JP2019057651A - 太陽電池、多接合型太陽電池、太陽電池モジュール及び太陽光発電システム - Google Patents
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Abstract
【課題】変換効率を向上させた太陽電池、多接合型太陽電池、太陽電池モジュール及び太陽光発電システムを提供する。【解決手段】太陽電池は、第1電極2と、SnとI族元素、III族元素とVI族元素を含む化合物を含む光吸収層3と、n型層4と、第2電極5とを備え、光吸収層は、第1電極とn型層の間に存在し、n型層は、光吸収層と第2電極の間に存在し、光吸収層中のSn濃度は、1×1014(Atoms/cm3)以上である。【選択図】図1
Description
実施形態は、太陽電池、多接合型太陽電池、太陽電池モジュール及び太陽光発電システムに関する。
半導体薄膜を光吸収層として用いる化合物を用いた光電変換素子の開発が進んできており、中でもカルコパイライト構造を有するI−III−VI族化合物であるCu(In,Ga)Se2やCuGaSe2を光吸収層(CIGS、CGS)とする薄膜光電変換素子は高い変換効率を示す。また、これを用いた太陽電池モジュールや太陽光発電システムがある。CIGS系の光電変換素子において、更なる変換効率の向上が望まれる。
カルコパイライト構造を有するI−III−VI族化合物の中の、Cu(In,Ga)Se2では、Ga/(In+Ga)の膜厚方向の分布がV字構造になることで2重傾斜禁制帯を得ることができるため、結晶粒界が変換効率の低下要因とならないことから、結晶粒界の影響を受けにくいが、高Ga濃度のCIGS薄膜では結晶粒界の影響は無視できないことから、CIGS結晶の大粒径化が望まれる。
実施形態は、変換効率を向上させた太陽電池、多接合型太陽電池、太陽電池モジュール及び太陽光発電システムを提供する。
実施形態の太陽電池は、第1電極と、Snを含む光吸収層と、
n型層と、第2電極とを備え、光吸収層は、第1電極とn型層の間に存在し、n型層は、光吸収層と第2電極の間に存在し、光吸収層中のSn濃度は、1×1014(Atoms/cm3)以上である。
n型層と、第2電極とを備え、光吸収層は、第1電極とn型層の間に存在し、n型層は、光吸収層と第2電極の間に存在し、光吸収層中のSn濃度は、1×1014(Atoms/cm3)以上である。
以下、図面を参照しながら、本発明の好適な一実施形態について詳細に説明する。
(第1実施形態)
第1実施形態は、太陽電池に関する。図1の概念図に、第1実施形態の太陽電池100の概念図を示す。図1に示すように、本実施形態に係る太陽電池100は、基板1と、基板1上に第1電極2と、第1電極2上に光吸収層3と、光吸収層3上にn型層4と、n型層4上に第2電極5と、を備える。第1電極2と光吸収層3との間やn型層4と第2電極5との間などには、図示しない中間層が含まれていてもよい。
(第1実施形態)
第1実施形態は、太陽電池に関する。図1の概念図に、第1実施形態の太陽電池100の概念図を示す。図1に示すように、本実施形態に係る太陽電池100は、基板1と、基板1上に第1電極2と、第1電極2上に光吸収層3と、光吸収層3上にn型層4と、n型層4上に第2電極5と、を備える。第1電極2と光吸収層3との間やn型層4と第2電極5との間などには、図示しない中間層が含まれていてもよい。
(基板)
実施形態の基板1としては、ソーダライムガラスを用いることが望ましく、石英、白板ガラス、化学強化ガラスなどガラス全般、ステンレス、Ti(チタン)又はCr(クロム)等の金属板あるいはポリイミド、アクリル等の樹脂を用いることもできる。
実施形態の基板1としては、ソーダライムガラスを用いることが望ましく、石英、白板ガラス、化学強化ガラスなどガラス全般、ステンレス、Ti(チタン)又はCr(クロム)等の金属板あるいはポリイミド、アクリル等の樹脂を用いることもできる。
(第1電極)
実施形態の第1電極2は、基板1と光吸収層3の間に存在する層である。図1では、第1電極2は、基板1と光吸収層3と直接接している。第1電極2としては、透明導電膜、金属膜と透明導電膜と金属膜を積層したものが好ましい。透明導電膜としては、酸化インジウムスズ(Indium Tin Oxide; ITO)、アルミニウムドープ酸化亜鉛(Al-doped Zinc Oxide; AZO)、ボロンドープ酸化亜鉛(Boron-doped Zinc Oxide; BZO)、ガリウムドープ酸化亜鉛(Gallium-doped Zinc Oxide)、フッ素ドープ酸化スズ(Fluorine-doped Tin Oxide; FTO)、チタンドープ酸化インジウム(Titanium-doped Indium Oxide; ITiO)、酸化インジウム酸化亜鉛(Indium Zinc Oxide; IZO)や酸化インジウムガリウム亜鉛(Indium Gallium Zinc Oxide; IGZO)などの特に限定されない。透明導電膜は、積層膜であってもよい。金属膜としては、Mo、AuやWの膜など特に限定されない。また、第1電極2は、透明導電膜上にドット状、ライン状もしくはメッシュ状の金属を設けた電極でもよい。このとき、ドット状、ライン状もしくはメッシュ状の金属は、透明導電膜と光吸収層3の間に配置される。ドット状、ライン状もしくはメッシュ状の金属は、透明導電膜に対して開口率が50%以上であることが好ましい。ドット状、ライン状もしくはメッシュ状の金属は、Mo、AuやWなど特に限定されない。
実施形態の第1電極2は、基板1と光吸収層3の間に存在する層である。図1では、第1電極2は、基板1と光吸収層3と直接接している。第1電極2としては、透明導電膜、金属膜と透明導電膜と金属膜を積層したものが好ましい。透明導電膜としては、酸化インジウムスズ(Indium Tin Oxide; ITO)、アルミニウムドープ酸化亜鉛(Al-doped Zinc Oxide; AZO)、ボロンドープ酸化亜鉛(Boron-doped Zinc Oxide; BZO)、ガリウムドープ酸化亜鉛(Gallium-doped Zinc Oxide)、フッ素ドープ酸化スズ(Fluorine-doped Tin Oxide; FTO)、チタンドープ酸化インジウム(Titanium-doped Indium Oxide; ITiO)、酸化インジウム酸化亜鉛(Indium Zinc Oxide; IZO)や酸化インジウムガリウム亜鉛(Indium Gallium Zinc Oxide; IGZO)などの特に限定されない。透明導電膜は、積層膜であってもよい。金属膜としては、Mo、AuやWの膜など特に限定されない。また、第1電極2は、透明導電膜上にドット状、ライン状もしくはメッシュ状の金属を設けた電極でもよい。このとき、ドット状、ライン状もしくはメッシュ状の金属は、透明導電膜と光吸収層3の間に配置される。ドット状、ライン状もしくはメッシュ状の金属は、透明導電膜に対して開口率が50%以上であることが好ましい。ドット状、ライン状もしくはメッシュ状の金属は、Mo、AuやWなど特に限定されない。
また、図2の太陽電池101の断面概念図に示すように第2電極2と光吸収層3との間に光吸収層3と直接接する酸化スズ膜6が存在してもよい。酸化スズ膜6を設けることで、光吸収層3中にSnが拡散し、光吸収層3中のSn濃度を一部上げることができる。酸化スズ膜6の厚さは、10nm以上200m以下であることが好ましい。これは、10nmより薄いと著しく耐久性が悪くなるためで、逆に厚すぎると透過率が下がってしまうためである。酸化スズ膜6の厚さは、20nm以上150m以下であることがより好ましい。第1電極2が透明導電膜上にドット状、ライン状もしくはメッシュ状の金属を設けた電極である場合、酸化スズ膜6は、透明導電膜とドット状、ライン状もしくはメッシュ状の金属の間、又は、ドット状、ライン状もしくはメッシュ状の金属の間及びドット状、ライン状もしくはメッシュ状の金属と光吸収層3の間のどちらに存在してもよい。
(光吸収層)
実施形態の光吸収層3は、第1電極2とn型層4の間に存在するp型の層である。図1では、光吸収層3は、第1電極1とn型層4と直接接している。図2では、光吸収層3は、酸化スズ膜6とn型層4の間に存在する。
実施形態の光吸収層3は、第1電極2とn型層4の間に存在するp型の層である。図1では、光吸収層3は、第1電極1とn型層4と直接接している。図2では、光吸収層3は、酸化スズ膜6とn型層4の間に存在する。
光吸収層3は、I族元素、III族元素とVI族元素を含む化合物とn型ドーパントを含む層である。I族元素、III族元素とVI族元素を含む化合物は、カルコパイライト構造を有する。Ib族元素がCu、又は、Cu及びAgであり、IIIb族元素がGa、AlとInからなる群から選ばれる1種以上の元素であり、VIb族元素は、Se、SとTeからなる群から選ばれる1種以上の元素であることが好ましい。その中でも、Ib族元素がCuであり、IIIb族元素がGa、In、又は、Ga及びInであり、VIb族元素は、Se、S、又は、Se及びSであることがより好ましい。例えばCu(In,Ga)Se2やCuInTe2、CuGaSe2、Cu(In,Ga)(S,Se)2、CuGa(S,Se)2といったカルコパイライト構造を有する化合物半導体層を光吸収層3として用いることができる。
光吸収層3のIb族元素がCuであり、IIIb族元素がGaとInからなる群から選ばれる1種であり、VIb族元素は、SeとSからなる群から選ばれる1種以上であることが好ましい。IIIb族元素は、Gaであることも好ましい。IIIb族元素にInが少ないと、多接合型の太陽電池のトップセルとして、光吸収層3のバンドギャップを好適な値に調整しやすいことが好ましい。光吸収層3の膜厚は、例えば、800nm以上3000nm以下である。
元素の組み合わせにより、光吸収層3のバンドギャップの大きさを目的とする値に調節しやすくすることができる。光吸収層3のバンドギャップは、1.3eV以上2.4eV以下である。
カルコパイライト構造を有するI−III−VI族化合物の中の、Cu(In,Ga)(Se、S)2では、Ga/(In+Ga)≧0.5が好ましい。Ga/(In+Ga)比が低い場合、Snによる光吸収層3が大粒径化せず、Snが存在することによる変換効率向上の効果が期待できない。
光吸収層3にn型ドーパントであるSnが含まれると、光吸収層3の界面/バルクの低欠陥化及び大粒径化を促進され、移動度が大きくなる。含まれるSn濃度が1×1012(Atoms/cm3)以上ほどで効果が得られる。しかし、Snはn型ドーパントとして働くため、多すぎるとp型半導体として機能しないため、1×1014(Atoms/cm3)以上1×1018(Atoms/cm3)以下が好ましい。1×1015(Atoms/cm3)以上1×1018(Atoms/cm3)以下がより好ましい。1×1016(Atoms/cm3)以上1×1017(Atoms/cm3)以下であれば、Jscの大きい高品質なp型半導体を得られるためさらにより好ましい。
また、光吸収層3には、p型ドーパントがさらに含まれていてもよい。p型ドーパントとしては、光吸収層3には、例えば、N、P、As、BiやSbなどからなる群から選ばれる1種以上であることが好ましい。光吸収層3中のp型ドーパントの濃度は、光吸収層3中のn型ドーパントの濃度よりも低い。例えば、p型ドーパントとしてSbが含まれると、光吸収層3の結晶が大粒径化する点で好ましい。
実施形態の太陽電池100の光吸収層3は、p型であるがn型ドーパントを含み、さらに、p型ドーパントが含まれていてもSnの濃度はp型ドーパントよりも高い。実施形態の光吸収層3は、結晶性が高く、さらにn型層4と良好なpn接合を形成し、太陽電池100の高効率化に寄与する。
Snやp型ドーパントが光吸収層3に含まれることは二次イオン質量分析法(Secondary Ion Mass Spectrometry; SIMS)による分析を行うことによって確認できる。n型層4から光吸収層3に向かって深さ方向の分析をSIMSで行う。n型層4と光吸収層3に含まれる元素は、太陽電池の断面をエネルギー分散型分光−透過型電子顕微鏡(Transmission Electron Microscope-Energy dispersive X-ray spectrometry; TEM EDX)であらかじめ測定することが好ましい。分析位置は、図3の太陽電池100の一部の斜視概念図に示すようにn型層4を長手方向に4等分割、短手方向に2等分割して生じた8領域の中心の78μm×78μmの領域である。測定する深さは光吸収層3のn型層4側の表面から第1電極2方向に300nmから少なくとも光吸収層3の第1電極側の表面まで領域である。n型層4中の最大濃度を有する元素の濃度が光吸収層のVI族元素の濃度(2種なら総濃度)と交差した点を光吸収層3のn型層4側の表面とする。光吸収層3の厚さをDとするとき、光吸収層3のn型層4側の表面から第1方向に向かって深さ300nmのところ(起点)から、D−300nmの深さのところ(終点)までの深さの平均値を光吸収層3のSnの濃度とする。SIMSの測定装置には、PHI ADEPT1010を用い、一次イオン種がCs+で、一次加速電圧が5.0kVである。
光吸収層3の第1電極2近傍においてのみSn濃度が1×1016(Atoms/cm3)以上であっても、実施形態の光吸収層3に比べて結晶性が高くないため、変換効率はあまり高くならない。例えば、酸化スズ膜6を設け、光吸収層3の製膜中にSn添加をしない場合は、第1電極2の近傍においてのみSnが高くなる。同様にn型層4側からSnが拡散するだけでは、実施形態の光吸収層3のように好適なSn濃度にはならない。
光吸収層3中のSn濃度は、光吸収層3の結晶の質に影響を及ぼすことから、ばらつきが大きくない方が好ましい。そこで、光吸収層3のn型層4側の表面から第1電極2方向に300nmから500nmの深さの領域において、Snの濃度の最小値は、Snの濃度の最大値の1/100以上であることが好ましく、1/50以上であることがより好ましく、1/10以上であることがさらにより好ましい。
実施形態の光吸収層3の製膜中にSnを少量添加して製膜することで、Snが光吸収層3中の全体に拡散する。
実施形態の光吸収層3はSnを含むことによって、結晶が大粒径化している。光吸収層3の平均結晶粒径(粒径が50nm以下は除く)は、0.5μm以上2.0μm以下である。光吸収層3の結晶は、2万倍で光吸収層3の断面を走査型電子顕微鏡で観察して結晶の直径を求める。結晶の直径Rは、各結晶の内接円直径R1と外接円直径R2を求め、R=(R1+R2)/2で求められる。
次に実施形態の光吸収層3の製造方法は、光吸収層3の製膜中にSnを添加すればよい。実施形態の光吸収層3を製膜する方法の一例として、3段階法で製膜する方法を示す。3段階法は、光吸収層3の元素の分布に応じて変更される。3段階法の他にも光吸収層3を製膜する方法は、スパッタ法や分子線エピキタシー法が挙げられる。
蒸着法(3段階法)では、まず、基板(基板1に第1電極2が形成された部材)に、In又はGa等のIIIb族元素とSe等のVIb族元素を堆積する(第1段階目)。Ib族元素であるCuと、Se等のVIb族元素と、Snを堆積する(第2段階目)。次いで、再びIn又はGa等のIIIb族元素とSe等のVIb族元素を堆積する(第3段階目)。3段階目の工程後、さらに加熱することで光吸収層3の結晶が大粒径化する。
(n型層)
実施形態のn型層4は、n型の半導体層であって、光吸収層3と第2電極5との間に存在する。図1では、n型層4は、光吸収層3と第2電極5と直接接している。n型層4は、光吸収層3とヘテロ接合する層である。n型層4は、高い開放電圧の光電変換素子を得ることのできるようにフェルミ準位が制御されたn型半導体が好ましい。n型層5は、例えば、Zn1−yMyO1−xSx、Zn1−y−zMgzMyO、ZnO1−xSx、Zn1−zMgzO(MはB、Al、In及びGaからなる群から選ばれる少なくとも1つの元素)や、CdSなどを用いることができる。n型層4の厚さは、2nm以上800nm以下であることが好ましい。
実施形態のn型層4は、n型の半導体層であって、光吸収層3と第2電極5との間に存在する。図1では、n型層4は、光吸収層3と第2電極5と直接接している。n型層4は、光吸収層3とヘテロ接合する層である。n型層4は、高い開放電圧の光電変換素子を得ることのできるようにフェルミ準位が制御されたn型半導体が好ましい。n型層5は、例えば、Zn1−yMyO1−xSx、Zn1−y−zMgzMyO、ZnO1−xSx、Zn1−zMgzO(MはB、Al、In及びGaからなる群から選ばれる少なくとも1つの元素)や、CdSなどを用いることができる。n型層4の厚さは、2nm以上800nm以下であることが好ましい。
(第2電極)
実施形態の第2電極5は、n型層4上に存在する電極である。図1では、第2電極5は、n型層4と直接接している。第2電極5としては、透明導電膜が好ましい。透明導電膜は、第1電極2と同様の材料を用いることが好ましい。第2電極5には、取り出し電極を設けてもよい。n型層4と第2電極5の間には、ZnMgOやZnOSなどの高抵抗層、i−ZnOなどの半絶縁層を設けてもよい。
実施形態の第2電極5は、n型層4上に存在する電極である。図1では、第2電極5は、n型層4と直接接している。第2電極5としては、透明導電膜が好ましい。透明導電膜は、第1電極2と同様の材料を用いることが好ましい。第2電極5には、取り出し電極を設けてもよい。n型層4と第2電極5の間には、ZnMgOやZnOSなどの高抵抗層、i−ZnOなどの半絶縁層を設けてもよい。
(第2実施形態)
第2実施形態は、多接合型太陽電池に関する。図4に第2実施形態の多接合型太陽電池200の断面概念図を示す。図4の多接合型太陽電池200は、光入射側に第1実施形態の太陽電池(第1太陽電池)100、101と、第2太陽電池201を有する。第2太陽電池101の光吸収層のバンドギャップは、第1実施形態の太陽電池100の光吸収層3よりも小さいバンドギャップを有する。なお、実施形態の多接合型太陽電池200は、3以上の太陽電池を接合させた太陽電池も含まれる。
第2実施形態は、多接合型太陽電池に関する。図4に第2実施形態の多接合型太陽電池200の断面概念図を示す。図4の多接合型太陽電池200は、光入射側に第1実施形態の太陽電池(第1太陽電池)100、101と、第2太陽電池201を有する。第2太陽電池101の光吸収層のバンドギャップは、第1実施形態の太陽電池100の光吸収層3よりも小さいバンドギャップを有する。なお、実施形態の多接合型太陽電池200は、3以上の太陽電池を接合させた太陽電池も含まれる。
第1実施形態の太陽電池100の光吸収層3のバンドギャップが1.3eV以上2.4eV以下であるため、第2太陽電池101の光吸収層のバンドギャップは、1.0eV以上1,4eV以下であることが好ましい。第2太陽電池101の光吸収層としては、Inの含有比率が高いCIGS系、CIT系及びCdTe系からなる群から選ばれる1種以上の化合物半導体層、結晶シリコンとペロブスカイト型化合物からなる群から選ばれる1種であることが好ましい。
(第3実施形態)
第3実施形態は、太陽電池モジュールに関する。図5に第3実施形態の太陽電池モジュール300の斜視概念図を示す。図5の太陽電池モジュール300は、第1太陽電池モジュール301と第2太陽電池モジュール302を積層した太陽電池モジュールである。第1太陽電池モジュール301は、光入射側であり、第1実施形態の太陽電池100、101を用いている。第2太陽電池モジュール302は、第2実施形態の第2太陽電池201を用いている。
第3実施形態は、太陽電池モジュールに関する。図5に第3実施形態の太陽電池モジュール300の斜視概念図を示す。図5の太陽電池モジュール300は、第1太陽電池モジュール301と第2太陽電池モジュール302を積層した太陽電池モジュールである。第1太陽電池モジュール301は、光入射側であり、第1実施形態の太陽電池100、101を用いている。第2太陽電池モジュール302は、第2実施形態の第2太陽電池201を用いている。
図6に太陽電池モジュール300の断面概念図を示す。図6では、第1太陽電池モジュール301の構造を詳細に示し。第2太陽電池モジュール302の構造は示していない。第2太陽電池モジュール301では、用いる太陽電池の光吸収層などに応じて適宜、太陽電池モジュールの構造を選択する。図6の太陽電池モジュールは、複数の太陽電池100(太陽電池セル)が横方向に並んで電気的に直列に接続した破線で囲われたサブモジュール303が複数含まれ、複数のサブモジュール303が電気的に並列もしくは直列に接続している。隣り合うサブモジュール303は、バスバー304で電気的に接続している。
太陽電池100は、スクライブP1、P2、P3されていて、隣り合う太陽電池100は、上部側と第2電極5と下部側の第1電極2が接続している。第3実施形態の太陽電池100も第1実施形態の太陽電池100と同様に、基板1、第1電極2、光吸収層3、n型層4と第2電極5を有する。サブモジュール303中の太陽電池100の両端は、バスバー304と接続し、バスバー304が複数のサブモジュール303を電気的に並列もしくは直列に接続し、第2太陽電池モジュール302との出力電圧を調整するように構成されていることが好ましい。
(第4実施形態)
第4実施形態は太陽光発電システムに関する。第3実施形態の太陽電池モジュール300は、第4実施形態の太陽光発電システムにおいて、発電を行う発電機として用いることができる。実施形態の太陽光発電システムは、太陽電池モジュールを用いて発電を行うものであって、具体的には、発電を行う太陽電池モジュールと、発電した電気を電力変換する手段と、発電した電気をためる蓄電手段又は発電した電気を消費する負荷とを有する。図7に実施形態の太陽光発電システム400の構成概念図を示す。図7の太陽光発電システムは、太陽電池モジュール401(300)と、コンバーター402と、蓄電池403と、負荷404とを有する。蓄電池403と負荷404は、どちらか一方を省略しても良い。負荷404は、蓄電池403に蓄えられた電気エネルギーを利用することもできる構成にしてもよい。コンバーター402は、DC−DCコンバーター、DC−ACコンバーター、AC−ACコンバーターなど変圧や直流交流変換などの電力変換を行う回路又は素子を含む装置である。コンバーター402の構成は、発電電圧、蓄電池403や負荷404の構成に応じて好適な構成を採用すればよい。
第4実施形態は太陽光発電システムに関する。第3実施形態の太陽電池モジュール300は、第4実施形態の太陽光発電システムにおいて、発電を行う発電機として用いることができる。実施形態の太陽光発電システムは、太陽電池モジュールを用いて発電を行うものであって、具体的には、発電を行う太陽電池モジュールと、発電した電気を電力変換する手段と、発電した電気をためる蓄電手段又は発電した電気を消費する負荷とを有する。図7に実施形態の太陽光発電システム400の構成概念図を示す。図7の太陽光発電システムは、太陽電池モジュール401(300)と、コンバーター402と、蓄電池403と、負荷404とを有する。蓄電池403と負荷404は、どちらか一方を省略しても良い。負荷404は、蓄電池403に蓄えられた電気エネルギーを利用することもできる構成にしてもよい。コンバーター402は、DC−DCコンバーター、DC−ACコンバーター、AC−ACコンバーターなど変圧や直流交流変換などの電力変換を行う回路又は素子を含む装置である。コンバーター402の構成は、発電電圧、蓄電池403や負荷404の構成に応じて好適な構成を採用すればよい。
太陽電池モジュール300に含まれる受光したサブモジュール301に含まれる太陽電池セルが発電し、その電気エネルギーは、コンバーター402で変換され、蓄電池403で蓄えられるか、負荷404で消費される。太陽電池モジュール401には、太陽電池モジュール401を常に太陽に向けるための太陽光追尾駆動装置を設けたり、太陽光を集光する集光体を設けたり、発電効率を向上させるための装置等を付加することが好ましい。
太陽光発電システム400は、住居、商業施設や工場などの不動産に用いられたり、車両、航空機や電子機器などの動産に用いられたりすることが好ましい。実施形態の変換効率に優れた光電変換素子を太陽電池モジュール401に用いることで、発電量の増加が期待される。
以下、実施例に基づき本発明をより具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
以下、実施例に基づき本発明をより具体的に説明するが、本発明は以下の実施例に限定されるものではない。
(実施例1)
青板ガラス上にMo単体から構成される膜状の第1電極をAr気流中スパッタにより青板ガラス上に形成する。第1電極の膜厚は500nmとする。青板ガラス上のMo電極上に光吸収層としてCu、Ga、Seを蒸着法により膜厚が1.5μm程度になるように製膜を行う。この際、表面のCu濃度が薄くなるように、蒸着レートを調整した。また、成膜中にSnを極少量蒸着させ、拡散させるためにアニールを行う。その後CBD法でCdSをn型層として成膜する。n層形成の後ZnO:Alを膜上に200nm程度スパッタする。これにより実施例1の太陽電池を得ることができる。得られた太陽電池に1Sunの擬似太陽光を照射し、変換効率(%)及び短絡電流(mA)を測定する。各実施例及び比較例の結果を表1にまとめる。表1において、実施例1、7と比較例1、2の変換効率は、比較例1に対する比で表している。表1において、実施例2−6と比較例5−7の変換効率は、比較例6に対する比で表している。表1において、比較例4の変換効率は、比較例3に対する比で表している。
青板ガラス上にMo単体から構成される膜状の第1電極をAr気流中スパッタにより青板ガラス上に形成する。第1電極の膜厚は500nmとする。青板ガラス上のMo電極上に光吸収層としてCu、Ga、Seを蒸着法により膜厚が1.5μm程度になるように製膜を行う。この際、表面のCu濃度が薄くなるように、蒸着レートを調整した。また、成膜中にSnを極少量蒸着させ、拡散させるためにアニールを行う。その後CBD法でCdSをn型層として成膜する。n層形成の後ZnO:Alを膜上に200nm程度スパッタする。これにより実施例1の太陽電池を得ることができる。得られた太陽電池に1Sunの擬似太陽光を照射し、変換効率(%)及び短絡電流(mA)を測定する。各実施例及び比較例の結果を表1にまとめる。表1において、実施例1、7と比較例1、2の変換効率は、比較例1に対する比で表している。表1において、実施例2−6と比較例5−7の変換効率は、比較例6に対する比で表している。表1において、比較例4の変換効率は、比較例3に対する比で表している。
(実施例2)
実施例1の作製手順のうち、青板ガラス上に第1電極としてITOを150nm堆積させ、ITO上部には、SnO2を100nm堆積させること以外は実施例1と同様の方法で実施例2の太陽電池を得ることができる。図8に実施例2のSIMS測定結果を示す。また、図9に、実施例2の光吸収層製膜後の透過型電子顕微鏡像(2万倍)を示す。図8のSIMS測定結果には、Sn(太線)、Cd(細線)、K(太破線)、Na(破線)、Se(一点長鎖線)とZn(二点長鎖線)の濃度若しくはイオン強度が示されている。また、Na、SnとKのバックグラウンドレベル、妨害イオンの可能性のあるピーク、チャージアップの影響についても示されている。
実施例1の作製手順のうち、青板ガラス上に第1電極としてITOを150nm堆積させ、ITO上部には、SnO2を100nm堆積させること以外は実施例1と同様の方法で実施例2の太陽電池を得ることができる。図8に実施例2のSIMS測定結果を示す。また、図9に、実施例2の光吸収層製膜後の透過型電子顕微鏡像(2万倍)を示す。図8のSIMS測定結果には、Sn(太線)、Cd(細線)、K(太破線)、Na(破線)、Se(一点長鎖線)とZn(二点長鎖線)の濃度若しくはイオン強度が示されている。また、Na、SnとKのバックグラウンドレベル、妨害イオンの可能性のあるピーク、チャージアップの影響についても示されている。
(実施例3)
実施例2の作製手順のうち、青板ガラス上に第1電極としてITOを150nm堆積させること以外は実施例1と同様の方法で実施例3の太陽電池を得ることができる。
実施例2の作製手順のうち、青板ガラス上に第1電極としてITOを150nm堆積させること以外は実施例1と同様の方法で実施例3の太陽電池を得ることができる。
(実施例4)
実施例2の作製手順のうち、青板ガラス上に第1電極としてITOを150nm堆積させ、Snの蒸着量を増やすこと以外は実施例1と同様の方法で実施例4の太陽電池を得ることができる。
実施例2の作製手順のうち、青板ガラス上に第1電極としてITOを150nm堆積させ、Snの蒸着量を増やすこと以外は実施例1と同様の方法で実施例4の太陽電池を得ることができる。
(実施例5)
実施例2の作製手順のうち、光吸収層として、Cu、In、Ga、Seを蒸着すること以外は実施例1と同様の方法で実施例5の太陽電池を得ることができる。実施例5のGa/(In+Ga)は、0.5となるように調整する。
実施例2の作製手順のうち、光吸収層として、Cu、In、Ga、Seを蒸着すること以外は実施例1と同様の方法で実施例5の太陽電池を得ることができる。実施例5のGa/(In+Ga)は、0.5となるように調整する。
(実施例6)
実施例2の作製手順のうち、光吸収層として、Cu、In、Ga、Se、Sを蒸着すること以外は実施例1と同様の方法で実施例6の太陽電池を得ることができる。実施例6のGa/(In+Ga)は、0.7となるように調整する。
実施例2の作製手順のうち、光吸収層として、Cu、In、Ga、Se、Sを蒸着すること以外は実施例1と同様の方法で実施例6の太陽電池を得ることができる。実施例6のGa/(In+Ga)は、0.7となるように調整する。
(実施例7)
実施例1の作製手順のうち、青板ガラス上にMo電極上に2nmのSb膜を堆積させること以外は実施例1と同様の方法で実施例2の太陽電池を得ることができる。
実施例1の作製手順のうち、青板ガラス上にMo電極上に2nmのSb膜を堆積させること以外は実施例1と同様の方法で実施例2の太陽電池を得ることができる。
(比較例1)
実施例1の作製手順のうち、成膜中のSnの蒸着過程を行わずに、他工程は同様に行い、比較例1の太陽電池を得る。図10に比較例1の光吸収層製膜後の透過型電子顕微鏡像(2万倍)を示す。
実施例1の作製手順のうち、成膜中のSnの蒸着過程を行わずに、他工程は同様に行い、比較例1の太陽電池を得る。図10に比較例1の光吸収層製膜後の透過型電子顕微鏡像(2万倍)を示す。
(比較例2)
実施例1の作製手順のうち、成膜中にCu、In、Ga、Seに対し、0.1%にあたるSnの蒸着を行い、他工程は実施例1と同様に行い、比較例2の太陽電池を得る。
実施例1の作製手順のうち、成膜中にCu、In、Ga、Seに対し、0.1%にあたるSnの蒸着を行い、他工程は実施例1と同様に行い、比較例2の太陽電池を得る。
(比較例3)
実施例1の作製手順のうち、光吸収層の成膜中のSnの蒸着過程を行わずに、InとGaのフラックスを調整することで、Ga/(In+Ga)=0.2になるようにし、他工程は実施例1と同様に行い、比較例3の太陽電池を得る。
実施例1の作製手順のうち、光吸収層の成膜中のSnの蒸着過程を行わずに、InとGaのフラックスを調整することで、Ga/(In+Ga)=0.2になるようにし、他工程は実施例1と同様に行い、比較例3の太陽電池を得る。
(比較例4)
実施例1の作製手順のうち、InとGaのフラックスを調整することで、Ga/(In+Ga)=0.2になるようにし、他工程は実施例1と同様に行い、比較例4の太陽電池を得る。
実施例1の作製手順のうち、InとGaのフラックスを調整することで、Ga/(In+Ga)=0.2になるようにし、他工程は実施例1と同様に行い、比較例4の太陽電池を得る。
(比較例5)
実施例2の作製手順のうち、光吸収層の成膜中の基板の最高到達温度が520℃になるように成膜を行い、他工程は同様に行い、比較例5の太陽電池を得る。
実施例2の作製手順のうち、光吸収層の成膜中の基板の最高到達温度が520℃になるように成膜を行い、他工程は同様に行い、比較例5の太陽電池を得る。
(比較例6)
実施例2の作製手順のうち、光吸収層の成膜中の成膜中のSnの蒸着過程を行わずに、他工程は同様に行い、比較例6の太陽電池を得る。
実施例2の作製手順のうち、光吸収層の成膜中の成膜中のSnの蒸着過程を行わずに、他工程は同様に行い、比較例6の太陽電池を得る。
(比較例7)
実施例3の作製手順のうち、光吸収層の成膜中の成膜中のSnの蒸着過程を行わずに、他工程は同様に行い、比較例7太陽電池を得る。
実施例3の作製手順のうち、光吸収層の成膜中の成膜中のSnの蒸着過程を行わずに、他工程は同様に行い、比較例7太陽電池を得る。
実施例1と比較例1を比べると、Snの添加により、電流値が大きく改善することがわかる。また、比較例2のようにSnが多すぎた場合、光吸収層のn型化がすすみ、太陽電池として機能しなかった。実施例5と6のように光吸収層にCIGSeを用いた場合、In/(In+Ga)が小さい場合Snの添加によるCIGS粒の大粒径化が起こり、多少セル特性の改善が見られたものの、In/(In+Ga)が大きい場合、もともとベースとなる変換効率が高いく、比較例3と比較例4を比べてわかるように、Snの添加によるCIGS粒の大粒径化は起きず、セル特性の改善もみられなかった。実施例2と比較例5より、成膜温度を上げるとSnO2/CGS界面で反応し裏面側のSn濃度があがり、セル特性は低下した。実施例1と7を見ると、Sbが添加された場合も、効果に差はでなかった。一方、比較例6と比較例7のようにSnの量が少ないと効果は得られなかった。なお、比較例1、3と7では、SIMS測定で、光吸収層3中のSn濃度がバックグラウンドレベルであった。
(実施例8)
実施例2の太陽電池(トップセル)を光入射面側に配置し、バンドギャップが1.1eVの結晶Si太陽電池(ボトムセル)と積層させた多接合型太陽電池を作製する。得られた太陽電池に1Sunの擬似太陽光を照射し、変換効率(%)を求める。
実施例2の太陽電池(トップセル)を光入射面側に配置し、バンドギャップが1.1eVの結晶Si太陽電池(ボトムセル)と積層させた多接合型太陽電池を作製する。得られた太陽電池に1Sunの擬似太陽光を照射し、変換効率(%)を求める。
(比較例8)
比較例6の太陽電池を光入射面側に配置し、バンドギャップが1.1eVの結晶Si太陽電池と積層させた多接合型太陽電池を作製する。得られた太陽電池に1Sunの擬似太陽光を照射し、変換効率(%)を求める。
比較例6の太陽電池を光入射面側に配置し、バンドギャップが1.1eVの結晶Si太陽電池と積層させた多接合型太陽電池を作製する。得られた太陽電池に1Sunの擬似太陽光を照射し、変換効率(%)を求める。
多接合型太陽電池においても、光吸収層に好適な濃度のSnが存在する実施例2の太陽電池をトップセルとして用いることで、比較例の多接合型太陽電池に比べて変換効率が増加する。透光性のある電極を用いた実施例の太陽電池は、多接合型太陽電池においても好適である。
明細書中、一部の元素は元素記号のみで表している。
明細書中、一部の元素は元素記号のみで表している。
以上、本発明の実施形態を説明したが、本発明は上記実施形態そのままに限定解釈されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化できる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより種々の発明を形成することができる。例えば、変形例の様に異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。
100、101…太陽電池(第1太陽電池)、1…基板、2…第1電極、3…光吸収層、4…n型層、5…第2電極、6…酸化スズ膜、
200…多接合型太陽電池、201…第2太陽電池、
300…太陽電池モジュール、301第1太陽電池モジュール、302…第2太陽電池モジュール、303…サブモジュール、304…バスバー、
400…太陽光発電システム、401…太陽電池モジュール、402…コンバーター、403…蓄電池、404…負荷
200…多接合型太陽電池、201…第2太陽電池、
300…太陽電池モジュール、301第1太陽電池モジュール、302…第2太陽電池モジュール、303…サブモジュール、304…バスバー、
400…太陽光発電システム、401…太陽電池モジュール、402…コンバーター、403…蓄電池、404…負荷
Claims (12)
- 第1電極と、
Snを含む光吸収層と、
n型層と、
第2電極とを備え、
前記光吸収層は、前記第1電極と前記n型層の間に存在し、
前記n型層は、前記光吸収層と前記第2電極の間に存在し、
前記光吸収層中のSn濃度は、1×1014(Atoms/cm3)以上である太陽電池。 - 前記Sn濃度は、1×1014(Atoms/cm3)以上1×1018(Atoms/cm3)以下である請求項1に記載の太陽電池。
- 前記光吸収層は、I族元素、III族元素とVI族元素を含む化合物と前記Snを含む請求項1又は2に記載の太陽電池。
- 前記光吸収層のIb族元素がCu、又は、Cu及びAgであり、
前記光吸収層のIIIb族元素がGa、AlとInからなる群から選ばれる1種以上の元素であり、
前記光吸収層のVIb族元素は、Se、SとTeからなる群から選ばれる1種以上の元素である請求項1ないし3のいずれか1項に記載の太陽電池。 - 前記光吸収層のIb族元素がCuであり、
前記光吸収層のIIIb族元素がGa及びInであり、
前記光吸収層のVIb族元素は、SeとSからなる群から選ばれる1種以上の元素であり、
前記GaとInの元素比率は、Ga/(Ga+In)≧0.5を満たす請求項1ないし4のいずれか1項に記載の太陽電池。 - 前記光吸収層は、N、P、As、BiとSbからなる群から選ばれる1種以上のp型ドーパントを含み、
前記p型ドーパントの濃度は、前記Sn濃度よりも低い請求項1ないし5のいずれか1項に記載の太陽電池。 - 前記光吸収層のバンドギャップは、1.3eV以上2.4eV以下である請求項1ないし6のいずれか1項に記載の太陽電池。
- 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の太陽電池と、
請求項1ないし7のいずれか1項に記載の太陽電池の光吸収層よりもバンドギャップの小さい光吸収層を有する第2の太陽電池とを有する多接合型太陽電池。 - 前記第2の太陽電池の光吸収層は、化合物半導体又は結晶シリコンである請求項8に記載の多接合型太陽電池。
- 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の太陽電池を用いた太陽電池モジュール。
- 請求項1ないし7のいずれか1項に記載の太陽電池と、前記請求項1ないし6のいずれか1項に記載の太陽電池の光吸収層よりもバンドギャップの小さい光吸収層を有する第2の太陽電池とを有する太陽電池モジュール。
- 請求項10又は11に記載の太陽電池モジュールを用いて太陽光発電を行う太陽光発電システム。
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| JP2017181750A JP2019057651A (ja) | 2017-09-21 | 2017-09-21 | 太陽電池、多接合型太陽電池、太陽電池モジュール及び太陽光発電システム |
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017181750A JP2019057651A (ja) | 2017-09-21 | 2017-09-21 | 太陽電池、多接合型太陽電池、太陽電池モジュール及び太陽光発電システム |
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Family Applications (1)
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|---|---|---|---|
| JP2017181750A Pending JP2019057651A (ja) | 2017-09-21 | 2017-09-21 | 太陽電池、多接合型太陽電池、太陽電池モジュール及び太陽光発電システム |
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