本発明は、通信技術の分野に関し、特に、アップリンクデータパケット送信方法、端末デバイス、基地局、及び通信システムに関する。
ハートビートメカニズムは、携帯電話によるインターネットアプリケーションにおいて広く使用されている。例えば、ハートビートメカニズムは、Android固有のアプリケーション、QQ、マイクロブログ、及びウィーチャットにおいて使用されている。携帯電話は、アプリケーションサーバに、(ハートビート情報又はハートビートパッケージと称されてもよい)短い情報を定期的に送信する。インターネットアプリケーションのためのハートビートメカニズムにしたがって、アプリケーションサーバは、適時に、ウィーチャットにおけるショートメッセージ、画像、又は音声等の携帯電話のユーザに関連付けられている情報をプッシュ型配信(Push)してもよい。アプリケーションサーバが、携帯電話のハートビート情報を受信することが不可能である場合には直ちに、サーバは、その携帯電話のサービスを引き継いで、サービスの停滞を防止してもよい。いくつかのシナリオでは、インターネットアプリケーションのサービスのデータパケットは、比較的小さなスループットを有している。同じことが、アップリンクの伝送制御プロトコル(transmission control protocol, TCP)層における応答(ACK)メッセージについてもあてはまる。
さらに、通信技術が発達するのに伴って、通信は、もはや、人と人との間でのみ実行されることはなく、マシンからマシンへの(Machine to Machine M2M)通信(machine type communication, MTC)が、次第に普及しつつある。500億個のマシンが、2020年までにこれらの通信技術を使用することによって互いに接続されるであろうということが予想される。MTCにおいては、ソフトウェア及びハードウェアが組み合わせられ、それによって、道路状況、患者の健康データ、ある指定された場所の温度又は湿度等のさまざまなデータ情報を、リアルタイムでモニタリングすることが可能であるとともに定期的に報告することが可能であり、その結果、複数のマシンの間のインテリジェントな管理を実装する。
MTCにおけるハートビートパケット及びデータパケット等のアップリンクデータパケットは、不連続的であり、比較的小さなスループットを有している。特に、携帯電話によるインターネットアプリケーションのハートビートパッケージは、比較的長い周期を有している。例えば、QQの古いバージョンのハートビート周期は、30秒であり、QQの新しいバージョンのハートビート周期は、180秒であり、ウィーチャットのハートビート周期は、300秒であり、そして、Google固有のアプリケーションのハートビート周期は、およそ1680秒である。結果として、そのようなタイプのデータパケットを送信する(MTCにおける携帯電話又は端末デバイス等の)端末デバイスは、無線リソース制御(radio resource control, RRC)アイドル(IDLE)状態又はアップリンクで基地局と同期していない状態となる。いったん、端末デバイスが、RRCアイドル状態又はアップリンクで同期していない状態となると、アップリンクデータパケットの送信を実行するために、大きな量のシグナリングを消費することが必要となる。現在のロングタームエボリューション(英文:long term evolution, 略称:LTE)ネットワークは、主として、大きなスループットを伴う複数の不連続的なデータパケットの送信用に設計されている。
図1A及び図1Bは、それぞれ、RRCアイドル状態にある端末デバイス及びアップリンクで同期していない状態にある端末デバイスによるLTEネットワークでのアップリンクデータパケット送信の概略図である。
図1Aに示されているように、RRCアイドル状態にある、例えば、ユーザ機器(user equipment, UE)等の端末デバイスについては、ステップ101及びステップ102を実行することによって、ランダムアクセスを最初に完了することが必要であり、次に、ステップ103乃至ステップ105を実行することによって、RRC接続を確立することが必要であり、その次に、例えば、進化型NodeB(evolved NodeB, eNB)等の基地局は、ステップ106及びステップ107を実行することによって、UEに、それぞれ非アクセス層(non-access stratum, NAS)情報及びRRC再構成情報を提供する。最後に、UEは、ステップ108を実行することによって、アップリンクデータパケットを送信する。
図1Bにおいて、アップリンクで同期していない状態にあるUEについては、同様に、ステップ111及びステップ112を実行することによって、ランダムアクセスプロセスを最初に完了する必要がある。ステップ112のランダムアクセス応答(random access response, RAR)は、例えば、タイミングアドバンス(timing advance, TA)指示等の同期指示を搬送する。次に、ステップ113において、UEは、eNBに、スケジューリング要求(scheduling request, SR)又はバッファ状態報告(buffer status report, BSR)を送信する。ステップ114においてeNBが送信したスケジューリンググラント(scheduling grant, SG)を受信した後に、UEは、最終的に、ステップ115においてアップリンクデータパケットを送信する。
現在のLTEネットワークにおいて、RRCアイドル状態にあるか又はアップリンクで同期していない状態にある端末デバイスについては、その端末デバイスがアップリンクデータを送信する前に、その端末デバイスと基地局eNBとの間で複数回にわたってシグナリングの交換を行う必要があるということを理解することが可能である。例えば、シグナリングの交換により、ランダムアクセス又はRRC接続の確立を完了する必要がある。一方で、比較的小さなスループットを伴う上記の不連続的なサービスデータパケットについて、アップリンクデータを送信するのに上記の方法を使用する場合には、リソースの利用は、比較的小さくなり、電力消費は、比較的大きくなる。さらに、インターネットアプリケーション又はMTCが普及するのに伴って、多数の端末デバイスが、ハートビートパケット又はそのようなタイプのデータパケットを周期的に送信し、ネットワークの輻輳及びさらにはシグナリングの嵐を引き起こす。
本発明の複数の実施形態は、アップリンクデータパケット送信方法、端末装置、及び基地局を提供して、リソースの利用を改善するとともに電力消費を低減する。
特に、以下の技術的解決方法を使用することによって、本発明の複数の実施形態を実装することが可能である。
第1の態様によれば、アップリンクデータパケット送信方法であって、当該方法は、
端末デバイスによって、第1のアップリンクデータフレームのサイクリックプレフィックスCPの長さを決定するステップと、
前記端末デバイスが、アップリンクで基地局と同期していない状態にあるとともに無線リソース制御RRC接続されている状態にある場合、又は、前記端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、前記端末デバイスによって、前記CPの長さにしたがって、アップリンクデータパケットのための前記第1のアップリンクデータフレームを生成するステップであって、前記第1のアップリンクデータフレームの前記CPの長さは、第1のCPの長さよりも長く、前記第1のCPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さである、ステップと、
前記端末デバイスによって前記基地局に、前記第1のアップリンクデータフレームを送信するステップと、を含む、アップリンクデータパケット送信方法が提供される。
第1の態様に関して、第1の可能な実装において、前記第1のアップリンクデータフレームの前記CPの長さは、前記端末デバイスと前記基地局との間のラウンドトリップ遅延RTD及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。
第1の態様に関して、第2の可能な実装において、前記第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、前記第1のアップリンクデータフレームは、前記端末デバイスの識別情報を搬送する。
第1の態様に関して、第3の可能な実装において、前記端末デバイスによって前記基地局に、前記第1のアップリンクデータフレームを送信するステップの後に、当該方法は、
前記基地局が送信する回答メッセージを前記端末デバイスによって受信し、前記回答メッセージにしたがって、前記アップリンクデータパケットを再送信する必要があるか否かを決定するステップと、
前記端末デバイスが、前記アップリンクデータパケットを再送信する必要があるということを決定する場合に、前記端末デバイスによって、前記CPの長さにしたがって第3のアップリンクデータフレームを生成し、前記基地局に前記第3のアップリンクデータフレームを送信するステップと、をさらに含む。
第3の可能な実装に関して、第4の可能な実装において、前記第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、前記回答メッセージは、前記端末デバイスの識別情報を含む。
第2又は第4の可能な実装に関して、第5の可能な実装において、前記端末デバイスが、RRC接続されている状態にある場合に、前記識別情報は、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを含み、又は、前記端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、前記識別情報は、一時移動体加入者識別情報TMSI又は国際移動体加入者識別情報IMSIを含む。
第1の態様又は第1の態様の第1乃至第5の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第6の可能な実装において、当該方法は、
前記端末デバイスによって前記基地局に能力情報を送信するステップをさらに含み、前記能力情報は、前記端末デバイスが、前記CPの長さにしたがったアップリンクデータフレームの生成をサポートするということを示すのに使用される。
第1の態様又は第1の態様の第1乃至第6の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第7の可能な実装において、前記第1のアップリンクデータフレームは、ガードタイムGTをさらに含む。
第1の態様又は第1の態様の第1乃至第7の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第8の可能な実装において、前記端末デバイスによって、前記第1のアップリンクデータフレームを生成するステップの前に、当該方法は、
前記端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、前記端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、前記端末デバイスによって、前記CPの長さにしたがってアップリンクスケジューリング要求SRフレームを生成するステップと、
前記端末デバイスによって前記基地局に前記アップリンクSRフレームを送信するステップと、をさらに含む。
第1の態様又は第1の態様の第1乃至第8の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第9の可能な実装において、前記端末デバイスによって、前記第1のアップリンクデータフレームを生成するステップの前に、当該方法は、
前記端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、前記端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、前記端末デバイスによって、前記CPの長さにしたがってアップリンクバッファ状態報告BSRフレームを生成するステップと、
前記端末デバイスによって前記基地局に前記アップリンクBSRフレームを送信するステップと、をさらに含む。
第2の態様によれば、アップリンクデータパケット送信方法であって、当該方法は、
基地局によって端末デバイスに、リソース構成情報を送信するステップであって、前記リソース構成情報は、前記基地局によって前記端末デバイスのために割り当てられてアップリンクデータパケットを送信するための第1の時間周波数リソースを示すのに使用される、ステップと、
前記端末デバイスが前記アップリンクデータパケットのために生成し、前記第1の時間周波数リソースを使用することによって送信される第1のアップリンクデータフレームを前記基地局によって受信するステップと、を含み、前記端末デバイスが、アップリンクで前記基地局と同期していない状態にあるとともに無線リソース制御RRC接続されている状態にある場合、又は、前記端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、前記第1のアップリンクデータフレームのCPの長さは、第1のCPの長さよりも長く、前記第1のCPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さである、アップリンクデータパケット送信方法が提供される。
第2の態様に関して、第1の可能な実装において、前記第1のアップリンクデータフレームの前記CPの長さは、前記端末デバイスと前記基地局との間のラウンドトリップ遅延RTD及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。
第2の態様又は第1の可能な実装に関して、第2の可能な実装において、前記第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、前記第1のアップリンクデータフレームは、前記端末デバイスの識別情報を搬送する。
第2の態様又は第2の態様の複数の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第3の可能な実装において、前記第1のアップリンクデータフレームを前記基地局によって受信するステップの後に、当該方法は、
前記基地局によって前記端末デバイスに回答メッセージを送信し、それによって、前記端末デバイスは、前記回答メッセージにしたがって、前記アップリンクデータパケットを再送信する必要があるか否かを決定する、ステップをさらに含む。
第3の可能な実装に関して、第4の可能な実装において、前記第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、前記回答メッセージは、前記端末デバイスの識別情報を含む。
第2又は第4の可能な実装に関して、第5の可能な実装において、前記端末デバイスが、RRC接続されている状態にある場合に、前記識別情報は、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを含み、又は、前記端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、前記識別情報は、一時移動体加入者識別情報TMSI又は国際移動体加入者識別情報IMSIを含む。
第2の態様又は第2の態様の第1乃至第5の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第6の可能な実装において、当該方法は、
前記端末デバイスが送信した能力情報を前記基地局によって受信するステップをさらに含み、前記能力情報は、前記端末デバイスが、前記CPの長さにしたがったアップリンクデータフレームの生成をサポートするということを示すのに使用される。
第2の態様又は第2の態様の第1乃至第6の可能な実装のうちのいずれかに関して、第7の可能な実装において、前記第1のアップリンクデータフレームは、ガードタイムGTをさらに含む。
第2の態様又は第2の態様の複数の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第8の可能な実装において、第1のアップリンクデータフレームを前記基地局によって受信するステップの前に、当該方法は、
前記端末デバイスが送信したアップリンクスケジューリング要求SRフレームを前記基地局によって受信するステップをさらに含み、前記端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、前記端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、前記アップリンクSRフレームは、前記CPの長さにしたがって前記端末デバイスによって生成される。
第2の態様又は第2の態様の複数の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第9の可能な実装において、第1のアップリンクデータフレームを前記基地局によって受信するステップの前に、当該方法は、
前記端末デバイスが送信したアップリンクバッファ状態報告BSRフレームを前記基地局によって受信するステップをさらに含み、前記端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、前記端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、前記アップリンクBSRフレームは、前記CPの長さにしたがって前記端末デバイスによって生成される。
第3の態様によれば、端末デバイスであって、
第1のアップリンクデータフレームのサイクリックプレフィックスCPの長さを決定するように構成されるプロセッサであって、当該端末デバイスが、アップリンクで基地局と同期していない状態にあるとともに無線リソース制御RRC接続されている状態にある場合、又は、当該端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、前記プロセッサは、さらに、前記CPの長さにしたがって、アップリンクデータパケットのための前記第1のアップリンクデータフレームを生成するように構成され、前記第1のアップリンクデータフレームの前記CPの長さは、第1のCPの長さよりも長く、前記第1のCPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さである、プロセッサと、
前記基地局に前記第1のアップリンクデータフレームを送信するように構成されるトランシーバーと、を含む端末デバイスが提供される。
第3の態様に関して、第1の可能な実装において、前記第1のアップリンクデータフレームの前記CPの長さは、当該端末デバイスと前記基地局との間のラウンドトリップ遅延RTD及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。
第3の態様に関して、第2の可能な実装において、前記第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、前記第1のアップリンクデータフレームは、前記端末デバイスの識別情報を搬送する。
第3の態様に関して、第3の可能な実装において、前記トランシーバーは、前記基地局が送信する回答メッセージを受信するように構成され、前記プロセッサは、前記回答メッセージにしたがって、前記アップリンクデータパケットを再送信する必要があるか否かを決定するように構成され、
前記プロセッサが、前記アップリンクデータパケットを再送信する必要があるということを決定する場合に、前記プロセッサは、前記CPの長さにしたがって第3のアップリンクデータフレームを生成するように構成され、前記トランシーバーは、前記基地局に前記第3のアップリンクデータフレームを送信するように構成される。
第3の可能な実装に関して、第4の可能な実装において、前記第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、前記回答メッセージは、前記端末デバイスの識別情報を含む。
第2又は第4の可能な実装に関して、第5の可能な実装において、前記端末デバイスが、RRC接続されている状態にある場合に、前記識別情報は、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを含み、又は、前記端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、前記識別情報は、一時移動体加入者識別情報TMSI又は国際移動体加入者識別情報IMSIを含む。
第3の態様又は第3の態様の第1乃至第5の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第6の可能な実装において、前記トランシーバーは、さらに、前記基地局に能力情報を送信するように構成され、前記能力情報は、当該端末デバイスが、前記CPの長さにしたがったアップリンクデータフレームの生成をサポートするということを示すのに使用される。
第3の態様又は第3の態様の第1乃至第6の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第7の可能な実装において、前記第1のアップリンクデータフレームは、ガードタイムGTをさらに含む。
第3の態様又は第3の態様の第1乃至第7の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第8の可能な実装において、当該端末デバイスが、前記第1のアップリンクデータフレームを生成する前に、当該端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、当該端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、前記プロセッサは、前記CPの長さにしたがってアップリンクスケジューリング要求SRフレームを生成するように構成され、前記トランシーバーは、さらに、前記基地局に前記アップリンクSRフレームを送信するように構成される。
第3の態様又は第3の態様の第1乃至第8の可能な実装に関して、第9の可能な実装において、当該端末デバイスが、前記第1のアップリンクデータフレームを生成する前に、当該端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、当該端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、前記プロセッサは、前記CPの長さにしたがってアップリンクバッファ状態報告BSRフレームを生成するように構成され、前記トランシーバーは、さらに、前記基地局に前記アップリンクBSRフレームを送信するように構成される。
第4の態様によれば、基地局であって、
端末デバイスにリソース構成情報を送信するように構成される送信機であって、前記リソース構成情報は、当該基地局によって前記端末デバイスのために割り当てられてアップリンクデータパケットを送信するための第1の時間周波数リソースを示すのに使用される、送信機と、
前記端末デバイスが前記アップリンクデータパケットのために生成し、前記第1の時間周波数リソースを使用することによって送信される第1のアップリンクデータフレームを受信するように構成される受信機と、を含み、前記端末デバイスが、アップリンクで当該基地局と同期していない状態にあるとともに無線リソース制御RRC接続されている状態にある場合、又は、前記端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、前記第1のアップリンクデータフレームのCPの長さは、第1のCPの長さよりも長く、前記第1のCPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さである、基地局が提供される。
第4の態様に関して、第1の可能な実装において、前記第1のアップリンクデータフレームの前記CPの長さは、前記端末デバイスと当該基地局との間のラウンドトリップ遅延RTD及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。
第4の態様又は第1の可能な実装に関して、第2の可能な実装において、前記第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、前記第1のアップリンクデータフレームは、前記端末デバイスの識別情報を搬送する。
第4の態様又は第4の態様の第1及び第2の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第3の可能な実装において、前記送信機は、さらに、前記端末デバイスに回答メッセージを送信するように構成され、それによって、前記端末デバイスは、前記回答メッセージにしたがって、前記アップリンクデータパケットを再送信する必要があるか否かを決定する。
第3の可能な実装に関して、第4の可能な実装において、前記第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、前記回答メッセージは、前記端末デバイスの識別情報を含む。
第2又は第4の可能な実装に関して、第5の可能な実装において、前記端末デバイスが、RRC接続されている状態にある場合に、前記識別情報は、セル無線ネットワーク一時識別子C-RNTIを含み、又は、前記端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、前記識別情報は、一時移動体加入者識別情報TMSI又は国際移動体加入者識別情報IMSIを含む。
第4の態様又は第4の態様の第1乃至第5の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第6の可能な実装において、前記受信機は、さらに、前記端末デバイスが送信した能力情報を受信するように構成され、前記能力情報は、前記端末デバイスが、前記CPの長さにしたがったアップリンクデータフレームの生成をサポートするということを示すのに使用される。
第4の態様又は第4の態様の第1乃至第6の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第7の可能な実装において、前記第1のアップリンクデータフレームは、ガードタイムGTをさらに含む。
第4の態様又は第4の態様の第1乃至第7の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第8の可能な実装において、前記受信機が前記第1のアップリンクデータフレームを受信する前に、前記受信機は、さらに、前記端末デバイスが送信したアップリンクスケジューリング要求SRフレームを受信するように構成され、前記端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、前記端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、前記アップリンクSRフレームは、前記CPの長さにしたがって前記端末デバイスによって生成される。
第4の態様又は第4の態様の第1乃至第8の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第9の可能な実装において、前記受信機が前記第1のアップリンクデータフレームを受信する前に、前記受信機は、さらに、前記端末デバイスが送信したアップリンクバッファ状態報告BSRフレームを受信するように構成され、前記端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、前記端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、前記アップリンクBSRフレームは、前記CPの長さにしたがって前記端末デバイスによって生成される。
第5の態様によれば、通信システムであって、
第1のアップリンクデータフレームのサイクリックプレフィックスCPの長さを決定するように構成される端末デバイスと、
前記端末デバイスが送信した前記第1のアップリンクデータフレームを受信するように構成される基地局と、を含み、
前記端末デバイスが、アップリンクで前記基地局と同期していない状態にあるとともに無線リソース制御RRC接続されている状態にある場合、又は、前記端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、前記端末デバイスは、前記CPの長さにしたがって、アップリンクデータパケットのための前記第1のアップリンクデータフレームを生成するように構成され、前記第1のアップリンクデータフレームの前記CPの長さは、第1のCPの長さよりも長く、前記第1のCPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さである、通信システムが提供される。
本発明の複数の実施形態にしたがって提供されるアップリンクデータパケット送信方法によれば、端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、RRCアイドル状態にある場合に、第1のアップリンクデータフレームは、CPの長さにしたがって、アップリンクデータパケットのために生成され、基地局に送信される。第1のアップリンクデータフレームのCPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さよりも長い。したがって、ランダムアクセス及びアップリンク同期等のシグナリング手順を省略することが可能であり、それによって、端末デバイスは、一度シグナリングの交換を実行することによって、アップリンクデータパケットを直接的に送信することが可能である。このことは、リソースの利用を改善するとともに、電力消費を低減する。
RRCアイドル状態にある端末デバイスによるLTEネットワークにおけるアップリンクデータパケット送信の概略図である。
アップリンクで同期していない状態にある端末デバイスによるLTEネットワークにおけるアップリンクデータパケット送信の概略図である。
本発明の1つの実施形態にしたがったアップリンクデータパケット送信に使用される通信システムの概略図である。
本発明の1つの実施形態にしたがったアップリンクデータパケット送信方法におけるシグナリング交換の図である。
本発明の他の実施形態にしたがったアップリンクデータパケット送信方法におけるシグナリング交換の図である。
本発明のさらに別の実施形態にしたがったアップリンクデータパケット送信方法におけるシグナリング交換の図である。
本発明のさらにもう1つの実施形態にしたがったアップリンクデータパケット送信方法におけるシグナリング交換の図である。
本発明の1つの実施形態にしたがったアップリンクデータパケット送信方法のフローチャートである。
本発明の1つの実施形態にしたがった他のアップリンクデータパケット送信方法のフローチャートである。
本発明の1つの実施形態にしたがった端末デバイスの概略図である。
本発明の1つの実施形態にしたがった基地局の概略図である。
以下の記載は、本発明の複数の実施形態にしたがった添付の図面を参照して、本発明のそれらの複数の実施形態にしたがった複数の技術的解決方法を明確かつ完全に説明する。明らかなことではあるが、説明される複数の実施形態は、本発明の複数の実施形態の全てではなく一部にすぎない。創造的な努力なくして、本発明のそれらの複数の実施形態に基づいて当業者が得ることができるすべての他の実施形態は、本発明の保護範囲に属するものとする。
本発明の複数の実施形態にしたがって実現される複数の技術的解決方法は、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access, CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(Time Division Multiple Access, TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(Frequency Division Multiple Access, FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency-Division Multiple Access, OFDMA)ネットワーク、及び単一搬送波周波数分割多元接続(Single Carrier FDMA, SC-FDMA)ネットワーク等のさまざまな無線通信ネットワークに適用されてもよい。"ネットワーク"及び"システム"との記載は、互いに置き換えられてもよい。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上波無線アクセス(Universal Terrestrial Radio Access, UTRA)及びCDMA2000等の無線技術を実装してもよい。UTRAは、CDMA、WCDMA、及びCDMAの他の変形を含んでもよい。CDMA2000は、暫定的な規格(Interim Standard, IS)2000(IS-2000)、IS-95規格、及びIS-856規格を対象としてもよい。TDMAネットワークは、汎欧州ディジタル移動体通信(Global System for Mobile Communication, GSM)等の無線技術を実装してもよい。OFDMAネットワークは、進化型ユニバーサル地上波無線アクセス(Evolved UTRA, E-UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(Ultra Mobile Broadband, UMB)技術、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、及びFlash OFDMA等の無線技術を実装してもよい。UTRA及びE-UTRAは、それぞれ、UMTS及びUMTSの進化版に基づいている。E-UTRA UMTSの新たな版は、3GPPロングタームエボリューション(Long Term Evolution, LTE)及びLTEアドバンスト(LTE Advanced, LTE-A)の中で使用される。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE-A、及びGSMは、標準化組織3GPPに関する文書の中で記録されそして説明される。CDMA2000及びUMBは、標準化組織3GPP2に関する文書の中で記録されそして説明される。
本発明の複数の実施形態において、端末デバイスは、全体的な無線ネットワークに中に分散されていてもよい。端末デバイスは、ユーザ機器(user equipment, UE)、移動局(mobile station)、加入者ユニット(subscriber unit)、局(station)等と称されてもよい。UEは、セルラーフォン(cellular phone)、パーソナルディジタルアシスタント(personal digital assistant, PDA)、無線モデム(modem)、無線通信デバイス、ハンドヘルド(handheld)デバイス、ラップトップコンピュータ(laptop computer)、コードレスフォン(cordless phone)、無線ローカルループ(wireless local loop, 略称:WLL)局、MTCデバイス等であってもよい。本発明の複数の実施形態において、各々の端末デバイスは、静止していてもよく、又は移動可能であってもよく、端末デバイスは、アップリンクで基地局と同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にあるか、又はRRCアイドル状態にある。
本発明の複数の実施形態において、アップリンクデータパケットは、MTCのシナリオにおいて端末デバイスによって周期的に検出されそして報告されるデータパケット、インターネットアプリケーションによって定期的に送信される短いハートビートパケット又はサービスデータパケット、或いは、アップリンクTCP層からの応答メッセージパケット等の比較的小さなスループットを伴う不連続的なアップリンクデータパケットである。このことは、本発明の複数の実施形態においては限定されない。
本発明の以下の複数の実施形態にしたがって説明されるネットワークアーキテクチャ及びサービスシナリオは、本発明の複数の実施形態にしたがった複数の技術的解決方法をより明確に説明することを意図しており、本発明の1つの実施形態にしたがって実現される複数の技術的解決方法に対する限定を構成しない。当業者は、ネットワークアーキテクチャが発達し、新たなサービスシナリオが出現するのに伴って、本発明のそれらの複数の実施形態にしたがって実現されるこれらの技術的解決方法は、さらに、同様の技術的課題に適用することが可能であるということを認識するはずである。
図2は、本発明の1つの実施形態にしたがった通信システム200を示している。通信システム200は、アップリンクデータパケットの送信を実装するように構成される。特に、システム200は、端末デバイス220及び基地局240を含む。例えば、基地局240は、進化型NodeB eNodeBを含む。端末デバイス220は、トランシーバー222及びプロセッサ224を含んでもよい。基地局240は、トランシーバー242及びプロセッサ244を含んでもよい。トランシーバー222又はトランシーバー242を、送信機及び受信機によって個別に実装してもよい。端末デバイス220及び基地局240は、それらのそれぞれのトランシーバーを使用することによって、互いの間で情報を送信しそして受信する。
通信システム200においては、端末デバイス220は、第1のアップリンクデータフレームのサイクリックプレフィックス(cyclic prefix, CP)の長さを決定し、これをもとに、基地局240にその第1のアップリンクデータフレームを送信するように構成される。基地局240は、端末デバイス220が送信したその第1のアップリンクデータフレームを受信するように構成される。
端末デバイス220が、アップリンクで基地局240と同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイス220が、RRCアイドル状態にある場合に、端末デバイス220は、CPの長さにしたがって、アップリンクデータパケットのための第1のアップリンクデータフレームを生成するように構成される。第1のアップリンクデータフレームのCPの長さは、第1のCPの長さよりも長く、第1のCPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さである。本発明にしたがった通信システムを使用することによってアップリンクデータパケットを送信する場合には、ランダムアクセス及びアップリンク同期等のシグナリング手順を省略することが可能であり、それによって、端末デバイスは、一度シグナリングの交換を実行することによって、アップリンクデータパケットを直接的に送信することが可能である。このことは、リソースの利用を改善するとともに、電力消費を低減する。
特に、図3乃至図6の実施形態を参照して、説明が、以下の記載において行われる。
図3は、本発明の1つの実施形態にしたがったアップリンクデータパケット送信方法を示している。図3に示されているように、その方法は、以下のステップを含む。
ステップS302: ネットワークに接続された後に、端末デバイスは、基地局に能力情報を送信し、能力情報は、端末デバイスが、決定されたCPの長さにしたがったアップリンクデータフレームの生成をサポートする、すなわち、端末デバイスが、以下のステップS308のデータフレームフォーマットの中でのアップリンクデータパケットの送信をサポートするということを示すのに使用される。
例えば、端末デバイスは、以下の方法で、基地局に能力情報を送信してもよい。すなわち、基地局は、端末デバイスにUE能力の問い合わせ(UE capability enquiry)メッセージを送信し、次に、端末デバイスは、基地局にUE能力情報(UE capability information)を返送するか、或いは、端末デバイスが、積極的に、基地局に能力情報を提供してもよい。例えば、端末デバイスは、基地局にRRCコマンドを送信し、そのRRCコマンドは、能力情報を搬送している。選択的に、そのRRCコマンドは、RRC再構成コマンドを含む。
選択的に、能力情報は、さらに、アップリンクデータパケットの属性情報を搬送してもよい。例えば、アップリンクデータパケットのその属性情報は、そのアップリンクデータパケットが周期的に送信されたデータパケットであるか否かを示すのに使用される。例えば、インターネットアプリケーションは、基地局に"ハートビートパケット"を周期的に送信し、或いは、複数のMTCのシナリオにおいて、例えば、MTCが、周辺環境の温度の測定値又は他の大気環境の指標に適用される場合には、端末デバイスは、基地局にデータパケットを周期的に送信する。UEの能力情報の中で、上記のシナリオにおけるすべての属性情報を搬送してもよい。
ステップS304: 端末デバイスは、アップリンク送信に使用されるCPの長さを取得する。例えば、端末デバイスは、ステップS304a又はステップS304bを実行することによって、CPの長さを取得してもよい。
ステップS304a: 基地局は、その端末デバイスについて、アップリンク送信に使用されるCPの長さを決定し、そのCPの長さを示すのに使用されるCP長さ情報をその端末デバイスに提供する。
ステップS304b: 基地局は、端末デバイスにラウンドトリップ遅延(round trip duration, RTD)構成情報を送信し、そのRTD構成情報は、その端末デバイスと基地局との間のRTDの値を示すのに使用される。RTD構成情報を受信した後に、その端末デバイスは、そのRTDの値にしたがって、CPの長さを算出する。
例えば、基地局は、(例えば、RRC再構成コマンド等の)RRCコマンドを使用することによって、端末デバイスにCP長さ情報又はRTD構成情報を送信してもよく、或いは、基地局は、ブロードキャストにより、端末デバイスにCP長さ情報又はRTD構成情報を送信してもよい。
端末デバイスが、アップリンクで基地局と同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、RRCアイドル状態にある場合に、アップリンクの同期がすでに確立されている端末デバイスについて、基地局が、CPの長さが最大の遅延拡散と等しいか又はより大きいということを決定する従来に技術とは異なり、本発明においては、基地局又は端末デバイスが、RTDにしたがってその端末デバイスについてCPの長さを決定してもよい。選択的に、RTD及び最大の遅延拡散にしたがって、その端末デバイスについてCPの長さを決定してもよい。例えば、本発明においては、CPの長さが、RTD及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きいということを決定してもよい。したがって、本発明にしたがったアップリンクデータパケット送信方法によれば、アップリンクの同期が、端末デバイスと基地局との間で確立される前においては、RTD及び最大の遅延拡散の合計に基づいてCPの長さを決定し、アップリンクの同期が、端末デバイスと基地局との間で確立された後においては、最大の遅延拡散に基づいてCPの長さを決定する。
ステップS306: 基地局は、端末デバイスにリソース構成情報を送信し、リソース構成情報は、基地局によって割り当てられてその端末デバイスがアップリンクデータパケットを送信するための第1の時間周波数リソースを示すのに使用される。
時間周波数リソースは、その時間周波数リソースの周波数、その時間周波数リソースの継続時間、及びその時間周波数リソースのリソースブロック(resource block, RB)情報を含む。例えば、その時間周波数リソースの周波数は、1.5[GHz]又は1.8[GHz]であってもよく、その時間周波数リソースの継続時間は、1ミリ秒又は10ミリ秒であってもよい。選択的に、その時間周波数リソースが周期的である場合には、その時間周波数リソースは、その時間周波数リソースの出現周期をさらに含んでもよい。その時間周波数リソースは、共通リソース、専用リソース、又はそれらの組み合わせを含んでもよい。共通リソースは、複数の端末デバイスによって共有される時間周波数リソースである。例えば、複数の端末デバイスは、競合によりある時間周波数リソースを共有してもよい。専用リソースは、ある端末デバイスが独占的に使用する時間周波数リソースである。
基地局は、複数の方法で端末デバイスにリソース構成情報を送信してもよい。例えば、基地局は、(例えば、RRC再構成コマンド等の)RRCコマンドを使用することによって、端末デバイスにリソース構成情報を送信してもよく、又は、基地局は、ブロードキャストにより、端末デバイスにリソース構成情報を送信してもよく、又は、基地局は、ダウンリンク制御チャネルを使用することによって、端末デバイスにリソース構成情報を送信してもよい。
選択的に、リソース構成情報は、端末デバイスの識別(identification, ID)情報をさらに含む。例えば、端末デバイスのID情報は、これらには限定されないが、端末デバイスのセル無線ネットワーク一時識別子(cell radio network temporary identifier C-RNTI)、一時移動体加入者識別情報(temporary mobile subscriber identity TMSI)、又は国際移動体加入者識別情報(international mobile subscriber identity IMSI)を含む。しかしながら、本発明は、これらには限定されない。端末デバイスのID情報は、セルセットの中の他の一意のユーザ識別情報をさらに含んでもよい。
ステップS304は、ステップS306が実行される前に実行されてもよく、又は、ステップS306は、ステップS304が実行される前に実行されてもよく、又は、ステップS304及びステップS306は、同時に実行されてもよいということに留意すべきである。このことは、本発明においては限定されない。
ステップS308: 端末デバイスが、アップリンクで基地局と同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、その端末デバイスは、CPの長さにしたがって、アップリンクデータパケットのための第1のアップリンクデータフレームを生成し、第1のアップリンクデータフレームのCPの長さは、第1のCPの長さよりも長く、第1のCPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さである。例えば、第1のアップリンクデータフレームは、以下の第1のフォーマットにしたがって生成される。
CPは、サイクリックプレフィックスフィールドであり、dataは、第1のアップリンクデータフレームの中のデータ区域を示す。端末デバイスは、CPの長さにしたがって第1のアップリンクデータフレームを生成する。第1のアップリンクデータフレームのCPの長さは、第1のCPの長さよりも長く、第1のCPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さである。例えば、第1のアップリンクデータフレームのCPの長さは、RTD及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。従来技術において、CPの長さが、最大の遅延拡散と等しいか又はより大きいのと異なり、本発明にしたがった方法を使用することによって送信されるアップリンクデータフレームのCPの長さは、少なくとも、RTD及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。
ステップS310: 端末デバイスは、基地局が割り当てた第1の時間周波数リソースによって、基地局に、ステップS308で生成された第1のアップリンクデータフレームを送信する。
したがって、本発明にしたがったアップリンクデータパケット送信方法によれば、端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、RRCアイドル状態にある場合に、端末デバイスは、アップリンクデータフレームのCPの長さを取得し、それに応じて、そのCPの長さにしたがって、アップリンクデータフレームを生成し、そのアップリンクデータフレームを送信する。CPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さよりも長い。例えば、CPの長さは、少なくとも、RTD及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。この手法により、アップリンクデータフレームを受信する基地局がそのCPを除去した後においては、複数の端末デバイスのアップリンクデータが整列させられるということを保証することが可能であり、ランダムアクセス及びアップリンク同期等のシグナリング手順を省略することが可能であり、それによって、端末デバイスは、一度シグナリングの交換を実行することによって、アップリンクデータパケットを直接的に送信することが可能である。このことは、リソースの利用を改善するとともに、電力消費を低減する。
以降のアップリンクデータパケットの送信プロセスにおいて、端末デバイスは、ステップS302又はステップS304のいずれも実行しなくてもよい、すなわち、ステップS306乃至ステップS310のみを実行することによって、アップリンクデータパケットの送信を実装することが可能である。時間周波数リソースが周期的に構成される場合に、又は、その時間周波数リソースの継続時間において、ステップS306をさらに省略してもよく、ステップS308及びステップS310を実行することによって、アップリンクデータパケットを直接的に送信してもよく、それによって、アップリンク送信プロセスの中のシグナリングの交換をさらに低減する。このことは、リソースの利用を改善するとともに、電力消費を低減する。
選択的に、ステップ308において端末デバイスが生成する第1のアップリンクデータフレームは、アップリンク送信に使用されるガードタイム(guard time, GT)をさらに含む。ガードタイムは、現在のデータフレームが次のデータフレームに対して干渉を引き起こすのを防止するのに使用される。例えば、端末デバイスは、以下の第2のフォーマットにしたがって第1のアップリンクデータフレームを生成する。
CPは、サイクリックプレフィックスフィールドであり、dataは、第1のアップリンクデータフレームの中のデータ区域を示し、GTは、ガードタイムフィールドである。GTの値は、ゼロ又は非ゼロであってもよい。選択的に、端末デバイスは、基地局からGT情報を取得してもよい。例えば、基地局が端末デバイスに送信するリソース構成情報は、GT情報を搬送してもよい。
選択的に、端末デバイスがアップリンクで同期している状態にあるが、第1の時間周波数リソースが共通リソースである、すなわち、その端末デバイスが、共通リソースを使用することによってアップリンクデータフレームを送信することを選択する場合には、その端末デバイスは、従来技術のフォーマットにしたがって第2のアップリンクデータフレームを生成し、その第2のアップリンクデータフレームを送信する。すなわち、第2のアップリンクデータフレームのCPの長さは、第1のCPの長さと等しい。アップリンクで同期している状態にある端末デバイスが使用する共通リソースは、アップリンクで同期していない状態にある端末デバイスが使用する共通リソースとは異なっているということに留意すべきである。
選択的に、第1の時間周波数リソースが共通リソースである、すなわち、端末デバイスが、共通リソースを使用することによって、(例えば、第1のアップリンクデータフレーム又は第2のアップリンクデータフレーム等の)アップリンクデータフレームを送信することを選択する場合には、そのアップリンクデータフレームは、その端末デバイスのID情報をさらに含む。例えば、その端末デバイスがRRC接続されている状態にある場合には、その端末デバイスのアップリンクデータフレームは、その端末デバイスのC-RNTIをさらに含み、或いは、その端末デバイスがRRCアイドル状態にある場合には、その端末デバイスのアップリンクデータフレームは、その端末デバイスのTMSI又はIMSI、或いは、セルの中でその端末デバイスを識別することが可能である複数個の他のID情報をさらに含む。選択的に、端末デバイスのID情報は、データフレームの中のデータ区域(data)の中に含まれていてもよく、又は、ID情報を表すバイトが、データフレームに付加されてもよい。したがって、アップリンクデータフレームを受信する基地局は、そのID情報にしたがって端末デバイスを識別することが可能である。
選択的に、ステップS310の後に、上記の方法は、以下のステップをさらに含む。
ステップS312: 端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームを受信した後に、基地局は、端末デバイスに回答メッセージを返送する。回答メッセージは、確認応答ACK(acknowledgement)メッセージ又は否定応答NACK(negative acknowledgement)メッセージを含む。基地局が、端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームの受信に成功した場合には、基地局は、ACKメッセージを返送し、又は、基地局が、端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームの受信に失敗した場合には、基地局は、NACKメッセージを返送する。
選択的に、第1の時間周波数リソースが共通リソースである、すなわち、端末デバイスが、共通リソースを使用することによって、第1のアップリンクデータフレーム又は第2のアップリンクデータフレームを送信することを選択する場合には、(ACKメッセージ又はNACKメッセージ等の)回答メッセージは、その端末デバイスのID情報を含む。その端末デバイスのID情報は、これらには限定されないが、C−RNTI、TMSI、又はIMSIを含む。例えば、端末デバイスがRRC接続されている状態にある場合には、その端末デバイスのアップリンクデータフレームは、その端末デバイスのC-RNTIをさらに含み、又は、端末デバイスがRRCアイドル状態にある場合には、その端末デバイスのアップリンクデータフレームは、その端末デバイスのTMSI又はIMSIをさらに含む。
ステップS314: 端末デバイスは、基地局が送信する回答メッセージを受信し、その回答メッセージにしたがって、そのアップリンクデータパケットを再送信する必要があるか否かを決定する。特に、回答メッセージがACKメッセージである場合には、そのACKメッセージは、第1のアップリンクデータフレームの送信に成功したということを示し、その第1のアップリンクデータフレームを再送信する必要はなく、又は、回答メッセージがNACKメッセージである場合には、そのNACKメッセージは、その第1のアップリンクデータフレームの送信に成功しなかったということを示し、その第1のアップリンクデータフレームを再送信する必要がある。
ステップS316: 端末デバイスが、アップリンクデータパケットを再送信する必要があるということを決定する場合には、その端末デバイスは、CPの長さにしたがって第3のアップリンクデータフレームを生成し、基地局にその第3のアップリンクデータフレームを送信する。CPの長さにしたがった端末デバイスによる第3のアップリンクデータフレームの生成については、ステップS308におけるCPの長さにしたがった端末デバイスによる第1のアップリンクデータフレームの生成についての説明を参照すべきであり、本明細書では、詳細な説明は、反復されない。
端末デバイスが、共通リソースを使用することによってアップリンクデータパケットを送信することを選択する場合に、多数の端末デバイスが、アップリンクデータパケットを送信するのに同じ時間周波数リソースを使用してもよい。結果として、基地局は、それらの多数のアップリンクデータパケットのうちの1つ又はいくつかのみの受信に成功する場合がある。その基地局が送信する(ACKメッセージ又はNACKメッセージ等の)回答メッセージは、端末デバイスのID情報を含むので、その回答メッセージを受信する端末デバイスは、そのID情報にしたがって、その端末デバイスがそのアップリンクデータパケットの送信に成功したか否かを知ることが可能であり、それによって、再送信が必要であるか否かの端末デバイスによる決定の精度を改善する。さらに、誤った決定によって引き起こされる不必要なシグナリングオーバーヘッドを減少させ、それによって、リソースの利用を改善するとともに電力消費を低減する。
図4は、本発明の他の実施形態にしたがったアップリンクデータパケット送信方法を示す。図4に示されているように、上記の方法は、以下のステップを含む。
ステップS402: ネットワークに接続された後に、端末デバイスは、基地局に能力情報を送信し、能力情報は、端末デバイスが、決定されたCPの長さにしたがったアップリンクデータフレームの生成をサポートするということを示すのに使用される。
ステップS404: 端末デバイスは、アップリンク送信に使用されるCPの長さを取得する。
ステップS406: 基地局は、端末デバイスにリソース構成情報を送信する。
ステップS402乃至ステップS406については、図3のステップS302乃至ステップS306の説明を参照するべきであり、本明細書では、詳細な説明は、反復されない。
ステップS408: 端末デバイスが、アップリンクで基地局と同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、その端末デバイスは、CPの長さにしたがって、アップリンクデータパケットのためのスケジューリング要求(scheduling request, SR)フレームを生成する。例えば、SRフレームは、以下の第3のフォーマットにしたがって生成される。
CPは、サイクリックプレフィックスフィールドであり、SRは、スケジューリング要求フィールドであり、端末デバイスがアップリンクデータパケットのアップロードを要求しているということを基地局に通知するのに使用される。端末デバイスは、CPの長さにしたがってSRフレームを生成する、すなわち、SRフレームのCPの長さは、少なくとも、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さよりも長い。例えば、SRフレームのCPの長さは、RTD及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。
選択的に、端末デバイスが生成するSRフレームは、アップリンク送信に使用されるGTをさらに含み、GTは、現在のSRフレームが次のデータフレームに対して干渉を引き起こすのを防止するのに使用される。例えば、端末デバイスは、以下の第4のフォーマットにしたがってSRフレームを生成する。
CPは、サイクリックプレフィックスフィールドであり、SRは、スケジューリング要求フィールドであり、GTは、ガードタイムフィールドである。GTの値は、ゼロ又は非ゼロであってもよい。選択的に、端末デバイスは、基地局からGT情報を取得してもよい。例えば、基地局が端末デバイスに送信するリソース構成情報は、GT情報を搬送してもよい。
ステップS410: 端末デバイスは、基地局に、ステップS408で生成されたSRフレームを送信する。
アップリンクスケジューリング要求SRフレームを送信するのに使用される第2の時間周波数リソースは、共通リソース又は専用リソースを含む。すなわち、端末デバイスは、共通リソース又は専用リソースを使用することによって、SRフレームを送信することを選択してもよい。選択的に、第2の時間周波数リソースが共通リソースである、すなわち、端末デバイスが、共通リソースを使用することによって、SRフレームを送信することを選択する場合には、そのSRフレームは、その端末デバイスのID情報をさらに含む。例えば、その端末デバイスがRRC接続されている状態にある場合には、その端末デバイスのSRフレームは、その端末デバイスのC-RNTIをさらに含み、或いは、その端末デバイスがRRCアイドル状態にある場合には、その端末デバイスのSRフレームは、その端末デバイスのTMSI又はIMSI、或いは、セルの中でその端末デバイスを識別することが可能である複数個の他のID情報をさらに含む。選択的に、端末デバイスのID情報は、SRフレームの中のスケジューリング要求フィールドの中に含まれていてもよく、又は、ID情報を表すバイトが、SRフレームに付加されてもよい。
端末デバイスが送信したSRフレームを受信した後に、基地局は、アップリンクデータパケットを送信するのに使用される第1の時間周波数リソースをその端末デバイスのために割り当て、これに基づいて、端末デバイスにリソース構成情報を送信する。選択的に、SRフレームが、共通リソースを使用することによって基地局に送信される場合に、基地局が端末デバイスに送信するリソース構成情報は、その端末デバイスのID情報をさらに含む。端末デバイスがRRC接続されている状態にある場合には、リソース構成情報は、その端末デバイスのC-RNTIをさらに含み、又は、端末デバイスがRRCアイドル状態にある場合には、リソース構成情報は、その端末デバイスのTMSI又はIMSI、或いは、セルの中でその端末デバイスを識別することが可能である複数個の他のID情報をさらに含む。
ステップS412: 端末デバイスが、アップリンクで基地局と同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、その端末デバイスは、CPの長さにしたがって、アップリンクデータパケットのための第1のアップリンクデータフレームを生成する。
ステップS414: 端末デバイスは、基地局に、ステップS412で生成された第1のアップリンクデータフレームを送信する。
ステップS412及びステップS414については、図3のステップS308及びステップS310の説明を参照するべきであり、本明細書では、詳細な説明は、反復されない。
したがって、本発明にしたがったアップリンクデータパケット送信方法によれば、端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、RRCアイドル状態にある場合に、端末デバイスは、アップリンクデータフレームのCPの長さを取得し、それに応じて、そのCPの長さにしたがって、SRフレーム及びアップリンクデータフレームを生成し、そのSRフレーム及びそのアップリンクデータフレームを連続的に送信する。アップリンクデータフレームのCPの長さは、少なくとも、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さよりも長い。例えば、CPの長さは、少なくとも、RTD及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。この手法により、アップリンクデータフレームを受信する基地局がそのCPを除去した後においては、複数の端末デバイスのアップリンクデータが整列させられるということを保証することが可能であり、ランダムアクセス、RRC接続の確立、及びアップリンク同期等のシグナリング手順を省略することが可能であり、それによって、端末デバイスは、2回シグナリングの交換を実行することによって、アップリンクデータパケットを直接的に送信することが可能である。このことは、リソースの利用を改善するとともに、電力消費を低減する。
以降のアップリンクデータパケットの送信プロセスにおいて、端末デバイスは、ステップS402又はステップS404のいずれも実行しなくてもよい、すなわち、ステップS406乃至ステップS414のみを実行することによって、アップリンクデータパケットの送信を実装することが可能である。時間周波数リソースが周期的に構成される場合に、又は、その時間周波数リソースの継続時間において、ステップS406をさらに省略してもよく、ステップS408乃至ステップS414を実行することによって、アップリンクデータパケットを直接的に送信してもよく、それによって、アップリンク送信プロセスの中のシグナリングの交換をさらに低減する。このことは、リソースの利用を改善するとともに、電力消費を低減する。
選択的に、基地局にSRフレームを送信した後に、端末デバイスは、さらに、図5に示されているように、基地局にバッファ状態報告(buffer status report, BSR)フレームを送信してもよい。図5にしたがった1つの実施形態において、その方法は、以下のステップを含む。
ステップS502: ネットワークに接続された後に、端末デバイスは、基地局に能力情報を送信し、能力情報は、端末デバイスが、決定されたCPの長さにしたがったアップリンクデータフレームの生成をサポートするということを示すのに使用される。
ステップS504: 端末デバイスは、アップリンク送信に使用されるCPの長さを取得する。
ステップS506: 基地局は、端末デバイスにリソース構成情報を送信する。
ステップS508: 端末デバイスが、アップリンクで基地局と同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、その端末デバイスは、CPの長さにしたがって、アップリンクデータパケットのためのSRフレームを生成する。
ステップS510: 端末デバイスは、基地局に、ステップS508で生成されたSRフレームを送信する。
ステップS502乃至ステップS510については、図4のステップS402乃至ステップS410の説明を参照すべきであり、本明細書では、詳細な説明は、反復されない。
端末デバイスが送信したSRフレームを受信した後に、基地局は、BSRフレームを送信するのに使用される第3の時間周波数リソースをその端末デバイスのために割り当て、これに基づいて、端末デバイスにリソース構成情報を送信する。選択的に、SRフレームが、共通リソースを使用することによって基地局に送信される場合に、基地局が端末デバイスに送信するリソース構成情報は、その端末デバイスのID情報をさらに含む。端末デバイスがRRC接続されている状態にある場合には、リソース構成情報は、その端末デバイスのC-RNTIをさらに含み、又は、端末デバイスがRRCアイドル状態にある場合には、リソース構成情報は、その端末デバイスのTMSI又はIMSI、或いは、セルの中でその端末デバイスを識別することが可能である複数個の他のID情報をさらに含む。
ステップS512: 端末デバイスが、アップリンクで基地局と同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、その端末デバイスは、CPの長さにしたがって、アップリンクデータパケットのためのBSRフレームを生成する。例えば、そのBSRフレームは、以下の第5のフォーマットにしたがって生成される。
CPは、サイクリックプレフィックスフィールドであり、BSRは、バッファ状態報告フィールドであり、端末デバイスが要求するアップロードされるべきアップリンクデータパケットのサイズを基地局に通知するのに使用される。端末デバイスは、CPの長さにしたがってBSRフレームを生成する、すなわち、BSRフレームのCPの長さは、少なくとも、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さよりも長い。例えば、SRフレームのCPの長さは、RTD及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。
選択的に、端末デバイスが生成するBSRフレームは、アップリンク送信に使用されるGTをさらに含み、GTは、現在のBSRフレームが次のデータフレームに対して干渉を引き起こすのを防止するのに使用される。例えば、端末デバイスは、以下の第6のフォーマットにしたがってSRフレームを生成する。
CPは、サイクリックプレフィックスフィールドであり、BSRは、バッファ状態報告フィールドであり、GTは、ガードタイムフィールドである。GTの値は、ゼロ又は非ゼロであってもよい。選択的に、端末デバイスは、基地局からGT情報を取得してもよい。例えば、基地局が端末デバイスに送信するリソース構成情報は、GT情報を搬送してもよい。
ステップS514: 端末デバイスは、基地局に、ステップS512で生成されるBSRフレームを送信する。
アップリンクスケジューリング要求BSRフレームを送信するのに使用される第3の時間周波数リソースは、共通リソース又は専用リソースを含む。すなわち、端末デバイスは、共通リソース又は専用リソースを使用することによって、BSRフレームを送信することを選択してもよい。選択的に、第3の時間周波数リソースが共通リソースである、すなわち、端末デバイスが、共通リソースを使用することによって、BSRフレームを送信することを選択する場合には、そのBSRフレームは、その端末デバイスのID情報をさらに含む。例えば、その端末デバイスがRRC接続されている状態にある場合には、その端末デバイスのBSRフレームは、その端末デバイスのC-RNTIをさらに含み、或いは、その端末デバイスがRRCアイドル状態にある場合には、その端末デバイスのBSRフレームは、その端末デバイスのTMSI又はIMSI、或いは、セルの中でその端末デバイスを識別することが可能である複数個の他のID情報をさらに含む。選択的に、端末デバイスのID情報は、BSRフレームの中のバッファ状態報告フィールドの中に含まれていてもよく、又は、ID情報を表すバイトが、BSRフレームに付加されてもよい。
端末デバイスが送信したBSRフレームを受信した後に、基地局は、アップリンクデータパケットを送信するのに使用される第1の時間周波数リソースをその端末デバイスのために割り当て、これに基づいて、端末デバイスにリソース構成情報を送信する。選択的に、BSRフレームが、共通リソースを使用することによって基地局に送信される場合に、基地局が端末デバイスに送信するリソース構成情報は、その端末デバイスのID情報をさらに含む。端末デバイスがRRC接続されている状態にある場合には、リソース構成情報は、その端末デバイスのC-RNTIをさらに含み、又は、端末デバイスがRRCアイドル状態にある場合には、リソース構成情報は、その端末デバイスのTMSI又はIMSI、或いは、セルの中でその端末デバイスを識別することが可能である複数個の他のID情報をさらに含む。
ステップS516: 端末デバイスが、アップリンクで基地局と同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、その端末デバイスは、CPの長さにしたがって、アップリンクデータパケットのための第1のアップリンクデータフレームを生成する。
ステップS518: 端末デバイスは、基地局に、ステップS516で生成される第1のアップリンクデータフレームを送信する。
ステップS516及びステップS518については、図3のステップS308及びステップS310の説明を参照するべきであり、本明細書では、詳細な説明は、反復されない。
したがって、本発明にしたがったアップリンクデータパケット送信方法によれば、端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、RRCアイドル状態にある場合に、端末デバイスは、アップリンクデータフレームのCPの長さを取得し、それに応じて、そのCPの長さにしたがって、SRフレーム、BSRフレーム、及びアップリンクデータフレームを生成し、そのSRフレーム、そのBSRフレーム、及びそのアップリンクデータフレームを連続的に送信する。アップリンクデータフレームのCPの長さは、少なくとも、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さよりも長い。例えば、CPの長さは、少なくとも、RTD及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。この手法により、アップリンクデータフレームを受信する基地局がそのCPを除去した後においては、複数の端末デバイスのアップリンクデータが整列させられるということを保証することが可能であり、ランダムアクセス、RRC接続の確立、及びアップリンク同期等のシグナリング手順を省略することが可能であり、それによって、端末デバイスは、3回にわたるシグナリングの交換を実行することによって、アップリンクデータパケットを直接的に送信することが可能である。このことは、リソースの利用を改善するとともに、電力消費を低減する。
以降のアップリンクデータパケットの送信プロセスにおいて、端末デバイスは、ステップS502又はステップS504のいずれも実行しなくてもよい、すなわち、ステップS506乃至ステップS518のみを実行することによって、アップリンクデータパケットの送信を実装することが可能である。時間周波数リソースが周期的に構成される場合に、又は、その時間周波数リソースの継続時間において、ステップS506をさらに省略してもよく、ステップS508乃至ステップS518を実行することによって、アップリンクデータパケットを直接的に送信してもよく、それによって、アップリンク送信プロセスの中のシグナリングの交換をさらに低減する。このことは、リソースの利用を改善するとともに、電力消費を低減する。
他の実施形態において、端末デバイスは、図6に示されているように、基地局にSRフレームを送信するステップを実行することなく、その基地局にBSRフレームを直接的に送信してもよい。図6の1つの実施形態において、その方法は、以下のステップを含む。
ステップS602: ネットワークに接続された後に、端末デバイスは、基地局に能力情報を送信し、能力情報は、端末デバイスが、決定されたCPの長さにしたがったアップリンクデータフレームの生成をサポートするということを示すのに使用される。
ステップS604: 端末デバイスは、アップリンク送信に使用されるCPの長さを取得する。
ステップS606: 基地局は、端末デバイスにリソース構成情報を送信する。
ステップS602乃至ステップS606については、図3のステップS302乃至ステップS306の説明を参照すべきであり、本明細書では、詳細な説明は、反復されない。
ステップS608: 端末デバイスが、アップリンクで基地局と同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、その端末デバイスは、CPの長さにしたがって、アップリンクデータパケットのためのBSRフレームを生成する。
ステップS610: 端末デバイスは、基地局に、ステップS608で生成されるBSRフレームを送信する。
ステップS608及びステップS610については、図5のステップS512及びステップS514の説明を参照すべきであり、本明細書では、詳細な説明は、反復されない。
端末デバイスが送信したBSRフレームを受信した後に、基地局は、アップリンクデータパケットを送信するのに使用される第1の時間周波数リソースをその端末デバイスのために割り当て、これに基づいて、端末デバイスにリソース構成情報を送信する。選択的に、BSRフレームが、共通リソースを使用することによって基地局に送信される場合に、基地局が端末デバイスに送信するリソース構成情報は、その端末デバイスのID情報をさらに含む。端末デバイスがRRC接続されている状態にある場合には、リソース構成情報は、その端末デバイスのC-RNTIをさらに含み、又は、端末デバイスがRRCアイドル状態にある場合には、リソース構成情報は、その端末デバイスのTMSI又はIMSI、或いは、セルの中でその端末デバイスを識別することが可能である複数個の他のID情報をさらに含む。
ステップS612: 端末デバイスが、アップリンクで基地局と同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、その端末デバイスは、CPの長さにしたがって、アップリンクデータパケットのための第1のアップリンクデータフレームを生成する。
ステップS614: 端末デバイスは、基地局に、ステップS516で生成される第1のアップリンクデータフレームを送信する。
ステップS612及びステップS614については、図3のステップS308及びステップS310の説明を参照するべきであり、本明細書では、詳細な説明は、反復されない。
したがって、本発明にしたがったアップリンクデータパケット送信方法によれば、端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、RRCアイドル状態にある場合に、端末デバイスは、アップリンクデータフレームのCPの長さを取得し、それに応じて、そのCPの長さにしたがって、BSRフレーム及びアップリンクデータフレームを生成し、そのBSRフレーム及びそのアップリンクデータフレームを連続的に送信する。アップリンクデータフレームのCPの長さは、少なくとも、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さよりも長い。例えば、CPの長さは、少なくとも、RTD及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。この手法により、アップリンクデータフレームを受信する基地局がそのCPを除去した後においては、複数の端末デバイスのアップリンクデータが整列させられるということを保証することが可能であり、ランダムアクセス、RRC接続の確立、及びアップリンク同期等のシグナリング手順を省略することが可能であり、それによって、端末デバイスは、2回のシグナリングの交換を実行することによって、アップリンクデータパケットを直接的に送信することが可能である。このことは、リソースの利用を改善するとともに、電力消費を低減する。
以降のアップリンクデータパケットの送信プロセスにおいて、端末デバイスは、ステップS602又はステップS604のいずれも実行しなくてもよい、すなわち、ステップS606乃至ステップS614のみを実行することによって、アップリンクデータパケットの送信を実装することが可能である。時間周波数リソースが周期的に構成される場合に、又は、その時間周波数リソースの継続時間において、ステップS606をさらに省略してもよく、ステップS608乃至ステップS614を実行することによって、アップリンクデータパケットを直接的に送信してもよく、それによって、アップリンク送信プロセスの中のシグナリングの交換をさらに低減する。このことは、リソースの利用を改善するとともに、電力消費を低減する。
図4乃至図6の複数の実施形態においては、選択的に、基地局が、端末デバイスが送信したアップリンクデータフレームを受信した後に、基地局は、その端末デバイスに回答メッセージを返送し、そして、端末デバイスは、その回答メッセージにしたがって、そのアップリンクデータパケットを再送信する必要があるか否かを決定してもよい。基地局は、図3のステップS312乃至ステップS316と同様のステップを実行してもよく、本明細書では、詳細な説明は、反復されない。
図7及び図8は、それぞれ、本発明の複数の実施形態にしたがった端末デバイス側での方法及び基地局側での方法のフローチャートを示している。図7にしたがって端末デバイスによって実行されるアップリンクデータパケット送信方法については、図3乃至図6における端末デバイスに関する説明を参照するべきである。図8にしたがって基地局によって実行されるアップリンクデータパケット送信方法については、図3乃至図6における基地局に関する説明を参照するべきである。
図7に示されているように、上記の方法は、以下のステップを含む。
ステップS702: 端末デバイスは、第1のアップリンクデータフレームのCPの長さを決定する。
例えば、端末デバイスは、基地局が送信するCP長さ情報を受信して、第1のアップリンクデータフレームのCPの長さを取得し、そのCP長さ情報は、CPの長さを示すのに使用されるか、又は、端末デバイスは、基地局が送信したRTD構成情報を受信し、そして、そのRTD構成情報にしたがってCPの長さを算出して、第1のアップリンクデータフレームのCPの長さを取得する。
ステップS704: 端末デバイスが、アップリンクで基地局と同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、端末デバイスは、CPの長さにしたがって、アップリンクデータパケットのための第1のアップリンクデータフレームを生成するステップであって、第1のアップリンクデータフレームのCPの長さは、第1のCPの長さよりも長く、第1のCPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さである。
選択的に、第1のアップリンクデータフレームのCPの長さは、端末デバイスと基地局との間のラウンドトリップ遅延RTD及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。
選択的に、第1のアップリンクデータフレームは、GTをさらに含む。
ステップS706: 端末デバイスは、基地局に第1のアップリンクデータフレームを送信する。
したがって、本発明にしたがったアップリンクデータパケット送信方法によれば、端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、RRCアイドル状態にある場合に、端末デバイスは、アップリンクデータフレームのCPの長さを取得し、それに応じて、そのCPの長さにしたがって、アップリンクデータフレームを生成し、そのアップリンクデータフレームを送信する。そのCPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さよりも長い。例えば、CPの長さは、少なくとも、RTD及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。この手法により、アップリンクデータフレームを受信する基地局がそのCPを除去した後においては、複数の端末デバイスのアップリンクデータが整列させられるということを保証することが可能であり、ランダムアクセス及びアップリンク同期等のシグナリング手順を省略することが可能であり、それによって、端末デバイスは、1回のシグナリングの交換を実行することによって、アップリンクデータパケットを直接的に送信することが可能である。このことは、リソースの利用を改善するとともに、電力消費を低減する。
選択的に、ステップS706の前に、上記の方法は、基地局が送信したリソース構成情報を端末デバイスによって受信するステップであって、そのリソース構成情報は、基地局によって端末デバイスのために割り当てられてアップリンクデータパケットを送信するための第1の時間周波数リソースを示すのに使用される、ステップをさらに含んでもよい。選択的に、第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、第1のアップリンクデータフレームは、端末デバイスの識別情報を搬送する。例えば、端末デバイスが、RRC接続されている状態にある場合に、識別情報は、C-RNTIを含み、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、識別情報は、TMSI又はIMSIを含む。
端末デバイスがアップリンクで同期している状態にあり、第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、端末デバイスは、アップリンクデータパケットのための第2のアップリンクデータフレームを生成し、第2のアップリンクデータフレームのCPの長さは、第1のCPの長さと等しい。
選択的に、ステップS706の後に、上記の方法は、
基地局が送信する回答メッセージを端末デバイスによって受信し、その回答メッセージにしたがって、アップリンクデータパケットを再送信する必要があるか否かを決定するステップと、
端末デバイスが、アップリンクデータパケットを再送信する必要があるということを決定する場合に、端末デバイスによって、CPの長さにしたがって第3のアップリンクデータフレームを生成し、基地局に第3のアップリンクデータフレームを送信するステップと、をさらに含む。
選択的に、第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、回答メッセージは、端末デバイスの識別情報を含む。例えば、端末デバイスが、RRC接続されている状態にある場合に、識別情報は、C-RNTIを含み、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、識別情報は、TMSI又はIMSIを含む。
選択的に、ステップS702の前に、上記の方法は、
端末デバイスによって基地局に能力情報を送信するステップをさらに含み、能力情報は、端末デバイスが、CPの長さにしたがったアップリンクデータフレームの生成をサポートするということを示すのに使用される。例えば、端末デバイスは、基地局が送信する能力の問い合わせメッセージを受信し、そして、基地局に能力情報を返送する。
選択的に、端末デバイスが、第1のアップリンクデータフレームを生成する前に、上記の方法は、
端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、端末デバイスによって、CPの長さにしたがってアップリンクSRフレームを生成するステップと、
端末デバイスによって基地局にアップリンクSRフレームを送信するステップと、をさらに含む。
選択的に、端末デバイスが、第1のアップリンクデータフレームを生成する前に、上記の方法は、
端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、端末デバイスによって、CPの長さにしたがってアップリンクBSRフレームを生成するステップと、
端末デバイスによって基地局にアップリンクBSRフレームを送信するステップと、をさらに含む。
図8に示されているように、上記の方法は、以下のステップを含む。
ステップS802: 基地局は、端末デバイスにリソース構成情報を送信し、リソース構成情報は、基地局によって端末デバイスのために割り当てられてアップリンクデータパケットを送信するための第1の時間周波数リソースを示すのに使用される。
選択的に、第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、第1のアップリンクデータフレームは、端末デバイスの識別情報を搬送する。例えば、端末デバイスが、RRC接続されている状態にある場合に、識別情報は、C-RNTIを含み、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、識別情報は、TMSI又はIMSIを含む。
ステップS804: 基地局は、端末デバイスがアップリンクデータパケットのために生成し、第1の時間周波数リソースを使用することによって送信される第1のアップリンクデータフレームを受信し、端末デバイスが、アップリンクで基地局と同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、第1のアップリンクデータフレームのCPの長さは、第1のCPの長さよりも長く、第1のCPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さである。
選択的に、第1のアップリンクデータフレームのCPの長さは、端末デバイスと基地局との間のラウンドトリップ遅延RTD及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。
選択的に、第1のアップリンクデータフレームは、ガードタイムGTをさらに含む。
したがって、本発明にしたがったアップリンクデータパケット送信方法によれば、端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、RRCアイドル状態にある場合に、基地局が受信するアップリンクデータフレームのCPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さよりも長い。例えば、CPの長さは、少なくとも、RTD及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。この手法により、アップリンクデータフレームを受信する基地局がそのCPを除去した後においては、複数の端末デバイスのアップリンクデータが整列させられるということを保証することが可能であり、ランダムアクセス及びアップリンク同期等のシグナリング手順を省略することが可能であり、それによって、端末デバイスは、1回のシグナリングの交換を実行することによって、アップリンクデータパケットを直接的に送信することが可能である。このことは、リソースの利用を改善するとともに、電力消費を低減する。
選択的に、ステップS802の前に、上記の方法は、
基地局によってCPの長さを決定し、そして、端末デバイスに、そのCPの長さを示すのに使用されるCP長さ情報を送信するステップ、又は、
基地局によって端末デバイスに、RTD構成情報を送信し、それによって、その端末デバイスは、そのRTD構成情報にしたがって、CPの長さを算出する、ステップ、をさらに含む。
選択的に、基地局が、第1のアップリンクデータフレームを受信した後に、上記の方法は、
基地局によって端末デバイスに回答メッセージを送信し、それによって、その端末デバイスは、その回答メッセージにしたがって、アップリンクデータパケットを再送信する必要があるか否かを決定する、ステップをさらに含む。
選択的に、第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、回答メッセージは、端末デバイスの識別情報を含む。例えば、端末デバイスが、RRC接続されている状態にある場合に、識別情報は、C-RNTIを含み、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、識別情報は、TMSI又はIMSIを含む。
選択的に、ステップS802の前に、上記の方法は、
端末デバイスが送信した能力情報を基地局によって受信するステップをさらに含み、能力情報は、端末デバイスが、CPの長さにしたがったアップリンクデータフレームの生成をサポートするということを示すのに使用される。
選択的に、基地局が、第1のアップリンクデータフレームを受信する前に、上記の方法は、
端末デバイスが送信したアップリンクSRフレームを基地局によって受信するステップをさらに含み、端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、アップリンクSRフレームは、CPの長さにしたがって端末デバイスによって生成される。
選択的に、基地局が、第1のアップリンクデータフレームを受信する前に、上記の方法は、
端末デバイスが送信したアップリンクBSRフレームを基地局によって受信するステップをさらに含み、端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、アップリンクBSRフレームは、CPの長さにしたがって端末デバイスによって生成される。
図9は、本発明の1つの実施形態にしたがった(例えば、図2の端末デバイス220等の)端末デバイスの概略的なブロック図である。図9の端末デバイスは、図3乃至図6の複数の実施形態にしたがって端末デバイスによって実行される複数の動作を実行してもよい。上記で説明されたように、端末デバイス220は、トランシーバー222及びプロセッサ224を含んでもよい。
プロセッサ224は、第1のアップリンクデータフレームのCPの長さを決定するように構成される。端末デバイスが、アップリンクで基地局と同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、プロセッサ224は、さらに、CPの長さにしたがって、アップリンクデータパケットのための第1のアップリンクデータフレームを生成するように構成される。第1のアップリンクデータフレームのCPの長さは、第1のCPの長さよりも長く、第1のCPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さである。
トランシーバー222は、基地局に第1のアップリンクデータフレームを送信するように構成される。
選択的に、第1のアップリンクデータフレームのCPの長さは、端末デバイスと基地局との間のラウンドトリップ遅延RTD及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。
選択的に、第1のアップリンクデータフレームは、ガードタイムGTをさらに含む。
したがって、端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、RRCアイドル状態にある場合に、端末デバイスは、アップリンクデータフレームのCPの長さを取得し、それに応じて、そのCPの長さにしたがって、アップリンクデータフレームを生成し、そのアップリンクデータフレームを送信する。そのCPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さよりも長い。例えば、CPの長さは、少なくとも、RTD及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。この手法により、アップリンクデータフレームを受信する基地局がそのCPを除去した後においては、複数の端末デバイスのアップリンクデータが整列させられるということを保証することが可能であり、ランダムアクセス及びアップリンク同期等のシグナリング手順を省略することが可能であり、それによって、端末デバイスは、1回のシグナリングの交換を実行することによって、アップリンクデータパケットを直接的に送信することが可能である。このことは、リソースの利用を改善するとともに、電力消費を低減する。
選択的に、トランシーバー222は、さらに、基地局が送信するCP長さ情報を受信するように構成され、そのCP長さ情報は、CPの長さを示すのに使用されるか、又は、トランシーバー222は、さらに、基地局が送信したRTD構成情報を受信するように構成され、プロセッサ224は、そのRTD構成情報にしたがってCPの長さを算出するように構成される。
選択的に、トランシーバー222は、基地局が送信したリソース構成情報を受信するように構成され、そのリソース構成情報は、基地局によって端末デバイスのために割り当てられてアップリンクデータパケットを送信するための第1の時間周波数リソースを示すのに使用される。第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、第1のアップリンクデータフレームは、端末デバイスの識別情報を搬送する。例えば、端末デバイスが、RRC接続されている状態にある場合に、識別情報は、C-RNTIを含み、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、識別情報は、TMSI又はIMSIを含む。
選択的に、端末デバイスがアップリンクで同期している状態にあり、第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、プロセッサ224は、アップリンクデータパケットのための第2のアップリンクデータフレームを生成し、第2のアップリンクデータフレームのCPの長さは、第1のCPの長さと等しい。
選択的に、トランシーバー222は、さらに、基地局が送信する回答メッセージを受信するように構成され、プロセッサ224は、その回答メッセージにしたがって、アップリンクデータパケットを再送信する必要があるか否かを決定するように構成される。プロセッサ224が、アップリンクデータパケットを再送信する必要があるということを決定する場合に、プロセッサ224は、CPの長さにしたがって第3のアップリンクデータフレームを生成するように構成され、トランシーバー222は、基地局に第3のアップリンクデータフレームを送信するように構成される。第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、回答メッセージは、端末デバイスの識別情報を含む。例えば、端末デバイスが、RRC接続されている状態にある場合に、識別情報は、C-RNTIを含み、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、識別情報は、TMSI又はIMSIを含む。
選択的に、トランシーバー222は、さらに、基地局に能力情報を送信するように構成され、能力情報は、端末デバイスが、CPの長さにしたがったアップリンクデータフレームの生成をサポートするということを示すのに使用される。例えば、トランシーバー222は、基地局が送信する能力の問い合わせメッセージを受信するように構成され、そして、基地局に能力情報を返送するように構成される。
選択的に、トランシーバー222が、第1のアップリンクデータフレームを送信する前に、端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、プロセッサ224は、CPの長さにしたがってアップリンクSRフレームを生成するように構成され、トランシーバー222は、さらに、基地局にアップリンクSRフレームを送信するように構成される。
選択的に、トランシーバー222が、第1のアップリンクデータフレームを生成する前に、端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、プロセッサ224は、CPの長さにしたがってアップリンクBSRフレームを生成するように構成され、トランシーバー222は、さらに、基地局にアップリンクBSRフレームを送信するように構成される。
図10は、本発明の1つの実施形態にしたがった(例えば、図2の基地局240等の)基地局の概略的なブロック図である。図10の基地局は、図3乃至図6の各々の実施形態にしたがって基地局によって実行される複数の動作を実行してもよい。上記で説明されたように、基地局240は、少なくとも、トランシーバー242を含む。トランシーバー242は、また、送信機及び受信機によって個別に実装されてもよい。
送信機は、端末デバイスにリソース構成情報を送信するように構成され、リソース構成情報は、基地局によって端末デバイスのために割り当てられてアップリンクデータパケットを送信するための第1の時間周波数リソースを示すのに使用される。
受信機は、端末デバイスがアップリンクデータパケットのために生成し、第1の時間周波数リソースを使用することによって送信される第1のアップリンクデータフレームを受信するように構成され、端末デバイスが、アップリンクで基地局と同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、第1のアップリンクデータフレームのCPの長さは、第1のCPの長さよりも長く、第1のCPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さである。
選択的に、第1のアップリンクデータフレームのCPの長さは、端末デバイスと基地局との間のラウンドトリップ遅延RTD及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。
選択的に、第1のアップリンクデータフレームは、ガードタイムGTをさらに含む。
したがって、端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、RRCアイドル状態にある場合に、基地局が受信するアップリンクデータフレームのCPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さよりも長い。例えば、CPの長さは、少なくとも、RTD及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。この手法により、アップリンクデータフレームを受信する基地局がそのCPを除去した後においては、複数の端末デバイスのアップリンクデータが整列させられるということを保証することが可能であり、ランダムアクセス及びアップリンク同期等のシグナリング手順を省略することが可能であり、それによって、端末デバイスは、1回のシグナリングの交換を実行することによって、アップリンクデータパケットを直接的に送信することが可能である。このことは、リソースの利用を改善するとともに、電力消費を低減する。
選択的に、基地局240は、プロセッサ244をさらに含む。
選択的に、プロセッサ244は、CPの長さを決定するように構成され、送信機は、さらに、端末デバイスに、そのCPの長さを示すのに使用されるCP長さ情報を送信するように構成されるか、又は、送信機は、さらに、端末デバイスに、RTD構成情報を送信するように構成され、それによって、その端末デバイスは、そのRTD構成情報にしたがって、CPの長さを算出する。
選択的に、第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、第1のアップリンクデータフレームは、端末デバイスの識別情報を搬送する。例えば、端末デバイスが、RRC接続されている状態にある場合に、識別情報は、C-RNTIを含み、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、識別情報は、TMSI又はIMSIを含む。
選択的に、送信機は、さらに、端末デバイスに回答メッセージを送信するように構成され、それによって、端末デバイスは、その回答メッセージにしたがって、アップリンクデータパケットを再送信する必要があるか否かを決定する。第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、回答メッセージは、端末デバイスの識別情報を含む。例えば、端末デバイスが、RRC接続されている状態にある場合に、識別情報は、C-RNTIを含み、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、識別情報は、TMSI又はIMSIを含む。
選択的に、受信機は、さらに、端末デバイスが送信した能力情報を受信するように構成され、能力情報は、端末デバイスが、CPの長さにしたがったアップリンクデータフレームの生成をサポートするということを示すのに使用される。
選択的に、受信機が、第1のアップリンクデータフレームを受信する前に、受信機は、さらに、端末デバイスが送信したアップリンクSRフレームを受信するように構成され、端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、アップリンクSRフレームは、CPの長さにしたがって端末デバイスによって生成される。
選択的に、受信機が、第1のアップリンクデータフレームを受信する前に、受信機は、さらに、端末デバイスが送信したアップリンクBSRフレームを受信するように構成され、端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、アップリンクBSRフレームは、CPの長さにしたがって端末デバイスによって生成される。
当業者は、本明細書に開示された複数の実施形態において説明された複数の例と関連して、電子的なハードウェア、又はコンピュータソフトウェア及び電子的なハードウェアの組合せによって、ユニット及びアルゴリズムの複数のステップを実装することが可能であるということを知ることが可能である。機能がハードウェアによって実行されるか或いはソフトウェアによって実行されるかは、技術的解決方法の特定の用途及び設計上の制約条件によって決まる。当業者であれば、複数の異なる方法を使用して、特定の用途の各々について上記の機能を実装することができるが、その実装は、本発明の範囲を超えると解釈されるべきではない。
有用な且つ簡潔な説明のために、上記のシステム、装置、及びユニットの詳細な動作プロセスについては、上記の方法実施形態の中の対応するプロセスを参照するべきであり、本明細書においては、詳細は、再び説明はされないということを、当業者は、明確に理解することができる。
本出願で提供された上記の複数の実施形態において、開示されたシステム、装置及び方法を他の手法にしたがって実装することが可能であるということを理解すべきである。たとえば、説明された装置実施形態は、1つの例にすぎない。たとえば、ユニットの区分は、論理機能区分であるに過ぎず、実際の実装においては、他の区分となってもよい。たとえば、複数のユニット又は構成要素を組み合わせ、又は一体化して、他のシステムにすることができ、或いは、いくつかの特徴を無視し又は実行しなくてもよい。さらに、いくつかのインターフェイスを使用することによって、示され又は論じられた相互結合又は直接的な結合又は通信結合を実装してもよい。電気的な形態、機械的な形態、又は他の形態で、複数の装置又はユニットの間の非直接的な接続又は通信接続を実装してもよい。
別個の部分として説明されたユニットは、物理的に分離していてもよく又は物理的に分離していなくてもよく、ユニットとして示された部分は、物理的ユニットであってもよく又は物理的ユニットでなくてもよく、1つの位置に設置されていてもよく、又は複数のネットワークユニットに分散されていてもよい。複数の実施形態の解決方法の目的を達成するために、実際の必要に応じて、ユニットの一部又は全部を選択してもよい。
さらに、本発明の複数の実施形態にしたがった機能ユニットを一体化して、1つの処理ユニットにしてもよく、或いは、ユニットの各々が物理的に独立して存在してもよく、或いは、2つ又はより多くのユニットを1つのユニットに一体化してもよい。
複数の機能が、ソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、そして、独立した製品として販売され又は使用される場合に、それらの機能は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体の中に格納されてもよい。そのような理解に基づいて、本発明の複数の技術的解決方法は、本質的に、或いは、従来技術に寄与する部分又はそれらの技術的解決方法のうちの全部又は一部は、ソフトウェア製品の形態で実装されてもよい。ソフトウェア製品は、記憶媒体の中に格納され、複数の命令を含み、それらの複数の命令は、本発明の複数の実施形態において説明された方法のステップのうちの全部又は一部を実行するように、(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク・デバイス等であってもよい)コンピュータデバイスに指示する。上記の記憶媒体は、プログラムコードを格納することが可能なUSBフラッシュドライブ、取外し可能ハードディスク、読み出し専用メモリ(ROM, Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM, Random Access Memory)、磁気ディスク、又は光ディスク等のいずれかの媒体を含む。
上記の記載は、本発明の特定の実装にすぎないが、本発明の保護範囲を限定することを意図するものではない。本発明で開示された技術的範囲の中にあるとともに当業者が容易に考え出すことができるいずれかの変形又は置換は、本発明の保護範囲に属するものとする。したがって、本発明の保護範囲は、請求項に記載された発明の保護範囲にしたがうものとする。
本発明は、通信技術の分野に関し、特に、アップリンクデータパケット送信方法、端末デバイス、基地局、及び通信システムに関する。
ハートビートメカニズムは、携帯電話によるインターネットアプリケーションにおいて広く使用されている。例えば、ハートビートメカニズムは、Android固有のアプリケーション、QQ、マイクロブログ、及びウィーチャットにおいて使用されている。携帯電話は、アプリケーションサーバに、(ハートビート情報又はハートビートパッケージと称されてもよい)短い情報を定期的に送信する。インターネットアプリケーションのためのハートビートメカニズムにしたがって、アプリケーションサーバは、適時に、ウィーチャットにおけるショートメッセージ、画像、又は音声等の携帯電話のユーザに関連付けられている情報をプッシュ型配信(Push)してもよい。アプリケーションサーバが、携帯電話のハートビート情報を受信することが不可能である場合には直ちに、サーバは、その携帯電話のサービスを引き継いで、サービスの停滞を防止してもよい。いくつかのシナリオでは、インターネットアプリケーションのサービスのデータパケットは、比較的小さなスループットを有している。同じことが、アップリンクの伝送制御プロトコル(transmission control protocol, TCP)層における応答(ACK)メッセージについてもあてはまる。
さらに、通信技術が発達するのに伴って、通信は、もはや、人と人との間でのみ実行されることはなく、マシンからマシンへの(Machine to Machine M2M)通信(machine type communication, MTC)が、次第に普及しつつある。500億個のマシンが、2020年までにこれらの通信技術を使用することによって互いに接続されるであろうということが予想される。MTCにおいては、ソフトウェア及びハードウェアが組み合わせられ、それによって、道路状況、患者の健康データ、ある指定された場所の温度又は湿度等のさまざまなデータ情報を、リアルタイムでモニタリングすることが可能であるとともに定期的に報告することが可能であり、その結果、複数のマシンの間のインテリジェントな管理を実装する。
MTCにおけるハートビートパケット及びデータパケット等のアップリンクデータパケットは、不連続的であり、比較的小さなスループットを有している。特に、携帯電話によるインターネットアプリケーションのハートビートパッケージは、比較的長い周期を有している。例えば、QQの古いバージョンのハートビート周期は、30秒であり、QQの新しいバージョンのハートビート周期は、180秒であり、ウィーチャットのハートビート周期は、300秒であり、そして、Google固有のアプリケーションのハートビート周期は、およそ1680秒である。結果として、そのようなタイプのデータパケットを送信する(MTCにおける携帯電話又は端末デバイス等の)端末デバイスは、無線リソース制御(radio resource control, RRC)アイドル(IDLE)状態又はアップリンクで基地局と同期していない状態となる。いったん、端末デバイスが、RRCアイドル状態又はアップリンクで同期していない状態となると、アップリンクデータパケットの送信を実行するために、大きな量のシグナリングを消費することが必要となる。現在のロングタームエボリューション(英文:long term evolution, 略称:LTE)ネットワークは、主として、大きなスループットを伴う複数の不連続的なデータパケットの送信用に設計されている。
図1A及び図1Bは、それぞれ、RRCアイドル状態にある端末デバイス及びアップリンクで同期していない状態にある端末デバイスによるLTEネットワークでのアップリンクデータパケット送信の概略図である。
図1Aに示されているように、RRCアイドル状態にある、例えば、ユーザ機器(user equipment, UE)等の端末デバイスについては、ステップ101及びステップ102を実行することによって、ランダムアクセスを最初に完了することが必要であり、次に、ステップ103乃至ステップ105を実行することによって、RRC接続を確立することが必要であり、その次に、例えば、進化型NodeB(evolved NodeB, eNB)等の基地局は、ステップ106及びステップ107を実行することによって、UEに、それぞれ非アクセス層(non-access stratum, NAS)情報及びRRC再構成情報を提供する。最後に、UEは、ステップ108を実行することによって、アップリンクデータパケットを送信する。
図1Bにおいて、アップリンクで同期していない状態にあるUEについては、同様に、ステップ111及びステップ112を実行することによって、ランダムアクセスプロセスを最初に完了する必要がある。ステップ112のランダムアクセス応答(random access response, RAR)は、例えば、タイミングアドバンス(timing advance, TA)指示等の同期指示を搬送する。次に、ステップ113において、UEは、eNBに、スケジューリング要求(scheduling request, SR)又はバッファ状態報告(buffer status report, BSR)を送信する。ステップ114においてeNBが送信したスケジューリンググラント(scheduling grant, SG)を受信した後に、UEは、最終的に、ステップ115においてアップリンクデータパケットを送信する。
現在のLTEネットワークにおいて、RRCアイドル状態にあるか又はアップリンクで同期していない状態にある端末デバイスについては、その端末デバイスがアップリンクデータを送信する前に、その端末デバイスと基地局eNBとの間で複数回にわたってシグナリングの交換を行う必要があるということを理解することが可能である。例えば、シグナリングの交換により、ランダムアクセス又はRRC接続の確立を完了する必要がある。一方で、比較的小さなスループットを伴う上記の不連続的なサービスデータパケットについて、アップリンクデータを送信するのに上記の方法を使用する場合には、リソースの利用は、比較的小さくなり、電力消費は、比較的大きくなる。さらに、インターネットアプリケーション又はMTCが普及するのに伴って、多数の端末デバイスが、ハートビートパケット又はそのようなタイプのデータパケットを周期的に送信し、ネットワークの輻輳及びさらにはシグナリングの嵐を引き起こす。
本発明の複数の実施形態は、アップリンクデータパケット送信方法、端末装置、及び基地局を提供して、リソースの利用を改善するとともに電力消費を低減する。
特に、以下の技術的解決方法を使用することによって、本発明の複数の実施形態を実装することが可能である。
第1の態様によれば、アップリンクデータパケット送信方法であって、当該方法は、
端末デバイスによって、第1のアップリンクデータフレームのサイクリックプレフィックス(CP)の長さを決定するステップと、
前記端末デバイスが、アップリンクで基地局と同期していない状態にあるとともに無線リソース制御(RRC)接続されている状態にある場合、又は、前記端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、前記端末デバイスによって、前記CPの長さにしたがって、アップリンクデータパケットのための前記第1のアップリンクデータフレームを生成するステップであって、前記第1のアップリンクデータフレームの前記CPの長さは、第1のCPの長さよりも長く、前記第1のCPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さである、ステップと、
前記端末デバイスによって前記基地局に、前記第1のアップリンクデータフレームを送信するステップと、を含む、アップリンクデータパケット送信方法が提供される。
第1の態様に関して、第1の可能な実装において、前記第1のアップリンクデータフレームの前記CPの長さは、前記端末デバイスと前記基地局との間のラウンドトリップ遅延(RTD)及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。
第1の態様に関して、第2の可能な実装において、前記第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、前記第1のアップリンクデータフレームは、前記端末デバイスの識別情報を搬送する。
第1の態様に関して、第3の可能な実装において、前記端末デバイスによって前記基地局に、前記第1のアップリンクデータフレームを送信するステップの後に、当該方法は、
前記基地局が送信する回答メッセージを前記端末デバイスによって受信し、前記回答メッセージにしたがって、前記アップリンクデータパケットを再送信する必要があるか否かを決定するステップと、
前記端末デバイスが、前記アップリンクデータパケットを再送信する必要があるということを決定する場合に、前記端末デバイスによって、前記CPの長さにしたがって第3のアップリンクデータフレームを生成し、前記基地局に前記第3のアップリンクデータフレームを送信するステップと、をさらに含む。
第3の可能な実装に関して、第4の可能な実装において、前記第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、前記回答メッセージは、前記端末デバイスの識別情報を含む。
第2又は第4の可能な実装に関して、第5の可能な実装において、前記端末デバイスが、RRC接続されている状態にある場合に、前記識別情報は、セル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)を含み、又は、前記端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、前記識別情報は、一時移動体加入者識別情報(TMSI)又は国際移動体加入者識別情報(IMSI)を含む。
第1の態様又は第1の態様の第1乃至第5の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第6の可能な実装において、当該方法は、
前記端末デバイスによって前記基地局に能力情報を送信するステップをさらに含み、前記能力情報は、前記端末デバイスが、前記CPの長さにしたがったアップリンクデータフレームの生成をサポートするということを示すのに使用される。
第1の態様又は第1の態様の第1乃至第6の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第7の可能な実装において、前記第1のアップリンクデータフレームは、ガードタイム(GT)をさらに含む。
第1の態様又は第1の態様の第1乃至第7の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第8の可能な実装において、前記端末デバイスによって、前記第1のアップリンクデータフレームを生成するステップの前に、当該方法は、
前記端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、前記端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、前記端末デバイスによって、前記CPの長さにしたがってアップリンクスケジューリング要求(SR)フレームを生成するステップと、
前記端末デバイスによって前記基地局に前記アップリンクSRフレームを送信するステップと、をさらに含む。
第1の態様又は第1の態様の第1乃至第8の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第9の可能な実装において、前記端末デバイスによって、前記第1のアップリンクデータフレームを生成するステップの前に、当該方法は、
前記端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、前記端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、前記端末デバイスによって、前記CPの長さにしたがってアップリンクバッファ状態報告BSRフレームを生成するステップと、
前記端末デバイスによって前記基地局に前記アップリンクBSRフレームを送信するステップと、をさらに含む。
第2の態様によれば、アップリンクデータパケット送信方法であって、当該方法は、
基地局によって端末デバイスに、リソース構成情報を送信するステップであって、前記リソース構成情報は、前記基地局によって前記端末デバイスのために割り当てられてアップリンクデータパケットを送信するための第1の時間周波数リソースを示すのに使用される、ステップと、
前記端末デバイスが前記アップリンクデータパケットのために生成し、前記第1の時間周波数リソースを使用することによって送信される第1のアップリンクデータフレームを前記基地局によって受信するステップと、を含み、前記端末デバイスが、アップリンクで前記基地局と同期していない状態にあるとともに無線リソース制御(RRC)接続されている状態にある場合、又は、前記端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、前記第1のアップリンクデータフレームのCPの長さは、第1のCPの長さよりも長く、前記第1のCPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さである、アップリンクデータパケット送信方法が提供される。
第2の態様に関して、第1の可能な実装において、前記第1のアップリンクデータフレームの前記CPの長さは、前記端末デバイスと前記基地局との間のラウンドトリップ遅延(RTD)及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。
第2の態様又は第1の可能な実装に関して、第2の可能な実装において、前記第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、前記第1のアップリンクデータフレームは、前記端末デバイスの識別情報を搬送する。
第2の態様又は第2の態様の複数の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第3の可能な実装において、前記第1のアップリンクデータフレームを前記基地局によって受信するステップの後に、当該方法は、
前記基地局によって前記端末デバイスに回答メッセージを送信し、それによって、前記端末デバイスは、前記回答メッセージにしたがって、前記アップリンクデータパケットを再送信する必要があるか否かを決定する、ステップをさらに含む。
第3の可能な実装に関して、第4の可能な実装において、前記第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、前記回答メッセージは、前記端末デバイスの識別情報を含む。
第2又は第4の可能な実装に関して、第5の可能な実装において、前記端末デバイスが、RRC接続されている状態にある場合に、前記識別情報は、セル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)を含み、又は、前記端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、前記識別情報は、一時移動体加入者識別情報(TMSI)又は国際移動体加入者識別情報(IMSI)を含む。
第2の態様又は第2の態様の第1乃至第5の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第6の可能な実装において、当該方法は、
前記端末デバイスが送信した能力情報を前記基地局によって受信するステップをさらに含み、前記能力情報は、前記端末デバイスが、前記CPの長さにしたがったアップリンクデータフレームの生成をサポートするということを示すのに使用される。
第2の態様又は第2の態様の第1乃至第6の可能な実装のうちのいずれかに関して、第7の可能な実装において、前記第1のアップリンクデータフレームは、ガードタイム(GT)をさらに含む。
第2の態様又は第2の態様の複数の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第8の可能な実装において、第1のアップリンクデータフレームを前記基地局によって受信するステップの前に、当該方法は、
前記端末デバイスが送信したアップリンクスケジューリング要求(SR)フレームを前記基地局によって受信するステップをさらに含み、前記端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、前記端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、前記アップリンクSRフレームは、前記CPの長さにしたがって前記端末デバイスによって生成される。
第2の態様又は第2の態様の複数の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第9の可能な実装において、第1のアップリンクデータフレームを前記基地局によって受信するステップの前に、当該方法は、
前記端末デバイスが送信したアップリンクバッファ状態報告(BSR)フレームを前記基地局によって受信するステップをさらに含み、前記端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、前記端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、前記アップリンクBSRフレームは、前記CPの長さにしたがって前記端末デバイスによって生成される。
第3の態様によれば、端末デバイスであって、
第1のアップリンクデータフレームのサイクリックプレフィックス(CP)の長さを決定するように構成されるプロセッサであって、当該端末デバイスが、アップリンクで基地局と同期していない状態にあるとともに無線リソース制御(RRC)接続されている状態にある場合、又は、当該端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、前記プロセッサは、さらに、前記CPの長さにしたがって、アップリンクデータパケットのための前記第1のアップリンクデータフレームを生成するように構成され、前記第1のアップリンクデータフレームの前記CPの長さは、第1のCPの長さよりも長く、前記第1のCPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さである、プロセッサと、
前記基地局に前記第1のアップリンクデータフレームを送信するように構成されるトランシーバーと、を含む端末デバイスが提供される。
第3の態様に関して、第1の可能な実装において、前記第1のアップリンクデータフレームの前記CPの長さは、当該端末デバイスと前記基地局との間のラウンドトリップ遅延(RTD)及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。
第3の態様に関して、第2の可能な実装において、前記第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、前記第1のアップリンクデータフレームは、前記端末デバイスの識別情報を搬送する。
第3の態様に関して、第3の可能な実装において、前記トランシーバーは、前記基地局が送信する回答メッセージを受信するように構成され、前記プロセッサは、前記回答メッセージにしたがって、前記アップリンクデータパケットを再送信する必要があるか否かを決定するように構成され、
前記プロセッサが、前記アップリンクデータパケットを再送信する必要があるということを決定する場合に、前記プロセッサは、前記CPの長さにしたがって第3のアップリンクデータフレームを生成するように構成され、前記トランシーバーは、前記基地局に前記第3のアップリンクデータフレームを送信するように構成される。
第3の可能な実装に関して、第4の可能な実装において、前記第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、前記回答メッセージは、前記端末デバイスの識別情報を含む。
第2又は第4の可能な実装に関して、第5の可能な実装において、前記端末デバイスが、RRC接続されている状態にある場合に、前記識別情報は、セル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)を含み、又は、前記端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、前記識別情報は、一時移動体加入者識別情報(TMSI)又は国際移動体加入者識別情報(IMSI)を含む。
第3の態様又は第3の態様の第1乃至第5の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第6の可能な実装において、前記トランシーバーは、さらに、前記基地局に能力情報を送信するように構成され、前記能力情報は、当該端末デバイスが、前記CPの長さにしたがったアップリンクデータフレームの生成をサポートするということを示すのに使用される。
第3の態様又は第3の態様の第1乃至第6の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第7の可能な実装において、前記第1のアップリンクデータフレームは、ガードタイム(GT)をさらに含む。
第3の態様又は第3の態様の第1乃至第7の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第8の可能な実装において、当該端末デバイスが、前記第1のアップリンクデータフレームを生成する前に、当該端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、当該端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、前記プロセッサは、前記CPの長さにしたがってアップリンクスケジューリング要求(SR)フレームを生成するように構成され、前記トランシーバーは、さらに、前記基地局に前記アップリンクSRフレームを送信するように構成される。
第3の態様又は第3の態様の第1乃至第8の可能な実装に関して、第9の可能な実装において、当該端末デバイスが、前記第1のアップリンクデータフレームを生成する前に、当該端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、当該端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、前記プロセッサは、前記CPの長さにしたがってアップリンクバッファ状態報告BSRフレームを生成するように構成され、前記トランシーバーは、さらに、前記基地局に前記アップリンクBSRフレームを送信するように構成される。
第4の態様によれば、基地局であって、
端末デバイスにリソース構成情報を送信するように構成される送信機であって、前記リソース構成情報は、当該基地局によって前記端末デバイスのために割り当てられてアップリンクデータパケットを送信するための第1の時間周波数リソースを示すのに使用される、送信機と、
前記端末デバイスが前記アップリンクデータパケットのために生成し、前記第1の時間周波数リソースを使用することによって送信される第1のアップリンクデータフレームを受信するように構成される受信機と、を含み、前記端末デバイスが、アップリンクで当該基地局と同期していない状態にあるとともに無線リソース制御(RRC)接続されている状態にある場合、又は、前記端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、前記第1のアップリンクデータフレームのCPの長さは、第1のCPの長さよりも長く、前記第1のCPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さである、基地局が提供される。
第4の態様に関して、第1の可能な実装において、前記第1のアップリンクデータフレームの前記CPの長さは、前記端末デバイスと当該基地局との間のラウンドトリップ遅延(RTD)及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。
第4の態様又は第1の可能な実装に関して、第2の可能な実装において、前記第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、前記第1のアップリンクデータフレームは、前記端末デバイスの識別情報を搬送する。
第4の態様又は第4の態様の第1及び第2の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第3の可能な実装において、前記送信機は、さらに、前記端末デバイスに回答メッセージを送信するように構成され、それによって、前記端末デバイスは、前記回答メッセージにしたがって、前記アップリンクデータパケットを再送信する必要があるか否かを決定する。
第3の可能な実装に関して、第4の可能な実装において、前記第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、前記回答メッセージは、前記端末デバイスの識別情報を含む。
第2又は第4の可能な実装に関して、第5の可能な実装において、前記端末デバイスが、RRC接続されている状態にある場合に、前記識別情報は、セル無線ネットワーク一時識別子(C-RNTI)を含み、又は、前記端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、前記識別情報は、一時移動体加入者識別情報(TMSI)又は国際移動体加入者識別情報(IMSI)を含む。
第4の態様又は第4の態様の第1乃至第5の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第6の可能な実装において、前記受信機は、さらに、前記端末デバイスが送信した能力情報を受信するように構成され、前記能力情報は、前記端末デバイスが、前記CPの長さにしたがったアップリンクデータフレームの生成をサポートするということを示すのに使用される。
第4の態様又は第4の態様の第1乃至第6の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第7の可能な実装において、前記第1のアップリンクデータフレームは、ガードタイム(GT)をさらに含む。
第4の態様又は第4の態様の第1乃至第7の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第8の可能な実装において、前記受信機が前記第1のアップリンクデータフレームを受信する前に、前記受信機は、さらに、前記端末デバイスが送信したアップリンクスケジューリング要求(SR)フレームを受信するように構成され、前記端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、前記端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、前記アップリンクSRフレームは、前記CPの長さにしたがって前記端末デバイスによって生成される。
第4の態様又は第4の態様の第1乃至第8の可能な実装のうちのいずれか1つに関して、第9の可能な実装において、前記受信機が前記第1のアップリンクデータフレームを受信する前に、前記受信機は、さらに、前記端末デバイスが送信したアップリンクバッファ状態報告(BSR)フレームを受信するように構成され、前記端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、前記端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、前記アップリンクBSRフレームは、前記CPの長さにしたがって前記端末デバイスによって生成される。
第5の態様によれば、通信システムであって、
第1のアップリンクデータフレームのサイクリックプレフィックス(CP)の長さを決定するように構成される端末デバイスと、
前記端末デバイスが送信した前記第1のアップリンクデータフレームを受信するように構成される基地局と、を含み、
前記端末デバイスが、アップリンクで前記基地局と同期していない状態にあるとともに無線リソース制御(RRC)接続されている状態にある場合、又は、前記端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、前記端末デバイスは、前記CPの長さにしたがって、アップリンクデータパケットのための前記第1のアップリンクデータフレームを生成するように構成され、前記第1のアップリンクデータフレームの前記CPの長さは、第1のCPの長さよりも長く、前記第1のCPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さである、通信システムが提供される。
本発明の複数の実施形態にしたがって提供されるアップリンクデータパケット送信方法によれば、端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、RRCアイドル状態にある場合に、第1のアップリンクデータフレームは、CPの長さにしたがって、アップリンクデータパケットのために生成され、基地局に送信される。第1のアップリンクデータフレームのCPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さよりも長い。したがって、ランダムアクセス及びアップリンク同期等のシグナリング手順を省略することが可能であり、それによって、端末デバイスは、一度シグナリングの交換を実行することによって、アップリンクデータパケットを直接的に送信することが可能である。このことは、リソースの利用を改善するとともに、電力消費を低減する。
RRCアイドル状態にある端末デバイスによるLTEネットワークにおけるアップリンクデータパケット送信の概略図である。
アップリンクで同期していない状態にある端末デバイスによるLTEネットワークにおけるアップリンクデータパケット送信の概略図である。
本発明の1つの実施形態にしたがったアップリンクデータパケット送信に使用される通信システムの概略図である。
本発明の1つの実施形態にしたがったアップリンクデータパケット送信方法におけるシグナリング交換の図である。
本発明の他の実施形態にしたがったアップリンクデータパケット送信方法におけるシグナリング交換の図である。
本発明のさらに別の実施形態にしたがったアップリンクデータパケット送信方法におけるシグナリング交換の図である。
本発明のさらにもう1つの実施形態にしたがったアップリンクデータパケット送信方法におけるシグナリング交換の図である。
本発明の1つの実施形態にしたがったアップリンクデータパケット送信方法のフローチャートである。
本発明の1つの実施形態にしたがった他のアップリンクデータパケット送信方法のフローチャートである。
本発明の1つの実施形態にしたがった端末デバイスの概略図である。
本発明の1つの実施形態にしたがった基地局の概略図である。
以下の記載は、本発明の複数の実施形態にしたがった添付の図面を参照して、本発明のそれらの複数の実施形態にしたがった複数の技術的解決方法を明確かつ完全に説明する。明らかなことではあるが、説明される複数の実施形態は、本発明の複数の実施形態の全てではなく一部にすぎない。創造的な努力なくして、本発明のそれらの複数の実施形態に基づいて当業者が得ることができるすべての他の実施形態は、本発明の保護範囲に属するものとする。
本発明の複数の実施形態にしたがって実現される複数の技術的解決方法は、符号分割多元接続(Code Division Multiple Access, CDMA)ネットワーク、時分割多元接続(Time Division Multiple Access, TDMA)ネットワーク、周波数分割多元接続(Frequency Division Multiple Access, FDMA)ネットワーク、直交周波数分割多元接続(Orthogonal Frequency-Division Multiple Access, OFDMA)ネットワーク、及び単一搬送波周波数分割多元接続(Single Carrier FDMA, SC-FDMA)ネットワーク等のさまざまな無線通信ネットワークに適用されてもよい。"ネットワーク"及び"システム"との記載は、互いに置き換えられてもよい。CDMAネットワークは、ユニバーサル地上波無線アクセス(Universal Terrestrial Radio Access, UTRA)及びCDMA2000等の無線技術を実装してもよい。UTRAは、CDMA、WCDMA、及びCDMAの他の変形を含んでもよい。CDMA2000は、暫定的な規格(Interim Standard, IS)2000(IS-2000)、IS-95規格、及びIS-856規格を対象としてもよい。TDMAネットワークは、汎欧州ディジタル移動体通信(Global System for Mobile Communication, GSM)等の無線技術を実装してもよい。OFDMAネットワークは、進化型ユニバーサル地上波無線アクセス(Evolved UTRA, E-UTRA)、ウルトラモバイルブロードバンド(Ultra Mobile Broadband, UMB)技術、IEEE 802.11(Wi-Fi)、IEEE 802.16(WiMAX)、IEEE 802.20、及びFlash OFDMA等の無線技術を実装してもよい。UTRA及びE-UTRAは、それぞれ、UMTS及びUMTSの進化版に基づいている。E-UTRA UMTSの新たな版は、3GPPロングタームエボリューション(Long Term Evolution, LTE)及びLTEアドバンスト(LTE Advanced, LTE-A)の中で使用される。UTRA、E-UTRA、UMTS、LTE、LTE-A、及びGSMは、標準化組織3GPPに関する文書の中で記録されそして説明される。CDMA2000及びUMBは、標準化組織3GPP2に関する文書の中で記録されそして説明される。
本発明の複数の実施形態において、端末デバイスは、全体的な無線ネットワークに中に分散されていてもよい。端末デバイスは、ユーザ機器(user equipment, UE)、移動局(mobile station)、加入者ユニット(subscriber unit)、局(station)等と称されてもよい。UEは、セルラーフォン(cellular phone)、パーソナルディジタルアシスタント(personal digital assistant, PDA)、無線モデム(modem)、無線通信デバイス、ハンドヘルド(handheld)デバイス、ラップトップコンピュータ(laptop computer)、コードレスフォン(cordless phone)、無線ローカルループ(wireless local loop, 略称:WLL)局、MTCデバイス等であってもよい。本発明の複数の実施形態において、各々の端末デバイスは、静止していてもよく、又は移動可能であってもよく、端末デバイスは、アップリンクで基地局と同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にあるか、又はRRCアイドル状態にある。
本発明の複数の実施形態において、アップリンクデータパケットは、MTCのシナリオにおいて端末デバイスによって周期的に検出されそして報告されるデータパケット、インターネットアプリケーションによって定期的に送信される短いハートビートパケット又はサービスデータパケット、或いは、アップリンクTCP層からの応答メッセージパケット等の比較的小さなスループットを伴う不連続的なアップリンクデータパケットである。このことは、本発明の複数の実施形態においては限定されない。
本発明の以下の複数の実施形態にしたがって説明されるネットワークアーキテクチャ及びサービスシナリオは、本発明の複数の実施形態にしたがった複数の技術的解決方法をより明確に説明することを意図しており、本発明の1つの実施形態にしたがって実現される複数の技術的解決方法に対する限定を構成しない。当業者は、ネットワークアーキテクチャが発達し、新たなサービスシナリオが出現するのに伴って、本発明のそれらの複数の実施形態にしたがって実現されるこれらの技術的解決方法は、さらに、同様の技術的課題に適用することが可能であるということを認識するはずである。
図2は、本発明の1つの実施形態にしたがった通信システム200を示している。通信システム200は、アップリンクデータパケットの送信を実装するように構成される。特に、システム200は、端末デバイス220及び基地局240を含む。例えば、基地局240は、進化型NodeB(eNodeB)を含む。端末デバイス220は、トランシーバー222及びプロセッサ224を含んでもよい。基地局240は、トランシーバー242及びプロセッサ244を含んでもよい。トランシーバー222又はトランシーバー242を、送信機及び受信機によって個別に実装してもよい。端末デバイス220及び基地局240は、それらのそれぞれのトランシーバーを使用することによって、互いの間で情報を送信しそして受信する。
通信システム200においては、端末デバイス220は、第1のアップリンクデータフレームのサイクリックプレフィックス(cyclic prefix, CP)の長さを決定し、これをもとに、基地局240にその第1のアップリンクデータフレームを送信するように構成される。基地局240は、端末デバイス220が送信したその第1のアップリンクデータフレームを受信するように構成される。
端末デバイス220が、アップリンクで基地局240と同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイス220が、RRCアイドル状態にある場合に、端末デバイス220は、CPの長さにしたがって、アップリンクデータパケットのための第1のアップリンクデータフレームを生成するように構成される。第1のアップリンクデータフレームのCPの長さは、第1のCPの長さよりも長く、第1のCPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さである。本発明にしたがった通信システムを使用することによってアップリンクデータパケットを送信する場合には、ランダムアクセス及びアップリンク同期等のシグナリング手順を省略することが可能であり、それによって、端末デバイスは、一度シグナリングの交換を実行することによって、アップリンクデータパケットを直接的に送信することが可能である。このことは、リソースの利用を改善するとともに、電力消費を低減する。
特に、図3乃至図6の実施形態を参照して、説明が、以下の記載において行われる。
図3は、本発明の1つの実施形態にしたがったアップリンクデータパケット送信方法を示している。図3に示されているように、その方法は、以下のステップを含む。
ステップS302: ネットワークに接続された後に、端末デバイスは、基地局に能力情報を送信し、能力情報は、端末デバイスが、決定されたCPの長さにしたがったアップリンクデータフレームの生成をサポートする、すなわち、端末デバイスが、以下のステップS308のデータフレームフォーマットの中でのアップリンクデータパケットの送信をサポートするということを示すのに使用される。
例えば、端末デバイスは、以下の方法で、基地局に能力情報を送信してもよい。すなわち、基地局は、端末デバイスにUE能力の問い合わせ(UE capability enquiry)メッセージを送信し、次に、端末デバイスは、基地局にUE能力情報(UE capability information)を返送するか、或いは、端末デバイスが、積極的に、基地局に能力情報を提供してもよい。例えば、端末デバイスは、基地局にRRCコマンドを送信し、そのRRCコマンドは、能力情報を搬送している。選択的に、そのRRCコマンドは、RRC再構成コマンドを含む。
選択的に、能力情報は、さらに、アップリンクデータパケットの属性情報を搬送してもよい。例えば、アップリンクデータパケットのその属性情報は、そのアップリンクデータパケットが周期的に送信されたデータパケットであるか否かを示すのに使用される。例えば、インターネットアプリケーションは、基地局に"ハートビートパケット"を周期的に送信し、或いは、複数のMTCのシナリオにおいて、例えば、MTCが、周辺環境の温度の測定値又は他の大気環境の指標に適用される場合には、端末デバイスは、基地局にデータパケットを周期的に送信する。UEの能力情報の中で、上記のシナリオにおけるすべての属性情報を搬送してもよい。
ステップS304: 端末デバイスは、アップリンク送信に使用されるCPの長さを取得する。例えば、端末デバイスは、ステップS304a又はステップS304bを実行することによって、CPの長さを取得してもよい。
ステップS304a: 基地局は、その端末デバイスについて、アップリンク送信に使用されるCPの長さを決定し、そのCPの長さを示すのに使用されるCP長さ情報をその端末デバイスに提供する。
ステップS304b: 基地局は、端末デバイスにラウンドトリップ遅延(round trip delay, RTD)構成情報を送信し、そのRTD構成情報は、その端末デバイスと基地局との間のRTDの値を示すのに使用される。RTD構成情報を受信した後に、その端末デバイスは、そのRTDの値にしたがって、CPの長さを算出する。
例えば、基地局は、(例えば、RRC再構成コマンド等の)RRCコマンドを使用することによって、端末デバイスにCP長さ情報又はRTD構成情報を送信してもよく、或いは、基地局は、ブロードキャストにより、端末デバイスにCP長さ情報又はRTD構成情報を送信してもよい。
端末デバイスが、アップリンクで基地局と同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、RRCアイドル状態にある場合に、アップリンクの同期がすでに確立されている端末デバイスについて、基地局が、CPの長さが最大の遅延拡散と等しいか又はより大きいということを決定する従来に技術とは異なり、本発明においては、基地局又は端末デバイスが、RTDにしたがってその端末デバイスについてCPの長さを決定してもよい。選択的に、RTD及び最大の遅延拡散にしたがって、その端末デバイスについてCPの長さを決定してもよい。例えば、本発明においては、CPの長さが、RTD及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きいということを決定してもよい。したがって、本発明にしたがったアップリンクデータパケット送信方法によれば、アップリンクの同期が、端末デバイスと基地局との間で確立される前においては、RTD及び最大の遅延拡散の合計に基づいてCPの長さを決定し、アップリンクの同期が、端末デバイスと基地局との間で確立された後においては、最大の遅延拡散に基づいてCPの長さを決定する。
ステップS306: 基地局は、端末デバイスにリソース構成情報を送信し、リソース構成情報は、基地局によって割り当てられてその端末デバイスがアップリンクデータパケットを送信するための第1の時間周波数リソースを示すのに使用される。
時間周波数リソースは、その時間周波数リソースの周波数、その時間周波数リソースの継続時間、及びその時間周波数リソースのリソースブロック(resource block, RB)情報を含む。例えば、その時間周波数リソースの周波数は、1.5[GHz]又は1.8[GHz]であってもよく、その時間周波数リソースの継続時間は、1ミリ秒又は10ミリ秒であってもよい。選択的に、その時間周波数リソースが周期的である場合には、その時間周波数リソースは、その時間周波数リソースの出現周期をさらに含んでもよい。その時間周波数リソースは、共通リソース、専用リソース、又はそれらの組み合わせを含んでもよい。共通リソースは、複数の端末デバイスによって共有される時間周波数リソースである。例えば、複数の端末デバイスは、競合によりある時間周波数リソースを共有してもよい。専用リソースは、ある端末デバイスが独占的に使用する時間周波数リソースである。
基地局は、複数の方法で端末デバイスにリソース構成情報を送信してもよい。例えば、基地局は、(例えば、RRC再構成コマンド等の)RRCコマンドを使用することによって、端末デバイスにリソース構成情報を送信してもよく、又は、基地局は、ブロードキャストにより、端末デバイスにリソース構成情報を送信してもよく、又は、基地局は、ダウンリンク制御チャネルを使用することによって、端末デバイスにリソース構成情報を送信してもよい。
選択的に、リソース構成情報は、端末デバイスの識別(identification, ID)情報をさらに含む。例えば、端末デバイスのID情報は、これらには限定されないが、端末デバイスのセル無線ネットワーク一時識別子(cell radio network temporary identifier C-RNTI)、一時移動体加入者識別情報(temporary mobile subscriber identity TMSI)、又は国際移動体加入者識別情報(international mobile subscriber identity IMSI)を含む。しかしながら、本発明は、これらには限定されない。端末デバイスのID情報は、セルセットの中の他の一意のユーザ識別情報をさらに含んでもよい。
ステップS304は、ステップS306が実行される前に実行されてもよく、又は、ステップS306は、ステップS304が実行される前に実行されてもよく、又は、ステップS304及びステップS306は、同時に実行されてもよいということに留意すべきである。このことは、本発明においては限定されない。
ステップS308: 端末デバイスが、アップリンクで基地局と同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、その端末デバイスは、CPの長さにしたがって、アップリンクデータパケットのための第1のアップリンクデータフレームを生成し、第1のアップリンクデータフレームのCPの長さは、第1のCPの長さよりも長く、第1のCPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さである。例えば、第1のアップリンクデータフレームは、以下の第1のフォーマットにしたがって生成される。
CPは、サイクリックプレフィックスフィールドであり、dataは、第1のアップリンクデータフレームの中のデータ区域を示す。端末デバイスは、CPの長さにしたがって第1のアップリンクデータフレームを生成する。第1のアップリンクデータフレームのCPの長さは、第1のCPの長さよりも長く、第1のCPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さである。例えば、第1のアップリンクデータフレームのCPの長さは、RTD及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。従来技術において、CPの長さが、最大の遅延拡散と等しいか又はより大きいのと異なり、本発明にしたがった方法を使用することによって送信されるアップリンクデータフレームのCPの長さは、少なくとも、RTD及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。
ステップS310: 端末デバイスは、基地局が割り当てた第1の時間周波数リソースによって、基地局に、ステップS308で生成された第1のアップリンクデータフレームを送信する。
したがって、本発明にしたがったアップリンクデータパケット送信方法によれば、端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、RRCアイドル状態にある場合に、端末デバイスは、アップリンクデータフレームのCPの長さを取得し、それに応じて、そのCPの長さにしたがって、アップリンクデータフレームを生成し、そのアップリンクデータフレームを送信する。CPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さよりも長い。例えば、CPの長さは、少なくとも、RTD及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。この手法により、アップリンクデータフレームを受信する基地局がそのCPを除去した後においては、複数の端末デバイスのアップリンクデータが整列させられるということを保証することが可能であり、ランダムアクセス及びアップリンク同期等のシグナリング手順を省略することが可能であり、それによって、端末デバイスは、一度シグナリングの交換を実行することによって、アップリンクデータパケットを直接的に送信することが可能である。このことは、リソースの利用を改善するとともに、電力消費を低減する。
以降のアップリンクデータパケットの送信プロセスにおいて、端末デバイスは、ステップS302又はステップS304のいずれも実行しなくてもよい、すなわち、ステップS306乃至ステップS310のみを実行することによって、アップリンクデータパケットの送信を実装することが可能である。時間周波数リソースが周期的に構成される場合に、その時間周波数リソースの継続時間において、ステップS306をさらに省略してもよく、ステップS308及びステップS310を実行することによって、アップリンクデータパケットを直接的に送信してもよく、それによって、アップリンク送信プロセスの中のシグナリングの交換をさらに低減する。このことは、リソースの利用を改善するとともに、電力消費を低減する。
選択的に、ステップ308において端末デバイスが生成する第1のアップリンクデータフレームは、アップリンク送信に使用されるガードタイム(guard time, GT)をさらに含む。ガードタイムは、現在のデータフレームが次のデータフレームに対して干渉を引き起こすのを防止するのに使用される。例えば、端末デバイスは、以下の第2のフォーマットにしたがって第1のアップリンクデータフレームを生成する。
CPは、サイクリックプレフィックスフィールドであり、dataは、第1のアップリンクデータフレームの中のデータ区域を示し、GTは、ガードタイムフィールドである。GTの値は、ゼロ又は非ゼロであってもよい。選択的に、端末デバイスは、基地局からGT情報を取得してもよい。例えば、基地局が端末デバイスに送信するリソース構成情報は、GT情報を搬送してもよい。
選択的に、端末デバイスがアップリンクで同期している状態にあるが、第1の時間周波数リソースが共通リソースである、すなわち、その端末デバイスが、共通リソースを使用することによってアップリンクデータフレームを送信することを選択する場合には、その端末デバイスは、従来技術のフォーマットにしたがって第2のアップリンクデータフレームを生成し、その第2のアップリンクデータフレームを送信する。すなわち、第2のアップリンクデータフレームのCPの長さは、第1のCPの長さと等しい。アップリンクで同期している状態にある端末デバイスが使用する共通リソースは、アップリンクで同期していない状態にある端末デバイスが使用する共通リソースとは異なっているということに留意すべきである。
選択的に、第1の時間周波数リソースが共通リソースである、すなわち、端末デバイスが、共通リソースを使用することによって、(例えば、第1のアップリンクデータフレーム又は第2のアップリンクデータフレーム等の)アップリンクデータフレームを送信することを選択する場合には、そのアップリンクデータフレームは、その端末デバイスのID情報をさらに含む。例えば、その端末デバイスがRRC接続されている状態にある場合には、その端末デバイスのアップリンクデータフレームは、その端末デバイスのC-RNTIをさらに含み、或いは、その端末デバイスがRRCアイドル状態にある場合には、その端末デバイスのアップリンクデータフレームは、その端末デバイスのTMSI又はIMSI、或いは、セルの中でその端末デバイスを識別することが可能である複数個の他のID情報をさらに含む。選択的に、端末デバイスのID情報は、データフレームの中のデータ区域(data)の中に含まれていてもよく、又は、ID情報を表すバイトが、データフレームに付加されてもよい。したがって、アップリンクデータフレームを受信する基地局は、そのID情報にしたがって端末デバイスを識別することが可能である。
選択的に、ステップS310の後に、上記の方法は、以下のステップをさらに含む。
ステップS312: 端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームを受信した後に、基地局は、端末デバイスに回答メッセージを返送する。回答メッセージは、確認応答ACK(acknowledgement)メッセージ又は否定応答NACK(negative acknowledgement)メッセージを含む。基地局が、端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームの受信に成功した場合には、基地局は、ACKメッセージを返送し、又は、基地局が、端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームの受信に失敗した場合には、基地局は、NACKメッセージを返送する。
選択的に、第1の時間周波数リソースが共通リソースである、すなわち、端末デバイスが、共通リソースを使用することによって、第1のアップリンクデータフレーム又は第2のアップリンクデータフレームを送信することを選択する場合には、(ACKメッセージ又はNACKメッセージ等の)回答メッセージは、その端末デバイスのID情報を含む。その端末デバイスのID情報は、これらには限定されないが、C−RNTI、TMSI、又はIMSIを含む。例えば、端末デバイスがRRC接続されている状態にある場合には、その端末デバイスのアップリンクデータフレームは、その端末デバイスのC-RNTIをさらに含み、又は、端末デバイスがRRCアイドル状態にある場合には、その端末デバイスのアップリンクデータフレームは、その端末デバイスのTMSI又はIMSIをさらに含む。
ステップS314: 端末デバイスは、基地局が送信する回答メッセージを受信し、その回答メッセージにしたがって、そのアップリンクデータパケットを再送信する必要があるか否かを決定する。特に、回答メッセージがACKメッセージである場合には、そのACKメッセージは、第1のアップリンクデータフレームの送信に成功したということを示し、その第1のアップリンクデータフレームを再送信する必要はなく、又は、回答メッセージがNACKメッセージである場合には、そのNACKメッセージは、その第1のアップリンクデータフレームの送信に成功しなかったということを示し、その第1のアップリンクデータフレームを再送信する必要がある。
ステップS316: 端末デバイスが、アップリンクデータパケットを再送信する必要があるということを決定する場合には、その端末デバイスは、CPの長さにしたがって第3のアップリンクデータフレームを生成し、基地局にその第3のアップリンクデータフレームを送信する。CPの長さにしたがった端末デバイスによる第3のアップリンクデータフレームの生成については、ステップS308におけるCPの長さにしたがった端末デバイスによる第1のアップリンクデータフレームの生成についての説明を参照すべきであり、本明細書では、詳細な説明は、反復されない。
端末デバイスが、共通リソースを使用することによってアップリンクデータパケットを送信することを選択する場合に、多数の端末デバイスが、アップリンクデータパケットを送信するのに同じ時間周波数リソースを使用してもよい。結果として、基地局は、それらの多数のアップリンクデータパケットのうちの1つ又はいくつかのみの受信に成功する場合がある。その基地局が送信する(ACKメッセージ又はNACKメッセージ等の)回答メッセージは、端末デバイスのID情報を含むので、その回答メッセージを受信する端末デバイスは、そのID情報にしたがって、その端末デバイスがそのアップリンクデータパケットの送信に成功したか否かを知ることが可能であり、それによって、再送信が必要であるか否かの端末デバイスによる決定の精度を改善する。さらに、誤った決定によって引き起こされる不必要なシグナリングオーバーヘッドを減少させ、それによって、リソースの利用を改善するとともに電力消費を低減する。
図4は、本発明の他の実施形態にしたがったアップリンクデータパケット送信方法を示す。図4に示されているように、上記の方法は、以下のステップを含む。
ステップS402: ネットワークに接続された後に、端末デバイスは、基地局に能力情報を送信し、能力情報は、端末デバイスが、決定されたCPの長さにしたがったアップリンクデータフレームの生成をサポートするということを示すのに使用される。
ステップS404: 端末デバイスは、アップリンク送信に使用されるCPの長さを取得する。
ステップS407: 基地局は、端末デバイスにリソース構成情報を送信する。
ステップS402乃至ステップS407については、図3のステップS302乃至ステップS306の説明を参照するべきであり、本明細書では、詳細な説明は、反復されない。
ステップS408: 端末デバイスが、アップリンクで基地局と同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、その端末デバイスは、CPの長さにしたがって、アップリンクデータパケットのためのスケジューリング要求(scheduling request, SR)フレームを生成する。例えば、SRフレームは、以下の第3のフォーマットにしたがって生成される。
CPは、サイクリックプレフィックスフィールドであり、SRは、スケジューリング要求フィールドであり、端末デバイスがアップリンクデータパケットのアップロードを要求しているということを基地局に通知するのに使用される。端末デバイスは、CPの長さにしたがってSRフレームを生成する、すなわち、SRフレームのCPの長さは、少なくとも、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さよりも長い。例えば、SRフレームのCPの長さは、RTD及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。
選択的に、端末デバイスが生成するSRフレームは、アップリンク送信に使用されるGTをさらに含み、GTは、現在のSRフレームが次のデータフレームに対して干渉を引き起こすのを防止するのに使用される。例えば、端末デバイスは、以下の第4のフォーマットにしたがってSRフレームを生成する。
CPは、サイクリックプレフィックスフィールドであり、SRは、スケジューリング要求フィールドであり、GTは、ガードタイムフィールドである。GTの値は、ゼロ又は非ゼロであってもよい。選択的に、端末デバイスは、基地局からGT情報を取得してもよい。例えば、基地局が端末デバイスに送信するリソース構成情報は、GT情報を搬送してもよい。
ステップS410: 端末デバイスは、基地局に、ステップS408で生成されたSRフレームを送信する。
アップリンクスケジューリング要求(SR)フレームを送信するのに使用される第2の時間周波数リソースは、共通リソース又は専用リソースを含む。すなわち、端末デバイスは、共通リソース又は専用リソースを使用することによって、SRフレームを送信することを選択してもよい。選択的に、第2の時間周波数リソースが共通リソースである、すなわち、端末デバイスが、共通リソースを使用することによって、SRフレームを送信することを選択する場合には、そのSRフレームは、その端末デバイスのID情報をさらに含む。例えば、その端末デバイスがRRC接続されている状態にある場合には、その端末デバイスのSRフレームは、その端末デバイスのC-RNTIをさらに含み、或いは、その端末デバイスがRRCアイドル状態にある場合には、その端末デバイスのSRフレームは、その端末デバイスのTMSI又はIMSI、或いは、セルの中でその端末デバイスを識別することが可能である複数個の他のID情報をさらに含む。選択的に、端末デバイスのID情報は、SRフレームの中のスケジューリング要求フィールドの中に含まれていてもよく、又は、ID情報を表すバイトが、SRフレームに付加されてもよい。
端末デバイスが送信したSRフレームを受信した後に、基地局は、アップリンクデータパケットを送信するのに使用される第1の時間周波数リソースをその端末デバイスのために割り当て、これに基づいて、端末デバイスにリソース構成情報を送信する。選択的に、SRフレームが、共通リソースを使用することによって基地局に送信される場合に、基地局が端末デバイスに送信するリソース構成情報は、その端末デバイスのID情報をさらに含む。端末デバイスがRRC接続されている状態にある場合には、リソース構成情報は、その端末デバイスのC-RNTIをさらに含み、又は、端末デバイスがRRCアイドル状態にある場合には、リソース構成情報は、その端末デバイスのTMSI又はIMSI、或いは、セルの中でその端末デバイスを識別することが可能である複数個の他のID情報をさらに含む。
ステップS412: 端末デバイスが、アップリンクで基地局と同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、その端末デバイスは、CPの長さにしたがって、アップリンクデータパケットのための第1のアップリンクデータフレームを生成する。
ステップS414: 端末デバイスは、基地局に、ステップS412で生成された第1のアップリンクデータフレームを送信する。
ステップS412及びステップS414については、図3のステップS308及びステップS310の説明を参照するべきであり、本明細書では、詳細な説明は、反復されない。
したがって、本発明にしたがったアップリンクデータパケット送信方法によれば、端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、RRCアイドル状態にある場合に、端末デバイスは、アップリンクデータフレームのCPの長さを取得し、それに応じて、そのCPの長さにしたがって、SRフレーム及びアップリンクデータフレームを生成し、そのSRフレーム及びそのアップリンクデータフレームを連続的に送信する。アップリンクデータフレームのCPの長さは、少なくとも、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さよりも長い。例えば、CPの長さは、少なくとも、RTD及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。この手法により、アップリンクデータフレームを受信する基地局がそのCPを除去した後においては、複数の端末デバイスのアップリンクデータが整列させられるということを保証することが可能であり、ランダムアクセス、RRC接続の確立、及びアップリンク同期等のシグナリング手順を省略することが可能であり、それによって、端末デバイスは、2回シグナリングの交換を実行することによって、アップリンクデータパケットを直接的に送信することが可能である。このことは、リソースの利用を改善するとともに、電力消費を低減する。
以降のアップリンクデータパケットの送信プロセスにおいて、端末デバイスは、ステップS402又はステップS404のいずれも実行しなくてもよい、すなわち、ステップS406乃至ステップS414のみを実行することによって、アップリンクデータパケットの送信を実装することが可能である。時間周波数リソースが周期的に構成される場合に、その時間周波数リソースの継続時間において、ステップS406をさらに省略してもよく、ステップS408乃至ステップS414を実行することによって、アップリンクデータパケットを直接的に送信してもよく、それによって、アップリンク送信プロセスの中のシグナリングの交換をさらに低減する。このことは、リソースの利用を改善するとともに、電力消費を低減する。
選択的に、基地局にSRフレームを送信した後に、端末デバイスは、さらに、図5に示されているように、基地局にバッファ状態報告(buffer status report, BSR)フレームを送信してもよい。図5にしたがった1つの実施形態において、その方法は、以下のステップを含む。
ステップS502: ネットワークに接続された後に、端末デバイスは、基地局に能力情報を送信し、能力情報は、端末デバイスが、決定されたCPの長さにしたがったアップリンクデータフレームの生成をサポートするということを示すのに使用される。
ステップS504: 端末デバイスは、アップリンク送信に使用されるCPの長さを取得する。
ステップS507: 基地局は、端末デバイスにリソース構成情報を送信する。
ステップS508: 端末デバイスが、アップリンクで基地局と同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、その端末デバイスは、CPの長さにしたがって、アップリンクデータパケットのためのSRフレームを生成する。
ステップS510: 端末デバイスは、基地局に、ステップS508で生成されたSRフレームを送信する。
ステップS502乃至ステップS510については、図4のステップS402乃至ステップS410の説明を参照すべきであり、本明細書では、詳細な説明は、反復されない。
端末デバイスが送信したSRフレームを受信した後に、基地局は、BSRフレームを送信するのに使用される第3の時間周波数リソースをその端末デバイスのために割り当て、これに基づいて、端末デバイスにリソース構成情報を送信する。選択的に、SRフレームが、共通リソースを使用することによって基地局に送信される場合に、基地局が端末デバイスに送信するリソース構成情報は、その端末デバイスのID情報をさらに含む。端末デバイスがRRC接続されている状態にある場合には、リソース構成情報は、その端末デバイスのC-RNTIをさらに含み、又は、端末デバイスがRRCアイドル状態にある場合には、リソース構成情報は、その端末デバイスのTMSI又はIMSI、或いは、セルの中でその端末デバイスを識別することが可能である複数個の他のID情報をさらに含む。
ステップS512: 端末デバイスが、アップリンクで基地局と同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、その端末デバイスは、CPの長さにしたがって、アップリンクデータパケットのためのBSRフレームを生成する。例えば、そのBSRフレームは、以下の第5のフォーマットにしたがって生成される。
CPは、サイクリックプレフィックスフィールドであり、BSRは、バッファ状態報告フィールドであり、端末デバイスが要求するアップロードされるべきアップリンクデータパケットのサイズを基地局に通知するのに使用される。端末デバイスは、CPの長さにしたがってBSRフレームを生成する、すなわち、BSRフレームのCPの長さは、少なくとも、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さよりも長い。例えば、BSRフレームのCPの長さは、RTD及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。
選択的に、端末デバイスが生成するBSRフレームは、アップリンク送信に使用されるGTをさらに含み、GTは、現在のBSRフレームが次のデータフレームに対して干渉を引き起こすのを防止するのに使用される。例えば、端末デバイスは、以下の第6のフォーマットにしたがって
BSRフレームを生成する。
CPは、サイクリックプレフィックスフィールドであり、BSRは、バッファ状態報告フィールドであり、GTは、ガードタイムフィールドである。GTの値は、ゼロ又は非ゼロであってもよい。選択的に、端末デバイスは、基地局からGT情報を取得してもよい。例えば、基地局が端末デバイスに送信するリソース構成情報は、GT情報を搬送してもよい。
ステップS514: 端末デバイスは、基地局に、ステップS512で生成されるBSRフレームを送信する。
アップリンクバッファ状態報告BSRフレームを送信するのに使用される第3の時間周波数リソースは、共通リソース又は専用リソースを含む。すなわち、端末デバイスは、共通リソース又は専用リソースを使用することによって、BSRフレームを送信することを選択してもよい。選択的に、第3の時間周波数リソースが共通リソースである、すなわち、端末デバイスが、共通リソースを使用することによって、BSRフレームを送信することを選択する場合には、そのBSRフレームは、その端末デバイスのID情報をさらに含む。例えば、その端末デバイスがRRC接続されている状態にある場合には、その端末デバイスのBSRフレームは、その端末デバイスのC-RNTIをさらに含み、或いは、その端末デバイスがRRCアイドル状態にある場合には、その端末デバイスのBSRフレームは、その端末デバイスのTMSI又はIMSI、或いは、セルの中でその端末デバイスを識別することが可能である複数個の他のID情報をさらに含む。選択的に、端末デバイスのID情報は、BSRフレームの中のバッファ状態報告フィールドの中に含まれていてもよく、又は、ID情報を表すバイトが、BSRフレームに付加されてもよい。
端末デバイスが送信したBSRフレームを受信した後に、基地局は、アップリンクデータパケットを送信するのに使用される第1の時間周波数リソースをその端末デバイスのために割り当て、これに基づいて、端末デバイスにリソース構成情報を送信する。選択的に、BSRフレームが、共通リソースを使用することによって基地局に送信される場合に、基地局が端末デバイスに送信するリソース構成情報は、その端末デバイスのID情報をさらに含む。端末デバイスがRRC接続されている状態にある場合には、リソース構成情報は、その端末デバイスのC-RNTIをさらに含み、又は、端末デバイスがRRCアイドル状態にある場合には、リソース構成情報は、その端末デバイスのTMSI又はIMSI、或いは、セルの中でその端末デバイスを識別することが可能である複数個の他のID情報をさらに含む。
ステップS516: 端末デバイスが、アップリンクで基地局と同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、その端末デバイスは、CPの長さにしたがって、アップリンクデータパケットのための第1のアップリンクデータフレームを生成する。
ステップS518: 端末デバイスは、基地局に、ステップS516で生成される第1のアップリンクデータフレームを送信する。
ステップS516及びステップS518については、図3のステップS308及びステップS310の説明を参照するべきであり、本明細書では、詳細な説明は、反復されない。
したがって、本発明にしたがったアップリンクデータパケット送信方法によれば、端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、RRCアイドル状態にある場合に、端末デバイスは、アップリンクデータフレームのCPの長さを取得し、それに応じて、そのCPの長さにしたがって、SRフレーム、BSRフレーム、及びアップリンクデータフレームを生成し、そのSRフレーム、そのBSRフレーム、及びそのアップリンクデータフレームを連続的に送信する。アップリンクデータフレームのCPの長さは、少なくとも、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さよりも長い。例えば、CPの長さは、少なくとも、RTD及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。この手法により、アップリンクデータフレームを受信する基地局がそのCPを除去した後においては、複数の端末デバイスのアップリンクデータが整列させられるということを保証することが可能であり、ランダムアクセス、RRC接続の確立、及びアップリンク同期等のシグナリング手順を省略することが可能であり、それによって、端末デバイスは、3回にわたるシグナリングの交換を実行することによって、アップリンクデータパケットを直接的に送信することが可能である。このことは、リソースの利用を改善するとともに、電力消費を低減する。
以降のアップリンクデータパケットの送信プロセスにおいて、端末デバイスは、ステップS502又はステップS504のいずれも実行しなくてもよい、すなわち、ステップS506乃至ステップS518のみを実行することによって、アップリンクデータパケットの送信を実装することが可能である。時間周波数リソースが周期的に構成される場合に、その時間周波数リソースの継続時間において、ステップS506をさらに省略してもよく、ステップS508乃至ステップS518を実行することによって、アップリンクデータパケットを直接的に送信してもよく、それによって、アップリンク送信プロセスの中のシグナリングの交換をさらに低減する。このことは、リソースの利用を改善するとともに、電力消費を低減する。
他の実施形態において、端末デバイスは、図6に示されているように、基地局にSRフレームを送信するステップを実行することなく、その基地局にBSRフレームを直接的に送信してもよい。図6の1つの実施形態において、その方法は、以下のステップを含む。
ステップS602: ネットワークに接続された後に、端末デバイスは、基地局に能力情報を送信し、能力情報は、端末デバイスが、決定されたCPの長さにしたがったアップリンクデータフレームの生成をサポートするということを示すのに使用される。
ステップS604: 端末デバイスは、アップリンク送信に使用されるCPの長さを取得する。
ステップS607: 基地局は、端末デバイスにリソース構成情報を送信する。
ステップS602乃至ステップS606については、図3のステップS302乃至ステップS306の説明を参照すべきであり、本明細書では、詳細な説明は、反復されない。
ステップS608: 端末デバイスが、アップリンクで基地局と同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、その端末デバイスは、CPの長さにしたがって、アップリンクデータパケットのためのBSRフレームを生成する。
ステップS610: 端末デバイスは、基地局に、ステップS608で生成されるBSRフレームを送信する。
ステップS608及びステップS610については、図5のステップS512及びステップS514の説明を参照すべきであり、本明細書では、詳細な説明は、反復されない。
端末デバイスが送信したBSRフレームを受信した後に、基地局は、アップリンクデータパケットを送信するのに使用される第1の時間周波数リソースをその端末デバイスのために割り当て、これに基づいて、端末デバイスにリソース構成情報を送信する。選択的に、BSRフレームが、共通リソースを使用することによって基地局に送信される場合に、基地局が端末デバイスに送信するリソース構成情報は、その端末デバイスのID情報をさらに含む。端末デバイスがRRC接続されている状態にある場合には、リソース構成情報は、その端末デバイスのC-RNTIをさらに含み、又は、端末デバイスがRRCアイドル状態にある場合には、リソース構成情報は、その端末デバイスのTMSI又はIMSI、或いは、セルの中でその端末デバイスを識別することが可能である複数個の他のID情報をさらに含む。
ステップS612: 端末デバイスが、アップリンクで基地局と同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、その端末デバイスは、CPの長さにしたがって、アップリンクデータパケットのための第1のアップリンクデータフレームを生成する。
ステップS614: 端末デバイスは、基地局に、ステップS612で生成される第1のアップリンクデータフレームを送信する。
ステップS612及びステップS614については、図3のステップS308及びステップS310の説明を参照するべきであり、本明細書では、詳細な説明は、反復されない。
したがって、本発明にしたがったアップリンクデータパケット送信方法によれば、端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、RRCアイドル状態にある場合に、端末デバイスは、アップリンクデータフレームのCPの長さを取得し、それに応じて、そのCPの長さにしたがって、BSRフレーム及びアップリンクデータフレームを生成し、そのBSRフレーム及びそのアップリンクデータフレームを連続的に送信する。アップリンクデータフレームのCPの長さは、少なくとも、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さよりも長い。例えば、CPの長さは、少なくとも、RTD及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。この手法により、アップリンクデータフレームを受信する基地局がそのCPを除去した後においては、複数の端末デバイスのアップリンクデータが整列させられるということを保証することが可能であり、ランダムアクセス、RRC接続の確立、及びアップリンク同期等のシグナリング手順を省略することが可能であり、それによって、端末デバイスは、2回のシグナリングの交換を実行することによって、アップリンクデータパケットを直接的に送信することが可能である。このことは、リソースの利用を改善するとともに、電力消費を低減する。
以降のアップリンクデータパケットの送信プロセスにおいて、端末デバイスは、ステップS602又はステップS604のいずれも実行しなくてもよい、すなわち、ステップS606乃至ステップS614のみを実行することによって、アップリンクデータパケットの送信を実装することが可能である。時間周波数リソースが周期的に構成される場合に、又は、その時間周波数リソースの継続時間において、ステップS606をさらに省略してもよく、ステップS608乃至ステップS614を実行することによって、アップリンクデータパケットを直接的に送信してもよく、それによって、アップリンク送信プロセスの中のシグナリングの交換をさらに低減する。このことは、リソースの利用を改善するとともに、電力消費を低減する。
図4乃至図6の複数の実施形態においては、選択的に、基地局が、端末デバイスが送信したアップリンクデータフレームを受信した後に、基地局は、その端末デバイスに回答メッセージを返送し、そして、端末デバイスは、その回答メッセージにしたがって、そのアップリンクデータパケットを再送信する必要があるか否かを決定してもよい。基地局は、図3のステップS312乃至ステップS316と同様のステップを実行してもよく、本明細書では、詳細な説明は、反復されない。
図7及び図8は、それぞれ、本発明の複数の実施形態にしたがった端末デバイス側での方法及び基地局側での方法のフローチャートを示している。図7にしたがって端末デバイスによって実行されるアップリンクデータパケット送信方法については、図3乃至図6における端末デバイスに関する説明を参照するべきである。図8にしたがって基地局によって実行されるアップリンクデータパケット送信方法については、図3乃至図6における基地局に関する説明を参照するべきである。
図7に示されているように、上記の方法は、以下のステップを含む。
ステップS702: 端末デバイスは、第1のアップリンクデータフレームのCPの長さを決定する。
例えば、端末デバイスは、基地局が送信するCP長さ情報を受信して、第1のアップリンクデータフレームのCPの長さを取得し、そのCP長さ情報は、CPの長さを示すのに使用されるか、又は、端末デバイスは、基地局が送信したRTD構成情報を受信し、そして、そのRTD構成情報にしたがってCPの長さを算出して、第1のアップリンクデータフレームのCPの長さを取得する。
ステップS704: 端末デバイスが、アップリンクで基地局と同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、端末デバイスは、CPの長さにしたがって、アップリンクデータパケットのための第1のアップリンクデータフレームを生成するステップであって、第1のアップリンクデータフレームのCPの長さは、第1のCPの長さよりも長く、第1のCPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さである。
選択的に、第1のアップリンクデータフレームのCPの長さは、端末デバイスと基地局との間のラウンドトリップ遅延(RTD)及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。
選択的に、第1のアップリンクデータフレームは、GTをさらに含む。
ステップS706: 端末デバイスは、基地局に第1のアップリンクデータフレームを送信する。
したがって、本発明にしたがったアップリンクデータパケット送信方法によれば、端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、RRCアイドル状態にある場合に、端末デバイスは、アップリンクデータフレームのCPの長さを取得し、それに応じて、そのCPの長さにしたがって、アップリンクデータフレームを生成し、そのアップリンクデータフレームを送信する。そのCPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さよりも長い。例えば、CPの長さは、少なくとも、RTD及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。この手法により、アップリンクデータフレームを受信する基地局がそのCPを除去した後においては、複数の端末デバイスのアップリンクデータが整列させられるということを保証することが可能であり、ランダムアクセス及びアップリンク同期等のシグナリング手順を省略することが可能であり、それによって、端末デバイスは、1回のシグナリングの交換を実行することによって、アップリンクデータパケットを直接的に送信することが可能である。このことは、リソースの利用を改善するとともに、電力消費を低減する。
選択的に、ステップS706の前に、上記の方法は、基地局が送信したリソース構成情報を端末デバイスによって受信するステップであって、そのリソース構成情報は、基地局によって端末デバイスのために割り当てられてアップリンクデータパケットを送信するための第1の時間周波数リソースを示すのに使用される、ステップをさらに含んでもよい。選択的に、第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、第1のアップリンクデータフレームは、端末デバイスの識別情報を搬送する。例えば、端末デバイスが、RRC接続されている状態にある場合に、識別情報は、C-RNTIを含み、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、識別情報は、TMSI又はIMSIを含む。
端末デバイスがアップリンクで同期している状態にあり、第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、端末デバイスは、アップリンクデータパケットのための第2のアップリンクデータフレームを生成し、第2のアップリンクデータフレームのCPの長さは、第1のCPの長さと等しい。
選択的に、ステップS706の後に、上記の方法は、
基地局が送信する回答メッセージを端末デバイスによって受信し、その回答メッセージにしたがって、アップリンクデータパケットを再送信する必要があるか否かを決定するステップと、
端末デバイスが、アップリンクデータパケットを再送信する必要があるということを決定する場合に、端末デバイスによって、CPの長さにしたがって第3のアップリンクデータフレームを生成し、基地局に第3のアップリンクデータフレームを送信するステップと、をさらに含む。
選択的に、第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、回答メッセージは、端末デバイスの識別情報を含む。例えば、端末デバイスが、RRC接続されている状態にある場合に、識別情報は、C-RNTIを含み、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、識別情報は、TMSI又はIMSIを含む。
選択的に、ステップS702の前に、上記の方法は、
端末デバイスによって基地局に能力情報を送信するステップをさらに含み、能力情報は、端末デバイスが、CPの長さにしたがったアップリンクデータフレームの生成をサポートするということを示すのに使用される。例えば、端末デバイスは、基地局が送信する能力の問い合わせメッセージを受信し、そして、基地局に能力情報を返送する。
選択的に、端末デバイスが、第1のアップリンクデータフレームを生成する前に、上記の方法は、
端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、端末デバイスによって、CPの長さにしたがってアップリンクSRフレームを生成するステップと、
端末デバイスによって基地局にアップリンクSRフレームを送信するステップと、をさらに含む。
選択的に、端末デバイスが、第1のアップリンクデータフレームを生成する前に、上記の方法は、
端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、端末デバイスによって、CPの長さにしたがってアップリンクBSRフレームを生成するステップと、
端末デバイスによって基地局にアップリンクBSRフレームを送信するステップと、をさらに含む。
図8に示されているように、上記の方法は、以下のステップを含む。
ステップS802: 基地局は、端末デバイスにリソース構成情報を送信し、リソース構成情報は、基地局によって端末デバイスのために割り当てられてアップリンクデータパケットを送信するための第1の時間周波数リソースを示すのに使用される。
選択的に、第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、第1のアップリンクデータフレームは、端末デバイスの識別情報を搬送する。例えば、端末デバイスが、RRC接続されている状態にある場合に、識別情報は、C-RNTIを含み、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、識別情報は、TMSI又はIMSIを含む。
ステップS804: 基地局は、端末デバイスがアップリンクデータパケットのために生成し、第1の時間周波数リソースを使用することによって送信される第1のアップリンクデータフレームを受信し、端末デバイスが、アップリンクで基地局と同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、第1のアップリンクデータフレームのCPの長さは、第1のCPの長さよりも長く、第1のCPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さである。
選択的に、第1のアップリンクデータフレームのCPの長さは、端末デバイスと基地局との間のラウンドトリップ遅延(RTD)及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。
選択的に、第1のアップリンクデータフレームは、ガードタイム(GT)をさらに含む。
したがって、本発明にしたがったアップリンクデータパケット送信方法によれば、端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、RRCアイドル状態にある場合に、基地局が受信するアップリンクデータフレームのCPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さよりも長い。例えば、CPの長さは、少なくとも、RTD及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。この手法により、アップリンクデータフレームを受信する基地局がそのCPを除去した後においては、複数の端末デバイスのアップリンクデータが整列させられるということを保証することが可能であり、ランダムアクセス及びアップリンク同期等のシグナリング手順を省略することが可能であり、それによって、端末デバイスは、1回のシグナリングの交換を実行することによって、アップリンクデータパケットを直接的に送信することが可能である。このことは、リソースの利用を改善するとともに、電力消費を低減する。
選択的に、ステップS802の前に、上記の方法は、
基地局によってCPの長さを決定し、そして、端末デバイスに、そのCPの長さを示すのに使用されるCP長さ情報を送信するステップ、又は、
基地局によって端末デバイスに、RTD構成情報を送信し、それによって、その端末デバイスは、そのRTD構成情報にしたがって、CPの長さを算出する、ステップ、をさらに含む。
選択的に、基地局が、第1のアップリンクデータフレームを受信した後に、上記の方法は、
基地局によって端末デバイスに回答メッセージを送信し、それによって、その端末デバイスは、その回答メッセージにしたがって、アップリンクデータパケットを再送信する必要があるか否かを決定する、ステップをさらに含む。
選択的に、第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、回答メッセージは、端末デバイスの識別情報を含む。例えば、端末デバイスが、RRC接続されている状態にある場合に、識別情報は、C-RNTIを含み、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、識別情報は、TMSI又はIMSIを含む。
選択的に、ステップS802の前に、上記の方法は、
端末デバイスが送信した能力情報を基地局によって受信するステップをさらに含み、能力情報は、端末デバイスが、CPの長さにしたがったアップリンクデータフレームの生成をサポートするということを示すのに使用される。
選択的に、基地局が、第1のアップリンクデータフレームを受信する前に、上記の方法は、
端末デバイスが送信したアップリンクSRフレームを基地局によって受信するステップをさらに含み、端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、アップリンクSRフレームは、CPの長さにしたがって端末デバイスによって生成される。
選択的に、基地局が、第1のアップリンクデータフレームを受信する前に、上記の方法は、
端末デバイスが送信したアップリンクBSRフレームを基地局によって受信するステップをさらに含み、端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、アップリンクBSRフレームは、CPの長さにしたがって端末デバイスによって生成される。
図9は、本発明の1つの実施形態にしたがった(例えば、図2の端末デバイス220等の)端末デバイスの概略的なブロック図である。図9の端末デバイスは、図3乃至図6の複数の実施形態にしたがって端末デバイスによって実行される複数の動作を実行してもよい。上記で説明されたように、端末デバイス220は、トランシーバー222及びプロセッサ224を含んでもよい。
プロセッサ224は、第1のアップリンクデータフレームのCPの長さを決定するように構成される。端末デバイスが、アップリンクで基地局と同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、プロセッサ224は、さらに、CPの長さにしたがって、アップリンクデータパケットのための第1のアップリンクデータフレームを生成するように構成される。第1のアップリンクデータフレームのCPの長さは、第1のCPの長さよりも長く、第1のCPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さである。
トランシーバー222は、基地局に第1のアップリンクデータフレームを送信するように構成される。
選択的に、第1のアップリンクデータフレームのCPの長さは、端末デバイスと基地局との間のラウンドトリップ遅延(RTD)及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。
選択的に、第1のアップリンクデータフレームは、ガードタイム(GT)をさらに含む。
したがって、端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、RRCアイドル状態にある場合に、端末デバイスは、アップリンクデータフレームのCPの長さを取得し、それに応じて、そのCPの長さにしたがって、アップリンクデータフレームを生成し、そのアップリンクデータフレームを送信する。そのCPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さよりも長い。例えば、CPの長さは、少なくとも、RTD及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。この手法により、アップリンクデータフレームを受信する基地局がそのCPを除去した後においては、複数の端末デバイスのアップリンクデータが整列させられるということを保証することが可能であり、ランダムアクセス及びアップリンク同期等のシグナリング手順を省略することが可能であり、それによって、端末デバイスは、1回のシグナリングの交換を実行することによって、アップリンクデータパケットを直接的に送信することが可能である。このことは、リソースの利用を改善するとともに、電力消費を低減する。
選択的に、トランシーバー222は、さらに、基地局が送信するCP長さ情報を受信するように構成され、そのCP長さ情報は、CPの長さを示すのに使用されるか、又は、トランシーバー222は、さらに、基地局が送信したRTD構成情報を受信するように構成され、プロセッサ224は、そのRTD構成情報にしたがってCPの長さを算出するように構成される。
選択的に、トランシーバー222は、基地局が送信したリソース構成情報を受信するように構成され、そのリソース構成情報は、基地局によって端末デバイスのために割り当てられてアップリンクデータパケットを送信するための第1の時間周波数リソースを示すのに使用される。第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、第1のアップリンクデータフレームは、端末デバイスの識別情報を搬送する。例えば、端末デバイスが、RRC接続されている状態にある場合に、識別情報は、C-RNTIを含み、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、識別情報は、TMSI又はIMSIを含む。
選択的に、端末デバイスがアップリンクで同期している状態にあり、第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、プロセッサ224は、アップリンクデータパケットのための第2のアップリンクデータフレームを生成し、第2のアップリンクデータフレームのCPの長さは、第1のCPの長さと等しい。
選択的に、トランシーバー222は、さらに、基地局が送信する回答メッセージを受信するように構成され、プロセッサ224は、その回答メッセージにしたがって、アップリンクデータパケットを再送信する必要があるか否かを決定するように構成される。プロセッサ224が、アップリンクデータパケットを再送信する必要があるということを決定する場合に、プロセッサ224は、CPの長さにしたがって第3のアップリンクデータフレームを生成するように構成され、トランシーバー222は、基地局に第3のアップリンクデータフレームを送信するように構成される。第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、回答メッセージは、端末デバイスの識別情報を含む。例えば、端末デバイスが、RRC接続されている状態にある場合に、識別情報は、C-RNTIを含み、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、識別情報は、TMSI又はIMSIを含む。
選択的に、トランシーバー222は、さらに、基地局に能力情報を送信するように構成され、能力情報は、端末デバイスが、CPの長さにしたがったアップリンクデータフレームの生成をサポートするということを示すのに使用される。例えば、トランシーバー222は、基地局が送信する能力の問い合わせメッセージを受信するように構成され、そして、基地局に能力情報を返送するように構成される。
選択的に、トランシーバー222が、第1のアップリンクデータフレームを送信する前に、端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、プロセッサ224は、CPの長さにしたがってアップリンクSRフレームを生成するように構成され、トランシーバー222は、さらに、基地局にアップリンクSRフレームを送信するように構成される。
選択的に、トランシーバー222が、第1のアップリンクデータフレームを生成する前に、端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、プロセッサ224は、CPの長さにしたがってアップリンクBSRフレームを生成するように構成され、トランシーバー222は、さらに、基地局にアップリンクBSRフレームを送信するように構成される。
図10は、本発明の1つの実施形態にしたがった(例えば、図2の基地局240等の)基地局の概略的なブロック図である。図10の基地局は、図3乃至図6の各々の実施形態にしたがって基地局によって実行される複数の動作を実行してもよい。上記で説明されたように、基地局240は、少なくとも、トランシーバー242を含む。トランシーバー242は、また、送信機及び受信機によって個別に実装されてもよい。
送信機は、端末デバイスにリソース構成情報を送信するように構成され、リソース構成情報は、基地局によって端末デバイスのために割り当てられてアップリンクデータパケットを送信するための第1の時間周波数リソースを示すのに使用される。
受信機は、端末デバイスがアップリンクデータパケットのために生成し、第1の時間周波数リソースを使用することによって送信される第1のアップリンクデータフレームを受信するように構成され、端末デバイスが、アップリンクで基地局と同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、第1のアップリンクデータフレームのCPの長さは、第1のCPの長さよりも長く、第1のCPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さである。
選択的に、第1のアップリンクデータフレームのCPの長さは、端末デバイスと基地局との間のラウンドトリップ遅延(RTD)及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。
選択的に、第1のアップリンクデータフレームは、ガードタイム(GT)をさらに含む。
したがって、端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、RRCアイドル状態にある場合に、基地局が受信するアップリンクデータフレームのCPの長さは、アップリンクで同期している状態にあるとともにRRC接続されている状態にある端末デバイスが送信するアップリンクデータフレームのCPの長さよりも長い。例えば、CPの長さは、少なくとも、RTD及び最大の遅延拡散の合計と等しいか又はより大きい。この手法により、アップリンクデータフレームを受信する基地局がそのCPを除去した後においては、複数の端末デバイスのアップリンクデータが整列させられるということを保証することが可能であり、ランダムアクセス及びアップリンク同期等のシグナリング手順を省略することが可能であり、それによって、端末デバイスは、1回のシグナリングの交換を実行することによって、アップリンクデータパケットを直接的に送信することが可能である。このことは、リソースの利用を改善するとともに、電力消費を低減する。
選択的に、基地局240は、プロセッサ244をさらに含む。
選択的に、プロセッサ244は、CPの長さを決定するように構成され、送信機は、さらに、端末デバイスに、そのCPの長さを示すのに使用されるCP長さ情報を送信するように構成されるか、又は、送信機は、さらに、端末デバイスに、RTD構成情報を送信するように構成され、それによって、その端末デバイスは、そのRTD構成情報にしたがって、CPの長さを算出する。
選択的に、第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、第1のアップリンクデータフレームは、端末デバイスの識別情報を搬送する。例えば、端末デバイスが、RRC接続されている状態にある場合に、識別情報は、C-RNTIを含み、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、識別情報は、TMSI又はIMSIを含む。
選択的に、送信機は、さらに、端末デバイスに回答メッセージを送信するように構成され、それによって、端末デバイスは、その回答メッセージにしたがって、アップリンクデータパケットを再送信する必要があるか否かを決定する。第1の時間周波数リソースが共通リソースである場合に、回答メッセージは、端末デバイスの識別情報を含む。例えば、端末デバイスが、RRC接続されている状態にある場合に、識別情報は、C-RNTIを含み、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、識別情報は、TMSI又はIMSIを含む。
選択的に、受信機は、さらに、端末デバイスが送信した能力情報を受信するように構成され、能力情報は、端末デバイスが、CPの長さにしたがったアップリンクデータフレームの生成をサポートするということを示すのに使用される。
選択的に、受信機が、第1のアップリンクデータフレームを受信する前に、受信機は、さらに、端末デバイスが送信したアップリンクSRフレームを受信するように構成され、端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、アップリンクSRフレームは、CPの長さにしたがって端末デバイスによって生成される。
選択的に、受信機が、第1のアップリンクデータフレームを受信する前に、受信機は、さらに、端末デバイスが送信したアップリンクBSRフレームを受信するように構成され、端末デバイスが、アップリンクで同期していない状態にあるとともにRRC接続されている状態にある場合、又は、端末デバイスが、RRCアイドル状態にある場合に、アップリンクBSRフレームは、CPの長さにしたがって端末デバイスによって生成される。
当業者は、本明細書に開示された複数の実施形態において説明された複数の例と関連して、電子的なハードウェア、又はコンピュータソフトウェア及び電子的なハードウェアの組合せによって、ユニット及びアルゴリズムの複数のステップを実装することが可能であるということを知ることが可能である。機能がハードウェアによって実行されるか或いはソフトウェアによって実行されるかは、技術的解決方法の特定の用途及び設計上の制約条件によって決まる。当業者であれば、複数の異なる方法を使用して、特定の用途の各々について上記の機能を実装することができるが、その実装は、本発明の範囲を超えると解釈されるべきではない。
有用な且つ簡潔な説明のために、上記のシステム、装置、及びユニットの詳細な動作プロセスについては、上記の方法実施形態の中の対応するプロセスを参照するべきであり、本明細書においては、詳細は、再び説明はされないということを、当業者は、明確に理解することができる。
本出願で提供された上記の複数の実施形態において、開示されたシステム、装置及び方法を他の手法にしたがって実装することが可能であるということを理解すべきである。たとえば、説明された装置実施形態は、1つの例にすぎない。たとえば、ユニットの区分は、論理機能区分であるに過ぎず、実際の実装においては、他の区分となってもよい。たとえば、複数のユニット又は構成要素を組み合わせ、又は一体化して、他のシステムにすることができ、或いは、いくつかの特徴を無視し又は実行しなくてもよい。さらに、いくつかのインターフェイスを使用することによって、示され又は論じられた相互結合又は直接的な結合又は通信結合を実装してもよい。電気的な形態、機械的な形態、又は他の形態で、複数の装置又はユニットの間の非直接的な接続又は通信接続を実装してもよい。
別個の部分として説明されたユニットは、物理的に分離していてもよく又は物理的に分離していなくてもよく、ユニットとして示された部分は、物理的ユニットであってもよく又は物理的ユニットでなくてもよく、1つの位置に設置されていてもよく、又は複数のネットワークユニットに分散されていてもよい。複数の実施形態の解決方法の目的を達成するために、実際の必要に応じて、ユニットの一部又は全部を選択してもよい。
さらに、本発明の複数の実施形態にしたがった機能ユニットを一体化して、1つの処理ユニットにしてもよく、或いは、ユニットの各々が物理的に独立して存在してもよく、或いは、2つ又はより多くのユニットを1つのユニットに一体化してもよい。
複数の機能が、ソフトウェア機能ユニットの形態で実装され、そして、独立した製品として販売され又は使用される場合に、それらの機能は、コンピュータ読み取り可能な記憶媒体の中に格納されてもよい。そのような理解に基づいて、本発明の複数の技術的解決方法は、本質的に、或いは、従来技術に寄与する部分又はそれらの技術的解決方法のうちの全部又は一部は、ソフトウェア製品の形態で実装されてもよい。ソフトウェア製品は、記憶媒体の中に格納され、複数の命令を含み、それらの複数の命令は、本発明の複数の実施形態において説明された方法のステップのうちの全部又は一部を実行するように、(パーソナルコンピュータ、サーバ、又はネットワーク・デバイス等であってもよい)コンピュータデバイスに指示する。上記の記憶媒体は、プログラムコードを格納することが可能なUSBフラッシュドライブ、取外し可能ハードディスク、読み出し専用メモリ(ROM, Read-Only Memory)、ランダムアクセスメモリ(RAM, Random Access Memory)、磁気ディスク、又は光ディスク等のいずれかの媒体を含む。
上記の記載は、本発明の特定の実装にすぎないが、本発明の保護範囲を限定することを意図するものではない。本発明で開示された技術的範囲の中にあるとともに当業者が容易に考え出すことができるいずれかの変形又は置換は、本発明の保護範囲に属するものとする。したがって、本発明の保護範囲は、請求項に記載された発明の保護範囲にしたがうものとする。