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JP2019065060A - 樹脂組成物及びそれを備えた半導体デバイス - Google Patents

樹脂組成物及びそれを備えた半導体デバイス Download PDF

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JP2019065060A
JP2019065060A JP2016025313A JP2016025313A JP2019065060A JP 2019065060 A JP2019065060 A JP 2019065060A JP 2016025313 A JP2016025313 A JP 2016025313A JP 2016025313 A JP2016025313 A JP 2016025313A JP 2019065060 A JP2019065060 A JP 2019065060A
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metal
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reactant
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圭一 小松
Keiichi Komatsu
圭一 小松
知宏 葛生
Tomohiro Kuzuu
知宏 葛生
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Panasonic Intellectual Property Management Co Ltd
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Abstract

【課題】電子部品に悪影響を及ぼさない程度の低温で使用することができ、高熱伝導性を得ることができる樹脂組成物を提供する。
【解決手段】金属ナノ粒子1の集合体である第1粉体10と、金属マイクロ粒子2の集合体である第2粉体20と、高分子化合物3とを含有する。金属ナノ粒子1は、第1金属で構成されている。金属マイクロ粒子2は、コア22と、コア22を被覆する金属コート層23とを有している。コア22は、第2金属で構成されている。金属コート層23は、第3金属で構成されている。第1金属と第3金属とが同じ材質である。
【選択図】図1

Description

本発明は、一般に電子・電気機器に用いられる樹脂組成物及びそれを備えた半導体デバイスに関し、より詳細には放熱ペースト及びダイアタッチペーストなどに用いられる樹脂組成物及びそれを備えた半導体デバイスに関する。
近年の半導体デバイスの高速化及び高集積化に伴い、電子・電気機器からの発熱量は増加の一途をたどっている。そのため、電子産業分野やパワーエレクトロニクス分野において、放熱材料の熱伝導性を飛躍的に向上させることが急務となっている。
このような中、例えば、特許文献1に記載の熱硬化性樹脂組成物が提供されている。この熱硬化性樹脂組成物は、プレート型銀微粒子と、平均粒子径が0.5〜30μmである銀粉と、熱硬化性樹脂とを含み、銀微粒子と銀粉の合計量を100質量部としたとき、熱硬化性樹脂が1〜20質量部配合されている。
特開2014−194013号公報
特許文献1では、熱硬化性樹脂組成物を100℃以上に加熱して硬化させることにより熱伝導経路(パス)を形成している。この場合、100℃以上に加熱しても銀粉は溶融せずに、プレート型銀微粒子のみが溶融して銀粉にくっつくことになる。このように、少なくともプレート型銀微粒子を溶融させるためには100℃以上に加熱する必要があるが、このような高温は、熱硬化性樹脂組成物の周囲に存在する電子部品に悪影響を及ぼす。
しかも上述のように銀粉は溶融せずに、プレート型銀微粒子のみが溶融して銀粉にくっつくだけであるので、接触抵抗が発生し熱伝導経路の形成が不十分であり、かつ熱伝導経路の強度が不十分である。すなわち、このような熱伝導経路は、温度変化に伴う膨張及び収縮により断絶しやすく、高熱伝導性を得ることができない。
本発明は上記の点に鑑みてなされたものであり、電子部品に悪影響を及ぼさない程度の低温で使用することができ、高熱伝導性を得ることができる樹脂組成物及びそれを備えた半導体デバイスを提供することを目的とする。
本発明に係る樹脂組成物は、
金属ナノ粒子の集合体である第1粉体と、
金属マイクロ粒子の集合体である第2粉体と、
高分子化合物と
を含有し、
前記金属ナノ粒子は、第1金属で構成され、
前記金属マイクロ粒子は、コアと、前記コアを被覆する金属コート層とを有し、
前記コアは、第2金属で構成され、
前記金属コート層は、第3金属で構成され、
前記第1金属と前記第3金属とが同じ材質であることを特徴とする。
前記第1粉体の平均粒子径が10〜1000nmの範囲内であることが好ましい。
前記第2粉体の平均粒子径が1〜100μmの範囲内であることが好ましい。
前記第1金属及び前記第3金属が銀であることが好ましい。
前記第2金属が銅、ニッケルのいずれかであることが好ましい。
前記高分子化合物がシリコーンゲル、シリコーンゴム、シリコーンオイルのいずれかであることが好ましい。
前記第1粉体及び前記第2粉体の合計体積に占める前記第1粉体の体積比率が5〜50体積%の範囲内であることが好ましい。
前記樹脂組成物の全体積に占める前記第1粉体及び前記第2粉体の合計体積の体積比率が10〜80体積%の範囲内であることが好ましい。
本発明に係る半導体デバイスは、
前記樹脂組成物の反応物と、
第1部材と、
第2部材と
を備え、
前記樹脂組成物の反応物が前記第1部材と前記第2部材との間に介在し、
前記第1部材及び前記第2部材が、基板、半導体部品、冷却体のいずれかであることを特徴とする。
第3部材をさらに備え、
前記樹脂組成物の反応物が前記第1部材又は前記第2部材と前記第3部材との間に介在し、
前記第3部材が、基板、半導体部品、冷却体のいずれかであることが好ましい。
前記半導体部品がパワー半導体を含むことが好ましい。
前記冷却体がヒートシンク、ヒートリッドの少なくともいずれかを含むことが好ましい。
本発明によれば、電子部品に悪影響を及ぼさない程度の低温で使用することができ、高熱伝導性を得ることができる。
図1Aは本発明の実施形態に係る樹脂組成物の加熱前の状態を示す概略断面図であり、図1Bは同上の樹脂組成物の加熱後の状態を示す概略断面図である。 図2Aは第1実施形態に係る半導体デバイスの概略断面図であり、図2Bは同上の半導体デバイスの変形例を示す概略断面図である。 図3Aは第2実施形態に係る半導体デバイスの概略断面図であり、図3Bは同上の半導体デバイスの変形例を示す概略断面図である。
以下、本発明の実施の形態を説明する。
[樹脂組成物]
本実施形態の樹脂組成物100は、第1粉体10と、第2粉体20と、高分子化合物3とを含有している。樹脂組成物100は、無溶剤でもよいが、さらに溶剤が含有されていてもよい。図1Aは樹脂組成物100を加熱する前の状態を模式的に示し、図1Bは樹脂組成物100を加熱した後の状態を模式的に示している。
まず第1粉体10について説明する。第1粉体10は、金属ナノ粒子1の集合体である。実際には無数の金属ナノ粒子1で第1粉体10は構成されている。金属ナノ粒子1は、ナノメートルのオーダー(ナノサイズ)の粒子である。金属ナノ粒子1は、第1金属で構成されている。ここで、金属ナノ粒子1の融点と、同じ第1金属で構成されたバルク金属の融点とを比べると、金属ナノ粒子1には、いわゆるナノサイズ効果により、バルク金属に比べて融点が降下する現象が見られる。具体的には、金属ナノ粒子1の融点は100℃未満となり、このような融点で金属ナノ粒子1は溶融する。金属ナノ粒子1の融点は好ましくは50〜300℃の範囲内であり、より好ましくは70〜100℃の範囲内である。なお、金属ナノ粒子1の融点と第1粉体10の融点とは同じである。第1粉体10の平均粒子径は10〜1000nmの範囲内であることが好ましく、10〜500nmの範囲内であることがより好ましい。ここで、平均粒子径は、レーザー回折散乱法により測定されるものを意味し、以下も同様である。第1粉体10の平均粒子径が10nm以上であることによって、第1粉体10のカサ密度が高くなるのを抑制することができ、高充填化を実現することができる。第1粉体10の平均粒子径が1000nm以下であることによって、ナノサイズ効果により、第1粉体10の融点をさらに降下させることができる。
次に第2粉体20について説明する。第2粉体20は、金属マイクロ粒子2の集合体である。実際には無数の金属マイクロ粒子2で第2粉体20は構成されている。金属マイクロ粒子2は、サブマイクロからマイクロメートルまでのオーダー(マイクロサイズ)の粒子である。このように、金属マイクロ粒子2は、金属ナノ粒子1よりも大きい。金属マイクロ粒子2は、コア22と、金属コート層23とを有している。コア22は、粒子状であり、第2金属で構成されている。金属コート層23は、第3金属で構成されている。金属コート層23は、コア22を被覆している。金属コート層23は、コア22の表面全体を被覆していることが好ましいが、コア22の表面の一部が金属コート層23で被覆されていなくてもよい。金属コート層23によるコア22の被覆は、例えば、粉体めっきにより行うことができる。ここで、金属コート層23の融点と、同じ第3金属で構成されたバルク金属の融点とを比べると、ナノサイズ効果と同様の現象が起こることを本発明者らは見出した。すなわち、金属コート層23の融点がバルク金属の融点に比べて降下する。具体的には、金属マイクロ粒子2の金属コート層23の融点は100℃未満となり、このような融点で金属コート層23は溶融する。金属コート層23の融点は好ましくは50〜300℃の範囲内であり、より好ましくは70〜100℃の範囲内である。金属ナノ粒子1の融点と、金属マイクロ粒子2の金属コート層23の融点とは同じであることが好ましい。金属マイクロ粒子2のコア22は溶融しなくてもよい。金属コート層23の厚さは、1〜200nmの範囲内であることが好ましく、10〜100nmの範囲内であることがより好ましい。金属コート層23の厚さが1nm以上であることによって、金属コート層23が溶融して金属ナノ粒子1との間に金属結合を形成した際に接触面積が十分に高くなるので、後述の接合部40を強固に形成することができ、接合部40の熱伝導性も高めることができる。金属コート層23の厚さが200nm以下であることによって、金属コート層23の融点をさらに降下させることができる。第2粉体20の平均粒子径は1〜100μmの範囲内であることが好ましく、10〜50μmの範囲内であることがより好ましい。第2粉体20の平均粒子径が1μm以上であることによって、樹脂組成物100の粘度が大きくなり過ぎないようにすることができ、熱伝導性も高めることができる。第2粉体20の平均粒子径が100μm以下であることによって、厚さが100μm以下である狭い隙間に樹脂組成物100を介在させることができる。なお、上記の隙間は、例えば、後述の半導体デバイス200における第1部材201と第2部材202との間の隙間が挙げられる。
次に金属ナノ粒子1を構成する第1金属、金属マイクロ粒子2のコア22を構成する第2金属、金属マイクロ粒子2の金属コート層23を構成する第3金属について説明する。第1金属と第3金属とは同じ材質である。図1Aに示すように、樹脂組成物100中において、第1金属で構成された金属ナノ粒子1と、第3金属で構成された金属コート層23とは、接触し得る状態にある。第1金属及び第3金属が同じ材質であれば、樹脂組成物100を加熱した場合に、図1Bに示すように、100℃未満の融点で第1金属及び第3金属が互いに溶融し合って渾然一体となり、この状態で固化させることができる。すなわち、実際には無数に存在する金属マイクロ粒子2のうち、特に近くに存在する2個の金属マイクロ粒子2に着目すると、これらの金属コート層23と、この近くに存在する金属ナノ粒子1とが溶融し合って渾然一体となり、この状態で固化して接合部40が形成される。接合部40は、3個以上の金属マイクロ粒子2に跨って形成されることもある。接合部40は、金属ナノ粒子1が介在しないで、複数の金属マイクロ粒子2が直接接触して形成されることもあり得る。このように、無数の金属マイクロ粒子2が数珠つなぎになって連結して熱伝導経路300が形成される。金属マイクロ粒子2同士が接合するにあたって、その間に金属ナノ粒子1が介在していることで、金属マイクロ粒子2同士の接触面積を増加させることができるので、熱伝導経路300は全体として高熱伝導性を有している。しかも熱伝導経路300の接合部40は単一の金属で形成されており、この金属は、金属ナノ粒子1と金属マイクロ粒子2の金属コート層23とが均一に溶融し合って形成された強固な金属結合を含んでいるので十分に高い熱伝導性と強度を有しており、温度変化に伴う膨張及び収縮により接合部40に亀裂が入ることを抑制することができる。接合部40は、第1金属及び第3金属で構成され、第1金属及び第3金属は同じ材質である。第1金属及び第3金属は銀であることが好ましい。銀は熱伝導率が高く、また化学的に安定なため、表面酸化などの影響を抑えることができる点で好ましい。第2金属は銅、ニッケルのいずれかであることが好ましい。銅、ニッケルは高い熱伝導性を有し、しかも安価な点で好ましい。
次に高分子化合物3について説明する。高分子化合物3は、第1粉体10及び第2粉体20を粘性のあるペーストにするために練り込む場合のつなぎとなるものである。高分子化合物3は、耐熱性を有していることが好ましい。高分子化合物3は、加熱又は光照射などにより架橋反応するものでも反応しないものでもよい。高分子化合物3が反応する場合には、反応後にゲル状又はゴム状の固体となるものが好ましい。この場合の反応温度は100℃未満であることが好ましい。第1金属及び第3金属が溶融し始める前に高分子化合物3が反応し始める場合には、高分子化合物3は、第1金属及び第3金属の溶融一体化を阻害しないものであることが好ましい。また高分子化合物3は、常温(例えば25℃)で半固体のグリースでもよい。以上の観点から、高分子化合物3はシリコーンゲル、シリコーンゴム、シリコーンオイルのいずれかであることが好ましい。後述の半導体デバイス200などにおいて、いわゆるポンプアウトをより抑制するためには、高分子化合物3はシリコーンゲル、シリコーンゴムのいずれかであることが好ましい。高分子化合物3は接着性を有していてもよい。
次に樹脂組成物100に占める第1粉体10及び第2粉体20の割合について説明する。第1粉体10及び第2粉体20の合計体積に占める第1粉体10の体積比率は5〜50体積%の範囲内であることが好ましく、10〜30体積%の範囲内であることがより好ましい。第1粉体10の体積比率が5体積%以上であることによって、第1粉体10を構成する金属ナノ粒子1と第2粉体20を構成する金属マイクロ粒子2との間の接合を十分に確保することができる。第1粉体10の体積比率が50体積%以下であることによって、第2粉体20に比べて粒子径の小さい第1粉体10が増えることによる、カサ密度を増大を抑えることができ、結果として第1粉体10及び第2粉体20全体の充填量を増やすことができる。
樹脂組成物100の全体積に占める第1粉体10及び第2粉体20の合計体積の体積比率は10〜80体積%の範囲内であることが好ましく、30〜60体積%の範囲内であることがより好ましい。第1粉体10及び第2粉体20の合計体積の体積比率が10体積%以上であることによって、熱伝導性の高い第1粉体10及び第2粉体20が相対的に多くなり、樹脂組成物100としての熱伝導性をさらに高めることができる。第1粉体10及び第2粉体20の合計体積の体積比率が80体積%以下であることによって、相対的に高分子化合物3が多くなり、低粘度及び低硬度を同時に達成することができる。樹脂組成物100の低粘度は、作業性が向上し、ボイドトラップによる熱伝導性の低下を抑制することができる点で好ましい。樹脂組成物100の低硬度は、接触抵抗が減ることにより全体の熱抵抗が低下する点で好ましい。さらに高分子化合物3で膨張、収縮などの熱歪みを吸収しやすくなり、熱伝導経路300の断絶を抑制することができる。
次に樹脂組成物100の製造方法について説明する。樹脂組成物100は、第1粉体10、第2粉体20、高分子化合物3をプラネタリーミキサーのタンクに入れて攪拌、混練することによって製造することができる。このようにして第1粉体10及び第2粉体20が均一に分散した樹脂組成物100を得ることができる。
次に樹脂組成物100の加熱前後の様子について説明する。上述のように、図1Aは樹脂組成物100を加熱する前の状態を模式的に示している。樹脂組成物100中において第1粉体10及び第2粉体20は均一に分散している。図1Bは樹脂組成物100を加熱した後の状態を模式的に示している。言い換えると、図1Bは樹脂組成物100を加熱して得られた反応物101を示している。加熱温度は、金属ナノ粒子1及び金属マイクロ粒子2の金属コート層23が共に溶融する温度でよく、この温度は100℃未満でよい。好ましくは50〜300℃の範囲内であり、より好ましくは70〜100℃の範囲内である。このような低温で金属ナノ粒子1及び金属コート層23が互いに溶融し合って渾然一体となり、この状態で固化して接合部40を形成することができる。このように、無数の金属マイクロ粒子2が数珠つなぎになって連結して熱伝導経路300が形成される。熱伝導経路300において、接合部40及び金属コート層23の部分のみならず、コア22の部分も熱の通り道となり得る。熱伝導経路300の周囲に存在する高分子化合物3は、温度変化に伴って反応物101が膨張及び収縮する場合に熱歪みを吸収し、熱伝導経路300の断絶を抑制することができる。
[半導体デバイス]
次に樹脂組成物100の半導体デバイス200への適用例について説明する。
(第1実施形態)
図2Aに第1実施形態の半導体デバイス200を示す。半導体デバイス200は、樹脂組成物100の反応物101と、第1部材201と、第2部材202とを備えている。 樹脂組成物100の反応物101は第1部材201と第2部材202との間に介在している。具体的には、反応物101は第1部材201及び第2部材202の両方に接触している。第1部材201と第2部材202とは直接接触していない。
第1部材201及び第2部材202の一方が高温物体、他方が低温物体となり得る。第1部材201及び第2部材202は、基板210、半導体部品220、冷却体230のいずれかである。図2Aでは、第1部材201は半導体部品220であり、第2部材202は冷却体230である。半導体部品220には、単一の素子及び複数の素子を1つにまとめた集積回路(IC:Integrated Circuit)が含まれる。半導体部品220は基板210に搭載されている。半導体部品220は、半田バンプ223により基板210に電気的に接続されている。基板210は電気的絶縁性を有している。基板210にはサーマルバイア211が設けられている。サーマルバイア211は、放熱用のスルーホールである。これにより、半導体デバイス200の放熱性をさらに向上させることができる。半導体部品220は発熱するので高温物体であり、冷却体230は低温物体である。したがって、この間に介在する反応物101によって、半導体部品220の熱を冷却体230に逃がすことができる。このような反応物101を形成するのに用いられる樹脂組成物100はTIM(Thermal Interface Material)と呼ばれる。冷却体230はヒートシンク231、ヒートリッド232の少なくともいずれかを含むことが好ましい。これらは、放熱性の良い材質で形成されている。例えば、アルミニウム、銅が挙げられる。ヒートシンク231は、表面積を大きくするために、ひだを有している。図2Aでは、冷却体230はヒートリッド232である。ヒートリッド232は基板210と接触している。このようにヒートリッド232からの熱を基板210に逃がすこともできる。
ここで、反応物101は、例えば、第1部材201である半導体部品220と第2部材202である冷却体230との間に樹脂組成物100を介在させた状態で加熱して形成することができる。この場合、100℃未満の低温で加熱すればよいので、特に電子部品である半導体部品220に大きな熱負荷がかからず悪影響を及ぼすおそれがない。また半田バンプ223は通常100℃以上の温度で加熱しないと溶融しないので、100℃未満の低温で加熱しても溶融するおそれがない。したがって、半田バンプ223が溶融することによるショート(短絡)の発生を抑制することもできる。
図2Bは、図2Aに示す第1実施形態の半導体デバイス200の変形例である。この半導体デバイス200は、第3部材203をさらに備えている。樹脂組成物100の反応物102が第1部材201又は第2部材202と第3部材203との間にも介在している。図2Bでは、反応物102が、第2部材202と第3部材203との間に介在している。反応物102は第2部材202及び第3部材203の両方に接触している。第3部材203と第2部材202とは直接接触していない。
第3部材203は、基板210、半導体部品220、冷却体230のいずれかであることが好ましい。図2Bでは、第3部材203は冷却体230であり、この冷却体230はヒートシンク231である。第2部材202及び第3部材203の一方が高温物体、他方が低温物体となり得る。この場合、発熱する半導体部品220に近い第2部材202が高温物体であり、半導体部品220から離れた第3部材203が低温物体である。したがって、この間に介在する反応物101によって、第2部材202の冷却体230の熱を第3部材203の冷却体230に逃がすことができる。この場合の反応物101を形成する樹脂組成物100もTIM(Thermal Interface Material)と呼ばれる。
上記のような半導体デバイス200を長期間使用した後であっても、反応物101、102中の高分子化合物3がシリコーンゲル、シリコーンゴムなどであれば、反応物101、102が元の位置から溶け出して別の位置に流動するポンプアウトを抑制することができる。
(第2実施形態)
図3Aに第2実施形態の半導体デバイス200を示す。半導体デバイス200は、樹脂組成物100の反応物101と、第1部材201と、第2部材202とを備えている。樹脂組成物100の反応物101は第1部材201と第2部材202との間に介在している。具体的には、反応物101は第1部材201及び第2部材202の両方に接触している。
第1部材201及び第2部材202の一方が高温物体、他方が低温物体となり得る。第1部材201及び第2部材202は、基板210、半導体部品220、冷却体230のいずれかである。図3Aでは、第1部材201は基板210であり、第2部材202は半導体部品220である。半導体部品220はパワー半導体221を含んでいてもよい。パワー半導体221は、電源の制御や電力の変換を行う半導体であり、扱う電圧や電流が大きいので、発熱量が多くなりやすい。パワー半導体221の具体例として、ダイオード、トランジスタ、集積回路(IC:Integrated Circuit)が挙げられる。半導体部品220は基板210に搭載されている。半導体部品220は、ワイヤー222により基板210に電気的に接続されている。基板210にはサーマルバイア211が設けられている。これにより、半導体デバイス200の放熱性をさらに向上させることができる。半導体部品220は発熱するので高温物体であり、基板210は低温物体である。したがって、この間に介在する反応物101によって、半導体部品220の熱を基板210に逃がすことができる。なお、この場合、反応物101は、基板210と半導体部品220との間に介在してこの両者を接着しているので、この反応物101を形成するための樹脂組成物100はダイアタッチペーストとも呼ばれる。
ここで、反応物101は、例えば、第1部材201である基板210と第2部材202である半導体部品220との間に樹脂組成物100を介在させた状態で加熱して形成することができる。この場合、100℃未満の低温で加熱すればよいので、特に電子部品である半導体部品220に大きな熱負荷がかからず悪影響を及ぼすおそれがない。
図3Bは、図3Aに示す第2実施形態の半導体デバイス200の変形例である。この半導体デバイス200は、第3部材203をさらに備えている。樹脂組成物100の反応物102が第1部材201又は第2部材202と第3部材203との間にも介在している。図3Bでは、反応物102が、第2部材202と第3部材203との間に介在している。反応物102は第2部材202及び第3部材203の両方に接触している。第3部材203と第2部材202とは直接接触していない。
第3部材203は、基板210、半導体部品220、冷却体230のいずれかであることが好ましい。図3Bでは、第3部材203は冷却体230である。第3部材203及び第2部材202の一方が高温物体、他方が低温物体となり得る。この場合、半導体部品220は発熱するので高温物体であり、冷却体230が低温物体である。したがって、この間に介在する反応物101によって、第2部材202の冷却体230の熱を第3部材203の冷却体230に逃がすことができる。冷却体230はヒートシンク231、ヒートリッド232の少なくともいずれかを含むことが好ましい。図3Bでは、冷却体230はヒートシンク231である。
上記のような半導体デバイス200を長期間使用した後であっても、反応物101、102中の高分子化合物3がシリコーンゲル、シリコーンゴムなどであれば、反応物101、102が元の位置から溶け出して別の位置に流動するポンプアウトを抑制することができる。
1 金属ナノ粒子
2 金属マイクロ粒子
3 高分子化合物
10 第1粉体
20 第2粉体
22 コア
23 金属コート層
100 樹脂組成物
101 反応物
102 反応物
200 半導体デバイス
201 第1部材
202 第2部材
203 第3部材
210 基板
220 半導体部品
221 パワー半導体
230 冷却体
231 ヒートシンク
232 ヒートリッド

Claims (12)

  1. 金属ナノ粒子の集合体である第1粉体と、
    金属マイクロ粒子の集合体である第2粉体と、
    高分子化合物と
    を含有し、
    前記金属ナノ粒子は、第1金属で構成され、
    前記金属マイクロ粒子は、コアと、前記コアを被覆する金属コート層とを有し、
    前記コアは、第2金属で構成され、
    前記金属コート層は、第3金属で構成され、
    前記第1金属と前記第3金属とが同じ材質であることを特徴とする
    樹脂組成物。
  2. 前記第1粉体の平均粒子径が10〜1000nmの範囲内であることを特徴とする
    請求項1に記載の樹脂組成物。
  3. 前記第2粉体の平均粒子径が1〜100μmの範囲内であることを特徴とする
    請求項1又は2に記載の樹脂組成物。
  4. 前記第1金属及び前記第3金属が銀であることを特徴とする
    請求項1乃至3のいずれか一項に記載の樹脂組成物。
  5. 前記第2金属が銅、ニッケルのいずれかであることを特徴とする
    請求項1乃至4のいずれか一項に記載の樹脂組成物。
  6. 前記高分子化合物がシリコーンゲル、シリコーンゴム、シリコーンオイルのいずれかであることを特徴とする
    請求項1乃至5のいずれか一項に記載の樹脂組成物。
  7. 前記第1粉体及び前記第2粉体の合計体積に占める前記第1粉体の体積比率が5〜50体積%の範囲内であることを特徴とする
    請求項1乃至6のいずれか一項に記載の樹脂組成物。
  8. 前記樹脂組成物の全体積に占める前記第1粉体及び前記第2粉体の合計体積の体積比率が10〜80体積%の範囲内であることを特徴とする
    請求項1乃至7のいずれか一項に記載の樹脂組成物。
  9. 請求項1乃至8のいずれか一項に記載の樹脂組成物の反応物と、
    第1部材と、
    第2部材と
    を備え、
    前記樹脂組成物の反応物が前記第1部材と前記第2部材との間に介在し、
    前記第1部材及び前記第2部材が、基板、半導体部品、冷却体のいずれかであることを特徴とする
    半導体デバイス。
  10. 第3部材をさらに備え、
    前記樹脂組成物の反応物が前記第1部材又は前記第2部材と前記第3部材との間に介在し、
    前記第3部材が、基板、半導体部品、冷却体のいずれかであることを特徴とする
    請求項9に記載の半導体デバイス。
  11. 前記半導体部品がパワー半導体を含むことを特徴とする
    請求項9又は10に記載の半導体デバイス。
  12. 前記冷却体がヒートシンク、ヒートリッドの少なくともいずれかを含むことを特徴とする
    請求項9乃至11のいずれか一項に記載の半導体デバイス。
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