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JP2019041660A - 造粒茶葉及びその製造方法 - Google Patents

造粒茶葉及びその製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】本発明の課題は、水に対しても優れた分散性を示す造粒茶葉を提供することである。
【解決手段】粉末茶葉を90質量%以上含有させ、且つ造粒茶葉の平均粒子径を80〜180μmに設定することにより、造粒茶葉の水への分散性が向上する。
【選択図】なし

Description

本発明は、水に対する分散性に優れた造粒茶葉、及び当該造粒茶葉の製造方法に関する。
通常、飲用の「お茶」とは、茶葉を発酵若しくは発酵させないで乾燥し、これを粉砕若しくは粉砕せずに水、温水若しくは熱水で抽出した抽出液をいうが、抽出残渣を廃棄しなければならないという不便がある。
一方、そのような抽出残渣の廃棄を必要としない飲用のお茶として、上記乾燥した茶葉をジェットミル等で平均粒径10μm未満の粉末茶としたものをそのまま熱水に分散させ、茶筅等で撹拌懸濁して飲用するものもある。しかし、このような粉末茶では、平均粒径10μmとするためのコストは非常に高く分散性は非常に低いため、利便性に劣る。
そこで、最近では、粉末茶葉と、賦形剤として単糖、二糖、澱粉分解物等とを混合して顆粒化した粉末茶が主流となってきており、より良い顆粒化粉末茶を得ようと、種々の工夫がされている。
例えば、特許文献1には、賦形粉末と茶粉末よりなる顆粒を核とし、その表面に茶粉末を被覆してなる茶顆粒は、味・色・香りを維持したまま冷水への分散性が良好になることが開示されている。また、特許文献2には、緑茶葉粉末と、緑茶の抽出液とを混合し、これに賦形剤を加えた後、固形分40〜85質量%として真空乾燥することによって、抗酸化性に富み、かつ溶解色が良く、香り、呈味及び溶解性に優れた即席粉末茶が得られることが開示されている。更に、特許文献3には、抗酸化剤を含む水溶液中で、茶葉(a)を粉砕抽出並びに微粒化して水中粉砕茶葉(A)を含む微粒化液を調製する工程、得られた微粒化液に、茶葉(b)を粉砕乃至摩砕して得られた乾式粉砕茶葉(B)と、乾燥助剤とを加えて攪拌混合する工程、及び攪拌混合して得られた混合物を乾燥させる工程とを経ることにより、茶葉含有成分の変質を防ぎ、茶筅を使用せず水に手軽に溶解させることができる分散茶が得られることが開示されている。
また、特許文献4には、気流式粉砕機を用いて5〜15ミクロンとした微粉末茶を流動層造粒コーティング装置により造粒することにより、分散・懸濁性に優れた10〜30ミクロンの粉末茶が得られることが開示されている。更に、特許文献5には、茶葉粉砕物40〜90質量%に賦形剤として難消化デキストリン10〜60質量%を混合して造粒された安息角が45度未満である茶葉顆粒は、水又は熱水へ加えた時にダマにならずに容易に分散し、茶葉の緑色や風味・旨味を安定して保持できることが開示されている。
しかし、特許文献1〜3で開示されている顆粒化茶粉末では、多段造粒であったり、造粒工程前に茶抽出工程を採用したりと、製造工程が煩雑であるという欠点がある。また、特許文献4で開示されている粉末茶は分散性の点では満足できるものではなく、更に、特許文献5で開示されている茶葉顆粒は、多量の賦形剤を必要とするために茶本来の風味が損なわれるという欠点がある。
特開2000−342180号公報 特開平06−178650号公報 特開2007−289115号公報 特開2006−296341号公報 特開2010−68741号公報
本発明の課題は、水に対しても優れた分散性を示す造粒茶葉を提供することにある。
本発明者らは、かかる課題を解決すべく種々検討したところ、意外にも、粉末茶葉を90質量%以上含有させ、且つ造粒茶葉の平均粒子径を80〜180μmに設定することにより、造粒茶葉の水への分散性が顕著に向上することを見出した。本発明は、かかる知見に基づいて、更に検討を重ねることにより本発明を完成するに至った。
即ち、本発明は、下記に掲げる態様の発明を提供する。
(1)粉末茶葉を90質量%以上含有し、且つ平均粒子径が80〜180μmである造粒茶葉。
(2)粉末茶葉の平均粒子径が10〜30μmである、(1)に記載の造粒茶葉。
(3)粉末茶葉を90質量%以上含む原料粉末を湿式造粒し、平均粒子径が80〜180μmである造粒茶葉を得る、造粒茶葉の製造方法。
(4)前記湿式造粒が流動層造粒によって行われる、(3)に記載の製造方法。
(5)バインダー液の噴霧条件が、下記式に従って算出される水分上昇速度が1.03〜2.62%/分であり、且つバインダー液の噴霧終了時の造粒茶葉の水分量が24〜35%となるように設定して造粒される、(4)に記載の製造方法。
本発明の造粒茶葉は、水に添加して混合すると、ダマを生じることなく容易に分散させることができる。また、本発明の造粒茶葉は、造粒に賦形剤を殆ど使用しないので、嵩が低く利便性に富んでいることに加え、賦形剤の呈味への悪影響を抑制して茶葉本来の良好な風味を呈することもできる。
実施例1の造粒茶葉を20℃の水に分散させた際の外観(分散性の評価◎)を撮影した写真である。 実施例1の造粒茶葉を60℃の水に分散させた際の外観(分散性の評価〇)を撮影した写真である。 比較例3の造粒茶葉を20℃の水に分散させた際の外観(分散性の評価×)を撮影した写真である。
本発明の造粒茶葉は、粉末茶葉を90質量%以上含有し、且つ平均粒子径が80〜180μmであることを特徴とする。以下、本発明の造粒茶葉について、詳述する。なお、単に「造粒茶葉」という場合は、最終の乾燥工程を含む一連の造粒を経て得られた製品を指し、「バインダー液(又は水)の噴霧終了時の造粒茶葉」という場合は、一連の造粒において最終乾燥工程を経ていない造粒茶葉を指す。
本発明の造粒茶葉に含まれる粉末茶葉の茶葉の種類については、特に制限されず、例えば、緑茶、大麦若葉、ケール、モロヘイヤ、よもぎ、麦茶、はと麦茶等の茶葉;ウーロン茶等の半発酵茶葉;紅茶等の発酵茶葉等が挙げられる。これらの中でも、好ましくは緑茶茶葉が挙げられる。なお、「抹茶」は、その原料が「碾茶」であって、揉み作業は行われない等、狭義の「粉末茶葉」には含まれないが、本発明において、「粉末茶葉」という用語は、広義の意味で使用しており、「抹茶」を包含する。
粉末茶葉は、前記茶葉、半発酵茶葉、又は発酵茶葉を粉末化することにより得ることができる。当該粉末化の手法については、特に制限されないが、例えば、気流式やミキサー式による粉砕方式による粉末化処理が挙げられる。
粉末茶葉の平均粒子径については、特に制限されないが、例えば、5〜40μmが挙げられる。より一層優れた分散性を備えさせるという観点から、粉末茶葉の平均粒子径として、好ましくは10〜40μm、更に好ましくは20〜30μmが挙げられる。本発明において、「粉末茶葉の平均粒子径」は、レーザー回折・散乱式粒子径分布測定装置を使用して測定されるメジアン径である。
本発明の造粒茶葉における粉末茶葉の含有量は90質量%以上に設定される。このように、粉末茶葉の含有量を高めつつ、造粒茶葉の平均粒子径を後述する所定の範囲に設定することにより、優れた分散性を備えさせることが可能になる。造粒茶葉の嵩を更に低下させつつ、優れた分散性を備えさせるという観点から、本発明の造粒茶葉における粉末茶葉の含有量として、好ましくは95質量%以上、更に好ましくは98質量%以上、より好ましくは99質量%以上、特に好ましくは100質量%が挙げられる。本発明において、粉末茶葉の含有量は、造粒茶葉に不可避的に吸湿又は残存している水の含有量を除いて算出される値である。
本発明の造粒茶葉において、粉末茶葉の含有量が100質量%未満である場合には、賦形剤を含んでいることが好ましい。本発明で使用される賦形剤の種類については、食品に使用可能であることを限度として特に制限されないが、例えば、澱粉分解物、澱粉、糖類及び増粘多糖類等の粘着性素材が挙げられる。これらの賦形剤は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。
これらの賦形剤の中でも、好ましくは、澱粉分解物が挙げられる。本発明で使用される澱粉分解物のDE(デキストロース当量)については、特に制限されないが、例えばDE8〜25、好ましくはDE8〜18が挙げられる。
本発明の造粒茶葉において賦形剤を含有させる場合、その含有量としては、10質量%以下、好ましくは0.1〜10質量%、更に好ましくは0.1〜5質量%、特に好ましくは0.1〜2質量%、特に好ましくは0.1〜1質量%が挙げられる。本発明において、賦形剤の含有量は、造粒茶葉に不可避的に吸湿又は残存している水の含有量を除いて算出される値である。
本発明の造粒茶葉の平均粒子径は、80〜180μmに設定される。このような平均粒子径を具備しつつ、粉末茶葉の含有量が前述する範囲を充足することによって、水、温水、及び熱水に対して、優れた分散性を備えさせることが可能になる。分散性をより一層向上させるという観点から、本発明の造粒茶葉の平均粒子径として、好ましくは90〜180μm、更に好ましくは95〜180μmが挙げられる。
本発明において、造粒茶葉の平均粒子径は、篩い分け法によって測定される値である。造粒茶葉の平均粒子径の測定方法は、具体的には、以下に示す通りである。先ず、目開きが53μm、63μm、75μm、106μm、150μm、及び250μmの篩を準備し、目開きが小さいものが下、目開きが大きいものを上になるように積み重ね、最上段の篩に造粒茶葉を載せて蓋をし、振動機にて振動を与える。次いで、各篩残った造粒茶葉の重量を測定する。以下の算出式に従って、平均粒子径(重量ベースの累積50%値)を算出する。
本発明の造粒茶葉の粒度分布については、前述する平均粒子径を満たす限り、特に制限されないが、造粒茶葉の総重量に対する106μm以上150μm未満の造粒茶葉の重量の比率として、例えば、20%以上、具体的には20%以上35%未満が挙げられる。ここで、「造粒茶葉の総重量に対する75μm以上150μm未満の造粒茶葉の重量の比率」は、前記平均粒子径の測定と同様の条件の篩い分け法によって求められる値である。
本発明の造粒茶葉は、粉末茶葉及び必要に応じて添加される賦形剤を含む原料粉末を用いて、前述する平均粒子径に造粒することによって製造される。本発明の造粒茶葉を製造する際の造粒法については、前述する平均粒子径の造粒物が得られることを限度として特に制限されず、湿式造粒法又は乾式造粒法のいずれであってもよいが、好ましくは湿式造粒法が挙げられる。
本発明の造粒茶葉を湿式造粒法で製造する場合、流動層造粒、転動式造粒、攪拌造粒、押出造粒等のいずれの造粒法で行ってもよいが、前述する平均粒子径の造粒茶葉を効率的に製造するという観点から、好ましくは流動層造粒法が挙げられる。
本発明の造粒茶葉を湿式造粒法で製造する場合、バインダー液として水を使用し、原料粉末(粉末茶葉及び必要に応じて添加される賦形剤を含む原料)に対して噴霧等によって添加すればよい。また、本発明の造粒茶葉に賦形剤を含有させる場合、バインダー液として使用される水には、造粒茶葉に含有させる賦形剤の一部又は全部を溶解又は分散させておいてもよい。バインダー液として使用される水に賦形剤を溶解又は分散させる場合、バインダー液として使用される水における賦形剤の濃度は、例えば、0.1〜20w/v%程度に設定すればよい。
本発明の造粒茶葉を湿式造粒法で製造する場合、湿式造粒の条件については、前述する平均粒子径の造粒物が得られることを限度として特に制限されないが、例えば、流動層造粒法の場合であれば、下記式に従って算出される水分上昇速度が、1.03〜2.62%/分、好ましくは1.36〜2.62%/分、更に好ましくは1.66〜2.62%/分となり、且つバインダー液の噴霧終了時の造粒茶葉の水分量が24〜35%、好ましくは26〜35%、更に好ましくは30〜34%となるように、バインダー液の噴霧条件を制御することによって、前述する平均粒子径の造粒物を効率的に製造することができる。
なお、前記「造粒茶葉の水分量」及び「原料粉末の水分量」は、赤外線水分計を用いて設定温度105℃で測定される値である。また、前記「バインダー液の噴霧時間」は、バインダー液の噴霧開始から所定量のバインダー液の噴霧が終了までに要する時間であり、バインダー液の噴霧時間内で、持続的にバインダー液の噴霧を行ってもよく、また断続的にバインダー液の噴霧を行ってもよい。断続的にバインダー液の噴霧を行う態様としては、例えば、バインダー液の噴霧、停止、払い落し、停止を1サイクルとして、当該サイクルを繰り返し行う態様が挙げられる。断続的にバインダー液の噴霧を行う場合には、前記「バインダー液の噴霧時間」には、前記停止及び払い落しに要する時間も包含される。
流動層造粒法において、水分上昇速度及び噴霧終了時の造粒茶葉の水分量が前記範囲となるように、バインダー液の噴霧条件を調整するには、原料粉末に対するバインダー液の噴霧量、バインダー液の噴霧速度、及び造粒機内への給気温度等を適宜制御すればよい。具体的には、造粒機内への給気温度を20〜40℃の範囲に設定する場合であれば、原料粉末100質量部当たり、使用(噴霧)するバインダー液量を30〜80質量部、好ましくは40〜80質量部、更に好ましくは50〜70質量部の範囲内で適宜設定し、且つ原料粉末1kg当たりのバインダー液の噴霧速度を4.8〜63ml/分の範囲内で適宜設定すればよい。ここで、原料粉末1kg当たりのバインダー液の噴霧速度とは、湿式造粒装置内に供給される水の噴霧速度を、湿式造粒に供される原料粉末の重量(Kg)で除した値を指す。
なお、造粒茶葉の風味を維持させる上で、造粒機内への給気温度は20〜40℃の範囲に設定することが望ましい。但し、造粒機内への給気温度を20℃未満に設定する場合であれば、バインダー液の噴霧速度を前記範囲よりも低くする、及び/又は原料粉末100質量部当たりのバインダー液量を前記範囲よりも減らす、等によって、水分上昇速度及び噴霧終了時の造粒茶葉の水分量が前記範囲を満たすように調整することができる。また、造粒機内への給気温度を40℃超に設定する場合であれば、バインダー液の噴霧速度を前記範囲よりも高くする、及び/又は原料粉末100質量部当たりのバインダー液量を前記範囲よりも増やす、等によって、水分上昇速度及び噴霧終了時の造粒茶葉の水分量が前記範囲を満たすように調整することができる。また、水分上昇速度及び噴霧終了時の造粒茶葉の水分量は、使用する流動層造粒機の大きさ、原料粉末の量等によって影響を受けるので、使用する流動層造粒機の大きさ、原料粉末の量等を踏まえた上で、原料粉末に対するバインダー液の噴霧量、バインダー液の噴霧速度、及び造粒機内への給気温度等を、前記範囲を参考にして適宜設定すればよい。
流動層造粒法において、前記条件でバインダー液の噴霧が完了した後に、流動層造粒機内で所望の水分含量になるまで引き続き乾燥を行うことにより、本発明の造粒茶葉が得られる。
造粒によって得られた造粒茶葉は、必要に応じて、整粒等を行い、粒子径を調節してもよい。
以下、本発明の実施例について詳述するが、本発明はこれらに限定されるものではない。
試験例1
1.造粒茶葉の製造
まず、国産碾茶微粉末(以下、「原料抹茶」という)2kgを5型流動層造粒機(フローコーター、フロイント産業社)に投入し、排気ファンから吸引した20℃エアーを底部より吹き込み流動させた。次に、原料抹茶に対して80℃の水(バインダー液)1000mlを噴霧して造粒し、噴霧終了後に給気温度100℃及び30分の条件で引き続き乾燥を行うことにより、造粒茶葉を得た。なお、使用した原料抹茶の平均粒子径、水の噴霧速度、水の噴霧時間は、以下の表1の通りである。水の噴霧は、「40秒噴霧+1秒停止+10秒払い落し+1秒停止」を1サイクルとして、当該サイクルを繰り返すことにより断続的に行った。また、原料抹茶の平均粒子径は、レーザー回折・散乱式粒子径分布測定装置(MT3000、日機装製)を使用して測定したメジアン径である。
また、水の噴霧前の原料抹茶及び噴霧終了時の造粒茶葉をサンプリングし、赤外線水分計(「FD−610」、ケツト科学研究所株式会社製)を用いて設定温度105℃で水分量の測定を行った。得られた各水分量の値を用いて、前記算出式に従って、水分上昇率を算出した。結果を表1に示す。
2.造粒茶葉の平均粒子径及び粒度分布の測定
目開きが53μm、63μm、75μm、106μm、150μm、250μmの篩を細かいものから順に上に載せて6段に積み、最上段の篩に、造粒茶葉を20g投入して蓋をし、振動機(IIDA SIEVE SHAKER 飯田製作所製)にて10分間、蓋上部より衝撃を加えて振動させ、各篩上に存在する造粒茶葉の重量を測定し、測定に供した造粒茶葉に対する各篩上の造粒茶葉の重量割合(分布割合(%))を算出した。また、前述の算出式に従って、平均粒子径を求めた。得られた結果を表2に示す。
3.造粒茶葉の分散性評価
20℃及び60℃の水100mlに造粒茶葉0.5gを撹拌しながら加え、10秒間攪拌後、懸濁液の分散性を目視で観察し、下記判定基準に従って分散性を評価した。
(分散性の判定基準)
◎:ダマが発生しない
〇:発生するダマの数が10個未満
×:発生するダマの数が10個以上
なお、5mm以上の塊を「ダマ」とした。
得られた結果を表3に示す。また、参考のため、実施例1の造粒茶葉を20℃の水に分散させた際の外観(分散性の評価◎)を撮影した写真を図1、実施例1の造粒茶葉を60℃の水に分散させた際の外観(分散性の評価〇)を撮影した写真を図2、比較例3の造粒茶葉を20℃の水に分散させた際の外観(分散性の評価×)を撮影した写真を図3に示す。
この結果から、平均粒子径が80〜180μmを満たす造粒茶葉(実施例1〜5)は、20℃及び60℃の双方の水に対して、優れた分散性を示すことが確認された。
試験例2
1.造粒茶葉の製造
まず、国産碾茶微粉末(以下、「原料抹茶」という)2kgを5型流動層造粒機(フローコーター、フロイント産業社)に投入し、排気ファンから吸引した20℃エアーを底部より吹き込み流動させた。次に、原料抹茶に対して80℃の水(バインダー液)を噴霧して造粒し、噴霧終了後に給気温度100℃及び30分の条件で引き続き乾燥を行うことにより、造粒茶葉を得た。なお、使用した原料抹茶の平均粒子径、噴霧した水の量、水の噴霧速度、水の噴霧時間は、以下の表4の通りである。水の噴霧は、「40秒噴霧+1秒停止+10秒払い落し+1秒停止」を1サイクルとして、当該サイクルを繰り返すことにより断続的に行った。また、原料抹茶の平均粒子径は、レーザー回折・散乱式粒子径分布測定装置(MT3000、日機装製)を使用して測定したメジアン径である。また、水の噴霧前の原料抹茶及び噴霧終了時の造粒茶葉をサンプリングし、赤外線水分計(「FD−610」、ケツト科学研究所株式会社製)を用いて設定温度105℃で水分量の測定を行った。得られた各水分量の値を用いて、前記算出式に従って、水分上昇率を算出した。
2.造粒茶葉の平均粒子径及び分散性の評価
得られた造粒茶葉について前記試験例1と同条件で平均粒子径及び分散性の評価を行った。結果を表5に示す。その結果、実施例1、6、7、8、及び9は、平均粒子径が80〜180μmを満し、20℃及び60℃の双方の水に対して、優れた分散性を示すことが確認された。一方、比較例5は、平均粒子径が80μm未満であり、分散性が悪かった。なお、比較例6は、水噴霧終了時の水分量が36.1%と高く、製造時に流動不良が発生して造粒茶葉を製造することができなかった。
試験例3
1.造粒茶葉の製造
表6に示す割合で国産碾茶微粉末(以下、「原料抹茶」という)と賦形剤(粉飴(澱粉分解物)、DE25、松谷化学工業株式会社製「MPD」)を混合した原料粉末2Kgを5型流動層造粒機(フローコーター、フロイント産業社)に投入し、排気ファンから吸引した20℃のエアーを底部より吹き込み流動させた。次に、原料粉末に対して80℃の水1000mlを噴霧して造粒し、噴霧終了後に給気温度100℃及び30分の条件で引き続き乾燥を行うことにより、造粒茶葉を得た。なお、使用した原料抹茶の平均粒子径、水の噴霧速度、水の噴霧時間は、以下の表6の通りである。水の噴霧は、「40秒噴霧+1秒停止+10秒払い落し+1秒停止」を1サイクルとして、当該サイクルを繰り返すことにより断続的に行った。また、原料抹茶の平均粒子径は、レーザー回折・散乱式粒子径分布測定装置(MT3000、日機装製)を使用して測定したメジアン径である。また、原料抹茶の平均粒子径は、レーザー回折・散乱式粒子径分布測定装置(MT3000、日機装製)を使用して測定したメジアン径である。また、水の噴霧前の原料粉末及び噴霧終了時の造粒茶葉(比較例7の場合は原料粉末)をサンプリングし、赤外線水分計(「FD−610」、ケツト科学研究所株式会社製)を用いて設定温度105℃で水分量の測定を行った。得られた各水分量の値を用いて、前記算出式に従って、水分上昇率を算出した。
実施例1及び10では、製造時にトラブルを生じさせることなく造粒茶葉が得られたが、比較例7では、賦形剤の割合が多く、原料抹茶の割合が少なかったために、製造時に流動不良が発生した。そこで、以下に示す平均粒子径の測定、並びに分散性評価は、実施例1及び10の造粒茶葉を用いて行った。
2.造粒茶葉の平均粒子径及び分散性の評価
得られた造粒茶葉について前記試験例1と同条件で平均粒子径及び分散性の評価を行った。結果を表7に示す。その結果、賦形剤を10質量%含んでいても、平均粒子径が80〜180μmを満たす造粒茶葉は、良好な分散性を有していることが確認された。

Claims (5)

  1. 粉末茶葉を90質量%以上含有し、且つ平均粒子径が80〜180μmである造粒茶葉。
  2. 粉末茶葉の平均粒子径が10〜30μmである、請求項1に記載の造粒茶葉。
  3. 粉末茶葉を90質量%以上含む原料粉末を湿式造粒し、平均粒子径が80〜180μmである造粒茶葉を得る、造粒茶葉の製造方法。
  4. 前記湿式造粒が流動層造粒によって行われる、請求項3に記載の製造方法。
  5. バインダー液の噴霧条件が、下記式に従って算出される水分上昇速度が1.03〜2.62%/分であり、且つバインダー液の噴霧終了時の造粒茶葉の水分量が24〜35%となるように設定して造粒される、請求項4に記載の製造方法。
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