JP2018135017A - シートベルト装置用タング - Google Patents
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Abstract
【課題】保持手段による移動体の保持を安定できるバックル装置を得る。【解決手段】本バックル装置10では、第1抑制部84の車幅方向外側端とクランプ部材62の車幅方向内側面62Aとの間隔L1は、タング本体40の対向部82の車幅方向外側面とクランプ部材62の車幅方向内側面62Aとの間隔L2よりも小さくされている。このため、クランプ部材62の車幅方向内側面62Aにおいて第1抑制部84の車幅方向外側端と対向する部分は、ウェビング16へ接触されやすくなり、クランプ部材62の車幅方向内側面62Aがウェビング16へ接触されることによってクランプ部材62にがたつきが発生することを抑制できる。【選択図】図3
Description
本発明は、ウェビングがクランプ部材とタング本体との間に挟まれることによってウェビングが保持されるシートベルト装置用タングに関する。
クランパがクランプスライド方向へスライドされることによってウェビングがクランパとタング本体とによってクランプされるシートベルト装置用タングがある(一例として、下記特許文献1を参照)。この種のシートベルト装置用タングでは、ガイドバーがタング本体に設けられており、クランパがガイドバー支持されている。このような構成では、ウェビングが乗員の身体に装着されていない場合、車両走行中の振動等によってクランパががたつく可能性ある。
本発明は、上記事実を考慮して、クランプ部材のがたつきを抑制できるシートベルト装置用タングを得ることが目的である。
請求項1に記載のシートベルト装置用タングは、シートベルト装置のバックルへ挿入可能な挿入部とウェビングが挿通される挿通部とを有するタング本体と、前記タング本体に設けられ、前記タング本体に対する移動によって前記ウェビングの厚さ方向一側から前記ウェビングを挟んで前記ウェビングの長手方向への移動を制限するクランプ部材と、前記ウェビングを挟んで前記クランプ部材とは反対側に設けられ、前記ウェビングへ当接されることによって前記クランプ部材の前記ウェビングから離れる方向への変位を抑制する抑制手段と、を備えている。
請求項1に記載のシートベルト装置用タングでは、抑制手段がウェビングへ当接されることによってクランプ部材のウェビングから離れる方向への変位が抑制される。これによって、クランプ部材が変位された場合にクランプ部材は、ウェビングへ接触しやすくなり、クランプ部材のウェビングへの接触によってクランプ部材のがたつきを抑制できる。
請求項2に記載のシートベルト装置用タングは、請求項1に記載のシートベルト装置用タングにおいて、前記タング本体は、前記ウェビングの厚さ方向他側で前記ウェビングに対向される対向部を備え、前記抑制手段は、前記対向部から前記ウェビング側へ突出された第1抑制部を備えている。
請求項2に記載のシートベルト装置用タングでは、抑制手段は、第1抑制部を備えており、第1抑制部は、タング本体の対向部からウェビング側へ突出されている。このため、抑制手段とクランプ部材との間隔が対向部とクランプ部材との間隔よりも狭くできる。このため、ウェビングがクランプ部材から離れることを抑制手段によって抑制でき、クランプ部材がウェビングへ接触しやすくなる。
請求項3に記載のシートベルト装置用タングは、請求項1又は請求項2に記載のシートベルト装置用タングにおいて、前記抑制手段は、前記ウェビングの厚さ方向他側で前記ウェビングに対向される第1抑制部を備え、第1抑制部の前記ウェビング側端は、前記クランプ部材による前記ウェビングの保持状態での前記クランプ部材における前記ウェビングの保持部分よりも前記挿通部側又は前記挿入部側の前記ウェビングの厚さ方向一側に配置される。
請求項3に記載のシートベルト装置用タングでは、抑制手段の第1抑制部のウェビング側端は、クランプ部材によるウェビングの保持状態でのクランプ部材におけるウェビングの保持部分よりもタング本体の挿通部側又は挿入部側のウェビングの厚さ方向一側に配置される。このため、クランプ部材によるウェビングの保持状態でウェビングは、抑制手段のウェビング側端との当接部分及びクランプ部材におけるウェビングの保持部分との当接部分で曲がる。これによって、ウェビングの長手方向への移動を効果的に制限できる。
請求項4に記載のシートベルト装置用タングは、請求項2又は請求項3に記載のシートベルト装置用タングにおいて、前記抑制手段は、前記挿通部の前記挿入部とは反対側の開口端と前記第1抑制部との間に設けられ、前記ウェビングに当接されることによって前記ウェビングに対する前記タング本体の前記ウェビング厚さ方向側への相対変位を抑制する第2抑制部を備えている。
請求項4に記載のシートベルト装置用タングによれば、抑制手段は、第2抑制部を備えており、第2抑制部は、タング本体の挿通部の挿入部とは反対側の開口端と抑制手段の第1抑制部との間に設けられ、第2抑制部がウェビングに当接されることによってウェビングに対するタング本体のウェビング厚さ方向側への相対変位が抑制される。このため、第1抑制部及び第2抑制部の双方がウェビングに当接されることによってウェビングに対するタング本体の相対的な動きの発生を効果的に抑制できる。
以上説明したように、本発明に係るシートベルト装置用タングでは、クランプ部材のがたつきを抑制できる。
次に、図1から図6の各図に基づいて本発明の実施の形態について説明する。なお、各図において矢印FRは、本シートベルト装置12が適用された車両の前側を示し、矢印OUTは、車幅方向外側を示し、矢印INは、車幅方向内側を示し、矢印UPは、車両上側を示す。
<本実施の形態の構成>
図1に示されるように、本発明の一実施の形態に係るシートベルト装置用タング10(以下、単に「タング10」と称する)が適用されたシートベルト装置12は、ウェビング格納手段としてのウェビング巻取装置14を備えている。ウェビング巻取装置14は、例えば、車両のセンターピラーの車両下側に配置されており、車両を構成する車体等に固定されている。ウェビング巻取装置14は、スプール15を備えている。スプール15の中心軸線方向は、車両前後方向(図1の紙面奥側及び手前側)とされており、スプール15は、中心軸線周りの巻取方向及びその反対の引出方向へ回転可能とされている。スプール15には、ウェビング16が設けられている。
図1に示されるように、本発明の一実施の形態に係るシートベルト装置用タング10(以下、単に「タング10」と称する)が適用されたシートベルト装置12は、ウェビング格納手段としてのウェビング巻取装置14を備えている。ウェビング巻取装置14は、例えば、車両のセンターピラーの車両下側に配置されており、車両を構成する車体等に固定されている。ウェビング巻取装置14は、スプール15を備えている。スプール15の中心軸線方向は、車両前後方向(図1の紙面奥側及び手前側)とされており、スプール15は、中心軸線周りの巻取方向及びその反対の引出方向へ回転可能とされている。スプール15には、ウェビング16が設けられている。
ウェビング16は、長尺帯状とされており、ウェビング16の長手方向基端部は、スプール15に係止されている。ウェビング16は、長手方向基端側からスプール15の外周部に巻取られた状態でウェビング巻取装置14に格納されている。また、ウェビング巻取装置14は、プリテンショナ17を備えている。プリテンショナ17は、車両衝突時等の車両緊急時に作動され、プリテンショナ17が作動されることによってスプール15が巻取方向へ回転される。これによって、ウェビング16がスプール15に巻取られる。さらに、ウェビング巻取装置14は、ロック機構(図示省略)を備えている。ロック機構は、車両衝突時等の車両緊急時に作動され、ロック機構が作動されることによってスプール15の引出方向への回転が制限され、スプール15からのウェビング16の引出しが制限される。
一方、ウェビング16におけるスプール15よりも長手方向先端側は、センターピラーに沿って車両の上方へ延びており、センターピラーの車両上側端部近傍に設けられたショルダアンカ18のスリット孔を通過して、車両下側へ折返されている。車両下側へ折返されたウェビング16の長手方向先端部は、アンカ22に係止されている。アンカ22は、車両用のシート20の車幅方向外側に配置されており、アンカ22は、車体に固定されている。本実施の形態に係るタング10は、ウェビング16の長手方向先端(アンカ22に係止される部分)とショルダアンカ18との間に設けられている。
また、シート20の車幅方向内側(シート20を挟んでウェビング巻取装置14及びアンカ22の配置位置と反対側)にはバックル26が設けられている。バックル26は、車体又はシート20の骨格等を構成する部材に取付けられている。バックル26は、タング10を保持でき、シート20のシートクッション28に着座した乗員30の身体にウェビング16が掛回された状態で、タング10がバックル26によって保持されることによって乗員30の身体にウェビング16が装着される。
この乗員30の身体へのウェビング16の装着状態では、ウェビング16におけるタング10とアンカ22との間の部分は、ラップウェビング32とされて、乗員30の腰部がラップウェビング32によって拘束される。これに対して、ウェビング16におけるショルダアンカ18とタング10との間の部分は、ショルダウェビング34とされて、乗員30の肩部や胸部等がショルダウェビング34によって拘束される。
<タング10の構成>
次に、タング10の構成について説明する。
次に、タング10の構成について説明する。
図2及び図3に示されるように、タング10は、タング本体40を備えており、タング本体40は、芯金42を備えている。芯金42は、例えば、鉄又はステンレス等の金属平板を打抜いて曲げ成形することにより形成されている。芯金42は、挿入部44を備えている。タング10がバックル26(図1及び図4参照)に保持される際には、挿入部44がバックル26に形成された開口部からバックル26内に挿入される。挿入部44には貫通孔46が形成されている。挿入部44がバックル26に挿入されると、バックル26に設けられたラッチが貫通孔46に入る。これによって、挿入部44がバックル26から抜ける方向(図4等の車両上側)への移動が制限され、これによって、タング10がバックル26に保持される。
また、図2及び図3に示されるように、芯金42は、基部48を備えている。基部48は、挿入部44よりも車両上側部分(芯金42において挿入部44のバックル26への挿入方向とは反対側部分)とされている。基部48の車両上下方向中間部よりも車両上側部分48Aは、車幅方向外側へ曲がっている。また、基部48には被覆部52が設けられている。被覆部52は、合成樹脂材によって形成されており、基部48は、被覆部52によって被覆されている。
さらに、図3に示されるように、被覆部52には挿通部としての挿通孔56が設けられている。芯金42の基部48の車両上側部分48Aにおいて被覆部52の挿通孔56に対応する部分には、基部48の車両上側部分48Aの厚さ方向に貫通した孔が形成されており、この基部48の孔の内側部分が被覆部52によって被覆されることによって被覆部52の挿通孔56が形成されている。
挿通孔56は、車両上下方向に貫通されていると共に挿通孔56の車両前後方向(図3の紙面奥側及び紙面手前側、図2の矢印FR方向及びその反対方向)の寸法は、ウェビング16の幅寸法以上とされており、挿通孔56の内側には、ウェビング16が通っている。これによって、タング10は、ウェビング16に沿ってウェビング16の長手方向へ移動できる。
また、タング本体40にはガイド手段としてのガイドバー58が設けられている。ガイドバー58は、被覆部52の挿通孔56よりも車両下側で更に挿通孔56よりも車幅方向外側に配置されている。ガイドバー58は、例えば、鉄又はステンレス等の金属によって形成されている。ガイドバー58は、平板状とされている。ガイドバー58を厚さ方向に見た形状は、長方形とされ、ガイドバー58の長手方向は、概ね、車両前後方向(図3の紙面奥側及び紙面手前側、図2の矢印FR方向及びその反対方向とされている。
また、ガイドバー58を長手直交方向に切った断面形状は、長方形とされ、ガイドバー58の幅方向は、車幅方向に対して車両上下方向に傾いており、ガイドバー58の幅方向一側(車幅方向内側)端は、ガイドバー58の幅方向他側(車幅方向外側)端よりも車両上側に配置されている。ガイドバー58の車両前側端部は、芯金42の基部48の車両上側部分48Aの車両前側端部から車幅方向外側へ延びる前側脚片(図示省略)によって保持されており、ガイドバー58の車両後側端部は、芯金42の基部48の車両上側部分48Aの車両後側端部から車幅方向外側へ延びる後側脚片(図示省略)によって保持されている。
ガイドバー58にはクランプ部材62が設けられている。クランプ部材62は長手方向が車両前後方向(図3の紙面奥側及び紙面手前側、図2の矢印FR方向及びその反対方向)に沿った棒状に形成されている。クランプ部材62には支持孔64が設けられている。支持孔64は、クランプ部材62の長手方向にクランプ部材62を貫通している。クランプ部材62の長手方向に対して直交する方向に切った支持孔64の断面形状は、略長方形とされ、ガイドバー58の断面形状よりも僅かに大きくされ、図3及び図4に示されるように、タング10の初期状態では、ガイドバー58は、支持孔64の内側に配置されている。
また、図3に示されるように、クランプ部材62にはガイド孔66が形成されている。ガイド孔66の断面形状は、略長方形とされている。ガイド孔66の厚さ寸法は、ガイドバー58の厚さ寸法よりも僅かに大きく、また、ガイド孔66の幅寸法は、ガイドバー58の幅寸法よりも大きい。このため、図5に示されるように、ガイドバー58がガイド孔66の内側におけるガイド孔66の幅方向一側部分に配置された状態では、クランプ部材62は、ガイドバー58の幅方向一側(図5の矢印A方向側)へ変位できる。
図3に示されるように、ガイド孔66の幅方向は、支持孔64の幅方向に対して車両上下方向に傾いており、ガイド孔66の幅方向他側(車幅方向外側)端は、支持孔64の幅方向他側(車幅方向外側)端よりも車両下側に配置されている。また、ガイド孔66の幅方向一側(車幅方向内側)端部は、支持孔64の幅方向一側(車幅方向内側)端部に繋がっており、図4に示されるように、支持孔64の内側にガイドバー58が配置された状態で、ガイド孔66及び支持孔64の幅方向一側端部を中心にしてガイド孔66の幅方向他側端部が車両上側へ上昇されるようにクランプ部材62がクランプ回動方向(図4の矢印B方向)へ回動されることによって、ガイドバー58がガイド孔66の内側に配置される。
また、図3に示されるように、クランプ部材62における支持孔64の車両下側部分は制限手段としての制限リブ68とされている。制限リブ68は、ガイドバー58が支持孔64内に配置された状態で、ガイドバー58の幅方向他側(車幅方向外側)端部よりもクランプ部材62の幅方向一側(車幅方向内側)に設けられており、制限リブ68は、クランプ部材62の車両下側面へ当接されている。
これによって、クランプ部材62のクランプ回動方向への回動が制限され、制限リブ68の機械的強度(例えば、制限リブ68のせん断強度)を越える大きさの回動荷重がクランプ部材62に作用され、これにより制限リブ68が破断されることによって、クランプ部材62は、クランプ回動方向(図4の矢印B方向)へ回動できる。
また、図3に示されるように、タング10の芯金42の挿入部44がバックル26へ挿入される前の状態では、クランプ部材62は、ウェビング16の車幅方向外側に配置されており、クランプ部材62の車幅方向内側面62Aは、車幅方向にウェビング16の厚さ方向一側面と対向されている。ガイドバー58がクランプ部材62の支持孔64内に配置されたクランプ部材62の初期状態で、クランプ部材62の車幅方向内側面62Aは、車両上下方向に対して概ね平行な平面とされている。
一方、クランプ部材62は、押圧部70を備えている。押圧部70は、クランプ部材62の外周部のうち、車幅方向内側部分の車両上側部分とされている。また、タング本体40の被覆部52には、クランプ部72が設けられている。クランプ部72は、ガイドバー58がガイド孔66内に配置された状態で、ガイドバー58の幅方向に押圧部70と対向する部分とされており、クランプ部72は、被覆部52に設けられた挿通孔56の車両下側に設けられている。
ガイドバー58がガイド孔66内に配置された状態で、クランプ部材62がガイドバー58に案内されてガイドバー58の幅方向一側(車幅方向内側)へ変位され、これによって、クランプ部材62の押圧部70がウェビング16の厚さ方向一側面へ当接され、ウェビング16がクランプ部材62の押圧部70に押圧されると、ウェビング16の厚さ方向他側面がクランプ部72へ当接され、ウェビング16がクランプ部材62の押圧部70とクランプ部72とに挟まれて保持される。
また、タング本体40においてクランプ部72の車両下側には対向部82が設けられている。対向部82の車幅方向外側面は、概ね、車両上下方向に対して平行な平面とされている。また、対向部82は、車幅方向にウェビング16の厚さ方向他側面と対向されており、更に、対向部82は、ウェビング16を挟んでクランプ部材62の反対側に配置されており、特に、図3に示されるように、タング10の芯金42の挿入部44がバックル26へ挿入される前の状態では、対向部82は、ウェビング16を挟んでクランプ部材62の車幅方向内側面62Aと車幅方向に対向されている。また、対向部82には、抑制手段としての第1抑制部84が設けられている。
第1抑制部84は、対向部82の車幅方向外側面から車幅方向外側へ突出されている。このため、図3に示される状態では、第1抑制部84の車幅方向外側端とクランプ部材62の車幅方向内側面62Aとの間隔L1が、対向部82の車幅方向外側面とクランプ部材62の車幅方向内側面62Aとの間隔L2よりも小さくされている。
また、第1抑制部84は、クランプ部材62のクランプ回動方向(図4の矢印B方向)への回動の中心位置であるガイドバー58において最も車幅方向内側の角部58Aよりも車両下側(タング本体40の芯金42の挿入部44側)に配置されており、図6に示されるように、ウェビング16がクランプ部材62の押圧部70とタング本体40のクランプ部72とに挟まれて保持された状態では、クランプ部材62の押圧部70は、第1抑制部84の車幅方向外側端よりも車両上側(タング本体40の芯金42の挿通孔56側)の車幅方向内側に配置される。
一方、タング本体40には抑制手段としての第2抑制部86が設けられている。第2抑制部86は、タング本体40における第1抑制部84よりも車両上側(タング本体40の挿通孔56側)で、挿通孔56の車両上側(挿通孔56の挿入部44とは反対側)の開口部分よりも車両下側に配置されている。
第2抑制部86は、タング本体40におけるウェビング16の車幅方向内側(厚さ方向一側)に形成されており、車幅方向他側(ウェビング16の厚さ方向他側)へ膨らむようにタング本体40から突出されている。これによって、第2抑制部86の車幅方向外側端とタング本体40の挿通孔56内の車幅方向外側端との車幅方向の間隔L3は、タング本体40の挿通孔56の車幅方向寸法(ウェビング16の厚さ方向に沿った寸法)L4よりも小さくされている。
<本実施の形態の作用、効果>
本タング10を適用したシートベルト装置12では、乗員30がウェビング16を装着する際にタング10が把持され、タング10と共にウェビング16が引張られる。これによって、ウェビング16がウェビング巻取装置14のスプール15から引出される。このように引出されたウェビング16は、乗員30の身体の前側から乗員30の身体に掛回される。この状態で、タング10の挿入部44がバックル26に挿入され、挿入部44がバックル26に保持される。これによって、ウェビング16のうち、ラップウェビング32が乗員30の腰部に掛回され、ショルダウェビング34が乗員30の肩部から胸部を経て腹部に亘る範囲に掛回される。このようにして乗員30の身体にウェビング16が装着される。
本タング10を適用したシートベルト装置12では、乗員30がウェビング16を装着する際にタング10が把持され、タング10と共にウェビング16が引張られる。これによって、ウェビング16がウェビング巻取装置14のスプール15から引出される。このように引出されたウェビング16は、乗員30の身体の前側から乗員30の身体に掛回される。この状態で、タング10の挿入部44がバックル26に挿入され、挿入部44がバックル26に保持される。これによって、ウェビング16のうち、ラップウェビング32が乗員30の腰部に掛回され、ショルダウェビング34が乗員30の肩部から胸部を経て腹部に亘る範囲に掛回される。このようにして乗員30の身体にウェビング16が装着される。
ところで、タング10と共にウェビング16が引張られてタング10がバックル26の近傍へ移動された状態では、ウェビング16がクランプ部材62に掛回され、ウェビング16がクランプ部材62で折返される(図4参照)。このため、この状態でタング10と共にウェビング16が引張られると、クランプ部材62は、ウェビング16との抗力によってクランプ回動方向(図4の矢印B方向)へ回動しようとする。
ここで、タング10の初期状態では、ガイドバー58が制限リブ68に当接しているため、クランプ部材62のクランプ回動方向への回動は、制限リブ68によって制限される。これによって、乗員30がウェビング16を装着する際に乗員30がタング10と共にウェビング16を引張っても、クランプ部材62がクランプ回動方向へ回動されることがない。
一方、車両衝突時等の車両緊急時には、プリテンショナ17が作動される。これによって、ウェビング16はその基端側からスプールに巻取られる。これによって、乗員30の身体は、ウェビング16によって強く拘束される。さらに、プリテンショナ17の作動後に、乗員30の身体が車両前方へ慣性移動しようとすると、ラップウェビング32が乗員30の身体によって図3の矢印F方向へ引張られる。これによって、クランプ部材62は、ウェビング16との抗力によってクランプ回動方向(図4の矢印B方向)へ回動しようとする。
クランプ回動方向へ回動しようとするクランプ部材62から制限リブ68へ付与される回転荷重が、制限リブ68の機械的強度(例えば、制限リブ68のせん断強度)を越えると、制限リブ68がクランプ部材62によって破断され、クランプ部材62がクランプ回動方向へ回動される。これによって、図5に示されるように、クランプ部材62におけるガイドバー58の配置位置が、クランプ部材62における支持孔64の内側からガイド孔66の内側へ変更される。
この状態でクランプ部材62が更にウェビング16によって引張られると、クランプ部材62は、ガイドバー58に案内されてガイドバー58の幅方向一側(車幅方向内側、図5の矢印A方向)へ変位される。これによって、クランプ部材62の押圧部70が、タング本体40の被覆部52のクランプ部72へ接近される。このように変位されたクランプ部材62の押圧部70は、図6に示されるように、ウェビング16の厚さ方向一側面へ当接され、ウェビング16は、クランプ部材62の押圧部70によって押圧される。
さらに、クランプ部材62によって押圧されたウェビング16は、クランプ部材62と共にガイドバー58の幅方向一側(車幅方向内側)へ変位され、これによって、ウェビング16の厚さ方向他側面がクランプ部72へ当接される。これによって、ウェビング16は、クランプ部材62の押圧部70とタング本体40のクランプ部72とに挟まれて保持される。このように、ウェビング16が保持されることによってウェビング16におけるショルダウェビング34側部分がラップウェビング32側へ移動することを制限でき、ラップウェビング32によって乗員30の腰部を更に効果的に拘束できる。
一方で、本実施の形態では、図3に示されるように、タング10の芯金42の挿入部44がバックル26へ挿入される前の状態では、タング本体40の第1抑制部84の車幅方向外側端とクランプ部材62の車幅方向内側面62Aとの間隔L1は、タング本体40の対向部82の車幅方向外側面とクランプ部材62の車幅方向内側面62Aとの間隔L2よりも小さくされている。したがって、第1抑制部84の車幅方向外側端とウェビング16との間隔は、対向部82の車幅方向外側面とウェビング16との間隔よりも小さく、第1抑制部84の車幅方向外側端がウェビング16へ接触されることによって、ウェビング16がクランプ部材62に対して車幅方向内側へ離れるようなウェビング16のクランプ部材62に対する相対変位の発生を抑制できる。
これによって、クランプ部材62の車幅方向内側面62Aにおいて第1抑制部84の車幅方向外側端と対向する部分は、ウェビング16へ接触されやすくなり、クランプ部材62の車幅方向内側面62Aがウェビング16へ接触されることによってクランプ部材62にがたつきが発生することを抑制できる。これによって、クランプ部材62ががたついて、クランプ部材62の支持孔64の内側部分がガイドバー58に衝突された際の衝突音の発生を抑制できる。
また、第1抑制部84の車幅方向外側端がウェビング16へ接触されることによって第1抑制部84の車幅方向外側端とウェビング16との間で摩擦力が生じる。このため、ウェビング16の幅方向一側端部が幅方向他端部へ折返すようなウェビング16の反転を上記の摩擦力(すなわち、ウェビング16に対する摺動抵抗)によって制限できる。しかも、本実施の形態では、タング本体40において第1抑制部84よりも車両上側で、挿通孔56の車両上側の開口部分よりも車両下側には第2抑制部86が設けられており、この第2抑制部86の車幅方向外側端がウェビング16へ接触されることによって第2抑制部86の車幅方向外側端とウェビング16との間で摩擦力が生じる。このように、本実施の形態では、第1抑制部84及び第2抑制部86の双方の車幅方向外側端とウェビング16との間で生じる摩擦力(すなわち、ウェビング16に対する摺動抵抗)によってウェビング16の反転を効果的に制限できる。
さらに、図3に示される状態では、第1抑制部84の車幅方向外側端とクランプ部材62の車幅方向内側面62Aとの間隔L1が、対向部82の車幅方向外側面とクランプ部材62の車幅方向内側面62Aとの間隔L2よりも小さくされ、第2抑制部86の車幅方向外側端とタング本体40の挿通孔56内の車幅方向外側端との車幅方向の間隔L3は、タング本体40の挿通孔56の車幅方向寸法L4よりも小さくされている。このため、タング本体40のウェビング16に対する車幅方向側への相対移動範囲が小さくされる。これによって、例えば、ウェビング16がウェビング巻取装置14のスプール15に巻取られて格納される際にタング本体40がウェビング16に対してがたつくことを効果的に抑制でき、タング本体40がウェビング16に対してがたつくことによる音の発生を効果的に抑制できる。
また、上記のように、第1抑制部84と第2抑制部86とがタング本体40に設けられることによってウェビング16の反転及びタング本体40のウェビング16に対するがたつきを抑制できるため、タング本体40の挿通孔56における車両上側の開口端での車幅方向寸法を大きくできる。これによって、タング10をウェビング16へ組付ける際に、ウェビング16をタング本体40の挿通孔56に容易に通すことができ、タング10のウェビング16への組付性を向上できる。
さらに、図3及び図4に示されるように、本実施の形態では、第1抑制部84は、クランプ部材62のクランプ回動方向(図4の矢印B方向)への回動の中心位置であるガイドバー58において最も車幅方向内側の角部58Aよりも車両下側(タング本体40の芯金42の挿入部44側)に配置されており、図6に示されるように、ウェビング16がクランプ部材62の押圧部70とタング本体40のクランプ部72とに挟まれて保持された状態では、クランプ部材62の押圧部70は、第1抑制部84の車幅方向外側端よりも車両上側(タング本体40の芯金42の挿通孔56側)の車幅方向内側に配置される。
このため、図6に示される状態では、ウェビング16においてクランプ部材62の押圧部70との当接部分よりもラップウェビング32側部分は、車幅方向外側及び車幅方向内側へ蛇行するように曲がる。これによって、ウェビング16におけるショルダウェビング34側部分がラップウェビング32側へ移動することを効果的に制限でき、ラップウェビング32によって乗員30の腰部を更に効果的に拘束できる。
なお、本実施の形態では、タング本体40の対向部82の車幅方向外側面は、概ね、車両上下方向に対して平行な平面とされていた。しかしながら、対向部82は、車両上下方向に対して傾斜された平面であってもよいし、曲面であってもよい。
また、本実施の形態では、タング本体40に第2抑制部86を設けた構成であったが、タング本体40に第2抑制部86を設けない構成であってもよい。
さらに、本実施の形態では、ウェビング16がクランプ部材62の押圧部70とタング本体40のクランプ部72とに挟まれて保持された状態でクランプ部材62の押圧部70の車両下側に第1抑制部84の車幅方向外側端が配置されるように第1抑制部84を設けた。しかしながら、ウェビング16がクランプ部材62の押圧部70とタング本体40のクランプ部72とに挟まれて保持された状態でクランプ部材62の押圧部70の車両上側に第1抑制部84の車幅方向外側端が配置されるように第1抑制部84を設けてもよい。
10 シートベルト装置用タング
12 シートベルト装置
16 ウェビング
40 タング本体
62 クランプ部材
82 対向部
84 第1抑制部(抑制手段)
86 第2抑制部(抑制手段)
12 シートベルト装置
16 ウェビング
40 タング本体
62 クランプ部材
82 対向部
84 第1抑制部(抑制手段)
86 第2抑制部(抑制手段)
Claims (4)
- シートベルト装置のバックルへ挿入可能な挿入部とウェビングが挿通される挿通部とを有するタング本体と、
前記タング本体に設けられ、前記タング本体に対する移動によって前記ウェビングの厚さ方向一側から前記ウェビングを挟んで前記ウェビングの長手方向への移動を制限するクランプ部材と、
前記ウェビングを挟んで前記クランプ部材とは反対側に設けられ、前記ウェビングへ当接されることによって前記クランプ部材の前記ウェビングから離れる方向への変位を抑制する抑制手段と、
を備えるシートベルト装置用タング。 - 前記タング本体は、前記ウェビングの厚さ方向他側で前記ウェビングに対向される対向部を備え、前記抑制手段は、前記対向部から前記ウェビング側へ突出された第1抑制部を備える請求項1に記載のシートベルト装置用タング。
- 前記抑制手段は、前記ウェビングの厚さ方向他側で前記ウェビングに対向される第1抑制部を備え、第1抑制部の前記ウェビング側端は、前記クランプ部材による前記ウェビングの保持状態での前記クランプ部材における前記ウェビングの保持部分よりも前記挿通部側又は前記挿入部側の前記ウェビングの厚さ方向一側に配置される請求項1又は請求項2に記載のシートベルト装置用タング。
- 前記抑制手段は、前記挿通部の前記挿入部とは反対側の開口端と前記第1抑制部との間に設けられ、前記ウェビングに当接されることによって前記ウェビングに対する前記タング本体の前記ウェビング厚さ方向側への相対変位を抑制する第2抑制部を備える請求項2又は請求項3に記載のシートベルト装置用タング。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017031521A JP2018135017A (ja) | 2017-02-22 | 2017-02-22 | シートベルト装置用タング |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2017031521A JP2018135017A (ja) | 2017-02-22 | 2017-02-22 | シートベルト装置用タング |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2018135017A true JP2018135017A (ja) | 2018-08-30 |
Family
ID=63364694
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2017031521A Pending JP2018135017A (ja) | 2017-02-22 | 2017-02-22 | シートベルト装置用タング |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2018135017A (ja) |
-
2017
- 2017-02-22 JP JP2017031521A patent/JP2018135017A/ja active Pending
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