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JP2019052421A - 搬送システム - Google Patents

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JP2019052421A
JP2019052421A JP2017175070A JP2017175070A JP2019052421A JP 2019052421 A JP2019052421 A JP 2019052421A JP 2017175070 A JP2017175070 A JP 2017175070A JP 2017175070 A JP2017175070 A JP 2017175070A JP 2019052421 A JP2019052421 A JP 2019052421A
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Abstract

【課題】作業員搬送装置を設置したままの状態でマテリアル搬送を行うことができ、作業効率を向上させることができる搬送システムを提供する。【解決手段】作業員搬送装置100の支持アーム115が、マテリアルシャフト21の上端開口部の上方に位置してマテリアルシャフト21内でケージ120を吊り下げ移動させる搬送作業位置と、マテリアルシャフト21の上端開口部の上方から側方に離れて当該上方空間を開放する搬送退避位置と、に移動可能に構成される。【選択図】図9

Description

本発明は、地下の作業室と地上を繋いで形成された搬送通路を介して作業室と地上との間でのマテリアル搬送および作業員搬送を行う搬送システムに関する。
橋梁や建物の基礎、シールドトンネルの発進立坑などの地下構造物を構築する工法として、ニューマチックケーソン工法が知られている。ニューマチックケーソン工法は、鉄筋コンクリート製の函(ケーソン)を地上で構築し、ケーソン底部に気密な作業室を設け、この作業室内に地下水圧に見合った圧縮空気を送り込むことにより、作業室への地下水の侵入を防ぐようになっている。そして、その大気圧よりも高い気圧状態において、作業室床部の地面を掘削し、掘削された土砂を地上に搬出しながらケーソンを地中に沈下させていくことにより、橋梁や建物の基礎などの地下構造物を構築する工法である。
このようなニューマチックケーソン工法では、パワーショベル等の掘削機を作業室内に運び入れ、その掘削機を地上から遠隔操作して作業室床部の掘削作業が行われている(例えば、特許文献1を参照)。そして、掘削機によって掘削された土砂が入れられたバケットを地上に搬出するためのマテリアルシャフトおよびマテリアルロックと、掘削機等のメンテナンス等を行うために作業員が作業室に入るためのマンシャフトおよびマンロックとが、それぞれ独立してケーソンに並設されている形態が一般的である。
近年、狭隘な土地や既設構造物に近接した土地において、ニューマチックケーソン工法を用いて地下構造物を構築する工事が増えてきている。このような工事では、掘削底面積が小さく、ケーソンの横断面積も小さくなるため、従来のようにマテリアルシャフトとマンシャフトをケーソンに並設することが物理的に不可能となる。そこで、マテリアルシャフト、マテリアルロック、マンシャフトおよびマンロックの機能を組み合わせた1本のシャフトをケーソンに立設したニューマチックケーソン工法も知られている(例えば、特許文献2を参照)。このようなニューマチックケーソン工法では、近年、地下構造物の構築深度が深くなってきており、大深度化が進んでいる。ケーソンの大深度化が進むと、作業員が高気圧状態の作業室内に滞在して作業可能な時間の制約が厳しくなる。そこで、地上と作業室とを行き来する際の作業員の負担を軽減させるため、作業室と地上との間で作業員を搬送する作業員搬送装置を備えたものもある。
特開2015‐108244号公報 特許第3908747号公報
上記のようなニューマチックケーソン工法等において、1本のシャフト(搬送通路)を介してマテリアル搬送(掘削機や土砂の搬送)および作業員搬送を行う場合に、従来の作業員搬送装置では、作業員搭乗用ケージがシャフトの上端部の上方に常時吊り下げられた状態となるため、マテリアル搬送時には作業員搬送装置を撤去する必要があった。また、作業員搬送時には、再び作業員搬送装置を設置する必要があり、作業効率が悪いという課題があった。
本発明はこのような課題に鑑みてなされたものであり、作業員搬送装置を設置したまま
の状態でマテリアル搬送を行うことができ、作業効率を向上させることができる搬送システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る搬送システムは、地下の作業室と地上とを繋いで形成された搬送通路(例えば、実施形態におけるマテリアルシャフト21)を介して前記作業室と地上との間でのマテリアル搬送および作業員搬送を行う搬送システムである。その上で、前記作業員搬送を行うための作業員搭乗用ケージ(例えば、実施形態におけるケージ120)をケージ搬送ロープ(例えば、実施形態における搬送用ロープ135)で吊り下げ、前記ケージ搬送用ロープを繰り出し・巻き取ることにより、前記作業員搭乗用ケージを前記搬送通路内で昇降移動させる作業員搬送装置を有する。そして、前記作業員搬送装置において、前記作業員搭乗用ケージを前記ケージ搬送ロープで吊り下げ支持する支持フレーム部(例えば、実施形態における装置フレーム110の支持アーム115)が、前記搬送通路の上端部の上方に位置して前記搬送通路内で前記作業員搭乗用ケージを吊り下げ移動させる搬送作業位置と、前記搬送通路の上端部の上方から側方に離れて前記搬送通路の上部空間を開放する搬送退避位置と、に移動可能に構成される。
上記構成の搬送システムにおいて、前記マテリアル搬送を行うためのマテリアル搬送容器(例えば、実施形態におけるアースバケット31)をマテリアル搬送ロープで吊り下げ、前記マテリアル搬送ロープを繰り出し・巻き取ることにより、前記マテリアル搬送容器を前記搬送通路内で昇降移動させるマテリアル搬送装置(例えば、実施形態におけるクレーン装置32)を有し、前記マテリアル搬送装置を用いて前記マテリアル搬送容器を前記搬送通路内で昇降移動させるときには、前記支持フレーム部を前記搬送退避位置に移動させるように構成されることが好ましい。
上記構成の搬送システムにおいて、前記支持フレーム部は上下方向に揺動可能に構成され、前記支持フレーム部を上方に揺動させて前記搬送退避位置に移動させるように構成されることが好ましい。
上記構成の搬送システムにおいて、前記ケージ搬送ロープは、2本の搬送用ロープおよび1本の安全用ロープを有して構成されることが好ましい。
本発明によれば、作業員搬送装置の支持フレーム部が、搬送通路の上端部の上方から側方に離れて搬送通路の上部空間を開放する搬送退避位置に移動可能に構成される。そのため、当該搬送通路を介してマテリアル搬送作業を行うときに、支持フレーム部を搬送退避位置に移動させることができる。これにより、当該搬送物(マテリアル搬送容器)と作業員搬送装置の支持フレーム部および作業員搭乗用ケージとが干渉することなく、マテリアル搬送作業を行うことができる。従って、マテリアル搬送作業時に、搬送通路の上端部に設けられた作業台上から作業員搬送装置を撤去することなく、作業台上に設置したままの状態でマテリアル搬送作業を行うことができ、作業効率を向上させることができる。
本発明において、作業員搬送装置の支持フレーム部は上下方向に揺動可能に構成され、支持フレーム部を上方に揺動させて前記搬送退避位置に移動させるように構成されることが好ましい。このような構成とすれば、作業員搭乗用ケージを作業台から外方に飛び出させることなく、作業台上の空間内において保持することができる。作業員搭乗用ケージが作業台から外方に飛び出した状態となると、当該作業員搭乗用ケージと他の設備等とが干渉(接触)したり、当該作業員搭乗用ケージが他の作業の妨げとなる虞があるため、作業員搭乗用ケージは作業台上の空間内において保持されることが好ましい。
本発明において、作業員搬送装置のケージ搬送ロープは、2本の搬送用ロープおよび1本の安全用ロープを有して構成されることが好ましい。このような構成とすれば、作業員搭乗用ケージの落下を防止する安全対策を二重三重に設けて落下防止を図ることができる。
ニューマチックケーソン工法の主要設備を示す縦断面図である。 上記主要設備における掘削設備および艤装設備を示す縦断面図である。 本発明に係る作業員搬送装置を示す正面図である。 上記作業員搬送装置を示す平面図である。 上記作業員搬送装置を示す側面図である。 上記作業員搬送装置におけるケージを示す図であり、(a)は平面図、(b)は正面図である。 上記ケージを示す図であり、(a)はケージ扉を開いた状態の正面図であり、(b)は図6における矢印B‐Bの位置での断面図である。 上記ケージに設けられたガイド部材を示す側面図(一部断面)である。 上記作業員搬送装置における支持アームを上方に揺動させた状態を示す正面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。まず、本発明に係る搬送システムが適用されるニューマチックケーソン工法の主要設備について図1および図2を用いて説明する。ニューマチックケーソン工法は、掘削設備E1、艤装設備E2、排土設備E3、送気設備E4および予備・安全設備E5を用いて、鉄筋コンクリート製のケーソン1を地中に沈下させていくことにより、地下構造物を構築するように構成されている。
掘削設備E1は、ケーソン1の底部に設けられた作業室2内に設置される掘削機10(以下、ケーソンショベル10と称する)と、ケーソンショベル10の作動を地上から遠隔操作する遠隔操作装置12を備える地上遠隔操作室13とを有して構成される。掘削設備E1は、発電装置(図示せず)から電力の供給を受けて作動するようになっている。この発電装置からの電力は、艤装設備E2、排土設備E3および送気設備E4にも供給されている。
艤装設備E2は、円筒状のマテリアルシャフト21と、そのマテリアルシャフト21を中心としてその周囲に同心配置された円筒状のマンシャフト22とを一体化した二重管構造のペアシャフト20を有して構成される。マテリアルシャフト21は、地上と作業室2とを繋ぐようにケーソン1に立設され、作業室2内においてケーションショベル10により土砂が積み込まれたアースバケット31を地上に運び出すための搬送通路を形成している。マテリアルシャフト21内には、作業室2側(下方側)から順に、マテリアルシャフトボトム扉21aと、マテリアルロック下扉21bと、マテリアルロック上扉21cとが設けられている。この下扉21bと上扉21cが閉鎖状態となってマテリアルシャフト21内に形成される閉鎖空間が、作業室2内の気圧低下を抑えてアースバケット31を通過させるマテリアルロック23(エアロック)として機能する。
マンシャフト22は、マテリアルシャフト21の周囲を囲むようにケーソン1に立設され、作業員が作業室2へ出入りするための作業員用通路を形成している。マンシャフト22内には、作業室2側(下方側)から順に、マンシャフトボトム扉22aと、マンロック下扉22bと、マンロック上扉22cとが設けられている。この下扉22bと上扉22cが閉鎖状態となってマンシャフト22内に形成される閉鎖空間が、作業室2内の気圧低下
を抑えて作業員を通過させるマンロック24(エアロック)として機能する。マテリアルシャフトボトム扉21a、マテリアルロック下扉21b、マテリアルロック上扉21cおよびマンシャフトボトム扉22aは、ペアシャフト20の上端部に設けられた作業台27に備え付けられている操作盤での操作により、開閉作動するようになっている。一方、マンロック下扉22bおよびマンロック上扉22cは作業員による手動操作により開閉するようになっている。
マンロック上扉22cより上方のマンシャフト22内には、螺旋階段25が設けられている。マンロック上扉22cから下方のマンシャフト22内には、垂直タラップ26が設けられている。作業員は、螺旋階段25および垂直タラップ26を用いて地上と作業室2とを行き来することができるようになっている。
排土設備E3は、作業室2内においてケーソンショベル10により掘削された土砂が積み込まれるアースバケット31と、このアースバケット31をマテリアルシャフト21内を通って地上まで吊り上げて搬出するクレーン装置32(なお、図1ではクレーン車両を図示しているが、これは一例である)と、アースバケット31およびクレーン装置32により地上に搬出された土砂を一時的に貯めておく土砂ホッパー33とを有して構成される。
送気設備E4は、送気管41およびケーソン1に形成された送気路3を介して作業室2内に圧縮空気を送る空気圧縮機42と、空気圧縮機42により送り込む圧縮空気を浄化する空気清浄装置43と、作業室2内の気圧が地下水圧と略等しくなるように空気圧縮機42から作業室2内へ送る圧縮空気の量(圧力)を調整する送気圧力調整装置44とを有して構成される。作業室2内の空気を循環させるため、ケーソン1には排気路4が形成されており、この排気路4を介して作業室2内の空気が適宜、地上へ排出されるようになっている。
予備・安全設備E5は、空気圧縮機42の故障や点検などの時に空気圧縮機42に代わって作業室2内に圧縮空気を送ることが可能な非常用空気圧縮機51と、上記発電装置に代わって掘削設備E1、艤装設備E2、排土設備E3および送気設備E4に電力を供給することが可能な非常用発電機(図示せず)と、作業室2内で作業を行った作業員が入り、当該作業員の身体を徐々に大気圧に慣らしていくためのホスピタルロック53(減圧室)とを有して構成される。
ペアシャフト20の上端部に設けられた作業台27上には、作業員を作業室2へ搬送する作業員搬送装置100が設置される。この作業員搬送装置100について以下に説明する。
作業員搬送装置100は、図3〜図5に示すように、作業台27上に設置される装置フレーム110と、作業員が搭乗可能なケージ120と、ケージ120に取り付けられた2本の搬送用ロープ135を巻き取り・繰り出し可能な搬送用ウインチ装置130と、ケージ120に取り付けられた1本の安全用ロープ145を巻き取り・繰り出し可能な安全用ウインチ装置140とを備えて構成される。搬送用ロープ135および安全用ロープ145はそれぞれ所定の引張強さを有するワイヤーロープ(例えば、A種のワイヤーロープ)である。
装置フレーム110は、作業台27上に立設されたメインフレーム111と、メインフレーム111の上部に枢結され、上下方向に揺動可能(起伏可能)な支持アーム115とを有して構成される。メインフレーム111の上下中間部には、第1安全用シーブ112が回転自在に設けられている。メインフレーム111の上端部には、左右一対の第1搬送
用シーブ113と、第2安全用シーブ114とが回転自在に設けられている。第2安全用シーブ114は、左右の第1搬送用シーブ113の間に配設されている。メインフレーム111の底部には、搬送用ウインチ装置130と、安全用ウインチ装置140とが並設されている。
支持アーム115は、左右一対のアーム部116と、左右のアーム部116の先端部に跨設されたブリッジ部117とを有して平面視コの字状に形成されている。ブリッジ部117には、左右一対の第2搬送用シーブ118と、第3安全用シーブ119とが回転自在に設けられている。第3安全用シーブ119は、左右の第2搬送用シーブ118の間に配設されている。左右のアーム部116の一方の先端部には起伏用ロープ155が取り付けられている。この起伏用ロープ115はメインフレーム111の上端部に設けられた起伏用シーブ156に巻き掛けられ、メインフレーム111の上下中間部に設けられた起伏用ウインチ装置150に繋がっている。起伏用ウインチ装置150は、作業員の手動により起伏用ロープ155を巻き取り・繰り出し可能に構成されている。支持アーム115は、起伏用ウインチ装置150によって起伏用ロープ155を巻き取り・繰り出すことにより、メインフレーム111に対して上下方向に揺動(起伏)可能に構成されている。
搬送用ウインチ装置130は、電動式のウインチ装置であり、2つのドラムを一緒に回転させて2本の搬送用ロープ135を一緒に巻き取り・繰り出し可能に構成されている。搬送用ウインチ装置130は、巻き取り速度を検知するエンコーダを有している。搬送用ウインチ装置130から延びる2本の搬送用ロープ135はそれぞれ、メインフレーム111に設けられた第1搬送用シーブ113、支持アーム115に設けられた第2搬送用シーブ118の順に巻き掛けられてケージ120に取り付けられている。
安全用ウインチ装置140は、電動式のウインチ装置であり、ドラムを回転させて安全用ロープ145を巻き取り・繰り出し可能に構成されている。安全用ウインチ装置140から延びる安全用ロープ145は、メインフレーム111に設けられた第1安全用シーブ112、第2安全用シーブ114、支持アーム115に設けられた第3安全用シーブ119の順に巻き掛けられてケージ120に取り付けられている。安全用ウインチ装置140は、通常時においては、搬送用ウインチ装置130によって巻き取り繰り出される搬送用ロープ135の張力よりも小さな張力が安全用ロープ145に作用するように、安全用ロープ145の巻き取り繰り出しを行うようになっている。
装置フレーム110は、上記のように巻き掛けられた2本の搬送用ロープ135および安全用ロープ145を支持して、これらのロープ135,145に取り付けられたケージ120を吊り下げるように構成されている。支持アーム115の先端部には上限リミットスイッチ138が設けられている。ケージ120が最上停止位置まで上昇移動されると、安全用ロープ145に取り付けられたストッパ146が上限リミットスイッチ138のウエイトを押し上げることによりケージ120が最上停止位置に到達したと検知し、搬送用ウインチ装置130および安全用ウインチ装置140の電磁ブレーキを作動させてケージ120の上昇移動を停止させるように構成されている。上限リミットスイッチ138の不具合によりケージ120の上昇移動が停止しない場合に備えて、メインフレーム111に上ファイナルリミットスイッチが設けられており、この上ファイナルリミットスイッチの作動により搬送用ウインチ装置130および安全用ウインチ装置140の電磁ブレーキを作動させるように構成されている。
ケージ120は、図6および図7に示すように、マテリアルシャフト21内に挿入可能な外径寸法の円筒状に形成されている。ケージ120の周壁部は、メッシュ状の金属板を用いて構成され、周壁部の一部が開口されて搭乗口121が形成されている。ケージ120は、この搭乗口121を開閉可能なケージ扉122を有している。ケージ扉122は、
ケージ120の周壁部と同様にメッシュ状の金属板を用いて構成され、周壁部内側に沿ってスライド移動可能に設けられている。ケージ扉122は、作業員の手動によるスライド開閉式の扉になっている。ケージ120の天井部には、非常口123が形成され、この非常口123を開閉可能な非常扉124が設けられている。非常扉124は、上方に開く観音開き式の扉になっている。ケージ120内には非常用タラップ125が設けられており、非常時には非常用タラップ125を上って非常口123からケージ120の外に出ることができるようになっている。ケージ120の天井部には、2本の搬送用ロープ135および安全用ロープ145を固定する吊り金具が取り付けられている。
ケージ120内には、バッテリ式の照明器具と、ケージ内操作装置とが設けられている。ケージ内操作装置は、電源ボタン、作業員搬送装置100によりケージ120を昇降移動させる昇降操作レバー、および非常停止ボタンを備えている。これらのボタンやレバーによる操作信号は、無線通信により各々の駆動制御部に送信されるように構成されている。当該無線通信のための無線アンテナ127がケージ120の天井部(非常扉124の上面)に設けられている。
ケージ120の天井部および底部にはそれぞれ、3つのガイド部材128(スライダ部材)が設けられている。ガイド部材128は、図8に示すように、ケージ120の周壁部の外方に張り出した状態で保持可能(張り出し量は適宜設定可能である)に構成されている。ケージ120がマテリアルシャフト21内を昇降移動する際に、ガイド部材128がマテリアルシャフト21の内面を摺動することにより、昇降時のケージ120の横揺れを軽減させるようになっている。
ケージ120にはケージ扉リミットスイッチが設けられている。このリミットスイッチによりケージ扉122が閉じていないと検知したときには、搬送用ウインチ装置130および安全用ウインチ装置140の作動(ケージ120の昇降移動)が規制されるように構成されている。ケージ120の底部下面には下限リミットスイッチが設けられている。下限リミットスイッチによりケージ120が最下停止位置に下降移動されたと検知したときには、搬送用ウインチ装置130および安全用ウインチ装置140の電磁ブレーキを作動させてケージ120の下降移動を停止させるように構成されている。下限リミットスイッチの不具合によりケージ120の下降移動が停止しない場合に備えて、ケージ120に下ファイナルリミットスイッチが設けられており、この下ファイナルリミットスイッチの作動により搬送用ウインチ装置130および安全用ウインチ装置140の電磁ブレーキを作動させるように構成されている。
作業員搬送装置100は、搬送用ウインチ装置130のエンコーダからケージ120の下降速度を検知し、その下降速度が定格速度の1.2倍を超えたときに、搬送用ウインチ装置130および安全用ウインチ装置140の電磁ブレーキを作動させてケージ120の下降移動を停止させる自動落下防止装置を備えている。さらに、作業員搬送装置100は、メインフレーム111に配設された第1搬送用シーブ113に設けられたロードセルからケージ120の積載荷重を検知し、その積載荷重が定格荷重を超えたときに、搬送用ウインチ装置130および安全用ウインチ装置140の作動(ケージ120の昇降移動)を規制する過荷重制限装置を備えている。
作業台27上には、図3および図4に示すように、マテリアルシャフト21の上端開口部に繋がって円形状のガイド柵28と、ケージ120に搭乗するための搭乗台29と、上部操作装置とが設けられている。ガイド柵28は、上方に向かって徐々に広がったテーパ状に形成されている。上部操作装置は、電源ボタン、作業員搬送装置100によりケージ120を昇降移動させる昇降操作レバー、ケージ120を作業台27上の最上停止位置(図3に示す位置)まで自動的に上昇させる自動上昇ボタン、非常停止ボタンおよび各種の
ランプ等を備えている。
このように構成される作業員搬送装置100では、起伏用ウインチ装置150を手動操作して、ケージ120を吊り下げ支持する装置フレーム110の支持アーム115を下方に揺動させることにより、支持アーム115の先端部がマテリアルシャフト21の上端開口部の上方に位置してケージ120をマテリアルシャフト21内で吊り下げ移動させる搬送作業位置に、支持アーム115およびケージ120を移動させることができるように構成されている(図3の状態)。そして、作業員がケージ120内に搭乗し、ケージ120内のケージ内操作装置、もしくは作業台27上の上部操作装置を操作することにより、搬送用ウインチ装置130によって2本の搬送用ロープ135を繰り出すとともに、安全用ウインチ装置140によって安全用ロープ145を繰り出して、ケージ120をマテリアルシャフト21内において下降移動させる。本実施形態では、マテリアルシャフト21内のマテリアルロック上扉21cの直上位置である最下停止位置までケージ120を下降させて停止させる。そして、このマテリアルシャフト21内の最下停止位置に、マンシャフト22内に繋がる連通口およびこの連通口を開閉する扉が設けられており、この連通口を通って作業員はマンシャフト22内に入ることができる。そして、作業員は、マンシャフト22内の垂直タラップ26を用いてマンロック上扉22c、マンロック下扉22b、マンシャフトボトム扉22aを通って作業室2に到達することができるようになっている。
上記連通口からマンシャフト22内に入った位置には、下部操作装置が設けられている。この下部操作装置は、ケージ120をマテリアルシャフト21内の上記最下停止位置まで自動的に下降移動させる自動下降ボタン、および非常停止ボタンを備えている。この最下停止位置において作業員がケージ120内に搭乗し、ケージ120内のケージ内操作装置、もしくは作業台27上の上部操作装置を操作することにより、搬送用ウインチ装置130によって2本の搬送用ロープ135を巻き取るとともに、安全用ウインチ装置140によって安全用ロープ145を巻き取って、ケージ120をマテリアルシャフト21内において上昇移動させる。そして、ケージ120を作業台27上の最上停止位置まで上昇させて停止させ、作業員はケージ120から出て地上の作業台27上に到達することができるようになっている。
このように作業員搬送装置100は、地上の作業台27と地下の作業室2との間で作業員を搬送するように構成されている。そのため、作業室2が地下深くに沈下されて作業室2までの到達距離が増えた場合であっても、作業員搬送装置100を使用することにより、地上と作業室2とを行き来する際の作業員の負担を軽減させることができる。そして、作業員の当該負担を軽減させることができるため、作業室内での作業効率の向上と、高気圧障害の防止を図ることができる。
マテリアルシャフト21は、作業室2内において土砂が積み込まれたアースバケット31を地上に搬送する搬送通路としても用いられる。そのため、このような排土作業時には、図3に示すように、作業員搬送装置100の支持アーム115およびケージ120がマテリアルシャフト21の上端開口部の上方に位置した状態であると、支持アーム115およびケージ120が排土作業の妨げとなる。そこで、作業員搬送装置100では、図9に示すように、起伏用ウインチ装置150を手動操作して支持アーム115を上方に揺動させることにより、支持アーム115の先端部およびケージ120をマテリアルシャフト21の上端開口部の上方から側方に離れて当該上方空間を開放する搬送退避位置に移動させ、その状態においてケージ120を保持可能に構成されている。このように支持アーム115およびケージ120をマテリアルシャフト21の上方空間から移動させることができるため、マテリアルシャフト21をアースバケット31の搬送通路として使用するときに、アースバケット31と支持アーム115およびケージ120とが干渉することなく、排土作業を行うことができる。従って、排土作業時に作業員搬送装置100を作業台27上
から撤去することなく、作業台27上に設置したままの状態で排土作業を行うことができ、作業効率を向上させることができる。
これまで、本発明の実施形態について説明したが、本発明の範囲は上述の実施形態に限定されるものではない。例えば、上述の実施形態では、支持アーム115を上方に揺動させることにより、支持アーム115およびケージ120をマテリアルシャフト21の上方から側方に離れて当該上方空間を開放する搬送退避位置に移動可能に構成されているが、この構成は一例であり、この構成に限定されるものではない。例えば、支持アームを左右方向に旋回させることにより、支持アームおよびケージを上記搬送退避位置に移動させる構成であってもよい。或いは、支持アームを前後方向にスライド移動させることにより、支持アームおよびケージを上記搬送退避位置に移動させる構成であってもよい。
上述の実施形態では、起伏用ウインチ装置150が作業員による手動操作により支持アーム115を上下揺動させるように構成されているが、起伏用ウインチ装置150を電動モータによって作動するように構成してもよい。上述の実施形態では、ニューマチックケーソン工法に作業員搬送装置100を適用した一例について説明したが、本発明に係る作業員搬送装置は、ニューマチックケーソン工法以外においても適用することができる。
1 ケーソン
2 作業室
21 マテリアルシャフト(搬送通路)
27 作業台
31 アースバケット(マテリアル搬送容器)
32 クレーン装置(マテリアル搬送装置)
100 作業員搬送装置
110 装置フレーム
115 支持アーム(支持フレーム部)
120 ケージ(作業者搭乗用ケージ)
135 搬送用ロープ(ケージ搬送用ロープ)

Claims (4)

  1. 地下の作業室と地上とを繋いで形成された搬送通路を介して前記作業室と地上との間でのマテリアル搬送および作業員搬送を行う搬送システムであって、
    前記作業員搬送を行うための作業員搭乗用ケージをケージ搬送ロープで吊り下げ、前記ケージ搬送用ロープを繰り出し・巻き取ることにより、前記作業員搭乗用ケージを前記搬送通路内で昇降移動させる作業員搬送装置を有し、
    前記作業員搬送装置において、前記作業員搭乗用ケージを前記ケージ搬送ロープで吊り下げ支持する支持フレーム部が、前記搬送通路の上端部の上方に位置して前記搬送通路内で前記作業員搭乗用ケージを吊り下げ移動させる搬送作業位置と、前記搬送通路の上端部の上方から側方に離れて前記搬送通路の上部空間を開放する搬送退避位置と、に移動可能に構成された搬送システム。
  2. 前記マテリアル搬送を行うためのマテリアル搬送容器をマテリアル搬送ロープで吊り下げ、前記マテリアル搬送ロープを繰り出し・巻き取ることにより、前記マテリアル搬送容器を前記搬送通路内で昇降移動させるマテリアル搬送装置を有し、
    前記マテリアル搬送装置を用いて前記マテリアル搬送容器を前記搬送通路内で昇降移動させるときには、前記支持フレーム部を前記搬送退避位置に移動させるように構成された請求項1に記載の搬送システム。
  3. 前記支持フレーム部は上下方向に揺動可能に構成され、前記支持フレーム部を上方に揺動させて前記搬送退避位置に移動させるように構成された請求項1もしくは2に記載の搬送システム。
  4. 前記作業員搬送装置において、前記ケージ搬送ロープは、2本の搬送用ロープおよび1本の安全用ロープを有して構成された請求項1〜3のいずれかに記載の搬送システム。
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