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JP2018128630A - 画像形成装置 - Google Patents

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JP2018128630A
JP2018128630A JP2017022989A JP2017022989A JP2018128630A JP 2018128630 A JP2018128630 A JP 2018128630A JP 2017022989 A JP2017022989 A JP 2017022989A JP 2017022989 A JP2017022989 A JP 2017022989A JP 2018128630 A JP2018128630 A JP 2018128630A
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JP2017022989A
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孝平 青木
Kohei Aoki
孝平 青木
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Canon Inc
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Abstract

【課題】無端ベルトの幅方向における往復移動のための方向の変更を維持しつつ、ベルト往復移動による画像影響を低減させる。【解決手段】記録材上のトナー像ニップ部にて定着する少なくとも一方が無端状のベルトである第1と第2の回転体、ベルト幅方向における位置を検知する位置検知手段、その検知結果に応じてベルトが幅方向における所定のゾーン内において往復移動するように制御する制御手段を有する。位置検出手段がベルトの往復移動方向の一端、及び他端へのベルトの移動を検出可能である。制御手段は、位置検出手段により検出されるベルトの幅方向における一端部側への寄り移動に対しベルトを第1の制御量で他端部側へ移動させるため第1の手段、第1の制御量においてベルトの他端部側への移動が実施されないことを検出した時に、ベルトを第1の制御量より大きい第2の制御量に変更して他端部側へ移動させるための第2の手段、を有する。【選択図】図1

Description

本発明は、記録材を転写ニップ部にて挟持搬送して記録材にトナー像を転写する画像形成部と、転写ニップ部からの記録材を定着ニップ部にて挟持搬送してトナー像を定着する定着部と、を備えた画像形成装置に関する。
電子写真装置・静電記録装置などの画像形成装置(複写機、プリンタ、ファクシミリ、及びこれらの機能を複数備えた複合機等)においては、シート状の記録材(以下、用紙と記す)に未定着のトナー画像を形成する。そのトナー画像を定着装置(画像加熱装置)により加熱・加圧して用紙上に定着している。
画像の高光沢化や画像形成の高速化を図るためには、定着ニップ部を幅広(用紙搬送方向における幅)にすることによりトナーを充分に溶融することが好ましい。そこで近年では従来のロール定着方式に比して、装置の小型化を図りつつ定着ニップ部を幅広にすることができるベルト定着方式の定着装置が実用化されている。
具体的には、特許文献1では共に無端ベルトである定着ベルトと加圧ベルトにより、また特許文献2では定着ロールと無端ベルトである加圧ベルトにより、定着ニップ部を形成することでニップ部を幅広にしている。
上述の定着ベルトや加圧ベルトのような、いわゆるエンドレスベルトを使用したベルトニップ方式の定着装置において、重要な技術課題の一つにベルトの片寄り補正が挙げられる。ベルトの片寄り、即ちベルトが回転走行中にベルト長手方向(幅方向)の端部側に移動して片寄ることで、ベルト走行領域からベルトが脱落やベルトの端部が外部部品と接触してしまう等の問題が発生する。
ベルトの片寄り補正に関しては、特許文献3では、ベルトを掛け渡す複数本の懸架ロールのうちいずれかのロールの端部位置を変更することでベルトに発生する寄り力を用いて、ベルトを所定の位置に保つベルト寄り制御を実施している。
また、特許文献4では、ベルトの寄り移動位置を検知する手段を設け、片寄り移動によりベルトの幅方向一端側が所定位置に到達したことが検知された時に、ベルトの寄り移動方向をベルト幅方向他端側へ変更させるようにベルト寄り制御を実施する。これにより、ベルト幅方向への移動運動を所定の一定範囲内での無限往復移動運動にするベルト寄り制御方式が用いられる。
特開2004−341346号公報 特開平11−194647号公報 特開平4−104180号公報 特開2009−116141号公報
上記ベルト寄り制御方式においては、ベルトを懸架するロール部材の一端をベルト寄り制御機構を用いて変位させる(以降、ステアリングと呼称する)ことでベルトの往復移動方向の変更を応答として得ている。
そのため、画像形成部の像担持体(感光体や2次転写体)から用紙にトナー像を転写する転写ニップ部と定着装置の定着ニップ部とのニップ間距離以上の長さの用紙の通紙時には定着装置におけるベルトの往復移動の影響で用紙の平衡性が崩れる。これに起因して転写ニップ部において用紙に転写される画像が乱れてしまう。
また、同じステアリング量においてベルトの往復移動速度はベルトの回転速度によって変化し、ベルトの回転速度が速いほどベルトの往復移動速度も速くなる傾向にある。そのため、近年の複写機高速化により上述の現象はより顕著な課題となってきている。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであり、その目的とする処は、ベルト寄り制御起因の記録材の斜走による幾何特性の低下を抑制することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る画像形成装置の代表的な構成は、
記録材を転写ニップ部にて挟持搬送して記録材にトナー像を転写する画像形成部と、
前記転写ニップ部からの記録材を定着ニップ部にて挟持搬送してトナー像を定着する定着部と、を備え、
前記定着部は、前記定着ニップ部を形成する少なくとも一方が無端ベルトである第1及び第2の回転体と、前記無端ベルトの幅方向における位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段の検出結果に応じて前記無端ベルトが前記幅方向における所定のゾーン内において往復移動するように制御するための制御手段と、を有し、
前記位置検出手段が、前記無端ベルトの往復移動方向の一端、及び他端への前記無端ベルトの移動を検出可能であって、
前記制御手段は、前記位置検出手段により検出される前記無端ベルトの前記幅方向における一端部側への寄り移動に対し前記無端ベルトを第1の制御量で他端部側へ移動させるための第1の手段と、前記転写ニップ部から定着ニップ部までの記録材搬送距離以上の長さの記録材が搬送された時に、前記無端ベルトを、前記第1の制御量より小さい第2の制御量に変更して前記他端部側へ移動させるための第2の手段と、を有する
ことを特徴とする。
本発明によれば、ベルト寄り制御起因の記録材の斜走による幾何特性の低下を抑制することができる。
実施例の定着装置におけるベルト往復制御のフローチャート 画像形成装置の一例の構成模式図 定着装置の左側面模式図 同装置の横断面模式図 加圧ベルトユニット側のセンサ部(ベルト位置検出手段)の説明図 加圧ベルトユニット側のベルト寄り制御機構の説明図 ベルト往復制御のためのステアリング動作の説明図 ベルト位置検出の説明図 ベルト往復制御系統のブロック図 ベルト往復制御におけるベルト位置の概略図 ベルト往復制御のタイミングチャート(その1) ベルト往復制御のタイミングチャート(その2) 他の定着装置の構成模式図
《実施例》
(画像形成装置)
図2は画像形成装置の一例の概略構成図である。この画像形成装置1は、転写タイプの電子写真プロセスを用いたタンデム方式の4色フルカラープリンタである。画像形成装置1はパソコン等のホスト装置23からインターフェース22を介して制御部(制御手段:CPU)10に入力する画像情報に対応したトナー像を記録材(以下、用紙又は紙と記す)Sに形成して出力する。この画像形成装置1の画像形成機構自体は公知に属するのでその説明は簡単とどめる。
9は用紙Sに未定着のトナー像を形成する画像形成部であり、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4つの作像部U(UY、UM、UC、UK)を有している。各作像部Uにおいて、帯電ロール3によって帯電された感光ドラム(第1の像担持体)2は、ホスト装置23から制御部10に入力する画像情報に応じて、レーザスキャナ4からレーザー光を露光され、静電潜像を形成される。ドラム2は矢印の反時計方向に所定の周速度で回転駆動される。
形成された静電潜像は、現像装置5により各色のトナーを用いて各色のトナー像として現像される。形成された各色のトナー像は、1次転写ロール6により中間転写ユニット7の転写ベルト(第2の像担持体)8に重ねて転写され、フルカラートナー像が形成される。転写ベルト8は駆動ロール11とテンションロール12と2次転写対向ロール13との間に懸回張設されていて、矢印の時計方向に所定の周速度で回転駆動される。
2次転写対向ロール13には2次転写ロール14が転写ベルト8を介して当接されている。これにより、転写ベルト8と2次転写ロール14との間に2次転写ニップ部102が形成されている。2次転写対向ロール13と2次転写ロール14の部分が2次転写装置101である。
一方、カセット15又は16に収容された用紙Sは給紙機構の動作により一枚分離給送されて搬送路17で搬送される。そして、用紙Sはレジストロール対18により所定の制御タイミングにて2次転写ニップ部102に導入されて挟持搬送され、この挟持搬送過程で転写ベルト8側のフルカラートナー像の2次転写を受ける。
2次転写ニップ部102を出た用紙Sは搬送路19を通って定着装置(定着部)100へ搬送され、定着装置100の定着ニップ部Nに導入されて挟持搬送される。用紙Sはこの挟持搬送過程で加熱、加圧されてトナー像の定着処理を受ける。定着ニップ部Nを出た用紙Sは画像形成物(成果物)として排出ロール20によって排出トレイ21へ排出される。制御部10は画像形成装置1の全ての装置制御を司る。24は制御部10に各種の情報を入力するための操作部(ユーザーインターフェース)であり、表示部を有し制御部10により各種の情報が表示される。
(定着装置)
図3は定着装置100の左側面図、図4は同装置の横断面図である。ここで、本実施例においては、定着装置100の正面とは用紙入口側の面、背面とは用紙出口側の面である。左右とは同装置を正面から見て左または右であり、左側を手前側又は一端側、右側を奥側又は他端側としている。上下とは重力方向において上又は下である。上流又は下流とは用紙搬送方向(記録材搬送方向)Vに関して上流又は下流である。
この定着装置100は、ツインベルトニップ方式、電磁誘導加熱(IH)方式の画像加熱装置である。大別して、加熱ベルトユニットAと、加圧ベルトユニットBと、IHヒータ(加熱器:誘導加熱コイル)135と、これらを収容している筐体140と、を有する。
加熱ベルトユニットAは、第1の回転体としての無端状の加熱ベルト(エンドレスベルト)130を有する。また、この加熱ベルト130を内面側から回転可能に支持(懸架)する複数の支持ロール(支持部材:ベルト懸架手段)を有する。ここでは、支持ロールとして、駆動ロール131と、ベルトテンションを付与するテンションロール132を有する。また、例えばステンレス鋼(SUS材)で形成されたパッドステー137を有する。
IHヒータ135は加熱ベルト130を加熱する加熱手段としての誘電加熱手段(誘導加熱手段)であり、加熱ベルト130を電磁誘導加熱する誘導加熱コイル(励磁コイル)を有する。
加熱ベルト130としては、IHヒータ135により発熱させられるとともに耐熱性を具備したものであれば適宜選定して差し支えない。例えば、厚さ75μm、幅380mm、周長200mmのニッケル金属層もしくはステンレス層などの磁性金属層に例えば厚さ300μmのシリコンゴムをコーティングし、表層にPFAチューブを被覆したものが用いられる。
駆動ロール131は、例えば中実ステンレスによって外径がφ18に形成された芯金表層に耐熱シリコンゴム弾性層を一体成型により形成したロールである。テンションロール132は、例えばステンレスによって外径がφ20、内径φ18程度に形成された中空ロールである。
テンションロール132と駆動ロール131は所定の間隔をあけて用紙搬送方向Vにおいて上流側と下流側にほぼ平行に配設されている。パッドステー137はテンションロール132と駆動ロール131との間において駆動ロール131に近接させて駆動ロール131に平行に配設されている。加熱ベルト130は駆動ロール131とテンションロール132とパッドステー137との間に所定の張力(例えば200N)で掛け渡されている。
加圧ベルトユニットBは、第2の回転体としての無端状の加圧ベルト(エンドレスベルト)120を有する。また、この加圧ベルト120を内面側から回転可能に支持(懸架)する複数の支持ロール(支持部材:ベルト懸架手段)を有する。ここでは、支持ロールとして、加圧ロール121と、ベルトテンションを付与するテンションロール122を有する。また例えばゴムで形成された加圧パッド125を有する。加圧パッド125には摺動シート128が被せられている。また、オイル塗布ロール(潤滑剤塗布部材)126を有する。
加圧ベルト120としては耐熱性を具備したものであれば適宜選定して差し支えない。例えば、厚さ50μm、幅380mm、周長200mmのニッケル金属層に例えば厚さ300μmのシリコンゴムをコーティングし、表層にPFAチューブを被覆したものが用いられる。加圧ロール121は、例えば中実ステンレスによって外径がφ20に形成されたロールである。テンションロール122は例えばステンレスによって外径がφ20、内径φ18程度に形成された中空ロールである。
テンションロール122と加圧ロール121は所定の間隔をあけて用紙搬送方向Vにおいて上流側と下流側にほぼ平行に配設されている。加圧パッド125はテンションロール122と加圧ロール121との間においては加圧ロール121に近接させて加圧ロール121に平行に配設されている。オイル塗布ロール126は加圧パッド125とテンションロール122との間にテンションロール122に平行に配設されている。加圧ベルト120は、この加圧ロール121とテンションロール122と加圧パッド125とオイル塗布ロール126との間に所定の張力(例えば200N)で掛け渡されている。
オイル塗布ロール126は、図5に示すように、テンションロール122の軸部122aを中心に回転可能に支持されたアーム127に回転可能に支持されている。そして、オイル塗布ロール126が加圧ベルト120の内面に当接する方向にアーム127がバネ等の付勢部材(不図示)により回動付勢されている。
オイル塗布ロール126は、潤滑剤としての1000CS程度の粘度を有する耐熱シリコーンオイルを含浸した耐熱アラミドフェルトを具備しており、加圧ベルト120の内面に一定量のオイルが供給(塗布)されるように構成されている。これにより加圧ベルト120の内面と加圧パッド125に被せられている摺動シート128との間の摩擦力を低減し、耐久性を向上させている。加圧ベルト120の内面に供給された耐熱シリコーンオイルは、加圧ロール121及びテンションロール122の表面にも加圧ベルト120の内面を介して塗布される。
加圧ベルトユニットBは加熱ベルトユニットAの下側に配設されている。そして、加圧ユニットBがここでの説明は割愛する加圧機構の加圧動作により加熱ユニットAに対して所定の押圧力で加圧される。
この加圧状態において、駆動ロール131と加圧ロール121とが加熱ベルト130と加圧ベルト120を挟んで所定の押圧力で圧接する。駆動ロール131は加圧ロール121の圧接により弾性層が所定量弾性的に歪ませられるものである。また、パッドステー137と加圧パッド125が加熱ベルト130と加圧ベルト120を挟んで所定の押圧力(例えば400N)で圧接する。これにより、加熱ベルト130と加圧ベルト120との間に用紙搬送方向Vにおいて幅広のニップ部(定着ニップ部)Nが形成される。
そして、制御部10で制御される駆動モータ163の駆動力が駆動ロール131の軸部131aに取り付けられた駆動ギアGに伝達されて駆動ロール131が回転駆動され、加熱ベルト130が図4において矢印の時計方向に循環回転する。用紙Sを安定的に搬送するために、加熱ベルト130と駆動ロール131間では確実に駆動を伝達している。加圧ユニットB側の加圧ベルト120もニップ部Nにおける加熱ベルト130との摩擦力で加熱ベルト130の回転に従動して矢印の反時計方向に循環回転する。加熱ベルト130はIHヒータ135により加熱されて所定の定着温度に立ち上げられて温調される。
この状態において、定着装置100に対して入口側から未定着トナー像tを担持した用紙Sが導入され、ガイド部材(不図示)で案内されてニップ部Nに進入して挟持搬送される。これにより、トナー像tが用紙Sに対して固着像として熱圧定着される。用紙Sはニップ部Nを出て定着装置100を出口側から排出されていく。
上記のように、本実施例においては、加熱ベルト130と加圧ベルト120が用紙Sを挟持搬送して用紙上(記録材上)のトナー像tを定着(加熱)するための定着ニップ部Nを形成する少なくとも一方がエンドレスベルトである一対の回転体である。
(ベルト寄り制御機構)
加熱ベルトユニットAにおける加熱ベルト130は回転過程において用紙搬送方向Vと直交する幅方向の手前側又は奥側へ片寄るように移動する現象(ベルトの寄り移動)が発生する。また、加圧ベルトユニットBにおける加圧ベルト120も回転過程において用紙搬送方向Vと直交する幅方向の手前側又は奥側へ片寄るように移動する現象が発生する。図7は加圧ベルトユニットBにおける加圧ベルト120が回転過程において用紙搬送方向Vと直交する幅方向Wの手前側又は奥側へ片寄るように移動する様子を示すものである。
本実施例においてはベルトの寄り移動をスイング型寄り制御で所定の寄り範囲内(所定のゾーン内)に安定させるようにしている。スイング型寄り制御はベルト位置が幅方向中央部から所定量以上移動したことを検知した場合にテンションロールをステアリング部材としてベルトの寄り移動方向と反対向きに傾動させる方法である。
スイング型寄り制御(ベルトの寄り移動制御:蛇行制御)を繰り返すことにより、ベルトが周期的に幅方向の片側(幅方向の一方方向)からもう一方(幅方向の他方方向)の側まで移動するため、ベルトの寄り移動を安定して制御することができる。即ち、ベルトは用紙Sの搬送方向Vと直交する方向Wに往復移動可能に構成されている。
加熱ベルトユニットA側と加圧ベルトユニットB側にはそれぞれ同様のベルト寄り制御機構(ベルトステアリング機構)が設けられ、加熱ベルト130と加圧ベルト120の寄り制御が独立して同様になされる。そこで、以下においては、加圧ベルトユニットB側のベルト寄り制御機構と、加圧ベルト120の寄り制御を代表して説明し、加熱ベルトユニットA側のベルト寄り制御機構と、加熱ベルト130の寄り制御の説明は割愛する。
図3と図6を参照して、筐体140の手前側の側板には支持アーム154が配設されている。この支持アーム154は加圧ロール121の手前側の軸部121aにベアリング154aを介して支持されていて軸部121aを中心(支点)に回動可能であり用紙入口側に延びている。支持アーム154の自由端部にはピン159が植設されている。
支持アーム154のベアリング154aとピン159の間の部分には支持アーム154の長手に沿って長い長穴に嵌着されて長穴に沿って移動する自由度を有する可動のベアリング153が配設されている。このベアリング153に対してテンションロール122の手前側の軸部122aが支持されている。そして、ベアリング153はテンションバネ(付勢部材)156により加圧ベルト120に対して張りを与える方向に移動付勢されている。テンションバネ156により、加圧ベルト120に200Nのテンションを掛けている。
筐体140の手前側の側板には用紙入口側に軸160が植設されている。この軸160に対してウォームホィール(はす歯歯車)157aが回転可能に支持されている。このウォームホィール157aにU字型の溝部152aを有するフォーク板(制御アーム)152が一体に設けられている。そして、支持アーム154のピン159がフォーク板152の溝部152aに係合して支持されている。また筐体140の手前側の側板にはステッピングモータ155が配設されている。このモータ155の回転軸に固着されたウォーム157がウォームホィール157aに噛合している。
ステッピングモータ155が正転駆動または逆転駆動されることで、ウォーム157、ウォームホィール157aを介して、フォーク板152が上方向または下方向に回動される。これに連動して支持アーム154が軸部121aを中心に上方向または下方向に回動する。これに伴い、テンションロール122の手前側の軸部122aが奥側の軸部122aを支点にして上方向または下方向に移動される。これにより、テンションロール122の傾きが変化することでベルト寄り補正がなされる。
即ち、テンションロール122が加圧ベルト120の移動方向に直交する幅方向(長手方向)の蛇行を調整するステアリングロールとして働く。そこで、以下、テンションロール122をステアリングロールと記す。
上記のステアリングロール122、フォーク板(制御アーム)152、ウォームホィール157a、ウォーム157、ステッピングモータ155等が、加圧ベルト120を用紙搬送方向Vに対して直交する幅方向に移動させるベルト往復制御手段である。すなわち、ベルトステアリング機構である(支持部材であるステアリングロール122の長手方向一端側を基準位置から第1の位置へ変位させる変位機構)。
図4と図5を参照して、筐体140には、加圧ベルトユニットBの下側において、加圧ベルト120の用紙搬送方向Vに直交する幅方向において定着装置手前側の端部近傍にベルト端部位置を検知するためのセンサ部150が設けられている。即ち、センサ部150が加圧ベルト120の幅方向の一端部側及び他端部側への寄り移動を検出可能な位置検出手段(ベルトがその幅方向において所定のゾーンから外れたことを検出する検出部)である。
制御部10は、センサ部150で加圧ベルト120の端部位置を検出し、その検出結果に応じて、ベルトステアリング機構を構成しているステアリングロール122の傾きを変化させベルト寄り補正を行う。これにより、加圧ベルト120の幅方向における手前側(一端部側)と奥側(他端部側)との間で往復移動させるように制御を行う。即ち、加圧ベルトが幅方向における所定のゾーン内において往復移動するようにベルトステアリング機構を制御する。
なお、センサ部150を用いた、手前側におけるベルト寄り制御の作動と、奥側における同様のベルト寄り制御の作動とは、独立に行われる。即ち、センサ部150は、加圧ベルト120の幅方向における両端部に設けられ、一端部側における後述する第1の制御モードおよび第2の制御モードの実行と、他端部側における第1の制御モードおよび第2の制御モードの実行とが独立に行われる。
ベルト寄り制御は、具体的にはセンサ部150によって加圧ベルト120の端部位置を検知し、それに応じて、ステッピングモータ155を所定回転数駆動させ,ステアリングロール122の傾きを変化させた状態で加圧ベルト120を回転させることで行う。これにより、ベルトの軸方向(幅方向)への寄り補正を実現させている。ここで、ステアリングロール122のアライメントを変化させることにより加圧ベルト120の幅方向における移動量を制御できる。
センサ部150が加圧ベルト120のベルトの軸方向(幅方向)の移動位置を検知するベルト位置検出手段である。センサ部150は、光学式検知手段である第1と第2の二つのセンサ150a・150b、フラグ部材であるセンサフラグ150c、センサアーム150d、センサバネ150eから構成される。センサバネ150eは加圧ベルト120の動きに追従してセンサアーム150dが動作するための部材である。センサフラグ150cはセンサアーム150dに連動して支点150fの周りに回動する。
そして、アーム部材であるセンサアーム150dを加熱ベルト120の一端部側である手前側端面120aに0.03Nの力で押圧当接(接触)させている。これらにより、ベルト幅方向の位置に応じて回動するフラグ部材であるセンサフラグ150cを光学式に検知するフラグ検知手段としてのセンサ150a、150bそれぞれのON/OFF信号の組合せにより、加圧ベルト120の幅方向の位置検出を行う。
なお、加熱ベルトユニットA側のベルト寄り制御機構と、加熱ベルト130の寄り制御の説明は割愛するが、上述した加圧ベルトユニットBのベルト寄り制御機構とベルト寄り制御の場合と同様である。図3と図4において、150Aは加圧ベルトユニットB側のセンサ部150に対応している。また、154A、153A、156A、160Aは、加圧ベルトユニットB側の支持アーム154、ベアリング153、テンションバネ156、軸160に対応している。そして、152A、157A、155Aは加圧ベルトユニットB側のフォーク板152、ウォーム157、ステッピングモータ155に対応している。
第1のセンサ150aと第2のセンサ150bのON/OFF信号の組合せと、その時の加圧ベルト120端面位置の関係を図8に示す。なお、各センサ150aと150bをセンサフラグ150cが遮光した時に信号はOFFとなり、透光したときにON信号となる。
また、ベルト往復制御のフローチャートを図1に、ステアリングローラ122を駆動する制御系のブロック図を図9に示す。また、図7に加圧ベルト120を往復移動させるためのステアリングローラの動作について、図10に加圧ベルト120の往復方向位置とセンサ150a、150bの位置関係を示す。
加圧ベルト120は、第1のセンサ150aがON、第2のセンサ150bがOFFの位置と、第1のセンサ150aがOFF、第2の150bがONとなる位置との間を往復する。その区間内(所定のゾーン内)で加圧ベルト120が存在する様に往復制御を行っている。その区間の距離は、加圧ベルト120がその回転軸方向に、中心位置から±1.5mmとしている。
図10に示すように加圧ベルト120が中央位置から手前側に移動すると、加圧ベルト120に当接するセンサアーム150dを介してセンサフラグ150cが動作する。加圧ベルト120が手前側−1.5mmの位置に到達すると、センサフラグ150cを第1のセンサ150aが検知しこのセンサ150aの信号がOFFとなり、加圧ベルト120を奥側方向に移動させるためにステアリングロール122が動作する。
加圧ベルト120の移動方向が逆転し、±1.5mmの範囲内に入ると、センサフラグ150Cが第1のセンサ150aに検知される位置から移動し、このセンサ150aの信号はONとなる(第2のセンサ150bの信号もON)。
逆に、加圧ベルト120が奥側+1.5mmの位置に到達すると、センサフラグ150cを第2のセンサ150bが検知しこのセンサ150aの信号がOFFとなり、加圧ベルト120を手前側方向に移動させるためにステアリングロール122が動作する。そして、加圧ベルト120の移動方向が逆転し、±1.5mmの範囲内に入ると、センサフラグ150Cが第2のセンサ150bに検知される位置から移動し、このセンサ150bの信号はONとなる(第1のセンサ150aの信号もON)。
加圧ベルト120の往復移動方向±3.5mmの位置には、アーム127のアーム壁面127aが存在する(手前側と奥側の両方に存在する)。加圧ベルト120が往復方向への移動により、アーム壁面127aと接触し破損することを防止するために、加圧ベルト120が±3.0mmの位置を移動規制位置として設定している。
すなわち、図10に示すように、加圧ベルト120が移動規制位置である−3.0mmの位置に到達すると、センサフラグ150cが第1のセンサ150aと第2のセンサ150bの両者に検知される位置に移動する。それにより、この両センサ150a、150bの信号がOFFとなる。逆に、加圧ベルト120が移動規制位置である+3.0mmの位置に到達した場合も同様である。
(ベルト往復制御)
次に、図1の動作フロー図、図11、図12のタイミングチャートを用いて本実施例におけるベルト往復制御について説明する。図11、図12は第1のセンサ150aと第2のセンサ150bの信号とステアリングロール122の動作角度によるタイミングチャートである。
定着装置100が駆動し、駆動モータ163(図3)による加圧ベルト120の回転開始に伴い、ベルト往復制御が開始される(S1−01、S1−02、S1−03)。加圧ベルト120が幅方向の端部側に寄ると、往復方向変更位置に到達したことをセンサ部150で検知する(S1−9あるいはS1−24)。すると、制御手段を構成する第1の手段(制御部10)が作動し、作動時に第1の制御量でステアリングロール122を介して加圧ベルト120の幅方向における移動方向を逆方向へ変更させる。
即ち、モータドライバ155D(図9)を介して、ステッピングモータ155に所定の駆動パルスを出力する(S1−11あるいはS1−26)。そして、図7で示すように、ステアリングロール122の手前側端部を上下動させることでステアリングロール122を駆動ロール131に対して+α°もしくは−β°に傾ける(S1−12あるいはS1−27)。
加圧ベルト120が往復方向を変えて移動を開始すると、センサ150aとセンサ150bを介して、ベルト位置検出部150において加圧ベルト120が往復方向を変更して通過することを検知する(S1−13あるいはS1−28)。ステアリングロール122の角度α、βは、加圧ベルト120の往復制御を維持するため、外乱によって往復方向が変更されない傾斜角度となるように設定する。
ベルト寄りが検知された場合、第1の手段により、ステアリングロール122の+α°もしくは−β°の傾斜と加圧ベルト120の回転に伴い、加圧ベルト120の端部方向への寄りは減速され、加圧ベルト120は反対方向へ加速する。即ち、このようにベルト往復方向の反転がなされる(図11の動作)。本実施例ではαが0.4±0.2[deg]の範囲でかつα、βの和が0.8[deg]となる様にユニットごとに調整している。
ところで、画像形成装置1の水平状態や、定着装置100の構成部品が持つ公差等により、加圧ベルト120を懸架する部材のアライメントズレが発生し、加圧ベルト120の往復移動が不均一となる場合がある。例えば、加圧ベルト120の手前方向(−方向)への移動が速く、奥側方向(+方向)への移動が遅くなる場合、加圧ベルト120の移動方向を手前側から奥側方向へ変更する際の応答性が低下する。
このような場合、角度βの絶対値を小さくし加圧ベルト120の奥方向から前方向への移動速度を低減することが効果的である。これにより、手前側方向での往復方向変更時の加圧ベルト120の減速/加速時間を低減させることが可能になり、加圧ベルト130の移動方向を前から奥側方向へ変更する際の応答を良化させることができる。
本実施例では加圧ベルト120で説明を行ったが、定着ベルト130にて上記制御を実施しても良い。
ここで、2次転写装置101の転写ニップ部102(図2)から定着ニップ部Nまでの用紙の搬送パス距離L以上(記録材搬送距離以上)の長さsの用紙Sを通紙した際の用紙挙動について説明する。本実施例ではLは250[mm]である。制御部10は定着装置200に用紙Sが突入する前までの通紙経路上に配置かれた通紙検知センサ(検知手段)にて、用紙の通過時間から用紙の長さを確認している。図2、図4において、25は定着装置200の用紙入口部(記録材入口部)に配置された通紙検知センサである。
定着ニップ部Nでは用紙はニップを形成するベルトの寄り方向へベルトから力を受ける。その力によって、用紙はニップ通過中に斜行量が変化する。そのため、長さがL以上の長さの用紙を通紙した場合に2次転写装置101(2次転写ニップ部102)で用紙に転写される画像が乱れてしまう。即ち、用紙の先端が定着ニップ部N内に入ってから用紙の後端が転写ニップ部102を抜けるまでの間に起こる用紙の斜行量の変化分、画像が歪みを持って転写されることになる。
そこで、本実施系では用紙の長さs(JOB紙サイズ)が、2次転写装置101から定着ニップ部Nまでの搬送パス距離L以上であると検知(S1−10あるいはS1−25)した場合には制御手段を構成する第2の手段(制御部10)が作動する。制御部10は第2制御量でステアリングロール122の傾斜角度α、βを一律にψ軽減させ、α´、β´(α´=α‐ψ、β´=β‐ψ)と制御(S1−15あるいはS1−32)する。これにより、ベルトの寄り速度を抑え転写される画像の歪みを低減する。
ψは、部品のばらつきや外乱などに対して、加圧ベルト120の往復方向の変更が可能な角度を鑑みて決定する値である。本実施例ではψは、α又はβの絶対値の少ない方の値を0.3倍した値を用いるように制御部10により算出する。
しかし、想定しない外乱よって所定の時間X秒で加圧ベルト120が往復方向を変更されないことを検知(S1−16あるいはS1−33)した場合には、制御部10が作動し、作動時に第1制御量でステアリングロール122を再度傾斜させる。即ち、センサ150a、及び150bの検知時間tが所定の時間X秒に到達するとモータドライバ150Dを介して、ステッピングモータ155に所定の駆動パルスを出力する(S1−22あるいはS1−37)。そして、ステアリングロール122を駆動ロール131に対してαもしくはβに傾ける(S1−23あるいはS1−38)。
ベルト往復方向変更のトラブルを検出する時間であるX秒は、加圧ベルト120の回転速度等に起因するベルト往復方向の移動速度により決定される値である。ベルト走行領域からベルトが脱落やベルトの端部が外部部品と接触してしまわない時間を選定することが好適である。本実施例では通紙速度をVとした場合にX=1730/Vと設定している。例えば、V=320[mm/s]だとすると、Xは5.4[s]となる。
また、傾斜を+α°もしくは−β°に変更した際に定着ニップ部Nに用紙の一部が存在する状態で2次転写装置101で用紙に転写される画像は歪みを大きく持ってしまう。そのため、制御部10は、用紙先端が定着ニップ部Nに入ってからY秒間はステアリング傾斜をα´からα°もしくは−β´から−β°へ変更しないように制御(S1−42あるいはS1−46)する。かつ往復方向の変更が確認されるまで(S1−21あるいはS1−36)通紙不能と判断し、紙間を開ける様に制御(S1−43あるいはS1−47)を行う。
ここで、定着装置200で定着中の用紙後端が2次転写装置101を抜けるまでステアリングロール122の傾斜角が+α°もしくは−β°に変更されないためには、Y秒は用紙の長さをs、通紙速度をVとした場合に、(s−L)/V以上である必要がある。
これにより、ベルト往復制御のためのステアリング量を低減させることで、安定的なベルト往復制御と用紙への転写画像の歪みの抑制を行うことが可能になる。
上記の制御をまとめると次のとおりである。制御部10は、位置検出手段150により検出されるベルト120の幅方向における一端部側への寄り移動に対しベルト120を第1の制御量で他端部側へ移動させるための第1の手段を有する。また、転写ニップ部Nから定着ニップ部Nまでの用紙搬送距離以上の長さsの用紙が搬送された時に、ベルト120を、前記第1の制御量より小さい第2の制御量に変更して他端部側へ移動させるための第2の手段を有する。
ステアリングロール122のアライメントを変化させることによりベルト120の幅方向における移動量を制御する。ベルト120の幅方向における移動量を制御するための制御対象がステアリングロール122の傾斜角である。ステアリングロール122の傾斜角を、第1の手段の作動時に第1傾斜角とし、第2の手段の作動時に同じ方向の傾斜で第1傾斜角の角度以下の第2傾斜角とする。
第2の手段は、前記用紙搬送距離以上の長さsの用紙が搬送された時に作動する。そして、第2の手段は、他端部側へ移動するベルト120が所定の時間内に通過しないことを位置検出手段150で検出したときに第1の手段へと移行する。
定着装置200の用紙入口部に通紙検知センサ25を有し、第2の手段は、前記前記用紙搬送距離以上の長さsの用紙が搬送された時に作動する。かつ、第2の手段は、他端部側へ移動するベルト120が所定の時間内に通過しないことを位置検出手段150で検出し、かつ通紙検知センサ25で用紙を検知してから所定の時間が経過したときに、第1の手段へと移行する。
第2の手段は、前記用紙搬送距離以上の長さsの用紙が搬送された時に作動する。そして、第2の手段は、他端部側へ移動するベルト120が所定の時間内に通過しないことを位置検出手段150で検知したときに第1の手段へと移行する。その後、位置検出手段150で他端部側へ移動したことを検出した場合に、再度、第2の手段へ移行する。
用紙の搬送速度によって他端部側へ移動するベルト120の通過検知時間を変更する。
制御対象は上記の角度に限定されず、ステアリングローラ132を動作させ角度α°、β°を変更するためのステッピングモータ155への入力パルスなどの角度変更手段に適用されるものであり、本実施例で説明した内容に限定されない。
また、加圧ベルト120の往復方向変化を検出手段150による検知時間を用いて判定することで、加圧ベルト120への往復移動挙動の変化を最小限の検知手段で検出することが可能になる。すなわち、加圧ベルト120の端部検知領域(図10における手前側−1.5mmと−3.0mmの領域)を複数の検知手段を用いて監視する。これにより、移動量により加圧ベルト120の往復挙動の変化を検出する方式に対して、検出手段の数を減少させることができ、コスト低減や装置の大型化の抑止が可能になる。
なお、往復制御が不能となる状態では、加圧ベルト120端面が中心位置から±3mmの位置にくると、センサ150a、150bが共にOFFとなる(S1−04)。この時、画像形成装置1の制御部10は異常発生と判断し、定着装置200の加圧ベルト120の回転動作を停止させ(S1−05)、装置を停止させる(S1−06)。
本実施例ではベルトの往復時間はステアリングローラ角度α°、β°で約18[s]であり、ステアリングローラ角度α´、β´を使用した際には約25.7[s]となる。
以上説明したように、本実施例によれば、ベルト往復制御のためのステアリング量を低減させることで、安定的なベルト往復制御と用紙の転写時挙動安定化を図ることができる。
(本実施例の効果)
本実施例によれば、ベルト往復制御のためのステアリング量を低減させることで、安定的なベルト往復制御と用紙の転写時挙動安定化を図ることができる。
(変形例)
(1)以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが本発明はこれに限定されず、同一性の範囲内で種々の変形が可能である。例えば、図13に示す様な定着装置200Aにおけるベルト状部材120を略所定の幅で往復制御する構成に適用されるものであり、特に往復方向を変更した後に、往復移動速度を低減可能な構成に適用されるものである。
図13の定着装置200Aは、第1の回転体として、ハロゲンヒータHを内蔵させた定着ローラ130Aを用いている。これに加圧ベルトユニットBを当接させて、定着ローラ130Aと加圧ベルト120との間に用紙搬送方向Vにおいて幅広の定着ニップ部Nを形成した構成である。
(2)加圧ベルト120について述べたが、加熱ベルト130に適用することもできる。即ち、本発明はニップ部Nを構成する第1の回転体と第2の回転体の少なくとも一方が無端ベルトを備える場合に適用できる。
(3)実施例では、未定着トナー像を用紙に定着する定着装置を例にして説明したが、本発明は、これに限らず、画像の光沢度を向上させるべく、用紙に仮定着されたトナー像を加熱加圧する装置(この場合も定着装置と呼ぶ)にも同様に適用可能である。
(4)画像形成装置は実施例のようなフルカラーの画像を形成する画像形成装置に限られず、モノクロの画像を形成する画像形成装置でもよい。また画像形成装置は、必要な機器、装備、筐体構造を加えて、複写機、FAX、及び、これらの機能を複数備えた複合機等、種々の用途で実施できる。
1・・画像形成装置、9・・画像形成部、200・・定着部(定着装置)、102・・転写ニップ部、N・・定着ニップ部、S・・記録材、t・・トナー像、130・120・・第1及び第2の回転体、150・・位置検出手段、10・・制御手段

Claims (12)

  1. 記録材を転写ニップ部にて挟持搬送して記録材にトナー像を転写する画像形成部と、
    前記転写ニップ部からの記録材を定着ニップ部にて挟持搬送してトナー像を定着する定着部と、を備え、
    前記定着部は、前記定着ニップ部を形成する少なくとも一方が無端ベルトである第1及び第2の回転体と、前記無端ベルトの幅方向における位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段の検出結果に応じて前記無端ベルトが前記幅方向における所定のゾーン内において往復移動するように制御するための制御手段と、を有し、
    前記位置検出手段が、前記無端ベルトの往復移動方向の一端、及び他端への前記無端ベルトの移動を検出可能であって、
    前記制御手段は、前記位置検出手段により検出される前記無端ベルトの前記幅方向における一端部側への寄り移動に対し前記無端ベルトを第1の制御量で他端部側へ移動させるための第1の手段と、前記転写ニップ部から定着ニップ部までの記録材搬送距離以上の長さの記録材が搬送された時に、前記無端ベルトを、前記第1の制御量より小さい第2の制御量に変更して前記他端部側へ移動させるための第2の手段と、を有する
    ことを特徴とする画像形成装置。
  2. 前記定着部において、前記無端ベルトは複数のベルト懸架手段により懸架され、少なくとも1つの前記ベルト懸架手段のアライメントを変化させることにより前記無端ベルトの前記幅方向における移動量を制御するためのベルトステアリング手段を有することを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記無端ベルトの前記幅方向における移動量を制御するための制御対象が、前記ベルトステアリング手段における少なくとも1つの前記ベルト懸架手段の傾斜角であることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記ベルトステアリング手段における少なくとも1つの前記ベルト懸架手段の前記傾斜角を、前記第1の手段の作動時に第1傾斜角とし、前記第2の手段の作動時に同じ方向の傾斜で前記第1傾斜角の角度以下の第2傾斜角とすることを特徴とする請求項3に記載の画像形成装置。
  5. 前記無端ベルトの前記幅方向における移動量を制御するための制御対象が、前記ベルトステアリング手段における少なくとも1つの前記ベルト懸架手段の駆動モータの入力パルスであることを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。
  6. 前記第2の手段は、前記記録材搬送距離以上の長さの記録材が搬送された時に作動し、かつ、前記第2の手段は、前記他端部側へ移動する前記無端ベルトが所定の時間内に通過しないことを前記位置検出手段で検出したときに前記第1の手段へと移行することを特徴とする請求項1乃至5の何れか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記定着部の記録材入口部に記録材を検知する検知手段を有し、
    前記第2の手段は、前記記録材搬送距離以上の長さの記録材が搬送された時に作動し、かつ、前記第2の手段は、前記他端部側へ移動する前記無端ベルトが所定の時間内に通過しないことを前記位置検出手段で検出し、かつ前記検知手段で記録材を検知してから所定の時間が経過したときに、前記第1の手段へと移行することを特徴とする請求項1乃至6の何れか一項に記載の画像形成装置。
  8. 前記第2の手段は、前記記録材搬送距離以上の長さの記録材が搬送された時に作動し、かつ、前記第2の手段は、前記他端部側へ移動する前記無端ベルトが所定の時間内に通過しないことを前記位置検出手段で検知したときに前記第1の手段へと移行し、その後、前記位置検出手段で前記他端部側へ移動したことを検出した場合に、再度、前記第2の手段へ移行することを特徴とする請求項1乃至7の何れか一項に記載の画像形成装置。
  9. 前記位置検出手段は、前記無端ベルトの前記幅方向における一端部側に接触するアーム部材と、前記アーム部材に連動して支点の周りに回動するフラグ部材と、前記フラグ部材を検知するフラグ検知手段と、を備えることを特徴とする請求項1乃至8の何れか一項に記載の画像形成装置。
  10. 前記フラグ検知手段は、二つの光学式検知手段であることを特徴とする請求項9に記載の画像形成装置。
  11. 前記位置検出手段は、前記幅方向における両端部に設けられ、前記一端部側における前記第1の手段および前記第2の手段の作動と、前記他端部側における前記第1の手段および前記第2の手段の作動とが独立に行われることを特徴とする請求項1乃至10の何れか一項に記載の画像形成装置。
  12. 記録材の搬送速度によって前記他端部側へ移動する前記無端ベルトの通過検知時間を変更することを特徴とする請求項1乃至11の何れか一項に記載の画像形成装置。
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