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JP2018511048A - センサ制御時の残差値処理装置及び残差値処理方法 - Google Patents

センサ制御時の残差値処理装置及び残差値処理方法 Download PDF

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JP2018511048A JP2017547133A JP2017547133A JP2018511048A JP 2018511048 A JP2018511048 A JP 2018511048A JP 2017547133 A JP2017547133 A JP 2017547133A JP 2017547133 A JP2017547133 A JP 2017547133A JP 2018511048 A JP2018511048 A JP 2018511048A
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Abstract

本発明はセンサ(310)の制御装置(300)に関する。上記制御装置(300)は、上記センサ(310)を制御するための制御信号(360)に入力信号(365)を変換する変換部(320)と、上記入力信号(365)と上記制御信号(360)との差分を示す差分信号(370)を決定する比較部(330)とを備える。また、上記制御装置は、上記差分信号(370)を用いて上記入力信号(365)を制御するフィードバック部(340)を備える。差分信号(370)の伝達関数は、センサ(310)のゼロではない動作周波数でゼロ点を有する。

Description

発明の詳細な説明
本発明は残差値の処理装置及び残差値の処理方法に関する。
現行技術では、多くの分野において精度の高いセンサが必要である。これらのセンサは、通常、休止位置又はリセット位置からのセンサヘッドのズレの大きさに基づいて測定データを得る。このように、機械センサでは、センサヘッドの位置又は向きの変化によって発生する、バネに対する応力又は張力が測定される。この測定された応力又は張力に基づいて、所望の測定データが決定される。容量センサでは、センサヘッドの位置変化によってセンサヘッドと試験マスとの間の容量が変化する。この容量を測定し、そこから所望の測定値を決定することができる。
そのため、高精度のセンサを提供するためには、測定前でも測定中でも精度よくセンサヘッドの位置を割り出す必要がある。測定後、測定システムが、精度よく定められたリセット位置にセンサヘッドが存在する休止状態に戻ることが理想的である。
しかしながら、測定システムの設計上、上記測定システムが休止状態に戻るまでには多少の時間がかかる場合がある。具体的には、測定後にセンサヘッドが低減衰で振動を行うと、センサヘッドが再びリセット位置に戻るまでに長い時間がかかる場合がある。この時間の間、センサヘッドの位置が厳密に分からないため、精度のよい測定は行えない。
さらに、望ましくない衝撃によって、測定システムのセンサヘッドがそのリセット位置から外れてしまうこともある。この場合も、測定の精度が損なわれる場合がある。
そのため、測定の開始前に、センサヘッドがそのリセット位置に確実に存在する必要がある。これは、通常、センサヘッドの移動に対して作用し、それにより、リセット位置へ向かう高速過渡振動を実現する復元力によって実現される。
例えば能動的にリセットされる回転速度センサ等の数種のセンサについて、一時的に変化する復元力がセンサヘッドに作用する必要がある。これは、回転速度センサにおいて、コリオリの力による偏差を補償するのに必要である。そして、通常、復元力は、特定の動作周波数及び/又は固有角周波数ω及び特定の振幅を有する振動になる。従って、回転速度センサは、過渡振動が、特定の振幅において、角振動数ωへと向かうことを確実にする、ゼロとは大きく異なる周波数で動作する必要がある。
容量センサでは、センサヘッド又はサンプルマスを所望の(例えば、計算された)力によって厳密に制御またはリセットすることが理想である。この場合、その力は、静電力をもたらす複数の電極における電圧を介して生成される。例えば、2つの電極を用いる、つまり、2つの電圧が与えられると、電極間に生じた電場により、電極間に力Kが生じる。Cを電極間の容量、Uを印加電圧、dを電極間の距離とすると、力Kの大きさはK=CU/dになる。従って、特定の力Kを発生させるためには、印加電圧はKの平方根に比例する必要があるということになる。
ここで、復元力は、例えば、互いに向かい合う2組の電極によって生じることがある。つまり、復元力はそれらの電極の共同作用の結果である。例えば、電圧
Figure 2018511048
を第1電極対に印加し、電圧
Figure 2018511048
を第2電極対に印加することが可能である。電極間の距離が同じであり、電極間の容量Cが同じであれば、合力K=C/d(U −U )=C/dU Fになる。従って、Fの値を用いて復元力を調整することができる。fは他の用途に用いることのできる自由パラメータである。
リセットに必要な力は、多くの場合デジタル処理で計算され、その後センサヘッドに用いる為にアナログ信号に変換される必要がある。実際の機器においては、例えば、デジタル処理で計算された力からアナログの物理的電圧への遷移の際、デジタル/アナログ変換器における変換によって誤差が生じる。この変換は「量子化」とも呼ばれる。具体的には、例えば、前述の平方根関数及びその計算の使用、及び/又は有限語長(例えば16ビット)を有するデジタル変換器の使用によって、理想的でない「量子化」信号が生成される。
量子化の際に生じるこれらの誤差は、様々な形でセンサシステムの特性に悪影響を及ぼす恐れがある。そのため、量子化誤差を割り出し、その誤差をセンサシステムにフィードバックすることによって関連周波数帯域における誤差を最小限にすることを試みる、いわゆる「残差値の処理」が必要になる。
従来技術によると、図9Aに概略的に示される制御ループを用いて上記残差値の処理が実現される。以下の説明では、図9Aに示される信号F、E、Yの時間依存性を下付き文字の時間表示によって示す。従って、時点「t」における信号には、下付き文字「t」を付ける。
時点tで入力された信号Fには、デジタル/アナログ変換器10での量子化により、第一反復で量子化誤差Eが加算される。量子化された信号Yはセンサシステムのリセット及び/又は制御に用いられる。未知の誤差Eは、入力信号Fを量子化信号Yと比較部20において比較することにより決定され、レジスタ30に記憶される。
次の時間ステップで、レジスタ30に記憶された誤差Eは減算器40によって入力信号から減算される。こうして、時点(t+T)の入力信号Ft+Tと時点tの誤差Eとの差分が計算される。ここで、Tは上記入力信号Fのサンプリング周波数である。そのため、出力信号Yt+Tは以下の通りである。
t+T=Ft+T+Et+T−E
(z=eiωTを用いて)上記式をz変換すれば、以下の式が得られる。
Y(z)=F(z)+E(z)(1−z−1
従って、出力Y(z)に対する差分信号(つまり、誤差信号)E(z)の伝達関数G(z)は、以下の通りである。
(z)=E(z)(1−z−1)/E(z)=1−z−1
この伝達関数の絶対値を図10の上部に示し、この伝達関数の位相(すなわち、偏角)を図10の下部に示す。ここで、z=1であるため、この伝達関数は、ω=0にゼロ点を有している。
図9Bは、図9Aに概略的に示された、従来技術に係る制御ループの具体的な実施形態を示す図である。具体的には、デジタル/アナログ変換器10は、平方根
Figure 2018511048
及び
Figure 2018511048
を計算し、それらをアナログ制御信号16、17に変換する、2つの平方根計算機12、14を備えている。これらの平方根は、2乗部18で再度2乗され、その後、センサで生じた力の概算されたコピーを構成する量子化信号Fを生成するための差分が形成される。
図9Aについて説明した通り、上記差分から比較部20で誤差Eが決定される。この誤差Eはレジスタ30に保存され、次のサンプリング工程で減算器40によって入力信号Fから減算される。
ゼロ点がω=0にあるため、この構成は、ほぼ一定の信号又はゆっくりと変化する信号(例えば、ω≒0)だけで素子が動作するセンサに特に適している。しかしながら、これは一部のセンサについてのみいえることである。
具体的には、上述の通り、回転速度センサについて、復元力は特定の動作周波数又は固有角周波数ωを有する振動動作を起こす。そこで、上記回転速度センサは、ゼロとは大きく異なる周波数で動作する必要がある。図10に示す通り、そのような周波数では量子化誤差Eの伝達関数Gはゼロ以外である。つまり、これらの領域では量子化効果によって大きな誤差が生ずることを想定しなければならない。この結果、センサの制御が不正確になり、それ故に、センサの精度に限界が生じてしまう。
本発明は、上記の問題に鑑み、制御対象のセンサの動作周波数及び/又は共振角周波数ωで量子化誤差なく残差値を処理する装置を提供することを目的としている。また、対応する方法を提供することが望ましい。
上記目的は、独立請求項の構成によって達成される。また、それぞれの従属請求項には、有利な実施形態が示される。
センサの制御装置であって、前記センサを制御するための制御信号に入力信号を変換する変換部と、前記入力信号と前記制御信号との差分を示す差分信号を決定する比較部と、前記差分信号を用いて前記入力信号を制御する制御部とを備える制御装置を実現する。ここで、前記差分信号の伝達関数は、前記センサのゼロではない動作周波数でゼロ点を有する。
また、上記問題は、センサの制御方法であって、前記センサを制御するための制御信号に入力信号を変換する工程と、前記入力信号と前記制御信号との差分を示す差分信号を決定する工程と、前記差分信号を用いて前記入力信号を制御す工程とを含む方法によって解決される。ここで、前記差分信号の伝達関数は、前記センサのゼロではない動作周波数でゼロ点を有する。
これらの実施形態によって、上記入力信号と上記制御信号との間の誤差、すなわち、差分信号が、制御対象のセンサの動作周波数でゼロになる。これは、上記差分信号の伝達関数がこの周波数でゼロ点を有しているためである。この動作周波数はセンサの共振周波数と同じであってもよい。これにより、センサの動作周波数又は共振周波数付近の量子化誤差に起因するセンサ制御のバイアシングが緩和され、正確かつ信頼性のあるセンサ動作を確保することができる。
また、特に小信号に対して、センサの直線性を実質的に向上させる。
さらに、動作周波数がゼロではないセンサを、誤差なく制御することができる。これは、例えば、回転速度センサ内の振動マスが、実施される測定用にゼロではない動作周波数で振動する回転速度センサの場合である。
他の実施例では、上記センサが容量センサであってもよい。上記センサが容量センサである場合、電気信号のみで正確にセンサの制御及び読み出しを行うことができる。
さらに他の実施例では、上記センサが微小電気機械センサ(MEMS)等の微小機械回転速度センサであってもよい。微小機械回転速度センサは、回転速度を測定できるようにゼロではない基本振動を必要とするので、該微小機械回転速度センサも、量子化誤差なく制御することが可能である。
さらに他の実施例では、上記センサはその動作周波数付近のバンドパス帯域で動作してもよい。周波数が動作周波数から大きく逸脱し、そのために量子化誤差が実質的にゼロではない周波数スペクトルの領域は、バンドパスフィルタによって減じられる。これによって量子化誤差が減少し、周波数範囲全体が広くなり、上記センサの信頼性と正確性が向上する。
さらに他の実施例では、上記変換部がデジタル/アナログ変換器を備えていてもよい。さらに、上記入力信号がデジタル信号であってもよく、上記制御信号がアナログ信号であってもよい。デジタル処理で計算された制御パラメータは、アナログ制御信号に変換され、上記センサに転送される。一方、このデジタル/アナログ変換によって生じる量子化誤差は減少する。そのため、センサの信頼性と正確性が向上する。
上記変換部は、上述した通り、可能な限り正確な静電復元力をセンサ内に生じるために、上記入力信号に基づいて平方根の計算を行うように構成してもよい。このようにして、センサの制御に必要な平方根の計算における量子化誤差を減少する。
上記制御部は、上記差分信号を処理し、処理された差分信号を上記入力信号にフィードバックすることによって上記伝達関数を生成してもよい。これにより、上記差分信号の伝達関数のゼロ点が単純な構成で生成される。この例では、上記差分信号、つまり、量子化誤差の処理のみによって上記伝達関数が変更される。この構成は別の方法、例えば、制御部の中に複数の異なるレジスタ及び複数の乗算部を配置することによって実現してもよい。
具体的には、複数の異なるレジスタ及び/又は複数の乗算部を用いることにより、上記差分信号の伝達関数のゼロ点を生成及び/又は移動させる、差分信号の伝達関数の項を追加できる。このように、上記差分信号の転送動作を柔軟かつ容易に調整することができ、したがって、量子化誤差を柔軟かつ容易に調整することができる。
具体的には、複数のゼロ点を有する各伝達関数を生成し、それにより、複数の異なる周波数でセンサを量子化誤差なく制御できるようにすることも可能である。
差分信号G(z)の伝達関数は、下記式を満たしてもよい:
(z)=1−2z−1cos(ωT)+z−2
上記式において、z=eiωTであり、ωは動作角周波数であり、Tは入力信号のサンプリング周波数であり、ωは角周波数である。
上記伝達関数は上記差分信号、2つのレジスタ、及び乗算部のみに基づいて生成され、上記制御部は単純な構成を有する。
上記差分信号の伝達関数は、z−1の少なくとも3乗の関数であってもよい。これにより、量子化誤差なく複数の周波数を制御することができる。
以下、図面を参照し、本発明の各実施形態及びそれらの機能と利点を説明する。各実施形態の構成要素は、互いに除外しあうものでない限り、互いに組み合わせることが可能である。
図1は、一実施形態に係る容量センサを示す概略図である。
図2Aは、一実施形態に係る回転速度センサの微小機械部を示す概略上面図である。
図2Bは、図2Aに示される上記回転速度センサの上記微小機械部を示す概略断面図である。
図3は、一実施形態に係る変換部、比較部、及びセンサを示す概略ブロック図である。
図4は、一実施形態に係るセンサの制御装置を示す概略ブロック図である。
図5Aは、一実施形態に係る制御ループを示す概略ブロック図である。
図5Bは、図5Aに示される上記制御ループを有するセンサの制御装置を示す概略ブロック図である。
図6は、図5A及び図5Bに示される実施形態に係る差分信号の伝達関数の絶対値及び位相を周波数の関数として示す図である。
図7Aから図7Fは、さらなる実施形態に係る制御ループを示す概略ブロック図である。
図8は、一実施形態に係るセンサの制御方法の処理の流れを示すフローチャートである。
図9Aおよび図9Bは、従来技術に係る残差値を処理するための制御ループを示す概略図である。
図10は、図9A及び図9Bに示される従来技術に係る差分信号の伝達関数の絶対値及び位相を周波数の関数として示す図である。
各図において、互いに対応する構成要素又は構成要素の群は、同じ参照符号によって示される。
図1は一実施形態に係る容量センサ100を示す概略図である。容量センサ100は、サンプルマス110、作動部/センサ部120、支持構造体130、及びバネ素子140を備える。
サンプルマス110は、バネ素子140を用いて支持構造体130に連結されている。サンプルマス110は、例えば、センサヘッドであり得る。バネ素子140は、図1に示されるようにバネであり得るが、支持構造体130に対するサンプル110の運動及び/又は振動を可能にするものであれば、別の設計のバネ素子140を用いることも可能である。バネ素子140は、例えば、細い梁又はワイヤで形成されていてもよい。
支持構造体130は、容量センサ100の枠(不図示)に固定して接続されている。支持構造体130は、例えば、容量センサ100の壁であり得るが、上記容量センサの枠に固定して接続されている突起やそれに類似する構造体で形成されていてもよい。
支持構造体130と同様、作動部/センサ部120も容量センサ100の枠又は壁に固定して接続されていてもよい。また、作動部/センサ部120は容量センサ100における別の可動素子(不図示)に接続されていてもよい。具体的には、作動部/センサ部120及び支持構造体130は互いに対して一定の距離を置いて固定されていてもよい。
作動部/センサ部120は、電線150を介して制御信号160を受け取る。制御信号160は、所定の電圧Uを作動部/センサ部120とサンプルマス110との間に印加させるためのものである。
電圧Uを印加することにより、サンプルマス110を引き付ける電場170が発生する。この引き付け力によって、サンプルマス110を支持構造体130に接続するバネ素子140が伸ばされ、サンプルマス110が作動部/センサ部120に向かって移動する。この場合、作動部/センサ部120は作動部として機能する。しかしながら、例えば電圧増幅器等を用いて電圧を印加することにより、サンプルマス110の作動部/センサ部120及び支持構造体130に対する位置を決定してもよい。この場合、作動部/センサ部120はセンサ部として機能する。
具体的には、作動部120によって、サンプルマス110を正確に定義された特定の位置に移動させることができる。この位置は、行われる測定のリセット位置になり得る。また、複数の作動部を用いることによって、サンプルマス110を複数の異なる方向に移動することも可能である。具体的には、AC電圧を複数の作動部120に印加してサンプルマス110を励起することにより、サンプルマス110を動作角周波数ω又は動作周波数f=ω/2πで振動させることが可能である。この動作角周波数ωは、サンプルマス110、バネ素子140、及び支持構造体130からなる振動システムの共振角周波数と同じであってもよい。このように、測定に必要なサンプルマス110の振動は制御信号160によって調整することができる。
測定(例えば直線加速度又は角加速度によって外側から加わる力)によって、又は、回転運動によって発生するコリオリの力によってサンプルマス110の位置が変わると、電場170が変化したり、それによって作動部/センサ部120の電圧が変化したりする。この電圧の変化は電線150を介して読み取ることができるため、サンプル110の位置変化に対する測定結果を取得することができる。また、この電圧を既知の高さに維持してもよい。すると、運動によって電極対の容量が変化した場合、電荷増幅器によって読み取ることのできる電荷の変化が生じる。いずれの場合においても、作動部/センサ部120はセンサ部の機能を果たす。
従って、電線150を介して容量センサ100から測定データを読み出すことができるだけでなく、制御信号160を介して容量センサ100を制御することができる。
図2A及び図2Bは、一実施形態に係る回転速度センサ(微小電気機械センサ(MEMS)等)の微小機械部の概略図である。図2Bは、図2Aにおける一点鎖線に沿った、回転速度センサの微小機械部の断面を示している。
図2A及び図2Bは、一実施形態に係る微小機械回転速度センサ200に関する。回転速度センサ200は、第1バネ素子241(例えば、励起枠)に支持された外側サンプルマス290を備える。この第1バネ素子241は、図2Bに示される支持基板250に固定して接続された支持構造体251に、サンプルマス290を連結している。また、バネ素子241は、励起方向201に沿った、支持基板250に対する外側サンプルマス290の偏差をわずかにだけ抑える。内側サンプルマス280は、第2バネ素子242を介して外側サンプルマス290に連結されている。そして、内側サンプルマス280は、外側サンプルマス290に対して、励起方向201に直交する検出方向202に実質的に沿うように移動可能である。励起方向201及び検出方向202は、支持基板250の表面に並行な方向である。第1バネ素子241及び第2バネ素子242は、例えば、互いに連結された構造体の間にそれぞれ形成された、断面の小さな梁状構造体である。
一実施形態によると、回転速度センサ200は第1作動部/センサ部261、271(例えば、外側サンプル290及び内側サンプル280からなるシステムを励起して励起方向201に沿って振動させ、かつ/又はそれに外側サンプルマス290の対応する偏差を得る静電気アクチュエータ及びセンサ)を備えている。
図1に関して説明した通り、第1作動部/センサ部261、271に入力された制御信号を用いて、外側サンプルマス290の位置又は振動を調整すること、もしくは、信号を読み出して測定を行うことが可能である。
回転速度センサ200は第2作動部/センサ部262、272(例えば、内側サンプルマス280に作用し、かつ/又は、その偏差を得ることができる静電気アクチュエータ及びセンサ)を備えている。したがって、第2作動部/センサ部262、272に入力された制御信号を用いて内側サンプルマス280の位置または振動を調整し、かつ、測定データの読み出しを行うことが可能である。
回転速度センサ200の動作中、例えば、第1作動部/センサ部261、271が外側サンプルマス290を励起し、励起方向201に沿って動作角周波数ωで振動させる。この際、内側サンプルマス280は、外側サンプルマス290と実質的に同じ振幅と位相で外側サンプルマス290と共に動く。もし基板の面に直交する軸を中心としてこの構成を回転すると、外側サンプルマス290及び内側サンプルマス280に対してコリオリの力が作用する。このコリオリの力は、この方向に硬さを有するバネ241により、内側サンプルマス280のみを検出方向202に沿って外側サンプルマス290に対してずれさせる。第2作動部/センサ部262、272は、この内側サンプルマス280の偏差を取得し、それによって、基板の面と直交する軸を中心とした回転運動を捉える。
上記の測定を行うために、外側サンプルマス290の振動を可能な限り厳密に調整する必要がある。そして、測定を開始する前に外側サンプルマス290とほぼ同じ振幅と位相で動く内側サンプルマス280の振動の変化を決定できるように、制御信号を用いて外側サンプルマス290及び内側サンプルマス280を可能な限り厳密に制御する必要がある。この工程では、信号の変換(デジタル/アナログ変換)によって生じる誤差を最小限にすることが特に必要である。
図3は上述の誤差の発生を説明するための概略ブロック図である。図3に示される実施形態によると、制御信号360が制御部320を介してセンサ310に入力される。この制御信号360は、センサ310を制御するために用いられ、また、上述のように、センサの特定の動作角周波数ωを調整するため、もしくは、センサ310においてセンサヘッドの位置決めをするために用いられてもよい。センサの動作周波数は、センサを動作させるために有用なあらゆる値を有することができる。具体的には、センサの動作周波数はゼロでなくてもよい。
制御信号360は、変換部320で入力信号365から生成される。入力信号365は、例えば、演算部(例えば、コンピュータ)で生成され、変換部320でアナログ制御信号360に変換されるデジタル信号であってもよい。その場合、変換部320はデジタル/アナログ変換器である。しかしながら、アナログ入力信号365を変換部320によってデジタル制御信号360に変換してもよい。その場合、アナログ/デジタル変換器が上記変換部として用いられる。
変換部320が行うように、デジタル信号等の非連続信号を連続信号に変換すると、誤差が発生する恐れがある。これは、例えば、変換部320の有限語長(例えば、16ビット)に起因する場合がある。しかしながら、変換部において、例えば平方根の計算等のさらなる処理工程を行うことも可能である。ただし、この場合においても、入力信号365と制御信号360との間に差分が生じる恐れがある。
このような誤差を原因として発生する入力信号365と制御信号360との差分は、センサ310の誤制御につながる恐れがある。制御信号360と入力信号365との差分は比較部330によって決定してもよく、また、差分信号370として読み出してもよい。その後、この差分信号は、差分信号370がセンサ310の動作周波数でゼロになるように入力信号365を制御するために用いられる。言い換えれば、差分信号370の伝達関数はセンサ310の動作周波数においてゼロ点を有する必要がある。
図4に示される一実施形態によると、センサ310の制御装置300において、差分信号370は制御部340へ入力される。差分信号370はその後、制御部340で処理される。この目的のために、制御部340は別の回路を備えていてもよい。具体的には、制御部340は、複数の異なる差分信号370を複数の異なる時点で記憶するための複数の異なるレジスタと、複数の所定の時点で記憶された複数の差分信号370を用いて所定の関数の乗算をする複数の乗算部とを備えていてもよい。これらの回路によって、制御部340は、差分信号の伝達関数がセンサ310の少なくとも1つの動作周波数においてゼロ点を有するように、上記差分信号370を処理してもよい。
処理された差分信号又は制御信号375は、制御部340から入力信号へフィードバックされる。このフィードバックによって、センサ310の動作周波数での差分信号370がゼロになるように、入力信号365が変更される。これにより、センサ310の動作周波数で制御信号360が入力信号365に対応する。当該動作周波数は、具体的には、センサの共振周波数と等しくてもよい。この結果、センサ310の動作中に生じる量子化誤差が最小限に抑えられる。
しかしながら、2つ以上のゼロ点を有する差分信号370の伝達関数を生成し、それによって、複数の異なる動作周波数及び/又は異なる複数の共振周波数で誤差なくセンサを制御することも可能である。
さらなる実施形態によると、センサ310の動作周波数がセンサ310の共振周波数からずれた場合、センサ310の共振周波数で差分信号370がゼロになるように制御部340を設計してもよい。これは、差分信号370の伝達関数がセンサ310の共振周波数でゼロ点を有することを意味する。
この構成によって、量子化誤差を生ずることなく、センサ310の制御に用いられる制御信号360がセンサ310の動作に適した周波数で入力信号365に確実に対応する。これにより、センサ310を正確かつ確実に動作することができる。
図5Aは図4に示される制御ループを備える実施形態を示す概略ブロック図である。
第1サンプリング工程においては、値Fを有する入力信号565が変換部520に入力される。変換部520は、値Fを有する入力信号565を値Y=F+Eを有する制御信号560に変換する。従って、制御信号560は、値Fを有する入力信号565と、値Eを有する(最初は)未知の差分信号560とを含んでいる。そして、差分信号570の大きさが比較部530によって決定され、差分信号570は制御部540に転送される。
制御部540では、時点Tについて、差分信号570が第1レジスタ542に記憶される(Tは入力信号565のサンプリング周波数)。サンプリング周波数Tは、例えば、20μsであってもよい。そして、時間ステップt+Tにおいて、差分信号560は第1レジスタ542から第2レジスタ544へ転送され、そこで、再度時間Tについて記憶される。
第1レジスタ542から第2レジスタ544への転送と同時に、第1レジスタ542に記憶された値Eを有する差分信号570は、乗算部546において関数2cos(ωT)を用いて乗算され(ωは制御対象のセンサの振動周波数)、その後、入力信号565から減算される。
次の時間ステップ(t+2T)では、第2レジスタ544に記憶された値Eを有する差分信号570が、入力信号565に加算される。同時に、値2cos(ωT)Et+Tを有する信号が入力信号565から減算される。上記値2cos(ωT)Et+Tを有する信号は、第1レジスタ542に記憶された値Et+Tを有する差分信号570を、乗算部546で関数2cos(ωT)を用いて乗算することによって生成される。時点t+2Tでは、信号
t+2T−2cos(ωT)Et+T+E
が変換部520に到着する。ここで、値
t+2T=Ft+2T+Et+2T−2cos(ωT)Et+T+E
を有する信号が、時間t+2Tで制御信号560として出力されるように、時間ステップt+2Tの量子化誤差(Et+2T)が加算される。この式をz変換することで、
Y(z)=F(z)+E(z)(1−2cos(ωT)z−1+z−2
が得られる(z=eiωT、Tはサンプリング周波数、ω=2πfは角周波数)。
従って、出力560における差分信号(つまり、誤差信号)570の伝達関数G(z)は、
(z)=1−2cos(ωT)z−1+z−2=1−G(z)
(ここで、G(z)=2cos(ωT)z−1−z−2)となる。
上記伝達関数G(z)はωでゼロ点を有している。差分1−G(z)としての表記は、さらに別の実施形態の説明に備えるものである。
ωを適切に選択することにより、上記伝達関数のゼロ点を周波数範囲の全体にわたって移動させてもよい。具体的には、動作周波数と共振周波数とが互いに異なる場合、角周波数ωは動作周波数又は共振周波数であってもよい。
図6は上部に伝達関数G(z)の絶対値を示し、下部に伝達関数G(z)の位相を示す。図6からわかるように、伝達関数G(z)は、わずかな量子化誤差しか生じないように、周波数f(ω=2πf)付近で大幅に抑制されている。
従って、角周波数ωで、コンピュータで決定された入力信号とセンサで実際に用いられる制御信号との間にほとんど差分が生じないように、角周波数ωで動作するセンサを制御することができる。
この効果は、バンドパスを用いることによってさらに高めることができる。これは、バンドパスが量子化誤差の大きい周波数領域を減じることができるためである。図6のように、例えば9235Hzから9250Hzまでの周波数のみを通すバンドパスを追加で選択すると、関連範囲全体で量子化誤差が強く抑制され、センサを正確かつ確実に動作させることができる。
図5Bは、図5Aに概略的に示される制御ループを有するセンサの制御装置500の一実施形態を示す概略ブロック図である。
具体的には、変換部520は2つの平方根計算機522、524を有するデジタル/アナログ変換器を備えている。これらの計算機は、値Fを有する入力信号565から平方根
Figure 2018511048
及び
Figure 2018511048
を生成し、これらの平方根は次いでアナログ制御信号560にそれぞれ変換される。さらに、値Fを有する量子化信号を生成するために、これらの平方根は2乗部528において再度2乗され、2乗された平方根の差分が生成される。信号F、Fの差分が差分信号570である。
その後、図5Aについて説明した通り、値Eを有する差分信号570が比較部530で決定され、決定された差分信号570は制御部540に転送される。制御部540で、上述の通り、差分信号570は第1レジスタ542、第2レジスタ544、及び乗算部546を用いて処理され、そこで生成された制御信号575が入力信号565から減算される。
従って、動作周波数ωで量子化誤差を生じることなく、回転速度センサの制御に必要な平方根の計算を行うことができる。
図7Aから図7Fはセンサの制御装置のさらなる実施形態を示す図である。ここで、図7Aから図7Aの実施形態は、図5A及び5Bについて上で説明した実施形態とは制御部640のみが異なる。
図5A及び図5Bに示される実施形態における制御部540は、z−1の2乗の伝達関数G(z)を生成する。しかしながら、制御部640において別の回路素子を適宜選択することで、2乗よりも高いz−1の累乗の指数を有する伝達関数を生成することも可能である。また、その結果得られた伝達関数G(z)=1−G(z)はゼロではない複数の周波数でゼロ点を有し、そのため、回転速度センサを量子化誤差なく制御するのに適している。
図7C及び図7Dの制御部640a、640bは、それぞれ、3つのレジスタ642と1つの乗算部646を備えている。乗算部646は、入力信号を(1+2cos(ωT))で乗算する。図7C及び図7Dに係ると、可算器と減算器との回路により、2つの制御部640a、640bは伝達関数
G(z)=z−1(1+2cos(ωT)))−z−2(1+2cos(ωT))+z−3
を生成する。
容易に証明できるように、G(z)=1−G(z)はω=0及びω=ωでゼロ点を有する。そのため、制御部640a、640bは、センサを角周波数0及びωで量子化誤差のない制御をするのに適している。
図7Eに示される制御部640は、可算器及び減算器を用いて第1乗算部6461及び第2乗算部6462に接続された4つのレジスタ642を備えている。乗算部6461は乗算部6461に入力された信号を2(cos(ωT)+cos(ωT))で乗算し、乗算部6462は乗算部6462に入力された信号を2(1+cos(ωT)+cos(ωT))で乗算する。これにより、制御部640では、z−1の4乗の伝達関数が生成される。
G(z)=z−12(cos(ωT)+cos(ωT))−z−22(1+2cos(ωT)cos(ω2T))+z−32(cos(ωT)+cos(ωT))−z−4
伝達関数G(z)=1−G(z)は、角周波数ω及びωでゼロ点を有しているため、これらの周波数で動作するセンサを、量子化誤差なく制御するのに適している。
図7Fに示される制御部640dは、可算器及び減算器を用いて第3乗算部6463及び第4乗算部6464に接続された5つのレジスタ642を備えている。乗算部6463は乗算部6463へ入力された信号を(1+2(cos(ωT)+cos(ωT)))で乗算し、乗算部6464は乗算部6464へ入力された信号を2(1+cos(ωT)+cos(ωT))+2(1+cos(ωT)cos(ωT))で乗算する。そして、制御部640dはz−1の5乗の伝達関数を生成する。
G(z)=z−1(1+2(cos(ωT)+cos(ωT)))
−z−22(1+cos(ωT)+cos(ωT)+2cos(ωT)cos(ωT))
+z−32(1+cos(ωT)+cos(ωT)+2cos(ωT)cos(ωT))
−z−4(1+(2cos(ωT)+cos(ωT))
+z−5
伝達関数G(z)=1−G(z)は角周波数0、ω、ωでゼロ点を有しているため、これらの周波数で動作するセンサを、量子化誤差なく制御するのに適している。
同様に、複数の制御部は、複数のレジスタと、それらに応じて選択された、z−1のより大きな累乗の指数の伝達関数であって、それ故により多くのゼロ点を有する伝達関数を生成する乗算部とを用いることによって実現されてもよい。例えば、z−1の3乗の関数に対して、図7C及び図7Dに基づいて図解されたように、通常、このような伝達関数は複数の異なる回路によって実現可能である。
制御部を適切に選択することにより、任意の数の周波数値でセンサを量子化誤差なく制御するのに適した複数の伝達関数を生成することができる。
図8は一実施形態に係るセンサの制御方法の処理の流れを示している。
S810において、入力信号が制御信号に変換される。
S820において、上記入力信号と上記制御信号との差分として、差分信号が決められる。
S830において、上記入力信号は上記差分信号を用いて制御される。その後、上記入力信号は再度制御信号に変換され、この処理によって閉制御ループが生成される。
具体的には、上記の方法を用いることにより、差分信号(つまり、誤差信号)の伝達関数は、制御対象のセンサの動作周波数でゼロになる。つまり、上記伝達関数がセンサの動作周波数でゼロ点を有する。具体的には、この動作周波数はゼロでなくともよい。
さらに、デジタル入力信号をアナログ制御信号に変換してもよく、この入力信号の変換は、平方根の計算を含んでいてもよい。
上記センサの動作周波数でゼロ点を有する伝達関数は、例えば図5Aから図7Fに関して上述した通り、差分信号(つまり、誤差信号)を処理し、処理された差分信号を入力信号にフィードバックすることで生成されてもよい。具体的には、上記差分信号の伝達関数は上述した式のうち1つを満たしていてもよい。
一実施形態に係る容量センサを示す概略図である。 一実施形態に係る回転速度センサの微小機械部を示す概略上面図である。 図2Aに示される上記回転速度センサの上記微小機械部を示す概略断面図である。 一実施形態に係る変換部、比較部、及びセンサを示す概略ブロック図である。 一実施形態に係るセンサの制御装置を示す概略ブロック図である。 一実施形態に係る制御ループを示す概略ブロック図である。 図5Aに示される上記制御ループを有するセンサの制御装置を示す概略ブロック図である。 図5A及び図5Bに示される実施形態に係る差分信号の伝達関数の絶対値及び位相を周波数の関数として示す図である。 さらなる実施形態に係る制御ループを示す概略ブロック図である。 さらなる実施形態に係る制御ループを示す概略ブロック図である。 さらなる実施形態に係る制御ループを示す概略ブロック図である。 さらなる実施形態に係る制御ループを示す概略ブロック図である。 さらなる実施形態に係る制御ループを示す概略ブロック図である。 さらなる実施形態に係る制御ループを示す概略ブロック図である。 一実施形態に係るセンサの制御方法の処理の流れを示すフローチャートである。 従来技術に係る残差値を処理するための制御ループを示す概略図である。 従来技術に係る残差値を処理するための制御ループを示す概略図である。 図9A及び図9Bに示される従来技術に係る差分信号の伝達関数の絶対値及び位相を周波数の関数として示す図である。

Claims (14)

  1. センサ(310)の制御装置(300)であって、
    前記センサ(310)を制御するための制御信号(360)に入力信号(365)を変換する変換部(320)と、
    前記入力信号(365)と前記制御信号(360)との差分を示す差分信号(370)を決定する比較部(330)と、
    前記差分信号(370)を用いて前記入力信号(365)を制御する制御部(340)とを備え、
    前記差分信号(370)の伝達関数は前記センサ(310)の動作周波数でゼロ点を有し、
    前記動作周波数がゼロではないことを特徴とする制御装置(300)。
  2. 前記センサ(310)が微小機械回転速度容量センサ(200)であることを特徴とする、請求項1に記載の制御装置(300)。
  3. 前記センサ(310)がその動作周波数付近のバンドパス帯域で動作することを特徴とする、請求項1または2に記載の制御装置(300)。
  4. 前記変換部(320)がデジタル/アナログ変換器を備え、
    前記入力信号(365)がデジタル信号であり、
    前記制御信号(360)がアナログ信号であることを特徴とする、請求項1から3の何れか1項に記載の制御装置(300)。
  5. 前記変換部(320)が、前記入力信号(365)に基づいて、平方根の計算を行うことを特徴とする、請求項1から4の何れか1項に記載の制御装置(300)。
  6. 前記制御部(340)が、前記差分信号(370)を処理し、処理された差分信号(376)を前記入力信号(365)にフィードバックすることによって、前記伝達関数を生成することを特徴とする、請求項1から5の何れか1項に記載の制御装置(300)。
  7. 前記差分信号(570)の前記伝達関数が下記式を満たすことを特徴とする、請求項1から6の何れか1項に記載の制御装置(500):
    (z)=1−2z−1cos(ωT)+z−2
    ここで、G(z)は前記差分信号(570)の前記伝達関数であり、z=eiωTであり、ωは動作角周波数であり、Tは前記入力信号(565)のサンプリング周波数であり、ωは角周波数である。
  8. 前記差分信号の前記伝達関数がz−1(z=eiωT、Tは前記入力信号のサンプリング周波数、ωは角周波数)の少なくとも3乗の関数であることを特徴とする、請求項1から6の何れか1項に記載の制御装置。
  9. センサ(310)の制御方法であって、
    前記センサ(310)を制御するための制御信号(360)に入力信号(365)を変換する工程と、
    前記入力信号(365)と前記制御信号(360)との差分を示す差分信号(370)を決定する工程と、
    前記差分信号(370)を用いて前記入力信号(365)を制御する工程とを含み、
    前記差分信号(370)の伝達関数は前記センサ(310)の動作周波数でゼロ点を有しており、
    前記動作周波数がゼロではないことを特徴とする制御方法。
  10. 前記入力信号(365)がデジタル信号であり、
    前記制御信号(360)がアナログ信号であることを特徴とする、請求項9に記載の制御方法。
  11. 前記入力信号(365)を変換する工程が、累乗根の計算を含むことを特徴とする、請求項9又は10に記載の制御方法。
  12. 前記伝達関数を生成する工程が、前記差分信号(370)を処理し、処理された差分信号(376)を前記入力信号(365)にフィードバックすることを含むことを特徴とする、請求項9から11の何れか1項に記載の制御方法。
  13. 前記差分信号(570)の前記伝達関数が下記式を満たすことを特徴とする、請求項9から12の何れか1項に記載の制御方法:
    (z)=1−2z−1cos(ωT)+z−2
    ここで、G(z)は前記差分信号(570)の前記伝達関数であり、z=eiωTであり、ωは動作角周波数であり、Tは前記入力信号(565)のサンプリング周波数であり、ωは角周波数である。
  14. 前記差分信号の前記伝達関数がz−1(z=eiωT、Tは前記入力信号のサンプリング周波数、ωは角周波数)の少なくとも3乗の関数であることを特徴とする、請求項9から12の何れか1項に記載の制御方法。
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