヤ幅方向に延びる複数本のラグ溝41がタイヤ周方向に間隔をおいて形成され、細溝31と第1主溝11との間にタイヤ周方向に延在する細リブ51が区画されている。一方、外側ショルダー陸部25には、タイヤ周方向に延びる1本の細溝35が形成されると共に、タイヤ幅方向に延びる複数本のラグ溝45がタイヤ周方向に間隔をおいて形成され、細溝35と第4主溝14との間にタイヤ周方向に延在する細リブ55が区画されている。細溝31,35の各々は、その溝幅が0.5mm〜3.0mmの範囲に設定され、その溝深さが2.0mm〜5.0mmの範囲に設定されている。また、細リブ51,55の各々は、ラグ溝41,45により分断されることなくタイヤ周方向に連続している。
内側中間陸部22には、一端が車両内側の第1主溝11に開口して他端が内側中間陸部22内で閉止する複数本のラグ溝42Aがタイヤ周方向に間隔をおいて形成されている。センター陸部23には、一端が車両内側の第2主溝12に開口して他端がセンター陸部23内で閉止する複数本のラグ溝43Aがタイヤ周方向に間隔をおいて形成されている。外側中間陸部24には、一端が車両外側の第4主溝14に開口して他端が外側中間陸部24内で閉止する複数本のラグ溝44Aがタイヤ周方向に間隔をおいて形成されている。そして、車両外側の第3主溝13に開口するラグ溝が存在せず、センター陸部23及び外側中間陸部24の第3主溝13側のエッジ部はラグ溝によって分断されることなく連続的に延在している。
更に、内側中間陸部22には、ラグ溝42Aの閉止端から延在して該ラグ溝42Aの閉止端側に位置する第2主溝12に連通する複数本の補助サイプ62と、タイヤ周方向に隣り合うラグ溝42Aの相互間に位置する主サイプ72とが形成されている。これら補助サイプ62及び主サイプ72はタイヤ幅方向に延在し、タイヤ周方向に沿って交互に配置されている。センター陸部23には、ラグ溝43Aの閉止端から延在して該ラグ溝43Aの閉止端側に位置する第3主溝13に連通する複数本の補助サイプ63と、タイヤ周方向に隣り合うラグ溝43Aの相互間に位置する主サイプ73とが形成されている。これら補助サイプ63及び主サイプ73はタイヤ幅方向に延在し、タイヤ周方向に沿って交互に配置されている。外側中間陸部24には、ラグ溝44Aの閉止端から延在して該ラグ溝44Aの閉止端側に位置する第3主溝13に連通する複数本の補助サイプ64と、タイヤ周方向に隣り合うラグ溝44Aの相互間に位置する主サイプ74とが形成されている。これら補助サイプ64及び主サイプ74はタイヤ幅方向に延在し、タイヤ周方向に沿って交互に配置されている。
上述した第1実施形態の空気入りタイヤでは、内側中間陸部22とセンター陸部23に形成されたラグ溝42A,43Aは車両内側に向かって開口し、外側中間陸部24に形成されたラグ溝44Aは車両外側に向かって開口するので、これらラグ溝42A〜44Aからの放射音が車両内側と車両外側に分散されて車外騒音が低減される。しかも、ウエット路面の走行時にはラグ溝42A〜44Aからの排水が車両内側と車両外側に分散されてウエット路面での操縦安定性が向上する。また、内側中間陸部22、センター陸部23及び外側中間陸部24の各々には、ラグ溝42A〜44Aの閉止端から延在して該ラグ溝42A〜44Aの閉止端側に位置する主溝10に連通する複数本の補助サイプ62〜64と、タイヤ周方向に隣り合うラグ溝42A〜44Aの相互間に位置する主サイプ72〜74とが形成されているので、これら主サイプ72〜74及び補助サイプ62〜64がラグ溝42A〜44Aと協働してエッジ効果を発揮し、スノー路面において優れた操縦安定性を発揮することができる。これにより、スノー路面での操縦安定性とウエット路面での操縦安定性を改善すると共に、車外騒音を低減することが可能になる。特に、上記構造によれば、スノー路面での操縦安定性を効果的に改善すると共に、車外騒音を効果的に低減することができる。
ここで、内側ショルダー陸部21及び外側ショルダー陸部25の各々には、タイヤ周方向に延びる細溝31,35と、タイヤ幅方向に延びる複数本のラグ溝41,45が形成されているため、ウエット路面での操縦安定性を良好に確保することができる。また、各細溝31,35とそれに対応する第1主溝11又は第4主溝14との間にタイヤ周方向に延在する細リブ51,55が区画されているため、これら細リブ51,55が内側ショルダー陸部21及び外側ショルダー陸部25の剛性を確保しながら、車外騒音の低減に寄与する。
上記空気入りタイヤにおいて、図3に示すように、外側中間陸部24の幅W3に対するラグ溝44Aの長さL3の比L3/W3は0.1以上0.8以下であると良い。比L3/W3が0.1よりも小さいと、スノー路面での操縦安定性を効果的に改善することができない。逆に、比L3/W3が0.8よりも大きいと、ウエット路面での操縦安定性の改善効果が凝着摩擦力の減少に伴って低下することに加えて、ポンピング音の発生を効果的に抑制することができず、車外騒音の低減効果が低下する。ラグ溝44Aについて、比L3/W3は0.2以上0.5以下であることが望ましい。
センター陸部23の幅W2に対するラグ溝43Aの長さL2の比L2/W2は0.1以上0.8以下であると良い。比L2/W2が0.1よりも小さいと、スノー路面での操縦安定性を効果的に改善することができない。逆に、比L2/W2が0.8よりも大きいと、ウエット路面での操縦安定性の改善効果が凝着摩擦力の減少に伴って低下することに加えて、ポンピング音の発生を効果的に抑制することができず、車外騒音の低減効果が低下する。ラグ溝43Aについて、比L2/W2は0.2以上0.5以下であることが望ましい。
内側中間陸部22の幅W1に対するラグ溝42Aの長さL1の比L1/W1は0.1以上0.8以下であると良い。比L1/W1が0.1よりも小さいと、スノー路面での操縦安定性を効果的に改善することができない。逆に、比L1/W1が0.8よりも大きいと、ウエット路面での操縦安定性の改善効果が凝着摩擦力の減少に伴って低下することに加えて、ポンピング音の発生を効果的に抑制することができず、車外騒音の低減効果が低下する。ラグ溝42Aについて、比L1/W1は0.5以上0.8以下であることが望ましい。
上記空気入りタイヤにおいて、L1/W1=X1とし、L2/W2=X2とし、L3/W3=X3としたとき、X1>X2,X1>X3の関係を満たすことが好ましく、特に、X1/X2=1.5〜2.5,X1/X3=1.5〜2.5の関係を満たすことが好ましい。これにより、陸部22〜24の剛性差が大きくなり、接地した際に主溝11〜14に生じる変形量に差が生じるため気柱共鳴音(定常波)の周波数が分散し、車外騒音を効果的に低減することができる。
上記空気入りタイヤにおいて、図3に示すように、外側中間陸部24に形成されたラグ溝44Aのタイヤ周方向に対する傾斜角度θ3は30°以上85°以下であると良い。ラグ溝44Aの傾斜角度θ3が30°よりも小さいと、雪柱せん断力を十分に得ることができない。逆に、ラグ溝44Aの傾斜角度θ3が85°よりも大きいと、排水性が低下することに加えて、外側中間陸部24の剛性が高くなり、接地圧が作用した際の外側中間陸部24の変形が小さくなるため、定常波の発生を十分に抑制することができず、車外騒音の発生を効果的に抑制することができない。ラグ溝44Aについて、傾斜角度θ3は45°以上75°以下であることが望ましい。
センター陸部23に形成されたラグ溝43Aのタイヤ周方向に対する傾斜角度θ2は30°以上85°以下であると良い。ラグ溝43Aの傾斜角度θ2が30°よりも小さいと、雪柱せん断力を十分に得ることができない。逆に、ラグ溝43Aの傾斜角度θ2が85°よりも大きいと、排水性が低下することに加えて、センター陸部23の剛性が高くなり、接地圧が作用した際のセンター陸部23の変形が小さくなるため、定常波の発生を十分に抑制することができず、車外騒音の発生を効果的に抑制することができない。ラグ溝43Aについて、傾斜角度θ2は45°以上75°以下であることが望ましい。
内側中間陸部22に形成されたラグ溝42Aのタイヤ周方向に対する傾斜角度θ1は30°以上85°以下であると良い。ラグ溝42Aの傾斜角度θ1が30°よりも小さいと、雪柱せん断力を十分に得ることができない。逆に、ラグ溝42Aの傾斜角度θ1が85°よりも大きいと、排水性が低下することに加えて、内側中間陸部22の剛性が高くなり、接地圧が作用した際の内側中間陸部22の変形が小さくなるため、定常波の発生を十分に抑制することができず、車外騒音の発生を効果的に抑制することができない。ラグ溝42Aについて、傾斜角度θ1は45°以上75°以下であることが望ましい。
なお、ラグ溝42A〜44Aの傾斜角度θ1〜θ3は、ラグ溝42A〜44Aの各々において、開口端での溝幅中心位置と閉止端での溝幅中心位置を通る直線がタイヤ周方向に対してなす角度である。
上記空気入りタイヤにおいて、内側ショルダー陸部21に形成されたラグ溝41は細溝31を横切って細リブ51内で終端し、内側ショルダー陸部21における細リブ51の幅Wiに対するラグ溝41の細リブ51への突き出し長さLiの比Li/Wiが0.2以上0.8以下であると良い。比Li/Wiが0.2よりも小さいと、スノー路面での操縦安定性を効果的に改善することができない。逆に、比Li/Wiが0.8よりも大きいと、ウエット路面での操縦安定性の改善効果が凝着摩擦力の減少に伴って低下することに加えて、車外騒音の低減効果が低下する。比Li/Wiは0.3以上0.7以下であることが望ましい。
上記空気入りタイヤにおいて、外側ショルダー陸部25に形成されたラグ溝45は細溝35を横切って細リブ55内で終端し、外側ショルダー陸部25における細リブ55の幅Woに対するラグ溝45の細リブ55への突き出し長さLoの比Lo/Woが0.2以上0.8以下であると良い。比Lo/Woが0.2よりも小さいと、スノー路面での操縦安定性を効果的に改善することができない。逆に、比Lo/Woが0.8よりも大きいと、ウエット路面での操縦安定性の改善効果が凝着摩擦力の減少に伴って低下することに加えて、車外騒音の低減効果が低下する。比Lo/Woは0.3以上0.7以下であることが望ましい。
上記空気入りタイヤにおいて、内側中間陸部22、センター陸部23及び外側中間陸部24に形成されたラグ溝42A,43A,44Aは直線形状を有することが好ましい。ラグ溝42A〜44Aが直線形状を有する場合、ラグ溝42A〜44Aにより細分化されたブロック部分が駆動時及び制動時に同一方向に倒れるため、雪柱せん断力が増大し、スノー路面での操縦安定性を改善することができる。
上記空気入りタイヤにおいて、主サイプ72〜74の両端はそれぞれ該主サイプ72〜74の各々の両側に位置する主溝11〜14に連通していると良い。主サイプ72〜74の両端が主溝11〜14に連通することにより、陸部22〜24が変形し易くなるため、スノー路面での操縦安定性を改善することができる。
特に、内側中間陸部22、センター陸部23及び外側中間陸部24の少なくとも1つ(図3では外側中間陸部24)において、主サイプ72〜74(図3では主サイプ74)及び補助サイプ62〜64(図3では補助サイプ64)が屈曲形状を有していると良い。主サイプ72〜74及び補助サイプ62〜64が屈曲形状を有することにより、エッジ成分が多方面に作用するので、スノー路面での操縦安定性を改善することができる。
上記空気入りタイヤにおいて、内側ショルダー陸部21には、タイヤ周方向に隣り合うラグ溝41の相互間に位置する複数本の主サイプ71が形成されており、外側ショルダー陸部25には、タイヤ周方向に隣り合うラグ溝45の相互間に位置する複数本の主サイプ75が形成されている。そして、外側ショルダー陸部25に形成された主サイプ75は第4主溝14に連通しているが、内側ショルダー陸部21に形成された主サイプ71は第1主溝11に対して連通していない。この場合、旋回時に荷重が多く掛かる外側ショルダー陸部25の主サイプ75が第4主溝14に連通していることで、スノー路面での操縦安定性を効果的に改善することができる。
上記空気入りタイヤにおいて、内側ショルダー陸部21に形成されたラグ溝41の閉止端と第1主溝11との間には両者を繋ぐ補助サイプ61が存在し、外側ショルダー陸部25に形成されたラグ溝45の閉止端と第4主溝14との間には両者を繋ぐ補助サイプ(補助サイプ61に対応するもの)が存在しない。この場合、外側ショルダー陸部25に形成されたラグ溝45の閉止端と第4主溝14とを繋ぐ補助サイプが存在しないことで車外騒音を低減し、内側ショルダー陸部21に形成されたラグ溝41の閉止端と第1主溝11とを繋ぐ補助サイプ61を設けることでスノー路面での操縦安定性を改善することができる。
図4〜図6は本発明の第2実施形態からなる空気入りタイヤを示すものである。この空気入りタイヤは、車両装着時におけるタイヤ表裏の装着方向が指定されたタイヤである。図4〜図6において、INは車両装着時の車両内側であり、OUTは車両装着時の車両外側である。第2実施形態は内側中間陸部22、センター陸部23及び外側中間陸部24に形成されるラグ溝(42B,43B,44B)の構造が第1実施形態とは異なるものであるので、図4〜図6において、図1〜図3と同一物には同一符号を付してその部分の詳細な説明は省略する。
図4及び図5に示すように、内側ショルダー陸部21には、タイヤ周方向に延びる1本の細溝31が形成されると共に、タイヤ幅方向に延びる複数本のラグ溝41がタイヤ周方向に間隔をおいて形成され、細溝31と第1主溝11との間にタイヤ周方向に延在する細リブ51が区画されている。一方、外側ショルダー陸部25には、タイヤ周方向に延びる1本の細溝35が形成されると共に、タイヤ幅方向に延びる複数本のラグ溝45がタイヤ周方向に間隔をおいて形成され、細溝35と第4主溝14との間にタイヤ周方向に延在する細リブ55が区画されている。また、細リブ51,55の各々は、ラグ溝41,45により分断されることなくタイヤ周方向に連続している。
内側中間陸部22には、一端が車両内側の第1主溝11に開口して他端が内側中間陸部22内で閉止する複数本のラグ溝42Bがタイヤ周方向に間隔をおいて形成されている。センター陸部23には、一端が車両外側の第3主溝13に開口して他端がセンター陸部23内で閉止する複数本のラグ溝43Bがタイヤ周方向に間隔をおいて形成されている。外側中間陸部24には、一端が車両外側の第4主溝14に開口して他端が外側中間陸部24内で閉止する複数本のラグ溝44Bがタイヤ周方向に間隔をおいて形成されている。そして、車両内側の第2主溝12に開口するラグ溝が存在せず、内側中間陸部22及びセンター陸部23の第2主溝12側のエッジ部はラグ溝によって分断されることなく連続的に延在している。
更に、内側中間陸部22には、ラグ溝42Bの閉止端から延在して該ラグ溝42Bの閉止端側に位置する第2主溝12に連通する複数本の補助サイプ62と、タイヤ周方向に隣り合うラグ溝42Bの相互間に位置する主サイプ72とが形成されている。これら補助サイプ62及び主サイプ72はタイヤ幅方向に延在し、タイヤ周方向に沿って交互に配置されている。センター陸部23には、ラグ溝43Bの閉止端から延在して該ラグ溝43Bの閉止端側に位置する第2主溝12に連通する複数本の補助サイプ63と、タイヤ周方向に隣り合うラグ溝43Bの相互間に位置する主サイプ73とが形成されている。これら補助サイプ63及び主サイプ73はタイヤ幅方向に延在し、タイヤ周方向に沿って交互に配置されている。外側中間陸部24には、ラグ溝44Bの閉止端から延在して該ラグ溝44Bの閉止端側に位置する第3主溝13に連通する複数本の補助サイプ64と、タイヤ周方向に隣り合うラグ溝44Bの相互間に位置する主サイプ74とが形成されている。これら補助サイプ64及び主サイプ74はタイヤ幅方向に延在し、タイヤ周方向に沿って交互に配置されている。
上述した第2実施形態の空気入りタイヤでは、内側中間陸部22に形成されたラグ溝42Bは車両内側に向かって開口し、センター陸部23と外側中間陸部24に形成されたラグ溝43B,44Bは車両外側に向かって開口するので、これらラグ溝42B〜44Bからの放射音が車両内側と車両外側に分散されて車外騒音が低減される。しかも、ウエット路面の走行時にはラグ溝42B〜44Bからの排水が車両内側と車両外側に分散されてウエット路面での操縦安定性が向上する。また、内側中間陸部22、センター陸部23及び外側中間陸部24の各々には、ラグ溝42A〜44Aの閉止端から延在して該ラグ溝42A〜44Aの閉止端側に位置する主溝10に連通する複数本の補助サイプ62〜64と、タイヤ周方向に隣り合うラグ溝42A〜44Aの相互間に位置する主サイプ72〜74とが形成されているので、これら主サイプ72〜74及び補助サイプ62〜64がラグ溝42A〜44Aと協働してエッジ効果を発揮し、スノー路面において優れた操縦安定性を発揮することができる。これにより、スノー路面での操縦安定性とウエット路面での操縦安定性を改善すると共に、車外騒音を低減することが可能になる。特に、上記構造によれば、スノー路面での操縦安定性を効果的に改善すると共に、ウエット路面での操縦安定性を効果的に改善することができる。
ここで、内側ショルダー陸部21及び外側ショルダー陸部25の各々には、タイヤ周方向に延びる細溝31,35と、タイヤ幅方向に延びる複数本のラグ溝41,45が形成されているため、ウエット路面での操縦安定性を良好に確保することができる。また、各細溝31,35とそれに対応する第1主溝11又は第4主溝14との間にタイヤ周方向に延在する細リブ51,55が区画されているため、これら細リブ51,55が内側ショルダー陸部21及び外側ショルダー陸部25の剛性を確保しながら、車外騒音の低減に寄与する。
上記空気入りタイヤにおいて、図6に示すように、外側中間陸部24の幅W3に対するラグ溝44Bの長さL3の比L3/W3は0.1以上0.8以下であると良い。比L3/W3が0.1よりも小さいと、スノー路面での操縦安定性を効果的に改善することができない。逆に、比L3/W3が0.8よりも大きいと、車外騒音の低減効果が低下することに加えて、ウエット路面での操縦安定性の改善効果が凝着摩擦力の減少に伴って低下する。ラグ溝44Bについて、比L3/W3は0.5以上0.8以下であることが望ましい。
センター陸部23の幅W2に対するラグ溝43Bの長さL2の比L2/W2は0.1以上0.8以下であると良い。比L2/W2が0.1よりも小さいと、スノー路面での操縦安定性を効果的に改善することができない。逆に、比L2/W2が0.8よりも大きいと、車外騒音の低減効果が低下することに加えて、ウエット路面での操縦安定性の改善効果が凝着摩擦力の減少に伴って低下する。ラグ溝43Bについて、比L2/W2は0.2以上0.5以下であることが望ましい。
内側中間陸部22の幅W1に対するラグ溝42Bの長さL1の比L1/W1は0.1以上0.8以下であると良い。比L1/W1が0.1よりも小さいと、スノー路面での操縦安定性を効果的に改善することができない。逆に、比L1/W1が0.8よりも大きいと、車外騒音の低減効果が低下することに加えて、ウエット路面での操縦安定性の改善効果が凝着摩擦力の減少に伴って低下する。ラグ溝42Bについて、比L1/W1は0.2以上0.5以下であることが望ましい。
上記空気入りタイヤにおいて、L1/W1=X1とし、L2/W2=X2とし、L3/W3=X3としたとき、X3>X1,X3>X2の関係を満たすことが好ましく、特に、X3>X1=1.5〜2.5,X3>X2=1.5〜2.5の関係を満たすことが好ましい。これにより、陸部22〜24の剛性差が大きくなり、接地した際に主溝11〜14に生じる変形量に差が生じるため気柱共鳴音(定常波)の周波数が分散し、車外騒音を効果的に低減することができる。
上記空気入りタイヤにおいて、図6に示すように、外側中間陸部24に形成されたラグ溝44Bのタイヤ周方向に対する傾斜角度θ3は30°以上85°以下であると良い。ラグ溝44Bの傾斜角度θ3が30°よりも小さいと、雪柱せん断力を十分に得ることができない。逆に、ラグ溝44Bの傾斜角度θ3が85°よりも大きいと、排水性が低下することに加えて、外側中間陸部24の剛性が高くなり、接地圧が作用した際の外側中間陸部24の変形が小さくなるため、定常波の発生を十分に抑制することができず、車外騒音の発生を効果的に抑制することができない。ラグ溝44Bについて、傾斜角度θ3は45°以上75°以下であることが望ましい。
センター陸部23に形成されたラグ溝43Bのタイヤ周方向に対する傾斜角度θ2は30°以上85°以下であると良い。ラグ溝43Bの傾斜角度θ2が30°よりも小さいと、雪柱せん断力を十分に得ることができない。逆に、ラグ溝43Bの傾斜角度θ2が85°よりも大きいと、排水性が低下することに加えて、センター陸部23の剛性が高くなり、接地圧が作用した際のセンター陸部23の変形が小さくなるため、定常波の発生を十分に抑制することができず、車外騒音の発生を効果的に抑制することができない。ラグ溝43Bについて、傾斜角度θ2は45°以上75°以下であることが望ましい。
内側中間陸部22に形成されたラグ溝42Bのタイヤ周方向に対する傾斜角度θ1は30°以上85°以下であると良い。ラグ溝42Bの傾斜角度θ1が30°よりも小さいと、雪柱せん断力を十分に得ることができない。逆に、ラグ溝42Bの傾斜角度θ1が85°よりも大きいと、排水性が低下することに加えて、センター陸部23の剛性が高くなり、接地圧が作用した際のセンター陸部23の変形が小さくなるため、定常波の発生を十分に抑制することができず、車外騒音の発生を効果的に抑制することができない。ラグ溝42Bについて、傾斜角度θ1は45°以上75°以下であることが望ましい。
なお、ラグ溝42B〜44Bの傾斜角度θ1〜θ3は、ラグ溝42B〜44Bの各々において、開口端での溝幅中心位置と閉止端での溝幅中心位置を通る直線がタイヤ周方向に対してなす角度である。
上記空気入りタイヤにおいて、内側ショルダー陸部21に形成されたラグ溝41は細溝31を横切って細リブ51内で終端し、内側ショルダー陸部21における細リブ51の幅Wiに対するラグ溝41の細リブ51への突き出し長さLiの比Li/Wiが0.2以上0.8以下であると良い。比Li/Wiが0.2よりも小さいと、スノー路面での操縦安定性を効果的に改善することができない。逆に、比Li/Wiが0.8よりも大きいと、ウエット路面での操縦安定性の改善効果が凝着摩擦力の減少に伴って低下することに加えて、車外騒音の低減効果が低下する。比Li/Wiは0.3以上0.7以下であることが望ましい。
上記空気入りタイヤにおいて、外側ショルダー陸部25に形成されたラグ溝45は細溝35を横切って細リブ55内で終端し、外側ショルダー陸部25における細リブ55の幅Woに対するラグ溝45の細リブ55への突き出し長さLoの比Lo/Woが0.2以上0.8以下であると良い。比Lo/Woが0.2よりも小さいと、スノー路面での操縦安定性を効果的に改善することができない。逆に、比Lo/Woが0.8よりも大きいと、ウエット路面での操縦安定性の改善効果が凝着摩擦力の減少に伴って低下することに加えて、車外騒音の低減効果が低下する。比Lo/Woは0.3以上0.7以下であることが望ましい。
上記空気入りタイヤにおいて、内側中間陸部22、センター陸部23及び外側中間陸部24に形成されたラグ溝42B,43B,44Bは直線形状を有することが好ましい。ラグ溝42B〜44Bが直線形状を有する場合、ラグ溝42A〜44Aにより細分化されたブロック部分が駆動時及び制動時に同一方向に倒れるため、雪柱せん断力が増大し、スノー路面での操縦安定性を改善することができる。
上記空気入りタイヤにおいて、主サイプ72〜74の両端はそれぞれ該主サイプ72〜74の各々の両側に位置する主溝11〜14に連通していると良い。主サイプ72〜74の両端が主溝11〜14に連通することにより、陸部22〜24が変形し易くなるため、スノー路面での操縦安定性を改善することができる。
特に、内側中間陸部22、センター陸部23及び外側中間陸部24の少なくとも1つ(図6では外側中間陸部22)において、主サイプ72〜74(図6では主サイプ72)及び補助サイプ62〜64(図6では補助サイプ62)が屈曲形状を有していると良い。主サイプ72〜74及び補助サイプ62〜64が屈曲形状を有することにより、エッジ成分が多方面に作用するので、スノー路面での操縦安定性を改善することができる。
上記空気入りタイヤにおいて、内側ショルダー陸部21には、タイヤ周方向に隣り合うラグ溝41の相互間に位置する複数本の主サイプ71が形成されており、外側ショルダー陸部25には、タイヤ周方向に隣り合うラグ溝45の相互間に位置する複数本の主サイプ75が形成されている。そして、内側ショルダー陸部21に形成された主サイプ71は第1主溝11に連通しているが、外側ショルダー陸部25に形成された主サイプ75は第4主溝14に対して連通していない。この場合、旋回時に荷重が多く掛かる外側ショルダー陸部25の主サイプ75が第4主溝14に連通しないことで、接地面積の増加に伴って凝着摩擦力が増加し、ウエット路面での操縦安定性を効果的に改善することができる。
上記空気入りタイヤにおいて、外側ショルダー陸部25に形成されたラグ溝45の閉止端と第4主溝14との間には両者を繋ぐ補助サイプ65が存在し、内側ショルダー陸部21に形成されたラグ溝41の閉止端と第1主溝11との間には両者を繋ぐ補助サイプ(補助サイプ65に対応するもの)が存在しない。この場合、外側ショルダー陸部25に形成されたラグ溝45の閉止端と第4主溝14とを繋ぐ補助サイプ65を設けることで、排水性が良化してウエット路面での操縦安定性を改善することができる。
タイヤサイズ225/65R17で、トレッド部と一対のサイドウォール部と一対のビード部とを備えると共に、車両に対する装着方向が指定された空気入りタイヤにおいて、トレッド部にタイヤ周方向に延びる4本の主溝が形成され、これら主溝により5列の陸部が区画され、4本の主溝が車両内側から車両外側に向かって順次配列された第1主溝、第2主溝、第3主溝及び第4主溝を含み、5列の陸部が車両内側から車両外側に向かって順次配列された内側ショルダー陸部、内側中間陸部、センター陸部、外側中間陸部及び外側ショルダー陸部を含み、内側ショルダー陸部及び外側ショルダー陸部の各々に、タイヤ周方向に延びる細溝と、タイヤ幅方向に延びる複数本のラグ溝が形成され、各細溝とそれに対応する第1主溝又は第4主溝との間にタイヤ周方向に延在する細リブが区画され、内側中間陸部に一端が車両内側の第1主溝に開口して他端が内側中間陸部内で閉止する複数本のラグ溝が形成され、センター陸部に一端が車両内側の第2主溝に開口して他端がセンター陸部内で閉止する複数本のラグ溝が形成され、外側中間陸部に一端が車両外側の第4主溝に開口して他端が外側中間陸部内で閉止する複数本のラグ溝が形成され、車両外側の第3主溝に開口するラグ溝が存在せず、内側中間陸部、センター陸部及び外側中間陸部の各々には、ラグ溝の閉止端から延在して該ラグ溝の閉止端側に位置する主溝に連通する複数本の補助サイプと、タイヤ周方向に隣り合うラグ溝の相互間に位置する主サイプとが形成された構造を有する実施例1〜15のタイヤを製作した。
比較のため、内側中間陸部、センター陸部及び外側中間陸部に形成されるラグ溝の全てを車両内側に向かって開口するように配置したこと、及び、内側ショルダー陸部のみにサイプを備えること以外は実施例1と概ね同じ構造を有する従来例のタイヤを用意した。また、内側中間陸部、センター陸部及び外側中間陸部に形成されるラグ溝の全てを車両内側に向かって開口するように配置したこと以外は実施例1と概ね同じ構造を有する比較例のタイヤを用意した。
従来例、比較例及び実施例1〜15のタイヤにおいて、ラグ溝の開口方向、陸部の幅に対するラグ溝の長さの比L3/W3,L2/W2,L1/W1、ラグ溝のタイヤ周方向に対する傾斜角度θ3,θ2,θ1、内側ショルダー陸部における細リブの幅に対するラグ溝の細リブへの突き出し長さの比Li/Wi、外側ショルダー陸部における細リブの幅に対するラグ溝の細リブへの突き出し長さの比Lo/Wo、各ラグ溝の形状は表1及び表2の通りである。ラグ溝の開口方向について、「IN」は車両内側に向かって開口した状態を意味し、「OUT」は車両外側に向かって開口した状態を意味する。
これら試験タイヤについて、下記試験方法により、スノー路面での操縦安定性、ウエット路面での操縦安定性、車外騒音を評価し、その結果を表1及び表2に併せて示した。
スノー路面での操縦安定性:
各試験タイヤをリムサイズ17×7Jのホイールに組み付けて排気量2400ccのSUV車輌(前輪駆動車)に装着し、ウォームアップ後の空気圧を230kPaとし、スノー路面において走行した際のテストドライバーによる官能評価を実施した。評価結果は、従来例を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほどスノー路面での操縦安定性が優れていることを意味する。
ウエット路面での操縦安定性:
各試験タイヤをリムサイズ17×7Jのホイールに組み付けて排気量2400ccのSUV車輌(前輪駆動車)に装着し、ウォームアップ後の空気圧を230kPaとし、ウエット路面において走行した際のテストドライバーによる官能評価を実施した。評価結果は、従来例を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほどウエット路面での操縦安定性が優れていることを意味する。
車外騒音:
各試験タイヤをリムサイズ17×7Jのホイールに組み付けて排気量2400ccのSUV車輌(前輪駆動車)に装着し、ウォームアップ後の空気圧を230kPaとし、ECE R117に準拠した試験を実施し、その車外騒音を計測した。評価結果は、測定値の逆数を用い、従来例を100とする指数にて示した。この指数値が大きいほど車外騒音が少ないことを意味する。
Figure 2019073062
Figure 2019073062
表1及び表2から判るように、実施例1〜15のタイヤは、従来例及び比較例との対比において、スノー路面での操縦安定性とウエット路面での操縦安定性が良好であり、しかも車外騒音が低減されていた。
次に、タイヤサイズ225/65R17で、トレッド部と一対のサイドウォール部と一対のビード部とを備えると共に、車両に対する装着方向が指定された空気入りタイヤにおいて、トレッド部にタイヤ周方向に延びる4本の主溝が形成され、これら主溝により5列の陸部が区画され、4本の主溝が車両内側から車両外側に向かって順次配列された第1主溝、第2主溝、第3主溝及び第4主溝を含み、5列の陸部が車両内側から車両外側に向かって順次配列された内側ショルダー陸部、内側中間陸部、センター陸部、外側中間陸部及び外側ショルダー陸部を含み、内側ショルダー陸部及び外側ショルダー陸部の各々に、タイヤ周方向に延びる細溝と、タイヤ幅方向に延びる複数本のラグ溝が形成され、各細溝とそれに対応する第1主溝又は第4主溝との間にタイヤ周方向に延在する細リブが区画され、内側中間陸部に一端が車両内側の第1主溝に開口して他端が内側中間陸部内で閉止する複数本のラグ溝が形成され、センター陸部に一端が車両外側の第3主溝に開口して他端がセンター陸部内で閉止する複数本のラグ溝が形成され、外側中間陸部に一端が車両外側の第4主溝に開口して他端が外側中間陸部内で閉止する複数本のラグ溝が形成され、車両内側の第2主溝に開口するラグ溝が存在せず、内側中間陸部、センター陸部及び外側中間陸部の各々には、ラグ溝の閉止端から延在して該ラグ溝の閉止端側に位置する主溝に連通する複数本の補助サイプと、タイヤ周方向に隣り合うラグ溝の相互間に位置する主サイプとが形成された構造を有する実施例16〜30のタイヤを製作した。
比較のため、内側中間陸部、センター陸部及び外側中間陸部に形成されるラグ溝の全てを車両内側に向かって開口するように配置したこと、及び、内側ショルダー陸部のみにサイプを備える以外は実施例16と概ね同じ構造を有する従来例のタイヤを用意した。また、内側中間陸部、センター陸部及び外側中間陸部に形成されるラグ溝の全てを車両内側に向かって開口するように配置したこと以外は実施例16と概ね同じ構造を有する比較例のタイヤを用意した。
従来例、比較例及び実施例16〜30のタイヤにおいて、ラグ溝の開口方向、陸部の幅に対するラグ溝の長さの比L3/W3,L2/W2,L1/W1、ラグ溝のタイヤ周方向に対する傾斜角度θ3,θ2,θ1、内側ショルダー陸部における細リブの幅に対するラグ溝の細リブへの突き出し長さの比Li/Wi、外側ショルダー陸部における細リブの幅に対するラグ溝の細リブへの突き出し長さの比Lo/Wo、各ラグ溝の形状は表1及び表2の通りである。ラグ溝の開口方向について、「IN」は車両内側に向かって開口した状態を意味し、「OUT」は車両外側に向かって開口した状態を意味する。
これら試験タイヤについて、上記と同様の試験方法により、スノー路面での操縦安定性、ウエット路面での操縦安定性、車外騒音を評価し、その結果を表3及び表4に併せて示した。
Figure 2019073062
Figure 2019073062
表3及び表4から判るように、実施例16〜30のタイヤは、従来例及び比較例との対比において、スノー路面での操縦安定性とウエット路面での操縦安定性が良好であり、しかも車外騒音が低減されていた。
1 トレッド部
2 サイドウォール部
3 ビード部
10,11,12,13,14 主溝
20,21,22,23,24,25 陸部
31,35 細溝
41,42A,42B,43A,43B,44A,44B,45 ラグ溝
51,55 細リブ
61,62,63,64,65 補助サイプ
71,72,73,74,75 主サイプ

Claims (17)

  1. タイヤ周方向に延在して環状をなすトレッド部と、該トレッド部の両側に配置された一対のサイドウォール部と、これらサイドウォール部のタイヤ径方向内側に配置された一対のビード部とを備えると共に、車両に対する装着方向が指定された空気入りタイヤにおいて、
    前記トレッド部にタイヤ周方向に延びる4本の主溝が形成され、これら主溝により5列の陸部が区画され、前記4本の主溝が車両内側から車両外側に向かって順次配列された第1主溝、第2主溝、第3主溝及び第4主溝を含み、前記5列の陸部が車両内側から車両外側に向かって順次配列された内側ショルダー陸部、内側中間陸部、センター陸部、外側中間陸部及び外側ショルダー陸部を含み、
    前記内側ショルダー陸部及び前記外側ショルダー陸部の各々に、タイヤ周方向に延びる細溝と、タイヤ幅方向に延びる複数本のラグ溝が形成され、各細溝とそれに対応する第1主溝又は第4主溝との間にタイヤ周方向に延在する細リブが区画され、
    前記内側中間陸部に一端が車両内側の第1主溝に開口して他端が内側中間陸部内で閉止する複数本のラグ溝が形成され、前記センター陸部に一端が車両内側の第2主溝に開口して他端がセンター陸部内で閉止する複数本のラグ溝が形成され、前記外側中間陸部に一端が車両外側の第4主溝に開口して他端が外側中間陸部内で閉止する複数本のラグ溝が形成され、車両外側の第3主溝に開口するラグ溝が存在せず、
    前記内側中間陸部、前記センター陸部及び前記外側中間陸部の各々には、前記ラグ溝の閉止端から延在して該ラグ溝の閉止端側に位置する主溝に連通する複数本の補助サイプと、タイヤ周方向に隣り合うラグ溝の相互間に位置する主サイプとが形成されていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  2. タイヤ周方向に延在して環状をなすトレッド部と、該トレッド部の両側に配置された一対のサイドウォール部と、これらサイドウォール部のタイヤ径方向内側に配置された一対のビード部とを備えると共に、車両に対する装着方向が指定された空気入りタイヤにおいて、
    前記トレッド部にタイヤ周方向に延びる4本の主溝が形成され、これら主溝により5列の陸部が区画され、前記4本の主溝が車両内側から車両外側に向かって順次配列された第1主溝、第2主溝、第3主溝及び第4主溝を含み、前記5列の陸部が車両内側から車両外側に向かって順次配列された内側ショルダー陸部、内側中間陸部、センター陸部、外側中間陸部及び外側ショルダー陸部を含み、
    前記内側ショルダー陸部及び前記外側ショルダー陸部の各々に、タイヤ周方向に延びる細溝と、タイヤ幅方向に延びる複数本のラグ溝が形成され、各細溝とそれに対応する第1主溝又は第4主溝との間にタイヤ周方向に延在する細リブが区画され、
    前記内側中間陸部に一端が車両内側の第1主溝に開口して他端が内側中間陸部内で閉止する複数本のラグ溝が形成され、前記センター陸部に一端が車両外側の第3主溝に開口して他端がセンター陸部内で閉止する複数本のラグ溝が形成され、前記外側中間陸部に一端が車両外側の第4主溝に開口して他端が外側中間陸部内で閉止する複数本のラグ溝が形成され、車両内側の第2主溝に開口するラグ溝が存在せず、
    前記内側中間陸部、前記センター陸部及び前記外側中間陸部の各々には、前記ラグ溝の閉止端から延在して該ラグ溝の閉止端側に位置する主溝に連通する複数本の補助サイプと、タイヤ周方向に隣り合うラグ溝の相互間に位置する主サイプとが形成されていることを特徴とする空気入りタイヤ。
  3. 前記外側中間陸部の幅W3に対する該外側中間陸部に形成されたラグ溝の長さL3の比L3/W3が0.1以上0.8以下であることを特徴とする請求項1又は2に記載の空気入りタイヤ。
  4. 前記センター陸部の幅W2に対する該センター陸部に形成されたラグ溝の長さL2の比L2/W2が0.1以上0.8以下であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  5. 前記内側中間陸部の幅W1に対する該内側中間陸部に形成されたラグ溝の長さL1の比L1/W1が0.1以上0.8以下であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  6. 前記外側中間陸部に形成されたラグ溝のタイヤ周方向に対する傾斜角度θ3が30°以上85°以下であることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  7. 前記センター陸部に形成されたラグ溝のタイヤ周方向に対する傾斜角度θ2が30°以上85°以下であることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  8. 前記内側中間陸部に形成されたラグ溝のタイヤ周方向に対する傾斜角度θ1が30°以上85°以下であることを特徴とする請求項1〜7のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  9. 前記内側ショルダー陸部に形成されたラグ溝が前記細溝を横切って前記細リブ内で終端し、前記内側ショルダー陸部における前記細リブの幅Wiに対する前記ラグ溝の前記細リブへの突き出し長さLiの比Li/Wiが0.2以上0.8以下であることを特徴とする請求項1〜8のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  10. 前記外側ショルダー陸部に形成されたラグ溝が前記細溝を横切って前記細リブ内で終端し、前記外側ショルダー陸部における前記細リブの幅Woに対する前記ラグ溝の前記細リブへの突き出し長さLoの比Lo/Woが0.2以上0.8以下であることを特徴とする請求項1〜9のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  11. 前記内側中間陸部、前記センター陸部及び前記外側中間陸部に形成されたラグ溝が直線形状を有することを特徴とする請求項1〜10のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  12. 前記主サイプの両端がそれぞれ該主サイプの両側に位置する主溝に連通していることを特徴とする請求項1〜11のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  13. 前記内側中間陸部、前記センター陸部及び前記外側中間陸部の少なくとも1つにおいて前記主サイプ及び前記補助サイプが屈曲形状を有することを特徴とする請求項1〜12のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  14. 前記内側ショルダー陸部及び前記外側ショルダー陸部の各々に、タイヤ周方向に隣り合うラグ溝の相互間に位置する主サイプが形成されており、前記外側ショルダー陸部に形成された主サイプは第4主溝に連通し、前記内側ショルダー陸部に形成された主サイプは第1主溝に対して非連通であることを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  15. 前記内側ショルダー陸部及び前記外側ショルダー陸部の各々に、タイヤ周方向に隣り合うラグ溝の相互間に位置する主サイプが形成されており、前記内側ショルダー陸部に形成された主サイプは第1主溝に連通し、前記外側ショルダー陸部に形成された主サイプは第4主溝に対して非連通であることを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  16. 前記内側ショルダー陸部に形成されたラグ溝の閉止端と第1主溝との間には両者を繋ぐ補助サイプが存在し、前記外側ショルダー陸部に形成されたラグ溝の閉止端と第4主溝との間には両者を繋ぐ補助サイプが存在しないことを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
  17. 前記外側ショルダー陸部に形成されたラグ溝の閉止端と第4主溝との間には両者を繋ぐ補助サイプが存在し、前記内側ショルダー陸部に形成されたラグ溝の閉止端と第1主溝との間には両者を繋ぐ補助サイプが存在しないことを特徴とする請求項1〜13のいずれかに記載の空気入りタイヤ。
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