JP2019062033A - 半導体レーザ装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】放熱性に優れるとともに、ワイヤと放熱体との接触による電気的短絡を抑制できる半導体レーザ装置を提供する。
【解決手段】半導体レーザ装置1は、レーザ光を出射する発光層11、第1電極12及び第2電極13を有する半導体レーザ素子10と、半導体レーザ素子10の一方側に配置された、導電性材料よりなる第1放熱体20と、半導体レーザ素子10の他方側に配置された、導電性材料よりなる第2放熱体30とを備え、第1放熱体20は、ワイヤ60を介して第1電極12と電気的に接続され、第2放熱体30は、第1放熱体20と対向する面に凹部31を有し、且つ、第2電極13と電気的に接続され、ワイヤ60の屈曲部61は、凹部31に位置する。
【選択図】図1
【解決手段】半導体レーザ装置1は、レーザ光を出射する発光層11、第1電極12及び第2電極13を有する半導体レーザ素子10と、半導体レーザ素子10の一方側に配置された、導電性材料よりなる第1放熱体20と、半導体レーザ素子10の他方側に配置された、導電性材料よりなる第2放熱体30とを備え、第1放熱体20は、ワイヤ60を介して第1電極12と電気的に接続され、第2放熱体30は、第1放熱体20と対向する面に凹部31を有し、且つ、第2電極13と電気的に接続され、ワイヤ60の屈曲部61は、凹部31に位置する。
【選択図】図1
Description
本開示は、半導体レーザ素子を有する半導体レーザ装置に関する。
近年、プロジェクタ又は産業用スポット照明等の光源として用いられる半導体レーザ装置については、半導体レーザ装置に搭載される半導体レーザ素子のレーザ光の高出力化が要望されている。このため、半導体レーザ素子に流れる電流が大きくなり、これに伴って、半導体レーザ素子の発熱量が増加する。
半導体レーザ素子は、高温になるとレーザ光の出力が低下して、信頼性が低下する。特に、半導体レーザ素子は、発光により自身から熱が発生し、この熱によって半導体レーザ素子の温度が上昇してレーザ光の出力が低下する。
そこで、従来、半導体レーザ素子の放熱性を高めるために、半導体レーザ素子の両側の各々にサブマウントを配置する技術が提案されている(例えば特許文献1)。
特許文献1に開示された半導体発光装置は、TO−Can型の半導体レーザ装置であり、リード、基台及び素子実装台を有するステムと、第1のサブマウントとともにステムの素子実装台に実装された半導体レーザ素子と、半導体レーザ素子の第1のサブマウント側とは反対側に配置された第2のサブマウントとを備える。
この半導体発光装置において、半導体レーザ素子の正極は、第1のサブマウントと電気的に接続されている。具体的には、第1のサブマウントの表面には金属層が形成れており、この金属層とリードとがワイヤ(ボンディングワイヤ)によって接続されている。また、第2のサブマウントの表面にも金属層が形成れており、半導体レーザ素子の負極とステムの基台とは、第2のサブマウントによって電気的に接続されている。
特許文献1に開示された技術では、半導体レーザ素子の正極と電気的に接続された第1のサブマウントとリードとをワイヤによって接続することで通電させている。また、第2のサブマウントと半導体レーザ素子の負極とを電気的に接続するために、第2のサブマウントの表面には金属層が形成されている。
しかしながら、このような構成では、半導体レーザ素子の負極側の第2のサブマウントとワイヤとの接触による電気的短絡を回避するために、第2のサブマウントとワイヤとが接触しないようにしてワイヤをボンディングする必要がある。このため、特許文献1に開示された半導体発光装置は、ワイヤの配線方法の自由度が低く、また、信頼性及び歩留まりが低い。
本開示は、このような課題を解決するためになされたものであり、放熱性に優れるとともに、ワイヤと放熱体との接触による電気的短絡を抑制できる半導体レーザ装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本開示に係る半導体レーザ装置の一態様は、レーザ光を出射する発光層、第1電極及び第2電極を有する半導体レーザ素子と、前記半導体レーザ素子の一方側に配置された、導電性材料よりなる第1放熱体と、前記半導体レーザ素子の他方側に配置された、導電性材料よりなる第2放熱体とを備え、前記第1放熱体は、ワイヤを介して前記第1電極と電気的に接続され、前記第2放熱体は、前記第1放熱体と対向する面に凹部を有し、且つ、前記第2電極と電気的に接続され、前記ワイヤの屈曲部は、前記凹部に位置する。
このように、半導体レーザ素子の一方側には第1放熱体が配置され、半導体レーザ素子の他方側には第2放熱体が配置されているので、半導体レーザ素子で発生する熱を効率良く放熱することができる。
しかも、第1放熱体と半導体レーザ素子の第1電極とが電気的に接続され、かつ、第2放熱体と半導体レーザ素子の第2電極とが電気的に接続されているので、第1放熱体と第2放熱体とによって半導体レーザ素子に給電することができる。このとき、第1放熱体と半導体レーザ素子の第1電極とをワイヤによって接続したとしても、ワイヤの屈曲部が第2放熱体の凹部に位置しているので、ワイヤと第2放熱体との接触による電気的短絡を抑制することができる。
したがって、放熱性に優れるとともに、ワイヤと第2放熱体との接触による電気的短絡を抑制できる半導体レーザ装置を実現できる。
また、本開示に係る半導体レーザ装置の一態様において、前記第1放熱体よりも熱伝導性が高い材料よりなるサブマウントをさらに備え、前記第1電極は、前記第2電極よりも前記発光層に近い位置にあり、前記半導体レーザ素子は、前記第1電極側において前記サブマウントに固定され、前記サブマウントは、前記半導体レーザ素子とは反対側の面において前記第1放熱体と接合され、前記ワイヤは、一端が前記サブマウントに接続され、他端が前記第1放熱体に接続されていてもよい。
この構成により、半導体レーザ素子で発生する熱を、サブマウントを介して第1放熱体に効率良く放熱させることができる。したがって、より放熱性に優れた半導体レーザ装置を実現できる。
また、本開示に係る半導体レーザ装置の一態様において、前記サブマウントは、高熱伝導絶縁体と、該高熱伝導絶縁体の表面に形成された金属層とからなり、前記金属層には、前記第1電極が接合され、且つ、前記ワイヤの一端が接続されていてもよい。
このように、高熱伝導絶縁体によってサブマウントを構成することにより、熱伝導性に優れたサブマウントを容易に実現できる。また、高熱伝導絶縁体の表面には、半導体レーザ素子の第1電極が接合されるとともに、ワイヤの一端が接続される金属層が形成されている。これにより、この金属層を介して半導体レーザ素子の第1電極とワイヤとを電気的に接続することができる。つまり、半導体レーザ素子と第1放熱体とをサブマウント及びワイヤを介して電気的に接続することができる。
また、本開示に係る半導体レーザ装置の一態様において、前記高熱伝導絶縁体は、単結晶ダイヤモンド、多結晶ダイヤモンド、単結晶の炭化ケイ素、多結晶の炭化ケイ素、及び窒化アルミニウムの何れかであるとよい。
これらの材料は熱伝導率が高いので、高熱伝導絶縁体をこれらの材料によって構成することによって、高い熱伝導性を有するサブマウントを容易に得ることができる。これにより、一層放熱性に優れた半導体レーザ装置を実現できる。
また、本開示に係る半導体レーザ装置の一態様において、前記第1放熱体は、前記第2放熱体と対向する面に凹所を有し、前記凹所の底面に、前記サブマウントが接合され、前記ワイヤの他端は、前記凹所の底面に接続されていてもよい。
この構成により、サブマウントに固定された半導体レーザ素子を、第1放熱体と第2放熱体との間の省スペースに配置することができる。また、第1放熱体に凹所を設けることで、凹所のエッジを利用してサブマウントと第1放熱体との位置合わせを行うことができるので、半導体レーザ素子が実装されたサブマウントを第1放熱体の所定の位置に容易に配置することができる。
また、本開示に係る半導体レーザ装置の一態様において、前記第1放熱体と前記第2放熱体とは、前記凹所の周囲において絶縁体を介して接合されているとよい。
この構成により、第1放熱体と第2放熱体との電気的短絡を抑制することができる。
また、本開示に係る半導体レーザ装置の一態様において、前記第2放熱体は、前記第1放熱体と対向する面において前記第2電極と接触していてもよい。
この構成により、半導体レーザ素子で発生する熱を、第2放熱体を介して効率良く放熱させることができる。
また、本開示に係る半導体レーザ装置の一態様において、前記凹部の表面には、絶縁膜が形成されていてもよい。
この構成により、振動等によって仮にワイヤが凹部内で第2放熱体と接触した場合であっても、ワイヤと第2放熱体との電気的短絡を回避することができる。
また、本開示に係る半導体レーザ装置の一態様において、前記ワイヤは、複数本であってもよい。
複数本のワイヤを用いることにより半導体レーザ素子の発光層に流す電流量を増加させることができる。また、複数本のワイヤを用いると、ワイヤ同士が接触して信頼性が低下するおそれがあるが、複数本のワイヤを用いる場合であっても、第2放熱体の凹部の中に各ワイヤの屈曲部を位置させることで、各ワイヤが横に拡がることを抑制できる。これにより、ワイヤ同士の接触を抑制することができる。
また、本開示に係る半導体レーザ装置の一態様において、前記凹部は一つであり、前記複数本のワイヤの各々の屈曲部は、前記一つの凹部に位置していてもよい。
この構成により、個々のワイヤ毎に対応させて凹部を形成することなく、第2放熱体の一つの凹部に複数本のワイヤの屈曲部を簡単に納めることができる。
放熱性に優れるとともに、ワイヤと第2放熱体との接触による電気的短絡を抑制することができる半導体レーザ装置を実現できる。
以下、本開示の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、以下に説明する実施の形態は、いずれも本開示の一具体例を示すものである。したがって、以下の実施の形態で示される、数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、並びに、ステップ(工程)及びステップの順序などは、一例であって本開示を限定する主旨ではない。よって、以下の実施の形態における構成要素のうち、本開示の最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
また、各図は、模式図であり、必ずしも厳密に図示されたものではない。したがって、各図において縮尺などは必ずしも一致していない。各図において、実質的に同一の構成に対しては同一の符号を付しており、重複する説明は省略又は簡略化する。
(実施の形態)
まず、実施の形態に係る半導体レーザ装置1の構成について、図1〜図6を用いて説明する。図1は、実施の形態に係る半導体レーザ装置1の斜視図である。図2は、同半導体レーザ装置1の分解斜視図である。図3は、同半導体レーザ装置1の正面図である。図4は、同半導体レーザ装置1の断面図である。図5及び図6は、同半導体レーザ装置1における半導体レーザ素子10及びサブマウント40の実装形態を示す図であり、図5はその斜視図、図6はその拡大断面図を示している。なお、図4は、半導体レーザ素子10の共振器長方向と平行な面で切断したときの断面であり、図6は、半導体レーザ素子10の共振器長方向を法線とする面で切断したときの断面図である。
まず、実施の形態に係る半導体レーザ装置1の構成について、図1〜図6を用いて説明する。図1は、実施の形態に係る半導体レーザ装置1の斜視図である。図2は、同半導体レーザ装置1の分解斜視図である。図3は、同半導体レーザ装置1の正面図である。図4は、同半導体レーザ装置1の断面図である。図5及び図6は、同半導体レーザ装置1における半導体レーザ素子10及びサブマウント40の実装形態を示す図であり、図5はその斜視図、図6はその拡大断面図を示している。なお、図4は、半導体レーザ素子10の共振器長方向と平行な面で切断したときの断面であり、図6は、半導体レーザ素子10の共振器長方向を法線とする面で切断したときの断面図である。
図1〜図4に示すように、半導体レーザ装置1は、レーザ光を出射する半導体レーザ素子10と、半導体レーザ素子10の一方側に配置された第1放熱体20と、半導体レーザ素子10の他方側に配置された第2放熱体30とを備える。本実施の形態に係る半導体レーザ装置1は、さらに、第3放熱体であるサブマウント40と、絶縁シート50とを備える。
半導体レーザ素子10は、図5及び図6に示すように、サブマウント40の上に配置される。半導体レーザ素子10は、LD(レーザダイオード)チップであり、図6に示すように、レーザ光を出射する発光層11、第1電極12及び第2電極13を有する。第1電極12及び第2電極13は、発光層11に電流を流すための電極である。
本実施の形態において、半導体レーザ素子10の第1電極12は、第1放熱体20とワイヤ60を介して電気的に接続される。具体的には、半導体レーザ素子10の第1電極12は、サブマウント40及びワイヤ60を介して、第1放熱体20と電気的に接続される。ワイヤ60は、金ワイヤ等のボンディングワイヤであり、図1〜図4に示すように、一端がサブマウント40に接続され、他端が第1放熱体20に接続されている。図4に示すように、ワイヤ60は、ワイヤ60の一部が折れ曲がった部分である屈曲部61と、両端部のボンド部62とを有する。
また、半導体レーザ素子10の第2電極13は、第2放熱体30と電気的に接続される。第2電極13と第2放熱体30とは、直接接合されることにより電気的に接続されていてもよいし、導電性接合材料等を介して間接的に電気的に接続されていてもよい。
図6に示すように、半導体レーザ素子10は、基板10aと、基板10aの一方の面側に順次積層された、n型クラッド層10b、活性層10c、p型クラッド層10d及びp型コンタクト層10eと、p型コンタクト層10eに積層されたp側電極10fと、基板10aの他方の面に形成されたn側電極10gとを有する。半導体レーザ素子10は、p側電極10f及びn側電極10gが基板10aの異なる面側に位置する両面電極構造である。
また、本実施の形態において、半導体レーザ素子10は、リッジストライプ構造として、凸条に形成されたp型クラッド層10dの一部分とp型コンタクト層10eとによって構成されたリッジ部を有する。
p型クラッド層10dのリッジ部以外の部分は、絶縁膜10hで覆われている。つまり、絶縁膜10hは、リッジ部の部分が開口している。
p側電極10fには、パッド電極10iが積層されている。具体的には、パッド電極10iは、p側電極10f及び絶縁膜10hを覆うように形成されている。なお、本実施の形態では、p側電極10f及びパッド電極10iによって第1電極12が構成されているが、これに限らない。第1電極12は、p側電極10fびパッド電極10iのいずれか一方であってもよいし、第1電極12には、その他の電極又は導電部材が含まれていてもよい。
また、本実施の形態において、第2電極13は、n側電極10gのみによって構成されているが、これに限らない。例えば、第2電極13には、その他の電極又は導電部材が含まれていてもよい。
半導体レーザ素子10において、活性層10c(発光層11)からp側電極10fまでの距離は、活性層10c(発光層11)からn側電極10gまでの距離よりも小さい。つまり、第1電極12は、第2電極13よりも発光層11に近い位置にある。
半導体レーザ素子10は、例えば、窒化物半導体材料によって構成された窒化物半導体レーザである。一例として、基板10aは、厚さ80μmのGaN単結晶からなるn型六方晶GaN基板等の半導体基板である。なお、基板10aは、GaAs基板等であってもよい。n型クラッド層10bは、厚さ3μmのn型AlGaN層である。活性層10cは、厚さ5nmのInGaN層と厚さ10nmのAlGaN層とからなる井戸層である。p型クラッド層10dは、厚さ1.5nmのp型AlGaN層と厚さ1.5nmのGaN層とを160周期繰り返して形成した総厚0.48μmの超格子層である。p型コンタクト層10eは、厚さ5nmのp型GaN層である。p側電極10fは、厚さ75nmのPd/Ptの2層構造からなるオーミック電極である。n側電極10gは、Ti(0.1μm)/Pt(0.2μm)/Au(0.2μm)の3層構造からなるオーミック電極である。絶縁膜10hは、厚さ300nmのSiO2からなる誘電体膜である。パッド電極10iは、Ti(0.1μm)/Pt(0.2μm)/Au(0.2μm)の3層構造からなる電極部材である。
このように構成される半導体レーザ素子10は、AuSnからなる半田14によってサブマウント40に実装される。本実施の形態において、半導体レーザ素子10は、ジャンクションダウンでサブマウント40に実装されている。つまり、半導体レーザ素子10は、第1電極12側(p側電極10f側)においてサブマウント40に固定されている。具体的には、半導体レーザ素子10の第1電極12(本実施の形態ではパッド電極10i)が半田14を介してサブマウント40の金属層42に接合されている。これにより、半導体レーザ素子10は、サブマウント40に固定されるだけではなく、サブマウント40と電気的に接続される。
なお、本実施の形態では、半導体レーザ素子10は、レーザ光の出射側端面である前端面がサブマウント40の前端面と面一となるようにサブマウント40に配置されているが、半導体レーザ素子10の前端面は、サブマウント40の前端面よりも突出しているとよい。このようにすることで、半導体レーザ素子10から出射したレーザ光がサブマウント40で反射することを抑制できる。
サブマウント40は、高熱伝導絶縁体41と、高熱伝導絶縁体41の表面に形成された金属層42とからなる。サブマウント40は、第1放熱体20よりも熱伝導性が高い材料によって構成されている。具体的には、高熱伝導絶縁体41の熱伝導率は、第1放熱体20の熱伝導率よりも高い。
本実施の形態において、高熱伝導絶縁体41は、単結晶ダイヤモンド、多結晶ダイヤモンド、単結晶の炭化ケイ素(SiC)、多結晶の炭化ケイ素(SiC)、及び窒化アルミニウム(AlN)の何れかによって構成されているが、これに限定されるものではない。
金属層42は、金属材料等の導電性材料によって構成されている。本実施の形態において、金属層42は、金からなるAu薄膜層である。上記のように、金属層42には、半導体レーザ素子10の第1電極12が接合されている。また、金属層42には、ワイヤ60の一端が接続されている。
互いに接合された半導体レーザ素子10及びサブマウント40は、図3及び図4に示すように、第1放熱体20に配置される。この場合、半導体レーザ素子10が接合されたサブマウント40は、半導体レーザ素子10とは反対側の面において第1放熱体20と接合される。また、サブマウント40に実装された半導体レーザ素子10のサブマウント40とは反対側の面(第2電極13側の面)は、第2放熱体30と接触している。このように、半導体レーザ素子10及びサブマウント40は、第1放熱体20及び第2放熱体30に挟持されている。
第1放熱体20及び第2放熱体30は、半導体レーザ素子10で発生する熱を放熱するためのヒートシンクであるとともに、半導体レーザ素子10に供給する電流が流れる電流経路をなす導電体である。したがって、第1放熱体20及び第2放熱体30は、金属材料等の熱伝導性に優れた導電性材料によって構成されているとよい。本実施の形態において、第1放熱体20及び第2放熱体30は、銅によって構成されている。具体的には、第1放熱体20及び第2放熱体30は、銅ブロックである。また、第1放熱体20及び第2放熱体30を構成する銅表面には、金メッキが施されている。
図4に示すように、第1放熱体20の前端面と第2放熱体30の前端面とは面一である。また、本実施の形態では、第1放熱体20の側端面と第2放熱体30の側端面とについても、面一となっている。また、半導体レーザ素子10の前端面及びサブマウント40の前端面は、第1放熱体20の前端面及び第2放熱体30の前端面と面一となっている。
図1〜図4に示すように、第1放熱体20は、半導体レーザ素子10の下方に配置されている。具体的には、第1放熱体20は、半導体レーザ素子10のp側電極10f側(第1電極12側)に配置されている。
第1放熱体20は、第2放熱体30と対向する面に凹所21を有する。本実施の形態において、凹所21は、第1放熱体20の表面を薄肉で窪ませた形状の窪み部であり、第1放熱体20の上面の一端側の中央部に形成されている。一例として、凹所21は、平面視形状が矩形で、深さが一定の窪み部である。凹所21の底面は、平面である。
凹所21の底面に、半導体レーザ素子10が固定されたサブマウント40が接合されている。つまり、サブマウント40の半導体レーザ素子10が接合された面とは反対側の面が凹所21の底面に当接している。
図7に示すように、凹所21の底面には、ワイヤ60が接続されている。具体的には、ワイヤ60は、一端(一方のボンド部62)がサブマウント40の金属層42に接続され、他端(他方のボンド部62)が凹所21の底面に接続されている。なお、図7は、第2放熱体30を外したときの半導体レーザ装置1の部分斜視図である。
なお、図2及び図4に示すように、第1放熱体20の後端部の中央には、後方に突出する突出部22が設けられている。突出部22には、給電用の接続穴23が設けられている。接続穴23には、第1放熱体20に給電を行うための電極端子が接続される。
図1〜図4に示すように、第1放熱体20と対向する位置に、第2放熱体30が配置されている。第2放熱体30は、半導体レーザ素子10の上方に配置されている。具体的には、第2放熱体30は、半導体レーザ素子10のn側電極10g側(第2電極13側)に配置されている。
第2放熱体30は、半導体レーザ素子10の第2電極13と電気的に接続されている。本実施の形態において、第2放熱体30は、第1放熱体20と対向する面において、半導体レーザ素子10の第2電極13と接触している。
第2放熱体30は、第1放熱体20と対向する面に凹部31を有する。凹部31は、第2放熱体30の表面を薄肉で窪ませた形状の窪み部であり、第2放熱体30の下面の一端側の中央部に形成されている。図8に示すように、本実施の形態において、凹部31は、平面視形状がコ字形状で、深さが一定の窪み部である。凹部31の底面は、平面である。なお、図8は、第2放熱体30を下面側から見たときの斜視図である。
また、図8に示すように、凹部31を形成することにより、第2放熱体30には、凸部32が設けられる。つまり、凸部32は、凹部31に囲まれている。本実施の形態では、凹部31の平面視形状がコ字形状であるので、凸部32の平面視形状が矩形状であり、凸部32の4辺のうちの3辺(2つの側面と後方面)が凹部31に囲まれている。また、凸部32の前端面は第2放熱体30の前端面と面一であり、凸部32の上面は、第2放熱体30の下面と面一である。
図3及び図4に示すように、凸部32は、半導体レーザ素子10の第2電極13と接合される。これにより、第2放熱体30と半導体レーザ素子10の第2電極13とが電気的に接続される。つまり、半導体レーザ素子10への給電は、第2放熱体30の凸部32によって行われる。
第2放熱体30の凹部31には、ワイヤ60の屈曲部61が収納される。つまり、ワイヤ60の屈曲部61は、凹部31に位置している。本実施の形態において、ワイヤ60は、複数本である。具体的には、半導体レーザ素子10の両側方の各々に3本ずつ配置された合計6本のワイヤ60と、半導体レーザ素子10の後方(出射側端面とは反対側)に配置された1本のワイヤ60との合計7本のワイヤ60が用いられている。
半導体レーザ素子10の側方に配置された6本のワイヤ60は、上方で屈曲した屈曲部61とその周辺部分とが第2放熱体30の凹部31の中に納まっており、6本のワイヤ60は、凹部31と接触していない。また、6本のうち片側3本ずつのワイヤ60は、前後方向にずれることなく殆ど向きを変えておらず、半導体レーザ素子10の側方において外方に向かって互いに並行に架張されている。また、片側3本ずつのワイヤ60は、隣り合う前後の距離も十分に保たれており、接触しない。
半導体レーザ素子10の後方に配置された1本のワイヤ60についても、上方で屈曲した屈曲部61とその周辺部分とが第2放熱体30の凹部31の中に納まっており、凹部31と接触していない。
このように、全てのワイヤ60は、凹部31と接触しておらず、第2放熱体30と非接触である。つまり、凹部31は、ワイヤ60と接触しない形状及び深さで形成されている。これにより、ワイヤ60と第2放熱体30とが電気的に短絡することを抑制できる。なお、凹部31の表面には、酸化アルミニウム膜又はSiO2膜等の絶縁膜が形成されているとよい。この場合、例えば、凹部31の表面に絶縁材料を塗布すること等により、絶縁膜を形成することができる。
また、本実施の形態において、凹部31は、一つである。したがって、7本のワイヤ60の各々の屈曲部61は、一つの凹部31に位置している。つまり、全てのワイヤ60の屈曲部61が一つの凹部31にまとめて収納されている。
なお、図2及び図4に示すように、第2放熱体30には、給電用の接続穴33が設けられている。接続穴33には、第2放熱体30に給電を行うための電極端子が接続される。本実施の形態において、接続穴33は、第2放熱体30の上面に設けられている。
このように構成された第2放熱体30は、サブマウント40と第1放熱体20とをワイヤ60によってワイヤボンディングした後に、第1放熱体20を覆うようにして第1放熱体に重ね合わせる。
このとき、第1放熱体20と第2放熱体30とは、少なくとも第1放熱体20の凹所21の周囲において絶縁シート50を介して接合される。具体的には、絶縁シート50は、絶縁シート50が無かった場合に重ね合わせた第1放熱体20と第2放熱体30とが接触する部分に存在する。図2に示すように、本実施の形態において、絶縁シート50は、凹所21に対応する部分が切り欠かれた矩形状のシート状の絶縁体である。なお、絶縁シート50を介して重ね合わされた第1放熱体20と第2放熱体30とは、例えばボルト(不図示)によって締め付けられて固定される。したがって、絶縁シート50は、第1放熱体20と第2放熱体30とによって圧接される。
以上のように構成される半導体レーザ装置1は、例えば、図9に示すように、電源100に接続されることでレーザ光を出射する。図9は、実施の形態に係る半導体レーザ装置1を電源100に接続したときの一例を示す図である。
この場合、半導体レーザ装置1の第1放熱体20の接続穴23には、電源線等によって電源100の一方の電極(例えば正極)と電気的に接続された電極端子110がねじ込まれる。また、半導体レーザ装置1の第2放熱体30の接続穴33には、電源線等によって電源100の他方の電極(例えば負極)と電気的に接続された電極端子120がねじ込まれるが。これにより、図9の矢印で示すようにして、半導体レーザ装置1に電流が流れる。
具体的には、電源100によって半導体レーザ装置1に給電が行われると、半導体レーザ装置1に流れる電流は、第1放熱体20→ワイヤ60→サブマウント40(金属層42)→半導体レーザ素子10→第2放熱体30の順に流れる。これにより、半導体レーザ素子10からレーザ光が出射する。
なお、図9に示すように、半導体レーザ装置1の下に、水冷機構200を配置するとよい。これにより、水冷機構200によって、半導体レーザ素子10で発生した熱を一層効率良く放熱させることができる。また、水冷機構200を配置する場合は、第1放熱体20と水冷機構200との絶縁性を確保するために、水冷機構200と第1放熱体20との間には、絶縁シート300を配置するとよい。
以上、本実施の形態に係る半導体レーザ装置1によれば、レーザ光を出射する発光層11、第1電極12及び第2電極13を有する半導体レーザ素子10と、半導体レーザ素子10の一方側に配置された、導電性材料よりなる第1放熱体20と、半導体レーザ素子10の他方側に配置された、導電性材料よりなる第2放熱体30とを備え、第1放熱体20は、ワイヤ60を介して第1電極12と電気的に接続され、第2放熱体30は、第2電極13と電気的に接続される。そして、第2放熱体30は、第1放熱体20と対向する面に凹部31を有し、ワイヤ60の屈曲部61は、この凹部31に位置している。
このように、半導体レーザ素子10の一方側には第1放熱体20が配置され、半導体レーザ素子10の他方側には第2放熱体30が配置されている。本実施の形態では、半導体レーザ素子10の上下を挟むように第1放熱体20及び第2放熱体30が配置されている。これにより、半導体レーザ素子10で発生する熱を効率良く放熱することができる。
しかも、第1放熱体20及び第2放熱体30が導電性材料によって構成されている。そして、第1放熱体20と半導体レーザ素子10の第1電極12とが電気的に接続され、第2放熱体30と半導体レーザ素子10の第2電極13とが電気的に接続されている。これにより、第1放熱体20と第2放熱体30とによって半導体レーザ素子10に給電することができる。このとき、第1放熱体20と半導体レーザ素子10の第1電極12とをワイヤ60によって接続したとしても、ワイヤ60の屈曲部61が第2放熱体30の凹部31に位置しているので、ワイヤ60と第2放熱体30との接触による電気的短絡を抑制することができる。
したがって、放熱性に優れるとともに、ワイヤ60と第2放熱体30との接触による電気的短絡を抑制できる半導体レーザ装置1を実現できる。
また、本実施の形態に係る半導体レーザ装置1は、第1放熱体20よりも熱伝導性が高い材料よりなるサブマウント40をさらに備えている。そして、半導体レーザ素子10では、第1電極12が第2電極13よりも発光層11に近い位置にあり、半導体レーザ素子10は、第1電極12側においてサブマウント40に固定されている。サブマウント40は、半導体レーザ素子10とは反対側の面において第1放熱体20と接合され、ワイヤ60は、一端がサブマウント40に接続され、他端が第1放熱体20に接続されている。
この構成により、半導体レーザ素子10は、熱源となる発光層11がサブマウント40に近い位置となるようにサブマウント40に固定される。これにより、半導体レーザ素子10で発生する熱を、サブマウント40を介して第1放熱体20に効率良く放熱させることができる。したがって、より放熱性に優れた半導体レーザ装置1を実現できる。
また、本実施の形態に係る半導体レーザ装置1では、サブマウント40は、高熱伝導絶縁体41と、高熱伝導絶縁体41の表面に形成された金属層42とを有する。そして、金属層42には、第1電極12が接合され、且つ、ワイヤ60の一端が接続されている。
このように、高熱伝導絶縁体41によってサブマウント40を構成することにより、熱伝導性に優れたサブマウント40を容易に実現できる。
この場合、高熱伝導絶縁体41の材料として、単結晶ダイヤモンド、多結晶ダイヤモンド、単結晶の炭化ケイ素、多結晶の炭化ケイ素、及び窒化アルミニウムの何れかを用いることができる。これにより、高い熱伝導性を有するサブマウント40を容易に得ることができるので、一層放熱性に優れた半導体レーザ装置1を実現できる。
また、単結晶ダイヤモンド等のこれらの材料をはじめとして、熱伝導性に優れた高熱伝導絶縁体41を主体とするサブマウントは、金属材料を主成分とするサブマウントに比べて熱伝導率が高いものの、絶縁材料によって構成されていることが多い。このため、このままでは、サブマウントを通じて、半導体レーザ素子10に給電を行うことができない。
そこで、本実施の形態では、高熱伝導絶縁体41の表面に金属層42が形成されている。そして、金属層42には、半導体レーザ素子10の第1電極12が接合されるとともに、ワイヤ60の一端が接続される。これにより、熱伝導性に優れた絶縁性の高熱伝導絶縁体41を用いたとしても、この金属層42を介して半導体レーザ素子10の第1電極12とワイヤ60とを電気的に接続することができる。つまり、半導体レーザ素子10と第1放熱体20とをサブマウント40及びワイヤ60を介して電気的に接続することができる。したがって、熱伝導性に優れた高熱伝導絶縁体41が絶縁体であったとしても、第1放熱体20と第2放熱体30とによって半導体レーザ素子10に給電することができる。したがって、より一層放熱性に優れた半導体レーザ装置1を実現できる。
また、本実施の形態に係る半導体レーザ装置1において、第1放熱体20は、第2放熱体30と対向する面に凹所21を有している。そして、凹所21の底面には、サブマウント40が接合される。さらに、ワイヤ60の他端は、凹所21の底面に接続されている。
この構成により、サブマウント40に固定された半導体レーザ素子10を、第1放熱体20と第2放熱体30との間の省スペースに配置することができる。また、第1放熱体20に凹所21を設けることで、凹所21のエッジを利用してサブマウント40と第1放熱体20との位置合わせを行うことができるので、半導体レーザ素子10が実装されたサブマウント40を第1放熱体20の所定の位置に容易に配置することができる。
また、本実施の形態に係る半導体レーザ装置1において、第1放熱体20と第2放熱体30とは、凹所21の周囲において絶縁シート50を介して接合されている。
この構成により、半導体レーザ素子10の放熱性を高めるために第1放熱体20の上面と第2放熱体30の下面とを近接させたとしても、第1放熱体20と第2放熱体30との電気的短絡を抑制することができる。
また、本実施の形態に係る半導体レーザ装置1において、第2放熱体30は、第1放熱体20と対向する面において半導体レーザ素子10の第2電極13と接触している。
この構成により、半導体レーザ素子10で発生する熱を、第2放熱体30を介して効率良く放熱させることができる。
また、本実施の形態に係る半導体レーザ装置1において、凹部31の表面には、絶縁膜が形成されているとよい。
この構成により、振動等によって仮にワイヤ60が凹部31内で第2放熱体30と接触した場合であっても、ワイヤ60と第2放熱体30との電気的短絡を回避することができる。
また、本実施の形態に係る半導体レーザ装置1において、ワイヤ60は、複数本である。
複数本のワイヤ60を用いることにより半導体レーザ素子10の発光層11に流す電流量を増加させることができる。これにより、高出力の半導体レーザ素子10を用いることができるので、高出力の半導体レーザ装置1を実現できる。
また、複数本のワイヤ60を用いると、ワイヤ60同士が接触して信頼性が低下するおそれがあるが、本実施の形態のように、複数本のワイヤ60を用いる場合であっても、第2放熱体30の凹部31の中に各ワイヤ60の屈曲部61を位置させることで、各ワイヤ60が横(半導体レーザ素子10の前後)に拡がることを抑制できる。これにより、ワイヤ60同士の接触を抑制することができる。
また、本実施の形態に係る半導体レーザ装置1において、凹部31は一つであり、また、複数本のワイヤ60の各々の屈曲部61は、一つの凹部31に位置している。
この構成により、個々のワイヤ60毎に対応させて凹部31を形成することなく、第2放熱体30の一つの凹部31に複数本のワイヤ60の屈曲部61を簡単に納めることができる。
(変形例)
以上、本開示に係る半導体レーザ装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本開示は、上記実施の形態に限定されるものではない。
以上、本開示に係る半導体レーザ装置について、実施の形態に基づいて説明したが、本開示は、上記実施の形態に限定されるものではない。
例えば、上記実施の形態において、ワイヤ60は、半導体レーザ素子10の両側方及び後方に配置したが、図10に示す変形例1に係る半導体レーザ装置1Aのように、ワイヤ60は、半導体レーザ素子10の後方には配置されておらず、半導体レーザ素子10の両側方のみに配置されていてもよい。例えば、ワイヤ60は、半導体レーザ素子10の片側3本ずつの合計6本配置することができる。また、変形例1における半導体レーザ装置1Aでは、上記実施の形態における第2放熱体30を用いてもよいが、図11に示すように、ワイヤ60の配置に対応する2つの凹部31Aが形成された第2放熱体30Aが用いてもよい。図11に示されるように、凸部32Aの後方が削られていない第2放熱体30Aを用いることによって、上記実施の形態における半導体レーザ装置1よりも放熱性に優れた半導体レーザ装置1Aを実現できる。
あるいは、図12に示す変形例2に係る半導体レーザ装置1Bのように、ワイヤ60は、半導体レーザ素子10の片側一方のみに配置されていてもよい。例えば、ワイヤ60は、半導体レーザ素子10の片側一方のみに3本配置することができる。また、変形例2における半導体レーザ装置1Bでは、上記実施の形態における第2放熱体30又は変形例1における第2放熱体30Aを用いてもよいが、図13に示すように、ワイヤ60の配置に対応する1つの矩形状の凹部31Bが形成された第2放熱体30Bを用いてもよい。図13に示す第2放熱体30Bを用いることで、上記の半導体レーザ装置1、1Aよりも放熱性に優れた半導体レーザ装置1Bを実現できる。
あるいは、図14に示す変形例3に係る半導体レーザ装置1Cのように、ワイヤ60は、半導体レーザ素子10の後方のみに配置されていてもよい。例えば、ワイヤ60は、半導体レーザ素子10の後方のみに1本配置することができる。また、変形例3における半導体レーザ装置1Cでは、上記実施の形態における第2放熱体30を用いてもよいが、図15に示すように、ワイヤ60の配置に対応する1つの矩形状の凹部31Cが形成された第2放熱体30Cを用いてもよい。図15に示す第2放熱体30Cを用いることで、上記の半導体レーザ装置1、1A、1Bよりも放熱性に優れた半導体レーザ装置1Cを実現できる。
また、上記実施の形態において、第2放熱体30の凹部31は、深さが一定で断面形状を矩形状に形成したが、これに限らない。例えば、図16に示す変形例4に係る半導体レーザ装置1Dのように、断面形状が二等辺三角形の凹部31Dが形成された第2放熱体30Dであってもよいし、図17に示す変形例5に係る半導体レーザ装置1Eのように、断面形状が直角三角形の凹部31Eが形成された第2放熱体30Eであってもよいし。この場合、ワイヤ60と第2放熱体30との接触を回避するために、凹部31D及び31Eの最深部周辺がワイヤ60の屈曲部61に対応するように凹部31D及び31Eを形成するとよい。なお、第2放熱体の凹部の断面形状は、これらに限らず、球形、又は、三角形以外のテーパを有する形状であってもよい。
また、上記実施の形態において、半導体レーザ素子10の導波路は、リッジストライプ構造としたが、これに限らず、電極ストライプ構造であってもよい。
また、上記実施の形態において、半導体レーザ素子10は、発光点が1つであるシングルエミッタ構造としたが、発光点が複数のマルチエミッタ構造であってもよい。
また、上記実施の形態において、p側電極10fをサブマウント40側(下向き)となるように半導体レーザ素子10を実装したが、これに限らず、n側電極10gがサブマウント40側(上向き)となるように半導体レーザ素子10を実装してもよい。この場合、半導体レーザ装置を流れる電流は、図9に示される流れの向きとは逆向きになる。
その他、上記実施の形態に対して当業者が思い付く各種変形を施して得られる形態や、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で各実施の形態における構成要素及び機能を任意に組み合わせることで実現される形態も本開示に含まれる。
本開示に係る半導体レーザ装置は、放熱性に優れるので、プロジェクタ等に用いられる画像表示用光源又は産業用スポット照明等に用いられる照明用光源等として利用することができ、特に、比較的に高い光出力を必要とする機器の光源として有用である。
1、1A、1B、1C、1D、1E 半導体レーザ装置
10 半導体レーザ素子
10a 基板
10b n型クラッド層
10c 活性層
10d p型クラッド層
10e p型コンタクト層
10f p側電極
10h 絶縁膜
10i パッド電極
11 発光層
12 第1電極
13 第2電極
14 半田
20 第1放熱体
21 凹所
22 突出部
23 接続穴
30、30A、30B、30C、30D、30E 第2放熱体
31、31A、31B、31C、31D、31E 凹部
32、32A 凸部
33 接続穴
40 サブマウント
41 高熱伝導絶縁体
42 金属層
50 絶縁シート
60 ワイヤ
61 屈曲部
62 ボンド部
100 電源
110 電極端子
120 電極端子
200 水冷機構
300 絶縁シート
10 半導体レーザ素子
10a 基板
10b n型クラッド層
10c 活性層
10d p型クラッド層
10e p型コンタクト層
10f p側電極
10h 絶縁膜
10i パッド電極
11 発光層
12 第1電極
13 第2電極
14 半田
20 第1放熱体
21 凹所
22 突出部
23 接続穴
30、30A、30B、30C、30D、30E 第2放熱体
31、31A、31B、31C、31D、31E 凹部
32、32A 凸部
33 接続穴
40 サブマウント
41 高熱伝導絶縁体
42 金属層
50 絶縁シート
60 ワイヤ
61 屈曲部
62 ボンド部
100 電源
110 電極端子
120 電極端子
200 水冷機構
300 絶縁シート
Claims (10)
- レーザ光を出射する発光層、第1電極及び第2電極を有する半導体レーザ素子と、
前記半導体レーザ素子の一方側に配置された、導電性材料よりなる第1放熱体と、
前記半導体レーザ素子の他方側に配置された、導電性材料よりなる第2放熱体とを備え、
前記第1放熱体は、ワイヤを介して前記第1電極と電気的に接続され、
前記第2放熱体は、前記第1放熱体と対向する面に凹部を有し、且つ、前記第2電極と電気的に接続され、
前記ワイヤの屈曲部は、前記凹部に位置する
半導体レーザ装置。 - 前記第1放熱体よりも熱伝導性が高い材料よりなるサブマウントをさらに備え、
前記第1電極は、前記第2電極よりも前記発光層に近い位置にあり、
前記半導体レーザ素子は、前記第1電極側において前記サブマウントに固定され、
前記サブマウントは、前記半導体レーザ素子とは反対側の面において前記第1放熱体と接合され、
前記ワイヤは、一端が前記サブマウントに接続され、他端が前記第1放熱体に接続されている
請求項1記載の半導体レーザ装置。 - 前記サブマウントは、高熱伝導絶縁体と、該高熱伝導絶縁体の表面に形成された金属層とからなり、
前記金属層には、前記第1電極が接合され、且つ、前記ワイヤの一端が接続されている
請求項2記載の半導体レーザ装置。 - 前記高熱伝導絶縁体は、単結晶ダイヤモンド、多結晶ダイヤモンド、単結晶の炭化ケイ素、多結晶の炭化ケイ素、及び窒化アルミニウムの何れかである
請求項3記載の半導体レーザ装置。 - 前記第1放熱体は、前記第2放熱体と対向する面に凹所を有し、
前記凹所の底面に、前記サブマウントが接合され、
前記ワイヤの他端は、前記凹所の底面に接続されている
請求項2〜4の何れか1項に記載の半導体レーザ装置。 - 前記第1放熱体と前記第2放熱体とは、前記凹所の周囲において絶縁体を介して接合されている
請求項5記載の半導体レーザ装置。 - 前記第2放熱体は、前記第1放熱体と対向する面において前記第2電極と接触している
請求項1〜6の何れか1項に記載の半導体レーザ装置。 - 前記凹部の表面には、絶縁膜が形成されている
請求項1〜7の何れか1項に記載の半導体レーザ装置。 - 前記ワイヤは、複数本である
請求項1〜8の何れか1項に記載の半導体レーザ装置。 - 前記凹部は一つであり、
前記複数本のワイヤの各々の屈曲部は、前記一つの凹部に位置する
請求項9記載の半導体レーザ装置。
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|---|---|---|---|
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-
2017
- 2017-09-26 JP JP2017184254A patent/JP2019062033A/ja active Pending
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| JPWO2022230339A1 (ja) * | 2021-04-27 | 2022-11-03 | ||
| WO2022230339A1 (ja) * | 2021-04-27 | 2022-11-03 | 日亜化学工業株式会社 | 光源装置 |
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