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JP2018132497A - 温度センサ - Google Patents

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JP2018132497A
JP2018132497A JP2017028101A JP2017028101A JP2018132497A JP 2018132497 A JP2018132497 A JP 2018132497A JP 2017028101 A JP2017028101 A JP 2017028101A JP 2017028101 A JP2017028101 A JP 2017028101A JP 2018132497 A JP2018132497 A JP 2018132497A
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学司 魚住
Satoshi Uozumi
学司 魚住
長友 憲昭
Kensho Nagatomo
憲昭 長友
均 稲場
Hitoshi Inaba
均 稲場
譲二 古賀
Joji Koga
譲二 古賀
文夫 松本
Fumio Matsumoto
文夫 松本
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Mitsubishi Materials Corp
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Abstract

【課題】 曲げて使用する際でも曲げる前に対して抵抗値が変化し難い温度センサを提供すること。【解決手段】 絶縁性フィルム2と、絶縁性フィルムに形成された一対の第1対向電極3Aと、絶縁性フィルム上で一対の第1対向電極3Aを覆った薄膜サーミスタ部4と、薄膜サーミスタ部上に形成された一対の第2対向電極3Bと、絶縁性フィルムに形成され一対の第1対向電極の一方と一対の第2対向電極の一方とに接続された一対のパターン配線と、第1対向電極と第2対向電極とを直列又は並列に接続する接続配線部と、絶縁性フィルムの一方の面に薄膜サーミスタ部と第2対向電極とパターン配線とを絶縁性フィルムとの間に挟んで形成された絶縁性保護膜7と、を備え、薄膜サーミスタ部の直上または直下における絶縁性フィルムと絶縁性保護膜とが、同じヤング率の材料かつ同じ厚さである。【選択図】図2

Description

本発明は、曲げた状態での使用に優れた温度センサに関する。
近年、ポリイミド樹脂等で形成された絶縁性フィルム上に薄膜状のサーミスタ部を形成したフィルム型の温度センサが開発されている。例えば、特許文献1には、絶縁性フィルムと、該絶縁性フィルムの表面にサーミスタ材料でパターン形成された薄膜サーミスタ部と、薄膜サーミスタ部の上に複数の櫛部を有して互いに対向してパターン形成された一対の櫛型電極と、一対の櫛型電極に接続され絶縁性フィルムの表面にパターン形成された一対のパターン電極とを備えている温度センサが記載されている。
特開2013−205319号公報
上記従来の技術には、以下の課題が残されている。
従来のフィルム型温度センサは、表面が湾曲している測定対象物に対応して曲げて設置する場合、ポリイミドフィルムが湾曲することで、薄膜サーミスタ部に伸縮応力が働くため、湾曲させる前の状態に対して抵抗値が変化してしまう不都合があった。例えば、図6に示すように、複写機の加熱ローラR(半径6mm)を測定対象物とし、加熱ローラRの表面に沿って薄膜サーミスタ部101を外側にして温度センサ100を180度分曲げると、薄膜サーミスタ部101が引っ張られて0.42%伸びる。このとき、抵抗値は例えば3〜4%増加する。逆に、薄膜サーミスタ部101をポリイミドフィルム102の内側にして温度センサ100を180度分曲げると、薄膜サーミスタ部101が0.42%圧縮される。このとき、抵抗値は薄膜サーミスタ部101を外側に配した場合と逆に3〜4%減少する。なお、この測定では、ポリイミドフィルム102の厚さを50μmとし、薄膜サーミスタ部101の厚さを0.1μmとした。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、曲げて使用する際でも曲げる前に対して抵抗値が変化し難い温度センサを提供することを目的とする。
本発明は、前記課題を解決するために以下の構成を採用した。すなわち、第1の発明に係る温度センサは、絶縁性フィルムと、前記絶縁性フィルムの一方の面に互いに対向して形成された一対の第1対向電極と、前記絶縁性フィルムの一方の面に前記一対の第1対向電極を覆ってサーミスタ材料で形成された薄膜サーミスタ部と、前記薄膜サーミスタ部上に互いに対向して形成された一対の第2対向電極と、前記絶縁性フィルムの一方の面に形成され一対の前記第1対向電極の一方と一対の前記第2対向電極の一方とに接続された一対のパターン配線と、前記絶縁性フィルムの一方の面に形成され一対の前記第1対向電極と一対の前記第2対向電極とを直列又は並列に接続する接続配線部と、前記絶縁性フィルムの一方の面に前記第1対向電極と前記薄膜サーミスタ部と前記第2対向電極とを前記絶縁性フィルムとの間に挟んで形成された絶縁性保護膜と、を備え、前記薄膜サーミスタ部の直上または直下における前記絶縁性フィルムと前記絶縁性保護膜とが、同じヤング率の材料かつ同じ厚さであることを特徴とする。
この温度センサでは、一対の第1対向電極と一対の第2対向電極とが薄膜サーミスタ部の下と上とに分かれて形成されていると共に、薄膜サーミスタ部の直上または直下における絶縁性フィルムと絶縁性保護膜とが、同じヤング率の材料かつ同じ厚さであるので、対向電極を含めて薄膜サーミスタ部の上下で応力的に対称になり、絶縁性フィルムと絶縁性保護膜とに挟まれた薄膜サーミスタ部にかかる応力(圧縮応力と引っ張り応力)が相殺される。したがって、絶縁性フィルムを曲げた際に、薄膜サーミスタ部の凸面側の伸びによる抵抗値変化と、薄膜サーミスタ部の凹面側の圧縮による抵抗値変化とが上記直列接続又は並列接続によって相殺され、曲げによる抵抗値変化が抑制される。
第2の発明に係る温度センサでは、第1の発明において、前記絶縁性フィルムと前記絶縁性保護膜とが、同じポリイミド樹脂で形成され直接接合されていることを特徴とする。
すなわち、この温度センサでは、絶縁性フィルムと絶縁性保護膜とが、同じポリイミド樹脂で形成され直接接合されているので、互いに接合性が良好で、高い接合強度を得ることができる。
第3の発明に係る温度センサでは、第1の発明において、前記絶縁性保護膜が、前記絶縁性フィルムに接着層を介して接着されたフィルムであることを特徴とする。
すなわち、この温度センサでは、絶縁性保護膜が、絶縁性フィルムに接着層を介して接着されたフィルムであるので、容易に絶縁性保護膜を絶縁性フィルム上に貼り付けることができる。また、薄膜サーミスタ部、対向電極及びパターン配線により生じた絶縁性フィルム上の凹凸を接着層で埋めて隙間が生じ難く、高い熱伝導性を得ることができる。
第4の発明に係る温度センサでは、第1から第3の発明のいずれかにおいて、少なくとも前記絶縁性フィルムの前記薄膜サーミスタ部が形成されている部分が湾曲状態とされて使用されることを特徴とする。
すなわち、この温度センサでは、少なくとも絶縁性フィルムの薄膜サーミスタ部が形成されている部分が湾曲状態とされて使用されるが、湾曲前と変わらない抵抗値を得ることができる。
本発明によれば、以下の効果を奏する。
すなわち、本発明に係る温度センサによれば、一対の第1対向電極と一対の第2対向電極とが薄膜サーミスタ部の下と上とに分かれて形成されていると共に、薄膜サーミスタ部の直上または直下における絶縁性フィルムと絶縁性保護膜とが、同じヤング率の材料かつ同じ厚さであるので、絶縁性フィルムと絶縁性保護膜とに挟まれた薄膜サーミスタ部にかかる応力が相殺される。
したがって、本発明の温度センサでは、少なくとも絶縁性フィルムの薄膜サーミスタ部が形成されている部分が湾曲状態とされて使用されても、湾曲前と変わらない抵抗値を得ることができる。
本発明に係る温度センサの第1実施形態において、絶縁性保護膜接着前の状態を示す直列接続の場合の平面図(a)及び並列接続の場合の平面図(b)である。 図1のA−A線において絶縁性保護膜接着後の状態を示す断面図である。 第1実施形態において、製造方法を工程順に示す断面図である。 第1実施形態において、温度センサを加熱ローラに沿って曲げた状態を示す概略的な断面図である。 本発明に係る温度センサの第2実施形態を示す断面図である。 本発明に係る温度センサの従来例を、加熱ローラに沿って曲げた状態を示す概略的な断面による説明図である。
以下、本発明に係る温度センサにおける第1実施形態を、図1から図4を参照しながら説明する。なお、以下の説明に用いる図面の一部では、各部を認識可能又は認識容易な大きさとするために必要に応じて縮尺を適宜変更している。
本実施形態の温度センサ1A,1Bは、図1及び図2に示すように、絶縁性フィルム2と、絶縁性フィルム2の一方の面に互いに対向して形成された一対の第1対向電極3Aと、絶縁性フィルム2の一方の面に一対の第1対向電極3Aを覆ってサーミスタ材料で形成された薄膜サーミスタ部4と、薄膜サーミスタ部4上に互いに対向して形成された一対の第2対向電極3Bと、絶縁性フィルム2の一方の面に形成され一対の第1対向電極3Aの一方と一対の第2対向電極3Bの一方とに接続された一対のパターン配線5と、絶縁性フィルム2の一方の面に形成され一対の第1対向電極3Aと一対の第2対向電極3Bとを直列又は並列に接続する接続配線部6A,6B,6Cと、絶縁性フィルム2の一方の面に第1対向電極3Aと薄膜サーミスタ部4と第2対向電極3Bとを絶縁性フィルム2との間に挟んで形成された絶縁性保護膜7と、を備えている。
薄膜サーミスタ部4の直上または直下における上記絶縁性フィルム2と絶縁性保護膜7とは、同じヤング率の材料かつ同じ厚さである。なお、各図において、絶縁性フィルム2と絶縁性保護膜7との厚さが作図の便宜上異なって図示されているが、同じ厚さである。
また、絶縁性フィルム2と絶縁性保護膜7とは、同じポリイミド樹脂で形成され直接接合されている。
一対のパターン配線5は、絶縁性フィルム2の基端部に形成された一対のパッド部5aを有している。
上記パッド部5aは、リードフレーム等を接続するためにパターン配線5の他の部分よりも幅広に形成された端子部である。
上記一対の第1対向電極3A及び一対の第2対向電極3Bは、互いに対向して櫛型状にパターン形成された櫛型電極であり、複数の櫛部3aを有している。
また、一対の第1対向電極3Aと一対の第2対向電極3Bとは、互いに同じサイズで形成され、互いに絶縁性フィルム2の延在方向に並んで近接配置されている。なお、一対の第1対向電極3Aと一対の第2対向電極3Bとを、薄膜サーミスタ部4を挟んで互いに上下に対向配置させると、電気的に干渉してしまうため好ましくない。
上記第1対向電極3A、第2対向電極3B、パターン配線5及び接続配線部6A〜6Cは、例えば膜厚5〜100nmのCr又はNiCrの接合層と、該接合層上にAu等の貴金属で膜厚50〜1000nm形成された電極層とを有している。
上記絶縁性フィルム2は、帯状の長方形とされ、例えば厚さ7.5〜125μmのポリイミド樹脂シートで形成されている。なお、絶縁性フィルム2としては、他にPET:ポリエチレンテレフタレート,PEN:ポリエチレンナフタレート,LCP:液晶ポリマー等でも作製できる。
上記薄膜サーミスタ部4は、フレキシブル性を有したサーミスタ膜であって、例えばM−Al−N膜(但し、MはTi,V,Cr,Mn,Fe,Co,Ni及びCuの少なくとも1種を示す)である。
すなわち、薄膜サーミスタ部4は、一般式:MAl(但し、MはTi,V,Cr,Mn,Fe,Co,Ni及びCuの少なくとも1種を示す。0.70≦y/(x+y)≦0.98、0.4≦z≦0.5、x+y+z=1)で示される金属窒化物からなり、その結晶構造が、六方晶系のウルツ鉱型の単相である。なお、これらの膜については、フレキシブル性と良好なサーミスタ特性とが確認されている。
なお、本実施形態では、特にTi−Al−Nのサーミスタ材料で矩形状に形成された薄膜サーミスタ部4を採用している。すなわち、薄膜サーミスタ部4は、一般式:TiAl(0.70≦y/(x+y)≦0.95、0.4≦z≦0.5、x+y+z=1)で示される金属窒化物からなり、その結晶構造が、六方晶系のウルツ鉱型の単相である。
一対の第1対向電極3Aと一対の第2対向電極3Bとを直列接続する場合、図1の(a)に示すように、接続配線部6Aにより、一対のパターン配線5が接続されていない一対の第1対向電極3Aの他方と一対の第2対向電極3Bの他方とを接続する。
また、一対の第1対向電極3Aと一対の第2対向電極3Bとを並列接続する場合、図1の(b)に示すように、接続配線部6Bにより、一対のパターン配線5の一方が接続されている一対の第1対向電極3Aの一方と一対の第2対向電極3Bの他方とを接続すると共に、接続配線部6Cにより、一対のパターン配線5の他方が接続されている一対の第2対向電極3Bの一方と一対の第1対向電極3Aの他方とを接続する。
本実施形態の温度センサ1A,1Bの製造方法は、絶縁性フィルム2の一方の面に一対の第1対向電極3Aをパターン形成する第1対向電極形成工程と、絶縁性フィルム2の一方の面に一対のパターン配線5及び接続配線部6A(又は6B,6C)をパターン形成するパターン配線形成工程と、絶縁性フィルム2の表面に一対の第1対向電極3Aを覆って薄膜サーミスタ部4をパターン形成するサーミスタ部形成工程と、薄膜サーミスタ部4上に一対の第2対向電極3Bをパターン形成する第2対向電極形成工程と、絶縁性フィルム2の一方の面に薄膜サーミスタ部4を絶縁性フィルム2との間に挟んで絶縁性保護膜7を形成する保護膜形成工程とを有している。
より具体的な製造方法の例としては、厚さ75μmのポリイミドフィルムの絶縁性フィルム2上(一方の面上)に、スパッタ法にて、Cr層を膜厚20nm形成する。さらに、このCr層上に、スパッタ法にてAu層を膜厚200nm形成する。
次に、成膜したAu層の上にレジスト液をスピンコーターで塗布した後、110℃で1分30秒プリベークを行い、露光装置で感光後、現像液で不要部分を除去し、150℃で5分のポストベークにてパターニングを行う。その後、不要な電極部分を市販のAuエッチャント及びCrエッチャントの順番でウェットエッチングを行い、図3の(a)に示すように、レジスト剥離にて所望の第1対向電極3A、パターン配線5及び接続配線部6A(又は6B,6C)を形成する。
次に、絶縁性フィルム2及び第1対向電極3A上に、Ti−Al合金スパッタリングターゲットを用い、窒素含有雰囲気中で反応性スパッタ法にて、TiAl(x=0.09、y=0.43、z=0.48)のサーミスタ膜を膜厚200nmで形成する。その時のスパッタ条件は、到達真空度5×10−6Pa、スパッタガス圧0.4Pa、ターゲット投入電力(出力)200Wで、Arガス+窒素ガスの混合ガス雰囲気下において、窒素ガス分率を20%で作製する。
成膜したサーミスタ膜の上にレジスト液をスピンコーターで塗布した後、110℃で1分30秒プリベークを行い、露光装置で感光後、現像液で不要部分を除去し、さらに150℃で5分のポストベークにてパターニングを行う。その後、不要なTiAlのサーミスタ膜を市販のTiエッチャントでウェットエッチングを行い、図3の(b)に示すように、レジスト剥離にて所望の形状の薄膜サーミスタ部4にする。
次に、薄膜サーミスタ部4上に、スパッタ法にて、Cr層を膜厚20nm形成する。さらに、このCr層上に、スパッタ法にてAu層を膜厚200nm形成する。
次に、成膜したAu層の上にレジスト液をスピンコーターで塗布した後、110℃で1分30秒プリベークを行い、露光装置で感光後、現像液で不要部分を除去し、150℃で5分のポストベークにてパターニングを行う。その後、不要な電極部分を市販のAuエッチャント及びCrエッチャントの順番でウェットエッチングを行い、図3の(c)に示すように、レジスト剥離にて所望の第2対向電極3Bを形成する。なお、このとき、第2対向電極3Bとパターン配線5及び接続配線部6A(又は6B,6C)とを接続する。
さらに、パッド部5aを除き、第1対向電極3A,薄膜サーミスタ部4,第2対向電極3B,パターン配線5及び接続配線部6A(又は6B,6C)を覆うようにして、スクリーン印刷でポリイミド樹脂を絶縁性フィルム2上に絶縁性フィルム2と同じ厚さで塗布し、図3の(d)に示すように、絶縁性保護膜7を形成する。このようにして温度センサ1A,1Bが作製される。
なお、複数の温度センサを同時に作製する場合、絶縁性フィルム2の大判シートに複数の薄膜サーミスタ部4、第1対向電極3A、第2対向電極3B、パターン配線5、接続配線部6A(又は6B,6C)及び絶縁性保護膜7を上述のように形成した後に、大判シートから各温度センサ1A,1Bに切断する。
このように本実施形態の温度センサ1A,1Bでは、一対の第1対向電極3Aと一対の第2対向電極3Bとが薄膜サーミスタ部4の下と上とに分かれて形成されていると共に、薄膜サーミスタ部4の直上または直下における絶縁性フィルム2と絶縁性保護膜7とが、同じヤング率の材料かつ同じ厚さであるので、対向電極を含めて薄膜サーミスタ部4の上下で応力的に対称になり、絶縁性フィルム2と絶縁性保護膜7とに挟まれた薄膜サーミスタ部4にかかる応力が相殺される。
したがって、絶縁性フィルム2を曲げた際に、薄膜サーミスタ部4の凸面側の伸びによる抵抗値変化と、薄膜サーミスタ部4の凹面側の圧縮による抵抗値変化とが上記直列接続又は並列接続によって相殺され、曲げによる抵抗値変化が抑制される。
例えば、図4に示すように、加熱ローラRに沿って温度センサ1A,1Bを曲げて使用する場合であって、少なくとも絶縁性フィルム2の薄膜サーミスタ部4が形成されている部分が湾曲状態とされても、湾曲前と変わらない抵抗値を得ることができる。
また、絶縁性フィルム2と絶縁性保護膜7とが、同じポリイミド樹脂で形成され直接接合されているので、互いに接合性が良好で、高い接合強度を得ることができる。
次に、本発明に係る温度センサの第2実施形態について、図5を参照して以下に説明する。なお、以下の実施形態の説明において、上記実施形態において説明した同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明は省略する。
第2実施形態と第1実施形態との異なる点は、第1実施形態では、絶縁性フィルム2上にスクリーン印刷で絶縁性保護膜7を形成したのに対し、第2実施形態の温度センサ21Bでは、図5に示すように、絶縁性フィルム2上に別のフィルムを接着層27aを介して接着して絶縁性保護膜27を形成している点である。
すなわち、第2実施形態では、絶縁性フィルム2と同じ厚さであると共にヒートシール性のあるフッ素樹脂FEP(接着層27a)付きのポリイミドフィルムの絶縁性保護膜27を用いて、この絶縁性保護膜27を絶縁性フィルム2上に熱融着させ貼り合わせている。
したがって、接着層27aがフッ素樹脂FEPの熱融着層であり、この接着層27aが絶縁性フィルム2上の薄膜サーミスタ部4、第2対向電極3B、パターン配線5及び接続配線部6A(又は6B,6C)による段差を埋め、その上にポリイミドフィルムの絶縁性保護膜27が形成されている。
なお、図5は、第1実施形態の図1の(b)におけるA−A線と同じ位置の断面図である。
このように第2実施形態の温度センサ21Bでは、絶縁性保護膜27が、絶縁性フィルム2に接着層27aを介して接着されたフィルムであるので、容易に絶縁性保護膜27を絶縁性フィルム2上に貼り付けることができる。また、薄膜サーミスタ部4、第2対向電極3B及びパターン配線5等により生じた絶縁性フィルム2上の凹凸を接着層27aで埋めて隙間が生じ難く、高い熱伝導性を得ることができる。
なお、本発明の技術範囲は上記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることが可能である。
例えば、上記各実施形態では、同じ薄膜サーミスタ部の下と上とに第1対向電極と第2対向電極とを形成しているが、薄膜サーミスタ部を第1対向電極側と第2対向電極側とに分割してパターン形成しても構わない。
1A,1B,21B…温度センサ、2…絶縁性フィルム、4…薄膜サーミスタ部、3A…第1対向電極、3B…第2対向電極、5…パターン配線、5a…パッド部、7,27…絶縁性保護膜、27a…接着層

Claims (4)

  1. 絶縁性フィルムと、
    前記絶縁性フィルムの一方の面に互いに対向して形成された一対の第1対向電極と、
    前記絶縁性フィルムの一方の面に前記一対の第1対向電極を覆ってサーミスタ材料で形成された薄膜サーミスタ部と、
    前記薄膜サーミスタ部上に互いに対向して形成された一対の第2対向電極と、
    前記絶縁性フィルムの一方の面に形成され一対の前記第1対向電極の一方と一対の前記第2対向電極の一方とに接続された一対のパターン配線と、
    前記絶縁性フィルムの一方の面に形成され一対の前記第1対向電極と一対の前記第2対向電極とを直列又は並列に接続する接続配線部と、
    前記絶縁性フィルムの一方の面に前記第1対向電極と前記薄膜サーミスタ部と前記第2対向電極とを前記絶縁性フィルムとの間に挟んで形成された絶縁性保護膜と、を備え、
    前記薄膜サーミスタ部の直上または直下における前記絶縁性フィルムと前記絶縁性保護膜とが、同じヤング率の材料かつ同じ厚さであることを特徴とする温度センサ。
  2. 請求項1に記載の温度センサにおいて、
    前記絶縁性フィルムと前記絶縁性保護膜とが、同じポリイミド樹脂で形成され直接接合されていることを特徴とする温度センサ。
  3. 請求項1に記載の温度センサにおいて、
    前記絶縁性保護膜が、前記絶縁性フィルムに接着層を介して接着されたフィルムであることを特徴とする温度センサ。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の温度センサにおいて、
    少なくとも前記絶縁性フィルムの前記薄膜サーミスタ部が形成されている部分が湾曲状態とされて使用されることを特徴とする温度センサ。
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