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JP2019046880A - 面発光レーザ - Google Patents

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小山 二三夫
Fumio Koyama
二三夫 小山
正統 中▲濱▼
Masanori Nakahama
正統 中▲濱▼
暁冬 顧
Xiaodong Gu
暁冬 顧
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Abstract

【課題】単一波長で高いビーム品質と高出力を有する面発光レーザを提供する。
【解決手段】面発光レーザ1において、シード光源2は、VCSEL(垂直共振器面発光レーザ1)構造20を有する。出力部4は、VCSEL構造40を有し、シード光源2と隣接して形成される。シード光源2のVCSEL構造20の垂直方向の実効的な光路長lと、出力部4のVCSEL構造40の垂直方向の実効的な光路長lとが異なるように構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、面発光型半導体レーザに関し、特にその高出力化に関する。
従来、面発光レーザの単一波長出力は、mWレベルに制限されてきた。ワット級高出力動作が可能になれば、光断層像(OCT:Optical Coherence Tomography)用の波長掃引用光源、中長距離光通信用光源、自動車、ドローン、ロボットなどに搭載されるレーザレーダー(LIDAR)用光源、監視システム、製造現場での自動検査装置、プリンタのレーザ乾燥器など様々な応用展開が可能になる。
A. Haglund、 "Single Fundamental-Mode Output Power Exceeding 6 mW From VCSELs With a Shallow Surface Relief、" IEEE PHOTONICS TECHNOLOGY LETTERS, VOL. 16, NO. 2, FEBRUARY 2004. Jean-Francois Seurin et al., "High-power vertical-cavity surface-emitting lasers for solid-state laser pumping," Vertical-Cavity Surface-Emitting Lasers XVI, edited by Chun Lei, Kent D. Choquette、 Proc. of SPIE Vol. 8276, 2012. Kazuyoshi Hirose, et. al., "Watt-class high-power, high-beam-quality photonic-crystal lasers," NATURE PHOTONICS, VOL 8, p.406 MAY 2014. Toshikazu Shimada, et. al., "Lateral integration of vertical-cavity surface-emitting laser and slow light Bragg reflector waveguide devices," APPLIED OPTICS, Vol. 53, No. 9, p.1766, March 2014. M. Nakahama, "Lateral integration of MEMS VCSEL and slow light amplifier boosting single mode power," IEICE ELEX, vol. 9, no.6, pp.544-551, 2012. M. Nakahama,et.al., "Slow Light VCSEL Amplifier for High-resolution Beam Steering and High-power Operations," CLEO 2016,SF1L.5, 2016. M. Nakahama,et.al.," High Power Non-mechanical Beam Scanner based on VCSEL Amplifier," OECC/PS 2016,MD2-5, 2016. X. Gu,et.al., "VCSEL-Integrated Bragg Reflector Waveguide Amplifier with Single-mode Output Power over 10 mW," OECC/PS 2016,MD2-4, 2016.
面発光レーザの高出力化を実現するために、表面加工を行い、高次モード発振を抑圧する構造(非特許文献1)が提案されているが、10ミクロン以下のエリアサイズが限界であり、出力10mWを越えることができない。また、多数の面発光レーザを2次元的に集積したアレイ構造(非特許文献2)では、10W以上の高出力化が可能であるが、個々の素子の位相、波長が揃っていないため、発振スペクトル幅が広く、ビーム広がり角が大きく、レンズを使っても集光できないなどの課題がある。
2次元フォトニック結晶を用いた面発光レーザ(非特許文献3)では、ワット級高出力と良質なビーム品質を実現しているが、半導体内に微細な周期構造を形成する必要があるなど、製造上、信頼性の観点から課題がある。
本発明者らはこれらの問題を解決するために、基板横方向にVCSEL(垂直共振器面発光レーザ)とスローライトSOA(半導体光増幅器)を配置した光増幅機能付き面発光レーザについて提案している(非特許文献4、5)。非特許文献4の面発光レーザの最大光出力は6mWであり、ワット級出力は得られていない。
本発明者らは、スローライトSOA(半導体光増幅器)を実現し、単一波長の外部光を入射させることで、単一波長で単峰性のビーム品質に優れたCW動作で29mW、パルス動作で260mWの出力を得ている。(非特許文献6、7)しかし、種光として外部光源が必要であり、装置の小型化に難がある。
本発明者らは、酸化狭窄幅を変えることで、種光源である面発光レーザとスローライトSOAを集積した素子を実現している(非特許文献8)。しかし、種光源とスローライトSOAのそれぞれの波長差が1nm以下であり、スローライトSOAからの逆方向の光結合が発生し、単一波長での最大光出力は10mW以下に制限されていた。
本発明はかかる状況においてなされたものであり、そのある態様の例示的な目的のひとつは、単一波長で高いビーム品質と高出力を有する面発光レーザの提供にある。
本発明のある態様は、面発光レーザに関する。面発光レーザは、VCSEL(垂直共振器面発光レーザ)構造を有するシード光源と、VCSEL構造を有し、シード光源と隣接して形成された出力部と、を備える。シード光源のVCSEL構造の垂直方向の実効的な光路長と、出力部のVCSEL構造の垂直方向の実効的な光路長とが異なる。
この態様によると、出力部は、VCSEL構造の長手方向の一端にコヒーレントなシード光を受け、シード光をVCSEL構造内で垂直方向に多重反射させながら、VCSEL構造の長手方向にスローライト伝搬させ、VCSEL構造の上面から出力光を取り出すことができる。これにより、面発光レーザをより一層、小型化、低コスト化できる。VCSEL構造の出力部をレーザ発振させた状態で、シード光を増幅する増幅器として動作させることにより、高出力を得ることができる。
そして、シード光源と出力部の、実効的な光路長、すなわち共振器長を異ならしめることにより、シード光源の波長λ1と出力部のVCSEL構造の発振波長λ2の間に、λ1<λ2の関係を実現できる。波長差Δλ=λ2−λ1を増加させることで、出力部からシード光源への戻り光の抑圧(アイソレーション)を高めることができ、ビームクオリティを改善できる。
なお、本明細書における上下、横方向、水平方向、垂直方向は、実動作時における方向とは無関係な便宜的なものである。
出力部のVCSEL構造は、位相制御層を有してもよい。シード光源のVCSEL構造は、位相制御層を有してもよい。
位相制御層は、半導体層であってもよい。位相制御層は、誘電体(絶縁体)層であってもよい。誘電体多層膜を利用して位相制御層を形成すると、多層膜の各層の厚みを管理する必要があるが、半導体層や誘電体層を用いることで、単層の厚みを制御すればよいため、一般的な半導体プロセスを用いて容易に形成することができる。
シード光源および出力部それぞれのVCSEL構造は、エアギャップ層を有し、マイクロマシン構造により、シード光源側のエアギャップ層の厚みが可変に構成されてもよい。これにより出力部のVCSEL構造からの放射角を変化させることができる。
シード光源および出力部のVCSEL構造は、エアギャップ層を有し、マイクロマシン構造により、シード光源側、および出力部のVCSEL構造のエアギャップ層の厚みが同時に可変に構成されてもよい。これにより出力部のVCSEL構造からの放射角を一定に保ち、波長を変えながら出力部のVCSEL構造からの高出力化を実現することができる。
なお、以上の構成要素を任意に組み合わせたもの、あるいは本発明の表現を、方法、装置などの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明のある態様によれば、良好なビーム品質、狭いスペクトル幅、高出力の少なくともひとつ得ることができる。
実施の形態に係る面発光レーザの断面図である。 第1実施例に係る面発光レーザの断面図である。 第2実施例に係る面発光レーザの断面図である。 第3実施例に係る面発光レーザの断面図である。 第4実施例に係る面発光レーザの断面図である。 図2の面発光レーザにおいて、半導体GaAsの位相制御層を形成したときの波長差Δλ=λ2−λ1のシミュレーション結果を示す図である。 図2の面発光レーザにおいて、誘電体SiOの位相制御層を形成したときの波長差Δλ=λ2−λ1のシミュレーション結果を示す図である。 図8(a)、(b)は、第2実施例において位相制御層として半導体GaAsを用いたときの光強度分布を示す図である。
以下、本発明を好適な実施の形態をもとに図面を参照しながら説明する。各図面に示される同一または同等の構成要素、部材、処理には、同一の符号を付するものとし、適宜重複した説明は省略する。また、実施の形態は、発明を限定するものではなく例示であって、実施の形態に記述されるすべての特徴やその組み合わせは、必ずしも発明の本質的なものであるとは限らない。
(概要)
はじめに実施の形態に係る面発光レーザの概要を説明する。この面発光レーザは、横長のVCSEL(垂直共振器面発光レーザ)構造の出力部を備える。出力部は、発振しきい値より大きな電流が注入された発振状態で動作する。出力部は、VCSEL構造の長手方向の一端にコヒーレントなシード光を受け、シード光をVCSEL構造内で垂直方向に多重反射させながら、VCSEL構造の長手方向にスローライト伝搬させ、VCSEL構造の上面から出力光を取り出す。
この面発光レーザによれば、発振状態に維持することで、高効率な光増幅が可能となり、高出力を得ることができる。またシード光として、単一波長の波面の揃ったコヒーレント光を入射することにより、高出力でかつ波面の揃ったビームクオリティの高い出力光を得ることができる。
(実施の形態)
図1は、実施の形態に係る面発光レーザ1の断面図である。この面発光レーザ1は、第1の面発光レーザ(以下、シード光源2と称する)と第2の面発光レーザ(以下、出力部4と称する)を、同一半導体基板上に、横方向に形成したものである。概要で述べたように出力部4は、横長のVCSEL(垂直共振器面発光レーザ)構造40を有している。出力部4の長さは、シード光源2の長さの1000倍程度としてもよい。VCSEL構造40は、半導体基板10上に形成された下部DBR(Distributed Bragg Reflector)46、活性層42、上部DBR44、波長を制御するための位相制御層43を備える。
シード光源2は、出力部4と共通のVCSEL構造20を有しており、コヒーレントなシード光L1を発生する。シード光源2の内部において、光は垂直方向に反射を繰り返して誘導放出によって増幅され、その一部が、シード光L1として隣接する出力部4のVCSEL構造の長手方向の一端(結合面3)に結合する。
具体的にはシード光源2側のVCSEL構造20は、半導体基板10上に形成される下部DBR26、活性層22、上部DBR24、波長を制御するための位相制御層23を備える。VCSEL構造20の縦型共振器の上側ミラーの反射率を100%に近づけるために、上部DBR24の上面には、高反射ミラー30を形成することが望ましい。高反射ミラー30は、たとえば金(Au)などの金属や誘電体多層膜鏡が好適である。
駆動回路5は、出力部4のVCSEL構造40に、発振しきい値より大きな電流を注入し、発振状態で動作させる。このとき、垂直方向に出力光L3を出射している。出力部4は、その結合面3にシード光L1を受け、シード光L1をVCSEL構造内で垂直方向に多重反射させながら、VCSEL構造40の長手方向にスローライト伝搬させる。そしてVCSEL構造40の上面から、出力光L3は抑圧され、出力光L2が取り出される。出力部4のキャビティの上側の反射面すなわち上部DBR44は、たとえば反射率95〜99%程度で設計してもよい。
ここで、出力部4からシード光源2への戻り光が存在すると、シード光源2内のモードが乱され、シード光L1のビームクオリティが悪化し、ひいては出力光L2のクオリティも悪化する。そこでシード光L1の波長λ1と出力部4のVCSEL構造の発振波長λ2は、λ1≠λ2を満たすことが望ましく、特に図1に示したように、シード光源2と出力部4が横方向に集積化される構造においては、λ1<λ2を満たすことが好ましい。これにより出力部4からシード光源2への戻り光が抑制され、ビームクオリティを改善することができる。また、戻り光を抑圧するためには、波長差Δλ=λ2−λ1が大きいほうがよい。
この面発光レーザ1は、シード光源2のVCSEL構造の実効的な光路長と、出力部4のVCSEL構造の垂直方向の実効的な光路長とが異なっており、言い換えれば、それぞれの共振器長l,lが異なるように構成されており、これにより発振波長がλ1<λ2を満たすように構成される。シード光源2のVCSEL構造20と、出力部4のVCSEL構造40の少なくとも一方は、位相制御層23,43を含んでもよい。
以上が面発光レーザ1の基本構造である。続いていくつかの具体的な構成例を説明する。VCSEL構造および材料は公知技術を用いればよく、特に限定されないが、一例を説明する。たとえば半導体基板10は、III-V族半導体でありGaAs基板であってもよい。半導体基板10の裏面には、n側電極(不図示)が形成される。下部DBR26(46)は、n型不純物であるシリコンがドープされたAl0.92Ga0.08As層とAl0.16Ga0.84As層(AlGaAs=アルミニウムガリウムヒ素)の積層構造となっており、100%近い反射率を有する。
活性層22(42)は、In0.2Ga0.8As/GaAs(インジウムガリウムヒ素/ガリウムヒ素)の多重量子井戸構造を有する。たとえば活性層22(42)は、3層量子井戸構造を有してもよい。多重量子井戸構造の両側には、必要に応じてアンドープのAl0.3Ga0.7As層である下部スペーサ層および上部スペーサ層が形成される。上部DBR24(44)は、炭素がドープされたAl0.92Ga0.08As層とAl0.16Ga0.84As層(AlGaAs=アルミニウムガリウムヒ素)の積層構造であってもよい。
続いて図1の面発光レーザ1の動作を説明する。シード光源2を発振させると、符号100で示すような光強度分布が発生し、その一部が出力部4側にシード光L1として染み出す。一方、出力部4においても、しきい値電流より大きな電流が注入されて発振状態となる。シード光L1が結合しない状態では、一点鎖線で示すように、出力部4で発生する自然放出光と、それを種とする誘導放出光が垂直方向で反射して増幅され、波長λ2の光L3が放射される。
図1の面発光レーザ1においては、自然放出光に代えて、出力部4の結合面3に結合したシード光L1を種とした発振が支配的となり、したがって波長λ2の光L3は抑制される。そしてシード光L1が、図中、垂直方向に多重反射しながら、右方向にスローライト伝搬しながら、増幅される。増幅された光L2は、出力部4の上面から出射する。
本実施の形態では、出力部4を発振動作させて、結合光強度に対して利得を飽和させることにより、出力光L3を抑圧して、高出力の出力光L2を得ることができる。このときの波長は、シード光で決まるため、面発光レーザ1の波長を単一化することで、高出力かつ単一波長の出力光L2を取り出すことができる。
続いて、シード光源2および出力部4とで、同一のVCSEL構造20(40)を有しながら、λ1<λ2とするための具体的な構成を説明する。
(第1実施例)
図2は、第1実施例に係る面発光レーザ1aの断面図である。この面発光レーザ1aにおいて、出力部4aのVCSEL構造40は、位相制御層43を含む。位相制御層43としては、GaAsなどの半導体層、もしくはSiOなどの誘電体層を用いることができる。位相制御層43の厚さを制御することで、λ1<λ2を実現できる。なお以降の図では、駆動回路5を省略する
(第2実施例)
図3は、第2実施例に係る面発光レーザ1bの断面図である。この面発光レーザ1bにおいて、シード光源2bのVCSEL構造20は、位相制御層23を含む。位相制御層23としては、GaAsなどの半導体層、もしくはSiOなどの誘電体層を用いることができる。位相制御層23の厚さを制御することで、λ1<λ2を実現できる。
(第3実施例)
図4は、第3実施例に係る面発光レーザ1cの断面図である。この面発光レーザ1cにおいて、シード光源2cおよび出力部4cのVCSEL構造20,40は、エアギャップ層28,48を有し、マイクロマシン構造、いわゆるMEMS(Micro Electro Mechanical Systems)構造により、シード光源2c側のエアギャップ層28の厚みが可変に構成される。エアギャップ層28の厚みを変化させることで、高反射ミラー30の位置を制御でき、これによりシード光源2cの共振器長が変化し、発振波長λ1を短くできる。これによって、出力光L2の放射角を変化させることができる。また、シード光源2c側のギャップ層28と出力部側ギャップ層48を同時に変化させてもよい。これによって、波長を変えながら出射角を一定に保ち、高出力の出力光L2を得ることができる。
(第4実施例)
図5は、第4実施例に係る面発光レーザ1dの断面図である。この面発光レーザ1dにおいて、出力部4dのVCSEL構造40の上部DBR44は、シード光源2dのVCSEL構造の上部DBR24よりも層数が多い。すなわち、上部DBR44と上部DBR24の層数の差分が、位相制御層43として機能する。位相制御層43は、シード光源2dの領域のみエッチングで除去した後、さらに上部DBRを全体にわたって成膜することによって形成することができる。この追加で形成するDBRは、誘電体多層膜でありうる。
図6は、図2(第1実施例)の面発光レーザ1aにおいて、半導体GaAsの位相制御層を形成したときの波長差Δλ=λ2−λ1のシミュレーション結果を示す図である。位相制御層の厚さを制御することで、λ1<λ2とともに、30nmより大きい波長差Δλ(>30nm)を実現できることがわかる。これによって、シード光源から出力部への安定な一方向性の結合を実現できる。
図6から分かるように、位相制御層GaAsの厚さを制御することで、λ2<λ1(負の波長差)を実現することも可能である。したがって、第2実施例(図3)のように、シード光源2側に、負の波長差が得られる厚みを有する位相制御層を形成し、λ1<λ2を実現してもよい。
図7は、図2(第1実施例)の面発光レーザ1aにおいて、誘電体SiOの位相制御層を形成したときの波長差Δλ=λ2−λ1のシミュレーション結果を示す図である。位相制御層の厚さを制御することで、λ1<λ2とともに、25nmより大きい波長差Δλ(>25nm)を実現できることがわかる。これによって、シード光源から出力部への安定な一方向性の結合を実現できる。
図7から分かるように、位相制御層SiOの厚さを制御することで、λ2<λ1(負の波長差)を実現することも可能である。したがって、第2実施例(図3)のように、シード光源2側に負の波長差が得られる厚みを有する位相制御層SiOを形成することで、λ1<λ2を実現してもよい。
図2の第1実施例と図3の第2実施例の組み合わせも可能である。具体的には、シード光源2側に負の波長差が得られる厚みを有する位相制御層23を形成し、出力部4側に正の波長差が得られる厚みの位相制御層43を形成してもよい。これにより、大きな波長差を得つつも、面発光レーザ1の表面におけるシード光源2と出力部4の段差を小さくできる。
図8(a)、(b)は、第2実施例において位相制御層として半導体GaAsを用いたときの光強度分布を示す図である。図8(a)は、シード光源2から出力部4への結合を示しており、シード光源2で生成されるシード光L1は、出力部4へ結合損失0.9dBで結合している。一方、図8(b)は出力部4からシード光源2への結合を示しており、出力部の光L3の、シード光源2への結合損失は20dB以上であり、その結合が抑圧されて、シード光源2から出力部4への一方向性の結合が実現できることがわかる。
位相制御層(23,43)として利用可能な半導体材料としては、GaAsのほか、SiやGaAlAs,InP,GaInAsP,GaAlInP,GaN,GaAlNなどを用いることができる。
位相制御層(23,43)として利用可能な誘電体材料としては、SiOのほか、TiO,Taなどを用いることができる。
また、位相制御層(23,43)を、異なる半導体材料の積層構造としてもよいし、異なる誘電体材料の積層構造としてもよい。あるいは半導体と誘電体の積層構造としてもよい。
実施の形態にもとづき、具体的な語句を用いて本発明を説明したが、実施の形態は、本発明の原理、応用を示しているにすぎず、実施の形態には、請求の範囲に規定された本発明の思想を逸脱しない範囲において、多くの変形例や配置の変更が認められる。
1…面発光レーザ、2…シード光源、4…出力部、5…駆動回路、10…半導体基板、20…VCSEL構造、22…活性層、23…位相制御層、24…上部DBR、26…下部DBR、28…エアギャップ層、30…高反射ミラー、40…VCSEL構造、42…活性層、43…位相制御層、44…上部DBR、46…下部DBR、48…エアギャップ層、L1…シード光、L2…出力光、L3…出力部の垂直発振の光。

Claims (6)

  1. VCSEL(垂直共振器面発光レーザ)構造を有するシード光源と、
    VCSEL構造を有し、前記シード光源と隣接して形成された出力部と、
    を備え、
    前記シード光源の前記VCSEL構造の垂直方向の実効的な光路長と、前記出力部の前記VCSEL構造の垂直方向の実効的な光路長とが異なることを特徴とする面発光レーザ。
  2. 前記出力部のVCSEL構造は、位相制御層を有することを特徴とする請求項1に記載の面発光レーザ。
  3. 前記シード光源のVCSEL構造は、位相制御層を有することを特徴とする請求項1または2に記載の面発光レーザ。
  4. 前記位相制御層は、半導体層であることを特徴とする請求項2または3に記載の面発光レーザ。
  5. 前記位相制御層は、誘電体層であることを特徴とする請求項2または3に記載の面発光レーザ。
  6. 前記シード光源および前記出力部それぞれのVCSEL構造は、エアギャップ層を有し、マイクロマシン構造により、前記シード光源側の前記エアギャップ層の厚みが可変に構成されることを特徴とする請求項1から5のいずれかに記載の面発光レーザ。
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