JP2018132450A - 障害物検出装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】温度センサと湿度センサを用いることなく、温度と湿度による検出範囲の変動を抑制できる障害物検出装置を提供する。【解決手段】車両に搭載される障害物検出装置1において、超音波センサ12は、超音波を送信し、超音波が障害物で反射された反射波を受信する。記憶部16は、複数の環境条件での超音波の送信により発生する複数の第1の残響波形に関する情報の各々を、障害物を検出するための閾値に対応付けて記憶している。選択部18は、超音波の送信により発生する第2の残響波形に対応する第1の残響波形を特定し、当該第1の残響波形に対応する閾値を、記憶部16に記憶された閾値から選択する。検出部20は、超音波センサ12で受信された反射波の大きさと、選択部18で選択された閾値とを比較して障害物を検出する。【選択図】図1
Description
本発明は、障害物を検出する障害物検出装置に関する。
超音波を送信し、当該超音波が障害物で反射された反射波を受信し、反射波の伝搬時間に基づいて障害物までの距離を取得し、障害物を検出する障害物検出装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
超音波は外気の影響により減衰し、減衰量は温度と湿度に依存するので、上記障害物検出装置が障害物を検出できる範囲は温度と湿度に応じて変動する。そのため、温度と湿度によっては検出範囲が狭すぎる場合や検出範囲が広すぎる場合が生じ、障害物を適切に検出できない可能性がある。温度センサと湿度センサを設けて、温度と湿度に応じて検出範囲を調整することも考えられるが、コストが増加する。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、温度センサと湿度センサを用いることなく、温度と湿度による検出範囲の変動を抑制できる障害物検出装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の障害物検出装置は、車両に搭載される障害物検出装置であって、超音波を送信し、超音波が障害物で反射された反射波を受信する超音波センサと、複数の環境条件での超音波の送信により発生する複数の第1の残響波形に関する情報の各々を、障害物を検出するための閾値に対応付けて記憶している記憶部と、超音波の送信により発生する第2の残響波形に対応する第1の残響波形を特定し、当該第1の残響波形に対応する閾値を、記憶部に記憶された閾値から選択する選択部と、超音波センサで受信された反射波の大きさと、選択部で選択された閾値とを比較して障害物を検出する検出部と、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、温度センサと湿度センサを用いることなく、温度と湿度による検出範囲の変動を抑制できる。
図1は、一実施形態に係る障害物検出装置1の構成を示すブロック図である。障害物検出装置1は、送信部10と、超音波センサ12と、受信部14と、記憶部16と、選択部18と、検出部20とを備える。
障害物検出装置1は、例えば、自動車などの車両に設けられる。障害物検出装置1は、現在の環境条件に合うように障害物の検出範囲を調整するキャリブレーションを行う。キャリブレーションが開始されるタイミングは特に限定されないが、例えば、車両のイグニッションスイッチをオンしたときや、車両のシフトレバーをバックに入れたときなどが想定される。
送信部10は、キャリブレーションが開始されるタイミング、および、キャリブレーション終了後の所定の送信タイミングで、所定期間、超音波センサ12に超音波を送信させる。また、送信部10は、超音波の送信タイミングを示す信号を選択部18と検出部20に出力する。
超音波センサ12は、送信部10の制御に従って超音波を送信する。具体的には、超音波センサ12は、送信部10から供給された電気信号に基づいて圧電素子(図示せず)を振動させることにより超音波を送信する。送信部10が電気信号の供給を停止しても、圧電素子が一定時間振動を継続する。この電気信号の供給停止後の振動は、残響と呼ばれる。即ち、超音波の送信により超音波センサ12に残響が発生する。残響は、時間の経過に伴い減衰する。
また、超音波センサ12は、送信された超音波が車両周囲に存在する障害物で反射された反射波を受信し、当該反射波を電気信号に変換して受信部14に出力する。
受信部14は、超音波センサ12から出力された電気信号を増幅して、増幅された電気信号を包絡線検波して、得られた検波信号を選択部18と検出部20に出力する。送信部10から出力された電気信号も受信部14に入力されるため、検波信号は、送信された超音波の情報も含む。検波信号の大きさ、即ち振幅電圧は、送信された超音波、残響または反射波の大きさ(振幅)を表す。本実施形態では、送信された超音波、残響または反射波の大きさが大きいほど、検波信号の振幅電圧は小さくなる。送信された超音波、残響または反射波の大きさが小さいほど、検波信号の振幅電圧は大きくなる。この例とは逆に、送信された超音波等の大きさが大きいほど、検波信号の振幅電圧が大きくなってもよい。
記憶部16は、不揮発性メモリなどにより構成され、複数の環境条件での超音波の送信により発生する複数の第1の残響波形に関する情報の各々を、障害物を検出するための閾値に対応付けて記憶している。複数の環境条件は、温度と湿度の少なくとも何れかがそれぞれ異なる。各閾値は、対応する環境条件に適した値である。例えば、温度と湿度が高いほど、閾値は高く設定されている。複数の第1の残響波形に関する情報は、当該複数の第1の残響波形の各時刻の大きさを含み、車両を製造する工場などで障害物検出装置1を動作させて予め取得される。複数の第1の残響波形に関する情報は、超音波センサ12毎に取得される。環境条件と第1の残響波形の数は、特に限定されないが、多いほど、より適切な閾値を選択できる。
図2は、図1の障害物検出装置1の予め取得された第1の残響波形111〜114を含む検波信号の一例を示す波形図である。4つの検波信号は、それぞれ異なる環境条件で取得されている。各環境条件には、減衰係数mを対応付けることができる。減衰係数mは、空気中での超音波の減衰の度合いを表し、温度と湿度に応じて変化する。減衰係数mが大きいほど、減衰が大きくなる。例えば、温度と湿度が高いほど、減衰係数mが大きくなる。4つの検波信号は、それぞれ減衰係数m=0.67、0.62、0.42、0.32に対応する。
時刻t0は、超音波の送信タイミングであり、時刻t0〜t1の間、超音波が送信されている。時刻t1〜t2の間、残響が発生している。時刻t1〜t2の間の検波信号の波形は、第1の残響波形111〜114である。温度と湿度に応じて超音波センサ12の特性が変化するため、残響も変化し、第1の残響波形111〜114はそれぞれ異なっている。第1の残響波形111は、減衰係数m=0.67に対応し、第1の残響波形112は、減衰係数m=0.62に対応する。第1の残響波形113は、減衰係数m=0.42に対応し、第1の残響波形114は、減衰係数m=0.32に対応する。
図3は、図1の障害物検出装置1のキャリブレーション時の第2の残響波形131を含む検波信号の一例を示す波形図である。時刻t0〜t2は、図2の時刻t0〜t2に対応する。キャリブレーション時の超音波センサ12からの超音波の送信により、検波信号に第2の残響波形131が発生する。時刻t1〜t2の検波信号の波形は、第2の残響波形131である。時刻t3〜t4の検波信号は、超音波センサ12で受信された反射波に対応する。
選択部18は、第2の残響波形131に対応する第1の残響波形を特定し、当該第1の残響波形に対応する閾値を、記憶部16に記憶された閾値から選択する。具体的には、選択部18は、複数の第1の残響波形111〜114の中から、第2の残響波形131に最も類似する第1の残響波形を特定し、特定された第1の残響波形に対応する閾値を選択する。第2の残響波形131に類似する第1の残響波形を特定する方法は特に限定されず、既知の方法を用いることもできるが、本実施形態では以下の方法で行う。
選択部18は、複数の第1の残響波形111〜114のうちの1つの第1の残響波形111を基準とする。選択部18は、複数の第1の残響波形111〜114の各々について、時刻t1〜t2の間の所定の各時刻における当該第1の残響波形の大きさと基準の第1の残響波形111の大きさとの差の総和を、当該第1の残響波形の特性値として算出する。
つまり、選択部18は、所定の各時刻における第1の残響波形111と基準の第1の残響波形111との差の総和を、第1の残響波形111の特性値として算出する。選択部18は、所定の各時刻における第1の残響波形112と基準の第1の残響波形111との差の総和を、第1の残響波形112の特性値として算出する。選択部18は、所定の各時刻における第1の残響波形113と基準の第1の残響波形111との差の総和を、第1の残響波形113の特性値として算出する。選択部18は、所定の各時刻における第1の残響波形114と基準の第1の残響波形111との差の総和を、第1の残響波形114の特性値として算出する。
従って、第1の残響波形111の特性値は0であり、特性値が小さい第1の残響波形ほど、基準の第1の残響波形111に類似している。つまり、特性値は、複数の第1の残響波形111〜114の各々と、基準の第1の残響波形111との類似度を表す。
一旦複数の第1の残響波形111〜114に関する情報が記憶された後は、複数の第1の残響波形111〜114の特性値は変化しないため、キャリブレーション毎にこれらの特性値を算出しなくてよい。そこで、選択部18は、工場などで複数の第1の残響波形111〜114に関する情報が記憶部16に記憶されたときなどに、予め複数の第1の残響波形111〜114の特性値を算出して、当該特性値を記憶部16に記憶させることが好ましい。従って、この場合、記憶部16に記憶された複数の第1の残響波形111〜114に関する情報は、特性値を含む。
選択部18は、第2の残響波形131の特性値を算出し、第2の残響波形131の特性値に最も近い特性値を有する第1の残響波形を、第2の残響波形131に対応する第1の残響波形として特定する。選択部18は、所定の各時刻における第2の残響波形131の大きさと基準の第1の残響波形111の大きさとの差の総和を、第2の残響波形131の特性値として算出する。
図4は、図2の第1の残響波形111〜114と図3の第2の残響波形131の特性値を示す図である。図4の例では、第2の残響波形131の特性値は、減衰係数m=0.62の第1の残響波形112の特性値に最も近い。そのため、第1の残響波形112が第2の残響波形131に最も類似していると特定され、特定された第1の残響波形112に対応する閾値が選択される。閾値が選択されると、キャリブレーションは終了する。
検出部20は、キャリブレーション時に送信された超音波の反射波、および、キャリブレーション終了後に送信された超音波の反射波を用いて、障害物を検出する。検出部20は、超音波センサ12で受信された反射波の大きさ、即ち反射波に対応する検波信号の振幅電圧と、選択部18で選択された閾値とを比較して障害物を検出する。検出部20は、反射波に対応する検波信号の振幅電圧が閾値以下の場合、障害物が存在することを検出する。この場合、検出部20は、超音波の送信タイミングから検波信号の振幅電圧が閾値以下になるタイミングまでの時間と、音速とに基づいて、障害物までの距離を算出する。検出部20は、反射波に対応する検波信号の振幅電圧が閾値より大きい場合、障害物が存在することを検出しない。
図3の例では、時刻t3aにおいて、反射波に対応する検波信号の振幅電圧が閾値以下になっている。従って、検出部20は、障害物が存在することを検出する。
選択部18と検出部20の構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ハードウエアとソフトウエアの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
図5は、図1の障害物検出装置1が障害物を検出できる検出範囲R1を示す図である。超音波センサ12は、乗用車等の車両の車体200の外部に設けられる。例えば、超音波センサ12は、車体200の後方下部のバンパ202付近に設けられる。この例では、障害物検出装置1は、方向d1への車両のバック時に障害物を検出して、障害物が検出された場合に、障害物までの距離に応じて、車両に設けられた車両制御部(図示せず)が車両のブレーキなどを制御する。
温度または湿度が変化すると、超音波の減衰量が変化するが、選択部18は、前述のように減衰係数に適した閾値を選択する。よって、温度または湿度が変化しても、反射波の大きさが閾値と等しくなる障害物の距離はほぼ一定となり、検出範囲R1はほぼ一定となる。従って、温度または湿度が変化しても、検出すべきでない路面300などを誤検出する可能性は低く、路面300より高い縁石302などの障害物を適切に検出でき、車両後方の障害物304も適切な距離で検出できる。
図6は、比較例の障害物検出装置が障害物を検出できる検出範囲R2とR3を示す図である。比較例の障害物検出装置は、閾値が一定値であることが図1の障害物検出装置1と異なる。温度または湿度が変化すると、超音波の減衰量が変化するので、閾値が一定値であることにより反射波の大きさが閾値と等しくなる障害物の距離が変化し、検出範囲が変動してしまう。低温、低湿度の場合、検出範囲R2が広くなり過ぎ、検出すべきでない路面300などを誤検出する可能性がある。高温、高湿度の場合、検出範囲R3が狭くなり過ぎ、縁石302などの障害物を検出できなかったり、車両後方の障害物304の検出が遅れたりする可能性がある。
次に、障害物検出装置1の全体的な動作を説明する。図7は、図1の障害物検出装置1の処理を示すフローチャートである。キャリブレーションが開始されると、超音波センサ12が超音波を送信する(S10)。次に、選択部18が、超音波の送信により発生する第2の残響波形に類似する第1の残響波形を特定する(S12)。次に、選択部18が、特定された第1の残響波形に対応する閾値を、記憶部16に記憶された閾値から選択する(S14)。ここで、キャリブレーションは終了する。
次に、S10で送信された超音波が障害物で反射された反射波を、超音波センサ12が受信する(S16)。次に、検出部20が、超音波センサ12で受信された反射波の大きさと、選択部18で選択された閾値とを比較して障害物を検出する(S18)。障害物が検出された場合(S20のY)、検出部20は、障害物の検出を外部の車両制御部などに通知して(S22)、処理を終了する。障害物が検出されない場合(S20のN)、検出部20が送信部10を制御し、超音波センサ12が超音波を送信し(S24)、S16に戻る。
このように、本実施形態によれば、キャリブレーション時の第2の残響波形131に対応する第1の残響波形を特定し、当該第1の残響波形に対応する閾値を選択するので、キャリブレーション時の温度と湿度に応じた閾値を選択できる。これにより、温度と湿度に応じて検出範囲R1を制御することができる。よって、温度センサと湿度センサを用いることなく、温度と湿度による検出範囲R1の変動を抑制できる。
また、記憶部16に複数の第1の残響波形111〜114の特性値が記憶されており、第2の残響波形131の特性値を算出し、その特性値に近い特性値を有する第1の残響波形を、第2の残響波形131に対応する第1の残響波形として特定する。これにより、キャリブレーション時に第2の残響波形131の特性値のみを算出することで閾値を選択できる。よって、キャリブレーション時の特性値の算出回数を最少にでき、キャリブレーション時間を短縮できる。
また、キャリブレーション時に送信された超音波の反射波を用いて障害物を検出するので、閾値が選択されてから障害物が検出可能になるまでの時間を短くすることができる。また、キャリブレーション専用の超音波を送信する必要がないので、消費電力を低減できる。
以上、本発明について、実施形態をもとに説明した。この実施形態は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、また、そうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
例えば、キャリブレーション専用の超音波を送信してキャリブレーションを行ってもよい。この場合、検出部20は、キャリブレーション時に送信された超音波の反射波を用いずに、閾値が選択されてから送信された超音波の反射波のみを用いて障害物を検出する。この変形例では、上記実施形態と比較して、特性値の算出と閾値の選択をより低速に行うことができるので、選択部18の設計が容易になると共に、選択部18の構成を簡素化できる。
また、1つの超音波センサ12に関して複数の環境条件での複数の第1の残響波形を工場などで予め取得して、それらの情報を複数の障害物検出装置1で共用してもよい。この場合、各超音波センサ12について1つの環境条件で残響波形を工場などで取得し、共用される第1の残響波形と所定値以上異なる残響波形が取得された超音波センサ12を除外することで、閾値の選択精度の悪化を抑制できる。この変形例では、各超音波センサ12について工場などで予め取得する第1の残響波形の数を減らすことができる。
本発明の一態様は、次の通りである。
[項目1]
車両に搭載される障害物検出装置であって、
超音波を送信し、超音波が障害物で反射された反射波を受信する超音波センサと、
複数の環境条件での超音波の送信により発生する複数の第1の残響波形に関する情報の各々を、障害物を検出するための閾値に対応付けて記憶している記憶部と、
超音波の送信により発生する第2の残響波形に対応する第1の残響波形を特定し、当該第1の残響波形に対応する閾値を、前記記憶部に記憶された閾値から選択する選択部と、
前記超音波センサで受信された反射波の大きさと、前記選択部で選択された前記閾値とを比較して障害物を検出する検出部と、
を備えることを特徴とする障害物検出装置。
この態様によると、第2の残響波形に対応する第1の残響波形を特定し、当該第1の残響波形に対応する閾値を選択するので、障害物を検出するための超音波を送受信する際の環境条件(温度と湿度)に応じた閾値を選択できる。これにより、温度と湿度に応じて検出範囲を制御することができる。よって、温度センサと湿度センサを用いることなく、温度と湿度による検出範囲の変動を抑制できる。
[項目1]
車両に搭載される障害物検出装置であって、
超音波を送信し、超音波が障害物で反射された反射波を受信する超音波センサと、
複数の環境条件での超音波の送信により発生する複数の第1の残響波形に関する情報の各々を、障害物を検出するための閾値に対応付けて記憶している記憶部と、
超音波の送信により発生する第2の残響波形に対応する第1の残響波形を特定し、当該第1の残響波形に対応する閾値を、前記記憶部に記憶された閾値から選択する選択部と、
前記超音波センサで受信された反射波の大きさと、前記選択部で選択された前記閾値とを比較して障害物を検出する検出部と、
を備えることを特徴とする障害物検出装置。
この態様によると、第2の残響波形に対応する第1の残響波形を特定し、当該第1の残響波形に対応する閾値を選択するので、障害物を検出するための超音波を送受信する際の環境条件(温度と湿度)に応じた閾値を選択できる。これにより、温度と湿度に応じて検出範囲を制御することができる。よって、温度センサと湿度センサを用いることなく、温度と湿度による検出範囲の変動を抑制できる。
[項目2]
前記記憶部に記憶された複数の第1の残響波形に関する情報は、複数の第1の残響波形の各々と、複数の第1の残響波形のうち基準の第1の残響波形との類似度を表す特性値を含み、
前記選択部は、第2の残響波形と基準の第1の残響波形との類似度を表す第2の残響波形の特性値を算出し、第2の残響波形の特性値に近い特性値を有する第1の残響波形を、第2の残響波形に対応する第1の残響波形として特定する、
ことを特徴とする項目1に記載の障害物検出装置。
この場合、第2の残響波形の特性値のみを算出することで閾値を選択できる。よって、閾値の選択に際して残響波形に対する特性値の算出回数を最少にでき、処理時間を短縮できる。
前記記憶部に記憶された複数の第1の残響波形に関する情報は、複数の第1の残響波形の各々と、複数の第1の残響波形のうち基準の第1の残響波形との類似度を表す特性値を含み、
前記選択部は、第2の残響波形と基準の第1の残響波形との類似度を表す第2の残響波形の特性値を算出し、第2の残響波形の特性値に近い特性値を有する第1の残響波形を、第2の残響波形に対応する第1の残響波形として特定する、
ことを特徴とする項目1に記載の障害物検出装置。
この場合、第2の残響波形の特性値のみを算出することで閾値を選択できる。よって、閾値の選択に際して残響波形に対する特性値の算出回数を最少にでき、処理時間を短縮できる。
[項目3]
前記選択部は、キャリブレーション時の超音波の送信により発生する第2の残響波形を用いて前記閾値を選択し、
前記検出部は、前記キャリブレーション時に送信された超音波の反射波を用いて障害物を検出する、
ことを特徴とする項目1または2に記載の障害物検出装置。
この場合、閾値が選択されてから障害物が検出可能になるまでの時間を短くすることができる。また、キャリブレーション専用の超音波を送信する必要がないので、消費電力を低減できる。
前記選択部は、キャリブレーション時の超音波の送信により発生する第2の残響波形を用いて前記閾値を選択し、
前記検出部は、前記キャリブレーション時に送信された超音波の反射波を用いて障害物を検出する、
ことを特徴とする項目1または2に記載の障害物検出装置。
この場合、閾値が選択されてから障害物が検出可能になるまでの時間を短くすることができる。また、キャリブレーション専用の超音波を送信する必要がないので、消費電力を低減できる。
[項目4]
前記検出部は、前記閾値が選択されてから送信された超音波の反射波を用いて障害物を検出する、
ことを特徴とする項目1または2に記載の障害物検出装置。
この場合、特性値の算出と閾値の選択をより低速に行うことができるので、選択部の設計が容易になると共に、選択部の構成を簡素化できる。
前記検出部は、前記閾値が選択されてから送信された超音波の反射波を用いて障害物を検出する、
ことを特徴とする項目1または2に記載の障害物検出装置。
この場合、特性値の算出と閾値の選択をより低速に行うことができるので、選択部の設計が容易になると共に、選択部の構成を簡素化できる。
1…障害物検出装置、10…送信部、12…超音波センサ、14…受信部、16…記憶部、18…選択部、20…検出部。
Claims (4)
- 車両に搭載される障害物検出装置であって、
超音波を送信し、超音波が障害物で反射された反射波を受信する超音波センサと、
複数の環境条件での超音波の送信により発生する複数の第1の残響波形に関する情報の各々を、障害物を検出するための閾値に対応付けて記憶している記憶部と、
超音波の送信により発生する第2の残響波形に対応する第1の残響波形を特定し、当該第1の残響波形に対応する閾値を、前記記憶部に記憶された閾値から選択する選択部と、
前記超音波センサで受信された反射波の大きさと、前記選択部で選択された前記閾値とを比較して障害物を検出する検出部と、
を備えることを特徴とする障害物検出装置。 - 前記記憶部に記憶された複数の第1の残響波形に関する情報は、複数の第1の残響波形の各々と、複数の第1の残響波形のうち基準の第1の残響波形との類似度を表す特性値を含み、
前記選択部は、第2の残響波形と基準の第1の残響波形との類似度を表す第2の残響波形の特性値を算出し、第2の残響波形の特性値に近い特性値を有する第1の残響波形を、第2の残響波形に対応する第1の残響波形として特定する、
ことを特徴とする請求項1に記載の障害物検出装置。 - 前記選択部は、キャリブレーション時の超音波の送信により発生する第2の残響波形を用いて前記閾値を選択し、
前記検出部は、前記キャリブレーション時に送信された超音波の反射波を用いて障害物を検出する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の障害物検出装置。 - 前記検出部は、前記閾値が選択されてから送信された超音波の反射波を用いて障害物を検出する、
ことを特徴とする請求項1または2に記載の障害物検出装置。
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2017
- 2017-02-16 JP JP2017027279A patent/JP2018132450A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2022106605A (ja) * | 2021-01-07 | 2022-07-20 | 株式会社アイシン | 物体検出装置 |
| JP7567486B2 (ja) | 2021-01-07 | 2024-10-16 | 株式会社アイシン | 物体検出装置 |
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