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JP2019069798A - パウチ、およびその製造方法 - Google Patents

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佐保 森田
Saho Morita
佐保 森田
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Toppan Printing Co Ltd
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Abstract

【課題】注出口の位置を専用容器の充填口位置に合わせやすい、詰め替え用パウチを得る。【解決手段】積層フィルムを重ね合わせ、周囲に天、左側、右側、底の四方にシール部、内部に収納部を形成したパウチ(1)であって、一つの側シール部と天シール部との交差部に、斜め上方向に伸びる細幅形状の注出端シール部(15)と、側面・天面切り欠きと、それらに囲まれた非融着部の注出路(20)と、から形成される注出部(2)を有し、注出部が破断して開口可能な開封部(21)を有しているパウチにおいて、上記開封部は、注出端シール部外形形状より内側に幅を有して形成される突出切り込み線(211)と、突出切り込み線一端から、表裏のフィルムが融着していない非融着部の注出路を通って、突出切り込み線他端に繋がる注出口を形成可能な易開封加工線(210)と、からなることを特徴とするパウチ。【選択図】図1

Description

本発明は、液体洗剤、柔軟剤などのトイレタリー用品や、食用油、ソース、インスタントコーヒーなどの食品を収納する詰替え用パウチに関するものである。
液体洗剤、柔軟剤などのトイレタリー用品や、食用油、インスタントコーヒーなどの食品を収納する容器は、それぞれ使い易い形状の専用容器、例えば、プラスチックボトルやガラス瓶などが使用されている。これらの専用容器は、構造もしっかりしており、従って高価であることから、内容物が無くなった段階で、繰り返し使用することができるようになっている。このような専用容器に内容物を補充する詰替え用パウチが別途販売されている。
しかし、これらの専用容器は、もっぱら内容物を注出し易いように設計されているため、詰替え用パウチから内容物を補充する詰替え操作の利便性を考慮したものでは必ずしもなかった。
従来、液状などの流動性を有する内容物を収納する詰替え用パウチとしては、内容物の専用容器への詰替えを容易に、かつ安全に行えると同時に、安価で空袋が嵩張らず、使用後の廃棄処理も容易に行えることが望ましく、この点から、袋の上部の一部にヒートシールにより狭い幅の注出部を設けた注出部付きパウチが多く使用されるようになっている。
しかし、このようなパウチは、共通の欠点として、注出部の幅が狭いため、開封された注出口部の開口性が悪い。また、開口させたとしても、注出部は、袋本体と同じ柔軟性材料で形成されているため、剛性に劣り、注出の途中で開口された注出口部が閉塞しやすく、専用容器の注出口に注出部を差し込みにくい。さらに、注出口部だけでなく、内容物によっては、注出口部より内側領域部でも、表裏積層フィルム同士が接近して閉塞し、この部分で内容物の注出口部への流動が部分的に妨げられ、特に注出の後半では、内容物を注出し難くなるという問題があった。特に、粘度のある液体洗剤や化粧品などの内容物の場合は、より注出し難く、専用容器の充填口に、パウチの注出部が外れやすいなどの問題があった。
これらを、改善する方法として、特許文献1では、パウチの上方コーナー部に突出する注出部を設け、上記注出部に易開封加工線を設け、上記注出部の上下に上方係合溝及び下方係合溝をそれぞれ上記注出部の側端からの角度が15度乃至65度となるように設け、上記下方係合溝に連続して突起部を、詰め替える容器の口部側面に接触させた際に上記易開封加工線で開封した後の上記注出部の下側が上記詰め替える容器の口部上端に乗るように、上記注出部の突出方向とほぼ同一方向に、上記開封後の上記注出部の先端よりも短く突出しないように設けたことを特徴とする注出機能付きパウチを提案している。
しかしながら、注出部の上下に上方係合溝及び下方係合溝を設けても、注出部自体に薄肉で腰がないので、専用容器の充填口から、パウチの注出部が外れやすかった。特に詰め替え用のパウチは、内容物の重量があって、その割に薄肉で腰が無い包装容器であり、力の弱い人においては、パウチを支えるのに力を消費し、注出口の位置を専用容器の充填口位置に合わせ続けることが難しいなどの問題があった。
特許第4134388号公報
そこで、本発明は、注出口の位置を専用容器の充填口位置に合わせやすい、詰め替え用パウチを得ることが、本発明の課題である。
本発明のパウチは、積層フィルムを重ね合わせ、周囲に天シール部、左側シール部、右側シール部、および底シール部を有し、内部に収納部を形成したパウチであって、
前記左側シール部、右側シール部のいずれか一方の側シール部と、前記天シール部と、の交差部に、斜め上方向に伸びる細幅形状の注出端シール部からなる注出部を有し、
前記注出部が、容易に破断して開口可能な開封部を有しているパウチにおいて、
上記開封部は、注出端シール部外形形状より内側に幅を有して形成される突出切り込み線と、
突出切り込み線一端から、表裏のフィルムが融着していない非融着部を通って、突出切り込み線他端に繋がる注出口を形成可能な易開封加工線と、からなることを特徴とするパウチである。
本発明のパウチは、詰め替え時に、開封部が破断され、注出端シール部外形形状と突出切り込み線とからなる突出部が形成されるので、注出口周囲に形成される突出部を、専用容器の充填口に挿入することができる。この為、注出口の位置を、確実に専用容器の充填口位置に合わせられるので、内容物が漏れてしまうなどの問題がなく、詰め替え可能である。
本発明に係るパウチの一例を示す全体図と、その注出口近傍の拡大図である。 本発明に係るパウチを開封し、注出する工程を示す図である。 本発明に係るパウチの第1〜3実施例における注出口を示す図である。 本発明に係るパウチの第4実施例と比較例における注出口を示す図である。
以下、本発明のパウチの実施形態について、図で説明する。
図1は、本発明に係るパウチの一例を示す全体図と、その注出口近傍の拡大図である。
本発明のパウチ1は、積層フィルムからなる前フィルム101、後フィルム102を裏面同士で重ね合わせ、周囲に天シール部11、左側シール部12、右側シール部13、および底シール部14を有したパウチで、内部に内容物を収納する収納部を備えている。
この図1で示すパウチの一例は、底部が底面フィルム141を融着したスタンディングパウチで、自立性を持たせたパウチになっている。
このパウチは、左側シール部12、あるいは右側シール部13のいずれか一方の側シール部と、天シール部11と、の交差部に、斜め上方向に伸びる細幅形状の注出端シール部15からなる注出部2を有している。図1では、左側シール部12と天シール部11との交差部に注出部2を持っている。
注出部2は、外形を先細り形状の注出端シール部15と、側面切り欠き121と、天面切り欠き111と、それらに囲まれた非融着部の注出路20と、から形成され、かつ、容易に破断して開口可能な開封部21を有している。
上記開封部21は、注出端シール部外形形状より内側に幅を有して形成される突出切り
込み線211と、突出切り込み線211一端から表裏のフィルムが融着していない注出路20を通って突出切り込み線211他端に繋がる注出口を形成可能な易開封加工線210と、から形成されている。
突出切り込み線211が、注出端シール部外形形状より内側に幅を有することによって、開封部21が破断して取り除かれた時に、誘導枠151が確実に残り、注出部2先端を充填口に誘導可能とすると共に、充填中に位置ズレが発生しにくくすることが可能となる。
易開封加工線210は、ビク刃で半抜き加工したり、レーザー光を走査したりして、部分的に破断可能な脆弱線から形成する。
レーザー光としては、加工するレーザー光としては、炭酸ガスレーザーや窒素レーザーなどのガスレーザーや、ルビーレーザー、YAGレーザーなどの固体レーザーなどを用いることができる。
レーザー光を線状に走らせるが、基材層を貫通しシーラント層まで達するハーフカットであることが好ましい。金属箔を用いる場合は、金属箔が破断しやすいので、金属箔の上端までハーフカットする。完全に切れなくても、2軸延伸した層が加熱され、未延伸状態になっていれば、破断しやすくなるので、結晶化温度以上、好ましくは融点近傍の温度に加熱させる。
易開封加工線は、1本の加工線でも破断可能となるが、突出切り込み線一端から、表裏のフィルムが融着していない非融着部の注出路を通って、突出切り込み線他端に繋がる注出口を形成可能な易開封加工線を中心に、その注出先側と収納部側に複数の並行した脆弱線によって易開封加工線を形成することが好ましい。
これは、易開封加工線210が確実に切断されていないので、破断させ、引き裂く時に、左右に引き裂きがずれ、予定しない方向に開封されようとした時に、あらぬ方向に引き裂かれるのを防止する為である。
易開封加工線210は、表フィルムと裏フィルムとが非融着部を切り欠く直線形状、あるいは曲線形状の脆弱線から形成され、鋭角に折れ曲がった部分は持たない加工線にすることが好ましい。
当然ながら、表裏同一の位置に脆弱線を加工することが好ましい。
切り込みや切り欠き、あるいは全体の外径抜きは、トムソン刃による打抜き、また、金型によるプレス打抜き、あるいはビク刃によるプレス加工で可能である。外形の一部は、別工程で単に切り落としを入れてもかまわない。
図2は、本発明に係るパウチを開封し、注出する工程を示す図である。
図2−1は、注出部2を開封する工程を示している。
開封部21は、注出端シール部の突出切り込み線211と、易開封加工線210と、が形成されている。その為、突出切り込み線211で切れている開封部21先端側をめくってしっかり摘み、強く引っ張ると、易開封加工線210の一端側から、あるいは両端から、易開封加工線210に沿って破断し、容易に開封することができる。
注出部2において、開封部21を破断して外すと、注出端シール部外形形状と易開封加工線210との間に挟まれた位置に、誘導枠151が残る。
図2−2は、本発明に係るパウチから、容器に詰め替えを行なっている工程を示す図である。
充填される容器5は、充填口51を上に開口して用意する。
注出部2の易開封加工線210より収納部10側の非融着部に注出路20を残しておくと良い。
この注出路20の位置で、前フィルム101と後フィルム102とを押さえ、注出路20
を閉鎖する。この注出路20を閉鎖した状態で、パウチ1をひっくり返し、注出部2を下方に向け、充填される容器5の充填口51内側に、パウチ1の誘導枠151を挿入する。この状態で、通出路20を閉鎖している手を離し、開封すると、重力で内容物が注出部2から内容物が容器の充填口51に流れ込み、容器5に充填することができる。
この時、誘導枠151が充填口51内部に位置しているので、充填中に、確実に充填口51から注出部2が抜け出ることがなく、多少パウチを持つ手がふらついて、ずれても、内容物を洩らすことなく、充填することが可能である。
本発明の詰替え用パウチは、使用形態や内容物の容量、デザインなどにより、図1のようなスタンディングタイプ(自立タイプ)のパウチの他に、三方シールタイプや四方シールタイプのパウチなどにも利用可能である。
本発明のパウチを構成する積層フィルムの基本的な構成としては、外側に基材層、内側にシーラント層からなるフィルムでかまわないが、中間層として、内容物の保存性を向上させるバリア層や、落下等に破袋しにくいような柔軟性を付与する層を設けることが好ましい。
基材層としては、ポリエステルフィルム、ポリプロピレンフィルム、ポリスチレンフィルム、ナイロンフィルム、ポリカーボネートフィルム、ポリアクリルニトリルフィルム、ポリイミドフィルムなどが挙げられる。機械的強度や寸法安定性を有するものであれば、特に限定されない。特に二軸延伸されたフィルムが好ましい。また、これらのフィルムにアルミニウム蒸着層を設けたものでもよい。
また、基材層には、必要に応じて適宜印刷層を設けることができる。印刷層は、ウレタン系、アクリル系、ニトロセルロース系、ゴム系などのバインダー樹脂に各種顔料、体質顔料および可塑剤、乾燥剤、安定剤などを添加されてなるインキにより印刷された層である。印刷方法としては、例えば、オフセット印刷、グラビア印刷、フレキソ印刷、シルクスクリーン印刷、インクジェット印刷などの公知の印刷方法を用いることができる。また基材層の表面を、予め前処理としてコロナ処理またはオゾン処理を施すことにより、印刷層の密着性を向上させることができる。
シーラント層としては、ポリオレフィン系樹脂が一般的に使用され、具体的には、低密度ポリエチレン、直鎖状低密度ポリエチレン、中密度ポリエチレン、高密度ポリエチレン、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)、エチレン−アクリル酸エチル共重合体(EAA)、アイオノマー、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂が使用できる。これらの樹脂を押出し機により製膜して可能である。単層または複層でもよい。フィルムの厚みとしては、50〜200μmの範囲であることが好ましい。
接着層としては、ドライラミネート用接着剤が使用できる。例えば、二液硬化型ウレタン系接着剤、ポリエステルウレタン系接着剤、ポリエーテルウレタン系接着剤、アクリル系接着剤、ポリエステル系接着剤、ポリアミド系接着剤、エポキシ系接着剤などを使用することができる。貼り合わせ方法としては、ドライラミネート法にて可能であるが、エクストルーダーラミネーションで、シーラント層側を製膜しながら貼り合せてもかまわないし、サンドポリエチレン加工してもかまわない。
また、積層シートの諸物性を向上する必要があれば、例えば、積層シートの剛性や落下強度、突き刺し強度などを向上させる場合、水蒸気や酸素ガスなどのバリア性を向上させる場合、などには中間層を設けることも可能である。しかし、易開封加工線の加工で、容易に脆弱化できる材質か、容易に破断可能な材質であることが望ましい。
中間層としては、例えば、アルミニウム箔、アルミニウム蒸着ポリエステルフィルム、無機酸化物蒸着ポリエステルフィルム、ポリアミド樹脂などを使用することができる。また、中間層を積層するには、接着層を介してドライラミネート法にて貼り合わせることができる。
無機酸化物としては、酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化マグネシウム、酸化カルシュウム、酸化カリウム、酸化錫、酸化ナトリウム、酸化ホウ素、酸化チタン、酸化鉛、酸化ジルコニウム、酸化イットリウムなどの金属の酸化物が使用できる。中でも生産性、価格面から酸化珪素、酸化アルミニウム、酸化マグネシウムなどが好ましい。
以下、本発明の具体的実施例について説明する。
図3〜4は、本発明に係るパウチの実施例と比較例における注出口を示す図である。
実施例、比較例共、パウチを構成する積層フィルムの製造は、2軸延伸の6―ナイロンフィルム15μmの内面に二液硬化型ウレタン系接着剤を介してドライラミネート法により、酸化珪素蒸着のポリエチレンテレフタレートフィルム12μmを貼り合せ、さらに内面に直鎖状低密度ポリエチレンフィルム100μmを、貼り合わせ、積層フィルムを作成した。
積層フィルムの裏面同士を合わせ、縦250mm、横幅130mmの大きさで、四方シールパウチとし、天シール部を除いて外形を四方シールの形状に加工し、かつ、左上角部をシール後、図3〜4の各実施例や比較例の形状に、切り欠きなどの外形と突出切り込み線とを、ビク刃で抜いた。
易開封加工線の加工は、波長10.6μmの炭酸ガスレーザーを21ワットの出力で、2500mm/秒の速度で各種形状に走査して、表面傷を加工した。
内容物として、シャンプー450ミリリットルを充填してから、天シール部を融着してパウチを完成させた。
図3−1は、実施例1のパウチで、突出切り込み線211は、注出端シール部15の範囲内にだけに形成されている。
そして、この実施例1では、突出切り込み線211の先端が三角形の頂部のような尖った形状で、かつ、根元側は注出端シール部15の内側融着端から一定のシール幅を持った位置に配置されている。
この突出切り込み線211の根元両端の間には、表フィルムと裏フィルムとが非融着部からなる注出路20が形成されている。そして、突出切り込み線211根元の一端から他端に直線形状の脆弱線が複数並行して加工された易開封加工線210がレーザー光を走査することによって形成されている。
図3−2は、実施例2のパウチで、突出切り込み線211は、注出端シール部15の範囲内で、切り欠かれた円形状によって形成されている。
そして、この切り欠かれた円形状からなる突出切り込み線211の終点両端の間には、表フィルムと裏フィルムとが非融着部からなる注出路20が形成されている。
そして、この注出路20を渡っている、切り欠かれた円形状からなる突出切り込み線211の終点両端間の切り欠かれた残りの円形状部分に、複数の並行した脆弱線からなる易開封加工線210がレーザー光を走査することによって形成されている。
図3−3は、実施例3のパウチで、突出切り込み線211は、注出端シール部15の範囲内で、切り欠かれた楕円形状によって形成されている。
そして、この切り欠かれた楕円形状からなる突出切り込み線211の終点両端の間には、
表フィルムと裏フィルムとが非融着部からなる注出路20が形成されている。
そして、この注出路20を渡っている、切り欠かれた楕円形状からなる突出切り込み線211の終点両端間の切り欠かれた残りの楕円形状部分に、複数の並行した脆弱線からなる易開封加工線210がレーザー光を走査することによって形成されている。
図4−1は、実施例4のパウチで、突出切り込み線211は、注出端シール部15の範囲内で、切り欠かれた三角形の2辺形状によって形成されている。
そして、この切り欠かれた三角形の2辺形状からなる突出切り込み線211の終点両端の間には、表フィルムと裏フィルムとが非融着部からなる注出路20が形成されている。
そして、この注出路20を渡っている、残りの三角形の底辺形状からなる直線形状部分に、複数の並行した脆弱線からなる易開封加工線210がレーザー光を走査することによって形成されている。
誘導枠151の先端を直角に尖らせることで、無駄も少なく、かつ、充填口に挿入しやすくしている。
図4−2は、比較例1のパウチで、突出切り込み線211は無く、注出端シール部15の左右両端に切り欠きと、切り欠きを結ぶ脆弱線からなる易開封加工線が設けられている一般的な注出口の例を示した。
<評価方法>
シャンプー450ミリリットルを充填したパウチをそれぞれ5袋ずつ作成し、充填容器として、容量500ミリリットル、口径φ25mmのプラスチックボトルを使用し、充填容器への詰替え性の評価を行った。
詰め替えは、5人を選定し、それぞれの実施例や比較例のパウチ作業性として、注出口の差し込み性、充填量、差し込み後の安定性、充填容器外へのこぼしにくさ、内容物の充填残り量、の各評価項目について、5点満点で比較評価した。
<パウチ評価試験結果>
<注出口の差し込み性>では、実施例1〜4においての差はなかったが、比較例では、注出口左右のシール部の幅が広く、挿入しにくかった。
<注出量>では、実施例1、実施例4の注出口が大きいパウチが早く注出できた。比較例も注出口が大きく開き、注出しやすいが、挿入深さが浅いので、勢いよく詰め替えしにくく、時間が掛かった。
<注出口を充填口に差し込んだ後の安定性>では、誘導枠のある実施例では差が無く、安定して挿入状態を維持できたが、比較例では、挿入深さが浅いので、不安定であった。
<充填容器外への漏れにくさ>では、誘導枠のある実施例では差が無く、充填容器外へのこぼすこともなく状態を維持できたが、比較例では、挿入深さが浅いので、左右両端の突出端シール部などを伝わってもれたり、こぼしたりしやすかった。
<内容物の充填残り量>では、実施例1、実施例4の注出口が大きいパウチが確実に注出し、残存量を最小にできた。比較例も注出口が大きく開き、注出しやすいが、挿入深さが浅いので、最後の内容物を滴下させるのに、安定して充填口に注出口の位置を保持しにくく、残りやすかった。
以上の結果から、比較例1に比べ、本発明のパウチでは、誘導枠が充填口に挿入された状態で詰め替え可能なので、安定して充填でき、充填時の漏れが発生しにくいことが確認できた。
Figure 2019069798
本発明のパウチは、以上のようなもので、単に注出口先端に誘導枠を設けた抜き刃の変更と、レーザー光を走査するだけで、生産性が高く、大きな設備の変更は要らないで生産
が可能である。また、内容物も液体に限らず、粉体や粒体でも詰め替えに対応できる。特に粉体や粒体などの場合、しっかり誘導枠で充填口に挿入できれば、発生する粉状が漏れて、周囲を汚すことが少なくなるなど、詰め替えの作業性が向上し、大きなメリットが得られる。
1・・・・・・・・パウチ
10・・・・・・・収納部
101・・・・・・前フィルム
102・・・・・・後フィルム
11・・・・・・・天シール部
111・・・・・・天面切り欠き
12・・・・・・・左側シール部
121・・・・・・側面切り欠き
13・・・・・・・右側シール部
14・・・・・・・底シール部
141・・・・・・底面フィルム
15・・・・・・・注出端シール部
151・・・・・・誘導枠
2・・・・・・・・注出部
20・・・・・・・注出路
21・・・・・・・開封部
210・・・・・・易開封加工線
211・・・・・・突出切り込み線
5・・・・・・・・容器(充填される容器)
51・・・・・・・充填口

Claims (7)

  1. 積層フィルムを重ね合わせ、周囲に天シール部、左側シール部、右側シール部、および底シール部を有し、内部に収納部を形成したパウチであって、
    前記左側シール部、右側シール部のいずれか一方の側シール部と、前記天シール部と、の交差部に、斜め上方向に伸びる細幅形状の注出端シール部と、側面切り欠きと、天面切り欠きと、それらに囲まれた非融着部の注出路と、から形成される注出部を有し、
    前記注出部が、容易に破断して開口可能な開封部を有しているパウチにおいて、
    上記開封部は、注出端シール部外形形状より内側に幅を有して形成される突出切り込み線と、
    突出切り込み線一端から、表裏のフィルムが融着していない非融着部の注出路を通って、突出切り込み線他端に繋がる注出口を形成可能な易開封加工線と、からなることを特徴とするパウチ。
  2. 突出切り込み線と易開封加工線とで囲まれた開封部を破断して削除した時に、注出端シール部の外形形状を形成する誘導枠が残ることを特徴とする請求項1に記載のパウチ。
  3. 注出口を形成可能な易開封加工線が、表フィルムと裏フィルムとが非融着部を切り欠く直線形状、あるいは曲線形状の脆弱線から形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載のパウチ。
  4. 易開封加工線が、並行した複数の脆弱線からなることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のパウチ。
  5. 注出部先端の外形形状が、先細りの形状であることを特徴とする請求項1〜4のいずれかに記載のパウチ。
  6. 注出部の易開封加工線より収納部側の非融着部に注出路を残し、開封後、前記注出路の押圧によって、注出口を閉鎖可能としたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のパウチ。
  7. 積層フィルムを重ね合わせ、周囲に天シール部、左側シール部、右側シール部、および底シール部を有し、内部に収納部を形成したパウチの製造方法であって、
    前記左側シール部、右側シール部のいずれか一方の側シール部と、前記天シール部と、の交差部に、斜め上方向に伸びる細幅形状の注出端シール部からなる注出部を設け、
    前記注出部に容易に破断して開口可能な開封部を形成するにあたって、
    上記開封部は、注出端シール部外形形状より内側に幅を有して全抜きで突出切り込み線を形成し、
    前記突出切り込み線の一端から、表裏のフィルムが融着していない非融着部を通って、突出切り込み線の他端に繋がる注出口を形成可能な易開封加工線を形成するにあたり、
    上記易開封加工線をレーザーで走査して加工することを特徴とするパウチの製造方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2023022906A (ja) * 2021-08-04 2023-02-16 小林 愛 流量調整用具、及び調整方法。

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