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JP2019059535A - 容器包装体 - Google Patents

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JP2019059535A
JP2019059535A JP2017187452A JP2017187452A JP2019059535A JP 2019059535 A JP2019059535 A JP 2019059535A JP 2017187452 A JP2017187452 A JP 2017187452A JP 2017187452 A JP2017187452 A JP 2017187452A JP 2019059535 A JP2019059535 A JP 2019059535A
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俊 小田切
Takashi Odagiri
俊 小田切
陽子 田窪
Yoko Takubo
陽子 田窪
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Fuji Seal Inc
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Abstract

【課題】 開封時の内容物の漏れや飛散を防止することが可能な容器包装体を提供すること。【解決手段】 合成樹脂製シートによって形成された一対の主板部11を備える容器本体1と、内容物3と、を有する容器包装体A1であって、容器本体1は、第1殻部111、平面視であるz方向視において第1殻部111から離間した第2殻部112、及び平面視であるz方向視において第1殻部111と第2殻部112とを繋ぐ注出管部115を含む膨出部110と、一対の主板部11の一部同士が接合され且つ膨出部110を密閉するシール部14と、を有し、膨出部110は、第1殻部111の容積よりも体積が小さい内容物3と、気体と、を収容しており、注出管部115において密閉が解除されることにより内容物3が注出される。【選択図】 図1

Description

本発明は、容器包装体に関する。
液体等の内容物を収容した容器包装体は、内容物を密閉状態で保持することが求められる。また、内容物の種類等に応じて、容器包装体の外観に工夫を凝らすことは、商品としての内容物の販売を促進するにおいて有利である。特許文献1には、従来の容器包装体の一例が開示されている。同文献に開示された容器包装体は、殻部を各々が有する一対の主板部を含む容器本体と、当該殻部に収容された内容物と、を備える容器包装体が得られる。一対の主板部のうち殻部を囲む周辺領域同士は、熱シールによって接合されたシール部を構成している。このシール部によって殻部が密閉されており、内容物を密閉状態で保持することができる。
容器包装体から内容物を注出するには、例えば殻部から延びる注出管部を横断する切断予定線に沿って、容器本体を切断する。これにより、注出管部が開口され、内容物を注出可能となる。しかしながら、注出管部に内容物が滞留した状態で容器本体を切断すると、注出管部が開口した途端に、内容物が漏れたり飛散したりするという問題がある。特に、注出管部が殻部と比べて細長い管状部分である場合、注出管部に内容物が一旦滞留すると、この内容物を注出管部から排除することは困難である。
特開平8−174702号公報
本発明は、上記した事情のもとで考え出されたものであって、開封時の内容物の漏れや飛散を防止することが可能な容器包装体を提供することをその課題とする。
本発明によって提供される容器包装体は、合成樹脂製シートによって形成された一対の主板部を備える容器本体と、内容物と、を有する容器包装体であって、前記容器本体は、第1殻部、平面視において前記第1殻部から離間した第2殻部、及び平面視において前記第1殻部と前記第2殻部とを繋ぐ注出管部を含む膨出部と、前記一対の主板部の一部同士が接合され且つ前記膨出部を密閉するシール部と、を有し、前記膨出部は、前記第1殻部の容積よりも体積が小さい前記内容物と、気体と、を収容しており、前記注出管部において密閉が解除されることにより前記内容物が注出される。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記容器本体は、前記注出管部を横断する切断予定線をさらに有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記第1殻部と前記第2殻部とは、前記切断予定線を挟んで互いに反対側に位置している。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記注出管部は、断面積が縮小されたくびれ部を有する。
本発明の好ましい実施の形態においては、前記第2殻部の容積は、前記第1殻部の容積よりも小さく、且つ前記注出管部の容積よりも大きい。
前記容器包装体は、前記内容物が前記第1殻部のみに収容された状態で使用されることが意図されている。しかし、前記容器包装体の運搬過程や使用過程において前記容器包装体の天地が逆さまの状態に置かれる等により、前記内容物の一部が前記注出管部に滞留することがある。この状態で、前記内容物を注出すべく、前記容器包装体を切断すると、前記注出管部に滞留している前記内容物が漏れたり飛散したりするおそれが大きい。本発明によれば、前記一対の主板部の前記第2殻部を指等で押すことにより、前記第2殻部に収容されていた気体を前記注出管部へと排出する。これにより、前記注出管部に滞留していた前記内容物が前記第1殻部へと押し流される。そして、前記注出管部に前記内容物が滞留しない状態で、前記容器包装体を開封する。これにより、前記容器包装体を開封した途端に前記内容物が漏れたり飛散したりすることを防止することが可能であり、前記内容物を適切に注出することができる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行う詳細な説明によって、より明らかとなろう。
本発明の第1実施形態に係る容器包装体を示す斜視図である。 本発明の第1実施形態に係る容器包装体を示す平面図である。 図2のIII−III線に沿う断面図である。 図2のIV−IV線に沿う断面図である。 本発明の第1実施形態に係る容器包装体の製造方法の一例を示す斜視図である。 図5のVI−VI線に沿う断面図である。 図5のVII−VII線に沿う断面図である。 本発明の第1実施形態に係る容器包装体の使用例を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る容器包装体の使用例を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る容器包装体の開封を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る容器包装体の第1変形例を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る容器包装体の第2変形例を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る容器包装体の第3変形例を示す断面図である。 本発明の第1実施形態に係る容器包装体の第4変形例を示す要部断面図である。 本発明の第1実施形態に係る容器包装体の第5変形例を示す要部断面図である。 本発明の第1実施形態に係る容器包装体の第6変形例を示す要部断面図である。 本発明の第1実施形態に係る容器包装体の第7変形例を示す要部断面図である。 本発明の第1実施形態に係る容器包装体の第8変形例を示す要部断面図である。 本発明の第2実施形態に係る容器包装体を示す平面図である。 本発明の第3実施形態に係る容器包装体を示す平面図である。 図20のXXI−XXI線に沿う断面図である。 本発明の第3実施形態に係る容器包装体の使用例を示す断面図である。
以下、本発明の好ましい実施の形態につき、図面を参照して具体的に説明する。
<第1実施形態>
図1〜図4は、本発明の第1実施形態に係る容器包装体を示している。本実施形態の容器包装体A1は、容器本体1及び内容物3を備える。
図1は、容器包装体A1を示す斜視図である。図2は、容器包装体A1を示す平面図である。図3は、図2のIII−III線に沿う断面図である。図4は、図2のIV−IV線に沿う断面図である。なお、図1及び図2においては、理解の便宜上、後述するシール部14に複数の離散点からなるハッチングを付しており、内容物3に斜線からなるハッチングを付している。また、これらの図においては、後述の一対の主板部11のうち後述のフランジ部113の厚さ方向をz方向としており、x方向及びy方向は、z方向に直角な方向である。また、z方向視は、平面視に相当する。
容器本体1は、合成樹脂シートによって形成された容器包装体A1の本体部分であり、内容物3を密閉状態で収容するための機能を果たす。容器本体1は、通常、樹脂フィルムから構成される。該樹脂フィルムには、耐衝撃性、耐磨耗性、及び耐熱性等、包装体としての基本的な性能を備えることが要求される。また、容器包装体A1を製造するために形成される後述のシール部14は、通常、熱シールにより形成されるので、シートには熱シール性も要求される。容器本体1としては、基材層と、熱シール性を付与するシーラント層とを有する複層シートが好適であり、高いガスバリア性や遮光性が要求される場合には、基材層とシーラント層との間や、基材層が複層構成のときはその層間等にバリア層を設けることが好適である。なお、基材層そのものにバリア性を付与してもよい。この場合は、バリア層を基材層として用い、バリア層とシーラント層とを有する複層シートとなる。
ここで、基材層、シーラント層、及びバリア層の構成材料を例示する。なお、これら各層の積層は、慣用のラミネート法、例えば、共押出しラミネーション、接着剤によるドライラミネーション、熱接着性層を挟んで熱により接着させる熱ラミネーション等により行うことができる。また、上述の各層が単体の層として形成された後に互いに接合されることによって容器本体1を形成してもよいし、例えばある層上に他の層を形成するための溶融樹脂等の材料を押出しや塗布等によって配置した後に当該材料を冷却させることにより、複数の層が積層された容器本体1を形成してもよい。
基材層を構成する樹脂としては、ポリエステル(ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリエチレンナフタレ−ト(PEN)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリカーボネート(PC)等)、ポリスチレン(汎用ポリスチレン(GPPS)、耐衝撃性ポリスチレン(HIPS)等)、ポリオレフィン(ポリエチレン(PE)、ポリプロピレン(PP)等)、ポリアミド(ナイロン−6、ナイロン−66等)、ポリアクリロニトリル(PAN)、ポリイミド(PI)、ポリ塩化ビニル(PVC)、ポリ塩化ビニリデン(PVDC)、ポリメチルメタクリレート(PMMA)、ポリエーテルスルフォン(PES)等が挙げられる。基材層は、これらの樹脂からなる一層または二層以上の延伸または未延伸フィルムによって構成してもよい。
シーラント層を構成する樹脂は、好ましくはオレフィン系樹脂であり、より好ましくはポリエチレン系樹脂である。より具体的には、シーラント層を構成するオレフィン系樹脂として、低密度ポリエチレン(LDPE)、直鎖状低密度ポリエチレン(LLDPE)、エチレン−プロピレン共重合体(EP)、未延伸ポリプロピレン(CPP)、二軸延伸ナイロン(ON)、エチレン−オレフィン共重合体、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン−メタクリル酸共重合体(EMAA)及びエチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)等が挙げられる。シーラント層は、これらの樹脂からなる一層または二層以上の延伸または未延伸フィルムによって構成してもよい。
バリア層としては、アルミニウム等の金属薄膜、又は塩化ビニリデン(PVDC)、エチレン−ビニルアルコール共重合体(EVOH)等の樹脂フィルム、或いは任意の合成樹脂フィルム(例えば、基材層であってもよい)に、アルミニウム、酸化アルミニウムやシリカ等の無機酸化物等を蒸着(又はスパッタリング)したフィルムが例示できる。
容器本体1には、内容物の商品名や原材料・使用上の注意事項等の商品説明、その他各種デザイン等を表示するための印刷層(図示せず)を設けることができる。例えば、印刷層は、グラビア印刷等の公知の方法により、基材層の内側の面に形成できる。
本実施形態においては、容器本体1は、基材層及びシーラント層を有する場合を例に説明する。なお、基材層及びシーラント層に加えて、基材層とシーラント層との間に上述したバリア層を有する構成であってもよい。また、複数の基材層を有し、これらの基材層の間にバリア層が配置された構成であってもよい。また、容器本体1は、収納された内容物3を透視するため、透明又は半透明であることが好ましいが、非透明な材質を用いてもよい。容器本体1の厚みは、例えば0.05〜1.0mmであり、好ましくは0.1〜0.6mmである。
容器本体1は、一対の主板部11を有する。一対の主板部11は、z方向において互いに対面しており、膨出部110及びフランジ部113を有している。本実施形態においては、一対の主板部11は、互いに別体とされているが、一対の主板部11の構成はこれに限定されず、例えば一対の主板部11の端部同士が互いに連結された構成であってもよい。膨出部110は、主板部11が部分的にz方向に膨出する形状に加工された部分である。図示された例においては、一対の主板部11の双方に膨出部110が形成されているがこれに限定されず、一対の主板部11のいずれか一方のみに膨出部110が形成された構成であってもよい。膨出部110は、第1殻部111、第2殻部112及び注出管部115を含む。ただし、膨出部110は、第1殻部111、第2殻部112及び注出管部115以外の部分を含んでいてもよい。膨出部110は、内容物3と気体とを収容している。内容物3の体積は、第1殻部111の容積よりも小さい。すなわち、気体の体積は、第2殻部112及び注出管部115を足し合わせた容積よりも大きい。
第1殻部111は、膨出部110の一部をなしている。図示された例においては、一対の主板部11の膨出部110の双方に第1殻部111が形成されているが、いずれか一方のみに第1殻部111が形成されていてもよい。図示された例においては、一対の主板部11の膨出部110に形成された第1殻部111は、z方向視において同形状および同サイズである。第1殻部111のz方向視形状は特に限定されず、略円形状、略楕円形状、略多角形状、略星型形状等、様々な形状に形成される。図示された例においては、第1殻部111は、z方向視において略円形状である。第1殻部111の容積は、内容物3の体積よりも大きい。図示された例においては、一対の主板部11の膨出部110の双方が第1殻部111を含む。この場合、第1殻部111の容積とは、2つの第1殻部111の容積である。
第2殻部112は、z方向視(平面視)において第1殻部111と離間しており、図示された例においては、第1殻部111に対してy方向に離間している。図示された例においては、一対の主板部11の膨出部110の双方に第2殻部112が形成されているが、いずれか一方のみに第1殻部111が形成されていてもよい。図示された例においては、一対の主板部11の膨出部110に形成された第2殻部112は、z方向視において同形状および同サイズである。第2殻部112のz方向視形状は特に限定されず、略円形状、略楕円形状、略多角形状、略星型形状等、様々な形状に形成される。図示された例においては、第2殻部112は、z方向視において略円形状である。
図4に示すように、第2殻部112のzx平面に沿う断面形状は、z方向に緩やかに膨出する円弧形状である。第2殻部112の周縁部は、フランジ部113に対して斜めに繋がっており、第2殻部112とフランジ部113とがなす角は、鈍角である。
図示された例においては、第1殻部111のz方向視における面積は、第2殻部112のz方向視における面積よりも大きい。また、第1殻部111のz方向寸法は、第2殻部112のz方向寸法よりも大きい。これらにより、第1殻部111の容積は、第2殻部112の容積よりも大きい。図示された例においては、一対の主板部11の膨出部110の双方が、第1殻部111及び第2殻部112を含む。この場合、第1殻部111の容積が第2殻部112の容積よりも大きいとは、2つの第1殻部111の容積が、2つの第2殻部112の容積よりも大きいことをいう。なお、図示された例とは異なり、第1殻部111の容積よりも、第2殻部112の容積が大きい構成や、第1殻部111の容積と第2殻部112の容積とが等しい構成であってもよい。
注出管部115は、z方向視(平面視)において第1殻部111と第2殻部112とを繋いでいる。図示された例においては、一対の主板部11の膨出部110の双方に注出管部115が形成されている。すなわち、一方の主板部11の膨出部110が、第1殻部111、第2殻部112及び注出管部115を含んでおり、注出管部115が第1殻部111及び第2殻部112に直接繋がっている。ただし、例えば一方の主板部11の膨出部110が第1殻部111を含み、第2殻部112を含んでおらず、他方の主板部11の膨出部110が第1殻部111を含まず、第2殻部112を含む場合、注出管部115は、これらの第1殻部111及び第2殻部112の双方に直接繋がっている構成でなくてもよく、z方向視(平面視)において第1殻部111と第2殻部112とを繋いでいればよい。注出管部115において密閉が解除されることにより、膨出部110に収容された内容物3が注出される。図示された例においては、一対の主板部11に形成された注出管部115は、z方向視において同形状および同サイズである。注出管部115は、第1殻部111と第2殻部112とをz方向視において繋ぐ構成であればその具体的形状は特に限定されない。図示された例においては、注出管部115は、y方向に沿う直管状である。注出管部115の容積は、第2殻部112の容積よりも小さいことが好ましい。図示された例においては、一対の主板部11の膨出部110の双方が、第2殻部112及び注出管部115を含む。この場合、注出管部115の容積が第2殻部112の容積よりも小さいとは、2つの注出管部115の容積が、2つの第2殻部112の容積よりも小さいことをいう。
注出管部115は、くびれ部115aを有している。くびれ部115aは、注出管部115の一部が、くびれ部115a以外の部分よりも断面積が縮小された部分である。くびれ部115aの断面積は、例えば注出管部115のうちくびれ部115a以外の主要部分の断面積の10%〜60%程度であり、好ましくは20%〜40%である。注出管部115におけるくびれ部115aの位置は特に限定されず、図示された例においては、くびれ部115aは、注出管部115のうち第2殻部112に繋がる部分に配置されている。
フランジ部113は、主板部11のうち膨出部110を除いた、平坦な形状の部分である。図示された例においては、一対の主板部11のフランジ部113は、z方向視において同形状および同サイズである。
容器本体1には、シール部14が形成されている。シール部14は、一対の主板部11のフランジ部113同士が接合された部位である。シール部14は、z方向視において膨出部110を囲んでおり、これを密閉している。シール部14には、内容物3の商品名称や成分、あるいは注意事項などを記載してもよい。シール部14を形成するための接合手段は特に限定されず、容器本体1が合成樹脂シートからなる場合、例えば熱シールが挙げられる。なお、図示された例においては、シール部14は、一対の主板部11のうち膨出部110以外の部位であるフランジ部113の全領域が接合された構成であるが、これに限定されない。例えば、フランジ部113のうち端縁近傍の部分(端部)が接合されていないことにより、シール部14が主板部11の端縁に到達しておらず、主板部11の端部に未シール部が存在する構成であってもよい。
シール部14は、吹込経路痕165を有する。吹込経路痕165は、後述する容器包装体A1の製造工程において、膨出部110を膨出形状とするための気体吹き込みの痕跡として形成されるものである。図示された例においては、吹込経路痕165は、主板部11の端縁と第1殻部111とに繋がっている。なお、本実施形態とは異なり、吹込経路痕165が第2殻部112に接している構成であってもよい。
容器本体1は、切断予定線13を有している。切断予定線13は、周囲部分に対して切断が容易とされた線状部分であり、容器本体1を切断することにより容器包装体A1の開封起点となる部位である。図示された例においては、一対の主板部11のそれぞれに、切断予定線13が形成されている。切断予定線13は、フランジ部113及び注出管部115を横切っており、図示された例においては、主板部11をx方向に横断している。切断予定線13の具体的構造は特に限定されず、容器本体1の切断を容易とする構成であればよい。図示された例においては、切断予定線13は、主板部11に形成されたハーフカット線によって構成されている。また、図示された例においては、主板部11に一対の切り欠き部15が形成されており、上述のハーフカット線が一対の切り欠き部15を繋ぐように形成されている。一対の切り欠き部15は、切断予定線13に沿って容器本体1を切断することを、より容易とするものである。また、図示された例においては、第1殻部111と第2殻部112とが、切断予定線13を挟んでy方向の両側に配置されている。
内容物3は、容器本体1の膨出部110に密閉状態で収容されるものであり、その体積が第1殻部111の容積よりも小さい。内容物3は、少なくとも後述する容器包装体A1の開封においては、第1殻部111に収容され、第2殻部112及び注出管部115には収容されないことが意図されている。このため、開封時以外の運搬時や陳列時等においても、内容物3は、第2殻部112及び注出管部115に収容されないことが好ましいが、容器包装体A1の使用形態によっては、内容物3は、第2殻部112や注出管部115に収容され得る。内容物3の例としては、医薬品、化粧品、食品などが挙げられるが、特に限定されず、液体及びゲル状物体や、これらに固体が混入されたもの等が適宜挙げられる。
次に、容器包装体A1の製造方法の一例について、図5〜図7を参照しつつ以下に説明する。図5の(a)〜(f)は、容器包装体A1の製造方法の主要な工程を模式的に示している。図6は、図5(c)の工程を示しており、図5のVI−VI線に沿う断面図である。図7は、図5(d)の工程を示しており、図5のVII−VII線に沿う断面図である。なお、これらの図に例示される製造方法は、4つの容器包装体A1に相当する部分を一単位として各工程を行う場合であるが、これは例えば製造効率の便宜による。3つ以下の容器包装体A1に相当する部分を一単位として各工程を行う構成であってもよいし、5つ以上の容器包装体A1に相当する部分を一単位として各工程を行う構成であってもよい。
まず、図5(a)に示すように、シート材料1Aを用意する。シート材料1Aは、上述した容器本体1を形成するための材料である。シート材料1Aの材質は、容器本体1の材料として選択されるものと同様である。次に、シート材料1Aを、一対の主板部11及び折り返し部12を有する形態に折り曲げ加工する。折り返し部12は、シート材料1Aがy方向下端において折り曲げられた部分である。一対の主板部11は、折り返し部12を介して繋がっており、z方向において互いに正対している。
本実施形態においては、折り曲げ工程の直後に、一対の主板部11のそれぞれに対して、切断予定線13を形成する。この形成は、たとえば一対の主板部11の両側からカッタ71を当接させることにより行う。これにより、一対の主板部11には、シート材料1Aの送り方向であるx方向に沿って延びるハーフカット線からなる一対の切断予定線13が形成される。なお、折り曲げ工程の直後にカッタ71によって切断予定線13を形成する手法は、あくまで一例である。カッタ71以外の手段を用いて切断予定線13を形成してもよい。また、シート材料1Aに折り曲げ工程を施す前に、シート材料1Aに切断予定線13を形成してもよい。例えば、より幅広のシート材料から複数のシート材料1Aを形成する工程において、当該幅広のシート材料を切断する際に、複数の切断予定線13を形成してもよい。また、以降に説明する工程におけるいずれかの所望のタイミングで、切断予定線13を形成してもよい。
次いで、図5(b)に示すように、一対の主板部11に対して、熱シールを施す。図示された例においては、加熱機能を有する一対のシール金型72を用いる。一対のシール金型72によって一対の主板部11を挟みつつ加熱する。これにより、シール金型72によって挟まれた主板部11のシーラント層同士が熱シールされ、シール部14が形成される。図5においては、理解の便宜上、シール部14に複数の離散点からなるハッチングを付している。一対の主板部11のうち一対のシール金型72によって加熱されなかった部分が、未シール部18となっている。未シール部18は、この後の工程を経ることにより第1殻部111、第2殻部112、注出管部115を含む膨出部110及び後述の吹込部163となる部位である。
次いで図5(c)及び図6に示すように、シート材料1Aを一対の金型73によって挟む。金型73は、接触面730及び凹部731を有する。接触面730は、シート材料1Aと接触する面である。凹部731は、第1殻部111、第2殻部112、注出管部115を含む膨出部110及び吹込部163を形成するためのものであり、接触面730から凹んだ部位である。
また、図6に示すように、一対の主板部11のy方向直上に吐出孔735を配置する。吐出孔735は、一対の主板部11の未シール部18に吹き込む圧縮空気や窒素ガス等の気体を吐出するものである。なお、図5においては、吐出孔735を省略している。図示された例においては、複数の未シール部18のy方向直上に複数の吐出孔735が個別に配置される場合が想定されているが、これは本工程を実現する構成の一例である。複数の未シール部18に適切に気体を吹き込むことが可能な構成であれば、その具体的な装置構成は特に限定されない。未シール部18に気体が吹き込まれると、図5(b)に示した未シール部18が、金型73の凹部731に沿うように膨出加工される。これにより、未シール部18が、第1殻部111、第2殻部112、注出管部115を含む膨出部110及び吹込部163となる。また、この際に、注出管部115には、くびれ部115aが形成される。くびれ部115aは、注出管部115のうち第2殻部112に繋がる部分に形成されている。
次いで、図5(d)及び図7に示すように、第1殻部111に内容物3を充填する。この充填は、例えば充填ノズル74を用いて行う。すなわち、充填ノズル74を吹込部163に挿入し、充填ノズル74から内容物3を吐出する。これにより、内容物3は、吹込部163を経由して膨出部110に充填される。なお、内容物3は、主に第1殻部111に充填されるが、充填ノズル74からの吐出状態により、内容物3は、第1殻部111だけでなく、第2殻部112や注出管部115にも充填され得る。ただし、本実施形態においては、注出管部115にくびれ部115aが形成されている。くびれ部115aは、断面積が相対的に縮小された部分であり、顕著な屈曲形状をなしている。このため、くびれ部115aにおいて内容物3に強い表面張力が生じうる。この表面張力は、内容物3がくびれ部115aから第2殻部112へと流入することを阻止しうる。図示された例は、内容物3が第1殻部111及び注出管部115に充填された場合であるが、注出管部115の断面積がさらに小さい等の場合には、内容物3が第1殻部111のみに充填されていてもよい。
次いで、図5(e)に示すように、例えばシール金型75を用いて、一対の主板部11の吹込部163及びその周辺に熱シールを施す。これにより、吹込部163が塞がれることとなり、図5(f)に示す吹込経路痕165が形成される。図5(f)においては、膨出部110がシール部14によって密閉されており、内容物3が密閉状態で収容されている。
この後は、シート材料1Aの所定箇所を外形線OLに沿って切断することにより、上述した容器包装体A1が得られる。なお、上述した構成の容器包装体A1は、当該切断工程において、折り返し部12が取り除かれた場合に相当する。これとは異なり、折り返し部12が容器包装体A1に残存するようにシート材料1Aを切断してもよい。この場合、容器包装体A1において、一対の主板部11は、折り返し部12によって互いに繋がれた構成となる。また、図5に示すように、第2殻部112がy方向下方に位置し、第1殻部111がy方向上方に位置する姿勢から、図1〜図3に示すように、第1殻部111がy方向下方に位置し、第2殻部112がy方向上方に位置する姿勢に容器包装体A1を置くと、内容物3が第1殻部111に収容され、注出管部115には、内容物3が滞留しない状態となり得る。
次に、容器包装体A1の作用について説明する。
図1〜図3に示すように、容器包装体A1は、好ましくは内容物3が第1殻部111のみに収容された状態で使用されることが意図されている。しかし、容器包装体A1の運搬過程や使用過程において容器包装体A1の天地が逆さまの状態に置かれる等により、図8に示すように、内容物3の一部が第1殻部111以外の部分、例えば注出管部115に滞留することがある。この状態で、内容物3を注出すべく、切断予定線13に沿って容器包装体A1を切断すると、注出管部115に滞留している内容物3が漏れたり飛散したりするおそれが大きい。そこで、図9に示すように、一対の主板部11の第2殻部112をz方向両側から指等で押すことにより、第2殻部112に収容されていた空気を注出管部115へと排出する。これにより、注出管部115に滞留していた内容物3が第1殻部111へと押し流される。そして、注出管部115に内容物3が滞留しない状態で、図10に示すように、切断予定線13に沿って容器本体1を切断する。これにより、容器本体1を切断した途端に内容物3が漏れたり飛散したりすることを防止することが可能であり、内容物3を適切に注出することができる。なお、内容物3の体積は、第1殻部111の容積よりも小さい。これにより、図9に示した第2殻部112を押す動作を十分に行えば、すべての内容物3を第1殻部111へと導入することが可能であり、注出管部115から内容物3を確実に排出することができる。
なお、図4に示すように、第2殻部112の周縁部分がフランジ部113に対して鈍角に繋がっていることにより、第2殻部112を指等によって押しつぶしやすいという利点がある。第2殻部112の周縁部分がフランジ部113に対して略直角に繋がっていると、第2殻部112の押しつぶしが困難となり、注出管部115からの内容物3の排出が十分に行えない等の不具合を生じうる。本実施形態によれば、このような不具合を回避することができる。
本実施形態においては、容器本体1に切断予定線13が形成されている。切断予定線13は、注出管部115を横断している。このため、容器本体1を切断予定線13に沿って切断することにより、注出管部115を確実に切断することができる。これは、注出管部115の開口部分から、内容物3を確実に注出するのに好ましい。
本実施形態においては、切断予定線13を挟んで第1殻部111と第2殻部112とが互いに反対側に位置している。このため、例えば、一方の手で第1殻部111の側を保持し、他方の手で第2殻部112を押しつぶした後に、両手で持った部分を捻るようにして切断予定線13に沿って容器本体1を切断することができる。これにより、容器本体1をより容易に開封することができる。
注出管部115がくびれ部115aを有することにより、第1殻部111に収容されることが好ましい内容物3が注出管部115を通じて第2殻部112へと意図せず流入することを回避することができる。また、図示された例においては、くびれ部115aは、注出管部115のうち第2殻部112と繋がる部分に設けられている。このため、くびれ部115aは、第1殻部111に対して切断予定線13を挟んで反対側に位置している。これにより、切断予定線13に沿って容器本体1を切断した後は、容器本体1のうち第1殻部111を含む部分には、くびれ部115aは残存しない。したがって、くびれ部115aを有さない注出管部115から内容物3を注出することが可能であり、スムーズな注出に好ましい。
第2殻部112の容積は、注出管部115の容積よりも大きい。このため、図9に示すように、第2殻部112を押しつぶすことにより、注出管部115の容積よりも体積が大きい空気を第2殻部112から排出することが可能である。これは、注出管部115に滞留した内容物3をより確実に内容物3へと送り込むのに好ましい。また、第2殻部112の容積が第1殻部111の容積よりも小さいことにより、内容物3を収容する機能を期待しない第2殻部112が、容器包装体A1において過度に大きな割合を占めてしまうことを回避することができる。
図11〜図22は、本発明の変形例及び他の実施形態を示している。なお、これらの図において、上記実施形態と同一または類似の要素には、上記実施形態と同一の符号を付している。
<第1実施形態 第1変形例>
図11は、容器包装体A1の第1変形例を示している。本変形例の容器包装体A11においては、一方の主板部11にのみ第1殻部111、第2殻部112及び注出管部115を含む膨出部110が形成されている。他方の主板部11は、膨出部110を有しておらず、全体が平坦な形状とされている。
<第1実施形態 第2変形例>
図12は、容器包装体A1の第2変形例を示している。本変形例の容器包装体A12においては、一対の主板部11の双方に膨出部110が形成されている。しかし、一方の主板部11の膨出部110のみが第1殻部111を含み、他方の主板部11の膨出部110のみが第2殻部112及び注出管部115を含む。
これらの容器包装体A11及び容器包装体A12によっても、開封時の内容物3の漏れや飛散を防止することが可能であり、内容物3を適切に注出することができる。また、これらの変形例から理解されるように、膨出部110や膨出部110に含まれる第1殻部111、第2殻部112及び注出管部115が、一対の主板部11の双方に形成された構成に限定されない。膨出部110や膨出部110に含まれる第1殻部111、第2殻部112及び注出管部115のいずれかが一方の主板部11のみに形成されていてもよい。また、第1殻部111、第2殻部112及び注出管部115のいずれかが、一対の主板部11の膨出部110の双方に形成されている場合、一方の主板部11に形成されたものと、他方の主板部11に形成されたものとが、互いの形状や大きさが異なる構成であってもよい。
<第1実施形態 第3変形例>
図13は、容器包装体A1の第2変形例を示している。本変形例の容器包装体A13においては、第2殻部112のzx平面に沿う断面形状が、複数の段差部からなる形状とされている。この場合、第2殻部112の周縁部分がフランジ部113に対して起立した構成であるものの、第2殻部112の剛性は、極端に高められない。したがって、第2殻部112をスムーズに押しつぶすことができる。
<第1実施形態 第4変形例>
図14は、容器包装体A1の第4変形例を示している。本変形例の容器包装体A14においては、くびれ部115aの位置が上述した例と異なっている。容器包装体A14においては、くびれ部115aは、注出管部115のうち第1殻部111に繋がる部分に設けられている。本変形例によっても、開封時の内容物3の漏れや飛散を防止することが可能であり、内容物3を適切に注出することができる。また、第1殻部111に収容された内容物3が、注出管部115に進入することをより確実に防止することができる。
<第1実施形態 第5変形例>
図15は、容器包装体A1の第5変形例を示している。本変形例の容器包装体A15においては、くびれ部115aの位置が上述した例と異なっている。容器包装体A15においては、くびれ部115aは、注出管部115の両端から離れた位置に設けられている。また、くびれ部115aは、切断予定線13から第2殻部112側に離れている。
本変形例によっても、開封時の内容物3の漏れや飛散を防止することが可能であり、内容物3を適切に注出することができる。また、くびれ部115aが、第1殻部111及び第2殻部112から離れているものの、くびれ部115aは、切断予定線13に対して第2殻部112側に設けられている。このため、容器本体1を切断予定線13に沿って切断すると、第1殻部111に繋がる注出管部115には、くびれ部115aは残存しない。これは、内容物3のスムーズな注出に好ましい。容器包装体A14及び容器包装体A15から理解されるように、注出管部115におけるくびれ部115aの位置は、様々に設定することができる。
<第1実施形態 第6変形例>
図16は、容器包装体A1の第6変形例を示している。本変形例の容器包装体A16においては、容器包装体A1において切断予定線13を構成するハーフカット線が設けられていない。容器包装体A16においては、一対の切り欠き部15を繋ぐ仮想線が、切断予定線13として機能している。図中においては、理解の便宜上、切断予定線13として機能する線状部分を想像線によって示している。主板部11が比較的切断し易い材質からなる場合、切断予定線13を挟んで容器本体1を捻る等の動作により、切り欠き部15を切断起点として容器本体1を切断することができる。本変形例から理解されるように、切断予定線13は、ハーフカット線等の線状構造が設けられている構成に限定されず、注出管部115を開口させる切断を行いうる構成であればよい。
<第1実施形態 第7変形例>
図17は、容器包装体A1の第7変形例を示している。本変形例の容器包装体A17においては、容器本体1に切断予定線13が設けられていない。このような容器包装体A17は、例えば鋏等によって注出管部115を横断するように容器本体1を切断することによって開封することができる。また、容器本体1に切断箇所を指し示す印刷線を設けてもよい。本変形例から理解されるように、切断予定線13が設けられていない場合であっても、開封時の内容物3の漏れや飛散を防止することが可能であり、内容物3を適切に注出することができる。
<第1実施形態 第8変形例>
図18は、容器包装体A1の第8変形例を示している。本変形例の容器包装体A18においては、第2殻部112が、x方向における図中右方から注出管部115に繋がっている。また、膨出部110は、分岐管部116を含んでいる。分岐管部116は、注出管部115のy方向上端からy方向上方に向けて延びる管状部分である。容器包装体A18においても、第2殻部112を押しつぶすことにより、注出管部115に滞留した内容物3を第1殻部111へと押し流すことができる。また、本変形例から理解されるように、膨出部110は、第1殻部111、第2殻部112及び注出管部115以外の膨出部分を適宜含んでもよい。このような膨出部分を設けることにより、容器包装体A18の意匠性や機能をより高めることができる。
<第2実施形態>
図19は、本発明の第2実施形態に係る容器包装体を示している。本実施形態の容器包装体A2は、第1殻部111、第2殻部112及び注出管部115の配置や形状が、上述した実施形態と異なっている。
本実施形態においては、第1殻部111及び第2殻部112が、切断予定線13に対してy方向における同じ側に配置されている。また、注出管部115は、このような配置とされた第1殻部111及び第2殻部112を繋ぐべく、U字に類似した屈曲形状とされている。切断予定線13は、x方向に沿って形成されており、注出管部115の二箇所を横断している。
このような実施形態によっても、開封時の内容物3の漏れや飛散を防止することが可能であり、内容物3を適切に注出することができる。また、本実施形態から理解されるように、第1殻部111及び第2殻部112の配置は、特に限定されず、切断予定線13を挟んで反対側に配置されてもよいし、切断予定線13に対して同じ側に配置されてもよい。また、注出管部115は、第1殻部111と第2殻部112とをz方向視において適切に繋ぐ構成であれば、形状等は特に限定されない。
<第3実施形態>
図20及び図21は、本発明の第3実施形態に係る容器包装体を示している。本実施形態の容器包装体A3は、容器本体1が折り返し部12を有しており、一対の主板部11のy方向下端同士が、折り返し部12によって連結されている。また、第1殻部111は、一対の主板部11のy方向下端に到達しており、折り返し部12をx方向において分断している。図21に示すように、第1殻部111のうちy方向下端部分は、底部114となっている。底部114は、zx平面に沿っている。
また、本実施形態においては、吹込経路痕165が、第2殻部112に繋がっている。これは、容器包装体A3が図5に示した製造方法と類似の製造方法で製造される場合、図5(c)に相当する主板部11を膨出させる工程での気体の吹き込みや、図5(d)に相当する内容物3の充填における内容物3の注入が、第2殻部112に繋げられた吹込部163からなされることに起因する。また、このような吹き込みや充填に対応して、本実施形態の注出管部115には、くびれ部115aが設けられていない。
本実施形態によっても、開封時の内容物3の漏れや飛散を防止することが可能であり、内容物3を適切に注出することができる。また、底部114が設けられていることにより、容器包装体A3は、底部114を下方側とした姿勢で、自立させることができる。また、注出管部115にくびれ部115aが設けられていないことにより、第2殻部112側から注入された内容物3が、注出管部115で滞ることなくスムーズに第1殻部111へと充填されるという利点がある。
図22は、容器包装体A3の使用例を示している。図示された状態では、内容物3の一部が、第2殻部112及び注出管部115に収容されている。例えば容器包装体A3の製造方法において、上述の吹込部163から注入された内容物3の一部が、第2殻部112や注出管部115に残存しうる。容器包装体A3がこのような状態になったとしても、内容物3の体積が第1殻部111の容積よりも小さいことから、膨出部110には十分な体積の気体が収容されている。このため、図9に示した第2殻部112を押す動作を十分に行うことにより、容器包装体A3においても内容物3を第1殻部111へと適切に押し流すことができる。また、図22に示した例とは異なり、内容物3が、注出管部115に収容されず第1殻部111及び第2殻部112のみに収容された場合であっても、この内容物3を第1殻部111へと押し流すことができる。
本発明に係る容器包装体は、上述した実施形態に限定されるものではない。本発明に係る容器包装体の各部の具体的な構成は、種々に設計変更自在である。
A1,A11,A12,A13,A14,A15,A16,A17,A18,A2,A3:容器包装体
1 :容器本体
1A :シート材料
3 :内容物
11 :主板部
12 :折り返し部
13 :切断予定線
14 :シール部
15 :切り欠き部
18 :未シール部
71 :カッタ
72 :シール金型
73 :金型
74 :充填ノズル
75 :シール金型
111 :第1殻部
112 :第2殻部
113 :フランジ部
114 :底部
115 :注出管部
115a :くびれ部
116 :分岐管部
163 :吹込部
165 :吹込経路痕
730 :接触面
731 :凹部
735 :吐出孔
OL :外形線

Claims (5)

  1. 合成樹脂製シートによって形成された一対の主板部を備える容器本体と、
    内容物と、
    を有する容器包装体であって、
    前記容器本体は、第1殻部、平面視において前記第1殻部から離間した第2殻部、及び平面視において前記第1殻部と前記第2殻部とを繋ぐ注出管部を含む膨出部と、前記一対の主板部の一部同士が接合され且つ前記膨出部を密閉するシール部と、を有し、
    前記膨出部は、前記第1殻部の容積よりも体積が小さい前記内容物と、気体と、を収容しており、
    前記注出管部において密閉が解除されることにより前記内容物が注出される、容器包装体。
  2. 前記容器本体は、前記注出管部を横断する切断予定線をさらに有する、請求項1に記載の容器包装体。
  3. 前記第1殻部と前記第2殻部とは、前記切断予定線を挟んで互いに反対側に位置している、請求項2に記載の容器包装体。
  4. 前記注出管部は、断面積が縮小されたくびれ部を有する、請求項1ないし3のいずれかに記載の容器包装体。
  5. 前記第2殻部の容積は、前記第1殻部の容積よりも小さく、且つ前記注出管部の容積よりも大きい、請求項1ないし4のいずれかに記載の容器包装体。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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