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JP2018128114A - 発進装置およびその製造方法 - Google Patents

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JP2018128114A
JP2018128114A JP2017022923A JP2017022923A JP2018128114A JP 2018128114 A JP2018128114 A JP 2018128114A JP 2017022923 A JP2017022923 A JP 2017022923A JP 2017022923 A JP2017022923 A JP 2017022923A JP 2018128114 A JP2018128114 A JP 2018128114A
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一能 伊藤
Kazuyoshi Ito
一能 伊藤
宏光 竹中
Hiromitsu Takenaka
宏光 竹中
野畑 道夫
Michio Nobata
道夫 野畑
唯人 阿部
Tadato Abe
唯人 阿部
将紀 小野田
Masanori Onoda
将紀 小野田
誠 中寉
Makoto Nakathru
誠 中寉
真由子 松蔭
Mayuko Matsukage
真由子 松蔭
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Abstract

【課題】単板式のロックアップクラッチを備えるものにおいて、ロックアップピストンのストローク量のバラツキを抑えると共にストローク量の狙い値を小さく設定することでロックアップの応答性をより向上させる。
【解決手段】ロックアップピストン80を軸方向に移動可能に支持するスリーブ90を備え、スリーブ90は、フロントカバー3の側壁部33の径方向の中心に設けられ軸方向に窪む窪み部35に圧入された圧入部90aを有し、ロックアップピストン80の摩擦材81が取り付けられる面とは反対側の面80aに当接してロックアップピストン80を位置決めするフランジ状の突出部92が外周面に設けられている。
【選択図】図2

Description

本明細書は、発進装置およびその製造方法を開示する。
従来、この種の発進装置としては、エンジンに連結される入力部材としてのフロントカバーと、フロントカバーと一体に回転するポンプインペラと、ポンプインペラに対向して配置されると共に出力部材としてのハブ(タービンハブ)に連結されるタービンランナと、フロントカバーとハブとをダンパ装置を介して連結するロックアップとそのロックアップの解除とを行うロックアップクラッチと、を備え、フロントカバーとポンプインペラとを溶接により接合するものが提案されている(例えば、特許文献1参照)。ロックアップクラッチは、ハブの筒状部の外周面に内周筒状部が支持されて発進装置の軸方向に移動可能なロックアップピストンと、ロックアップピストンのフロントカバー側の面に貼り付けられる摩擦材とを有する単板式クラッチとして構成されている。この発進装置では、ロックアップピストンの内周筒状部とハブのフランジ部との間に、ロックアップピストンの初期位置を調整するためのシムが設けられている。このシムは、溶接歪みによるフロントカバーの変形量や使用中の遠心油圧によるフロントカバーの変形量などを想定して、摩擦材とフロントカバーとの隙間を所望の隙間とする厚みのものが選択される。
特開2014−47811号公報
上述した発進装置では、フロントカバーの変形量を想定してシムを選択するものの、シムは出力部材としてのハブに設けられるから、入力部材としてのフロントカバーの変形量が想定より大きかったりハブを支持する出力部材側の各構成部品の寸法誤差が大きかったりすると、摩擦材とフロントカバーとの実際の隙間が所望の隙間とならない場合がある。その場合、ロックアップピストンのストローク量のバラツキを十分に抑えることができず、ロックアップの応答性が低下する可能性がある。
本開示の発明は、単板式のロックアップクラッチを備えるものにおいて、ロックアップピストンのストローク量のバラツキをより抑えることでロックアップの応答性をより向上させることを主目的とする。
本開示の発進装置およびその製造方法は、上述の主目的を達成するために以下の手段を採った。
本開示の発進装置は、入力部材と、流体伝動装置を介して前記入力部材から動力が伝達される出力部材と、前記入力部材と前記出力部材とを連結するロックアップと該ロックアップの解除が可能なロックアップクラッチと、を備える発進装置であって、前記ロックアップクラッチは、ロックアップピストンと、前記ロックアップピストンの前記入力部材側の面に取り付けられる摩擦材とを有する単板式クラッチであり、前記入力部材は、径方向に延在する環状の側壁部を有し、前記側壁部の径方向の中心に軸方向に窪む窪み部が設けられ、前記ロックアップピストンを前記発進装置の軸方向に移動可能に支持する筒状部材を備え、前記筒状部材は、前記入力部材の前記窪み部に圧入された圧入部と、前記ロックアップピストンの前記摩擦材が取り付けられる面とは反対側の面に当接して前記ロックアップピストンを位置決めする位置決め部とを有する、ことを要旨とする。
本開示の発進装置では、ロックアップピストンを発進装置の軸方向に移動可能に支持する筒状部材を備え、筒状部材は、入力部材の側壁部の径方向の中心に設けられ軸方向に窪む窪み部に圧入された圧入部と、前記ロックアップピストンの前記摩擦材が取り付けられる面とは反対側の面に当接してロックアップピストンを位置決めする位置決め部とを有する。このため、ロックアップの際に入力部材に当接する摩擦材の摩擦当接面と、摩擦当接面と対向する入力部材の対向面との軸方向における距離が必要以上に離間しないようにロックアップピストンを位置決めすることができる。したがって、ロックアップピストンに取り付けられる摩擦材の摩擦当接面と入力部材の対向面との距離のバラツキ、即ち、ロックアップピストンのストローク量のバラツキを抑えることができるから、ロックアップの応答性をより向上させることができる。
本開示の発進装置の製造方法は、入力部材と、流体伝動装置を介して前記入力部材から動力が伝達される出力部材と、前記入力部材と前記出力部材とを連結するロックアップと該ロックアップの解除が可能なロックアップクラッチと、を備え、前記ロックアップクラッチは、ロックアップピストンと、前記ロックアップピストンの前記入力部材側の面に取り付けられる摩擦材とを有する単板式クラッチであり、前記入力部材は、径方向に延在する環状の側壁部を有し、前記側壁部の径方向の中心に軸方向に窪む窪み部が設けられ、前記ロックアップピストンを前記発進装置の軸方向に移動可能に支持し、前記ロックアップピストンの前記摩擦材が取り付けられる面とは反対側の面に当接して前記ロックアップピストンを位置決めする位置決め部を有する筒状部材を備える発進装置の製造方法であって、(a)前記ロックアップピストンの摩擦材と対向する前記入力部材の対向面と前記入力部材の前記側壁部の外面との前記軸方向における第1距離と、前記ロックアップピストンの前記摩擦材の端面と前記摩擦材が取り付けられる面とは反対側の面との前記軸方向における第2距離と、前記軸方向における前記筒状部材の一端側の端面と前記位置決め部において前記ロックアップピストンと当接する当接面との前記軸方向における第3距離とを測定する工程と、(b)前記筒状部材に前記ロックアップピストンを組み付けて、前記入力部材の前記側壁部の前記外面を支持しながら前記筒状部材を前記一端側から押圧して前記入力部材の前記窪み部に圧入する工程と、(c)前記入力部材に前記流体伝動装置の構成部材を溶接により接合する工程と、を含み、前記工程(b)では、前記圧入後における前記入力部材の前記側壁部の前記外面から前記筒状部材の前記一端側の端面までの圧入高さが、前記第1距離と、前記第2距離と、前記第3距離と、前記工程(c)の溶接歪みにより想定される前記入力部材の前記軸方向における変形量と、前記軸方向における前記ロックアップピストンのストローク量との和になるよう前記筒状部材を前記窪み部に圧入する、ことを要旨とする。
本開示の発進装置の製造方法では、筒状部材を一端側から押圧して入力部材の窪み部に圧入する工程において、圧入後における入力部材の側壁部の外面から筒状部材の一端側の端面までの圧入高さが、入力部材の対向面と入力部材の側壁部の外面との軸方向における第1距離と、ロックアップピストンの摩擦材の端面と摩擦材とは反対側の面との軸方向における第2距離と、筒状部材の一端の端面と位置決め部においてロックアップピストンと当接する当接面との軸方向における第3距離と、溶接歪みにより想定される入力部材の軸方向における変形量と、軸方向におけるロックアップピストンのストローク量との和になるよう筒状部材を窪み部に圧入する。このため、ピストンストロークを決めるために加味しなければならないバラツキ要素が、入力部材やロックアップピストンなどの部品のみで済み、さらに外周溶接による歪みも入力部材のみを考慮すればよく、出力部材側の変形は考慮しなくてもよくなるため、狙いのストローク値を小さくすることが可能となり、ロックアップの応答性をより向上させることができる。
本開示の発進装置1の概略構成図である。 発進装置1の断面図である。 発進装置1の製造工程を示す工程図である。 発進装置1の一部の部品の断面図である。 一部の部品を組み付けた断面図である。 発進装置1Bの部分断面図である。
次に、図面を参照しながら、本開示の発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本開示の発進装置1の概略構成図であり、図2は、発進装置1の断面図である。発進装置1は、原動機としてのエンジン(内燃機関)EGを備えた車両に搭載されるものであり、エンジンEGのクランクシャフトに連結されるフロントカバー3(入力部材)と、フロントカバー3に固定されるトルクコンバータ(流体伝動装置)TCと、自動変速機(AT)や無段変速機(CVT)などの変速機(動力伝達装置)TMの入力軸ISに固定される出力部材としてのダンパハブ7と、フロントカバー3と変速機TMの入力軸ISとの間で振動を減衰するダンパ装置10と、ダンパ装置10を介してフロントカバー3とダンパハブ7とを連結するロックアップとロックアップの解除とを実行するロックアップクラッチ8と、を備える。
なお、以下の説明において、「軸方向」は、特に明記するものを除いて、基本的に、発進装置1やダンパ装置10の中心軸CA(軸心、図2参照)の延在方向を示す。また、「径方向」は、特に明記するものを除いて、基本的に、発進装置1やダンパ装置10等の回転要素の径方向すなわち発進装置1やダンパ装置10の中心軸CAから中心軸CAと直交する方向(半径方向)に延びる直線の延在方向を示す。更に、「周方向」は、特に明記するものを除いて、基本的に、発進装置1やダンパ装置10等の回転要素の周方向すなわち回転要素の回転方向に沿った方向を示す。
フロントカバー3は、図2および図3に示すように、センターピース31と、当該センターピース31に溶接により接合されると共に径方向に延在する側壁部33と当該側壁部33の外周から発進装置1の軸方向における変速機TM側(図2中左側)に延在する外筒部34とを含むカバー本体32とを有する。側壁部33の外面には、ナット39が取り付けられている。このナット39には、図示は省略するが、エンジンEGのクランクシャフトに取り付けられたドライブプレートの連結孔に挿通されるボルトが締結される。また、側壁部33は、径方向の中心に軸方向のエンジンEG側(外方)に向かって円筒状に窪んだ窪み部35が形成されている。窪み部35には、円筒状の側壁部91を有するスリーブ90が圧入により固定されている。なお、窪み部35に圧入されているスリーブ90の端部を圧入部90aとする。スリーブ90は、圧入部90aとは反対側の端部において側壁部91の外周面から径方向外側にフランジ状に突出する突出部92が設けられている。また、このスリーブ90は、軸方向における圧入部90aとは反対側の端部が開口すると共に、圧入部90a側の端部が端壁部94により塞がれた底付きの部材である。スリーブ90は、圧入部90aとは反対側の開口端部の内周側に入力軸ISが回転自在に嵌合される。
トルクコンバータ(流体伝動装置)TCは、図1および図2に示すように、フロントカバー3に固定されるポンプインペラ4と、ポンプインペラ4と同軸に回転可能なタービンランナ5とを有する。ポンプインペラ4は、フロントカバー3に密に固定されて作動油が流通する流体室9を画成するポンプシェル40と、ポンプシェル40の内面に配設された複数のポンプブレード41とを有する。本実施形態では、フロントカバー3とポンプシェル40とは、フロントカバー3の外筒部34の端面34aとポンプシェル40の端面42aとが軸方向で当接している状態でアーク溶接により接合(一体化)される。これにより、フロントカバー3とポンプシェル40とは、アーク溶接部49を介して接合される。タービンランナ5は、タービンシェル50と、タービンシェル50の内面に配設された複数のタービンブレード51とを有する。タービンシェル50の内周部は、複数のリベットを介してダンパハブ(出力部材)7に連結(固定)される。ポンプインペラ4とタービンランナ5とは、互いに対向しており、両者の間には、タービンランナ5からポンプインペラ4への作動油(作動流体)の流れを整流するステータ6が同軸に配置される。ステータ6は、複数のステータブレード60と、複数のステータブレード60を支持するブレード支持部61とを有する。また、ステータ6の回転方向は、ワンウェイクラッチ62により一方向のみに設定される。これらのポンプインペラ4やタービンランナ5、ステータ6は、作動油を循環させるトーラス(環状流路)を形成し、トルク増幅機能をもったトルクコンバータとして機能する。ただし、発進装置1において、トルクコンバータTCのステータ6やワンウェイクラッチ62を省略し、ポンプインペラ4およびタービンランナ5を流体継手として機能させてもよい。
ポンプシェル40の径方向内側には、連結部材44が連結されている。連結部材44とステータ6のブレード支持部61との軸方向における間には、スラストベアリング45とレース46とが配置される。
ダンパハブ7は、円筒状の筒状部70と、筒状部70の軸方向におけるフロントカバー3側(図2中右側)で径方向外側に延出する外側延出部71とを有する。外側延出部71とステータ6のブレード支持部61との軸方向における間には、スラストベアリング65とレース66とが配置される。
ダンパ装置10は、図1および図2に示すように、回転要素として、ドライブ部材(入力要素)11、第1中間部材(第1中間要素)12、第2中間部材(第2中間要素)14およびドリブン部材(出力要素)15を含む。更に、ダンパ装置10は、トルク伝達要素(トルク伝達弾性体)として、ドライブ部材11と第1中間部材12との間でトルクを伝達する複数の第1スプリング(第1弾性体)SP1、第1中間部材12と第2中間部材14との間でトルクを伝達する複数の第2スプリング(第2弾性体)SP2、および第2中間部材14とドリブン部材15との間でトルクを伝達する複数の第3スプリング(第3弾性体)SP3を含む。ドライブ部材11は、ロックアップクラッチ8のロックアップピストン80に一体回転するように連結(固定)される。また、ドリブン部材15は、タービンランナ5と共にダンパハブ7に一体回転するように連結(固定)される。これにより、ロックアップピストン80は、ダンパ装置10を介して出力部材としてのダンパハブ7に連結される。なお、ドリブン部材15は、タービンランナ5およびダンパハブ7の代わりに、ドライブ部材11、第1および第2中間部材12,14の何れかに連結されてもよい。
ロックアップクラッチ8は、図2および図3に示すように、油圧単板式クラッチとして構成されており、フロントカバー3の内部かつフロントカバー3の変速機TM側(図2中左側)の内壁面近傍に配置されると共にスリーブ90の側壁部91に対して回転自在かつ軸方向に移動自在に嵌合されるロックアップピストン80を有する。ロックアップピストン80の外周側かつフロントカバー3側の面には、摩擦材81が貼り付けられている。なお、フロントカバー3の側壁部33は、ロックアップピストン80に貼り付けられた摩擦材81と対向する対向面33aを含む。更に、ロックアップピストン80とフロントカバー3との間には、作動油供給路や変速機TMの入力軸ISに形成された油路やスリーブ90の側壁部91に形成された油路91aを介して図示しない油圧制御装置に接続されるロックアップ室85が画成される。発進装置1では、油圧制御装置により流体室9内の油圧をロックアップ室85内の油圧よりも高くすることにより、ロックアップピストン80をフロントカバー3の対向面33a側に移動させてロックアップクラッチ8を係合(完全係合あるいはスリップ係合)させ、ダンパ装置10を介してフロントカバー3とダンパハブ7とを連結するロックアップを実行する。また、油圧制御装置によりロックアップ室85内の油圧を流体室9内の油圧よりも高くすることにより、ロックアップピストン80をフロントカバー3とは反対側に移動させてロックアップクラッチ8を解放させ、ロックアップを解除する。
ここで、本実施形態では、上述したように、スリーブ90の側壁部91の外周面から径方向外側に突出する突出部92が設けられている。この突出部92にはフロントカバー3側に隣接するワッシャ98が配置されている。ロックアップピストン80は、摩擦材81が設けられる面とは反対側の面のうち径方向内側、即ち内周側の面80aが、ワッシャ98を介して突出部92と当接することで、フロントカバー3とは反対側への移動が規制される。このため、スリーブ90の突出部92は、ロックアップピストン80のフロントカバー3とは反対側における位置を決める位置決め部として機能する。
次に、発進装置1を製造する際の作業について説明する。図3は、発進装置1の製造工程を示す工程図であり、図4は、発進装置1の一部の部品の断面図であり、図5は、一部の部品を組み付けた断面図である。発進装置1の製造では、まず、図4に示すように、4つの部品A,B,C,Dを準備する(S100)。ここで、部品Aは、フロントカバー3である。部品Bは、摩擦材81が貼り付けられたロックアップピストン80にダンパ装置10のドライブ部材(入力要素)11を連結(固定)したものである。部品Cは、ワッシャ98である。部品Dは、スリーブ90である。
部品A,B,C,Dを準備すると、図4に示す距離La,Lb,Lc,Ldを測定する(S110)。距離La(第1距離)は、部品Aにおいて、フロントカバー3の側壁部33における対向面33aと、その対向面33aの反対側の側壁部33の外面33bとの軸方向における距離であり、対向面33aにおける側壁部33の厚みに相当する。距離Lb(第2距離)は、部品Bにおいて、摩擦材81の端面である摩擦当接面81aと、摩擦材81が貼り付けられた面とは反対側の面80aとの軸方向における距離である。距離Lcは、部品Cにおいて、ワッシャ98の軸方向の厚みである。距離Ldは、部品Dにおいて、突出部92の軸方向の厚みである。
次に、測定した距離La,Lb,Lc,Ldと、溶接歪みによる変形量δと、ロックアップピストン80のストローク量Stとに基づいて、圧入時の基準位置となる基準Sp(図5参照)からの圧入高さPhを設定する(S120)。なお、変形量δや圧入高さPhの詳細については後述する。圧入高さPhを設定すると、部品B,Cとシールリング等のシール部材を部品Dに組み付けて(S130)、S120で設定した圧入高さPhに基づいて、部品B,Cが組み付けられた部品D(スリーブ90)を部品A(フロントカバー3)の窪み部35に圧入により固定する(S140)。S140の圧入は、フロントカバー3の側壁部33の外面33bのうちナット39が取り付けられていない面を図示しない治具で支持した状態で、スリーブ90の図4中左側の端面91bを押圧することで行われる。そして、トルクコンバータTCやダンパ装置10のドライブ部材11以外の部品、ダンパハブ7等の残部品の組み付けと、フロントカバー3の外筒部34の端面34aとポンプインペラ4(ポンプシェル40)の端面42aとが軸方向で当接している状態でのアーク溶接とを行って(S150)、発進装置1を製造する。
このように、発進装置1の製造工程は、端面91bを押圧することでスリーブ90をフロントカバー3の窪み部35に圧入する工程を含むものである。圧入時に治具で支持される外面33bは、上述した圧入時の基準Spとなる。このため、距離Laは、圧入時の基準Spとなるフロントカバー3の外面33bと、対向面33aとの距離となる。また、距離Ldは、圧入時に押圧されるスリーブ90の端面91bと、突出部92のロックアップピストン80側の端面92aとの距離となる。また、ロックアップピストン80のストローク量Stは、ロックアップピストン80の摩擦材81の先端面である摩擦当接面81aと、フロントカバー3の側壁部33の対向面33aとの軸方向における距離であり、ロックアップピストン80のロックアップ解除状態で所定範囲を超えて離間しない値に定められている。なお、ストローク量Stの所定範囲としては、例えば十分の数mmから数mm程度の範囲などに定められている。ここで、本実施形態では、フロントカバー3とポンプインペラ4(ポンプシェル40)とはアーク溶接により接合されており、若干の溶接歪みが生じる。そのような溶接歪みにより、フロントカバー3の対向面33aで想定される軸方向の変形量を変形量δとする。なお、溶接歪みは、通常はアーク溶接部49を中心にフロントカバー3とポンプインペラ4とが軸方向に互いに離間する方向、即ち、ストローク量Stを大きくする方向に発生するものとなる。変形量δは、溶接歪みが生じていない理想的な基準Spに対し、図4中左方向への変形を負の値、図4中右方向への変形を正の値とする。また、変形量δは、例えば百分の数mmから十分の数mm程度となる。
上述したS120で設定される圧入高さPhは、基準Spである外面33bから圧入後におけるスリーブ90の端面91bまでの距離(高さ)であり、距離Laと距離Lbと距離Lcと距離Ldとストローク量Stと変形量δとの和の値(La+Lb+Lc+Ld+St+δ)とされる。このように、圧入高さPhが変形量δを考慮した値となるから、変形量δに応じた位置に突出部92およびワッシャ98が位置するようスリーブ90が固定される。したがって、圧入後のS150で溶接歪みが生じても、ロックアップピストン80が軸方向における変速機TM側(図2中左側)に位置するのを突出部92およびワッシャ98によって規制して、ストローク量Stが所定範囲を超えるのを防止することができる。これらのことから、ロックアップピストン80のストローク量Stのバラツキを抑制して、ロックアップの応答性をより向上させることができる。また、本実施形態では、入力部材としてのフロントカバー3の窪み部35に圧入されるスリーブ90の突出部92によってロックアップピストン80を位置決めするから、出力部材としてのダンパハブ7(外側延出部71)とロックアップピストン80との間にシムを配置することなどによりロックアップピストン80を位置決めする場合に比して、ロックアップピストン80のストローク量Stのバラツキをより抑制することができる。特に、ダンパハブ7の軸方向における位置は、ポンプシェル40の径方向内側に連結される連結部材44とステータ6のブレード支持部61との間に配置されるスラストベアリング45やレース46、ステータ6のブレード支持部61と外側延出部71との間に配置されるスラストベアリング65やレース66など、複数の部品の寸法公差や組付誤差などによりバラつく場合があるから、そのようなバラツキによる影響を排除することができる。また、トルクコンバータTCの外周溶接歪みとして、フロントカバー3側のみ考慮すればよく、ポンプシェル40の歪みのバラツキによる影響を排除することができる。
以上説明した本開示の発進装置1によれば、ロックアップピストン80を軸方向に移動可能に支持するスリーブ90を備え、スリーブ90は、フロントカバー3の側壁部33の径方向の中心に設けられ軸方向に窪む窪み部35に圧入された圧入部90aと、ロックアップピストン80の摩擦材81が取り付けられる面とは反対側の面80aに当接してロックアップピストン80を位置決めするフランジ状の突出部92とを有する。このため、スリーブ90の突出部92により、ロックアップの際にフロントカバー3に当接する摩擦材81の摩擦当接面81aと、摩擦当接面81aと対向するフロントカバー3の対向面33aとの軸方向における距離が必要以上に離間しないようにすることができる。したがって、摩擦材81の摩擦当接面81aとフロントカバー3の対向面33aとの距離のバラツキ、即ち、ロックアップピストン80のストローク量Stのバラツキを抑えることができるだけでなく、ストローク量Stの狙い値を小さく設定することもできる。したがって、ロックアップの応答性をより向上させることができる。
また、本開示の発進装置1によれば、スリーブ90は、軸方向における圧入部90a側の端部が端壁部94により塞がれているから、スリーブ90を窪み部35に圧入する際に生じたバリなどが異物となってロックアップ室85内やトーラス(環状流路)内などに混入するのを防止することができる。
上述の発進装置1では、スリーブ90の外周面に突出部92を設けると共に突出部92に隣接してワッシャ98を配置するものとしたが、これに限られず、ワッシャ98を配置しないものとしてもよい。この場合、上述した距離Lcを省略して圧入高さPhを設定すればよい。
上述の発進装置1では、スリーブ90は、軸方向における圧入部90a側の端部が端壁部94により塞がれているものとしたが、これに限られず、端壁部94を設けずに圧入部90a側の端部が開放されているものとしてもよい。ただし、バリなどの異物の混入を防ぐため圧入部90a側の端部が塞がれているものが好ましい。
上述の発進装置1では、スリーブ90の外周面に設けられた突出部92によりロックアップピストン80を位置決めするものとしたが、これに限られず、ロックアップピストン80の面80aに当接してロックアップピストン80を位置決めするものであればよい。図6は、他の実施形態に係る発進装置1Bの部分断面図である。図6の発進装置1Bでは、発進装置1と同一の構成については同一の符号を付して、その詳細な説明は省略する。
図6の発進装置1Bでは、スリーブ90Bは、圧入部90a側の端部が開放されているものを図示する。このスリーブ90Bでは、圧入部90aとは反対側の端部近傍の外周面に周方向に延びる溝部95が設けられている。この溝部95には、弾性力により装着されるスナップリング99が設けられている。スナップリング99は、外周側が溝部95から露出しており、発進装置1の軸方向における両端面のうちエンジンEG側(図6中右側)を端面99aとする。この端面99aがロックアップピストン80の外側の面80aに当接することで、ロックアップピストン80の位置決めが可能となる。このため、上述した実施形態と同様に、ロックアップピストン80のストローク量Stのバラツキを抑えて、ロックアップの応答性をより向上させることができる。なお、スナップリング99でロックアップピストン80を位置決めする場合、上述した距離Ldに代えて、スリーブ90Bの端面91bからスナップリング99の端面99aまでの距離Ld2を用いて、圧入高さPhを設定すればよい。即ち、図6の場合、圧入高さPhを値(La+Lb+Ld2+δ)に設定すればよい。
上述の発進装置1,1Bでは、フロントカバー3とポンプインペラ4(ポンプシェル40)とは、アーク溶接部49を介して接合されるものとしたが、これに限られるものではなく、レーザ溶接部など他の溶接部を介して接合されるものとしてもよい。
以上説明したように、本開示の発進装置(1,1B)は、入力部材(3)と、流体伝動装置(TC)を介して前記入力部材(3)から動力が伝達される出力部材(7)と、前記入力部材(3)と前記出力部材(7)とを連結するロックアップと該ロックアップの解除が可能なロックアップクラッチ(8)と、を備える発進装置(1)であって、前記ロックアップクラッチ(8)は、ロックアップピストン(80)と、前記ロックアップピストン(80)の前記入力部材(3)側の面に取り付けられる摩擦材(81)とを有する単板式クラッチであり、前記入力部材(3)は、径方向に延在する環状の側壁部(33)を有し、前記側壁部(33)の径方向の中心に軸方向に窪む窪み部(35)が設けられ、前記ロックアップピストン(80)を前記発進装置(1)の軸方向に移動可能に支持する筒状部材(90,90B)を備え、前記筒状部材(90,90B)は、前記入力部材(3)の前記窪み部(35)に圧入された圧入部(90a)と、前記ロックアップピストン(80)の前記摩擦材(81)が取り付けられる面とは反対側の面(80a)に当接して前記ロックアップピストン(80)を位置決めする位置決め部(92,99)とを有する、ことを要旨とする。
本開示の発進装置(1,1B)では、ロックアップピストン(80)を発進装置(1)の軸方向に移動可能に支持する筒状部材(90,90B)を備え、筒状部材(90,90B)は、入力部材(3)の側壁部(33)の径方向の中心に軸方向に窪む窪み部(35)に圧入された圧入部(90a)と、ロックアップピストン(80)の摩擦材(81)が取り付けられる面とは反対側の面(80a)に当接して前記ロックアップピストン(80)を位置決めする位置決め部(92,99)とを有する。このため、筒状部材(90,90B)の位置決め部(92,99)により、ロックアップの際に入力部材(3)に当接する摩擦材(81)の摩擦当接面(81a)と、摩擦当接面(81a)と対向する入力部材(3)の対向面(33a)との軸方向における距離が必要以上に離間しないようにすることができる。したがって、ロックアップピストン(80)に取り付けられる摩擦材(81)の摩擦当接面(81a)と入力部材(3)の対向面(33a)との距離のバラツキ、即ち、ロックアップピストン(80)のストローク量(St)のバラツキを抑えることができるから、ロックアップの応答性をより向上させることができる。
こうした本開示の発進装置(1)において、前記筒状部材(90)は、前記軸方向における前記圧入部(90a)側の端部が塞がれているものとしてもよい。
また、本開示の発進装置(1)において、前記筒状部材(90)は、外周面から径方向外側にフランジ状に突出する突出部(92)を有し、前記突出部(92)の前記軸方向における前記圧入部(90a)側の面(92a)は、前記ロックアップピストン(80)の前記反対側の面(80a)と当接して前記位置決め部として機能するものとしてもよい。
また、本開示の発進装置(1)において、前記筒状部材(90B)の外周面には、周方向に延びる溝部(95)が形成されており、外周側が前記溝部(95)から露出するように該溝部(95)に弾性力により装着される弾性環状部材(99)を備え、前記弾性環状部材(99)の前記溝部(95)から露出する部分は、前記軸方向における前記圧入部(90a)側で前記ロックアップピストン(80)の前記反対側の面(80a)と当接して前記位置決め部として機能するものとしてもよい。
また、本開示の発進装置(1,1B)の製造方法は、入力部材(3)と、流体伝動装置(TC)を介して前記入力部材(3)から動力が伝達される出力部材(7)と、前記入力部材(3)と前記出力部材(7)とを連結するロックアップと該ロックアップの解除が可能なロックアップクラッチ(8)と、を備え、前記ロックアップクラッチ(8)は、ロックアップピストン(80)と、前記ロックアップピストン(80)の前記入力部材(3)側の面に取り付けられる摩擦材(81)とを有する単板式クラッチであり、前記入力部材(3)は、径方向に延在する環状の側壁部(33)を有し、前記側壁部(33)の径方向の中心に軸方向に窪む窪み部(35)が設けられ、前記ロックアップピストン(80)を前記発進装置(1)の軸方向に移動可能に支持し、前記ロックアップピストン(80)の前記摩擦材(81)が取り付けられる面とは反対側の面(80a)に当接して前記ロックアップピストン(80)を位置決めする位置決め部(92,99)を有する筒状部材(90,90B)を備える発進装置(1)の製造方法であって、(a)前記ロックアップピストン(80)の摩擦材(81)と対向する前記入力部材(3)の対向面(33a)と前記入力部材(3)の前記側壁部(33)の外面(33b)との前記軸方向における第1距離(La)と、前記ロックアップピストン(80)の前記摩擦材(81)の端面(81a)と前記摩擦材(81)が取り付けられる面とは反対側の面(80a)との前記軸方向における第2距離(Lb)と、前記軸方向における前記筒状部材(90)の一端側の端面(91b)と前記位置決め部(92,99)において前記ロックアップピストン(80)と当接する当接面(92a,99a)との前記軸方向における第3距離(Ld)とを測定する工程と、(b)前記筒状部材(90,90B)に前記ロックアップピストン(80)を組み付けて、前記入力部材(3)の前記側壁部(33)の前記外面(33b)を支持しながら前記筒状部材(90,90B)を前記一端側から押圧して前記入力部材(3)の前記窪み部(35)に圧入する工程と、(c)前記入力部材(3)に前記流体伝動装置(TC)の構成部材(41)を溶接により接合する工程と、を含み、前記工程(b)では、前記圧入後における前記入力部材(3)の前記側壁部(33)の前記外面(33b)から前記筒状部材(90,90B)の前記一端側の端面(91b)までの圧入高さ(Ph)が、前記第1距離(La)と、前記第2距離(Lb)と、前記第3距離(Ld)と、前記工程(c)の溶接歪みにより想定される前記入力部材(3)の前記軸方向における変形量(δ)と、前記軸方向における前記ロックアップピストン(80)のストローク量(St)との和になるよう前記筒状部材(90,90B)を前記窪み部(35)に圧入する、ことを要旨とする。
本開示の発進装置(1,1B)の製造方法によれば、筒状部材(90,90B)を一端側から押圧して入力部材(3)の窪み部(35)に圧入する工程において、圧入後における入力部材(3)の側壁部(33)の外面(33b)から筒状部材(90,90B)の一端側の端面(91b)までの圧入高さ(Ph)が、入力部材(3)の対向面(33a)と入力部材(3)の側壁部(33)の外面(33b)との軸方向における第1距離(La)と、ロックアップピストン(80)の摩擦材(81)の端面(81a)と摩擦材(81)とは反対側の面(80a)との軸方向における第2距離(Lb)と、筒状部材(90)の一端の端面(91b)と位置決め部(92,99)においてロックアップピストン(80)と当接する当接面(92a,99a)との軸方向における第3距離(Ld)と、溶接歪みにより想定される入力部材(3)の軸方向における変形量(δ)と、軸方向におけるロックアップピストン(80)のストローク量(St)との和になるよう筒状部材(90,90B)を窪み部(35)に圧入する。このため、溶接歪みによる変形が生じても、ロックアップピストン(80)に取り付けられる摩擦材(81)の摩擦当接面(81a)と入力部材(3)の対向面(33a)との距離のバラツキ、即ち、ロックアップピストン(80)のストローク量のバラツキを抑えることができるから、ロックアップの応答性をより向上させることができる。
以上、本開示を実施するための形態について説明したが、本開示はこうした実施形態に何等限定されるものではなく、本開示の要旨を逸脱しない範囲内において、種々なる形態で実施し得ることは勿論である。
本開示は、発進装置の製造産業などに利用可能である。
1,1B 発進装置、3 フロントカバー、4 ポンプインペラ、5 タービンランナ、6 ステータ、7 ダンパハブ(出力部材)、8 ロックアップクラッチ、9 流体室、10 ダンパ装置、11 ドライブ部材、12 第1中間部材、14 第2中間部材、15 ドリブン部材、31 センターピース、32 カバー本体、33 側壁部、33a 対向面、33b 外面、34 外筒部、34a 端面、35 窪み部、39 ナット、40 ポンプシェル、41 ポンプブレード、42a 端面、44 連結部材、45,65 スラストベアリング、46,66 レース、49 アーク溶接部、50 タービンシェル、51 タービンブレード、60 ステータブレード、61 ブレード支持部、62 ワンウェイクラッチ、70 筒状部、71 外側延出部、80 ロックアップピストン、80a 面、81 摩擦材、81a 摩擦当接面、85 ロックアップ室、90,90B スリーブ、90a 圧入部、91 側壁部、91a 油路、91b 端面、92 突出部、92a 端面、94 端壁部、95 溝部、98 ワッシャ、99 スナップリング、99a 端面、CA 中心軸、EG エンジン、IS 入力軸、TC トルクコンバータ(流体伝動装置)、TM 変速機、SP1 第1スプリング、SP2 第2スプリング、SP3 第3スプリング。

Claims (5)

  1. 入力部材と、流体伝動装置を介して前記入力部材から動力が伝達される出力部材と、前記入力部材と前記出力部材とを連結するロックアップと該ロックアップの解除が可能なロックアップクラッチと、を備える発進装置であって、
    前記ロックアップクラッチは、ロックアップピストンと、前記ロックアップピストンの前記入力部材側の面に取り付けられる摩擦材とを有する単板式クラッチであり、
    前記入力部材は、径方向に延在する環状の側壁部を有し、前記側壁部の径方向の中心に軸方向に窪む窪み部が設けられ、
    前記ロックアップピストンを前記発進装置の軸方向に移動可能に支持する筒状部材を備え、
    前記筒状部材は、前記入力部材の前記窪み部に圧入された圧入部と、前記ロックアップピストンの前記摩擦材が取り付けられる面とは反対側の面に当接して前記ロックアップピストンを位置決めする位置決め部とを有する
    発進装置。
  2. 請求項1に記載の発進装置であって、
    前記筒状部材は、前記軸方向における前記圧入部側の端部が塞がれている
    発進装置。
  3. 請求項1または2に記載の発進装置であって、
    前記筒状部材は、外周面から径方向外側にフランジ状に突出する突出部を有し、
    前記突出部の前記軸方向における前記圧入部側の面は、前記ロックアップピストンの前記反対側の面と当接して前記位置決め部として機能する
    発進装置。
  4. 請求項1または2に記載の発進装置であって、
    前記筒状部材の外周面には、周方向に延びる溝部が形成されており、
    外周側が前記溝部から露出するように該溝部に弾性力により装着される弾性環状部材を備え、
    前記弾性環状部材の前記溝部から露出する部分は、前記軸方向における前記圧入部側で前記ロックアップピストンの前記反対側の面と当接して前記位置決め部として機能する
    発進装置。
  5. 入力部材と、流体伝動装置を介して前記入力部材から動力が伝達される出力部材と、前記入力部材と前記出力部材とを連結するロックアップと該ロックアップの解除が可能なロックアップクラッチと、を備え、
    前記ロックアップクラッチは、ロックアップピストンと、前記ロックアップピストンの前記入力部材側の面に取り付けられる摩擦材とを有する単板式クラッチであり、
    前記入力部材は、径方向に延在する環状の側壁部を有し、前記側壁部の径方向の中心に軸方向に窪む窪み部が設けられ、
    前記ロックアップピストンを発進装置の軸方向に移動可能に支持し、前記ロックアップピストンの前記摩擦材が取り付けられる面とは反対側の面に当接して前記ロックアップピストンを位置決めする位置決め部を有する筒状部材を備える
    発進装置の製造方法であって、
    (a)前記ロックアップピストンの摩擦材と対向する前記入力部材の対向面と前記入力部材の前記側壁部の外面との前記軸方向における第1距離と、前記ロックアップピストンの前記摩擦材の端面と前記摩擦材が取り付けられる面とは反対側の面との前記軸方向における第2距離と、前記軸方向における前記筒状部材の一端側の端面と前記位置決め部において前記ロックアップピストンと当接する当接面との前記軸方向における第3距離とを測定する工程と、
    (b)前記筒状部材に前記ロックアップピストンを組み付けて、前記入力部材の前記側壁部の前記外面を支持しながら前記筒状部材を前記一端側から押圧して前記入力部材の前記窪み部に圧入する工程と、
    (c)前記入力部材に前記流体伝動装置の構成部材を溶接により接合する工程と、
    を含み、
    前記工程(b)では、前記圧入後における前記入力部材の前記側壁部の前記外面から前記筒状部材の前記一端側の端面までの圧入高さが、前記第1距離と、前記第2距離と、前記第3距離と、前記工程(c)の溶接歪みにより想定される前記入力部材の前記軸方向における変形量と、前記軸方向における前記ロックアップピストンのストローク量との和になるよう前記筒状部材を前記窪み部に圧入する
    発進装置の製造方法。
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