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JP2018203791A - 眼科用アレルギー予防剤 - Google Patents

眼科用アレルギー予防剤 Download PDF

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JP2018203791A
JP2018203791A JP2018191132A JP2018191132A JP2018203791A JP 2018203791 A JP2018203791 A JP 2018203791A JP 2018191132 A JP2018191132 A JP 2018191132A JP 2018191132 A JP2018191132 A JP 2018191132A JP 2018203791 A JP2018203791 A JP 2018203791A
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和宏 辻
Kazuhiro Tsuji
和宏 辻
孝弘 黒瀬
Takahiro Kurose
孝弘 黒瀬
昌志 伊藤
Masashi Ito
昌志 伊藤
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Rohto Pharmaceutical Co Ltd
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Rohto Pharmaceutical Co Ltd
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Abstract

【課題】眼科用アレルギー予防剤を提供する。【解決手段】ピリドキシン及びその塩からなる群から選択される少なくとも一種を有効成分として含有する、眼科用アレルギー予防剤。【選択図】なし

Description

本発明は、眼科用アレルギー予防剤に関する。
代表的なアレルギー症状の発症メカニズムとして以下のメカニズムが知られている。すなわち、まず結膜等に入ってきた抗原(花粉やハウスダスト等)に対するIgE抗体が肥満細胞等に結合して感作が成立した後、そこに再度同じ抗原が入ってきた場合に、その抗原に肥満細胞上のIgE抗体が結合する。そして、肥満細胞上のIgE抗体が架橋することで、肥満細胞の脱顆粒が生じ、顆粒中に含まれるヒスタミン等のケミカルメディエーターが放出され、これにより、アレルギー症状が引き起こされる。
これに対し、上記肥満細胞の脱顆粒を抑制することで、ヒスタミン等のケミカルメディエーターの遊離を抑制し、アレルギー症状の発症を予防または治療することが可能となる。このような予防的アレルギー剤として、クロモグリク酸ナトリウム(特許文献1)やトラニラスト(特許文献2)等が知られている。
β−ヘキソサミニダーゼは、ヒスタミンと同様に、肥満細胞から脱顆粒を経て放出される。このため、β−ヘキソサミニダーゼの遊離抑制と肥満細胞の脱顆粒の抑制との間には正の相関関係が認められる。
このことから、β−ヘキソサミニダーゼの遊離抑制能は、抗アレルギー成分の探索等において、一つの指標として用いられている(非特許文献1)。
また、角膜上皮層は、角膜の最表面に位置し、アレルゲン及び化学物質等の外界からの刺激、並びに、細菌及び真菌等の病原体の侵入などに対するバリアとしての役割を果たしている。このため、アレルギー及びドライアイ等の疾患、加齢、紫外線、コンタクトレンズの装用、並びに、摩擦などの内的・外的要因によって、角膜上皮のバリア機能が低下した場合に、重篤な角膜障害が生じる危険性がある。
これに対し、角膜上皮のバリア機能を改善することができれば、アレルゲン及び化学物質等の外界からの刺激、並びに、細菌及び真菌等の病原体の侵入などを防ぐことができ、眼のアレルギーや角膜炎等を予防することが可能となる。
角膜上皮のバリア機能の評価方法として、角膜上皮細胞層の電気抵抗値を測定する方法が知られている。この評価方法を利用して、特許文献3では、PPARγアゴニストを有効成分として含有する角膜上皮バリア機能亢進剤が見出されている。
特開2002−128671号公報 特開2010−265326号公報 特開2009−227668号公報
北陸大学紀要第33号:23−30頁
本発明の目的は、眼科用アレルギー予防剤を提供することである。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意検討した結果、ピリドキシン又はその塩が眼のアレルギーを顕著に予防することを見出した。さらに、本発明者らは、ピリドキシン又はその塩が角膜上皮バリア機能を顕著に改善することも見出した。
すなわち、本発明は以下の[1]〜[13]を提供する。
[1](A)ピリドキシン及びその塩からなる群から選択される少なくとも一種を有効成分として含有する、眼科用アレルギー予防剤。
[2]さらに(B)アミノ酸類を有効成分として含有する、[1]に記載の眼科用アレルギー予防剤。
[3](B)アミノ酸類がアミノエチルスルホン酸、コンドロイチン硫酸及びそれらの塩からなる群から選択される少なくとも一種である、[2]に記載の眼科用アレルギー予防剤。
[4](A)成分の総含有量が、0.0005〜0.5w/v%である、[1]〜[3]に記載の眼科用アレルギー予防剤。
[5](B)成分の総含有量が、0.001〜5w/v%である、[2]〜[4]に記載の眼科用アレルギー予防剤。
[6](A)成分の総含有量1質量部に対して、(B)成分の総含有量が0.01〜10000質量部である、[2]〜[5]に記載の眼科用アレルギー予防剤。
[7]点眼剤又は洗眼剤である、[1]〜[6]に記載の眼科用アレルギー予防剤。
[8]アレルギーが炎症を伴うアレルギーである、[1]〜[7]に記載の眼科用アレルギー予防剤。
[9]角膜上皮バリア機能改善剤である、[1]〜[8]に記載の眼科用アレルギー予防剤。
[10]眼科用組成物にアレルギー予防作用を付与する方法であって、ピリドキシン及びその塩からなる群から選択される少なくとも一種を有効成分として眼科用組成物に配合することを特徴とする、方法。
[11]眼科用組成物に角膜上皮バリア機能改善作用を付与する方法であって、ピリドキシン及びその塩からなる群から選択される少なくとも一種を有効成分として眼科用組成物に配合することを特徴とする、方法。
[12]さらにアミノ酸類を有効成分として眼科用組成物に配合することを特徴とする、[10]または[11]に記載の方法。
[13]アミノ酸類がアミノエチルスルホン酸、コンドロイチン硫酸及びそれらの塩からなる群から選択される少なくとも一種である、[12]に記載の方法。
本発明の眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物は、アレルギーによる炎症に伴い眼をこする際の摩擦、ドライアイによる乾燥、コンタクトレンズの装用、紫外線、及び薬物等の刺激による角膜上皮バリア機能の低下の治療及び予防に用いることが可能で、眼のアレルギーの予防剤としても有効である。さらに、本発明の眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物は、肥満細胞の脱顆粒を抑制し、顆粒中のヒスタミン等のケミカルメディエーターの遊離を抑制することが可能であり、この点からも眼科用アレルギー予防剤として有用である。
本明細書において含有量の単位「%」は「w/v%」を意味し、「g/100mL」と同義である。
本明細書中、特に記載の無い限り、略号「POE」はポリオキシエチレンを意味する。本明細書中、特に記載の無い限り、略号「POP」はポリオキシプロピレンを意味する。
本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物は、ピリドキシン及びその塩からなる群から選択される少なくとも1種(以下、単に(A)成分と表記する場合がある。)を含有する。
ピリドキシンは5−ヒドロキシ−6−メチルピリジン−3,4−ジメタノールとも称される化合物である。ピリドキシン及び/又はその塩は、水溶性ビタミンであるビタミンB6として公知の化合物であり、公知の方法によって合成してもよく市販品として入手することもできる。
ピリドキシンの塩としては、医薬上、薬理学的に(製薬上)又は生理学的に許容されるものであれば、特に制限されないが、具体的には、有機酸塩[例えば、モノカルボン酸塩(酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、酪酸塩、パルミチン酸塩、ステアリン酸塩等)、多価カルボン酸塩(フマル酸塩、マレイン酸塩、コハク酸塩、マロン酸塩等)、オキシカルボン酸塩(乳酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩等)、有機スルホン酸塩(メタンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩、トシル酸塩等)等]、無機酸塩(例えば、塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩、臭化水素酸塩、リン酸塩等)等が挙げられる。
これらのピリドキシン及び/又はその塩は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を任意に組み合わせて使用してもよい。眼のアレルギーの予防及び角膜上皮バリア機能を改善するという観点から、(A)成分としては、ピリドキシンの無機酸塩が好ましく、ピリドキシンの塩酸塩又はリン酸塩がより好ましく、ピリドキシンの塩酸塩が更に好ましい。
本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物における(A)成分の含有量は、特に限定されず、(A)成分の種類、製剤形態、使用方法等に応じて適宜設定される。(A)成分の含有量としては、例えば、本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物の総量を基準として、(A)成分の総含有量が、0.0005〜0.5w/v%であることが好ましく、0.001〜0.2w/v%であることがより好ましく、0.005〜0.1w/v%であることが更に好ましく、0.01〜0.1w/v%であることが特に好ましい。
上記(A)成分の含有量は、眼のアレルギーの予防及び角膜上皮バリア機能を改善するという観点から好適である。
さらに本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物は、上記(A)成分と、アミノ酸類(以下、単に(B)成分と表記する場合がある。)とを組み合わせることで、眼のアレルギーを顕著に予防し、角膜上皮バリア機能をより改善することができる。
本実施形態において、アミノ酸類とは、アミノ酸及びその塩、並びにアミノ酸類似体を包含し、分子内にアミノ基とカルボキシル基もしくはスルホ基を有する化合物又はその誘導体を意味する。
本実施形態で用いられるアミノ酸類としては、例えば、グリシン、アラニン、アミノ酪酸、アミノ吉草酸、アミノカプロン酸等のモノアミノモノカルボン酸;アスパラギン酸、グルタミン酸等のモノアミノジカルボン酸又はそれらの塩;アルギニン、リジン等のジアミノモノカルボン酸又はそれらの塩;アミノエチルスルホン酸(タウリン)又はその塩;コンドロイチン硫酸又はその塩;ヒアルロン酸又はその塩等が挙げられる。本実施形態で用いられるアミノ酸類の具体例としては、グリシン、アラニン、γ―アミノ酪酸、γ―アミノ吉草酸、コンドロイチン硫酸、イプシロンアミノカプロン酸、アスパラギン酸、グルタミン酸、アルギニン、アミノエチルスルホン酸、ヒアルロン酸及びそれらの塩等が挙げられる。
上記アミノ酸類の塩としては、医薬上、薬理学的に(製薬上)又は生理学的に許容される塩であれば特に制限されない。そのような塩としては、有機酸との塩[例えば、モノカルボン酸塩(酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、酪酸塩、パルミチン酸塩、ステアリン酸塩など)、多価カルボン酸塩(フマル酸塩、マレイン酸塩など)、オキシカルボン酸塩(乳酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、コハク酸塩、マロン酸塩など)、有機スルホン酸塩(メタンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩、トシル酸塩など)など]、無機酸との塩(例えば、塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩、臭化水素酸塩、リン酸塩など)、有機塩基との塩(例えば、メチルアミン、トリエチルアミン、トリエタノールアミン、モルホリン、ピペラジン、ピロリジン、トリピリジン、ピコリンなどの有機アミンとの塩など)、無機塩基との塩[例えば、アンモニウム塩;アルカリ金属(ナトリウム、カリウムなど)、アルカリ土類金属(カルシウム、マグネシウムなど)、アルミニウムなどの金属との塩など]などが例示でき、使用されるアミノ酸類によって適宜選択される。
これらのアミノ酸類及び/又はその塩は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を任意に組み合わせて使用してもよい。眼のアレルギーの予防及び角膜上皮バリア機能を改善するという観点から、(B)成分としては、イプシロンアミノカプロン酸、アスパラギン酸、コンドロイチン硫酸、アミノエチルスルホン酸、ヒアルロン酸又はそれらの塩が好ましい。
なかでも、眼のアレルギーの予防及び角膜上皮バリア機能を顕著に改善するという観点から、(B)成分としては、アミノエチルスルホン酸、コンドロイチン硫酸又はそれらの塩が好ましい。
アミノエチルスルホン酸は、タウリンとも称される公知の化合物である。
アミノエチルスルホン酸の塩としては、医薬上、薬理学的に(製薬上)又は生理学的に許容されるものであれば、特に制限されない。アミノエチルスルホン酸の塩として、具体的には、有機酸との塩[例えば、モノカルボン酸塩(酢酸塩、トリフルオロ酢酸塩、酪酸塩、パルミチン酸塩、ステアリン酸塩など)、多価カルボン酸塩(フマル酸塩、マレイン酸塩など)、オキシカルボン酸塩(乳酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、コハク酸塩、マロン酸塩など)、有機スルホン酸塩(メタンスルホン酸塩、トルエンスルホン酸塩、トシル酸塩など)など]、無機酸との塩(例えば、塩酸塩、硫酸塩、硝酸塩、臭化水素酸塩、リン酸塩など)、有機塩基との塩(例えば、メチルアミン、トリエチルアミン、トリエタノールアミン、モルホリン、ピペラジン、ピロリジン、トリピリジン、ピコリン等の有機アミンとの塩等)、無機塩基との塩[例えば、アンモニウム塩;アルカリ金属(ナトリウム、カリウム等)、アルカリ土類金属(カルシウム、マグネシウム等)、アルミニウム等の金属との塩等]等が挙げられる。
これらのアミノエチルスルホン酸及び/又はその塩は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を任意に組み合わせて使用してもよい。眼のアレルギーの予防及び角膜上皮バリア機能を改善するという観点から、アミノエチルスルホン酸及び/又はその塩としては、アミノエチルスルホン酸が好ましい。
コンドロイチン硫酸は、D−グルクロン酸とN−アセチル−D−ガラクトサミンの2つの糖が反復する糖鎖に硫酸が結合した構造を有するグリコサミノグリカンの1種である。
本実施形態に使用されるコンドロイチン硫酸としては、医薬上、薬理学的に(製薬上)又は生理学的に許容される限り、その由来については、特に制限されず、例えば、哺乳動物や魚類の軟骨(サケ軟骨等)などに由来するものなどが使用され得る。
コンドロイチン硫酸の塩としては、医薬上、薬理学的に(製薬上)又は生理学的に許容されるものであれば、特に制限されない。コンドロイチン硫酸の塩としては、例えば、上記アミノエチルスルホン酸がとり得る塩と同形態のものが例示できる。
これらのコンドロイチン硫酸及び/又はその塩は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を任意に組み合わせて使用してもよい。眼のアレルギーの予防及び角膜上皮バリア機能を改善するという観点から、コンドロイチン硫酸及び/又はその塩としては、コンドロイチン硫酸の無機塩基との塩が好ましく、コンドロイチン硫酸のアルカリ金属塩がより好ましく、コンドロイチン硫酸ナトリウムが更に好ましい。なお、コンドロイチン硫酸はコンドロイチン硫酸エステルともいい、コンドロイチン硫酸ナトリウムはコンドロイチン硫酸エステルナトリウムともいう。
本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物における、(B)成分の含有量は特に制限されず、(A)成分及び(B)成分の種類、製剤形態、使用方法等に応じて適宜設定される。(B)成分の含有量としては、例えば、本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物の総量を基準として、アミノ酸類の総含有量が、0.001〜5w/v%であることが好ましく、0.005〜3w/v%であることがより好ましく、0.01〜2w/v%であることが更に好ましく、0.05〜1w/v%であることが特に好ましい。
点眼剤、洗眼剤等の眼科用組成物として使用するという観点から、アミノ酸類の総含有量は、0.002〜7.5w/v%であることが好ましく、0.01〜4w/v%であることがより好ましく、0.02〜1.5w/v%であることが更に好ましい。
(B)成分がアミノエチルスルホン酸及び/又はその塩である場合、アミノエチルスルホン酸及び/又はその塩の含有量としては、例えば、本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物の総量を基準として、アミノエチルスルホン酸及び/又はその塩の総含有量が、0.01〜3w/v%であることが好ましく、0.05〜1.5w/v%であることがより好ましく、0.1〜1w/v%であることが更に好ましい。
(B)成分がコンドロイチン硫酸及び/又はその塩である場合、コンドロイチン硫酸及び/又はその塩の含有量としては、例えば、本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物の総量を基準として、コンドロイチン硫酸及び/又はその塩の総含有量が、0.005〜2w/v%であることが好ましく、0.01〜1w/v%であることがより好ましく、0.05〜0.5w/v%であることが更に好ましい。
本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物における、(B)成分の(A)成分に対する含有比率は特に制限されず、(A)成分及び(B)成分の種類、製剤形態、使用方法等に応じて適宜設定される。(B)成分の(A)成分に対する含有比率としては、例えば、本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物に含まれる(A)成分の総含有量1質量部に対して、(B)成分の総含有量が、0.01〜10000質量部であることが好ましく、0.05〜2000質量部であることがより好ましく、0.1〜500質量部であることが更に好ましく、0.5〜200質量部であることが特に好ましく、1〜50質量部であることが一層好ましい。
(B)成分がアミノエチルスルホン酸及び/又はその塩である場合、アミノエチルスルホン酸及び/又はその塩の(A)成分に対する含有比率としては、例えば、(A)成分の総含有量1質量部に対して、アミノエチルスルホン酸及び/又はその塩の総含有量が、0.02〜5000質量部であることが好ましく、0.1〜2000質量部であることがより好ましく、0.5〜500質量部であることが更に好ましく、1〜100質量部であることが特に好まし好ましく、1〜20質量部であることが一層好ましい。
(B)成分がコンドロイチン硫酸及び/又はその塩である場合、コンドロイチン硫酸及び/又はその塩の(A)成分に対する含有比率としては、例えば、(A)成分の総含有量1質量部に対して、コンドロイチン硫酸及び/又はその塩の総含有量が、0.01〜5000質量部であることが好ましく、0.05〜1000質量部であることがより好ましく、0.1〜200質量部であることが更に好ましく、0.5〜50質量部であることが特に好まし好ましく、0.5〜20質量部であることが一層好ましい。
上記(B)成分の含有量及び(A)成分に対する(B)成分の含有比率は、本実施形態において、眼のアレルギーの予防及び角膜上皮バリア機能を改善するという用途の観点から好適である。
本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物は、さらに界面活性剤を含有することができる。界面活性剤は、本実施形態に係る眼科用組成物の使用目的に応じて、後述する種々の薬理活性成分、生理活性成分及び添加剤等を配合する際に、それらの溶解性を向上させる溶解補助剤として有効である。
本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物が含有することができる界面活性剤は、医薬上、薬理学的に(製薬上)又は生理学的に許容されるものであれば特に制限されず、非イオン性界面活性剤、イオン性(両性、陰性、陽性)界面活性剤のいずれであってもよい。
本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物が含有することができる非イオン性界面活性剤として、具体的には、モノウラリン酸POE(20)ソルビタン(ポリソルベート20)、モノパルミチン酸POE(20)ソルビタン(ポリソルベート40)、モノステアリン酸POE(20)ソルビタン(ポリソルベート60)、トリステアリン酸POE(20)ソルビタン(ポリソルベート65)、モノオレイン酸POE(20)ソルビタン(ポリソルベート80)等のPOEソルビタン脂肪酸エステル;POE(40)硬化ヒマシ油(ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油40)、POE(60)硬化ヒマシ油(ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油60)等のPOE硬化ヒマシ油;POE(10)ヒマシ油(ポリオキシエチレンヒマシ油10)、POE(35)ヒマシ油(ポリオキシエチレンヒマシ油35)等のPOEヒマシ油;POE(9)ラウリルエーテル等のPOEアルキルエーテル;POE(20)POP(4)セチルエーテル等のPOE−POPアルキルエーテル;POE(196)POP(67)グリコール(ポロクサマー407、プルロニックF127)、POE(200)POP(70)グリコール等のポリオキシエチレン・ポリオキシプロピレンブロックコポリマー;ステアリン酸ポリオキシル40等のモノステアリン酸ポリエチレングリコール等が挙げられる。なお、上記で例示する化合物において、括弧内の数字は付加モル数を示す。
本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物が含有することができる両性界面活性剤として、具体的には、アルキルジアミノエチルグリシン及びその塩(例えば、塩酸塩等)等が例示できる。
また、本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物が含有することができる陰イオン性界面活性剤として、具体的には、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキル硫酸塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸塩、α−スルホ脂肪酸エステル塩、α−オレフィンスルホン酸等が例示できる。
そして、本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物が含有することができる陽イオン性界面活性剤として、具体的には、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム等が例示される。
本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物において、界面活性剤は1種単独で使用してもよく、また2種以上を組み合わせて使用してもよい。本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物が含有することができる界面活性剤の中で、非イオン性界面活性剤が好適である。非イオン性界面活性剤としては、POEソルビタン脂肪酸エステル、POE硬化ヒマシ油、POEヒマシ油、又はPOE・POPブロックコポリマーが好ましく、ポリソルベート80、POE硬化ヒマシ油60、又はポロクサマー407がより好ましい。
本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物が界面活性剤を含有する場合、その含有量は、該界面活性剤の種類、他の配合成分の種類及び含有量、該眼科用組成物の用途、製剤形態、使用方法等に応じて適宜設定される。界面活性剤の含有量として、例えば、本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物の総量を基準に、界面活性剤の総含有量が、0.001〜3w/v%であることが好ましく、0.005〜2w/v%であることがより好ましく、0.01〜1w/v%であることがさらに好ましく、0.05〜1w/v%であることが特に好ましい。
本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物は、さらに緩衝剤を含有することができる。これにより、本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物のpHを調整できる。
本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物が含有することができる緩衝剤は、医薬上、薬理学的に(製薬上)又は生理学的に許容されるものであれば、特に制限されない。このような緩衝剤の一例として、ホウ酸緩衝剤、リン酸緩衝剤、炭酸緩衝剤、クエン酸緩衝剤、酢酸緩衝剤、トリス緩衝剤等が挙げられる。
ホウ酸緩衝剤として、ホウ酸、又はホウ酸アルカリ金属塩、ホウ酸アルカリ土類金属塩等のホウ酸塩が挙げられる。リン酸緩衝剤として、リン酸、又はリン酸アルカリ金属塩、リン酸アルカリ土類金属塩等のリン酸塩が挙げられる。炭酸緩衝剤として、炭酸、又は炭酸アルカリ金属塩、炭酸アルカリ土類金属塩等の炭酸塩が挙げられる。クエン酸緩衝剤として、クエン酸、又はクエン酸アルカリ金属塩、クエン酸アルカリ土類金属塩等が挙げられる。また、ホウ酸緩衝剤又はリン酸緩衝剤として、ホウ酸塩又はリン酸塩の水和物を用いてもよい。より具体的な例として、ホウ酸緩衝剤として、ホウ酸又はその塩(ホウ酸ナトリウム、テトラホウ酸カリウム、メタホウ酸カリウム、ホウ酸アンモニウム、ホウ砂等);リン酸緩衝剤として、リン酸又はその塩(リン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム、リン酸三ナトリウム、リン酸二カリウム、リン酸一水素カルシウム、リン酸二水素カルシウム等);炭酸緩衝剤として、炭酸又はその塩(炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、炭酸アンモニウム、炭酸カリウム、炭酸カルシウム、炭酸水素カリウム、炭酸マグネシウム等);クエン酸緩衝剤として、クエン酸又はその塩(クエン酸ナトリウム、クエン酸カリウム、クエン酸カルシウム、クエン酸二水素ナトリウム、クエン酸二ナトリウム等);酢酸緩衝剤として、酢酸又はその塩(酢酸アンモニウム、酢酸カリウム、酢酸カルシウム、酢酸ナトリウム等);トリス緩衝剤として、トリス(ヒドロキシメチル)アミノメタン又はその塩(塩酸塩、酢酸塩、スルホン酸塩等)等が例示できる。
本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物が含有する緩衝剤は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を任意に組み合わせて使用してもよい。これらの緩衝剤の中でも、ホウ酸緩衝剤又はリン酸緩衝剤を好適に用いることができ、ホウ酸緩衝剤をより好適に用いることができる。ホウ酸緩衝剤として、ホウ酸とホウ砂の組み合わせが好ましい。また、リン酸緩衝剤として、リン酸水素二ナトリウムとリン酸二水素ナトリウムの組み合わせが好ましい。
本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物が緩衝剤を含有する場合、その含有量は、該緩衝剤の種類、他の配合成分の種類及び含有量、該眼科用組成物の用途、製剤形態、使用方法等に応じて適宜設定される。緩衝剤の含有量として、例えば、本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物の総量を基準に、該緩衝剤の総含有量が、0.01〜15w/v%であることが好ましく、0.05〜10w/v%であることがより好ましく、0.1〜7.5w/v%であることがさらに好ましく、0.5〜5w/v%であることが特に好ましい。
本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物のpHは、医薬上、薬理学的に(製薬上)又は生理学的に許容される範囲内であれば特に限定されるものではない。本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物のpHの一例として、4.0〜9.5であることが好ましく、5.0〜9.0であることがより好ましく、5.5〜8.5であることがさらに好ましい。
本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物は、さらに等張化剤を含有することができる。これにより、本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物の浸透圧を調整できる。
等張化剤としては、医薬上、薬理学的に(製薬上)又は生理学的に許容されるものであれば、特に制限されない。等張化剤としては、例えば、リン酸水素二ナトリウム、リン酸二水素ナトリウム、リン酸二水素カリウム、亜硫酸水素ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、酢酸カリウム、酢酸ナトリウム、炭酸水素ナトリウム、炭酸ナトリウム、チオ硫酸ナトリウム、硫酸マグネシウム、グリセリン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ブドウ糖、マンニトール、ソルビトール等が挙げられる。これらの等張化剤の中でも、グリセリン、プロピレングリコール、ポリエチレングリコール、ブドウ糖、塩化ナトリウム、塩化カリウム、塩化カルシウム又は塩化マグネシウムが好ましく、塩化ナトリウム、塩化カリウム又はプロピレングリコールがさらに好ましく、塩化ナトリウムが特に好ましい。これらの等張化剤は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を任意に組み合わせて使用してもよい。
本実施形態に係る点眼剤が等張化剤を含有する場合、その含有量は、等張化剤の種類、他の含有成分の種類及び含有量等に応じて適宜設定される。等張化剤の含有量としては、例えば、点眼剤の総量を基準として、等張化剤の総含有量が、0.01〜10w/v%であることが好ましく、0.05〜5w/v%であることがより好ましく、0.1〜3w/v%であることが更に好ましい。
本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物は、さらに粘稠剤を含有することができる。これにより、本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物の粘度を調整できる。
粘稠剤としては、例えば、ポリビニルアルコール(完全又は部分ケン化物)、ポリビニルピロリドン(K25、K30、K90など)、カルボキシビニルポリマー、ポリオキシエチレン−ポリオキシプロピレンブロックコポリマー(BASF Wyandotte Coproration、プルロニック、テトロニックなど)、セルロース誘導体[メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(2208、2906、2910など)、カルボキシメチルセルロース、カルボキシエチルセルロース、ニトロセルロース又はそれらの塩など]、ポリエチレングリコール(マクロゴール300、マクロゴール400、マクロゴール1500、マクロゴール4000、マクロゴール6000など)、コンドロイチン硫酸ナトリウム、アラビアゴム、トラガント、デキストラン(40、70など)、ブドウ糖、ソルビトールなどが例示でき、好ましくはポリビニルアルコール(完全又は部分ケン化物)、ポリビニルピロリドン(K25、K30、K90)、カルボキシビニルポリマー、セルロース誘導体(メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(2208、2906、2910)、カルボキシメチルセルロース又はその塩など)、ポリエチレングリコール(マクロゴール300、マクロゴール400、マクロゴール4000、マクロゴール6000)、デキストラン(70)であり、更に好ましくはポリビニルアルコール(完全又は部分ケン化物)、ポリビニルピロリドン(K25、コリドン(R)K30、コリドン(R)K90)、カルボキシビニルポリマー、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース(2208、2906、2910)、カルボキシメチルセルロース又はその塩、ポリエチレングリコール(マクロゴール300、マクロゴール400、マクロゴール4000、マクロゴール6000)、デキストラン(70)である。
これらの粘稠剤は、1種単独で使用してもよく、また2種以上を任意に組み合わせて使用してもよい。
本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物が粘稠剤を含有する場合、その含有量は、該粘稠剤の種類、他の配合成分の種類及び含有量、該眼科用組成物の用途、製剤形態、使用方法等に応じて適宜設定される。粘稠剤の含有量として、例えば、本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物の総量を基準に、該粘稠剤の総含有量が、0.01〜10w/v%であることが好ましく、0.01〜5w/v%であることがより好ましく、0.05〜3w/v%であることがさらに好ましい。
また、本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物の浸透圧については、生体に許容される範囲内であれば、特に制限されない。本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物の浸透圧比の一例として、0.5〜5.0であることが好ましく、0.6〜3.0であることがより好ましく、0.7〜2.0であることがさらに好ましく、0.8〜1.55であることが特に好ましい。浸透圧の調整は、無機塩、多価アルコール、糖アルコール、糖等を用いて、当該技術分野で既知の方法で行うことができる。浸透圧比は、第十六改正日本薬局方に基づき、286mOsm(0.9w/v%塩化ナトリウム水溶液の浸透圧)に対する試料の浸透圧の比とし、浸透圧は日本薬局方記載の浸透圧測定法(氷点降下法)を参考にして測定する。なお、浸透圧比測定用標準液(0.9w/v%塩化ナトリウム水溶液)については、塩化ナトリウム(日本薬局方標準試薬)を500〜650℃で40〜50分間乾燥した後、デシケーター(シリカゲル)中で放冷し、その0.900gを正確に量り、精製水に溶かし正確に100mLとして調製するか、市販の浸透圧比測定用標準液(0.9w/v%塩化ナトリウム水溶液)を用いることができる。
本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物の粘度については、生体に許容される範囲内であれば特に制限されない。例えば、回転粘度計(RE550型粘度計、東機産業社製、ローター:1°34’xR24)で測定した25℃における粘度が、0.1〜1000mPa・sであることが好ましく、1〜100mPa・sであることがより好ましく、1〜10mPa・sであることがさらに好ましい。
また、本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物は、本発明の効果を妨げない限り、上記成分の他に種々の薬理活性成分や生理活性成分を組み合わせて適当量含有していてもよい。成分は特に制限されず、例えば、一般用医薬品製造販売承認基準2012年版(一般社団法人レギュラトリーサイエンス学会監修)に記載された各種医薬における有効成分が例示できる。例えば、眼科用薬において用いられる成分として、具体的には、次のような成分が挙げられる。
抗ヒスタミン剤又は抗アレルギー剤:例えば、フマル酸ケトチフェン、塩酸ジフェンヒドラミン、マレイン酸クロルフェニラミン、クロモグリク酸ナトリウム、トラニラスト、ペミロラストカリウム、オロパタジン塩酸塩等。
充血除去剤:塩酸テトラヒドロゾリン、塩酸ナファゾリン、硫酸ナファゾリン、塩酸エピネフリン、塩酸エフェドリン、塩酸メチルエフェドリン等。
眼筋調節薬剤:例えば、アセチルコリンと類似した活性中心を有するコリンエステラーゼ阻害剤、具体的にはメチル硫酸ネオスチグミン、トロピカミド等。
殺菌剤:例えば、アクリノール、セチルピリジニウム、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、塩酸クロルヘキシジン、グルコン酸クロルヘキシジン、塩酸ポリヘキサメチレンビグアニド等。
ビタミン類:例えば、フラビンアデニンジヌクレオチドナトリウム、シアノコバラミン、酢酸レチノール、パルミチン酸レチノール、パンテノール、パントテン酸カルシウム、酢酸トコフェロール等。
消炎剤:例えば、グリチルリチン酸、アズレンスルホン酸、アラントイン、ベルベリン、リゾチーム等。
収斂剤:例えば、乳酸亜鉛、硫酸亜鉛等。
その他:例えば、スルファメトキサゾール及びこれらの塩等。
また、本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物には、発明の効果を損なわない範囲であれば、その用途や製剤形態に応じて、常法に従い、様々な添加物を適宜選択し、1種又はそれ以上を併用して適当量含有させてもよい。それらの添加物として、例えば、医薬品添加物事典2007(日本医薬品添加剤協会編集)に記載された各種添加物が例示できる。代表的な成分として次の添加物が挙げられる。
担体:例えば、水、含水エタノール等の水性担体。
糖類:例えば、グルコース、シクロデキストリン、アルギン酸等。
糖アルコール類:例えば、キシリトール、ソルビトール、マンニトール等。これらはD体、L体及びDL体のいずれでもよい。
防腐剤、殺菌剤又は抗菌剤:例えば、塩化亜鉛、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン、安息香酸ナトリウム、エタノール、塩化ベンザルコニウム、塩化ベンゼトニウム、グルコン酸クロルヘキシジン、クロロブタノール、ソルビン酸、ソルビン酸カリウム、デヒドロ酢酸ナトリウム、パラオキシ安息香酸メチル、パラオキシ安息香酸エチル、パラオキシ安息香酸プロピル、パラオキシ安息香酸ブチル、硫酸オキシキノリン、フェネチルアルコール、ベンジルアルコール、ビグアニド化合物(具体的には、ポリヘキサメチレンビグアニド等)、グローキル(ローディア社製 商品名)等。
清涼化剤:メントール、メントン、カンフル、ボルネオール、ゲラニオール、ネロール、シネオール、シトロネロール、カルボン、アネトール、オイゲノール、リモネン、リナロール、酢酸、ユーカリ油、ベルガモット油、ペパーミント油、ウイキョウ油、ローズ油、ケイヒ油、スペアミント油、樟脳油、クールミント、ハッカ油等。
安定化剤:エデト酸ナトリウム、ジブチルヒドロキシトルエン、トロメタモール、ナトリウムホルムアルデヒドスルホキシレート(ロンガリット)、トコフェロール、ピロ亜硫酸ナトリウム、モノエタノールアミン、モノステアリン酸アルミニウム、モノステアリン酸グリセリン等。
本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物としては、水性組成物であることが好ましい。本実施形態において水性組成物とは、水の含有量が、該水性組成物の総量に対して、85w/v%以上の組成物を意味する。本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物における水の含有量は、90w/v%以上であることが好ましく、92w/v%以上であることがより好ましく、94w/v%以上であることがさらに好ましく、96w/v%以上であることが特に好ましい。本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物に用いられる水としては、医薬上、薬理学的に(製薬上)又は生理学的に許容される水を使用すればよく、このような水として、具体的には、蒸留水、常水、精製水、滅菌精製水、注射用水、注射用蒸留水等が例示される。また本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物の剤型については、特に制限されないが、液剤、半固形剤(軟膏等)等が挙げられ、液剤であることが好ましい。これらの定義は第十六改正日本薬局方に基づく。
本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物は、所望量の上記(A)成分、(B)成分及び必要に応じて他の配合成分を所望の濃度となるように担体に添加することにより調製可能である。例えば、水性組成物の場合、精製水で前記成分を溶解又は懸濁させ、所定のpH及び浸透圧に調整し、濾過滅菌等により滅菌処理することで調製できる。上記(A)成分、(B)成分、及びその他疎水性の高い成分の溶解に関しては、予め界面活性剤等の溶解補助作用のある成分とあわせて攪拌を行なってから、さらに精製水を加えて溶解又は懸濁させてもよい。
本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤及び角膜上皮バリア機能改善剤は、眼科用組成物として好適に用いることができる。また、本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤及び角膜上皮バリア機能改善剤は、角膜上皮細胞層の電気抵抗値を上昇させる。このことは、本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤及び角膜上皮バリア機能改善剤が、角膜上皮におけるタイトジャンクションの形成を促進することを意味しており、本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤及び角膜上皮バリア機能改善剤は、角膜上皮タイトジャンクション形成促進剤として用いることができる。また、本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤及び角膜上皮バリア機能改善剤は、角膜上皮のバリア機能を改善することで、アレルゲン及び化学物質等の外界からの刺激、並びに、細菌及び真菌等の病原体の侵入などを防ぐことができ、眼のアレルギー予防剤、特に角膜炎等炎症を伴うアレルギーの予防剤として好適に用いることができる。
本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤及び角膜上皮バリア機能改善剤は、肥満細胞の脱顆粒を抑制し、顆粒中に含まれるヒスタミン等のケミカルメディエーターの遊離を抑制することが可能であり、眼科用アレルギー予防剤としても有用である。
本実施形態は、別の観点から、眼科用組成物にアレルギー予防作用を付与する方法であって、(A)成分を有効成分として眼科用組成物に配合することを特徴とする、方法を提供するものである。また、(A)成分に加えて(B)成分を有効成分として眼科用組成物に配合することで、眼科用組成物に角膜上皮バリア機能改善作用を付与する方法をも提供する。(B)成分としては、アミノエチルスルホン酸、コンドロイチン硫酸及びそれらの塩からなる群から選択される少なくとも一種を好適に用いることができる。
本実施形態は、別の観点から、眼科用組成物に角膜上皮バリア機能改善作用を付与する方法であって、(A)成分を有効成分として眼科用組成物に配合することを特徴とする、方法を提供するものである。また、(A)成分に加えて(B)成分を有効成分として眼科用組成物に配合することで、眼科用組成物に角膜上皮バリア機能改善作用を付与する方法をも提供する。(B)成分としては、アミノエチルスルホン酸、コンドロイチン硫酸及びそれらの塩からなる群から選択される少なくとも一種を好適に用いることができる。
ここで、眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物には、例えば、点眼剤(点眼液又は点眼薬ともいう。また、点眼剤にはコンタクトレンズ装用中に点眼可能な点眼剤を含む。)、人工涙液、洗眼剤(洗眼液又は洗眼薬ともいう。また、洗眼剤にはコンタクトレンズ装用中に洗眼可能な洗眼剤を含む。)、眼軟膏剤等の眼科用組成物;コンタクトレンズ用組成物[コンタクトレンズ装着液、コンタクトレンズケア用組成物(コンタクトレンズ消毒剤、コンタクトレンズ用保存剤、コンタクトレンズ用洗浄剤、コンタクトレンズ用洗浄保存剤)等]等が含まれる。なお、上記コンタクトレンズ用組成物は、ハードコンタクトレンズ、ソフトコンタクトレンズを含むあらゆるコンタクトレンズに適用可能である。(A)成分及び(B)成分の薬理作用に鑑みれば、本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物が、点眼剤及び洗眼剤であることが好ましく、点眼剤であることがより好ましい。
本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物は、ハードコンタクトレンズ、ソフトコンタクトレンズを含むあらゆるコンタクトレンズに対して装用した状態で適用することが可能であるが、アレルギー予防という効果の観点からは、コンタクトレンズ、中でもソフトコンタクトレンズ、特にシリコーンハイドロゲルコンタクトレンズを装用しない状態で適用することが好適である。シリコーンハイドロゲルコンタクトレンズとはソフトコンタクトレンズに包含され、イオン性及び非イオン性の双方があるが、イオン性シリコーンコンタクトレンズにはアレルゲンとなるタンパク質を吸着する性質があることが知られている。また、シリコーンハイドロゲルコンタクトレンズは他のソフトコンタクトレンズに比しても材質が固く、角膜上皮に物理的損傷を与え易いことから、アレルギー症状の予防という効果への影響は、計り知れない。しかるに、本実施形態に係る点眼剤は、シリコーンハイドロゲルコンタクトレンズを装用中に点眼することを推奨するものではない。
また、本実施形態に係る眼科用アレルギー予防剤、角膜上皮バリア機能改善剤及び眼科用組成物は、アレルギーを予防し、ドライアイ、アレルギー、炎症等によって生じる角膜上皮バリア機能を改善することができるため、アレルギー予防、抗アレルギー、抗炎症等の用途に用いられる眼科用組成物として有効であり、アレルギー予防用点眼剤又は抗アレルギー用点眼剤として好適に用いることができる。
以下に、実施例及び試験例を挙げて本発明を詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例等によって限定されるものではない。
試験例1:角膜上皮バリア機能に関する試験(1)
下記表1に従い、各薬剤を培養培地中に溶解し試験液とした。塩酸ピリドキシン溶液は適量のNaOHを添加しpHを中性領域に調節した後、試験に用いた。
角膜上皮細胞株HCE−T(理化学研究所 バイオリソースセンター)を、Transwell(コーニング)のインサート側に1ウェルあたりに対し1.0x10cellとなるよう播種し、リザーバー側には表に記載の試験液を600マイクロリットル添加し、37度、5%CO、湿度90%の条件で培養した。培養24時間後にMillicell−ERS抵抗値測定システム(Millipore)を用いて経角膜上皮電気抵抗値(TER)を測定することで、角膜上皮バリア機能の評価を行った。測定したTER値を用いて、下記式(I)に基づいて、TER上昇率を算出した。算出の結果を表1に併せて示す。
式(I)
TER上昇率(%)=((比較例2、実施例1又は2のTER値)/(比較例1のTER値)−1)×100
Figure 2018203791
表1に示す通り、角膜上皮細胞において、有効成分を添加しない場合(比較例1)と比較して、塩酸ピリドキシンを添加した場合(実施例1)には顕著なTER値の上昇が確認され、角膜上皮バリア機能の改善が認められた。一方で、アミノエチルスルホン酸を添加した場合はTER値がむしろ低下した(比較例2)。それにもかかわらず、驚くべきことに、塩酸ピリドキシンと共に、アミノエチルスルホン酸を添加した場合においては、TER値の上昇が一層加速された(実施例2)。
なお、TER値を測定することで、角膜上皮におけるタイトジャンクションでの電気抵抗性を調べることができるため、角膜上皮におけるタイトジャンクションのバリア機能を見積もることができる。また、TER値から、各試験液の角膜上皮におけるタイトジャンクション形成能を評価することが可能である。
試験例2:角膜上皮バリア機能に関する試験(2)
下記表2に従い、各薬剤を培養培地中に溶解し試験例1と同様に試験液とした。TNFαはhuman recombinant TNFα(R&D)を用い、IL−4はhuman recombinant IL−4(R&D)を用いた。
試験例1と同じ方法で、培養48時間後に経角膜上皮電気抵抗値を測定することで、角膜上皮バリア機能の評価を行った。測定したTER値を用いて、下記式(II)に基づいて、TER上昇率を算出した。算出の結果を表2に併せて示す。
式(II)
TER上昇率(%)=((比較例3又は実施例3〜6のTER値)/(比較例4のTER値)−1)×100
Figure 2018203791
表2に示す通り、角膜上皮細胞において、有効成分を添加しない場合(比較例3)と比較して、塩酸ピリドキシンと共に、アミノエチルスルホン酸(実施例3)、又はコンドロイチン硫酸ナトリウム(実施例4)を添加した場合には顕著なTER値の上昇が確認され、角膜上皮バリア機能の改善が認められた。更に、炎症性サイトカインであるTNFα及びIL−4を添加した場合(比較例4)にTER値が低下し、角膜上皮バリア機能の低下が認められたが、この場合にも、塩酸ピリドキシンと共に、アミノエチルスルホン酸(実施例5)、又はコンドロイチン硫酸ナトリウム(実施例6)を添加した場合には顕著なTER値の上昇が確認された。このことは、本実施形態に係る角膜上皮バリア機能改善剤が、炎症(サイトカイン産生)時の角膜上皮バリア機能低下に対して、有効であることを示唆している。
試験例3:角膜上皮バリア機能に関する試験(3)
下記表3に従い、各薬剤を培養培地中に溶解し試験例1と同様に試験液とした。塩酸ピリドキシンは試験例1と同じものを用いた。試験例1と同じ方法で、培養24時間後に経角膜上皮電気抵抗値を測定することで、角膜上皮バリア機能の評価を行った。測定したTER値を用いて、式(I)に基づいて、比較例1(薬剤を含まない試験液)に対するTER上昇率を算出した。算出の結果を表3に併せて示す。
Figure 2018203791
表3に示す通り、角膜上皮細胞において、低濃度で塩酸ピリドキシンを添加した場合(実施例7〜9)でも、顕著なTER値の上昇が確認され、角膜上皮バリア機能の改善が認められた。
試験例4:脱顆粒抑制に関する試験
マウス骨髄由来マスト細胞(BMMC)を1×10cells/mLとなるように培養培地に懸濁し、さらにmonoclonal anti−DNP antibody(シグマ−アルドリッチ社)を0.1μg/mLとなるようにBMMC懸濁液に添加し、37度、5%CO、湿度90%の条件で24時間培養することでBMMCを感作させた。PIPES bufferでBMMCを洗浄した後、PIPES bufferで再懸濁し96ウェルプレート(コーニング社)に1×10cells/wellとなるように播種した。さらに、薬剤処理用のウェルには、PIPES bufferに溶解させたピリドキシン塩酸塩を最終濃度が表4に示す濃度になるよう、播種したBMMCに添加し、37度、5%CO、湿度90%の条件で10分間静置した。その後、PIPES bufferに溶解させたDNP−BSA(LSL社)を抗原として10ng/mLとなるように添加することで、脱顆粒反応を惹起させた。37度、5%CO、湿度90%の条件で30分間静置した後、2400rpmで3分間遠心を行うことによりBMMCを沈殿させ、上清を新しい96ウェルプレートに50μL採取した。
さらに、基質溶液(0.04M クエン酸、0.07M リン酸水素二Na、0.01M p−nitrophenyl−N−acetyl−β−D−glucosaminide(シグマ−アルドリッチ社))を100μL添加し、37度、5%CO、湿度90%の条件で1時間静置することで、脱顆粒によりBMMCから放出されたβ−へキソサミニダーゼ(hexosaminidase)と基質を反応させた。その後、反応停止液(0.5M グリシン−NaOH:pH10.7)を50μL添加し、Versamax(モレキュラーデバイス社)を用いて波長405nmにおける吸光度を測定し、培養上清中のβ−ヘキソサミニダーゼ活性を測定した。脱顆粒抑制率は、下記の式(III)にて算出し、結果を表4に併せて示す。
式(III)
実施例10の脱顆粒抑制率(%)=(1−(実施例10のβ−ヘキソサミニダーゼ活性/比較例5のβ−ヘキソサミニダーゼ活性))×100
Figure 2018203791
表4に示す通り、塩酸ピリドキシンを添加した場合(実施例10)に、顕著なβ−ヘキソサミニダーゼ遊離の抑制が確認され、脱顆粒の抑制が認められた。
製剤例
表5及び表6に記載の処方で、点眼剤(製剤例1−7)、洗眼剤(製剤例8)が調製される。表5及び表6に記載の眼科用組成物は、いずれも角膜上皮バリア機能改善作用を有し、アレルギー症状を予防する。
Figure 2018203791
Figure 2018203791

Claims (9)

  1. (A)ピリドキシン及びその塩からなる群から選択される少なくとも一種を有効成分として含有する、眼科用アレルギー予防剤。
  2. さらに(B)アミノ酸類を有効成分として含有する、請求項1に記載の眼科用アレルギー予防剤。
  3. (B)アミノ酸類がアミノエチルスルホン酸、コンドロイチン硫酸及びそれらの塩からなる群から選択される少なくとも一種である、請求項2に記載の眼科用アレルギー予防剤。
  4. (A)成分の総含有量が、0.0005〜0.5w/v%である、請求項1〜3のいずれか一項に記載の眼科用アレルギー予防剤。
  5. (B)成分の総含有量が、0.001〜5w/v%である、請求項2〜4のいずれか一項に記載の眼科用アレルギー予防剤。
  6. (A)成分の総含有量1質量部に対して、(B)成分の総含有量が、0.01〜10000質量部である、請求項2〜5のいずれか一項に記載の眼科用アレルギー予防剤。
  7. 点眼剤又は洗眼剤である、請求項1〜6のいずれか一項に記載の眼科用アレルギー予防剤。
  8. アレルギーが炎症を伴うアレルギーである、請求項1〜7のいずれか一項に記載の眼科用アレルギー予防剤。
  9. 角膜上皮バリア機能改善剤である、請求項1〜8のいずれか一項に記載の、眼科用アレルギー予防剤。
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