以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて具体的に説明する。
(実施の形態1)
図1は無線テレメータシステムの全体構成を示すブロック図である。本実施の形態に係る無線テレメータシステムは、センタ側の構成として、ホストコンピュータ11及びセンタ側網制御装置12を備え、端末側の構成として、無線親機21A〜21C、及び無線子機22A〜22Cを備える。無線子機22A〜22Cには、それぞれメータ23A〜23Cが接続されている。メータ23A〜23Cは、例えば個人宅などの需要家毎に設置され、ガス、水道、電気などの使用量を計測し、計測結果(検針値)を出力する計測器である。
無線テレメータシステムでは、メータ23A〜23Cから出力される検針値のデータ、無線子機22A〜22Cの動作状態を示すデータなど端末側から出力される各種データ等を、通信を利用してセンタ側へ送信すると共に、無線子機22A〜22Cの動作を制御するための制御指令等を含んだ各種データをセンタ側から端末側へ送信する。
センタ側網制御装置12と無線親機21A〜21Cとは、例えばPHS網、FOMA網などの広域無線網Nに接続され、広域無線網Nを介して無線通信を行う。なお、本実施の形態では、センタ側網制御装置12と無線親機21A〜21Cとが広域無線網Nに接続される構成としたが、有線の通信網により接続される構成であってもよい。
センタ側網制御装置12は、広域無線網Nを介した端末側との通信を制御する機能を有する。センタ側網制御装置12は、ホストコンピュータ11から端末側へ送信すべきデータが入力された場合、広域無線網Nの通信規格に準拠した通信方式にて、端末側へデータを送信する。また、センタ側網制御装置12は、端末側から送信されたデータを広域無線網Nを介して受信した場合、受信したデータをホストコンピュータ11へ送信するように構成されている。
無線親機21Aは、通信相手として相互認証(ペアリング)した無線子機22A,22A,…,22Aと共に狭域無線網NAを形成し、無線子機22A,22A,…,22Aとの間で所定の通信方式にて無線通信を行う。無線親機21B(21C)についても同様であり、それぞれ相互認証(ペアリング)した無線子機22B,22B,…,22B(22C,22C,…,22C)と共に狭域無線網NB(NC)を形成し、無線子機22B,22B,…,22B(22C,22C,…,22C)との間で所定の通信方式にて無線通信を行う。
なお、図1には、広域無線網Nを介してホスト側に接続される3つの無線親機21A〜21Cを記載したが、ホスト側に接続される無線親機の数は3つに限定されるものではない。
また、図1の例では、各無線子機22A(22B,22C)は、それぞれ無線親機21A(21B,21C)に接続される構成としたが、1又は複数の他の無線機を介して無線親機21A(21B,21C)に接続される構成であってもよい。すなわち、無線親機21A(21B,21C)とメータ23A(23B,23C)との間に、無線子機22A(22B,22C)を含む複数台の無線機が接続される多段中継のネットワーク構成であってもよい。ここで、無線親機21A(21B,21C)と無線子機22A(22B,22C)との間で中継を担当する無線機は、中継専用に設置された無線機であってもよく、メータ23A(23B,23C)が接続された他の無線子機22A(22B,22C)であってもよい。
無線子機22A(22B,22C)は、自機に接続されたメータ23A(23B,23C)から検針値を取得した場合、自機においてホストコンピュータ11へ通知すべきイベントが発生した場合等において、検針値のデータ、通知すべき情報を含むデータを無線親機21A(21B,21C)へ送信する。また、無線親機21A(21B,21C)は、無線子機22A(22B,22C)から送信された検針値のデータを受信した場合等において、広域無線網Nを介してホストコンピュータ11と無線通信を行う。
なお、以下の説明において、狭域無線網NA〜NCを形成する無線親機21A〜21C及び無線子機22A〜22Cを区別して説明する必要がない場合には、それぞれ無線親機21及び無線子機22とも記載する。また、無線子機22A〜22Cに接続されるメータ23A〜23Cを区別して説明する必要がない場合には、メータ23とも記載する。
図2は実施の形態1に係る無線親機21の構成を説明するブロック図である。無線親機21は、制御部210、記憶部211、広域無線通信部212、狭域無線通信部213、表示部214、操作部215、接続部216などを備える。無線親機21が備えるハードウェア各部は、図に示していない電池又は商用電源から供給される電力により動作するように構成されている。
制御部210は、例えば、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only memory)などを備え、ROMに予め格納された制御プログラムをCPUが実行することにより、機器全体を本発明に係る無線機の1つ(他の無線機)として機能させる。また、制御部210は、計測開始指示を与えてから計測終了指示を与えるまでの経過時間を計測するタイマ、数をカウントするカウンタ等の機能を備えていてもよい。
記憶部211は、例えば、EPROM(Erasable Programmable Read Only Memory)などの不揮発性メモリにより構成されており、自機の動作に関する設定情報、自機とペアリングした無線子機22の識別子等を記憶する。
広域無線通信部212は、アンテナ212aを通じて電波を発信または受信することによって、広域無線網Nを介した無線通信を行う。無線親機21は、例えば、無線子機22から送信される検針値のデータを狭域無線通信部213にて受信した場合、電池電圧の低下などのセンタ側へ通知すべきイベントが発生した場合等において、広域無線網Nの通信規格に準拠した信号を制御部210にて生成し、広域無線通信部212のアンテナ212aを駆動して電波を発信させることにより、信号を送信する処理を行う。
また、広域無線通信部212は、アンテナ212aにて電波を受信した場合、受信した電波をデコードすることにより広域無線網Nの通信規格に準拠した信号を取得する。広域無線通信部212は、デコードして得られる信号を制御部210へ出力する。制御部210は、広域無線通信部212から出力された信号を取得した場合、その信号に基づいて各種の制御を行う。
狭域無線通信部213は、アンテナ213aを通じて電波を発信または受信することによって、縁組された無線子機22,22,…,22と無線通信を行う。無線親機21及び無線子機22間の無線通信として、例えば920MHz帯の無線通信を用いることができる。
表示部214は、LEDランプ(LED : Light Emitting Diode)、液晶表示パネル等により構成されており、制御部210から出力される制御信号に基づいて、設置作業や保守作業を行う作業者等に報知すべき情報を表示する。
操作部215は、ディップスイッチ等の各種スイッチ、ボタンにより構成されており、例えば設置作業や保守作業を行う作業者等による各種の設定操作を受付ける。制御部210は、操作部215から入力される設定内容を基に各種制御を行い、必要に応じて設定内容を記憶部211に記憶させる。
接続部216は、無線親機21が取得した情報を表示したり、無線親機21及び無線子機22に対する設定を受付けるための端末装置30(図7を参照)を接続するインタフェースを備える。無線親機21は、端末装置30に表示すべき情報を接続部216を通じて出力することにより、前記情報を端末装置30に表示させることができる。また、無線親機21は、接続部216を通じて入力された端末装置30からの指示に基づき、無線親機21又は無線親機21に接続された無線子機22に対する設定を行うことが可能である。
本実施の形態では、無線親機21がNCU(Network Control Unit)の機能を有するものとして説明を行ったが、NCUの機能を有する網制御装置を個別の装置として用意し、無線親機21を網制御装置に接続する構成であってもよい。この場合、無線親機21は、網制御装置を接続する接続インタフェースを備え、接続インタフェースに接続された網制御装置を介してセンタ側と通信を行う構成とすればよい。
また、無線親機21は、ガス、水道、電気などの使用量を計測するメータ23を接続するための接続部を備えるものであってもよい。この場合、無線親機21は、接続部に接続されたメータ23から検針値を取得し、取得した検針値をセンタ側へ送信することが可能である。
図3は実施の形態1に係る無線子機22の構成を説明するブロック図である。無線子機22は、制御部220、記憶部221、狭域無線通信部222、メータIF223、表示部224、操作部225、接続部226などを備える。無線子機22が備えるハードウェア各部は、図に示していない電池から供給される電力により動作するように構成されている。
制御部220は、例えば、CPU、ROMなどを備え、ROMに予め格納された制御プログラムをCPUが実行することにより、機器全体を本発明に係る無線機として機能させる。また、制御部220は、計測開始指示を与えてから計測終了指示を与えるまでの経過時間を計測するタイマ、数をカウントするカウンタ等の機能を備えていてもよい。
記憶部221は、例えば、EPROMなどの不揮発性メモリにより構成されており、自機の動作に関する設定情報、ペアリングした無線親機21の識別子等を記憶する。
狭域無線通信部222は、アンテナ222aを通じて電波を発信または受信することにより、縁組された無線親機21との間で狭域無線網NA〜NCの通信規格に準拠した通信方式にて無線通信を行う。無線子機22及び無線親機21間の無線通信として、例えば920MHz帯の無線通信を用いることができる。
メータIF223は、ガス、水道、電気などの使用量を計測するメータ23を接続するためのインタフェースである。メータIF223は、接続されたメータ23から検針値を取得した場合、検針値を示す信号を制御部220へ送出する。
表示部224は、LEDランプ、液晶表示パネル等により構成されており、制御部220から出力される制御信号に基づいて、設置作業や保守作業を行う作業者等に通知すべき情報を表示する。
操作部225は、ディップスイッチ等の各種スイッチ、ボタンにより構成されており、例えば設置作業や保守作業を行う作業者等による各種の設定操作を受付ける。制御部220は、操作部225から入力される設定内容を基に各種制御を行い、必要に応じて設定内容を記憶部221に記憶させる。
接続部226は、無線子機22が取得した情報を表示したり、無線子機22に対する設定を受付けるための端末装置30を接続するインタフェースを備える。端末装置30は、有線により接続部226に接続されてもよく、無線により接続部226に接続されてもよい。無線子機22は、端末装置30に表示すべき情報を接続部226を通じて出力することにより、前記情報を端末装置30に表示させることができる。また、無線子機22は、接続部226を通じて入力された端末装置30からの指示に基づき、自機に対する設定を行うことが可能である。
以下、狭域無線網NA〜NC内に新たに無線子機22を設置する際のペアリングについて説明する。
図4は無線子機22をペアリングする際の動作を説明するフローチャートである。無線子機22を新たな設置場所に設置する場合、設置作業を行う作業者は、新たに設置する無線子機22(以下、新規設置端末という)に対してペアリングの開始指示を与える。無線子機22は、例えば操作部225を通じてペアリングの開始指示を受付けることが可能である。また、無線子機22は、接続部226により接続された端末装置30を通じてペアリングの開始指示を受け付けてもよい。
新規設置端末の制御部220は、例えば操作部225を通じてペアリングの開始指示を受付けた場合(ステップS101)、無線親機21A〜21Cから送信されるビーコン信号に基づき、無線親機21A〜21Cの情報を収集する情報収集モードに移行させる(ステップS102)。
無線親機21Aは、自機が他の無線機(例えば無線子機22A)から送信されるデータを受信可能である場合、送信すべきデータを有する他の無線機を探索するための探索信号としてビーコン信号を狭域無線通信部213から間欠的に送信する(ステップS103A)。同様に、無線親機21B,21Cは、それぞれが他の無線機(例えば無線子機22B,22C)から送信されるデータを受信可能である場合、ビーコン信号を狭域無線通信部213から間欠的に送信する(ステップS103B,S103C)。
図5は無線親機21Aが送信するビーコン信号の一例を示す模式図である。無線親機21Aが送信するビーコン信号は、例えば、プリアンブル、同期ワード(SyncWord)、データ、及び巡回冗長符号(CRC : Cyclic Redundancy Code)により構成される。データには、信号の種別を示すコードである処理種別、メータ23Aを運用する事業者の管理番号である事業者情報、及び無線機固有の管理番号である識別子が含まれている。無線親機21Aが送信するビーコン信号に限らず、他の無線親機21B,21Cが送信するビーコン信号、無線子機22A〜22Cが送信するビーコン信号についても同様である。
新規設置端末の狭域無線通信部222は、予め設定された受信期間(例えば、情報収集モードに移行してから1分間)が経過するまでの間、無線親機21A〜21Cから間欠的に送信されるビーコン信号を受信する都度、受信したビーコン信号の信号強度を測定し(ステップS104)、測定した信号強度に基づく情報、及びビーコン信号から得られる無線親機21A〜21Cの情報を記憶部221に記憶させる。
新規設置端末の制御部220は、受信期間が経過した場合、狭域無線通信部222により測定された信号強度に基づき、自機と各無線親機21A〜21Cとの間の通信環境の適否を判定する(ステップS105)。制御部220は、測定された信号強度のデータ群を統計的に解析することにより、通信環境の適否を判定することができる。
なお、制御部220は、ステップS105の判定結果を例えば表示部224に表示して、作業者に報知してもよい。また、新規設置端末が音声出力部を備える場合、音声により判定結果を報知してもよい。
図6は情報収集モードにて新規設置端末が収集した情報の一例を説明する説明図である。新規設置端末は、情報収集モードの受信期間において受信したビーコン信号に基づき、収集した無線親機21A〜21Cの情報、及び受信したビーコン信号の信号強度に基づく情報を記憶部221に記憶させる。図6の例では、無線親機21A〜21Cのそれぞれについて、事業者情報、無線親機21A〜21Cの識別子、通信環境の適否、平均受信レベル、安定性を記憶部221に記憶させた状態を示している。
ここで、事業者情報、及び無線親機21A〜21Cの識別子は、ビーコン信号にデータとして含まれる情報である。新規設置端末の制御部220は、ビーコン信号のデータからこれらの情報を抽出し、記憶部221に記憶させる。
平均受信レベルは、受信期間中に受信したビーコン信号の信号強度の平均値である。制御部220は、ビーコン信号の送信元毎に信号強度の平均値を算出し、算出した平均値を送信元(無線親機21A〜21C)の識別子に関連付けて記憶部221に記憶させる。図6の例は、無線親機21A〜21Cから受信したビーコン信号の平均受信レベルとして、−91dBm,−103dBm,−85dBmという数値を記憶させた状態を示している。
安定性は、新規設置端末にて受信したビーコン信号の安定性を表しており、信号強度のばらつきによって評価される。制御部220は、ビーコン信号の送信元毎に信号強度のばらつき(例えば標準偏差)を算出し、算出した信号強度のばらつきに基づいて安定性を評価し、評価結果を送信元(無線親機21A〜21C)の識別子に関連つけて記憶部221に記憶させる。図6の例では、安定性を3段階に評価した状態を示しており、無線親機21C,21A,21Bの順に安定性が高く(ばらつきが小さく)なっていることを示している。
なお、制御部220が定める安定性は、無線親機21A〜21C間で相対的に定めた評価であってもよく、ばらつきに対して予め定めた閾値との比較結果に応じて定めた絶対的な評価であってもよい。
通信環境は、新規設置端末と無線親機21A〜21Cとの間の通信環境(主として新規設置端末における受信時の電波環境)の適否を表している。制御部220は、平均受信レベル及び安定性に基づき、通信環境の適否を判定する。図6に示した例では、無線親機21Cから受信したビーコン信号の平均受信レベルは、他の無線親機21A,21Bと比較して高く、安定性も高いので、制御部220は、新規設置端末と無線親機21Cとの間の通信環境を最適と判定している。また、無線親機21Bから受信したビーコン信号の平均受信レベルは、他の無線親機21A,21Cと比較して低く、安定性も低いので、制御部220は、新規設置端末と無線親機21Bとの間の通信環境を不適と判定している。無線親機21Aから受信したビーコン信号の平均受信レベル及び安定性は、無線親機21Bのビーコン信号と比較して平均受信レベル及び安定性が高く、無線親機21Cのビーコン信号と比較して平均受信レベル及び安定性が低いので、制御部220は、新規設置端末と無線親機21Aとの間の通信環境を適と判定している。
以下、図4に示すフローチャートのステップS105において、新規設置端末と無線親機21Cとの間の通信環境が最適であると判定した場合の動作について説明する。
新規設置端末の制御部220は、ステップS105における適否判定の結果に基づき、ペアリング先を選択する(ステップS106)。ここでは、制御部220は、適否判定において最適と判定された無線親機21(本実施の形態では無線親機21C)を選択する。
次いで、制御部220は、ペアリング先として選択した無線親機21Cに対して、ペアリング開始指示を狭域無線通信部222より送信する(ステップS107)。
無線親機21Cは、新規設置端末から送信されるペアリング開始指示を狭域無線通信部213にて受信した場合、新規設置端末から送信されるペアリング要求を待ち受ける待機状態に移行する(ステップS108)。
新規設置端末は、ペアリング開始指示を無線親機21Cへ送信した後、自端末の識別子を含むペアリング要求を無線親機21Cへ送信する(ステップS109)。新規設置端末の識別子は、例えば製造番号等の新規設置端末に予め割り当てられている固有の識別子である。
無線親機21Cは、新規設置端末から送信されるペアリング要求を受信した場合、受信したペアリング要求に含まれる新規設置端末の識別子を抽出し、抽出した識別子を、認証した通信相手の識別子として記憶部211に登録する(ステップS110)。また、無線親機21Cは、自機の識別子を含むペアリング応答を新規設置端末へ返信する(ステップS111)。無線親機21Cの識別子は、例えば製造番号等の無線親機21Cに予め割り当てられている固有の識別子である。
新規設置端末は、無線親機21Cから送信されるペアリング応答を受信した場合、受信したペアリング応答に含まれる無線親機21Cの識別子を抽出し、抽出した識別子を、認証した通信相手の識別子として記憶部221に登録する(ステップS112)。
以上のペアリング動作により、新規設置端末と無線親機21Cとの間で相互認証を行うことができる。相互認証に成功し、新規設置端末及び無線親機21Cが互いの識別子を登録し合うことで、新規設置端末と無線親機21Cとの間の無線通信が許可される。無線通信が許可された場合、新規設置端末は狭域無線網NC内の無線子機22の1つとして機能し、例えば、自機に接続されたメータ23からの検針値を取得した場合、取得した検針値を含むデータを無線親機21C経由でセンタ側へ送信することが可能となる。
以上のように、実施の形態1では、新規設置端末側の操作により、新規設置端末と無線親機21との間の通信環境の適否を判定し、最適と判定された無線親機21(例えば無線親機21C)との間でペアリング動作を自動的に実行することができる。実施の形態1では、新規設置端末の通信環境を評価してペアリング先が選択されるので、ペアリング後の運用時に通信エラーが多発する事態を回避することができる。
なお、図4に示すフローチャートでは、新規設置端末にてペアリング開始指示を受付けた場合、無線親機21から間欠的に送信されるビーコン信号を待ち受ける受信待ちの状態に移行させる構成としたが、ペアリング開始指示を受付けた場合、制御部220の内蔵タイマを作動させ、所定時間(例えば5秒)の経過後に受信待ちの状態に移行させる構成としてもよい。所定時間が経過する前に、作業者は新規設置端末の設置場所から離れることができるので、運用時と同様の環境下でビーコン信号の信号強度を測定することができる。
また、本実施の形態では、新規設置端末のペアリング先を無線親機21としたが、無線親機21とペアリング済みの既存の無線子機22をペアリング先として選択してもよい。例えば、新規設置端末は、前述と同様に、ペアリング開始指示を受付けた場合、無線親機21又は既存の無線子機22から送信されるビーコン信号を待ち受ける受信待ちの状態(情報収集モード)に移行し、受信期間中に受信したビーコン信号に基づき、無線親機21又は既存の無線子機22との間の通信環境の適否を判定してペアリング先を選択する。新規設置端末は、通信環境の適否判定により、ペアリング先として既存の無線子機22を選択した場合、選択した無線子機22との間でペアリング動作を行う。ペアリングによる相互認証後に、新規設置端末は、狭域無線網NA(NB,NC)内の一の無線子機22として機能し、例えば、自機に接続されたメータ23からの検針値を取得した場合、取得した検針値を含むデータをペアリング先の無線子機22を経由してセンタ側へ送信することが可能となる。
(実施の形態2)
実施の形態1では、新規設置端末が選択したペアリング先とペアリング動作を行う構成について説明したが、新規設置端末の通信環境を可視化し、作業者により選択されたペアリング先とペアリング動作を行う構成としてもよい。
実施の形態2では、新規設置端末に接続された端末装置30からペアリングの開始指示を与える構成について説明する。
なお、無線テレメータシステムの全体構成、無線親機21及び無線子機22の内部構成は、実施の形態1と同様であるため、その説明を省略することとする。
図7は端末装置30の内部構成を示すブロック図である。端末装置30は、制御部300、記憶部301、表示部302、操作部303、接続部304などを備える。端末装置30が備えるハードウェア各部は、図に示していない充電池から供給される電力により動作するように構成されている。
なお、端末装置30は、スマートフォン、タブレット端末などの汎用の装置であってもよく、本実施の形態に係る無線テレメータシステムで用いられる専用の装置であってもよい。
制御部300は、例えば、CPU、ROMなどを備え、ROMに予め格納された制御プログラムをCPUが実行することにより、機器全体を本発明に係る端末装置として機能させる。また、制御部300は、計測開始指示を与えてから計測終了指示を与えるまでの経過時間を計測するタイマ、数をカウントするカウンタ等の機能を備えていてもよい。
表示部302は、液晶表示パネル等により構成されており、制御部300から出力される制御信号に基づいて、無線親機21及び無線子機22の設置作業や保守作業を行う作業者等に通知すべき情報を表示する。
操作部303は、各種スイッチ、ボタンなどにより構成されており、無線親機21及び無線子機22の設置作業や保守作業を行う作業者等による各種操作を受付ける。操作部303は、ハードウェアスイッチに限らず、タッチパネルにより構成されたソフトウェアスイッチを備えるものであってもよい。
接続部304は、無線親機21又は無線子機22に接続に自装置を接続するためのインタフェースを備える。端末装置30は、有線により無線親機21又は無線子機22に接続されてもよく、無線により無線親機21又は無線子機22に接続されてもよい。
以下、狭域無線網NA〜NC内に新たに無線子機22を設置する際のペアリングについて説明する。
図8は無線子機22をペアリングする際の動作を説明するフローチャートである。無線子機22を新たな設置場所に設置する場合、設置作業を行う作業者は、新たに設置する無線子機22(以下、新規設置端末という)の接続部226に端末装置30を接続し、接続した端末装置30の操作部303を通じてペアリングの開始指示を与える。端末装置30の制御部300は、操作部303を通じてペアリングの開始指示を受付けた場合、新規設置端末に対し、親機情報の取得要求を送信する(ステップS201)。
新規設置端末の制御部220は、接続部226を通じて親機情報の取得要求を受信した場合、無線親機21A〜21Cから送信されるビーコン信号に基づき、無線親機21A〜21Cの情報を収集する情報収集モードに移行させる(ステップS202)。
無線親機21Aは、自機が他の無線機(例えば無線子機22A)から送信されるデータを受信可能である場合、ビーコン信号を狭域無線通信部213から間欠的に送信する(ステップS203A)。同様に、無線親機21B,21Cは、それぞれが他の無線機(例えば無線子機22B,22C)から送信されるデータを受信可能である場合、ビーコン信号を狭域無線通信部213から間欠的に送信する(ステップS203B,S203C)。このとき、無線親機21A(21B,21C)が送信するビーコン信号には、上述した処理種別、事業者情報、無線親機21Aの識別子の他、無線親機21Aに接続可能な無線子機22の台数(収容台数)、無線チャンネル、動作モード、電池残量等の情報が含まれていてもよい。
新規設置端末の制御部220は、受信期間が経過するまでの間、信号強度を測定し(ステップS204)、受信期間が経過した後、狭域無線通信部222により測定された信号強度に基づき、自機と各無線親機21A〜21Cとの間の通信環境の適否を判定する(ステップS205)。制御部220は、実施の形態1と同様に、測定された信号強度のデータ群を統計的に解析することにより、通信環境の適否を判定することができる。通信環境の適否判定の後、制御部220は、通信環境の適否の情報を含む親機情報を接続部226より端末装置30へ送信する(ステップS206)。
端末装置30の制御部300は、新規設置端末から受信した親機情報を表示部302に表示させる(ステップS207)。図9は親機情報の表示例を示す模式図である。図9の例では、無線親機21A〜21Cのそれぞれについて、事業者情報、無線親機21A〜21Cの識別子、通信環境の適否、平均受信レベル、安定性を表示部302に表示した状態を示している。また、表示画面には、作業者の操作を受付けるソフトウェアボタンが配置されている。具体的には、親機情報の更新を要求する情報更新ボタン311、ペアリングを要求するペアリングボタン312、ペアリングした無線親機21を経由してセンタ側への発呼を要求する開通ボタン313、無線親機21の詳細情報を表示する詳細ボタン314、及びペアリング先の無線親機21を選択するためのボタンが配置された選択ボタン群315を備える。
情報更新ボタン311が作業者により押下操作された場合、端末装置30は、親機情報の取得要求を新規設置端末へ再度送信し、新規設置端末から返信される親機情報に基づき、表示中の情報を更新する。ペアリングボタン312が作業者により押下操作された場合、端末装置30は、選択ボタン群315によって選択されたペアリング先に対してペアリング要求を行うように、新規設置端末に対して指示する。開通ボタン313が作業者により押下操作された場合、端末装置30は、ペアリングした無線親機21を経由してセンタ側へ発呼することを新規設置端末に要求する。
詳細ボタン314が作業者により押下操作された場合、端末装置30は、選択ボタン群315によって選択された無線親機21の詳細情報を表示部302に表示させる。図10は詳細情報の表示例を示す模式図である。図10の例では、無線親機21Cの詳細情報として、事業者情報、無線親機21Cの識別子、収容台数、無線チャンネル(無線CH)、動作モード、電池残量を表示部302に表示した状態を示している。作業者は、無線親機21との通信環境だけでなく、無線親機21の詳細情報を考慮して、新規設置端末がペアリングすべき相手を選択することが可能となる。
なお、図10に示す表示画面には、情報更新ボタン321及びキャンセルボタン322が配置されている。情報更新ボタン311が作業者により押下操作された場合、端末装置30は、親機情報の取得要求を新規設置端末へ再度送信し、新規設置端末から返信される親機情報に基づき、表示中の情報を更新する。また、キャンセルボタン322が押下操作された場合、端末装置30は、図9に示す画面を表示部302に表示する。
以下、図8に示すフローチャートのステップS207において親機情報を表示した後、選択ボタン群315よりペアリングすべき相手が選択され、ペアリングボタン312が作業者により押下操作された場合の動作について説明する。
ペアリングボタン312が押下操作された場合、選択ボタン群315により選択されたペアリング相手(例えば無線親機21C)に対し、端末装置30の制御部300は、ペアリング要求を接続部304より新規設置端末へ送信する(ステップS208)。
新規設置端末は、端末装置30から受信したペアリング要求を受信した場合、ペアリング先として選択された無線親機21Cに対して、ペアリング開始指示を狭域無線通信部222より送信する(ステップS209)。
無線親機21Cは、新規設置端末から送信されるペアリング開始指示を狭域無線通信部213にて受信した場合、新規設置端末から送信されるペアリング要求を待ち受ける待機状態に移行する(ステップS210)。
新規設置端末は、ペアリング開始指示を無線親機21Cへ送信した後、自端末の識別子を含むペアリング要求を無線親機21Cへ送信する(ステップS211)。
無線親機21Cは、新規設置端末から送信されるペアリング要求を受信した場合、受信したペアリング要求に含まれる新規設置端末の識別子を抽出し、抽出した識別子を、認証した通信相手の識別子として記憶部211に登録する(ステップS211)。また、無線親機21Cは、自機の識別子を含むペアリング応答を新規設置端末へ返信する(ステップS212)。
新規設置端末は、無線親機21Cから送信されるペアリング応答を受信した場合、受信したペアリング応答に含まれる無線親機21Cの識別子を抽出し、抽出した識別子を、認証した通信相手の識別子として記憶部221に登録する(ステップS213)。
以上のペアリング動作により、新規設置端末と無線親機21Cとの間で相互認証を行うことができる。相互認証に成功し、新規設置端末及び無線親機21Cが互いの識別子を登録し合うことで、新規設置端末と無線親機21Cとの間の無線通信が許可される。無線通信が許可された場合、新規設置端末は狭域無線網NC内の無線子機22の1つとして機能し、例えば、自機に接続されたメータ23からの検針値を取得した場合、取得した検針値を含むデータを無線親機21C経由でセンタ側へ送信することが可能となる。
以上のように、実施の形態2では、端末装置30の操作により、新規設置端末と無線親機21との間の通信環境の適否、新規設置端末のペアリング先となり得る無線親機21の情報に基づき、新規設置端末のペアリングを選択することができる。実施の形態2では、新規設置端末の通信環境を評価してペアリング先が選択されるので、ペアリング後の運用時に通信エラーが多発する事態を回避することができる。
(実施の形態3)
実施の形態2では、新規設置端末が収集した全ての無線親機21A〜21Cの情報を端末装置30の表示部302に表示する構成としたが、表示条件を受付け、表示条件に適合する情報を表示部302に表示する構成としてもよい。
実施の形態3では、端末装置30にて無線親機21A〜21Cの情報を表示する際の表示条件を受付け、受付けた表示条件に適合する情報を表示する構成について説明する。
なお、無線テレメータシステムの全体構成、無線親機21及び無線子機22の内部構成は、実施の形態1と同様であるため、その説明を省略することとする。
図11は実施の形態3に係る親機情報の表示例を示す模式図である。図11の例では、無線親機21A〜21Cのそれぞれについて、事業者情報、無線親機21A〜21Cの識別子、通信環境の適否、平均受信レベル、安定性を端末装置30の表示部302に表示した状態を示している。また、表示画面には、作業者の操作を受付けるソフトウェアボタンが配置されている。具体的には、前述した情報更新ボタン311、ペアリングボタン312、開通ボタン313、詳細ボタン314、選択ボタン群315に加え、フィルタリングボタン316を備える。フィルタリングボタン316が押下操作された場合、端末装置30は、図11に示す表示画面に代えて、表示条件を受付けるためのフィルタリング画面を表示部302に表示する。
図12はフィルタリング画面の一例を示す模式図である。図12に示すフィルタリング画面では、事業者名、及び平均受信レベルの最小値又は最大値を表示条件として受付ける。事業者名選択欄331は、例えばプルダウン形式のメニューとなっており、新規設置端末が収集した事業者情報(例えば「A社」〜「C社」)のうち、一の事業者を選択できるように構成されている。また、平均受信レベルの最小値入力欄332には、表示させるべき最小の平均受信レベルが入力され、最大値入力欄333には、表示させるべき最大の平均受信レベルが入力されるように構成されている。なお、図12に示した例では、各表示条件のうち、平均受信レベルの最小値(−95dBm)のみが入力された状態を示している。
また、フィルタリング画面の下部には実行ボタン334、及びキャンセルボタン335が配置されている。実行ボタン334が押下操作された場合、端末装置30の制御部300は、新規設置端末が収集した親機情報のうち、事業者名選択欄331、最小値入力欄332、及び最大値入力欄333にて設定された表示条件に適合する親機情報を抽出し、抽出した親機情報を表示部302に表示させる。キャンセルボタン335が押下操作された場合、制御部300は、フィルタリングを実行することなく、元の画面(例えば図11に示す画面)を表示部302に表示させる。
図13はフィルタリング後の親機情報の表示例を示す模式図である。フィルタリング後の表示画面には、作業者により入力された表示条件に適合する親機情報が表示される。例えば、図12のフィルタリング画面において、平均受信レベルの最小値を−95dBmとした場合、平均受信レベルが−95dBm以上となる無線親機21(例えば識別子「A」の無線親機21A及び識別子「C」の無線親機21C)の情報が抽出されて表示部302に表示される。
以上のように、実施の形態3では、端末装置30の表示部302に表示させる親機情報をフィルタリングすることができるので、複数の親機情報が表示されている場合であっても、接続すべき無線親機21を容易に特定することができる。
なお、本実施の形態では、事業者名、及び平均受信レベルの最小値又は最大値を表示条件として受付ける構成としたが、通信環境の良否、無線通信の安定性などの他の指標を表示条件として受け付けても良いことは勿論のことである。
今回開示された実施の形態は、全ての点で例示であって、制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上述した意味ではなく、特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
以上の実施の形態に関し、更に以下の付記を開示する。
本発明の一態様に係る無線テレメータシステムは、メータ(23)から取得した計測値を含むデータを送受信する複数の無線機(21,22)を備え、各無線機(22)は、送信すべきデータを有する無線機を探索するための探索信号を他の無線機(21)から受信した場合であって、前記他の無線機(21)へ送信すべきデータを有する場合、前記他の無線機(21)へ前記データを送信する無線テレメータシステムにおいて、各無線機(22)は、設定された期間内に受信した1又は複数の他の無線機(21)からの探索信号に基づき、前記1又は複数の他の無線機(22)に係る情報を収集する情報収集部(222)を備えることを特徴とする。
上記一態様では、無線機を新たに設置する際に、周辺に存在する他の無線機の情報を収集することができ、収集した情報に基づき、接続先とすべき他の無線機を決定することができる。
本発明の一態様に係る無線テレメータシステムは、各無線機(22)は、前記期間内に受信した探索信号の信号強度を計測する計測部(222)と、該計測部(222)により計測した信号強度に基づき、自機と前記1又は複数の他の無線機(21)との間の通信環境の適否を判定する判定部(220)とを備えることを特徴とする。
上記一態様では、無線機を新たに設置する際に、周辺に存在する他の無線機から送信される探索信号の信号強度に基づき、他の無線機との通信環境の適否を判定するので、通信環境が良好な無線機と接続することができる。
本発明の一態様に係る無線テレメータシステムは、各無線機(22)は、前記判定部(220)による判定結果に基づいて、前記データの送信先とすべき一の無線機(21)を選択する選択部(220)と、選択した前記一の無線機(21)との間で互いに通信相手を認証するための認証処理を実行する認証処理部(220)と、前記認証処理により認証した前記一の無線機(21)の情報を登録する登録部(221)とを備え、自機が送信すべきデータを有する場合であって、前記登録部(221)に登録した前記一の無線機(21)からの探索信号を受信した場合に、前記一の無線機(21)へ前記データを送信することを特徴とする。
上記一態様では、無線機を新たに設置する際、接続先の他の無線機を操作することなく、両者を自動的にペアリングさせることが可能となる。
本発明の一態様に係る無線テレメータシステムは、各無線機(22)に通信可能に接続される端末装置(30)を更に備え、前記端末装置(30)は、前記情報収集部(222)により収集された前記1又は複数の他の無線機(21)に係る情報を、自機が接続された無線機(22)から取得する取得部(304)と、取得した情報を表示する表示部(224)と、前記無線機(22)がデータを送信すべき一の送信先に係る選択を受付ける受付部(225)と、該受付部(225)により受付けた選択に基づき、前記無線機(22)と前記一の送信先との間で互いに通信相手を認証するための認証処理を前記無線機(22)に要求する指示を送信する指示送信部(304)とを備え、前記無線機(22)は、前記指示送信部(304)から送信された指示を受信する受信部(226)と、受信した指示に基づき、前記一の送信先との間で互いに通信相手を認証するための認証処理を実行する認証処理部(220)と、前記認証処理により認証した前記一の送信先に係る無線機(21)の情報を登録する登録部(221)とを備え、前記無線機(22)は、自機が送信すべきデータを有する場合であって、前記登録部(221)に登録した前記一の送信先に係る無線機(21)からの探索信号を受信した場合に、前記無線機(22)へデータを送信することを特徴とする。
上記一態様では、新たに設置した無線機の周辺に存在する他の無線機の情報を収集し、端末装置の表示部に表示させることができるので、通信環境が良好となる他の無線機を選択し、新たに設置した無線機と選択した無線機との間でペアリングさせることが可能となる。
本発明の一態様に係る無線テレメータシステムは、前記端末装置(30)は、前記表示部(302)に表示する情報に対する条件を受付ける条件受付部(303)を備え、前記条件受付部(303)にて受付けた条件に適合する情報を前記表示部(302)に表示する。
上記一態様では、条件により表示させる無線機の情報を絞り込むことができるので、新たに設置した無線機の接続先を容易に特定することができる。
本発明の一態様に係る無線テレメータシステムは、前記探索信号は、該探索信号の送信元の無線機を識別する識別子、及び前記メータを運用する事業者コードを含み、前記情報収集部が収集する情報は、前記探索信号に含まれる前記識別子及び前記事業者コードを含むことを特徴とする。
上記一態様では、新たに設置した無線機が収集する情報には、他の無線機の識別子、及び事業者コードが含まれるので、接続先を適切に選択することができる。
本発明の一態様に係る無線機は、メータ(23)から取得した計測値を含むデータを送受信する他の無線機(21)と通信可能であり、送信すべきデータを有する無線機を探索するための探索信号を前記他の無線機(21)から受信した場合であって、前記他の無線機(21)へ送信すべきデータを有する場合、前記他の無線機(21)へ前記データを送信する無線機(22)において、設定された期間内に受信した1又は複数の他の無線機(21)からの探索信号に基づき、前記1又は複数の他の無線機(21)に係る情報を収集する情報収集部(222)を備えることを特徴とする。
上記一態様では、無線機を新たに設置する際に、周辺に存在する他の無線機の情報を収集することができ、収集した情報に基づき、接続先とすべき他の無線機を決定することができる。
本発明の一態様に係る情報収集方法は、メータ(23)から取得した計測値を含むデータを送受信する複数の無線機(21,22)を備えた無線テレメータシステムにおける情報収集方法において、各無線機(22)は、送信すべきデータを有する無線機を探索するための探索信号を他の無線機(21)から受信し、設定した期間内に受信した1又は複数の他の無線機(21)からの探索信号に基づき、前記1又は複数の他の無線機(21)に係る情報を収集することを特徴とする。
上記一態様では、無線機を新たに設置する際に、周辺に存在する他の無線機の情報を収集することができ、収集した情報に基づき、接続先とすべき他の無線機を決定することができる。