JP2019041465A - 電力ケーブルの中間接続構造、電力ケーブル線路、及び保護管 - Google Patents
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Abstract
【課題】電気絶縁性に優れる電力ケーブルの中間接続構造、電力ケーブル線路、及び保護管を提供する。【解決手段】電力ケーブルの端部同士を接続する電力ケーブルの中間接続構造であって、各電力ケーブルの端部において露出されるケーブル導体の端部同士を接続する導体接続部と、前記導体接続部の外周を覆うゴムユニットと、前記ゴムユニットの外周を、所定の空間をあけて覆う保護管と、前記空間に充填されるコンパウンドとを備え、前記保護管は、前記コンパウンドを前記空間に注入する注入孔を備え、前記保護管における前記導体接続部の外周を覆う中間領域の内径は、前記保護管における前記ゴムユニットの各端部の外周を覆う外側領域の内径よりも小さい電力ケーブルの中間接続構造。【選択図】図1
Description
本発明は、電力ケーブルの中間接続構造、電力ケーブル線路、及び保護管に関する。
特許文献1は、地中送電用の電力ケーブル線路に備えられ、電力ケーブルの端部同士を接続する中間接続部を開示する。この中間接続部は、ケーブル導体の端部同士を接続するケーブル導体接続管と、ケーブル導体接続管の外周を覆うゴムブロック絶縁体と、ケーブル導体接続管及びゴムブロック絶縁体並びに電力ケーブルにおいてゴムブロック絶縁体の両端部近くの領域の外周を取り囲むように覆う保護管と、保護管内に充填される防水コンパウンドとを備える。
電力ケーブル同士の接続箇所において、電気絶縁性能の向上が望まれる。
上述のように保護管内に防水コンパウンドが充填されていても、保護管と防水コンパウンドとが密着しておらず、保護管の内周面と防水コンパウンドの表面との間に気相が介在することがある。この気相は、後述するように保護管内に未硬化で流動状態の防水コンパウンドを充填した後、熱硬化した際に、防水コンパウンドが収縮するために生じると考えられる。特に、電力ケーブル同士を接続する中間接続部として、両電力ケーブルに備えられるケーブル遮蔽層を電気的に絶縁した状態で接続する形態(Insulating joint、IJ)とする場合には、上記気相の介在によって、縁切り箇所の沿面絶縁性能の低下を招く可能性がある。
そこで、電気絶縁性に優れる電力ケーブルの中間接続構造を提供することを目的の一つとする。また、電気絶縁性に優れる電力ケーブル線路を提供することを別の目的の一つとする。更に、電気絶縁性に優れる電力ケーブルの中間接続構造を構築できる保護管を提供することを別の目的の一つとする。
本開示の電力ケーブルの中間接続構造は、
電力ケーブルの端部同士を接続する電力ケーブルの中間接続構造であって、
各電力ケーブルの端部において露出されるケーブル導体の端部同士を接続する導体接続部と、
前記導体接続部の外周を覆うゴムユニットと、
前記ゴムユニットの外周を、所定の空間をあけて覆う保護管と、
前記空間に充填されるコンパウンドとを備え、
前記保護管は、前記コンパウンドを前記空間に注入する注入孔を備え、
前記保護管における前記導体接続部の外周を覆う中間領域の内径は、前記保護管における前記ゴムユニットの各端部の外周を覆う外側領域の内径よりも小さい。
電力ケーブルの端部同士を接続する電力ケーブルの中間接続構造であって、
各電力ケーブルの端部において露出されるケーブル導体の端部同士を接続する導体接続部と、
前記導体接続部の外周を覆うゴムユニットと、
前記ゴムユニットの外周を、所定の空間をあけて覆う保護管と、
前記空間に充填されるコンパウンドとを備え、
前記保護管は、前記コンパウンドを前記空間に注入する注入孔を備え、
前記保護管における前記導体接続部の外周を覆う中間領域の内径は、前記保護管における前記ゴムユニットの各端部の外周を覆う外側領域の内径よりも小さい。
本開示の電力ケーブル線路は、
上記の本開示の電力ケーブルの中間接続構造を備える。
上記の本開示の電力ケーブルの中間接続構造を備える。
本開示の保護管は、
電力ケーブルに備えられるケーブル導体の端部同士の接続箇所を覆うゴムユニットの外周を、所定の空間をあけて覆い、この空間にコンパウンドが充填される保護管であって、
前記コンパウンドを前記空間に注入する注入孔を備え、
前記ゴムユニットの外周を覆う範囲において、軸方向の中央部に位置する中間領域の内径は、前記中間領域を挟む外側領域の内径よりも小さい。
電力ケーブルに備えられるケーブル導体の端部同士の接続箇所を覆うゴムユニットの外周を、所定の空間をあけて覆い、この空間にコンパウンドが充填される保護管であって、
前記コンパウンドを前記空間に注入する注入孔を備え、
前記ゴムユニットの外周を覆う範囲において、軸方向の中央部に位置する中間領域の内径は、前記中間領域を挟む外側領域の内径よりも小さい。
上記の電力ケーブルの中間接続構造、及び上記の電力ケーブル線路は、電気絶縁性に優れる。上記の保護管は、電気絶縁性に優れる電力ケーブルの中間接続構造を構築できる。
[本発明の実施形態の説明]
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。
(1)本発明の一態様に係る電力ケーブルの中間接続構造は、
電力ケーブルの端部同士を接続する電力ケーブルの中間接続構造であって、
各電力ケーブルの端部において露出されるケーブル導体の端部同士を接続する導体接続部と、
前記導体接続部の外周を覆うゴムユニットと、
前記ゴムユニットの外周を、所定の空間をあけて覆う保護管と、
前記空間に充填されるコンパウンドとを備え、
前記保護管は、前記コンパウンドを前記空間に注入する注入孔を備え、
前記保護管における前記導体接続部の外周を覆う中間領域の内径は、前記保護管における前記ゴムユニットの各端部の外周を覆う外側領域の内径よりも小さい。
最初に本発明の実施態様を列記して説明する。
(1)本発明の一態様に係る電力ケーブルの中間接続構造は、
電力ケーブルの端部同士を接続する電力ケーブルの中間接続構造であって、
各電力ケーブルの端部において露出されるケーブル導体の端部同士を接続する導体接続部と、
前記導体接続部の外周を覆うゴムユニットと、
前記ゴムユニットの外周を、所定の空間をあけて覆う保護管と、
前記空間に充填されるコンパウンドとを備え、
前記保護管は、前記コンパウンドを前記空間に注入する注入孔を備え、
前記保護管における前記導体接続部の外周を覆う中間領域の内径は、前記保護管における前記ゴムユニットの各端部の外周を覆う外側領域の内径よりも小さい。
上記の電力ケーブルの中間接続構造は、保護管の中間領域の内径が外側領域の内径よりも小さいため、後述するように中間接続構造の構築過程で、保護管の中間領域の内周面とコンパウンドの表面との間に気相が介在することを防止できる。代表的には、上記の電力ケーブルの中間接続構造では、保護管の中間領域の内周面とコンパウンドの表面との間に気相が実質的に介在しない。従って、上記の電力ケーブルの中間接続構造は、上記気相の介在に起因する縁切り箇所の沿面絶縁性能の低下を実質的に招かず、電気絶縁性に優れる。このような上記の電力ケーブルの中間接続構造は、上述のIJを利用する場合に好適に利用できる。
ここで、電力ケーブルの中間接続部の形態には、上述のIJと、両電力ケーブルに備えられるケーブル遮蔽層を電気に導通させた状態で接続する形態(Normal Straight through joint、NJ)とがある。例えば、3相交流送電を3条の単心ケーブルを用いて行う場合、各相の送電を行う単心ケーブルに電圧を印加すると、中間接続部がIJである場合には、ケーブル長に応じて、各単心ケーブルの端部に他相による誘起電圧が生じる。この誘導電圧に耐え得るように、ケーブル遮蔽層間を電気的に絶縁する必要がある。上記の電力ケーブルの中間接続構造では、代表的には保護管の中間領域を絶縁材料で構成し、上述のように保護管を特定の形状とすることで保護管の中間領域に気相が実質的に介在しないため、送電電圧が66kV以上の高圧用途、更には超高圧用途であっても、縁切り箇所の沿面絶縁性能が実質的に低下せず、ケーブル遮蔽層間を絶縁できる。
以下に、上記気相が実質的に介在しない理由を説明する。
上記の電力ケーブルの中間接続構造の構築過程で、未固化で流動状態にあるコンパウンド(以下、流動性コンパウンドと呼ぶことがある)を保護管の注入孔から注入し、保護管の各外側領域内に流動性コンパウンドが充填された状態とする。このとき、両外側領域に挟まれる中間領域は各外側領域よりも小径であるため、保護管の中間領域は、各外側領域内の流動性コンパウンドの液面よりも低い位置にある。従って、保護管の中間領域内に流動性コンパウンドが満ちた状態をより確実に形成できる。ここで、流動性コンパウンドは、液状から硬化発熱を伴いながら収縮して、半ゲル状に固化される。この収縮は、均等になされる。しかし、上述の充満状態で流動性コンパウンドを固化すれば、保護管の中間領域は上述のように外側領域よりも液面が低いため、上述の収縮が生じると流動性コンパウンドが流れて、体積減少分が補填される。その結果、保護管の中間領域の内周面とコンパウンドの表面との間に気相が生じることを防止できる。
上記の電力ケーブルの中間接続構造の構築過程で、未固化で流動状態にあるコンパウンド(以下、流動性コンパウンドと呼ぶことがある)を保護管の注入孔から注入し、保護管の各外側領域内に流動性コンパウンドが充填された状態とする。このとき、両外側領域に挟まれる中間領域は各外側領域よりも小径であるため、保護管の中間領域は、各外側領域内の流動性コンパウンドの液面よりも低い位置にある。従って、保護管の中間領域内に流動性コンパウンドが満ちた状態をより確実に形成できる。ここで、流動性コンパウンドは、液状から硬化発熱を伴いながら収縮して、半ゲル状に固化される。この収縮は、均等になされる。しかし、上述の充満状態で流動性コンパウンドを固化すれば、保護管の中間領域は上述のように外側領域よりも液面が低いため、上述の収縮が生じると流動性コンパウンドが流れて、体積減少分が補填される。その結果、保護管の中間領域の内周面とコンパウンドの表面との間に気相が生じることを防止できる。
(2)上記の電力ケーブルの中間接続構造の一例として、
前記保護管は、前記コンパウンドの充填状態を確認する点検孔を備える形態が挙げられる。
前記保護管は、前記コンパウンドの充填状態を確認する点検孔を備える形態が挙げられる。
上記形態は、中間接続構造の構築過程で保護管内に流動性コンパウンドを充填する際、充填状態を点検孔によって目視確認できる。また、点検孔から漏出する程度に流動性コンパウンドを保護管に注入すれば、保護管内に流動性コンパウンドが適切に充填された状態をより確実に形成できる。その結果、保護管の中間領域では、上述の流動性コンパウンドが固化する際の体積減少分の補填がより確実になされて、上述の気相の介在をより防止し易い。従って、上記形態は、電気絶縁性により優れる上に構築作業性にも優れる。
(3)上記の電力ケーブルの中間接続構造の一例として、
前記中間領域は、前記コンパウンドの充填状態を確認する点検孔と、その内周面から突出し、平面視した場合に前記点検孔の少なくとも一部と重複するように設けられる突起部とを備える絶縁筒部を含む形態が挙げられる。
前記中間領域は、前記コンパウンドの充填状態を確認する点検孔と、その内周面から突出し、平面視した場合に前記点検孔の少なくとも一部と重複するように設けられる突起部とを備える絶縁筒部を含む形態が挙げられる。
上記形態は、点検孔を備えるため、上述のように構築作業性にも優れる。特に、上記形態は、保護管の中間領域に点検孔を備えることで、中間接続構造の構築過程で保護管の中間領域の充填状態を確認でき、中間領域内に流動性コンパウンドが満ちた状態をより確実に形成し易い。その結果、上述のように気相の介在をより防止し易い。また、上記形態の突起部とは、流動性コンパウンドが点検孔に向かって流れることをある程度阻害するように存在するといえる。そのため、上述のように点検孔から流動性コンパウンドを漏出させる場合には、流動性コンパウンドは、突起部に沿って流れ、絶縁筒部の内周面における点検孔の内縁近傍と突起部の一部との間の隙間を回り込んで点検孔から漏れ出たと考えられる。このことからも、上記形態は、中間接続構造の構築過程で保護管の中間領域内に流動性コンパウンドが満ちた状態をより確実に形成し易い。更に、上記形態は、突起部によって、保護管の中間領域とコンパウンドとの界面距離を長くできる。従って、上記形態は、ケーブル導体の接続箇所近くにおいて沿面距離を長くできて、電気絶縁性に更に優れる。
(4)上記点検孔を備える上記の電力ケーブルの中間接続構造の一例として、
前記保護管の外周面に立設され、前記点検孔を囲む小筒部を備える形態が挙げられる。
前記保護管の外周面に立設され、前記点検孔を囲む小筒部を備える形態が挙げられる。
上記形態は、点検孔に加えて小筒部も備えるため、中間接続構造の構築過程で、小筒部内にまで流動性コンパウンドを充填すれば、流動性コンパウンドの液面を保護管の内部空間から小筒部の内部空間にまで引き上げられる。その結果、上記液面よりも低い位置にある保護管の中間領域内に流動性コンパウンドが満ちた状態をより確実に形成し易いため、上述の気相の介在をより防止し易い。また、小筒部内にまで流動性コンパウンドを充填すれば、保護管内に流動性コンパウンドが適切に充填されたことを目視によって容易に確認できる。従って、上記形態は、電気絶縁性により優れる上に構築作業性にも優れる。
(5)上記点検孔を備える上記の電力ケーブルの中間接続構造の一例として、
前記保護管は、その周方向に離間して複数の前記点検孔を備える形態が挙げられる。
前記保護管は、その周方向に離間して複数の前記点検孔を備える形態が挙げられる。
上記形態は、点検孔を備えるため、上述のように構築作業性にも優れる。特に、上記形態は、保護管の周方向に複数の点検孔を備えるため、中間接続構造の構築過程で各点検孔から漏出する程度に流動性コンパウンドを保護管に注入すれば、保護管の全周に亘って流動性コンパウンドが適切に充填された状態をより確実に形成できる。その結果、上述のように気相の介在をより防止し易い。従って、上記形態は、電気絶縁性により優れる。
(6)本発明の一態様に係る電力ケーブル線路は、
上記(1)から(5)のいずれか一つに記載の電力ケーブルの中間接続構造を備える。
上記(1)から(5)のいずれか一つに記載の電力ケーブルの中間接続構造を備える。
上記の電力ケーブル線路は、上述のように中間接続構造の構築過程で保護管の中間領域の内周面とコンパウンドの表面との間に気相が介在することを防止できる上述の電力ケーブルの中間接続構造を備えるため、上記気相の介在に起因する縁切り箇所の沿面絶縁性能の低下を実質的に招かず、電気絶縁性に優れる。上記の電力ケーブル線路は、上記の電力ケーブルの中間接続構造を上述のIJ形態とする場合に、電気絶縁性に関する信頼性を高められる。
(7)本発明の一態様に係る保護管は、
電力ケーブルに備えられるケーブル導体の端部同士の接続箇所を覆うゴムユニットの外周を、所定の空間をあけて覆い、この空間にコンパウンドが充填される保護管であって、
前記コンパウンドを前記空間に注入する注入孔を備え、
前記ゴムユニットの外周を覆う範囲において、軸方向の中央部に位置する中間領域の内径は、前記中間領域を挟む外側領域の内径よりも小さい。
電力ケーブルに備えられるケーブル導体の端部同士の接続箇所を覆うゴムユニットの外周を、所定の空間をあけて覆い、この空間にコンパウンドが充填される保護管であって、
前記コンパウンドを前記空間に注入する注入孔を備え、
前記ゴムユニットの外周を覆う範囲において、軸方向の中央部に位置する中間領域の内径は、前記中間領域を挟む外側領域の内径よりも小さい。
上記の保護管が電力ケーブル同士を接続する中間接続構造に用いられた場合、中間領域は、代表的には、上述の導体接続部といったケーブル導体の端部同士の接続箇所の外周を覆い、この中間領域を挟む各外側領域は、ゴムユニットの各端部の外周を覆う。このような上記の保護管は、中間領域の内径が外側領域の内径よりも小さいため、上述のように中間領域の内周面とコンパウンドとの間に気相が介在することを防止できる。従って、上記の保護管によれば、上記気相が実質的に介在せず、上記気相の介在に起因する縁切り箇所の沿面絶縁性能の低下を実質的に招かず、電気絶縁性に優れる電力ケーブルの中間接続構造を構築できる。
[本発明の実施形態の詳細]
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を具体的に説明する。図面において同一符号は、同一名称物を示す。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態を具体的に説明する。図面において同一符号は、同一名称物を示す。
図1,図6は、中間接続構造1,1αの上半分について、電力ケーブル100の軸方向に平行な平面で切断した縦断面を示し、下半分について外観を示す。図2〜図4は、中間接続構造1について、保護管4及びその近傍の上半分のみを部分的に示す縦断面図である。図5は、中間接続構造1について、保護管4における点検孔43の近傍を電力ケーブル100の軸方向に直交する平面(図2に示す切断線(V)−(V)参照)で切断した横断面を示す。図2〜図5では、コンパウンド5よりも内側の構成要素を簡略化又は省略して示す。図2〜図6では、コンパウンド5の漏出部分51を強調して示す。
[実施形態1]
図1,図2を参照して、実施形態の電力ケーブルの中間接続構造1、実施形態の保護管4、実施形態の電力ケーブル線路200を説明する。
図1,図2を参照して、実施形態の電力ケーブルの中間接続構造1、実施形態の保護管4、実施形態の電力ケーブル線路200を説明する。
<概要>
実施形態の電力ケーブルの中間接続構造1は、図1に示すように、二つの電力ケーブル100,100の端部同士を接続し、電力ケーブル線路200に備えられる。この中間接続構造1は、各電力ケーブル100,100の端部において露出されるケーブル導体110,110の端部同士を接続する導体接続部2と、導体接続部2の外周を覆うゴムユニット3と、ゴムユニット3の外周を、所定の空間をあけて覆う保護管4(実施形態の保護管4)と、上記空間に充填されるコンパウンド5とを備える。
実施形態の電力ケーブルの中間接続構造1は、図1に示すように、二つの電力ケーブル100,100の端部同士を接続し、電力ケーブル線路200に備えられる。この中間接続構造1は、各電力ケーブル100,100の端部において露出されるケーブル導体110,110の端部同士を接続する導体接続部2と、導体接続部2の外周を覆うゴムユニット3と、ゴムユニット3の外周を、所定の空間をあけて覆う保護管4(実施形態の保護管4)と、上記空間に充填されるコンパウンド5とを備える。
保護管4は、中間接続構造1の構築過程で、未固化で流動状態にあるコンパウンド5(流動性コンパウンド)を上記空間に注入する注入孔42を備える。実施形態1の保護管4Aは、二つの注入孔42,42を備える(図2)。上記構築過程では、注入孔42から保護管4内に流動性コンパウンドを注入した後固化し、コンパウンド5を形成する。
実施形態の電力ケーブルの中間接続構造1では、保護管4を特定の形状とする。具体的には、保護管4における導体接続部2の外周を覆う中間領域40の内径r40(図2)が保護管4におけるゴムユニット3の各端部の外周を覆う外側領域41,41の内径r41(図2)よりも小さい。換言すれば、保護管4におけるゴムユニット3の外周を覆う範囲において、保護管4の軸方向の中央部に位置する中間領域40の内径r40は、中間領域40を挟む外側領域41,41の内径r41よりも小さい。
実施形態の電力ケーブル線路200は、上述の特定の形状の保護管4(実施形態の保護管4)を備える実施形態の電力ケーブルの中間接続構造1を備える。
以下、まず、電力ケーブル100の概要を説明する。その後、電力ケーブルの中間接続構造1の主要な構成部材の概要を説明し、保護管4を詳細に説明する。
<電力ケーブル>
電力ケーブル100は、その中心から順に、ケーブル導体110と、ケーブル絶縁体120と、ケーブル遮蔽層130と、シース140とを備える。この例の電力ケーブル100は、架橋ポリエチレンケーブル(CVケーブル)である。ケーブル絶縁体120の内周部分に内部半導電層(図示せず)を備え、外周部分に外部半導電層122、半導電テープ層124を順に備える。各電力ケーブル100,100の端部は段剥ぎされて、先端から順に、ケーブル導体110、ケーブル絶縁体120、外部半導電層122、ケーブル遮蔽層130などが露出される。
電力ケーブル100は、その中心から順に、ケーブル導体110と、ケーブル絶縁体120と、ケーブル遮蔽層130と、シース140とを備える。この例の電力ケーブル100は、架橋ポリエチレンケーブル(CVケーブル)である。ケーブル絶縁体120の内周部分に内部半導電層(図示せず)を備え、外周部分に外部半導電層122、半導電テープ層124を順に備える。各電力ケーブル100,100の端部は段剥ぎされて、先端から順に、ケーブル導体110、ケーブル絶縁体120、外部半導電層122、ケーブル遮蔽層130などが露出される。
ケーブル導体110の構成材料は、導電性に優れる金属、例えば銅やアルミニウム、その合金などが挙げられる。ケーブル絶縁体120の構成材料は、電気絶縁性に優れる樹脂などが挙げられる。この例では架橋ポリエチレンである。内部半導電層及び外部半導電層122の構成材料は、半導電性を有する樹脂などが挙げられる。ケーブル遮蔽層130は、導電性に優れる金属、例えば銅やアルミニウム、その合金などからなるテープや編組線などによって形成されることが挙げられる。シース140の構成材料は、ポリエチレンなどの樹脂が挙げられる。
電力ケーブル100の基本的構成は公知の構成を参照できる。例えば、電力ケーブル100は、送電電圧が例えば66kV以上の高圧用ケーブル、更には400kV以上、500kV以上といった超高圧用ケーブルなどとすることが挙げられる。
<電力ケーブルの中間接続構造>
実施形態の電力ケーブルの中間接続構造1は、上述のように内側から順に、導体接続部2、ゴムユニット3、コンパウンド5が充填された保護管4を備える。
実施形態の電力ケーブルの中間接続構造1は、上述のように内側から順に、導体接続部2、ゴムユニット3、コンパウンド5が充填された保護管4を備える。
《導体接続部》
導体接続部2は、上述のように電力ケーブル100の端部において、段剥ぎによって露出されたケーブル導体110,110の端部同士を接続する部材である。この例の導体接続部2は、各端面に開口する止まり穴を備える円筒状部材である。各止まり穴をケーブル導体110の先端部が挿入される収納穴とする。各収納穴内にケーブル導体110,110が挿入された状態で導体接続部2を圧縮する。この圧縮接続によって、導体接続部2は、ケーブル導体110,110同士を電気的に接続する。導体接続部2の構成材料は、導電性及び圧縮性に優れる金属、例えば銅やアルミニウム、その合金などが挙げられる。導体接続部2とケーブル絶縁体120との段差部分には半導電テープ層などが設けられる。
導体接続部2は、上述のように電力ケーブル100の端部において、段剥ぎによって露出されたケーブル導体110,110の端部同士を接続する部材である。この例の導体接続部2は、各端面に開口する止まり穴を備える円筒状部材である。各止まり穴をケーブル導体110の先端部が挿入される収納穴とする。各収納穴内にケーブル導体110,110が挿入された状態で導体接続部2を圧縮する。この圧縮接続によって、導体接続部2は、ケーブル導体110,110同士を電気的に接続する。導体接続部2の構成材料は、導電性及び圧縮性に優れる金属、例えば銅やアルミニウム、その合金などが挙げられる。導体接続部2とケーブル絶縁体120との段差部分には半導電テープ層などが設けられる。
《ゴムユニット》
ゴムユニット3は、中間接続構造1の主絶縁に用いられる円筒状部材である。この例のゴムユニット3は、一方の電力ケーブル100の外部半導電層122の外周から、導体接続部2の外周を経て、他方の電力ケーブル100の外部半導電層122の外周に亘る領域を連続して覆う。このゴムユニット3は、主絶縁部31と、主絶縁部31の軸方向中央部であって内周部分に設けられる円筒状の内周半導電部32と、主絶縁部31の各端部に設けられる端部半導電部33,33と、主絶縁部31の外周に設けられる薄い円筒状の外周半導電部34とを備え、これらが一体に成形された成形物である。各端部半導電部33,33は、端面側から上記中央部に向かって拡径するラッパ状の内周面を有する筒状である。
ゴムユニット3は、中間接続構造1の主絶縁に用いられる円筒状部材である。この例のゴムユニット3は、一方の電力ケーブル100の外部半導電層122の外周から、導体接続部2の外周を経て、他方の電力ケーブル100の外部半導電層122の外周に亘る領域を連続して覆う。このゴムユニット3は、主絶縁部31と、主絶縁部31の軸方向中央部であって内周部分に設けられる円筒状の内周半導電部32と、主絶縁部31の各端部に設けられる端部半導電部33,33と、主絶縁部31の外周に設けられる薄い円筒状の外周半導電部34とを備え、これらが一体に成形された成形物である。各端部半導電部33,33は、端面側から上記中央部に向かって拡径するラッパ状の内周面を有する筒状である。
ゴムユニット3は、拡径状態で導体接続部2の外周などに配置される。そのため、ゴムユニット3の各部の内周面は、ゴムの収縮力によって電力ケーブル100,100の外周などに隙間なく密着する。主絶縁部31は、一方の電力ケーブル100のケーブル絶縁体120の外周から他方の電力ケーブル100のケーブル絶縁体120の外周に亘って配置される。内周半導電部32は、導体接続部2の外周に配置される。各端部半導電部33,33は、各電力ケーブル100,100の外部半導電層122,122に接続される。この例では、各端部半導電部33,33と外周半導電部34との間に主絶縁部31の一部が介在されて、両者は電気的に縁切りされている。
主絶縁部31の構成材料は、電気絶縁性を有するゴム、例えば絶縁性エチレンプロピレンゴムや絶縁性シリコーンゴムなどが挙げられる。内周半導電部32、端部半導電部33,外周半導電部34の構成材料は、半導電性を有するゴム、例えば半導電性エチレンプロピレンゴムや半導電性シリコーンゴムなどが挙げられる。
その他、ゴムユニット3の外周には遮蔽層及び防水層を備えること、ゴムユニット3の各端部に台座スペーサを備えることが挙げられる(いずれも図示せず)。
上記遮蔽層は、外周半導電部34と、例えば図1の左側の電力ケーブル100のケーブル遮蔽層130とを接続する。この遮蔽層は、導電性に優れる金属、例えば銅やアルミニウム、その合金などからなるテープや編組線などによって形成することが挙げられる。
上記防水層は、ゴムユニット3の全長に亘ってゴムユニット3の外周を覆うように形成することが挙げられる。この防水層は、絶縁性樹脂からなるテープや絶縁性の熱収縮チューブなどによって形成することが挙げられる。
上記台座スペーサは、ゴムユニット3の外周面と電力ケーブル100の外部半導電層122の外周面との間に形成される段差の勾配を緩和する傾斜面を有して、上述の遮蔽層や防水層を形成し易くする部材である。台座スペーサと外部半導電層122との間などに生じる小さな隙間には、半導電テープ層などを設けることが挙げられる。
上記遮蔽層は、外周半導電部34と、例えば図1の左側の電力ケーブル100のケーブル遮蔽層130とを接続する。この遮蔽層は、導電性に優れる金属、例えば銅やアルミニウム、その合金などからなるテープや編組線などによって形成することが挙げられる。
上記防水層は、ゴムユニット3の全長に亘ってゴムユニット3の外周を覆うように形成することが挙げられる。この防水層は、絶縁性樹脂からなるテープや絶縁性の熱収縮チューブなどによって形成することが挙げられる。
上記台座スペーサは、ゴムユニット3の外周面と電力ケーブル100の外部半導電層122の外周面との間に形成される段差の勾配を緩和する傾斜面を有して、上述の遮蔽層や防水層を形成し易くする部材である。台座スペーサと外部半導電層122との間などに生じる小さな隙間には、半導電テープ層などを設けることが挙げられる。
《保護管》
(全体構成)
保護管4は、一方の電力ケーブル100のシース140近くの外周から、ゴムユニット3の外周を経て、他方の電力ケーブル100のシース140近くの外周に亘る領域を覆う部材である。また、保護管4は、上記領域との間に所定の空間をあけて配置され、この空間をコンパウンド5の充填空間とする。代表的には、保護管4におけるゴムユニット3の外周を覆う範囲は、ゴムユニット3の外径に対応して比較的大きな内径を有する大径部分である。この大径部分の両側に位置し、電力ケーブル100,100の外周を覆う範囲は、保護管4の端部に向かって先細ったテーパ状部分と、電力ケーブル100,100の外径よりも若干大きい程度の内径を有する小径部分とを有する。導体接続部2の外周を覆う中間領域40と、ゴムユニット3の各端部の外周を覆う外側領域41,41とは、上記大径部分に含まれる。
(全体構成)
保護管4は、一方の電力ケーブル100のシース140近くの外周から、ゴムユニット3の外周を経て、他方の電力ケーブル100のシース140近くの外周に亘る領域を覆う部材である。また、保護管4は、上記領域との間に所定の空間をあけて配置され、この空間をコンパウンド5の充填空間とする。代表的には、保護管4におけるゴムユニット3の外周を覆う範囲は、ゴムユニット3の外径に対応して比較的大きな内径を有する大径部分である。この大径部分の両側に位置し、電力ケーブル100,100の外周を覆う範囲は、保護管4の端部に向かって先細ったテーパ状部分と、電力ケーブル100,100の外径よりも若干大きい程度の内径を有する小径部分とを有する。導体接続部2の外周を覆う中間領域40と、ゴムユニット3の各端部の外周を覆う外側領域41,41とは、上記大径部分に含まれる。
この例の保護管4Aは、複数の分割管の組物であり、絶縁筒部40Aと、絶縁筒部40Aを挟むように配置される二つの金属筒部41A,41Aとを備える。各金属筒部41A,41Aは各電力ケーブル100,100に備えられるケーブル遮蔽層130,130に接続される。絶縁筒部40Aは、ケーブル遮蔽層130,130間を電気的に絶縁する縁切り部材として機能する。即ち、この例の中間接続構造1は、上述のIJ形態である。
絶縁筒部40Aの各端縁部と、各金属筒部41A,41Aにおける絶縁筒部40A側の各端縁部とが重ね合わされ、この重複部分がねじ止めされる。この例では、上記重複部分の周方向に離間して複数のねじ部46が締め付けられる。このねじ止めによって、一方の金属筒部41A、絶縁筒部40A、他方の金属筒部41Aが接続されて、一体の保護管4Aをなす。この例の保護管4Aは、その軸を中心として概ね線対称な形状(図1では上下対称な形状)であると共に、その軸に直交する中心線を中心として概ね線対称な形状(図1では左右対称な形状)である。図1では、両金属筒部41A,41Aの大径部分の内周面が実質的に面一である場合を例示する。保護管4Aの内径は、その全長に亘って電力ケーブル100の外径よりも大きい。そのため、中間接続構造1の構築過程では保護管4A又は分割管を電力ケーブル100に挿通して逃がしておくことができる。
(絶縁筒部)
この例の絶縁筒部40Aは、保護管4Aの軸方向の中央部に設けられて上述の中間領域40をなす。保護管4Aがゴムユニット3の周囲に配置された状態では、絶縁筒部40Aは、導体接続部2の外周及びゴムユニット3(特に内周半導電部32が存在する部分)の外周を覆う。また、絶縁筒部40Aは、その内周面と上記ゴムユニット3の外周面との間にコンパウンド5を充填可能な所定の空間を確保できる特定の大きさを有する。この例の絶縁筒部40Aは、その全長に亘って均一的な内径r40を有する円筒である。内径r40は上述の特定の大きさを満たす。絶縁筒部40Aの構成材料は、電気絶縁性に優れる材料、例えば繊維強化樹脂(FRP)などが挙げられる。
この例の絶縁筒部40Aは、保護管4Aの軸方向の中央部に設けられて上述の中間領域40をなす。保護管4Aがゴムユニット3の周囲に配置された状態では、絶縁筒部40Aは、導体接続部2の外周及びゴムユニット3(特に内周半導電部32が存在する部分)の外周を覆う。また、絶縁筒部40Aは、その内周面と上記ゴムユニット3の外周面との間にコンパウンド5を充填可能な所定の空間を確保できる特定の大きさを有する。この例の絶縁筒部40Aは、その全長に亘って均一的な内径r40を有する円筒である。内径r40は上述の特定の大きさを満たす。絶縁筒部40Aの構成材料は、電気絶縁性に優れる材料、例えば繊維強化樹脂(FRP)などが挙げられる。
(金属筒部)
この例の各金属筒部41A,41Aは、上述の大径部分の一部と、テーパ部分と、小径部分とを備える。各金属筒部41A,41Aの大径部分は、上述の外側領域41,41をなす。保護管4Aがゴムユニット3の周囲に配置された状態では各金属筒部41A,41Aは、ゴムユニット3(特に内周半導電部32が存在する部分を除く部分)の外周から、各電力ケーブル100,100のケーブル遮蔽層130,130に重複するまでの所定の領域の外周を覆う。また、各金属筒部41A,41Aは、その内周面と上記ゴムユニット3の外周面及び電力ケーブル100,100の一部の外周面との間にコンパウンド5を充填可能な所定の空間を確保できる特定の大きさを有する。各金属筒部41A,41Aにおける小径部分の端部、即ちシース140,140側に配置される端部は、ケーブル遮蔽層130に電気的に接続されると共に、水密に封止される。
この例の各金属筒部41A,41Aは、上述の大径部分の一部と、テーパ部分と、小径部分とを備える。各金属筒部41A,41Aの大径部分は、上述の外側領域41,41をなす。保護管4Aがゴムユニット3の周囲に配置された状態では各金属筒部41A,41Aは、ゴムユニット3(特に内周半導電部32が存在する部分を除く部分)の外周から、各電力ケーブル100,100のケーブル遮蔽層130,130に重複するまでの所定の領域の外周を覆う。また、各金属筒部41A,41Aは、その内周面と上記ゴムユニット3の外周面及び電力ケーブル100,100の一部の外周面との間にコンパウンド5を充填可能な所定の空間を確保できる特定の大きさを有する。各金属筒部41A,41Aにおける小径部分の端部、即ちシース140,140側に配置される端部は、ケーブル遮蔽層130に電気的に接続されると共に、水密に封止される。
この例の金属筒部41A,41Aは、同一形状、同一の大きさ、同一の材料からなる。金属筒部41Aにおけるゴムユニット3の一部を覆う大径部分は、その全長に亘って均一的な内径r41を有する円筒である。内径r41は上述の特定の大きさを満たす。金属筒部41Aの構成材料には、例えば銅やアルミニウム、その合金などが挙げられる。
この例では、金属筒部41A,41Aはいずれも一つの注入孔42を備え、保護管4Aは、合計二つの注入孔42,42を備える。この例の金属筒部41Aは、端子部48(後述:図1)の近くに円孔を備え、この円孔を注入孔42とする。流動性コンパウンドを充填する際、一方の注入孔42を注入に用い、他方の注入孔42を脱気に用いると、保護管4A内に流動性コンパウンドを効率よく充填できる。また、本例のように重力方向上方に向かって開口する注入孔42を備えると、保護管4内に流動性コンパウンドを効率良く充填できて好ましい。注入孔42の形状、大きさ、形成位置、個数などは適宜変更でき、図1は例示である。
注入孔42は、絶縁筒部40Aに備えてもよいが、本例のように金属筒部41A,41Aに備えると、流動性コンパウンドを一方の外側領域41から中間領域40を経て他方の外側領域41に向かって充填できる。そのため、中間領域40内に流動性コンパウンドが充満した状態をより確実に形成できる。また、注入孔42を金属筒部41Aに備えると、保護管4を短くてコストを低減できる場合がある。
その他、この例の金属筒部41Aは、その外周面から突出する端子部48を備える。端子部48は、ケーブル遮蔽層130の接地に利用される。端子部48の形状、大きさ、配置位置などは適宜選択できる。この例では、金属筒部41Aの大径部分に端子部48を備えるが、テーパ部分などに備えることができる。
(中間領域と外側領域との関係)
保護管4Aでは、図2に拡大して示すように、ゴムユニット3の外周を覆う範囲において、その軸方向の中央部分が凹み、中央部分の両側が中央部分よりも膨らんだ形状である。具体的には、中間領域40をなす絶縁筒部40Aの内径r40が、外側領域41,41をなす金属筒部41A,41Aの大径部分の内径r41よりも小さい。
保護管4Aでは、図2に拡大して示すように、ゴムユニット3の外周を覆う範囲において、その軸方向の中央部分が凹み、中央部分の両側が中央部分よりも膨らんだ形状である。具体的には、中間領域40をなす絶縁筒部40Aの内径r40が、外側領域41,41をなす金属筒部41A,41Aの大径部分の内径r41よりも小さい。
内径r40,r41は、所定量のコンパウンド5を充填可能であること、上述のようにゴムユニット3の外径よりも大きいこと、中間領域40の内径r40よりも外側領域41の内径r41が大きいこと(r41−r40>0)、という条件を満たす範囲で適宜選択できる。内径r40と内径r41との差(r41−r40)が大きいほど、後述するように中間接続構造1の構築過程で、中間領域40内に流動性コンパウンドが満ちた状態をより確実に形成できる。ひいては、保護管4の中間領域40の内周面とコンパウンド5の表面との間に気相が生じることを防止できる。上記差(r41−r40)が大き過ぎると、保護管4の大型化、ひいては中間接続構造1の大型化を招く。上記差(r41−r40)は、例えば、外側領域41の内径r41の1%以上15%以下程度、更に5%以上10%以下程度であることが挙げられる。
《コンパウンド》
コンパウンド5は、保護管4内に充填されて、保護管4内の水密性を高めるものであり、防水性を有する種々の樹脂組成物、例えば熱硬化性樹脂を主体とするものが挙げられる。コンパウンド5には、公知の防水コンパウンドを利用できる。
コンパウンド5は、保護管4内に充填されて、保護管4内の水密性を高めるものであり、防水性を有する種々の樹脂組成物、例えば熱硬化性樹脂を主体とするものが挙げられる。コンパウンド5には、公知の防水コンパウンドを利用できる。
<電力ケーブルの中間接続構造の組立方法>
電力ケーブルの中間接続構造1は、代表的には、電力ケーブル100,100の段剥ぎ⇒ケーブル導体110,110の接続⇒ゴムユニット3の配置⇒保護管4の配置⇒流動性コンパウンドの充填及び固化(コンパウンド5の形成)、という手順によって組み立てられる。基本的には、従来の中間接続部の組立手順を参照できる。以下、各工程の概要を説明する。
電力ケーブルの中間接続構造1は、代表的には、電力ケーブル100,100の段剥ぎ⇒ケーブル導体110,110の接続⇒ゴムユニット3の配置⇒保護管4の配置⇒流動性コンパウンドの充填及び固化(コンパウンド5の形成)、という手順によって組み立てられる。基本的には、従来の中間接続部の組立手順を参照できる。以下、各工程の概要を説明する。
各電力ケーブル100,100の端部を段剥ぎして、上述のようにケーブル導体110、ケーブル絶縁体120などを露出させる。ゴムユニット3及び保護管4は、一方又は双方の電力ケーブル100に挿通しておく。ゴムユニット3は、拡径保持材(図示せず)によって拡径状態に保持されたものを用意する。保護管4Aは予め一体物としておいてもよいが、絶縁筒部40A及び金属筒部41A,41Aをばらばらの状態で電力ケーブル100に挿通させると、これらの逃がし代を短くできて作業性に優れる。
導体接続部2によってケーブル導体110,110同士を圧縮接続した後、拡径状態のゴムユニット3を所定の位置に移動させてから拡径保持材を抜き取る。その結果、ゴムユニット3が収縮して、その各部がケーブル絶縁体120、外部半導電層122などに密着する。その後、台座スペーサの取り付け、遮蔽層及び防水層の形成などを行う。
保護管4又は分割管を所定の位置に移動させて、ゴムユニット3の外周などを覆う。適宜、ねじ部46で連結して保護管4を一体化する。
保護管4の注入孔42から保護管4内に流動性コンパウンドを注入する。この例では、一方の注入孔42から流動性コンパウンドを注入し、他方の注入孔42から脱気する。ここで、外側領域41に設けられた脱気孔(他方の注入孔42)から流動性コンパウンドが若干漏出する程度に保護管4に流動性コンパウンドを注入すれば、保護管4内に流動性コンパウンドが適切に充填された状態をより確実に形成し易い。また、この充填状態を目視などで容易に確認できる。保護管4の外側領域41内に流動性コンパウンドが充満された状態とすれば、中間領域40内も流動性コンパウンドが充満された状態とすることができる。小径の中間領域40を挟む大径の外側領域41,41内に流動性コンパウンドが充満されていれば、外側領域41,41内の流動性コンパウンドの液面より低い位置にある中間領域40の内部空間には必然的に流動性コンパウンドが充填されるからである。
充填後、流動性コンパウンドを固化(代表的には熱硬化)してコンパウンド5を形成する。上述のように流動性コンパウンドは固化時に収縮するものの、保護管4の中間領域40内における流動性コンパウンドの液面が外側領域41内の液面よりも低いため、中間領域40内の体積減少分に対して、外側領域41側から中間領域40側に向かって流動性コンパウンドが流れ込み補填する。そのため、少なくとも中間領域40の内周面とコンパウンド5の表面との間に気相が生じることを防止できる。なお、流動性コンパウンドが最後に固化する箇所、主として、保護管4の内周面のうち、重力方向上方に位置する部分及びその近傍(ここでは各外側領域41,41の上方領域)では上述の体積減少分の補填がなされず、ヒケと呼ばれる空隙が生じ得る。そのため、各外側領域41,41の内周面とコンパウンド5の表面との間に上記ヒケに起因する気相が生じることを許容する。
固化後、保護管4内を水密に封止する。例えば、溶接や金属ロウなどを利用して、注入孔42に蓋部47を取り付ける。注入孔42から、固化した漏出部分51(図2)が突出などしていれば、適宜除去してから蓋部47を取り付けるとよい。
蓋部47の装着後、蓋部47を覆うようにパテ材(図示せず)を設けたり、保護管4の外周に防水テープの巻回層(図示せず)や熱収縮チューブ(図示せず)を設けたりする。保護管4のシース140側の端部と電力ケーブル100のシース140との双方を覆うように防水部6を設ける(図1)。こうすることで、防水性をより高められる。
<用途>
実施形態の電力ケーブルの中間接続構造1は、地中送電用などの各種の電力ケーブル線路において電力ケーブル100,100同士の接続箇所、特にケーブル遮蔽層130,130を電気的に絶縁した状態で接続するIJとする場合に好適に利用できる。中間接続構造1は、地中布設される場合、マンホールや洞道内などに設置される。実施形態の保護管4は、上述の電力ケーブル100,100同士の接続箇所において、導体接続部2及びゴムユニット3の外周にコンパウンド5を設ける場合に、コンパウンド5の充填容器として好適に利用できる。
実施形態の電力ケーブルの中間接続構造1は、地中送電用などの各種の電力ケーブル線路において電力ケーブル100,100同士の接続箇所、特にケーブル遮蔽層130,130を電気的に絶縁した状態で接続するIJとする場合に好適に利用できる。中間接続構造1は、地中布設される場合、マンホールや洞道内などに設置される。実施形態の保護管4は、上述の電力ケーブル100,100同士の接続箇所において、導体接続部2及びゴムユニット3の外周にコンパウンド5を設ける場合に、コンパウンド5の充填容器として好適に利用できる。
<主な効果>
実施形態の電力ケーブルの中間接続構造1及び実施形態の電力ケーブル線路200は、保護管4の中間領域40の内径r40が外側領域41,41の内径r41よりも小さいため、上述のように中間領域40の内周面とコンパウンド5の表面との間に気相が実質的に介在しない。従って、実施形態の電力ケーブルの中間接続構造1及び実施形態の電力ケーブル線路200は、上記気相の介在に起因する縁切り箇所の沿面絶縁性能の低下を招き難く、電気絶縁性に優れる。上記気相が実質的に介在しないことで、電気絶縁性に関する信頼性を高められるため、実施形態の電力ケーブルの中間接続構造1及び実施形態の電力ケーブル線路200は、IJを利用する場合、例えば送電電圧が66kV以上であり、多相交流送電の各相の送電を単心ケーブルでそれぞれ行う場合に好適に利用できる。
実施形態の電力ケーブルの中間接続構造1及び実施形態の電力ケーブル線路200は、保護管4の中間領域40の内径r40が外側領域41,41の内径r41よりも小さいため、上述のように中間領域40の内周面とコンパウンド5の表面との間に気相が実質的に介在しない。従って、実施形態の電力ケーブルの中間接続構造1及び実施形態の電力ケーブル線路200は、上記気相の介在に起因する縁切り箇所の沿面絶縁性能の低下を招き難く、電気絶縁性に優れる。上記気相が実質的に介在しないことで、電気絶縁性に関する信頼性を高められるため、実施形態の電力ケーブルの中間接続構造1及び実施形態の電力ケーブル線路200は、IJを利用する場合、例えば送電電圧が66kV以上であり、多相交流送電の各相の送電を単心ケーブルでそれぞれ行う場合に好適に利用できる。
実施形態の保護管4は、中間領域40の内径r40が外側領域41,41の内径r41よりも小さいため、上述のように中間領域40の内周面とコンパウンド5の表面との間に気相が介在されることを防止できる。従って、実施形態の保護管4によれば、上記気相の介在に起因する縁切り箇所の沿面絶縁性能の低下を招き難く、電気絶縁性に優れる電力ケーブルの中間接続構造を構築できる。
次に、図3〜図5を参照して、実施形態の保護管4の別例を説明する。以下の説明では、実施形態1の保護管4Aとの相違点を中心に説明し、保護管4Aと共通する構成及びその効果は詳細な説明を省略する。
基本的構成として、図3に示す実施形態2の保護管4B、及び図4に示す実施形態3の保護管4Cはいずれも、実施形態1の保護管4Aと同様に、中間領域40の内径r40が外側領域41,41の内径r41よりも小さい。この例の保護管4B,4Cは、保護管4Aと同様に、その軸方向の中央部に配置される絶縁筒部40B,40Cと、絶縁筒部40B,40Cの両側に配置される金属筒部41B,41B、41C,41Cとを備える組物である。図5に示す実施形態4の保護管4Dの基本的構成も、実施形態1〜3の保護管4A〜4Cと同じである。これら実施形態2〜4の保護管4B〜4D及びその変形例は、保護管4Aと同様に、保護管4の中間領域40とコンパウンド5との間に気相が介在されることを防止し、電気絶縁性に優れる電力ケーブルの中間接続構造1や電力ケーブル線路200を構築できる。
[実施形態2]
実施形態2の保護管4Bは、絶縁筒部40Bが特定の形状である。詳しくは、中間領域40は、流動性コンパウンドの充填状態を確認する点検孔43と、中間領域40の内周面から突出し、平面視した場合に点検孔43の少なくとも一部と重複するように設けられる突起部44とを備える絶縁筒部40Bを含む。
実施形態2の保護管4Bは、絶縁筒部40Bが特定の形状である。詳しくは、中間領域40は、流動性コンパウンドの充填状態を確認する点検孔43と、中間領域40の内周面から突出し、平面視した場合に点検孔43の少なくとも一部と重複するように設けられる突起部44とを備える絶縁筒部40Bを含む。
この例の絶縁筒部40Bは、図3の縦断面に示すように、両端面側の領域(図3では左側領域、及び右側領域)がその軸方向の中央部分に比較して肉厚な門型である。この門の開口部の一部を遮るように、各厚肉部分から向かい合う方向に切片が突出する。この厚肉部分と切片とで断面L字状の突起部44をなす。この例の突起部44の切片は、絶縁筒部40Bを平面視した場合、即ち点検孔43の軸方向に見た場合に点検孔43の実質的に全てと重複する大きさである。いわば、突起部44の切片は、点検孔43を塞ぐように設けられている。
例えば、図3の右側の注入孔42から保護管4B内に流動性コンパウンドを注入して、点検孔43から流動性コンパウンドを漏出させる場合を考える。この場合、流動性コンパウンドは、突起部44に沿って流れ、更に絶縁筒部40Bの内周面における点検孔43の内周縁近傍、この例では薄肉部分の内周面の一部と突起部44の切片との間に設けられた隙間に回り込むことで点検孔43から漏れ出ることができる。そのため、突起部44を備える場合には、点検孔43からの流動性コンパウンドの漏出を確認すれば、絶縁筒部40B内に流動性コンパウンドが満ちた状態をより確実に形成できるといえる。また、上記流動性コンパウンドの回り込みによって、絶縁筒部40Bの内周面と流動性コンパウンドとの接触面積を増大し、密着箇所を多くできる。従って、突起部44を備えることで、(1)中間接続構造1の構築過程で保護管4Bの中間領域40内に流動性コンパウンドが満ちた状態をより確実に形成し易い、(2)絶縁筒部40Bとコンパウンド5との界面を長くできる、ひいては、ケーブル導体110,110(図1)の接続箇所近くにおいて沿面距離を長くでき、電気絶縁性を向上できる、という効果が得られる。
突起部44の形状、大きさ、個数、形成位置、点検孔43に対する重複割合などは適宜変更できる。この例では、絶縁筒部40Bの全周に亘って、向かい合う突起部44,44を備える場合を示すが、絶縁筒部40Bの周方向の一部にのみ突起部44を備えたり、周方向に離間して複数の突起部44を備えたりすることが挙げられる。なお、平面視した場合に点検孔43と重複しないような突起部(図示せず)とすれば、コンパウンド5と絶縁筒部40Bとの接触面積の増大、沿面距離の増大という効果が期待できる。
この例では、複数の点検孔43を備える。詳しくは、絶縁筒部40Bにおける薄肉の中央部分に、その軸方向に離間して二つの円孔を備え、各円孔を点検孔43,43とする。点検孔43の形状、大きさ、形成位置などは適宜選択できる。点検孔43は、保護管4B内に流動性コンパウンドを充填する際、その充填状態の確認に利用する。例えば、流動性コンパウンドの一部が点検孔43から漏出する程度に流動性コンパウンドを保護管4B内に注入すれば、保護管4B内に流動性コンパウンドを適切に充填できる上に、この充填状態を目視確認などによって容易に確認できる。特に、実施形態2の保護管4Bでは、点検孔43を絶縁筒部40Bに備えるため、流動性コンパウンドの充填時、中間領域40をなす絶縁筒部40B内に流動性コンパウンドが適切に充填された状態をより確実に形成し易い。このような実施形態2の保護管4Bを備える電力ケーブルの中間接続構造(実施形態の電力ケーブルの中間接続構造の一例)を構築した場合、保護管4Bの中間領域40の内周面とコンパウンド5の表面との間における気相の介在をより防止し易い。
点検孔43には、例えば透明窓(図示せず)を備えるカバー45(図3では二点鎖線で仮想的に示す)を装着することが挙げられる。カバー45を装着すれば、保護管4B内に流動性コンパウンドを充填する際、点検孔43からの流動性コンパウンドの漏出による充填阻害を防止しつつ、充填状態の確認を行える。カバー45内に漏出部分51が存在することを許容する。又は、点検孔43自体に透明窓(図示せず)を装着してもよい。又は、点検孔43に蓋部47(図1)を取り付けておき、点検孔43と蓋部47との隙間から流動性コンパウンドを漏出させると、上記充填阻害を防止しつつ、充填状態を確認できる。漏出部分は、固化後、除去してもよい。又は、本例のように点検孔43が重力方向上方に向かって開口する場合、保護管4B内の流動性コンパウンドの液面が点検孔43に達するまで、カバー45を装着しなくても、上記漏出による充填阻害が生じない。そのため、上記液面が点検孔43に近づくまで、点検孔43をカバー45で覆わずに開けておき、点検孔43を脱気に用いることができる。上記液面が点検孔43に近づいたら、カバー45をする。このカバー45は透明窓が有っても無くてもよい。カバー45は、注入孔42を封止する蓋部47と同様に、点検孔43に対して保護管4B内を水密に封止する部材として利用できる。なお、図3では、注入孔42に蓋部47を装着してない状態を示すが、注入孔42には実施形態1で説明したように適宜な時期に蓋部47を装着することが好ましい。
実施形態2の変形例として、例えば以下が挙げられる。
(2−1)絶縁筒部40B(中間領域40)において、点検孔43又は突起部44を省略する。
(2−2)実施形態2又は上記(2−1)において、外側領域41,41の少なくとも一方に点検孔43を備える。
(2−1)絶縁筒部40B(中間領域40)において、点検孔43又は突起部44を省略する。
(2−2)実施形態2又は上記(2−1)において、外側領域41,41の少なくとも一方に点検孔43を備える。
その他、点検孔43は、実施形態1の保護管4Aにおいて、中間領域40及び外側領域41の少なくとも一方に備えることができる。なお、実施形態1で説明した、脱気用の注入孔42に蓋部47を適宜な時期に取り付け、上述のように孔42と蓋部47との隙間から流動性コンパウンドを漏出させて、充填状態を確認してもよい。
[実施形態3]
実施形態3の保護管4Cは、実施形態2と同様に、コンパウンド5の充填状態を確認する点検孔43を備える。更に、実施形態3の保護管4Cは、その外周面に立設され、点検孔43を囲む小筒部49を備える。この例の保護管4Cは、実施形態2と同様に、絶縁筒部40Cに点検孔43を備え、この点検孔43に対して小筒部49を備える。また、この例の保護管4Cは、金属筒部41Cに備える注入孔42を囲む小筒部492を備える。
実施形態3の保護管4Cは、実施形態2と同様に、コンパウンド5の充填状態を確認する点検孔43を備える。更に、実施形態3の保護管4Cは、その外周面に立設され、点検孔43を囲む小筒部49を備える。この例の保護管4Cは、実施形態2と同様に、絶縁筒部40Cに点検孔43を備え、この点検孔43に対して小筒部49を備える。また、この例の保護管4Cは、金属筒部41Cに備える注入孔42を囲む小筒部492を備える。
この例の小筒部49,492はいずれも、点検孔43、注入孔42の開口径に対応した内径を有し、所定の長さを有する円筒である。これら小筒部49,492は、保護管4C内に流動性コンパウンドを充填する際、流動性コンパウンドの液面を保護管4Cの内部空間から小筒部49,492の内部空間にまで引き上げることに利用できる。小筒部49,492内にまで流動性コンパウンドを充填すれば、保護管4C内に流動性コンパウンドが充填された状態をより確実に形成し易い。また、小筒部49,492内の充填量によって、保護管4C内の充填状態を目視などにて容易に確認できる。この例では、小筒部492内への充填によって、外側領域41内は勿論、中間領域40内にも流動性コンパウンドが適切に充填されていることが確認できる。特に、この例では、中間領域40に小筒部49を備えるため、小筒部49内への流動性コンパウンドの充填によって、中間領域40内に流動性コンパウンドが満ちた状態をより確実に形成できる。また、この充填状態を目視確認できる。このような実施形態3の保護管4Cを備える電力ケーブルの中間接続構造(実施形態の電力ケーブルの中間接続構造の一例)を構築した場合、保護管4Cの中間領域40の内周面とコンパウンド5の表面との間における気相の介在をより防止し易い。なお、流動性コンパウンドの注入に直接用いる注入孔42を囲む小筒部492は、流動性コンパウンドの注入時、ガイドとして利用できる。
小筒部49,492の形状、大きさなどは適宜選択できる。小筒部49,492における保護管4Cの外周面からの突出高さが大き過ぎると、保護管4Cの周囲に小筒部49,492に起因するデッドスペースが生じ、ひいては小筒部49,492を含めた保護管4Cを備える電力ケーブルの中間接続構造の大型化を招く。この例の保護管4Cは、大径部分に端子部48,48を備える。また、この例の保護管4Cは、その周方向の同じ位置であって、その軸方向の異なる位置に二つの端子部48,48と、二つの注入孔42,42と、二つの点検孔43,43とを横並びに備える。各外側領域41,41(金属筒部41C,41C)において端子部48の突出箇所の近傍に注入孔42を備え、端子部48,48の上部を繋ぐ仮想の直線L48より下に小筒部49,492を備える。
ここで、端子部48,48の上部を繋ぐ仮想の直線L48と保護管4Cの外周面とで挟まれる介在空間はデッドスペースといえる。本例では、このデッドスペースに小筒部492を備え、小筒部492における外側領域41の外周面からの突出高さを上記介在空間の高さ以下とする。そのため、小筒部492に起因するデッドスペースを実質的に無くすことができる。また、中間領域40(絶縁筒部40C)は、その両側に位置する外側領域41,41よりも凹んでいる。そのため、図4に示すように中間領域40に点検孔43を備え、この点検孔43を囲む小筒部49における中間領域40の外周面からの突出高さを中間領域40と外側領域41との段差空間の高さ以下とすれば、小筒部49に起因するデッドスペースを実質的に無くすことができる。
又は、本例のように中間領域40に備える点検孔43を注入孔42と横並びに備える場合、小筒部49の上記突出高さを上述の直線L48と保護管4Cとで挟まれる介在空間の高さ以下にまで延長することができる。小筒部49の上記突出高さを上記介在空間の高さ以下とすれば、小筒部49に起因するデッドスペースを実質的に無くすことができる。このような保護管4Cは、小筒部49,492を備えるものの、単に端子部48,48を備える場合と同等程度の大きさとすることができる。
その他、端子部48,48の形成位置が保護管4Cの大径部分ではなく、テーパ部分などである場合にも、端子部48,48を繋ぐ直線L48以下に小筒部49,492の突出高さを調整することで、小筒部49,492に起因するデッドスペースを実質的に無くすことができる。
直接注入に用いない小筒部49,492は、実施形態2で説明したように、流動性コンパウンドの注入前にその開口部にカバー45(図3)を装着してもよいし、注入時に脱気に用いる場合、適宜な時期にカバー45を装着するとよい。保護管4Cの中間領域40に設ける小筒部49の突出高さが外側領域41の注入孔42の形成位置と同等以上の高さであれば、流動性コンパウンドが注入孔42の形成位置に至るまで、小筒部49を開放していても流動性コンパウンドが小筒部49から漏出せず、点検孔43を脱気に利用して流動性コンパウンドを効率よく充填できる。図4では、カバー45を装着してない状態を示すが、防水性を高めるためには、カバー45を装着することが好ましい。
実施形態3の変形例として、例えば以下が挙げられる。
(3−1)一つ又は複数の点検孔43と、一つ又は複数の注入孔42とについて、一部の孔に対して小筒部を備え、他部に対して小筒部を備えない。
(3−2)実施形態3、又は上記(3−1)において、外側領域41,41の少なくとも一方に点検孔43を備える。
(3−1)一つ又は複数の点検孔43と、一つ又は複数の注入孔42とについて、一部の孔に対して小筒部を備え、他部に対して小筒部を備えない。
(3−2)実施形態3、又は上記(3−1)において、外側領域41,41の少なくとも一方に点検孔43を備える。
その他、小筒部492は、実施形態1,2の保護管4A,4Bの注入孔42に対して、小筒部49は、実施形態2の保護管4Bの点検孔43、後述する実施形態4の保護管4Dの点検孔43(図5)に対して備えることができる。図5では、小筒部49を二点鎖線で仮想的に示す。
また、小筒部49,492の少なくとも一つを流動性コンパウンドの固化後に除去することができる。この場合、注入孔42や点検孔43から突出し、固化している漏出部分51を除去した後、蓋部47を装着するとよい。
[実施形態4]
実施形態4の保護管4Dは、その周方向に離間して複数の点検孔43〜43を備える。この例の保護管4Dは、外側領域41をなす金属筒部41Dに、その周方向に等間隔に合計4つの円孔を備え、各円孔を点検孔43〜43とする。各円孔の内径は同一とする。各点検孔43の形状、大きさ、形成位置、個数などは適宜変更できる。実施形態4の保護管4Dは、点検孔43を備えるため、実施形態2,3と同様に、保護管4D内に流動性コンパウンドが適切に充填された状態をより確実に形成し易い上に、この充填状態を目視確認などで容易に確認できる。特に、実施形態4の保護管4Dは、その周方向に離間して複数の点検孔43〜43を備えるため、その全周に亘って流動性コンパウンドを適切に充填できる。この例では、大径である外側領域41に点検孔43〜43を備えることからも、保護管4D内に流動性コンパウンドが適切に充填された状態をより一層形成し易い。なお、この例では、外側領域41に注入孔42(図1)を備えており、注入孔42と点検孔43とは保護管4Dの軸方向にずれた位置に設けている。
実施形態4の保護管4Dは、その周方向に離間して複数の点検孔43〜43を備える。この例の保護管4Dは、外側領域41をなす金属筒部41Dに、その周方向に等間隔に合計4つの円孔を備え、各円孔を点検孔43〜43とする。各円孔の内径は同一とする。各点検孔43の形状、大きさ、形成位置、個数などは適宜変更できる。実施形態4の保護管4Dは、点検孔43を備えるため、実施形態2,3と同様に、保護管4D内に流動性コンパウンドが適切に充填された状態をより確実に形成し易い上に、この充填状態を目視確認などで容易に確認できる。特に、実施形態4の保護管4Dは、その周方向に離間して複数の点検孔43〜43を備えるため、その全周に亘って流動性コンパウンドを適切に充填できる。この例では、大径である外側領域41に点検孔43〜43を備えることからも、保護管4D内に流動性コンパウンドが適切に充填された状態をより一層形成し易い。なお、この例では、外側領域41に注入孔42(図1)を備えており、注入孔42と点検孔43とは保護管4Dの軸方向にずれた位置に設けている。
各点検孔43には、実施形態2で説明したように、流動性コンパウンドの注入前にその開口部にカバー45(図5では二点鎖線で仮想的に示す)を装着してもよいし、注入時に脱気に用いる場合、適宜な時期にカバー45を装着するとよい。小筒部49を備える場合には、小筒部49にカバー45を装着するとよい。カバー45内や小筒部49内に漏出部分51が存在することを許容する。実施形態2で説明したように、各点検孔43に蓋部47(図1)を取り付けておき、孔43と蓋部47との隙間から流動性コンパウンドを漏出させて、保護管4Dの周方向における流動性コンパウンドの充填状態を確認してもよい。漏出部分は、固化後、除去してもよい。
実施形態4の変形例として、例えば以下が挙げられる。
(4−1)外側領域41(金属筒部41D)における注入孔42の形成位置と同一円周上に少なくとも一つの点検孔43を備える。
(4−2)外側領域41(金属筒部41D)に代えて、又は外側領域41(金属筒部41D)に加えて、中間領域40(図3など)の周方向に複数の点検孔43を備える。この場合、中間領域40の全周に亘って流動性コンパウンドを適切に充填できる上に、気相の介在をより防止し易い。
(4−1)外側領域41(金属筒部41D)における注入孔42の形成位置と同一円周上に少なくとも一つの点検孔43を備える。
(4−2)外側領域41(金属筒部41D)に代えて、又は外側領域41(金属筒部41D)に加えて、中間領域40(図3など)の周方向に複数の点検孔43を備える。この場合、中間領域40の全周に亘って流動性コンパウンドを適切に充填できる上に、気相の介在をより防止し易い。
[付記]
保護管4の中間領域40の内周面とコンパウンド5の表面との間に気相が実質的に介在せず、電気絶縁性に優れる電力ケーブルの中間接続構造1αとして、例えば、以下の構成とすることが挙げられる。
[付記1]
電力ケーブルの端部同士を接続する電力ケーブルの中間接続構造であって、
各電力ケーブルの端部において露出されるケーブル導体の端部同士を接続する導体接続部と、
前記導体接続部の外周を覆うゴムユニットと、
前記ゴムユニットの外周を、所定の空間をあけて覆う保護管と、
前記空間に充填されるコンパウンドとを備え、
前記保護管は、
前記コンパウンドを前記空間に注入する注入孔と、
前記保護管の外周面に立設され、前記注入孔を囲む小筒部とを備える電力ケーブルの中間接続構造。
[付記2]
前記保護管は、前記導体接続部の外周を覆う中間領域と、前記保護管における前記ゴムユニットの各端部の外周を覆う外側領域とを備え、前記外側領域に前記注入孔及び前記小筒部を備える[付記1]に記載の電力ケーブルの中間接続構造。
保護管4の中間領域40の内周面とコンパウンド5の表面との間に気相が実質的に介在せず、電気絶縁性に優れる電力ケーブルの中間接続構造1αとして、例えば、以下の構成とすることが挙げられる。
[付記1]
電力ケーブルの端部同士を接続する電力ケーブルの中間接続構造であって、
各電力ケーブルの端部において露出されるケーブル導体の端部同士を接続する導体接続部と、
前記導体接続部の外周を覆うゴムユニットと、
前記ゴムユニットの外周を、所定の空間をあけて覆う保護管と、
前記空間に充填されるコンパウンドとを備え、
前記保護管は、
前記コンパウンドを前記空間に注入する注入孔と、
前記保護管の外周面に立設され、前記注入孔を囲む小筒部とを備える電力ケーブルの中間接続構造。
[付記2]
前記保護管は、前記導体接続部の外周を覆う中間領域と、前記保護管における前記ゴムユニットの各端部の外周を覆う外側領域とを備え、前記外側領域に前記注入孔及び前記小筒部を備える[付記1]に記載の電力ケーブルの中間接続構造。
図6に示す電力ケーブルの中間接続構造1α及びこの中間接続構造1αを備える電力ケーブル線路200αは、以下の二つの相違点を除いて、実施形態の電力ケーブルの中間接続構造1及び電力ケーブル線路200と同様である。そのため、以下の説明では、重複する構成及びその効果は詳細な説明を省略する。
(1)中間接続構造1α及び電力ケーブル線路200αでは、保護管4Eの中間領域40の内径r40と両外側領域41,41の内径r41とが実質的に等しい点。
(2)外側領域41をなす金属筒部41Eに注入孔42を備えると共に、注入孔42を囲む小筒部492を備える点。
(1)中間接続構造1α及び電力ケーブル線路200αでは、保護管4Eの中間領域40の内径r40と両外側領域41,41の内径r41とが実質的に等しい点。
(2)外側領域41をなす金属筒部41Eに注入孔42を備えると共に、注入孔42を囲む小筒部492を備える点。
保護管4Eは、ゴムユニット3の外周を覆う範囲の全域に亘って、実質的に一様な内径r40=r41を有する円筒である。外側領域41(金属筒部41Eの大径部分)には、注入孔42を囲む小筒部492を備える。そのため、保護管4E内に流動性コンパウンドを充填する際、流動性コンパウンドの液面を保護管4Eの内部空間から小筒部492の内部空間にまで引き上げられる。従って、実施形態3で説明したように、小筒部492内にまで流動性コンパウンドを充填すれば、保護管4E内に流動性コンパウンドが充填された状態をより確実に形成し易い。この状態で固化すれば、小筒部492側から液面が低い保護管4E内に流動性コンパウンドが流れ込み、上述の体積減少分を補填する。そのため、保護管4Eの内周面とコンパウンド5の表面との間に気相が介在することを防止できる。特に、この例では、外側領域41,41をなす金属筒部41E,41Eにそれぞれ注入孔42及び小筒部492を備えるため、流動性コンパウンドを一方の外側領域41から中間領域40を経て他方の外側領域41に向かって充填できる。このことからも、中間領域40内に流動性コンパウンドが充満した状態をより確実に形成でき、ひいては上記気相の介在を防止し易い。また、小筒部492内の充填量によって、保護管4E内の充填状態を目視などにて容易に確認できる。なお、図6では、小筒部492にカバー45(図3)を装着してない状態を示すが、上述のように防水性を高めるためにカバー45を装着することが好ましい。
電力ケーブルの中間接続構造1α及び電力ケーブル線路200αは、上述のように小筒部492を備えることで、上記気相の介在に起因する縁切り箇所の沿面絶縁性能の低下を招き難く、電気絶縁性に優れる。
本発明はこれらの例示に限定されるものではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
例えば、実施形態1〜4、変形例、及び付記の構成から選択される二つ以上の構成を組み合わせることができる。
例えば、実施形態1の保護管4Aにおいて、注入孔42を囲む小筒部492を備えたり、実施形態2の保護管4Bにおいて、注入孔42及び点検孔43の少なくとも一方を囲む小筒部49,492を備えたりすることが挙げられる。
例えば、実施形態1の保護管4Aにおいて、注入孔42を囲む小筒部492を備えたり、実施形態2の保護管4Bにおいて、注入孔42及び点検孔43の少なくとも一方を囲む小筒部49,492を備えたりすることが挙げられる。
又は、実施形態1〜4、変形例、及び付記の構成において、二つの外側領域41,41の内径r41,r41が異なること、及び二つの外側領域41,41の軸方向に沿った長さが異なることの少なくとも一方を満たすことが挙げられる。この保護管は、その軸に直交する中心線を中心として非対称な形状である。
外側領域41,41の長さが異なる場合、長い外側領域41に複数の注入孔42をその軸方向に離間して設けて、短い外側領域41に注入孔42を省略することが挙げられる。
外側領域41,41の内径r41,r41が異なると共に、実施形態1の保護管4Aのように、絶縁筒部と、二つの金属筒部とを備える場合、絶縁筒部の内周面に対して、一方の金属筒部における大径部分の内周面は実質的に面一であり、他方の金属筒部における大径部分の内周面との間には絶縁筒部の厚さ分だけ段差が有ることが挙げられる。こうすることで、他方の金属筒部における流動性コンパウンドの液面を、一方の金属筒部に対して、絶縁筒部の厚さ分だけ引き上げることができる。
外側領域41,41の長さが異なる場合、長い外側領域41に複数の注入孔42をその軸方向に離間して設けて、短い外側領域41に注入孔42を省略することが挙げられる。
外側領域41,41の内径r41,r41が異なると共に、実施形態1の保護管4Aのように、絶縁筒部と、二つの金属筒部とを備える場合、絶縁筒部の内周面に対して、一方の金属筒部における大径部分の内周面は実質的に面一であり、他方の金属筒部における大径部分の内周面との間には絶縁筒部の厚さ分だけ段差が有ることが挙げられる。こうすることで、他方の金属筒部における流動性コンパウンドの液面を、一方の金属筒部に対して、絶縁筒部の厚さ分だけ引き上げることができる。
1,1α 電力ケーブルの中間接続構造
2 導体接続部
3 ゴムユニット
31 主絶縁部
32 内周半導電部
33 端部半導電部
34 外周半導電部
4,4A,4B,4C,4D,4E 保護管
40 中間領域
40A,40B,40C 絶縁筒部
41 外側領域
41A,41B,41C,41D,41E 金属筒部
42 注入孔
43 点検孔
44 突起部
45 カバー
46 ねじ部
47 蓋部
48 端子部
49,492 小筒部
5 コンパウンド
51 漏出部分
6 防水部
100 電力ケーブル
110 ケーブル導体
120 ケーブル絶縁体
122 外部半導電層
124 半導電テープ層
130 ケーブル遮蔽層
140 シース
200,200α 電力ケーブル線路
2 導体接続部
3 ゴムユニット
31 主絶縁部
32 内周半導電部
33 端部半導電部
34 外周半導電部
4,4A,4B,4C,4D,4E 保護管
40 中間領域
40A,40B,40C 絶縁筒部
41 外側領域
41A,41B,41C,41D,41E 金属筒部
42 注入孔
43 点検孔
44 突起部
45 カバー
46 ねじ部
47 蓋部
48 端子部
49,492 小筒部
5 コンパウンド
51 漏出部分
6 防水部
100 電力ケーブル
110 ケーブル導体
120 ケーブル絶縁体
122 外部半導電層
124 半導電テープ層
130 ケーブル遮蔽層
140 シース
200,200α 電力ケーブル線路
Claims (7)
- 電力ケーブルの端部同士を接続する電力ケーブルの中間接続構造であって、
各電力ケーブルの端部において露出されるケーブル導体の端部同士を接続する導体接続部と、
前記導体接続部の外周を覆うゴムユニットと、
前記ゴムユニットの外周を、所定の空間をあけて覆う保護管と、
前記空間に充填されるコンパウンドとを備え、
前記保護管は、前記コンパウンドを前記空間に注入する注入孔を備え、
前記保護管における前記導体接続部の外周を覆う中間領域の内径は、前記保護管における前記ゴムユニットの各端部の外周を覆う外側領域の内径よりも小さい電力ケーブルの中間接続構造。 - 前記保護管は、前記コンパウンドの充填状態を確認する点検孔を備える請求項1に記載の電力ケーブルの中間接続構造。
- 前記中間領域は、前記コンパウンドの充填状態を確認する点検孔と、その内周面から突出し、平面視した場合に前記点検孔の少なくとも一部と重複するように設けられる突起部とを備える絶縁筒部を含む請求項1又は請求項2に記載の電力ケーブルの中間接続構造。
- 前記保護管の外周面に立設され、前記点検孔を囲む小筒部を備える請求項2又は請求項3に記載の電力ケーブルの中間接続構造。
- 前記保護管は、その周方向に離間して複数の前記点検孔を備える請求項2から請求項4のいずれか1項に記載の電力ケーブルの中間接続構造。
- 請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の電力ケーブルの中間接続構造を備える電力ケーブル線路。
- 電力ケーブルに備えられるケーブル導体の端部同士の接続箇所を覆うゴムユニットの外周を、所定の空間をあけて覆い、この空間にコンパウンドが充填される保護管であって、
前記コンパウンドを前記空間に注入する注入孔を備え、
前記ゴムユニットの外周を覆う範囲において、軸方向の中央部に位置する中間領域の内径は、前記中間領域を挟む外側領域の内径よりも小さい保護管。
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