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JP2019058983A - 床仕上げ材用ハンマ及び床構造の施工方法 - Google Patents

床仕上げ材用ハンマ及び床構造の施工方法 Download PDF

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JP2019058983A JP2017185815A JP2017185815A JP2019058983A JP 2019058983 A JP2019058983 A JP 2019058983A JP 2017185815 A JP2017185815 A JP 2017185815A JP 2017185815 A JP2017185815 A JP 2017185815A JP 2019058983 A JP2019058983 A JP 2019058983A
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南谷 英彰
Hideaki Minamitani
英彰 南谷
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Abstract

【課題】良好に床構造を施工することが可能な床仕上げ材用ハンマ及び床構造の施工方法を提供する。
【解決手段】棒状をなす柄部10と、前記柄部10の一端側に設けられ、床仕上げ材42を叩く叩き面21を有するヘッド部20と、前記ヘッド部20のうち前記叩き面21の近傍に設けられた衝撃緩和部30と、を備えている。このような構成によれば、衝撃緩和部30により床仕上げ材42に加わる衝撃が緩和されるから、床仕上げ材42を強く叩いても床仕上げ材42が割れることを防ぐことができる。したがって、床仕上げ材42をモルタル層41に十分に沈み込ませ、良好に床構造を施工することができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、床仕上げ材用ハンマ及び床構造の施工方法に関する。
従来、建築物等の床構造を施工する方法として、コンクリートや地盤などの土台部の上にモルタル層を形成し、モルタル層の上にセメントペーストを撒き、セメントペーストの上に石材やタイルなどの床仕上げ材を載置した後、床仕上げ材の表面を、柄付きハンマ(例えば下記特許文献1に記載)などで叩いて、床仕上げ材の張り付け高さを調整する方法が知られている。
このような床構造の施工方法において良好に床構造を施工するためには、床仕上げ材をモルタル層に十分に沈み込ませ、床仕上げ材が浮いた状態になることを防ぐことが重要である。床仕上げ材の裏側に大きな空隙が形成されていると、施工完了後の使用時に、床仕上げ材が割れてしまう虞があるからである。
実開昭57−23986号公報
しかしながら、上記のような従来のハンマでは、良好に床構造を施工することが難しいという問題がある。なぜなら、床仕上げ材をモルタル層に十分に沈み込ませるためには、床仕上げ材を比較的強く叩く必要があるところ、従来のハンマで床仕上げ材を強く叩くと、その衝撃で、床仕上げ材が割れてしまう虞があるからである。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、良好に床構造を施工することが可能な床仕上げ材用ハンマ及び床構造の施工方法を提供することを目的とする。
本発明の床仕上げ材用ハンマは、棒状をなす柄部と、前記柄部の一端側に設けられ、床仕上げ材を叩く叩き面を有するヘッド部と、前記ヘッド部のうち前記叩き面の近傍に設けられた衝撃緩和部と、を備えているものである。
本発明の床構造の施工方法は、土台部の上にモルタル層を設けるモルタル敷設工程と、前記モルタル層の表面に、セメントを水で溶きペースト状にしたセメントペーストを撒く工程と、前記セメントペーストの上に裏面に裏足が突設されている裏足付きのタイルを載置するタイル載置工程と、前記タイルをハンマで叩いて前記裏足を前記モルタル層に沈み込ませるタイル叩き工程と、を経る方法である。
本発明の床仕上げ材用ハンマによれば、衝撃緩和部により、床仕上げ材に加わる衝撃が緩和されるから、床仕上げ材を強く叩いても床仕上げ材が割れることを防ぐことができる。したがって、床仕上げ材をモルタル層に十分に沈み込ませ、良好に床構造を施工することができる。
本発明の床構造の施工方法によれば、裏足がモルタル層に沈み込むから、タイルの裏側に大きな空隙ができることを防ぐことができる。したがって、良好に床構造を施工することができる。
本実施例における床仕上げ材用ハンマを示す側面図 床仕上げ材用ハンマを示す断面図であって、図1のX−X位置における断面に相当する断面図 床仕上げ材用ハンマを示す正面図 床仕上げ材用ハンマを用いて床構造を施工する様子を示す概略図であり、(A)は床仕上げ材用ハンマが床仕上げ材の上面に斜めに当たった状態を示し、(B)は床仕上げ材用ハンマのヘッド部が弾性変形した状態を示す。
本発明の好ましい形態を以下に示す。
本発明の床仕上げ材用ハンマは、前記衝撃緩和部が、前記叩き面に沿って孔部が貫通形成された弾性を有する樹脂製の樹脂部を有し、前記孔部の前記貫通方向と交差する方向の断面が、前記叩き面に沿う方向に長い形状をなしているものとしてもよい。このような構成によれば、床仕上げ材を叩いたときに、孔部が閉じるように樹脂部が弾性変形することで、床仕上げ材への衝撃を緩和することができる。
また、本発明の床仕上げ材用ハンマは、前記孔部が、前記ヘッド部を、前記柄部に対して直交する方向に貫通しているものとしてもよい。ここで、床仕上げ材を叩く際、ヘッド部は、床仕上げ材の上面に対して左右方向(柄部に対して直交する方向)に傾きがちである。従来のハンマでは、ヘッド部が傾いて叩き面の右側の縁または左側の縁が床仕上げ材に当たると、ヘッド部が床仕上げ材の上面に対して斜めに跳ね返るため、床仕上げ材の同じ位置を叩き続けることが難しい。しかしながら、上記ような構成によれば、叩き面の右側の縁または左側の縁が床仕上げ材に当たると、ヘッド部を左右方向に貫通している孔部の端がつぶれて叩き面が床仕上げ材に略平行に当たった状態になるから、ヘッド部が真上(垂直)に跳ね返りやすい。したがって、床仕上げ材の同じ位置を容易に叩き続けることができる。
また、本発明の床仕上げ材用ハンマは、前記孔部の断面長手方向における寸法が、前記樹脂部のうち前記孔部の前記長手方向の両側に隣接する部分の同方向の寸法より大きくされているものとしてもよい。このような構成によれば、孔部に比して樹脂部が小さいから、叩いたときの衝撃をより吸収しやすくすることができる。
また、本発明の床仕上げ材用ハンマは、前記孔部の断面長手方向における両端部が、角のない曲面で形成されているものとしてもよい。ここで、孔部の断面長手方向における両端部に角が形成されている場合には、叩いたときの衝撃が角に集中し、樹脂部に亀裂が入りやすい。しかしながら、上記のような構成によれば、そのような亀裂が入ることを防ぐことができるから、耐久性を高めることができる。
<実施例>
以下、本発明を具体化した一実施例について、図1〜図4を参照しつつ詳細に説明する。
本実施例における床仕上げ材用ハンマ(以下、単にハンマHと称する)は、棒状をなす柄部10と、柄部10の一端側に設けられたヘッド部20と、ヘッド部20に設けられた衝撃緩和部30とを備えている。以下、各構成部材において、ヘッド部20が設けられている側を前側(図1の左側)、柄部10が延びている側(図1の右側)を後側とし、また図1の上方を上側、下方を下側、図2の下方を左側、上方を右側として説明する。
柄部10は、ストレートの棒状に形成されている。柄部10は、左右方向の寸法よりも上下方向の寸法が若干大きい断面形状を有している(図3参照)。
ヘッド部20は、全体が弾性を有する合成樹脂製(例えば硬度70〜90°のゴム製)であり、全体として断面略円形の柱状(樽状)をなしている。
ヘッド部20は、柄部10の前端部において上下両側に突出している。ヘッド部20は、柄部10から上下両側に同等の寸法だけ突出しており、ハンマHは、柄部10を中心に上下対称な形状をなしている。
ヘッド部20の上下両端面は、床仕上げ材42を叩く叩き面21とされている。これにより、本実施例のハンマHは、ヘッド部20の向きが上下方向にどちらの向きであっても、床仕上げ材42を好適に叩くことができる。叩き面21は、柄部10の延び方向に平行な凹凸のない平坦な面とされている。叩き面21は真円形状をなしている。
ヘッド部20は、図1に示すように、上下の叩き面21から上下方向の中心に向かって次第に断面が拡径する(太くなる)形状をなしている。すなわちヘッド部20の叩き面21の径寸法が最も小さく、ヘッド部20の上下方向における中心位置の径寸法が最も大きくされている。ヘッド部20の外周面は、叩き面21から上下方向の中心に向かって次第に径方向外側に位置するように傾斜している。
衝撃緩和部30は、ヘッド部20のうち叩き面21の近傍に設けられている。衝撃緩和部30は、床仕上げ材42を叩いたときに弾性変形して衝撃を吸収する部分である。衝撃緩和部30は、叩き面21が床仕上げ材42を十分に押圧する機能を損なうことなく衝撃吸収能力を発揮できる程度に、叩き面21に近い位置(近傍)に設けられている。衝撃緩和部30は、ヘッド部20の上端部および下端部に設けられている。
衝撃緩和部30は、叩き面21に沿って孔部31が貫通形成された樹脂部32を有している。衝撃緩和部30は、ヘッド部20のうち叩き面21から孔部31を含む高さ範囲にわたる部分である。樹脂部32はヘッド部20の一部(孔部31に隣接して残された部分)であり、弾性を有する樹脂製である。
孔部31は、叩き面21に沿って一つが貫通形成されている。孔部31は、ヘッド部20の前後方向における中央部に設けられ、ヘッド部20を左右方向(柄部10に対して直交する方向)に貫通している。孔部31は、叩き面21の近傍、言い換えると、図1に示すように、上下方向において叩き面21と柄部10との間の中心位置よりも叩き面21側に寄った位置に形成されている。
孔部31の断面(貫通方向と交差する方向の断面)は、図1に示すように、叩き面21に沿う方向に長い形状をなしている。孔部31の上下両面は、叩き面21に略平行をなしている。孔部31の幅(断面長手方向における寸法)W2及び上下方向の寸法H2は、孔部31の全長において概ね等しくされている(図1及び図2参照)。
孔部31の前後両端部(断面長手方向における両端部)33は、図1に示すように、角のない曲面で形成されている。孔部31の前後両端部33は、孔部31の上下方向の寸法H2と径寸法が一致する半円形状をなしている。
樹脂部32は、孔部31の前側及び後側に位置する(樹脂部32のうち孔部31の長手方向の両側に隣接する)第1樹脂部32Fと、叩き面21を含む第2樹脂部32Sとを備えている。第1樹脂部32Fは、第2樹脂部32Sとヘッド部20の本体部34とをつないでいる。
ハンマHを側方(柄部10に対して直交する方向)から見ると、図1に示すように、孔部31の前後両側に第1樹脂部32Fが均等に残されている。すなわち前後の第1樹脂部32Fの幅(前後方向の寸法)W1は等しくされている。なお、第1樹脂部32Fの幅W1とは、図2に示すように、第1樹脂部32Fのうち左右方向における中心位置での幅である。
第2樹脂部32Sは、叩き面21の全体に沿って設けられている。第2樹脂部32Sは、厚さ(上下方向の寸法)H1が全体において等しい板状をなしている。
第1樹脂部32Fの幅W1は、孔部31の幅W2より小さくすることが望ましい。第1樹脂部32Fの幅W1が孔部31の幅W2に比して大き過ぎる場合には、床仕上げ材42を叩いたときの衝撃を十分に吸収することが難しいところ、第1樹脂部32Fの幅W1が孔部31の幅W2よりも小さいことにより、床仕上げ材42を叩いたときの衝撃を効果的に吸収することができる。
一方、第1樹脂部32Fの幅W1が孔部31の幅W2に比して小さ過ぎる場合には、耐久性を十分に確保することが難しい。このため、孔部31の幅W2は、第1樹脂部32Fの幅W1に対して2〜4倍程度にとどめることが望ましい。これにより、床仕上げ材42を叩いたときの衝撃を十分に吸収するのみならず、耐久性を十分に確保することができる。
また、第2樹脂部32Sの厚さH1が孔部31の上下方向の寸法H2に比して大き過ぎる場合には、床仕上げ材42を叩いたときの衝撃を十分に吸収することが難しい。一方、第2樹脂部32Sの厚さH1が孔部31の上下方向の寸法H2に比して小さ過ぎる場合には、床仕上げ材42を十分に押圧することや、耐久性を十分に確保することが難しい。このため、第2樹脂部32Sの厚さH1は、孔部31の上下方向の寸法H2に対し1〜2倍程度とすることが望ましい。これにより、床仕上げ材42を叩いたときの衝撃を十分に吸収することができ、かつ床仕上げ材42に十分な押圧力を与えることができるとともに耐久性を十分に確保することができる。
次に、本実施例のハンマHを用いて建築物等の床構造を施工する方法の一例を説明する。この施工方法は、コンクリート下地等の土台部40の上にモルタル層41を設けるモルタル敷設工程と、モルタル層41の表面にセメントを水で溶きペースト状にしたセメントペースト45を撒く工程と、セメントペースト45の上に床仕上げ材42を載置する床材載置工程と、モルタル層41の表面に載置された床仕上げ材42をハンマHで叩く床材叩き工程と、を経る。
床構造を施工する準備工程として、床仕上げ材42の仕上がりの基準を設ける基準設置工程を行う。作業者は、仕上がり面の目安(基準)として、土台部40に水糸(図示せず)を張る。水糸は、床仕上げ材42の仕上がり面の高さ位置にあわせて、土台部40の上面から床仕上げ材42の厚さ寸法にモルタル層41の厚さ寸法(例えば30〜50mm程度)を加算した高さに張る。
また、モルタル及びセメントペーストを混練する材料混練工程を行う。モルタルは、セメントと細骨材(砂など)とを一定割合で混合したものに少量の水を加えて混練したバサバサしたモルタル(いわゆるバサバサモルタル)を使用することができる。バサバサモルタルは、例えば容積比率でセメント1に対し細骨材(砂等)を3〜5の割合で混ぜ、細骨材に対し重量比で2〜4%程度(セメントに対し10〜20%程度)の水を加えて練ったものを使用することができる。セメントペースト45は、セメントを水で溶いたものであり、モルタル層41の表面に塗布される。セメントペースト45は、例えばセメント1を水1〜1.5程度(重量比)で溶いたものを使用することができる。
モルタル敷設工程では、土台部40の上面にモルタルを敷き詰めてモルタル層41を成形する。混練したモルタルを土台部40の上面に40〜50mmの高さで敷き詰め、木コテや定規を使って平坦にならす。このとき、モルタルを締め固めることはせず、上面が所定の高さ位置に配されるようにならす。例えば、床仕上げ材42の厚さ寸法が9mmの場合には、モルタル層41の上面が、床仕上げ材42の仕上げ面から2〜4mm程度下の位置に配されるようにする。
なお、モルタル敷設工程においては、床仕上げ材42をモルタルの上に仮置きしてモルタルの上面を水平にする作業を行ってもよい。この作業では、モルタルの上に仮置きした床仕上げ材42を軽く叩いて沈み込ませ、音で浮きの位置を確認する作業を行う。浮きの位置を確認したら、仮置きした床仕上げ材42を剥がし、浮きが生じていた箇所(モルタル上面の高さ位置が低い箇所)に砂等を撒いて、モルタル上面を水平にする。
次に、床材載置工程を行う。まず、モルタル層41の上面に柄杓等を使ってセメントペースト45を撒く。セメントペースト45は、モルタル層41の上に適度な厚さ(例えば1〜2mm)になるように撒く。セメントペースト45の量は、3〜4kg/m2を目安としてもよい。1度に撒く面積は、床仕上げ材42の1枚分の面積とし、セメントペースト45を全体に満遍なくいきわたるように散布する。ただし、床仕上げ材42の大きさや作業者の人数等によって、セメントペースト45を撒く面積は適宜変更する。
セメントペースト45を撒いた後、モルタル層41の上面に床仕上げ材42を載置する。床仕上げ材42は、例えば300〜600角程度の石材やタイルなど各種の床仕上げ材42を用いることができる。また床仕上げ材42は、厚いもの(例えば厚さ寸法が20〜30mmのもの)や薄いもの(例えば厚さ寸法が9mm程度のもの)など任意の厚さのものを使用することができる。
床仕上げ材42をモルタル層41の上面に載置した後、床材叩き工程を行う。床材叩き工程では、ハンマHで床仕上げ材42を叩いてモルタル層41に沈み込ませ、仕上がり面を揃える。ハンマHで床仕上げ材42を叩くと、孔部31が閉じるように樹脂部32が弾性変形し、衝撃が吸収される。よって、床仕上げ材42を強く叩いても床仕上げ材42が割れることを防ぐことができる。水糸の高さまで床仕上げ材42の全体を満遍なく叩き押さえて、平面精度を出し、床仕上げ材42をモルタル層41に十分に沈み込ませる。
床材叩き工程は手作業で行われるため、床仕上げ材42を叩く際、床仕上げ材42の上面に対して、常にヘッド部20を垂直に振り下ろすことは難しい。このため、ヘッド部20は、床仕上げ材42の上面に対して斜めに傾きがちであり、特に前後方向ではなく左右方向に傾くことが多い。図4(A)に示すように、ヘッド部20が左方または右方に傾いて、ヘッド部20の左側の縁または右側の縁が床仕上げ材42の上面に当接すると、図4(B)に示すように、ヘッド部20の左側の縁または右側の縁に開口している孔部31が潰れ、叩き面21が床仕上げ材42の上面に平行になるように樹脂部32が弾性変形し、叩き面21に垂直方向の力が作用する。これにより、ヘッド部20が床仕上げ材42の上面に対して垂直方向に跳ね返る。したがって、ヘッド部20が斜め方向に跳ね返ることを防ぐことができ、狙った叩き位置を、容易に叩き続けることができる。
こうして床材叩き工程を終えたら、モルタル及びセメントペーストが硬化するまで養生し、硬化後、必要に応じて目地詰めする。
以上により、床構造の施工が完了する。
また、上記のような床構造の施工において、図4に示すように、裏面に裏足44が突設されている裏足付きのタイル(以後、単にタイル43と称する)を、床仕上げ材42として用いることができる。このタイル43は、厚さ寸法が9mm程度の薄いタイルである。裏足44は、所定の幅及び高さ寸法を有している。裏足44の寸法は、モルタル層41への沈み込みやすさ等を考慮して設定する。一例として、タイル43の裏足44の凸部の幅は3〜9mm、凹部の幅は5〜10mm、高さは1.5mmとすることができる。
このようなタイル43を用いることにより、タイル43を叩くと裏足44がモルタル層41に沈み込むため、タイル43全体が均等にモルタル層41に付着しやすい。ここで、裏足44がない床仕上げ材は、裏面の1か所に大きな空隙ができやすく、特に薄いタイルでは施工完了後の使用時に割れが生じやすい。しかしながら、裏足44付きのタイル43であれば、タイル43の裏面に大きな空隙ができることを防ぐことができるから、薄いタイルであっても施工完了後の使用時の割れを防ぐことができる。また、裏足44付きのタイル43を用いることにより、裏足がないものに比して小さい叩き力で十分にタイル43をモルタル層41に付着させることができるから、薄いタイルであっても床材叩き工程での割れを効果的に防ぐことができる。
次に、上記のように構成された実施例の作用および効果について説明する。
本実施例のハンマHは、棒状をなす柄部10と、柄部10の一端側に設けられ、床仕上げ材42を叩く叩き面21を有するヘッド部20と、ヘッド部20のうち叩き面21の近傍に設けられた衝撃緩和部30と、を備えている。この構成によれば、衝撃緩和部30により、床仕上げ材42に加わる衝撃が緩和されるから、床仕上げ材42を強く叩いても床仕上げ材42が割れることを防ぐことができる。したがって、床仕上げ材42をモルタル層41に十分に沈み込ませ、良好に床構造を施工することができる。
また、衝撃緩和部30が、叩き面21に沿って孔部31が貫通形成された弾性を有する樹脂製の樹脂部32を有し、孔部31の貫通方向と交差する方向の断面が、叩き面21に沿う方向に長い形状をなしている。この構成によれば、床仕上げ材42を叩いたときに、孔部31が閉じるように樹脂部32が弾性変形することで、床仕上げ材42への衝撃を緩和することができる。
また、孔部31が、ヘッド部20を、柄部10に対して直交する方向に貫通している。ここで、床仕上げ材42を叩く際、ヘッド部20は、床仕上げ材42の上面に対して左右方向(柄部10に対して直交する方向)に傾きがちである。従来のハンマでは、ヘッド部が傾いて叩き面の右側の縁または左側の縁が床仕上げ材に当たると、ヘッド部が床仕上げ材の上面に対して斜めに跳ね返るため、床仕上げ材の同じ位置を叩き続けることが難しい。しかしながら、本実施例の構成によれば、叩き面21の右側の縁または左側の縁が床仕上げ材42に当たると、ヘッド部20を左右方向に貫通している孔部31の端がつぶれて叩き面21が床仕上げ材42に略平行に当たった状態になるから、ヘッド部20が真上(垂直)に跳ね返りやすい。したがって、床仕上げ材42の同じ位置を容易に叩き続けることができる。
また、孔部31の断面長手方向における寸法が、樹脂部32のうち孔部31の長手方向の両側に隣接する部分の同方向の寸法より大きくされている。この構成によれば、孔部31に比して樹脂部32が小さいから、叩いたときの衝撃をより吸収しやすくすることができる。
また、孔部31の断面長手方向における両端部が、角のない曲面で形成されている。ここで、孔部31の断面長手方向における両端部に角が形成されている場合には、叩いたときの衝撃が角に集中し、樹脂部32に亀裂が入りやすい。しかしながら、本実施例の構成によれば、そのような亀裂が入ることを防ぐことができるから、耐久性を高めることができる。
また、本実施例の床構造の施工方法は、土台部40の上にモルタル層41を設けるモルタル敷設工程と、モルタル層41の表面にセメントを水で溶きペースト状にしたセメントペースト45を撒く工程と、撒かれたセメントペースト45の上に裏面に裏足44が突設されている裏足付きのタイル43を載置するタイル載置工程と、タイル43をハンマHで叩いて裏足44をモルタル層41に沈み込ませるタイル叩き工程と、を経る方法である。この方法によれば、裏足44がモルタル層41に沈み込むから、タイル43の裏側に大きな空隙ができることを防ぐことができ、良好に床構造を施工することができる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例に限定されるものではなく、例えば次のような実施例も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)上記実施例では、衝撃緩和部30が、孔部31及び樹脂部32を有して設けられているが、これに限らず、例えば衝撃緩和部は、ヘッド部の一部を柔らかい材料で形成することで設けてもよく、例えば硬い材料からなる本体部と柔らかい材料からなる衝撃緩和部とを、二色成形等により一体に設けてもよい。
(2)上記実施例では、ヘッド部20が柄部10から上下両側に突出しているが、これに限らず、ヘッド部は、柄部から上下方向の一方の側のみに突出していてもよい。
(3)上記実施例では、ヘッド部20の上下両端面が叩き面21とされ、ヘッド部20の上下両端部に衝撃緩和部30が設けられているが、これに限らず、ヘッド部の上面または下面のいずれか一方の面のみを叩き面とし、その叩き面側のみに衝撃緩和部を設けてもよい。すなわち孔部を上下両側のうち一方の側のみに形成してもよい。
(4)上記実施例では、ヘッド部20の断面は円形状をなしているが、これに限らず、ヘッド部の断面形状は任意に変更することができ、例えばヘッド部の断面は、方形状等であってもよい。
(5)上記実施例では、一の孔部31をヘッド部20に貫通形成することにより衝撃緩和部30を設けたが、これに限らず、複数の孔部をヘッド部に形成して衝撃緩和部を設けてもよい。
H…ハンマ
W1…幅(同方向の寸法)
W2…孔部の幅(孔部の断面長手方向における寸法)
10…柄部
20…ヘッド部
21…叩き面
30…衝撃緩和部
31…孔部
32…樹脂部
32F…第1樹脂部(樹脂部のうち孔部の長手方向の両側に隣接する部分)
33…孔部の断面長手方向における両端部
40…土台部
41…モルタル層
42…床仕上げ材
43…裏足付きのタイル
44…裏足
45…セメントペースト

Claims (6)

  1. 棒状をなす柄部と、
    前記柄部の一端側に設けられ、床仕上げ材を叩く叩き面を有するヘッド部と、
    前記ヘッド部のうち前記叩き面の近傍に設けられた衝撃緩和部と、
    を備えている床仕上げ材用ハンマ。
  2. 前記衝撃緩和部が、前記叩き面に沿って孔部が貫通形成された弾性を有する樹脂製の樹脂部を有し、
    前記孔部の前記貫通方向と交差する方向の断面が、前記叩き面に沿う方向に長い形状をなしている請求項1に記載の床仕上げ材用ハンマ。
  3. 前記孔部が、前記ヘッド部を、前記柄部に対して直交する方向に貫通している請求項2に記載の床仕上げ材用ハンマ。
  4. 前記孔部の断面長手方向における寸法が、前記樹脂部のうち前記孔部の前記長手方向の両側に隣接する部分の同方向の寸法より大きくされている請求項2または請求項3に記載の床仕上げ材用ハンマ。
  5. 前記孔部の断面長手方向における両端部が、角のない曲面で形成されている請求項2ないし請求項4のいずれか一項に記載の床仕上げ材用ハンマ。
  6. 土台部の上にモルタル層を設けるモルタル敷設工程と、
    前記モルタル層の表面にセメントを水で溶きペースト状にしたセメントペーストを撒く工程と、
    前記セメントペーストの上に裏面に裏足が突設されている裏足付きのタイルを載置するタイル載置工程と、
    前記タイルをハンマで叩いて前記裏足を前記モルタル層に沈み込ませるタイル叩き工程と、を経る床構造の施工方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS4842180U (ja) * 1971-09-20 1973-05-30
JP2015212502A (ja) * 2014-05-07 2015-11-26 株式会社大林組 床構造、及び、床構造の施工方法
JP2017132031A (ja) * 2016-01-26 2017-08-03 瑞源 施 打撃力制限及び振動緩和装置

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