JP2018207184A - 施設内伝送システム、施設内伝送方法及び基地局 - Google Patents
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Abstract
【課題】それぞれ異なる閉空間に基地局が設けられた施設内において、基地局間のデータ伝送のための中継時に所望の通信品質を確保し、安定的な無線通信を実現する。【解決手段】施設内伝送システムは、複数の閉空間を有する施設に配置され、第1の閉空間に配置され、施設の外部に設けられた外部基地局との間で無線通信を行う親基地局と、第1の閉空間とは異なる第2の閉空間に配置され、親基地局との間で無線通信を行う第1の子基地局と、を備える。第1の閉空間と第2の閉空間とは、親基地局と第1の子基地局との間の無線通信の電波の伝搬損失を低減可能な第1の電波導波路を介して接続される。【選択図】図1
Description
本開示は、施設内において複数の基地局間の無線通信によってデータ伝送を行う施設内伝送システム及び施設内伝送方法と、施設内伝送システムに用いられる基地局とに関する。
無線通信によって大容量のデータ伝送を行うために、例えば5G(第5世代移動通信システム)の無線ネットワークでは、高周波数帯(例えば6〜30GHzの高SHF(Super High Frequency)帯、又は30〜300GHzのEHF(Extremely High Frequency)帯)の利用が検討されている。このような高周波数帯では、障害物などの遮蔽物による電波伝搬損失が大きい。住宅や建物などの施設内での高周波数帯の無線通信を想定した場合、施設内で通信品質の良好な無線通信を行うことが困難な場合がある。また、5Gの無線ネットワークでは、無線マルチホップによる無線通信のエリア確保技術を、既存のセルラネットワークに取り込むことも併せて検討されている。
例えば特許文献1には、移動端末の位置管理を行うために、個人宅内の部屋ごとに、その個人宅内に設置される基地局と移動端末との中継を行う送受信機が設置された無線通信システムが開示されている。
また特許文献2には、建物内の入口、廊下、部屋にそれぞれ無線基地局を配置した無線通信システムが開示されている。この無線通信システムでは、ユーザが端末局を持って建物内の入口、廊下、部屋の順に移動した場合に、端末局が入口、廊下、部屋の順にそれぞれの無線通信局と通信し、入口と廊下の各無線基地局、及び廊下と部屋の各無線基地局がそれぞれグルーピングされる。これにより、端末局の移動に対応した無線基地局の稼働状態制御が可能となる。
ここで、壁や天井等で仕切られた複数の閉空間を有する施設内において、高周波数帯の無線通信によって複数の基地局間を中継し、データ伝送を行う場合を想定する。
上述したように、例えば5Gの無線ネットワークにおいて利用が検討されている高周波数帯では電波の遮蔽物通過損失が大きく、遮蔽物に囲まれた閉空間(例えば部屋)から他の閉空間(例えば別の部屋)への電波伝搬損失が大きくなる。このため、伝搬路において遮蔽物を通過する際の信号電力が大きく低減し、通信品質(例えばスループット、パケットエラー率)が大きく劣化する。このため、それぞれ異なる閉空間に設けられた基地局間の伝搬路において所望の通信品質を確保できず、データ伝送のための中継回線(つまり、無線通信回線)の形成が困難な場合があるという課題があった。上述した特許文献1,2においても、このような高周波数帯を用いた基地局間の中継時の課題を解決するための技術的対策は依然として考慮されていない。
本開示は、上述した従来の事情に鑑みて案出され、それぞれ異なる閉空間に基地局が設けられた施設内において、基地局間のデータ伝送のための中継時に所望の通信品質を確保し、安定的な無線通信を実現可能な施設内伝送システム、施設内伝送方法及び基地局を提供することを目的とする。
本開示は、複数の閉空間を有する施設に配置される施設内伝送システムであって、第1の閉空間に配置され、前記施設の外部に設けられた外部基地局との間で無線通信を行う親基地局と、前記第1の閉空間とは異なる第2の閉空間に配置され、前記親基地局との間で無線通信を行う第1の子基地局と、を備え、前記第1の閉空間と前記第2の閉空間とは、前記親基地局と前記第1の子基地局との間の無線通信の電波の伝搬損失を低減可能な第1の電波導波路を介して接続される、施設内伝送システムを提供する。
また、本開示は、複数の閉空間を有する施設に配置される施設内伝送システムを用いた施設内伝送方法であって、第1の閉空間に配置された親基地局により、前記施設の外部に設けられた外部基地局との間で無線通信を行うステップと、前記第1の閉空間とは異なる第2の閉空間に配置された第1の子基地局により、前記親基地局との間で無線通信を行うステップと、を有し、前記第1の閉空間と前記第2の閉空間とは、前記親基地局と前記第1の子基地局との間の無線通信の電波の伝搬損失を低減可能な第1の電波導波路を介して接続される、施設内伝送方法を提供する。
また、本開示は、複数の閉空間を有する施設に配置される施設内伝送システムで用いられる基地局であって、前記複数の閉空間のうち第1の閉空間に配置され、前記施設の外部に設けられた外部基地局との間で無線通信を行う第1の通信部と、自局が配置された前記第1の閉空間とは異なる第2の閉空間に配置された子基地局との間で無線通信を行う第2の通信部と、を備え、前記第1の閉空間と前記第2の閉空間とは、前記自局と前記子基地局との間の無線通信の電波の伝搬損失を低減可能な電波導波路を介して接続される、基地局を提供する。
また、本開示は、複数の閉空間を有する施設に配置される施設内伝送システムで用いられる基地局であって、前記複数の閉空間のうち第1の閉空間に配置され、自局が配置された前記第1の閉空間とは異なる第2の閉空間に配置された親基地局との間で無線通信を行う通信部、を備え、前記第1の閉空間と前記第2の閉空間とは、前記自局と前記親基地局との間の無線通信の電波の伝搬損失を低減可能な電波導波路を介して接続される、基地局を提供する。
また、本開示は、複数の閉空間を有し、前記複数の閉空間が電波導波路を介して無線接続される施設に配置される施設内伝送システムで用いられる基地局であって、前記複数の閉空間の内の1つの閉空間に配置され、前記電波導波路を介する無線接続において、自局が配置された前記閉空間より上流に位置する閉空間に配置された親基地局又は子基地局との間で無線通信を行う第1の通信部と、自局が配置された前記閉空間より下流に位置する閉空間に配置された子基地局との間で無線通信を行う第2の通信部と、自局に接続される端末から送信された伝送データを受信する端末収容部と、を備え、前記端末収容部が受信した伝送データと、前記第2の通信部が受信した伝送データとを、前記第1の通信部を介して前記親基地局又は前記子基地局に送信する、基地局を提供する。
また、本開示は、複数の閉空間を有し、前記複数の閉空間が電波導波路を介して無線接続される施設に配置される施設内伝送システムで用いられる基地局であって、前記複数の閉空間の内の1つの閉空間に配置され、前記電波導波路を介する無線接続において、自局が配置された前記閉空間より上流に位置する閉空間に配置された親基地局又は子基地局との間で無線通信を行う第1の通信部と、自局が配置された前記閉空間より下流に位置する閉空間に配置された子基地局との間で無線通信を行う第2の通信部と、少なくとも1つの端末との間で接続する端末収容部と、を備え、前記第1の通信部が受信した伝送データを、前記第2の通信部を介して前記子基地局に送信し、前記端末収容部を介して前記端末に送信する、基地局を提供する。
本開示によれば、それぞれ異なる閉空間に基地局が設けられた施設内において、基地局間のデータ伝送のための中継時に所望の通信品質を確保でき、安定的な無線通信を実現できる。
以下、適宜図面を参照しながら、本開示に係る施設内伝送システム、施設内伝送方法及び基地局を具体的に開示した各実施の形態を詳細に説明する。但し、必要以上に詳細な説明は省略する場合がある。例えば、既によく知られた事項の詳細説明や実質的に同一の構成に対する重複説明を省略する場合がある。これは、以下の説明が不必要に冗長になるのを避け、当業者の理解を容易にするためである。なお、添付図面及び以下の説明は、当業者が本開示を十分に理解するために提供されるのであって、これらにより特許請求の範囲に記載の主題を限定することは意図されていない。
以下の各実施の形態の施設内伝送システムが配置される施設として、施設内伝送システムのユーザが居住する個人宅を例示して説明する。但し、施設は個人宅に限定されず、ショッピングモールやオフィスビル等の商業用施設、又はアパートやマンション等の集合住宅でもよい。
(実施の形態1)
図1は、実施の形態1の施設内伝送システム100を個人宅HME内に配置した具体的なシステム構成の一例を示す図である。
図1は、実施の形態1の施設内伝送システム100を個人宅HME内に配置した具体的なシステム構成の一例を示す図である。
実施の形態1の施設内伝送システム100は、アンテナAttが接続された親基地局10と、第1の子基地局201と、第2の子基地局202と、第3の子基地局203と、外部基地局80と、アプリケーションサーバAPS1,APS2,APS3とを含む構成である。以下の各実施の形態の施設内伝送システムは、既知のセルラネットワークシステム内に組み込まれているとする。
図1に示す個人宅HMEは、例えば2階建ての住居であり、複数の閉空間を有する。但し、後述する実施の形態3のように、個人宅HMEは3階建ての住居であってもよいし、3階建てよりもさらに高層階の住居でも良い。閉空間は、例えば天井面や壁面等の遮蔽物により他の閉空間とは区分可能に設けられている。例えば、1階にはリビングルームRM3とダイニングルームRM4とが設けられ、2階には部屋RM1,RM2が設けられている。
個人宅HMEでは、4つの閉空間にそれぞれ異なる基地局が配置されている。具体的には、第1の閉空間(例えば2階の部屋RM1)には親基地局10が配置され、第2の閉空間(例えば2階の部屋RM2)には子基地局(第1の子基地局の一例)201が配置されている。第3の閉空間(例えば1階のリビングルームRM3)には子基地局(第2の子基地局の一例)202が配置され、第4の閉空間(例えば1階のダイニングルームRM4)には子基地局(第3の子基地局の一例)203が配置されている。
部屋RM1と部屋RM2とは、第1の電波導波路の一例としての誘電体導波路DH1を介して接続されている。誘電体導波路DH1は、例えばチューブ状の形状を有しており、5Gでの利用が検討されている高周波数帯(例えば6〜30GHzの高SHF帯、又は30〜300GHzのEHF帯。以下同様。)の無線通信の際に、電波の伝搬損失を低減可能な部材を用いて構成されている。これにより、親基地局10と子基地局201とが、上述した高周波数帯を用いても、それぞれの部屋RM1,RM2の天井面や壁面等の遮蔽物を隔てた無線通信を行う際に、電波の伝搬損失の低減が可能となるので、良好かつ安定的な無線通信を行える。
部屋RM2とリビングルームRM3とは、第2の電波導波路の一例としての誘電体導波路DH2を介して接続されている。誘電体導波路DH2は、誘電体導波路DH1と同様にチューブ状の形状を有しており、5Gでの利用が検討されている高周波数帯(上述参照)の無線通信の際に、電波の伝搬損失を低減可能な部材を用いて構成されている。これにより、子基地局201と子基地局202とが、上述した高周波数帯を用いても、それぞれの部屋RM2,リビングルームRM3の天井面や壁面等の遮蔽物を隔てた無線通信を行う際に、電波の伝搬損失の低減が可能となるので、良好かつ安定的な無線通信を行える。
リビングルームRM3とダイニングルームRM4とは、第3の電波導波路の一例としての誘電体導波路DH3を介して接続されている。誘電体導波路DH3は、誘電体導波路DH1と同様にチューブ状の形状を有しており、5Gでの利用が検討されている高周波数帯(上述参照)の無線通信の際に、電波の伝搬損失を低減可能な部材を用いて構成されている。これにより、子基地局202と子基地局203とが、上述した高周波数帯を用いても、それぞれのリビングルームRM3,ダイニングルームRM4の天井面や壁面等の遮蔽物を隔てた無線通信を行う際に、電波の伝搬損失の低減が可能となるので、良好かつ安定的な無線通信を行える。
従って、親基地局10と子基地局201と子基地局202と子基地局203とは、誘電体導波路DH1,DH2,DH3を介して、一筆書きの要領で互いに接続されている。つまり、親基地局10を最上流の基地局とみなし、子基地局201を親基地局10より下流の基地局とみなし、子基地局202を子基地局201より下流の基地局とみなし、子基地局203を最下流の基地局とみなすことが可能である(図3参照)。従って、親基地局10と子基地局201と子基地局202と子基地局203とは、互いにマルチホップの無線通信を行うことができる。
ここで、それぞれの基地局(親基地局10、子基地局201,202,203)について説明する。
親基地局10は、部屋RM1内もしくは親基地局10との通信圏内に存在する少なくとも1つの端末(例えばスマートフォン等の管理者端末TL1)との間で無線通信のアクセス回線を形成し、管理者端末TL1との間の無線通信における基地局として機能する。ここで、端末は、管理者端末TL1でなく、図示しない通信機能を備える一般の(つまり、管理者以外の一般ユーザが使用する)端末であっても良い。親基地局10は、例えば管理者端末TL1から送信された伝送データを受信して収容したり、自局(つまり、親基地局10)が保持している伝送データを管理者端末TL1に送信したりする。
親基地局10は、アンテナAttを介して、個人宅HMEの外部に設けられた外部基地局80との間で無線通信を行う。
親基地局10は、子基地局201との間において相互に無線通信のバックホール回線を形成し、自局が保持している伝送データ(後述参照)を外部基地局80もしくは子基地局201に送信(中継)したり、外部基地局80もしくは子基地局201から送信(中継)された伝送データを受信したりする。なお、自局が保持している伝送データは、単に親基地局10が管理者端末TL1から収容した伝送データに限らず、マルチホップによって子基地局201から送信(中継)された伝送データがさらに含まれてもよい。また、自局が保持している伝送データは、外部基地局80から送信されてかつアンテナAttにより受信された伝送データでもよい。
子基地局201は、部屋RM2内もしくは子基地局201との通信圏内に存在する少なくとも1つの端末(図示略)との間で無線通信のアクセス回線を形成し、その端末との間の無線通信における基地局として機能する。子基地局201は、例えばその端末から送信された伝送データを受信して収容したり、自局(つまり、子基地局201)が保持している伝送データをその端末に送信したりする。
子基地局201は、親基地局10との間や子基地局202との間において相互に無線通信のバックホール回線を形成し、自局が保持している伝送データ(後述参照)を親基地局10もしくは子基地局202に送信(中継)したり、親基地局10もしくは子基地局202から送信(中継)された伝送データを受信したりする。なお、自局が保持している伝送データは、単に子基地局201が部屋RM2内もしくは子基地局201との通信圏内に存在する少なくとも1つの端末(図示略)から収容した伝送データに限らず、マルチホップによって親基地局10もしくは子基地局202から送信(中継)された伝送データがさらに含まれてよい。
子基地局202は、リビングルームRM3内もしくは子基地局202との通信圏内に存在する少なくとも1つの端末(例えばレコーダTL2)との間で無線通信のアクセス回線を形成し、レコーダTL2との間の無線通信における基地局として機能する。子基地局202は、例えばレコーダTL2から送信された伝送データを受信して収容したり、自局(つまり、子基地局202)が保持している伝送データをレコーダTL2に送信したりする。
子基地局202は、子基地局201,203との間において相互に無線通信のバックホール回線を形成し、自局が保持している伝送データ(後述参照)を子基地局201,203に送信(中継)したり、子基地局201,203から送信(中継)された伝送データを受信したりする。なお、自局が保持している伝送データは、単に子基地局202がリビングルームRM3内もしくは子基地局202との通信圏内に存在する少なくとも1つの端末(例えばレコーダTL2)から収容した伝送データに限らず、マルチホップによって子基地局201,203から送信(中継)された伝送データがさらに含まれてよい。
子基地局203は、ダイニングルームRM4内もしくは子基地局203との通信圏内に存在する少なくとも1つの端末(例えば監視カメラTL3)との間で無線通信のアクセス回線を形成し、監視カメラTL3との間の無線通信における基地局として機能する。子基地局203は、例えば監視カメラTL3から送信された伝送データを受信して収容したり、自局(つまり、子基地局203)が保持している伝送データを監視カメラTL3に送信したりする。
子基地局203は、子基地局202との間において相互に無線通信のバックホール回線を形成し、自局が保持している伝送データ(後述参照)を子基地局202に送信(中継)したり、子基地局202から送信(中継)された伝送データを受信したりする。なお、自局が保持している伝送データは、子基地局203がダイニングルームRM4内もしくは子基地局203との通信圏内に存在する少なくとも1つの端末(例えば監視カメラTL3)から収容した伝送データである。
外部基地局80は、基幹ネットワークであるコアネットワークCNWを介して接続されたアプリケーションサーバAPS1,APS2,APS3と、親基地局10との間の通信を中継する基地局である。なお、外部基地局80とコアネットワークCNWとの間の通信路は例えば光ファイバ回線であるが、光ファイバ回線に限定されず、例えばマイクロ波帯やミリ波帯の固定ワイヤレスリンクであってもよい。
アプリケーションサーバAPS1,APS2,APS3は、クラウドサーバとも称され、種々のオンラインサービスを提供可能なサーバである。例えば、アプリケーションサーバAPS1,APS2,APS3は、端末からのリクエストに基づいて親基地局10及び外部基地局80により中継されたオンラインサービスのリクエストに対するレスポンス(例えば情報、データ)を取得する。アプリケーションサーバAPS1,APS2,APS3は、そのレスポンスを、外部基地局80及び親基地局10を介して端末に向けて送信する。
なお、図1では親基地局10に対し、1台の子基地局201のみが誘電体導波路DH1を介して接続された構成が示されているが、複数台の子基地局がそれぞれ異なる誘電体導波路を介して接続されてもよい。例えば、子基地局201が誘電体導波路DH1を介して親基地局10に接続され、さらに、個人宅HMEの屋根裏に配置された他の子基地局(不図示)が誘電体導波路DH1と同様の部材である誘電体導波路を介して親基地局10に接続されてもよい。
また、親基地局10や子基地局201,202,203に対してアクセス回線により無線通信を行う端末の数は、図1に図示した例に限定されず、システム構成やユーザ数に応じて1つ又は複数の端末が適宜配置されてよく、以下の実施の形態においても同様である。
図2Aは、実施の形態1の親基地局10の構成例を示すブロック図である。
図2Bは、実施の形態1の子基地局201,202,203の構成例を示すブロック図である。
図2Aに示す親基地局10は、例えば部屋RM1内に配置され、子基地局接続部11と、中継制御部12と、外部基地局接続部13と、端末収容部14と、メモリ17とを含む構成である。
第2の通信部の一例としての子基地局接続部11は、誘電体導波路DH1を介して受信した制御信号に基づいて子基地局(例えば子基地局201)を検出し、検出された子基地局201と接続する。この制御信号は、例えば既存のセルラネットワークシステムに配置される基地局間において定期的に送受信される既知の制御信号を示し、制御信号に関する詳細な説明は割愛する。
中継制御部12は、例えばCPU(Central Processing Unit)もしくはDSP(Digital Signal Processor)等のプロセッサを用いて構成され、親基地局10の各部の動作の実行を制御する。具体的には、中継制御部12は、端末収容部14と外部基地局接続部13との間の伝送データ(信号)の中継を行う機能を有する。また、中継制御部12は、子基地局接続部11と外部基地局接続部13との間の伝送データ(信号)の中継を行う機能を有する。また、中継制御部12は、子基地局接続部11、外部基地局接続部13及び端末収容部14のそれぞれの状態を監視する機能を有する。
中継制御部12は、例えば上述した制御信号の送受信に基づいて親基地局10と子基地局201,202,203との間の接続形態(例えば一筆書きの要領の接続形態)を認識する場合、図3に示す論理ツリーLGT1に対応する中継ルートTr0を一意に決定する。親基地局10は、中継ルートTr0に関する情報を3台の子基地局201,202,203にそれぞれ送信する。3台の子基地局201,202,203は、それぞれ中継ルートTr0に関する情報を受信してメモリ27に登録して保持することで、自局の上流の基地局や下流の基地局の有無を詳細に判別する。
第1の通信部の一例としての外部基地局接続部13は、アンテナAttを介して受信した制御信号(上述したセルラネットワークシステムにおける既知の制御信号を参照)に基づいて外部基地局80を検出し、検出された外部基地局80と接続する。
通信部の一例としての端末収容部14は、部屋RM1内もしくは親基地局10との通信圏内に存在する少なくとも1つの端末(例えばスマートフォン等の管理者端末TL1)から送信された制御信号(上述したセルラネットワークシステムにおける既知の制御信号を参照)の受信に基づいて端末(例えば管理者端末TL1)を検出し、検出された端末(例えば管理者端末TL1)と接続する。端末収容部14は、接続中の端末(例えば管理者端末TL1)との間で、端末(例えば管理者端末TL1)から送信された伝送データを受信したり、親基地局10が保持している伝送データを端末(例えば管理者端末TL1)に送信したりする。
メモリ17は、例えば半導体メモリ又はハードディスクを用いて構成され、親基地局10の動作に必要なプログラム及びデータを格納するROM(Read Only Memory)と、親基地局10の動作時に参照するデータを一時的に保持するRAM(Random Access Memory)とを有する。実施の形態1において、メモリ17は、マルチホップにおける伝送データの中継ルート(中継経路)に関する情報(図3参照)を保持する。メモリ17は、端末収容部14が収容した伝送データを保持したり、マルチホップによって下流の子基地局(例えば子基地局201,202,203)から送信(中継)された伝送データを保持したりする。
図3は、実施の形態1の論理ツリーLGT1の一例を模式的に示す図である。
図3に示すように、マルチホップにおける伝送データの中継ルートは、1つの中継ルートTr0が用意される。つまり、中継ルートTr0は、親基地局10−子基地局201−子基地局202−子基地局203の構成となる。
具体的には、マルチホップにおける伝送データの中継ルートTr0は、親基地局10が最上流の基地局であり、子基地局201が親基地局10より下流の基地局であり、子基地局202が子基地局201より下流の基地局であり、子基地局203が最下流の基地局である。この中継ルートTr0の関係を示す論理ツリーLGT1の情報が親基地局10のメモリ17に予め登録されている。
子基地局201,202,203は同一の構成を有するので、子基地局201を例示して説明する。図2Bに示す子基地局201は、例えば部屋RM2に配置され、下流基地局接続部21と、中継制御部22と、上流基地局接続部23と、端末収容部24と、メモリ27とを含む構成である。
通信部の一例としての下流基地局接続部21は、誘電体導波路(例えば誘電体導波路DH2)を介して受信した制御信号(上述したセルラネットワークシステムにおける既知の制御信号を参照)に基づいて自局より下流の基地局(例えば子基地局202)を検出し、検出された基地局と接続する。
中継制御部22は、例えばCPUもしくはDSP等のプロセッサを用いて構成され、子基地局201の各部の動作の実行を制御する。具体的には、中継制御部22は、端末収容部24と上流基地局接続部23との間の伝送データ(信号)の中継を行う機能を有する。また、中継制御部22は、下流基地局接続部21と上流基地局接続部23との間の伝送データ(信号)の中継を行う機能を有する。また、中継制御部22は、下流基地局接続部21、上流基地局接続部23及び端末収容部24のそれぞれの状態を監視する機能を有する。
通信部の一例としての上流基地局接続部23は、誘電体導波路(例えば誘電体導波路DH1)を介して受信した制御信号(上述したセルラネットワークシステムにおける既知の制御信号を参照)に基づいて自局より上流の基地局(例えば親基地局10)を検出し、検出された基地局と接続する。
通信部の一例としての端末収容部24は、部屋RM2内もしくは子基地局201との通信圏内に存在する少なくとも1つの端末(図示略)から送信された制御信号の受信に基づいて端末を検出し、検出された端末と接続する。また、端末収容部24は、接続中の端末との間で、端末から送信された伝送データを受信したり、子基地局201が保持している伝送データを端末に送信したりする。
メモリ27は、例えば半導体メモリ又はハードディスクを用いて構成され、子基地局201の動作に必要なプログラム及びデータを格納するROMと、子基地局201の動作時に参照するデータを一時的に保持するRAMとを有する。実施の形態1において、メモリ27は、親基地局10から送信された、マルチホップにおける伝送データの中継ルート(中継経路)に関する情報(図3参照)を保持する。メモリ27は、例えば端末収容部24が収容した伝送データを保持したり、マルチホップによって親基地局10もしくは下流の子基地局(例えば子基地局202)から送信(中継)された伝送データを保持したりする。
次に、実施の形態1の親基地局10及び3台の子基地局201,202,203のデータ送信時の動作手順について、図4A及び図4Bを参照して説明する。図4Aでは、マルチホップの最下流の基地局から最上流の基地局に伝送データを送信する上り回線利用時の動作手順を示す。一方、図4Bでは、マルチホップの最上流の基地局から最下流の基地局に伝送データを送信する下り回線利用時の動作手順を示す。
図4Aは、実施の形態1の親基地局10及び3台の子基地局201,202,203のデータ送信時の動作手順の一例を詳細に示すシーケンス図である。
図4A及び図4Bの説明の前提として、親基地局10は、親基地局10と子基地局201,202,203との間の接続形態(例えば一筆書きの要領の接続形態)を認識する場合、図3に示す論理ツリーLGT1に対応する中継ルートTr0を一意に決定する。親基地局10は、中継ルートTr0に従って、中継ルートTr0に関する情報を、3台の子基地局201,202,203のそれぞれに対して直接的に又は間接的に送信する。3台の子基地局201,202,203は、それぞれ中継ルートTr0に関する情報を受信してメモリ27に登録して保持することで、自局の上流の基地局や下流の基地局の有無を詳細に判別する。
図4Aにおいて、親基地局10は、自局が配置された部屋RM1内もしくは自局との通信圏内に存在する少なくとも1つの端末(例えば管理者端末TL1)から送信された伝送データを受信して収容する(S1)。同様に、子基地局201,202,203は、自局が配置された部屋RM2内,リビングルームRM3内,ダイニングルームRM4もしくは自局との通信圏内に存在する少なくとも1つの端末から送信された伝送データを受信して収容する(S1)。
マルチホップの最下流に位置付けられる子基地局203は、自局が収容した伝送データを、自局より上流の基地局に位置付けられる子基地局202に送信する(S2)。
子基地局202は、ステップS1において自局が収容した伝送データと、ステップS2において子基地局203から送信された伝送データとを対応付けて、自局より上流の基地局に位置付けられる子基地局201に送信する(S3)。
子基地局201は、ステップS1において自局が収容した伝送データと、ステップS3において子基地局202から送信された伝送データとを対応付けて、自局より上流の基地局に位置付けられる親基地局10に送信する(S4)。
親基地局10は、ステップS1において自局が収容した伝送データと、ステップS4において子基地局201から送信された伝送データとを対応付けて、アンテナAttを介して外部基地局80に送信する(S5)。ステップS1〜ステップS5の処理は定期的に繰り返される。
図4Bにおいて、外部基地局80は、アプリケーションサーバAPS1,APS2,APS3のうち少なくとも1つから送信された伝送データ(例えば個人宅HME内の端末からのリクエストに対するレスポンス)を受信し(S1P)、親基地局10に転送(つまり、中継)する(S5A)。
マルチホップの最上流に位置付けられる親基地局10は、外部基地局80から送信された伝送データを、自局より下流の基地局に位置付けられる子基地局201に送信する(S4A)。また、親基地局10は、自局が伝送データを収容可能な端末(例えば親基地局10と通信可能な端末)に対し、外部基地局80から送信された伝送データを分配する(S1Q)。
子基地局201は、ステップS4Aにおいて親基地局10から送信された伝送データを、自局より下流の基地局に位置付けられる子基地局202に送信する(S3A)。また、子基地局201は、自局が伝送データを収容可能な端末(例えば子基地局201と通信可能な端末)に対し、親基地局10から送信された伝送データを分配する(S1Q)。
子基地局202は、ステップS3Aにおいて子基地局201から送信された伝送データを、自局より下流の基地局に位置付けられる子基地局203に送信する(S2A)。また、子基地局202は、自局が伝送データを収容可能な端末(例えば子基地局202と通信可能な端末)に対し、子基地局201から送信された伝送データを分配する(S1Q)。
子基地局203は、ステップS2Aにおいて子基地局202から送信された伝送データを受信して取得する。また、子基地局203は、自局が伝送データを収容可能な端末(例えば子基地局203と通信可能な端末)に対し、子基地局202から送信された伝送データを分配する(S1Q)。ステップS1P,S5A,S4A,S3A,S2A,S1Qの処理は定期的に繰り返される。
以上により、実施の形態1の施設内伝送システム100は、複数の閉空間(例えば部屋RM1,RM2,リビングルームRM3,ダイニングルームRM4)を有する施設(例えば個人宅HME)に配置される。親基地局10は、部屋RM1に配置され、外部基地局80との間で無線通信を行う。子基地局201は、部屋RM1とは異なる部屋RM2に配置され、親基地局10との間でマルチホップの無線通信を行う。また、部屋RM1と部屋RM2とは、親基地局10と子基地局201との間の無線通信の電波の伝搬損失を低減可能な誘電体導波路DH1を介して接続される。
これにより、部屋RM1に配置された親基地局10と部屋RM2に配置された子基地局201とが誘電体導波路DH1を介して接続された状態で、5Gでの利用が検討されている程度の高周波数帯を用いた伝送データの通信(例えば中継)が行われる。従って、親基地局10と子基地局201との間のマルチホップの通信時において、電波の伝搬損失が低減され、所望の通信品質の確保が可能となり、安定的な無線通信が実現可能となる。
また、子基地局202は、リビングルームRM3に配置され、子基地局201,203との間でマルチホップの無線通信を行う。部屋RM2とリビングルームRM3とは、子基地局201と子基地局202との間の無線通信の電波の伝搬損失を低減可能な誘電体導波路DH2を介して接続される。これにより、部屋RM2に配置された子基地局201とリビングルームRM3に配置された子基地局202とが誘電体導波路DH2を介して接続された状態で、5Gでの利用が検討されている程度の高周波数帯を用いた伝送データの通信(例えば中継)が行われる。従って、子基地局201と子基地局202との間のマルチホップの通信時において、電波の伝搬損失が低減され、所望の通信品質の確保が可能となり、安定的な無線通信が実現可能となる。
また、子基地局203は、ダイニングルームRM4に配置され、子基地局202との間でマルチホップの無線通信を行う。リビングルームRM3とダイニングルームRM4とは、子基地局202と子基地局203との間の無線通信の電波の伝搬損失を低減可能な誘電体導波路DH3を介して接続される。これにより、リビングルームRM3に配置された子基地局202とダイニングルームRM4に配置された子基地局203とが誘電体導波路DH3を介して接続された状態で、5Gでの利用が検討されている程度の高周波数帯を用いた伝送データの通信(例えば中継)が行われる。従って、子基地局202と子基地局203との間のマルチホップの通信時において、電波の伝搬損失が低減され、所望の通信品質の確保が可能となり、安定的な無線通信が実現可能となる。
また、子基地局203は、自局が収容した伝送データを、マルチホップの中継先(例えば上流の基地局)として位置付けられる子基地局202に送信する。子基地局202は、マルチホップによって子基地局203から送信された伝送データと、自局が収容した伝送データとを対応付けて、マルチホップの中継先(例えば上流の基地局)として位置付けられる子基地局201に送信する。子基地局201は、マルチホップによって子基地局202から送信された伝送データと、自局が収容した伝送データとを対応付けて、中継先(例えば上流の基地局)として位置付けられる親基地局10に送信する。これにより、施設内伝送システム100は、個人宅HME内のそれぞれの閉空間を隔てた上り回線を利用した無線通信を安定的に行うことができ、ユーザが個人宅HME内のいずれかの基地局の通信圏内にいれば高周波数帯を用いた無線通信を良好に行うことができ、ユーザの利便性を向上できる。
また、親基地局10は、外部基地局80から送信された伝送データ(例えば個人宅HME内の端末からのリクエストに対するレスポンス)を受信して、マルチホップの中継先(例えば下流の基地局)として位置付けられる子基地局201に送信する。子基地局201は、マルチホップによって親基地局10から送信された伝送データを、マルチホップの中継先(例えば下流の基地局)として位置付けられる子基地局202に送信する。これにより、施設内伝送システム100は、個人宅HME内のそれぞれの閉空間を隔てた下り回線を利用した無線通信を安定的に行うことができ、ユーザが個人宅HME内のいずれかの基地局の通信圏内にいれば高周波数帯を用いた無線通信を良好に行うことができ、ユーザの利便性を向上できる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、親基地局10と子基地局201と子基地局202と子基地局203とは、誘電体導波路DH1,DH2,DH3を介して、一筆書きの要領で互いに接続されている。実施の形態2では、親基地局10と子基地局201と子基地局202と子基地局203とが、誘電体導波路DH1,DH2,DH3,DH4を介して、リング状に互いに接続される例を説明する。
実施の形態1では、親基地局10と子基地局201と子基地局202と子基地局203とは、誘電体導波路DH1,DH2,DH3を介して、一筆書きの要領で互いに接続されている。実施の形態2では、親基地局10と子基地局201と子基地局202と子基地局203とが、誘電体導波路DH1,DH2,DH3,DH4を介して、リング状に互いに接続される例を説明する。
図5は、実施の形態2の施設内伝送システム100Aを個人宅内に配置した具体的なシステム構成の一例を示す図である。
実施の形態2の施設内伝送システム100Aは、アンテナAttが接続された親基地局10Aと、第1の子基地局401Lと、第2の子基地局402と、第3の子基地局401Rと、外部基地局80と、アプリケーションサーバAPS1,APS2,APS3とを含む構成である。実施の形態2の施設内伝送システム100Aにおいて、実施の形態1の施設内伝送システム100と同一の構成については同一の符号を付与して説明を簡略化又は省略し、異なる内容について説明する。
個人宅HMEでは、4つの閉空間にそれぞれ異なる基地局が配置されている。具体的には、2階の部屋RM1には親基地局10Aが配置され、2階の部屋RM2には子基地局(第1の子基地局の一例)401Lが配置されている。また、1階のリビングルームRM3には子基地局(第2の子基地局の一例)402が配置され、1階のダイニングルームRM4には子基地局(第3の子基地局の一例)401Rが配置されている。
実施の形態2では、部屋RM1と部屋RM2とは、第1の電波導波路の一例としての誘電体導波路DH1を介して接続されている。これにより、親基地局10Aと子基地局401Lとが、5Gでの利用が検討されている高周波数帯(上述参照)を用いても、それぞれの部屋RM1,RM2の天井面や壁面等の遮蔽物を隔てた無線通信を行う際に、電波の伝搬損失の低減が可能となるので、良好かつ安定的な無線通信を行える。
部屋RM2とリビングルームRM3とは、第2の電波導波路の一例としての誘電体導波路DH2を介して接続されている。これにより、子基地局401Lと子基地局402とが、上述した高周波数帯を用いても、それぞれの部屋RM2,リビングルームRM3の天井面や壁面等の遮蔽物を隔てた無線通信を行う際に、電波の伝搬損失の低減が可能となるので、良好かつ安定的な無線通信を行える。
リビングルームRM3とダイニングルームRM4とは、第3の電波導波路の一例としての誘電体導波路DH3を介して接続されている。これにより、子基地局402と子基地局401Rとが、上述した高周波数帯を用いても、それぞれのリビングルームRM3,ダイニングルームRM4の天井面や壁面等の遮蔽物を隔てた無線通信を行う際に、電波の伝搬損失の低減が可能となるので、良好かつ安定的な無線通信を行える。
ダイニングルームRM4と部屋RM1とは、第4の電波導波路の一例としての誘電体導波路DH4を介して接続されている。誘電体導波路DH4は、誘電体導波路DH1と同様にチューブ状の形状を有しており、5Gでの利用が検討されている高周波数帯(上述参照)の無線通信の際に、電波の伝搬損失を低減可能な部材を用いて構成されている。これにより、子基地局401Rと親基地局10Aとが、上述した高周波数帯を用いても、それぞれのダイニングルームRM4,部屋RM1の天井面や壁面等の遮蔽物を隔てた無線通信を行う際に、電波の伝搬損失の低減が可能となるので、良好かつ安定的な無線通信を行える。
従って、親基地局10Aと子基地局401Lと子基地局402と子基地局401Rとは、誘電体導波路DH1,DH2,DH3,DH4を介して、リング状に互いに接続されている。また、実施の形態2では、実施の形態1とは異なり、伝送データの中継ルート(中継経路)は、最大2つ用意される(図7参照)。
図7は、実施の形態2の論理ツリーLGT2の一例を模式的に示す図である。
図7に示すように、実施の形態2では、マルチホップにおける伝送データの中継ルートは、2つの中継ルートTr1,Tr2が用意される。つまり、第1の中継ルートTr1は、親基地局10A−子基地局401L−子基地局402の構成となる。第2の中継ルートTr2は、親基地局10A−子基地局401Rの構成となる。つまり、子基地局402,401Rは互いに通信が可能な環境に置かれているが、特別な場合(後述する実施の形態3参照)を除く通常時においては、子基地局402と子基地局401Rとは直接に無線通信を行わない。
第1の中継ルートTr1では、親基地局10Aが最上流の基地局であり、子基地局401Lが親基地局10Aより下流の基地局であり、子基地局402が最下流の基地局である。第2の中継ルートTr2では、親基地局10Aが最上流の基地局であり、子基地局401Rが最下流の基地局である。これらの中継ルートTr1,Tr2の関係を示す論理ツリーLGT2の情報が親基地局10Aのメモリ17に登録されている。
従って、第1の中継ルートTr1に従って、親基地局10Aと子基地局401Lと子基地局402とが、互いにマルチホップの無線通信を行うことができる。さらに、第2の中継ルートTr2に従って、親基地局10Aと子基地局401Rとが、互いにマルチホップの無線通信を行うことができる。
ここで、それぞれの基地局(親基地局10A、子基地局401L,402,401R)について説明する。
親基地局10Aは、部屋RM1内もしくは親基地局10Aとの通信圏内に存在する少なくとも1つの端末(例えばスマートフォン等の管理者端末TL1)との間で無線通信のアクセス回線を形成し、管理者端末TL1との間の無線通信における基地局として機能する。親基地局10Aは、例えば管理者端末TL1から送信された伝送データを受信して収容したり、自局(つまり、親基地局10)が保持している伝送データを管理者端末TL1に送信したりする。
親基地局10Aは、アンテナAttを介して、個人宅HMEの外部に設けられた外部基地局80との間で無線通信を行う。
親基地局10Aは、子基地局401L,401Rとの間において相互に無線通信のバックホール回線を形成し、自局が保持している伝送データ(後述参照)を外部基地局80もしくは子基地局401L,401Rに送信(中継)したり、外部基地局80もしくは子基地局401L,401Rから送信(中継)された伝送データを受信したりする。なお、自局が保持している伝送データは、単に親基地局10Aが管理者端末TL1から収容した伝送データに限らず、マルチホップによって子基地局401L,401Rから送信(中継)された伝送データがさらに含まれてもよい。
子基地局401Lは、部屋RM2内もしくは子基地局401Lとの通信圏内に存在する少なくとも1つの端末(図示略)との間で無線通信のアクセス回線を形成し、その端末との間の無線通信における基地局として機能する。子基地局401Lは、例えばその端末から送信された伝送データを受信して収容したり、自局(つまり、子基地局401L)が保持している伝送データをその端末に送信したりする。
子基地局401Lは、親基地局10Aとの間や子基地局402との間において相互に無線通信のバックホール回線を形成し、自局が保持している伝送データ(後述参照)を親基地局10Aもしくは子基地局402に送信(中継)したり、親基地局10Aもしくは子基地局402から送信(中継)された伝送データを受信したりする。なお、自局が保持している伝送データは、単に子基地局401Lが部屋RM2内もしくは子基地局401Lとの通信圏内に存在する少なくとも1つの端末(図示略)から収容した伝送データに限らず、マルチホップによって親基地局10Aもしくは子基地局402から送信(中継)された伝送データがさらに含まれてよい。
子基地局402は、リビングルームRM3内もしくは子基地局402との通信圏内に存在する少なくとも1つの端末(例えばレコーダTL2)との間で無線通信のアクセス回線を形成し、レコーダTL2との間の無線通信における基地局として機能する。子基地局402は、例えばレコーダTL2から送信された伝送データを受信して収容したり、自局(つまり、子基地局402)が保持している伝送データをレコーダTL2に送信したりする。
子基地局402は、子基地局401L,401Rとの間において相互に無線通信のバックホール回線を形成し、自局が保持している伝送データ(後述参照)を子基地局401L,401Rに送信(中継)することができたり、子基地局401L,401Rから送信(中継)された伝送データを受信したりすることができる。なお、自局が保持している伝送データは、単に子基地局402がリビングルームRM3内もしくは子基地局402との通信圏内に存在する少なくとも1つの端末(例えばレコーダTL2)から収容した伝送データに限らず、マルチホップによって子基地局401L,401Rから送信(中継)された伝送データがさらに含まれてよい。
子基地局401Rは、ダイニングルームRM4内もしくは子基地局401Rとの通信圏内に存在する少なくとも1つの端末(例えば監視カメラTL3)との間で無線通信のアクセス回線を形成し、監視カメラTL3との間の無線通信における基地局として機能する。子基地局401Rは、例えば監視カメラTL3から送信された伝送データを受信して収容したり、自局(つまり、子基地局401R)が保持している伝送データを監視カメラTL3に送信したりする。
子基地局401Rは、親基地局10A,子基地局402との間において相互に無線通信のバックホール回線を形成し、自局が保持している伝送データ(後述参照)を親基地局10A,子基地局402に送信(中継)することができたり、親基地局10A,子基地局402から送信(中継)された伝送データを受信したりすることができる。なお、自局が保持している伝送データは、子基地局401RがダイニングルームRM4内もしくは子基地局401Rとの通信圏内に存在する少なくとも1つの端末(例えば監視カメラTL3)から収容した伝送データである。
なお、図5では子基地局401Lと子基地局401Rとは、誘電体導波路DH2、子基地局402、誘電体導波路DH3を介して接続可能に構成されているが、1つの誘電体導波路を介して接続されてもよい。つまり、子基地局401Lと子基地局401Rとは、部屋RM2とダイニングルームRM4とを繋げる1つの誘電体導波路(図示略)を介して接続されても構わない。
図6Aは、実施の形態2の親基地局10Aの構成例を示すブロック図である。
図6Bは、実施の形態2の子基地局の第1構成例を示すブロック図である。
図6Cは、実施の形態2の子基地局の第2構成例を示すブロック図である。
図6A,図6B,図6Cにおいて、図2A,図2Bと同一の構成については同一の符号を付与して説明を簡略化又は省略し、異なる内容について説明する。
図6Aに示す親基地局10Aは、例えば部屋RM1内に配置され、子基地局接続部11と、中継制御部12と、外部基地局接続部13と、端末収容部14と、子基地局接続部15と、メモリ17とを含む構成である。
第2の通信部の一例としての子基地局接続部11は、誘電体導波路DH1を介して受信した制御信号(実施の形態1において説明したセルラネットワークシステムにおける既知の制御信号を参照)に基づいて子基地局(例えば子基地局401L)を検出し、検出された子基地局401Lと接続する。
中継制御部12は、親基地局10Aと子基地局401L,402,401Rとの間の接続形態(例えばリング状の接続形態)を認識する場合、図7に示す論理ツリーLGT2に対応する中継ルートTr1,Tr2を一意に決定する。親基地局10Aは、中継ルートTr1,Tr2に関する情報を3台の子基地局401L,402,401Rにそれぞれ送信する。3台の子基地局401L,402,401Rは、それぞれ中継ルートTr1,Tr2に関する情報を受信してメモリ27に登録して保持することで、自局の上流の基地局や下流の基地局の有無を詳細に判別する。
第2の通信部の一例としての子基地局接続部15は、誘電体導波路DH4を介して受信した制御信号(実施の形態1において説明したセルラネットワークシステムにおける既知の制御信号を参照)に基づいて子基地局(例えば子基地局401R)を検出し、検出された子基地局401Rと接続する。
メモリ17は、例えば半導体メモリ又はハードディスクを用いて構成され、親基地局10Aの動作に必要なプログラム及びデータを格納するROMと、親基地局10Aの動作時に参照するデータを一時的に保持するRAMとを有する。実施の形態2において、メモリ17は、マルチホップにおける伝送データの中継ルート(中継経路)に関する情報(図7参照)を保持する。メモリ17は、端末収容部14が収容した伝送データを保持したり、マルチホップによって下流の子基地局(例えば子基地局401L,402,401R)から送信(中継)された伝送データを保持したりする。
図6Bに示す子基地局401L,401Rは、それぞれ例えば部屋RM2,ダイニングルームRM4に配置され、子基地局接続部41と、中継制御部42と、親基地局接続部43と、端末収容部24と、メモリ27とを含む構成である。子基地局401L,401Rの構成は同一であるため、子基地局401Lを例示して説明する。
通信部の一例としての子基地局接続部41は、誘電体導波路(例えば誘電体導波路DH2)を介して受信した制御信号(上述したセルラネットワークシステムにおける既知の制御信号を参照)に基づいて自局より下流の子基地局(例えば子基地局402)を検出し、検出された基地局と接続する。
中継制御部42は、例えばCPUもしくはDSP等のプロセッサを用いて構成され、子基地局401Lの各部の動作の実行を制御する。具体的には、中継制御部42は、端末収容部24と親基地局接続部43との間の伝送データ(信号)の中継を行う機能を有する。また、中継制御部42は、子基地局接続部41と親基地局接続部43との間の伝送データ(信号)の中継を行う機能を有する。また、中継制御部42は、子基地局接続部41、親基地局接続部43及び端末収容部24のそれぞれの状態を監視する機能を有する。
通信部の一例としての親基地局接続部43は、誘電体導波路(例えば誘電体導波路DH1)を介して受信した制御信号(上述したセルラネットワークシステムにおける既知の制御信号を参照)に基づいて自局より上流の基地局(例えば親基地局10A)を検出し、検出された基地局と接続する。
メモリ27は、例えば半導体メモリ又はハードディスクを用いて構成され、子基地局401Lの動作に必要なプログラム及びデータを格納するROMと、子基地局401Lの動作時に参照するデータを一時的に保持するRAMとを有する。実施の形態2において、メモリ27は、親基地局10Aから送信された、マルチホップにおける伝送データの中継ルート(中継経路)に関する情報(図7参照)を保持する。メモリ27は、例えば端末収容部24が収容した伝送データを保持したり、マルチホップによって親基地局10Aもしくは下流の子基地局(例えば子基地局402)から送信(中継)された伝送データを保持したりする。
図6Cに示す子基地局402は、例えばリビングルームRM3に配置され、子基地局接続部44と、中継制御部45と、子基地局接続部46と、端末収容部24と、メモリ27とを含む構成である。
通信部の一例としての子基地局接続部44は、誘電体導波路(例えば誘電体導波路DH2)を介して受信した制御信号(上述したセルラネットワークシステムにおける既知の制御信号を参照)に基づいて自局より上流の子基地局(例えば子基地局401L)を検出し、検出された基地局と接続する。
中継制御部45は、例えばCPUもしくはDSP等のプロセッサを用いて構成され、子基地局402の各部の動作の実行を制御する。具体的には、中継制御部45は、端末収容部24と子基地局接続部44との間の伝送データ(信号)の中継を行う機能を有する。また、中継制御部45は、子基地局接続部44と子基地局接続部46との間の伝送データ(信号)の中継を行う機能を有する。また、中継制御部45は、子基地局接続部44、子基地局接続部46及び端末収容部24のそれぞれの状態を監視する機能を有する。
通信部の一例としての子基地局接続部46は、誘電体導波路(例えば誘電体導波路DH3)を介して受信した制御信号(上述したセルラネットワークシステムにおける既知の制御信号を参照)に基づいて自局に隣接する基地局(例えば子基地局401R)を検出し、検出された基地局と接続する。
メモリ27は、例えば半導体メモリ又はハードディスクを用いて構成され、子基地局402の動作に必要なプログラム及びデータを格納するROMと、子基地局402の動作時に参照するデータを一時的に保持するRAMとを有する。実施の形態2において、メモリ27は、親基地局10Aから送信された、マルチホップにおける伝送データの中継ルート(中継経路)に関する情報(図7参照)を保持する。また、メモリ27は、例えば端末収容部24が収容した伝送データを保持したり、マルチホップによって親基地局10Aから送信(中継)された伝送データを保持したりする。
次に、実施の形態2の親基地局10A及び3台の子基地局401L,402,401Rのデータ送信時の動作手順について、図8を参照して説明する。図8では、マルチホップの最下流の基地局から最上流の基地局に伝送データを送信する上り回線利用時の動作手順を示す。
図8は、実施の形態2の親基地局10A及び3台の子基地局401L,402,401Rのデータ送信時の動作手順の一例を詳細に示すシーケンス図である。
図8の説明の前提として、親基地局10Aは、例えば上述した制御信号の送受信に基づいて親基地局10Aと子基地局401L,402,401Rとの間の接続形態(例えばリング状の接続形態)を認識する場合、図7に示す論理ツリーLGT2に対応する中継ルートTr1,Tr2を一意に決定する。親基地局10Aは、中継ルートTr1,Tr2に従って、中継ルートTr1,Tr2に関する情報を、3台の子基地局401L,402,401Rのそれぞれに対して直接的に又は間接的に送信する。3台の子基地局401L,402,401Rは、それぞれ中継ルートTr1,Tr2に関する情報を受信してメモリ27に登録して保持することで、自局の上流の基地局や下流の基地局の有無を詳細に判別する。
図8において、親基地局10Aは、自局が配置された部屋RM1内もしくは自局との通信圏内に存在する少なくとも1つの端末(例えば管理者端末TL1)から送信された伝送データを受信して収容する(S1A)。同様に、子基地局401L,402,401Rは、自局が配置された部屋RM2内,リビングルームRM3内,ダイニングルームRM4もしくは自局との通信圏内に存在する少なくとも1つの端末から送信された伝送データを受信して収容する(S1A)。
実施の形態2において、マルチホップにおける中継ルートTr2の最下流に位置付けられる子基地局401Rは、自局が収容した伝送データを、自局より上流の基地局に位置付けられる親基地局10Aに送信する(S11)。
また、マルチホップにおける中継ルートTr1の最下流に位置付けられる子基地局402は、自局が収容した伝送データを、自局より上流の基地局に位置付けられる子基地局401Lに送信する(S12)。
子基地局401Lは、ステップS1Aにおいて自局が収容した伝送データと、ステップS12において子基地局402から送信された伝送データとを対応付けて、自局より上流の基地局に位置付けられる親基地局10Aに送信する(S13)。
親基地局10Aは、ステップS1Aにおいて自局が収容した伝送データと、ステップS11において子基地局401Rから送信された伝送データと、ステップS13において子基地局401Lから送信された伝送データとを対応付けて、アンテナAttを介して外部基地局80に送信する(S14)。ステップS1A,ステップS11〜ステップS14の処理は定期的に繰り返される。
ここで、図示は省略するが、図8と対照的に、マルチホップの最上流の基地局(つまり、親基地局10A)からそれぞれの中継ルートTr0,Tr1に従って下流の基地局に対して下り回線を利用した伝送データの送信時の動作手順について説明する。
外部基地局80は、アプリケーションサーバAPS1,APS2,APS3のうち少なくとも1つから送信された伝送データ(例えば個人宅HME内の端末からのリクエストに対するレスポンス)を受信し、親基地局10Aに転送(つまり、中継)する。
マルチホップの最上流に位置付けられる親基地局10Aは、外部基地局80から送信された伝送データを、自局より下流の基地局に位置付けられる子基地局401L,401Rにそれぞれ送信する。また、親基地局10Aは、自局が伝送データを収容可能な端末(例えば親基地局10と通信可能な端末)に対し、外部基地局80から送信された伝送データを分配する。
子基地局401Lは、親基地局10Aから送信された伝送データを、自局より下流の基地局に位置付けられる子基地局402に送信する。また、子基地局401Lは、自局が伝送データを収容可能な端末(例えば子基地局401Lと通信可能な端末)に対し、親基地局10Aから送信された伝送データを分配する。
子基地局402は、自局が伝送データを収容可能な端末(例えば子基地局402と通信可能な端末)に対し、子基地局401Lから送信された伝送データを分配する。
一方、子基地局401Rは、親基地局10Aから送信された伝送データを受信して取得する。子基地局401Rは、自局が伝送データを収容可能な端末(例えば子基地局401Rと通信可能な端末)に対し、親基地局10Aから送信された伝送データを分配する。このように、マルチホップの最上流の基地局(つまり、親基地局10A)からそれぞれの中継ルートTr0,Tr1に従って下流の基地局に対して下り回線を利用した伝送データの送信時の動作手順は定期的に繰り返される。
以上により、実施の形態2の施設内伝送システム100Aでは、部屋RM1と部屋RM2とは、親基地局10Aと子基地局401Lとの間の無線通信の電波の伝搬損失を低減可能な誘電体導波路DH1を介して接続される。部屋RM2とリビングルームRM3とは、子基地局401Lと子基地局402との間の無線通信の電波の伝搬損失を低減可能な誘電体導波路DH2を介して接続される。子基地局401Rは、ダイニングルームRM4に配置され、親基地局10Aとの間でマルチホップの無線通信を行う。ダイニングルームRM4と部屋RM1とは、子基地局401Rと親基地局10Aとの間の無線通信の電波の伝搬損失を低減可能な誘電体導波路DH4を介して接続される。また、通常時には子基地局402と子基地局401Rとの間ではマルチホップの無線通信が行われないが、リビングルームRM3とダイニングルームRM4とは、通信環境として、子基地局402と子基地局401Rとの間の無線通信の電波の伝搬損失を低減可能な誘電体導波路DH3を介して接続される。
これにより、実施の形態2の施設内伝送システム100Aは、親基地局10Aと子基地局401L,402,401Rとを、誘電体導波路DH1,DH2,DH3,DH4を介して互いにリング状に接続可能となる。従って、施設内伝送システム100Aは、ユーザの個人宅HME内のマルチホップの無線通信回線として、例えば障害耐性の向上を目的とした冗長回線を効果的に設定できる。
また、親基地局10Aは、伝送データの中継ルート(中継経路)に関する情報をメモリ17に保持し、伝送データの中継ルートTr1、Tr2に関する情報をそれぞれの子基地局401L,402,401Rに直接的に又は間接的に通知する。それぞれの子基地局401L,402,401Rは、親基地局10Aから通知された伝送データの中継ルートTr1,Tr2に関する情報に基づいて、自局が収容した伝送データ、又は自局が収容した伝送データと自局より下流の子基地局から送信された伝送データとを、中継先の親基地局10Aもしくは子基地局に送信する。
これにより、施設内伝送システム100Aは、最下流の子基地局から最上流の親基地局10Aまでの中継ルートを最大で2つ確保できるので、それぞれの中継ルートに従って伝送データを親基地局10Aまで個別に送り届けることができる。言い換えると、施設内伝送システム100Aは、実施の形態1のように1つの中継ルートだけを確保している場合に比べて、マルチホップの中継ルート上の子基地局が保持する伝送データの増大を抑制できるので、伝送データの中継時のトラフィックの増大を効果的に抑制でき、通信品質の劣化も軽減できる。
また、親基地局10Aは、伝送データの中継ルート(中継経路)に関する情報をメモリ17に保持し、伝送データの中継ルートTr1,Tr2に関する情報をそれぞれの子基地局401L,402,401Rに直接的又は間接的に通知する。親基地局10Aは、外部基地局80から送信された伝送データを受信し、中継ルートTr1,Tr2に関する情報に基づいて、中継先の子基地局401L,401Rにそれぞれ送信する。子基地局401Lは、親基地局10Aから通知された伝送データの中継ルートTr1に関する情報に基づいて、親基地局10Aから送信された伝送データを、中継先の子基地局402に送信する。
これにより、施設内伝送システム100Aは、最下流の子基地局から最上流の親基地局10Aまでの中継ルートを最大で2つ確保できるので、それぞれの中継ルートに従って伝送データを親基地局10Aから最下流の子基地局まで個別に送り届けることができる。言い換えると、施設内伝送システム100Aは、実施の形態1のように1つの中継ルートだけを確保している場合に比べて、外部基地局80から送信された伝送データを、子基地局やその子基地局と接続される端末に迅速に中継でき、ユーザに良好な通信環境を提供できる。
(実施の形態3)
実施の形態3では、リング状に接続された親基地局及び複数の子基地局の中で、例えばいずれかの子基地局もしくはその子基地局と無線接続される誘電体導波路に障害が発生した場合に、障害の発生した子基地局もしくは誘電体導波路の使用を避けるように、マルチホップの中継ルートを変更する例を説明する。以下、説明を分かり易くするために、いずれかの子基地局に障害(例えば故障等の異常)が発生することを例示して説明するが、以下の説明は、子基地局と無線接続される誘電体導波路に障害が発生した場合にも同様に適用可能である。
実施の形態3では、リング状に接続された親基地局及び複数の子基地局の中で、例えばいずれかの子基地局もしくはその子基地局と無線接続される誘電体導波路に障害が発生した場合に、障害の発生した子基地局もしくは誘電体導波路の使用を避けるように、マルチホップの中継ルートを変更する例を説明する。以下、説明を分かり易くするために、いずれかの子基地局に障害(例えば故障等の異常)が発生することを例示して説明するが、以下の説明は、子基地局と無線接続される誘電体導波路に障害が発生した場合にも同様に適用可能である。
図9は、実施の形態3の施設内伝送システム100Bを個人宅内に配置した具体的なシステム構成の一例を示す図である。
図10は、2階の部屋に配置された子基地局402に障害が発生したことを示す図である。
実施の形態3の施設内伝送システム100Bは、アンテナAttが接続された親基地局10Aと、第1の子基地局401Lと、第2の子基地局402と、第3の子基地局401Rと、第4の子基地局403と、第5の子基地局404と、外部基地局80と、アプリケーションサーバAPS1,APS2,APS3とを含む構成である。実施の形態3の施設内伝送システム100Bにおいて、実施の形態1,2の施設内伝送システム100,100Aと同一の構成については同一の符号を付与して説明を簡略化又は省略し、異なる内容について説明する。
個人宅HMEでは、6つの閉空間にそれぞれ異なる基地局が配置されている。具体的には、3階の部屋RM5には親基地局10Aが配置され、3階の部屋RM6には子基地局(第1の子基地局の一例)401Lが配置されている。また、2階の部屋RM2には子基地局(第2の子基地局の一例)402が配置され、2階の部屋RM1には子基地局(第3の子基地局の一例)401Rが配置されている。また、1階のリビングルームRM3には子基地局(第4の子基地局の一例)403が配置され、1階のダイニングルームRM4には子基地局(第5の子基地局の一例)404が配置されている。
実施の形態3では、部屋RM5と部屋RM6とは、第1の電波導波路の一例としての誘電体導波路DH1を介して接続されている。これにより、親基地局10Aと子基地局401Lとが、5Gでの利用が検討されている高周波数帯(上述参照)を用いても、それぞれの部屋RM5,RM6の天井面や壁面等の遮蔽物を隔てた無線通信を行う際に、電波の伝搬損失の低減が可能となるので、良好かつ安定的な無線通信を行える。
また同様に、部屋RM6と部屋RM2とは、第2の電波導波路の一例としての誘電体導波路DH2を介して接続されている。これにより、子基地局401Lと子基地局402とが、上述した高周波数帯を用いても、それぞれの部屋RM6,RM2の天井面や壁面等の遮蔽物を隔てた無線通信を行う際に、電波の伝搬損失の低減が可能となるので、良好かつ安定的な無線通信を行える。
また同様に、部屋RM2とリビングルームRM3とは、第5の電波導波路の一例としての誘電体導波路DH5を介して接続されている。誘電体導波路DH5は、誘電体導波路DH1と同様にチューブ状の形状を有しており、5Gでの利用が検討されている高周波数帯(上述参照)の無線通信の際に、電波の伝搬損失を低減可能な部材を用いて構成されている。これにより、子基地局402と子基地局403とが、上述した高周波数帯を用いても、それぞれの部屋RM2,リビングルームRM3の天井面や壁面等の遮蔽物を隔てた無線通信を行う際に、電波の伝搬損失の低減が可能となるので、良好かつ安定的な無線通信を行える。
また同様に、リビングルームRM3とダイニングルームRM4とは、第6の電波導波路の一例としての誘電体導波路DH6を介して接続されている。誘電体導波路DH6は、誘電体導波路DH1と同様にチューブ状の形状を有しており、5Gでの利用が検討されている高周波数帯(上述参照)の無線通信の際に、電波の伝搬損失を低減可能な部材を用いて構成されている。これにより、子基地局403と子基地局404とが、上述した高周波数帯を用いても、それぞれのリビングルームRM3,ダイニングルームRM4の天井面や壁面等の遮蔽物を隔てた無線通信を行う際に、電波の伝搬損失の低減が可能となるので、良好かつ安定的な無線通信を行える。
また同様に、ダイニングルームRM4と部屋RM1とは、第7の電波導波路の一例としての誘電体導波路DH7を介して接続されている。誘電体導波路DH74は、誘電体導波路DH1と同様にチューブ状の形状を有しており、5Gでの利用が検討されている高周波数帯(上述参照)の無線通信の際に、電波の伝搬損失を低減可能な部材を用いて構成されている。これにより、子基地局404と子基地局401Rとが、上述した高周波数帯を用いても、それぞれのダイニングルームRM4,部屋RM1の天井面や壁面等の遮蔽物を隔てた無線通信を行う際に、電波の伝搬損失の低減が可能となるので、良好かつ安定的な無線通信を行える。
また同様に、部屋RM1と部屋RM5とは、第4の電波導波路の一例としての誘電体導波路DH4を介して接続されている。これにより、子基地局401Rと親基地局10Aとが、上述した高周波数帯を用いても、それぞれの部屋RM1,RM5の天井面や壁面等の遮蔽物を隔てた無線通信を行う際に、電波の伝搬損失の低減が可能となるので、良好かつ安定的な無線通信を行える。
従って、実施の形態3では、親基地局10Aと子基地局401Lと子基地局402と子基地局403と子基地局404と子基地局401Rとは、誘電体導波路DH1,DH2,DH5,DH6,DH7,DH4を介して、リング状に互いに接続されている。また、実施の形態3では、実施の形態2と同様に、伝送データの中継ルート(中継経路)は、最大2つ用意される(図11の論理ツリーLGT3参照)。
図11は、子基地局402の障害発生に伴う論理ツリーの遷移の一例を示す図である。
先ず、実施の形態3においていずれかの子基地局にも障害が発生していない通常時の論理ツリーLGT3について説明する。図11に示すように、実施の形態3では、マルチホップにおける伝送データの中継ルートは、2つの中継ルートTr3,Tr4が用意される。つまり、第1の中継ルートTr3は、親基地局10A−子基地局401L−子基地局402−子基地局403の構成となる。第2の中継ルートTr4は、親基地局10A−子基地局401R−子基地局404の構成となる。つまり、子基地局403,404は互いに通信が可能な環境に置かれているが、特別な場合(後述する障害の発生時)を除く通常時においては、子基地局403と子基地局404とは直接に無線通信を行わない。
第1の中継ルートTr3では、親基地局10Aが最上流の基地局であり、子基地局401Lが親基地局10Aより下流の基地局であり、子基地局402が子基地局401Lより下流の基地局であり、子基地局403が最下流の基地局である。第2の中継ルートTr4では、親基地局10Aが最上流の基地局であり、子基地局401Rが親基地局10Aより下流の基地局であり、子基地局404が最下流の基地局である。これらの中継ルートTr3,Tr4の関係を示す論理ツリーLGT3の情報が親基地局10Aのメモリ17に登録されている。
従って、実施の形態3では、第1の中継ルートTr3に従って、親基地局10Aと子基地局401Lと子基地局402と子基地局403とが、互いにマルチホップの無線通信を行うことができる。さらに、第2の中継ルートTr4に従って、親基地局10Aと子基地局401Rと子基地局404が、互いにマルチホップの無線通信を行うことができる。
実施の形態3において、親基地局10Aの構成は実施の形態2の親基地局10Aの構成(図6A参照)と同一であり、子基地局401L,401R,402の構成も同様に実施の形態2の子基地局401L(図6B参照),401R(図6B参照),402(図6C参照)の構成と同一であるため、詳細な説明は割愛する。また、実施の形態3において、子基地局403,404の構成も実施の形態2の子基地局402(図6C参照)の構成と同一であるため、詳細な説明は割愛する。
次に、実施の形態3の施設内伝送システム100Bにおいて、いずれかの子基地局(例えば子基地局402)に障害が発生した場合の親基地局10Aの動作概要について説明する。
実施の形態3の施設内伝送システム100Bが既知のセルラネットワークシステムに組み込まれた場合、子基地局402に障害が発生したとする(図10参照)。この場合、それまでに子基地局402と無線通信をしていた子基地局401L,403は、子基地局402から定期的に送信された制御信号(上述したセルラネットワークシステムにおける既知の制御信号を参照)を受信しなくなる。
子基地局401L,403は、子基地局402からの制御信号の不受信の検出に基づいて、子基地局402に障害が発生したことを判別する。子基地局401Lは、子基地局402の識別情報を含む障害検出信号を生成して上流の親基地局10Aに送信する。子基地局403は、子基地局402に障害が発生したことを判別すると、通常時には使用しない誘電体導波路DH6を介した子基地局404との無線通信を開始し、子基地局401Lと同様に、子基地局402の識別情報を含む障害検出信号を子基地局404に送信する。子基地局404は、子基地局403から送信された障害検出信号を受信すると、その障害検出信号を上流の子基地局401Rに送信する。子基地局401Rは、子基地局403から送信された障害検出信号を受信すると、その障害検出信号を上流の親基地局10Aに送信する。
これにより、親基地局10Aは、子基地局402に障害が発生したことを正確に判別することができる。なお、親基地局10Aは、例えば子基地局401L,403からのそれぞれの障害検出信号を両方受信した場合に、子基地局402に障害が発生したことを判別してもよいし、どちらか一方(例えば子基地局401L)からの障害検出信号を受信したことで、子基地局402に障害が発生したことを判別してもよい。
親基地局10Aは、子基地局402に障害が発生したことを判別すると、図11に示すように、障害の発生した子基地局402の使用を避けるように、論理ツリーLGT4(つまり、マルチホップの中継ルート)を変更する。具体的には、親基地局10Aは、中継ルートTr3,Tr4を、子基地局402の下流に位置づけられていた子基地局403が子基地局404の下流の基地局となるように、中継ルートTr5,Tr6に変更する。従って、中継ルートTr3の変更に伴って更新された中継ルートTr5は、親基地局10A−子基地局401Lの構成となる。また、中継ルートTr4の変更に伴って更新された中継ルートTr6は、親基地局10A−子基地局401R−子基地局404−子基地局403の構成となる。
次に、実施の形態3の親基地局10A及び5台の子基地局401L,402,403,404,401Rのデータ送信時の動作手順について、図12及び図13を参照して説明する。
図12及び図13は、実施の形態3の親基地局10A及び5台の子基地局401L,402,403,404,401Rのデータ送信時の動作手順の一例を詳細に示すシーケンス図である。
図12及び図13の説明の前提として、親基地局10Aは、親基地局10Aと子基地局401L,402,403,404,401Rとの間の接続形態(例えばリング状の接続形態)を認識する場合、図11紙面左側に示す論理ツリーLGT3に対応する中継ルートTr3,Tr4を一意に決定する。親基地局10Aは、中継ルートTr3,Tr4に従って、中継ルートTr3,Tr4に関する情報を、5台の子基地局401L,402,403,404,401Rのそれぞれに対して直接的に又は間接的に送信する。5台の子基地局401L,402,403,404,401Rは、それぞれ中継ルートTr3,Tr4に関する情報を受信してメモリ27に登録して保持することで、自局の上流の基地局や下流の基地局の有無を詳細に判別する。
図12において、親基地局10Aは、自局が配置された部屋RM1内もしくは自局との通信圏内に存在する少なくとも1つの端末(例えば管理者端末TL1)から送信された伝送データを受信して収容する(S1B)。同様に、子基地局401L,402,403,404,401Rは、自局が配置された部屋RM6内,部屋RM2内,リビングルームRM3内,ダイニングルームRM4,部屋RM1もしくは自局との通信圏内に存在する少なくとも1つの端末から送信された伝送データを受信して収容する(S1B)。
実施の形態3において、マルチホップにおける中継ルートTr4の最下流に位置付けられる子基地局404は、自局が収容した伝送データを、自局より上流の基地局に位置付けられる子基地局401Rに送信する(S6)。子基地局401Rは、ステップS1Bにおいて自局が収容した伝送データと、ステップS6において子基地局404から送信された伝送データとを対応付けて、自局より上流の基地局に位置付けられる親基地局10Aに送信する(S7)。
また、マルチホップにおける中継ルートTr3の最下流に位置付けられる子基地局403は、自局が収容した伝送データを、自局より上流の基地局に位置付けられる子基地局402に送信する(S2B)。子基地局402は、ステップS1Bにおいて自局が収容した伝送データと、ステップS2Bにおいて子基地局403から送信された伝送データとを対応付けて、自局より上流の基地局に位置付けられる子基地局401Lに送信する(S3B)。子基地局401Lは、ステップS1Bにおいて自局が収容した伝送データと、ステップS3Bにおいて子基地局402から送信された伝送データとを対応付けて、自局より上流の基地局に位置付けられる親基地局10Aに送信する(S4B)。
親基地局10Aは、ステップS1Bにおいて自局が収容した伝送データと、ステップS7において子基地局401Rから送信された伝送データと、ステップS4Bにおいて子基地局401Lから送信された伝送データとを対応付けて、アンテナAttを介して外部基地局80に送信する(S5B)。ステップS1B,ステップS6〜ステップS7,ステップS2B〜ステップS5Bの処理は定期的に繰り返される。
ここで、図示は省略するが、図12と対照的に、マルチホップの最上流の基地局(つまり、親基地局10A)からそれぞれの中継ルートTr3,Tr4に従って下流の基地局に対して下り回線を利用した伝送データの送信時の動作手順について説明する。
外部基地局80は、アプリケーションサーバAPS1,APS2,APS3のうち少なくとも1つから送信された伝送データ(例えば個人宅HME内の端末からのリクエストに対するレスポンス)を受信し、親基地局10Aに転送(つまり、中継)する。
マルチホップの最上流に位置付けられる親基地局10Aは、外部基地局80から送信された伝送データを、自局より下流の基地局に位置付けられる子基地局401L,401Rにそれぞれ送信する。また、親基地局10Aは、自局が伝送データを収容可能な端末(例えば親基地局10と通信可能な端末)に対し、外部基地局80から送信された伝送データを分配する。
子基地局401Lは、親基地局10Aから送信された伝送データを、自局より下流の基地局に位置付けられる子基地局402に送信する。また、子基地局401Lは、自局が伝送データを収容可能な端末(例えば子基地局401Lと通信可能な端末)に対し、親基地局10Aから送信された伝送データを分配する。
子基地局402は、子基地局401Lから送信された伝送データを、自局より下流の基地局に位置付けられる子基地局403に送信する。また、子基地局402は、自局が伝送データを収容可能な端末(例えば子基地局402と通信可能な端末)に対し、子基地局401Lから送信された伝送データを分配する。
子基地局403は、子基地局402から送信された伝送データを受信して取得する。子基地局403は、自局が伝送データを収容可能な端末(例えば子基地局403と通信可能な端末)に対し、子基地局402から送信された伝送データを分配する。
一方、子基地局401Rは、親基地局10Aから送信された伝送データを、自局より下流の基地局に位置付けられる子基地局404に送信する。また、子基地局401Rは、自局が伝送データを収容可能な端末(例えば子基地局401Rと通信可能な端末)に対し、親基地局10Aから送信された伝送データを分配する。
子基地局404は、子基地局401Rから送信された伝送データを受信して取得する。子基地局404は、自局が伝送データを収容可能な端末(例えば子基地局404と通信可能な端末)に対し、子基地局401Rから送信された伝送データを分配する。このように、マルチホップの最上流の基地局(つまり、親基地局10A)からそれぞれの中継ルートTr3,Tr4に従って下流の基地局に対して下り回線を利用した伝送データの送信時の動作手順は定期的に繰り返される。
ここで、例えば子基地局402に何かしらの原因で障害が発生したとする。
子基地局401Lは、子基地局402からの制御信号の不受信の検出に基づいて、子基地局402に障害が発生したことを判別する(S21)。子基地局401Lは、子基地局402の識別情報を含む障害検出信号を生成して上流の親基地局10Aに送信して障害検出を通知する(S22)。また、子基地局403は、子基地局402からの制御信号の不受信の検出に基づいて、子基地局402に障害が発生したことを判別する(S23)。子基地局403は、子基地局402に障害が発生したことを判別すると、通常時には使用しない誘電体導波路DH6を介した子基地局404との無線通信を開始し、子基地局402の識別情報を含む障害検出信号を生成して子基地局404に送信して障害検出を通知する(S24)。子基地局404は、子基地局403から送信された障害検出信号を受信すると、その障害検出信号を上流の子基地局401Rに送信して障害検出通知を転送する(S25)。子基地局401Rは、子基地局403から送信された障害検出信号を受信すると、その障害検出信号を上流の親基地局10Aに送信して障害検出通知を転送する(S26)。これにより、親基地局10Aは、子基地局402に障害が発生したことを正確に判別することができる(S27)。
親基地局10Aは、子基地局402に障害が発生したことを判別すると、図11に示すように、障害の発生した子基地局402の使用を避けるように、論理ツリーLGT3(つまり、マルチホップの中継ルートTr3,Tr4)を、論理ツリーLGT4(つまり、マルチホップの中継ルートTr5,Tr6)変更する(S28)。
親基地局10Aは、変更後の中継ルートTr5,Tr6に関する情報を、自局より下流の子基地局401L,401Rにそれぞれ送信する(S29)。また、親基地局10Aは、子基地局402に障害が発生した旨と子基地局402の復旧を促す旨とを含むメッセージを、ユーザの所持する管理者端末TL1に通知する(S30)。
子基地局401Rは、親基地局10Aから送信された中継ルートTr5,Tr6に関する情報を受信すると、自局内のメモリ27に登録して更新するとともに、自局より下流の子基地局404に中継ルートTr5,Tr6に関する情報を転送する(S31)。子基地局404は、子基地局401Rから送信された中継ルートTr5,Tr6に関する情報を受信すると、自局内のメモリ27に登録して更新するとともに、自局より下流の子基地局403に中継ルートTr5,Tr6に関する情報を転送する(S32)。子基地局403は、子基地局404から送信された中継ルートTr5,Tr6に関する情報を受信すると、自局内のメモリ27に登録して更新する。
これにより、子基地局402に障害が発生した後、親基地局10A,子基地局401L,401R,404,403は、変更後の中継ルートTr5,Tr6に関する情報に基づいて、相互にマルチホップの無線通信を行うことができる。
すなわち、親基地局10Aは、自局が配置された部屋RM1内もしくは自局との通信圏内に存在する少なくとも1つの端末(例えば管理者端末TL1)から送信された伝送データを受信して収容する(S1C)。同様に、子基地局401L,403,404,401Rは、自局が配置された部屋RM6内,リビングルームRM3内,ダイニングルームRM4,部屋RM1もしくは自局との通信圏内に存在する少なくとも1つの端末から送信された伝送データを受信して収容する(S1C)。
中継ルートTr6の最下流に位置付けられる子基地局403は、自局が収容した伝送データを、自局より上流の基地局に位置付けられる子基地局404に送信する(S41)。子基地局404は、ステップS1Cにおいて自局が収容した伝送データと、ステップS41において子基地局403から送信された伝送データとを対応付けて、自局より上流の基地局に位置付けられる子基地局401Rに送信する(S42)。子基地局401Rは、ステップS1Cにおいて自局が収容した伝送データと、ステップS42において子基地局404から送信された伝送データとを対応付けて、自局より上流の基地局に位置付けられる親基地局10Aに送信する(S43)。
また、中継ルートTr5の最下流に位置付けられる子基地局401Lは、自局が収容した伝送データを、自局より上流の基地局に位置付けられる親基地局10Aに送信する(S44)。
親基地局10Aは、ステップS1Cにおいて自局が収容した伝送データと、ステップS43において子基地局401Rから送信された伝送データと、ステップS44において子基地局401Lから送信された伝送データとを対応付けて、アンテナAttを介して外部基地局80に送信する(S45)。ステップS1C,ステップS41〜ステップS45の処理は、ステップS30の親基地局10Aからのメッセージの受信を確認したユーザによって、子基地局402の復旧が行われるまで定期的に繰り返される。
ここで、図示は省略するが、図13と対照的に、マルチホップの最上流の基地局(つまり、親基地局10A)からそれぞれの中継ルートTr5,Tr6に従って下流の基地局に対して下り回線を利用した伝送データの送信時の動作手順について説明する。
外部基地局80は、アプリケーションサーバAPS1,APS2,APS3のうち少なくとも1つから送信された伝送データ(例えば個人宅HME内の端末からのリクエストに対するレスポンス)を受信し、親基地局10Aに転送(つまり、中継)する。
マルチホップの最上流に位置付けられる親基地局10Aは、外部基地局80から送信された伝送データを、自局より下流の基地局に位置付けられる子基地局401L,401Rにそれぞれ送信する。また、親基地局10Aは、自局が伝送データを収容可能な端末(例えば親基地局10と通信可能な端末)に対し、外部基地局80から送信された伝送データを分配する。
子基地局401Lは、親基地局10Aから送信された伝送データを受信して取得する。子基地局401Lは、自局が伝送データを収容可能な端末(例えば子基地局401Lと通信可能な端末)に対し、親基地局10Aから送信された伝送データを分配する。
一方、子基地局401Rは、親基地局10Aから送信された伝送データを、自局より下流の基地局に位置付けられる子基地局404に送信する。また、子基地局401Rは、自局が伝送データを収容可能な端末(例えば子基地局401Rと通信可能な端末)に対し、親基地局10Aから送信された伝送データを分配する。
子基地局404は、子基地局401Rから送信された伝送データを、自局より下流の基地局に位置付けられる子基地局403に送信する。また、子基地局404は、自局が伝送データを収容可能な端末(例えば子基地局404と通信可能な端末)に対し、子基地局401Rから送信された伝送データを分配する。
子基地局403は、子基地局404から送信された伝送データを受信して取得する。子基地局403は、自局が伝送データを収容可能な端末(例えば子基地局403と通信可能な端末)に対し、子基地局402から送信された伝送データを分配する。このように、マルチホップの最上流の基地局(つまり、親基地局10A)からそれぞれの中継ルートTr5,Tr6に従って下流の基地局に対して下り回線を利用した伝送データの送信時の動作手順は定期的に繰り返される。
以上により、実施の形態3の施設内伝送システム100Bは、いずれの子基地局に障害が発生していない通常時では、親基地局10Aと5台の子基地局401L,402,403,404,401Rとがそれぞれ異なる誘電体導波路DH1,DH2、DH5,DH6,DH7,DH4を介してリング状に無線接続可能となる。また、いずれかの子基地局(例えば子基地局402)に関して障害が発生した時、親基地局10Aは、その障害の発生前に子基地局402と無線通信を行っていた親基地局10Aもしくは子基地局401L,403における、子基地局402からの制御信号の不受信の検出に基づいて、障害の発生した子基地局402を判別する。
これにより、いずれかの子基地局(例えば子基地局402)に障害が発生した場合でも、親基地局10Aは、障害の発生した子基地局を的確かつ迅速に検出できる。
また、親基地局10Aは、伝送データの中継経路に関する情報をメモリ17に保持し、障害の発生した子基地局(例えば子基地局402)の判別に基づいて、伝送データの中継経路に関する情報を変更する。
これにより、親基地局10Aは、障害の発生した子基地局(例えば子基地局402)の復旧がなされるまでは、子基地局402の使用を避けて、2つの中継ルートTr5,Tr6に従って、親基地局10Aと4台の子基地局401L,401R,404,403との間でマルチホップの無線通信を良好に行うことができる。
また、親基地局10Aは、障害の発生したいずれかの子基地局(例えば子基地局402)の判別に基づいて、その子基地局402の復旧を促すためのメッセージを、親基地局10Aの配置された部屋RM5内に存在する管理者端末TL1に通知する。
これにより、管理者端末TL1を所持するユーザは、親基地局10Aから送信されたメッセージを閲覧することで、子基地局402に障害が発生したことを的確に把握することができ、復旧作業を素早く行うことができる。従って、施設内伝送システム100Bにおいて、子基地局402の復旧が早くなされる。
以上、図面を参照しながら各種の実施の形態について説明したが、本発明はかかる例に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例又は修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。また、発明の趣旨を逸脱しない範囲において、上記実施の形態における各構成要素を任意に組み合わせてもよい。
本開示は、それぞれ異なる閉空間に基地局が設けられた施設内において、基地局間のデータ伝送のための中継時に所望の通信品質を確保し、安定的な無線通信を実現可能な施設内伝送システム、施設内伝送方法及び基地局として有用である。
10、10A 親基地局
11、15、41、44、46 子基地局接続部
12、22、42、45 中継制御部
13 外部基地局接続部
14、24 端末収容部
17、27 メモリ
21 下流基地局接続部
23 上流基地局接続部
43 親基地局接続部
80 外部基地局
100、100A 施設内伝送システム
201、202、203、401L、401R、402、403、404 子基地局
APS1、APS2、APS3 アプリケーションサーバ
CNW コアネットワーク
DH1、DH2、DH3、DH4、DH5、DH6、DH7 誘電体導波路
TL1 管理者端末
TL2 レコーダ
TL3 監視カメラ
11、15、41、44、46 子基地局接続部
12、22、42、45 中継制御部
13 外部基地局接続部
14、24 端末収容部
17、27 メモリ
21 下流基地局接続部
23 上流基地局接続部
43 親基地局接続部
80 外部基地局
100、100A 施設内伝送システム
201、202、203、401L、401R、402、403、404 子基地局
APS1、APS2、APS3 アプリケーションサーバ
CNW コアネットワーク
DH1、DH2、DH3、DH4、DH5、DH6、DH7 誘電体導波路
TL1 管理者端末
TL2 レコーダ
TL3 監視カメラ
Claims (15)
- 複数の閉空間を有する施設に配置される施設内伝送システムであって、
第1の閉空間に配置され、前記施設の外部に設けられた外部基地局との間で無線通信を行う親基地局と、
前記第1の閉空間とは異なる第2の閉空間に配置され、前記親基地局との間で無線通信を行う第1の子基地局と、を備え、
前記第1の閉空間と前記第2の閉空間とは、前記親基地局と前記第1の子基地局との間の無線通信の電波の伝搬損失を低減可能な第1の電波導波路を介して接続される、
施設内伝送システム。 - 前記複数の閉空間のうち第3の閉空間に配置され、前記第1の子基地局との間で無線通信を行う第2の子基地局、を更に備え、
前記第2の閉空間と前記第3の閉空間とは、前記第1の子基地局と前記第2の子基地局との間の無線通信の電波の伝搬損失を低減可能な第2の電波導波路を介して接続される、
請求項1に記載の施設内伝送システム。 - 前記第2の子基地局は、自局が収容した伝送データを、中継先の前記第1の子基地局に送信し、
前記第1の子基地局は、自局が収容した伝送データと前記第2の子基地局から送信された伝送データとを、中継先の前記親基地局に送信する、
請求項2に記載の施設内伝送システム。 - 前記親基地局は、前記外部基地局から送信された伝送データを受信して、中継先の前記第1の子基地局に送信し、
前記第1の子基地局は、前記親基地局から送信から送信された伝送データを、中継先の前記第2の子基地局に送信する、
請求項2に記載の施設内伝送システム。 - 前記複数の閉空間のうち第4の閉空間に配置され、前記親基地局との間で無線通信を行う第3の子基地局、を更に備え、
前記第1の閉空間と前記第4の閉空間とは、前記親基地局と前記第3の子基地局との間の無線通信の電波の伝搬損失を低減可能な第3の電波導波路を介して接続され、
前記第3の閉空間と前記第4の閉空間とは、前記第2の子基地局と前記第3の子基地局との間の無線通信の電波の伝搬損失を低減可能な第4の電波導波路を介して接続される、
請求項2に記載の施設内伝送システム。 - 前記親基地局は、伝送データの中継経路に関する情報を保持するメモリを有し、前記伝送データの中継経路に関する情報をそれぞれの前記子基地局に直接的又は間接的に通知し、
それぞれの前記子基地局は、前記親基地局から通知された前記伝送データの中継経路に関する情報に基づいて、自局が収容した伝送データ、又は前記自局が収容した伝送データと前記自局より下流の子基地局から送信された伝送データとを、中継先の前記親基地局もしくは前記子基地局に送信する、
請求項5に記載の施設内伝送システム。 - 前記親基地局は、伝送データの中継経路に関する情報を保持するメモリを有し、前記伝送データの中継経路に関する情報をそれぞれの前記子基地局に直接的又は間接的に通知し、
前記親基地局は、前記外部基地局から送信された伝送データを受信し、前記中継経路に関する情報に基づいて、中継先の前記第1の子基地局及び前記第3の子基地局にそれぞれ送信し、
前記第1の子基地局は、前記親基地局から通知された前記伝送データの中継経路に関する情報に基づいて、前記親基地局から送信された伝送データを、中継先の前記第2の子基地局に送信する、
請求項5に記載の施設内伝送システム。 - 前記親基地局は、いずれかの子基地局に関して障害が発生した時、その障害の発生前に前記いずれかの子基地局と無線通信を行っていた前記親基地局もしくは前記子基地局における、前記いずれかの子基地局からの制御信号の不受信の検出に基づいて、前記障害の発生した前記いずれかの子基地局を判別する、
請求項5に記載の施設内伝送システム。 - 前記親基地局は、伝送データの中継経路に関する情報を保持するメモリを有し、前記障害の発生した前記いずれかの子基地局の判別に基づいて、前記伝送データの中継経路に関する情報を変更する、
請求項8に記載の施設内伝送システム。 - 前記親基地局は、前記障害の発生した前記いずれかの子基地局の判別に基づいて、前記いずれかの子基地局の復旧を促すためのメッセージを、管理者端末に通知する、
請求項8に記載の施設内伝送システム。 - 複数の閉空間を有する施設に配置される施設内伝送システムを用いた施設内伝送方法であって、
第1の閉空間に配置された親基地局により、前記施設の外部に設けられた外部基地局との間で無線通信を行うステップと、
前記第1の閉空間とは異なる第2の閉空間に配置された第1の子基地局により、前記親基地局との間で無線通信を行うステップと、を有し、
前記第1の閉空間と前記第2の閉空間とは、前記親基地局と前記第1の子基地局との間の無線通信の電波の伝搬損失を低減可能な第1の電波導波路を介して接続される、
施設内伝送方法。 - 複数の閉空間を有する施設に配置される施設内伝送システムで用いられる基地局であって、
前記複数の閉空間のうち第1の閉空間に配置され、
前記施設の外部に設けられた外部基地局との間で無線通信を行う第1の通信部と、
自局が配置された前記第1の閉空間とは異なる第2の閉空間に配置された子基地局との間で無線通信を行う第2の通信部と、を備え、
前記第1の閉空間と前記第2の閉空間とは、前記自局と前記子基地局との間の無線通信の電波の伝搬損失を低減可能な電波導波路を介して接続される、
基地局。 - 複数の閉空間を有する施設に配置される施設内伝送システムで用いられる基地局であって、
前記複数の閉空間のうち第1の閉空間に配置され、
自局が配置された前記第1の閉空間とは異なる第2の閉空間に配置された親基地局との間で無線通信を行う通信部、を備え、
前記第1の閉空間と前記第2の閉空間とは、前記自局と前記親基地局との間の無線通信の電波の伝搬損失を低減可能な電波導波路を介して接続される、
基地局。 - 複数の閉空間を有し、前記複数の閉空間が電波導波路を介して無線接続される施設に配置される施設内伝送システムで用いられる基地局であって、
前記複数の閉空間の内の1つの閉空間に配置され、
前記電波導波路を介する無線接続において、自局が配置された前記閉空間より上流に位置する閉空間に配置された親基地局又は子基地局との間で無線通信を行う第1の通信部と、
自局が配置された前記閉空間より下流に位置する閉空間に配置された子基地局との間で無線通信を行う第2の通信部と、
自局に接続される端末から送信された伝送データを受信する端末収容部と、を備え、
前記端末収容部が受信した伝送データと、前記第2の通信部が受信した伝送データとを、前記第1の通信部を介して前記親基地局又は前記子基地局に送信する、
基地局。 - 複数の閉空間を有し、前記複数の閉空間が電波導波路を介して無線接続される施設に配置される施設内伝送システムで用いられる基地局であって、
前記複数の閉空間の内の1つの閉空間に配置され、
前記電波導波路を介する無線接続において、自局が配置された前記閉空間より上流に位置する閉空間に配置された親基地局又は子基地局との間で無線通信を行う第1の通信部と、
自局が配置された前記閉空間より下流に位置する閉空間に配置された子基地局との間で無線通信を行う第2の通信部と、
少なくとも1つの端末との間で接続する端末収容部と、を備え、
前記第1の通信部が受信した伝送データを、前記第2の通信部を介して前記子基地局に送信し、前記端末収容部を介して前記端末に送信する、
基地局。
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|---|---|---|---|
| JP2017107171A JP2018207184A (ja) | 2017-05-30 | 2017-05-30 | 施設内伝送システム、施設内伝送方法及び基地局 |
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Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017107171A JP2018207184A (ja) | 2017-05-30 | 2017-05-30 | 施設内伝送システム、施設内伝送方法及び基地局 |
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| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017107171A Pending JP2018207184A (ja) | 2017-05-30 | 2017-05-30 | 施設内伝送システム、施設内伝送方法及び基地局 |
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