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JP2018128433A - 異常検出装置 - Google Patents

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JP2018128433A
JP2018128433A JP2017023539A JP2017023539A JP2018128433A JP 2018128433 A JP2018128433 A JP 2018128433A JP 2017023539 A JP2017023539 A JP 2017023539A JP 2017023539 A JP2017023539 A JP 2017023539A JP 2018128433 A JP2018128433 A JP 2018128433A
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ryp
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JP2017023539A
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政樹 宮本
Masaki Miyamoto
政樹 宮本
洋平 寺田
Yohei Terada
洋平 寺田
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Denso Ten Ltd
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Denso Ten Ltd
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Abstract

【課題】故障したリレーを識別することができる異常検出装置を提供すること。【解決手段】実施形態に係る異常検出装置は、電源の正極と外部回路とを接続する第1ライン上に配置された第1リレーと、抵抗が配置された第2ラインを介して第1リレーに並列接続される第2リレーとを含むリレー回路の異常検出装置であって、正極側検出回路と、計測部と、検出部とを備える。正極側検出回路は、第1リレーと外部回路との間の第1ラインに接続され、検出抵抗が配置される。計測部は、正極側検出回路の電圧を計測する。検出部は、正極側検出回路の電圧に基づいて第1リレーおよび第2リレーの故障を検出する。【選択図】図1

Description

本発明は、異常検出装置に関する。
従来、正極側のメインリレーに対して並列接続されたプリチャージリレーを有し、検出回路を用いてメインリレーの故障を検出する異常検出装置が知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開2012−182892号公報
しかし、上記異常検出装置では、プリチャージリレーの故障の検出については詳細には記載されていない。
そのため、例えば、プリチャージリレーがON状態で固着し、検出回路によって所定の電圧が検出された場合に、故障したリレーがメインリレーであるか、プリチャージリレーであるか識別することができない。
実施形態の一態様は、上記に鑑みてなされたものであって、故障したリレーを識別する異常検出装置を提供することを目的とする。
実施形態の一態様は、電源の正極と外部回路とを接続する第1ライン上に配置された第1リレーと、抵抗が配置された第2ラインを介して第1リレーに並列接続される第2リレーとを含むリレー回路の異常検出装置であって、正極側検出回路と、計測部と、検出部とを備える。正極側検出回路は、第1リレーと外部回路との間の第1ラインに接続される検出抵抗が配置される。計測部は、正極側検出回路の電圧を計測する。検出部は、正極側検出回路の電圧に基づいて第1リレーおよび第2リレーの故障を検出する。
実施形態の一態様によれば、故障したリレーを識別することができる。
図1は、本実施形態に係る異常検出装置の構成例を示す図である。 図2は、本実施形態に係る組電池システムの概略構成図である。 図3は、監視用IC、および制御部の構成を示すブロック図である。 図4は、第1メインリレーがON状態となった場合の電流の流れを示す図である。 図5は、プリチャージリレーがON状態となった場合の電流の流れを示す図である。 図6は、第1メインリレーおよびプリチャージリレーが開放指示された場合の正極側検出回路の電圧を示す図である。 図7は、第2メインリレーがOFF状態となった場合の電流の流れを示す図である。 図8は、第2メインリレーがON状態となった場合の電流の流れを示す図である。 図9は、第2メインリレーが開放指示された場合の負極側検出回路の電圧を示す図である。 図10は、第1メインリレーまたはプリチャージリレーが接続指示された場合の正極側検出回路の電圧を示す図である。 図11は、第2メインリレーが接続指示された場合の負極側検出回路の電圧を示す図である。 図12は、リレー故障検出処理を示すフローチャートである。 図13は、比較例の組電池システムの概略構成図である。 図14は、充放電システムの構成例を示すブロック図である。
以下、添付図面を参照して、本願の開示する異常検出装置の実施形態を詳細に説明する。なお、以下に示す実施形態によりこの発明が限定されるものではない。
<異常検出装置101の概要>
図1は、本実施形態に係る異常検出装置101の構成例を示す図である。図1に示す異常検出装置101は、電池システム100に組み込まれる。電池システム100は、異常検出装置101の他、電源102と、リレー回路103と、外部回路104とを有する。
電源102は、リレー回路103を介して外部回路104に電力を供給する。
リレー回路103は、電源102の正極と外部回路104とを接続する第1接続ラインL1と、電源102の負極と外部回路104とを接続する第3接続ラインL3とを有する。
第1接続ラインL1には、第1メインリレーRy1が設けられる。また、第1接続ラインL1には、第1メインリレーRy1をバイパスするように第2接続ラインL2が接続される。第2接続ラインL2には、プリチャージリレーRypと、プリチャージ抵抗(抵抗、以下、第1抵抗という。)R1とが設けられる。すなわち、プリチャージリレーRypと第1抵抗R1とは、第2接続ラインL2上に直列に設けられ、第1メインリレーRy1に並列接続される。第3接続ラインL3には、第2メインリレーRy2が接続される。
プリチャージリレーRypおよび第1抵抗R1は、電源102と外部回路104とが電気的に接続され、外部回路104に含まれるコンデンサC(図2参照)がプリチャージされる際に過大な電流が流れることを防止するために設けられる。電源102と外部回路104とを電気的に接続する場合には、まず、第2メインリレーRy2およびプリチャージリレーRypをON状態にし、コンデンサCをプリチャージする。そして、プリチャージが終了した後に、第1メインリレーRy1をON状態にし、プリチャージリレーRypをOFF状態にする。
異常検出装置101は、正極側検出回路101aと、計測部101bと、検出部101cとを備える。
正極側検出回路101aは、第1接続ラインL1と計測部101bとを接続する正極側検出ラインL4に第2抵抗R2が設けられて構成される。また、正極側検出回路101aには、第2抵抗R2と計測部101bとの間に、第3抵抗R3が配置された第1接地ラインLgが接続される。なお、正極側検出回路101aは、第1抵抗R1よりも外部回路104側の第2接続ラインL2に接続されてもよい。すなわち、第2接続ラインL2を介して第1接続ラインL1に接続されてもよい。
第2抵抗R2および第3抵抗R3は、検出抵抗を構成し、正極側検出回路101aにおいて計測部101bへ流れる電流を制限(調整)する抵抗である。第2抵抗R2の抵抗値および第3抵抗R3の抵抗値は、計測部101bによって、正極側検出回路101aの電圧が計測可能となるように分圧比が設定される。なお、第2抵抗R2は、抵抗値が小さい複数の抵抗を直列に接続してもよい。これにより、絶縁距離の確保が容易となる。また、第2抵抗R2の抵抗値を、第1抵抗R1の抵抗値よりも大きくすることが消費電流を低減するために望ましい。
計測部101bは、電源102の電圧を計測する。また、計測部101bは、正極側検出回路101aの電圧を計測する。
検出部101cは、第1メインリレーRy1およびプリチャージリレーRypが開放指示および接続指示された際に、計測部101bによって計測された電圧に基づいてON固着およびOFF固着を検出する。ON固着は、開放指示がされた際に第1メインリレーRy1およびプリチャージリレーRypがON状態で固着することである。OFF固着は、接続指示がされた際に第1メインリレーRy1およびプリチャージリレーRypがOFF状態で固着することである。
第1メインリレーRy1がON状態となるか、プリチャージリレーRypがON状態となるかによって、計測部101bで計測される電圧は異なる。そのため、異常検出装置101は、計測部101bによって計測された電圧に基づいて故障が発生したリレーが第1メインリレーRy1であるか、プリチャージリレーRypであるか識別することができる。
以下において、上記した異常検出装置101などについて詳細に説明する。
<組電池システム10の構成>
次に、本実施形態に係る組電池システム10について、図2を用いて説明する。図2は、本実施形態に係る組電池システム10の概略構成図である。組電池システム10は、上記した電池システム100に対応する。
組電池システム10は、組電池1と、リレー回路20と、外部回路30と、異常検出装置40とを備える。
組電池1は、上記した電源102に対応する。組電池1は、接続部材(図示せず)を介して、複数の電池スタック2を直列に接続して構成される。各電池スタック2は、複数の電池セル3を直列に接続して構成される。図2の例では、直列接続される3つの電池セル3を有する3個の電池スタック2が接続部材を介して直列接続されるが、これに限られることはない。組電池1は、リレー回路20を介して外部回路30に接続される。
組電池1としては、例えばリチウムイオン二次電池やニッケル水素二次電池などを用いることができるが、これに限定されるものではない。
外部回路30は、上記した外部回路104に対応する。外部回路30には、モータジェネレータなどの外部負荷や、インバータや、コンデンサCが含まれる。なお、図2では、外部回路30のコンデンサCのみを示している。組電池1は、インバータを介して外部負荷に電力を供給する。また、組電池1は、インバータを介して、モータジェネレータなどから電力が供給され、充電される。
リレー回路20は、上記したリレー回路103に対応する。リレー回路20の第1接続ラインL1は、組電池1の正極と外部回路30とを接続する。リレー回路20の第3接続ラインL3は、組電池1の負極と外部回路30とを接続する。
異常検出装置40は、監視用IC(Integrated Circuit)41と、正極側検出回路42と、負極側検出回路43と、制御部44とを備える。異常検出装置40は、上記した異常検出装置101に対応する。
監視用IC41は、電池スタック2ごとに設けられる。図2の例では、組電池システム10は、第1監視用IC41aと、第2監視用IC41bと、第3監視用IC41cとを有する。各監視用IC41a〜41cは各電池セル3の電圧、および各電池スタック2の電圧を計測する。
各監視用IC41a〜41cは、図3に示すように、A/D変換部41d〜41fを備える。図3は、監視用IC41および制御部44の構成を示すブロック図である。各A/D変換部41d〜41fは、電池スタック2の各電池セル3の電圧を計測し、計測した電圧をアナログ値からデジタル値に変換する。
また、第1監視用IC41aは、上記した計測部101bに対応する。第1監視用IC41aは、正極側検出回路42および負極側検出回路43の電圧を計測する。A/D変換部41dは、電池スタック2の各電池セル3の電圧、正極側検出回路42の電圧、および負極側検出回路43の電圧を計測し、計測した電圧をアナログ値からデジタル値に変換する。第1監視用IC41aは、制御部44のモード切替部44bからの信号に基づいて、電圧を計測する経路を変更する。
各A/D変換部41d〜41fは、変換した信号を制御部44に出力する。
各監視用IC41a〜41cは、複数の入出力端子を有している。例えば、第1監視用IC41aの入出力端子には、電池セル3、正極側検出回路42、および負極側検出回路43が接続される。これにより、第1監視用IC41aは、各電池セル3、正極側検出回路42および負極側検出回路43の各電圧を計測することができる。
各監視用IC41a〜41cは、電池セル3の電圧が印加される高圧系統に組み込まれている。
図2に戻り、正極側検出回路42は、上記した正極側検出回路101aに対応する。正極側検出回路42の正極側検出ラインL4は第1接続ラインL1と第1監視用IC41aとを接続する。
負極側検出回路43は、第2メインリレーRy2と外部回路30との間の第3接続ラインL3と、第1監視用IC41aとを接続する負極側検出ラインL5に、外部回路30側から順に、ダイオードD、第4抵抗R4、第5抵抗R5、バッファBが設けられて構成される。また、負極側検出回路43には、第4抵抗R4と第5抵抗R5との間に、負極側検出ラインL5の電圧を高くする電圧ラインLvが接続される。電圧ラインLvには、第6抵抗R6が配置される。電圧ラインLvには、第1監視用IC41aの内部電圧Vcが電源電圧として印加される。以下においては、第1監視用IC41aの内部電圧Vcを電源電圧Vcとして説明する。
ダイオードDは、第4抵抗R4側から第3接続ラインL3側への電流の流れのみを許可し、逆方向への電流の流れを防止する。
第4抵抗R4および第5抵抗R5は、負極側検出回路43へ流れる電流を制限(調整)する抵抗である。第4抵抗R4の抵抗値および第5抵抗R5の抵抗値は、第1監視用IC41aによって、負極側検出回路43の電圧が計測可能となるように、設定される。また、第5抵抗R5の抵抗値は、第4抵抗R4の抵抗値よりも大きく、例えば、第4抵抗R4の抵抗値の50倍程度である。
バッファBは、第1監視用IC41aのリーク電流などによって、第1監視用IC41aにより計測する電圧が低下することを抑制し、第1監視用IC41aにより計測される電圧のバラつきを抑制する。
制御部44は、図3に示すように、スイッチ切替部44aと、モード切替部44bと、検出部44cと、警告部44dとを備える。制御部44は、監視用IC41よりも電圧が低い低圧系統に組み込まれる。
スイッチ切替部44aは、各リレーRy1、Ryp、Ry2のON状態およびOFF状態を切り替える指示信号を出力する。
モード切替部44bは、各監視用IC41a〜41cによって電圧を計測する経路を設定する計測モードを、通常計測モード、または故障診断モードに切り替える。
通常計測モードは、各監視用IC41a〜41cに電池セル3の電圧を計測させるモードである。通常計測モードでは、例えば、予め設定された所定時間ごとに、電池セル3の電圧が計測される。
故障診断モードは、各リレーRy1、Ryp、Ry2が故障しているかどうかを判定するモードである。故障診断モードでは、第1監視用IC41aによって、正極側検出回路42の電圧および負極側検出回路43の電圧が計測される。故障診断モードでは、スイッチ切替部44aにより、各リレーRy1、Ryp、Ry2の開放信号および接続信号が出力される。
モード切替部44bは、組電池システム10が起動されたタイミングで、計測モードを故障診断モードに切り替える。
検出部44cは、上記した検出部101cに対応する。検出部44cは、A/D変換部21aから出力された電圧に関する信号に基づいて、各リレーRy1、Ryp、Ry2の故障を検出する。
警告部44dは、リレーRy1、Ryp、Ry2のいずれかが故障している場合には、その旨を警告する。例えば、警告部44dは、警告灯を点灯させる。なお、例えば、警告部44dは、組電池1の充電および放電を禁止してもよい。
なお、制御部44は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)などによって構成され、記憶されたコンピュータプログラムをCPUが読み出すことで、制御部44の各機能が発揮される。また、制御部44は、複数の制御部によって構成されてもよい。
<リレー故障検出>
次に、各リレーRy1、Ryp、Ry2の故障検出について説明する。
組電池システム10が起動され、計測モードが、故障診断モードに設定されると、まず、スイッチ切替部44aは、第1メインリレーRy1、プリチャージリレーRypおよび第2メインリレーRy2がOFF状態となるように開放指示を出力する。また、負極側検出回路43には、電源電圧Vcが印加される。
第1メインリレーRy1およびプリチャージリレーRypがON固着しておらず、正常な場合には、第1メインリレーRy1およびプリチャージリレーRypはOFF状態なので、正極側検出回路42には電流が流れない。従って、第1監視用IC41aによって計測される正極側検出回路42の電圧はゼロである。
第1メインリレーRy1がON固着した場合には、図4に示すように、第1接続ラインL1および正極側検出回路42に電流が流れる。そのため、第1監視用IC41aによって、組電池1の電圧Vt、第2抵抗R2の抵抗値および第3抵抗R3の抵抗値に応じた電圧、すなわち、組電池1の電圧Vtを第2抵抗R2と第3抵抗R3で分圧した電圧V1(V1=Vt×R3/(R2+R3))が計測される。図4は、第1メインリレーRy1がON固着した場合(ON状態となった場合)の電流の流れを示す図である。なお、図4では、電流の流れを太線の矢印で示す。以降で説明する図においても同様である。
また、プリチャージリレーRypがON固着した場合には、図5に示すように、第1接続ラインL1、第2接続ラインL2および正極側検出回路42に電流が流れる。そのため、第1監視用IC41aによって、組電池1の電圧Vt、第1抵抗R1の抵抗値、第2抵抗R2の抵抗値および第3抵抗R3の抵抗値に応じた電圧、すなわち、組電池1の電圧Vtを第1抵抗R1と第2抵抗R2と第3抵抗R3で分圧した電圧V2(V2=Vt×R3/(R1+R2+R3))が計測される。図5は、プリチャージリレーRypがON固着した場合(ON状態となった場合)の電流の流れを示す図である。
第1メインリレーRy1、またはプリチャージリレーRypがON固着した場合には、第1監視用IC41aによってゼロよりも大きい電圧が計測される。また、プリチャージリレーRypがON固着した場合には、第1監視用IC41aによって第1抵抗R1の抵抗値による分圧の分、第1メインリレーRy1がON固着した場合の電圧V1よりも小さい電圧V2が計測される。
検出部44c(図3参照)は、計測された電圧と、第1所定電圧とを比較する。第1所定電圧は、予め設定された電圧であり、組電池1の電圧Vt、第1抵抗R1の抵抗値、第2抵抗R2の抵抗値および第3抵抗R3の抵抗値に応じて設定される電圧である。第1所定電圧は、図6に示すように、プリチャージリレーRypがON固着した場合に第1監視用IC41aによって計測される電圧V2と、第1メインリレーRy1がON固着した場合に第1監視用IC41aによって検出される電圧V1との間の電圧に設定される。図6は、第1メインリレーRy1およびプリチャージリレーRypが開放指示された場合の正極側検出回路42の電圧を示す図である。
検出部44cは、計測された電圧が第1所定電圧以上、例えば、電圧V1である場合に第1メインリレーRy1がON固着していると判定し、第1メインリレーRy1のON固着を検出する。
また、検出部44cは、計測された電圧が第1所定電圧よりも小さく、かつ第2所定電圧以上、例えば、電圧V2である場合に、プリチャージリレーRypがON固着していると判定し、プリチャージリレーRypのON固着を検出する。
第2所定電圧は、予め設定された電圧であり、プリチャージリレーRypがON固着した場合に第1監視用IC41aによって検出される電圧V2よりも小さく、かつゼロよりも大きい電圧である。プリチャージリレーRypがON固着していない場合には、計測される電圧はゼロとなる。従って、第2所定電圧は、プリチャージリレーRypのON固着を判定するために、ゼロよりも大きい値に設定される。
また、第2メインリレーRy2がON固着しておらず、正常な場合には、図7に示すように、負極側検出回路43に電流が流れる。第2メインリレーRy2がON固着していない場合には第3接続ラインL3に電流が流れないので、負極側検出回路43では、第5抵抗R5側にのみ電流が流れるが、この電流は小さく、無視できる程度に小さい。そのため、第1監視用IC41aによって、電源電圧Vcが計測される。図7は、第2メインリレーRy2がOFF状態となった場合の電流の流れを示す図である。
第2メインリレーRy2がON固着している場合には、図8に示すように、負極側検出回路43に電流が流れる。第2メインリレーRy2がON固着している場合には第5抵抗R5側に図7と同様の電流が流れるが、第3接続ラインL3にも電流が流れるので、負極側検出回路43では、第4抵抗R4、ダイオードD側にも電流が流れる。そのため、第1監視用IC41aによって計測される負極側検出回路43の電圧は、電源電圧Vcを第6抵抗R6と第4抵抗R4、ダイオードDで分圧した電圧V3(V3=(Vc−0.5)×R4/(R4+R6)+0.5、なお、ダイオードDの電圧降下を0.5Vとする。)となり、電源電圧Vcよりも小さくなる。図8は、第2メインリレーRy2がON固着した場合(ON状態となった場合)の電流の流れを示す図である。
検出部44cは、計測された電圧と、第3所定電圧とを比較する。第3所定電圧は、予め設定された電圧であり、図9に示すように、第2メインリレーRy2が正常であり、OFF状態である場合に第1監視用IC41aによって計測される電源電圧Vcと、第2メインリレーRy2がON固着した場合に第1監視用IC41aによって計測される電圧V3との間の電圧に設定される。図9は、第2メインリレーRy2が開放指示された場合の負極側検出回路43の電圧を示す図である。
検出部44cは、計測された電圧が第3所定電圧よりも小さく、例えば、電圧V3である場合に第2メインリレーRy2がON固着していると判定し、第2メインリレーRy2のON固着を検出する。
このように、スイッチ切替部44aが第1メインリレーRy1、プリチャージリレーRypおよび第2メインリレーRy2がOFF状態となるように開放指示を出力し、第1監視用IC41aによって正極側検出回路42および負極側検出回路43の電圧を計測することで、検出部44cは、第1メインリレーRy1、プリチャージリレーRypおよび第2メインリレーRy2のON固着を検出することができる。
上記方法により、各リレーRy1、Ryp、Ry2のON固着が検出されなかった場合には、次に、スイッチ切替部44aは、プリチャージリレーRypおよび第2メインリレーRy2がON状態となるように接続指示を出力する。なお、スイッチ切替部44aは、第1メインリレーRy1がOFF状態となるように開放指示を出力する。
プリチャージリレーRypがOFF固着した場合には、正極側検出回路42には電流は流れない。従って、第1監視用IC41aによって計測される正極側検出回路42の電圧はゼロである。
プリチャージリレーRypがOFF固着しておらず、正常な場合には、図5に示すように、第1接続ラインL1、第2接続ラインL2および正極側検出回路42に電流が流れる。そのため、第1監視用IC41aによって、図10に示すように、第2所定電圧以上の電圧、例えば、上記した電圧V2が計測される。図10は、第1メインリレーRy1またはプリチャージリレーRypが接続指示された場合の正極側検出回路42の電圧を示す図である。
なお、第1監視用IC41aは、プリチャージリレーRypがON状態となるように接続指示が出力された後、コンデンサCがプリチャージされる時間が経過した後に正極側検出回路42の電圧を計測する。コンデンサCがプリチャージされる間、正極側検出回路42に流れる電流が小さくなる。そのため、コンデンサCがプリチャージされる時間が経過した後に正極側検出回路42の電圧を計測することで、プリチャージリレーRypのOFF固着を正確に検出することができる。
検出部44cは、計測された電圧が、上記した第2所定電圧よりも小さい場合にプリチャージリレーRypがOFF固着していると判定し、プリチャージリレーRypのOFF固着を検出する。
なお、プリチャージリレーRypがOFF固着している場合には、正極側検出回路42に流れないため、計測される電圧はゼロである。そのため、検出部44cは、第2所定電圧よりも小さく、かつゼロよりわずかに大きい第4所定電圧よりも、計測された電圧が小さい場合に、プリチャージリレーRypのOFF固着を検出してもよい。これにより、コンデンサCがプリチャージされる時間の経過を待たずにプリチャージリレーRypのOFF固着を検出することができる。
また、第2メインリレーRy2がOFF固着した場合には、図7に示すように、負極側検出回路43では、第5抵抗R5側にのみ電流が流れる。そのため、第1監視用IC41aによって、電源電圧Vcが計測される。
第2メインリレーRy2がOFF固着しておらず、正常な場合には、図8に示すように、負極側検出回路43に電流が流れる。そのため、第1監視用IC41aによって計測される負極側検出回路43の電圧は、上記したように、電源電圧Vcを第6抵抗R6と第4抵抗R4、ダイオードDで分圧した電圧V3となる。
検出部44cは、計測された電圧と、第3所定電圧とを比較する。検出部44cは、計測された電圧が、図11に示すように、第3所定電圧以上、例えば、電源電圧Vcである場合に第2メインリレーRy2がOFF固着していると判定し、第2メインリレーRy2のOFF固着を検出する。図11は、第2メインリレーRy2が接続指示された場合の負極側検出回路43の電圧を示す図である。
このように、スイッチ切替部44aがプリチャージリレーRypおよび第2メインリレーRy2がON状態となるように接続指示を出力し、第1監視用IC41aによって正極側検出回路42および負極側検出回路43の電圧を計測することで、検出部44cは、プリチャージリレーRypおよび第2メインリレーRy2のOFF固着を検出することができる。
上記方法により、プリチャージリレーRypおよび第2メインリレーRy2のOFF固着が検出されなかった場合には、次に、スイッチ切替部44aは、第1メインリレーRy1および第2メインリレーRy2がON状態となるように接続指示を出力する。なお、スイッチ切替部44aは、プリチャージリレーRypがOFF状態となるように開放指示を出力する。
第1メインリレーRy1がOFF固着した場合には、コンデンサCから正極側検出回路42に放電電流が流れるが、コンデンサCがディスチャージされることで、計測される電圧は次第に小さくなり、第1所定電圧よりも小さくなり、やがてゼロとなる。
なお、第1監視用IC41aは、コンデンサCがディスチャージされる時間が経過した後に正極側検出回路42の電圧を検出する。これにより、第1メインリレーRy1のOFF固着を正確に検出することができる。
第1メインリレーRy1がOFF固着しておらず、正常な場合には、図4に示すように、正極側検出回路42に電流が流れる。そのため、第1監視用IC41aによって、上記したように、組電池1の電圧Vt、第2抵抗R2の抵抗値および第3抵抗R3の抵抗値に応じた電圧V1が計測される。
検出部44cは、計測された電圧と、第1所定電圧とを比較する。検出部44cは、図10に示すように、計測された電圧が、第1所定電圧よりも小さい場合に第1メインリレーRy1がOFF固着していると判定し、第1メインリレーRy1のOFF固着を検出する。
このように、スイッチ切替部44aが第1メインリレーRy1および第2メインリレーRy2がON状態となるように接続指示を出力し、第1監視用IC41aによって正極側検出回路42の電圧を計測することで、検出部44cは、第1メインリレーRy1のOFF固着を検出することができる。
以上の方法により、検出部44cは、組電池システム10の通常の起動時に各リレーRy1、Ryp、Ry2のON固着およびOFF固着を検出することができる。以上の方法により、各リレーRy1、Ryp、Ry2のON固着およびOFF固着が検出されない場合には、各リレーRy1、Ryp、Ry2が正常であると判定することができる。
なお、故障が発生したリレーおよび故障内容を記憶させてもよい。これにより、修理時などに、故障箇所および故障内容を容易に特定することができる。
<リレー故障検出処理>
次に、リレー故障検出処理について、図12を用いて説明する。図12は、リレー故障検出処理を示すフローチャートである。リレー故障検出処理は、組電池システム10の起動時に行われる。
モード切替部44bは、計測モードを、故障診断モードに設定する(S10)。
スイッチ切替部44aは、第1メインリレーRy1、プリチャージリレーRypおよび第2メインリレーRy2がOFF状態になるように開放指示を出力する(S11)。
第1監視用IC41aは、正極側検出回路42の電圧および負極側検出回路43の電圧を計測する(S12)。
検出部44cは、計測された各電圧に基づいて第1メインリレーRy1、プリチャージリレーRypおよび第2メインリレーRy2でON固着が発生しているかどうか判定する(S13)。第1メインリレーRy1、プリチャージリレーRyp、第2メインリレーRy2のいずれかでON固着が発生している場合には(S13:Yes)、警告部44dは、リレーに故障が発生している旨を警告する(S21)。
第1メインリレーRy1、プリチャージリレーRypおよび第2メインリレーRy2でON固着が発生していない場合には(S13:No)、スイッチ切替部44aは、第1メインリレーRy1がOFF状態となるように開放指示を出力し、プリチャージリレーRypおよび第2メインリレーRy2がON状態となるように接続指示を出力する(S14)。
第1監視用IC41aは、正極側検出回路42の電圧および負極側検出回路43の電圧を計測する(S15)。
検出部44cは、計測された各電圧に基づいてプリチャージリレーRypまたは第2メインリレーRy2でOFF固着が発生しているかどうか判定する(S16)。プリチャージリレーRypまたは第2メインリレーRy2でOFF固着が発生している場合には(S16:Yes)、警告部44dは、リレーに故障が発生している旨を警告する(S21)。
プリチャージリレーRypおよび第2メインリレーRy2でOFF固着が発生していない場合には(S16:No)、スイッチ切替部44aは、第1メインリレーRy1および第2メインリレーRy2がON状態となるように接続指示を出力し、プリチャージリレーRypがOFF状態となるように開放指示を出力する(S17)。
第1監視用IC41aは、正極側検出回路42の電圧および負極側検出回路43の電圧を計測する(S18)。
検出部44cは、計測された各電圧に基づいて第1メインリレーRy1でOFF固着が発生しているかどうか判定する(S19)。第1メインリレーRy1でOFF固着が発生している場合には(S19:Yes)、警告部44dは、リレーに故障が発生している旨を警告する(S21)。
第1メインリレーRy1でOFF固着が発生していない場合には(S19:No)、モード切替部44bは、計測モードを通常計測モードに切り替える(S20)。
ここで、上記実施形態を用いない比較例について説明する。比較例では、図13に示すように、第1メインリレーRy1と外部回路30との間の第1接続ラインL1と、第3接続ラインL3との電圧を電圧検出部50によって計測することで、リレーの故障が検出される。図13は、比較例の組電池システム10の概略構成図である。
比較例では、まず、組電池システム10の起動時に、第1メインリレーRy1および第2メインリレーRy2に開放指示が出力され、プリチャージリレーRypに接続指示が出力される。第2メインリレーRy2がON固着している場合には、コンデンサCがプリチャージされるにつれて電圧検出部50によって計測される電圧が大きくなる。電圧検出部50は、ON固着を判定可能な時間が経過すると電圧を計測する。比較例では、電圧がコンデンサCに応じて設定される第1閾値よりも電圧が大きい場合に第2メインリレーRy2のON固着が検出される。
第2メインリレーRy2がON固着していない場合には、次に、第1メインリレーRy1およびプリチャージリレーRypに開放指示が出力され、第2メインリレーRy2に接続指示が出力される。第1メインリレーRy1またはプリチャージリレーRypがON固着している場合には、電圧検出部50によって計測される電圧が上記と同様に大きくなる。電圧検出部50は、ON固着を判定可能な時間が経過すると電圧を計測する。比較例では、電圧が第1閾値よりも大きい場合にON固着が検出される。しかし、比較例では、第1メインリレーRy1およびプリチャージリレーRypのうちON固着が発生したリレーを識別することはできない。
第1メインリレーRy1およびプリチャージリレーRypがON固着していない場合には、次に、プリチャージリレーRypおよび第2メインリレーRy2に接続指示が出力され、第1メインリレーRy1に開放指示が出力される。プリチャージリレーRypまたは第2メインリレーRy2がOFF固着している場合には、電圧検出部50によって計測される電圧が大きくならず、ゼロである。電圧検出部50は、OFF固着が判定可能な時間、例えば、プリチャージが終了する時間が経過すると電圧を計測する。比較例では、電圧が第1閾値よりも小さい場合にOFF固着が検出される。しかし、比較例では、プリチャージリレーRypおよび第2メインリレーRy2のうちOFF固着が発生しているリレーを識別することはできない。
プリチャージリレーRypおよび第2メインリレーRy2がOFF固着していない場合には、次に、第1メインリレーRy1および第2メインリレーRy2に接続指示が出力され、プリチャージリレーRypに開放指示が出力される。第1メインリレーRy1がOFF固着している場合には、コンデンサCがディスチャージすることで、電圧検出部50によって計測される電圧が小さくなる。電圧検出部50は、OFF固着が判定可能な時間、例えば、ディスチャージが生じていると判定できる時間が経過すると電圧を計測する。比較例では、電圧が、ディスチャージが発生したと判定可能な第2閾値よりも小さい場合に第1メインリレーRy1のOFF固着が検出される。
比較例では、組電池システム10の起動時に、リレーの故障の一部を検出することが可能であるが、故障が発生しているリレーおよび故障内容を識別できない場合がある。例えば、第1メインリレーRy1およびプリチャージリレーRypのうちON固着が発生したリレーを識別することができない。
なお、比較例では、組電池システム10の終了時に、第1メインリレーRy1のON固着を検出することができる。この場合、第1メインリレーRy1に開放指示が出力され、第2メインリレーRy2に接続指示が出力される。そして、電圧検出部50は、正常であればディスチャージが生じていると判定できる時間が経過すると電圧を計測する。比較例では、ディスチャージが生じることなく電圧が第2閾値よりも大きい場合に、第1メインリレーRy1のON固着が検出される。しかし、組電池システム10の起動時には、第1メインリレーRy1のON固着を検出することができない。
また、比較例では、リレーの故障を判定するために、コンデンサCのプリチャージやディスチャージの時間を考慮しなければならず、リレーの故障検出を行いつつ組電池システム10を起動および終了すると、組電池システム10の起動時間および終了時間が長くなる。さらに、リレーの切り替え回数が多くなり、組電池システム10の起動時間が長くなる。
<実施形態の効果>
第1メインリレーRy1と並列接続されたプリチャージリレーRypおよび第1抵抗R1が配置されたリレー回路20において、第1メインリレーRy1およびプリチャージリレーRypの故障を検出するための正極側検出回路42を、第1メインリレーRy1と外部回路30との間の第1接続ラインL1に接続する。正極側検出回路42には、検出抵抗を構成する第2抵抗R2および第3抵抗R3が配置される。このような正極側検出回路42の電圧を計測し、計測した電圧に基づいて第1メインリレーRy1およびプリチャージリレーRypの故障を検出する。
第1メインリレーRy1またはプリチャージリレーRypが故障した場合には、正極側検出回路42の電圧が正常時の電圧と異なる。そのため、本実施形態では、第1メインリレーRy1またはプリチャージリレーRypが故障した場合に故障が生じたリレーを識別することができる。
第1メインリレーRy1およびプリチャージリレーRypに開放指示が出力された場合に、正極側検出回路42の電圧を計測することで、第1メインリレーRy1およびプリチャージリレーRypのうちON固着が発生したリレーを識別することができる。
具体的には、第1メインリレーRy1およびプリチャージリレーRypに開放指示が出力された後に、正極側検出回路42の電圧が第1所定電圧以上である場合には第1メインリレーRy1のON固着を検出し、正極側検出回路42の電圧が第1所定電圧よりも小さく、かつ第2所定電圧以上である場合にはプリチャージリレーRypのON固着を検出する。このように、第1メインリレーRy1およびプリチャージリレーRypのうちON固着が発生したリレーを識別することができる。
また、第1メインリレーRy1またはプリチャージリレーRypに接続指示が出力された場合に、正極側検出回路42の電圧を計測し、計測した電圧に基づいて第1メインリレーRy1およびプリチャージリレーRypの故障を判定することができるので、第1メインリレーRy1のOFF固着およびプリチャージリレーRypのOFF固着をそれぞれ検出することができる。
第2メインリレーRy2と外部回路30との間の第3接続ラインL3に接続された負極側検出回路43に電圧を印加し、負極側検出回路43の電圧を計測し、計測した電圧に基づいて第2メインリレーRy2の故障を検出する。これにより、第2メインリレーRy2のOFF固着およびON固着をそれぞれ検出することができる。
本実施形態では、正極側検出回路42および負極側検出回路43を設け、各検出回路の電圧を計測することで、第1メインリレーRy1、プリチャージリレーRypおよび第2メインリレーRy2のON固着およびOFF固着を全て検出することができ、故障が発生したリレーおよび故障内容(ON固着およびOFF固着)を全て識別することができる。
また、本実施形態では、例えば、第2メインリレーRy2のON固着を検出する場合には、第2メインリレーRy2がOFF状態となるように開放指示を出力し、電圧を計測することで、第2メインリレーRy2のON固着を検出することができる。
一方、比較例では、コンデンサCがプリチャージされ、ON固着を判定可能な時間が経過するまで、第2メインリレーRy2のON固着を検出することができない。
このように、本実施形態では、比較例よりも、リレーの故障検出を短い時間で行うことができる。そのため、比較例よりも組電池システム10の起動時間を短くすることができる。また、比較例よりもリレーの切り替え回数を少なくすることができ、組電池システム10の起動時間を短くすることができる。
また、組電池システム10の起動時に故障が発生したリレーおよび故障内容(ON固着およびOFF固着)を全て識別することができるので、組電池システム10の終了時間を短くすることができる。
<充放電システムへの適用例>
次に、図1に示す電池システム100を充放電システムST1に適用した場合について図14を用いて説明する。図14は、充放電システムST1の構成例を示すブロック図である。充放電システムST1は、ハイブリッド自動車(HEV:Hybrid Electric Vehicle)、電気自動車(EV:Electric Vehicle)、および、燃料電池自動車(FCV:Fuel Cell Vehicle)等の車両駆動用電源として用いられる。
充放電システムST1は、組電池1と、電池監視システムWS1と、車両制御装置200と、モータ300と、電圧変換器400と、リレー500とを含むシステムである。また、電池監視システムWS1は、モニタIC34等を備えた複数のサテライト基板60と、監視装置70とを含むシステムである。また、充放電システムST1に含まれる、組電池1、および電池監視システムWS1が図1に示す電池システム100に相当する。
図14の組電池1は、車体と絶縁された電池であり、複数のブロックにより構成されている。1つのブロックでは複数の電池セル3が互いに直列に接続され、各電池セル3が1つのサテライト基板60に設けられたモニタIC34と電気的に接続されている。そのため、1つのブロックの各電池セル3の電圧は、1つのサテライト基板60に設けられたモニタIC34により計測される。
なお、1つのサテライト基板60には第1モニタIC34aと、第2モニタIC34bとの2つのモニタICが設けられており、第1モニタIC34aおよび第2モニタIC34bが、1つのブロックの電池セル3を二分して、1つのグループとして受け持つようになっている。なお、基準電位が一番低い電池セル3の電圧を計測する第2モニタIC34bが、図1に示す計測部101bに相当する。
監視装置70は、第1モニタIC34a、および第2モニタIC34bから通信ラインLを介して送信された電圧の信号に基づいて、図1に示す第1メインリレーRy1などの故障を検出する。監視装置70が、図1に示す検出部101cに相当する。
また、監視装置70は、モニタIC34が正常に動作しているか否かを判定する機能も有していることが好ましい。例えば、監視装置70は、モニタIC34から受信した各電池セル3の個別電圧を加算することで算出したスタック電圧と直接検出したスタック電圧とを比較し、両者の差が許容値より大きい場合にモニタIC34が異常であると判定する。監視装置70は、モニタIC34が異常であると判断した場合には、フェールセーフ機能を実行する。
車両制御装置200は、組電池1の充電状態に応じて、組電池1に対する充放電を行う。具体的には、組電池1が過充電の場合、車両制御装置200は、電圧変換器400を用いて組電池1に充電された電圧を直流から交流の電圧に変換し、モータ300を駆動させる。その結果、組電池1の電圧は放電される。
また、組電池1が過放電の場合、車両制御装置200は、電圧変換器400を用いて回生制動によりモータ300が発電した電圧を交流から直流の電圧に変換する。その結果、組電池1には電圧が充電される。このように、車両制御装置200は、監視装置70から取得した組電池1の充電状態に基づいて組電池1の電圧を監視し、監視結果に応じた制御を実行する。
<変形例>
第1監視用IC41aは、正極側検出回路42および負極側検出回路43の電圧を複数回計測し、検出部44cは、複数回計測された各電圧の平均値に基づいて各リレーRy1、Ryp、Ry2のON固着およびOFF固着を検出してもよい。例えば、消費電流を低減するために第1抵抗R1の抵抗値より第2抵抗R2および第3抵抗R3の抵抗値を大きく設定した場合、プリチャージリレーRypがON固着した場合に計測される電圧V2と、第1メインリレーRy1がON固着した場合に計測される電圧V1との差は小さいため、1度の計測結果に基づいて、プリチャージリレーRypのON固着および第1メインリレーRy1のON固着を判定すると、ノイズなどの影響によって誤検出されるおそれがある。
これに対し、複数回計測された各電圧の平均値に基づいて各リレーRy1、Ryp、Ry2のON固着およびOFF固着を検出することで、各リレーRy1、Ryp、Ry2のON固着およびOFF固着を正確に検出することができる。特に、プリチャージリレーRypのON固着および第1メインリレーRy1のON固着を正確に検出することができる。
また、正極側検出回路42を第2監視用IC41bや第3監視用IC41cに接続してもよい。これにより、第2抵抗R2および第3抵抗R3の抵抗値を小さくすることができ、プリチャージリレーRypのON固着および第1メインリレーRy1のON固着を容易に判定することができる。
さらなる効果や変形例は、当業者によって容易に導き出すことができる。このため、本発明のより広範な態様は、以上のように表しかつ記述した特定の詳細、および代表的な実施形態に限定されるものではない。従って、添付の特許請求の範囲、およびその均等物によって定義される総括的な発明の概念の精神または範囲から逸脱することなく、様々な変更が可能である。
1 組電池
10 組電池システム
20 リレー回路
30 外部回路
42 正極側検出回路
43 負極側検出回路
44 制御部
100 電池システム
101 異常検出装置
101a 正極側検出回路
101b 計測部
101c 検出部
102 電源
103 リレー回路
104 外部回路
L1 第1接続ライン(第1ライン)
L2 第2接続ライン(第2ライン)
L3 第3接続ライン(第3ライン)
R1 プリチャージ抵抗(抵抗)
R2 第2抵抗(検出抵抗)
R3 第3抵抗(検出抵抗)
Ry1 第1メインリレー(第1リレー)
Ry2 第2メインリレー(第3リレー)
Ryp プリチャージリレー(第2リレー)

Claims (6)

  1. 電源の正極と外部回路とを接続する第1ライン上に配置された第1リレーと、抵抗が配置された第2ラインを介して前記第1リレーに並列接続される第2リレーとを含むリレー回路の異常検出装置であって、
    前記第1リレーと前記外部回路との間の前記第1ラインに接続される検出抵抗が配置された正極側検出回路と、
    前記正極側検出回路の電圧を計測する計測部と、
    前記正極側検出回路の電圧に基づいて前記第1リレーおよび前記第2リレーの故障を検出する検出部と
    を備えることを特徴とする異常検出装置。
  2. 前記検出部は、
    前記第1リレーおよび前記第2リレーが開放指示された場合の前記正極側検出回路の電圧に基づいて前記第1リレーおよび前記第2リレーのON固着を検出すること
    を特徴とする請求項1に記載の異常検出装置。
  3. 前記検出部は、
    前記第1リレーおよび前記第2リレーが開放指示された後に、前記正極側検出回路の電圧が第1所定電圧以上である場合、前記第1リレーのON固着を検出し、前記正極側検出回路の電圧が、ゼロより大きい第2所定電圧以上であり、かつ前記第1所定電圧よりも小さい場合、前記第2リレーのON固着を検出すること
    を特徴とする請求項2に記載の異常検出装置。
  4. 前記計測部は、
    前記第1リレーおよび前記第2リレーが開放指示された後に、前記正極側検出回路の電圧を複数回計測し、
    前記検出部は、
    複数回検出された前記正極側検出回路の電圧の平均値に基づいて前記第1リレーおよび前記第2リレーのON固着を検出すること
    を特徴とする請求項2または3に記載の異常検出装置。
  5. 前記電源の負極と前記外部回路とを接続する第3ライン上に配置された第3リレーと、
    前記外部回路と前記第3リレーとの間の前記第3ラインに接続される負極側検出回路と、
    をさらに備え、
    前記計測部は、
    前記負極側検出回路の電圧を計測し、
    前記検出部は、
    前記負極側検出回路に電圧が印加された状態で検出された前記負極側検出回路の電圧に基づいて前記第3リレーの故障を検出すること
    を特徴とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の異常検出装置。
  6. 前記第2リレーは、
    前記外部回路に含まれるコンデンサにプリチャージを行うプリチャージリレーである
    ことを特徴とする請求項1〜5のいずれか一つに記載の異常検出装置。
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