JP2018127364A - 綾巻きパッケージを製造する繊維機械の作業ユニット用の糸スプライシング装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】綾巻きパッケージを製造する繊維機械の作業ユニット用の糸スプライシング装置であって、スプライシング角柱体の糸挿通スリットがスプライシング過程中に開放したままであり、スプライシング角柱体の糸挿通スリットの幅が、処理すべき糸材料の必要に合わせられる糸スプライシング装置を提供する。
【解決手段】スプライシング角柱体(23)は、スプライシング通路に対して真ん中に配置された案内部(19)を有しており、該案内部(19)内に、2つの挿入薄板(30A,30B)が移動可能に支持されており、該挿入薄板(30A,30B)はそれぞれ凹部を有していて、かつ該凹部によって糸挿入間隙(36)が生じるように位置決め可能であり、該糸挿入間隙(36)の幅(B)が、両方の挿入薄板(30A,30B)の相応の位置決めによって調節可能である。
【選択図】図5
【解決手段】スプライシング角柱体(23)は、スプライシング通路に対して真ん中に配置された案内部(19)を有しており、該案内部(19)内に、2つの挿入薄板(30A,30B)が移動可能に支持されており、該挿入薄板(30A,30B)はそれぞれ凹部を有していて、かつ該凹部によって糸挿入間隙(36)が生じるように位置決め可能であり、該糸挿入間隙(36)の幅(B)が、両方の挿入薄板(30A,30B)の相応の位置決めによって調節可能である。
【選択図】図5
Description
本発明は、2つの糸端部を結節部なしに糸継ぎする、綾巻きパッケージを製造する繊維機械の作業ユニット用の糸スプライシング装置であって、空気力供給可能なスプライシング通路を有するスプライシング角柱体を備えており、該スプライシング角柱体の糸挿通スリットがスプライシング過程中に開放したままである、糸スプライシング装置に関する。
繊維工業において、2つの糸端部を結節部なしに糸継ぎする糸スプライシング装置は、以前から従来技術の1つである。
特に自動綾巻きワインダの作業ユニットとの関連において使用されるこのような糸継ぎ装置は、空気力による2つの糸端部の渦動によって、本来の糸に似た強度を有するのみならず、ほぼ本来の糸と同じ外観をも有している糸継ぎ部の形成を可能にする。
このような自動綾巻きワインダの作業ユニットにおいては、スプライシングプロセス中に作業ユニットのうちの1つにおいて糸切れが生じた場合、または作業ユニットのうちの1つにおいて糸欠陥に基づいて確定されたクリアリング切断が必要となった場合に、切り離された糸の糸端部をまず、特殊な空気力装置によって糸スプライシング装置の領域に呼び戻すことが公知である。すなわち吸込みノズルが、いわゆる上糸の、綾巻きパッケージの表面に巻き上げられた糸端部を、綾巻きパッケージから呼び戻し、この糸端部を、場合によっては糸欠陥のクリアリング除去後に、糸スプライシング装置のスプライシング角柱体のスプライシング通路内に挿入する。このときさらに、上糸の糸端部は、スプライシング角柱体の上に配置された糸クランプ装置内に挿通され、かつスプライシング角柱体の下に位置決めされた糸切断装置内に挿通される。次いでまたはほぼ同時に、繰出し箇所に位置決めされている供給ボビンから延びていて巻取り中断後に通常糸テンショナにおいて固定されている、いわゆる下糸の糸端部も、負圧供給可能なグリッパ管を用いて、スプライシング角柱体のスプライシング通路内に挿入される。
このとき下糸の糸端部はさらに、スプライシング角柱体の下に配置された糸クランプ装置内に挿通され、かつスプライシング角柱体の上に配置された糸切断装置内に挿通される。
次いで糸端部は、糸切断装置によって所定長さに切断され、いわゆる保持兼解撚管内に吸い込まれ、そこで後続のスプライシングプロセスのために準備される。すなわち糸端部は、保持兼解撚管内においてまず十分に糸撚りを解消され、その後で、糸寄せ器によってスプライシング角柱体のスプライシング通路内に引き戻され、これにより糸端部はスプライシング通路内において、互いに逆向きに方向付けられて、並んで位置決めされ、そして最後に空気力によって渦動させられることができる。
上において示唆したように、このような糸スプライシング装置は、種々様々な実施形態において公知であり、数多くの特許出願書類において部分的に実に詳しく記載されている。
このような糸スプライシング装置は、例えば独国特許出願公開第3906354号明細書(DE 3906354 A1)に記載されているように、スプライシング角柱体のスプライシング通路の糸挿通スリットをスプライシング過程中に上方に向かって閉鎖する、旋回可能に支持されたカバーエレメントを備えていてもよいし、糸スプライシング装置は、例えば欧州特許出願公開第1522517号明細書(EP 1522517 A1)に記載されているように、スプライシング過程中に上方に向かって開放されたままの糸挿通スリットを備えたスプライシング通路を有していてもよい。
さらにこのようなスプライシング角柱体のスプライシング通路は、例えば独国特許出願公開第3906354号明細書によって公知であるように、直線的に一体に形成されていても、または例えば独国特許発明第3612229号明細書(DE 3612229 C2)に記載されているように、2部分から成る構成を有していてもよい。
すなわちスプライシング角柱体のスプライシング通路は、半径方向において互いに幾分ずらされて配置された2つのスプライシング通路室を有していてよく、これらのスプライシング通路室はそれぞれ、接線方向に開口する固有のスプライシング空気ノズルを有している。
糸端部がスプライシング過程中に流入するスプライシング空気によって上方に向かってスプライシング通路から吹き出されることを阻止するために、特に、スプライシング角柱体のスプライシング通路がスプライシング過程中に上方に向かって開放されたままである糸スプライシング装置では、スプライシング通路の糸挿入スリットの幅が、処理すべき糸材料に対して適合させられていると有利である。すなわち、細い糸材料を処理する場合には、細い糸端部がスプライシング空気によって上方に向かってスプライシング通路から吹き出されることを阻止するために、糸挿入スリットは、可能な限り細いことが望ましい。
しかしながらこのように形成されたスプライシング角柱体は、比較的太い糸材料の処理時には極めて不都合である。それというのは、比較的太い糸材料から成る糸端部を、細い糸挿通スリットを通して確実にスプライシング角柱体のスプライシング通路内に挿通することは、極めて困難だからである。
カバーなしのスプライシング角柱体によって種々様々な糸材料をも処理できるようにするために、したがって以前から、スプライシング通路の糸挿通スリットの幅に関しては妥協することが通常であった。すなわち、スプライシング角柱体のスプライシング通路の糸挿通スリットの幅は、通常しばしば、幅が細い糸材料に関しては幾分大き過ぎる状態に選択されており、しかしながら太い糸材料の処理時には、しばしば何とか我慢できる下限の範囲に位置するように、寸法設定されている。
上に述べた形式の糸スプライシング装置を出発点として、本発明の根底を成す課題は、スプライシング角柱体のスプライシング通路の糸挿通スリットの幅が、その都度最適に、処理すべき糸材料の必要に合わせられている糸スプライシング装置を提供することである。
この課題を解決するために本発明に係る糸スプライシング装置では、スプライシング角柱体は、スプライシング通路に対して真ん中に配置された案内部を有しており、該案内部内に、2つの挿入薄板が移動可能に支持されており、該挿入薄板はそれぞれ凹部を有していて、かつ該凹部によって糸挿入間隙が生じるように位置決め可能であり、該糸挿入間隙の幅が、両方の挿入薄板の相応の位置決めによって調節可能である。
本発明の有利な構成は、従属請求項の対象である。
糸スプライシング装置の本発明に係る実施形態には特に、糸挿入間隙の幅が常に簡単に糸適正に調節可能であるという利点がある。
すなわち太い糸材料の処理時には、凹部によって比較的大きな幅を有する糸挿入間隙が生じるように、挿入薄板を問題なく位置決めすることができ、これによってスプライシング角柱体のスプライシング通路内へのスプライシングすべき糸端部の挿通時には、まったく困難が生じない。
これに対して細い糸材料の処理時には、挿入薄板の凹部によって形成される糸挿入間隙の幅は、可能な限り小さくなるように、挿入薄板を位置決めすることができる。
このようにして細い糸材料から成る糸端部が、スプライシング過程中に流入するスプライシング空気によって上方に向かって開放したスプライシング通路から吹き出されることを、容易に阻止することができる。
このとき本発明に係る糸スプライシング装置のスプライシング角柱体は、両方の挿入薄板を収容する真ん中に配置された案内部を備えた、空気力供給可能な一体のスプライシング通路を有していても、または2つのスプライシング通路室を有していて、両スプライシング通路室の軸線が軸方向において互いに幾分ずらされて配置されている、空気力供給可能なスプライシング通路を備えていてもよい。
このような場合、移動可能に支持された挿入薄板を収容するための案内部は、ずらされて配置された両方のスプライシング通路室の接触箇所の領域に配置されている。
スプライシング通路の構成とは無関係に、それぞれ凹部を備えた挿入薄板の間には、狭窄部、いわゆる糸挿入間隙が生ぜしめられており、この糸挿入間隙によって、スプライシング過程中に、スプライシング通路内に位置決めされた糸継ぎすべき糸端部の移動に対して、ある一定の抵抗が作用させられる。すなわち、本発明のように形成されたスプライシング角柱体の使用によって、特に細い糸材料の糸端部が、スプライシング過程中に上方に向かってスプライシング通路から吹き出されるおそれが、大幅に減じられ得るのみならず、スプライシング空気の流れ成分によって、スプライシング角柱体のスプライシング通路内に配置された糸端部の軸方向における移動が生じることも阻止される。
好ましくは、両方の挿入薄板の凹部によって形成される糸挿入間隙は、スプライシング角柱体のスプライシング通路の糸挿通スリットに対して真ん中に位置決めされている。
このように構成されていると、吸込みノズルもしくはグリッパ管によってもたらされた糸端部を、常に問題なく、つまりほとんど失敗なしに、スプライシング角柱体のスプライシング通路内に挿通することができる。
本発明のように形成されかつ作動する糸スプライシング装置の使用によって、全体として、綾巻きパッケージを製造する繊維機械の作業ユニットの効率が、困難な糸材料においても極めて高くなる。
好適な実施形態では、さらに、糸挿入間隙の幅は無段階式に調節可能である。
このような構成によって、繊維機械の操作員は、その都度存在する糸材料の供給に対して、常に敏感に反応することができる。すなわち操作員は、存在する糸材料の最適な処理が保証されるように、スプライシング角柱体を常に問題なく調節することができる。
特に、弾性糸(Elastogarn)の処理との関連において、挿入薄板の凹部は、これらの凹部が、スプライシングすべき糸の、スプライシング過程中に公知のように強く巻縮する糸端部のための糸保持エレメントを形成するように、位置決めすることができる。つまり、特に特別な処理が施されない場合に、その所定長さへの切断後に、糸端部が強く巻縮する弾性糸は、挿入薄板の凹部における糸挿入間隙の領域において引っ掛かり、これによって、スプライシング角柱体のスプライシング通路内に配置された糸端部は、常に十分な糸長さを有することになり、その結果整然とした糸スプライシング部を形成することができる。
挿入薄板の材料もしくは製造に関しては、種々様々な可能性を提示することができる。
挿入薄板は、第1の好適な実施形態では、例えば打抜き部材として製造することができ、このような場合には、好ましくは金属製材料、例えば工具鋼から成っている。
しかしながら択一的な実施形態では、挿入薄板を工業用セラミックスから製造することが提示可能である。
このとき挿入薄板を打抜き部材として金属製材料から製造することには、特にかなり多くの個品数を製造する必要がある場合に、このような金属薄板打抜き部材の製造が、個品数が多くなればなるほど、より安価になるという利点がある。すなわち相応の打抜き工具を調製した後では、このような金属製打抜き部材の製造コストは、大部分が材料コストに制限される。
工業用セラミックスから製造された挿入薄板は、その製造に関して、工具鋼から成る同等の打抜き部材よりも確かに高価であるが、しかしながら、このような部材の耐用寿命はその高い摩耗強度に基づいて極めて長いという利点を有している。
好適な実施形態ではさらに、挿入薄板は、機械式の係止装置を用いて、スプライシング角柱体の案内部内において位置適正に固定可能である。すなわちスプライシング角柱体の案内部内に移動可能に支持された挿入薄板は、挿入薄板の凹部によって形成される糸挿入間隙が確定された幅を有するように、問題なく位置決め可能であるのみならず、その構造が比較的単純である機械式の係止装置によって、挿入薄板が調節された位置に留まることも確実に保証される。
挿入薄板は、例えば孔を備えており、これらの孔は、取付け状態においてスプライシング角柱体の相応の孔と対応する。
すなわち取付け状態において孔は、例えばねじボルトのような機械式のエレメントによって貫通係合され、これらのエレメントは、挿入薄板をその案内部内において固定するために役立つ。
次に、図面に示した実施形態を参照しながら、本発明を詳説する。
図1には、自動綾巻きワインダ1の実施形態における、綾巻きパッケージを製造する繊維機械の作業ユニット2が、側面図で略示されている。
このような自動綾巻きワインダ1は、互いに列を成して配置されていて多くの場合同じ形式で形成された複数のこのような作業ユニット2を有している。
これらの作業ユニット2において、例えばリング精紡機において製造された紡績コップ9であって、比較的僅かな糸材料を有する紡績コップ9である繰出しボビンが、大きな体積の綾巻きパッケージ15に巻き返され、これらの綾巻きパッケージ15は、その製造後に、機械長さの綾巻きパッケージ搬送装置21上に移送され、この綾巻きパッケージ搬送装置21から、機械端部側に配置されたパッケージチャージステーションに搬送される。
実施形態では、自動綾巻きワインダ1は、さらに、紡績コップ・空管搬送システム3として形成された機械固有の補給装置を備えており、この補給装置のうち、図1には単に、コップ供給区間4、可逆式に駆動可能な貯え区間5、巻取りユニット2に通じる横搬送区間6、および巻管戻し区間7だけが示されている。
巻取り運転中、この紡績コップ・空管搬送システム3において、紡績コップ9もしくは空管は、鉛直方向に方向付けられた状態で搬送皿8上に位置決めされて、循環する。
コップ供給区間4を介して供給されかつまずは貯え区間5において中間貯蔵された紡績コップ9は、このとき、それぞれ横搬送区間6の領域において作業ユニット2の高さに位置している繰出し箇所ASにおいて位置決めされ、次いで、大きな体積の綾巻きパッケージ15に巻き返され、このとき走行する糸は、巻取りプロセス中に同時に糸欠陥を監視され、糸欠陥は、場合によっては直ちにクリアリング除去される。
個々の作業ユニット2はそのために、公知のようにゆえに単に略示されているように、これらの作業ユニット2の整然とした運転を保証する種々様々な装置を有している。
このような作業ユニット2は、例えばそれぞれ、糸テンショナ、糸切断装置が接続された糸クリアラ、パラフィン処理装置、糸張力センサおよび下糸センサのような糸処理もしくは糸取扱い装置を備えている。
このような自動綾巻きワインダ1の作業ユニット2は、さらにそれぞれ、吸込みノズル12、グリッパ管25および糸スプライシング装置10を有している。さらにこのような自動綾巻きワインダ1は、通常しばしば、中央制御ユニット11を有しており、この中央制御ユニット11は、例えば機械バス16を介して、個々の作業ユニット2の作業ユニットコンピュータ29に接続されている。
図1からさらに分かるように、作業ユニット2は綾巻きパッケージ15を巻成するために、さらにそれぞれ巻取り装置24を有しており、この巻取り装置24は特に、パッケージフレーム28を有しており、このパッケージフレーム28は、旋回軸線22を中心にして可動に支持されていて、かつ綾巻きパッケージ15の巻管を回転可能に保持するための装置を備えている。
巻取りプロセス中に、パッケージフレーム28に自由回転可能に保持された綾巻きパッケージ15の表面は、例えばいわゆる糸ガイドドラム14に載置されていて、この糸ガイドドラム14により摩擦によって一緒に回転させられる。このような糸ガイドドラム14は、公知のようにいわゆる糸ガイド溝を有しているので、巻き上げられる糸は巻取りプロセス中にさらに案内され、糸が、綾振りされた巻成位置において巻取りパッケージに巻き上げられるようになっている。
しかしながら糸ガイドドラムの代わりに、溝のないパッケージ駆動ローラを使用することも可能であり、このパッケージ駆動ローラは、巻取りプロセス中に綾巻きパッケージを単に摩擦によって回転させるだけである。
このような場合には、綾巻きパッケージ15に巻き上げられる糸の綾振りは、例えばフィンガ糸ガイドを備えた別体の糸綾振り装置を用いて行われる。
旋回軸線13を中心にして制限されて回転可能に支持された吸込みノズル12は、巻取り中断後に上糸31の、綾巻きパッケージ15の表面に巻き上げられた糸端部を、収容して糸スプライシング装置10に引き渡したい場合に、使用される。
同様に、旋回軸線20を中心にして制限されて回転可能なグリッパ管25によって、巻取り中断後に、紡績コップ9に接続された下糸32の糸端部が取り扱われる。すなわちグリッパ管25は、糸テンショナにおいて固定された下糸32の糸端部を引き受け、そして下糸32を同様に糸スプライシング装置10に引き渡す。
糸スプライシング装置10は、好ましくは相応の(詳しくは示されていない)収容装置を介して、作業ユニット2のハウジング33に接続されていて、かつこのとき、このとき通常のように、正規の糸走路、つまり巻取りプロセス中に通常の糸走路に対して、幾分後退させられて配置されている。
公知のように、糸スプライシング装置10の領域にはさらに(詳しくは示されていない)保持兼解撚管が配置されており、これらの保持兼解撚管を用いて糸端部はスプライシング過程のために準備される。
さらに糸スプライシング装置10の領域には、図面を見易くする理由から同様に図示されていない、糸クランプ装置、糸切断装置および糸寄せ器のような追加的な糸取扱い装置が配置されている。
カバーエレメントなしに作動する糸スプライシング装置10は、以下において図2〜図5を参照しながら詳説するように、(図示されていない)空気分配体に配置されたスプライシング角柱体23を有しており、このスプライシング角柱体23は、圧縮空気を供給可能なスプライシング通路41を有しており、このスプライシング通路41の糸挿通スリット38は、スプライシング過程中に上方に向かって開放したままである。
内部において上糸31の糸端部と下糸32の糸端部とを空気力によって糸継ぎすることができる、スプライシング角柱体23のスプライシング通路41は、このとき、例えば独国特許発明第3612229号明細書(DE 3612229 C2)によって公知でありかつ図2および図5に示されているように、2つのスプライシング通路室17,18を有しており、これらのスプライシング通路室17,18の軸線26,27は、互いに対して幾分ずらされて配置されているか、または、図3に示されているように、一体的な連続するスプライシング通路41を備えている。
スプライシング角柱体23はさらに、スプライシング通路室17,18の軸線26,27に対して、もしくは連続するスプライシング通路41の軸線34に対して垂直に、2つの挿入薄板30A,30Bを収容する案内部19を有している。
2部分から成るスプライシング通路41のスプライシング通路室17;18のそれぞれの中には、もしくは連続する一体のスプライシング通路41内には、好ましくはそれぞれ斜め上から、図面を見易くする理由から図示されていない少なくとも1つのスプライシング空気ノズルが開口している。
このときスプライシング空気ノズル自体は、通常のように、繊維機械1の空気分配系に接続されており、この空気分配系を介して、スプライシング角柱体23のスプライシング通路41もしくはスプライシング通路41のスプライシング通路室17;18には、必要な場合に、圧縮空気が供給可能である。
図4に斜視図で示された挿入薄板30A,30Bは、制限されて移動可能に、スプライシング角柱体23の案内部19内に支持されており、かつそれぞれ1つの凹部37を有していて、この凹部37内においてスプライシング過程中に、上糸31および下糸32のスプライシングすべき糸端部が支持されている。
挿入薄板30A,30Bの相応の位置決めにより、凹部37によって、糸挿入間隙36が形成され、この糸挿入間隙36の幅Bは、無段階式に調節可能であり、かつ糸挿入間隙36の幅Bは、スプライシング角柱体23の糸挿通スリット38の幅とゼロ0との間において可変である。
挿入薄板30A,30Bは、例えば金属製の打抜き部材として形成されているか、または工業用セラミックスから製造されていて、それぞれ凹部37の他に、機械的な係止装置35の孔および凹部を有している。
本実施形態では、機械式の係止装置35は、例えばねじボルトによって形成され、これらのねじボルトは、取付け状態において、挿入薄板30A,30Bにおける図示された孔もしくは凹部、およびスプライシング角柱体23の孔に貫通係合する。
特に、本発明のように構成されたスプライシング角柱体23の運転状態を示す平面図である、図5から分かるように、スプライシング角柱体23の案内部19内には、挿入薄板30A,30Bが配置されていて、かつ機械式の係止装置35によって固定されている。このとき案内部19は、スプライシング角柱体23のスプライシング通路41の、ずらされて配置されたスプライシング通路室17,18の間において延びている。
挿入薄板30A,30Bに配置された凹部37は、糸挿入間隙36を形成しており、この糸挿入間隙36の幅Bは、上において述べたように、無段階式に調節可能である。すなわち、糸スプライシング装置10の運転状態において、挿入薄板30A,30Bは、例えばスプライシング通路41の、ずらされて配置されたスプライシング通路室17,18の間に配置された、スプライシング角柱体23の案内部19内において、挿入薄板30A,30Bの凹部37がスプライシング過程中に糸挿入間隙36を形成するように、位置決めされかつ固定されている。
糸挿入間隙36自体は、スプライシング空気流のための狭窄箇所と、上糸31および下糸32のスプライシングすべき糸端部のための係止箇所を形成していて、糸端部がスプライシング通路41から吹き出され得ることを阻止する。
図6には、比較的太い糸材料が処理される場合に与えられる状況が示されている。すなわち挿入薄板30A,30Bは、スプライシング角柱体23の案内部19において、その凹部37が比較的広幅の糸挿入間隙36を形成するように位置決めされている。このような比較的広幅の糸挿入間隙36によって、スプライシング通路41内への比較的太い糸端部の挿入をも保証することができる。
これに対して図7によれば、挿入薄板30A,30Bは案内部19内に、挿入薄板30A,30Bの凹部37によって形成された糸挿入間隙36が比較的細いように、位置決めされている。
このような比較的細い糸挿入間隙36は、細い糸材料を処理する場合であって、かつ流入するスプライシング空気が細くて軽い糸端部を上方に向かってスプライシング通路41から吹き出すことを阻止したい場合に使用される。
Claims (9)
- 2つの糸端部を結節部なしに糸継ぎする、綾巻きパッケージを製造する繊維機械(1)の作業ユニット(2)用の糸スプライシング装置(10)であって、空気力供給可能なスプライシング通路(41)を有するスプライシング角柱体(23)を備えており、該スプライシング角柱体(23)の糸挿通スリット(38)がスプライシング過程中に開放したままである、糸スプライシング装置(10)において、
前記スプライシング角柱体(23)は、前記スプライシング通路(41)に対して真ん中に配置された案内部(19)を有しており、該案内部(19)内に、2つの挿入薄板(30A,30B)が移動可能に支持されており、該挿入薄板(30A,30B)はそれぞれ凹部(37)を有していて、かつ該凹部(37)によって糸挿入間隙(36)が生じるように位置決め可能であり、該糸挿入間隙(36)の幅(B)が、前記両方の挿入薄板(30A,30B)の相応の位置決めによって調節可能であることを特徴とする、糸スプライシング装置(10)。 - 前記スプライシング角柱体(23)は、2つのスプライシング通路室(17,18)を備えたスプライシング通路(41)を有しており、前記スプライシング通路室(17,18)の軸線(26,27)は、軸線方向において互いにずらされて配置されている、請求項1記載の糸スプライシング装置(10)。
- 前記案内部(19)は、前記両方のスプライシング通路室(17,18)の間の領域に配置されている、請求項2記載の糸スプライシング装置(10)。
- 前記両方の挿入薄板(30A,30B)の前記凹部(37)によって形成された前記糸挿入間隙(36)は、前記スプライシング通路(41)の前記糸挿通スリット(38)の真ん中に配置されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の糸スプライシング装置(10)。
- 前記糸挿入間隙(36)の前記幅(B)は、無段階式に調節可能である、請求項1から4までのいずれか1項記載の糸スプライシング装置(10)。
- 前記糸挿入間隙(36)の前記幅(B)は、前記挿入薄板(30A,30B)の前記凹部(37)が、前記スプライシング過程中に強く巻縮する、弾性糸の糸端部(31,32)のための糸保持エレメントを形成するように調節可能である、請求項5記載の糸スプライシング装置(10)。
- 前記挿入薄板(30A,30B)は、打抜き部材として金属製材料から製造されている、請求項1から6までのいずれか1項記載の糸スプライシング装置(10)。
- 前記挿入薄板(30A,30B)は、工業用セラミックスから製造されている、請求項1から7までのいずれか1項記載の糸スプライシング装置(10)。
- 前記挿入薄板(30A,30B)は、機械式の係止装置(35)を用いて、前記スプライシング角柱体(23)の前記案内部(19)内において適正な位置に固定可能である、請求項1から8までのいずれか1項記載の糸スプライシング装置(10)。
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