JP2018138687A - 接続構造、接続構造の製造方法、接続構造体及び半導体装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】接続構造30aは、ニッケル含有層31と、パラジウム含有層33,34と、焼結金属層32とをこの順に備え、パラジウム含有層が、パラジウム層33と、パラジウム及び焼結金属層に含まれる金属元素を含む金属間化合物層34と、を備えている。
【選択図】図1
Description
本実施形態の接続構造は、ニッケル含有層と、パラジウム含有層と、焼結金属層と、をこの順に備える接続構造である。
ニッケル含有層31は、金属ペーストの焼結に際し、ニッケル被膜に由来して形成される。
図1に示す、パラジウム含有層の一つであるパラジウム層33は、金属ペーストの焼結に際し、パラジウム被膜に由来して形成される。
焼結金属層は、金属ペーストの焼結により形成される。焼結金属層は主たる金属元素として銅又は銀を含む。以下、主として銅が含まれる場合について説明する。
焼結金属層における銅の含有量(体積%)=[(M1)/8.96]×100・・・(X)
本実施形態の接続構造体は、第一の部材と、第二の部材と、の間に、上記記載の接続構造を備える。
本実施形態の接続構造体は、例えば以下の方法で製造することができる。接続構造体の製造方法としては、第一の部材、該第一の部材の自重が働く方向側に、接合用の金属ペースト、及び第二の部材がこの順に積層された積層体を用意し、金属ペーストを、第一の部材の自重、又は第一の部材の自重及び0.01MPa以下の圧力を受けた状態で焼結する工程を備える方法が挙げられる。
接続構造体の製造方法で用いられる金属ペーストは、金属粒子と、分散媒と、を含む。金属粒子は、主たる成分として銅粒子又は銀粒子を含む。以下、主として銅粒子が含まれる場合(銅ペースト)について説明する。
金属粒子としては、サブマイクロ銅粒子、フレーク状マイクロ銅粒子、これら以外の銅粒子、その他の金属粒子等が挙げられる。
サブマイクロ銅粒子としては、粒径が0.12μm以上0.8μm以下の銅粒子を含むものが挙げられ、例えば、体積平均粒径が0.12μm以上0.8μm以下の銅粒子を用いることができる。サブマイクロ銅粒子の体積平均粒径が0.12μm以上であれば、サブマイクロ銅粒子の合成コストの抑制、良好な分散性、表面処理剤の使用量の抑制といった効果が得られ易くなる。サブマイクロ銅粒子の体積平均粒径が0.8μm以下であれば、サブマイクロ銅粒子の焼結性が優れるという効果が得られ易くなる。より一層上記効果を奏するという観点から、サブマイクロ銅粒子の体積平均粒径は、0.15μm以上0.8μm以下であってもよく、0.15μm以上0.6μm以下であってもよく、0.2μm以上0.5μm以下であってもよく、0.3μm以上0.45μm以下であってもよい。
フレーク状マイクロ銅粒子としては、最大径が1μm以上20μm以下であり、アスペクト比が4以上の銅粒子を含むものが挙げられ、例えば、平均最大径が1μ以上20μm以下であり、アスペクト比が4以上の銅粒子を用いることができる。フレーク状マイクロ銅粒子の平均最大径及びアスペクト比が上記範囲内であれば、銅ペーストを焼結した際の体積収縮を充分に低減でき、上述した焼結金属層を形成することが容易となる。より一層上記効果を奏するという観点から、フレーク状マイクロ銅粒子の平均最大径は、1μm以上10μm以下であってもよく、3μm以上10μm以下であってもよい。フレーク状マイクロ銅粒子の最大径及び平均最大径の測定は、例えば、粒子のSEM像から求めることができ、後述するフレーク状構造の長径X及び長径の平均値Xavとして求められる。
金属粒子としては、上述したサブマイクロ銅粒子及びマイクロ銅粒子以外のその他の金属粒子を含んでいてもよく、例えば、ニッケル、銀、金、パラジウム、白金等の粒子を含んでいてもよい。その他の金属粒子は、体積平均粒径が0.01μm以上10μm以下であってもよく、0.01μm以上5μm以下であってもよく、0.05μm以上3μm以下であってもよい。その他の金属粒子を含んでいる場合、その含有量は、充分な接合性を得るという観点から、金属粒子の全質量を基準として、20質量%未満であってもよく、10質量%以下であってもよい。その他の金属粒子は、含まれなくてもよい。その他の金属粒子の形状は、特に限定されるものではない。
分散媒は特に限定されるものではなく、揮発性のものであってもよい。揮発性の分散媒としては、例えば、ペンタノール、ヘキサノール、ヘプタノール、オクタノール、デカノール、エチレングリコール、ジエチレングリコール、プロピレングリコール、ブチレングリコール、α−テルピネオール、イソボルニルシクロヘキサノール(MTPH)等の一価及び多価アルコール類;エチレングリコールブチルエーテル、エチレングリコールフェニルエーテル、ジエチレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールエチルエーテル、ジエチレングリコールブチルエーテル、ジエチレングリコールイソブチルエーテル、ジエチレングリコールヘキシルエーテル、トリエチレングリコールメチルエーテル、ジエチレングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエチレングリコールジブチルエーテル、ジエチレングリコールブチルメチルエーテル、ジエチレングリコールイソプロピルメチルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエーテル、トリエチレングリコールブチルメチルエーテル、プロピレングリコールプロピルエーテル、ジプロピレングリコールメチルエーテル、ジプロピレングリコールエチルエーテル、ジプロピレングリコールプロピルエーテル、ジプロピレングリコールブチルエーテル、ジプロピレングリコールジメチルエーテル、トリプロピレングリコールメチルエーテル、トリプロピレングリコールジメチルエーテル等のエーテル類;エチレングリコールエチルエーテルアセテート、エチレングリコールブチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールエチルエーテルアセテート、ジエチレングリコールブチルエーテルアセテート、ジプロピレングリコールメチルエーテルアセテート(DPMA)、乳酸エチル、乳酸ブチル、γ−ブチロラクトン、炭酸プロピレン等のエステル類;N−メチル−2−ピロリドン、N,N−ジメチルアセトアミド、N,N−ジメチルホルムアミド等の酸アミド;シクロヘキサン、オクタン、ノナン、デカン、ウンデカン等の脂肪族炭化水素;ベンゼン、トルエン、キシレン等の芳香族炭化水素;炭素数1〜18のアルキル基を有するメルカプタン類;炭素数5〜7のシクロアルキル基を有するメルカプタン類が挙げられる。炭素数1〜18のアルキル基を有するメルカプタン類としては、例えば、エチルメルカプタン、n−プロピルメルカプタン、i−プロピルメルカプタン、n−ブチルメルカプタン、i−ブチルメルカプタン、t−ブチルメルカプタン、ペンチルメルカプタン、ヘキシルメルカプタン及びドデシルメルカプタンが挙げられる。炭素数5〜7のシクロアルキル基を有するメルカプタン類としては、例えば、シクロペンチルメルカプタン、シクロヘキシルメルカプタン及びシクロヘプチルメルカプタンが挙げられる。
金属ペーストには、必要に応じて、ノニオン系界面活性剤、フッ素系界面活性剤等の濡れ向上剤;シリコーン油等の消泡剤;無機イオン交換体等のイオントラップ剤等を適宜添加してもよい。
金属ペーストは、金属粒子及び任意の添加剤を分散媒に混合して調製してもよい。各成分の混合後に、撹拌処理を行ってもよい。また、分級操作により分散液に含まれる金属粒子の最大粒径を調整してもよい。
本実施形態の半導体装置は、第一の部材と、の間に上述した接続構造を備え、第一の部材及び第二の部材の少なくとも一方が半導体素子である、半導体装置である。
<接合対象への表面処理>
(工程a:めっきの前処理)
銅板(19mm×25mm×3mm)を、50℃の脱脂液Z−200(株式会社ワールドメタル製、商品名)へ3分間浸漬させ、2分間水洗した。その後、銅板を100g/lの過硫酸アンモニウム溶液へ1分間浸漬させ、2分間水洗した。そして、銅板を10%の硫酸へ1分間浸漬させ、2分間水洗した。続いて、銅板を、液温25℃のめっき活性処理液であるSA−100(日立化成株式会社製、商品名)へ5分間浸漬させた後、2分間水洗した。
液温85℃の無電解ニッケルめっき液であるNIPS−100(日立化成株式会社製、商品名)へ、工程aを経た銅板を25分間浸漬させた後、1分間水洗した。形成した無電解ニッケルめっき被膜の厚みは5μmであった。なお、無電解ニッケルめっき被膜におけるリン濃度は7質量%であった。
液温55℃の無電解パラジウムめっき液であるパレット(小島化学薬品株式会社製、商品名)へ、工程bを経た無電解ニッケルめっき済みの銅板を9秒間浸漬させた後、1分間水洗した。形成した無電解パラジウムめっき被膜の厚みは3nm(0.003μm)であった。なお、無電解パラジウム被膜におけるパラジウム濃度は略100質量%であった。
(工程d:銅ペーストの準備)
分散媒としてα−テルピネオール(和光純薬工業株式会社製)5.2g及びイソボルニルシクロヘキサノール(MTPH、日本テルペン化学株式会社製)6.8gと、サブマイクロ銅粒子としてCH0200(三井金属鉱業株式会社製、0.12μm以上0.8μm以下の銅粒子の含有量95質量%)52.8gとをポリ瓶に混合し、超音波ホモジナイザー(US−600、日本精機株式会社製)により19.6kHz、600W、1分処理し分散液を得た。この分散液に、フレーク状マイクロ銅粒子としてMA−C025(三井金属鉱業株式会社製、最大径が1μm以上20μm以下の銅粒子の含有量100質量%)35.2gを添加し、スパチュラで乾燥粉がなくなるまでかき混ぜた。ポリ瓶を密栓し、自転公転型攪拌装置(Planetry Vacuum Mixer ARV−310、株式会社シンキー製)を用いて、2000rpmで2分間撹拌し、減圧下、2000rpmで2分間撹拌して銅ペーストを得た。
(工程e:接続構造体の作製)
工程(a)〜工程(c)を行うことにより得た、無電解ニッケル・無電解パラジウムめっき処理を施した銅板(19mm×25mm×3mm)上に、厚さ70μmのステンレス板に正方形の開口(3mm×3mm)を3行3列有するメタルマスクを載せ、メタルスキージを用いてステンシル印刷により、工程(d)で得た、銅ペーストを塗布した。塗布した銅ペースト上に、3mm×3mmの被着面がニッケル(スパッタにより形成)であるシリコンチップ(チップ厚:600μm)を載せ、ピンセットで軽く押さえた。これをチューブ炉(株式会社エイブイシー製)にセットし、アルゴンガスを1L/minで流して空気をアルゴンガスに置換した。その後、水素ガスを300mL/minで流しながら昇温10分、350℃10分の条件で焼結処理して無電解ニッケル・無電解パラジウムめっき処理を施した銅板とシリコンチップとを焼結金属層で接合した接続構造体を得た。その後、アルゴンガスを0.3L/minに換えて冷却し、50℃以下で接続構造体を空気中に取り出した。
(1)ダイシェア強度の測定
接続構造体の接合強度は、ダイシェア強度により評価した。1kNのロードセルを装着した万能型ボンドテスタ(4000シリーズ、DAGE社製)を用い、測定スピード500μm/s、測定高さ100μmでシリコンチップを水平方向に押し、接続構造体のダイシェア強度を測定した。8個の接続構造体に対する測定値の平均値をダイシェア強度とした。ダイシェア強度が、30MPa以上をAとし、30MPaよりも低い場合をBとした。結果を表2に示す。
「(1)ダイシェア強度」と同様にして、銅板(19mm×25mm×3mm)と、被着面がニッケルであるシリコンチップ(4mm×8mm、チップ厚:600μm)とを焼結金属層で接合した接続構造体を得た。接続構造体上に接着性向上材(HIMAL、日立化成株式会社製)を塗布、乾燥した後、固形封止材(CEL、日立化成株式会社製)で封止しして温度サイクル用試験片を得た。この温度サイクル用試験片を温度サイクル試験機(TSA−72SE−W、エスペック株式会社製)にセットし、低温側:−40℃、15分、室温:2分、高温側:200℃、15分、除霜サイクル:自動、サイクル数:1000サイクルの条件で温度サイクル接続信頼性試験を実施した。超音波探傷装置(Insight−300、インサイト株式会社製)を用い、温度サイクル接続信頼性試験前後の焼結金属層と基板又はチップとの界面の接合状態のSAT像を得て、剥離の有無を調べた。接合部の剥離面積が、20面積%未満の場合をAとし、20面積%以上の場合をBとした。結果を表2に示す。
無電解パラジウムめっき被膜(パラジウム層)の有無は、ウルトラミクロトーム法で被膜が含まれ得るような断面を切り出した後、透過型電子顕微鏡装置(TEM、日本電子株式会社製、商品名「JEM−2100F」)を用いて25万倍の倍率で観察し、TEMに付属するEDXによる成分分析により確認した。結果を表2に示す。表中、パラジウム層の厚みが0μmであったとは、無電解パラジウムめっき被膜が残存しなかったことを示す。
・焼結金属層における銅の含有量(体積割合)
厚さ1mmのテフロン(登録商標)板に15mm×15mmの開口を設けた。ガラス板上にこのテフロン(登録商標)板を置き、開口部に銅ペーストを充填し、メタルスキージで開口から溢れた銅ペーストを除去した。テフロン(登録商標)板をはずし、チューブ炉にセットし、アルゴンガスを0.3L/minで流しながら、150℃に加熱して1時間保持して溶媒を除去した。そのまま、ガスを水素ガス300mL/minに換え、350℃に昇温して60分焼結処理して、焼結金属層を得た。その後、アルゴンガスを0.3L/minに換えて冷却し、50℃以下で焼結金属層を空気中に取り出した。板状の焼結金属層をガラス板から剥離し、紙やすり(800番)で研磨して10mm×10mmのサイズで表面が平坦な板状サンプルを得た。板状サンプルの縦、横、厚みの寸法を測定し、板状サンプルの重量を測定した。これらの値から板状サンプルの密度を算出し、更に下記の式に従い金属銅の体積割合を算出した。
焼結金属層における銅の含有量(体積%)=板状サンプルの密度(g/cm3)/8.96(g/cm3)×100(%)
接続構造体をカップ内にサンプルクリップ(Samplklip I、Buehler社製)で固定し周囲にエポキシ注形樹脂(エポマウント、リファインテック株式会社製)をサンプル全体が埋まるまで流し込み、真空デシケータ内に静置して1分間減圧して脱泡した。その後、室温で10時間静置し、エポキシ注形樹脂を硬化し、サンプルを調製した。リファインソーエクセル(リファインテック株式会社製)を用いて、サンプルをシリコンチップ近傍で切断した。耐水研磨紙(カーボマックペーパー、リファインテック株式会社製)をつけた研磨装置(Refine Polisher HV、リファインテック株式会社製)で接続構造体の中央付近まで削り断面を出した。研磨したサンプルは、余分なエポキシ注形樹脂を削り落とし、イオンミリング装置で加工できるサイズにした。イオンミリング装置(IM4000、株式会社日立ハイテクノロジーズ製)をCP加工モードで用い、アルゴンガス流量0.07〜0.1cm3/min、処理時間120分の条件で、サイズ加工したサンプルを断面加工してSEM用サンプルとした。このSEM用サンプルをSEM−EDX装置(ESEM XL30、Philips社製)により、焼結金属層断面を印加電圧15kVで観察した。
「断面モルフォロジー観察」で得られた5000倍のSEM像をImage J(アメリカ国立衛生研究所製)で読み込んだ。メインウインドウからStraight Lineを選択した。画像下部のスケール(本例では5μmを示すスケール)の端から端までクリック→ドラッグでラインを引き、メインウインドウから[Analyze]→[Set Scale]を選択し、Set Scaleウインドウを表示させ、Known Distance:のボックスに「5」、Unit of length:のボックスに「μm」を入力し[OK]ボタンをクリックした。[T]キーを押してROI Managerウインドウを表示し、Show Allのチェックボックスにチェックを入れた。(4)と同じ方法によりフレーク状構造を特定し、画像上のフレーク状構造の断面の端から端までをクリック→ドラッグでラインを引き、[T]キーを押してROI Managerウインドウに登録した。この操作を画面上のフレーク状構造全てに対し、重複無く繰り返した。画面端からはみ出て像が切断されているフレーク状構造は選択しなかった。次に、ROI Managerウインドウ内のMeasureボタンを押した。計測された長さがResultsウインドウに表示されるので、[File]→[Save As]でファイルにセーブした。同様にして画像上のフレーク状構造の断面の厚み方向の長さを計測してファイルにセーブした。セーブしたファイルをMicrosoft Excelで読み出し、測長結果の平均を計算した。こうして、フレーク状構造の長径の平均及びフレーク状構造の厚みの平均を得た。更に、フレーク状構造の長径の平均を板状構造の厚みの平均で除することで、「フレーク状構造の長軸方向の数平均長さと厚み方向の数平均長さの比」を得た。
「焼結金属層における銅の含有量」測定で作製した板状サンプルを用い、熱拡散率をレーザーフラッシュ法(LFA467、ネッチ社製)で測定した。この熱拡散率と、示差走査熱量測定装置(DSC8500、パーキンエルマー社製)で得られた比熱容量と、「(2)金属銅の体積割合」で求めた密度との積により、25℃における銀焼結体の熱伝導率[W/(m・K)]を算出した。
実施例1の工程cにおいて、無電解パラジウムめっき処理時間を9秒間から、15秒間に変えて、無電解パラジウムめっき被膜を5nm(0.005μm)形成したこと以外は、実施例1と同様にして評価サンプルを作製した。結果を表2に示す。
実施例1の工程cにおいて、無電解パラジウムめっきの処理温度を65℃に変更するとともに、処理時間を7秒間にして、無電解パラジウムめっき被膜を10nm(0.01μm)形成したこと以外は、実施例1と同様にして評価サンプルを作製した。結果を表2に示す。
実施例1の工程cにおいて、無電解パラジウムめっきの処理温度を65℃に変更するとともに、処理時間を20秒間にして、無電解パラジウムめっき被膜を30nm(0.03μm)形成したこと以外は、実施例1と同様にして評価サンプルを作製した。結果を表2に示す。
実施例1の工程cにおいて、無電解パラジウムめっきの処理温度を65℃に変更するとともに、処理時間を30秒間にして、無電解パラジウムめっき被膜を50nm(0.05μm)形成したこと以外は、実施例1と同様にして評価サンプルを作製した。結果を表2に示す。
実施例1の工程cにおいて、無電解パラジウムめっきの処理温度を65℃に変更するとともに、処理時間を60秒間にして、無電解パラジウムめっき被膜を100nm(0.1μm)形成したこと以外は、実施例1と同様にして評価サンプルを作製した。結果を表2に示す。
実施例1の工程cにおいて、無電解パラジウムめっきの処理温度を65℃に変更するとともに、処理時間を120秒間にして、無電解パラジウムめっき被膜を200nm(0.2μm)形成したこと以外は、実施例1と同様にして評価サンプルを作製した。結果を表2に示す。
実施例1の工程cにおいて、無電解パラジウムめっきの処理温度を65℃に変更するとともに、処理時間を300秒間にして、無電解パラジウムめっき被膜を500nm(0.5μm)形成したこと以外は、実施例1と同様にして評価サンプルを作製した。結果を表2に示す。
実施例1の工程(a)〜工程(b)を行った。続いて、置換金めっき液であるHGS−100(日立化成株式会社、商品名)へ、工程bを経た無電解ニッケルめっき済みの銅板を85℃において10分間浸漬させ、1分間水洗した。これにより無電解ニッケルめっき被膜上に置換金めっき被膜を0.1μm形成した。これ以降は、実施例1の工程d以降と同様にして評価サンプルを作製した。結果を表2に示す。
Claims (14)
- ニッケル含有層と、パラジウム含有層と、焼結金属層とをこの順に備える接続構造。
- 前記ニッケル含有層が無電解ニッケルめっき被膜に由来し、前記パラジウム含有層が少なくとも無電解パラジウムめっき被膜に由来する、請求項1に記載の接続構造。
- 前記パラジウム含有層が、パラジウム層と、パラジウム及び焼結金属層に含まれる金属元素を含む金属間化合物層と、を備える、請求項1又は2に記載の接続構造。
- 前記パラジウム含有層が、ニッケル、パラジウム及び焼結金属層に含まれる金属元素を含む金属間化合物層を備える、請求項1又は2に記載の接続構造。
- 前記焼結金属層が、前記接続構造の接続界面に対して略平行に配向したフレーク状の銅粒子に由来する構造を含み、かつ銅を、前記焼結金属層の全体積を基準として、65体積%以上含有する、請求項1〜4のいずれか一項に記載の接続構造。
- 第一の部材と、第二の部材と、の間に、請求項1〜5のいずれか一項に記載の接続構造を備える、接続構造体。
- 第一の部材と、第二の部材と、の間に、請求項1〜5のいずれか一項に記載の接続構造を備え、
前記第一の部材及び前記第二の部材の少なくとも一方が半導体素子である、半導体装置。 - 前記第一の部材が半導体素子であり、前記第二の部材が金属配線である、請求項7に記載の半導体装置。
- ニッケル含有層と、パラジウム含有層と、焼結金属層とをこの順に備える接続構造の製造方法であって、
ニッケル被膜、パラジウム被膜、及び金属ペーストがこの順に設けられた積層体を焼結する工程を備える、製造方法。 - 前記ニッケル被膜が無電解ニッケルめっきにより形成され、前記パラジウム被膜が無電解パラジウムめっきにより形成される、請求項9に記載の製造方法。
- 前記ニッケル被膜が、ニッケルを、前記ニッケル被膜の全質量を基準として、80質量%以上含有する、請求項9又は10に記載の製造方法。
- 前記パラジウム被膜が、パラジウムを、前記パラジウム被膜の全質量を基準として、94質量%以上含有する、請求項9〜11のいずれか一項に記載の製造方法。
- 前記パラジウム被膜の厚みが、3nm以上0.5μm以下である、請求項9〜12のいずれか一項に記載の製造方法。
- 前記金属ペーストが、金属粒子及び分散媒を含み、前記金属粒子がフレーク状の銅粒子を含む、請求項9〜13のいずれか一項に記載の製造方法。
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