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JP2018500614A - コンピューティング環境のデバイス固有のユーザコンテキスト適応化 - Google Patents

コンピューティング環境のデバイス固有のユーザコンテキスト適応化 Download PDF

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JP2018500614A JP2017508634A JP2017508634A JP2018500614A JP 2018500614 A JP2018500614 A JP 2018500614A JP 2017508634 A JP2017508634 A JP 2017508634A JP 2017508634 A JP2017508634 A JP 2017508634A JP 2018500614 A JP2018500614 A JP 2018500614A
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Abstract

ユーザは、デバイス集合のうちのいくつかのデバイスと対話することができ、車を運転すること、家でくつろぐこと、および公共場所における会議に出席することなど、特定のユーザコンテキストで各デバイスを利用することができる。ユーザは、各デバイスをデバイスとのユーザの対話のユーザコンテキストに従って構成することができる。しかしながら、デバイスとのユーザの対話のユーザコンテキストについて伝えられていないデバイスは、ユーザコンテキストに適応することができない。代わりに、デバイス集合のうちの主要デバイスが、デバイス集合のうちの各補助デバイスの様々なプロパティを検出し、補助デバイスとのユーザ対話のユーザコンテキストを決定することができる。主要デバイスは、各補助デバイスに、デバイスとのユーザのユーザ対話のユーザコンテキストに従って適応させたコンピューティング環境の要素を有するユーザインターフェースを、ユーザに対して提示するために送信する。

Description

関連出願
[0001] 本出願は、参照によって本明細書に組み込まれている、2014年9月24日に出願された「DEVICE−SPECIFIC USER CONTEXT ADAPTATION OF COMPUTING ENVIRONMENT」と題する米国特許出願第14/495,268号の優先権を主張するものである。
[0002] コンピューティング分野の範囲では、多くのシナリオに、ラップトップ、モバイルフォン、タブレット、およびメディアサーバなど、デバイス集合とのユーザの対話が含まれている。ユーザは、文書を編集すること、映画を視聴すること、車を運転すること、および友人と対話することなど、ユーザの関心および作業を網羅するために、デバイス集合について多様なデバイスを入手する場合がある。ユーザはまた、特定のユーザコンテキストで各デバイスを利用する傾向がある場合があり、たとえば、ユーザは、学業上または職業上の仕事には主にラップトップを利用する場合があり、旅行中は主にタブレットを利用する場合があり、社会的な行事には主にモバイルフォンを使用する場合がある。この目的のために、ユーザは、デバイスと対話する際のユーザのユーザコンテキストを考慮して、各デバイスのコンピューティング環境を構成することができる。たとえば、ユーザは、ラップトップには、文書編集のためのアプリケーションをロードすることができ、タブレットには、地図作成、ルート指定、および旅行計画のためのアプリケーションをロードすることができ、モバイルフォンには、社会的な対話を取り込む、およびソーシャルメディアと対話するためのアプリケーションをロードすることができる。
[0003] この概要は、発明を実施するための形態において後述される、選択された概念を簡略化した形態で紹介するために提供される。この「発明の概要」は、特許請求される主題の重要な要因もしくは基本的な特徴を特定することを意図するものでも、または特許請求される主題の範囲を限定するのに使用されることを意図するものでもない。
[0004] デバイス集合のうちの様々なデバイスとのユーザ対話のいくつかのシナリオには、特定のユーザコンテキストでデバイスと関わり合おうとするユーザの意図に基づいた、ユーザの、デバイスに対する適応化が必要である。そのようなシナリオにおいては、ユーザは、デバイスとのユーザ対話のユーザコンテキストに合わせるように、各デバイスのデバイス構成を選択しなければならない。しかしながら、そのようなユーザ主導の適応化は、ユーザが実施および維持するのに困難かつ/または厄介な場合がある。いくつかの場合においては、ユーザは、特定のユーザコンテキストに特定のデバイスを構成する機会に気付かない場合、またはそのように行うための技術的能力もしくは資質を有していない場合がある。その結果、一部のデバイスおよび/または体裁が、ユーザコンテキストに適応しない場合があり、一般化されたデバイス機能をユーザに提供する場合があり、このユーザは、デバイスの一般化された機能を利用するためにユーザの心の状態およびユーザ対話をユーザコンテキストに適応させなければならない場合がある。その上、デバイス集合のうちの各デバイスは、デバイスごとに一般化されており、そのため、特定のユーザコンテキストにはあまり適応しない共有のコンピューティング環境を提示する場合も、またはユーザコンテキストについて特に構成されてはいるが、デバイス集合のうちの他のデバイスとの協調が制限されていることを特徴とする単独のコンピューティング環境を提示する場合もある。さらなる課題としては、ユーザは、相異なるユーザコンテキストで様々なデバイスを流動的に使用する場合があり、特定のデバイスまたはデバイスサブセットをデバイスとのユーザの現在の対話のユーザコンテキストに適応させることは、ユーザにとって苛立たしいことがある。
[0005] 本明細書に提示される技法は、デバイス集合が、ユーザのユーザコンテキストに適応させること、およびデバイスとのユーザのユーザ対話のユーザコンテキストに自動的に適応される方式でそれぞれのデバイスにおいて単一のコンピューティング環境を提示することを可能にする。そのような技法によれば、コンピューティング環境をホストするデバイス集合のうちの主要デバイスが、補助デバイスのタイプおよび構成要素、補助デバイスの上に記憶されるアプリケーションおよびデータ、ユーザが補助デバイスとのユーザ対話に関わり合う状況とそのような状況においてユーザによって行われる作業、ならびにユーザが補助デバイスを利用しながら対話する他の人および/またはデバイスなど、デバイス集合のうちの補助デバイスの様々なデバイスプロパティを検出することができる。各補助デバイスのそのようなデバイスプロパティは、ユーザによる補助デバイスとのユーザ対話のユーザコンテキストを示すことができる。そのため、主要デバイスは、各ユーザによる補助デバイスとのユーザ対話のユーザコンテキストを決定することができ、デバイス固有のユーザコンテキストを考慮して、コンピューティング環境の少なくとも1つの要素を各補助デバイスにおいて提示されるように適応させることができる。次いで、主要デバイスは、コンピューティング環境をそれぞれの補助デバイスにユーザに対して提示するために送信することができる。この方式においては、デバイス集合は、一括して、本明細書に提示される技法により、デバイス集合のうちの特定のデバイスと対話するように選択することに、ユーザコンテキストに従って、ユーザに関わらせることができる。
[0006] 前述のおよび関連の結果の達成に向けて、以下の説明および付属の図面には、特定の例示的な態様および実装形態について記載している。これらは、1つまたは複数の態様がその中で採用され得る様々なやり方のうちのほんのいくつかを示しているにすぎない。本開示の他の態様、利点、および新規特徴は、付属の図面と併せて考慮されるとき、以下の詳細な説明から明らかになるであろう。
[0007]デバイス集合のうちのデバイスのセットとのユーザの対話を特徴とする例示的なシナリオの図である。 [0008]本明細書に提示される技法による、デバイス集合のうちのデバイスのセットとのユーザの対話を特徴とする例示的なシナリオの図である。 [0009]本明細書に提示される技法による、主要デバイスが、コンピューティング環境を補助デバイスのユーザに対して提示することを可能にする例示的な方法の流れ図である。 [0010]本明細書に提示される技法による、デバイス集合のうちの主要デバイスおよび補助デバイスが、コンピューティング環境をユーザに対して提示することを可能にする例示的なシステムの構成要素ブロック略図である。 [0011]本明細書に記載する規定のうちの1つまたは複数を具現化するように構成されたプロセッサ実行可能命令を含む例示的なコンピュータ可読メディアの図である。 [0012]本明細書に提示される技法による、ユーザによる補助デバイスとのユーザ対話のユーザコンテキストの決定を伝えることができる様々なデバイスの様々なデバイスプロパティを特徴とする例示的なシナリオの図である。 [0013]本明細書に提示される技法による、デバイスプロパティをそれぞれのユーザコンテキストに関連付けるためのクラスタリング技法を特徴とする例示的なシナリオの図である。 [0014]本明細書に提示される技法による、デバイスプロパティをそれぞれのユーザコンテキストに関連付ける適応アルゴリズムを特徴とする例示的なシナリオの図である。 [0015]本明細書に提示される技法による、デバイスとのユーザのユーザ対話の情報密度に基づいて、それぞれの補助デバイスのコンピューティング環境内でアプリケーションの適応化を特徴とする例示的なシナリオの図である。 [0016]本明細書に提示される技法による、ユーザのデバイス集合のうちのそれぞれの補助デバイスのユーザコンテキストに従う通知の通知ルート指定を特徴とする例示的なシナリオの図である。 [0017]本明細書に記載する規定のうちの1つまたは複数が実装され得る例示的なコンピューティング環境の図である。
[0018] 次に、特許請求される主題について、図面を参照して説明し、ここでは、同様の参照数字が、全体を通じて同様の要素を示すのに使用されている。以下の説明においては、説明の目的として、多数の具体的な詳細が、特許請求される主題の完全な理解を提供するために記載される。しかしながら、特許請求される主題は、これらの具体的な詳細がなくても実施可能であることは明白であり得る。他の事例においては、構造体およびデバイスは、特許請求される主題を説明し易くするために、ブロック略図形態で示される。
[0019] A. 導入
[0020] 図1は、デバイス106のセットを含むデバイス集合104とのユーザ102のユーザ対話を特徴とする例示的なシナリオ100の図である。この例示的なシナリオ100においては、ユーザ102は、文書を編集すること、様々な形態のメディアを視聴すること、ゲームをプレイすること、職業上のおよび社会的な連絡先と連絡を取ること、ならびにたとえば、車用地図作成およびナビゲーションなどのユーザの日々の活動を容易にする情報を見つけることなど、関心および作業の広範なセットを網羅するためにデバイス106を入手する。デバイス集合104のうちの各デバイス106は、各デバイス106においてインストールされ、実行できるアプリケーション116の集合、ユーザファイル、メディアオブジェクト、およびウェブリンクなどのデータの様々な集合、ならびに気楽なかつ/または職業上のユーザ対話に適応するオペレーティングシステムなどのユーザインターフェースの様々な形態など、コンピューティング環境114を提示することができる。各デバイス106はまた、種々の品質および解像度のディスプレイ、ユーザ102にオーディオ出力を提供するためのスピーカ、ヘッドフォン、および/またはイヤピース、キーボード、マウス、およびタッチセンサ式ディスプレイなどの入力デバイス、ならびにカメラおよび通信デバイスなどの他の周辺機器など、異なるセットの構成要素を特徴とすることができる。
[0021] より具体的には、ユーザ102は、特定のユーザコンテキスト108で各デバイス106を取得し、各デバイス106と対話することができる。第1のそのような例としては、ユーザ102は、オフィスにおける他の人と通信すること、もしくは特定のプロジェクトについての文書を編集することなど、学業上および/または職業上の作業を行う固有のユーザコンテキスト108のための、ワークステーションコンピュータなど、第1のデバイス106を取得することがある。第2のそのような例としては、ユーザ102は、映画を視聴する、ゲームをプレイする、および気楽なウェブ閲覧に関わり合うために、大画面のテレビとともに使用するための、ホームシアタサーバなど、第2のデバイス106を取得することがある。第3のそのような例としては、ユーザ102は、頻繁に旅行することがあり、そのため、旅計画、ナビゲーション、および旅行中に他の人と通信するという意図されたユーザコンテキスト108のため、モバイルフォンなど、第3のデバイス106を取得することがある。第4のそのような例としては、ユーザ102は、たとえば、個人写真を取り込み、ソーシャルメディアサイトに送信すること、ならびにユーザの友人および家族とデータを通信し合い、共有することなど、社会的な対話のユーザコンテキスト108で、タブレットなど、第4のデバイス106を取得し、利用することがある。
[0022] この方式でデバイス集合104を使用するためには、ユーザ102は、人102の心110内でのユーザコンテキスト108に従って、すなわち、ユーザ102が各デバイス106に関連付ける112ユーザコンテキスト108により、各デバイス106を選択し、構成し、利用する場合がある。たとえば、ユーザ102が、学業上または職業上の仕事のユーザコンテキスト108で、ワークステーションデバイス106と対話することを意図する場合、人102は、テキストエディタおよびコンピュータ計算ツールなど、第1のデバイス106のコンピューティング環境114において特定のアプリケーション116を選定し、インストールすることができる。同様に、ユーザ102は、家庭用娯楽デバイスのユーザコンテキスト108のための第2のデバイス106を入手する場合があり、そのため、ユーザコンテキスト108に適している周辺機器のセット(たとえば、シアタ品質のディスプレイおよびオーディオシステム、高出力のグラフィックスコプロセッサ、およびゲーミング周辺機器の集合)、ならびに家庭用娯楽(たとえば、メディアプレイヤ、映画、音楽、およびゲーム)に適切なアプリケーション116およびデータを選択し、かつ/またはそれらでデバイス106を補うことができる。ユーザ102は、同様に、デバイス集合108のうちの他のデバイス106を各デバイス106とのユーザ102のユーザ対話の固有のユーザコンテキスト108に従って構成し、それと対話することができる。たとえば、ユーザ102は、各デバイス106に、デバイス106のユーザコンテキスト108を考慮して特定のやり方で特定の作業を行ってほしいと望むことがあり、たとえば、ユーザ102は、各デバイス106とのユーザ102のユーザ対話の特定のユーザコンテキスト108に基づいて、特定のテキスト論文のフルテキスト提示、テキスト概要、またはオーディオオンリーの提示など、特定のやり方で、コンテンツ118を提示するように各デバイス106を構成することができる。この方式においては、各デバイス106と対話することに対するユーザの関心は、ユーザ102の心110の中のユーザコンテキスト108に合うように、各デバイス106の注意深い選定および構成を通じて達成される。
[0023] しかしながら、図1の例示的なシナリオ100に示す方式でのデバイス106のユーザの管理は、多様な不利点を招く可能性がある。
[0024] 第1の例示的な不利点としては、ユーザコンテキスト108に一致させるための各デバイス106のデバイス固有の構成は、ユーザ102の意図および行動によって動かされ、たとえば、ユーザ102は、各デバイス106の選定、構成、および使用法を選択し、実施し、維持して、デバイス106のユーザコンテキスト108に一致させなければならない。たとえば、ユーザ102は、各デバイス106においてインストールすべきアプリケーション116を特定しなければならず、ユーザコンテキスト108に合うようにアプリケーション116の振舞いを構成(たとえば、特定の方式で、コンテンツ118を提示するように各デバイス106を構成することを)しなければならない。そのような思考、選定、インストール、および維持は、かなり複雑で時間がかかる場合があり、そのため、ユーザ102には困難かつ/または面倒である可能性がある。その上、特定のユーザコンテキスト108についての各デバイス106の特異的な構成を実施および維持することに失敗すると、結果的には、一貫性に欠けた状態および/または予期しない振舞いを招く場合があり、たとえば、ユーザ102は、特定のユーザコンテキスト108に関連付けられる特定のアプリケーション116が、特定のデバイス106においてインストールされていない、または利用できないことを認識できない場合があり、そのため、デバイス106の予期しない制限を経験する可能性がある。
[0025] 第2の例示的な不利点としては、いくつかのデバイス106の構成要素およびコンピューティング環境114は、特定のユーザコンテキスト108に合うように完全に構成できるわけではない可能性がある。たとえば、モバイルフォン106は、限定された構成性能のみを特徴とすることがあり、ユーザコンテキスト108に適応できない一般化された、かつ/または包括的なコンピューティング機能しか提供しないコンピューティング環境114を提案する場合がある。そのため、ユーザ102は、ユーザコンテキスト108でデバイス106を利用するために、自分の心的な過程および行動を適応させなければならない場合がある。たとえば、デバイス106は、旅行に特に使用され得、ユーザ102は、選定機能(たとえば、地図作成、ルート指定、場所決定、レストラン推奨情報、旅行代理店と対話すること、および旅行計画を調整するためにオフィスの同僚と気楽に通信すること)に大きく頼る場合があり、デバイス106の他の機能(たとえば、ゲームをプレイすること、文書を編集すること、ソーシャルメディアと対話すること、および気楽なウェブ閲覧)を利用しない場合がある。しかしながら、デバイス106は、いつでもユーザ102に機能の全セットを提案することができ、ユーザ102は、ユーザコンテキスト108に関係しているデバイス機能およびデータと、関係していないデバイス機能およびデータとを心の中で区別せざるを得ない場合がある。
[0026] 第3の例示的な不利点としては、特定のユーザコンテキスト108に合わせるためのユーザ102によるデバイス106の構成は、各デバイス106のコンピューティング環境114を他のデバイス106のコンピューティング環境114と隔離する場合がある。たとえば、デバイス106のデバイス構成が特定のユーザコンテキスト108に特化される(たとえば、ユーザコンテキスト108に合うアプリケーション116、コンテンツ118、および他の機能を提示するように構成されている)と、デバイス106のコンピューティング環境114は、他のデバイス106のコンピューティング環境114から分化され得る。そのような分化は、特定のデバイス106が、他のデバイス106が参加できない特定のユーザコンテキスト108の「サイロ(silo)」になる(たとえば、他のデバイス106は、第1のデバイス106の特化されたデータを利用できない場合がある)ように、デバイス集合104のうちのデバイス106の相互動作を妨害する可能性があり、かつ/またはコンピューティング環境114において一貫性が欠けた状態を生み出す可能性がある(たとえば、相異なるデバイス104の連絡先リストは、相異なる、可能性として相反する情報を含む場合があり、この相反する情報は、そのような連絡先とのユーザ102による通信に干渉する可能性がある)。あるいは、デバイス集合104は、デバイス106の中で単一のコンピューティング環境114を施行し、同期させることによって一貫性を維持することができるが、そのような同期化は、デバイス集合104のうちの各デバイス106のユーザコンテキスト固有の構成に干渉し、時には互いに排除する場合がある。
[0027] 第4の例示的な不利点としては、ユーザ102のユーザコンテキスト108は、動的である場合があり、それにより、ユーザ102は、特定のデバイス106と対話しながら、ユーザコンテキスト108を切り替えなければならない場合がある(たとえば、ユーザ102は、社会的な行事に参加しながら、職業上の同僚からの電話を受け取る場合がある)。そのため、ユーザ102は、第1のユーザコンテキスト108から新規ユーザコンテキスト108に心的な転換(たとえば、異なるネットワーク、相異なるユーザアカウント、文書の異なるセット、およびアプリケーションの異なるセットにアクセスすること)を行わなければならない場合がある。たとえば、ユーザ102は、デバイス106の構成を新規ユーザコンテキスト108に合うように変更しなければならない場合があり、そのことにより、デバイス106との102のユーザ対話のユーザコンテキスト108が素早く、かつ/または頻繁に変更する場合、苛立たしいことがある。逆に、ユーザ102がそのような選定を行うことができない場合、ユーザ102は、誤ったユーザコンテキスト108で不注意にもデバイス106と対話する(たとえば、第2の電子メールアカウントではなく、第1の電子メールアカウントからうっかりメールを送信することの)可能性がある。あるいはまたは加えて、第1のユーザコンテキスト108に単独でユーザ102によって構成された特定のデバイス106は、コンピューティング環境114を新規ユーザコンテキスト108に調整する(たとえば、アプリケーションの異なるセットを提案することの)柔軟性を有していない場合がある。これらおよび他の不利点は、たとえば図1の例示的なシナリオ100における各デバイス106とのユーザ102のユーザ対話のユーザコンテキスト108に合わせるためのデバイス集合104のうちのデバイス106のユーザ主導の構成から生じ得る。
[0028] B. 提示される技法
[0029] 本明細書には、それぞれのデバイス106とのユーザ102のユーザ対話のユーザコンテキスト108を自動的に決定するように、および各デバイス106を通じてユーザ102に対して提示される共有のコンピューティング環境114の要素をユーザコンテキスト108に適応させるように、デバイス106のデバイス集合104を構成するための技法が提示される。
[0030] 図2は、相異なるユーザコンテキスト108で、ユーザ102によって使用されるデバイス106のデバイス集合104を特徴とする例示的なシナリオ200の図を示している。この例示的なシナリオ200においては、デバイス集合104は、主要デバイス202を含み、この主要デバイス202は、コンピューティング環境216をホストし、かつ/または管理し、コンピューティング環境216をユーザ102に対して提示する補助デバイス204の集合にコンピューティング環境216を送信する。ユーザ102は、特定のユーザコンテキスト108で各補助デバイス204と対話し206、たとえば、第1の補助デバイス204は、レポートを書くこと、および同僚に連絡することを含む、学業上または職業上のユーザコンテキスト108で主に使用され得、一方、第2の補助デバイス204は、ホームシアタおよび娯楽デバイスとして主に使用され得る。
[0031] 本明細書に提示される技法によれば、主要デバイス202は、各補助デバイス24を通じてユーザ102に対して提示されるコンピューティング環境216を、次の方式で、補助デバイス204とのユーザ102のユーザ対話のユーザコンテキスト108に従って適応させることができる。主要デバイス202は、補助デバイス204のデバイスのタイプまたは級(たとえば、サーバ、ワークステーション、ラップトップもしくはネットブック、モバイルフォン、タブレット、ウェアラブルデバイス、またはゲーミングコンソール);補助デバイス204の構成要素および/または性能(たとえば、ディスプレイ、プロセッサ、メモリ、入力および出力デバイス、ネットワークおよび通信デバイス、ならびにグラフィックスコプロセッサ);補助デバイス204とともにユーザ102によって利用されるアプリケーション116およびデータ;補助デバイス204においてユーザ102によって行われる特定の活動;そのようなユーザ対話の日付、時刻、および場所など、補助デバイス204とユーザ102の対話の状況、ならびにユーザ対話中のユーザ102の存在下での他の人など、それぞれの補助デバイス204の1つまたは複数のデバイスプロパティ208を検出すること210ができる。補助デバイス204のデバイスプロパティ208によれば、主要デバイス202は、補助デバイス204とのユーザ102のユーザ対話のユーザコンテキスト108を決定する212。次いで、主要デバイス202は、コンピューティング環境216の1つまたは複数の要素を補助デバイス204において提示するように適応させること220ができ、ここでは、そのような適応させること220は、補助デバイス204のユーザコンテキスト108に従って行われる。たとえば、主要デバイス202は、デバイス204のユーザインターフェース、入力/出力デバイスおよび/もしくはモダリティ、アプリケーションのセット、アクセス可能データ、連絡先、ウェブサイトブックマーク、ユーザアカウントおよび認証情報、ならびに/または作業フローを補助デバイス204のユーザコンテキスト108に従って適応させることができる。次いで、主要デバイス202は、本明細書に提示される技法に従って、補助デバイス204のユーザコンテキスト108に適応された220のコンピューティング環境をそれぞれの補助デバイス204に送信する222。
[0032] C. 技術的効果
[0033] デバイス集合104のうちのそれぞれの補助デバイス204とのユーザ102のユーザ対話のユーザコンテキスト108について適応されるコンピューティング環境216を提示するために、本明細書に提示される技法を使用することにより、結果的には、多様な技術的効果がもたらされ得る。
[0034]本明細書に提示される技法によって達成でき得る技術的効果の第1の例としては、本明細書に提示される技法を利用するデバイス104は、補助デバイス204のユーザコンテキスト108を反映するようにコンピューティング環境216を自動的に適応させることでき、それによって、それぞれの補助デバイス204のコンピューティング環境216の構成を選定し、実施し、維持する際のユーザ102への負担が低減する。その上、ユーザ102が、固有のユーザコンテキスト108についての補助デバイス204を構成し、維持するための動機、技術的習熟度、および/または資質を有していない場合、本明細書に提示される技法は、そのような柔軟性を示すコンピューティング環境216の自動適応化220を可能にし得る。
[0035] 本明細書に提示される技法によって達成でき得る技術的効果の第2の例としては、本明細書に提示される技法を利用するデバイス104は、補助デバイス204にわたるコンピューティング環境216の提示の一貫性を容易にすることができる。第1のそのような例としては、主要デバイス202のコンピューティング環境216にインストールされるアプリケーション116は、ユーザ102がそのような各補助デバイス204を特定し、その上にアプリケーション116をインストールする必要はなく、アプリケーション116が関連付けられるユーザコンテキスト108を示す補助デバイス204のそれぞれに自動的に送信され得る。逆に、本明細書に提示される技法は、主要デバイス202が、どの補助デバイス204がアプリケーション116に関連付けられるユーザコンテキスト108をユーザ102とのユーザ対話に反映していないかを特定することを可能にし、そのような補助デバイス204にアプリケーション116を送信することを控えることができ、それによって、コンピュータ計算資源が節約される。そのため、そのような適応化220は、各補助デバイス204によって提示される提示済みのコンピューティング環境216の一貫性を促進させるとともに、ユーザコンテキスト108に特化したことに起因する補助デバイス204の分化を低減させ、さらには、特定のユーザコンテキスト108に対する各補助デバイス204の適応化を低下させる均一性を示すコンピューティング環境216の一般化された、かつ/または包括的な構成の施行を軽減することができる。
[0036] 本明細書に提示される技法によって達成でき得る技術的効果の第3の例としては、主要デバイス202は、それぞれの補助デバイス204のデバイスプロパティ208に基づいてユーザコンテキスト108を自動的に決定することができ、補助デバイス204とのユーザ102のユーザ対話のユーザコンテキスト108にコンピューティング環境216を自動的に適応させる220ことができる。そのような自動決定により、人102は、そのような情報を補助デバイス204ごとに明示的に確定する必要が緩和され得る。そのような自動決定はまた、各補助デバイス204との各ユーザ対話についてユーザコンテキスト108を一貫して確定することに対する失敗のユーザエラーも低減させること(たとえば、以前のユーザコンテキスト108に関連付けられる意図しない電子メールアカウントを通じてではなく、現在のユーザコンテキスト108に関連付けられる特定の電子メールアカウントを通じてメッセージを送るようにコンピューティング環境216を自動的に適応させる220こと)ができる。その上、主要デバイス202が、デバイス集合104のうちの補助デバイス204と対話する際のユーザ102のユーザ対話のユーザコンテキスト108を決定する本明細書に提示される特定のアーキテクチャは、ユーザコンテキスト108のより正確な応答性の高い自動決定を可能にすることができ、たとえば、任意の特定の補助デバイス204は、その特定の補助デバイス204と対話しながら、ユーザ102のユーザコンテキスト108を決定するのに十分な情報を有することは不可能であるが、ただし、中央集中型の決定は、各補助デバイス204の特定のユーザコンテキスト108を決定するために、ユーザ102の活動をユーザコンテキスト108にクラスタ化することができ得る。さらなるアーキテクチャ上の変形形態としては、デバイス集合102のうちの主要デバイス202および/または補助デバイス204は、様々なやり方(たとえば、サーバ/クライアントおよび/またはピアツーピアの関係性を示すこと)で体系化され得、主要デバイス202はまた、補助デバイス204としてデバイス集合104に含められても、またはデバイス集合104とは分離されてもよい。
[0037] 本明細書に提示される技法によって達成でき得る技術的効果の第3の例としては、ユーザ102は、高められた管理上の負担を伴うことなく、多数のかつ/または多様な補助デバイス204を含むように、デバイス集合104を拡張することができ得る。たとえば、デバイス集合104は、ユーザ102のユーザコンテキスト108に対してコンピューティング環境216を決定し、かつ/または適応させる220能力がない補助デバイス204を含むことができる(たとえば、一対のヘッドフォンは、関連のデータに対するアクセスが不十分であること、および/またはコンピュータ計算資源が不適当であることに起因して、ユーザコンテキスト108を決定することができない場合がある)。しかしながら、特定の補助デバイス204と対話しながら、ユーザ102のユーザコンテキスト108を決定するように主要デバイス202を構成すると、主要デバイス202は、決定および/または適応化220を達成するためのそのような性能に欠けている補助デバイス204のコンピューティング環境216を適応させること220が可能になり得る。これらのおよび他の技術的効果は、本明細書に提示される技法の様々な実装形態により達成でき得る。
[0038] D. 例示的な実施形態
[0039] 図3は、デバイス集合104のうちの補助デバイス204においてコンピューティング環境216を提示するように、主要デバイス202を構成する例示的な方法300として示される、本明細書に提示される技法の第1の例示的な実施形態を示している。例示的な方法300は、メモリ回路、ハードディスクドライブのプラッタ、固体ストレージデバイス、または磁気もしくは光ディスクなどの、たとえば、主要デバイス202のメモリ構成要素に記憶される命令のセットとして実装され得、デバイスのプロセッサにおいて実行されるとき、主要デバイス202に、本明細書に提示される技法に従って動作させるように体系化され得る。
[0040] 例示的な方法300は、302から開始し、主要デバイス202のプロセッサにおいて命令を実行すること304を含む。具体的には、プロセッサにおいて命令を実行すること304は、主要デバイス202に、デバイス集合104のうちのそれぞれの補助デバイス204について306、補助デバイス204の少なくとも1つのデバイスプロパティ208を検出させる308。プロセッサにおいて命令を実行すること304は、さらには、主要デバイス202に、それぞれの補助デバイス204について306、補助デバイス204とのユーザ102のユーザ対話のユーザコンテキスト108を補助デバイス204のデバイスプロパティ208に従って決定させる310。プロセッサにおいて命令を実行すること304は、さらには、主要デバイス202に、それぞれの補助デバイス204について306、補助デバイス204において提示されるコンピューティング環境216の少なくとも1つの要素を補助デバイス204のユーザコンテキスト108に従って適応させる312。プロセッサにおいて命令を実行すること304は、さらには、主要デバイス202に、それぞれの補助デバイス204について306、補助デバイス204にコンピューティング環境216を送信させる。この方式においては、命令は、主要デバイス202に、コンピューティング環境216を、補助デバイス204を通じて、かつ補助デバイス204とのユーザ102のユーザ対話のユーザコンテキスト108に従ってユーザ102に対して提示させ、したがって、316で終了する。
[0041] 本明細書に提示される(図示せず)技法の第2の例示的な実施形態は、デバイス集合104のうちの主要デバイス202によって送信されたコンピューティング環境216をユーザ102に対して提示するように補助デバイス204を構成する例示的な方法を含み、ここでは、コンピューティング環境216は、補助デバイス204とのユーザ102のユーザ対話のユーザコンテキスト108を反映するように適応されている。この効果を達成する例示的な方法は、たとえば、命令を補助デバイス204のプロセッサにおいて実行することを含むことができ、この命令は、補助デバイス204に、ユーザが補助デバイスと対話するというユーザコンテキストを示す補助デバイスの少なくとも1つのデバイスプロパティ208を検出すること、少なくとも1つのデバイスプロパティ208を主要デバイス202に送信すること、および補助デバイス204とのユーザ102のユーザ対話のユーザコンテキスト108に従って適応された少なくとも1つの要素を有する、主要デバイス202からのコンピューティング環境216を受け取ることに応答して、コンピューティング環境216をユーザ102に対して提示することを行わせる。この方式においては、例示的な方法は、補助デバイス204が、本明細書に提示される技法に従って、コンピューティング環境216をユーザ102に対して提示することを可能にすることができる。
[0042] 図4は、本明細書に提示される技法の少なくとも一部分を実装する例示的な主要デバイス402および例示的な補助デバイス404においてそれぞれの実装される例示的なシステムとして示されている、本明細書に提示される技法のさらなる例示的な実施形態を示している。例示的な主要デバイス402はまた、少なくとも1つの要素422(たとえば、ユーザインターフェース、アプリケーション、フォントおよびカラースキームなどの視覚的特徴、データ、アプリケーション構成、連絡先リスト、ならびにユーザアカウントおよび認証情報)を含むコンピューティング環境216をホストし、かつ/または管理し、例示的な補助デバイス404はまた、少なくとも1つのデバイスプロパティ208(たとえば、デバイスタイプ、ハードウェアまたはソフトウェア構成要素および/もしくはそれらの性能、ユーザ102によってインストールされ、かつ/または使用されるアプリケーション116、ユーザ102によってアクセスされる文書および他のオブジェクト、ならびに/あるいはユーザ102が例示的な補助デバイス404と対話するという状況)を示す。さらには、この例示的なシナリオ400においては、例示的な主要デバイス402および例示的な補助デバイス404はそれぞれ、プロセッサ406およびメモリ408を含み、ここでは、例示的なシステムが、それぞれの例示的なデバイスに、本明細書に提示される技法に従ってコンピューティング環境216をユーザ102に対して提示させる。それぞれの例示的なシステムは、たとえば、それぞれの例示的なデバイスのメモリ408に記憶される命令のセットをそれぞれ含む構成要素のセットとして実装可能であり、ここでは、それぞれの構成要素の命令は、プロセッサ406において実行されるとき、例示的なデバイスに、本明細書に提示される技法に従って動作させる。あるいは、それぞれの構成要素は、本明細書に提示される技法に従って動作する個別の回路もしくはハードウェアデバイス、またはそれらの組合せとして実装されてもよい。
[0043] 例示的な主要デバイス402は、例示的な補助デバイス404とのユーザ102のユーザ対話のユーザコンテキスト108を示す例示的な補助デバイス404の少なくとも1つのデバイスプロパティ208を検出し、かつ少なくとも1つのデバイスプロパティ208に従って例示的な補助デバイス404とのユーザ102のユーザ対話のユーザコンテキスト108を決定する、ユーザコンテキスト決定器412を含む第1の例示的なシステム410を含む。例示的なシステム410はまた、コンピューティング環境送信器414を含み、このコンピューティング環境送信器414は、コンピューティング環境216の少なくとも1つの要素422を、例示的な補助デバイス404のユーザコンテキスト108に従って補助デバイスにおいて提示されるように適応させ220、適応された要素422を含むコンピューティング環境216を例示的な補助デバイス404に送信する222。
[0044] 例示的な補助デバイス404は、デバイスプロパティ送信器418を含む第2の例示的なシステム416を含み、このデバイスプロパティ送信器418は、ユーザ102が例示的補助デバイス404と対話するというユーザコンテキスト108を示す例示的な補助デバイス404の少なくとも1つのデバイスプロパティ208を検出し、例示的な主要デバイス402の少なくとも1つのデバイスプロパティ208を送信する。例示的な補助デバイス404の例示的なシステム416はまた、コンピューティング環境提示器420を含み、このコンピューティング環境提示器420は、例示的な主要デバイス402から、例示的な補助デバイス404とのユーザ102のユーザ対話のユーザコンテキスト108に従って適応された少なくとも1つの要素422を有するコンピューティング環境216を受け取ることに応答して、コンピューティング環境216をユーザ102に対して提示する。この方式においては、そのような例示的なシステムを利用する例示的な主要デバイス402と例示的な補助デバイス404との相互動作は、本明細書に提示される技法に従ってユーザ102に対するコンピューティング環境216の協働的提示を可能にすることができる。
[0045] さらなる別の実施形態は、本明細書に提示される技法を適用するように構成されたプロセッサ実行可能命令を含むコンピュータ可読メディアを含む。そのようなコンピュータ可読メディアは、様々な物理現象(たとえば、電磁信号、音波信号、または光信号)を通じて、ならびに様々なワイヤードのシナリオで(たとえば、Ethernet、もしくは光ファイバケーブルを介して)、および/またはワイヤレスのシナリオで(たとえば、WiFiなどのワイヤレスローカルエリアネットワーク(WLAN)、Bluetoothなどのパーソナルエリアネットワーク(PAN)、またはセルラもしくは無線ネットワーク)伝播され得、かつコンピュータ可読メディアのセットを符号化する信号など、様々なタイプの通信メディアを含むことができ、この命令は、デバイスのプロセッサによって実行されるとき、デバイスに、本明細書に提示される技法を実装させる。そのようなコンピュータ可読メディアはまた、(通信メディアを除く技術の類として)メモリ半導体(たとえば、スタティックランダムアクセスメモリ(SRAM)、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)、および/または同期型ダイナミックランダムアクセスメモリ(SDRAM)の技術を利用する半導体)、ハードディスクドライブのプラッタ、フラッシュメモリデバイス、あるいは磁気または光ディスク(CD-R、DVD-R、もしくはフロッピディスクなど)などのコンピュータコンピュータ可読メモリデバイスを含むことができ、コンピュータ可読命令のセットを符号化し、この命令は、デバイスのプロセッサによって実行されるとき、デバイスに、本明細書に提示される技法を実装させる。
[0046] これらのやり方で考案され得る例示的なコンピュータ可読メディアが、図5に示され、ここで、実装形態500は、コンピュータ可読メモリデバイス502(たとえば、CD-R、DVD-R、またはハードディスクドライブのプラッタ)を含み、このコンピュータ可読メモリデバイス502において、コンピュータ可読データ504が符号化される。ひいては、このコンピュータ可読データ504は、コンピュータ命令506のセットを含み、このコンピュータ命令506は、デバイス510のプロセッサ406において実行されるとき、デバイス510に、本明細書に記載の原理に従って動作させる。第1のそのような実施形態においては、プロセッサ実行可能命令506は、主要デバイス202に、図3の例示的な方法300など、デバイス集合104のうちの1つまたは複数の補助デバイス204を通じて、コンピューティング環境216をユーザ102に対して提示させることができる。第3のそのような実施形態においては、プロセッサ実行可能命令506は、主要デバイス202および/または補助デバイス204に、図4の例示的なシナリオ400に提示される例示的なシステムなど、コンピューティング環境216をユーザ102に対して提示するためのシステムを実装させることができる。本明細書に提示される技法に従って動作するように構成されている、数多くのそのようなコンピュータ可読メディアは、当業者によって考案され得る。
[0047] E. 変形形態
[0048] 本明細書に論じる技法は、多くの態様における変形形態とともに考案され得、いくつかの変形形態は、これらおよび他の技法の他の変形形態に関して、追加の利点を示し、かつ/または不利点を低減させることができる。その上、いくつかの変形形態は、組合せで実装され得、いくつかの組合せ形態は、相乗的協働により、追加の利点および/または低減した不利点を特徴とすることができる。変形形態は、様々な実施形態(たとえば、図3の例示的な方法300、図4の例示的なシステム、および図5の例示的なメモリデバイス502)に組み込まれて、そのような実施形態に対する個々のおよび/または相乗的な利点をもたらすことができる。
[0049] E1. シナリオ
[0050] これらの技法の実施形態によって変わり得る第1の態様は、そのような技法が利用され得るシナリオに関する。
[0051] この第1の態様の第1の変形形態としては、本明細書に提示される技法は、ワークステーション、ラップトップ、タブレット、モバイルフォン、ゲームコンソール、ポータブルゲーミングデバイス、ポータブルまたは非ポータブルのメディアプレイヤ、テレビなどのメディアディスプレイデバイス、電化製品、ホームオートメーションデバイス、アイピースまたは腕時計などを一体化したウェアラブルデバイスとともに一体化されるコンピューティング構成要素、および監視制御/データ収集(supervisory control and data acquisition: SCADA)デバイスなど、デバイス集合104のうちの多様なデバイス106の構成を達成するのに利用され得る。
[0052] この第1の態様の第2の変形形態としては、本明細書に提示される技法は、オフィス生産性アプリケーション、オーディオおよび映像プレーヤなどのメディア提示アプリケーション、ウェブブラウザ、電子メールクライアント、チャットクライアント、およびボイスオーバーIP(VoIP)クライアントなどの通信アプリケーション、地理位置情報、地図作成、およびルート指定アプリケーションなどのナビゲーションアプリケーション、ユーザ102に対して警報を提示する天候およびニュースモニタリングアプリケーションなどのユーティリティ、ならびにゲームなど、コンピューティング環境内で提示される多様なアプリケーション116とともに利用され得る。その上、コンピューティング環境のアプリケーション116は、テキスト、画像、ライブおよび/または録画済みの映像、音響効果、音楽、スピーチ、触覚フィードバック、三次元レンダリング、ならびに対話的および/または非対話的ユーザインターフェースなど、1つまたは複数の提示モダリティによる、ならびに、テキスト入力、ポインティング入力、触覚入力、ジェスチャ入力、口頭入力、および視線追跡入力など、ユーザ102からのユーザ入力を受け取るための様々な技法によるコンテンツ118の提示を含むことができる。
[0053] この第1の態様の第3の変形形態としては、本明細書に提示される技法は、デバイス集合104のうちのデバイス106の中かつ/または間で、多様なアーキテクチャとともに利用可能である。第1のそのような例としては、主要デバイス202はまた、デバイス集合104の一部(たとえば、ユーザ102のモバイルフォン)とすることができ、そのためまた、補助デバイス204としても動作することができる。ユーザ102は、相異なる時にかつ/または相異なる状況下で、様々な補助デバイス204を主要デバイス202として指定することができる。あるいは、主要デバイス202は、デバイス集合104の外部にあってもよく、それぞれの補助デバイス204に対してコンピューティング環境216を動かすために、デバイス集合104と対話することができる。第2のそのような例としては、それぞれのデバイス106は、ワイヤードディスプレイ、スピーカ、およびヘッドフォンなど、デバイス106に直接および物理的に連結されている構成要素を利用することができる。第3のそのような例としては、それぞれのデバイス106は、無線周波数など、ワイヤレス接続を介してアクセスできるもう1つの構成要素を利用することができる。第4のそのような例としては、それぞれのデバイス106は、本明細書に提示される技法に従って相互動作するために、パーソナルエリア、ローカルエリア、および/または広域のネットワークを経由して通信することができる。第5のそのような例としては、それぞれのデバイス106は、たとえばクライアント/サーバまたはピアツーピアアーキテクチャにおいて、デバイス集合104のうちの第2のデバイス106を通じてアクセスできる1つまたは複数の構成要素を利用することができる。その上、デバイス集合104のうちのそれぞれのデバイス106は、1人のユーザ102、もしくはユーザ102のグループによって利用可能であり、かつ/または1人または複数人の他のユーザ102を代表して少なくとも1人の第1のユーザ102によって制御可能である。これらおよび他のシナリオは、本明細書に提示される技法に従ってデバイス集合104のうちのそれぞれのデバイス106におけるコンピューティング環境216の提示に適していることができる。
[0054] E2. デバイスプロパティおよびユーザコンテキスト決定
[0055] 本明細書に提示される技法の実施形態によって変わり得る第2の態様は、各補助デバイス204によって示されるデバイスプロパティ208、および主要デバイス202が、それぞれの補助デバイス204とのユーザ102のユーザ対話のユーザコンテキスト108をそれぞれの補助デバイス204のデバイスプロパティ208に従って決定するという方式に関する。
[0056] 図6は、デバイス集合104のうちのそれぞれの補助デバイス204とのユーザ102のユーザ対話のユーザコンテキスト108が、ユーザ102によるそれぞれの補助デバイス204の使用量をモニタリングすることによって決定されるという例示的なシナリオ600の図を示している。これの例示的なシナリオ600においては、ユーザ102は、どのユーザコンテキスト108がデバイス集合104のうちの主要デバイス202によって決定され得るかに従って、相異なるやり方および状況で様々な補助デバイス204と対話する。
[0057] 図6の例示的なシナリオ600に示されるこの第2の態様の第1の変形形態としては、ユーザ102のユーザ対話のユーザコンテキスト108は、それぞれの補助デバイス204のデバイスタイプに従って決定され得る。たとえば、第1の補助デバイス204は、第1の補助デバイス204のユーザコンテキスト108が、ユーザ102の学業上または職業上の作業に使用されることを示すことができる、テレビ会議デバイスなどの構成要素604およびオフィス生産性アプリケーション116を特徴とするビジネス級のラップトップを含む。第2の補助デバイス204は、家庭用娯楽向けの第2の補助デバイス204のユーザコンテキスト108をともに示す、グラフィックスコプロセッサ、シアタ品質ディスプレイおよびスピーカ、ならびにゲーミング周辺機器などの構成要素604、メディアプレイヤなどのアプリケーション116、ならびに映画および/または音楽ストリーミングサービスとのアカウントを特徴とするサーバを含む。同様に、地理的位置決めデバイスなどの構成要素604、ならびに地図作成およびルート指定などのアプリケーション116を特徴とする第3の補助デバイス204は、旅行デバイスのユーザコンテキスト108に従って特定され得、カメラなどの構成要素604、およびソーシャルメディアインターフェースなどのアプリケーション116を特徴とする第4の補助デバイス204は、社会的な対話のユーザコンテキスト108により特定され得る。あるいはまたは加えて、主要デバイス202は、それぞれの補助デバイス204のユーザコンテキスト108を各補助デバイス204により行われるユーザ102のユーザ活動606に従って特定することができ、たとえば、補助デバイス204は、多様なユーザ活動606を可能にするアプリケーション116の包括的および一般化されたセットを提示することができるが、ユーザ102は、文書を編集すること、およびプレゼンテーションを視聴すること(たとえば、ビジネスユーザコンテキスト108);映画を視聴すること、およびゲームをプレイすることのみ(たとえば、家庭用娯楽ユーザコンテキスト108);または補助デバイス204の地図作成およびルート指定アプリケーション116を使用することのみ(たとえば、旅行ユーザコンテキスト108)など、補助デバイス204におけるいくつかのユーザ活動606のみを選択的に行うこともできる。ユーザ102が、特定の補助デバイス204と対話しながら、そのようなユーザ活動606をモニタリングすることによって、主要デバイス202は、特定の補助デバイス204とのユーザのユーザ対話中のユーザのユーザ役割を決定することができ(たとえば、ユーザ102は、職業上の役割で操作しながら、いつものように第1の補助デバイス204と対話し、家族のメンバーまたは友人の役割で操作しながら、いつものように第4の補助デバイス204と対話する)、補助デバイス204において提示されるコンピューティング環境216を、補助デバイス204とのユーザ対話中のユーザ102のユーザ役割に関係する少なくとも1つの作業に従って適応させることができる(たとえば、ユーザ102が、学生の役割で、特定の補助デバイス204と対話しているとき、主要デバイス202は、読書、勉強およびノートを取る作業を容易にするように、補助デバイス204のコンピューティング環境を適応させることができる)。
[0058] 図6の例示的なシナリオ600に提示されるこの第2の態様の第2の変形形態としては、主要デバイス202は、ユーザ102が、それぞれの補助デバイス204のユーザコンテキスト108を、補助デバイス204と対話するという状況、たとえば、そのようなユーザ対話の日付、時刻、および/または場所に従って決定することができる。たとえば、ユーザ102は、主には、オフィス場所602の中の第1の補助デバイス602、自宅場所の中の第2の補助デバイス602、および社会的な環境(たとえば、友人の家またはレストラン)の中の第4の補助デバイス204と対話することができる。主要デバイス202は、補助デバイス602の検出された場所を、たとえばユーザ102がそれぞれの補助デバイス602と対話しようと選択する場所602のタイプを決定するためにユーザのアドレス帳もしくは場所データベースと比較することによって、かつ/またはユーザ102がそれぞれの補助デバイス204と対話するという予定された作業のタイプを決定するためにユーザのカレンダと比較することによって、そのような決定を行うことができる。
[0059] 図6の例示的なシナリオ600に提示されるこの第2の態様の第3の変形形態としては、主要デバイス202は、補助デバイス204を通じたユーザ102のユーザ対話中の、それぞれの補助デバイス204が検出ならびに/または対話する他のデバイスおよび/もしく人に従って、それぞれの補助デバイス204のユーザコンテキスト108を決定することができる。たとえば、第3の補助デバイス204は、日常的に、カーラジオとペアにされ得608、主要デバイス202は、旅行コンテキストとして第3の補助デバイス204のユーザコンテキスト108を特定することができ、第4の補助デバイス204は、時々、友人のモバイルフォンなど、友人のデバイスとペアにされ得610、それは、社会的なユーザコンテキスト108を示すことができる。さらなる例としては、主要デバイス202は、ユーザ102が、特定のユーザコンテキスト108で補助デバイス204のサブセットをしばしば一緒に使用することを決定することができる(たとえば、ユーザ102は、職業上のコンテキストで操作している間、特定のヘッドフォンのセットと、特定のマイクロフォンとをともにしばしば利用して、ビジネス関係のテレビ会議に関わり合うことができ、そのため、各補助デバイス204を、および/またはそれらの組み合わされた使用法を、ビジネスユーザコンテキスト108に関連付けることができる。)
[0060] この第2の態様のさらなる変形形態は、主要デバイス202が、補助デバイス204のデバイスプロパティ208に基づいて、ユーザコンテキスト108の決定を行うという方式に関する。たとえば、特定の補助デバイス204のデバイスプロパティ208は、対立および/または変更する場合があり、そのため、特定のユーザコンテキスト108として推論することが難しい可能性がある曖昧かつ/または動的なユーザ役割108を反映する場合がある。主要デバイス202は、多様な技法を利用して、そのような対立した、曖昧、かつ/または動的なデバイスプロパティ208を考慮して、ユーザコンテキスト108を決定することができる。
[0061] 図7は、主要デバイス202がユーザ102のユーザコンテキスト108を特定するのに利用することができる、第1の技法を特徴とする第1の例示的なシナリオ700の図を示している。この例示的なシナリオ700においては、主要デバイス20は、1つまたは複数の補助デバイス204と対話している間にユーザ102によって行われる様々な活動606、および/または様々な補助デバイス204とのユーザ102の様々なユーザ対話の状況702を検出し、そのような補助デバイス204のユーザコンテキスト108を特定しようと試みる。一部の活動606および/または状況702は、明瞭かつ一貫している場合がある(たとえば、ユーザ102は、学校構内を訪れている間、常に、学生の役割で補助デバイス204と対話し得る)が、他の活動606および/または状況702は、曖昧または変わりやすい場合がある(たとえば、主要デバイス202は、ユーザ102が、旅行のユーザコンテキスト108と職業上のユーザコンテキスト108との両方で旅行計画活動606に関わり合うこと、およびいずれのそのようなユーザコンテキスト108の間、ユーザ102が、ユーザの個人的カレンダにアクセスすることを決定し得る)。したがって、主要デバイス104は、活動606および/または状況702をクラスタリングすることができ、たとえば、特定の補助デバイス204について併せて生じる活動606および/または状況702の相関パターンが特定される。ベイズ式分類法は、そのような分類を達成するのに適用され得、主要デバイス202が、ユーザコンテキスト108に関連付けられる他のデバイスプロパティ208に関連付けるようにいくつかのデバイスプロパティ208を分類することを可能にすることができ、その後、ユーザ102のユーザコンテキスト108を、そのような相関付けられたデバイスプロパティ208の発生および/または検出に従って決定することができる。
[0062] 図8は、ユーザコンテキスト108を認識することができる人工神経ネットワーク802を特徴とする第2の例示的なシナリオ800の図を示している。この例示的なシナリオ800においては、主要デバイス202は、監督付きかつ/または監督なしの訓練技法により訓練を受けた人工神経ネットワーク802を利用して、特定の補助デバイス204について検出されたデバイスプロパティ208のセットから、補助デバイス204とのユーザ102のユーザ対話のユーザコンテキスト108を決定する。たとえば、人工神経ネットワーク802には、デバイスプロパティ208の様々なセットと、デバイスプロパティ208のそれぞれのセットが関連付けられる既知のユーザコンテキスト108とを含む訓練データセットが与えられ得る。人工神経ネットワーク802は、それぞれのデバイスプロパティセットについての既知の正しいユーザコンテキスト108に向かうように人工神経ネットワーク802の出力を調整するために、ノード間シナプスの重みを調整することができる。そのような訓練は、共起するデバイスプロパティ208間の相関関係、ならびに/または特定のデバイスプロパティ208および/もしくはデバイスプロパティ208のセットが、特定のユーザコンテキスト108を示すことの信頼度を特定することができる(たとえば、一部のデバイスプロパティ208が、ユーザコンテキスト108の良いインジケータ804であり、ユーザコンテキストの高信頼度決定を達成するのに利用可能であること、および他のデバイスプロパティ208が、ユーザ102のユーザコンテキスト108の良くないインジケータ806であり、ユーザ102のユーザコンテキスト108を決定する際には無視すべきであることが推論される)。一旦、訓練されると、人工神経ネットワーク802は、様々な補助デバイス204とのユーザ102のユーザ対話のユーザコンテキスト108を決定するために、主要デバイス202によって起動され得る。その上、主要デバイス202は、ユーザ102のユーザ活動606を継続してモニタリングすることができ、補助デバイス204を様々なユーザコンテキスト108に関連付けるユーザ活動606および/または状況702のパターンで、変更を検出および組み込むために、人工神経ネットワーク802を継続して調整することができる。数多くのそのような適応型アルゴリズムおよび/または技法は、本明細書に提示される技法に従って、様々な補助デバイス204とのユーザ102のユーザ対話のユーザコンテキスト108の決定において利用され得る。
[0063] E3. コンピューティング環境の適応化
[0064] 本明細書に提示される技法の実施形態によって変わり得る第3の態様は、主要デバイス202が、コンピューティング環境216の要素422を補助デバイス204によって、かつ補助デバイス204とのユーザ102のユーザ対話のユーザコンテキスト108に従って適応させて220、ユーザ102に対して提示するという方式に関する。
[0065] この第3の態様の第1の変形形態としては、様々なユーザコンテキスト108について適応し得るコンピューティング環境216の要素422は、たとえば、アプリケーションのセットまたはサブセット(たとえば、ユーザ102が、様々なユーザコンテキスト108で利用するアプリケーション116の第1のセット)をユーザ102に対して提示されるコンピューティング環境216内に含む。そのような要素422はまた、文書およびメディアオブジェクトなど、ファイルのセットまたはサブセットも含むこと(たとえば、利用可能な文書および/またはメディアオブジェクトのサブセットのみとのユーザ102の対話を限定する)ができる。そのような要素422はまた、ユーザ102の連絡先リストも含むこと(たとえば、各補助デバイス204において提示されるユーザ102の連絡先リストを、補助デバイス204とのユーザ102のユーザ対話のユーザコンテキスト108に関連付けられる連絡先に限定する)ができる。そのような要素422はまた、アプリケーション構成および/またはモードも含むこと(たとえば、ユーザ102は、第1のユーザコンテキスト108で第1の補助デバイス204と対話している間は、作成または編集モードで、および第2のユーザコンテキスト108で第2の補助デバイス204と対話している間は、視聴または読取りモードで、アプリケーション116を利用してメディアオブジェクトと対話することを決定する)ができる。そのような要素422はまた、ユーザアカウントも含むこと(たとえば、ユーザ102は、第1のユーザコンテキスト108で第1の補助デバイス204と対話している間は、第1のユーザアカウントを通じて、および第2のユーザコンテキスト108で第2の補助デバイス204と対話している間は、第2のユーザアカウントを通じて、電子メールメッセージを送信し、通信することを決定する)ができる。そのような要素422はまた、ブックマークリストも含むこと(たとえば、ユーザ102は、第1のユーザコンテキスト108で第1の補助デバイス204と対話している間は、ウェブサイトの第1のセットを頻繁に訪問すること、および第2のユーザコンテキスト108で第2の補助デバイス204と対話している間は、ウェブサイトの第2のセットを頻繁に訪問することを決定する)ができる。
[0066] この第3の態様の第2の変形形態としては、コンピューティング環境422の要素422は、それぞれの補助デバイス204の様々な構成要素を補助デバイス204とのユーザ102のユーザ対話のユーザコンテキスト108に従って利用する、または利用しないように適応可能である。たとえば、第1の補助デバイス204および第2の補助デバイス204はそれぞれ、オーディオをプレイするためのスピーカのセットを特徴とすることができるが、主要デバイス202は、オーディオ警報による中断が、その間は望ましくない場合がある職業上のコンテキストで(たとえば、取引先にプレゼンテーションを提示すること)、第1の補助デバイス204が使用されること、およびユーザ102がオーディオ警報を受け入れる気楽なユーザコンテキスト108で(たとえば、家で)、第2の補助デバイス204が使用されることを決定することができる。そのため、主要デバイス202は、第1の補助デバイス204に送信されるコンピューティング環境422を、ユーザ102がプレゼンテーションを提示している間は特に、スピーカを使用することを控えるように適応させることができ、第2の補助デバイス204に送信されるコンピューティング環境422を、ユーザ102へのオーディオ警報の提示に向けてスピーカを頻繁に利用するように適応させることができる。
[0067] この第3野態様の第3の変形形態としては、コンピューティング環境216の要素422は、各補助デバイス204とのユーザ102のユーザ対話のユーザコンテキスト108に基づいて、様々な提示モダリティを通じてユーザ102と対話するように適応可能である。たとえば、ユーザ102は、全視覚インターフェースを使用して第1の補助デバイス204(たとえば、ワークステーション)と対話すること、制約された視覚インターフェースを使用して第2の補助デバイス204(たとえば、モバイルフォン)と対話すること、およびオーディオオンリーのインターフェースを使用して第3の補助デバイス204(たとえば、車両コンピュータ)と対話することを好む場合がある。そのため、コンピューティング環境216は、各補助デバイス204におけるそれぞれの提示モダリティを利用する(たとえば、第1の補助デバイス204においては、全画像および映像とともに論文の全テキストバージョンを提示し、第2の補助デバイス204においては、画像および映像を取り除いた論文の概要テキストバージョンを提示し、第3の補助デバイス204においては、論文のオーディオトランスクリプトを提示する)ように適応可能である。
[0068] この第3の態様の第4の変形形態としては、コンピューティング環境216の要素422は、ユーザ102が、特定のユーザコンテキスト108でそれぞれの補助デバイス204を利用している間、対話する他の人を様々なユーザコンテキスト108が反映するように適応可能である。つまり、主要デバイス202は、補助デバイス204とのユーザ102のユーザ対話と同時に、かつそれに関係して、ユーザ192との特定の人との間の個人的対話(たとえば、ユーザ102は、ホームシアタデバイスにおいて、別の人と頻繁にゲームをプレイすること)を決定することができる。そのため、主要デバイス202は、補助デバイス204において提示されるコンピューティング環境216内で、ユーザ102とその人との間の個人的対話に関係するアプリケーション116を提供すること(たとえば、ユーザ102とその人が、一緒にプレイを楽しむことがある2プレイヤゲームの選定を補助デバイス204において提示すること)ができる。別のそのような例としては、コンピューティング環境216は、ユーザ入力を提供する少なくとも2つの入力構成要素の中から様々な補助デバイス204とのユーザ102のユーザ対話のユーザコンテキスト108についての選定された入力構成要素を選定するように調整され得、コンピューティング環境216の様々な要素422を相異なる補助デバイス204についての選定された入力構成要素にバインドすること(たとえば、ワークステーションデバイスにおいては、全視覚キーボードを提示し、モバイルデバイスにおいては、制約された視覚キーボードを提示し、車両コンピュータについては、音声インターフェースを提示すること)ができる。
[0069] この第3の態様の第5の変形形態としては、コンピューティング環境216の要素422は、補助デバイス204とのユーザ102のユーザ対話の環境プライバシーに従って適応可能である(たとえば、ユーザ102は、一部の補助デバイス204を公共のコンテキストで、および他の補助デバイス204をプライベートのコンテキストで、頻繁に利用することができる)。そのため、主要デバイス104は、補助デバイス204とのユーザ102のユーザ対話中の少なくとも1人の他の人に対する補助デバイス204の公開を評価することができ、補助デバイス204の要素422をそのような公開に従って適応させること(たとえば、ユーザ102がプライベートで利用する補助デバイス204におけるユーザ102の個人および/またはプライベートの情報を容易に提示し、ユーザ102のそのような個人および/またはプライベートの情報を提示する前に、警告または承諾のダイアログを提示するように、他の補助デバイス204のコンピューティング環境216を適応させること)ができる。1つのそのような例としては、主要デバイス202は、ユーザ102が公共のユーザコンテキスト108で利用する補助デバイス204においては、容易にユーザ102に様々なアカウントのパスワードを表示し、ユーザ102がプライベートのユーザコンテキスト108で利用する他の補助デバイス204においては、そのようなパスワードを表示することを曖昧にする、および/または控えるようにパスワードアプリケーション116を構成するために、コンピューティング環境216を適応させることができる。
[0070] 図9は、この第3の態様の第6の変形形態を示す例示的なシナリオ900の図を示し、ここで、コンピューティング環境216内に提示されるユーザインターフェースの様々な要素422では、ユーザ102がそれぞれの補助デバイス204に関わり合う視聴距離を含むユーザ102のユーザコンテキスト108が適応される。この例示的なシナリオ900においては、ユーザ102は、特定の画素密度902において、情報を提示するディスプレイをそれぞれ有する補助デバイス204のセットを利用する。しかしながら、たとえそれぞれの補助デバイス204のディスプレイが同じ画素密度902を特徴としていても、ユーザ102は、相異なる視聴距離において、それぞれの補助デバイス204と関わり合うことができ、たとえば、デバイス集合102は、ユーザ102が、距離2フィートから関わり合うワークステーションを含む第1の補助デバイス204、ユーザ102が、10フィートの距離から関わり合うホームシアタディスプレイを含む第2の補助デバイス204、およびユーザ102が、非常に近接した触れることができる距離において関わり合うハンドヘルドデバイスを含む第3の補助デバイス204を含むことができる。視聴距離は、コンピューティング環境216のユーザインターフェースが、様々な補助デバイス204においてユーザ102に対して提示すべき情報密度904を示すことができる。たとえば、アプリケーション116のユーザインターフェースには、中間的情報密度904、たとえば、ユーザコントロールおよびコンテンツの均等かつ比例的な間隔のレイアウトが、ワークステーション補助デバイス204において提供され得、低い情報密度904、たとえば、手先のジェスチャおよび視線追跡など、10フィートユーザインターフェースの潜在的に不正確な入力機構を考慮して、ユーザコントロール間に十分な間隔がホームシアタ補助デバイス204において提供され、濃い情報密度904、たとえば、ユーザインターフェースの視聴間隔を最大にする濃く、重なり合ったユーザコントロールが、ハンドヘルド補助デバイス204において提供され得る。この方式においては、コンピューティング環境216は、それぞれの補助デバイス204の提示構成要素の可変情報密度904を反映するように適応可能である。
[0071] 図10は、この第3の態様の第7の変形形態を特徴とする例示的なシナリオ1000の図を示し、ここでは、主要デバイス202は、通知1002をルート指定するために、様々な補助デバイス204とのユーザ102のユーザ対話のユーザコンテキスト108を利用する。この例示的なシナリオ1000においては、主要デバイス202は、ユーザ1002に対して提示すべき通知1002を受け取り、デバイス集合102のうちの補助デバイス204の中から選定して、通知1002をユーザ102に対して提示する。そのような選定は、補助デバイス204のユーザコンテキスト108によって伝達され得、たとえば、ユーザ102は、職業上の会議においてレポートを提示するのに第1の補助デバイス204を使用している場合があり、特定のユーザコンテキスト108デバイスにおいては、第2の補助デバイス204を使用することを完全に控える場合がある(たとえば、ユーザ102は、会議中にポケットまたはハンドバッグの中に自分のモバイルフォンを入れている場合がある)が、ユーザコンテキスト108で通知1002を提示するために利用でき、適切な第3の補助デバイス204(たとえば、イヤピースデバイス)を使用している場合がある。そのため、主要デバイス202は、選定されたデバイスに通知1002を送信して、ユーザ102に対して提示することを可能にすることができる。この第3の態様の第8の変形形態としては、主要デバイス202は、ユーザ102が、1つまたは複数の補助デバイス204におけるコンピューティング環境216の適応化にオーバーライドすることを可能にすることができる。補助デバイス204におけるコンピューティング環境216の要素422の適応を第2の適応化によりオーバーライドする要求を受け取ることに応答して、主要デバイス202は、コンピューティング環境216の要素422の第2の適応化を適用して、補助デバイス204において提示することができる。たとえば、主要デバイス202は、選定された補助デバイス204において、ユーザ102が補助デバイス204と対話するというユーザコンテキスト108に関係するアプリケーション116の制約されたサブセットを提示するようにユーザインターフェース216を適応させることができる。しかしながら、ユーザ102は、1回限りの例外として、または永続的な適応化としてのいずれかで、サブセットに含まれていなかった異なるアプリケーション116と対話することを要求する。そのため、主要デバイス204は、選定された補助デバイス204についてのコンピューティング環境216の適応化を、選定されたアプリケーション116を含むように調整することができる。それぞれの補助デバイス204のコンピューティング環境216の数多くのそのような適応化は、コンピューティング環境216を、本明細書に提示される技法に従って、補助デバイス204とのユーザ102のユーザ対話のユーザコンテキスト108に適応させるように、主要デバイス202によって利用され得る。
[0072] E4. コンピューティング環境の送信と提示
[0073] 本明細書に提示される技法の実施形態によって変わり得る第4の態様は、主要デバイス202が、補助デバイス204にコンピューティング環境216を送信し222、補助デバイス204が、ユーザ102にコンピューティング環境216を提示するという方式に関する。
[0074] この第4の態様の第1の変形形態としては、主要デバイス202は、入力を受け取ること、ならびに/または映像および/もしくはオーディオ出力を補助デバイス204にストリーミングすることのみを行いながら、コンピューティング環境216をレンダリングすること、および/またはアプリケーション116を主要デバイス202のプロセッサにおいて実行することによって、1つまたは複数の補助デバイス204にコンピューティング環境216を提示することができる。あるいは、主要デバイス202は、補助デバイス204に、それによって使用するための構成要素を送ることができ、たとえば、主要デバイス202は、補助デバイス204に、補助デバイス204とのユーザ102のユーザ対話のユーザコンテキスト108に適しているアプリケーション構成により実行するためのアプリケーション116を送信することができる。1つのそのような例としては、それぞれの補助デバイス204におけるコンピューティング環境216内で提示すべきそれぞれのアプリケーション116の場合、主要デバイス202は、アプリケーション116の少なくとも2つのアプリケーション変形物を記憶することができ、ここでは、それぞれのアプリケーション変形物が、補助デバイス204とのユーザ102のユーザ対話の選定されたユーザコンテキスト108に関連付けられる。そのため、主要デバイス202は、少なくとも2つのアプリケーション変形物の中から、補助デバイス204とのユーザのユーザ対話のユーザコンテキスト108に関連付けられる選定されたアプリケーション変形物を特定すること、および補助デバイス204に、補助デバイス204のコンピューティング環境116に提示されるそれぞれのアプリケーション116の選定されたアプリケーション変形物を含むコンピューティング環境216を送信することによって、特定の補助デバイス204について、コンピューティング環境216内でアプリケーション116の要素422を適応させることができる。
[0075] この第4の態様の第2の変形形態としては、補助デバイス204は、主要デバイス202に対する補助デバイス204の接続を検出する(たとえば、補助デバイス204が、主要デバイス202がそれを通じてアクセスできるワイヤードまたはワイヤレスのネットワークを結合したことを検出する)と、主要デバイス202にデバイスプロパティ208を送信することができ、そのような接続を検出すると、ユーザ102に対するコンピューティング環境216の提示を開始することができる。1つのそのような変形形態としては、主要デバイス202に対する接続を検出することに応答して、補助デバイス204は、補助デバイス204の第2のコンピューティング環境から、コンピューティング環境216に移行する提案をユーザ102に対して提示することができ(たとえば、補助デバイス204が、いつ主要デバイス202に接続されていないかを提示するネイティブ環境)、ユーザ102からの提案の受容を受け取ることに応答してのみ、コンピューティング環境216の提示を開始することができる。補助デバイス204はまた、主要デバイス202から受け取ったコンピューティング環境216をユーザ102に対して提示しながら、第2のコンピューティング環境を保留することができ、かつ/または主要デバイス202への接続の中断を検出することに応答して、ユーザ102に対する第2のコンピューティング環境を提示することを再開することができる。数多くのそのような構成は、本明細書に提示される技法に従って、主要デバイス202から補助デバイス204へのコンピューティング環境216の送信を達成するために、およびユーザ102に対して補助デバイス204においてコンピューティング環境を提示するために利用され得る。
[0076] F. コンピューティング環境
[0077] 図11および以下の議論は、本明細書に記載の規定のうちの1つまたは複数の実施形態を実装するために、適切なコンピューティング環境の簡単な、一般的説明を提供する。図11の動作環境は、適切な動作環境のほんの1つの例にすぎず、動作環境の使用法または機能の範囲に関して何らかの限定を示唆することを意図するものではない。例示的なコンピューティングデバイスには、限定はしないが、パーソナルコンピュータ、サーバコンピュータ、ハンドヘルドもしくはラップトップデバイス、モバイルデバイス(モバイルフォン、Personal Digital Assistant(パーソナルデジタルアシスタント:PDA)、およびメディアプレイヤなど)、マルチプロセッサシステム、家庭用電化製品、ミニコンピュータ、メインフレームコンピュータ、ならびに上記システムまたはデバイスのうちのいずれかを含む分散型コンピューティング環境などが含まれる。
[0078] 必須ではないが、諸実施形態は、1つまたは複数のコンピューティングデバイスによって実行される「コンピュータ可読命令」という一般的なコンテキストで説明される。コンピュータ可読命令は、コンピュータ可読メディア(後述する)を介して配信され得る。コンピュータ可読命令は、関数、オブジェクト、Application Programming Interface(アプリケーションプログラミングインターフェース:API)、およびデータ構造体など、特定の作業を行う、または特定の抽象データ型を実装するプログラムモジュールとして実装され得る。典型的には、コンピュータ可読命令の機能は、様々な環境で必要に応じて組み合わせられても、または分散されてもよい。
[0079] 図11は、本明細書に提供する1つまたは複数の実施形態を実装するように構成されたコンピューティングデバイス1102を含むシステム1100の一例を示している。1つの構成においては、コンピューティングデバイス1102は、少なくとも処理装置1106およびメモリ1108を含む。コンピューティングデバイスの正確な構成およびタイプに応じて、メモリ1108は、揮発性(たとえば、RAMなど)、不揮発性(たとえば、ROM、フラッシュメモリなど)、またはこの2つの何らかの組合せとすることができる。この構成は、図11に破線1104によって示されている。
[0080] 他の実施形態においては、デバイス1102は、追加の特徴および/または機能を含むことができる。たとえば、デバイス1102はまた、限定はしないが、磁気ストレージ、および光学ストレージなどを含む追加のストレージ(たとえば、リムーバブルならびに/または非リムーバブル)も含むことができる。そのような追加のストレージは、図11にストレージ1110によって示されている。1つの実施形態においては、本明細書に提供される1つまたは複数の実施形態を実装するコンピュータ可読命令は、ストレージ1110に存在することができる。ストレージ1110はまた、オペレーティングシステム、およびアプリケーションプログラムなどを実装するための他のコンピュータ可読命令を記憶することができる。コンピュータ可読命令は、たとえば、メモリ1108においてロードされて、処理装置1106によって実行され得る。
[0081] 本明細書に使用される「コンピュータ可読メディア」という用語は、信号など、通信メディアを含むコンピュータ可読メディアの他の形態を除外するコンピュータ可読メモリデバイスを含む。そのようなコンピュータ可読メモリデバイスは、揮発性および/または不揮発性、リムーバブルおよび/または非リムーバブルとすることができ、コンピュータ可読命令または他のデータを記憶する様々なタイプの物理的デバイスを含むことができる。メモリ1108およびストレージ1110は、コンピュータストレージメディアの例である。コンピュータストレージストレージデバイスには、限定はしないが、RAM、ROM、EEPROM、フラッシュメモリもしくは他のメモリ技術、CD−ROM、Digital Versatile Disk(デジタル多用途ディスク:DVD)もしくは他の光ストレージ、磁気カセット、磁気テープ、および磁気ディスクストレージもしくは他の磁気ストレージデバイスが含まれる。
[0082] デバイス1102はまた、デバイス1102が他のデバイスと通信することができるようにする通信接続部1116も含むことができる。通信接続部1116は、限定はしないが、モデム、Network Interface Card(ネットワークインターフェースカード:NIC)、集積化ネットワークインターフェース、無線周波数送信器/受信器、赤外線ポート、USB接続部、またはコンピューティングデバイス1102を他のコンピューティングデバイスに接続するための他のインターフェースが含まれ得る。通信接続部1116は、ワイヤード接続部またはワイヤレス接続部を含むことができる。通信接続部1116は、通信メディアを送信および/または受信することができる。
[0083] 「コンピュータ可読メディア」という用語は、通信メディアを含むことができる。通信メディアは、典型的には、搬送波または他の輸送機構などの「変調されたデータ信号」でコンピュータ可読命令または他のデータを具現化し、任意の情報配信メディアを含む。「変調されたデータ信号」という用語は、情報を信号に符号化するような形でその特徴のうちの1つまたは複数を設定もしくは変更させた信号を含むことができる。
[0084] デバイス1102は、キーボード、マウス、ペン、音声入力デバイス、タッチ入力デバイス、赤外線カメラ、映像入力デバイス、および/または任意の他の入力デバイスなどの入力デバイス1114を含むことができる。1つまたは複数のディスプレイ、スピーカ、プリンタ、および/もしくは任意の他の出力デバイスなどの出力デバイス1112も、デバイス1102の中に含まれていてもよい。入力デバイス1114および出力デバイス1112は、ワイヤード接続部、ワイヤレス接続部、またはそれらの何らかの組合せを介して、デバイス1102に接続可能である。1つの実施形態においては、別のコンピューティングデバイスからの入力デバイスまたは出力デバイスが、コンピューティングデバイス1102についての入力デバイス1114または出力デバイス1112として使用されてもよい。
[0085] コンピューティングデバイス1102の構成要素は、バスなど、様々な相互接続部によって接続され得る。そのような相互接続部は、PCI Express(PCIエクスプレス)、Universal Serial Bus(ユニバーサルシリアルバス:USB)、Firewire(ファイヤーワイヤ)(IEEE 1394)、および光バス構造体など、Peripheral Component Interconnect(ペリフェラルコンポーネントインターコネクト:PCI)を含むことができる。別の実施形態においては、コンピューティングデバイス1102の構成要素は、ネットワークによって相互接続され得る。たとえば、メモリ1108は、ネットワークによって相互接続される相異なる物理的場所において位置決めされる複数の物理メモリ装置から成ることができる。
[0086] コンピュータ可読命令を記憶するのに利用されるストレージデバイスが、ネットワークにわたって分散され得ることは、当業者には認識されよう。たとえば、ネットワーク1118を介してアクセスできるコンピューティングデバイス920は、コンピュータ可読命令を記憶して、本明細書に提供される1つまたは複数の実施形態を実装することができる。コンピューティングデバイス1102は、コンピューティングデバイス1120にアクセスし、コンピュータ可読命令の一部またはすべてをダウンロードして、実行することができる。代わりに、コンピューティングデバイス1102は、必要に応じて、コンピュータ可読命令の断片をダウンロードすることができ、または命令の中には、コンピューティングデバイス1102において実行され得るものも、かつコンピューティングデバイス1120において実行され得るものもある。
[0087] G. 用語の使用法
[0088] 主題は、構造上の特徴および/または方法論的行為に固有の文言で記述されているが、添付の特許請求の範囲に定義される主題は、上述の固有の特徴または行為に、必ずしも限定されるとは限らないことを理解されたい。むしろ、上述の固有の特徴および行為は、特許請求の範囲を実装する例示的な形態として開示される。
[0089] 本出願に使用されるとき、「構成要素(component)」、「モジュール(module)」、「システム(system)」、および「インターフェース(interface)」などの用語は、概して、ハードウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組合せ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアのいずれかのコンピュータ関連のエンティティを示すように意図されている。たとえば、構成要素は、限定はしないが、プロセッサにおいて動作する方法、プロセッサ、オブジェクト、実行ファイル、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピュータとすることができる。例証として、コントローラにおいて動作するアプリケーションとコントローラとはともに、構成要素とすることができる。1つのまたは複数の構成要素は、方法および/または実行スレッド内に常駐することができ、構成要素が、1つのコンピュータにおいて局在され得、かつ/または2つ以上のコンピュータ間に分散され得る。
[0090] さらには、特許請求される主題は、開示の主題を実装するために、コンピュータを制御するためのソフトウェア、ファームウェア、ハードウェア、またはそれらの何らかの組合せを生み出すのに標準的なプログラミングおよび/もしくはエンジニアリング技法を使用する製造の方法、装置、または物品として実装され得る。本明細書に使用される「製造品(article of manufacture)」という用語は、何らかのコンピュータ可読デバイス、搬送波、またはメディアからアクセスできるコンピュータプログラムを包含することを意図している。もちろん、当業者には、数多くの修正形態が、特許請求された主題の範囲または趣旨から逸脱することなく、この構成形態に対して行われ得ることを認識するであろう。
[0091] 様々な実施形態の動作が本明細書に提供される。1つの実施形態においては、記載される動作のうちの1つまたは複数は、1つまたは複数のコンピュータ可読メディアにおいて記憶されるコンピュータ可読命令を構成することができ、それは、コンピューティングデバイスによって実行される場合、コンピューティングデバイスに、説明される動作を行わせることになる。動作のうちの一部またはすべてが説明される順序は、これらの動作が、必然的に順序従属であることを暗示していると解釈すべきではない。代替の順序付けが、本明細書の便益を有する当業者によって認識されよう。さらには、動作がすべて、本明細書に提供される各実施形態に必ずしも存在するとは限らないことが理解されよう。
[0092] 「例(example)」として本明細書に記載される何らかの態様または設計は、必ずしも他の態様または設計に対して有利であると解釈すべきではない。むしろ、「例」と言う語を使用することは、本明細書に提示される技法に関連する場合がある1つの可能な態様および/または実装形態を提示することが意図されている。そのような例は、そのような技法に必要というわけでも、または限定することを意図するものでもない。そのような技法の様々な実施形態は、単独でもしくは他の特徴との組合せで、そのような例を含むことができ、かつ/または示された例を変更および/もしくは省略することができる。
[0093] 本出願に使用されるとき、「or(もしくは、または、あるいは)」という用語は、排他的「or」ではなく、包括的な「or」を意味することを意図している。つまり、別段の指定がない限り、またはコンテキストから明白でない限りは、「Xは、AまたはBを採用する(X employs A or B)」は、自然な包括的置換のうちのいずれをも意味することを意図している。つまり、XがAを採用する、XがBを採用する、またはXがAとBとの両方を採用する場合には、「Xは、AまたはBを採用する」は、前述の事例のうちのいずれかのもとで満たされる。加えて、本出願および添付の特許請求の範囲に使用される冠詞「a」および「an」は、概して、別段の指定がない限り、または単数形を対象とすることがコンテキストから明白でない限りは、「1つまたは複数」を意味すると解釈され得る。
[0094] また、本開示は、1つまたは複数の実装形態に関して示し、説明してきたが、等価な変更形態および修正形態が、本明細書および付属の図面を読み、理解することに基づいて、当業者には思い付くであろう。本開示は、そのような修正形態および変更形態すべてを含み、添付の特許請求の範囲の範囲によってのみ限定される。上述の構成要素(たとえば、要素、資源など)によって行われる様々な機能に対する具体的な観点においては、そのような構成要素を説明するのに使用される用語は、別段の指示がない限り、本開示の本明細書に示された例示的な実装形態における機能を行う開示した構造と構造的に等価でなくても(たとえば、機能的に等価な)説明した構成要素の確定された機能を行ういずれもの構成要素に対応することが意図される。加えて、本開示の特定の機能は、いくつかの実装形態のうちのほんの1つに関して開示されていることができ、そのような特徴は、任意の所与のまたは特定の用途に所望および有利であり得るように他の実装形態の1つまたは複数の他の特徴と組み合わせられてもよい。さらには、「含む(includes)」、「有する(having)」、「有する(has)」、「含む(with)」という用語またはそれらの変形が、発明を実施するための形態または特許請求の範囲のいずれかに使用される限りでは、そのような用語は、「備える(comprising)」という用語に類似する形で包括的であることが意図される。

Claims (15)

  1. プロセッサを有する主要デバイスがユーザのデバイス集合のうちの少なくとも1つの補助デバイスにおいてコンピューティング環境のユーザインターフェースを提示することを可能にする方法であって、
    前記プロセッサにおいて命令を実行するステップを含み、前記命令が、前記主要デバイスに、前記デバイス集合のうちのそれぞれの補助デバイスについて、
    前記補助デバイスの少なくとも1つのデバイスプロパティを検出すること、
    前記補助デバイスの前記少なくとも1つのデバイスプロパティに従って、前記補助デバイスとの前記ユーザのユーザ対話のユーザコンテキストを決定すること、
    前記補助デバイスにおいて提示される前記コンピューティング環境の前記ユーザインターフェースの少なくとも1つの要素を前記補助デバイスの前記ユーザコンテキストに従って適応させること、および
    前記ユーザに対して提示するために、前記補助デバイスに前記コンピューティング環境の前記ユーザインターフェースを送信すること
    を行わせる、方法。
  2. 前記ユーザコンテキストを決定することが、前記ユーザによる前記補助デバイスとの前記ユーザ対話と同時に、および前記ユーザ対話に関係して、前記ユーザと人との間の個人的対話を決定することをさらに含み、
    前記コンピューティング環境の前記少なくとも1つの要素を適応させることが、前記補助デバイスにおいて提示される前記コンピューティング環境内で、前記ユーザと前記人との間の前記個人的対話に関係するアプリケーションを提供することをさらに含む、
    請求項1に記載の方法。
  3. 前記ユーザコンテキストを決定することが、前記ユーザによる前記補助デバイスとの前記ユーザ対話の環境プライバシーを決定することをさらに含み、
    前記補助デバイスの前記少なくとも1つのデバイスプロパティを検出することが、前記ユーザによる前記補助デバイスとの前記ユーザ対話中の少なくとも1人の他の人に対する前記補助デバイスの公開を評価することをさらに含む、
    請求項1に記載の方法。
  4. 前記ユーザコンテキストを決定することが、前記ユーザによる前記補助デバイスとの前記ユーザ対話中の前記ユーザのユーザ役割を決定することをさらに含み、
    前記コンピュータ環境の前記少なくとも1つの要素を適応させることが、前記補助デバイスにおいて提示される前記コンピューティング環境の少なくとも1つの要素を、前記補助デバイスとの前記ユーザ対話中の前記ユーザの前記ユーザ役割に関係している少なくとも1つの作業に従って適応させることをさらに含む、
    請求項1に記載の方法。
  5. 前記ユーザによる前記補助デバイスとの前記ユーザ対話の前記ユーザコンテキストを決定することが、
    前記補助デバイスとの前記ユーザ対話中の前記ユーザによって行われる少なくとも1つのユーザ活動を検出すること、および
    前記ユーザ対話の前記ユーザコンテキストを前記ユーザによって行われる前記少なくとも1つのユーザ活動に従って決定すること
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  6. 前記ユーザによる前記補助デバイスとの前記ユーザ対話の前記ユーザコンテキストを決定することが、
    前記デバイス集合のうちの前記それぞれの少なくとも1つの補助デバイスとの前記ユーザの前記ユーザ対話中の前記ユーザによって行われる少なくとも2つのユーザ活動を検出すること、および
    前記ユーザによって行われる前記少なくとも2つのユーザ活動を前記ユーザの少なくとも2つのユーザコンテキストにクラスタリングすること
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  7. 前記ユーザによる前記補助デバイスとの前記ユーザ対話の前記ユーザコンテキストを決定することが、
    前記ユーザによる前記補助デバイスとの前記ユーザ対話の第1のユーザコンテキストを決定後、前記ユーザによる前記補助デバイスとの前記ユーザ対話の第2のユーザコンテキストを示す、前記デバイスとの前記ユーザの少なくとも1つのユーザ振舞いをモニタリングすること、および
    前記第2のユーザコンテキストを決定することに応答して、前記補助デバイスにおいて提示される前記コンピューティング環境の前記少なくとも1つの要素を前記補助デバイスの前記第2のユーザコンテキストに従って調整すること
    をさらに含む、請求項1に記載の方法。
  8. 命令を記憶するメモリデバイスであって、前記命令が、デバイス集合のうちの主要デバイスのプロセッサにおいて実行されるとき、前記デバイス集合のうちのそれぞれの補助デバイスについて、
    前記補助デバイスの少なくとも1つのデバイスプロパティを検出すること、
    前記補助デバイスの前記少なくとも1つのデバイスプロパティに従って、前記補助デバイスとの前記ユーザのユーザ対話のユーザコンテキストを決定すること、
    前記補助デバイスにおいて提示される前記コンピューティング環境の前記ユーザインターフェースの少なくとも1つの要素を前記補助デバイスの前記ユーザコンテキストに従って適応させること、および
    前記ユーザに対して提示するために、前記補助デバイスに前記コンピューティング環境の前記ユーザインターフェースを送信すること
    によって、少なくとも1つの補助デバイスを含む前記デバイス集合のユーザにコンピューティング環境のユーザインターフェースを提示することを前記主要デバイスに行わせる、メモリデバイス。
  9. 前記補助デバイスの前記少なくとも1つのデバイスプロパティが、前記コンピューティング環境内で前記ユーザにコンテンツを提示する提示構成要素をさらに含み、
    前記コンピューティング環境の前記少なくとも1つの要素を適応させることが、前記ユーザによる前記補助デバイスとの前記ユーザ対話の前記ユーザコンテキストに従って前記コンテンツを前記ユーザに対して提示するように、前記コンピューティング環境の前記少なくとも1つの要素を適応させることをさらに含む、
    請求項8に記載のメモリデバイス。
  10. 前記補助デバイスの前記少なくとも1つのデバイスプロパティが、前記補助デバイスの前記提示構成要素の情報密度を示し、
    前記コンピューティング環境の前記少なくとも1つの要素を適応させることが、前記コンピューティング環境の前記少なくとも1つの要素の情報コンテンツを前記提示構成要素の前記情報密度に従って適応させることをさらに含む、
    請求項9に記載のメモリデバイス。
  11. 前記命令を実行することがさらに、
    前記デバイス集合のうちの前記少なくとも2つのデバイスの中から、前記通知と互換性があるユーザコンテキストに関連付けられる選定されたデバイスを特定すること、および
    前記提示構成要素を通じて前記ユーザに対して提示するために前記通知を前記選定されたデバイスに送信すること
    によって、前記主要デバイスに、前記ユーザに対して通知を提示させる、請求項9に記載のメモリデバイス。
  12. 前記補助デバイスの前記少なくとも1つのデバイスプロパティが、ユーザ入力を前記コンピューティング環境に提供する少なくとも2つの入力構成要素をさらに含み、
    前記コンピューティング環境の前記少なくとも1つの要素を適応させることが、
    前記少なくとも2つの入力構成要素の中から、選定された入力構成要素を前記ユーザコンテキストに従って特定すること、および
    前記選定された入力構成要素を前記コンピューティング環境の前記少なくとも1つの要素にバインドすること
    をさらに含む、
    請求項8に記載のメモリデバイス。
  13. 前記コンピューティング環境の前記少なくとも1つの要素を適応させることが、前記補助デバイスの前記コンピューティング環境内で、前記ユーザによる前記補助デバイスとの前記ユーザ対話の前記ユーザコンテキストに関連付けられる少なくとも1つのアプリケーションを含む制約されたアプリケーションセットを提示することをさらに含む、請求項8に記載のメモリデバイス。
  14. 前記命令を実行することが、前記主要デバイスに、前記コンピューティング環境に提示されるそれぞれのアプリケーションについて、前記アプリケーションの少なくとも2つのアプリケーション変形物を記憶することをさらに行わせ、それぞれのアプリケーション変形物が、前記ユーザの前記ユーザ対話の選定されたユーザコンテキストに関連付けられ、
    前記補助デバイスについて前記コンピューティング環境の前記少なくとも1つの要素を適応させることが、
    前記補助デバイスにおいて前記コンピューティング環境内で提示される前記それぞれのアプリケーションについて、前記少なくとも2つのアプリケーション変形物の中から、前記ユーザによる前記補助デバイスとの前記ユーザ対話の前記ユーザコンテキストに関連付けられる選定されたアプリケーション変形物を特定すること
    をさらに含み、
    前記補助デバイスに前記コンピューティング環境を送信することが、前記コンピューティング環境の前記それぞれのアプリケーションについて、前記アプリケーションの前記選定されたアプリケーション変形物を含む前記コンピューティング環境を前記補助デバイスに送信することをさらに含む、
    請求項8に記載のメモリデバイス。
  15. 前記命令を実行することが、前記コンピューティング環境の前記少なくとも1つの要素の前記適応を前記補助デバイスにおいて提示される前記コンピューティング環境の第2の適応化によりオーバーライドする要求を前記ユーザから受け取ることに応答して、前記補助デバイスの前記コンピューティング環境の前記少なくとも1つの要素の前記第2の適応化を適用することを前記主要デバイスにさらに行わせる、請求項8に記載のメモリデバイス。
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