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JP2018128504A - 定着装置 - Google Patents

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JP2018128504A JP2017019702A JP2017019702A JP2018128504A JP 2018128504 A JP2018128504 A JP 2018128504A JP 2017019702 A JP2017019702 A JP 2017019702A JP 2017019702 A JP2017019702 A JP 2017019702A JP 2018128504 A JP2018128504 A JP 2018128504A
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rotation restricting
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高橋 一寿
Kazuhisa Takahashi
一寿 高橋
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Toshiba Tec Corp
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Toshiba Corp
Toshiba Tec Corp
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Abstract

【課題】シートのシワおよびシートの傾きなどの不具合が生じにくい定着装置を提供することである。【解決手段】実施形態の定着装置は、第1の回転体と、押圧ユニットと、付勢部材と、基体部と、ネジ軸部と、回転規制部とを持つ。前記押圧ユニットは、ベルト、第2の回転体および支持フレームを備える。前記支持フレームは、前記第2の回転体を支持する。前記付勢部材は、前記押圧ユニットを、前記第2の回転体が前記第1の回転体に近づく方向に付勢する。前記基体部は、軸周りに回転可能であって、軸方向に直交する断面の形状が非円形である。前記ネジ軸部は、前記基体部から突出して、前記第1の回転体に近づく方向の前記押圧ユニットの移動を規制する。前記回転規制部は、前記基体部の外面に当接することで前記基体部の回転を規制する。【選択図】図3

Description

本発明の実施形態は、定着装置に関する。
定着装置は、加熱ローラと、押圧ユニットとを持つ。押圧ユニットは、加圧ベルトと、加圧ローラとを持つ。加圧ローラの外周面は、ゴム層によって被覆されている。押圧ユニットは、シートを加熱ローラに押し付けることによって、トナーをシートに熱定着する。
前記定着装置は、加圧ローラのゴム層が経年により劣化すると、ニップ幅が大きくなってシートにシワが生じたり、シートが傾く場合があった。
特開2014−119600号公報
本発明が解決しようとする課題は、シートのシワおよびシートの傾きなどの不具合が生じにくい定着装置を提供することである。
実施形態の定着装置は、第1の回転体と、押圧ユニットと、付勢部材と、基体部と、ネジ軸部と、回転規制部とを持つ。前記第1の回転体は、熱源によって加熱される。前記押圧ユニットは、ベルト、第2の回転体、および支持フレームを備える。前記ベルトは、前記第1の回転体の外周面に対向する。前記第2の回転体は、前記ベルトが外周面に架け回される。前記支持フレームは、前記第2の回転体を支持する。前記付勢部材は、前記押圧ユニットを、前記第2の回転体が前記第1の回転体に近づく方向に付勢する。前記基体部は、軸周りに回転可能であって、軸方向に直交する断面の形状が非円形である。前記ネジ軸部は、前記基体部から突出して、前記第1の回転体に近づく方向の前記押圧ユニットの移動を規制する。前記回転規制部は、前記基体部の外面に当接することで前記基体部の回転を規制する。
実施形態の定着装置を用いた画像形成装置を示す外観図。 実施形態の定着装置を用いた画像形成装置の概略構成を示す図。 実施形態の定着装置の概略構成を示す図。 実施形態の定着装置のストッパ部および回転規制部の概略構成を示す図。 実施形態の定着装置のストッパ部および回転規制部の概略構成を示す図。 実施形態の定着装置を示す斜視図。 実施形態の定着装置の一部を示す斜視図。 実施形態の定着装置のストッパ部の第1変形例を示す模式図。 実施形態の定着装置のストッパ部の第2変形例を示す模式図。
以下、実施形態の定着装置を、図面を参照して説明する。
図1は、実施形態の定着装置を用いた画像形成装置200の全体構成例を示す外観図である。例えば、画像形成装置200は、複合機である。画像形成装置200は、ディスプレイ210、コントロールパネル220、プリンタ部230、シート収容部240及び画像読取部300を備える。
画像形成装置200は、トナー等の現像剤を用いてシート等の記録媒体上に画像を形成する。例えば、シートは、紙やラベル用紙である。シートは、その表面に画像形成装置200が画像を形成できる物であれば特に限定されない。
ディスプレイ210は、液晶ディスプレイ、有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイ等の画像表示装置である。ディスプレイ210は、画像形成装置200に関する種々の情報を表示する。
コントロールパネル220は、複数のボタンを有する。コントロールパネル220は、ユーザの操作を受け付ける。コントロールパネル220は、ユーザによって行われた操作に応じた信号を、画像形成装置200の制御部に出力する。なお、ディスプレイ210とコントロールパネル220とは一体のタッチパネルとして構成されてもよい。
プリンタ部230は、画像読取部300によって生成された画像情報又は通信路を介して受信された画像情報に基づいて、シート上に画像を形成する。例えば、プリンタ部230は、以下のような処理によって画像を形成する。プリンタ部230の画像形成部は、画像情報に基づいて感光体ドラム上に静電潜像を形成する。プリンタ部230の画像形成部は、静電潜像に現像剤を付着させることによって可視像を形成する。現像剤の具体例として、トナーがある。プリンタ部230の転写部は、可視像をシート上に転写する。プリンタ部230の定着部は、シートに対して加熱及び加圧を行うことによって、可視像をシート上に定着させる。なお、画像が形成されるシートは、シート収容部240に収容されているシートであってもよいし、手指しされたシートであってもよい。
シート収容部240は、プリンタ部230における画像形成に用いられるシートを収容する。
画像読取部300は、読み取り対象の画像情報を光の明暗として読み取る。画像読取部300は、読み取られた画像情報を記録する。記録された画像情報は、ネットワークを介して他の情報処理装置に送信されてもよい。記録された画像情報は、プリンタ部230によってシート上に画像形成されてもよい。
図2は、実施形態の画像形成装置200の概略構成の一例を示す図である。図2に示す画像形成装置200は、電子写真方式の画像形成装置である。画像形成装置200は、中間転写体10、ブレード11(トナー除去部)、画像形成部12〜15、二次転写ローラ16、制御部17、給紙部18及び定着装置20を持つ。
中間転写体10は、無端状のベルトであり、図2中に示す矢印の方向に回転している。
ブレード11は、中間転写体10上に付着している余分なトナーを除去する。
画像形成部12〜15は、各色(図2に示す例では4色)のトナーを用いて中間転写体10に画像を形成する。
二次転写ローラ16は、中間転写体10上に形成されたトナーによる画像をシートに転写する。
制御部17は、画像形成部12〜15及び定着装置20を制御する。
給紙部18は、シートを給紙する。
定着装置20は、シート上に転写されたトナーによる画像を加熱及び加圧して、シートに定着させる。
画像形成装置200は、形成する画像データを、画像処理によって各色の画像データに変換する。例えば、画像形成装置200は、画像データを、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の各色の画像データに変換する。
画像形成装置200では、第一転写工程及び第二転写工程を実行する。第一転写工程において、各画像形成部12〜15は、中間転写体10上に各色のトナーによる画像を重ね合わせるように多重転写する。第二転写工程において、二次転写ローラ16は、中間転写体10上のトナーによる画像をシート上に一括転写する。シートは、給紙部18から送り出され、用紙搬送路を搬送される。シートは、二次転写ローラ16及び定着装置20を通り、排紙トレイに排紙される。
図3は、図2に示す定着装置20の概略構成を示す図である。図4および図5は、定着装置20のストッパ部60および回転規制部70の概略構成を示す図である。図6は、定着装置20を示す斜視図である。図7は、定着装置20の一部を示す斜視図である。
図3に示すように、定着装置20は、ヒートローラ21(第1の回転体)と、押圧ユニット22と、付勢部材23(図6参照)と、一対の支持フレーム51と、一対のストッパ部60と、一対の回転規制部70と、固定フレーム80とを備える。
ヒートローラ21は、アルミニウム、鉄などの金属からなる筒体である。ヒートローラ21の外周面は、離型層21b(被覆層21b)によって被覆されている。例えば、離型層21bは、フッ素樹脂、シリコンゴム等の弾性材料などからなる。ヒートローラ21は、ランプ24(熱源)を内蔵する。ヒートローラ21は、ランプ24によって加熱される。例えば、ランプ24は、ハロゲンランプ、IHヒータ等である。
押圧ユニット22は、加圧ベルト25と、加圧ローラ26(第2の回転体)と、加圧ベルトヒートローラ28(ベルト支持部材)と、を備える。
加圧ベルト25は、無端状のベルトである。加圧ベルト25は、加圧ローラ26の外周面と、加圧ベルトヒートローラ28の外周面とに架け回されている。加圧ベルト25は、ヒートローラ21に従動して回転する。加圧ベルト25は、ヒートローラ21の外周面21aに対向する。加圧ベルト25は、加圧ローラ26によってヒートローラ21に加圧接触される。この加圧接触によって、加圧ベルト25とヒートローラ21との間に定着ニップ部が形成される。
加圧ローラ26は、ステンレス鋼などの金属からなる筒体である。加圧ローラ26の外周面は、被覆層26bが形成されている。被覆層26bは、フッ素樹脂、シリコンゴム等の弾性材料などからなる。加圧ローラ26は、加圧ベルト25をヒートローラ21に向けて押圧する。加圧ローラ26の中心軸C2は、ヒートローラ21の中心軸C1と平行である。加圧ローラ26は、加圧ベルト25をヒートローラ21に加圧接触させる。加圧ローラ26によって、定着ニップ部の出口が形成される。
加圧ベルトヒートローラ28は、アルミニウム、鉄などの金属からなる筒体である。加圧ベルトヒートローラ28の外周面は、離型層(被覆層)によって被覆されている。離型層は、フッ素樹脂、シリコンゴム等の弾性材料などからなる。加圧ベルトヒートローラ28は、ランプ33(熱源)を内蔵する。加圧ベルトヒートローラ28は、ランプ33によって加熱される。例えば、ランプ33は、ハロゲンランプ、IHヒータ等である。加圧ベルトヒートローラ28は、加圧ベルト25を加熱する。加圧ベルトヒートローラ28の中心軸C3は、ヒートローラ21の中心軸C1と平行である。加圧ベルトヒートローラ28は、加圧ローラ26に比べてシートの搬送方向の上流に配置される。加圧ベルトヒートローラ28は、加圧ローラ26に対して接近および離間する方向に移動可能であってもよい。これにより、加圧ベルト25の張力を容易に調整できる。
押圧ユニット22は、回動支点35を中心として回動可能である。回動支点35は、ヒートローラ21から離れた位置にある。回動支点35の中心軸C4は、ヒートローラ21の中心軸C1と平行である。
第1方向D1は、回動支点35の軸周り方向の一方向である。第1方向D1は、加圧ローラ26がヒートローラ21に近づく方向である。第2方向D2は、回動支点35の軸周り方向のうち、第1方向D1とは反対の方向である。第2方向D2は、加圧ローラ26がヒートローラ21から離れる方向である。
図3に示すように、定着装置20は、未定着のトナーによる画像(未定着現像剤像)が転写されているシートを図中の矢印の方向に通す。シート及びシート上のトナーによる画像は、ヒートローラ21及び加圧ベルト25の間のニップを通って、加熱及び加圧される。ニップを通るシートは、ヒートローラ21及び加圧ベルト25から加熱される。トナーによる画像は、シート上に定着する。
定着装置20は、従来の定着装置に比べて前記ニップにおいて大きな圧力を必要としている。そのため、ヒートローラ21および加圧ローラ26の被覆層は、硬度が高く、薄く、つぶれ量(厚さ方向の圧縮変形量)が小さい。例えば、従来の定着装置においては被覆層の硬度は50°、厚みは5mm、つぶれ量は1.5mmであるのに対し、定着装置20では、被覆層の硬度は81.5°、厚みは2mm、つぶれ量は0.3mmである。
定着装置20は、被覆層のつぶれ量が小さいため、ストッパ部60の位置決めには高い精度が要求される。ストッパ部を位置決めするための構造として、締結固定具、メカロック機構などを採用すると、十分な位置決め精度が得られないことがある。また、定着装置20では、ヒートローラ21に対する加圧ローラ26の加圧力を高めるため、加圧アーム53の支点から力点までの長さが長い。そのため、加圧アーム53の機械的な歪みを考慮すると、ばらつきを踏まえて組立てた後に、その定着装置ごとに調整が必要になる。
図6および図7に示すように、支持フレーム51は、本体部52と、加圧アーム53とを備える。本体部52は、上部フレーム57と、下部フレーム58とを備える。上部フレーム57と下部フレーム58とは、互いに連結されている。例えば、上部フレーム57は、加圧ローラ26を支持する。例えば、下部フレーム58は、加圧ベルトヒートローラ28を支持する。これにより、一対の支持フレーム51は、加圧ローラ26の両端部および加圧ベルトヒートローラ28の両端部を支持する。
回動支点35からヒートローラ21の中心軸C1に向かう方向を前方Fといい、その反対方向を後方Bという。本体部52のうち、加圧ローラ26および加圧ベルトヒートローラ28を支持する部分を主部52Aという。
加圧アーム53は、主部52Aから、概略、前方Fに向けて延出している。加圧アーム53の先端部54には、付勢部材23の一端部23aが連結されている。
付勢部材23は、押圧ユニット22を第1方向D1に付勢する。例えば、付勢部材23は、コイルスプリングである。付勢部材23は、加圧ローラ26を第1方向D1に付勢する。付勢部材23の他端部23bは図示しない固定点に固定される。
図3に示すように、ストッパ部60は、基体部61と、ネジ軸部62とを備える。
基体部61は、中心軸C5を有する柱状である。例えば、基体部61は、ステンレス鋼などの金属からなる。基体部61は、中心軸C5に直交する断面の形状が非円形である。図4に示すように、例えば、基体部61の断面形状は六角形(正六角形)である。すなわち、基体部61は、6つの面部63(外面)を有する六角柱状(正六角柱状)である。基体部61は、中心軸C5の周りに回転可能である。図3に示すように、基体部61は、ヒートローラ21の中心軸C1に対して交差する方向であって、かつ加圧アーム53の延在方向に対して交差する方向に延在する。
ネジ軸部62は、基体部61の一端部61aに、中心軸C5に沿って突出して形成されている。例えば、ネジ軸部62は、ステンレス鋼などの金属からなる。ネジ軸部62は、基体部61と一体に形成されている。ネジ軸部62の外周面には雄ネジが形成されている。ネジ軸部62は、先端部62aを加圧アーム53に向けて形成されている。ネジ軸部62は、基体部61と同軸に形成されている。
ネジ軸部62は、先端部62aと加圧アーム53との間に、隙間が確保されて配置されている。ネジ軸部62の先端部62aと加圧アーム53との距離をL1という。
ネジ軸部62の先端部62aは、押圧ユニット22の第1方向D1に回動した場合に、加圧アーム53が当接する位置にある。そのため、ネジ軸部62は、第1方向D1の押圧ユニット22の移動を規制できる位置にある。よって、ストッパ部60は、押圧ユニット22の第1方向D1の移動可能な距離(または回動角度)を制限できる。
回転規制部70は、線材または棒材からなる。例えば、回転規制部70は、ステンレス鋼などの金属からなる。例えば、回転規制部70は、U字状に形成されている。回転規制部70は、第1主部71と、第2主部72と、連結部73を備える。第1主部71および第2主部72の基端部71a,72aは、固定フレーム80に固定されている。第1主部71および第2主部72は、固定フレーム80から、ストッパ部60の基体部61に対して交差する方向に延出している。第1主部71と第2主部72とはほぼ平行である。連結部73は、第1主部71の先端部と第2主部72の先端部とを連結する。回転規制部70は、基体部61に対して交差する方向に延在する。回転規制部70は、基体部61に向けて付勢されたバネ材である。
図4に示すように、回転規制部70は、ストッパ部60の基体部61に当接する。回転規制部70は、曲げ弾性力により基体部61を押圧した状態で基体部61に当接する。回転規制部70は、基体部61に線的または面的に当接できる。すなわち、回転規制部70は、面部63に沿う姿勢をとると、長さ方向または面方向にわたって面部63に当接できる。
ストッパ部60の基体部61の面部63のうち、回転規制部70に対面する面部63を面部63Aという。面部63Aと回転規制部70との角度が小さいとき(図4参照)、回転規制部70の曲げは小さく、弾性反発力(図4の矢印を参照)も小さい。これに対し、面部63Aと回転規制部70との角度が大きいとき(図5参照)、回転規制部70の曲げは大きく、弾性反発力も大きい(図5の矢印を参照)。そのため、ストッパ部60は、図4に示す姿勢の方が安定する。よって、回転規制部70は、図4に示す姿勢にあるストッパ部60の回転を規制できる。
図3に示すように、固定フレーム80は、支持フレーム51とは独立して形成されている。固定フレーム80は、ストッパ部60(詳しくは基体部61)の長さ方向に位置が異なる第1フレーム81および第2フレーム82を備える。
第1フレーム81には、ストッパ部60のネジ軸部62が嵌合されるネジ孔83を有する。第1フレーム81の外面81aは、加圧アーム53に対面する。
ネジ孔83は、第1フレーム81を厚さ方向に貫通して形成されている。ネジ孔83の内周面には、ネジ軸部62の雄ネジに螺合する雌ネジが形成されている。ネジ孔83は、ネジ軸部62がネジ嵌合されるため、ネジ軸部62が中心軸C5方向に位置決めされる。ネジ軸部62は、第1フレーム81の外面81aから加圧アーム53に向けて突出する。
ストッパ部60を中心軸C5周りに回転させると、ネジ孔83に対するネジ軸部62の嵌合位置が変わるため、ストッパ部60の高さ位置(中心軸C5方向の位置)が変化する。そのため、ネジ軸部62の先端部62aと加圧アーム53との距離L1を調整することができる。
第2フレーム82には、ストッパ部60の基体部61が挿通する挿通孔84が形成されている。挿通孔84は、第2フレーム82を厚さ方向に貫通して形成されている。挿通孔84の内径は、基体部61の回転に支障が生じない程度とされる。挿通孔84は、基体部61の径方向の移動を規制できる。
加圧ローラ26の被覆層が経年により劣化して薄くなると、加圧ローラ26とヒートローラ21の軸間距離が小さくなる。そのため、ニップ幅が大きくなって、シートにシワが生じたり、シートが傾く可能性が生じる。
これに対し、定着装置20では、非円形の断面を有する基体部61を備えたストッパ部60と、ストッパ部60の回転を規制する回転規制部70とを備える。回転規制部70はストッパ部60の回転を規制することによって、ストッパ部60の高さ方向(中心軸C5に沿う方向)の移動を規制し、ストッパ部60の高さ位置を、製造時のまま(工場出荷時のまま)維持することができる。
そのため、ストッパ部60によって、加圧ローラ26の被覆層の薄膜化による押圧ユニット22の第1方向D1の移動可能な距離(または回動角度)を、予め定められた範囲に制限できる。押圧ユニット22の第1方向D1の移動可能な距離(または回動角度)の上限は、シートのシワおよびシートの傾きが生じないことを指標として定めることができる。よって、シートのシワおよびシートの傾きなどの不具合を防ぐことができる。
ストッパ部60は、中心軸C5周りに回転可能である。そのため、被覆層が劣化した加圧ローラ26が、仕様が異なる新しい加圧ローラ26に交換された場合などには、ストッパ部60の高さ位置を再設定することができる。
定着装置20によれば、回転規制部70によってストッパ部60の高さ位置を定めることができる。そのため、定着装置20では、ストッパ部を位置決めする手法として、固定具による締結、メカロック機構による固定などを採用する場合に比べて、製造が容易になる。また、定着装置20では、メンテナンスも容易になる。
ストッパ部60の基体部61は多角柱状(六角柱状)である。そのため、基体部61の面部63と回転規制部70との角度に応じて回転規制部70の弾性反発力が変化することを利用して、ストッパ部60の回転を規制できる。この構成では、基体部61の構造が簡略であるため、部品の入手容易性および製造コストの点で有利となる。特に、六角柱状の基体部61は、入手が容易であり、製造コストを低くできる。
回転規制部70は、基体部61に線的または面的に当接できるため、ストッパ部60の姿勢を安定化させ、ストッパ部60の回転を確実に規制できる。
回転規制部70は、ストッパ部60の基体部61に向けて付勢されたバネ材であるため、弾性力によってストッパ部60の姿勢を安定化させ、ストッパ部60の回転を確実に規制できる。
回転規制部70は、基体部61に交差する方向に延在する線材または棒材であるため、基体部61の面部63に当接してストッパ部60の姿勢を安定化させることができる。
ネジ軸部62は、先端部62aと加圧アーム53との隙間を確保して配置されているため、押圧ユニット22の第1方向D1のある程度の移動を許容することができる。よって、加圧ローラ26の使用可能期間(耐用期間)を長く設定できる。
定着装置20は、ネジ軸部62が嵌合されるネジ孔83を有する固定フレーム80を備える。そのため、ネジ孔83に対するネジ軸部62の嵌合位置によって、加圧アーム53に対するネジ軸部62の距離を容易に定めることができる。
固定フレーム80は、基体部61が挿通する挿通孔84を有するため、ストッパ部60の傾動を防止することができる。そのため、ストッパ部60を安定的に動作させることができる。
なお、ストッパ部60の基体部61の断面形状は六角形に限らない。
図8には、中心軸C5に直交する断面の形状が楕円形である基体部61Aを示す。
図9には、中心軸C5に直交する断面の形状が歯車形である基体部61Bを示す。基体部61Bは、断面円形の主部61Baと、主部61Baの外周面に、主部61Baの径方向外方に突出する複数の突出部61Bbとを備える。突出部61Bbは、主部61Baの周方向に間隔をおいて、主部61Baの全周にわたって形成されている。突出部61Bbは、突出方向に徐々に幅が狭くなる略台形である。
基体部61の断面形状は、六角形以外の多角形(n角形:nは3以上の整数)であってもよい。例えば、前記多角形としては、三角形、四角形、五角形、七角形、八角形などを挙げることができる。
回転規制部は、線材、棒材に限らず、板材であってもよい。その場合、板材はストッパ部の基体部に向けて付勢された板バネであってよい。
回転規制部がバネ材である場合には、回転規制部が基体部の面部に当接する姿勢のとき、回転規制部は曲げ変形しておらず、弾性力が発生していなくてもよい。
実施形態の定着装置20では、ベルト支持部材として加圧ベルトヒートローラを採用したが、ベルト支持部材はローラに限らず、非回転体であってもよい。
以上説明した少なくともひとつの実施形態によれば、非円形の断面を有する基体部61を備えたストッパ部60と、ストッパ部60の回転を規制する回転規制部70とを備える。回転規制部70はストッパ部60の回転を規制することによって、ストッパ部60の高さ方向(中心軸C5に沿う方向)の移動を規制し、ストッパ部60の高さ位置を、製造時のまま(工場出荷時のまま)維持することができる。そのため、ストッパ部60によって、加圧ローラ26の被覆層の薄膜化による押圧ユニット22の第1方向D1の移動可能な距離(または回動角度)を、予め定められた範囲に制限できる。よって、シートのシワおよびシートの傾きなどの不具合を防ぐことができる。
ストッパ部60は、中心軸C5周りに回転可能である。そのため、被覆層が劣化した加圧ローラ26が、仕様が異なる新しい加圧ローラ26に交換された場合などには、ストッパ部60の高さ位置を再設定することができる。
定着装置20によれば、回転規制部70によってストッパ部60の高さ位置を定めることができる。そのため、定着装置20では、ストッパ部を位置決めする手法として、固定具による締結、メカロック機構による固定などを採用する場合に比べて、製造が容易になる。また、定着装置20では、メンテナンスも容易になる。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
12〜15…画像形成部、20…定着装置、21…ヒートローラ(第1の回転体)、21a…ヒートローラの外周面、22…押圧ユニット、23…付勢部材、24…ランプ(熱源)、25…加圧ベルト(ベルト)、26…加圧ローラ(第2の回転体)、51…支持フレーム、60…ストッパ部、61…基体部、62…ネジ軸部、70…回転規制部、80…固定フレーム、83…ネジ孔、84…挿通孔、200…画像形成装置。

Claims (5)

  1. 熱源によって加熱される第1の回転体と、
    前記第1の回転体の外周面に対向するベルト、前記ベルトが外周面に架け回される第2の回転体、および、前記第2の回転体を支持する支持フレーム、を備えた押圧ユニットと、
    前記押圧ユニットを、前記第2の回転体が前記第1の回転体に近づく方向に付勢する付勢部材と、
    軸周りに回転可能であって、軸方向に直交する断面の形状が非円形である基体部と、
    前記基体部から突出して、前記第1の回転体に近づく方向の前記押圧ユニットの移動を規制するネジ軸部と、
    前記基体部の外面に当接することで前記基体部の回転を規制する回転規制部と、を備えた定着装置。
  2. 請求項1に記載の定着装置であって、
    前記基体部は、前記断面の形状が多角形である多角柱状である定着装置。
  3. 請求項1に記載の定着装置であって、
    前記回転規制部は、前記基体部の外面に、線的または面的に当接する定着装置。
  4. 請求項1に記載の定着装置であって、
    前記ネジ軸部が嵌合されるネジ孔を有する固定フレームをさらに備える定着装置。
  5. 請求項4に記載の定着装置であって、
    前記固定フレームは、前記基体部が挿通する挿通孔を有する定着装置。
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