JP2018200073A - 管継手 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】この発明の管継手は、内周面によって管路を区画する、筒状の本体部材と、前記本体部材の外周側に配置され、前記本体部材との間で、管状体を軸線方向第1側から差し込むための差込空間を区画する、外筒部材と、前記外筒部材の外周面に嵌め込まれた、キャップと、を備えた、管継手であって、前記外筒部材は、該外筒部材の前記軸線方向第1側の端に開口し、軸線方向第2側へ延びて、該外筒部材の前記軸線方向第2側の端に至る手前で終端する、スリットを有している。
【選択図】図1
Description
本発明の管継手によれば、キャップの材料に依らずに、キャップが外筒部材に嵌め込まれる際における、キャップの割れや、キャップと外筒部材との嵌合部分の凹凸形状の潰れを、抑制できる。
前記スリットは、前記外筒部材の前記軸線方向第1側の端に開口し、前記軸線方向第2側へ延びる、狭幅スリット部と、前記狭幅スリット部よりも大きな前記スリット幅を有し、前記狭幅スリット部の前記軸線方向第2側の端から前記軸線方向第2側へ延びる、広幅スリット部と、を有していると、好適である。
これにより、外筒部材によって、差込空間に差し込まれた管状体の拡径変形を確実に抑制できるようにしつつ、外筒部材を構成する材料の量を低減できる。
これにより、外筒部材によって、差込空間に差し込まれた管状体の拡径変形を抑制して管状体が封止部材から離れるのを確実に抑制しつつ、外筒部材を構成する材料の量を低減できる。
これにより、キャップが外筒部材に嵌め込まれる際における、キャップの割れや、キャップと外筒部材との嵌合部分の凹凸形状の潰れを、より効果的に抑制できる。
図1及び図2は、本実施形態に係る管継手1を示している。図1及び図2において、管継手1の管軸線Oに対して一方側(図の上側)は、管継手1の軸線方向に沿う断面を示しており、管軸線Oに対して他方側(図の下側)は、管継手1の側面を示している。図1では、管継手1が、管状体200が差し込まれる前の状態にあり、図2では、管継手1が、管状体200が差し込まれた状態にある。
本明細書において、管継手1の管軸線Oは、管継手1の内部に区画される管路の中心軸線である。管継手1の軸線方向とは、管継手1の管軸線Oに平行な方向である。また、管継手1の軸線方向に垂直な方向を、「軸直方向」という。
以下では、説明の便宜上、管継手1の軸線方向一方側(図1及び図2の左側)を、「軸線方向第1側」といい、管継手1の軸線方向他方側(図1及び図2の右側)を、「軸線方向第2側」という。
図の例では、管継手1は、略I字型(全体が略1つの直線状)に構成されているが、略L字型、略T字型、略Y字型、略十字型など、任意の形状に構成されてよい。
本明細書では、管状体200が差込空間16へ差し込まれる方向、すなわち軸線方向に沿って軸線方向第1側から軸線方向第2側へ向かう方向を「差込方向ID」といい、管状体200が差込空間16から引き抜かれる方向、すなわち軸線方向に沿って軸線方向第2側から軸線方向第1側へ向かう方向を「引抜方向PD」という。
内筒部171と、封止部材14と、外筒部151と、キャップ11と、ロック爪13と、解放リング12とは、挿入接続部30を構成している。
本例の本体部材17は、軸線方向第1側に位置するとともに内筒部を構成する軸線方向第1側部分171と、軸線方向第2側に位置する軸線方向第2側部分172と、軸線方向第1側部分171及び軸線方向第2側部分172どうしの間に位置する軸線方向中間部分176とを、有している。
図1の例において、本体部材17の軸線方向第2側部分172には、その外周面に、テーパ又は平行のおねじからなるねじ部172aが形成されており、テーパ又は平行のめねじを有する管部材(図示せず)と螺合により接続可能に構成されている。ただし、図の例に限られず、軸線方向第2側部分172には、その内周面に、テーパ又は平行のめねじからなるねじ部172aが形成されて、テーパ又は平行のおねじを有する管部材(図示せず)と螺合により接続可能に構成されてもよい。あるいは、本体部材17の軸線方向第2側部分172においても、本例の軸線方向第1側部分171と同様に、挿入接続部30を構成してもよい。
図1の例において、本体部材17の軸線方向中間部分176は、軸線方向第2側から軸線方向第1側に向かう順番に、トルク入力部分173、小径部分174、及び、大径部分175を、有している。本体部材17のトルク入力部分173は、外周面が軸直方向において略多角形状(図の例では略六角形状)をなしており、これにより、レンチ(スパナ)等の工具からのトルクをしっかりと入力できるように構成されている。本体部材17の小径部分174は、トルク入力部分173及び大径部分175よりも小さな外径を有している。外筒部材15の軸線方向第2側部分152は、圧入によって本体部材17の小径部分174の外周面上に嵌め込まれており、本体部材17のトルク入力部分173と大径部分175とによって軸線方向の移動が規制されている。本体部材17の大径部分175は、本体部材17の軸線方向第1側部分171(内筒部)よりも大きな外径を有している。これにより、図2に示すように、管状体200が差込空間16に指し込まれる際に、管状体200は、大径部分175に当たることによって、差込方向IDへのさらなる移動が規制される。大径部分175の軸線方向第1側の端面が、差込空間16の軸線方向第2側の端を区画している。
図1に示すように、管状体200が差込空間16に差し込まれていない状態において、封止部材14の外径は、本体部材17の内筒部171の外径よりも、若干大きくされている。図2に示すように、管状体200が差込空間16内に差し込まれると、封止部材14は、管状体200の内周面に密着するように圧縮変形し、内筒部171の外周面と管状体200の内周面との間を流体密に封止する。
図の例において、外筒部材15の軸線方向第2側部分152は、その内径が、外筒部材15の延出部分151の内径よりも小さくされているとともに、本体部材17の大径部分175の外径よりも小さくされている。
外筒部材15の延出部分151(外筒部)には、その外周面に、周方向に延びる突条から構成されたストッパ突起部151cが形成されている。図の例において、外筒部材15のストッパ突起部151cは、本体部材17の大径部分175よりも、軸線方向第1側に位置している。図の例において、ストッパ突起部151cは、全周にわたって延びており、すなわち環状に構成されている。さらに、外筒部材15の延出部分151(外筒部)の外周面には、ストッパ突起部151cよりも軸線方向第1側において、それぞれ周方向に延びる突条から構成された一対の嵌合突起部151a、151bが、互いに異なる軸線方向位置に形成されている。図の例において、嵌合突起部151a、151bは、それぞれ全周にわたって延びており、すなわち環状に構成されている。
外筒部材15は、外筒部材15の軸線方向第1側の端に開口し、軸線方向第2側へ延びて、外筒部材15の軸線方向第2側の端に至る手前で終端する、スリット153を有している。スリット153については、後により詳しく説明する。
キャップ11の軸線方向第2側の端面は、外筒部材15のストッパ突起部151cに当たることによって、軸線方向第2側へのさらなる移動が規制されている。
キャップ11の軸線方向第2側部分112の内周面には、それぞれ周方向に延びる溝から構成された一対の嵌合凹部112a、112bが、互いに異なる軸線方向位置に形成されている。図の例において、嵌合凹部112a、112bは、それぞれ全周にわたって延びており、すなわち環状に構成されている。キャップ11の嵌合凹部112a、112bは、それぞれ、外筒部材15の嵌合突起部151a、151bと嵌合している。
キャップ11の軸線方向第1側部分111は、外筒部材15よりも軸線方向第1側に位置している。
ここで、封止部材14の本体部材17の環状溝171aへの組み付けは、例えば、外筒部材15を本体部材17に組み付ける前に行う。また、ロック爪13及び解放リング12の組み付けは、例えば、キャップ11を外筒部材15に組み付ける前にロック爪13及び解放リング12をキャップ11の内周側に収容し、その状態で、キャップ11を外筒部材15に組み付けることにより行う。
ただし、管継手1の挿入接続口30は、これとは異なる順番で組み付けられてもよい。
なお、本例では、外筒部材15が透明材料から構成されているので、外筒部材15のうち、キャップ11と本体部材17の大径部分175との間の軸線方向領域に位置する部分が、窓部15aを構成して、管状体200が差込空間16の奥(軸線方向第2側の端)まで差し込まれたことを、外部から窓部15aを介して確認できるようにされている。
管状体200が差込空間16に差し込まれた状態において、例えば通水時等において管状体200に引抜方向PDの力が働いたときには、ロック爪13は、爪部13aの管状体200の外周面への食い込みにより、管状体200が差込空間16から抜け出るのを阻止する。
一方、管状体200を管継手1から取り外す際には、まず、冶具(図示せず)を軸線方向第1側からキャップ11内へ挿入し、解放リング12を軸線方向第2側へ押し込む。すると、解放リング12はロック爪13の爪部13aを軸線方向第2側へ押圧して、爪部13aの管状体200の外周面への食い込みを解放させる。この状態で、管状体200を引抜方向PDに引き抜くと、管状体200を管継手1から取り外すことができる。
図3に示すように、外筒部材15のスリット153は、外筒部材15の軸線方向第1側の端に開口し、軸線方向第2側へ延びて、外筒部材15の軸線方向第2側の端に至る手前で終端する。スリット153は、外筒部材15を、外筒部材15の壁厚方向(径方向)に貫通している。外筒部材15は、スリット153があることにより、スリット153に対応する軸線方向領域で、縮径方向の力が加わったときに縮径可能となる。
図4は、この管継手1の製造時において、キャップ11が外筒部材15に嵌め込まれるときの様子を説明するための図である。キャップ11が外筒部材15に嵌め込まれる際には、例えば、キャップ11が図示しない台の上に載置された状態で、図示しない組立装置等によって、本体部材17及びこれに組み付けられた外筒部材15が、下方に移動されて、外筒部材15がキャップ11の内周側に圧入される。図4において、管軸線Oに対して一方側(図の左側)は、外筒部材15がキャップ11の内周側に入る前の状態にあるときの様子を、管軸線Oに対して他方側(図の右側)は、外筒部材15がキャップ11の内周側に入り始めたときの様子を、それぞれ示している。
仮に、外筒部材15がスリット153を有しない場合、キャップ11が外筒部材15に圧入される際、外筒部材15は縮径変形することができないため、外筒部材15から拡径方向の力がキャップ11に加わることとなる。このときに、キャップ11には、割れが生じるおそれがある。また、このとき、キャップ11の内周面と外筒部材15の外周面との嵌合部分(嵌合突起部151a、151bと嵌合凹部112a、112b)の凹凸形状が潰れる(例えば、ピン角がとれる)おそれがある。キャップ11と外筒部材15との嵌合部分の凹凸形状が潰れると、いったん差込空間16に差し込まれた管状体200に対して引抜方向PDの力が働く際に、キャップ11が外筒部材15から外れやすくなり、ひいては、管状体200を差込空間16内に保持できなくなって管状体200が抜け出るおそれがある。これらの不具合を抑制するためには、キャップ11の材料として、圧入時にキャップ11が十分に拡径変形できる程度に伸び変形が可能であり、かつ、十分に高い強度を持つような、材料を選択する必要がある。このため、キャップの11材料の選択幅が狭く、高コスト化にも繋がるおそれがある。
しかし、本実施形態によれば、外筒部材15がスリット153を有することから、キャップ11が外筒部材15に圧入される際に、図4の右側に示すように、外筒部材15は縮径変形することができる。これにより、キャップ11が、外筒部材15から受ける拡径方向の力を大幅に低減でき、キャップ11が拡径変形する必要性を大幅に無くすことができる。このため、キャップが外筒部材に嵌め込まれる際における、キャップ11の割れや、また、キャップ11と外筒部材15との嵌合部分(嵌合突起部151a、151bと嵌合凹部112a、112b)の凹凸形状の潰れを、抑制できる。また、キャップ11の材料として、伸び変形できないような材料も選択できるようになるため、キャップ11の材料の選択幅を広げることができ、キャップ11の材料に依らずに、上記のような不具合を抑制できる。このことは、低コスト化にも繋がる。また、キャップ11を外筒部材15に圧入するのに必要な荷重を低減することもできるので、製造性を向上できる。
仮に、スリット153のスリット幅の最大値MSWが、内筒部171の外径D以上である場合、差込空間16に差し込まれる管状体200が、管状体200内に高温及び/又は高圧の流体が流れる間、拡径変形しようとするときに、管状体200の拡径変形を十分に抑制できなくなるおそれがある。スリット153のスリット幅の最大値MSWを、内筒部171の外径Dよりも小さくすることにより、管状体200の拡径変形を十分に抑制でき、ひいては、管状体200が拡径変形により封止部材14から離れて流体漏れが生じるのを抑制できる(すなわち止水性を向上できる)。
同様の観点から、スリット153のスリット幅の最大値MSWは、内筒部171の外径Dの2/3倍以下であると、より好適である(すなわち、MSW≦2/3D)。
図5の例において、スリット153は、外筒部材15の軸線方向第1側の端に開口し、軸線方向第2側へ延びる、狭幅スリット部153aと、狭幅スリット部153aよりも大きなスリット幅を有し、狭幅スリット部153aの軸線方向第2側の端から軸線方向第2側へ延びる、広幅スリット部153bと、を有している。
まず、本例のスリット153によれば、図3の例のスリット153と同様に、キャップ11が外筒部材15に嵌め込まれる際に外筒部材15を効果的に縮径変形させることができる。
さらに、本例によれば、比較的スリット幅の狭い狭幅スリット部153aを軸線方向第1側(すなわちスリット153の開口側)に配置することにより、図3の例に比べて、外筒部材15によって、差込空間16に差し込まれた管状体200の拡径変形を確実に抑制できる。また、比較的スリット幅の広い広幅スリット部153bを軸線方向第2側(すなわちスリット153の終端側)に配置することにより、図3の例に比べて、外筒部材15による管状体200の拡径変形を抑制する機能を低下させることなく、外筒部材15を構成する材料の量を低減でき、ひいては低コスト化が可能となる。
これにより、少なくとも封止部材14の軸線方向位置で、外筒部材15の強度を向上でき、差込空間16に差し込まれた管状体200の拡径変形をより効果的に抑制できる。これにより、管状体200が封止部材14から離れて流体漏れが生じるのを確実に抑制できる(すなわち止水性を向上できる)。また、比較的スリット幅の広い広幅スリット部153bを軸線方向第2側(すなわちスリット153の終端側)に配置することにより、外筒部材15を構成する材料の量を低減でき、ひいては低コスト化が可能となる。
ただし、これに限られず、狭幅スリット部153a、広幅スリット部153bは、それぞれ、スリット幅が軸線方向に沿って変化してもよいし、また、直線状とは異なる形状に形成されていてもよい。
図6の第2変形例は、図5の例とは、スリット153の広幅スリット部153bの形状のみが異なるものであり、スリット153の狭幅スリット部153aの形状や、スリット153以外の部分の構成については、図5の例と同様である。
図6の第2変形例では、スリット153の平面視において、広幅スリット部153bが、円形状である。
これにより、図5の例の効果に加えて、キャップが外筒部材に嵌め込まれる際に、外筒部材15をさらに縮径変形し易くすることができ、ひいては、キャップ11の割れや、キャップ11と外筒部材15との嵌合部分の凹凸形状の潰れを、より効果的に抑制できる。
ただし、これに限られず、外筒部材15に形成されるスリット153の数は、外筒部材15の材質やキャップ11の材質によって、適宜変更できる。スリット153の数が多すぎると、管状体200の拡径変形を抑制するために必要な強度を確保できなくなるおそれがある。また、スリット153の数が少ないと、キャップ11が外筒部材15に嵌め込まれる際に外筒部材15が縮径変形しにくくなる。このような観点から、スリット153の数は、例えば1〜8本が好適であり、2〜4本がより好適である。
なお、外筒部材15にスリット153が複数本形成される場合は、これらのスリット153が、周方向に等間隔に配置されていると、外筒部材15の強度の偏りを抑制できるので、好適である。
図7は、本発明の第3変形例に係る管継手1について説明するための図面であり、図3(b)に対応する。図7の例は、外筒部材15に形成されるスリット153の数が4本である点のみが、図3の例とは異なる。図7の例によれば、図3の例に比べて、キャップ11が外筒部材15に嵌め込まれる際に外筒部材15が縮径変形しやすくなる。
図1に示す例では、互いに当接するように構成された、外筒部材15の嵌合突起部151a、151bにおける軸線方向第2側に位置するとともに軸線方向第2側を向く端面(151ae、151be)と、キャップ11の嵌合凹部112a、112bにおける軸線方向第2側に位置するとともに軸線方向第1側を向く端面(112ae、112be)とが、軸直方向に平行である。
一方、図8の例では、互いに当接するように構成された、外筒部材15の嵌合突起部151a、151bにおける軸線方向第2側に位置するとともに軸線方向第2側を向く端面151ae、151beと、キャップ11の嵌合凹部112a、112bにおける軸線方向第2側に位置するとともに軸線方向第1側を向く端面112ae、112beとが、外周側かつ軸線方向第1側へ向かうように、軸直方向に対して傾斜している。外筒部材15の嵌合突起部151a、151bにおける軸線方向第2側に位置するとともに軸線方向第2側を向く端面151ae、151beと、キャップ11の嵌合凹部112a、112bにおける軸線方向第2側に位置するとともに軸線方向第1側を向く端面112ae、112beとは、それぞれ、軸直方向に対する鋭角側の傾斜角度θが、例えば1〜10°であると好適であり、1〜5°であるとより好適である。
これにより、例えば通水時等、管状体200に引抜方向PDの力が加わったときに、キャップ11が引抜方向PDに僅かに動く結果、外筒部材15がスリット153の存在に依って僅かに縮径変形し、封止部材14をさらに圧縮変形させ、ひいては、管状体200と本体部材17との間をさらに密着させて、流体漏れをさらに効果的に抑制できる(すなわち、止水性をさらに効果的に向上できる)。
同様の観点から、図3、図5及び図6の例のように、スリット153は、最も軸線方向第2側に位置する封止部材14よりも軸線方向第2側にまで延びていると、好適である。
なお、図3、図5及び図6の例では、スリット153が、外筒部材15のストッパ突起部151cよりも軸線方向第1側で終端している。この場合、スリット153は、キャップ11によって覆われて外部から見えなくなるので、管継手1の外観を良好にできる。ただし、スリット153は、外筒部材15のストッパ突起部151cよりもさらに軸線方向第2側へ延びていてもよく、その場合、外筒部材15の強度を十分に確保しつつ、キャップ11が外筒部材15に嵌め込まれる際に外筒部材15をさらに縮径変形しやすくすることができる。
同様の観点から、図5及び図6の例において、スリット153の狭幅スリット部153aのスリット幅NSWは、1.5mm以上であることが好ましく、2mm以上であることがより好ましい。
なお、図3、図5及び図6の例では、スリット153の軸線方向第1側の端(開口側の端)におけるスリット幅が、スリット153に対応する軸線方向領域内における外筒部材15の径方向肉厚の最大値MTよりも、小さくされている。この場合、管継手1の組み立て時において、多数の外筒部材15を一箇所に集めて配置するときに、一方の外筒部材15が他方の外筒部材15のスリット153に嵌まるという不具合を防止できるので、製造性を向上できる。
Claims (4)
- 内周面によって管路を区画する、筒状の本体部材と、
前記本体部材の外周側に配置され、前記本体部材との間で、管状体を軸線方向第1側から差し込むための差込空間を区画する、外筒部材と、
前記外筒部材の外周面に嵌め込まれた、キャップと、
を備えた、管継手であって、
前記外筒部材は、該外筒部材の前記軸線方向第1側の端に開口し、軸線方向第2側へ延びて、該外筒部材の前記軸線方向第2側の端に至る手前で終端する、スリットを有している、管継手。 - 前記スリットは、
前記外筒部材の前記軸線方向第1側の端に開口し、前記軸線方向第2側へ延びる、狭幅スリット部と、
前記狭幅スリット部よりも大きな前記スリット幅を有し、前記狭幅スリット部の前記軸線方向第2側の端から前記軸線方向第2側へ延びる、広幅スリット部と、
を有している、請求項1に記載の管継手。 - 前記本体部材の外周面に形成された環状溝内に配置され、前記管状体が前記差込空間に差し込まれた状態において、前記本体部材と前記管状体との間を流体密に封止する、封止部材を、さらに備え、
前記狭幅スリット部は、前記封止部材と重複する軸線方向位置にある、請求項2に記載の管継手。 - 前記スリットの平面視において、前記広幅スリット部は、円形状である、請求項2又は3に記載の管継手。
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